JPWO2013031035A1 - 健康増進用磁気構造体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、強力な磁力を照射することが可能であって、短時間の間で磁気治療効果をあげることができる、コンパクトな構造の健康増進用磁気構造体を提供することを課題とするものである。多角形断面を有すると共に、両端面が開口する非磁性体製の中空多角形筒状構造体と、多角錐台形状の外形を有すると共に、内部に空洞を有し、両端面が開口する2つの非磁性体製の中空多角錐台状構造体と、細長い非磁性体製の柱状構造体と、からなり、中空多角形筒状構造体の両端面の各々には、中空多角錐台状構造体の大開口側端面が当接して結合され、中空多角形筒状構造体、および中空多角錐台状構造体の内部には、柱状構造体が貫通して配置されると共に、柱状構造体の両端部の各々は中空多角錐台状構造体の小開口側端面から突出して外部に伸び、中空多角形筒状構造体の外殻をなす壁面の各々には、中空多角形筒状構造体の中心軸に沿って伸びた矩形状マグネットが収納され、中空多角錐台状構造体から外部に伸びた柱状構造体の両側方の外周には、複数の環状マグネットが各々間隔を明けて配置されている構成の健康増進用磁気構造体。【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の磁石の組み合わせにより生じる磁界の作用を利用した健康増進器具として使用される健康増進用磁気構造体にかかる。
従来より、身に付けるだけで、血行を促進して筋肉のこりをほぐし、自律神経のバランスも回復する磁気治療器が、各種知られている。 このような磁気治療器は、身に付けるために装着具に磁石が取り付けられていたり、磁石を粘着材等によって装着具に貼り付けたりするものがある。 また、多数の凸部を有する磁石を回転自在に玉受けに取り付けた構成にして、磁力による作用とともに凸部による指圧作用の両者を作用させる磁気マッサージ器や磁気治療器が提案されている。(例えば、特許文献1および2参照)
しかし、従来の身に付ける方式の磁気治療器は、小型で長時間使用が出来るという利点はあるが、強力な磁力の照射が難しいだけでなく、強い指圧作用を与えることがむずかしいなど、その効果がもう一つ満足できないものであった。
特許文献1: 特開2006−264号公報
特許文献2: 特開2004−208834号公報
本発明は、かかる観点からなされたものであり、強力な磁力を照射することが可能であって、短時間の間で磁気治療効果をあげることができる、コンパクトな構造の健康増進用磁気構造体を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点にかかる発明では、
多角形断面を有すると共に、両端面が開口する非磁性体製の中空多角形筒状構造体と、
多角錐台形状の外形を有すると共に、内部に空洞を有し、両端面が開口する2つの非磁性体製の中空多角錐台状構造体と、
細長い非磁性体製の柱状構造体と、からなり、
中空多角形筒状構造体の両端面の各々には、中空多角錐台状構造体の大開口側端面が当接して結合され、
中空多角形筒状構造体、および中空多角錐台状構造体の内部には、柱状構造体が貫通して配置されると共に、柱状構造体の両端部の各々は中空多角錐台状構造体の小開口側端面から突出して外部に伸び、
中空多角形筒状構造体の外殻をなす壁面の各々には、中空多角形筒状構造体の中心軸に沿って伸びた矩形状マグネットが収納され、
中空多角錐台状構造体から外部に伸びた柱状構造体の両側方の外周には、複数の環状マグネットが各々間隔を明けて配置されている構成の健康増進用磁気構造体とした。
また、本発明の第2の観点にかかる発明では、
第1の観点にかかる発明の健康用磁気構造体において、
柱状構造体の両側方の外周に配置された複数の環状マグネットの間には、非磁性体製の環状スペーサが配置されている構成の健康増進用磁気構造体とした。
また、本発明の第3の観点にかかる発明では、
第1又は第2の観点にかかる発明のいずれかの健康用磁気構造体において、
柱状構造体の両端部の各々には、健康用磁気構造体を押し当てるための非磁性体製の半球状当接部材が配置されている構成の健康増進用磁気構造体とした。
更に、本発明の第4の観点にかかる発明では、
第1乃至第3の観点にかかる発明のいずれかの健康用磁気構造体において、
中空多角形筒状構造体の外殻をなす壁面に配置された矩形状マグネットの各々の極性は、中空多角形筒状構造体の中心軸に面する側がN極、中空多角形筒状構造体の外表面に面する側がS極をなし、
柱状構造体の両側方の外周に配置された環状マグネットの各々の極性は、柱状構造体の先端に面する側がS極、柱状構造体の中央に面する側がN極をなしている構成の健康増進用磁気構造体とした。
また、本発明の第5の観点にかかる発明では、
第1乃至第4の観点にかかる発明のいずれかの健康用磁気構造体において、
中空多角形筒状構造体の外殻をなす壁面に配置された矩形状マグネット、および柱状構造体の両側方の外周に配置された環状マグネットの各々は、ネオジウム磁石、フェライト磁石、KS磁石、ネオジウム磁石を除く希土類磁石、白金コバルト磁石のいずれかである構成の健康増進用磁気構造体とした。
また、本発明の第6の観点にかかる発明では、
第1乃至第5の観点にかかる発明のいずれかの健康用磁気構造体において、
中空多角形筒状構造体の断面形状が6角形をなし、中空多角錐台状構造体の外形が6角錐台状をなし、柱状構造体の断面形状が円形をなす構成の健康増進用磁気構造体とした。
更に、本発明の第7の観点にかかる発明では、
第1乃至第6の観点にかかる発明のいずれかの健康用磁気構造体において、
中空多角形筒状構造体の材料、中空多角錐台状構造体の材料、柱状構造体の材料、および半球状当接部材の材料が黄銅であり、環状スペーサの材料が木材である構成の健康増進用磁気構造体とした。
また、 本発明の第8の観点にかかる発明では、第1乃至第7の観点にかかる発明のいずれかに記載された健康用磁気構造体において、中空多角形筒状構造体の中心軸に垂直な断面における中空多角形筒状構造体の外接円の直径をD1とし、中空多角形筒状構造体の壁面に収納された各矩形状マグネットの内側面に接する円の直径をD2とすると、
0.3 ≦ D2/D1 ≦ 0.8
の条件式を満たすような位置に、各矩形状マグネットが配置されている構成の健康増進用磁気構造体とした。
上述したような構成をとった結果、本発明にかかる健康増進用磁気構造体は、強力な磁力を照射することが可能であって、短時間の間で磁気治療効果をあげることができる、コンパクトな構造を有するものとすることができた。
図1は、本発明の第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体の正面図、縦断面図、および右側面図を示したものである。 図2は、本発明の第2の実施例に係る健康増進用磁気構造体の正面図、縦断面図、および右側面図を示したものである。 図3は、本発明の第3の実施例に係る健康増進用磁気構造体の正面図、縦断面図、および右側面図を示したものである。 図4は、矩形状マグネットの斜視図を示したものである。 図5は、環状マグネットの斜視図を示したものである。 図6は、第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体の外観斜視図を示したものである。 図7は、中空多角形筒状構造体の長手方向中央における断面図であって、矩形状マグネットの配置状態を示したものである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 なお、ここで説明する本発明の実施の形態は、本発明を例示するものであって、これらによって発明の範囲が限定されるものではない。 また、各実施例において、共通する構成要素については、同じ番号の符号を付し、例えば、寸法の異なる構成要素については、異なった番号の符号を付してある。
図1は本発明の第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体10の正面図、縦断面図、および右側面図を示したものであり、図6は本発明の第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体10の外観斜視図を示したものである。 本発明に係る健康増進用磁気構造体10は、中空多角形筒状構造体11と、中空多角錐台状構造体12と、柱状構造体13とからなる。
中空多角形筒状構造体11は、中空状の多角形断面を有し、その両端面は開口している。 図示する実施例においては、中空多角形筒状構造体11は六角形状の断面を有し、筒状体を構成する6つの壁面から成る。 6つの壁面の各々には、中空多角形筒状構造体11の中心軸方向に沿った細長い窓が形成されている。
この細長い窓は、中空多角形筒状構造体11の外表面から内表面に貫通している。
また、6つの壁面の各々には、図4に示すような矩形状マグネット16が収納されている。 この矩形状マグネット16は細長く伸びた形状を有しており、長手方向に垂直な断面は台形をなしている。 本実施例においては、矩形状マグネット16の台形断面の上底(短辺)をなす面が中空多角形筒状構造体11の中心軸側を向き、台形断面の下底(長辺)をなす面が中空多角形筒状構造体11の外表面を向くように配置され、矩形状マグネット16の長手方向は、中空多角形筒状構造体11の中心軸と平行になるように配置される。
また、矩形状マグネット16の極性は、矩形状マグネット16の台形断面の上底(短辺)をなす面(すなわち、中空多角形筒状構造体11の中心軸に面する側)がN極であり、矩形状マグネット16の台形断面の下底(長辺)をなす面(すなわち、中空多角形筒状構造体11の外表面に面する側)がS極となっている。
なお、中空多角形筒状構造体11は非磁性体材料によって作られており、本実施例では、黄銅製である。
中空多角錐台状構造体12は、中空の多角錐台状の外形を有し、その両端面は開口している。 図示する実施例においては、中空多角錐台状構造体12は六角錐台形であり、その側面は6つの台形状の壁面から構成されている。 6つの壁面の各々には、台形に近い形状をした窓が壁面を貫通して設けられている。
中空多角錐台状構造体12の大口径側の端面は、前述した中空多角形筒状構造体11の端面に機械的に結合されるようになっており、小口径側の端面には、柱状構造体13が貫通して配置できるような開口部が設けられている。
中空多角錐台状構造体12は非磁性体材料によって作られており、本実施例では、黄銅製である。
中空多角形筒状構造体11および中空多角形筒状構造体11の両端面に配置された中空多角錐台状構造体12の中空部分には、柱状構造体13が貫通して配置され、柱状構造体13の両端部は、中空多角錐台状構造体12の小口径側の端面に設けた開口部から突出して外部に伸びている。
本実施例で使用されている柱状構造体13は、中実の円形断面を有する柱状の形状を有するが、これに限定されるものではない。
柱状構造体13は非磁性体材料によって作られており、本実施例では、黄銅製である。
また、中空多角錐台状構造体12から外部に伸びた柱状構造体13の両側方の外周には、複数の環状マグネット17と、複数の環状のスペーサ14が交互に配置されており、第1の実施例における健康増進用磁気構造体10では、柱状構造体13の片側に6個、両側で合計12個の環状マグネット17が配置されている。
この環状マグネット17は、図5に示すような円環状の形状を有し、環状マグネット17の極性は、柱状構造体13の中央に面する側(中空多角錐台状構造体12に面する側)がN極であり、柱状構造体13の先端に面する側(中空多角錐台状構造体12に面しない側)がS極となっている。
なお、環状マグネット17の間に配置される環状スペーサ14は、非磁性体材料によって作られており、本実施例では、木製である。
柱状構造体13の両端には、加療する部分に押し当てるための半球状当接部材15がそれぞれ配置されている。 柱状構造体13の両端部分にオネジ部を設け、半球状当接部材15の内側にメネジ部を設け、これらを螺合させることによって、柱状構造体13と半球状当接部材15は結合されるが、両者の結合方法はこれに限定されるものではない。
なお、半球状当接部材15は、非磁性体材料によって作られており、本実施例では、黄銅製である。
中空多角形筒状構造体10の外殻をなす壁面に配置された矩形状マグネット16、および柱状構造体13の両側方の外周に配置された環状マグネット17の各々は、ネオジウム磁石、フェライト磁石、KS磁石、ネオジウム磁石を除く希土類磁石、白金コバルト磁石の中から選択することができるが、強力な磁力を照射するためには、特にネオジウム磁石が望ましい。
図2は本発明の第2の実施例に係る健康増進用磁気構造体20の正面図、縦断面図、および右側面図を示したものである。 本実施例における健康増進用磁気構造体20が、第1の実施例である健康増進用磁気構造体10と異なる点は、以下の通りである。
(1)第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体10の中空多角形筒状構造体11、矩形状マグネット16、および柱状構造体13に対し、第2の実施例に係る健康増進用磁気構造体20の中空多角形筒状構造体21、矩形状マグネット26、および柱状構造体23は、それぞれ中心軸方向の長さが短くなっている。
(2)第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体10において使用される環状マグネット17は、柱状構造体13の片側に6個、両側で合計12個配置されているのに対し、第2の実施例に係る健康増進用磁気構造体20において使用される環状マグネット17は、柱状構造体23の片側に4個、両側で合計8個配置されている。
その他の点において、第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体10と第2の実施例に係る健康増進用磁気構造体20とは同じである。
図3は本発明の第3の実施例に係る健康増進用磁気構造体30の正面図、縦断面図、および右側面図を示したものである。 本実施例における健康増進用磁気構造体30が、第1の実施例である健康増進用磁気構造体10と異なる点は、以下の通りである。
(1)第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体10の中空多角形筒状構造体11、矩形状マグネット16、および柱状構造体13に対し、第2の実施例に係る健康増進用磁気構造体30の中空多角形筒状構造体31、矩形状マグネット36、および柱状構造体33は、それぞれ中心軸方向の長さが長くなっている。
(2)第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体10において使用される環状マグネット17は、柱状構造体13の片側に6個、両側で合計12個配置されているのに対し、第3の実施例に係る健康増進用磁気構造体30において使用される環状マグネット17は、柱状構造体33の片側に8個、両側で合計16個配置されている。
その他の点において、第1の実施例に係る健康増進用磁気構造体10と第3の実施例に係る健康増進用磁気構造体30の構成は同じである。
なお、これまでに説明した第1〜第3の実施例に係る健康増進用磁気構造体10、20、30では、矩形状マグネット16、26、36および環状マグネット17の相互作用により生じる磁力の強度を適切な範囲において高める必要があるが、このためには、特に矩形状マグネット16、26、36の中空多角形筒状構造体11、21、31内での配置が重要になってくる。 特に、中空多角形筒状構造体11、21、31の中心軸に垂直な断面における矩形状マグネット16、26、36の中心軸からの距離が重要である。
図7は、中空多角形筒状構造体11、21、31の長手方向中央における断面図であって、矩形状マグネット16、26、36の配置状態を示したものである。 図7の左側の図は、中空多角形筒状構造体11、21、31の中心軸から最も離れた位置に、矩形状マグネット16、26、36が配置された状態を示すものである。 一方、図7の右側の図は、中空多角形筒状構造体11、21、31の中心軸に最も接近した位置に、矩形状マグネット16、26、36が配置された状態を示すものである。
図7の左側および右側の図に示すD1は、中空多角形筒状構造体11、21、31の中心軸に垂直な断面における中空多角形筒状構造体11、21、31の外接円の直径を示すものであり、D2は、中空多角形筒状構造体11、21、31の壁面に収納された各矩形状マグネット16、26、36の内側面に接する円の直径を示すものである。 そして、このD1とD2の比であるD2/D1は、
0.3 ≦ D2/D1 ≦ 0.8
の範囲で設定することが望ましい。
D2/D1の値が小さくするに従い、健康増進用磁気構造体10、20、30の両端から生じる磁気の強度を高めることができるようになる。
なお、中空多角形筒状構造体11、21、31に矩形状マグネット16、26、36を保持しつつ、矩形状マグネット16、26、36の半径方向位置を調整する方法としては、特に限定されるものではないが、中空多角形筒状構造体11、21、31の壁面の厚さにより調整するようにしても良い。 また、この壁面厚さが厚くなる場合には、壁面内部に空洞を設けるようにして矩形状マグネット16、26、36を中空多角形筒状構造体11、21、31の壁面に取り付けるようにしても良い。
10、20、30 健康増進用磁気構造体
11、21、31 中空多角形筒状構造体
12 中空多角錐台状構造体
13、23、33 柱状構造体
14 環状スペーサ
15 半球状当接部材
16、26、36 矩形状マグネット
17 環状マグネット



Claims (8)

  1. 多角形断面を有すると共に、両端面が開口する非磁性体製の中空多角形筒状構造体と、
    多角錐台形状の外形を有すると共に、内部に空洞を有し、両端面が開口する2つの非磁性体製の中空多角錐台状構造体と、
    細長い非磁性体製の柱状構造体と、からなり、
    当該中空多角形筒状構造体の両端面の各々には、当該中空多角錐台状構造体の大開口側端面が当接して結合され、
    当該中空多角形筒状構造体、および当該中空多角錐台状構造体の内部には、当該柱状構造体が貫通して配置されると共に、当該柱状構造体の両端部の各々は中空多角錐台状構造体の小開口側端面から突出して外部に伸び、
    当該中空多角形筒状構造体の外殻をなす壁面の各々には、中空多角形筒状構造体の中心軸に沿って伸びた矩形状マグネットが収納され、
    当該中空多角錐台状構造体から外部に伸びた柱状構造体の両側方の外周には、複数の環状マグネットが各々間隔を明けて配置されていることを特徴とする
    健康増進用磁気構造体。
  2. 請求項1に記載された健康用磁気構造体であって、
    前記柱状構造体の両側方の外周に配置された複数の環状マグネットの間には、非磁性体製の環状スペーサが配置されていることを特徴とする健康増進用磁気構造体。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載された健康用磁気構造体であって、
    前記柱状構造体の両端部の各々には、当該健康用磁気構造体を押し当てるための非磁性体製の半球状当接部材が配置されていることを特徴とする健康増進用磁気構造体。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された健康用磁気構造体であって、
    前記中空多角形筒状構造体の外殻をなす壁面に配置された矩形状マグネットの各々の極性は、中空多角形筒状構造体の中心軸に面する側がN極、中空多角形筒状構造体の外表面に面する側がS極をなし、
    前記柱状構造体の両側方の外周に配置された環状マグネットの各々の極性は、柱状構造体の先端に面する側がS極、柱状構造体の中央に面する側がN極をなしていることを特徴とする健康増進用磁気構造体。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載された健康用磁気構造体であって、
    前記中空多角形筒状構造体の外殻をなす壁面に配置された矩形状マグネット、および前記柱状構造体の両側方の外周に配置された環状マグネットの各々は、ネオジウム磁石、フェライト磁石、KS磁石、ネオジウム磁石を除く希土類磁石、白金コバルト磁石のいずれかであることを特徴とする健康増進用磁気構造体。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載された健康用磁気構造体であって、
    前記中空多角形筒状構造体の断面形状が6角形をなし、前記中空多角錐台状構造体の外形が6角錐台状をなし、前記柱状構造体の断面形状が円形をなすことを特徴とする健康増進用磁気構造体。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載された健康用磁気構造体であって、
    前記中空多角形筒状構造体の材料、前記中空多角錐台状構造体の材料、前記柱状構造体の材料、および前記半球状当接部材の材料が黄銅であり、前記環状スペーサの材料が木材であることを特徴とする健康増進用磁気構造体。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載された健康用磁気構造体であって、
    前記中空多角形筒状構造体の中心軸に垂直な断面における中空多角形筒状構造体の外接円の直径をD1とし、
    中空多角形筒状構造体の壁面に収納された各矩形状マグネットの内側面に接する円の直径をD2とすると、
    0.3 ≦ D2/D1 ≦ 0.8
    の条件式を満たすような位置に、各矩形状マグネットが配置されていることを特徴とする健康増進用磁気構造体。
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