JP6499312B2 - レーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法 - Google Patents

レーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法 Download PDF

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Description

本発明は、レーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法に関する。
機械的な刃の配列の代替として、毛を切断するためにレーザービームを使用することが知られている。レーザービームに曝露された毛は、レーザービームからエネルギーを吸収し、毛は、気化によって、又は、レーザーにより誘発された光学的破壊及び結果として生じる衝撃波によって切断される。レーザービームは、移動する切断部分を皮膚又は毛にくっつけて配置する必要がないので、切断要素が鈍くなるという問題が排除される。
高強度のレーザービームが皮膚に接触すると、レーザービームがユーザに損傷及び刺激を引き起こし得るということが知られている。皮膚がレーザービームに近すぎるとレーザービームを停止させて、そのような損傷及び刺激が引き起こされるのが回避されるということも知られている。しかし、最も近い剃毛は、レーザービームと皮膚表面との距離を最小に保つことによって達成される。これは、レーザービームが頻繁に停止されるという結果をもたらす。皮膚がレーザービームの近くにあるときのレーザービームの停止(deactivation)はまた、毛が切断されないという結果をもたらす。従って、ユーザが所望の近さを達成するのに要するストロークの数は、通常の剃毛作法に受け入れられるには大きすぎるか、又は、ユーザの無精ひげ(stubble)の長さは長すぎる。
特許文献1は、毛を切断するための装置を開示しており、レーザービームが、毛を切断するために使用され、レーザービームは、皮膚に対して平行であり且つ皮膚から離間している。特許文献1に記載の装置にはレーザー位置決め機構が提供されており、レーザー位置決め機構は、使用中にレーザービームと皮膚との距離が所定の距離を維持するよう変えられるように構成されている。
WO2014/139968 A1
上述の問題を実質的に軽減又は克服するレーザーシェービング装置を提供することが、本発明の目的である。
本発明によると、レーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法が提供され、上記のレーザーシェービング装置は、レーザー停止の閾値を有し、当該方法は:光学システムを作動させてレーザービームを生成するステップ;参照ポイントからの皮膚表面の距離における変動を示す皮膚変動値を決定するステップ;上記のレーザービームと上記の皮膚変動値との切断距離を決定するステップ;及び、決定された上記の切断距離に従ってレーザービームを位置づけるために上記の光学システムを調整するステップ;を含む。
この方法で、皮膚変動とレーザービームの強度に依存して、特定数のシェービングストロークで最も近い剃毛を可能にするようにレーザーシェービング装置を設定することができる。
上記の皮膚変動値を決定するステップは:理想的な皮膚表面、及び、上記の理想的な皮膚表面からの上記の皮膚表面が存在する距離を示す情報を生成するステップ;及び、上記の理想的な皮膚表面からの上記の皮膚表面距離の標準偏差を決定するステップ;を含む。
従って、皮膚表面の状態を常にモニターすることができる。
上記の皮膚変動値を決定するステップは:シェービング条件に対応するシェービングストロークの間の所望のレーザー作動(activation)の割合を選択するステップ;及び、上記の所望のレーザー作動の割合を達成するために、皮膚変動距離がとらなければならない上記の標準偏差の対応する割合を決定するステップ;をさらに含んでもよい。
従って、レーザービームは、所与の数のストロークで可能な最も近い剃毛を達成することになる切断距離にて理想的な皮膚表面に対して置くことができる。
上記のレーザービーム停止の閾値を決定することが、レーザービームの許容可能な強度の半径(intensity radius)及び安全マージンの距離を示す情報を生成することを含んでもよい。
レーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法は:上記のレーザービームと上記の皮膚表面との距離を示す情報を生成するステップ;及び、皮膚表面が上記のレーザービーム停止の閾値を超えた場合にレーザービームの生成を止めるステップ;をさらに含んでもよい。
従って、皮膚表面がレーザービームに近づきすぎる場合にレーザービームをオフにすることによって、皮膚表面の刺激が回避される。
光学システムは、上記の皮膚表面からの、上記のレーザービーム停止の閾値と、上記の皮膚変動値に従った皮膚変動距離との合計である上記の切断距離にあるように上記のレーザービームを調整することができる。
従って、当該方法を使用して、異なるタイプの皮膚表面に適応させるように切断距離を設定することができる。レーザーシェービング装置はまた、皮膚表面における変化に反応してもよい。
皮膚変動距離は、鬚を剃毛するために必要とされるシェービングストロークの数を減らすために増やされ、さらに、剃毛の近さを改善するために減らされる。
従って、切断距離を設定する方法を使用して、様々なタイプのシェービング条件に対する切断距離を決定することができる。従って、当該方法は、いくつかのストロークのみ含む又は多くのストロークを含む多数のシェービング作法に対する距離を設定し、さらに、それぞれのシェービング作法に対して最も近い剃毛をもたらすために使用することができる。
レーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法は:ユーザ入力を使用して所望のシェービング条件を選択するステップ;及び、上記の光学システムを調整して、対応する上記の皮膚表面からの切断距離に上記のレーザービームを置くステップ;をさらに含んでもよい。
従って、ユーザは、行いたいと願う対応するシェービング作法を選ぶことによって、ユーザの無精ひげの長さを決めることができる。当該方法を使用して、同じレーザーシェービング装置で多数のシェービング作法を行うことができる。
光学システムは、50μmから300μm未満である上記の切断距離まで上記のレーザービームを調整することができる。
従って、レーザーシェービング装置は、1回のストロークで少なくとも80μmだけ毛の長さを短くすることができる。
光学システムは、100μmから250μm未満である上記の切断距離まで上記のレーザービームを調整することができる。
従って、レーザーシェービング装置は、1回のストロークで少なくとも100μmだけ毛の長さを短くすることができる。
光学システムは、150μmから200μm未満である上記の切断距離まで上記のレーザービームを調整することができる。
150μmから200μmの最適なレーザー−皮膚の距離は、レーザーシェービング装置が1回のストロークで最も毛の長さを短くすることを可能にする。
従って、ユーザは、ユーザ自身のシェービング作法を制御することができ、さらに、機会に応じて無精ひげの長さを変えることができ、多数の装置又は交換可能なヘッドの必要性が排除される。
本発明の上記及び他の態様は、以下に記載される実施形態から明らかになり、さらに、以下に記載される実施形態を参照して解明される。
次に、本発明の実施形態が、付随の図面を参照して、単なる例として記載される。
レーザービームを使用して毛を切断するレーザーシェービング装置の凹端部の斜視図である。 図1のレーザーシェービング装置の凹端部の正面概略図である。 図2のレーザーシェービング装置の概略ブロック回路図である。 レーザービームと皮膚表面との最適距離の概略図である。
図1及び図2に示されているように、毛を切断するレーザーシェービング装置1はハウジング2を含む。ハウジング2は、ガード3を含んでもよい。ガード3は、毛及び皮膚の操作モジュールであってもよい。ハウジング2は皮膚結合面4を有する。皮膚結合面4は、皮膚表面5にくっつけて配置される。皮膚表面5は、例えば、ユーザ又は処置される人の顔又は脚であってもよいが、それらに限定されない。
皮膚結合面4は凹部6を含む。本実施形態では、凹部6の中心は、皮膚結合面4の中心と同心である。凹部6は、実質的に楕円形の断面を有する。しかし、断面の形状はそれに限定されないということが理解されることになる。例えば、凹部6の断面は長方形であってもよい。
凹部6はスリットである。凹部6は、シェービングストロークの方向において幅が0.3mm以上2mm以下である。好ましくは、凹部の幅は0.3mmより大きく1.5mmより小さい。凹部の幅は、皮膚表面5のドーム(半球形)形成を制御するのに寄与する。本実施形態では、凹部6の幅は0.8mmである。本実施形態における凹部6の幅は、典型的な1日又は2日の鬚を切断するための皮膚表面の位置決めに寄与する。シェービングストロークに対して垂直な方向における凹部6の長さは、レーザーシェービング装置1のサイズによって決定されてもよいが、好ましくは10mmから40mmの範囲内である。本実施形態では、凹部6の長さは35mmである。
本実施形態において、皮膚結合面4は、凹部6に渡って延びる平面8内に位置する。平面8は、レーザーシェービング装置1のハウジング2の長手方向軸に対して概して垂直に延びる。しかし、人間工学的理由から、平面8とハウジング2の長手方向軸との角度は変化し得るということが理解されることになる。
凹部6は切断ゾーン9を含む。レーザーシェービング装置1の皮膚結合面4が皮膚表面5にくっつけて配置され且つ皮膚表面5に沿って動かされると、皮膚表面5から突き出た毛10が凹部6内の切断ゾーン9内に延びる。
レーザーシェービング装置1のハウジング2は、光学システム12を含む。光学システム12は、ハウジング2内に位置づけられる。光学システム12は、レーザービーム発生器13を含む。レーザービーム発生器13は、例えば、レーザーダイオードであってもよいが、それに限定されない。レーザービーム発生器13は、レーザービーム14を発生するように構成されている。レーザービーム14は、光吸収による蒸発によって切断ゾーン9内に延びる毛10を切断するために使用される。
光学システム12は、レーザービーム14が、皮膚結合面4が位置する凹部6の平面8に対して平行であり且つ平面8から離間させるように凹部6に渡ってレーザービーム14を方向づける。ハウジング2、又はより具体的にはガード3は、レーザービーム14を皮膚表面5から機械的に離間させる。レーザービーム14のうち、皮膚結合面4に対して平行な部分は、レーザービーム14の切断部分15である。光学システム12は、レーザービーム14が平面8に近接して凹部6に渡って延びるようにレーザービーム14を方向づける。レーザービーム14の切断部分15が凹部6に渡って移動するポイントは、切断ゾーン9である。
この方法で、ハウジング2の皮膚結合面4が皮膚表面5にくっつけて配置されると、レーザービーム14の切断部分15は、皮膚表面5に対して実質的に平行であり、さらに、皮膚表面5から離間される。
本実施形態では、レーザービーム発生器13によって放たれたレーザービーム14は、最初に皮膚表面5に向かって下に方向づけられる。光学システム12は、所望の光路に沿ってレーザービーム14を方向転換する。
光学システム12は第1反射要素19を含む。第1反射要素19は、切断ゾーン9の一方の側に置かれる。第1反射要素19は、レーザービーム14の切断部分15の入射部分20を、凹部6の切断ゾーン9に渡って反射するように構成される。すなわち、レーザービーム14の切断部分15が、レーザーシェービング装置1の凹部6に渡って延びる平面8に対して実質的に平行であり且つ平面8から離間された経路に従うように、第1反射要素19は、レーザービーム14の切断部分15の入射部分20を切断ゾーン9に渡って反射するように構成されている。
光学システム12は、第2反射要素21をさらに含む。第2反射要素21は、切断ゾーン9のうち、第1反射要素19と反対の側に置かれる。第2反射要素21は、レーザービーム14の切断部分15が皮膚ゾーン9から離れるように反射するよう構成されている。第2反射要素21は、レーザービーム14の切断部分15が皮膚表面5から離れるように反射するよう構成されている。第2反射要素21によって反射されたレーザービーム14の部分は、レーザービーム14の「使用済み」部分22である。レーザービーム14の「使用済み」部分22は、皮膚表面5又はレーザーシェービング装置1の別の部分と相互作用しないように、エネルギー減勢装置(図示せず)に向かって方向づけられてもよい。
図2に示された実施形態では、第1反射要素19に入射するレーザービーム14の入射部分20は、ハウジング2の凹部6に渡って延びる平面8に対して垂直である。第1反射要素19は、レーザービーム14の切断部分15が凹部6に渡って延びる平面8に対して平行であるように、レーザービーム14の入射部分20を90度反射する。レーザービーム14の「使用済み」部分22が、凹部6に渡って延びる平面8から垂直に離れるよう延びるように、第2反射要素21は、レーザービーム14の切断部分15を90度反射するように構成される。
しかし、第1及び第2反射要素19、21は、レーザービーム発生器13及びエネルギー減勢装置(図示せず)等、光学システム12の他の部分の位置及び向きに応じて、異なる方向に向けられてもよく、又は、異なる反射角を有してもよいということが正しく理解されることになる。
さらに、第1及び第2反射要素19、21は、図1及び図2の切断ゾーン9の1つの側に位置づけられなくてもよいということが正しく理解されることになる。第1及び第2反射要素19、21は、代わりに、光学システム12の他の構成要素の位置、向き及び構成に応じて、凹部6内のどこに位置づけられてもよい。第1及び第2反射要素19、21は省略されてもよい。
しかし、皮膚結合面4とレーザービーム14の切断部分15との距離が凹部6内の切断ゾーン9に渡って実質的に一定であるように、レーザービーム14の切断部分15は、皮膚結合面4が位置する凹部6に渡って延びる平面8に対して実質的に平行のままであるべきである。従って、レーザービーム14の切断部分15が、切断ゾーン9の一方の側で皮膚表面5を刺激すること、及び、もう一方の側で十分短く毛10を切断しないということが防止されることになる。
第1及び第2反射要素19、21は、ミラー又はプリズム又はいかなる他の光学的反射面も含んでもよい。さらに、本発明は、2つの反射要素に限定されない。
レーザーシェービング装置1の光学システム12は、レンズ装置24をさらに含む。レンズ装置24は、レーザービーム発生器13から放たれたレーザービーム14の焦点を合わせるように構成される。本実施形態では、図2に示されるように、レンズ装置24は、コリメーティングレンズ25を含む。レーザービーム発生器13から放たれたレーザービーム14は、コリメーティングレンズ25に向かって方向づけられる。コリメーティングレンズ25は、レーザービーム14の拡散を減らすか又は排除する。光学システム12のコリメーティングレンズ25は、レーザービーム14のコリメートされた部分26を生成する。レーザービーム14のコリメートされた部分26は、第1反射要素19に向かって方向づけられる。
光学システム12のレンズ装置24は、少なくとも1つのフォーカスレンズ27をさらに含む。フォーカスレンズ27は、レーザービーム14のコリメートされた部分26に収束させて、レーザービーム14の収束入射部分20を形成する。或いは、複数のフォーカスレンズ27を使用することができる。レーザービーム14の切断部分15の焦点は、凹部6の軸に相当するシェービング幅の中央にある。一実施形態では、フォーカスレンズ27は、レーザービーム14のより強くコリメートされた部分26を生成することができる。
レーザーシェービング装置1は、コントローラ30をさらに含む。コントローラ30は、レーザービーム発生器13の作動を制御するように構成される。従って、コントローラ30は、レーザービーム14の切断部分15の作動を制御する。図3を参照すると、コントローラ30は、プロセッサ31を含む。コントローラ30は、メモリ32をさらに含む。コントローラ30は、光学システム12を作動させることができる。
プロセッサ31は、いかなる適切な形も取り得る。例えば、プロセッサ31は、1つのマイクロコントローラ、複数のマイクロコントローラ、回路、単一のプロセッサ又は複数のプロセッサであってもよく、又は、それらを含んでもよい。コントローラ30は、1つ又は多数のモジュールから形成されてもよい。
メモリ32は、いかなる適切な形も取り得る。メモリ32は、不揮発性メモリ及び/又はRAMを含んでもよい。不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、ハードディスクドライブ(HDD)又はソリッドステートドライブ(SSD)を含んでもよい。メモリは、とりわけ、オペレーティングシステムを記憶する。メモリは、遠隔配置されてもよい。RAMは、データの一時記憶のためにプロセッサ31によって使用される。
オペレーティングシステムは、コントローラ30によって実行されると、レーザーシェービング装置1内のハードウェアコンポーネントのそれぞれの作動を制御するコードを含有してもよい。コントローラ30は、1つ又は複数のプロファイル等の1つ又は複数の対象を、メモリ32によって遠隔で又は局所的に記憶させることができ得る。コントローラ30は、不揮発性メモリによって記憶された1つ又は複数のプロファイル等の1つ又は複数の対象を参照し、さらに、1つ又は複数の記憶された対象をRAMにアップロードすることができ得る。
コントローラ30は、入力、例えばユーザ入力35等に応答してレーザーシェービング装置を作動させるように作動可能である。コントローラ30は、光学システム12を作動させるように構成される。
ユーザ入力35は、ある形のユーザインタフェースを含む。任意選択で、レーザーシェービング装置1は、パワー等のレーザーシェービング装置1の作動特徴を調整するための制御装置及び/又はディスプレイを含む。ユーザ入力35は、ユーザがレーザーシェービング装置1を作動させて、例えば、レーザーシェービング装置1をオン及びオフにすることを可能にする。ユーザ入力35は、例えば、ボタン、タッチスクリーン又はスイッチであってもよい。
レーザーシェービング装置1が含み得る他の構成要素(図示せず)は、レーザーシェービング装置1内の有機堆積物の通過を制限するフィルタ又は窓等の他の光学要素を含んでもよい。バッテリー又は外部の電力ケーブルへの接続部(図示せず)等、レーザーシェービング装置1の作動に必要な他の構成要素を、ハウジング2内に位置づけることもできる。さらに、レーザーシェービング装置1のハウジング2は、ハンドル、及び、ユーザ入力35を形成することができるレーザーシェービング装置1を作動させるのに必要ないかなるスイッチ、ボタン又は他の制御装置及びディスプレイも含んでよい。
本実施形態において、レーザーシェービング装置1には、レーザービームセンサ38が提供される。レーザービームセンサ38は、電子センサであってもよい。レーザービームセンサ38は、光学システム12が作動されている場合に、レーザービーム14の1つ又は複数の光学特性を示す情報を生成するように構成される。レーザービームセンサ38によって生成された情報は、コントローラ30に提供される。コントローラ30は、レーザービームセンサ38によって提供された情報に従って光学システム12の1つ又は複数の構成要素の作動を制御することができる。
或いは、レーザービームセンサ38は、フォトダイオードアレイであってもよい。レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の光路の端部に配置される。本実施形態では、レーザービームセンサ38は、エネルギー減勢装置(図示せず)にある。しかし、代替的なセンサ構成が利用されてもよいということが理解されることになる。
レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の1つ又は複数の光学特性を検出するように構成されている。検出器レンズ39が、レーザービームセンサ38の前にレーザービーム14の光路上に配置される。検出器レンズ39は、レーザービームセンサ38に適するようレーザービーム14の寸法を調整するように構成されている。例えば、検出器レンズ39は、レーザービームセンサ38におけるレーザービーム14の寸法がレーザービームセンサ38の分解能に対応するということを確実にするように構成されてもよい。検出器レンズ39は省略されてもよい。
レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の光路と交差する。レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の1つ以上の特性を決定するように構成される。例えば、レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の位置及び/又はレーザービーム14の強度を決定するように構成されてもよい。
レーザービームセンサ38が、レーザービーム14の位置に関する情報を提供するように構成される場合、レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の「使用済み」部分22がレーザービームセンサ38と交差する位置に関する情報を生成するように構成される。コントローラ30は、凹部6の平面8に対するレーザービーム14の切断部分15の位置を決定することができる。
レーザービームセンサ38が、レーザービーム14の強度に関する情報を提供するように構成される場合、レーザービームセンサ38は、レーザービームセンサ38と交差しているレーザービーム14の強度に関する情報を生成するように構成される。本構成において、それは、レーザービーム14の光路の端部にある。
本発明では、レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の位置を示す情報を生成するように構成される。コントローラ30は、レーザービームセンサ38によって生成された情報を使用して、皮膚結合面4からのレーザービーム14の切断部分15の中心の距離を決定する。図4を参照すると、凹部6の平面8からレーザービーム14の切断部分15の中心までの垂直方向距離は、中心ビーム高さYcentreである。
レーザービーム14は、ガウス分布を有する。すなわち、レーザービーム14の最大強度は、その中心、中心ビーム高さYcentreにある。コントローラ30は、レーザービーム14の所与のパワー又はエネルギー、光学システム12の構成要素の向き、及び、レーザービームセンサ38によって生成された情報に基づき、レーザービーム14の強度における半径方向変化を計算することができる。一実施形態では、レーザービーム14のパワー又はエネルギーは、ユーザ入力35によって制御されてもよい。
レーザービーム14の焦点を合わせてその最大強度を増大させるため、レーザービーム14の上端及び下端は、レーザービーム14が凹部6に渡って移動するに従い、凹部6に渡って延びる平面8からの距離において垂直方向に変化することになる。レーザービーム14の下端及び上端は、凹部6に渡って延びる平面8の中心線を垂直方向に越えている。
端部は、レーザービーム14がそのピーク強度にある切断ゾーン9の中央の焦点に向かって移動するに従い収束する。レーザービーム14の端部は、焦点位置から離れるに従い拡散する。従って、コントローラ30は、凹部6内の全ての点においてレーザービーム14の切断部分15の強度及び位置を計算することができる。
或いは、レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の位置もレーザービーム14の強度も示す情報を生成するように構成されてもよい。従って、コントローラ30には、凹部6の平面8からの距離の範囲にわたるレーザービーム14の切断部分15の強度を示す情報が提供される。
本実施形態では、レーザービームセンサ38は、レーザービーム切断高さYcut(z)を示す情報を生成するように構成されている。レーザービーム切断高さYcut(z)は、毛10が切断される、凹部6に渡って延びる平面8からの最小距離を画定している。レーザービーム切断高さYcut(z)は、平面8の中心線から、レーザービーム14の切断部分15の半径によって画定される外周の下端までの距離であり、毛10を切断するのに十分大きい強度を有する。
従って、レーザービーム14の切断部分15は、切断半径Rcut(z)を含む。切断半径Rcut(z)は、中心ビーム距離Ycentreとレーザービーム切断高さYcut(z)との差として画定され、図4においても参照δcut(z)によって示されている。
さらに、レーザービームセンサ38は、許容可能な強度のレーザービーム高さYlimit(z)を示す情報を生成するように構成されている。許容可能な強度のレーザービーム高さYlimit(z)は、皮膚表面5がレーザービーム14によって害されることのない、凹部6に渡って延びる平面8からの最大距離を画定している。許容可能な強度のレーザービーム高さYlimit(z)は、平面8の中心線から、皮膚表面5に対して損傷を引き起こすことなく最大の許容可能な強度を有する、レーザービーム14の切断部分15の半径によって画定される外周の下端までの距離である。
従って、レーザービーム14の切断部分15は、許容可能な強度の半径Rlimit(z)をさらに含む。許容可能な強度の半径Rlimit(z)は、中心ビーム距離Ycentreと許容可能な強度のレーザービーム高さYlimit(z)との差として画定される。レーザービーム切断高さYcut(z)と許容可能な強度のレーザービーム高さYlimit(z)との距離は、最小のレーザー−皮膚の距離δhair−skin(z)である。
Figure 0006499312
レーザービームセンサ38は、レーザービーム14の切断部分15の一部の様々な高さと参照位置との距離を示す情報を提供するように構成される。本実施形態では、参照位置は、レーザーシェービング装置1の凹部6に渡って延びる平面8、特に、レーザービーム14の切断部分15の様々な部分の最も低い端部の垂直方向に下にある平面8の中心線に基づいている。従って、レーザービーム14の切断部分15の様々な高さ及び参照位置を示す提供される情報は垂直距離である。しかし、代替的な参照位置が使用されてもよいということが理解されることになる。例えば、参照位置は、レーザービーム14の切断部分15の中立補正された位置(neutral calibrated position)であってもよい。
レーザーシェービング装置1は、皮膚表面センサ42をさらに含む。皮膚表面センサ42は、レーザーシェービング装置1が皮膚表面5にくっつけて置かれた場合の凹部6内の皮膚表面5と、凹部6に渡って延びる平面8との距離を示す情報を生成するように構成される。
皮膚表面センサ42によって測定される距離は、皮膚の高さである。しかし、皮膚表面5は皮膚結合面4と接触しているけれども、凹部6に渡って延びる平面8に近接する皮膚表面5は、凹部6内に延びる。これは、皮膚のドーム形成として知られている。従って、皮膚表面センサ42は、皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
を測定する。図4において示されている皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
は、皮膚表面5の平均線である。皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
は、皮膚表面5が滑らかになるよう平均化された場合に存在するであろう理想的な皮膚表面である。皮膚表面5は自然変動を有し、従って、皮膚表面5の高さは、皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
に相対して変化してもよい。
皮膚のドーム形成は、皮膚結合面4が皮膚表面5内に押し込まれ、及び/又は、レーザーシェービング装置1が皮膚表面5に渡って引きずられる場合に誇張される。皮膚表面5は皮膚結合面4によって抑圧されるため、皮膚のドーム形成は、通常、凹部6の中心に向かって最大である。従って、皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
は、通常、ガウス分布を有する。
皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
のガウス分布は、平均の皮膚ドーム形成高さμskin及び皮膚ドーム形成高さの標準偏差σskinに依存している。ガード3及び凹部6は、平均の皮膚ドーム形成高さμskin及び皮膚ドーム形成高さの標準偏差σskinを制御することができる。平均の皮膚ドーム形成高さμskinは、100μm未満に保つことができる。皮膚ドーム形成高さの標準偏差σskinは、20から50μm以内に制御することができる。皮膚ドーム形成距離を示す皮膚表面センサ42によって生成された情報は、レーザービーム発生器13の作動を制御するコントローラ30に提供される。
皮膚表面センサ42は、例えば、レーザーシェービング装置1が皮膚表面5にくっつけて置かれた場合の凹部6内の皮膚表面5と、凹部6に渡って延びる平面8との距離を示す情報を生成するように構成された電子センサであってもよい。
皮膚表面センサ42は、光学測定技術を使用する共焦点レンズ等の光学センサであってもよく、さらに、皮膚表面5と接触して、皮膚表面5と、レーザーシェービング装置1の凹部6に渡って延びる平面8との距離を測定する必要はない。皮膚表面センサ42は、例えば、三角測量測定、散乱光測定及び/又は陰影測定によって皮膚表面5の位置を示す情報を生成するように構成することができる。
凹部6内の皮膚表面5と、凹部6に渡って延びる平面8との距離を示す提供された情報は、垂直距離である。しかし、代替的な参照位置が使用されてもよいということが理解されることになる。例えば、参照位置は、レーザービーム14の切断部分15の中立補正された位置であってもよく、又は、皮膚表面5が滑らかであるように平均化された場合に存在するであろう理想的な皮膚表面であってもよい。
皮膚表面センサ42は、ハウジング2の凹部6内に配置される。皮膚表面センサ42は、非接触型の皮膚距離センサである。すなわち、皮膚表面センサ42は、レーザーシェービング装置1が皮膚表面5にくっつけて置かれる場合の凹部6内の皮膚表面5と、凹部6に渡って延びる平面8との距離を測定するように構成される。皮膚表面センサ42は、反射型又は透過型の光学センサであってもよい。皮膚表面センサ42は、可視領域及び/又は近赤外放射領域の1つ又は複数の波長の光を使用することができる。しかし、代替的なセンサ構成が利用されてもよいということが理解されることになる。
皮膚表面センサ42は、光源(図示せず)及び検出器(図示せず)を含む。光路が、光源と検出器との間に画定される。皮膚表面5は、凹部6に渡って延びる平面8にて配置された場合に光路の一部を形成する。皮膚表面5が凹部6に渡って延びる平面8にて配置された場合、凹部6は囲まれている。
本構成では、皮膚表面センサ42が凹部6内に配置され、凹部6に渡って延びる平面8に対して置かれた皮膚表面5を検出するように構成されているけれども、代替的な実施形態では、皮膚表面センサ42は、別の位置に配置されてもよいということが理解されることになる。
コントローラ30は、レーザービーム14の切断部分15の許容可能な強度の半径Rlimit(z)と、凹部6に渡って延びる平面8との距離を示すレーザービームセンサ38によって生成された情報を参照するように構成される。コントローラ30は、皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
、すなわち、レーザーシェービング装置1が皮膚表面5にくっつけて置かれる場合の凹部6内の皮膚表面5と、凹部6に渡って延びる平面8との距離を示す皮膚表面センサ42によって生成された情報を参照するように構成される。本実施形態では、参照位置は同じである。しかし、代替的な実施形態では、参照位置は、既知の間隔を有して異なっていてもよい。
レーザービームセンサ38及び皮膚表面センサ42によって生成された情報に基づき、コントローラ30は、レーザービーム14の切断部分15の許容可能な強度の半径Rlimit(z)と、凹部6の幅に渡る皮膚表面5の皮膚ドーム形成との距離を示す情報を生成することができる。
しかし、凹部6内にドーム形成した皮膚表面5の自然変動及びレーザービームの不安定性のため、許容可能な強度のレーザービーム高さYlimit(z)は変化し得る。これにより、レーザービーム14の中心線Ycentreからの許容可能な強度の半径Rlimit(z)の正確な位置を決定することができないある範囲の不確実性が生じる。
従って、変化する許容可能な強度のレーザービーム距離Ylimit(z)より上の高強度のレーザービーム14によって皮膚表面5が刺激されることになるのを防ぐために、レーザービーム安全高さYsafety(z)がコントローラ30によって決定される。コントローラ30は、許容可能な強度のレーザービーム高さYlimit(z)から安全距離δsafety(z)を引くことによって、レーザービーム安全高さYsafety(z)を決定する。安全距離δsafety(z)は、例えば、許容可能な強度のレーザービーム半径Rlimit(z)の割合又は任意の距離であってもよいが、それらに限定されない。
コントローラ30は、皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
を示す皮膚表面センサ42によって生成された情報をモニターし、さらに、計算されたレーザービーム安全高さYsafety(z)と比較する。皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
がレーザービーム安全高さYsafety(z)を超える事象において、コントローラ30は、レーザービーム発生器13を停止するように構成される。これは、皮膚表面5が、高すぎる強度のレーザービーム14の切断部分15の一部によって傷つけられる機会を排除する。
単一の毛10の近さは、レーザービーム切断高さYcut(z)と皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
との距離によって支配される。2つの高さが近いほど、切断される毛の長さLstubble cutはより短くなる。切断される毛の長さは、図2において示されている角度θにも依存し、毛は、垂直及び毛のリフトδliftに対して凹部6内に延びている。説明を簡単にするために、θもδliftもゼロであると仮定されている。
Figure 0006499312
の場合、
Figure 0006499312
である。
可能な限り近い剃毛を達成するために、レーザービーム14の切断部分15の下端は、可能な限り皮膚表面5の近くに配置されなければならない。レーザービーム切断高さYcut(z)とレーザービーム安全高さYsafety(z)との最小距離は、最小のレーザー−皮膚の距離δhair−skin(z)と安全距離δsafety(z)との合計である。この距離は、光学システム12の光学ベースライン距離(OBD)としても知られている。
Figure 0006499312
従って、コントローラ30は、レーザービームセンサ38によって生成された情報に従って、毛を切断するのに十分高い強度のレーザービーム14の下端と皮膚表面5との最小距離を計算することができる。実際には、可能な限り最小の無精ひげの長さLstubble_min(z)は、OBD、及び、凹部6の平面8から垂直に延びる平面に対して毛10が延びる角度に依存している。
皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
がレーザービーム安全高さYsafety(z)を超えず、さらに、毛10がレーザービーム切断高さYcut(z)よりも凹部内にさらに延びる場合にのみ、毛10は切断されることになる。先に説明したように、レーザービーム切断高さYcut(z)と皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
との距離は光学ベースライン距離(OBD)である。
Figure 0006499312
毛10の長さLstubble(z)に対する計算を知り、さらに、皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
がガウス分布によって記述されると仮定すると、毛10の長さLstubble(z)は、レーザービーム14がオンである場合のレーザービーム切断高さYcut(z)から特定の点における皮膚表面5の高さyを差し引いたもの、及び、レーザービームがオフである場合の元の長さLUncutによって与えることができる。さらに、それぞれの結果の確率を決定することができる。
Figure 0006499312
これは、皮膚表面5に沿ったレーザーシェービング装置1のストロークに適用することができ、さらに、毛の平均長さLAv stubbleに対する式を得ることができる。
Figure 0006499312
さらに、コントローラ30は、レーザービーム14の切断半径Rcut(z)を決定することができる。その結果、レーザービーム14の中心線Ycentreと皮膚表面5との最小の許容可能な距離δlaser−skin_min(z)を、レーザービームセンサ38により生成された情報に従ってコントローラ30によって決定することができる。
最小の許容可能な距離δlaser−skin_min(z)は最も近い剃毛を可能にし、無精ひげの最短の長さLstubble_min(z)を可能にする。ユーザがOBDより短い長さまで毛10を切断しようと試みる場合、皮膚表面5がレーザービーム安全高さYsafety(z)を越えるため、コントローラ30は、レーザービーム発生器13を停止させることになる。従って、最小の許容可能な距離δlaser−skin_min(z)は、レーザービーム停止の閾値である。
Figure 0006499312
しかし、平均の皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
がレーザービーム安全高さYsafety(z)に等しいか又はそれに近いようにレーザービーム14の切断部分15が構成される場合、皮膚表面5における変動は、レーザービーム安全高さYsafety(z)を超えることが多くあるため、レーザービーム14は停止されることになる。従って、可能な限り短い無精ひげの長さLstubble_min(z)は、より多くの数のストロークの後にのみ達成することができる。所与のOBDに対してユーザは無制限の数のストロークを行うことができると仮定すると、レーザーシェービング装置1は、最終的に、平均の長さとして可能な限り短い無精ひげの長さLstubble_min(z)を得ることになる。しかし、通常のシェービング作法に対して無制限の数のストロークは受け入れられない。
従って、通常のシェービング作法に適応させるために、平均の近さを達成するのに要するストロークの数を減らすように剃毛の近さを妥協しなければならない。通常のシェービング作法においては、ストロークの数は一般的に7から10の間に制限される。従って、平均の切断される無精ひげの長さLstubble_cut(z)は、10ストローク後の平均の長さとして可能な限り短い無精ひげの長さLstubble_min(z)を達成することはない。しかし、レーザービーム安全高さYsafety(z)より下の指定された位置に皮膚表面5を置くことによって、制限された数のストロークで受け入れ可能な平均の切断される無精ひげの長さLstubble_cut(z)を得ることが可能である。
シェービングストロークが受け入れ可能であるとみなされるためには、レーザービーム14は、ストローク中の少なくともある割合の時間にわたって作動されなければならない。ストローク中の所望の割合のレーザービーム作動時間を達成するために、皮膚の位置yがレーザービーム安全高さYsafety(z)以下である確率は、所望の割合以上でなければならない。
Figure 0006499312
従って、ストローク中に所望の割合の時間レーザービームが作動されるためには、凹部6内への平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
は、レーザービーム14の中心線Ycentreから特定の距離でなければならない。特定の距離にあることによって、所望の割合が達成され、さらに、平均の切断される無精ひげの長さLstubble_cut(z)は可能な限り短く保たれる。
所望の割合のレーザービーム作動時間は、平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
の変動
Figure 0006499312
に対応する。本実施形態では、平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
は、ガード3及び凹部6のサイズによって制御される。平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
の変動
Figure 0006499312
は、皮膚表面5の状態によって決定される。平均のドーム形成高さ
Figure 0006499312
の変動は、平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
からの皮膚表面5の距離の変動の距離を示す皮膚変動値σである。
ある割合の時間レーザービームが作動されるためには、平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
とレーザービーム安全高さYsafety(z)との距離は、その割合の皮膚表面5がストローク中レーザービーム安全高さYsafety(z)より下であるようになければならない。凹部6内の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
のガウス分布が与えられると、平均ドーム形成高さ
Figure 0006499312
の変動の数
Figure 0006499312
という点での距離は、正規分布表から計算することができる。平均ドーム形成高さ
Figure 0006499312
の変動の数
Figure 0006499312
は、皮膚変動距離を与える。
従って、最適なレーザー−皮膚の距離δlaser−skin_optは、レーザーシェービング装置1のレーザービーム強度、安全距離δsafety(z)、凹部6の幅及び所望の割合のレーザービーム作動時間に依存する。レーザー−皮膚の距離δlaser−skin_optは、平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
からの、レーザービーム14の中心線Ycentreが置かれる切断距離である。
Figure 0006499312
例えば、本発明の一実施形態では、レーザービーム発生器13が作動され、75%の時間にわたってレーザービーム14を発生させる場合、ストロークは受け入れ可能であるとみなされ得る。75%の時間であるように、毛10が切断されるのを皮膚表面5が許容するという可能性に対しては、およそ0.7
Figure 0006499312
の平均の皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
における変動が許容されなければならない。従って、レーザービーム安全高さYsafety(z)が、皮膚ドーム形成広がり
Figure 0006499312
のおよそ70%だけ平均の皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
よりも上に置かれるようにレーザービーム14の中心線Ycentreは置かれなければならない。
従って、平均の皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
における変動が75μmである場合、最適なレーザー−皮膚の距離δlaser−skin_opt(z)は50〜300μmの範囲にある。これにより、80μmを超える第1ストローク効率が与えられる。平均の皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
における変動が50μmである場合、最適なレーザー−皮膚の距離δlaser−skin_opt(z)は100〜250μmの範囲にある。これにより、100μmを超える第1ストローク効率が与えられる。平均の皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
における変動が25μmである場合、最適なレーザー−皮膚の距離δlaser−skin_opt(z)は150〜200μmの範囲にある。これにより、第1ストロークに対する最大効率が与えられる。
上記の実施形態では、レーザーシェービング装置1は、10ストロークで所定の一定の平均の切断される無精ひげの長さLstubble_cut(z)まで毛10を切断するように構成されている。しかし、レーザーシェービング装置1の様々な実施形態が、異なる数のストロークで異なる平均の切断される無精ひげの長さLstubble_cut(z)まで毛を切断するように構成されることになるということが理解されることになる。
別の実施形態では、レーザーシェービング装置1は、交換可能なカッティングヘッド(図示せず)又はガード3を含んでもよい。交換可能なカッティングヘッド(図示せず)又はガード3は、ユーザが所望するシェービングの作法、ストローク及び平均の近さに応じてレーザーシェービング装置1の最適距離を変えることができる。
さらなる実施形態では、レーザーシェービング装置1は、アクチュエータ45を含む。アクチュエータ45は、光学システム12の1つ又は複数の構成要素に作用するように構成される。アクチュエータ45は、少なくとも1つのレンズ24又は第1反射要素19を回転させて、レーザービーム14の切断部分15の中心ビーム高さYcentre又は強度を変えるように構成されてもよい。
アクチュエータ45は、例えば、ボイスコイルアクチュエータ、ギアを有するスピンドルモータ又は圧電トランスレータ等の電子アクチュエータであってもよい。アクチュエータ45は、コントローラ30からのコマンドに基づき光学システム12の1つ又は複数の構成要素に作用する。
本実施形態では、ユーザ入力35は、ストローク中にレーザービーム14が作動される所望の割合の時間をユーザが選択するのを可能にするように構成される。従って、レーザーシェービング装置1は、所望の近さ、ストロークの数及び利用可能時間に応じて異なるシェービング作法を行うために使用されてもよい。
例えば、時間によって制限されるユーザに対しては、ストロークの数を制限することができる。従って、最小の数のストロークで近い剃毛を達成するために、受け入れ可能なレーザービーム作動の時間は、例えばストローク時間の84%等、より長くてもよい。従って、およそ
Figure 0006499312
の平均の皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
における変動が許容されなければならない。レーザービーム14の中心線Ycentreと平均の皮膚ドーム形成距離
Figure 0006499312
とのより長い距離は、レーザービーム14がより大きな割合の時間作動されるが、切断の長さはより長いということを意味する。
反対に、ユーザが時間によって制限されない場合、ユーザは、より低い割合を選択し、さらに、より多くの数のストロークを使用して、より近い剃毛を達成することができる。従って、ユーザは、近さよりも剃毛の速度がより重要である、又は、その逆であるかどうかに応じて、ユーザのニーズにシェービングプロセスを合わせる自由を有する。ユーザは、ユーザ入力35を介してユーザの好みを入力することができ、さらに、レーザーシェービング装置1のコントローラ30は、アクチュエータ45を介して光学システム12を調整して、最適なレーザー−皮膚の距離δlaser−skin_optを採用する。
一実施形態では、平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
及び平均の皮膚ドーム形成高さ
Figure 0006499312
の変動
Figure 0006499312
は、皮膚表面センサ42及びコントローラ30によって作動されるアクチュエータ45により生成された情報に従ってコントローラ30によって決定し、ストロークの間ずっと皮膚表面5からの最適距離を維持することができる。
「含む」という用語は、他の要素又はステップを除外しないということ、及び、不定冠詞はその複数形を除外しないということが正しく理解されることになる。単一のプロセッサが、特許請求の範囲において列挙されたいくつかの項目の機能を満たすことができる。特定の手段が互いに異なる従属項において記載されているという単なる事実は、これらの手段の組合せを役立つよう使用することができないと示しているわけではない。特許請求の範囲におけるいかなる参照番号も、その範囲を限定するとして解釈されるべきではない。
主張が本願において特定の特徴の組合せに対して明確に述べられてきたけれども、本発明の開示の範囲は、明示的又は暗示的に本明細書に開示されたいかなる新規の特徴若しくはいかなる新規の特徴の組合せ、又は、そのいかなる一般概念も、いかなる特許請求における現在の特許請求と同じ発明に関するであろうとなかろうと、本発明と同じ技術的問題のいずれか又は全てを軽減するであろうとなかろうと含むということが理解されるべきである。本出願人等は、本明細書によって、そのような特徴及び/又は特徴の組合せに対して新たな主張を、本願又は本願から得られるいかなるさらなる出願の遂行の間にも明確に述べることができると告知している。

Claims (10)

  1. レーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法であって、前記レーザーシェービング装置は、レーザービームの中心線と皮膚表面との最小の許容可能な距離であるレーザー停止の閾値を有し、
    当該方法は、
    光学システムを作動させて前記レーザービームを生成するステップと、
    参照ポイントからの皮膚表面の距離における変動を示す皮膚変動値を決定するステップと、
    少なくとも前記レーザー停止の閾値及び前記皮膚変動値に従って前記レーザービームと前記皮膚表面との切断距離を決定するステップと、
    決定された前記切断距離に従って前記レーザービームを位置づけるために前記光学システムを調整するステップと、
    を含み、
    前記皮膚変動値を決定するステップは、
    理想的な皮膚表面、及び、前記理想的な皮膚表面からの実際の皮膚表面が存在する距離を示す情報を生成するステップ、及び、
    前記理想的な皮膚表面からの実際の皮膚表面の距離の標準偏差を決定するステップ、
    を含む、レーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  2. 前記皮膚変動値を決定するステップは、
    シェービング条件に対応するシェービングストロークの間の所望のレーザー作動の割合を選択するステップ、及び
    前記所望のレーザー作動の割合を達成するために、皮膚変動距離がとらなければならない前記標準偏差の対応する割合を決定するステップ、
    をさらに含む、請求項1に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  3. 前記レーザー停止の閾値を決定することが、前記レーザービームの許容可能な強度の半径及び安全マージンの距離を示す情報を生成することを含む、請求項1又は2に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  4. 前記レーザービームと前記皮膚表面の高さとの距離を示す情報を生成するステップと、
    前記皮膚表面の高さが前記レーザー停止の閾値を超えた場合に前記レーザービームの生成を止めるステップと、
    をさらに含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  5. 前記光学システムは、前記皮膚表面からの、前記レーザー停止の閾値と、前記皮膚変動値に従った皮膚変動距離との合計である前記切断距離にあるように前記レーザービームを調整する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  6. 前記皮膚変動距離は、鬚を剃毛するために必要とされるシェービングストロークの数を減らすために増やされ、さらに、前記剃毛の近さを改善するために減らされる、請求項5に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  7. ユーザ入力を使用して所望のシェービング条件を選択するステップと、
    前記光学システムを調整して、対応する前記皮膚表面からの切断距離に前記レーザービームを置くステップと、
    をさらに含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  8. 前記光学システムは、50μmから300μm未満である前記切断距離に前記レーザービームを調整する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  9. 前記光学システムは、100μmから250μm未満である前記切断距離に前記レーザービームを調整する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
  10. 前記光学システムは、150μmから200μm未満である前記切断距離に前記レーザービームを調整する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のレーザーシェービング装置におけるレーザービームと皮膚表面との切断距離を設定する方法。
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