JPWO2012169370A1 - アンテナ装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

基板(10)の第1面にグランド導体(11,11F)が形成されていて、第2面にグランド導体(12)が形成されている。グランド導体(11)の外縁の一部である第1の辺(S1)に沿ってグランド導体非形成領域(8)が設けられている。グランド導体非形成領域(8)の第1の辺(S1)に沿った方向の両端に、放射電極(13,14)およびキャパシタンス素子(C1,C2)およびグランド導体(11F)を含む直列回路が接続されている。例えば放射電極(13)は5GHz帯用の放射電極、放射電極(14)は2.4GHz帯用の放射電極である。キャパシタンス素子(C1)は放射電極(13)と放射電極(13)との間の間隙容量を構成し、キャパシタンス素子(C2)は放射電極(14)と放射電極(14)との間の間隙容量を構成する。

Description

本発明はアンテナ装置およびアンテナ装置を備えた電子機器に関し、特に複数の周波数帯域での無線通信等に用いられるアンテナ装置および電子機器に関する。
広帯域化または周波数帯域の複数化を図るために、基体に二つの放射電極を形成し、一つの給電線を2つに分岐させて各々の放射素子に給電するようにしたアンテナ装置が特許文献1に開示されている。
また、直方体状のチップアンテナで、天面に間隙を挟んで均等に二つの放射電極が設けられ、二つの放射電極がグランド導体に接続され、一方の放射電極に電磁界的に給電電極が結合されるようにしたアンテナ装置が特許文献2に開示されている。
特開平11−4113号公報 国際公開第2006/000631号パンフレット
特許文献1のアンテナ装置においては、複数の周波数帯域で動作できるが、二つの放射素子の共振周波数が近いと、二つの周波数帯域が重なる周波数帯域では、二つの放射素子が連続する線路となって1/2波長で共振動作してしまう。そのため、1/2波長でアンテナ動作が完結してしまい、等価的なアンテナ体積が小さくなって、アンテナ性能(特に放射効率)が劣化する。また、グランド導体に流れる電流を含めた設計および指向性制御について考慮されていないため、例えば携帯電話に適用した場合の手のかぶりやノイズの影響を受けやすい。
特許文献2のアンテナ装置は、単一の周波数帯域で動作するものであって、複数の周波数帯域には対応しない。
そこで、本発明は、放射効率が高くて且つ複数の周波数帯域で動作するアンテナ装置およびそれを備えた電子機器を提供することを目的としている。
(1)本発明のアンテナ装置は、グランド導体が形成された基板と、
前記グランド導体の外縁の一部に沿って設けられたグランド導体非形成領域と、
前記グランド導体非形成領域の前記グランド導体の外縁に沿った方向の両端に接続され、前記グランド導体非形成領域を跨ぐように配置された、複数のキャパシタンス素子、複数の放射電極および単一または複数のグランド導体を含む直列回路と、
第1端が給電回路に接続され、第2端が前記複数の放射電極に接続される給電線に分岐された伝送線路と、を備え、
前記グランド導体非形成領域内の前記グランド導体に二つの前記放射電極が接続され、前記キャパシタンス素子は前記放射電極と放射電極との間に接続され、
前記給電線に分岐される点は、前記複数の放射電極への前記給電線の接続点のうち外側の二点より内側にあることを特徴とする。
(2)前記複数の放射電極のうち、各放射電極から前記グランド導体非形成領域の内周縁およびキャパシタンス素子までの領域(アンテナ占有体積)は、動作周波数が高い放射電極である程、小さく構成されていることが好ましい。
(3)前記複数の放射電極のうち、動作周波数の高い放射電極であるほど、前記伝送線路の分岐点に近い位置に配置されていることが好ましい。
(4)本発明の電子機器は、一部に絶縁体または誘電体のスロットが形成された金属キャビティを備え、前記金属キャビティの内部に前記スロットを励振する位置にアンテナ装置が配置され、
前記アンテナ装置は、
グランド導体が形成された基板と、
前記グランド導体の外縁の一部に沿って設けられたグランド導体非形成領域と、
前記グランド導体非形成領域の前記グランド導体の外縁に沿った方向の両端に接続され、前記グランド導体非形成領域を跨ぐように配置された、複数のキャパシタンス素子、複数の放射電極および単一または複数のグランド導体を含む直列回路と、
第1端が給電回路に接続され、第2端が前記複数の放射電極に接続される給電線に分岐された伝送線路と、を備え、
前記グランド導体非形成領域内の前記グランド導体に二つの前記放射電極が接続され、前記キャパシタンス素子は前記放射電極と放射電極との間に接続され、
前記給電線に分岐される点は、前記複数の放射電極への前記給電線の接続点のうち外側の二点より内側にあることを特徴とする。
(5)前記スロットは空気より誘電率の高い誘電体で充填されていることが好ましい。
本発明によれば、放射効率が高くて且つ複数の周波数帯域で動作するアンテナ装置およびそれを備えた電子機器が得られる。
図1(A)は第1の実施形態のアンテナ装置101の平面図である。図1(B)はその背面図である。 図2はアンテナ装置101の等価回路図である。 図3(A)、図3(B)は図1に示したアンテナ装置101を二つの単一周波数帯用のアンテナ装置に分離した場合の、その二つのアンテナ装置の構成図である。 図4はアンテナ装置101および単一周波数帯用のアンテナ装置の、給電回路から見たリターンロス(S11)の周波数特性を示す図である。 図5はアンテナ装置101および単一周波数帯用のアンテナ装置の指向性を示す図である。 図6は第2の実施形態のアンテナ装置102の平面図である。 図7はアンテナ装置102および単一周波数帯用のアンテナ装置の、給電回路から見たリターンロス(S11)の周波数特性を示す図である。 図8は第3の実施形態のアンテナ装置103の平面図である。 図9は三つの放射電極付近のアンテナ占有体積の例を示す図である。 図10は第4の実施形態のアンテナ装置104を含む回路基板の平面図である。 図11は第5の実施形態の電子機器201の外観斜視図である。 図12は第6の実施形態のアンテナ装置106の平面図である。 図13(A)、図13(B)はアンテナ装置106の電流強度分布を示す図である。図13(A)は1.575GHzでの状態、図13(B)は1.6GHzでの状態である。 図14(A)はアンテナ装置106の、給電回路から見たリターンロス(S11)の周波数特性を示す図、図14(B)は給電回路から見たインピーダンスを所定の周波数範囲についてスミスチャート上に表した図である。 図15はアンテナ装置106の効率を示す図である。 図16はアンテナ装置106の指向性を示す図である。
《第1の実施形態》
第1の実施形態のアンテナ装置について各図を参照して説明する。図1(A)は第1の実施形態のアンテナ装置101の平面図である。図1(B)はその背面図である。
アンテナ装置101は基板10を備えている。この基板10の第1面にグランド導体11,11Fが形成されていて、第2面にグランド導体12が形成されている。グランド導体11,11Fと12との間は複数のビア導体(スルーホール)を介して接続されている。
図1(A)に表れているように、第1面のグランド導体11は長方形状であり、長辺である第1の辺S1とこれに対向する第2の辺S2を有する。グランド導体11の第1の辺S1に沿って、この第1の辺S1の両端部を除く他の位置(中央位置)にグランド導体非形成領域8が設けられている。このグランド導体非形成領域8は第1の辺S1に平行な内周の辺S3を有する。
図1(B)に表れているように、第2面のグランド導体12は第1面のグランド導体11,11Fに対向する位置に形成されている。したがって、第1面のグランド導体非形成領域8に対向する位置にもグランド導体非形成領域9が形成されている。但し、後述する給電線16A,16Bの対向位置にはグランド導体が形成されている。
グランド導体非形成領域8の第1の辺S1に沿った方向の第1端とグランド導体11Fとの間に放射電極13およびキャパシタンス素子C1を含む直列回路が接続されている。また、グランド導体非形成領域8の第2端とグランド導体11Fとの間に放射電極14およびキャパシタンス素子C2を含む直列回路が接続されている。すなわち、この二つの直列回路が、グランド導体11Fを飛び石としてグランド導体非形成領域8を跨ぐように配置されている。ここで、放射電極13は例えば5GHz帯用の放射電極、放射電極14は例えば2.4GHz帯用の放射電極である。キャパシタンス素子C1は放射電極13と放射電極13との間の間隙容量を構成し、キャパシタンス素子C2は放射電極14と放射電極14との間の間隙容量を構成する。
基板10には、第1端が給電回路に接続され、第2端が放射電極13,14に接続される給電線16A,16Bに分岐された伝送線路16が形成されている。給電線16Aは放射電極13のキャパシタンス素子C1とグランド導体11Fとの間に接続されていて、給電線16Bは放射電極14のキャパシタンス素子C2とグランド導体11Fとの間に接続されている。
伝送線路16はグランド導体11とともにコプレーナラインを構成している。また、給電線16A,16Bの一部と基板10の第2面(背面)のグランド導体とによってマイクロストリップラインが構成されている。
前記分岐点BPは、放射電極13,14への給電線16A,16Bの接続点より内側にある。好ましくは、前記分岐点BPはグランド導体非形成領域8のうち放射電極13および14の形成領域の中央または中央付近である。給電線16A,16Bはいずれもグランド導体11F寄りの位置に接続されている。この構成により、給電回路から放射電極への給電点までの距離を短くでき、伝送損失が抑えられる。
なお、図1では伝送線路16の第1端を簡易的に円形の端子で表している。この端子に給電回路が接続される。
図2は前記アンテナ装置101の等価回路図である。このアンテナ装置101は、グランド導体非形成領域8の第1端とグランド導体11Fとの間に放射電極13を含む直列回路が接続され、グランド導体非形成領域8の第2端とグランド導体11Fとの間に放射電極14を含む直列回路が接続され、放射電極13(グランド導体11Fの第1端寄りの位置)および放射電極14(グランド導体11Fの第2端寄りの位置)にそれぞれ給電されるように構成された回路である。
放射電極13,14に給電される信号が5GHz帯の信号である場合、放射電極13が共振する。すなわち放射電極13が5GHz帯の放射電極として作用する。また、放射電極13,14に給電される信号が2.4GHz帯の信号である場合、放射電極14が共振する。すなわち放射電極14が2.4GHz帯の放射電極として作用する。いずれの場合もグランド導体11,12にダイポールアンテナと同様の(ダイポールアンテナ的な)電流が誘起される。図2中の矢印はその電流を表している。第1面とビア導体で接続された第2面のグランド導体12にも同様の電流が流れる。
このように、グランド導体11Fを超えるように各周波数帯用の放射電極に電流が同相に流れる。
図3は図1に示したアンテナ装置101を二つの単一周波数帯用のアンテナ装置に分離した場合の、その二つのアンテナ装置の構成図である。図3(A)は5GHz帯用のアンテナ装置、図3(B)は2.4GHz帯用のアンテナ装置である。図1に示した本発明の第1の実施形態のアンテナ装置101はこのように5GHz帯用のアンテナと2.4GHz帯用のアンテナを一体化したものと等価的に同じである。
図4はアンテナ装置101および前記単一周波数帯用のアンテナ装置の、給電回路から見たリターンロス(S11)の周波数特性を示す図である。図4において、(1)は図3(A)に示した5GHz帯用アンテナの特性、(2)は図3(B)に示した2.4GHz帯用アンテナの特性、(3)は図1に示した第1の実施形態のアンテナ装置101の特性である。
ここで各部の寸法は次のとおりである。
基板10のサイズ:41mm×10mm×1.2mm
グランド導体非形成領域8,9のサイズ
5GHz帯用の領域:3.75mm×4.5mm
2.4GHz帯用の領域:6.75mm×4.5mm
図4から明らかなように、5GHz帯と2.4GHz帯の両方で整合がとれている。単一周波数のアンテナと比較しても同等以上の帯域幅が得られていることがわかる。
図5はアンテナ装置101および前記単一周波数帯用のアンテナ装置の指向性を示す図である。図5の向きは図1の向きに対応している。図5(A)は5GHzでの特性、図5(B)は2.4GHzでの特性である。いずれも、アンテナ装置101の指向性と前記単一周波数のアンテナ装置の指向性は殆ど同じであり、図5(A)および図5(B)では一本に重なっている。このように、指向性についても、単一周波数のアンテナと同じ特性が得られていることがわかる。
図2に示したように、グランド導体11Fを超えるように各周波数帯用の放射電極に電流が同相に流れることにより、いずれの周波数帯についても、0°方向(グランド導体11のグランド導体非形成領域8の形成辺(第1の辺S1)方向)に強い指向性を示す。
なお、複数の放射電極を設けたことによってもアンテナの占有体積(グランド導体非形成領域の辺およびキャパシタンス素子までの領域)は減少しないので、アンテナの放射効率についても、単一周波数のアンテナと同じ特性が得られることがわかる。
このように、本発明によれば、異なる周波数で動作する複数のアンテナが互いに干渉せず、ほぼ独立して動作するので、リターンロス特性、指向性および放射効率といったアンテナ性能は単一周波数帯のアンテナ装置と同等となる。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では2.4GHz帯用およびGPS用(1.5GHz)のアンテナ装置の例を示す。
図6は第2の実施形態のアンテナ装置102の平面図である。このアンテナ装置102は基板10を備え、この基板10の第1面にグランド導体11が形成されていて、第2面にグランド導体が形成されている。グランド導体非形成領域8の第1の辺S1に沿った方向の両端に、放射電極14,15およびキャパシタンス素子C2,C3およびグランド導体11Fを含む直列回路が接続されている。すなわち、この直列回路がグランド導体非形成領域8を跨ぐように配置されている。ここで、放射電極14は2.4GHz帯用の放射電極、放射電極15はGPS(1.5GHz帯)用の放射電極である。キャパシタンス素子C2は放射電極14と放射電極14との間の間隙容量を構成し、キャパシタンス素子C3は放射電極15と放射電極15との間の間隙容量を構成する。
放射電極14,15の大きさは周波数帯に応じて定めているので、図1(A)に示した放射電極13,14と異なっているが、全体の基本的な構成は第1の実施形態で示したアンテナ装置と同様である。
図7はアンテナ装置102および前記単一周波数帯用のアンテナ装置の、給電回路から見たリターンロス(S11)の周波数特性を示す図である。図7において、(1)は図6に示した2.4GHz帯用アンテナの特性、(2)はGPS(1.5GHz帯)用アンテナの特性、(3)は図6に示した第2の実施形態のアンテナ装置102の特性である。
ここで各部の寸法は次のとおりである。
基板10のサイズ:41mm×10mm×1.2mm
グランド導体非形成領域のサイズ
2.4GHz帯用の領域:6.75mm×4.5mm
1.5GHz帯用の領域:9.00mm×4.5mm
図7から明らかなように、2.4GHz帯と1.5GHz帯の両方でリターンロスが小さくなっている。単一周波数のアンテナと比較しても同等の帯域幅が得られていることがわかる。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では5GHz帯用、2.4GHz帯用およびGPS用(1.5GHz)の三つの帯域で用いることのできるアンテナ装置の例を示す。
図8は第3の実施形態のアンテナ装置103の平面図である。このアンテナ装置103は基板10を備え、この基板10の第1面にグランド導体11が形成されていて、第2面にグランド導体が形成されている。グランド導体非形成領域8の第1の辺S1に沿った方向の両端に、放射電極13,14,15およびキャパシタンス素子C1,C2,C3およびグランド導体11F1,11F2を含む直列回路が接続されている。すなわち、この直列回路がグランド導体非形成領域8を跨ぐように配置されている。ここで、放射電極13は5GHz帯用の放射電極、放射電極14は2.4GHz帯用の放射電極、放射電極15はGPS(1.5GHz帯)用の放射電極である。キャパシタンス素子C1は放射電極13と放射電極13との間の間隙容量を構成し、キャパシタンス素子C2は放射電極14と放射電極14との間の間隙容量を構成し、キャパシタンス素子C3は放射電極15と放射電極15との間の間隙容量を構成する。
伝送線路16の分岐点BPは放射電極13,14,15への給電線16A,16B,16Cの接続点のうち外側の二点(給電線16B,16Cの接続点)より内側にある。さらには、前記分岐点BPはグランド導体非形成領域8のうち放射電極13,14,15の形成領域の中央または中央付近である。
放射電極13,14,15の大きさは周波数帯に応じて定めている。基板10には、第1端が給電回路に接続され、第2端が放射電極13,14,15に接続される給電線16A,16B,16Cに分岐された伝送線路16が形成されている。この伝送線路16はグランド導体11とともにコプレーナラインを構成している。また、給電線16A,16B,16Cと基板10の第2面(背面)のグランド導体とによってマイクロストリップラインが構成されている。
図9は三つの放射電極付近のアンテナ占有体積の例を示す図である。図9(A)には放射電極13による5GHzのアンテナ占有体積OV1、図9(B)には放射電極14による2.4GHzのアンテナ占有体積OV2、図9(C)には放射電極15による1.5GHzのアンテナ占有体積OV3をそれぞれ表している。これらのアンテナ占有体積は、放射電極13,14,15からグランド導体非形成領域8の内周の辺S3およびキャパシタンス素子までの領域である。
このように、アンテナ占有体積は、動作周波数が高い放射電極である程、小さく形成されている。このことにより、限られた基板面積内に複数のアンテナを無駄なく効率よく組み込める。そのためアンテナ装置の小型化が図れる。
また、低い周波数で動作するアンテナ部(前記アンテナ占有体積の部分)にとって、高い周波数で動作するアンテナ部は、比較的小さなグランド導体の切り欠きにしか見えない。すなわち低い周波数では等価的に影響のないグランド導体の切り欠きである。そのため、低い周波数で動作するアンテナ部は、高い周波数で動作するアンテナ部の影響を殆ど受けない。逆に、高い周波数で動作するアンテナ部にとって、低い周波数で動作するアンテナ部は、キャパシタンス素子の容量(間隙容量)が十分に大きいため、低インピーダンスに見える。すなわち等価的にグランド導体があるものとして作用する。特に、サイズの大型化を抑制するために低い周波数で動作するアンテナ部ほど、キャパシタンス素子の容量が大きく設定されるので、この作用(等価的に低インピーダンスに見えること)は顕著となる、
また、放射電極13,14,15のうち、動作周波数の高い放射電極であるほど、給電線の分岐点BPに近い位置に配置されている。図8に示した例では、5GHz用の放射電極13が分岐点BPに最も近い位置に配置され、次に離れた位置に2.4GHz帯用の放射電極14が配置され、最も離れた位置に1.5GHz帯用の放射電極15が配置されている。周波数が高いほど伝送損失が発生しやすく、伝送線路の長さによって特性インピーダンスが変動しやすいため、できるだけ短いほうが望ましい。そのため、このように周波数が高い放射電極であるほど、給電線の分岐点BPに近い位置に配置することによって、インピーダンス整合をより適正化できるとともに低損失化できる。
《第4の実施形態》
図10は第4の実施形態のアンテナ装置104を含む回路基板の平面図である。この回路基板は親基板40に各種導体パターンおよび各種素子が実装されたものである。アンテナ装置104のグランド導体11は、第1の辺S1とこれに対向する第2の辺S2を有する。このグランド導体11は親基板40の外縁の一部に沿って形成されている。親基板40には主グランド導体41が形成されていて、この主グランド導体41とグランド導体11との間にグランド導体分離領域42が設けられている。グランド導体11の一部は主グランド導体41に対してグランド接続部CSを介して接続されている。
アンテナ装置104の構成は第3の実施形態で図8に示したものと同じである。親基板40にはアンテナ装置にとっての給電回路である高周波モジュール34が実装されている。この高周波モジュール34とアンテナ装置104とは給電線16で接続されている。この給電線16はグランド導体11,41とともにコプレーナラインを構成している。
この第4の実施形態によれば、伝送線路部のグランド導体以外は、親基板40の主グランド導体41からグランド導体11が分離されているので、親基板40で生じるノイズの影響が小さくなる。そのため、親基板に組み込まれるタイプのアンテナ装置としての汎用性も高い。
なお、以上に示した各実施形態では、グランド導体非形成領域8の内周の辺S3は第1の辺S1に対して平行である例を示したが、この辺S1とS3の関係は正確に平行である必要はなく、ほぼ平行であってもよい。本発明の課題を解決できるように、グランド導体非形成領域8に複数のキャパシタンス素子、複数の放射電極および単一または複数のグランド導体を含む直列回路が配置できて、グランド導体11,12にダイポールアンテナと同様の(ダイポールアンテナ的な)電流が誘起される構成であればよい。
《第5の実施形態》
図11は第5の実施形態の電子機器201の外観斜視図である。この電子機器201は金属製筐体50の内部に各種回路が構成された基板とともにアンテナ装置103を備えている。筐体50の一部に前記アンテナ装置103で励振されるスロット51が設けられている。このスロット51は、筐体50の上下面と側面の三面に亘って形成された開口に樹脂が充填されたものである。筐体内部のアンテナ装置103は、このアンテナ装置103のグランド導体非形成部がスロット51を介して筐体50の外界を臨むような位置に配置されている。
アンテナ装置103の各放射電極が延びる方向はスロット51の間隙方向であるので、放射電極に流れる電流で生じる電界がスロット51の間隙幅方向に印加され、スロット51が励振されることになる。このことによって、スロット51の間隙は筐体50の全体のサイズに比べて小さくても、スロット51から効率良く放射される。スロット51の間隙および長さは、スロット51が放射効率の良好なスロットアンテナとして作用するように定めればよい。
前記スロットに充填される樹脂は絶縁体であるが、空気より誘電率の高い(比誘電率1以上の)誘電体であれば、波長短縮効果により、より小さなスロットであっても電波を効率良く放射できる。
《第6の実施形態》
図12は第6の実施形態のアンテナ装置106の平面図である。第1の実施形態で図1に示したアンテナ装置と異なり、この例では、比較的近接する二つの周波数用に用いるアンテナ装置の例である。基本構成は図1に示したものと同じであるが、適用する周波数に応じて放射電極13,14の寸法が異なる。また、必要に応じてキャパシタンス素子C1,C2のキャパシタンスが定められている。具体的には、放射電極13およびキャパシタンス素子C1によってGLONASS ( Global Navigation Satellite System ) の信号受信用に利用し、放射電極13およびキャパシタンス素子C1によってGPS ( Global positioning system ) の信号受信用に利用する。
図13(A)、図13(B)はアンテナ装置106の電流強度分布を示す図である。図13(A)は1.575GHzでの状態、図13(B)は1.6GHzでの状態である。電流強度が高いほど高い濃度で表している。1.575GHzでは放射電極14および放射電極14側のグランド導体非形成領域の内周が放射に寄与していることが分かる。また、1.6GHzでは放射電極13、放射電極13側のグランド導体非形成領域の内周および放射電極14が放射に寄与していることが分かる。
図14(A)はアンテナ装置106の、給電回路から見たリターンロス(S11)の周波数特性を示す図、図14(B)は給電回路から見たインピーダンスを所定の周波数範囲についてスミスチャート上に表した図である。図14(B)において、マークM01 は1.575GHz 、マークM02 は1.597GHz 、マークM03 は1.606GHz でのインピーダンスを示している。
図14(A)、図14(B)から明らかなように、GPS の周波数である約1.575GHzとGLONASS の周波数である約1.602GHz で整合していることがわかる。
図15はアンテナ装置106の効率を示す図である。図15において、曲線Rは放射効率、曲線Tはトータルのアンテナ効率である。この図から明らかなように、1.58GHz 〜1.6GHz の帯域を含む帯域で -3.0dB 以上の効率が得られている。
図16はアンテナ装置106の指向性を示す図である。図16中、Aは1.575GHz での指向性、Bは1.6GHz での指向性である。このように、いずれの周波数においても全方位に指向し、特にy軸方向(図12に示した放射電極13,14の延びる方向)に、より高い利得が得られる。
なお、以上に示した各実施形態では、矩形状のグランド導体非形成領域を備えたアンテナ装置の例を示したが、グランド導体非形成領域の形状は矩形に限らない。すなわち、グランド導体非形成領域は、グランド導体の外縁の一部に沿って設けられていればよく、このグランド導体の外縁に対向する辺(S2)の形状は任意である。例えば半円形状や段差形状であってもよい。
BP…分岐点
C1,C2,C3…キャパシタンス素子
CS…グランド接続部
OV1〜OV3…アンテナ占有体積
S1…第1の辺
S2…第2の辺
8,9…グランド導体非形成領域
10…基板
11,12…グランド導体
11F,11F1,11F2…グランド導体
13,14,15…放射電極
16…伝送線路
16A,16B,16C…給電線
34…高周波モジュール
40…親基板
41…主グランド導体
42…グランド導体分離領域
50…金属製筐体
51…スロット
101〜104,106…アンテナ装置
201…電子機器

Claims (5)

  1. グランド導体が形成された基板と、
    前記グランド導体の外縁の一部に沿って設けられたグランド導体非形成領域と、
    前記グランド導体非形成領域の前記グランド導体の外縁に沿った方向の両端に接続され、前記グランド導体非形成領域を跨ぐように配置された、複数のキャパシタンス素子、複数の放射電極および単一または複数のグランド導体を含む直列回路と、
    第1端が給電回路に接続され、第2端が前記複数の放射電極に接続される給電線に分岐された伝送線路と、を備え、
    前記グランド導体非形成領域内の前記グランド導体に二つの前記放射電極が接続され、前記キャパシタンス素子は前記放射電極と放射電極との間に接続され、
    前記給電線に分岐される点は、前記複数の放射電極への前記給電線の接続点のうち外側の二点より内側にあることを特徴とする、アンテナ装置。
  2. 前記複数の放射電極のうち、各放射電極から前記グランド導体非形成領域の内周縁およびキャパシタンス素子までの領域は、動作周波数が高い放射電極である程、小さくした、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記複数の放射電極のうち、動作周波数の高い放射電極であるほど、前記伝送線路の分岐点に近い位置に配置された、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 一部に絶縁体または誘電体のスロットが形成された金属キャビティを備え、
    前記金属キャビティの内部に前記スロットを励振する位置にアンテナ装置が配置され、
    前記アンテナ装置は、
    グランド導体が形成された基板と、
    前記グランド導体の外縁の一部に沿って設けられたグランド導体非形成領域と、
    前記グランド導体非形成領域の前記グランド導体の外縁に沿った方向の両端に接続され、前記グランド導体非形成領域を跨ぐように配置された、複数のキャパシタンス素子、複数の放射電極および単一または複数のグランド導体を含む直列回路と、
    第1端が給電回路に接続され、第2端が前記複数の放射電極に接続される給電線に分岐された伝送線路と、を備え、
    前記グランド導体非形成領域内の前記グランド導体に二つの前記放射電極が接続され、前記キャパシタンス素子は前記放射電極と放射電極との間に接続され、
    前記給電線に分岐される点は、前記複数の放射電極への前記給電線の接続点のうち外側の二点より内側にあることを特徴とする、電子機器。
  5. 前記スロットは空気より誘電率の高い誘電体で充填されている、請求項4に記載の電子機器。
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