JPWO2013046272A1 - 時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤 - Google Patents

時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤 Download PDF

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Abstract

【課題】より効果的に皮膚の時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を促進する。【解決手段】ラベンダーオイルおよびユーカリオイルから選択される1種または2種と、下記一般式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体とを含有する組成物を皮膚に適用する。(式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、mおよびnはそれぞれ炭素数3〜4のオキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≰m≰70、1≰n≰70であり、オキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜80質量%である。オキシアルキレン基とオキシエチレン基はブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。R1およびR2は同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜4の炭化水素基または水素原子であり、R1およびR2の炭化水素基数に対する水素原子数の割合が0.15以下である。)R1−[(AO)m(EO)n]−R2(I)

Description

本発明は、時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を促進する剤ならびに方法に関するものである。
地球上の殆ど全ての生物は体内に約24時間周期で自律振動する「生体時計」を持っている。生体時計は、概日リズム(サーカディアンリズム)という生物学的な日周変動を引き起こし、生物の睡眠・覚醒サイクルをはじめ、体温、血圧、ホルモン分泌、代謝、さらには、心身の活動、摂食などの、様々な生体現象(活動)の日周変動を支配すると考えられている。近年、概日リズムの乱れが、睡眠障害、皮膚疾患、生活習慣病、さらには欝病等の精神神経疾患など、様々な心身の症状または疾患の発症要因として指摘されている。
生体時計は、「時計遺伝子(クロックジーン)」と呼ばれる遺伝子群を含むリズム発生システムにより制御されている。哺乳類の場合、CLOCK, BMAL, PERIOD, CRYPTOCHROMEの4つのコアとなるタンパク質をコードする遺伝子の転写の促進/抑制により形成されるフイードバックループが時計分子機構の中核(コア)をなし、これらコアループに関わる遺伝子がうまく発現しないと、欝や生活習慣病をはじめ、様々な疾病を引き起こすと考えられている(非特許文献1)。
概日リズムの制御中枢(中枢時計)は視床下部の視交叉上核に存在しているが、末梢組織においても時計遺伝子が発現し、同様のシステムで概日リズムを形成することが明らかになっている。皮膚でも時計遺伝子は発現しており、他の臓器と同様に、脳内の概日リズム中枢と同調して時計遺伝子がリズムを刻むことにより、生体恒常性が維持されている(非特許文献2)。
例えば、BMAL1ノックダウン動物では、皮膚の萎縮や体毛再生の抑制が見られ、時計遺伝子が順調に働かないと、皮膚の健康が損なわれる(非特許文献3)。
ヒアルロン酸は、グリコサミノグリカンの一種で、関節をはじめ生体内に広く存在する。皮膚にも存在し、皮膚の保湿や柔軟性に関わっている。さらに、皮膚のヒアルロン酸は約1日単位で代謝され、この素早い代謝により、有害物質の除去など、肌の健康保持に寄与することが報告されている(非特許文献4)。
例えば、特許文献1には、イチゴ種子抽出物が、ヒアルロン酸合成酵素遺伝子等の発現を促進し、保湿作用および美肌作用を有することが記載されている。
特開2009−298765号公報
Akhilesh B. Reddy, John S. O’Neill, Healthy clocks, healthy body, healthy mind. Trends Cell Biol.2010 January; 20(1): 36-44 Miki Tanioka, Molecular Clocks in Mouse Skin. Journal ofInvestigative Dermatology (2009), 129, 1225-1231 Roman V. Kondratov, Early aging and age-related pathologies in micedeficient in BMAL1, the core component of the circadian clock. GENES & DEVELOPMENT (2006) 20:1868-1873 Raija Tammi, Degradation of Newly Synthesized High Molecular Mass Hyaluronanin the Epidermal and Dermal Compartments of Human Skin in Organ Culture. InvestDermatol. 97: 126-130, 1991
本発明者は、特定の植物抽出物が、時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を促進し得ることを見出した。本願発明は、そのような植物抽出物による時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現の促進をより効果的に高め得る剤ならびに方法を提供することを目的とする。
本発明者は、ラベンダーオイルおよびユーカリオイルが、概日リズム制御のコアループに係るBmal、Period等の時計遺伝子、ならびにヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を促進し、さらにそれら植物抽出物が、アルキレンオキシド誘導体と配合することにより、より効果的に上記遺伝子の発現を促進し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の時計遺伝子発現促進剤またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤は、ラベンダーオイルおよびユーカリオイルから選択される1種または2種と、下記一般式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体とを含有することを特徴とする:
Figure 2013046272
式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、mおよびnはそれぞれ炭素数3〜4のオキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦m≦70、1≦n≦70であり、オキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜80質量%である。オキシアルキレン基とオキシエチレン基はブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜4の炭化水素基または水素原子であり、RおよびRの炭化水素基数に対する水素原子数の割合が0.15以下である。
また、本発明の皮膚における時計遺伝子および/またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を促進する方法は、ラベンダーオイルおよびユーカリオイルから選択される1種または2種と、上記一般式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体とを含有する組成物を皮膚に適用することを特徴とする。
ラベンダーオイルおよびユーカリオイルは、Bmal、Period等の時計遺伝子、ならびにヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を共に促進することができ、さらに上記特定のアルキレンオキシド誘導体と組み合わせて配合することにより、その遺伝子発現促進効果を有意に高めることができる。
本発明は、時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を共に促進するラベンダーオイルおよび/またはユーカリオイルと、上記特定のアルキレンオキシド誘導体とを配合することにより、皮膚の時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素の発現を顕著に高めることができ、皮膚の概日リズムを調節して恒常性維持を促進すると共に、皮膚の保湿およびバリア機能に重要な役割を果たすヒアルロン酸の産生を高めて、肌状態を改善し、また健やかな肌状態を維持することができる。
培養ヒト皮膚線維芽細胞における、ラベンダーオイルによる、Bmal1時計遺伝子(A)、Period1時計遺伝子(B)、およびHAS2ヒアルロン酸合成酵素遺伝子(C)の発現促進を示すグラフ 培養ヒト皮膚線維芽細胞における、ユーカリオイルによる、Bmal1時計遺伝子(A)、およびHAS2ヒアルロン酸合成酵素遺伝子(B)の発現促進を示すグラフ 培養ヒト皮膚線維芽細胞における、ラベンダーオイルによるBmal1時計遺伝子(A)、Period1時計遺伝子(B)、およびHAS2ヒアルロン酸合成酵素遺伝子(C)の発現促進に対する、アルキレンオキシド誘導体の効果を示すグラフ 培養ヒト皮膚線維芽細胞における、ユーカリオイルによるBmal1時計遺伝子(A)およびHAS2ヒアルロン酸合成酵素遺伝子(B)の発現促進に対する、アルキレンオキシド誘導体の効果を示すグラフ
本発明の時計遺伝子発現促進剤およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤は、ラベンダーオイルおよび/またはユーカリオイルを有効成分として含有する。これら精油はいずれも市販されているが、以下に簡単に説明する。
ラベンダーオイルは、シソ科に属する小潅木であるラベンダー(Lavandula officinalis)の刈り取った花を水蒸気蒸留して得られる精油である。
ユーカリオイルは、フトモモ科に属する常緑喬木であるユーカリ(例えば、Eucalypus globulus)の葉や小枝などを水蒸気蒸留して得られる精油である。
本発明において、ラベンダーオイルおよびユーカリオイルは、それぞれ1種単独で用いても、あるいは2種を組み合わせて用いてもよい。
さらに、本発明の時計遺伝子発現促進剤等は、上記一般式(I)で示される特定のアルキレンオキシド誘導体を必須成分として含有する。
本発明で使用する上記のアルキレンオキシド誘導体において、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、具体的には、例えば、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシイソブチレン基、オキシトリメチレン基、オキシテトラメチレン基などが挙げられる。好ましくは、AOは、オキシプロピレン基、オキシブチレン基である。
mは炭素数3〜4のオキシアルキレン基の平均付加モル数であり、1≦m≦70、好ましくは2≦m≦20である。nはオキシエチレン基の平均付加モル数であり、1≦n≦70、好ましくは2≦n≦20である。炭素数3〜4のオキシアルキレン基またはオキシエチレン基が70を越えるとべたつき感がでてくる傾向がある。
また、炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は、20〜80質量%である。オキシエチレン基の割合が20質量%未満であると、皮膚外用剤として使用した場合に、しっとり感に劣る傾向にあり、80質量%を超えるとすべすべ感が劣る傾向にある。
エチレンオキシドおよび炭素数3〜4のアルキレンオキシドの付加する順序は特に指定はない。またオキシエチレン基と炭素数3〜4のオキシアルキレン基はブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよく、ブロック状には2段ブロックのみならず、3段以上のブロックも含まれる。尚、ブロック状に付加されたものよりも、ランダム状に付加されているものを用いた方が、特に皮膚外用剤として使用した場合に、使用感触に優れているため、ランダム状に付加されているものが好ましい。
およびRは炭素数1〜4の炭化水素基もしくは水素原子で、炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基などが挙げられる。好ましくはメチル基、エチル基である。炭素数5以上の炭化水素基では親水性が低下し、皮膚外用剤として使用した場合に、しっとり感が低下する。RおよびRは、同一であっても異なっていてもよい。
およびRはそれぞれ同種のものを用いても、炭素数1〜4の炭化水素基と水素原子とが混在しても、異種の炭素数1〜4の炭化水素基が混在してもよい。ただし、RおよびRの炭化水素基のうち、炭化水素基と水素原子の存在割合は、炭化水素基の数(X)に対する水素原子の数(Y)の割合Y/Xが0.15以下であることが好ましく、より好ましくは0.06以下である。Y/Xの割合が0.15を越えると、べたつき感がでてくる傾向がある。
本発明で使用する上記アルキレンオキシド誘導体として、特に限定はされないが、例えばPOE(14)POP(7)ジメチルエーテル、POE(10)POP(10)ジメチルエーテル、POE(7)POP(12)ジメチルエーテル、POE(25)POP(25)ジメチルエーテル、POE(27)POP(13)ジメチルエーテル、POE(55)POP(28)ジメチルエーテル、POE(36)POP(41)ジメチルエーテル、POE(14)POB(7)ジメチルエーテル、POE(10)POP(10)ジエチルエーテル、POE(10)POP(10)ジプロピルエーテル、POE(10)POP(10)ジブチルエーテル等が挙げられる(尚、上記POE、POP、POBは、それぞれポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレンの略である)。
本発明で使用する上記のアルキレンオキシド誘導体は、公知の方法で製造することができる。例えば、水酸基を有している化合物にエチレンオキシドおよび炭素数3〜4のアルキレンオキシドを付加重合した後、ハロゲン化アルキルをアルカリ触媒の存在下にエーテル反応させることによって得ることができる。あるいは、市販されているものを用いてもよい。
本発明の時計遺伝子発現促進剤またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤は、本発明の効果を損なわない限り、上記の必須成分に加えて任意の他の成分を含んでいてよい。また、単独で用いてもよいが、他の時計遺伝子の発現調節作用を有する薬剤、あるいはヒアルロン酸の産生を促進する薬剤等と組み合わせて使用してもよい。
本願発明において、ラベンダーオイルまたはユーカリオイル(精油)と、アルキレンオキシド誘導体の配合の比率は、本願発明の効果を達成できる限り限定されないが、好ましくは、精油:アルキレンオキシド誘導体の質量比で、0.001:1〜10:1、より好ましくは0.01:1〜1:1である。斯かる配合比率で、より高い遺伝子発現促進効果を得ることができる。
本発明の時計遺伝子発現促進剤またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤は、限定はされないが、皮膚外用剤に配合して用いることが好ましい。時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を共に促進するラベンダーオイルおよび/またはユーカリオイルと、上記特定のアルキレンオキシド誘導体とを配合した組成物を皮膚に適用することにより、皮膚の概日リズムを調節して恒常性維持を促進すると共に、皮膚の保湿およびバリア機能に重要な役割を果たすヒアルロン酸の産生を高めて、健やかな肌状態を維持することが可能である。
皮膚外用剤に配合する場合、有効成分であるラベンダーオイルまたはユーカリオイルの配合量は、本願発明の効果を発揮できる限り限定はされないが、通常、皮膚外用剤全質量に対して0.1〜1000ppmであり、より好ましくは、10〜500ppmである
また、皮膚外用剤に配合する場合、アルキレンオキシド誘導体の配合量は、本願発明の効果を発揮できる限り限定はされないが、全質量に対して、好ましくは0.001〜60質量%であり、より好ましくは0.01〜10質量%である。0.001質量%未満では、効果を発揮できない場合があり、また60質量%を超えて配合するとべたつき感を生じる場合がある。
皮膚外用剤に配合する場合、その剤形(例えば、液剤、粉末剤、顆粒剤、エアゾール剤、固形剤、ジェル剤、パッチ剤、坐剤等)や、製品形態(例えば化粧料、医薬品、医薬部外品等)に応じて、通常そのような皮膚外用剤に含まれる任意の成分を、本発明の時計遺伝子発現促進剤またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤と共に含んでいてよい。皮膚外用剤は、皮膚(頭皮、頭髪、爪も含む)に対して適用する組成物全般を包括する概念であり、例えば、基礎化粧料、メーキャップ化粧料、毛髪化粧料、皮膚もしくは毛髪洗浄料等の化粧料や、軟膏剤、パッチ剤、坐剤、歯磨等の種々の医薬品ないし医薬部外品等を含む。その剤形も特に限定されず、例えば、水溶液系、可溶化系、乳化系、油液系、ゲル系、ペースト系、軟膏系、エアゾール系、水−油2層系、水−油−粉末3層など、任意の剤型を含む。皮膚外用剤が化粧料である場合、例えば、香水、オードトワレ、オーデコロン、クリーム、乳液類、化粧水、ファンデーション類、粉白粉、口紅、石鹸、シャンプー・リンス類、ボディーシャンプー、ボディーリンス、ボディーパウダー類、浴剤類等が挙げられる。
尚、本発明の使用態様を例示したが、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を達成できる限り、任意の態様で用いることができる。また、本発明の遺伝子発現促進剤の他に、具体的な態様に応じて、他の任意の薬剤等を本発明の効果を損なわない限り、配合することができる。
本発明の時計遺伝子発現促進剤またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤やそれを配合した対象物の具体的な適用は、概日リズムの調整および/またはヒアルロン酸の産生に関連するものであれば特に限定されない。特に、皮膚における概日リズムの調整および/またはヒアルロン酸の産生促進に有用であり、例えば、肌の保湿や柔軟性向上、しわの予防または改善、肌荒れなどの皮膚諸症状の予防、改善または治療等に適用できる。
本発明において、時計遺伝子は、限定はされないが、例えば、Bmal(Bmal1, Bmal2)、Period(Period1, Period2, Period3)、Clock、Cryptochrome、albumin site D-binding protein (Dbp)、E4BP4、Npas2、Rev-erbなどを含み、中でも、生体時計のコア遺伝子であるBmal、Period、Clockおよび/またはCryptochrome、特にBmalおよび/またはPeriodを含む。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。尚、評価に用いる培養細胞として、皮膚線維芽細胞、上皮細胞、内皮細胞、色素細胞、脂肪細胞、神経細胞など各種細胞を用いることができるが、本実施例ではヒト皮膚線維芽細胞を用いて評価を行なった。いずれの生物種および細胞種においても時計遺伝子のコアシステムは共通であるため、ヒト皮膚線維芽細胞での評価結果は、他の生物種および細胞種にも反映できると考えられる。
また、時計遺伝子として、コアシステムに関わるBmal遺伝子(Bmal1で代表させた)あるいはPeriod遺伝子(Period1で代表させた)の発現量を測定した。ヒアルロン酸合成酵素遺伝子としては、ヒアルロン酸合成酵素遺伝子2(HAS2)を測定した。データは示していないが、我々は、培養ヒト皮膚線維芽細胞の系において、コルチゾールまたはフォルスコリンを刺激薬剤として用いて、Bmal1とHAS2は薬剤による刺激の約16時間後に、またPeriod1は2時間後に、発現量がピークとなる概日リズムを刻むことを確認しており、以下の実験では、それぞれ刺激の16時間後または2時間後の遺伝子発現量を指標として、試験物質のBmal遺伝子、Period遺伝子、およびHAS2遺伝子の発現促進効果について評価した。
ラベンダーオイルおよびユーカリオイルによる、時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現促進効果の評価
培養ヒト皮膚線維芽細胞は、市販の正常成人皮膚由来線維芽細胞を購入し(Cell Application, Inc)、実験に用いた。10%FBS、20mM HEPES、 Glutamax、抗菌剤を添加したDMEM培地に播種し、37℃、5%CO2にて培養した。培養6日目に、各濃度のラベンダーオイル(0、10、25、50ppm)またはユーカリオイル(0、25、50、100ppm)を含む試験用培地に交換し、交換直後を0時間とし、2時間後および16時間後に細胞をサンプリングした。採取した細胞から、市販のRNA抽出キットを使用してRNAを抽出し、市販のPCRプライマー(Perfect Real Time Primer、タカラバイオ社)を用い、RT-PCR法により、時計遺伝子(Period1、Bmal1)およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子(HAS2)の発現量を測定した。同様に、ハウスキーピング遺伝子であるRPLP0の発現量を定量して内部標準として用い、RPLP0の発現量に対する目的遺伝子の相対的発現量を算出した。得られた値について、Dunnettの多重比較検定を行い、コントロール(精油の添加なし)と比較して片側5%の危険率で有意差があるものを効果有りと判定した。
ラベンダーオイルの結果を図1(A〜C)に、またユーカリオイルの結果を図2(A,B)に示す。Bmal1およびHAS2は刺激の16時間後、Period1は刺激の2時間後の結果をそれぞれ示す。図面中、有意差は*(P<0.05)および**(P<0.01)で示す。
図1に示すように、ラベンダーオイルはBmal1, Period1およびHAS2の発現をいずれも有意に高め、また、図2に示すように、ユーカリオイルもBmal1およびHAS2の発現を高め、それら精油が時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を共に促進し得ることが示された。
ラベンダーオイルおよびユーカリオイルによる時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現促進に対するアルキレンオキシド誘導体の効果の評価
アルキレンオキシド誘導体をラベンダーオイルまたはユーカリオイルと共に配合することによる、時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現促進に対する効果について評価した。尚、アルキレンオキシド誘導体として、ポリオキシエチレン(14モル)ポリオキシプロピレン(7モル)ジメチルエーテル(ランダムポリマー)を用いた。
上記と同様の方法により、正常成人皮膚由来線維芽細胞(Cell Application, Inc)を播種し、培養6日目に、所定濃度のアルキレンオキシド誘導体(0〜0.1%)と、各濃度のラベンダーオイル(0、10、25、50ppm)またはユーカリオイル(0、25、50、100ppm)を含む試験用培地に交換し、交換直後を0時間とし、2時間後および16時間後に細胞をサンプリングした。上記と同様に、採取した細胞から、市販のRNA抽出キットを使用してRNAを抽出し、市販のPCRプライマー(Perfect Real Time Primer、タカラバイオ社)を用い、RT-PCR法によりBmal1、Period1、HAS2、ならびにハウスキーピング遺伝子としてのRPLP0の遺伝子発現量を測定し、RPLP0の発現量に対する目的遺伝子の相対的発現量を算出した。得られた値について、Dunnettの多重比較検定を行い、コントロール(各濃度の精油について、アルキレンオキシド誘導体の添加無し)と比較して片側5%の危険率で有意差があるものを効果有りと判定した。
ラベンダーオイルの結果を図3(A〜C)に、またユーカリオイルの結果を図4(A、B)に示す。Bmal1およびHAS2は刺激の16時間後、Period1は刺激の2時間後の結果をそれぞれ示す。図面中、有意差は*(P<0.05)および**(P<0.01)で示す。
図3(A〜C)に示すように、ラベンダーオイルと共にアルキレンオキシド誘導体を配合することにより、ラベンダーオイル単独の場合(アルキレンオキシド誘導体0%)と比較して、Bmal1、Period1およびHAS2の発現が有意に高められた。また、図4(A)に示すように、ユーカリオイルと共にアルキレンオキシド誘導体を配合することにより、ユーカリオイル単独の場合(アルキレンオキシド誘導体0%)と比較して、Bmal1の発現が有意に高められた。
上記の結果から、ラベンダーオイルまたはユーカリオイルと共にアルキレンオキシド誘導体を配合することにより、より効果的に時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を促進することができ、皮膚の概日リズムを調整すると共に、皮膚のヒアルロン酸産生を高めて皮膚機能を改善または向上させ得ることが示された。
(処方例)
以下に、本発明の時計遺伝子発現促進剤またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤の処方例を示す。
処方例1 質量(%)
ユーカリオイル 0.1
CHO(EO)10(PO)10(EO)10CH1.0
処方例2 質量(%)
ラベンダーオイル 0.4
CHO(EO)14(PO)CH 1.0
処方例3 質量(%)
ラベンダーオイル 1.0
CHO[(EO)20/(PO)10]CH 20.0
処方例4 質量(%)
ユーカリオイル 0.2
ラベンダーオイル 0.5
CHO(EO)14(PO)CH 10.0
(配合例)
以下に、本発明の時計遺伝子発現促進剤またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤の配合例を適用例として示す。配合量は全て製品全量に対する質量%で表す。
化粧水 質量%
(1)グリセリン 2.0
(2)ジプロピレングリコール 2.0
(3)ポリエチレングリコール−60水添ヒマシ油 0.3
(4)キシリトール 3
(5)アスコルビン酸 0.005
(6)エデト酸3ナトリウム 0.1
(7)染料 0.1
(8)本発明の遺伝子発現促進剤(処方例1) 0.5
(9)精製水 残量
乳液 質量%
(1)エチルアルコール 10.0
(2)グリセリン 3.0
(3)ブチレングリコール 2.0
(4)ポリエチレングリコール 3.0
(5)カルボキシビニルポリマー 0.1
(6)アクリル酸/アクリル酸アルキルコポリマー 0.1
(7)水酸化カリウム 0.1
(8)シクロメチコン 4.0
(9)スクワラン 2.0
(10)球状ポリエチレン 2.0
(11)メントール 0.5
(12)薬剤 0.1
(13)パラベン 0.1
(14)エデト酸3ナトリウム 0.1
(15)顔料 0.1
(16)本発明の遺伝子発現促進剤(処方例2) 1.0
(17)精製水 残量
クリーム 質量%
(1)グリセリン 10.0
(2)ブチレングリコール 5.0
(3)カルボマー 0.1
(4)水酸化カリウム 0.2
(5)ステアリン酸 2.0
(6)ステアリン酸グリセリル 2.0
(7)イソステアリン酸グリセリル 2.0
(8)ワセリン 5.0
(9)防腐剤 0.1
(10)酸化防止剤 0.1
(11)本発明の遺伝子発現促進剤(処方例3) 1.0
(12)キレート剤 1.0
(13)顔料 0.01
(14)ステアリルアルコール 2.0
(15)ベヘニルアルコール 2.0
(16)オレンジ油 0.01
(17)パーム硬化油 2.0
(18)スクワラン 10.0
(19)4−メトキシサリチル酸カリウム 3.0
(20)精製水 残量
クリーム 質量%
(1)グリセリン 3.0
(2)ジプロピレングリコール 7.0
(3)ポリエチレングリコール 3.0
(4)ステアリン酸グリセリル 3.0
(5)イソステアリン酸グリセリル 2.0
(6)ステアリルアルコール 2.0
(7)ベヘニルアルコール 2.0
(8)流動パラフィン 7.0
(9)シクロメチコン 3.0
(10)ジメチコン 1.0
(11)オクチルメトキシシンナメート 0.1
(12)ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
(13)防腐剤 0.1
(14)酸化防止剤 0.1
(15)本発明の遺伝子発現促進剤(処方例4) 0.4
(16)キレート剤 1.0
(17)顔料 0.01
(18)精製水 残量
ジェル 質量%
(1)エチルアルコール 10.0
(2)グリセリン 5.0
(3)ブチレングリコール 5.0
(4)カルボマー 0.5
(5)アミノメチルプロパノール 0.3
(6)ポリエチレングリコール−60水添ヒマシ油 0.3
(7)メントール 0.02
(8)オレンジ油 0.05
(8)防腐剤 0.05
(9)キレート剤 1.0
(10)本発明の遺伝子発現促進剤(処方例2) 1.0
(11)精製水 残量
マッサージ用ジェル 質量%
(1)エリスリトール 2.0
(2)カフェイン 5.0
(3)オウバク抽出物 3.0
(4)グリセリン 50.0
(5)カルボキシビニルポリマー 0.4
(6)ポリエチレングリコール400 30.0
(7)エデト3ナトリウム 0.1
(8)ポリオキシレン(10)メチルポリシロキサン共重合体 2.0
(9)スクワラン 1.0
(10)水酸化カリウム 0.15
(11)本発明の遺伝子発現促進剤(処方例1) 1.0
(12)精製水 残量
マッサージクリーム 質量%
(1)固形パラフィン 5.0
(2)ミツロウ 10.0
(3)ワセリン 15.0
(4)流動パラフィン 41.0
(5)1.3−ブチレングリコール 4.0
(6)モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 2.0
(8)ホウ砂 0.2
(9)カフェイン 2.0
(10)防腐剤 適量
(11)酸化防止剤 適量
(12)本発明の遺伝子発現促進剤(処方例2) 1.0
(13)精製水 残余
これら配合例の製品は、それぞれの製品形態の典型的な使用態様により皮膚に適用して、時計遺伝子およびヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を促進し、皮膚の概日リズムを調整し、また皮膚のヒアルロン酸産生を高めて、肌状態を改善し、また健やかな肌状態を維持することができる。

Claims (5)

  1. ラベンダーオイルおよびユーカリオイルから選択される1種または2種と、下記一般式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体とを含有する、時計遺伝子発現促進剤。
    Figure 2013046272
    (式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、mおよびnはそれぞれ炭素数3〜4のオキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦m≦70、1≦n≦70であり、オキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜80質量%である。オキシアルキレン基とオキシエチレン基はブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜4の炭化水素基または水素原子であり、RおよびRの炭化水素基数に対する水素原子数の割合が0.15以下である。)
  2. 前記時計遺伝子が、Bmal および/またはPeriodであることを特徴とする請求項1記載の遺伝子発現促進剤。
  3. ラベンダーオイルおよびユーカリオイルから選択される1種または2種と、下記一般式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体とを含有する、ヒアルロン酸合成酵素遺伝子発現促進剤。
    Figure 2013046272
    (式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、mおよびnはそれぞれ炭素数3〜4のオキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦m≦70、1≦n≦70であり、オキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜80質量%である。オキシアルキレン基とオキシエチレン基はブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜4の炭化水素基または水素原子であり、RおよびRの炭化水素基数に対する水素原子数の割合が0.15以下である。)
  4. 皮膚における時計遺伝子および/またはヒアルロン酸合成酵素遺伝子の発現を促進する方法であって、ラベンダーオイルおよびユーカリオイルから選択される1種または2種と、下記一般式(I)で示されるアルキレンオキシド誘導体とを含有する組成物を皮膚に適用することを含む方法。
    Figure 2013046272
    (式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、mおよびnはそれぞれ炭素数3〜4のオキシアルキレン基、オキシエチレン基の平均付加モル数で、1≦m≦70、1≦n≦70であり、オキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜80質量%である。オキシアルキレン基とオキシエチレン基はブロック状に付加していてもランダム状に付加していてもよい。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜4の炭化水素基または水素原子であり、RおよびRの炭化水素基数に対する水素原子数の割合が0.15以下である。)
  5. 前記時計遺伝子が、Bmal および/またはPeriodであることを特徴とする請求項4記載の方法。
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