JPWO2013058277A1 - アンテナ接続ユニット、受信強度補正装置およびカプセル型内視鏡システム - Google Patents

アンテナ接続ユニット、受信強度補正装置およびカプセル型内視鏡システム Download PDF

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Abstract

受信電界強度検出回路の個体間で生じる利得のばらつきを防止することができるアンテナ接続ユニット、受信装置、受信強度補正装置、カプセル型内視鏡システム、補正方法およびプログラムを提供する。第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48からそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出回路64と、複数の入力電力と各入力電力にそれぞれ対応する受信強度とに基づいて、受信電界強度検出回路64を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成部683と、補正パラメータ作成部683が作成した受信強度補正パラメータを記憶する受信強度補正パラメータ記憶部661と、を備える。

Description

本発明は、被検体に導入されて被検体の内部を移動する被検体導入装置からの情報を取得するアンテナ接続ユニット、受信装置、受信強度補正装置、カプセル型内視鏡システム、補正方法およびプログラムに関する。
従来、被検体内に導入されて体腔内を観察する医療用観察装置として、内視鏡が広く普及している。また、近年では、カプセル型の筐体内部に撮像装置やこの撮像装置によって撮影された画像データを無線送信する通信装置等を備えた飲み込み型の内視鏡(カプセル型内視鏡)が開発されている。
カプセル型内視鏡は、体腔内の観察のために被検体の口から飲み込まれた後、被検体から自然排泄されるまでの間、たとえば食道、胃、小腸などの臓器の内部をその蠕動運動にしたがって移動し、順次撮像する機能を有する。体腔内を移動する間、カプセル型内視鏡によって体腔内で撮像された画像データは、順次無線通信により体外に送信され、体外の受信装置の内部もしくは外部に設けられたメモリに蓄積されるか、または受信装置に設けられたディスプレイに表示される。
医師または看護師は、メモリに蓄積された画像データを、受信装置を差し込んだクレードルを介して情報処理装置に取り込んで、この情報処理装置のディスプレイに表示させた画像、または受信装置が受信してディスプレイに表示させた画像に基づいて被検体の診断を行うことができる。
カプセル型内視鏡から無線信号を受信する場合、一般に受信装置では、複数の受信アンテナを被検体の外部に分散配置し、受信する受信強度が最も強い1つのアンテナを選択し、その選択したアンテナによって無線信号を受信している。たとえば、被検体の外部に配置された複数のアンテナの受信切り替えを行い、各アンテナが受信する電界強度をもとに、無線信号の発信源である被検体内のカプセル型内視鏡の位置を探知する受信装置が知られている(特許文献1参照)。また、複数の受信アンテナの受信電力からカプセル型内視鏡の位置を推定して検出する技術が知られている。
特開2003−000608号公報
ところで、上述した受信アンテナの受信電力からカプセル型内視鏡の位置を推定する技術では、精度の高い位置検出を行う必要がある。しかしながら、受信アンテナが受信した受信電力を検出する受信電界強度検出回路を有するアンテナ接続ユニットによっては、個体間で利得のばらつきがあり、この利得のばらつきが位置推定の精度に影響するという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信電界強度検出回路の個体間で生じる利得のばらつきを防止することができるアンテナ接続ユニット、受信装置、受信強度補正装置、カプセル型内視鏡システム、補正方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナが接続されるアンテナ接続ユニットにおいて、前記複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部と、複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成部と、前記補正パラメータ作成部が作成した前記受信強度補正パラメータを記憶する記憶部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、上記発明において、前記受信アンテナは、能動回路が接続されたダイポールアンテナであり、前記補正パラメータ作成部は、前記複数の受信アンテナにそれぞれ送信された所定の電力と前記複数の受信アンテナがそれぞれ受信した受信電力との差分値に基づいて、前記複数の受信アンテナをそれぞれ補正するためのアンテナ補正パラメータを作成し、前記記憶部は、前記アンテナ補正パラメータを記憶することを特徴とする。
また、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、上記発明において、前記記憶部が記憶する前記受信強度補正パラメータおよび前記アンテナ補正パラメータを参照して、前記受信電界強度検出部が検出する前記受信強度を補正した補正値を算出する算出部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、上記発明において、前記受信強度補正パラメータ、前記アンテナ補正パラメータおよび前記受信電界強度検出部が検出する前記受信強度を外部に出力する出力部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる受信装置は、被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナと、前記複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部を有するアンテナ接続ユニットと、複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成部と、前記補正パラメータ作成部が作成した前記受信強度補正パラメータを記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記受信強度補正パラメータを参照して、前記受信電界強度検出部が検出する前記受信強度を補正した補正値を算出する算出部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる受信強度補正装置は、被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部と、各種情報を記憶する記憶部と、を有するアンテナ接続ユニットの受信強度を補正する受信強度補正装置であって、複数の基準電力を前記アンテナ接続ユニットに出力する基準電力出力部と、前記基準電力出力部が出力する前記基準電力と各基準電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成部と、前記補正パラメータ作成部が作成した前記受信強度補正パラメータを前記アンテナ接続ユニットに出力する出力部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型内視鏡システムは、被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得し、該画像データを無線信号に変換して外部に送信するカプセル型内視鏡と、前記無線信号を受信する複数の受信アンテナと、前記複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた前記無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部を有するアンテナ接続ユニットと、前記アンテナ接続ユニットが着脱自在に装着される受信装置と、前記受信装置を介して前記画像データを取得し、該画像データに対応する画像を表示する画像表示装置と、を備え、前記アンテナ接続ユニットは、複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成部と、前記補正パラメータ作成部が作成した前記受信強度補正パラメータを記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる補正方法は、被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナが接続され、該複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部と、各種情報を記憶する記憶部と、を備えたアンテナ接続ユニットが実行する補正方法であって、複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成ステップと、前記補正パラメータ作成ステップで作成した前記受信強度補正パラメータを前記記憶部に記憶する記憶ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナが接続され、該複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部と、各種情報を記憶する記憶部と、を備えたアンテナ接続ユニットが実行するプログラムであって、複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成ステップと、前記補正パラメータ作成ステップで作成した前記受信強度補正パラメータを前記記憶部に記憶する記憶ステップと、を実行することを特徴とする。
また、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナが接続されるアンテナ接続ユニットにおいて、前記複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部と、複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するために作成された受信強度補正パラメータを記憶する記憶部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、上記発明において、前記受信強度補正パラメータは、上述した受信強度補正装置で作られたことを特徴とする。
また、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、上記発明において、前記受信アンテナは、能動回路が接続されたダイポールアンテナであり、前記補正パラメータ作成部は、前記複数の受信アンテナにそれぞれ送信された所定の電力と前記複数の受信アンテナがそれぞれ受信した受信電力との差分値に基づいて、前記複数の受信アンテナをそれぞれ補正するためのアンテナ補正パラメータを作成し、前記記憶部は、前記アンテナ補正パラメータを記憶することを特徴とする。
また、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、上記発明において、前記記憶部が記憶する前記受信強度補正パラメータおよび前記アンテナ補正パラメータを参照して、前記受信電界強度検出部が検出する前記受信強度を補正した補正値を算出する算出部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるアンテナ接続ユニットは、上記発明において、前記受信強度補正パラメータ、前記アンテナ補正パラメータおよび前記受信電界強度検出部が検出する前記受信強度を外部に出力する出力部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる受信装置は、被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナと、前記複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部を有するアンテナ接続ユニットと、複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するために作成された受信強度補正パラメータを記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記受信強度補正パラメータを参照して、前記受信電界強度検出部が検出する前記受信強度を補正した補正値を算出する算出部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる受信装置は、上記発明において、前記受信強度補正パラメータは、上述した受信強度補正装置で作られたことを特徴とする。
本発明によれば、補正パラメータ作成部が複数の入力電力と各入力電力にそれぞれ対応する受信電界強度検出回路の受信強度との対応関係に基づいて、受信電界強度検出回路を補正するための受信強度補正パラメータを作成して受信強度補正パラメータ記憶部に記憶する。これにより、受信電界強度検出回路の個体間で生じる利得のばらつきを防止することができ、より精度の高いカプセル型内視鏡の位置推定を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかるカプセル型内視鏡システムの全体構成を示す模式図である。 図2は、図1に示す取得用アンテナの構成を示す模式図である。 図3は、図2に示す第1の受信アンテナの構成を示すブロック図である。 図4は、図1に示したアンテナ接続ユニットの構成を示す模式図である。 図5は、図1に示した受信装置の構成を示すブロック図である。 図6は、受信強度補正装置の構成を示すブロック図である。 図7は、アンテナ接続ユニットの受信電界強度検出回路と受信強度補正装置とを用いて補正パラメータ作成部が受信強度補正パラメータを作成する際の模式図である。 図8は、本発明の一実施の形態にかかるアンテナ接続ユニットが行う受信強度値補正パラメータを作成する際の処理の概要を示すフローチャートである。 図9は、受信電界強度検出回路が検出する検出強度と入力電力との関係を示す図である。 図10は、補正パラメータ作成部が作成する受信強度補正パラメータの作成方法を模式的に説明する図である。 図11は、本発明の一実施の形態にかかるアンテナ接続ユニットが行うアンテナ補正パラメータを作成する際の処理の概要を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態にかかるアンテナ接続ユニット、受信装置および検出強度補正装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、本発明にかかるアンテナ受信装置の一例として、被検体の体内に導入されて被検体の体内画像を撮像するカプセル型内視鏡を含むカプセル型内視鏡システムを例示するが、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図面の記載において、同一部分には、同一の符号を付して説明する。さらに、図面は、模式的なものであり、各部の寸法や比率は、現実と異なることに留意する必要がある。さらにまた、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる。
まず、本発明の一実施の形態にかかるカプセル型内視鏡システムについて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるカプセル型内視鏡システムの全体構成を示す模式図である。
図1に示すように、カプセル型内視鏡システム1は、被検体2内に導入されて被検体2内部を移動して体内画像を撮像する被検体内導入装置としてのカプセル型内視鏡3と、被検体2内に導入されたカプセル型内視鏡3から送信された無線信号を受信する取得用アンテナ4と、アンテナケーブル5を介して取得用アンテナ4から入力される無線信号に所定の処理を行うアンテナ接続ユニット6と、アンテナ接続ユニット6から入力される信号に所定の処理を行って記憶する受信装置7と、カプセル型内視鏡3によって撮像された被検体2内の画像データに対応する画像を処理および/または表示する画像処理装置8と、を備える。なお、取得用アンテナ4、アンテナケーブル5、アンテナ接続ユニット6および受信装置7が、受信アンテナ接続ユニットを構成する。受信装置7は、図示しない受信装置ホルダーに挿入して被検体2に装着される。取得用アンテナ4は、図示しないアンテナホルダーに挿入して被検体2に装着される。
カプセル型内視鏡3は、被検体2内を撮像する撮像機能と、被検体2内を撮像して得られた画像データを取得用アンテナ4に送信する無線通信機能と、を有する。また、カプセル型内視鏡3内には、円形コイル或いは円形ループによるアンテナが配置されている。カプセル型内視鏡3は、被検体2内に飲み込まれることによって被検体2内の食道を通過し、消化管腔の蠕動運動によって体腔内を移動する。カプセル型内視鏡3は、体腔内を移動しながら微小な時間間隔、たとえば0.5秒間隔で被検体2の体腔内を逐次撮像し、撮像した被検体2内の画像データを生成して取得用アンテナ4に順次送信する。この場合、カプセル型内視鏡3は、画像データと、受信強度を検出し易くする位置情報(ビーコン)等を含む受信強度検出データとを含む送信信号を生成し、この生成した送信信号を変調することによって得られる無線信号を取得用アンテナ4に無線送信する。
取得用アンテナ4は、周期的にカプセル型内視鏡3から無線信号を受信し、アンテナケーブル5を介して無線信号をアンテナ接続ユニット6に出力する。なお、取得用アンテナ4は、検査を行う際に、アンテナホルダーに挿入されて被検体2に対してベルト等で固定されて装着される。
アンテナケーブル5は、同軸ケーブルを用いて構成される。アンテナケーブル5は、取得用アンテナ4が受信した無線信号をアンテナ接続ユニット6に送信する。
アンテナ接続ユニット6は、取得用アンテナ4およびアンテナケーブル5を介してカプセル型内視鏡3から無線送信された無線信号をもとに被検体2内の画像データの抽出と、無線信号の強度に応じた受信強度の検出とを行う。
受信装置7は、アンテナ接続ユニット6を介してカプセル型内視鏡3から無線送信された無線信号をもとに被検体2内の画像データを取得する。受信装置7は、位置情報および時刻を示す時刻情報等を、受信した画像データに対応付けてメモリに記憶する。受信装置7は、カプセル型内視鏡3により撮像が行われている間、たとえば被検体2の口から導入され、消化管内を通過して被検体2内から排出されるまでの間、受信装置ホルダーに収納されて、被検体2に携帯される。受信装置7は、カプセル型内視鏡3による検査の終了後、被検体2から取り外され、カプセル型内視鏡3から受信した画像データ等の情報の転送のため、画像処理装置8に接続される。
また、受信装置7は、アンテナ接続ユニット6がアンテナケーブル5の断線を検出した場合、受信装置7の表示部にアンテナが断線したことを示す表示を行い、ユーザに告知できる。
また、受信装置7の表示部72には、取得した画像を閲覧できるビュワー機能があるが、ビュワー機能を使い過ぎないように、受信装置7内部にある電源部のバッテリーの残量が想定した検査時間を保証できない容量になった場合に、ユーザに告知する手段を設けている。
受信装置7の表示部のビュワー機能でリアルタイムに画像を表示できるようになっているが、リアルタイム表示時にカプセル型内視鏡3から送信された画像データを確実に受信装置7の記憶部(メモリ)に保存するために、データのバッファを第1フレームバッファと第2のフレームバッファの2系統に分けて、例えば第1のフレームバッファでは保存データの処理を行い、第2のフレームバッファではリアルタイム表示のための処理を行うようにして、画像データの保存が確実に行われるようになっている。
また、受信装置7では、保存した画像データをプレイバックビュー機能により閲覧することができる。プレイバックビューを行う時、同時にカプセル型内視鏡3から送信された画像を受信しているので、同じ記憶部74に書き込みを行うと同時に同じ記憶部74から読み込みを行っている。この時に書き込みにフレームバッファを持たせて、1フレーム受信完了時にメモリに一気に書き込むことで、同じ保存メモリへの書き込みと同じ保存メモリからの読み込みが行えるようになっている。
また、受信装置7の起動時に受信装置7内部のソフトウェアが完全に動作していない状態で、ソフトウェアがハングアップしないように受信装置7の起動時のリセット、イベント発生時のリセット機能を受信装置7内部の制御部(CPU)以外に持たせている。ここでいうところのイベントとは、クレードル8aとの着脱時または、受信装置7の電源スイッチのON/OFF時等である。
また、受信装置7は、受信装置7内部にあるバッテリーに搭載された充電容量や劣化の状態を把握する回路から入手した情報を元に電源部75のバッテリーの状態を画像処理装置8や受信装置7で表示を行えるようになっている。
また、受信装置7は、検査中に受信装置7内部にあるバッテリーが取り外せないように、アンテナ接続ユニット6を接続している状態では、バッテリーカバーを取り外すボタンにアクセスできないようになっている。
また、受信装置7は、装置の上部に視認性の良いLEDを設けて、クレードル8aと接続して画像処理装置8により初期化を行う時に、初期化が完了すると上部LEDで識別が可能な構成になっている。
また、受信装置7は、アンテナ接続ユニット6およびクレードル8aに受信装置7を接続する時に位置がずれないようにガイドを設けている。
受信装置7は、身体に装着する時に受信装置ホルダーに挿入して使用するが、受信装置ホルダーは、操作者による画面確認、ボタン操作を容易に行えるように、受信装置7を挿入するホルダー本体と被験者2の肩にかける肩ベルトとを着脱できる構成になっている。
画像処理装置8は、液晶ディスプレイ等の表示部を備えたワークステーションまたはパーソナルコンピュータを用いて構成される。画像処理装置8は、受信装置7を介して取得した被検体2内の画像データに対応する画像を表示する。画像処理装置8には、受信装置7のメモリから画像データを読み取るクレードル8aと、キーボードおよびマウス等の操作入力デバイス8bとが接続される。クレードル8aは、受信装置7が装着された際に受信装置7のメモリから画像データや、この画像データに関連付けされた受信強度情報、時刻情報およびカプセル型内視鏡3の識別情報等の関連情報を取得し、取得した各種情報を画像処理装置8に転送する。操作入力デバイス8bは、ユーザによる入力を受け付ける。これにより、ユーザは、操作入力デバイス8bを操作しつつ、画像処理装置8が順次表示する被検体2内の画像を見ながら、被検体2内部の生体部位、たとえば食道、胃、小腸および大腸等を観察し、被検体2を診断する。
また、画像処理装置8は、アンテナ接続ユニット6から送られたアンテナ識別情報を受信装置7経由で取得し、アンテナ種別毎に位置検出の処理を替えられるようになっている。また、受信装置7から送られたアンテナ故障情報を元に異常を判定して、位置検出情報表示を切り替えられる構成になっている。クレードル8aには、クレードル8aと画像処理装置8を接続するケーブルがクレードル8aから抜けないように抜け防止用のバインダーを設けている。
つぎに、図1に示した取得用アンテナ4およびアンテナケーブル5の詳細な構成について説明する。図2は、図1に示す取得用アンテナ4およびアンテナケーブル5の構成を示す模式図である。
図2に示すように、取得用アンテナ4は、多角形シート部40と、コネクタ部40aと、第1の受信アンテナ41と、第2の受信アンテナ42と、第3の受信アンテナ43と、第4の受信アンテナ44と、第5の受信アンテナ45と、第6の受信アンテナ46と、第7の受信アンテナ47と、第8の受信アンテナ48と、を備える。第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48は、コネクタ部40aにそれぞれ接続され、1つの多角形シート部40上に設けられる。なお、図2において、基準点O1は、多角形シート部40の中心である。
多角形シート部40は、シート状のフレキシブル基板を用いて構成される。多角形シート部40の主面は、略八角形をなす。多角形シート部40は、被検体2の腹部表面全体を覆う大きさで形成される。多角形シート部40は、アンテナケーブル5が接続されるコネクタ部40aと、円形状をなす位置決め孔部40bと、を有する。
コネクタ部40aは、接触部材内部でアンテナケーブル5と接続する。コネクタ部40aは、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48が平面型の伝送線路(ストリップライン)によって接続される。
位置決め孔部40bは、中心が多角形シート部40の基準点O1から図中下方向に向って所定距離離れた位置に設けられる。位置決め孔部40bは、被検体2に装着される際に被検体2に対して、取得用アンテナ4の装着位置を決める位置決め部として機能する。たとえば、被検体2の体表の指標部位(たとえば、臍)が位置決め孔部40b内の中心部に位置するように多角形シート部40を被検体2に取り付けた場合、取得用アンテナ4における第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48が被検体2の体表の所定の装着位置に正確に装着される。なお、多角形シート部40の主面は、略八角形の必要はなく、たとえば四角形等であってもよい。
また、多角形シート部40は、多角形シート部40と基端部53との接続部を覆うカバー部54の縁で多角形シート部40が折れ曲がらないように、カバー部54を、基端部53から多角形シート部40に向かうにつれて厚さが薄くなる弾性部材で構成している。なお、取得用アンテナ4は、検査中にアンテナホルダーに入れて被検体2に装着されるが、取得用アンテナ4とアンテナホルダーを、上下及び/又は左右非対称な形状とすることで、取得用アンテナ4が上下逆や表裏逆ではアンテナホルダーに入らないようにして、取得用アンテナ4が間違った向きで被検体2に装着されることを防止できる。また、取得用アンテナ4の表面にアンテナの上下、表裏を間違えないような表示を行ってもよい。
第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42は、多角形シート部40の基準点O1を介して対向する位置にそれぞれ配置される。第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42は、エレメント部41aおよびエレメント部42aがそれぞれプリント配線によって多角形シート部40に形成される。第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42は、エレメント部41aおよびエレメント部42aそれぞれに接続される能動回路41bおよび能動回路42bを有する。能動回路41bおよび能動回路42bは、平面回路によってそれぞれ多角形シート部40に形成される。能動回路41bおよび能動回路42bは、第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42それぞれのインピーダンスマッチング、受信した無線信号の増幅や減衰を含む増幅処理および平衡から不平衡に変換する変換処理等を行う。第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42は、平面型の伝送線路(ストリップライン)によって多角形シート部40に設けられたコネクタ部40aに接続される。
第3の受信アンテナ43および第4の受信アンテナ44は、第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42に対して基準点O1を中心として平面内でそれぞれ90度回転した位置に配置される。第3の受信アンテナ43および第4の受信アンテナ44は、エレメント部43aおよびエレメント部44aがそれぞれプリント配線によって多角形シート部40に形成される。第3の受信アンテナ43および第4の受信アンテナ44は、エレメント部43aおよびエレメント部44aそれぞれに接続される能動回路43bおよび能動回路44bを有する。第3の受信アンテナ43および第4の受信アンテナ44は、平面型の伝送線路によってそれぞれコネクタ部40aに接続される。
第5の受信アンテナ45および第6の受信アンテナ46は、第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42に対して基準点O1を中心として平面内でそれぞれ45度回転した位置に配置される。第5の受信アンテナ45および第6の受信アンテナ46は、第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42より平面内の外周側の位置にそれぞれ配置される。第5の受信アンテナ45および第6の受信アンテナ46は、エレメント部45aおよびエレメント部46aがそれぞれプリント配線によって多角形シート部40に形成される。第5の受信アンテナ45および第6の受信アンテナ46は、エレメント部45aおよびエレメント部46aそれぞれに接続される能動回路45bおよび能動回路46bを有する。第5の受信アンテナ45および第6の受信アンテナ46は、平面型の伝送線路によってそれぞれコネクタ部40aに接続される。
第7の受信アンテナ47および第8の受信アンテナ48は、第5の受信アンテナ45および第6の受信アンテナ46に対して基準点O1を中心として平面内でそれぞれ90度回転した位置に配置される。第7の受信アンテナ47および第8の受信アンテナ48は、第1の受信アンテナ41および第2の受信アンテナ42より平面内の外周側の位置にそれぞれ配置される。第7の受信アンテナ47および第8の受信アンテナ48は、エレメント部47aおよびエレメント部48aがそれぞれプリント配線によって多角形シート部40に形成される。第7の受信アンテナ47および第8の受信アンテナ48は、エレメント部47aおよびエレメント部48aそれぞれに接続される能動回路47bおよび能動回路48bを有する。第7の受信アンテナ47および第8の受信アンテナ48は、平面型の伝送線路によってそれぞれコネクタ部40aに接続される。
このように構成された取得用アンテナ4は、被検体2の体表の指標となる部位を基準にして第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48を配置することにより、被検体2の体内臓器でありカプセル型内視鏡3が通過する体内管腔に対する各受信アンテナの相対位置を高い精度で配置することができる。これにより、位置決め孔部40bを用いて取得用アンテナ4を被検体2に取り付けるという簡便な作用によって、取得用アンテナ4の被検体2への位置決めを容易に行うことができる。なお、位置決め孔部40bに、透明部材、たとえば透明なビニールシート等を設けてもよい。
アンテナケーブル5は、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48がそれぞれ受信した無線信号をアンテナ接続ユニット6に送信するとともに、アンテナ接続ユニット6から供給される電力を第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48それぞれに伝送する。アンテナケーブル5は、接続プラグ部51と、ケーブル部52と、基端部53と、を有する。接続プラグ51は、アンテナ接続ユニット6側のケーブルコネクタに差し込まれることによって、アンテナ接続ユニット6と接続する。ケーブル部52は、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の数に応じた芯線を有する。具体的には、ケーブル部52は、8本の芯線を有する。基端部53は、コネクタ部40aに対して、
基準点O1を通る直線上から所定距離離れた位置で接続される。
ここで、図2で説明した第1の受信アンテナ41の構成について詳細に説明する。図3は、図2に示す第1の受信アンテナ41の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、第1の受信アンテナ41は、平衡型のアンテナを用いて構成される。具体的には、第1の受信アンテナ41のエレメント部41aが2本の直線上の導線を有するダイポールアンテナを用いて構成される。第1の受信アンテナ41は、エレメント部41aの2本の直線上の導線が左右対称に一直線上に略同じ長さで形成される。これにより、第1の受信アンテナ41は、主偏波に対して交差偏波のロスが大きくなる。なお、上述した第2の受信アンテナ42〜第8の受信アンテナ48は、第1の受信アンテナ41と同様の構成を有するので、説明を省略する。また、本実施の形態1では、受信アンテナの数を8個として説明しているが、8個に限定されるものではない。
つぎに、図1に示したアンテナ接続ユニット6の構成について説明する。図4は、図1に示したアンテナ接続ユニット6の構成を示す模式図である。なお、以下においては、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48のいずれか1つを示す場合、単に第1の受信アンテナ41(エレメント部41a,能動回路41b)として説明する。
図4に示すように、アンテナ接続ユニット6は、アンテナケーブル5が接続されるケーブルコネクタ部60、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48を択一的に切り替えるアンテナ切替選択スイッチ部61と、アンテナ切替選択スイッチ部61によって選択された第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48のいずれか1つを介して受信した無線信号に対して復調等の処理を行う受信回路62と、受信回路62から出力される無線信号から画像データ等を抽出する信号処理回路63と、受信回路62から出力される無線信号の強度に基づいて、受信強度を検出する受信電界強度検出回路64と、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48のいずれかに電力を供給するアンテナ電源切替選択部65と、受信電界強度検出回路64を校正する補正パラメータおよび第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48を校正する補正パラメータを記憶する記憶部66と受信装置7と双方向に送受信を行うI/F部67と、アンテナ接続ユニットの動作を制御する制御部68と、を備える。
ケーブルコネクタ部60は、アンテナケーブル5が着脱自在に接続される。ケーブルコネクタ部60は、アンテナ切替選択スイッチ部61およびアンテナ電源切替選択部65に電気的に接続される。
アンテナ切替選択スイッチ部61は、機械式スイッチまたは半導体スイッチ等を用いて構成される。アンテナ切替選択スイッチ部61は、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48それぞれにコンデンサC1を介して電気的に接続される。アンテナ切替選択スイッチ部61は、無線信号を受信する受信アンテナを切替る切替信号S1が制御部68から入力された場合、たとえば切替信号S1が指示する第1の受信アンテナ41を選択し、この選択した第1の受信アンテナ41を介して受信された無線信号を受信回路62に出力する。なお、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48それぞれに接続されるコンデンサの容量は、コンデンサC1の容量と等しい。
受信回路62は、アンテナ切替選択スイッチ部61によって選択された第1の受信アンテナ41を介して受信された無線信号に対して所定の処理、たとえば復調や増幅等の処理を行って信号処理回路63と受信電界強度検出回路64とにそれぞれ出力する。また、受信回路62は、フィルタ、増幅器およびミキサ等を用いて構成される。
信号処理回路63は、受信回路62から入力された無線信号の中から画像データを抽出し、抽出した画像データに対して所定の処理、たとえば各種の画像処理やA/D変換処理等を行って制御部68に出力する。具体的には、信号処理回路63は、画像データに対して増幅処理やノイズ低減処理等を行って制御部68に出力する。
受信電界強度検出回路64は、受信回路62から入力された無線信号の強度に応じた受信強度を検出し、検出した受信強度に受信回路62の利得および受信電界強度検出回路64自身の利得を加味した受信強度信号(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を制御部68に出力する。
アンテナ電源切替選択部65は、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48それぞれにコイルL1を介して電気的に接続される。アンテナ電源切替選択部65は、アンテナ切替選択スイッチ部61によって選択された第1の受信アンテナ41に対してアンテナケーブル5を介して電力を供給する。アンテナ電源切替選択部65は、電源切替選択スイッチ部651と、異常検出部652とを有する。なお、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48それぞれに接続されるコイルの電気的特性は、コイルL1の電気的特性と等しい。
電源切替選択スイッチ部651は、機械式スイッチまたは半導体スイッチ等を用いて構成される。電源切替選択スイッチ部651は、制御部68から電力を供給する受信アンテナを選択する選択信号S2が入力された場合、たとえば選択信号S2が指示する第1の受信アンテナ41を選択し、この選択した第1の受信アンテナ41のみに電力を供給する。
異常検出部652は、電力を供給する第1の受信アンテナ41に異常が生じている場合、電力を供給する第1の受信アンテナ41に異常が生じていることを示す異常信号を制御部68に出力する。具体的には、異常検出部652は、電源切替選択スイッチ部651が選択した第1の受信アンテナ41に供給される電圧に基づいて、第1の受信アンテナ41に断線異常または短絡異常を検出し、この検出結果を制御部68に出力する。
記憶部66は、アンテナ接続ユニット6の内部に固定的に設けられるフラッシュメモリやRAM(Random Access Memory)等の半導体メモリを用いて構成される。記憶部66は、カプセル型内視鏡3が撮像した画像データやこの画像データに対応付けされた各種情報、たとえばカプセル型内視鏡3の位置情報、受信強度情報および無線信号を受信した受信アンテナを識別する識別情報およびアンテナ接続ユニット6が実行する各種プログラム等を記憶する。記憶部66は、受信電界強度検出回路64が検出した受信強度を補正するための受信強度補正パラメータを記憶する受信強度補正パラメータ記憶部661と、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の受信電力を補正するためのアンテナ補正パラメータを記憶するアンテナ補正パラメータ記憶部662と、を有する。なお、受信強度補正パラメータ記憶部661およびアンテナ補正パラメータ記憶部662は、後述する補正処理によって行われた結果を記憶する。
I/F部67は、通信インターフェースとしての機能を有し、受信装置7と双方向に送受信を行う。本実施の形態では、I/F部67が出力部として機能する。
制御部68は、CPU等を用いて構成される。制御部68は、記憶部66からプログラムを読み出して実行し、アンテナ接続ユニット6を構成する各部に対する指示やデータの転送等を行ってアンテナ接続ユニット6の動作を統括的に制御する。
制御部68の詳細な構成について説明する。選択制御部681と、異常情報付加部682と、補正パラメータ作成部683と、算出部684と、を有する。
選択制御部681は、カプセル型内視鏡3から送信される無線信号を受信する受信アンテナを選択するとともに、選択した受信アンテナのみに電力を供給する制御を行う。具体的には、選択制御部681は、受信電界強度検出回路64が検出した第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48それぞれの受信強度(入力電力)に基づいて、カプセル型内視鏡3から送信される無線信号を受信する受信アンテナを選択するともに、選択した受信アンテナのみに電力を供給する制御を行う。たとえば、選択制御部681は、所定のタイミング毎、たとえば100msec毎にアンテナ切替選択スイッチ部61を駆動させ、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の中から無線信号を受信する受信アンテナを順次選択し、受信電界強度検出回路64が検出する受信強度が所定の値になるまでこの処理を繰り返し行う。
異常情報付加部682は、異常検出部652が第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48のいずれか一つで異常を検出した場合、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48がそれぞれ受信した無線信号に対し、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48のいずれか一つに異常が生じていることを示す異常情報を付加する。具体的には、異常情報付加部682は、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48がそれぞれ受信した無線信号に対して信号処理回路63が信号処理を行った画像データに、異常情報を示すフラグを付加する。
補正パラメータ作成部683は、受信電界強度検出回路64に入力した互いに異なる複数の入力電力と各入力電力に対応する受信強度とに基づいて、受信電界強度検出回路64を補正するための受信強度補正パラメータを作成する。補正パラメータ作成部683は、作成した受信強度補正パラメータを受信強度補正パラメータ記憶部661に記憶(格納)する。また、補正パラメータ作成部683は、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48にそれぞれ送信された基準電力と、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48がそれぞれ受信した受信電力との差分値に基づいて、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の受信電力を補正するためのアンテナ補正パラメータを作成する。補正パラメータ作成部683は、作成したアンテナ補正パラメータをアンテナ補正パラメータ記憶部662に記憶する。
算出部684は、受信強度補正パラメータ記憶部661が記憶する受信強度補正パラメータおよびアンテナ補正パラメータ記憶部662が記憶するアンテナ補正パラメータを参照して、受信電界強度検出回路64が検出する受信強度を補正した補正値を算出する。
つぎに、図1に示した受信装置7について説明する。図5は、図1に示した受信装置7の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、受信装置7は、アンテナ接続ユニット6と双方向に送受信を行うI/F部71と、アンテナ接続ユニット6を介してカプセル型内視鏡3から受信した画像データに対応する画像を表示する表示部72と、クレードル8aを介して画像処理装置8と双方向に通信を行うI/F部73と、取得用アンテナ4、アンテナケーブル5およびアンテナ接続ユニット6を介してカプセル型内視鏡3から受信した画像データを含む各種情報を記憶する記憶部74と、取得用アンテナ4、アンテナ接続ユニット6および受信装置7の各部に電力を供給する電源部75と、受信装置7の動作を制御する制御部76と、を備える。
I/F部71は、通信インターフェースとしての機能を有し、アンテナ接続ユニット6と双方向に通信を行う。
表示部72は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等からなる表示パネルを用いて構成される。表示部72は、カプセル型内視鏡3が撮像した画像データに対応する画像、アンテナ接続ユニット6の動作状態、受信装置7の動作状態、被検体2の患者情報および検査日時等の各種情報を表示する。
I/F部73は、通信インターフェースとしての機能を有し、クレードル8aを介して画像処理装置8と双方向に送受信を行う。
記憶部74は、受信装置7の内部に固定的に設けられるフラッシュメモリやRAM等の半導体メモリを用いて構成される。記憶部74は、カプセル型内視鏡3が撮像した画像データやこの画像データに対応付けされた各種情報、たとえばカプセル型内視鏡3の位置情報、受信強度情報および無線信号を受信した受信アンテナを識別する識別情報等を記憶する。記憶部74は、受信装置7が実行する各種プログラム等を記憶する。なお、記憶部74に対し、外部からメモリカード等の記録媒体に対して情報を記憶する一方、記録媒体が記憶する情報を読み出す記録媒体インターフェースとしての機能を具備させてもよい。
電源部75は、受信装置7に着脱自在なバッテリーとオンオフ状態を切り替えるスイッチ部とを用いて構成される。電源部75は、オン状態において受信装置7、アンテナ接続ユニット6および取得用アンテナ4の各構成部に必要な駆動電力を供給し、オフ状態において受信装置7、アンテナ接続ユニット6および取得用アンテナ4の各構成部に供給する駆動電力を停止する。
制御部76は、CPU等を用いて構成される。制御部76は、記憶部74からプログラムを読み出して実行し、受信装置7を構成する各部に対する指示やデータの転送等を行って受信装置7の動作を統括的に制御する。制御部76は、画像処理部761を有する。
画像処理部761は、I/F部71を介してアンテナ接続ユニット6から出力された画像データに対して所定の画像処理を行って記憶部74に記憶する。具体的には、画像処理部761は、画像データに対して、少なくとも画像の明るさを調整するゲイン処理、階調を補正する階調補正処理、エッジ処理、ホワイトバランス処理、色補正処理およびγ補正処理を含む画像処理を行う。また、画像処理部761は、JPEG方式に従って画像データを圧縮し、圧縮した画像データを記憶部74に記憶させてもよい。
このように構成された受信アンテナ接続ユニットにおいて、アンテナ接続ユニット6の受信電界強度検出回路64が検出する受信強度が個体毎にそれぞればらつきが生じるため、ばらつきを補正する際に用いる受信強度補正装置(以下、「RSSI補正装置」という)について説明する。図6は、RSSI補正装置9の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、RSSI補正装置9は、アンテナケーブル5を介してアンテナ接続ユニット6に電気的に接続されるコネクタ部91と、アンテナ接続ユニット6の受信電界強度検出回路64に基準電力を出力する基準電力出力部92と、アンテナ接続ユニット6に入力する入力電力のレベルを指示する指示信号の入力を受け付ける入力部93と、アンテナ接続ユニット6と双方向に送受信を行うI/F部94と、RSSI補正装置9が実行するプログラムを記憶する記憶部95と、RSSI補正装置9の動作を制御する制御部96と、を備える。
コネクタ部91は、基準電力出力部92と接続する。コネクタ部91は、アンテナケーブル5が接続されることにより、アンテナ接続ユニット6に基準電力出力部92の基準電力を出力する。
基準電力出力部92は、制御部96の制御のもと、アンテナ接続ユニット6に異なるレベルの入力電力(基準電力)を出力する。具体的には、基準電力出力部92は、アンテナケーブル5およびコネクタ部91を介してアンテナ接続ユニット6に互いに異なる複数の基準電力、たとえば−100dBm〜−10dBmを所定の間隔毎にアンテナ接続ユニット6に出力する。
入力部93は、RSSI補正装置9の起動を指示する指示情報、アンテナ接続ユニット6に入力する入力電力のレベルを指示する指示情報および他の各種指示情報を受け付けて制御部96に入力する。なお、入力部93は、タッチパネルや機械式のスイッチ等を用いて構成される。
I/F部94は、通信インターフェースとしての機能を有し、アンテナ接続ユニット6と双方向に送受信を行う。
記憶部95は、RSSI補正装置9の内部に固定的に設けられるフラッシュメモリやRAM等の半導体メモリを用いて構成される。記憶部95は、RSSI補正装置9が実行するプログラムを記憶する。なお、記憶部95は、I/F部94および制御部96を介してアンテナ接続ユニット6から出力された受信強度を記憶してもよい。
制御部96は、入力部93から入力される指示信号に基づいて、アンテナ接続ユニット6に対し、入力電力を基準電力出力部92に出力させる。具体的には、制御部96は、入力部93から入力される指示信号に基づいて、アンテナ接続ユニット6に対し、互いに異なる複数の基準電力を基準電力出力部92に出力させる。また、制御部96は、アンテナ接続ユニット6の補正パラメータ作成部683の制御のもと、アンテナ接続ユニット6に対して入力電力として基準電力を基準電力出力部92に出力する。
このように構成されたRSSI補正装置9を用いてアンテナ接続ユニット6の受信電界強度検出回路64の検出強度を補正する際に用いる補正パラメータの作成方法について説明する。図7は、アンテナ接続ユニット6の受信電界強度検出回路64とRSSI補正装置9とを用いて補正パラメータ作成部683が受信強度補正パラメータを作成する際の模式図である。図8は、アンテナ接続ユニット6が行う受信強度値補正パラメータを作成する際の処理の概要を示すフローチャートである。なお、RSSI補正装置9の基準電力出力部92とアンテナ接続ユニット6のケーブルコネクタ部60とは、アンテナケーブル5を介して電気的に接続されている。また、RSSI補正装置9のI/F部94とアンテナ接続ユニット6のI/F部67とは、通信ケーブル5aを介して電気的に接続されている。
図8に示すように、補正パラメータ作成部683は、I/F部67、I/F部94および制御部96を介して基準電力出力部92に入力電力(基準電力)を出力させ(ステップS101)、受信電界強度検出回路64が検出した検出強度に、基準電力出力部92が出力した入力電力を対応付けて記憶部66に記憶する(ステップS102)。
続いて、補正パラメータ作成部683は、I/F部67、I/F部94および制御部96を介して基準電力出力部92に電力のレベルが異なる入力電力を出力させ(ステップS103)、受信電界強度検出回路64が検出した受信強度に、基準電力出力部92が出力した入力電力を対応付けて記憶部66に記憶する(ステップS104)。
その後、補正パラメータ作成部683は、基準電力出力部92による各入力電力(複数ポイント)が終了したか否かを判断する(ステップS105)。基準電力出力部92による各入力電力が終了した場合(ステップS105:Yes)、補正パラメータ作成部683は、ステップS106へ移行する。一方、基準電力出力部92による各入力電力が終了していない場合(ステップS105:No)、補正パラメータ作成部683は、ステップS103へ戻る。
ステップS106において、補正パラメータ作成部683は、記憶部66が記憶する検出強度と各入力電力との対応関係に基づいて、受信電界強度検出回路64の特性パラメータを作成する。具体的には、補正パラメータ作成部683は、記憶部66が記憶する受信電界強度検出回路64の各検出強度と、この各検出強度に対応付けられたそれぞれの入力電力とを用いて、線形補正(線形補間)または非線形補正(非線形補間)を行うことで、各入力電力と検出強度との関係を示す受信電界強度検出回路64の特性パラメータを作成する。
その後、補正パラメータ作成部683は、記憶部66が記憶する受信電界強度検出回路64の基準パラメータを参照して、特性パラメータを補正した受信強度補正パラメータを作成する(ステップS107)。ここで、基準パラメータとは、キャリブレーションのための基準となる受信電界強度検出回路に対して行った特性パラメータである。
図9は、受信電界強度検出回路64が検出する検出強度と入力電力との関係を示す図である。図9において、横軸が基準電力出力部92による入力電力(dBm)を示し、縦軸が受信電界強度検出回路64による検出強度(v)を示す。また、図9において、また、図9において、曲線L1が各入力電力に対応する検出強度の基準パラメータを示し、曲線L2が補正前の各入力電力に対応する検出強度の特性パラメータの一例を示し、曲線L3が補正前の各入力電力に対応する検出強度の別の特性パラメータの一例を示す。
図9に示すように、補正パラメータ作成部683は、基準パラメータ(曲線L1)を参照して、検出強度の特性パラメータ(曲線L2または曲線L3)を補正する。具体的には、図10に示すように、補正パラメータ作成部683は、検出強度の基準パラメータ(曲線L1)を参照して、記憶部66が記憶する受信電界強度検出回路64の検出強度と各入力電力との対応関係を示す特性パラメータテーブルT1を補正して受信強度補正パラメータテーブルT2を作成する。また、補正パラメータ作成部683は、検出強度の基準パラメータ(曲線L1)を参照して、記憶部66が記憶する受信電界強度検出回路64の検出強度と各入力電力との対応関係を示す特性パラメータテーブルT3を補正して受信強度補正パラメータテーブルT2を作成する。たとえば、図10に示すように、特性パラメータテーブルT1の場合、補正パラメータ作成部683は、入力電力−100(dBm)に対して検出強度1.0(v)が記憶されているとき、入力電力−100(dBm)に対して検出強度1.2(v)になるように補正して受信強度補正パラメータテーブルT2を作成する。また、図10に示すように、特性パラメータテーブルT3の場合、補正パラメータ作成部683は、入力電力−100(dBm)に対して検出強度1.3(v)が記憶されているとき、入力電力−100(dBm)に対して検出強度1.2(v)になるように補正して受信強度補正パラメータテーブルT2を作成する。
このように、補正パラメータ作成部683は、記憶部66が記憶する基準パラメータを参照して、線形補正または非線形補正によって作成した各入力電力に対応する検出強度を補正して受信強度補正パラメータを作成する。なお、補正パラメータ作成部683は、各検出強度から傾きを算出し、この傾きが基準パラメータと一致するように補正することによって受信強度補正パラメータテーブルT2を作成してもよい。
図8に戻り、ステップS108以降の説明を続ける。ステップS108において、補正パラメータ作成部683は、受信強度補正パラメータを受信強度補正パラメータ記憶部661に記憶し、本処理を終了する。
つぎに、受信強度補正装置9を用いて取得用アンテナ4が受信する受信電力を補正する際に用いるアンテナ補正パラメータの作成方法について説明する。図11は、アンテナ接続ユニット6が行うアンテナ補正パラメータを作成する際の処理の概要を示すフローチャートである。なお、アンテナ接続ユニット6に対して取得用アンテナ4がアンテナケーブル5を介して接続されている。さらに、受信強度補正装置9は、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48それぞれの配置位置に対向する複数の送信アンテナを有するシート状の治具がアンテナケーブル5を介してコネクタ部91に接続されている。
図11に示すように、補正パラメータ作成部683は、入力電力を受信させる受信アンテナを選択する(ステップS201)。具体的には、補正パラメータ作成部683は、アンテナ切替選択スイッチ部61を駆動することにより、入力電力を受信させる受信アンテナとして第1の受信アンテナ41を選択する。
続いて、補正パラメータ作成部683は、I/F部67、I/F部94および制御部96を介して基準電力出力部92に入力電力を出力させ(ステップS202)、受信電界強度検出回路64を介して第1の受信アンテナ41が受信した受信電力を取得する(ステップS203)。
続いて、補正パラメータ作成部683は、基準電力出力部92に出力させた入力電力と受信電界強度検出回路64を介して取得した第1の受信アンテナ41の受信電力との差分値を算出する(ステップS204)。
その後、補正パラメータ作成部683は、算出した差分値と受信した受信アンテナとを対応付けてアンテナ補正パラメータ記憶部662に記憶する(ステップS205)。
続いて、補正パラメータ作成部683は、取得用アンテナ4の全ての受信アンテナの受信電力に対する差分値の算出が終了したか否かを判断する(ステップS206)。全ての受信アンテナの受信電力に対する差分値の算出が終了していない場合(ステップS206:No)、補正パラメータ作成部683は、ステップS201へ戻る。一方、全ての受信アンテナの受信電量に対する差分値の算出が終了している場合(ステップS206:Yes)、補正パラメータ作成部683は、本処理を終了する。
以上説明した本発明の一実施の形態によれば、補正パラメータ作成部683が異なるレベルの入力電力と各レベルの入力電力にそれぞれ対応する受信電界強度検出回路64の受信強度との対応関係に基づいて、受信電界強度検出回路64を補正するための受信強度補正パラメータを作成して受信強度補正パラメータ記憶部661に記憶する。これにより、受信電界強度検出回路64の個体間で生じる利得のばらつきを防止することができ、より精度の高いカプセル型内視鏡3の位置推定を行うことができる。
また、本発明の一実施の形態によれば、補正パラメータ作成部683が第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48にそれぞれ送信された所定の電力と第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48によってそれぞれ受信された受信電力との差分値に基づいて、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48をそれぞれ補正するためのアンテナ補正パラメータを作成してアンテナ補正パラメータ記憶部662に記憶する。これにより、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の個体間で生じる利得のばらつきを防止することができ、より精度の高いカプセル型内視鏡3の位置推定を行うことができる。
さらに、本発明の一実施の形態によれば、算出部684が受信強度補正パラメータ記憶部661によって記憶された受信強度補正パラメータによる補正の後に、アンテナ補正パラメータ記憶部662によって記憶されたアンテナ補正パラメータの補正を行い、受信電界強度検出回路64が検出する受信強度を補正した補正値を算出する。これにより、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の個体間で生じる利得のばらつきを防止することができ、より精度の高いカプセル型内視鏡3の位置推定を行うことができる。
また、本発明の一実施の形態によれば、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48それぞれに能動回路41b〜48bを設けているので、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48を被検体2に密着させることなく、カプセル型内視鏡3から送信される無線信号を受信することができる。
また、本発明の一実施の形態によれば、カプセル型内視鏡3が発信する無線信号の放射パターンと、偏波の方向に送信するカプセル型内視鏡3の送信アンテナの形状とが既知であれば、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48全てで受信強度を測定し、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の受信強度バランスに一致させながらカプセル型内視鏡3の位置と方向とを探すことで、被検体2におけるカプセル型内視鏡3の位置を容易に推定することができる。
また、本発明の一実施の形態によれば、カプセル型内視鏡3が被検体2で取得した画像データを変調して無線信号として送信する。このため、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48のうち受信強度が一番強い受信アンテナで受信して復調することで確実に画像データを復元することができる。
なお、本発明の一実施の形態では、アンテナ補正パラメータ記憶部662によって記憶されたアンテナ補正パラメータの補正を行った後に、受信強度補正パラメータ記憶部661によって記憶された受信強度補正パラメータの補正を行ってもよい。
(変形例1)
また、上述した実施の形態では、算出部684が受信強度補正パラメータ記憶部661によって記憶された受信強度補正パラメータおよびアンテナ補正パラメータ記憶部662によって記憶されたアンテナ補正パラメータを参照して、受信電界強度検出回路64が検出する受信強度を補正した補正値を算出していたが、受信装置7または画像処理装置8に補正値を算出させてもよい。この場合、アンテナ接続ユニット6は、I/F部67を介して受信装置7または画像処理装置8に対して、受信強度補正パラメータ記憶部661が記憶する受信強度補正パラメータ、アンテナ補正パラメータ記憶部662が記憶するアンテナ補正パラメータおよび受信電界強度検出回路64が検出する受信強度を出力し、受信装置7または画像処理装置8それぞれの制御部が受信強度を補正した補正値を算出する。これにより、アンテナ接続ユニット6の制御部68の処理能力を抑えることができるうえ、補正値の算出速度を向上することができる。
(変形例2)
また、上述した実施の形態では、アンテナ接続ユニット6に補正パラメータ作成部683、算出部684および受信強度補正パラメータ記憶部661が設けられていたが、受信装置7に補正パラメータ作成部683、算出部684および受信強度補正パラメータ記憶部661を設けてもよい。これにより、アンテナ接続ユニット6の制御部68の処理能力を抑えることができるうえ、補正値の算出速度を向上することができる。なお、この場合、補正パラメータ作成部683が作成した受信強度補正パラメータおよびアンテナ補正パラメータそれぞれをアンテナ接続ユニット6の記憶部66に記憶させてもよい。
(変形例3)
また、上述した実施の形態では、アンテナ接続ユニット6に補正パラメータ作成部683が設けられていたが、受信強度補正装置9に補正パラメータ作成部683を設けてもよい。これにより、アンテナ接続ユニット6の制御部68の処理能力を抑えることができるうえ、プログラム容量を小さくできるため、回路の小型化が実現できる。なお、この場合、補正パラメータ作成部683が作成した受信強度補正パラメータおよびアンテナ補正パラメータそれぞれをアンテナ接続ユニット6の記憶部66に記憶させてもよい。さらに、アンテナ接続6は、算出部684が受信強度補正装置9によって作成され、記憶部66の受信強度補正パラメータ記憶部661およびアンテナ補正パラメータ記憶部662が記憶する受信強度補正パラメータおよびアンテナ補正パラメータを参照して、受信電界強度回路64が検出する受信強度を補正した補正値を参照してもよい。
(変形例4)
また、上述した実施の形態では、アンテナ接続ユニット6に補正パラメータ作成部683、算出部684および受信強度補正パラメータ記憶部661が設けられていたが、画像処理装置8に補正パラメータ作成部683、算出部684および受信強度補正パラメータ記憶部661を設けてもよい。これにより、アンテナ接続ユニット6の制御部68の処理能力を抑えることができるうえ、補正値の算出速度を向上することができる。なお、この場合、補正パラメータ作成部683が作成した受信強度補正パラメータおよびアンテナ補正パラメータそれぞれをアンテナ接続ユニット6の記憶部66に記憶させてもよい。
また、上述した実施の形態では、異常検出部652は、電圧に基づいて第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の異常を検出していたが、たとえば電流および/または電力に基づいて第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の異常を検出してもよい。さらに、異常検出部652は、電圧、電流および電力を組み合わせて第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48の異常を検出するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、アンテナ接続ユニット6と受信装置7とを一体的に設けてもよい。さらに、取得用アンテナ4、アンテナ接続ユニット6および受信装置7を一体的に設けてもよい。
また、上述した実施の形態では、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48が多角形シート部40に一体的に形成されていたが、第1の受信アンテナ41〜第8の受信アンテナ48がそれぞれ別体に形成されていてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 カプセル型内視鏡システム
2 被検体
3 カプセル型内視鏡
4 取得用アンテナ
5 アンテナケーブル
6 アンテナ接続ユニット
7 受信装置
8 画像処理装置
8a クレードル
8b 操作入力デバイス
9 受信強度補正装置
40 多角形シート部
40a,91 コネクタ部
40b 位置決め孔部
41 第1の受信アンテナ
42 第2の受信アンテナ
43 第3の受信アンテナ
44 第4の受信アンテナ
45 第5の受信アンテナ
46 第6の受信アンテナ
47 第7の受信アンテナ
48 第8の受信アンテナ
41a〜48a エレメント部
41b〜48b 能動回路
51 接続プラグ部
52 ケーブル部
53 基端部
60 ケーブルコネクタ部
61 アンテナ切替選択スイッチ部
62 受信回路
63 信号処理回路
64 受信電界強度検出回路
65 アンテナ電源切替選択部
66,74,95 記憶部
67,71,73,94 I/F部
68,76,96 制御部
72 表示部
75 電源部
92 基準電力出力部
93 入力部
651 電源切替選択スイッチ部
652 異常検出部
681 選択制御部
682 異常情報付加部
683 補正パラメータ作成部
684 算出部
661 受信強度補正パラメータ記憶部
662 アンテナ補正パラメータ記憶部
761 画像処理部
制御部96は、入力部93から入力される指示信号に基づいて、アンテナ接続ユニット6に対し、入力電力を基準電力出力部92に出力させる。具体的には、制御部96は、入力部93から入力される指示信号に基づいて、アンテナ接続ユニット6に対し、互いに異なる複数の基準電力を基準電力出力部92に出力させる。また、制御部96は、アンテナ接続ユニット6の補正パラメータ作成部683の制御のもと、アンテナ接続ユニット6に対して入力電力として基準電力を基準電力出力部92に出力させる

Claims (11)

  1. 被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナが接続されるアンテナ接続ユニットにおいて、
    前記複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部と、
    複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成部と、
    前記補正パラメータ作成部が作成した前記受信強度補正パラメータを記憶する記憶部と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ接続ユニット。
  2. 前記補正パラメータ作成部は、前記複数の受信アンテナにそれぞれ送信された所定の電力と前記複数の受信アンテナがそれぞれ受信した受信電力との差分値に基づいて、前記複数の受信アンテナをそれぞれ補正するためのアンテナ補正パラメータを作成し、
    前記記憶部は、前記アンテナ補正パラメータを記憶することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ接続ユニット。
  3. 前記記憶部が記憶する前記受信強度補正パラメータおよび前記アンテナ補正パラメータを参照して、前記受信電界強度検出部が検出する前記受信強度を補正した補正値を算出する算出部をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ接続ユニット。
  4. 前記受信強度補正パラメータ、前記アンテナ補正パラメータおよび前記受信電界強度検出部が検出する前記受信強度を外部に出力する出力部をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ接続ユニット。
  5. 前記受信アンテナは、能動回路が接続されたダイポールアンテナであることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ接続ユニット。
  6. 被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得するカプセル型内視鏡から送信された無線信号をそれぞれ受信する複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部と、各種情報を記憶する記憶部と、を有するアンテナ接続ユニットの受信強度を補正する受信強度補正装置であって、
    複数の基準電力を前記アンテナ接続ユニットに出力する基準電力出力部と、
    前記基準電力出力部が出力する前記基準電力と各基準電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成部と、
    前記補正パラメータ作成部が作成した前記受信強度補正パラメータを前記アンテナ接続ユニットに出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする受信強度補正装置。
  7. 前記補正パラメータ作成部は、前記複数の受信アンテナにそれぞれ送信された所定の電力と前記複数の受信アンテナがそれぞれ受信した受信電力との差分値に基づいて、前記複数の受信アンテナをそれぞれ補正するためのアンテナ補正パラメータを作成し、
    前記記憶部は、前記アンテナ補正パラメータを記憶することを特徴とする請求項6に記載の受信強度補正装置。
  8. 前記受信アンテナは、能動回路が接続されたダイポールアンテナであることを特徴とする請求項6または7に記載の受信強度補正装置。
  9. 被検体内に導入されて該被検体内の画像データを取得し、該画像データを無線信号に変換して外部に送信するカプセル型内視鏡と、
    前記無線信号を受信する複数の受信アンテナと、
    前記複数の受信アンテナからそれぞれ入力される入力電力に応じた前記無線信号の受信強度を検出する受信電界強度検出部を有するアンテナ接続ユニットと、
    前記アンテナ接続ユニットが着脱自在に装着される受信装置と、
    前記受信装置を介して前記画像データを取得し、該画像データに対応する画像を表示する画像表示装置と、
    を備え、
    前記アンテナ接続ユニットは、
    複数の前記入力電力と各入力電力に対応する前記受信強度とに基づいて、前記受信電界強度検出部を補正するための受信強度補正パラメータを作成する補正パラメータ作成部と、
    前記補正パラメータ作成部が作成した前記受信強度補正パラメータを記憶する記憶部と、
    を備えることを特徴とするカプセル型内視鏡システム。
  10. 前記補正パラメータ作成部は、前記複数の受信アンテナにそれぞれ送信された所定の電力と前記複数の受信アンテナがそれぞれ受信した受信電力との差分値に基づいて、前記複数の受信アンテナをそれぞれ補正するためのアンテナ補正パラメータを作成し、
    前記記憶部は、前記アンテナ補正パラメータを記憶することを特徴とする請求項8に記載のカプセル型内視鏡システム。
  11. 前記受信アンテナは、能動回路が接続されたダイポールアンテナであることを特徴とする請求項9または10に記載のカプセル型内視鏡システム。
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