JPWO2013099445A1 - 内視鏡用バルブ - Google Patents

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Abstract

第1の内視鏡用バルブ(122)は、シリンダ(140)、ピストン(160)、第1のシリンダライナ(170)、スリーブ(180)、及び受け座(200)を主に備える。シリンダ(140)は、有底筒形であって、シリンダ外周面(142)に設けられたスリット(143)を備える。第1のシリンダライナ(170)は、円筒形であって、全長に渡ってシリンダ内周に挿入される。受け座(200)及びシリンダ(140)の外周の一部を覆うように、筒状のスリーブ(180)が設けられる。スリーブ(180)は、スリーブ内周面の先端付近に設けられるダボ(182)を有する。ダボ(182)がスリット(143)と係合して、スリーブ(180)が軸方向及び周方向にシリンダ(140)と固定される。これにより、ピストン(160)は、第1のシリンダライナ(170)の軸方向に進退可能となるようにシリンダ(140)及び第1のシリンダライナ(170)に固定される。

Description

本発明は、内視鏡に設けられて気体又は液体の流れを制御する内視鏡用バルブに関する。
内視鏡は、内視鏡先端部まで液体又は気体を送り出す送気・送水管路、又は内視鏡先端部から所望の物体を吸引するための吸入管路を備える。送気・送水管路及び吸入管路の途中には内視鏡用バルブが設けられて、流体の流れを制御する。
内視鏡用バルブは、シリンダと、シリンダ内側に挿入されるピストンとから主に構成される。シリンダとピストンは滅菌や維持補修のため分解可能に設計される。特開平5−95897号公報(特許文献1)は、ピストンをシリンダに取り付ける構成として、ピストン外周面に設けられた凸部をシリンダの内周面に設けられた係合溝に係合させる構成を開示し、特開2009−201845号公報(特許文献2)は、ピストン外周面に設けられた抜け止め突起をシリンダの内側全周に設けられたガイド溝に沿わせる構成を開示する。ピストンは変形可能なプラスチック部材から成り、凸部とその周辺部分が変形することによりシリンダ内部を係合溝まで凸部が移動する。ピストンをシリンダから取り外す構成として、ピストンをシリンダに対して回転させたとき、ピストンに設けたカム部がシリンダに設けたカム溝に沿って移動し、これによりシリンダから抜け出る方向にピストンが移動する。
特許文献1に記載の構成は、凸部を係合溝に嵌め込むため、凸部を有するピストンを変形可能な樹脂によって形成しなければならない。樹脂は金属等と比較すると柔らかいため、ピストンの強度が低くなる。ピストンの強度が低いと、着脱の繰り返しにより凸部が削れて凸部と係合溝との間に隙間が生じたり、落下時の衝撃によりピストンが変形したりする可能性が生じる。また、ピストンがシリンダに対して自由に回転できるため、ピストンに接続された口金に回転方向の力が加わると、ピストンが回転してシリンダから脱落してしまうおそれがある。また、特許文献2に記載の構成では、使用時に抜け止め突起とガイド溝とが一致して、ピストンがシリンダから抜けてしまうおそれがある。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、ピストンがシリンダから容易に抜けることなく、かつ容易に組み立て、分解が可能な内視鏡用バルブを得ることを目的とする。
本願発明による内視鏡用バルブは、外側面に溝を有する筒形のシリンダと、シリンダの内周面に挿入される筒形のシリンダライナと、シリンダライナの内周に挿入されるピストンと、シリンダの開口端の少なくとも一部を覆うスリーブリブと、開口端の外周面の少なくとも一部を覆うスリーブスカートと、スリーブスカートから外周面に向けて突出して溝と係合するピンとを有するスリーブとを備え、シリンダライナは、シリンダライナの外周から径方向外側に向けて突出するリブを備え、ピンが溝と係合したとき、スリーブリブはリブをシリンダの開口端に係止させることを特徴とする。
シリンダライナは、シリンダに対して回転可能に保持されることが好ましい。
溝は、シリンダの軸方向に対して略直角に延びることが好ましい。
シリンダライナは、シリンダライナの開口部に取り付けられる筒形の受け座をさらに備え、ピストンは、ピストンの外周面から径方向外側に向けて突出するピストンリブを備え、受け座は、シリンダライナの内周面から径方向内側に向けて突出する突起を備え、ピストンリブが突起と係合することにより、ピストンが所定位置を超えて移動せず、シリンダライナに対して回転可能となるように構成されても良い。
ピストンは、ピストンの外周面から径方向外側に向けて突出するピストンリブを備え、シリンダライナは、シリンダライナの内周面から径方向内側に向けて突出する突起を備え、ピストンリブが突起と係合することにより、ピストンが所定位置を超えて移動せず、シリンダライナに対して回転可能となるように構成されても良い。このシリンダライナは、後述する第1の実施形態における第1のシリンダライナ170及び受け座200、又は第2の実施形態における第2のシリンダライナ370に相当し、第1のシリンダライナ170においては、受け座200の端面202及び内側リブ373が突起を成す。
内視鏡用バルブは、スリーブリブとリブとの間に設けられる弾性部材と、シリンダライナの外側面に取り付けられてスリーブリブと係合する押さえ部材とをさらに備え、弾性部材は、スリーブリブを開口端と反対方向に付勢して、押さえ部材に係合させてもよい。
スリーブは円筒形状であって、円筒形状の側壁の一部が欠落した形状を有し、スリーブスカートは、スリーブの軸回りに対して所定の角度範囲に渡って設けられてもよい。
シリンダは、有底円筒状であって、スリーブスカートは、シリンダの周方向において外周面の3/4を覆い、スリーブリブは、円環形状を有し、開口端を全周にわたって覆うことが好ましい。
弾性部材は、円環形状を有するワッシャが好適である。
シリンダの底部には第1の管口が設けられ、シリンダライナの側面には第2の管口が設けられ、ピストンがシリンダ内の第1の位置まで挿入されると、第1の管口と第2の管口とが接続され、第1の位置よりも浅い第2の位置までピストンがシリンダ内に挿入されると、第1の管口と第2の管口とが遮断されることが好ましい。
本発明によれば、ピストンがシリンダから容易に抜けることなく、かつ容易に組み立て、分解が可能な内視鏡用バルブを得る。
第1の実施形態による内視鏡を示した図である。 図1のII−II線における内視鏡用バルブの断面図である。 第1のスリーブを上方斜めから見た斜視図である。 第1のスリーブを下方斜めから見た斜視図である。 図2のA方向から見たシリンダの側面図である。 ピストンをシリンダに取り付ける工程を示した図である。 シリンダに対してピストンを押し込んだときの状態を示した断面図である。 第2の実施形態による内視鏡用バルブの断面図である。 第2のスリーブを上方斜めから見た斜視図である。 第2のスリーブを下方斜めから見た斜視図である。 第3の実施形態によるスリーブを上方斜めから見た斜視図である。 第3のスリーブを下方斜めから見た斜視図である。
100 内視鏡
110 挿入部
120 操作部
121 鉗子口
122 第1の内視鏡用バルブ
123 スイッチ
124 負圧ニップル
125 操作部外壁
126 管
127 バルブ穴
130 コネクタ
131 ユニバーサルケーブル
132 信号端子
133 照明端子
140 シリンダ
141 シリンダ内周面
142 シリンダ外周面
143 スリット
144 軸方向溝
145 周方向溝
146 負圧穴
160 ピストン
161 ピストンリブ
162 細径部
163 先端部
170 第1のシリンダライナ
171 係合部
172 流路部
173 流出部
174 外周面
180 第1のスリーブ
181 スリーブリブ
182 ダボ
183 スリーブ本体
185 ライニング
186 スリーブ上部
187 スリーブスカート
190 ボタン
200 受け座
201 第1の受けリブ
202 端面
203 リング溝
220 指標部材
231 輪
232 ウェーブワッシャ
234 第1のOリング
235 第2のOリング
236 第3のOリング
237 第4のOリング
238 第5のOリング
239 吸入管
本発明の第1の実施形態による内視鏡100について図1から7を用いて説明する。
まず、図1を用いて内視鏡100について説明する。内視鏡100は、被験者の体内に挿入される挿入部110と、術者が保持する操作部120と、図示しない内視鏡プロセッサと内視鏡100とを接続するコネクタ130とを主に備える。ユニバーサルケーブル131がコネクタ130と操作部120とを接続する。
挿入部110の遠位端には、図示しないCCDユニット、吸入口、及び照明レンズ等が設けられる。CCDユニットには、図示しない信号線が接続される。CCDユニットは、観察対象物を撮像して得られた画像信号を信号線を介してコネクタ130に送信する。吸入口には、図示しない吸入管が接続される。吸入管は、挿入部110の内部に沿って操作部120まで延びる。照明レンズは、観察対象物を照明するために照明光を照射するレンズであって、コネクタ130から延びる照明ファイバが接続される。
操作部120は、鉗子口121、第1の内視鏡用バルブ122、及びスイッチ123を有する。鉗子口121は、吸入管に接続される。鉗子口121に挿入された鉗子は、吸入管の内部に沿って遠位端まで運ばれる。第1の内視鏡用バルブ122は、押し下げることによって吸入口に負圧を供給するバルブであって、負圧ニップル124が接続される。負圧ニップル124には、図示しない負圧管が接続され、第1の内視鏡用バルブ122に負圧を供給する。第1の内視鏡用バルブ122を押し下げると、負圧ニップル124と吸入管とが接続されて、負圧ニップル124から吸入口まで負圧が供給される。第1の内視鏡用バルブ122の詳細については後述される。スイッチ123は、内視鏡100及び内視鏡プロセッサを操作するために用いられる。
コネクタ130は、図示しない内視鏡プロセッサに接続される信号端子132と、図示しない照明ユニットに接続される照明端子133とを有する。信号端子132は、コネクタ130内において信号線に接続され、CCDユニットからの画像信号を内視鏡プロセッサに送信する。照明端子133は、コネクタ130内において照明ファイバに接続され、照明光を照明レンズまで送信する。
次に、図2を用いて第1の内視鏡用バルブ122について詳細に説明する。
第1の内視鏡用バルブ122は、シリンダ140、ピストン160、第1のシリンダライナ170、第1のスリーブ180、及び負圧ニップル124を主に備える。
シリンダ140は、有底筒形であって、円筒形状のシリンダ内周面141と、シリンダ外周面142に設けられたスリット143と、底部に開口する負圧穴146を備える。シリンダ140は、操作部120の外側から操作部外壁125に設けられたバルブ穴127に挿入され、バルブ穴127の内側から止め管126により固定される。シリンダ外周面142とバルブ穴127との間には、第1のOリング234が設けられ、操作部120の外部と内部との間に気密性を確保する。負圧穴146には、吸入口から延びる吸入管239が接続される。
ピストン160は、円筒形である。第1のシリンダライナ170は、円筒形であって、最も径方向厚さが薄い係合部171と、次に径方向厚さが薄い流路部172と、最も径方向厚さが厚い流出部173とを有し、全長に渡ってシリンダ内周に挿入され、第1のシリンダライナ170の外周面174がシリンダ内周面141と接触する。
ピストン160は、軸方向の略中央から全周にわたって径方向外側に突出するピストンリブ161と、径方向に抉られた細径部162と、細径部162よりも径が大きい先端部163とを有し、全長の略1/3が第1のシリンダライナ170の内周に挿入される。第1のシリンダライナ170の内周とピストン160との間に、筒状の受け座200が挿入される。第1のシリンダライナ170及び受け座200が、シリンダ140の内周面141に挿入される筒形のシリンダライナを構成する。先端部163には全周にわたって、第4のOリング237が取り付けられる。また、細径部162よりも上方に第5のOリング238が取り付けられる。
受け座200は、外周面174に設けられたリング溝203と、軸方向の略中央から全周にわたって径方向外側に突出する第1の受けリブ201とを有し、全長の略1/2が係合部171の内周面に挿入される。第1の受けリブ201は、第1のシリンダライナ170の端部及びシリンダ140の端部に係合する。そして、受け座200の端面202がピストンリブ161と係合する。
受け座200及びシリンダ140の外周の一部を覆うように、筒状のスリーブ180が設けられる。スリーブ180は、軸方向の略中央から全周にわたって径方向内側に突出するスリーブリブ181と、スリーブ内周面の先端付近に設けられるダボ182を有する。スリーブ180の軸方向長さの略1/2まで受け座200及びシリンダ140が挿入された後、スリーブ180が周方向に回転されると、ダボ182がスリット143と係合して、スリーブ180が軸方向及び周方向にシリンダ140と固定される。
スリーブリブ181と第1の受けリブ201との間には、ウェーブワッシャ232が設けられ、受け座200及びシリンダ140から抜け出る方向へスリーブ180を付勢する。スリーブリブ181においてウェーブワッシャ232と反対側の面には、C形止め輪231が設けられる。C形止め輪231は、軸用スナップリングとも呼ばれ、押さえ部材を成す。リング溝203にC形止め輪231の内周面が係合して、C形止め輪231は周方向に回転自在かつ軸方向に固定される。C形止め輪231の端面202は、スリーブリブ181と係合する。そのため、スリーブ180は軸方向に受け座200に固定される。
スリーブ180はダボ182によって軸方向及び周方向にシリンダ140と固定されるとともに、C形止め輪231によって軸方向に受け座200と固定される。これにより、受け座200が第1のシリンダライナ170及びシリンダ140に固定される。そして、ピストン160はピストンリブ161と受け座200の端面202とが係合する。そのためピストン160は、第1のシリンダライナ170の軸方向に進退可能となるようにシリンダ140及び第1のシリンダライナ170に固定される。また、第1のシリンダライナ170は、受け座200によって周方向に対して回転可能かつ軸方向に固定される。
第1のシリンダライナ170の外周面174とシリンダ140の内周面との間に第2のOリング235が設けられ、第1のシリンダライナ170の外周面174とシリンダ140の内周面との間に気密性を確保する。また、第1のシリンダライナ170の内周面と受け座200の外周面174との間に第3のOリング236が設けられ、第1のシリンダライナ170の内周面と受け座200の外周面174との間に気密性を確保する。
負圧ニップル124は、シリンダ140及び第1のシリンダライナ170の側面に貫通する穴に挿入されて、流路部172の内周面まで貫通する。これにより、負圧ニップル124内に供給される負圧が第1のシリンダライナ170の内周面に供給される。
ピストン160の一端には、ボタン190が取り付けられる。ボタン190は、ユーザが押圧可能となるように、第1の内視鏡用バルブ122の外部に露出する。ボタン190と第1の受けリブ201との間には、圧縮コイルばねが設けられ、第1のシリンダライナ170からピストン160が抜け出る方向へボタン190及びピストン160を付勢する。ボタン190の中央には、指標部材220が設けられる。指標部材220は、ユーザが第1の内視鏡用バルブ122を認知できるような目印である。
次に、図2を用いて、ボタン190が押されていないときの第1の内視鏡用バルブ122の構成について説明する。
ユーザがボタン190を押していないとき、ボタン190は圧縮コイルばねによって軸方向上方に付勢される。これにより、ボタン190に接続されるピストン160が軸方向上方に保持される。このとき、ピストン160の先端部163が第1のシリンダライナ170の流出部173に位置し、そして第4のOリング237が先端部163と流出部173との間に挟まれて、先端部163と流出部173との間の気密性を確保する。これにより、負圧ニップル124と吸入管239とが接続されず、負圧ニップル124から第1のシリンダライナ170の内側に流入する負圧が吸入管239に流入しない。
次に、図3及び4を用いて第1のスリーブ180を詳細に説明する。
第1のスリーブ180は、金属製のスリーブ本体183と、スリーブ本体183の外周面174を覆うライニング185と、スリーブ本体183の内周面から突出するダボ182と主に構成される。
スリーブ本体183は、略円筒形状を有する。スリーブリブ181は、円筒の軸方向における略中央から径方向内側に向けて全周にわたり突出する。ダボ182は、スリーブ内周面の軸方向端部付近に設けられる。スリーブ本体183において、スリーブリブ181よりも上方、すなわちダボ182が設けられない端部側をスリーブ上部186とし、スリーブリブ181から下方、すなわちダボ182が設けられる端部側をスリーブスカート187とする。スリーブリブ181は、スリーブスカート187から突出する。スリーブ上部186の径方向厚さは、スリーブスカート187よりも薄い。
ダボ182は、円筒形状であって、その軸方向の好ましい長さは、スリーブスカート187の径方向厚さの略2倍であるがこれに限定されるものではない。スリーブスカート187の外周から内周まで貫通する穴に締まり嵌めされることにより、ダボ182がスリーブ本体183に固定される。
ライニング185は、弾性部材から成る。スリーブ上部186側の軸方向厚さは、スリーブスカート187側の軸方向厚さよりも厚い。
次に、図5を用いてシリンダ140のスリット143を詳細に説明する。
スリット143は、シリンダ外周面142に設けられた溝である。シリンダ140の径方向外側から見ると、L字を横転させた形状であって、シリンダ頂部からシリンダ140の軸方向にわずかに延びる軸方向溝144と、シリンダ140の周に沿って延びる周方向溝145とを有する。
軸方向溝144は、シリンダ頂部において幅、すなわち周方向長さが最も長く、軸方向に延びるに従って幅が狭くなる。そして、幅が所定の長さに達すると、所定の長さを維持しながら軸方向溝144は軸方向に延びる。
周方向溝145は、軸方向溝144の先端から直角に周方向へ延びる。軸方向溝144との接続部において最も幅、すなわち軸方向長さが長く、周方向に延びるに従って幅が狭くなる。幅が所定の長さに達すると、所定の長さを維持しながら周方向溝145は周方向に延びる。そして、先端の幅は、所定の長さよりも広げられる。
次に、図6を用いて、第1のスリーブ180をシリンダ140に固定する工程について説明する。
図6(a)は、ユーザが、ダボ182と軸方向溝144との位置を合わせてから、第1のスリーブ180をシリンダ140の頂部に置いた状態を示した図である。軸方向溝144は、シリンダ頂部において拡幅されているため、ダボ182と軸方向溝144との位置を容易に合わせることができる。この状態において、ユーザは、ダボ182と軸方向溝144との位置を合わせてから、第1のスリーブ180をシリンダ140に向けて押し込む。すると、ダボ182が軸方向溝144に侵入する。
図6(b)は、第1のスリーブ180をシリンダ140に向けて押し込んだ状態を示した図である。軸方向溝144の中程にダボ182が位置する。軸方向溝144に沿って、ダボ182が軸方向下方に移動する。
図6(c)は、ユーザが、第1のスリーブ180をシリンダ140に対して回転させたときの状態を示した図である。第1のスリーブ180をシリンダ140に対して回転させると、軸方向溝144から周方向溝145へダボ182が移動する。軸方向溝144との接続部において周方向溝145が拡幅されているため、軸方向溝144から周方向溝145へダボ182が容易に移動できる。周方向溝145に進入した後、ダボ182は、周方向溝145の上側壁面に沿って、軸方向及び周方向に移動する。第1のスリーブ180はウェーブワッシャ232によって、軸方向上方に付勢されているため、第1のスリーブ180をシリンダ140に押し込むためには力が必要である。しかしながら、周方向溝145の上側壁面に沿って軸方向にダボ182が移動するため、容易にダボ182を軸方向に移動できる。
図6(d)は、図6(c)に示した状態と同じときにおける、第1のスリーブ180、受け座200、及びウェーブワッシャ232の状態を示した図である。第1のスリーブ180をシリンダ140に対して回転させると、前述のように、周方向溝145の上側壁面に沿って軸方向にダボ182が移動する。このとき、スリーブリブ181は、第1の受けリブ201との間に設けられたウェーブワッシャ232を軸方向に変形させながら、第1の受けリブ201との距離を縮めていく。
図6(e)は、ユーザが、第1のスリーブ180をシリンダ140に対して回転し終わったときの状態を示した図である。ダボ182は、周方向溝145の先端に突き当たっている。
図6(f)は、ユーザが、第1のスリーブ180から手を離したとき、すなわち第1のスリーブ180がシリンダ140に取り付けられた状態を示した図である。ダボ182は、周方向溝145の先端上方に位置している。第1のスリーブ180をシリンダ140に対して回転し終わって第1のスリーブ180から手を離すと、第1のスリーブ180が軸方向上方に付勢されているため、ダボ182は軸方向上方に移動する。周方向溝145の先端は、幅が広げられているため、ダボ182は、先端上方の溝に嵌って、周方向に移動できなくなる。
図6(g)は、図6(f)に示した状態と同じときにおける、第1のスリーブ180、受け座200、及びウェーブワッシャ232の状態を示した図である。このとき、図6(d)に示す場合よりも、スリーブリブ181は上方に移動している。
次に、図7を用いて、ボタン190が押し下げられたときの第1の内視鏡用バルブ122の構成について説明する。
ユーザがボタン190を押し下げると、ボタン190に接続されるピストン160が軸方向下方に押し下げられる。ボタン190の頂面が第1のスリーブ180の頂面まで押し込まれると、ピストン160の細径部162が、第1のシリンダライナ170の流出部173を超えて軸方向下方に移動する。これにより、負圧ニップル124と吸入管239とが接続されて、負圧ニップル124から第1のシリンダライナ170の内側を経て、負圧が吸入管239に流入する。またこのとき、第5のOリング238がピストン160と受け座200の内周面との間に挟まれて、ピストン160と受け座200との間の気密性を確保する。これにより、吸入管239、負圧ニップル124、及び第1のシリンダライナ170の内側が大気開放されず、吸入管239、負圧ニップル124、第1のシリンダライナ170の内側に流入する負圧が第1の内視鏡用バルブ122の外部に流出しない。つまり、内視鏡先端部で吸入されて吸入管239を経て第1の内視鏡用バルブ122まで運ばれてくる物体が、第1の内視鏡用バルブ122の外部に漏れ出ることがない。
本実施形態によれば、第1のスリーブ180及びシリンダ140を金属で製作することができるため、着脱動作による摩耗を最小限に留めて第1の内視鏡用バルブ122の寿命を延ばすことができる。
また、第1のシリンダライナ170がシリンダ140に対して回転可能であるため、負圧管が負圧ニップル124に接続されているときに操作部120を動かしても、負圧管による負圧ニップル124への負荷を最小限に留めることができる。
負圧ニップル124が接続されている第1のシリンダライナ170に対して、第1のスリーブ180及びシリンダ140が回転方向に独立しているため、負圧管が負圧ニップル124に接続されているときに操作部120を動かしても、負圧管による負荷が第1のスリーブ180及びシリンダ140に加わらず、シリンダ140から第1のスリーブ180が外れにくくなる。
第1のスリーブ180を回転させるだけで第1の内視鏡用バルブ122を分解及び組み立てできるため、確実に分解及び組み立てできると共に、部品点数を減らすことができる。
次に、第2の実施形態による第2の内視鏡用バルブ300について図8から10を用いて説明する。第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図8を用いて第2の内視鏡用バルブ300について詳細に説明する。
第2の内視鏡用バルブ300は、シリンダ140、ピストン160、第2のシリンダライナ370、第2のスリーブ380、及び負圧ニップル124を主に備える。第2のシリンダライナ370が、シリンダ140の内周面141に挿入される筒形のシリンダライナを構成する。ピストン160の形状は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
第2のシリンダライナ370は、円筒形であって、軸方向上方から下方に向けて、第2の係合部371、第2の受けリブ372、内側リブ373、第2の流路部374、第2の流出部375が順に設けられる。軸方向上方の頂部に設けられる第2の係合部371は、最も径方向厚さが厚い。第2の受けリブ372は、第2のシリンダライナ370の外周面174から全周にわたって径方向外側に向けて突出する。内側リブ373は、第2のシリンダライナ370の内側面から全周にわたって径方向内側に向けて突出する。第2の流出部375の径方向厚さは、内側リブ373の径方向厚さよりも薄い。第2の流路部374は、第2のシリンダライナ370の軸方向下方の先端に設けられ、第2のシリンダライナ370の内側面から全周にわたって径方向内側に向けて突出する。第2の流路部374の径方向厚さは、内側リブ373の径方向厚さよりも薄く、第2の流路部374よりも厚い。第2のシリンダライナ370は、第2の受けリブ372がシリンダ140の端部と係合するまで、すなわち内側リブ373から第2の流路部374までがシリンダ内周に挿入され、第2のシリンダライナ370の外周面174がシリンダ内周面141と係合する。つまり、第2の係合部371及び第2の受けリブ372はシリンダ140の内側に挿入されない。
第2のシリンダライナ370及びシリンダ140の外周の一部を覆うように、筒状の第2のスリーブ380が設けられる。第2のスリーブ380は、軸方向上方端部から全周にわたって径方向内側に突出する第2のスリーブリブ381と、第2のスリーブ内周面387の先端付近に設けられる第2のダボ382とを有する。
第2のスリーブ380の内周に第2のシリンダライナ370及び第2のシリンダが挿入された後、第2のスリーブ380が周方向に回転されると、ダボ182がスリット143と係合して、第2のスリーブ380が軸方向及び周方向にシリンダ140と固定される。
第2のスリーブリブ381と第2の受けリブ372との間には、ウェーブワッシャ232が設けられ、第2のシリンダから抜け出る方向へ、すなわち軸方向上方へ第2のスリーブ380を付勢する。
第2のスリーブリブ381においてウェーブワッシャ232と反対側の面には、円筒形の押さえ環331が設けられる。押さえ環331の内周面には、雌ネジが切られる。そして、第2の係合部371の外周面174に切られた雄ネジと押さえ環331の内周面とが螺合して、押さえ環331が軸方向に固定される。これにより、ウェーブワッシャ232を介して、第2の係合部371がシリンダ140の端部に押しつけられ、第2のシリンダライナ370は軸方向にシリンダ140と固定される。
ボタン190が押されていないとき及び押し下げられたときの第2の内視鏡用バルブ300の構成は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
次に、図9及び10を用いて第2のスリーブ380を詳細に説明する。
第2のスリーブ380は、略円筒形状を有し、第2のスリーブリブ381と、側壁に設けられる切り欠き部383と、内周面から突出する第2のダボ382を有する。
第2のスリーブリブ381は、円筒の軸方向上方端部から全周にわたって径方向内側に突出する。切り欠き部383は、第2のスリーブ380の側壁を軸回りの角度が45度となるように切り取ることにより形成される。図8を参照すると、第2の内視鏡用バルブ300が組み立てられたとき、切り欠き部383に負圧ニップル124が位置し、第2のスリーブ380の軸回りに45度の範囲で負圧ニップル124が旋回可能となる。第2のダボ382は、第2のスリーブ380の内周面の軸方向端部付近に設けられる。第2のダボ382は、円筒形状であって、その軸方向の好ましい長さは、第2のスリーブ380下部の径方向厚さの略1/2倍であるがこれに限定されるものではない。
第2のスリーブ380をシリンダ140に固定する工程は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ると共に、部品点数を第1の実施形態よりも少なくすることができる。
なお、切り欠き部383は、軸回りの角度が45度となるように切り取られなくても良く、45度以外の角度であっても良い。
次に、第3の実施形態による第3の内視鏡用バルブ400について図11及び12を用いて説明する。本実施形態では、第3のスリーブ480の形状が第2のスリーブ380の形状と異なる。よって、以下、第3のスリーブ480について説明し、第1及び第2の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
第3のスリーブ480は、略円筒形状を有し、軸方向上方端部から全周にわたって径方向内側に突出する第3のスリーブリブ481と、第3のスリーブ内周面487の先端部付近に設けられる第3のダボ482とを有する。第2の実施形態による切り欠き部383は設けられない。第3のダボ482は、円筒形状であって、その軸方向の好ましい長さは、第3のスリーブ480下部の径方向厚さの略1/2倍であるがこれに限定されるものではない。
第3のスリーブ480をシリンダ140に固定する工程は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様の効果を得ると共に、部品点数を第1の実施形態よりも少なくすることができる。
なお、いずれの実施形態においても、第1−3のスリーブ180、380、480及びシリンダ140は金属により製作されなくても良く、オートクレーブなどの加圧・加熱滅菌処理に対応し、かつ着脱動作による摩耗を最小限に留めることができる材料により製作されても良い。
ウェーブワッシャ232は、他の弾性体によって構成されても良い。
スリット143の形状は、前記の形状に限定されず、周方向溝145は、軸に対して直角でなくても良い。第1−3のスリーブ180、380、480が軸方向上方に移動できなくなるような形状であればよい。
シリンダ140、ピストン160、第1及び第2のシリンダライナ170、370、及び第1−3のスリーブ180、380、480は円筒形状でなくても良い。
切り欠き部383に関して、第2のスリーブ380の側壁を切り取る角度は、45度に限定されない。
ここに付随する図面を参照して本発明の複数の実施形態が説明されたが、記載された発明の範囲と精神から逸脱することなく、変形が各部の構造と関係に施されることは、当業者にとって自明である。
第2のスリーブ380の内周に第2のシリンダライナ370及びシリンダ140が挿入された後、第2のスリーブ380が周方向に回転されると、第2のダボ382がスリット143と係合して、第2のスリーブ380が軸方向及び周方向にシリンダ140と固定される。
第2のスリーブリブ381と第2の受けリブ372との間には、ウェーブワッシャ232が設けられ、シリンダ140から抜け出る方向へ、すなわち軸方向上方へ第2のスリーブ380を付勢する。

Claims (10)

  1. 外側面に溝(143)を有する筒形のシリンダ(140)と、
    前記シリンダの内周面に挿入される筒形のシリンダライナ(170及び200、並びに370)と、
    前記シリンダライナの内周に挿入されるピストン(160)と、
    前記シリンダの開口端の少なくとも一部を覆うスリーブリブ(181)と、前記開口端の外周面の少なくとも一部を覆うスリーブスカート(187)と、前記スリーブスカートから前記外周面に向けて突出して前記溝と係合するピン(182)とを有するスリーブ(180)とを備え、
    前記シリンダライナは、前記シリンダライナの外周から径方向外側に向けて突出するリブ(201)を備え、
    前記ピンが前記溝と係合したとき、前記スリーブリブは前記リブを前記シリンダの開口端に係止させる内視鏡用バルブ。
  2. 前記シリンダライナは、前記シリンダに対して回転可能に保持される請求項1に記載の内視鏡用バルブ。
  3. 前記溝は、前記シリンダの軸方向に対して略直角に延びる請求項1又は2に記載の内視鏡用バルブ。
  4. 前記シリンダライナは、前記シリンダライナの開口部に取り付けられる筒形の受け座(200)をさらに備え、
    前記ピストンは、前記ピストンの外周面から径方向外側に向けて突出するピストンリブ(161)を備え、
    前記受け座は、前記シリンダライナの内周面から径方向内側に向けて突出する突起(202及び373)を備え、
    前記ピストンリブが前記突起と係合することにより、前記ピストンが所定位置を超えて移動せず、前記シリンダライナに対して回転可能となる請求項1から3のいずれかに記載の内視鏡用バルブ。
  5. 前記ピストンは、前記ピストンの外周面から径方向外側に向けて突出するピストンリブ(161)を備え、
    前記シリンダライナは、前記シリンダライナの内周面から径方向内側に向けて突出する突起(202及び373)を備え、
    前記ピストンリブが前記突起と係合することにより、前記ピストンが所定位置を超えて移動せず、前記シリンダライナに対して回転可能となる請求項1から3のいずれかに記載の内視鏡用バルブ。
  6. 前記スリーブリブと前記リブとの間に設けられる弾性部材(232)と、
    前記シリンダライナの外側面に取り付けられて前記スリーブリブと係合する押さえ部材(231)とをさらに備え、
    前記弾性部材は、前記スリーブリブを前記開口端と反対方向に付勢して、前記押さえ部材に係合させる請求項1から5のいずれかに記載の内視鏡用バルブ。
  7. 前記スリーブは円筒形状であって、円筒形状の側壁の一部が欠落した形状を有し、前記スリーブスカートは、前記スリーブの軸回りに対して所定の角度範囲に渡って設けられる請求項1から6のいずれかに記載の内視鏡用バルブ。
  8. 前記シリンダは、有底円筒状であって、
    前記スリーブスカートは、前記シリンダの周方向において外周面の3/4を覆い、
    前記スリーブリブは、円環形状を有し、前記開口端を全周にわたって覆う
    請求項1から7のいずれかに記載の内視鏡用バルブ。
  9. 前記弾性部材は、円環形状を有するワッシャである請求項4又は5に記載の内視鏡用バルブ。
  10. 前記シリンダの底部には第1の管口(239)が設けられ、
    シリンダライナの側面には第2の管口(124)が設けられ、
    前記ピストンが前記シリンダ内の第1の位置まで挿入されると、前記第1の管口と前記第2の管口とが接続され、前記第1の位置よりも浅い第2の位置まで前記ピストンが前記シリンダ内に挿入されると、前記第1の管口と前記第2の管口とが遮断される請求項1から9のいずれかに記載の内視鏡用バルブ。
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