JPWO2013145018A1 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

油上がりが少なく、高効率なスクロール圧縮機を提供する。
固定側平板部と、固定側平板部の一面に渦巻き形状を保持して立設される固定側ラップと、を有する固定スクロールと、旋回側平板部と、旋回側平板部の一面に渦巻き形状を保持して立設される旋回側ラップと、を有し、旋回側ラップと固定側ラップとが噛み合いながら、固定スクロールに対して旋回することにより圧縮室を形成する旋回スクロールと、底部に冷凍機油を貯留する油溜り部を有する密閉容器と、密閉容器に固定されたフレームと、旋回スクロールをシャフトを介して駆動する電動機と、フレームにシャフトを回転自在に保持する軸受部と、を備えたスクロール圧縮機において、電動機と軸受部との間に位置し、シャフトと一体で回転することにより、軸受部から流れる冷凍機油を外周側に排出するつば部を有し、つば部の直径は軸受部の直径よりも大きな直径とする。

Description

本発明は、スクロール圧縮機に関し、たとえば冷凍用や空調用などの冷凍サイクルに使用される冷媒圧縮機、或いは空気やその他のガスを圧縮するガス圧縮機として好適なスクロール圧縮機に関する。
スクロール圧縮機では、軸受等の摺動部を潤滑する冷凍機油が何らかの理由で圧縮冷媒とともに圧縮機外へ流出する、いわゆる油上がり現象が生じることがある。油の流出により、潤滑油不足による圧縮機の信頼性低下や、圧縮機下流の熱交換器性能低下等の問題が生じることから、高効率で高信頼性を有する圧縮機を提供するためには、油上がりを抑制する必要がある。油上がりの原因の1つには、油が主軸受からフレームシールとシャフトの隙間を流れる油漏れにより、油が主軸受下方のバランスウェイトで冷媒とともに撹拌され、冷媒と油が分離されないまま圧縮機外へ流出することが挙げられる。このような油上がりを抑制する従来技術としては特許文献1があり、一部引用すると以下の通りである。
密閉したチャンバ内に冷媒を圧縮するための圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する駆動軸と、該駆動軸を回転するための電動機部とを収納し、該電動機部は容器に固定した固定子と駆動軸に連結した回転子とを備え、前記駆動軸に前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを配置した回転型圧縮機において、前記バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、該ウェイトの径方向の反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部と、該ウェイト部と該カバー部で囲まれた中空空間を備え、該バランスウェイトと前記回転子は互いに接触しないように軸方向に隙間を設けて配置したことを特徴とする回転型圧縮機を用いることで、バランスウェイトによる油の撹拌を防ぎ、油上がりを抑制することができる。
一方、主軸受にすべり軸受を使用する構造において、軸受から下端へ油が漏洩するのを抑制する従来技術として、特許文献2がある。以下、一部抜粋する。ケーシング内に、モータと、モータに駆動軸を介して連結されたスクロール機構とが収納され、駆動軸は、駆動軸が貫通する軸受との間に潤滑油を供給して回転自在に支持されている。駆動軸の外周面と軸受の内周面とで構成される軸受部の軸方向端部には、周方向の油溝を有する油回収部が軸方向の一端部に形成されている。軸受には油通路が形成されている。油通路の一端は、油回収部に連通し、油通路の他端は、軸受における被覆端面に開口している。
また、近年では環境負荷低減や低コスト化のために省資源化が強く求められており、その実現には圧縮機の小径化や高効率化が必要である。圧縮機を高効率化する方法の1つとして、主軸受に転がり軸受を用いることで、摺動部によるエネルギー損失を低減する方法がある。例えば、主軸受に転がり軸受を用いた構造例として、特許文献3がある。
特開2010−138863号公報 特開2003−293954号公報 特開2004−316537号公報
転がり軸受では、内輪と外輪との間に多くの隙間が存在するため、シャフトと軸受の隙間が小さいすべり軸受のように、給油された油を軸受上方に汲みあげる構造は実現が難しく、潤滑のために給油された油の多くは軸受下方に落下する。軸受下方では、油がシャフトを伝ってバランスウェイト(あるいは電動機)まで落下するのを防止するため、フレームシールによりシールし、やや低い位置に設けられた排油穴に重力によって油が流れ込むことで、排油パイプを介して油を油溜りに戻していた。しかし、固定されたフレームシールと回転するシャフトの間には、ある程度の隙間が形成されるのが避けられず、排油パイプを通過せずに隙間から油が漏洩する問題があった。
さらに、圧縮機が小径化すると、漏洩した油が撹拌された後、再び分離されるためのケース内の空間も狭くなるため、バランスウェイト(あるいは電動機)での撹拌による油上がりへの寄与がより顕在化する問題があった。
本発明の目的は、スクロール圧縮機において、油上がりが少なく、高効率なスクロール圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、「固定側平板部と、該固定側平板部の一面に渦巻き形状を保持して立設される固定側ラップと、を有する固定スクロールと、旋回側平板部と、該旋回側平板部の一面に渦巻き形状を保持して立設される旋回側ラップと、を有し、前記旋回側ラップと前記固定側ラップとが噛み合いながら、前記固定スクロールに対して旋回することにより圧縮室を形成する旋回スクロールと、底部に冷凍機油を貯留する油溜り部を有する密閉容器と、該密閉容器に固定されたフレームと、前記旋回スクロールをシャフトを介して駆動する電動機と、前記フレームに前記シャフトを回転自在に保持する軸受部と、を備えたスクロール圧縮機において、前記電動機と前記軸受部との間に位置し、前記シャフトと一体で回転することにより、前記軸受部から流れる冷凍機油を外周側に排出するつば部を有し、該つば部の直径は前記軸受部の直径よりも大きな直径であること」を特徴とする。
本発明によれば、スクロール圧縮機において、油上がりが少なく、高効率なスクロール圧縮機を提供することが可能である。
実施例1における圧縮機を示す縦断面図。 転がり軸受を示す図であって、(a)は上面図、(b)は(a)におけるA−A断面図。 図1における、L部の部分拡大図。図中の矢印は油の流路を示す。 実施例2を示す図であって、(a)はシャフトの側面図、(b)はつば部の上面図、(c)は(b)におけるB−B断面図。 実施例3を示す図であって、(a)はシャフトの側面図、(b)は(a)におけるC−C断面図。 実施例4を示す図であって、(a)はシャフトの側面図、(b)は(a)におけるD−D断面図。 実施例5を示す図であって、シャフトのつば部における水平断面図。 実施例6を示す図であって、シャフトのつば部における水平断面図。 実施例7を示す図であって、図3と同じ部分における拡大図。図中の矢印は油の流路を示す。 従来例におけるスクロール圧縮機を示す縦断面図。 図10における、M部の部分拡大図。図中の矢印は油の流路を示す。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
まず、実施例1のスクロール圧縮機の基本的な構造について図面を用いて説明する。 図1は本発明の実施例1を示すスクロール圧縮機の縦断面図である。図に示すように、固定スクロール(固定スクロール部材)7は、円板状の固定側平板部7a(台板)と、この固定側平板部7aの上に渦巻状に立設された固定側ラップ7bと、固定側平板部7aの外周側に位置し、固定側ラップ7bの先端面と連続する鏡板面を有して固定側ラップ7bを囲む筒状の支持部7dとを有する。
渦巻き形状を保持した固定側ラップ7bが立設された固定側平板部7aの表面は、固定側ラップ7bの間にあるため歯底7cと呼ばれる。また、支持部7dが、旋回スクロール(旋回スクロール部材)8の旋回側平板部8a(鏡板)と接する面は、固定スクロール7の鏡板面7eとなっている。固定スクロール7は、その支持部7dがボルト等によりフレーム17に固定され、固定スクロール7と一体となったフレーム17は溶接等の固定手段によりケース(密閉容器)9に固定されている。
前記旋回スクロール8は、固定スクロール7に対向して配置され、固定スクロールの固定側ラップ7bと旋回スクロールの旋回側ラップ8bとが噛み合わされて、フレーム17内に旋回可能に設けられている。旋回スクロール8は、円板状の旋回側平板部8a、この旋回側平板部8aの表面である歯底8cから渦巻き形状を保持した旋回側ラップ8bが立設される。また旋回側平板部8aの背面中央に設けられたボス部8dを有する。さらに、旋回側平板部8aの外周部の、固定スクロール7と接する表面が、旋回スクロール8の鏡板面8eとなっている。
ケース9は、固定スクロール7と旋回スクロール8からなるスクロール部、モータ部16(16a:回転子、16b:固定子)及び潤滑油などを内部に収納したケース構造となっている。モータ部16の回転子16aと一体に固定されたシャフト(回転軸)10は、フレーム17に主軸受5を介して回転自在に支持され、固定スクロール7の中心軸線と同軸となっている。
シャフト10の先端にはクランク部10aが設けられており、このクランク部10aは旋回スクロール8のボス部8dに設けられた旋回軸受11に挿入され、旋回スクロール8はシャフト10の回転に伴い旋回可能に構成されている。旋回スクロール8の中心軸線は固定スクロール7の中心軸線に対して所定距離だけ偏心した状態となる。また、旋回スクロール8の旋回側ラップ8bは、固定スクロール7の固定側ラップ7bに周方向に所定角度だけずらして重ね合わせられている。12は、旋回スクロール8を固定スクロール7に対して、自転しないように拘束しながら相対的に旋回運動させるためのオルダムリングである。
モータ部16(電動機)によりシャフト10を回転駆動すると、シャフト10のクランク部10aから旋回軸受11を介して旋回スクロール8に伝えられ、旋回スクロール8は固定スクロール7の中心軸線を中心に、所定距離の旋回半径をもって旋回運動する。この旋回運動時に旋回スクロール8が自転しないように、オルダムリング12によって拘束される。また、旋回運動によってシャフト10に働く不均衡力を打ち消すため、バランスウェイト40が、モータ部16上方にシャフト10と一体で回転するように取り付けられる。
旋回スクロール8の旋回運動によって、固定側ラップ7b、旋回側ラップ8bの間にできる圧縮室13は中央に連続的に移動し、その移動に従って圧縮室13の容積が連続的に縮小する。これにより、吸込ポート14から吸込まれた流体(例えば、冷凍サイクルを循環する冷媒ガス)を各圧縮室13内で順次圧縮し、圧縮された流体は吐出ポート15からケース上部の吐出空間54に吐出される。吐出された流体は、吐出空間54からケース9内のモータ室52に入り、吐出パイプ6から圧縮機外、例えば冷凍サイクルに供給される。
潤滑油はケース9の底に貯留されており、シャフト10の下端には容積型または遠心式の給油ポンプ21を設けている。シャフトの回転とともに給油ポンプ21も回転させ、潤滑油を給油ポンプケース22に設けた潤滑油吸込口25から吸入して、給油ポンプの吐出口28から吐出する。吐出された潤滑油はシャフトに設けた貫通穴3を通って上部へ供給される。潤滑油の一部は、シャフト10に設けた横穴24を通って副軸受23を潤滑し、ケース底部の油溜り部53に戻る。その他大部分の潤滑油は、貫通穴3を通ってシャフト10のクランク部10a上部に達し、クランク部10aに設けた油溝57を通って旋回軸受11を潤滑する。その後、旋回軸受11の下方に設けた主軸受5を潤滑する。以降の油の流動経路については後述する。
以下では、主軸受5として転がり軸受を用いた場合について説明する。この主軸受5(軸受部)は、フレーム17にシャフト10を回転自在に保持するように作用するものである。軸受部における機械損失を低減し、圧縮機の効率を向上させるためには、転がり軸受あるいは玉軸受を使うことが望ましい。
図2は転がり軸受の構造の一例を示す図である。図2の転がり軸受は、外輪5aと、内輪5bと、円柱状の転動体5cで構成され、外輪5aと内輪5bの間に、それぞれに接するように複数の転動体5cが配置され、外輪5aと内輪5bは転動体5cを介して互いに独立かつ同心状に回転可能である。これらの接触部分を潤滑するために給油が行われ、潤滑後の油は軸受下方に落下する。
しかしながら、油が主軸受5の下方にあるバランスウェイト40(あるいは回転子16a)まで落下すると、油は回転によって撹拌されて細かい油滴となり、最終的に冷媒とともに圧縮機外へ流出する恐れがある。圧縮機外への油の流出は油上がりと呼ばれ、圧縮機内の潤滑油の不足による軸受信頼性の低下や、圧縮機の下流における熱交換器の性能低下、油冷媒分離器の設置によるコスト増加などの問題を引き起こすことから、油上がりを抑制することは圧縮機や圧縮機を含む冷凍サイクルの性能向上にとって重要な課題である。
図3は、本実施例の主軸受5周辺を拡大した縦断面図を示す図である。主軸受5潤滑後の油がバランスウェイト40(あるいは回転子16a)に落下するのを防止するため、主軸受5の下方には板部56(フレームシール)を設け、フレーム17やシャフト10とともに、主軸受5下方に油を一時的に貯留可能な空間を形成する。以下では、この空間を排油空間59と呼ぶこととする。排油空間59の外周側のフレーム17又は板部56には排油穴26bを設け、排油穴26bには排油パイプ26aを接続する。排油パイプ26aの逆側の端は、ケース9底部の油溜り部53に位置し、排油パイプ26aは排油空間59と油溜り部53を連通する。
図10、図11は、この排油空間59、排油穴26b、排油パイプ6aにより油を排出する構造を示す図であるが、この構造では、板部56とシャフト10の隙間からの油の漏洩を抑制しきれない問題がある。そこで、本実施例では、図3で示すように、排油空間59内のシャフト10の一部に、主軸受5部のシャフト10の径よりも大きい径を有する円盤状のつば部58を設ける。すなわち、このつば部58は電動機(モータ部16)と軸受部(主軸受5)との間に位置し、シャフト10と一体で回転することにより、軸受部(主軸受5)から流れる冷凍機油を外周側に排出するものであり、該つば部58の直径は軸受部(主軸受5)の直径よりも大きな直径となるように構成したものである。
上述した本実施例の構造における、主軸受5潤滑後の油の流動経路について説明する。主軸受5を潤滑した油は、主軸受5下方のシャフト10に設けた円盤状のつば部58に落下する。つば部58はシャフト10と一体で回転しており、つば部上面58aに落下した油は、遠心力によって排油空間59内の外周側へと飛散する。なお、板部56は、つば部58と電動機(モータ部16)との間に密閉容器(ケース9)又はフレーム17に固定され、軸受部(主軸受5)から流れる冷凍機油を保持するものであり、つば部58が回転することで冷凍機油は板部56上を流れ、外周側に排出される。排油空間59の外周側には、フレーム17又は板部56に排油穴26bが設けられ、さらに排油穴26bと油溜り部53とを連通する排油パイプ26aが設けられている。つば部58の遠心力によって外周側へ誘導された排油空間59内の油は、これらを通過して圧縮機底部の油溜り部53へと排出される。
以上のように、本実施例の構造では、シャフト10のつば部上面58aに落下する主軸受5潤滑後の油排出を促進する効果があるとともに、次の効果も発揮する。図11に、図3に対応してつば部58の無いスクロール圧縮機を示しているが、図11において主軸受5給油後の油漏れは、シャフト10と板部56の隙間から生じるものであった。一方、この隙間は、排油空間59の中心側に位置しており、図3で示した本実施例における構造では、つば部58によって外周側に飛ばされた油が、つば部58の下面58bと板部56の上面58aの間を通過した後に、油漏れが生じる。しかしながら、つば部58の回転効果により、つば部58の下面58b付近の油に対しても遠心力が働くことから、上述の油漏れの流路に対して抵抗力が生じ、油漏れが抑制される。
本実施例の構造では、上述したように、遠心力による油の排出促進と、油漏れの流路に対する抵抗力の発生の2つの効果により、排油空間59からバランスウェイト40(あるいはモータ部16)へ漏れる油を低減し、主軸受5に高効率な転がり軸受を用いても油上がりの少ない圧縮機を提供することができる。
次に実施例2について図面を用いて説明する。
図4は本実施例のスクロール圧縮機の構成を示す図である。図4に示すように、シャフト10とつば部58を別体(別部品)で製造し、つば部58をシャフト10に圧入する構造も考えられる。シャフト10は母材を削り出して製造することが多いため、シャフト10とつば部58が一体の構造よりも、別体の構造にした方がシャフト10の最大径を小さくでき、シャフト10を製造する際に削り出す母材の量を低減できる。その結果、より低コスト化、省資源化を図ることができる。
次に実施例3について図面を用いて説明する。
図5は本実施例のスクロール圧縮機の構成を示す図である。実施例2では、つば部58の上面58a、下面58bは平面であり、つば部58の回転による平面上の各点における速度ベクトルは、その平面内に含まれ、油と平面との界面に対して平行となる。よって、つば部58の上面58a、下面58bに付着する油への力は、油の粘性によるせん断応力を通じてのみ伝達するため、力の伝達にはさらに向上の余地がある。
そこで、本実施例では、図5に示すように、つば部58の上面若しくは下面の少なくとも一方に、シャフト10側面付近から外周方向に向かう複数の直線状の溝58cを形成したものである。これにより、溝58cの中に溜まった油に対しては、溝58c底面からのせん断応力に加え、溝58c側面からの垂直応力も働くことで、油に対する遠心力の働きがより強くなり、より効果的に排油空間59の油を排出することで、油漏れを低減することができる。なお、溝の形状は動径に必ずしも沿う必要はなく、シャフト10の側面付近からつば部58の外周まで至るような直線状または曲線状でもよい。
次に、実施例4について図面を用いて説明する。
図6は本実施例のスクロール圧縮機の構成を示す図である。第1〜3の実施例では、つば部58の外周形状は円形を想定していたが、必ずしも円形である必要はない。本実施例では図6に示すように、つば部58の外周形状を六角形としたものである。さらに、六角形に限らず、このようにつば部58を多角形にしたときの効果を以下で説明する。つば部58が多角形であるとき、円形の場合と違ってシャフト10中心からつば部58側面までの距離は一定でなく、排油空間59に固定された系から見ると、つば部58側面と排油空間59内壁の径方向隙間の距離は、シャフト10の回転によって非定常に変動する。従って、つば部58を多角形にすることにより、つば部58側面の油を径方向外側に押し出す効果が得られ、特に隙間が小さくなる多角形の角部が通過する度に、排油空間59内の油は外周側へかき出される。これにより、排油空間59からの油の排出をさらに促進し、シャフト10と板部56の間からの油漏れをより低減することができる。
次に、実施例5について図面を用いて説明する。
図7は本実施例のスクロール圧縮機の構成を示す図である。図7には、シャフト10と、板部56と、排油パイプ26aを抜粋したときの、つば部58の位置における水平断面図を、排油パイプ26aの向きが図の横方向となるように回転して示す。
以下では、本実施例のより一般的な特徴を示した後、さらに具体例を示す。排油パイプ26aの排油空間59側の開口部付近における中心軸上の直線を考える。ただし、図7のように排油パイプ26aの中心軸がシャフト10の中心軸を通過する場合以外(例えば後述する実施例6)は、排油パイプ26aの中心軸に平行であってシャフト10中心軸を通過する直線を考える。また、排油パイプの中心軸が水平面に対して傾いている場合は、水平面への射影をとり、水平な直線を得る。次に、得られた直線に沿って、シャフト10中心軸上で原点Oをとり、排油パイプ26aが負の方向に位置するようにx軸をとる。また、z軸を鉛直上向きが正になるようにとり、xyz座標が右手系デカルト座標となるようにy軸をとる。このとき、図7で示したように、シャフト10が上から見て時計回り、即ち回転ベクトルがz軸負方向を向く場合、つば部58によって飛散する油の接線速度と排油パイプの方向とを近付けることを考えると、つば部58上の各点の接線速度が排油パイプ26aに向かう成分をもつことから、油が排油パイプ26a方向へ飛散する、図7左下のxy座標の第三象限に排油穴を設けることが望ましい。一方、排油穴26bを多く設け過ぎることは、つば部58の回転による遠心力効果が及ぶ範囲が相対的に狭くなるため、避けるべきである。従って、本実施例では、第二、第三象限における排油穴26bの開口部の面積をそれぞれS2、S3とおくとき、シャフト10の回転ベクトルがz軸下向きの場合、S2<S3とする。同様に、回転ベクトルがz軸上向きの場合、S2>S3とする。これにより、つば部58で飛散した油を排油パイプ26aから排出する流路が飛散方向に沿って確保でき、より効率的に排出することが可能となって、シャフト10と板部56の間からの油漏れを低減することができる。
以上をより具体的に実現した一例を、図7を用いて説明する。本実施例では、排油パイプ26aの排油穴26b接続部分における中心軸の延長線がシャフト10中心軸と交わるように、排油パイプ26aを設ける。このとき、排油パイプ10中心軸はx軸と一致する。x軸とつば部58の外周との交点をPとおき、Pにおけるつば部58の速度ベクトルvとする。このとき、排油パイプ26aの開口面上で中心軸からvの方向に最も離れた点をAとおき、Aから排油パイプ26a中心軸に平行に伸ばした直線と板部56内壁との交点をBとおく。一方、排油パイプ26aの開口面上で中心軸からvと反対の方向に最も離れた点をCとおき、Cから板部56の内壁に接するように直線を引いた時の接点をDとおく。このとき、ABCDで囲まれる部分に空間を設け、これを排油穴26bとする。これにより、つば部58によって接線速度成分をもちながら飛散する油を排出する流路が拡大し、より効率的に排油空間59から油を排出可能となる。図7ではシャフト10の回転ベクトルはz軸負の向きであり、S2<S3を満たしている。
なお、より簡単に説明すると、本実施例の構成は、排油パイプ26aの内周側に開口する開口部とシャフト10の中心部とを繋げ、かつつば部58と平行な直線をx軸とし、該x軸と垂直であり、かつつば部58と平行な直線をy軸とし、排油穴26bのうち、x軸及び前記y軸で構成されるxy座標の第二象限における面積をS2、第三象限における面積をS3としたとき、シャフト10がxy座標上で時計周りに回転する場合には、排油穴26bはS2<S3となるように構成され、一方でシャフト10がxy座標上で反時計周りに回転する場合には、排油穴26bはS2>S3となるように構成されるものである。
実施例6は実施例5の変形例であり、実施例5で説明した座標系や記号、及び図8を用いて説明する。図8には、図7と同様に、シャフト10と、板部56と、排油パイプ26aを抜粋したときの、つば部58の位置における水平断面図を示す。
本実施例では、排油パイプ26aの中心軸の延長線がシャフト中心軸と一致しないようにずらし、排油パイプ26aと排油穴26bが直線状になるように排油穴26bを設けたことを特徴とする。図8にはシャフト10の回転が時計回り、即ち回転ベクトルがz軸負の向きである場合を示しており、このとき、排油パイプ26aを、xy座標の第三象限に位置するよう設けることで、S2(=0)<S3を満たし、より効率的な油の排出が可能となる。換言すると、シャフト10の中心部を通り、かつ排油パイプ26aの内周側に向かう直線と平行な直線をx軸とし、x軸と垂直であり、かつつば部58と平行な直線をy軸とし、排油穴26bのうち、y軸方向の中心部からy軸方向上側の面積をS2(≠0)、y軸方向下側の面積をS3(図8で図示しているものと異なる面積)としたとき、シャフト10がxy座標上で時計周りに回転する場合には、排油穴はS2<S3となるように構成され、一方でシャフト10がxy座標上で反時計周りに回転する場合には、排油穴排油穴26bはS2>S3となるように構成される。
次に、実施例7について図9の圧縮機縦断面の主軸受5付近の拡大図を用いて説明する。この構造は、シャフト10につば部58を設ける代わりに、転がり軸受である主軸受5の外輪5aの下端に、該主軸受5と一体で構成され、転動体5cに接する外輪5aの外径よりも大きい外径を有するつば部58を設けることを特徴とする。これにより、主軸受5潤滑後に落下する油を、外輪5aのつば部58の遠心力により外周側へ飛散させ、排油空間59からの油排出を促進することで、シャフト10と板部56の間からの油漏れを低減し、圧縮機の油上がりを低減することができる。
以上の何れかの実施例のスクロール圧縮機を、該スクロール圧縮機により圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器により凝縮された冷媒を減圧する減圧手段(膨脹弁)と、減圧手段(膨脹弁)により減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器と、該蒸発器に対して送風を行う送風手段と、を備えた冷凍サイクル装置に採用することで、油上がりを低減し、効率の良い空調用の冷凍サイクル装置を提供することが可能である。
3 貫通穴
5 主軸受(5a:外輪、5b:内輪、5c:転動体、5d:つば部)
6 吐出パイプ
7 固定スクロール(7a:固定側平板部、7b:固定側ラップ、7c:歯底、7d:支持部、7e:鏡板面)
8 旋回スクロール(8a:旋回側平板部、8b:旋回側ラップ、8c:歯底、8d:ボス部、8e:鏡板面)
9 ケース(密閉容器)
10 シャフト(回転軸)(10a:クランク部)
11 旋回軸受
12 オルダムリング
13 圧縮室
14 吸込ポート
15 吐出ポート
16 モータ部(16a:回転子、16b:固定子)
17 フレーム
18 背圧室
21 給油ポンプ
22 給油ポンプケース
23 副軸受
24 横穴
26 油排出経路(26a:排油パイプ、26b:排油穴、26c:掘込部)
28 給油ポンプ吐出口
40 バランスウェイト
52 モータ室
53 油溜り部
54 吐出空間
56 板部
57 油溝
58 つば部(58a:上面、58b:下面)
59 排油空間

Claims (12)

  1. 固定側平板部と、該固定側平板部の一面に渦巻き形状を保持して立設される固定側ラップと、を有する固定スクロールと、
    旋回側平板部と、該旋回側平板部の一面に渦巻き形状を保持して立設される旋回側ラップと、を有し、前記旋回側ラップと前記固定側ラップとが噛み合いながら、前記固定スクロールに対して旋回することにより圧縮室を形成する旋回スクロールと、
    底部に冷凍機油を貯留する油溜り部を有する密閉容器と、
    該密閉容器に固定されたフレームと、
    前記旋回スクロールをシャフトを介して駆動する電動機と、
    前記フレームに前記シャフトを回転自在に保持する軸受部と、を備えたスクロール圧縮機において、
    前記電動機と前記軸受部との間に位置し、前記シャフトと一体で回転することにより、前記軸受部から流れる冷凍機油を外周側に排出するつば部を有し、
    該つば部の直径は前記軸受部の直径よりも大きな直径であることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    前記つば部と前記電動機との間に前記密閉容器に固定され、前記軸受部から流れる冷凍機油を保持する板部を備え、
    前記つば部が回転することで冷凍機油は前記板部上を流れ、外周側に排出されることを特徴とするスクロール圧縮機。
  3. 請求項2に記載のスクロール圧縮機において、
    前記つば部が回転することで冷凍機油は前記板部上を流れ、外周側に排出された後に、前記フレーム又は前記板部に形成された排油穴に流入し、
    該排油穴と前記油溜り部とを連通する排油パイプを通って前記油溜り部に流れることを特徴とするスクロール圧縮機。
  4. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    前記軸受部は、転がり軸受または玉軸受により構成されることを特徴とするスクロール圧縮機。
  5. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    前記つば部の軸方向の位置は、排油パイプの軸方向の位置と一致していることを特徴とするスクロール圧縮機。
  6. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    前記つば部は、前記シャフトと別部品で構成されたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  7. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    前記つば部の上面若しくは下面の少なくとも一方に、前記シャフト側面付近から外周方向に向かう複数の直線状または曲線状の溝が形成されたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  8. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    前記つば部の外周形状は、多角形であることを特徴とするスクロール圧縮機。
  9. 請求項3に記載のスクロール圧縮機において、
    前記排油パイプの内周側に開口する開口部と前記シャフトの中心部とを繋げ、かつ前記つば部と平行な直線をx軸とし、
    該x軸と垂直であり、かつ前記つば部と平行な直線をy軸とし、
    前記排油穴のうち、前記x軸及び前記y軸で構成されるxy座標の第二象限における面積をS2、第三象限における面積をS3としたとき、
    前記シャフトが前記xy座標上で時計周りに回転する場合には、前記排油穴はS2<S3となるように構成され、
    一方で前記シャフトが前記xy座標上で反時計周りに回転する場合には、前記排油穴はS2>S3となるように構成されることを特徴とするスクロール圧縮機。
  10. 請求項3に記載のスクロール圧縮機において、
    前記シャフトの中心部を通り、かつ前記排油パイプの内周側に向かう直線と平行な直線をx軸とし、
    該x軸と垂直であり、かつ前記つば部と平行な直線をy軸とし、
    前記排油穴のうち、前記y軸方向の中心部からy軸方向上側の面積をS2、y軸方向下側の面積をS3としたとき、
    前記シャフトが前記xy座標上で時計周りに回転する場合には、前記排油穴はS2<S3となるように構成され、
    一方で前記シャフトが前記xy座標上で反時計周りに回転する場合には、前記排油穴はS2>S3となるように構成されることを特徴とするスクロール圧縮機。
  11. 請求項1に記載のスクロール圧縮機において、
    前記軸受部は、前記シャフトに固定された内輪と、前記フレームに固定された外輪と、前記外輪と前記内輪の両方に接するように配置された複数の転動体と、を備えて構成され、
    前記つば部は前記軸受部と一体で構成され、さらに、
    前記つば部の外径は、前記軸受部における前記外輪と前記転動体とが接触する部分における外径より大きくなるように構成されたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  12. 請求項1〜11の何れかに記載のスクロール圧縮機を用いて構成した空調用の冷凍サイクル装置。
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