JPWO2013077394A1 - 燃焼器及びガスタービン - Google Patents

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Abstract

燃焼筒と、燃焼筒の外側に設けられ、前記燃焼筒の外周面との間で空間を画成する音響ライナとを備える燃焼器であって、前記燃焼筒に貫通孔群が形成され、前記貫通孔群は、周方向に間隔をあけて配列された複数の貫通孔列が軸方向に間隔をあけて複数配列されて構成され、隣り合う貫通孔列の各貫通孔同士が、それぞれの中心軸同士が周方向にずれた状態で、周方向に互いに重なるように配置され、前記音響ライナが設けられる位置に対応する燃焼筒の外周面と内周面とに挟まれる内部には、前記貫通孔を避けるように冷却溝が形成され、前記冷却溝は、貫通孔列同士の間で周方向に延びる横冷却溝と、前記貫通孔同士の間で上記軸方向に延びて、隣り合う横冷却溝同士を接続する縦冷却溝とを有する。

Description

本発明は、ガスタービン用の燃焼器に関するものであり、特に燃焼器の壁面冷却に関するものである。
本願は、2011年11月22日に日本に出願された特願2011−254979号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
ガスタービン燃焼器において燃焼筒の壁面冷却を行なう際には、燃焼筒の壁面内部に設けられた冷却溝によって冷却が行なわれ、壁面の温度上昇を抑制している。
このように燃焼筒の壁面は冷却溝によって冷却されているため、壁面温度が上昇して、燃焼筒内の予混合気濃度が高くなると、壁面上での燃焼、即ち壁面燃焼が発生してしまう。そして、このような壁面燃焼が発生すると、予混合気の流速の低い壁面上を下流側から上流側に向かって火炎が遡るフラッシュバックが発生する。燃焼筒の上流側では予混合気における空気と燃料とが充分に混合されていないため、フラッシュバックによって火炎が上流側に到達して、上流側での燃焼が引き起こされた際には、NOxが生成されてしまう。
また、燃焼筒の径方向内側位置での主燃焼に加えて、この主燃焼と同じ軸方向位置において上述のような壁面燃焼が発生した場合には、この軸方向位置で発熱集中が発生してしまう。さらに、壁面燃焼は、不安定なものであるため、発生の有無に応じて燃焼筒内部に大きな内圧変動が発生し、燃焼振動が生じてしまうおそれがあった。
ここで、特許文献1には、燃焼筒の外周面に設けられて燃焼振動の減衰を行なう音響ライナが開示されている。そして、壁面の温度上昇の抑制を図って上述の壁面燃焼を防止する手法として、この音響ライナの音響孔へパージ用空気を供給して、燃焼筒の壁面上にフィルム空気を形成することが考えられる。
特開2006−97981号公報
しかしながら、特許文献1に開示された音響ライナにおいては、燃焼筒の内周面上(壁面上)に周方向連続したフィルム空気を形成することが難しく、周方向の貫通孔(音響孔)同士の間においては、壁面燃焼が発生してしまうおそれがあった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、周方向に連続なフィルム空気を燃焼筒の内周面上に形成し、壁面燃焼の発生防止が可能な燃焼器及びガスタービンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用している。
即ち、本発明に係るガスタービン燃焼器は、内側に燃焼空間を形成する燃焼筒と、前記燃焼筒の外側に設けられ、該燃焼筒の外周面との間で音響空間を画成する音響ライナとを備え、前記燃焼筒に、前記燃焼空間と前記音響空間とを連通する貫通孔群が形成され、前記貫通孔群は、周方向に間隔をあけて配列された複数の貫通孔列が軸方向に間隔をあけて複数配列されて構成され、隣り合う前記貫通孔列の各貫通孔同士が、それぞれの中心軸同士が周方向にずれた状態で、前記周方向に互いに重なるように配置されており、前記音響ライナが設けられる位置に対応する前記燃焼筒の外周面と内周面とに挟まれる内部には、前記貫通孔を避けるように、冷却溝が形成されており、前記冷却溝は、前記貫通孔列同士の間で前記周方向に延びる横冷却溝と、前記貫通孔同士の間で前記軸方向に延びて、前記軸方向に隣り合う前記横冷却溝同士を接続する縦冷却溝とを有していることを特徴とする。
このようなガスタービン燃焼器によると、貫通孔同士が互いに周方向に重なるように配置されており、貫通孔から燃焼筒内部へパージ用空気を流入させた際、周方向に連続したフィルム空気が燃焼筒内側の壁面上に形成される。このような周方向に連続したフィルム空気によって、燃焼筒の周方向全体の温度上昇が抑制されるとともに、燃焼筒の内周面近傍の燃料への空気の混合率を増大し、燃料濃度を低減できる。
また、このような冷却溝によって、貫通孔が周方向に重なるように配置された場合であっても、貫通孔に干渉することなく冷却溝を設けて、燃焼筒を冷却でき、燃焼筒の温度上昇を抑えて、壁面燃焼の発生防止効果の向上が可能となる。
さらに、縦冷却溝が軸方向に対して周方向に互い違いに配置され、貫通孔が周方向に重なるように配置された場合であっても、貫通孔に干渉することなく、横冷却溝及び縦冷却溝を設けることができる。また、冷却空気は、横冷却溝から縦冷却溝へ分岐して流通するため、境界層剥離による熱伝達効率向上によって燃焼筒の冷却効果を向上でき、壁面燃焼の発生防止効果の向上が可能となる。
前記貫通孔は、前記軸方向の下流側に比べて上流側の孔径が大きくなっていてもよい。
このように形成される貫通孔によって、下流側と比較して燃料濃度が高くなり、壁面燃焼を生じやすい上流側からより多くのパージ用空気を燃焼筒内部へ流入させ、フィルム空気の量を増加することができ、壁面燃焼の発生防止効果をさらに向上することが可能となる。
また、前記貫通孔は、前記軸方向の上流側から下流側に向かうに従って前記燃焼筒の径方向内側に向かって傾斜していてもよい。
このような貫通孔によって、燃焼筒の内周面により近い位置へパージ用空気を供給可能となり、より確実にフィルム空気を形成でき、壁面燃焼の発生防止効果をさらに向上できる。
さらに、前記貫通孔は、前記燃焼筒の外周面の開口と、前記燃焼筒の内周面の開口とのうち少なくとも一方が拡径していてもよい。
このような貫通孔によって、パージ用空気を円滑に取り込むとともに、燃焼筒の内周面に広がるようにパージ用空気を供給可能となり、さらに確実にフィルム空気を形成でき、壁面燃焼の発生防止効果を向上できる。
また、本発明に係るガスタービン燃焼器は、内側に燃焼空間を形成する燃焼筒と、前記燃焼筒の外側に設けられ、該燃焼筒の外周面との間で音響空間を画成する音響ライナとを備え、前記燃焼筒に、前記燃焼空間と前記音響空間とを連通する貫通孔群が形成され、前記貫通孔群は、周方向に間隔をあけて配列された複数の貫通孔列が軸方向に間隔をあけて複数配列されて構成され、隣り合う前記貫通孔列の各貫通孔同士が、それぞれの中心軸同士が周方向に一致した状態で配置され、前記貫通孔同士の前記周方向の間において前記燃焼筒の外周面と内周面とに挟まれる内部に形成される冷却溝に、該冷却溝と前記燃焼空間とを連通する補助貫通孔が形成されていることを特徴とする。
このような補助貫通孔によって、冷却溝を流通する冷却空気の一部を、貫通孔同士の周方向の間から燃焼筒の内部へ排出することが可能となり、周方向に連続なフィルム空気を形成することができ、壁面燃焼の発生を防止することが可能となる。
さらに、本発明に係るガスタービンは、上記燃焼器を備えることを特徴とする。
このようなガスタービンにおいては、周方向に連続なフィルム空気を燃焼器の燃焼筒の内周面上に形成することができ、壁面燃焼の発生を防止できる。
本発明の燃焼器及びガスタービンによれば、周方向に連続なフィルム空気を燃焼筒の内周面上に形成でき、壁面燃焼の防止を図ることが可能となる。
本発明の第一実施形態に係るガスタービンの全体概略図である。 本発明の第一実施形態に係るガスタービンにおける燃焼器全体概略図である。 本発明の第一実施形態に係るガスタービンに関し、燃焼器の音響ライナを示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るガスタービンに関し、燃焼器の音響ライナにおける貫通孔と冷却溝の位置関係を示す図であって、図3を燃焼筒の内周面側から見たものである。 本発明の第二実施形態に係るガスタービンに関し、燃焼器の音響ライナにおける貫通孔と冷却溝の位置関係を示す図である。 本発明の第三実施形態に係るガスタービンに関し、燃焼器の音響ライナにおける貫通孔と冷却溝の位置関係を示す図である。 本発明の第四実施形態に係るガスタービンに関し、燃焼器の音響ライナにおける貫通孔の形状を示す断面図である。 本発明の第四実施形態に係るガスタービンに関し、燃焼器の音響ライナにおける貫通孔を燃焼筒の内周面側から見たものである。 本発明の第五実施形態に係るガスタービンに関し、燃焼器の音響ライナにおける貫通孔と冷却溝の位置関係を示す図である。 本発明の第五実施形態に係るガスタービンに関し、燃焼器の音響ライナにおける貫通孔と冷却溝の位置関係を示す図であって、図8の変形例を示すものである。
以下、本発明の実施形態に係るガスタービン1について説明する。
図1に示すように、ガスタービン1は、圧縮機2において生成された圧縮空気Aを、燃焼器(ガスタービン燃焼器)3で燃料Fと混合した後に燃焼し、高温・高圧の燃焼ガスGを生成するように構成されている。そしてこの燃焼ガスGをタービン4へ流入させることによって、このタービン4のロータ5を回転させ、回転動力を得るようになっており、また、上記燃焼ガスGはタービン4を回転させた後に、排気室6を通じて排気される。
なお、以下では、ガスタービン1の圧縮機2側(図1の紙面左側)を上流側と称し、排気室6側(図1の紙面右側)を下流側と称する。
次に、図2を参照して、燃焼器3について説明する。
燃焼器3は、燃料F及び圧縮機2からの圧縮空気Aを供給する燃料供給器10と、これらを燃焼して高温・高圧の燃焼ガスGを生成する燃焼筒11と、燃焼筒11に接続される尾筒12と、燃焼筒11の外側に設けられる音響部13とを備えている。
燃料供給器10は、燃料F及び圧縮空気Aを予混合した予混合気体FAを燃焼筒11内へ供給して、この予混合気体FAを燃焼するものである。
燃焼筒11は、軸線Pを中心とした略円筒状をなし、上流側で燃料供給器10に接続されて、内部の燃焼空間で燃焼ガスGを生成するものである。そして下流側は尾筒12に接続されており、尾筒12を介して燃焼ガスGをタービン4へ流入可能としている。
尾筒12は、上流側で燃焼筒11に接続されるとともに、下流側でタービン4に接続される略円筒状をなす部材であり、燃焼筒11内で生成された燃焼ガスGをタービン4へ供給するものである。
図3に示すように、音響部13は、燃焼筒11の外周面上に設けられる音響ライナ15と、この音響ライナ15の設置位置で燃焼筒11の内外を連通して形成される貫通孔群16と、音響ライナ15の設置位置で、燃焼筒11の外周面と内周面とに挟まれる内部に形成される冷却溝17とを有している。
音響ライナ15は、燃焼筒11の外周面上を、周方向に一周して設けられるリング状の部材である。また、この音響ライナ15は燃焼筒11の外周面を径方向外側から覆うように、外周面との間で空間(音響空間)Sを画成して設けられている。
貫通孔群16は、音響ライナ15の設置位置で、燃焼筒11の内外を連通するように形成された複数の貫通孔16aであって、燃焼筒11の外側から内側へ向かってパージ用空気PAが導入される。また、この貫通孔群16においては、燃焼筒11の周方向に間隔をあけて配置される貫通孔16a同士が貫通孔列16bを構成するとともに、この貫通孔列16bが軸線P方向に間隔を空けて複数配列されている。
そして、これら貫通孔列16bは、軸線P方向に隣接する貫通孔16a各々の中心軸同士が周方向にずれた状態で、各々の貫通孔16a同士が周方向に重なって配置されている。なお、周方向に重なる状態とは、貫通孔16aの外周同士が周方向に接する状態も含むものとする。
図4に示すように、冷却溝17は、音響ライナ15の設置位置で燃焼筒11の外周面と内周面とに挟まれる内部に形成されて、冷却空気CAを流通可能とする流路である。そしてこの冷却溝17は、貫通孔16aの設置位置を避けるように、軸線P方向の上流側から下流側に向かって、周方向の一方側から他方側に向かって傾斜して形成されている。
なお、この冷却溝17は、貫通孔群16の形成位置以外においても、燃焼筒11の外周面と内周面との間の内部に連続して形成されており、この貫通孔群16の形成位置以外の位置においては、冷却溝17を傾斜して形成する必要はないため、本実施形態では軸線P方向に平行に形成されている。
このようなガスタービン1においては、各々の貫通孔16a同士が互いに周方向に重なるように配置されているため、図4の一点鎖線に示すように、周方向に隣接する貫通孔16aからのパージ用空気PAが、周方向に重なるようにして貫通孔16aから燃焼筒11内部へ流入する。即ち、パージ用空気PAが周方向に連続することとなるため、燃焼筒11の内周面上に周方向に連続するフィルム空気が形成される。このような周方向に連続したフィルム空気によって、燃焼筒11の全体を漏れなく冷却可能となり、燃焼筒11の温度上昇を抑制することができる。さらに、このようなフィルム空気によって、燃焼筒11の内周面近傍の燃料Fへの空気混合率を増大でき、燃料Fの濃度を低減できるため、壁面燃焼の発生防止が可能となる。
ここで、例えば、周方向に連続したフィルム空気を形成するために、音響ライナ15の設置位置とは別の位置に、別途空気供給孔を設けることも可能であるが、この場合、燃焼用の圧縮空気Aの量が減少してしまい、燃料Fへの空気混合比率が低下することで、火炎温度上昇に伴うNOxの発生増加が懸念される。
この点、本実施形態においては、冷却溝17を軸線P方向に対して傾斜して形成することで、貫通孔16aに干渉することなく冷却溝17を設けることができ、パージ用空気PAを利用して周方向に連続なフィルム空気を形成できるため、火炎温度上昇に伴うNOxの発生増加を抑えることができる。さらに、傾斜して形成したことで、冷却溝17が複雑な構造とならないため、燃焼筒11の耐久性を維持しながら燃焼筒11を確実に冷却でき、燃焼筒11の温度上昇を抑制して、壁面燃焼発生防止の効果を向上することが可能となる。
本実施形態のガスタービン1によると、周方向に連続するフィルム空気によって、燃焼筒11の内周面の温度上昇を抑制することができ、さらに冷却溝17によって温度上昇の抑制効果を向上できる。また、フィルム空気によって燃料Fの濃度の低減も可能となるため、確実に壁面燃焼の発生防止を達成できる。
そして、このような壁面燃焼の発生防止によって、上述のフラッシュバックによって引き起こされる燃焼筒11の上流側でのNOx発生や、燃焼筒11の内部での発熱集中及び内圧変動による燃焼振動の発生を防止でき、ガスタービン1の性能向上につながる。
次に、第二実施形態に係るガスタービン1について説明する。
なお、第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態のガスタービン1は、音響部23が第一実施形態の冷却溝17に代えて、冷却溝27が横冷却溝27a及び縦冷却溝27bを有している。
横冷却溝27aは、音響ライナ15の設置位置で燃焼筒11の外周面と内周面とに挟まれる内部に形成されて、冷却空気CAを流通可能とする流路となっている。そしてこの横冷却溝27aは貫通孔16aの設置位置を避けるように、軸線P方向に隣接する貫通孔列16b同士の間に周方向に延在している。
縦冷却溝27bは、横冷却溝27a同様に、音響ライナ15の設置位置で燃焼筒11の外周面と内周面とに挟まれる内部に形成されて、冷却空気CAを流通可能とする流路となっており、貫通孔16aを避けるように周方向に隣り合う貫通孔16a同士の間に軸線P方向に延在して、軸線P方向に隣り合う横冷却溝27a同士を接続している。このようにして、縦冷却溝27bは軸線P方向に対して、周方向に互い違いに配置されている。
なお、貫通孔群16の形成位置以外の燃焼筒11にもこれら横冷却溝27a及び縦冷却溝27bに連続するように図示しない冷却溝が形成されているが、この位置においては、冷却溝27が横冷却溝27a及び縦冷却溝27bを有する必要はない。
このようなガスタービン1においては、燃焼筒11の内周面上に周方向に連続したフィルム空気を形成し、壁面燃焼の発生防止が可能となる。さらに、横冷却溝27a及び縦冷却溝27bによって、貫通孔16aに干渉することなく冷却溝27を設けることができ、また、横冷却溝27aから縦冷却溝27bへ分岐して冷却空気CAが流通する。この際、境界層剥離による熱伝達効率向上によって燃焼筒11の冷却効果の向上が可能となり、燃焼筒11を確実に冷却して温度上昇を抑制し、壁面燃焼の発生防止の効果を向上することができる。
本実施形態のガスタービン1によると、周方向に連続するフィルム空気によって、燃焼筒11の温度上昇を抑制することができ、さらに横冷却溝27a及び縦冷却溝27bによって、温度上昇の抑制効果を向上できる。また、フィルム空気によって燃料F濃度の低減も可能となるため、確実に壁面燃焼の発生防止を図ることができる。
そして、このような壁面燃焼の発生防止によって、上述のフラッシュバックによる燃焼筒11上流側でのNox発生や、燃焼振動の発生を防止でき、ガスタービン1の性能向上につながる。
次に、第三実施形態に係るガスタービン1について説明する。
なお、第一実施形態及び第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態のガスタービン1は、第一実施形態及び第二実施形態とは、音響部33における貫通孔36aが異なっている。
図6に示すように、貫通孔36aは、軸線P方向の下流側に比べ上流側の方が孔径が大きく形成されている。
このようなガスタービン1においては、燃焼筒11の内部の上流側は、下流側と比較して燃料Fの濃度が高くなっていることで壁面燃焼を生じ易くなっている。しかし、上流側の貫通孔36aの孔径を大きくすることによって、より多くのパージ用空気PAを燃焼筒11の内部へ流入させることが可能となり、上流側に形成されるフィルム空気量を増加することができる。従って、壁面燃焼の発生防止効果をより向上することが可能となる。
本実施形態のガスタービン1によると、周方向に連続するフィルム空気によって、燃焼筒11の温度上昇の抑制と、燃料Fの濃度の低減とが可能となることに加え、上流側に形成されるフィルム空気を強化することによって、確実に壁面燃焼の発生防止を達成できる。
なお、本実施形態の燃焼筒11の外周面と内周面とに挟まれる内部に形成される冷却溝は、第一実施形態で説明した冷却溝17であってもよいし、第二実施形態のような横冷却溝27a及び縦冷却溝27bであってもよい。
次に、第四実施形態に係るガスタービン1について説明する。
なお、第一実施形態から第三実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態のガスタービン1は、第一実施形態から第三実施形態とは、音響部43の貫通孔46aが異なっている。
図7A、図7Bに示すように、貫通孔46aは、軸線P方向の上流側から下流側に向かうに従って軸線Pの径方向内側に向かって傾斜して形成されている。また、燃焼筒11の内周面においては、軸線P方向の下流側に向かって周方向両側へ拡径するように、また外周面においては、軸線P方向の上流側に向かって周方向両側へ拡径するように形成されている。即ちこの貫通孔46aの開口部48を径方向から見た場合には、略三角形状をなしていることとなる。
このようなガスタービン1においては、周方向に連続するフィルム空気を形成することで、壁面燃焼の発生を防止できる。さらに、貫通孔46aを傾斜して形成して、内周側と外周側の少なくとも一方の開口部48が拡径していることによって、貫通孔46aへパージ用空気PAを円滑に取り込み、より燃焼筒11の内周面に近い位置へ内周面上を広がるように流出させることができる。従って、フィルム空気の量を増加して、フィルム空気をさらに強化することが可能となり、さらなる壁面燃焼の発生防止を図ることができる。
本実施形態のガスタービン1によると、周方向に連続するフィルム空気を強化し、燃焼筒11の温度上昇の抑制、及び燃料Fの濃度の低減ができ、壁面燃焼の発生防止をさらに確実に達成できる。
なお、貫通孔46aの開口部48を拡径して形成せずに、貫通孔46aを単純な傾斜孔として形成してもよく、この場合、機械加工等を用いて開口部48を拡径する手間を削減でき、コストを抑えることができる。
次に、第五実施形態に係るガスタービン1について説明する。
なお、第一実施形態から第四実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態のガスタービン1は、第一実施形態から第四実施形態とは音響部53の貫通孔群56の配置、及び冷却溝57の配置が異なっており、さらに各貫通孔56a同士の間に補助貫通孔59が形成されている。
図8に示すように、音響部53は、燃焼筒11の外周面上に設けられる音響ライナ15と、この音響ライナ15の設置位置で燃焼筒11の内外を連通して形成される貫通孔群56と、音響ライナ15の設置位置で燃焼筒11の外周面と内周面とに挟まれる内部に設けられる冷却溝57と、各貫通孔56a同士の間に形成される補助貫通孔59とを有している。
貫通孔群56は、音響ライナ15の設置位置で、燃焼筒11の内外を連通するように形成された複数の貫通孔56aであって、燃焼筒11の外側から内側へ向かってパージ用空気PAが導入される。そしてこの貫通孔群56においては、燃焼筒11の周方向に間隔をあけて配置される貫通孔56a同士が貫通孔列56bを構成するとともに、この貫通孔列56bが軸線P方向に間隔を空けて複数配列されている。
そして、この軸方向に配列される貫通孔列56bは、軸線P方向に隣接する貫通孔56a各々の中心軸同士が周方向に一致した状態で配置されている。
冷却溝57は、音響ライナ15の設置位置で燃焼筒11の外周面と内周面とに挟まれる内部に形成されて、冷却空気CAを流通可能とする流路となっている。そしてこの冷却溝57は、貫通孔56aの設置位置を避けるように周方向に隣り合う貫通孔56a同士の間に、軸線P方向の上流側から下流側へ向かって形成されている。
補助貫通孔59は、冷却溝57に、冷却溝57と燃焼筒11内側とを連通するように径方向内側に向かって形成される流路であり、冷却溝57を流通する冷却空気CAの一部を燃焼筒11の内周面へ排出可能としている。
このようなガスタービン1においては、周方向に隣り合う貫通孔56a同士が周方向に間隔をあけて配置されていても、補助貫通孔59がこの間隔に形成されているため、周方向に連続なフィルム空気を燃焼筒11の内周面上に形成することが可能となり、壁面燃焼の発生防止が可能となる。
本実施形態のガスタービン1によると、冷却溝57の構成を簡易として、コストを抑制しながら、周方向に連続するフィルム空気を形成でき、燃焼筒11の温度上昇の抑制と、燃料Fの濃度の低減とを達成することができ、確実に壁面燃焼の発生防止を図ることができる。
なお、図9に示すように、例えば隣り合う貫通孔列56b同士の間に、周方向に平行な冷却溝57を形成し、周方向に隣り合う貫通孔56a同士の間に補助貫通孔59を二つずつ形成してもよい。この場合、より確実に周方向に連続するフィルム空気を形成でき、壁面燃焼の発生防止効果の向上を達成できる。
以上、本発明の実施形態についての詳細説明を行なったが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、多少の設計変更も可能である。
例えば、冷却溝57の構成は上述の実施形態に限定されることなく、貫通孔16aに干渉しないように冷却溝57を形成できればよく、例えば、軸線P方向に向かって周方向の一方側から他方側へ形成されるものと、周方向の他方側から一方側へ形成されるものとによって、網目状に構成されてもよい。
本発明は、周方向に連続なフィルム空気を燃焼筒の内周面上に形成し、壁面燃焼の発生防止が可能な燃焼器及びガスタービンに関する。
1…ガスタービン
2…圧縮機
3…燃焼器(ガスタービン燃焼器)
4…タービン
5…ロータ
6…排気室
A…圧縮空気
F…燃料
G…燃焼ガス
FA…予混合気体
10…燃料供給器
11…燃焼筒
12…尾筒
13…音響部
15…音響ライナ
16…貫通孔群
16a…貫通孔
16b…貫通孔列
17…冷却溝
P…軸線
S…空間(音響空間)
CA…冷却空気
PA…パージ用空気
23…音響部
27…冷却溝
27a…横冷却溝
27b…縦冷却溝
33…音響部
36a…貫通孔
46a…貫通孔
48…開口部
56…貫通孔群
56a…貫通孔
56b…貫通孔列
57…冷却溝
59…補助貫通孔

Claims (6)

  1. 内側に燃焼空間を形成する燃焼筒と、
    前記燃焼筒の外側に設けられ、該燃焼筒の外周面との間で音響空間を画成する音響ライナとを備え、
    前記燃焼筒に、前記燃焼空間と前記音響空間とを連通する貫通孔群が形成され、
    前記貫通孔群は、周方向に間隔をあけて配列された複数の貫通孔列が軸方向に間隔をあけて複数配列されて構成され、
    隣り合う前記貫通孔列の各貫通孔同士が、それぞれの中心軸同士が周方向にずれた状態で、前記周方向に互いに重なるように配置されており、
    前記音響ライナが設けられる位置に対応する前記燃焼筒の外周面と内周面とに挟まれる内部には、前記貫通孔を避けるように、冷却溝が形成されており、
    前記冷却溝は、前記貫通孔列同士の間で前記周方向に延びる横冷却溝と、
    前記貫通孔同士の間で前記軸方向に延びて、前記軸方向に隣り合う前記横冷却溝同士を接続する縦冷却溝とを有していることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  2. 前記貫通孔は、前記軸方向の下流側に比べて上流側の孔径が大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービン燃焼器。
  3. 前記貫通孔は、前記軸方向の上流側から下流側に向かうに従って前記燃焼筒の径方向内側に向かって傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスタービン燃焼器。
  4. 前記貫通孔は、前記燃焼筒の外周面の開口と、前記燃焼筒の内周面の開口とのうち少なくとも一方が拡径していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のガスタービン燃焼器。
  5. 内側に燃焼空間を形成する燃焼筒と、
    前記燃焼筒の外側に設けられ、該燃焼筒の外周面との間で音響空間を画成する音響ライナとを備え、
    前記燃焼筒に、前記燃焼空間と前記音響空間とを連通する貫通孔群が形成され、
    前記貫通孔群は、周方向に間隔をあけて配列された複数の貫通孔列が軸方向に間隔をあけて複数配列されて構成され、
    隣り合う前記貫通孔列の各貫通孔同士が、それぞれの中心軸同士が周方向に一致した状態で配置され、
    前記貫通孔同士の前記周方向の間において前記燃焼筒の外周面と内周面とに挟まれる内部に形成される冷却溝に、該冷却溝と前記燃焼空間とを連通する補助貫通孔が形成されていることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の燃焼器を備えることを特徴とするガスタービン。
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