JPWO2012165151A1 - 嵌め部材の嵌め方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

金属板2に嵌めナット、嵌めボルト等の嵌め部材を嵌める方法である。端面に嵌め突起51bが形成されたダイス51上に金属板2を配置し、この金属板上に嵌め部材を、その嵌め凹部1bの位置を前記嵌め突起51bと一致させて配置し、パンチ52をダイス51に近接させることにより、嵌め部材を金属板2に押圧する。嵌め凹部1bと対向する位置の金属板2の上面をパンチの下方突出部52bまたは嵌め部材によって拘束しつつ、金属板を前記嵌め凹部1b内に塑性流動させることにより、金属板に穴を開けることなく嵌め部材を嵌める。

Description

本発明は、金属板に嵌め(かしめ)ナット、嵌めボルト等の嵌め部材を嵌める方法及び装置に関するものである。
従来から特許文献1や特許文献2に示されるように、金属板に嵌め固定される嵌めナットが知られている。嵌めナットは、金属板にパンチで穴を開けながら穴の周縁の金属を嵌め凹部に塑性流動させることによって、金属板に固着されるものである。嵌めナットは、溶接により金属板にナットを取り付けるよりも低コストであるという利点がある。また溶接熱やスパッタの発生がないという利点がある。
特公平6−37886号公報 特許2969163号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2のいずれの嵌めナットも、金属板に穴を開けて取付けられる。このため、水密性や油密性、或いは気密性が要求される製品等、穴が開いてしまうことが許されない製品では、嵌めナットを使用することができず、従来では金属板にナットを溶接していた。
本発明は、上記問題を解決し、金属板に穴が開くことなく無く、金属板に嵌めナット等の嵌め部材を嵌めることができる方法及び装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
嵌め凹部が形成された嵌め部材を金属板に嵌める方法であって、
端面に前記嵌め凹部よりも小径の嵌め突起が形成されたダイスと、前記ダイスと近接・離隔可能に対向配置されたパンチを有する嵌め装置を使用し、
ダイス上に金属板を配置し、この金属板上に前記嵌め部材を、その嵌め凹部の位置を前記嵌め突起と一致させて配置し、
前記パンチを前記ダイスに近接させることにより、前記嵌め部材を金属板に押圧し、
前記嵌め凹部と対向する位置の金属板の上面をパンチの下方突出部または嵌め部材によって拘束しつつ、金属板を前記嵌め凹部内に塑性流動させ、金属板に穴を開けることなく嵌め部材を金属板に嵌めることを特徴とことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記嵌め部材は、ネジ穴が形成され、前記嵌め凹部が前記ネジ穴と連通している嵌めナットであり、
前記パンチは、押圧部と、前記押圧部の端部から突出形成され、その先端が前記嵌め突起と対向する円柱形状の下方突出部とから構成され、
嵌め時には、前記下方突出部が前記ネジ穴に挿入され、前記嵌め凹部と対向する位置の前記金属板が、前記嵌め突起と前記下方突出部とで挟まれて、前記嵌め凹部に塑性流動されることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた請求項3に記載の発明は、
前記嵌め部材は、頭部に嵌め凹部が凹陥形成された嵌めボルトであり、
前記パンチは、その下端面に嵌めボルトの頭部を押圧する押圧面を備え、この押圧面の中央に嵌めボルトの軸部が挿入される軸部保持凹部が形成されたものであり、
嵌め時には、嵌めボルトの軸部が軸部保持凹部に挿入され、前記嵌め凹部と対向する位置の金属板が、前記嵌め突起と嵌め部材の底面とで挟まれて、前記嵌め凹部に塑性流動されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
嵌め凹部が形成された嵌め部材を金属板に嵌めるための装置であって、
ダイスと、前記ダイスと近接・離隔可能に対向配置されたパンチを有し、
前記ダイスの端面には、前記嵌め凹部よりも小径の嵌め突起が形成されており、
前記パンチには金属板の上面を拘束する下方突出部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
嵌め凹部が形成された嵌め部材を金属板に嵌めるための装置であって、
ダイスと、前記ダイスと近接・離隔可能に対向配置されたパンチを有し、
前記ダイスの端面には、前記嵌め凹部よりも小径の嵌め突起が形成されており、
前記パンチには嵌めボルトの軸部が挿入される嵌めボルトの頭部を押圧する押圧面と、その中央に位置する軸部保持凹部とが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、金属板が置かれたダイスにパンチを近接させることにより、嵌め部材を金属板に押圧し、嵌め凹部と対向する位置の金属板の上面をパンチの下方突出部または嵌め部材によって拘束しつつ、金属板を前記嵌め凹部内に塑性流動させる。このように金属板の上面をパンチの下方突出部または嵌め部材によって拘束しつつ篏めるので、金属板に穴が開くことなくなく、金属板に嵌め部材を嵌めることが可能となる。
本発明に用いられる嵌めナットの斜視図である。 本発明に用いられる嵌めナットの全体を示す図であり、(A)は部分断面図、(B)は底面図である。 嵌めナットの嵌め装置の実施形態を示す説明図である。 嵌めナットの嵌め方法の説明図である。 嵌めボルトの斜視図である。 嵌めボルトの断面図である。 嵌めボルトの嵌め装置の実施形態を示す説明図である。 嵌めボルトの嵌め方法の説明図である。
(嵌めナットの説明)
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態を示す。
先ず図1及び図2を用いて、本発明において用いられる嵌め部材の代表例である嵌めナットについて説明する。これらの図に示されるように、嵌めナット1の一端には、軸線方向に貫通するネジ穴1aの一端部と連通する嵌め凹部1bが形成されている。嵌め凹部1bは、ネジ穴1aの内径よりも大きく形成されている。図2(A)に示されるように、嵌め凹部1bは下端面よりも奥側の方が内径が大きくなるように形成されている。このような形状は、ネジ穴1a及び嵌め凹部1bを形成後に、下端部を圧造して先細り部1dを形成することにより形成される。本実施形態では嵌め凹部1bには、周方向に一定角度で外側方向に膨出する凹部からなるセレーション1cが形成されている。本実施形態では、嵌めナット1は円柱形状であるが、嵌めナット1の形状は、六角柱形状等の多角柱形状等であっても差し支え無い。
(嵌めナットの嵌め装置の説明)
以下に図3を用いて、嵌めナットの嵌め装置50を説明する。本発明の嵌めナットの嵌め装置50は、ダイス51と、このダイス51と近接・離隔可能に対向配置されたパンチ52とから構成されている。
ダイス51は本実施形態では略円柱形状であり、上端に平坦な金属板保持面51aが形成されている。ダイス51の金属板保持面51a上には、嵌め突起51bが形成されている。本実施形態では、嵌め突起51bは略円錐台形状である。嵌め突起51bの上端には、前記金属板保持面51aと平行な平面である第一挟扼面51cが形成されている。なお、嵌め突起51bは、多角錐や円柱、多角柱形状、ドーナツ型であっても差し支え無い。
パンチ52は、その基部(上部)に形成された押圧部52aと、押圧部52aの下端から下方に突出形成された下方突出部52bとから構成されている。下方突出部52bは、押圧部52aよりも外径が小さく、且つ嵌めネジ1のネジ穴1aの内径よりも僅かに外径が小さい円柱形状である。なお、本実施形態では押圧部52aは下方突出部52bよりも外径が大きい円柱形状であるが、四角柱や六角柱形状であっても差し支え無い。押圧部52aの下端面は平坦なナット押圧部52cとなっている。下方突出部52bの下端には、ナット押圧部52cと平行な第二挟扼面52dが形成されている。第一の挟扼面51cと第二挟扼面52dは、近接・離隔可能に対向配置されている。
(嵌めナットの嵌め装置を使用した嵌めナットの嵌め方法についての説明)
以下に、図4を用いて、嵌めナット1の嵌め方法の説明をする。図4(A)に示されるように、ダイス51の金属板保持面51aの上方に(つまり嵌め突起51b上に)金属板2を配置し、更に嵌め突起51bの直上位置の金属板2上に嵌めナット1を配置させる。言い換えると、嵌め凹部1bの水平方向位置を嵌め突起51bと一致させて、嵌めナット1を金属板2上に配置させる。
この状態で図4(B)に示されるようにパンチ52をダイスに近接させると、パンチ52の下方突出部52bが、嵌めナット1のネジ穴1a内に挿入し、押圧部52aのナット押圧部52cが、嵌めナット1の上端を押圧する。すると嵌め凹部1bと対向する位置にある金属板2が嵌め突起51bで押圧されて、嵌め凹部1b内に塑性流動する。しかし、ネジ穴1aの下端位置にまで下方突出部52bが進入しているので、嵌め突起51bで押圧されて塑性流動する金属はその上面を拘束さて上方への行き場を失い、嵌め凹部1b内に確実に充填される。言い換えると、嵌めナット1の金属板2への嵌め時には、嵌めナット1のネジ穴1aと対向する位置の金属板2が、嵌め突起51bと下方突出部52bで挟まれて、嵌め凹部1bに塑性流動され、嵌めナット1が金属板2に嵌められる。勿論、嵌め凹部1bと対向する位置にある金属は、各セレーション部1cにも充填される。
本発明では、第一挟扼面51c及び第二挟扼面52dは、平面であり、嵌め時に互いに所定距離離間しているので、嵌めナット1を金属板2に嵌める際に、金属板2に穴が開かない。
図4の(B)に示されるように、嵌め凹部1bは開口側よりも奥側の方が大きく形成され、この嵌め凹部1b内に金属板2の金属が塑性流動により充填されているので、嵌めナット1は金属板2から脱落しない。また、本実施形態では、嵌め凹部1bに、セレーション部1cが形成されているので、嵌めナット1に周方向の力が作用した場合であっても、セレーション部1cにまで充填された金属板2の金属が抵抗となり、嵌めナット1が金属板2に対して回転しない。
なお、以上説明した実施形態の嵌めナットの嵌め装置50は、下側に配設されたダイス51の上方にパンチ52が配設された構造であるが、上下を反転して使用することも勿論可能である。
(嵌めボルトの説明)
次に図5及び図6を用いて、本発明において用いられる嵌め部材の代表例である嵌めボルト5の説明をする。
嵌めボルト5は、ネジ溝が螺刻された軸部5aの一端に頭部5bが形成されたボルトにおいて、頭部5bに嵌め凹部5cが凹陥形成されたものである。嵌め凹部5cは、開放端よりも奥側の方が、内径が大きく形成されている。なお、嵌め凹部5cにセレーションが形成されていても差し支え無い。なお、軸部5aは、ネジ溝が螺刻されていないピン状のものであっても差し支え無い。また、軸部5aは、中実及び中空の両方が含まれる。
(嵌めボルトの嵌め装置の説明)
以下に、図7を用いて、嵌めボルトの嵌め装置60の説明をする。本発明の嵌めボルトの嵌め装置60は、ダイス61と、このダイス61と近接・離隔可能に対向配置されたパンチ62とから構成されている。
ダイス61は、以上説明したダイス51と同様の構造であり、上端に平面である金属板保持面61aが形成され金属板保持面61a上には、嵌め突起61bが形成されている。嵌め突起61bの上端には、金属板保持面61aと平行な平面である挟扼面61cが形成されている。
パンチ62は、本実施形態では、円柱形状である。パンチ62の軸心には、その下端に開放する軸部保持凹部62aが形成されている。軸部保持凹部62aの内径は嵌めボルト5の軸部5aの外径よりも僅かに大きくなっていて、軸部保持凹部62a内に軸部5aが挿入可能となっている。パンチ62下端の軸部保持凹部62aの開口部には、頭部保持凹部62bが形成されている。頭部保持凹部62bは嵌めボルト5の頭部5bの外形よりも僅かに大きくなっていて、頭部保持凹部62bに頭部5bが受容可能となっている。図7に示されるように、嵌め突起61bの中心と軸部保持凹部62aの軸心とは一致している。
(嵌めボルトの嵌め装置を使用した嵌めボルトの嵌め方法についての説明)
以下に、図8を用いて、嵌めボルト5の嵌め方法の説明をする。図8(A)に示されるように、ダイス61の金属板保持面61aの上方に(つまり嵌め突起61b上に)、金属板2を配置させ、更に、嵌め突起61bの直上位置の金属板2上に嵌めボルト5を配置させる。言い換えると、嵌め凹部5bの水平方向位置を嵌め突起61bと一致させて、嵌めボルト5を金属板2上に配置させる。
この状態で、パンチ62をダイス61に近接させると、軸部5aがパンチ62の軸部保持凹部62aに挿入された状態で保持され(図8(A)の状態)、頭部5bが頭部保持凹部62bで保持された状態で、嵌めボルト5が金属板2に押圧される。すると、嵌め凹部5cと対向する位置にある金属板2はその上面を嵌め凹部5cの底面によって拘束されつつ、嵌め突起61bで押圧されて嵌め凹部5c内に塑性流動する(図8(B)の状態)。
図8(B)に示されるように、嵌め凹部5cは開口側よりも奥側の方が大きく形成され、この嵌め凹部5c内に金属板2の金属が塑性流動により充填されているので、嵌めボルト5は金属板2から抜け落ちない。また金属板2に穴が開くこともない。
なお以上説明した実施形態の嵌めボルトの嵌め装置60は、下側に配設されたダイス61の上方にパンチ62が配設された構造であるが、下側に配設されたパンチ62の上方にダイス61が配設された構造であっても差し支え無い。
1 嵌めナット
1a ネジ穴
1b 嵌め凹部
1c セレーション
1d 先細り部
2 金属板
5 嵌めボルト
50 嵌めナットの嵌め装置
51 ダイス
51a 金属板保持面
51b 嵌め突起
51c 第一挟扼面
52 パンチ
52a 押圧部
52b 下方突出部
52c ナット押圧部
52d 第二挟扼面
60 嵌めボルトの嵌め装置
61 ダイス
61a 金属板保持面
61b 嵌め突起
61c 挟扼面
62 パンチ
62a 軸部保持凹部
62b 頭部保持凹部

Claims (5)

  1. 嵌め凹部が形成された嵌め部材を金属板に嵌める方法であって、
    端面に前記嵌め凹部よりも小径の嵌め突起が形成されたダイスと、前記ダイスと近接・離隔可能に対向配置されたパンチを有する嵌め装置を使用し、
    ダイス上に金属板を配置し、この金属板上に前記嵌め部材を、その嵌め凹部の位置を前記嵌め突起と一致させて配置し、
    前記パンチを前記ダイスに近接させることにより、前記嵌め部材を金属板に押圧し、
    前記嵌め凹部と対向する位置の金属板の上面をパンチの下方突出部または嵌め部材によって拘束しつつ、金属板を前記嵌め凹部内に塑性流動させ、金属板に穴を開けることなく嵌め部材を金属板に嵌めることを特徴とする嵌め部材の嵌め方法。
  2. 前記嵌め部材は、ネジ穴が形成され、前記嵌め凹部が前記ネジ穴と連通している嵌めナットであり、
    前記パンチは、押圧部と、前記押圧部の端部から突出形成され、その先端が前記嵌め突起と対向する円柱形状の下方突出部とから構成され、
    嵌め時には、前記下方突出部が前記ネジ穴に挿入され、前記嵌め凹部と対向する位置の前記金属板が、前記嵌め突起と前記下方突出部とで挟まれて、前記嵌め凹部に塑性流動されることを特徴とする請求項1に記載の嵌め部材の嵌め方法。
  3. 前記嵌め部材は、頭部に嵌め凹部が凹陥形成された嵌めボルトであり、
    前記パンチは、その下端面に嵌めボルトの頭部を押圧する押圧面を備え、この押圧面の中央に嵌めボルトの軸部が挿入される軸部保持凹部が形成されたものであり、
    嵌め時には、嵌めボルトの軸部が軸部保持凹部に挿入され、前記嵌め凹部と対向する位置の金属板が、前記嵌め突起と嵌め部材の底面とで挟まれて、前記嵌め凹部に塑性流動されることを特徴とする請求項1に記載の嵌め部材の嵌め方法。
  4. 嵌め凹部が形成された嵌め部材を金属板に嵌めるための装置であって、
    ダイスと、前記ダイスと近接・離隔可能に対向配置されたパンチを有し、
    前記ダイスの端面には、前記嵌め凹部よりも小径の嵌め突起が形成されており、
    前記パンチには金属板の上面を拘束する下方突出部が形成されていることを特徴とする嵌め装置。
  5. 嵌め凹部が形成された嵌め部材を金属板に嵌めるための装置であって、
    ダイスと、前記ダイスと近接・離隔可能に対向配置されたパンチを有し、
    前記ダイスの端面には、前記嵌め凹部よりも小径の嵌め突起が形成されており、
    前記パンチには嵌めボルトの軸部が挿入される嵌めボルトの頭部を押圧する押圧面と、その中央に位置する軸部保持凹部とが形成されていることを特徴とする嵌め装置。
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