JP6383504B2 - レーザシェービングデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、レーザシェービングデバイスに関する。本発明は、毛を切断する方法にも関する。
機械的ブレードの構成の代替として、毛を切断するためにレーザビームを使用することが知られている。レーザビームに晒される毛は、レーザビームからエネルギを吸収し、毛は気化によって切断される。レーザビームは、皮膚又は毛に対して配置される切断部分を移動させる必要がないので、切断要素が鈍くなるという問題は排除される。
公開された国際公開第2014/139968A1号は、毛を切断するためにレーザビームを使用するデバイスを開示している。このデバイスは、皮膚の表面に対して配置される皮膚接触面を含む。このデバイスは、切断レーザビームを皮膚接触面と平行であり且つ皮膚接触面から離間した切断ゾーンに亘って方向付けて、切断ゾーン内に延びる毛を切断するように構成された、光学系も有する。同様に提供されているのは、切断用レーザビームと皮膚接触面との間の距離を変更して、切断用レーザビームとユーザの皮膚の表面との間の所定の距離を維持するように構成された、レーザ位置決め機構である。
高強度レーザビームが皮膚に接触するならば、レーザビームがユーザに損傷及び刺激を引き起こすことが知られている。そのような損傷及び刺激が引き起こされるのを避けるために、皮膚がレーザビームに近すぎるときにレーザビームを非アクティブ化することが知られている。しかしながら、皮膚がレーザビームの近傍にあるときにレーザビームを非アクティブ化することは、毛をレーザビームに晒して切断するときの、望ましくないガス及び煙の形成及び放出を妨げない。
上述の問題を実質的に軽減し或いは克服するレーザシェービングデバイスを提供することが本発明の目的である。
本発明によれば、ハウジングと、光学系と、皮膚表面センサと、コントローラとを含み、ハウジングは、皮膚係合面と、皮膚係合面からハウジング内に延びる凹部とを有し、皮膚係合面は、凹部に亘って延在する平面内に位置し或いはその平面と交差し、且つ、皮膚表面が皮膚係合面の平面から出る方向において凹部内に延びる実質的にドーム化された形状を取るように皮膚表面に対して位置付け可能であり、光学系は、凹部内の皮膚表面からレーザビームの切断区画内に延びる毛を切断するよう凹部に亘ってレーザビームを方向付けるように構成され、皮膚表面センサは、皮膚表面が皮膚係合面の平面から凹部内に延びる距離を示す信号を生成するように構成され、コントローラは、皮膚表面が皮膚係合面の平面から凹部内に延びる距離が、皮膚係合面の平面と所定のレーザビームアクティブ化閾値との間の距離を超える場合にのみ、レーザビームをアクティブ化するように構成される、レーザシェービングデバイスが提供される。
従って、レーザ光によって毛に対して行われる切断回数が最小にされる。レーザビームがアクティブ化される前に皮膚が凹部内に移動する距離を増大させることによって、毛が凹部内に移動する距離も増大させる。その結果、毛の最初の切断は所望の長さにより近く、所望の長さに達するためにより少ない切断を必要とする。行われる切断が少なければ少ないほど、生成される煙はより少ない。
所定のレーザビームアクティブ化閾値は、皮膚係合面の平面と凹部内のレーザビーム切断高さとの間にあってよい。
従って、レーザビームは、皮膚表面が皮膚係合面の平面上又は凹部内にあるときにのみアクティブ化される。これはレーザビームがアクティブ化される時間の量を減少させ、それはエネルギを節約する。
所定のレーザビームアクティブ化閾値は、皮膚表面が皮膚係合面の平面から凹部内に延びる平均距離、好ましくは、平均距離及びその標準偏差の両方に依存してよい。
従って、レーザビームをアクティブ化させて毛を切断するために、皮膚表面が凹部内に十分に延びる地点が常にある。
所定のレーザビームアクティブ化閾値は、皮膚係合面の平面からμskin−2*σskin以上であり且つμskin+2*σskin以下であってよい。
所定のレーザビームアクティブ化閾値は、凹部に亘って凹部内に延びる平面から0μm〜300μmの範囲内にあってよい。
従って、切断が生じる確率が許容できないレベルまで低下することなく、切断の回数が最小にされる。
レーザシェービングデバイスは、皮膚係合面の前記平面に対する凹部内のレーザビームの位置を示す情報を生成するように構成されるレーザビームセンサを更に含んでよい。
コントローラは、皮膚表面が皮膚係合面の平面から凹部内に延びる距離が所定のレーザビーム非アクティブ化閾値を超えるときに、皮膚表面センサ及びレーザビームセンサによって生成される情報に依存して、レーザビームを非アクティブ化するように構成されてよい。
従って、レーザシェービング装置は、刺激又は損傷が皮膚表面に引き起こされるのを防止することができる。
所定のレーザビームアクティブ化閾値と皮膚係合面の平面との間の距離は、所定のレーザビーム非アクティブ化閾値と皮膚係合面の平面との間の距離未満であってよい。
従って、切断が生じるために皮膚表面が配置されなければならない窓(ウインドウ)がある。これは煙の生成及び皮膚表面への刺激を最小にするのに役立つ。
レーザシェービングデバイスは、光学系に作用して、凹部に亘って延在する平面に対するレーザビームの位置を調節するように構成される、アクチュエータを更に含んでよい。
従って、所定のレーザビーム非アクティブ化閾値と皮膚係合面の平面との間の距離を、所定のレーザビームアクティブ化閾値と皮膚係合面の平面との間の距離より大きくして、レーザビームがアクティブ化されるのを確実にすることができる。更に、レーザビーム位置を変化させることによって、異なるレベルの親切性が達成されることがある。
レーザシェービングデバイスは、ユーザが所望の近接性レベル及び/又は所定のレーザビームアクティブ化閾値を制御するのを可能にするように構成された、ユーザ入力を更に含んでよい。
従って、ユーザは、自分自身のシェービング慣行を制御することができ、時間制限又は状況に依存してそれを変化させることができる。それは多数のデバイス又は交換可能なヘッドの必要を排除する。
レーザビームは、皮膚接触面にある開口の平面と平行であり且つその平面から離間する凹部に亘って方向付けられてよい。
この構成を用いるならば、レーザビームの一端は皮膚表面により近くない。従って、皮膚表面が所定のレーザ非アクティブ化閾値を超える機会はより少ない。
皮膚係合面にある凹部の幅は、レーザビームの方向に対して垂直な方向において、0.3mm以上であり且つ1.5mm以下であってよい。
従って、凹部内の皮膚ドーム形成高さを制御することができる。
本発明の他の特徴によれば、レーザビームの切断区画を、皮膚係合面の平面と平行であり且つその平面から離間する凹部に亘って方向付けて、凹部内に延びる毛を切断すること、皮膚係合面の平面と皮膚表面が皮膚係合面の平面から凹部内に延びる距離との間の距離を示す情報を生成すること、及び、コントローラが、皮膚表面が皮膚係合面の平面から凹部内に延びる距離を決定し、皮膚表面が皮膚係合面の平面から凹部内に延びる距離が、皮膚係合面の平面と所定のレーザビームアクティブ化閾値との間の距離を超える場合にのみ、レーザビームをアクティブ化することを含む、レーザシェービングデバイスで毛を切断する方法が提供される。
毛を切断する方法は、コントローラが、皮膚表面が皮膚係合面の平面から凹部内に延びる距離が所定のレーザビーム非アクティブ化閾値を超えるときに、前記レーザビームを非アクティブ化することを更に含んでよい。
毛を切断する方法は、レーザビームが生成されるよう、所定のレーザビーム非アクティブ化閾値と皮膚係合面の平面との間の距離を調節するために、皮膚表面センサ及び/又はレーザビームセンサによって生成される情報に依存して、光学系の1つ又はそれよりも多くの要素を調節することを更に含んでよい。
本発明のこれらの及び他の特徴は、以下に記載する実施態様から明らかであり、それらを参照して解明されるであろう。
以下に、添付の図面を参照して、ほんの一例として、本発明の実施態様を記載する。
レーザビームを用いて毛を切断するレーザシェービングデバイスにある凹部の斜視図を示している。 図1のレーザシェービングデバイスの凹部端の図式的な正面図を示している。 図2のレーザシェービングデバイスの図式的なブロック回路図を示している。 図2のレーザシェービングデバイスの凹部端内の閾値間の距離の概略図を示している。
図1および図2に示すように、毛を切断するためのレーザシェービングデバイス1は、ハウジング2を含む。ハウジング2は、ガード3を含んでよい。ガード3は、毛及び皮膚操作モジュールであってよい。ハウジング2は、皮膚係合面4を有する。皮膚係合面4は、皮膚表面5に対して配置される。皮膚表面5は、例えば、処置されるユーザ又は人の顔又は足であってよいが、それらに限定されない。
皮膚係合面4は、凹部6を含む。本実施態様において、凹部6の中心は、皮膚係合面4の中心と同心である。凹部6は、実質的に楕円形の断面を有する。しかしながら、断面の形状はこれに限定されないことが理解されるであろう。例えば、凹部6の断面は、長方形であってよい。
凹部6は、スリットである。凹部6は、シェービングストロークの方向において、0.3mm以上、1.5mm以下の幅である。凹部の幅は、皮膚表面5のドーム形成(ドーミング)を制御するのに役立つ。本実施態様において、凹部6の幅は、0.8mmである。本実施態様における凹部6の幅は、典型的な1日又は2日の髭(図示せず)を切断するために皮膚表面を位置決めするのに役立つ。シェービングストロークに対して垂直な方向における凹部6の長さは、レーザシェービングデバイス1のサイズによって決定されてよいが、好ましくは、10mm〜20mmの範囲内である。本実施態様において、凹部6の長さは、12mmである。
本実施態様において、皮膚係合面4は、凹部6に亘って延在する平面8内に位置する。平面8は、レーザシェービングデバイス1のハウジング2の長手軸に対して概ね垂直に延在する。しかしながら、人間工学的な理由から、平面8とハウジング2の長手軸との間の角度は異なってよいことが理解されるであろう。
凹部6は、切断ゾーン9を含む。レーザシェービングデバイス1の皮膚係合面4が皮膚表面5に対して配置され、それに沿って移動させられるとき、皮膚表面5から突出する毛10は、凹部6の切断ゾーン9内に延びる。
レーザシェービングデバイス1のハウジング2は、光学系12を含む。光学系12は、ハウジング2内に配置される。光学系12は、レーザビーム発生器13を含む。レーザビーム発生器13は、例えば、レーザダイオードであってよいが、それに限定されない。レーザビーム発生器13は、レーザビーム14を発生するように構成される。レーザビーム14は、光吸収に起因する蒸発によって切断ゾーン9内に延びる毛10を切断するために使用される。
光学系12は、レーザビームが、皮膚係合面4が位置する凹部6の平面8と平行であり且つ平面8から離間するよう、凹部6に亘ってレーザビーム14を方向付ける。ハウジング2、より具体的には、ガード3は、レーザビーム14を皮膚表面5から機械的に離間させる。皮膚接触表面4と平行なレーザビーム14の部分は、レーザビーム14の切断区画15(cutting section)である。光学系12は、レーザビーム14が平面8に近接して凹部6に亘って延びるように、レーザビーム14を方向付ける。レーザビーム14の切断区画15が凹部6に亘って進む地点は、切断ゾーン9である。
このようにして、ハウジング2の皮膚係合面4が皮膚表面5に対して配置されるとき、レーザビーム14の切断区画15は、皮膚表面5と実質的に平行であり、皮膚表面5から離間する。
この実施態様において、レーザビーム発生器13によって放射されるレーザビーム14は、最初は皮膚表面5に向かって下向きに方向付けられる。光学系12は、レーザビーム14を所望の光路に沿って方向変更する。
光学系12は、第1の反射要素19を含む。第1の反射要素19は、切断ゾーン9の一方の側に位置付けられる。第1の反射要素19は、凹部6の切断ゾーン9に亘ってレーザビーム14の切断区画15の入射区画20を反射するように構成される。すなわち、第1の反射要素19は、レーザビーム14の切断区画15が、レーザシェービングデバイス1の凹部6に亘って延在する平面8と実質的に平行であり且つ平面8から離間する経路を辿るように、切断ゾーン9に亘ってレーザビーム14の切断区画15の入射部分20を反射するように構成される。
光学系12は、第2の反射要素21を更に含む。第2の反射要素21は、第1の反射要素19に対して切断ゾーン9の反対側に位置付けられる。第2の反射要素21は、切断ゾーン9から離れる方向にレーザビーム14の切断区画15を反射するように構成される。第2の反射要素21は、皮膚表面5から離れる方向にレーザビーム14の切断区画15を反射するように構成される。第2の反射要素21によって反射されるレーザビーム14の区画は、レーザビーム14の「使用済み」区画22である。レーザビーム14の「使用済み」区画22は、皮膚表面5又はレーザシェービングデバイス1の他の部分と相互作用しないよう、エネルギ消散器(図示せず)に向かって方向付けられてよい。
図2に示す実施態様において、第1の反射要素19に入射するレーザビーム14の入射区画20は、ハウジング2の凹部6に亘って延在する平面8に対して垂直である。第1反射要素19は、レーザビーム14の切断区画15が凹部6に亘って延在する平面8と平行であるように、レーザビーム14の入射区画20を90度まで回転させる。第2の反射要素21は、レーザビーム14の「使用済み」区画22が、凹部6に亘って延在する平面8から離れる方向に垂直に延びるように、レーザビーム14の切断区画15を90°まで反射するように構成される。
しかしながら、第1及び第2の反射要素19,21は、レーザビーム発生器13及びエネルギ消散器(図示せず)のような、光学系12の他の部分の位置及び向きに依存して、異なって方向付けられてよく、或いは異なる反射角を有してよい。
更に、第1及び第2の反射要素19,21は、図1及び図2の切断ゾーン9の側に配置されなくてよいことが理解されるであろう。それらは、代替的に、光学系12の他のコンポーネントの位置、向き、及び構成に依存して、凹部6内のいずれかの場所に配置されてよい。第1及び第2の反射要素19,21は省略されてよい。
しかしながら、皮膚係合面4とレーザビーム14の切断区画15との間の距離が凹部6内の切断ゾーン9に亘って実質的に一定であるよう、レーザビーム14の切断区画15は、皮膚係合面4が位置する凹部6に亘って延在する平面8と実質的に平行のままでなければならない。従って、レーザビーム14の切断区画15は、切断ゾーン9の一方の側で皮膚表面5を刺激することが防止され、他方では、毛10を十分に短く切断しない。
第1及び第2の反射要素19,21は、ミラー(鏡)又はプリズム又は任意の他の光学反射表面を含んでよい。更に、本発明は、2つの反射要素に限定されない。
レーザシェービングデバイス1の光学系12は、レンズ構成24を更に含む。レンズ構成24は、レーザビーム発生器13から放出されるレーザビーム14を集束させるように構成される。本実施態様では、図2に示すように、レンズ構成24は、コリメートレンズ25を含む。レーザビーム発生器13から放射されるレーザビーム14は、コリメートレンズ25に向かって方向付けられる。コリメートレンズ25は、レーザビーム14の発散を低減し或いは排除する。光学系12のコリメートレンズ25は、レーザビーム14のコリメート区画26を生成する。レーザビーム14のコリメート区画26は、第1の反射要素19に向かって方向付けられる。
光学系12のレンズ構成24は、少なくとも1つの焦点レンズ27を更に含む。焦点レンズ27は、レーザビーム14のコリメートされた区画26を集束させて、レーザビーム14の集束入射区画20を形成する。代替的に、複数の焦点レンズ27を使用し得る。レーザビーム14の切断区画15の焦点は、凹部6の軸に対応するシェービング幅の中間にある。1つの実施態様において、焦点レンズ27は、レーザビーム14のより強くコリメータされた区画26を生成することができる。
レーザシェービングデバイス1は、コントローラ30を更に含む。コントローラ30は、レーザビーム発生器13の動作を制御するように構成される。従って、コントローラ30は、レーザビーム14の切断区画15の動作を制御する。図3を参照すると、コントローラ30は、プロセッサ31を含む。コントローラ30は、メモリ32を更に含む。コントローラ30は、光学系12を動作させることができる。
プロセッサ31は、任意の適切な形態を取ってよい。例えば、プロセッサ31は、マイクロコントローラ、複数のマイクロコントローラ、回路、単一のプロセッサ、又は複数のプロセッサであってよく、或いはそれらを含んでよい。コントローラ30は、1つ又は多数のモジュールで形成されてよい。
メモリ32は、任意の適切な形態を取ってよい。メモリ32は、不揮発性メモリ及び/又はRAMを含んでよい。不揮発性メモリは、読出し専用記憶装置(ROM)、ハードディスクドライブ(HDD)又はソリッドステートドライブ(SSD)を含んでよい。メモリは、とりわけ、オペレーティングシステムを格納する。メモリは、遠隔に配置されてよい。RAMは、データの一時記憶のためにプロセッサ31によって使用される。
オペレーティングシステムは、コントローラ30によって実行されるときに、レーザシェービングデバイス1内の各ハードウェアコンポーネントの動作を制御する、コードを含んでよい。コントローラ30は、1つ又はそれよりも多くのプロファイルのような、1つ又はそれよりも多くのオブジェクトが、メモリ32によって遠隔に又はローカルに格納されるのを可能にする。コントローラ30は、不揮発性メモリによって格納される、1つ又はそれよりも多くのプロファイルのような1つ又はそれよりも多くのオブジェクトを参照して、1つ又はそれよりも多くの格納されたオブジェクトをRMAにアップロードすることができてよい。
コントローラ30は、入力、例えば、ユーザ入力35に応答して、レーザシェービングデバイスを作動させるように動作可能である。コントローラ30は、光学系12を作動させるように構成される。
ユーザ入力35は、何らかの形態のユーザインタフェースを含む。任意的に、レーザシェービングデバイス1は、電力(power)のような、レーザシェービングデバイス1の動作特性を調整するための制御装置及び/又はディスプレイを含む。ユーザ入力35は、ユーザがレーザシェービングデバイス1を操作する、例えば、レーザシェービングデバイス1をオンオフするのを可能にする。ユーザ入力35は、例えば、ボタン、タッチスクリーン又はスイッチであってよい。
図示されていない、レーザシェービングデバイス1が含んでよい他のコンポーネントは、レーザシェービングデバイス1内の破片(デトリタス)の通過を制限するフィルタ又は窓(ウインドウ)のような他の光学コンポーネントを含んでよい。バッテリ又は外部電力ケーブル(図示せず)への接続部のような、レーザシェービングデバイス1の動作に必要な他のコンポーネントも、ハウジング2内に配置されてよい。更に、レーザシェービングデバイス1のハウジング2は、レーザシェービングデバイス1を作動させるのに必要なハンドル及び任意のスイッチ、ボタン又は他の制御装置及びディスプレイも含んでよく、それらはユーザ入力35を形成してよい。
本実施態様において、レーザシェービングデバイス1は、レーザビームセンサ38を備える。レーザビームセンサ38は、電子センサであってよい。レーザビームセンサ38は、光学系12が作動させられるときに、レーザビーム14の1つ又はそれよりも多くの光学特性を示す情報を生成するように構成される。レーザビームセンサ38によって生成される情報は、コントローラ30に提供される。コントローラ30は、レーザビームセンサ38によって提供される情報に依存して、光学系12の1つ又はそれよりも多くのコンポーネントの動作を制御してよい。
代替的に、レーザビームセンサ38は、フォトダイオードアレイであってよい。レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の光路の端に配置される。本実施態様において、レーザビームセンサ38は、エネルギ消散器(図示せず)にある。しかしながら、代替的なセンサ構成が使用されてよいことが理解されるであろう。
レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の1つ又はそれよりも多くの光学特性を検出するように構成される。検出器レンズ39は、レーザビームセンサ38の前にレーザビーム14の光路上に配置される。例えば、検出器レンズ39は、レーザビームセンサ38に適するようレーザビーム14の寸法を調節するように構成される。例えば、検出器レンズ39は、レーザビームセンサ38でのレーザビーム14の寸法がレーザビームセンサ38の分解能に対応するのを保証するように構成されてよい。検出器レンズ39は、省略されてよい。
レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の光路と交差する。レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の1つ又はそれよりも多くの特性を決定するように構成される。例えば、レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の位置及び/又はレーザビーム14の強度を決定するように構成されてよい。
レーザビームセンサ38が、レーザビーム14の位置に関する情報を提供するように構成されるとき、レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の「使用済み」区画22がレーザビームセンサ38と交差する位置に関する情報を生成するように構成される。コントローラ30は、凹部6の平面8に対するレーザビーム14の切断区画15の位置を決定することができる。
レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の強度に関する情報を提供するように構成されるとき、レーザビームセンサ38は、レーザビームセンサ38と交差するレーザビーム14の強度に関する情報を生成するように構成される。本構成において、それはレーザビーム14の光路の端にある。
本発明において、レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の位置を示す情報を生成するように構成される。コントローラ30は、レーザビームセンサ38によって生成される情報を使用して、皮膚係合面4からのレーザビーム14の切断セクション15の中心の距離を決定する。図4を参照すると、凹部6の平面8からレーザビーム14の切断区画15の中心までの垂直距離は、中心ビーム高さYcentreである。
レーザビーム14は、ガウスプロファイル(Gaussian profile)を有する。すなわち、レーザビーム14の最大強度はその中心にあり、中心ビーム高さYcentreである。コントローラ30は、レーザビーム14の所与のパワー(power)又はエネルギ、光学系12のコンポーネントの向き、及びレーザビームセンサ38によって生成される情報に基づき、レーザビーム14の強度の径方向変動を計算することができる。1つの実施態様において、レーザビーム14のパワー又はエネルギは、ユーザ入力35によって制御されてよい。
レーザビーム14の最大強度を増大させるレーザビーム14の集束の故に、レーザビーム14の上方エッジ及び下方エッジは、レーザビーム14が凹部6に亘って移動するときに、凹部6に亘って延在する平面8からの距離が垂直に変化する。レーザビーム14の下方エッジ及び上方エッジは、凹部6に亘って延在する平面8の中心線の垂直上方にある。
エッジは、レーザビーム14がそのピーク強度にある切断ゾーン9の中央にある焦点に向かって移動するに応じて収束する。レーザビーム14のエッジは、それらが焦点から離れる方向に移動するに応じて発散する。従って、コントローラ30は、凹部6内の全ての地点でレーザビーム14の切断区画15の強度及び位置を計算することができる。
代替的に、レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の位置及びレーザビーム14の強度の両方を示す情報を生成するように構成されてよい。従って、コントローラ30は、凹部6の平面8からの距離の範囲に亘って、レーザビーム14の切断区画15の強度を示す情報が提供される。
本実施態様において、レーザビームセンサ38は、レーザビーム切断高さYcut(Z)を示す情報を生成するように構成される。レーザビーム切断高さYcut(Z)は、毛10が切断される凹部6に亘って延在する平面8からの最小距離を定める。レーザビーム切断高さYcut(Z)は、平面8の中心線から、毛10を切断するのに十分な強度を有するレーザビーム14の切断区画15の半径によって定められる円周の下方エッジまでの距離である。
従って、レーザビーム14の切断区画15は、切断半径Rcut(Z)を含む。切断半径Rcut(Z)は、中心ビーム距離Ycentreとレーザビーム切断高さYcut(Z)との間の差として定義され、図4に参照δcut(Z)によっても示されている。
更に、レーザビームセンサ38は、許容強度レーザビーム高さYlimit(Z)を示す情報を生成するように構成される。許容強度レーザビーム高さYlimit(Z)は、皮膚表面5がレーザビーム14によって傷付けられない傷つけられない凹部6に亘って延在する平面8からの最大距離を定める。許容強度レーザビーム高さYlimit(Z)は、平面8の中心線から、皮膚表面5に損傷を引き起こすことなく最大許容強度を有するレーザビーム14の切断区画15の半径によって定められる円周の下方エッジまでの距離である。
従って、レーザビーム14の切断区画15は、許容強度半径Rlimit(Z)を更に含む。許容強度半径Rlimit(Z)は、中心ビーム距離Ycentreと許容強度レーザビーム高さYlimit(Z)との間の差として定義される。レーザビーム切断高さYcut(Z)と許容強度レーザビーム高さYlimit(Z)との間の距離は、最小レーザ−皮膚距離δlaser−skin(Z)である。
レーザビームセンサ38は、レーザビーム14の切断区画15の部分の様々な高さと基準位置との間の距離を示す情報を提供するように構成される。本実施態様において、基準位置は、レーザシェービングデバイス1の凹部6に亘って延在する平面8、特に、レーザビーム14の切断区画15の様々な部分の最下方エッジの垂直下方にある平面8の中心線に基づく。従って、レーザビーム14の切断区画15の様々な高さを示す提供される情報及び基準位置は、垂直距離である。しかしながら、代替的な基準位置が使用されてよいことが理解されるであろう。例えば、基準位置は、レーザビーム14の切断区画15の中立較正位置であってよい。
レーザシェービングデバイス1は、皮膚表面センサ42を更に含む。皮膚表面センサ42は、レーザシェービングデバイス1が皮膚表面5に対して位置付けられるときに、凹部6に亘って延在する表面8と凹部6内の皮膚表面5との間の距離を示す情報を生成するように構成される。
皮膚表面センサ42によって測定される距離は、皮膚高さである。しかしながら、皮膚表面5は皮膚接触表面4と接触するが、凹部6に亘って延在する平面8に近接する皮膚表面5は、凹部6内に延びる。これは皮膚ドーム形成(ドーミング)として知られている。従って、皮膚表面センサ42は、皮膚ドーム形成高さ
(外1)
Figure 0006383504
を測定する。皮膚ドーム形成は、皮膚係合面4が皮膚表面5内に押し込まれるときに及び/又はレーザシェービングデバイス1が皮膚表面5に亘ってドラッグされるときに誇張される。皮膚表面5は、皮膚係合面4によって拘束されるので、皮膚ドーム形成は、普通、凹部6の中心に向かって最大である。従って、皮膚ドーム形成高さ
(外2)
Figure 0006383504
は、普通、ガウスプロファイルを有する。皮膚ドーム形成距離を示す皮膚表面センサ42によって生成される情報は、レーザビーム発生器13の動作を制御するコントローラ30に提供される。
皮膚表面センサ42は、例えば、レーザシェービングデバイス1が皮膚表面5に対して位置付けられるときに凹部6に亘って延在する平面8と凹部6内の皮膚表面5との間の距離を示す情報を生成するように構成された電子センサであってよい。
皮膚表面センサ42は、共焦点レンズのような光学センサであってよく、それは光学測定技術を使用し、レーザシェービングデバイス1の凹部6に亘って延在する平面8と皮膚表面5との間の距離を測定するために皮膚表面5と接触する必要がない。皮膚表面センサ42は、例えば、三角測量測定(triangulation measurement)、散乱光測定(scattered light measurement)及び/又は陰影測定(shadow measurement)によって、皮膚表面5の位置を示す情報を生成するように構成されてよい。
凹部6内の皮膚表面5と凹部6に亘って延在する平面8との間の距離を示す提供される情報は、垂直距離である。しかしながら、代替的な基準位置が使用されてよいことが理解されるであろう。例えば、基準位置は、レーザビーム14の切断区画15の中立較正位置であってよい。
皮膚表面センサ42は、ハウジング2の凹部6内に配置される。皮膚表面センサ42は、非接触皮膚距離センサである。すなわち、皮膚表面センサ42は、レーザシェービングデバイス1が皮膚表面5に対して位置付けられるときに、凹部6内の皮膚表面5と凹部6に亘って延在する平面8との間の距離を測定するように構成される。皮膚表面センサ42は、反射型又は透過型の光学センサであってよい。皮膚表面センサ42は、可視及び/又は近赤外放射線領域内の1つ又はそれよりも多くの光の波長を使用してよい。しかしながら、代替的なセンサ構成が使用されてよいことが理解されるであろう。
皮膚表面センサ42は、光源(図示せず)と、検出器(図示せず)とを含む。光路が光源と検出器との間に定められる。皮膚表面5は、それが凹部6に亘って延在する平面8に配置されるときに、光路の部分を形成する。皮膚表面5が凹部6に亘って延在する平面8に配置されるときに、凹部6は取り囲まれる。
本構成において、皮膚表面センサ42は凹部6内に配置され、凹部6に亘って延在する平面8に対して位置付けられる皮膚表面5を検出するように構成されるが、代替的な実施態様において、皮膚表面センサ42は他の位置に配置されてよいことが理解されるであろう。
コントローラ30は、レーザビーム14の切断区画15の許容強度半径Rlimit(Z)と凹部6に亘って延在する平面8との間の距離を示すレーザビームセンサ38によって生成される情報を参照するように構成される。コントローラ30は、皮膚ドーム形成距離
(外3)
Figure 0006383504
、すなわち、レーザシェービングデバイス1が皮膚表面5に対して位置付けられるときの凹部6内の皮膚表面5と凹部6に亘って延在する平面8との間の距離を示す、皮膚表面センサ42によって生成される情報を参照するように構成される。本実施態様において、基準位置は同じである。しかしながら、代替的な実施態様において、基準位置は既知の間隔で異なってよい。
レーザビームセンサ38及び皮膚表面センサ42によって生成される情報に基づいて、コントローラ30は、レーザビーム14の切断区画15の許容強度半径Rlimit(Z)と凹部6の幅に亘る皮膚表面5の皮膚ドーム形成との間の距離を示す情報を生成することができる。
しかしながら、凹部6内にドーム形成される皮膚表面5の自然な変化及びレーザビーム不安定性の故に、許容強度レーザビーム高さYlimit(Z)は変化し得る。これは、レーザビーム14の中心線Ycentreからの許容強度半径Rlimit(Z)の正確な位置を決定し得ない、不確実性の範囲をもたらす。
従って、皮膚表面5が、変化する許容強度レーザビーム距離Ylimit(Z)より上の高強度レーザビーム14によって刺激されるようになるのを防止するために、レーザビーム安全高さYsafety(Z)がコントローラ30によって決定される。コントローラ30は、許容強度レーザビーム高さYlimit(Z)から安全距離δsafety(Z)を減算することによって、レーザビーム安全高さYsafety(Z)を決定する。安全距離δsafety(Z)は、例えば、許容強度レーザビーム半径Rlimit(Z)の百分率又は任意の距離であってよいが、これらに限定されない。
コントローラ30は、皮膚ドーム形成高さ
(外4)
Figure 0006383504
を示す皮膚表面センサ42によって生成される情報をモニタリング(監視)し、計算されるレーザビーム安全高さYsafety(Z)と比較する。皮膚ドーム形成高さ
(外5)
Figure 0006383504
がレーザビーム安全高さYsafety(Z)を超える場合、コントローラ30は、レーザビーム発生器13を非アクティブ化するように構成される。これは皮膚表面5が高すぎる強度のレーザビーム14の切断区画15の部分によって損傷される可能性を排除する。
更に、レーザビームセンサ38及び皮膚表面センサ42によって生成される情報に基づき、コントローラ30は、所定のレーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)を生成する。所定のレーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は、凹部6に亘って凹部6内に延びる平面8からの距離である。レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は、レーザビーム14がアクティブ化されるために、皮膚表面5が到達しなければならない或いは超えなければならない高さである。従って、皮膚ドーム形成高さ
(外6)
Figure 0006383504
は、レーザがアクティブ化されるために、レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)以上でなければならない。その結果、皮膚表面5が凹部6内に十分にドーム形成されないならば、レーザビーム発生器13は、レーザビーム14を生成するために、コントローラ30によってアクティブ化されない。レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は、凹部6に亘って延在する平面8と凹部6内のレーザビーム切断高さYcut(Z)との間にある。
レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は、皮膚ドーム形成高さ
(外7)
Figure 0006383504
に依存する。レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)は、平均皮膚ドーム形成高さμskinに基づいてよい。レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)は、好ましくは、平均皮膚ドーム形成高さμskin及び皮膚ドーム形成高さの標準偏差σskinに基づく。レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)は、平均皮膚ドーム形成高さμskin及び標準偏差σskinの任意の倍数に基づいてよい。ガード3及び凹部6は、平均皮膚ドーム形成高さμskin及び皮膚ドーム形成高さの標準偏差σskinを制御することができる。平均皮膚ドーム形成高さμskinは、100μmより下に維持されてよい。皮膚ドーム形成高さの標準偏差σskinは、20〜50μm内に制御されてよい。
コントローラ30は、凹部6内の皮膚表面5の位置、すなわち、凹部6に亘る皮膚ドーム形成高さ
(外8)
Figure 0006383504
を示す、皮膚表面センサ42によって生成される情報に基づき、平均皮膚ドーム形成高さμskin及び皮膚ドーム形成高さの標準偏差σskinを決定するように構成される。
本実施態様において、レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)は、μskin+2*σskinと等しい。しかしながら、レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)は、凹部6に亘って最大皮膚ドーム高さ
(外9)
Figure 0006383504
まで延在する平面8の範囲内にあってよい。好ましくは、レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)は、μskin−2*σskin〜μskin+2*σskinの範囲内にあってよい。更に、レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)は、誤差距離εを含むことがあることが理解されるであろう。誤差距離εは、レーザビーム位置及び/又は皮膚ドーム形成高さ
(外10)
Figure 0006383504
の決定における潜在的な誤差を考慮してよい。
レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は、レーザビーム安全高さYsafety(Z)を超えてはならない。コントローラ30は、レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)を計算する。コントローラ30は、皮膚ドーム形成高さ
(外11)
Figure 0006383504
を示す皮膚表面センサ42によって生成される情報をモニタリングし、それを計算されたレーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)と比較する。
皮膚ドーム形成高さ
(外12)
Figure 0006383504
がレーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)以上である場合、コントローラ30は、レーザビーム発生器13をアクティブ化させるように構成される。これは、皮膚表面5がレーザビーム14から遠く離れているときに、レーザビーム14が生成されないことを意味する。この結果、レーザシェービングデバイス1は、毛10を切断するのにより少ないエネルギを使用し、各毛10をより少ない回数で切断し、シェービング中に創り出される煙の量を減らす。
レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)を課し、レーザビーム安全高さYsafety(Z)からその距離δthreshold(Z)を変更することによって、単一の毛10に対して行われる切断の回数を最小にしながら、毛10の長さについての平均的な近接性を達成することができる。
単一の毛10の近接性は、レーザビーム切断高さYcut(Z)と皮膚ドーム形成高さ
(外13)
Figure 0006383504
との間の距離によって決定される。2つの高さが近ければ近いほど、切断される髪の長さLstubble cutはより短い。切断される毛の長さは、角度、cosθにも依存し、毛は、垂直及び毛持上げδliftに対して凹部6内に延びる。記載の簡潔性のために、θ及びδliftの両方はゼロであると仮定する。
Figure 0006383504
であり、且つ、
Figure 0006383504
であるならば、
Figure 0006383504
皮膚ドーム形成高さ
(外14)
Figure 0006383504
がレーザビーム安全高さYsafety(Z)を超えず、皮膚ドーム形成高さ
(外15)
Figure 0006383504
がレーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)以上であり、且つ毛10がレーザビーム切断高さYcut(Z)よりも凹部6内に更に延びるときに、毛10は切断されるに過ぎない。
毛10の長さLStubble(Z)の計算を知り、皮膚ドーム形成高さ
(外16)
Figure 0006383504
がガウスプロファイルで記述されると仮定すると、レーザビーム切断高さYcut(Z)から、レーザビーム14がオンである特定の時点での皮膚表面5の高さy及びレーザビームがオフであるときの元の長さLUncutを引くことによって、毛10の長さLStubble(Z)を得ることができる。更に、各結果の確率を以下によって決定することができる。
Figure 0006383504
これを皮膚表面5に沿うレーザシェービングデバイス1のストロークに適用することができ、毛の平均的な長さについての表現LAv stubbleを得ることができる。
Figure 0006383504
従って、所望の平均毛長LAvのために、毛をより少ない回数切断しながら、平均的な所望の毛の長さを与える、レーザビーム14の強度及び光学系12の構成に依存して、最適化された閾値距離δthreshold(Z)を計算することができる。
レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)が大きければ大きいほど、レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は増大する。従って、毛10は、皮膚表面5が凹部6の更に内側に入るまで切断されない。これは、レーザビーム14がコントローラ30によってアクティブ化される前に、毛10のより多くがレーザビーム切断高さYcut(Z)を通過し、それにより、その毛10に対する切断回数を減少させることを意味する。
しかしながら、より大きなレーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は、レーザビーム安全高さYsafety(Z)により近いので、アクティブ化窓を減少させ、それは、皮膚表面がそれを超えるならば、コントローラ30にレーザビーム14を非アクティブ化させる。これは毛10が切断される確率を減少させる。レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)が大きくなるならば、切断確率は、通常のシェービング慣行(ritual)に受け入れられなくなる。確率が15%を下回るならば、切断確率は許容できないと見なされることがある。
逆に、レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)が小さければ小さいほど、レーザビーム14がアクティブ化されるときに、皮膚表面5はレーザビーム安全高さYsafety(Z)から更に離れる。従って、μskin−2*σskin未満のレーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)について、シェービング慣行に関して、切断の確率は高い。しかしながら、このレーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)に関して、毛10は最も多い回数切断される。毛10に対する余分な切断回数は望ましくなく必要でない煙を生じさせ、同時に、レーザシェービングデバイス1に必要以上のエネルギを使用させる。
レーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)が大きければ大きいほど、皮膚表面5はレーザビーム安全高さYsafety(Z)により近く、それはレーザビーム14が皮膚表面5を保護するために再び非アクティブ化される可能性が高いことを意味する。従って、μskin+2*σskinのレーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)に関して、切断の確率は低いが、毛10はより少ない回数で切断され、それはシェービング慣行にとって許容可能なことがある。
本実施態様において、レーザビームアクティブ化閾値Ythreshold(Z)は、凹部6内に配置される。レーザビームアクティブ化閾値Ythreshold(Z)は、凹部6に亘って延在する平面8から最大の皮膚ドーム形成高さまでのいずれかの場所に配置されてよい。従って、レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は、好ましくは、凹部6に亘って凹部6内に延びる平面8から0μm〜300μmの範囲内にある。
レーザシェービングデバイス1は、アクチュエータ45を更に含む。アクチュエータ45は、光学系12の1つ又はそれよりも多くのコンポーネントに作用するように構成される。アクチュエータ45は、少なくとも1つのレンズ24又は第1の反射要素19を回転させて、レーザビーム14の切断区画15の中心ビーム高さYcentre又は強度を変更するように構成されてよい。
アクチュエータ45は、電子アクチュエータ、例えば、ボイスコイルアクチュエータ、歯車を備えるスピンドルモータ、又は圧電変換装置(piezo electrical translator)であってよい。アクチュエータ45は、コントローラ30からの指示に基づき光学系12の1つ又はそれよりも多くのコンポーネントに作用する。
皮膚表面5が皮膚係合面4と接触しているときに、レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)がレーザビーム安全高さYsafety(Z)を超える場合、レーザビーム14は決してアクティブ化されない。従って、コントローラ30は、レーザビームセンサ38及び皮膚表面センサ42によって生成される情報に基づき、レーザビーム14の切断区画15の中心ビーム高さYcentreが増大させられるよう、アクチュエータ45に指示して、光学系12の1つ又はそれよりも多くのコンポーネントを調整することができる。
これは、レーザビーム安全高さYsafety(Z)をレーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)及び皮膚ドーム形成高さ
(外17)
Figure 0006383504
から離れる方向に移動させる。皮膚ドーム形成高さ
(外18)
Figure 0006383504
がレーザビーム安全高さYsafety(Z)をひとたび下回ると、コントローラ30は、アクチュエータ45に指示して、光学系12の1つ又はそれよりも多くのコンポーネントの調整を停止することができる。
更に、ユーザは、毛への切断回数を最小にしながら、近接した剃毛のための決定されたレーザビームアクティブ化閾値距離δthreshold(Z)よりもずっと長い毛の長さを望むことがある。この場合、ユーザは、ユーザ入力35を使用して所望の毛の長さを入力し、コントローラ30は、レーザビーム14の切断区画15の中心ビーム高さYcentreが皮膚表面5から所望の距離に調節されるよう、アクチュエータ45に指示して、光学系12の1つ又はそれよりも多くのコンポーネントを調整する。
逆に、アクチュエータ45は、レーザビーム14の切断区画15の中心ビーム高さYcentreを、凹部6に亘って延在する平面8から離れる方向に移動させてよい。アクチュエータ45によって実施される調整は、レーザシェービングデバイス1の選択的な変数に依存する。
1つの実施態様において、レーザビームアクティブ化閾値高さYthreshold(Z)は、凹部6に亘って又は凹部6に近接して延在する平面8であってよい。本発明の他の実施態様において、コントローラ30は、皮膚ドーム形成高さ
(外19)
Figure 0006383504
がレーザビーム安全高さYsafety(Z)を超えるときに、レーザビーム発生器13を非アクティブ化するように構成されていなくてよい。
「含む」(“comprising”)という用語は他の要素又はステップを排除せず、単数形の表現は複数を排除しないことが理解されるであろう。単一のプロセッサが請求項に列挙される幾つかの項目の機能を充足してよい。特定の手段が相互に異なる従属項にお列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に使用し得ないことを示さない。請求項中のいかなる参照符号も、請求項の範囲を限定するものと解釈されてならない。
請求項はこの出願において構成の特定の組合せに対して策定されているが、本発明の開示の範囲は、それがいずれかの請求項において現在請求している発明と同じ発明に関係しようがしまいが、並びに、それが親発明と同じ技術的問題の一部又は全部を軽減しようがしまいが、明示的にも暗示的にも或いはそれらのいずれかの一般化においても、本明細書で開示するあらゆる新規な構成又は構成のあらゆる新規な組み合わせも含むことが、理解されるべきである。本出願人は、本出願又は本出願に由来する更なる出願の審査中に、新しい請求項が、そのような構成及び/又は構成の組み合せに新しい請求項に対して策定されることがあることを通知する。

Claims (15)

  1. ハウジングと、
    光学系と、
    皮膚表面センサと、
    コントローラとを含み、
    前記ハウジングは、皮膚係合面と、該皮膚係合面から前記ハウジング内に延びる凹部とを有し、
    前記皮膚係合面は、前記凹部に亘って延在する平面内に位置し或いは該平面と交差し、且つ、皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から出る方向において前記凹部内に延びる実質的にドーム化された形状を取るように前記皮膚表面に対して位置付け可能であり、
    前記光学系は、前記凹部内の前記皮膚表面からレーザビームの切断区画内に延びる毛を切断するよう前記凹部に亘って前記レーザビームを方向付けるように構成され、
    前記皮膚表面センサは、皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から前記凹部内に延びる距離を示す信号を生成するように構成され、
    前記コントローラは、皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から前記凹部内に延びる前記距離が、前記皮膚係合面の前記平面と所定のレーザビームアクティブ化閾値との間の距離を超える場合にのみ、前記レーザビームをアクティブ化するように構成される、
    レーザシェービングデバイス。
  2. 前記所定のレーザビームアクティブ化閾値は、前記皮膚係合面の前記平面と前記凹部内のレーザビーム切断高さとの間にある、請求項1に記載のレーザシェービングデバイス。
  3. 前記所定のレーザビームアクティブ化閾値は、前記皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から前記凹部内に延びる平均距離、好ましくは、該平均距離及びその標準偏差の両方に依存する、請求項2に記載のレーザシェービングデバイス。
  4. 前記所定のレーザビームアクティブ化閾値は、前記皮膚係合面の前記平面からμskin−2*σskin以上であり且つμskin+2*σskin以下である、請求項3に記載のレーザシェービングデバイス。
  5. 前記所定のレーザビームアクティブ化閾値は、前記凹部に亘って前記凹部内に延びる前記平面から0μm〜300μmの範囲内にある、請求項2に記載のレーザシェービングデバイス。
  6. 前記皮膚係合面の前記平面に対する前記凹部内の前記レーザビームの位置を示す情報を生成するように構成されるレーザビームセンサを更に含む、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載のレーザシェービングデバイス。
  7. 前記コントローラは、前記皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から前記凹部内に延びる前記距離が所定のレーザビーム非アクティブ化閾値を超えるときに、前記皮膚表面センサ及び前記レーザビームセンサによって生成される情報に依存して、前記レーザビームを非アクティブ化するように構成される、請求項6に記載のレーザシェービングデバイス。
  8. 前記所定のレーザビームアクティブ化閾値と前記皮膚係合面の前記平面との間の距離は、所定のレーザビーム非アクティブ化閾値と前記皮膚係合面の前記平面との間の距離未満である、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載のレーザシェービングデバイス。
  9. 前記光学系に作用して、前記凹部に亘って延在する前記平面に対する前記レーザビームの位置を調節するように構成される、アクチュエータを更に含む、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載のレーザシェービングデバイス。
  10. ユーザが所望の近接性レベル及び/又は前記所定のレーザビームアクティブ化閾値を制御するのを可能にするように構成された、ユーザ入力を更に含む、請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載のレーザシェービングデバイス。
  11. 前記レーザビームは、前記凹部に亘って延在する前記皮膚係合面が位置する前記平面と平行であり且つ前記平面から離間する前記凹部に亘って方向付けられる、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載のレーザシェービングデバイス。
  12. 前記皮膚係合面にある前記凹部の幅は、前記レーザビームの方向に対して垂直な方向において、0.3mm以上であり且つ1.5mm以下である、請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載のレーザシェービングデバイス。
  13. レーザシェービングデバイスで毛を切断する方法であって、
    光学系を作動させて、レーザビームの切断区画を、皮膚係合面の平面と平行であり且つ該平面から離間する凹部に亘って方向付けて、該凹部内に延びる毛を切断すること、
    前記皮膚係合面の平面と皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から前記凹部内に延びる距離との間の距離を示す情報を生成すること、及び
    コントローラが、前記皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から前記凹部内に延びる距離を決定し、前記皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から前記凹部内に延びる前記距離が、前記皮膚係合面の前記平面と所定のレーザビームアクティブ化閾値との間の距離を超える場合にのみ、レーザビームをアクティブ化することを含む、
    毛を切断する方法。
  14. 前記コントローラは、前記皮膚表面が前記皮膚係合面の前記平面から前記凹部内に延びる距離が、所定のレーザビーム非アクティブ化閾値を超えるときに、前記レーザビームを非アクティブ化することを更に含む、請求項13に記載の毛を切断する方法。
  15. 前記レーザビームが生成されるよう、前記所定のレーザビーム非アクティブ化閾値と前記皮膚係合面の前記平面との間の距離を調節するために、膚表面センサ及び/又はーザビームセンサによって生成される情報に依存して、前記光学系の1つ又はそれよりも多くの要素を調節することを更に含む、請求項13又は14に記載の毛を切断する方法。
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