JPWO2012164991A1 - 医療装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の医療装置は、被写体に対して励起光と参照光とを交互に照射可能な光源部と、被写体に存在する蛍光物質が励起された際に発せられる蛍光と、参照光が被写体において反射した反射光と、をそれぞれ撮像する撮像部と、蛍光を撮像して得られた蛍光像における複数画素分の信号を1画素分の信号とする画素加算処理を行う画素加算処理部と、画素加算処理が施された蛍光像と、反射光を撮像して得られた参照光像と、の明るさ比が一定値になるように調整を行う明るさ調整部と、明るさの調整が施された蛍光像に対して画素補間処理を施すとともに、画素補間処理が施された蛍光像と、明るさの調整が施された参照光像と、が同一の観察画像内に含まれるように画像合成を行う画像処理部と、を有する。

Description

本発明は、医療装置に関し、特に、蛍光観察を行うことが可能な医療装置に関するものである。
早期癌等の病変が存在する部位を発見するための手法として、例えば、生体の観察対象部位へ励起光を照射した際に、正常組織から発せられる蛍光の強度と、病変組織から発せられる蛍光の強度と、が相互に異なることを利用した手法が近年研究されている。
一方、例えば日本国特開2005−329115号公報には、前述の手法を実現するための構成として、狭帯域の2つの照明光による生体組織での反射光を撮像した反射光像の画像信号と、狭帯域の励起光の照射に応じて生体組織より発生した蛍光を撮像した蛍光像の画像信号と、を合成した合成画像を生成する蛍光内視鏡装置が開示されている。
また、例えば日本国特開2001−258820号公報には、病変組織から発せられる蛍光の1画素あたりの受光光量を増加させるための構成として、撮像素子においてピクセルビニング(ビニング読み出し)を行う蛍光内視鏡装置が開示されている。
しかし、前述の日本国特開2005−329115号公報に開示されているような合成画像の生成の際に、前述の日本国特開2001−258820号公報に開示されているようなピクセルビニングを単に組み合わせて適用した場合、例えば、観察対象部位の診断に有用な情報の欠落が多発しているような、解像度の低下した合成画像が生成されてしまう、という課題が生じている。
一方、前述の日本国特開2001−258820号公報に開示されているようなピクセルビニングの実施の有無に応じ、撮像素子において受光される蛍光の光量が急激に増減する。そのため、前述の日本国特開2005−329115号公報に開示されているような合成画像の生成の際に、前述の日本国特開2001−258820号公報に開示されているようなピクセルビニングを単に組み合わせて適用した場合、例えば、参照光像に対する蛍光像の明るさが過剰または不足しているような、観察に適さない明るさの合成画像が生成されてしまう、という課題が生じている。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、蛍光観察に適した明るさ及び解像度を具備するように画像合成された観察画像を生成可能な医療装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様の医療装置は、生体内の被写体に対して励起光と参照光とを交互に照射可能な光源部と、前記被写体に存在する蛍光物質が前記励起光の照射により励起された際に発せられる蛍光と、前記参照光が前記被写体において反射した反射光と、をそれぞれ撮像する撮像部と、前記蛍光を撮像して得られた蛍光像における複数画素分の信号を1画素分の信号とする画素加算処理を行う画素加算処理部と、前記画素加算処理が施された蛍光像と、前記反射光を撮像して得られた参照光像と、の明るさ比が一定値になるように明るさの調整を行う明るさ調整部と、前記明るさ調整部において明るさの調整が施された蛍光像に対して画素補間処理を施すとともに、前記画素補間処理が施された蛍光像と、前記明るさ調整部において明るさの調整が施された参照光像と、が同一の観察画像内に含まれるように画像合成を行う画像処理部と、を有する。
本発明の実施例に係る内視鏡装置の要部の構成を示す図。 蛍光観察モードにおいて行われる処理等の一例を示すフローチャート。 蛍光観察モードにおいて行われる処理等の、図2とは異なる例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
図1は、本発明の実施例に係る内視鏡装置の要部の構成を示す図である。
内視鏡装置1は、図1に示すように、生体である被検体内に挿入可能であり、該被検体内に存在する生体組織等の被写体の像を取得するとともに、取得した被写体の像を撮像信号として出力する内視鏡2と、内視鏡2の内部に挿通されたライトガイド7を介し、該被写体へ出射される光を内視鏡2に供給する光源装置3と、内視鏡2から出力される撮像信号に応じた信号処理を行い、該信号処理を行った後の撮像信号を映像信号として出力するプロセッサ4と、プロセッサ4から出力される映像信号に基づき、内視鏡2において取得された被写体の像を画像表示するモニタ5と、プロセッサ4に対する入力操作が可能なスイッチ及びボタン等からなる入力装置群6と、を有して構成されている。
内視鏡2は、光源装置3から供給され、ライトガイド7により伝送された光を被写体へ出射する照明光学系21と、白色光観察用撮像部22と、蛍光観察用撮像部23と、内視鏡装置1の観察モードの切り替えに係る操作を行うことが可能なモード切替スイッチ24と、内視鏡2の固有の情報が格納されているスコープメモリ25と、を有して構成されている。
白色光観察用撮像部22は、被写体の像を結像する対物光学系22aと、原色フィルタを備えた撮像面が対物光学系22aの結像位置に合わせて配置されたCCD22bと、を有して構成されている。
CCD22bは、プロセッサ4の制御に応じて駆動するとともに、撮像面に結像された被写体からの戻り光に対して光電変換を施すことにより、撮像信号を生成してプロセッサ4へ出力する。
蛍光観察用撮像部23は、被写体の像を結像する対物光学系23aと、撮像面が対物光学系23aの結像位置に合わせて配置されたモノクロのCCD23bと、CCD23bの前段に配置された励起光カットフィルタ23cと、を有して構成されている。
CCD23bは、プロセッサ4の制御に応じて駆動するとともに、撮像面に結像された被写体からの戻り光に対して光電変換を施すことにより、撮像信号を生成してプロセッサ4へ出力する。
また、CCD23bは、画素加算処理部としての機能を具備して構成されている。具体的には、CCD23bは、複数画素分の信号を1画素分の信号として加算処理(画素加算処理)した信号を出力することが可能な機能である、ピクセルビニング機能を有して構成されている。
励起光カットフィルタ23cは、後述の励起光LED31bから発せられる励起光の波長帯域を遮断するとともに、当該励起光により励起された蛍光薬剤等の蛍光物質から発せられる蛍光の波長帯域と、後述の参照光LED31cから発せられる参照光の波長帯域と、をそれぞれ透過させるような光学特性を具備して形成されている。
スコープメモリ25には、CCD23bのピクセルビニング機能の動作時における加算画素数PA、及び、蛍光観察用撮像部23により撮像される蛍光像と参照光像との明るさ比の目標値αを含む情報が予め格納されている。
具体的には、前述の加算画素数PAは、例えば、内視鏡2の適用部位に投与される蛍光薬剤の蛍光特性に基づいて当該適用部位から発せられる蛍光強度の予測値を算出し、当該算出した予測値に対して最適化された画素数として定められる。
また、前述の明るさ比の目標値αは、例えば、略理想的な蛍光特性及び反射特性を具備する基準被写体に参照光を照射した際にCCD23bにより取得される参照光像の明るさを基準とした場合における、前述の基準被写体に励起光を照射した際にCCD23bにより取得される蛍光像の明るさの大きさを示す比の値として定められる。
なお、スコープメモリ25には、内視鏡2の適用部位に応じて定められた1種類の加算画素数PA及び明るさ比の目標値αのみが格納されるものに限らず、例えば、内視鏡2の適用対象となり得る各部位毎に定められた複数種類の加算画素数及び明るさ比の目標値がテーブルデータ等の形態により格納されていてもよい。
光源装置3は、LED光源部31と、LEDドライバ32と、LED光源部31において発せられた光を集光してライトガイド7へ供給する集光光学系33と、を有している。
LED光源部31は、白色光LED31aと、励起光LED31bと、参照光LED31cと、ハーフミラー31dと、ハーフミラー31eと、ミラー31fと、を有して構成されている。
白色光LED31aは、R(赤色)、G(緑色)及びB(青色)の各波長帯域を含む白色光を発することができるように構成されている。
励起光LED31bは、蛍光薬剤等の蛍光物質を励起可能な波長帯域の励起光を発することができるように構成されている。
参照光LED31cは、励起光LED31bから発せられる励起光の波長帯域に重複せず、かつ、当該励起光により励起された蛍光薬剤等の蛍光物質から発せられる蛍光の波長帯域に重複しない波長帯域の参照光を発することができるように構成されている。
ハーフミラー31dは、白色光LED31aと集光光学系33との間の光路上に配置されており、白色光LED31aから発せられた白色光を集光光学系33側へ透過させるとともに、ハーフミラー31eを経て出射された励起光及び参照光を集光光学系33側へ反射するような光学特性を具備して構成されている。
ハーフミラー31eは、ハーフミラー31dとミラー31fとの間の光路上に配置されており、励起光LED31bから発せられた励起光をハーフミラー31d側へ反射するとともに、ミラー31fを経て出射された参照光をハーフミラー31d側へ透過させるような光学特性を具備して構成されている。
ミラー31fは、参照光LED31cから発せられた参照光をハーフミラー31e側へ反射するような光学特性を具備して構成されている。
LEDドライバ32は、LED光源部31に設けられた各LEDを駆動させるための駆動電流を供給することができるように構成されている。そのため、例えば、LEDドライバ32からLED光源部31へ供給される駆動電流の大きさが変化するに伴い、LED光源部31から発せられる光(白色光、励起光及び参照光)の強度が変化する。
一方、LEDドライバ32は、プロセッサ4の制御に応じてLED光源部31に設けられた各LEDを発光または消光させるように動作する。
具体的には、LEDドライバ32は、プロセッサ4の制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が白色光観察モードに切り替えられたことを検出すると、白色光LED31aを発光させるとともに、励起光LED31b及び参照光LED31cを消光させるように動作する。また、LEDドライバ32は、プロセッサ4の制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が蛍光観察モードに切り替えられたことを検出すると、白色光LED31aを消光させるとともに、励起光LED31b及び参照光LED31cを交互に発光させるように動作する。
一方、LEDドライバ32は、内視鏡装置1が蛍光観察モードに切り替えられた場合において、励起光LED31bを発光及び消光させる期間と、参照光LED31cを発光及び消光させる期間と、をそれぞれ識別可能な識別信号を生成してタイミングジェネレータ51へ出力する。
なお、本実施例によれば、以上に述べたような構成を有する光源装置3の代わりに、例えば、白色光を発するランプと、白色光観察用のフィルタ群及び蛍光観察用のフィルタ群を有し、観察モードの切り替えに応じて一方のフィルタ群を前記ランプの光路上に配置可能な回転フィルタと、を具備する公知の構成の光源装置を用いることができる。
プロセッサ4は、信号の増幅に関する処理を行う信号増幅回路40と、CDS(相関2重サンプリング)処理を行うCDS回路41と、A/D変換処理を行うA/D変換回路42と、カラーバランス調整処理を行うカラーバランス調整回路43と、信号の振り分けに関する動作を行うマルチプレクサ44と、同時化メモリ45a、45b及び45cと、所定の画像処理を行う画像処理回路46と、D/A変換処理を行うD/A変換回路47a、47b及び47cと、を有している。
また、プロセッサ4は、内視鏡装置1の観察モードの切り替えに応じてCCD22b及び23bの駆動状態を制御するCCDドライバ48と、画像の明るさの調整に関する動作を行う調光回路49と、内視鏡装置1の観察モードの切り替えに応じた種々の制御を行う制御回路50と、タイミング信号の生成に関する動作を行うタイミングジェネレータ51と、を有して構成されている。
ここで、白色光観察モードにおいてCCD22bから出力される撮像信号、及び、蛍光観察モードにおいてCCD23bから出力される撮像信号は、いずれもプロセッサ4の信号増幅回路40に入力される。
信号増幅回路40は、AGC(自動利得制御)回路等により構成されており、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、プロセッサ4に入力される撮像信号に対し、調光回路49の制御に応じた信号増幅を行ってCDS回路41へ出力する。
CDS回路41は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、信号増幅回路40から出力される撮像信号に対し、CDS処理を施してA/D変換回路42及び調光回路49へ出力する。
A/D変換回路42は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、CDS回路41から出力される撮像信号に対してA/D変換処理を施すことにより、デジタルの画像信号を生成してカラーバランス調整回路43へ出力する。
カラーバランス調整回路43は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、A/D変換回路42から出力される画像信号に対してカラーバランス調整処理を施してマルチプレクサ44へ出力する。
マルチプレクサ44は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、カラーバランス調整回路43から出力される画像信号を各色成分毎に分離し、当該分離した各色成分の画像信号を同時化メモリ45a、45b及び45cへ振り分けつつ出力する。
同時化メモリ45a、45b及び45cは、マルチプレクサ44から出力される各色成分の画像信号を一時的に記憶することが可能な構成を有している。
画像処理回路46は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、同時化メモリ45a、45b及び45cに記憶された各画像信号を同時に読み込んだ後、当該読み込んだ各画像信号に対してガンマ補正等の画像処理を施す。そして、画像処理回路46は、ガンマ補正等の画像処理を施した各画像信号を、第1の色成分(例えばR成分)に相当する第1の色チャンネル、第2の色成分(例えばG成分)に相当する第2の色チャンネル、及び、第3の色成分(例えばB成分)に相当する第3の色チャンネルにそれぞれ割り当ててD/A変換回路47a、47b及び47cへ出力する。
また、画像処理回路46は、制御回路50の制御に応じた画像処理を行うとともに、制御回路50の制御に応じたGUI(Graphical User Interface)等を生成してモニタ5に表示させるように動作する。
一方、画像処理回路46から出力された、第1の色成分、第2の色成分及び第3の色成分の画像信号は、D/A変換回路47a、47b及び47cにおいてそれぞれアナログの映像信号に変換された後、モニタ5へ出力される。これにより、モニタ5には、各観察モードに対応した観察画像が表示される。
CCDドライバ48は、制御回路50の制御に応じてCCD22b及びCCD23bの駆動状態を切り替えるように動作する。
具体的には、CCDドライバ48は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が白色光観察モードに切り替えられたことを検出すると、CCD22bを駆動させるとともに、CCD23bの駆動を停止させるように動作する。また、CCDドライバ48は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が蛍光観察モードに切り替えられたことを検出すると、CCD23bを駆動させるとともに、CCD22bの駆動を停止させるように動作する。
一方、CCDドライバ48は、CCD23bを駆動している最中において、制御回路50の制御に応じたピクセルビニングのオンオフの切り替えを、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に同期させるように動作する。
具体的には、CCDドライバ48は、CCD23bを駆動している最中において、励起光LED31bが発光している期間であることをタイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づいて検出すると、制御回路50の制御に応じた加算画素数によるピクセルビニングを実施させるように動作する。また、CCDドライバ48は、CCD23bを駆動している最中において、参照光LED31cが発光している期間であることをタイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づいて検出すると、制御回路50の制御に応じた加算画素数によるピクセルビニングを実施させないように動作する。
調光回路49は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、モード切替スイッチ24の操作により選択された観察モードに応じた明るさの目標値を図示しないメモリ等から読み込む。そして、調光回路49は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号と、図示しないメモリ等から読み込んだ明るさの目標値と、CDS回路41から出力される撮像信号と、に基づき、当該撮像信号の明るさを調整するための調光信号を生成してLEDドライバ32及び信号増幅回路40へ出力する。
制御回路50は、入力装置群6の操作に応じた動作を内視鏡装置1の各部に行わせるように制御を行う。また、制御回路50は、モード切替スイッチ24の操作により選択された観察モードに応じた動作を内視鏡装置1の各部に行わせるためのモード切替制御信号を生成して出力する。さらに、制御回路50は、スコープメモリ25から読み込んだ情報に応じた動作を内視鏡装置1の各部に行わせるように制御を行う。
タイミングジェネレータ51は、LEDドライバ32から識別信号が出力されている場合において、プロセッサ4の各部の動作を適切に同期させるためのタイミング信号を生成して出力する。
具体的には、タイミングジェネレータ51は、LEDドライバ32から識別信号が出力されている場合、すなわち、内視鏡装置1が蛍光観察モードに切り替えられている場合において、励起光LED31bが発光(または消光)している期間と、参照光LED31cが発光(または消光)している期間と、に同期した動作をプロセッサ4の各部に行わせるためのタイミング信号を生成して出力する。
なお、タイミングジェネレータ51は、LEDドライバ32から識別信号が出力されない場合、すなわち、内視鏡装置1が白色光観察モードに切り替えられている場合においては、タイミング信号の生成を行わない。そのため、内視鏡装置1が白色光観察モードに切り替えられている場合においては、プロセッサ4の各部の動作の同期が取られず、すなわち、プロセッサ4の各部が任意のタイミングで動作する。
次に、本実施例の内視鏡装置1の作用について説明を行う。
まず、術者等のユーザは、内視鏡装置1の各部の電源を投入する前後のタイミングにおいてモード切替スイッチ24を操作することにより、白色光観察モードを選択する。
制御回路50は、モード切替スイッチ24の操作により白色光観察モードが選択されたことを検出すると、当該検出した結果に応じたモード切替制御信号を生成し、当該生成したモード切替制御信号をLEDドライバ32、CCDドライバ48及び調光回路49へ出力する。
LEDドライバ32は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が白色光観察モードに切り替えられたことを検出すると、白色光LED31aを発光させるとともに、励起光LED31b及び参照光LED31cを消光させる。
CCDドライバ48は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が白色光観察モードに切り替えられたことを検出すると、CCD22bを駆動させるとともに、CCD23bの駆動を停止させる。
すなわち、以上に述べた動作等が行われることにより、光源装置3から供給された白色光がライトガイド7及び照明光学系21を経て被写体へ出射され、当該白色光の戻り光(反射光)がCCD22bの撮像面に結像される。そして、白色光の戻り光(反射光)を撮像して得た撮像信号がCCD22bから出力される。
CCD22bから出力された撮像信号は、信号増幅回路40及びCDS回路41を経た後、調光回路49に入力される。
調光回路49は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が白色光観察モードに切り替えられたことを検出すると、白色光観察モードにおける明るさの目標値WBを図示しないメモリ等から読み込む。また、調光回路49は、図示しないメモリ等から読み込んだ明るさの目標値WBと、CDS回路41から出力される撮像信号とに基づき、当該撮像信号の明るさを調整するための調光信号を生成してLEDドライバ32へ出力する。
そして、調光回路49から出力される調光信号に基づいてLEDドライバ32から白色光LED31aへ供給される駆動電流が変化することにより、CDS回路41から出力される白色光像の撮像信号の明るさが目標値WBに達するように調整される。
一方、CCD22bから出力された撮像信号は、信号増幅回路40、CDS回路41、A/D変換回路42、カラーバランス調整回路43、マルチプレクサ44、同時化メモリ45a〜45c、画像処理回路46、及び、D/A変換回路47a〜47cの各部を順番に経た後、映像信号としてモニタ5へ出力される。
そして、以上に述べたような処理等が白色光観察モードにおいて行われることにより、白色光観察モードに対応した観察画像(カラー画像)がモニタ5に表示される。
一方、ユーザは、被検体の内部における所望の観察部位を観察する前に、当該所望の観察部位の病変組織に集積する蛍光薬剤を被検体に投与する。その後、ユーザは、モニタ5に表示される観察画像を見ながら内視鏡2の挿入操作を行うことにより、被検体内における所望の観察部位の近傍に内視鏡2の先端部を配置させる。そして、このような状態において、ユーザ等は、モード切替スイッチ24を操作することにより、蛍光観察モードを選択する。
制御回路50は、モード切替スイッチ24の操作により蛍光観察モードが選択されたことを検出すると、当該検出した結果に応じたモード切替制御信号を生成し、当該生成したモード切替制御信号をLEDドライバ32、CCDドライバ48及び調光回路49へ出力する。
LEDドライバ32は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が蛍光観察モードに切り替えられたことを検出すると、白色光LED31aを消光させ、励起光LED31b及び参照光LED31cを交互に発光させるとともに、励起光LED31bを発光及び消光させる期間と、参照光LED31cを発光及び消光させる期間と、をそれぞれ識別可能な識別信号を生成してタイミングジェネレータ51へ出力する。
CCDドライバ48は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が蛍光観察モードに切り替えられたことを検出すると、CCD23bを駆動させるとともに、CCD22bの駆動を停止させる。
ここで、蛍光観察モードにおいて、ユーザによる明るさの変更に応じた観察画像が生成される場合を例に挙げて説明を行う。図2は、蛍光観察モードにおいて行われる処理等の一例を示すフローチャートである。
制御回路50は、モード切替スイッチ24の操作により蛍光観察モードが選択されたことを検出すると、スコープメモリ25に格納された情報を読み込むとともに(図2のステップS1)、当該読み込んだ情報に含まれる加算画素数PAに対応する明るさのレベルと、当該加算画素数PAとは異なる他の加算画素数に対応する明るさのレベルと、の中から1つの明るさのレベルの選択を促す選択画面を生成して表示させるための制御を画像処理回路46に対して行う。
具体的には、前述の選択画面には、例えば、2×2画素、3×3画素、4×4画素、・・・の加算画素数に応じた明るさのレベルがレベル1、レベル2、レベル3、・・・という文言に置き換えられた状態で表示される。また、前述の選択画面においては、スコープメモリ25から読み込まれた加算画素数PAに対応する明るさのレベルが初期値として予め選択されている。
制御回路50は、入力装置群6の操作をモニタリングすることにより、前述の選択画面において1つの明るさのレベルが選択されたことを検出すると(図2のステップS2)、当該1つの明るさのレベルに対応する加算画素数PXによるピクセルビニングを実施させるようにCCDドライバ48を制御する。
具体的には、例えば、前述の選択画面においてレベル1が選択された場合には、2×2画素の加算画素数によるピクセルビニングが実施されるようにCCDドライバ48が制御される。
CCDドライバ48は、CCD23bを駆動している最中において、励起光LED31bが発光している期間であることをタイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づいて検出すると、制御回路50の制御に応じた加算画素数PXによるピクセルビニングを実施させるように動作する(図2のステップS3A)。また、CCDドライバ48は、CCD23bを駆動している最中において、参照光LED31cが発光している期間であることをタイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づいて検出すると、制御回路50の制御に応じた加算画素数PXによるピクセルビニングを実施させないように動作する(図2のステップS3B)。
すなわち、以上に述べた動作等が行われることにより、励起光LED31bが発光している期間に同期して、光源装置3から供給された励起光がライトガイド7及び照明光学系21を経て被写体へ出射され、当該励起光の照射に応じて(被検体に予め投与された)蛍光薬剤から蛍光が発せられ、当該蛍光が励起光カットフィルタ23cを通過してCCD23bの撮像面に結像される。また、以上に述べた動作等が行われることにより、励起光LED31bが発光している期間に同期して、CCD23bの撮像面に結像された蛍光に応じた電気信号が各画素毎に生成され、各画素毎の電気信号に対して加算画素数PXのピクセルビニングを施した撮像信号が出力される。
一方、以上に述べた動作等が行われることにより、参照光LED31cが発光している期間に同期して、光源装置3から供給された参照光がライトガイド7及び照明光学系21を経て被写体へ出射され、励起光カットフィルタ23cを通過した参照光の戻り光(反射光)がCCD23bの撮像面に結像される。そして、参照光LED31cが発光している期間に同期して、参照光の戻り光(反射光)を撮像して得た撮像信号(ピクセルビニングが施されていない撮像信号)がCCD23bから出力される。
また、制御回路50は、入力装置群6の操作をモニタリングすることにより、前述の選択画面において1つの明るさのレベルが選択されたことを検出すると、1つの明るさのレベルに対応する加算画素数PXと、スコープメモリ25から読み出した情報に含まれる明るさ比の目標値αと、に基づくカラーバランス調整処理を行わせるようにカラーバランス調整回路43を制御する。
明るさ調整部としての機能を具備するカラーバランス調整回路43は、制御回路50から出力される加算画素数PX及び目標値αに基づき、蛍光観察モードにおいて用いるカラーバランス調整係数として、参照光像の画像信号に対して適用する(乗じる)カラーバランス調整係数VCRを1に設定するとともに、蛍光像の画像信号に対して適用する(乗じる)カラーバランス調整係数VCFを算出する。具体的には、カラーバランス調整回路43は、例えば、目標値αの逆数を加算画素数PXにより除して得られた値を、蛍光像の画像信号に対して適用するカラーバランス調整係数VCFとして算出する。そのため、例えば、前述の選択画面において新たな加算画素数PXが選択された場合には、当該選択された加算画素数PXと目標値αとに基づいてカラーバランス調整係数VCFの値が更新(再算出)される。
そして、カラーバランス調整回路43は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、励起光LED31bが発光している期間に同期して入力される蛍光像の画像信号にカラーバランス調整係数VCFを乗じてマルチプレクサ44へ出力する(図2のステップS4A)。また、カラーバランス調整回路43は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、参照光LED31cが発光している期間に同期して入力される参照光像の画像信号にカラーバランス調整係数VCR(=1)を乗じてマルチプレクサ44へ出力する(図2のステップS4B)。
さらに、制御回路50は、入力装置群6の操作をモニタリングすることにより、前述の選択画面において1つの明るさのレベルが選択されたことを検出すると、1つの明るさのレベルに対応する加算画素数PXに基づく画素補間処理を行わせるように画像処理回路46を制御する。
画像処理回路46は、制御回路50から出力される加算画素数PXを、線形補間法またはバイキュービック法等の画素補間処理に用いる補間倍率SFとして設定する。具体的には、例えば、制御回路50から出力される加算画素数PXがM×M画素である場合には、補間倍率SFがM倍に設定される。そのため、例えば、前述の選択画面において新たな加算画素数PXが選択された場合には、当該選択された加算画素数PXに応じて補間倍率SFの値が更新(再算出)される。
その後、画像処理回路46は、同時化メモリ45a、45b及び45cから読み込んだ各画像信号のうち、前述の補間倍率SFにより解像度を向上させるための画素補間処理を蛍光像の画像信号に対して施す(図2のステップS5A)。一方、画像処理回路46は、同時化メモリ45a、45b及び45cから読み込んだ各画像信号のうち、参照光像の画像信号に対しては、補間倍率SFによる画素補間処理を施さない(図2のステップS5B)。
画像処理回路46は、補間倍率SFによる画素補間処理が施された蛍光像の画像信号と、補間倍率SFによる画素補間処理が施されていない参照光像の画像信号と、を第1の色チャンネル〜第3の色チャンネルにそれぞれ割り当ててD/A変換回路47a、47b及び47cへ出力することにより、蛍光像と参照光像とが同一の観察画像内に含まれるように画像合成を行う(図2のステップS6)。そして、画像処理回路46の画像合成処理により生成された観察画像がモニタ5に表示される(図2のステップS7)。
すなわち、画像処理回路46において蛍光像の画像信号に対する画素補間処理が行われることにより、ピクセルビニングの実施に応じて低下した蛍光像の解像度が本来の(ピクセルビニングが実施されない場合の)解像度まで向上されるとともに、D/A変換回路47a、47b及び47cへ出力される蛍光像の解像度と参照光像の解像度とが一致する。
なお、本実施例によれば、画像処理回路46の画素補間処理として、例えば、CCD23bの有効画素数とモニタ5の表示画素数とを一致させる処理と、補間倍率SFによる解像度の向上に係る処理と、が併せて行われるものであってもよい。
具体的には、例えば、モニタ5の表示画素数がCCD23bの有効画素数の2倍である場合において、画像処理回路46は、蛍光像の画像信号の補間倍率をSF×2倍に設定するとともに、参照光像の画像信号の補間倍率を2倍に設定して画素補間処理を行うものであってもよい。
以上に述べたような処理等が蛍光観察モードにおいて行われることにより、蛍光観察モードに対応した観察画像(擬似カラー画像)として、蛍光観察に適した明るさ及び解像度を具備するように画像合成された観察画像がモニタ5に表示される。
また、以上に述べたような処理等によれば、カラーバランス調整回路43におけるカラーバランス調整係数VCFの値が、ユーザによる加算画素数PXの変更に追随して更新(再算出)される。そのため、以上に述べたような処理等によれば、内視鏡2による観察の最中に加算画素数PXが変更された場合であっても、色調の変化が略生じないような観察画像をモニタ5に表示させることができる。
さらに、以上に述べたような処理等によれば、参照光像に対してはピクセルビニングが行われない。そのため、以上に述べたような処理等によれば、所望の観察部位の診断に有用な情報の欠落が略生じないような観察画像をモニタ5に表示させることができる。
なお、以上に述べたような処理等によれば、ピクセルビニング機能を有するCCD23bにおいて信号の加算処理が行われるものに限らず、例えば、プロセッサ4のA/D変換回路42とカラーバランス調整回路43との間に設けた加算処理回路(図示せず)において信号の加算処理が行われるものであってもよい。
続いて、蛍光観察モードにおいて、調光回路49による明るさの検出結果に応じた観察画像が生成される場合を例に挙げて説明を行う。図3は、蛍光観察モードにおいて行われる処理等の、図2とは異なる例を示すフローチャートである。
なお、以降においては、蛍光像の撮像信号に対する増幅率GFの初期値が1倍に設定されているとともに、初期状態においてはCCD23bのピクセルビニング機能がオフに設定されているものとして説明を行う。また、以降においては、簡単のため、図2に例示した一連の処理のうちのいずれかと同様の処理等を適用可能な部分について、詳細な説明を適宜省略する。
調光回路49は、制御回路50から出力されるモード切替制御信号に基づき、内視鏡装置1が蛍光観察モードに切り替えられたことを検出すると、蛍光観察モードにおける蛍光像の明るさの目標値FB、及び、参照光像の明るさの目標値RBを図示しないメモリ等から読み込む(図3のステップS11)。
なお、目標値RBは、例えば、略理想的な反射特性を具備する基準被写体に参照光を照射した際に取得される参照光像の明るさとして定められる。また、目標値FBは、例えば、略理想的な蛍光特性を具備する基準被写体に励起光を照射した際に取得される蛍光像の明るさとして定められる。そして、このような手法により目標値RB及びFBが定められた場合には、目標値RBの値を基準とした場合における目標値FBの大きさを示す比の値と、前述の明るさ比の目標値αと、が一致(または略一致)する。
そして、調光回路49は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号と、図示しないメモリ等から読み込んだ目標値FBと、に基づき、励起光LED31bが発光している期間に同期してCDS回路41から出力される蛍光像の撮像信号の明るさが目標値FBに達していないことを検出すると(図3のステップS12A)、励起光LED31bの駆動電流を次第に増加させるための調光信号を生成してLEDドライバ32へ出力する(図3のステップS13A及びステップS14A)。
また、調光回路49は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号と、図示しないメモリ等から読み込んだ目標値RBと、に基づき、参照光LED31cが発光している期間に同期してCDS回路41から出力される参照光像の撮像信号の明るさが目標値RBに達していないことを検出すると(図3のステップS12B)、参照光LED31cの駆動電流を変化させるための調光信号を生成してLEDドライバ32へ出力する(図3のステップS13B)。そして、調光回路49から出力される調光信号に基づいてLEDドライバ32から参照光LED31cへ供給される駆動電流が変化することにより、CDS回路41から出力される参照光像の撮像信号の明るさが目標値RBに達するように調整される。
一方、明るさ調整部としての機能を具備する調光回路49は、LEDドライバ32への調光信号の出力を行ったにも係わらず、CDS回路41から出力される蛍光像の撮像信号の明るさが目標値FBに達しないまま略変化しないことを検出した場合、励起光LED31bに供給される駆動電流が上限値に達したとみなし(図3のステップS14A)、蛍光像の撮像信号に対する増幅率GFを1倍から次第に増加させるような調光信号を生成して信号増幅回路40へ出力する(図3のステップS15A及びステップS16A)。
信号増幅回路40は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、励起光LED31bが発光している期間に同期してプロセッサ4に入力される蛍光像の撮像信号に対し、調光回路49から出力される調光信号に応じて増加した増幅率GFによる信号増幅を行ってCDS回路41へ出力する(図3のステップS16A)。また、信号増幅回路40は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、参照光LED31cが発光している期間に同期してプロセッサ4に入力される参照光像の撮像信号に対しては、調光回路49から出力される調光信号に応じた信号増幅を施さずに(1倍の増幅率として)CDS回路41へ出力する(図3のステップS14B)。
一方、明るさ調整部としての機能を具備する調光回路49は、増幅率GFを次第に増加させながら信号増幅回路40の動作をモニタリングすることにより、CDS回路41から出力される蛍光像の撮像信号の明るさが目標値FBに達しないまま増幅率GFが閾値TH1(例えば4倍)を超えたことを検出すると(図3のステップS17A及びステップS18A)、当該閾値TH1に応じた加算画素数PBに設定してピクセルビニングを行う旨の指示信号を制御回路50に対して出力するとともに(図3のステップS19A)、増幅率GFを1倍にリセットするための調光信号を生成して信号増幅回路40へ出力する(図3のステップS15A)。なお、前述の加算画素数PBは、例えば2×2画素のような、1×1画素より大きな値として設定されるものとする。
そして、制御回路50は、調光回路49からの指示信号に応じ、CCD23bのピクセルビニング機能をオフからオンへ切り替えさせ、当該指示信号に含まれる加算画素数PBによるピクセルビニングを実施させるようにCCDドライバ48を制御する。
調光回路49は、蛍光像の撮像信号に対する増幅率GFを1倍から次第に増加させるような調光信号を生成して信号増幅回路40へ出力する(図3のステップS15A及びステップS16A)。
信号増幅回路40は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、励起光LED31bが発光している期間に同期してプロセッサ4に入力される蛍光像の撮像信号に対し、調光回路49から出力される調光信号に応じて増加した増幅率GFによる信号増幅を行ってCDS回路41へ出力する(図3のステップS16A)。また、信号増幅回路40は、タイミングジェネレータ51からのタイミング信号に基づき、参照光LED31cが発光している期間に同期してプロセッサ4に入力される参照光像の撮像信号に対しては、調光回路49から出力される調光信号に応じた信号増幅を施さずにCDS回路41へ出力する(図3のステップS14B)。
その後、調光回路49は、増幅率GFを次第に増加させながら信号増幅回路40の動作をモニタリングすることにより、CDS回路41から出力される蛍光像の撮像信号の明るさが目標値FBに達しないまま増幅率GFが閾値TH2(例えば9/4倍)を超えたことを検出すると(図3のステップS17A及びステップS18A)、当該閾値TH2に応じた加算画素数PCに設定してピクセルビニングを行う旨の指示信号を制御回路50に対して出力するとともに(図3のステップS19A)、増幅率GFを1倍にリセットするための調光信号を生成して信号増幅回路40へ出力する(図3のステップS15A)。なお、加算画素数PCは、例えば3×3画素のような、PB<PCの関係を満たす値として設定されるものとする。
そして、制御回路50は、調光回路49からの指示信号に含まれる加算画素数PCによるピクセルビニングを実施させるようにCCDドライバ48を制御する。
すなわち、以上に述べたような調光回路49の調光動作によれば、励起光LED31bに供給される駆動電流が上限値に達した場合において、増幅率GFとピクセルビニングの加算画素数との組み合わせを変更しながら蛍光像の撮像信号の明るさを次第に増加させてゆくような動作が目標値FBに達するまで繰り返し行われる。そして、特に前述の手法により目標値FB及びRBが定められた場合においては、調光回路49に入力される撮像信号の明るさ比が前述の明るさ比の目標値αに一致(または略一致)するまで、増幅率GFとピクセルビニングの加算画素数との組み合わせが繰り返し変更される。
なお、図2に例示した処理と同様に、参照光LED31cが発光している期間においては、ピクセルビニングを実施させないようにするための制御及び動作が行われる(図3のステップS15B)。
ここで、蛍光像の撮像信号の明るさが目標値FBに達した際におけるピクセルビニングの加算画素数がPYであると仮定すると、画像処理回路46は、制御回路50の制御に基づき、当該加算画素数PYを線形補間法またはバイキュービック法等の画素補間処理に用いる補間倍率SGとして設定する。
具体的には、例えば、調光回路49からの指示信号に応じた加算画素数PYがN×N画素である場合には、補間倍率SGがN倍に設定される。そのため、例えば、新たな加算画素数PYに設定してピクセルビニングを行う旨の指示信号が調光回路49から制御回路50へ出力された場合には、当該加算画素数PYに応じて補間倍率SGの値が更新(再算出)される。
その後、画像処理回路46は、同時化メモリ45a、45b及び45cから読み込んだ各画像信号のうち、前述の補間倍率SGにより解像度を向上させるための画素補間処理を蛍光像の画像信号に対して施す(図3のステップS20A)。一方、画像処理回路46は、同時化メモリ45a、45b及び45cから読み込んだ各画像信号のうち、参照光像の画像信号に対しては、補間倍率SGによる画素補間処理を施さない(図3のステップS16B)。
そして、画像処理回路46は、補間倍率SGによる画素補間処理が施された蛍光像の画像信号と、補間倍率SGによる画素補間処理が施されていない参照光像の画像信号と、を第1の色チャンネル〜第3の色チャンネルにそれぞれ割り当ててD/A変換回路47a、47b及び47cへ出力することにより、蛍光像と参照光像とが同一の観察画像内に含まれるように画像合成を行う(図3のステップS21)。そして、画像処理回路46の画像合成処理により生成された観察画像がモニタ5に表示される(図3のステップS22)。
すなわち、画像処理回路46において蛍光像の画像信号に対する画素補間処理が行われることにより、ピクセルビニングの実施に応じて低下した蛍光像の解像度が本来の(ピクセルビニングが実施されない場合の)解像度まで向上されるとともに、D/A変換回路47a、47b及び47cへ出力される蛍光像の解像度と参照光像の解像度とが一致する。
なお、本実施例によれば、画像処理回路46の画素補間処理として、例えば、CCD23bの有効画素数とモニタ5の表示画素数とを一致させる処理と、補間倍率SGによる解像度の向上に係る処理と、が併せて行われるものであってもよい。
具体的には、例えば、モニタ5の表示画素数がCCD23bの有効画素数の2倍である場合において、画像処理回路46は、蛍光像の画像信号の補間倍率をSG×2倍に設定するとともに、参照光像の画像信号の補間倍率を2倍に設定して画素補間処理を行うものであってもよい。
以上に述べたような処理等が蛍光観察モードにおいて行われることにより、蛍光観察モードに対応した観察画像(擬似カラー画像)として、蛍光観察に適した明るさ及び解像度を具備するように画像合成された観察画像がモニタ5に表示される。
また、以上に述べたような処理等によれば、A/D変換回路42の前段に配置された信号増幅回路40において、アナログの撮像信号を増幅することにより観察画像の明るさを調整している。そのため、以上に述べたような処理等によれば、A/D変換の実施に伴う階調落ちの発生を防ぎながら観察画像の明るさを調整することができる。
なお、本実施例の内視鏡装置1によれば、蛍光観察モードが選択された場合において、さらに、ユーザによる明るさの変更に応じた観察画像が生成されるモードと、調光回路49による明るさの検出結果に応じた観察画像が生成されるモードと、を選択することができるように構成してもよい。
本発明は、上述した各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更や応用が可能であることは勿論である。
本出願は、2011年5月27日に日本国に出願された特願2011−119558号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。
本発明の一態様の医療装置は、生体内の被写体に対して励起光と参照光とを交互に照射可能な光源部と、前記被写体に存在する蛍光物質が前記励起光の照射により励起された際に発せられる蛍光と、前記参照光が前記被写体において反射した反射光と、をそれぞれ撮像する撮像部と、前記蛍光を撮像して得られた蛍光画像を構成するための第1の画像信号における複数画素分の信号を1画素分の信号とする画素加算処理を行い第2の画像信号を生成する画素加算処理部と、前記画素加算処理により生成された前記第2の画像信号と、前記反射光を撮像して得られた参照光像信号と、の明るさ比が一定値になるように明るさを調整し、蛍光画像を構成する第3の画像信号及び参照光画像を構成する第4の画像信号を生成する調整部と、前記調整部において生成された前記第3の画像信号に対して画素補間処理を施し第5の画像信号を生成する補間処理部と、前記画素補間処理により生成された前記第5の画像信号と、前記調整部により生成された前記第4の画像信号と、が同一の観察画像内に含まれるように画像合成を行う画像処理部と、を有する。
本発明の一態様の医療装置は、生体内の被写体に対して励起光と参照光とを交互に照射可能な光源部と、前記被写体に存在する蛍光物質が前記励起光の照射により励起された際に発せられる蛍光と、前記参照光が前記被写体において反射した反射光と、をそれぞれ撮像し、蛍光画像を構成するための第1の蛍光画像信号と参照光画像を構成するための第1の参照光画像信号を出力する撮像部と、前記撮像部から出力された前記第1の参照光画像信号に対する複数の画素を1画素分の情報とする加算画素処理における加算画素数である第1の数と、前記第1の数とは異なる第2の数とを設定する制御部と、前記第1の蛍光画像信号が入力され、前記制御部において設定された前記加算画素数が前記第1の数である場合に前記第1の蛍光画像信号において前記第1の数の画素の信号を1画素分の信号とする第1の処理を行い、前記制御部において設定された前記加算画素数が前記第2の数である場合に前記第1の蛍光画像信号において前記第2の数の画素の信号を1画素分の信号とする第2の処理を行い、前記第1の処理又は前記第2の処理により生成された第2の蛍光画像信号を出力する画素加算処理部と、前記第2の蛍光画像信号と前記第1の参照光画像信号とが入力され、前記制御部において設定された前記加算画素数が前記第1の数である場合に前記第1の数に基づき前記蛍光画像と前記参照光画像とを所定の明るさの比とするための第1の調整係数を算出し、前記制御部において設定された前記加算画素数が前記第2の数である場合に前記第2の数に基づき前記蛍光画像と前記参照光画像とを所定の明るさの比とするための第2の調整係数を算出し、前記第1の調整係数又は前記第2の調整係数に基づき前記第2の蛍光画像信号と前記第1の参照光画像信号との明るさの比を調整し前記蛍光画像を構成するための第3の蛍光画像信号と前記参照光画像を構成するための第2の参照光画像信号とを出力する調整部と、前記調整部から出力された前記第3の蛍光画像信号に対して画素補間処理を施し第4の蛍光画像信号を生成する補間処理部と、前記画素補間処理により生成された前記第蛍光画像信号と、前記調整部により生成された前記第2参照光画像信号と、が同一の観察画像内に含まれるように画像合成を行う画像処理部と、を有する。

Claims (6)

  1. 生体内の被写体に対して励起光と参照光とを交互に照射可能な光源部と、
    前記被写体に存在する蛍光物質が前記励起光の照射により励起された際に発せられる蛍光と、前記参照光が前記被写体において反射した反射光と、をそれぞれ撮像する撮像部と、
    前記蛍光を撮像して得られた蛍光像における複数画素分の信号を1画素分の信号とする画素加算処理を行う画素加算処理部と、
    前記画素加算処理が施された蛍光像と、前記反射光を撮像して得られた参照光像と、の明るさ比が一定値になるように明るさの調整を行う明るさ調整部と、
    前記明るさ調整部において明るさの調整が施された蛍光像に対して画素補間処理を施すとともに、前記画素補間処理が施された蛍光像と、前記明るさ調整部において明るさの調整が施された参照光像と、が同一の観察画像内に含まれるように画像合成を行う画像処理部と、
    を有することを特徴とする医療装置。
  2. 前記画像処理部は、前記画素補間処理として、前記明るさ調整部において明るさの調整が施された蛍光像の解像度を、前記明るさ調整部において明るさの調整が施された参照光像の解像度に一致させるための処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  3. 前記撮像部により撮像される蛍光像と参照光像との明るさ比の目標値を含む情報が予め格納されている記憶部をさらに有し、
    前記明るさ調整部は、前記記憶部から読み込んだ前記目標値に基づいてカラーバランス調整係数を算出するとともに、当該算出したカラーバランス調整係数を用いて明るさの調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  4. 前記明るさ調整部は、前記画素加算処理における加算画素数が変更された際に、当該変更された加算画素数と前記目標値とに基づいて前記カラーバランス調整係数を更新するとともに、当該更新したカラーバランス調整係数を用いて明るさの調整を行うことを特徴とする請求項3に記載の医療装置。
  5. 前記撮像部が前記画素加算処理部の機能を有するとともに、前記撮像部に設けられた撮像素子において前記画素加算処理が行われることを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
  6. 前記画素加算処理が施された蛍光像の明るさを増幅する増幅部をさらに有し、
    前記明るさ調整部は、前記画素加算処理の加算画素数及び前記増幅部の増幅率の組み合わせを変更することにより、前記増幅部において明るさが増幅された蛍光像と、前記反射光を撮像して得られた参照光像と、の明るさ比が一定値になるように明るさの調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
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