JPWO2013051219A1 - レーザ脱毛器 - Google Patents
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Abstract
人の肌に直接的な熱の悪影響を及ぼすことなく、しかも焼灼後の体毛の毛先を揃えることができ、省電力で効率良く除毛することができるレーザ脱毛器を提供する。レーザ脱毛器が、肌面を接触させる接触面と、接触面に形成された凹部とを有する筐体と、筐体内に配設されレーザ光を生成するレーザ光発生部と、凹部の内壁面に形成され、レーザ光を凹部内の空間を介して内壁に向けて射出する第1の孔部とを具備する。
Description
本発明は、レーザ光の照射によって体毛を除去するレーザ脱毛器に関する。
従来、顔ひげや手足の毛髪を除去(すなわち、除毛や脱毛)するものとして非電動の剃刀や毛抜きなどが用いられている。これらの使用は、面倒で不快感を伴いがちである。これらの使用によって皮膚に直接刺激やダメージを与えたりすることもある。
一方、電気機械化された装置として、ドライシェーバと呼ばれるものが提供されている。このドライシェーバは、車中での使用が可能である。ドライシェーバは、皮膚に大きなダメージを与えない電気機械式の剃刀が広く使用されている。この電気機械式の剃刀は、回転刃をモータなどで回転させる構成である。このため、この電気機械式剃刀は、騒音を発生させ周辺環境に悪影響を与えることがある。
一方、電気機械化された装置として、ドライシェーバと呼ばれるものが提供されている。このドライシェーバは、車中での使用が可能である。ドライシェーバは、皮膚に大きなダメージを与えない電気機械式の剃刀が広く使用されている。この電気機械式の剃刀は、回転刃をモータなどで回転させる構成である。このため、この電気機械式剃刀は、騒音を発生させ周辺環境に悪影響を与えることがある。
また、皮膚の近傍で、高熱のワイヤやリボンを用いて当該皮膚に生えた体毛を焼灼するヒートジェネレータと呼ばれる除毛装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ヒートジェネレータは、騒音を発生させることなく体毛を除去することができる。このヒートジェネレータは、加熱要素であるワイヤやリボンに対し熱パルスを供給する。したがって瞬時温度が高くても、平均温度を抑えることができる。この結果、ヒートジェネレータは、皮膚に対して、熱によるダメージを与えないという利点がある。
しかしながら、上記した従来の除毛装置では、体毛の除去のために熱を加える加熱要素がワイヤやリボンであるため、焼灼による体毛の切除に時間が掛かる場合がある。例えば、ワイヤやリボンが熱抵抗を持つため、ワイヤやリボンの温度が、体毛を焼灼できる温度に達するまでに時間が掛かることがある。また、上記した従来の除毛装置では、毛の太さの違いによって焼灼のスピードが異なるため、焼灼後の毛先が、不揃いになってしまう場合がある。さらにワイヤやリボンを使用した場合、電力消費が大きくなるという不都合がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、レーザ光が持つ光の直進性および収束性を利用することによって人の肌(皮膚)に直接的な熱の悪影響を及ぼすことなく、しかも焼灼後の体毛の毛先を揃えることができるレーザ脱毛器を提供することを目的とする。そして本発明によれば、省電力で、効率良く体毛を除去することができる。
前述した目的を達成するために、本発明に係るレーザ脱毛器は、肌面を接触させる接触面と、当該接触面に形成された凹部とを有する筐体と、前記筐体内に配設されレーザ光を生成するレーザ光発生部と、前記凹部の内壁面に形成され、前記レーザ光を前記凹部内の空間を介して前記内壁に向けて射出する第1の孔部と、を具備する。
本発明に係るレーザ脱毛器は、前記凹部の内壁面に形成され、前記レーザ光を前記凹部内の空間を介して前記内壁に向け、前記第1の孔部から射出される前記レーザ光の射出方向とは異なる方向に射出する第2の孔部をさらに備えてもよい。
本発明に係るレーザ脱毛器は、レーザ光発生部および前記第1の孔部に接続され、前記レーザ光発生部が生成したレーザ光を前記第1の孔部に伝送する管状のレーザ光導出部をさらに備えることもできる。
本発明に係るレーザ脱毛器は、前記凹部の内壁面に形成され、前記レーザ光を前記凹部内の空間を介して前記内壁に向け、前記第1の孔部から射出される前記レーザ光の射出方向とは異なる方向に射出する第2の孔部をさらに備えてもよい。
本発明に係るレーザ脱毛器は、レーザ光発生部および前記第1の孔部に接続され、前記レーザ光発生部が生成したレーザ光を前記第1の孔部に伝送する管状のレーザ光導出部をさらに備えることもできる。
また、本発明に係るレーザ脱毛器は、第1の孔部を、前記接触面に沿って直線上に配置することもできる。この構成により、本発明に係るレーザ脱毛器は、前記凹部内に案内された体毛を、前記接触面に沿って同時に、かつ効率的に焼灼できる。
また、本発明に係るレーザ脱毛器は、前記第1の孔部に対向するスリットを有する。この構成により、使用者が、レーザ脱毛器の本体を肌に沿って移動させたときに、スリットをガイドとして使用できる。この結果、本発明に係るレーザ脱毛器は、体毛を前記凹部内にスムースに案内できる。さらに、このスリットによって、体毛を立たせたり、整えたりすることができる。この結果、体毛を前記接触面に沿って、所定の高さとなるように切り揃えることができる。
また、本発明に係るレーザ脱毛器は、前記第1の孔部と略平行に、かつ一部が前記肌面に接触するように配置され、前記第1の孔部から射出されたレーザ光を吸収して発熱する発熱体を備える。発熱体は、光エネルギを熱エネルギに変換して高温になる。この発熱体の発熱によって、肌の毛穴を開かせて除去作用をさらに高められる。発熱体はレーザ光によって発熱する為、肌の毛穴を開かせるために余計な電力を消費することがない。また、この発熱体が、光を吸収するので、放射されたレーザ光が使用者の目に入ることを回避することができる。
また、本発明に係るレーザ脱毛器は、前記第1の孔部から照射されるレーザの方向に向かって前記肌面に対して前記接触面が移動したことを検知する検知部と、この検知部での検知に基づき、前記レーザ光線の照射をオンオフする制御部とを備えることもできる。この構成により、使用者が、肌上で所定の方向にレーザ脱毛器を前進させたときだけ自動的にレーザ光が照射される。レーザ脱毛器の移動を停止または後退させたときには、自動的にレーザ光の照射が停止する。この結果、レーザ光の常時照射による電力の損失を抑えられる。
本発明によれば、人の肌(皮膚)に直接的な熱の悪影響を及ぼすことなく、しかも焼灼後の毛先を揃えることができる。本発明によれば、省電力で、効率良く体毛を除去することができる。
以下、実施の形態を図に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1および図2において、第1実施形態に係るレーザ脱毛器100は、筐体1、レーザ光出口2および発熱体3を具備している。レーザ脱毛器100は、レーザ光によって体毛を焼灼することができる。レーザ光を使用することで、ワイヤやリボンを加熱する除毛装置に比べて省電力で体毛を除去することができる。
筐体1は、全体として壁部5a、5b、5cおよび5dによって囲われた直方体形状を有している。壁部5a、5b、5cおよび5dそれぞれに接する筐体1の一方の端面には、その略中央部に凹部4が形成されている。凹部4は、壁部5a、5b、5cおよび5dの内壁により画定され、所定の深さを有している。
図1および図2において、第1実施形態に係るレーザ脱毛器100は、筐体1、レーザ光出口2および発熱体3を具備している。レーザ脱毛器100は、レーザ光によって体毛を焼灼することができる。レーザ光を使用することで、ワイヤやリボンを加熱する除毛装置に比べて省電力で体毛を除去することができる。
筐体1は、全体として壁部5a、5b、5cおよび5dによって囲われた直方体形状を有している。壁部5a、5b、5cおよび5dそれぞれに接する筐体1の一方の端面には、その略中央部に凹部4が形成されている。凹部4は、壁部5a、5b、5cおよび5dの内壁により画定され、所定の深さを有している。
凹部4が形成された筐体1の端面(壁部5a〜5dの端部)は、後述のように人の肌、例えば顔や手足の皮膚に接触(当接)可能で、滑らかな面(接触面)Pをなしている。
凹部4をなす対向する一対の壁部5a、5bの縁部には、それぞれ複数個(図1に示す例では9個)のスリット6、7が凹部4の当該縁部に沿って等間隔に配置される。スリット6、7は、凹部4の内壁から筐体1の外壁へ連通している。これらのスリット6、7は、互いに同形状、同サイズである。スリット6、7は、対応するスリット同士が互いに対向する位置にある。結果的に、スリット6、7は、壁部5a、5bそれぞれに同形状、同サイズの複数の突出部8、9を形成する。スリット6を挟む壁部5aの突出部8それぞれには、発熱体3が配設されている。
スリット6、7は、焼灼の対象である体毛を、立たせたり整えたりしながら、当該体毛を凹部4内に案内するガイドとして機能する。
凹部4をなす対向する一対の壁部5a、5bの縁部には、それぞれ複数個(図1に示す例では9個)のスリット6、7が凹部4の当該縁部に沿って等間隔に配置される。スリット6、7は、凹部4の内壁から筐体1の外壁へ連通している。これらのスリット6、7は、互いに同形状、同サイズである。スリット6、7は、対応するスリット同士が互いに対向する位置にある。結果的に、スリット6、7は、壁部5a、5bそれぞれに同形状、同サイズの複数の突出部8、9を形成する。スリット6を挟む壁部5aの突出部8それぞれには、発熱体3が配設されている。
スリット6、7は、焼灼の対象である体毛を、立たせたり整えたりしながら、当該体毛を凹部4内に案内するガイドとして機能する。
スリット7を挟む壁部5bの突出部9の内側面(突出部8に対向する凹部4の内壁面)には、複数のレーザ光出口2がそれぞれ設けられている。全体としてレーザ光出口2は、壁部5bの縁部の接触面Pに沿って一直線に配置される。
レーザ光出口2は、突出部8に配設された発熱体3に向けてレーザ光を放射する為に設けられた孔である。各突出部9の内側面に設けられたレーザ光出口2から放射されたレーザ光(図1の矢印R)は、突出部9それぞれに対応する各突出部8の内側面に設けられた発熱体3に照射される。レーザ光出口2には、集光レンズを配置してもよい。集光レンズを配置することによって、レーザ光を効率よく発熱体3に照射することができる。
レーザ光出口2は、突出部8に配設された発熱体3に向けてレーザ光を放射する為に設けられた孔である。各突出部9の内側面に設けられたレーザ光出口2から放射されたレーザ光(図1の矢印R)は、突出部9それぞれに対応する各突出部8の内側面に設けられた発熱体3に照射される。レーザ光出口2には、集光レンズを配置してもよい。集光レンズを配置することによって、レーザ光を効率よく発熱体3に照射することができる。
発熱体3は、突出部8の上面(接触面P)の一部から凹部4の内壁面(突出部9に対向する面)に連続するように設けられる。全体として、発熱体3は、突出部8と同じ幅となるように、そして断面が逆L字形状となるように取り付けられている。これらの発熱体3は突出部8の上面および内側面に接着される。発熱体3は、筐体1の成型時に一体的に配設してもよい。
レーザ光出口2から放射するレーザ光に赤外線レーザを使う場合には、発熱体3は、赤外線吸収材によって構成される。この場合、発熱体3は、インク状の赤外線吸収材を突出部8に塗布したり、シート状・フィルム状の赤外線吸収材を突出部8に張り付けたりすることで実現される。
レーザ光出口2から放射するレーザ光に赤外線レーザを使う場合には、発熱体3は、赤外線吸収材によって構成される。この場合、発熱体3は、インク状の赤外線吸収材を突出部8に塗布したり、シート状・フィルム状の赤外線吸収材を突出部8に張り付けたりすることで実現される。
図2に示すように、この実施形態のレーザ脱毛器100は、前述したレーザ光出口2および発熱体3に加えて、レーザ光発生部11、検知部12、バッテリ13、電源スイッチ14、受電コネクタ15、AC−DC変換部16および制御部17を筐体1に具備している。
レーザ光発生部11は、指向性および収束性に優れるレーザ光を発生させる装置である。レーザ光発生部11は、例えば、小径のパルスレーザ装置であり、所定の発振方法によって所定の波長のレーザ光を発生させる。レーザ光発生部11の光源としては、固体レーザ、ガスレーザまたは半導体レーザなどを用いることができる。レーザ光発生部11の出力レベルは、人の体毛を短時間で焼灼することが可能なレベルに調節される。レーザ光発生部11は、電力が供給されるとすぐに、体毛を焼灼可能なレーザ光を照射することができる。すなわち、レーザ光発生部11によれば、ワイヤやリボンによる体毛の焼灼に比べて、体毛の焼灼処理にかかる時間を短縮することができる。レーザ光発生部11は、導光体である光導出管11Aによってレーザ光出口2と接続される。
レーザ光発生部11は、指向性および収束性に優れるレーザ光を発生させる装置である。レーザ光発生部11は、例えば、小径のパルスレーザ装置であり、所定の発振方法によって所定の波長のレーザ光を発生させる。レーザ光発生部11の光源としては、固体レーザ、ガスレーザまたは半導体レーザなどを用いることができる。レーザ光発生部11の出力レベルは、人の体毛を短時間で焼灼することが可能なレベルに調節される。レーザ光発生部11は、電力が供給されるとすぐに、体毛を焼灼可能なレーザ光を照射することができる。すなわち、レーザ光発生部11によれば、ワイヤやリボンによる体毛の焼灼に比べて、体毛の焼灼処理にかかる時間を短縮することができる。レーザ光発生部11は、導光体である光導出管11Aによってレーザ光出口2と接続される。
光導出管11Aは、レーザ光の伝送路である。光導出管11Aは、レーザ光発生部11で発生したレーザ光をレーザ光出口2に導出する。光導出管11Aは、例えば光ファイバなどであり、多層構造を有している。すなわち、レーザ光発生部11で発生したレーザ光は、光導出管11A内で反射を繰り返しながらレーザ光出口2へ導出される。レーザ光出口2へ導出された発熱体3に向けて放射される。なお、ここでは図示を省略したが、筐体1には、光分波器を内蔵させることができる。光分波器によって、レーザ光発生部11が生成したレーザ光は、所定の数のレーザ光に分波される。分波されたレーザ光が、それぞれ光導出管11Aを介して複数のレーザ光出口2から放射される。
検知部12は、人の肌に接近または接触状態となったことを電気的、静電的または光学的に検出するセンサである。検知部12は、筐体1の接触面Pが人の肌に接触または接近したことを検知する。検知部12は、レーザ光の発熱体3への放射をオンオフする制御に用いられる。例えば、使用者が筐体1の接触面Pを肌に押し当てるようにすることで、検知部12が肌の接触(または肌に接触するほど接近したこと)を検知する。この結果、レーザ光発生部11が、レーザ光を生成する。そして、生成されたレーザ光が発熱体3に対して放射される。筐体1の接触面Pを肌から離したとき、レーザ光発生部11は、駆動を停止する。この結果、発熱体3に対するレーザ光の放射が停止される。
検知部12は、人の肌に接近または接触状態となったことを電気的、静電的または光学的に検出するセンサである。検知部12は、筐体1の接触面Pが人の肌に接触または接近したことを検知する。検知部12は、レーザ光の発熱体3への放射をオンオフする制御に用いられる。例えば、使用者が筐体1の接触面Pを肌に押し当てるようにすることで、検知部12が肌の接触(または肌に接触するほど接近したこと)を検知する。この結果、レーザ光発生部11が、レーザ光を生成する。そして、生成されたレーザ光が発熱体3に対して放射される。筐体1の接触面Pを肌から離したとき、レーザ光発生部11は、駆動を停止する。この結果、発熱体3に対するレーザ光の放射が停止される。
電源スイッチ14は、レーザ光発生部11に対する電力の供給をオンオフする。なお、電源スイッチ14の機能を検知部12に備えさせ、電源スイッチ14を省略してもよい。すなわち、人の肌に筐体1の接触面Pが接触または接近したことを検知部12が検知することで、レーザ光発生部11に対する電力の供給をオンオフしてもよい。
受電コネクタ15には、ACコード19が接続されたACプラグ18が差し込まれる。ACプラグ18を受電コネクタ15に差し込んだ時、AC−DC変換部16は、交流電力を直流電力に変換する。そして、変換された直流電力は、制御部17に供給される。
この制御部17は、AC−DC変換部16から送られる直流電力およびバッテリ13から出力される直流電力の一方を選択する。制御部17は、選択した直流電力をレーザ光発生部11に供給する。
受電コネクタ15には、ACコード19が接続されたACプラグ18が差し込まれる。ACプラグ18を受電コネクタ15に差し込んだ時、AC−DC変換部16は、交流電力を直流電力に変換する。そして、変換された直流電力は、制御部17に供給される。
この制御部17は、AC−DC変換部16から送られる直流電力およびバッテリ13から出力される直流電力の一方を選択する。制御部17は、選択した直流電力をレーザ光発生部11に供給する。
なお、電源スイッチ14がオンの状態にあるとき、かつ受電コネクタ15にACプラグ18が挿し込まれている場合は、制御部17は、バッテリ13からの電力供給を停止する。すなわち、制御部17は、AC−DC変換部16を介して入力される直流電力をレーザ光発生部11に供給する。電源スイッチ14がオンの状態にあるとき、かつ受電コネクタに15にACプラグ18が挿し込まれていない場合は、制御部17は、バッテリ13の電力をレーザ光発生部11に供給する。
制御部17は、検知部12からの検知信号に基づいてレーザ光発生部11の駆動のオンオフを制御する。「検知部12の検知信号」は、例えば筐体1の接触面Pが人の肌に接触または接近したことを検知部12が、検知したことに対応して出力される信号である。
制御部17は、検知部12からの検知信号に基づいてレーザ光発生部11の駆動のオンオフを制御する。「検知部12の検知信号」は、例えば筐体1の接触面Pが人の肌に接触または接近したことを検知部12が、検知したことに対応して出力される信号である。
次にレーザ脱毛器100の動作を説明する。
まず使用者は、筐体1の受電コネクタ15に給電コード19が接続された給電コネクタ18を接続する。続いて電源スイッチ14をオンにする。電源スイッチ14をオンにすることにより、制御部17は、給電コード19、給電コネクタ18、受電コネクタ15およびAC−DC変換部16を介して供給される電力をレーザ光発生部11に供給する。このとき、制御部17は、バッテリ13からレーザ光発生部11への電力の供給を遮断する。
筐体1の受電コネクタ15に給電コード19が接続された給電コネクタ18を接続しないで、電源スイッチ14がオンにされた場合には、制御部17は、バッテリ13からレーザ光発生部11に直流電力を供給する。
まず使用者は、筐体1の受電コネクタ15に給電コード19が接続された給電コネクタ18を接続する。続いて電源スイッチ14をオンにする。電源スイッチ14をオンにすることにより、制御部17は、給電コード19、給電コネクタ18、受電コネクタ15およびAC−DC変換部16を介して供給される電力をレーザ光発生部11に供給する。このとき、制御部17は、バッテリ13からレーザ光発生部11への電力の供給を遮断する。
筐体1の受電コネクタ15に給電コード19が接続された給電コネクタ18を接続しないで、電源スイッチ14がオンにされた場合には、制御部17は、バッテリ13からレーザ光発生部11に直流電力を供給する。
続いて、体毛の除去作業を開始するため、使用者は、筐体1の凹部4を体毛を除去すべき位置の肌に向ける。さらに使用者は、筐体1の接触面Pを肌に当接または接近させる。検知部12は、接触面Pが肌に接触または接近したことを検知する。この検知に基づいて制御部17はレーザ光発生部11を駆動させる。この結果、各レーザ光出口2からこれらに対向するそれぞれの発熱体3に向けてレーザ光が放射される。
その肌面に沿って滑らせるように筐体1を移動させることで肌に生えている体毛が、スリット6およびスリット7にガイドされて凹部4内を通過する。このとき、スリット6またはスリット7により、これらを通過した体毛は立ち上げられ、または整えられたりしながら、凹部4に案内され、後の体毛の除去作業において長さを揃えられる。
その肌面に沿って滑らせるように筐体1を移動させることで肌に生えている体毛が、スリット6およびスリット7にガイドされて凹部4内を通過する。このとき、スリット6またはスリット7により、これらを通過した体毛は立ち上げられ、または整えられたりしながら、凹部4に案内され、後の体毛の除去作業において長さを揃えられる。
(体毛の焼灼について)
レーザ光は、スリット6またはスリット7を通過して凹部4内に案内された体毛を所定の高さのところで焼灼する。
レーザ光は、スリット6またはスリット7を通過して凹部4内に案内された体毛を所定の高さのところで焼灼する。
体毛の焼灼の際にレーザ光出口2から放射されたレーザ光によって、このレーザ光を受けた発熱体3は加熱される。この加熱された発熱体3と接触した皮膚近傍の肌は適度に暖められる。この結果、毛穴が開き、皮膚に対してより近い位置から除毛を実施できる。また、発熱体3は光吸収体として機能する。すなわち、発熱体3から別の方向にレーザ光を反射させることがない。したがって、レーザ光が使用者の目に入ることを回避でき、安全である。
このようにして、体毛の除去を行なった後、筐体1を操作して接触面Pを肌から離す。この結果、検知部2は、筐体1が肌から離れたことを検知する。検知部2によるこの検知に基づいて、制御部17が、レーザ光発生部11の駆動を停止させる。このことにより、レーザ光による体毛の焼灼を停止することができる。
ここで使用者が電源スイッチ14をオフにすることで、バッテリ13やAC−DC変換部16からレーザ光発生部11への電力供給を停止できる。最後に、給電コネクタ18を受電コネクタ15から引き抜くことで一連の除毛作業を終了することができる。使用者が電源スイッチ14をオフにせずに、再度、接触面Pを肌に接触または接近させることで、除毛作業を再開・継続することができる。
なお、焼約によって切除された体毛の一部は、一旦凹部4内に貯まる。除毛作業中または除毛作業終了後に、凹部4を下に向けるように筐体1を操作することで、当該体毛を凹部4から簡単に排除できる。
ここで使用者が電源スイッチ14をオフにすることで、バッテリ13やAC−DC変換部16からレーザ光発生部11への電力供給を停止できる。最後に、給電コネクタ18を受電コネクタ15から引き抜くことで一連の除毛作業を終了することができる。使用者が電源スイッチ14をオフにせずに、再度、接触面Pを肌に接触または接近させることで、除毛作業を再開・継続することができる。
なお、焼約によって切除された体毛の一部は、一旦凹部4内に貯まる。除毛作業中または除毛作業終了後に、凹部4を下に向けるように筐体1を操作することで、当該体毛を凹部4から簡単に排除できる。
以上説明したように、レーザ脱毛器100では、スリット6、7を設けたことで、筺体1を肌に沿って移動させたときに、このスリット6または7をガイドとして体毛を凹部4内にスムースに案内することができる。このとき、スリット6、7によって、体毛を立たせたり、整えたりすることができる。そして、筺体1の進行方向と平行にレーザ光が放射されるため、スリット6または7を通過した体毛を所定方向長にわたって、所定の高さに揃うように、焼灼することができる。
凹部4内において、体毛の一部がレーザ光の照射を受けて、集中的に焼灼されるため、レーザ光が照射された全ての体毛は、どれも均質で形状が揃った焼灼面となる。各レーザ光出口2が凹部4の縁部に沿って等間隔に、直線状に配置されることで、広範囲の体毛にレーザ光を照射することができる。したがって、迅速に除毛を施すことが可能となる。
凹部4内において、体毛の一部がレーザ光の照射を受けて、集中的に焼灼されるため、レーザ光が照射された全ての体毛は、どれも均質で形状が揃った焼灼面となる。各レーザ光出口2が凹部4の縁部に沿って等間隔に、直線状に配置されることで、広範囲の体毛にレーザ光を照射することができる。したがって、迅速に除毛を施すことが可能となる。
レーザ脱毛器100では、発熱体3にレーザ光出口2から放射されたレーザ光を吸収させて発熱させる。発熱体3は、光エネルギを熱エネルギに変換して熱を発生する。この発熱体3の発熱によって、発熱体3と接触する肌の毛穴が開く。この結果、除毛の効果を高めることができる。
[第1実施形態の変形例]
次に図3を用いて本発明の第1実施形態の変形例であるレーザ脱毛器200を説明する。この変形例では、図1に示す検知部12に代えてローラ型検知部12Aを用いる。ローラ型検知部12Aは、筐体1を手で操作し、接触面Pを肌に接触または接近させて移動させた際に、ローラ20が回転したことを検知する。ローラ型検知部12Aは、ローラ20が回転したことを示す信号(以下、「回転検知情報」と称す。)を制御部17に出力する。制御部17はこの回転検知情報を受信した場合に、レーザ光発生部11の駆動のオンオフを制御する。「回転検知情報」の検知に基づいてレーザ光発生部11の駆動のオンオフが制御されるので、筺体1が肌に接触または接近しかつ移動させられたとき以外にはレーザ光が放射されない。このことにより、不必要にレーザ光が放射されることを防止することができる。結果として、レーザ光の生成に要する電力(消費電力)を抑えることができる。
次に図3を用いて本発明の第1実施形態の変形例であるレーザ脱毛器200を説明する。この変形例では、図1に示す検知部12に代えてローラ型検知部12Aを用いる。ローラ型検知部12Aは、筐体1を手で操作し、接触面Pを肌に接触または接近させて移動させた際に、ローラ20が回転したことを検知する。ローラ型検知部12Aは、ローラ20が回転したことを示す信号(以下、「回転検知情報」と称す。)を制御部17に出力する。制御部17はこの回転検知情報を受信した場合に、レーザ光発生部11の駆動のオンオフを制御する。「回転検知情報」の検知に基づいてレーザ光発生部11の駆動のオンオフが制御されるので、筺体1が肌に接触または接近しかつ移動させられたとき以外にはレーザ光が放射されない。このことにより、不必要にレーザ光が放射されることを防止することができる。結果として、レーザ光の生成に要する電力(消費電力)を抑えることができる。
ローラ型検知部12Aは、ローラ20が特定の方向に回転した場合にのみ回転検知情報を制御部17に出力するものであることが望ましい。例えば、レーザ光出口2から放射されるレーザ光の放射方向(図3の矢印の方向)に向かって筐体1が移動した場合にのみローラ型検知部12Aは、回転検知情報を制御部17に出力する。
このようにローラ20が一方に回転した場合にのみローラ型検知部12Aが、回転検知情報を制御部17に出力することで、例えば肌上においてレーザ光の放射方向に筺体1を前進させた場合、自動的にレーザ光を放射させることができる。そして、筐体1の移動を停止させたときまたは後退させたときは、自動的にレーザ光の放射を停止させることができる。
ローラ型検知部12Aを備えない場合、筐体1を往復移動させると、この往復移動に対応してレーザ光が放射される。したがって、同一の体毛に対して必要以上に繰り返しレーザ光が照射されることがある。この結果、レーザ光によって焼かれた後に残った体毛の長さがそれぞれ不揃いになったり、肌の角質を痛めてしまったりすることがある。ローラ型検知部12Aを備えることによって、当該同一の体毛に対して必要以上に繰り返しレーザ光が照射されることを防止することができる。また、肌の角質を痛めてしまうことを防止することができる。。さらに、ローラ型検知部12Aを備えることによって、レーザ光の常時放射による消費電力を抑えることができる。
このようにローラ20が一方に回転した場合にのみローラ型検知部12Aが、回転検知情報を制御部17に出力することで、例えば肌上においてレーザ光の放射方向に筺体1を前進させた場合、自動的にレーザ光を放射させることができる。そして、筐体1の移動を停止させたときまたは後退させたときは、自動的にレーザ光の放射を停止させることができる。
ローラ型検知部12Aを備えない場合、筐体1を往復移動させると、この往復移動に対応してレーザ光が放射される。したがって、同一の体毛に対して必要以上に繰り返しレーザ光が照射されることがある。この結果、レーザ光によって焼かれた後に残った体毛の長さがそれぞれ不揃いになったり、肌の角質を痛めてしまったりすることがある。ローラ型検知部12Aを備えることによって、当該同一の体毛に対して必要以上に繰り返しレーザ光が照射されることを防止することができる。また、肌の角質を痛めてしまうことを防止することができる。。さらに、ローラ型検知部12Aを備えることによって、レーザ光の常時放射による消費電力を抑えることができる。
[第2実施形態]
次に図4を用いて本発明の第2実施形態であるレーザ脱毛器300を説明する。なお以下の説明では第1実施形態のレーザ脱毛器100と同様の部分には同一の符号をつけ、重複する説明は省略する。
この第2実施形態のレーザ脱毛器300には、レーザ光出口2の開口部にハーフミラー21が配設される。ハーフミラー21から凹部4の開口部方向の壁部5bには、所定サイズ、所定形状の2個のミラー22が、等間隔に配設される。
次に図4を用いて本発明の第2実施形態であるレーザ脱毛器300を説明する。なお以下の説明では第1実施形態のレーザ脱毛器100と同様の部分には同一の符号をつけ、重複する説明は省略する。
この第2実施形態のレーザ脱毛器300には、レーザ光出口2の開口部にハーフミラー21が配設される。ハーフミラー21から凹部4の開口部方向の壁部5bには、所定サイズ、所定形状の2個のミラー22が、等間隔に配設される。
また、発熱体3から凹部4の底部方向の壁部5aには2枚のミラー23が等間隔に配置される。ハーフミラー21、ミラー22および23は、これらを透過または反射しながら進むレーザ光の光軸上に位置するように配置される。
ハーフミラー21によれば、レーザ光出口2から放射されたレーザ光が、例えばミラー23によってレーザ光出口2に向かって反射された場合に、この反射されたレーザ光がレーザ光出口2に入ってしまうことを防止することができる。
レーザ光出口2から放射されたレーザ光は、まずハーフミラー21を通過する。続いて、レーザ光は、突出部8に設けられた最下部のミラー23で反射される。続いて、レーザ光は、突出部9に設けられたハーフミラー21上部のミラー22で反射される。続いて、レーザ光は、突起部8に設けられた他のミラー23でさらに反射される。最終的に、レーザ光は、突出部8に設けられた発熱体3に照射される。
ハーフミラー21によれば、レーザ光出口2から放射されたレーザ光が、例えばミラー23によってレーザ光出口2に向かって反射された場合に、この反射されたレーザ光がレーザ光出口2に入ってしまうことを防止することができる。
レーザ光出口2から放射されたレーザ光は、まずハーフミラー21を通過する。続いて、レーザ光は、突出部8に設けられた最下部のミラー23で反射される。続いて、レーザ光は、突出部9に設けられたハーフミラー21上部のミラー22で反射される。続いて、レーザ光は、突起部8に設けられた他のミラー23でさらに反射される。最終的に、レーザ光は、突出部8に設けられた発熱体3に照射される。
スリット6または7にガイドされて凹部4内に導かれた体毛は、ミラー22、23によって繰り返し反射されたレーザ光によって焼灼される。このレーザ脱毛器300では、レーザ光一本当たり、レーザ光の進行方向の5箇所で体毛が焼灼される。この結果、体毛の除去をさらに効率的に実施することができる。このように、レーザ光をミラー22、23などで反射させる構成を採用することは、レーザ光発生部11が生成するレーザ光のエネルギが低い場合に特に有効である。
以上、本願発明に係る第1、2実施形態及び第1実施形態の変形例について説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されない。すなわち、本願発明は、種々の変更が可能である。以下、本願発明の変形例1〜3を説明する。
(変形例1)
例えば、レーザ光出口2にLD(レーザダイオード)を直接配置してもよい。このLDとレーザ光発生部11とを電気的に接続し、レーザ光を発熱体3に照射する。この場合には、光導出管11Aが不要となる。この結果、レーザ脱毛器100などの製造コストを安くすることができる。
例えば、レーザ光出口2にLD(レーザダイオード)を直接配置してもよい。このLDとレーザ光発生部11とを電気的に接続し、レーザ光を発熱体3に照射する。この場合には、光導出管11Aが不要となる。この結果、レーザ脱毛器100などの製造コストを安くすることができる。
(変形例2)
図5、6に示すように、レーザ光出口2の配置個所を適宜変更してよい。例えば、図5に示すようにレーザ光出口2を壁部5bではなく、壁部5dに設けてもよい。この場合には、上記した筺体1の進行方向(体毛の移動方向)に直交する方向からレーザ光を体毛に照射することになる。なお、この場合には発熱体3は、壁部5cに設けられる。もちろん、レーザ光出口2を壁部5cに設けてもよい。この場合には、発熱体3は壁部5dに設けられる。
図5、6に示すように、レーザ光出口2の配置個所を適宜変更してよい。例えば、図5に示すようにレーザ光出口2を壁部5bではなく、壁部5dに設けてもよい。この場合には、上記した筺体1の進行方向(体毛の移動方向)に直交する方向からレーザ光を体毛に照射することになる。なお、この場合には発熱体3は、壁部5cに設けられる。もちろん、レーザ光出口2を壁部5cに設けてもよい。この場合には、発熱体3は壁部5dに設けられる。
図6に示すように、レーザ光出口2を壁部5bおよび5dに設けてもよい。この場合、レーザ光がそれぞれ直交するように放射される。すなわち、壁部5bに設けられたレーザ光出口2から放射されたレーザ光RBと、壁部5dに設けられたレーザ光出口2から放射され、レーザ光RBの放射方向に直交する方向のレーザ光RAによって体毛の除去処理うことができる。このように、レーザ光出口2を壁部5bのみに設けるのではなく、さらに壁部5dに設けることによって、レーザ光が体毛に当たる機会が増える。したがって、体毛をより効果的に焼灼することができる。なお、レーザ光RA、RBが互いに干渉してしまわないように、壁部5bと壁部5dとでは、レーザ光出口2の配置位置を変えることが望ましい(例えば、壁部5dでは、壁部5bに比べて、レーザ光出口2を図6の凹部4の低い位置に配置する)。
図5または図6のレーザ光出口2の配置位置のさらなる変形例を説明する。レーザ光出口2を壁部5dに加えて対向する壁部5cに設けてもよい。この場合、レーザ光出口2を壁部5c及び壁部5dに交互に設けることが望ましい。「交互に設ける」とは対向するレーザ光出口2から放射されたレーザ光R同士がぶつかってしまわないように、一方の壁部(例えば、壁部5c)のレーザ光出口2の配置位置に対応する他方の壁部(例えば、壁部5d)の領域には、レーザ光出口2を設けないことである。すなわち、壁部5cに、壁部5cから壁部5dに向かってレーザ光Rが放射されるレーザ光出口2を設けた場合、このレーザ光出口2から放射されたレーザ光Rが到達する壁部5dの領域にはレーザ光出口2を設けない。そして、壁部5cに設置されたレーザ光出口2から放射されたレーザ光Rが到達しない壁部5dの領域に、壁部5dから壁分5cに向かってレーザ光Rが放射されるレーザ光出口2を設ける。もちろん、このように交互に設けられるレーザ光出口2の構成を壁部5a、5bに適用してもよい。
(変形例3、4)
図7、図8に示すレーザ脱毛器400、500のように、壁部5a〜5dの形状およびレーザ光の放射方向を適宜変更してもよい。
以下、図7、図8を用いて、壁部5a〜5dの形状およびレーザ光の放射方向を変更した変形例3、4を説明する。
まずは、図7を参照して、変形例3であるレーザ脱毛器400について説明する。図7は、レーザ脱毛器400を真上から見た図である。図7に示すようにレーザ脱毛器400は、壁部5a〜5dの一部が円弧状に形成される。詳細には、壁部5a〜5dのそれぞれの対向面が、それぞれの壁部5a〜5dの方向に向かって、弓なりに張り出すように形成される。
図7、図8に示すレーザ脱毛器400、500のように、壁部5a〜5dの形状およびレーザ光の放射方向を適宜変更してもよい。
以下、図7、図8を用いて、壁部5a〜5dの形状およびレーザ光の放射方向を変更した変形例3、4を説明する。
まずは、図7を参照して、変形例3であるレーザ脱毛器400について説明する。図7は、レーザ脱毛器400を真上から見た図である。図7に示すようにレーザ脱毛器400は、壁部5a〜5dの一部が円弧状に形成される。詳細には、壁部5a〜5dのそれぞれの対向面が、それぞれの壁部5a〜5dの方向に向かって、弓なりに張り出すように形成される。
光導出管11Aは、レーザ光RA、RBが導出される端部を壁部5a〜5dの形状に沿うようにして配設される。この結果、光導出管11Aによって導出されたレーザ光(図中のRA、RB)は、対向するいずれかの壁部5a〜5dに配設された発熱体3に向かって、互いに異なる方向に放射される。この結果、レーザ光RA、RBは、全体として扇状に広がるような形で放射される。なお、レーザ脱毛器400では、図6に示したレーザ脱毛器100の変形例として説明したように、レーザ光RA、RBが互いに干渉してしまわないように、壁部5bと壁部5dとでは、レーザ光出口2の配置位置を変えることが望ましい。
レーザ脱毛器400によれば、壁部5a〜5dの一部が円弧状に形成されることによって、接触面Pの面積が増える。この結果、肌面への接地面積が増える。この結果、体毛の除去の際に、肌面に対してのレーザ脱毛器400の安定性を増すことができる。
レーザ脱毛器400によれば、壁部5a〜5dの一部が円弧状に形成されることによって、接触面Pの面積が増える。この結果、肌面への接地面積が増える。この結果、体毛の除去の際に、肌面に対してのレーザ脱毛器400の安定性を増すことができる。
次に、図8を参照して、変形例4であるレーザ脱毛器500について説明する。図8は、レーザ脱毛器500を真上から見た図である。図8に示すようにレーザ脱毛器500は壁部5a〜5dの一部が円弧状に形成される。詳細には、壁部5a〜5dのそれぞれの対向面が、それぞれの壁の方向に向かって、弓なりに凹むように形成される。この結果、凹部4が全体として略円形状(図8では楕円形状)となるように形成される。
光導出管11Aは、レーザ光Rが導出される端部を壁部5a〜5dの形状に沿うようにして配設される。光導出管11Aによって導出されたレーザ光Rは、対向するいずれかの壁部5a〜5dに配設された発熱体3に向かって照射される。このとき、レーザ光Rは、凹部4の中心部を通る。
このように構成されたレーザ脱毛器500では、導出されたレーザ光Rが、上記したように凹部4の中心部を通るので、各レーザ光が集まる凹部4の中心部でレーザ光が合成されてエネルギが高い状態になる。また、互いのレーザ光Rの間隔が密になる。この結果、他の実施の形態よりも、レーザ光発生部11が生成するレーザ光の出力を低めに設定することができる。したがって、安全性を高めつつ、開口の中心部にてより強力に体毛の除去が行えるようになる。
光導出管11Aは、レーザ光Rが導出される端部を壁部5a〜5dの形状に沿うようにして配設される。光導出管11Aによって導出されたレーザ光Rは、対向するいずれかの壁部5a〜5dに配設された発熱体3に向かって照射される。このとき、レーザ光Rは、凹部4の中心部を通る。
このように構成されたレーザ脱毛器500では、導出されたレーザ光Rが、上記したように凹部4の中心部を通るので、各レーザ光が集まる凹部4の中心部でレーザ光が合成されてエネルギが高い状態になる。また、互いのレーザ光Rの間隔が密になる。この結果、他の実施の形態よりも、レーザ光発生部11が生成するレーザ光の出力を低めに設定することができる。したがって、安全性を高めつつ、開口の中心部にてより強力に体毛の除去が行えるようになる。
100〜500…レーザ脱毛器、1…筐体、2…レーザ光出口、3…発熱体、4…凹部、5a〜5d…壁部、6,7…スリット、8,9…突出部、10…レーザ導出孔、11…レーザ光発生部、12…検知部、13…バッテリ、14…電源スイッチ、15…受電コネクタ、16…AC−DC変換部、17…制御部、18…給電コネクタ、19…給電コード、20…ローラ、21…ハーフミラー、22,23…ミラー。
Claims (7)
- 肌面を接触させる接触面と、当該接触面に形成された凹部とを有する筐体と、
前記筐体内に配設されレーザ光を生成するレーザ光発生部と、
前記凹部の内壁面に形成され、前記レーザ光を前記凹部内の空間を介して前記内壁に向けて射出する第1の孔部と、
を具備するレーザ脱毛器。 - 前記凹部の内壁面に形成され、前記レーザ光を前記凹部内の空間を介して前記内壁に向け、前記第1の孔部から射出される前記レーザ光の射出方向とは異なる方向に射出する第2の孔部をさらに備えた請求項1記載のレーザ脱毛器。
- 前記第1の孔部は、前記接触面に沿って直線上に配置される請求項1または2に記載のレーザ脱毛器。
- 前記第1の孔部に対向するスリットを有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のレーザ脱毛器。
- 前記第1の孔部と略平行に、かつ一部が前記肌面に接触するように配置され、前記第1の孔部から射出されたレーザ光を吸収して発熱する発熱体を備える請求項1ないし4のいずれか一項に記載のレーザ脱毛器。
- 前記レーザ光発生部および前記第1の孔部に接続され、前記レーザ光発生部が生成したレーザ光を前記第1の孔部に伝送する管状のレーザ光導出部をさらに備える請求項1ないし5のいずれか一項に記載のレーザ脱毛器
- 前記第1の孔部から照射されるレーザの方向に向かって前記肌面に対して前記接触面が移動したことを検知する検知部と、
この検知部での検知に基づき、前記レーザ光線の照射をオンオフする制御部と、
を備える請求項1ないし6のいずれか一項に記載のレーザ脱毛器。
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