JPWO2012117633A1 - 圧着装置及び圧着方法 - Google Patents

圧着装置及び圧着方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012117633A1
JPWO2012117633A1 JP2013502153A JP2013502153A JPWO2012117633A1 JP WO2012117633 A1 JPWO2012117633 A1 JP WO2012117633A1 JP 2013502153 A JP2013502153 A JP 2013502153A JP 2013502153 A JP2013502153 A JP 2013502153A JP WO2012117633 A1 JPWO2012117633 A1 JP WO2012117633A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
crimping
terminal
predetermined direction
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013502153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5652539B2 (ja
Inventor
進吾 中村
進吾 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2013502153A priority Critical patent/JP5652539B2/ja
Publication of JPWO2012117633A1 publication Critical patent/JPWO2012117633A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5652539B2 publication Critical patent/JP5652539B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

小型化を図ることができる圧着装置及び圧着方法である。同軸ケーブル(100)にコネクタ(200)を圧着する圧着装置(10)。下ダイス(12)は、コネクタ(200)に対してz軸方向の負方向側から接触する。差し込みパンチ(14)は、z軸方向の正方向側から同軸ケーブル(100)をコネクタ(200)に対して押し付ける。上ダイス(16)は、差し込みパンチ(14)が貫通する貫通孔(h)が設けられており、z軸方向の正方向側からコネクタ(200)に対して接触して、コネクタ(200)を変形させて同軸ケーブル(100)に圧着する。

Description

本発明は、圧着装置及び圧着方法に関し、より特定的には、端子をケーブルに圧着する圧着装置及び圧着方法に関する。
従来の圧着装置としては、例えば、特許文献1に記載の端子圧着装置が知られている。図12は、特許文献1に記載の端子圧着装置500の断面構造図である。
端子圧着装置500は、被覆電線502に対してダブルロック端子504を圧着するための装置であり、アンビル506、クリンパー508及び電線押さえ510を備えている。ダブルロック端子504は、アンビル506上にセットされる。更に、被覆電線502は、ダブルロック端子504上にセットされ、電線押さえ510により上側から押さえつけられる。そして、クリンパー508が、ダブルロック端子504を上側から押さえつけることにより、ダブルロック端子504が、かしめられて被覆電線502に圧着される。
ところで、特許文献1に記載の端子圧着装置500では、電線押さえ510は、クリンパー508の外部において被覆電線502を押さえつけている。そのため、特許文献1に記載の端子圧着装置500は、サイズが大型化するという問題を有する。
特開平10−255949号公報
そこで、本発明の目的は、小型化を図ることができる圧着装置及び圧着方法である。
本発明の一形態に係る圧着装置は、ケーブルに端子を圧着する圧着装置であって、前記端子に対して所定方向側から接触する支持部と、前記所定方向の反対方向側から前記ケーブルを前記端子に対して押し付ける押し付け部と、前記押し付け部が貫通する貫通孔が設けられている圧着部であって、前記所定方向の反対方向側から前記端子に対して接触して、該端子を変形させて前記ケーブルに圧着する圧着部と、を備えていること、を特徴とする。
本発明の一形態に係る圧着方法は、ケーブルに端子を圧着する圧着方法であって、前記端子に対して所定方向側から支持部を接触させる第1の工程と、押し付け部により前記所定方向の反対方向側から前記ケーブルを前記端子に対して押し付ける第2の工程と、前記押し付け部が貫通する貫通孔が設けられている圧着部を前記所定方向の反対方向側から前記端子に接触させることによって、該端子を変形させて前記ケーブルに圧着する第3の工程と、を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、圧着装置の小型化を図ることができる。
図1(a)は、同軸ケーブル及びコネクタを側方から見た図であり、図1(b)は、図1(a)のA−Aにおける断面構造図である。 図2(a)は、圧着装置の全体構成を示した図である。図2(b)は、圧着装置をx軸方向の正方向側から見た図である。 圧着装置の外観斜視図である。 ケーブルにコネクタが圧着される過程を示した工程図である。 ケーブルにコネクタが圧着される過程を示した工程図である。 第1の変形例に係る上ダイスの断面構造図である。 第2の変形例に係る上ダイスの断面構造図である。 第3の変形例に係る上ダイスの断面構造図である。 第4の変形例に係る上ダイスの断面構造図である。 第5の変形例に係る上ダイスの断面構造図である。 変形例に係るコネクタ及び同軸ケーブルを示した図である。 特許文献1に記載の端子圧着装置の断面構造図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る圧着装置及び圧着方法について説明する。
(ケーブル及び端子の構成)
本発明の一実施形態に係る圧着装置によって圧着される同軸ケーブル及びコネクタ(端子)について説明する。図1(a)は、同軸ケーブル100及びコネクタ200を側方から見た図であり、図1(b)は、図1(a)のA−Aにおける断面構造図である。以下では、鉛直方向をz軸方向と定義し、同軸ケーブル100が延在している方向をx軸方向と定義し、x軸方向とz軸方向に直交する方向をy軸方向と定義する。
同軸ケーブル100は、図1に示すように、中心導体102、絶縁部104、外導体106及び被覆108を備えている。中心導体102は、同軸ケーブル100の中心を構成している。中心導体102には、高周波信号が伝送される。絶縁部104は、絶縁性樹脂により構成されており、中心導体102の周囲を囲むように設けられている。外導体106は、絶縁部104の周囲を囲むように設けられており、接地される。中心導体102と外導体106とは、絶縁部104により絶縁されている。被覆108は、絶縁性樹脂により構成されており、外導体106の周囲を囲むように設けられている。同軸ケーブル100がコネクタ200に圧着される際には、図1(a)に示すように、同軸ケーブル100の先端において、外導体106及び被覆108が除去されて絶縁部104が露出している。また、絶縁部104が露出した部分に隣接した部分において、被覆108が除去されて外導体106が露出している。
コネクタ200は、外部導体202、内部導体203及び絶縁部材(図示せず)により構成されている。外部導体202は、接続部210及び支持部211により構成されており、1枚の金属板が折り曲げ加工されることにより作製されている。接続部210は、z軸方向の正方向側に開口を有する円筒形状をなしており、図示しないレセプタクルの外部導体と接続される。支持部211は、接続部210に接続されており、かしめ片212,214,216により構成されている。かしめ片212,214,216は、x軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に並んでおり、図1(b)に示すように、上側が開口したU字型をなしている。かしめ片212,214,216はそれぞれ、コネクタ200が同軸ケーブル100に圧着される際には、絶縁部104、外導体106及び被覆108に巻き付けられる。これにより、外導体106と外部導体202とが接続される。
内部導体203は、ソケット204及び突起205により構成されており、1枚の金属板が折り曲げ加工されることにより作成されている。内部導体203は、外部導体202内においてx軸方向に延在している。図1(a)において、内部導体203は、外部導体202内に設けられているので、破線で示されている。ソケット204は、接続部210の中心に設けられ、z軸方向の正方向側に開口を有する円筒形状をなしており、図示しないレセプタクルの内部導体と接続される。突起205は、かしめ片212上に設けられており、z軸方向の正方向側に向かって突出している。より詳細には、突起205は、中心導体102のx軸方向の負方向側の端部がz軸方向の正方向側に向かって折り曲げられて構成されている。そして、突起205は、図1(b)に示すように、2つの三角形がスリットを介してy軸方向に並んでいることにより構成されている。突起205は、コネクタ200が同軸ケーブル100に圧着される際に、同軸ケーブル100の絶縁部104を突き破って、中心導体102に接触する。これにより、同軸ケーブル100の中心導体102とコネクタ200の内部導体203とが接続される。
(圧着装置の構成)
以下に、圧着装置10の構成について図面を参照しながら説明する。図2(a)は、圧着装置10の全体構成を示した図である。図2(b)は、圧着装置10をx軸方向の正方向側から見た図である。図3は、圧着装置10の外観斜視図である。
圧着装置10は、図2(a)に示すように、下ダイス12、差し込みパンチ14、上ダイス16、駆動部18,20,22、ケーブル供給部24、コネクタ供給部26、制御部28、固定板30及びステージ32を備えている。
下ダイス12は、コネクタ200に対してz軸方向の負方向側から接触する支持部である。より詳細には、下ダイス12は、コネクタ200の支持部211を支持する。そのため、下ダイス12のz軸方向の正方向側の支持面S0は、x軸方向から見たときに、図2(b)に示すように、凹面をなしている。これにより、支持面S0は、支持部211のz軸方向の負方向側の面に密着し、該支持部211を安定して支持することができる。
また、下ダイス12は、z軸方向に沿って往復運動ができるように構成されている。駆動部18は、下ダイス12をz軸方向に沿って往復運動させ、モーター等の動力源により構成されている。
上ダイス16は、z軸方向の正方向側からコネクタ200に対して接触して、コネクタ200を変形させて同軸ケーブル100に圧着する圧着部である。より詳細には、上ダイス16は、上面S1及び側面S2,S3を有している。側面S2,S3はそれぞれ、図2(b)及び図3に示すように、y軸方向の正方向側及び負方向側を向く面である。ただし、側面S2,S3は、z軸方向の正方向側から負方向側へといくにしたがって、間隔が広がるように傾斜している。上面S1は、図2(b)及び図3に示すように、z軸方向の負方向側を向く面であり、支持面S0と対向している。上面S1は、側面S2,S3のz軸方向の正方向側の端部に接続されている。
また、上ダイス16には、図2(a)及び図2(b)に示すように、貫通孔hが設けられている。貫通孔hは、上ダイス16をz軸方向に貫通している。そして、貫通孔hの下端は、上面S1に位置している。
また、上ダイス16は、z軸方向に沿って往復運動ができるように構成されている。駆動部20は、上ダイス16をz軸方向に沿って往復運動させ、モーター等の動力源により構成されている。
差し込みパンチ14は、z軸方向の正方向側から同軸ケーブル100をコネクタ200に対して押し付ける押し付け部である。より詳細には、差し込みパンチ14は、図2及び図3に示すように、z軸方向に延在する棒状部材である。差し込みパンチ14は、押し付け面S4を有している。押し付け面S4は、差し込みパンチ14のz軸方向の負方向側の端面であり、x軸方向から見たときに、図2(b)に示すように、凹面をなしている。これにより、押し付け面S4は、同軸ケーブル100のz軸方向の正方向側の面に密着する。
また、差し込みパンチ14は、上ダイス16に設けられている貫通孔hを貫通している。これにより、差し込みパンチ14は、貫通孔hに沿ってz軸方向に往復運動できる。駆動部22は、差し込みパンチ14をz軸方向に沿って往復運動させ、モーター等の動力源により構成されている。
固定板30は、ケーブル100に圧着されるコネクタ200が載置されるテーブルである。ステージ32は、コネクタ200が圧着されるケーブル100が載置されるテーブルである。図2(a)に示すように、固定板30とステージ32との間には、空間が設けられている。これにより、z軸方向の正方向側及び負方向側から上ダイス16及び下ダイス12がコネクタ200に接触することが可能である。
ケーブル供給部24は、同軸ケーブル100をステージ32上に供給すると共に、コネクタ200が圧着された同軸ケーブル100をステージ32外に搬送する搬送装置である。コネクタ供給部26は、コネクタ200を固定板30上に供給する搬送装置である。なお、ケーブル供給部24及びコネクタ供給部26の構成は一般的な構成であるので、これ以上の説明を省略する。
制御部28は、駆動部20,22、ケーブル供給部24及びコネクタ供給部26の動作を制御する。
(圧着装置の動作)
次に、圧着装置10の動作について図面を参照しながら説明する。図4及び図5は、ケーブル100にコネクタ200が圧着される過程を示した工程図である。
まず、制御部28は、図4(a)に示すように、固定板30にコネクタ200をコネクタ供給部26によりセットさせる。この際、コネクタ供給部26は、コネクタ200の支持部211がz軸方向の正方向側及び負方向側から上ダイス16及び下ダイス12に挟まれるように、コネクタ200をセットする。
次に、制御部28は、図4(a)に示すように、コネクタ200のz軸方向の正方向側に同軸ケーブル100をケーブル供給部24によりセットさせる。この際、ケーブル供給部24は、露出している絶縁部104がかしめ片212のz軸方向の正方向側に位置し、露出している外部導体106がかしめ片214のz軸方向の正方向側に位置し、被覆108がかしめ片216のz軸方向の正方向側に位置するように、同軸ケーブル100をセットする。
次に、制御部28は、図4(b)に示すように、駆動部18に下ダイス12をz軸方向の正方向側に移動させて、下ダイス12の支持面S0をコネクタ200に接触させる。これにより、コネクタ200は、下ダイス12により支持される。
次に、制御部28は、図5(a)に示すように、駆動部20に差し込みパンチ14をz軸方向の負方向側に移動させて、同軸ケーブル100をコネクタ200に押し付ける。差し込みパンチ14は、同軸ケーブル100をコネクタ200に押し付けることによって、突起205を同軸ケーブル100に突き刺す。この際、突起205は、絶縁部104を突き破って、中心導体102に接触する。この後、制御部28は、駆動部20に差し込みパンチ14をz軸方向の正方向側に移動させる。差し込みパンチ14が同軸ケーブル100から離れた後も、同軸ケーブル100には突起205が突き刺さっているので、同軸ケーブル100は、コネクタ200上に位置決めされた状態で固定されている。
次に、制御部28は、図5(b)に示すように、駆動部22に上ダイス16をz軸方向の負方向側に移動させて、コネクタ200を同軸ケーブル100に圧着する。より詳細には、上ダイス16がz軸方向の負方向側に移動させられると、側面S2,S3がかしめ片212,214,216に接触する。側面S2,S3の間隔は、z軸方向の正方向側にいくにしたがって狭くなっているので、かしめ片212,214,216は、上ダイス216がz軸方向の負方向側に移動させられるにしたがって、同軸ケーブル100に巻き付けられていく。そして、上面S1がかしめ片212,214,216に接触すると、かしめ片212,214,216はそれぞれ、図5(b)に示すように、同軸ケーブル100の絶縁部104、外導体106及び被覆108に巻き付く。上ダイス16及び下ダイス12はそれぞれ、3分割の金型で構成され、かしめ片212,214,216を任意の形状に変形させてかしめる。この後、制御部28は、駆動部22に上ダイス16をz軸方向の正方向側に移動させる。以上の工程により、コネクタ200は、同軸ケーブル100に圧着される。
(効果)
以上のように構成された圧着装置10では、圧着装置10の小型化を図ることができる。より詳細には、特許文献1に記載の端子圧着装置500では、電線押さえ510は、クリンパー508の外部において被覆電線502を押さえつけている。そのため、特許文献1に記載の端子圧着装置500は、サイズが大型化するという問題を有する。
一方、圧着装置10では、同軸ケーブル100をコネクタ200に位置決めする差し込みパンチ14は、上ダイス16に設けられている貫通孔hを貫通している。すなわち、差し込みパンチ14は、上ダイス16に内蔵されている。よって、圧着装置10では、上ダイス16外に差し込みパンチ14を設けるためのスペースが不要となる。その結果、圧着装置10の小型化が図られる。
また、圧着装置10では、以下の理由によっても、圧着装置10の小型化を図ることができる。より詳細には、特許文献1に記載の端子圧着装置500では、ダブルロック端子504がクリンパー508によりかしめられる際には、被覆電線502の位置がずれないように電線押さえ510により被覆電線502を押さえつける必要がある。ただし、端子圧着装置500において、電線押さえ510をクリンパー508に内蔵させると、ダブルロック端子504と電線押さえ510とが接触し、ダブルロック端子504が被覆電線502に圧着されることが阻害される。
そこで、コネクタ200は、z軸方向の正方向側に向かって突出する突起205を有している。そして、差し込みパンチ14は、同軸ケーブル100をコネクタ200に押し付けることにより、突起205を同軸ケーブル100に突き刺している。これにより、差し込みパンチ14がz軸方向の正方向側に退避して同軸ケーブル100から離れたとしても、同軸ケーブル100がコネクタ200に固定された状態が維持される。すなわち、差し込みパンチ14によって同軸ケーブル100を抑え続ける必要がなくなる。よって、上ダイス16によりコネクタ200を同軸ケーブル100に圧着する際に、差し込みパンチ14をz軸方向の正方向側に退避させることができる。その結果、上ダイス16が差し込みパンチ14を内蔵していたとしても、上ダイス16がコネクタ200を同軸ケーブル100に圧着しているときに、差し込みパンチ14がかしめ片212,214,216に接触することがなくなる。以上より、圧着装置10では、差し込みパンチ14を上ダイス16に内蔵させることが可能となり、小型化が図られる。
また、圧着装置10では、前記の通り、コネクタ200を同軸ケーブル100に圧着する際には、差し込みパンチ14が退避している。そのため、図5(b)に示すように、上面S1をかしめ片212,214,216に密着させることができる。その結果、かしめ片212,214,216が強固に同軸ケーブル100に巻き付くようになる。
また、圧着装置10では、突起205が絶縁部104を突き破って中心導体102に接触する。そのため、コネクタ200を同軸ケーブル100に圧着する際に、中心導体102を露出させる必要がない。
また、圧着装置10では、差し込みパンチ14は、貫通孔hに沿ってz軸方向に移動するので、位置ずれを起こしにくい。
(変形例)
以下に、第1の変形例ないし第5の変形例に係る上ダイスについて図面を参照しながら説明する。図6ないし図10は、第1の変形例ないし第5の変形例に係る上ダイス16a〜16eの断面構造図である。
上ダイス16aでは、図6に示すように、側面S2,S3が平行である。上ダイス16bでは、図7に示すように、上面S1が曲面をなしている。上ダイス16cでは、図8に示すように、上面S1が側面S2,S3と鈍角をなすように傾斜している。上ダイス16dでは、図9に示すように、上面S1と側面S2,S3との接合部が面取りされている。上ダイス16eでは、図10に示すように、上面S1が側面S2,S3と鋭角をなすように傾斜している。以上のような上ダイス16a〜16eを備えた圧着装置10も、圧着装置10と同様に小型化が図られる。
次に、変形例に係るコネクタについて図面を参照しながら説明する。図11は、変形例に係るコネクタ200a及び同軸ケーブル100を示した図である。図11では、コネクタ200aのかしめ片212を示した。
図11に示すように、かしめ片212を四角形状にかしめる場合には、かしめ片212の角部の内側に切れ込み(ノッチ)Nを形成しておくことが好ましい。これにより、コネクタ200aが同軸ケーブル100にかしめられた後に、コネクタ200aが弾性力によって同軸ケーブル100から外れることが防止される。
(その他の実施形態)
なお、本発明に係る圧着装置及び圧着方法は、前記実施形態に係る圧着装置10及び圧着方法に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。例えば、コネクタ200において、突起205は設けられていなくてもよい。
以上のように、本発明は、圧着装置及び圧着方法に有用であり、特に、圧着装置の小型化を図ることができる点において優れている。
h 貫通孔
S0 支持面
S1 上面
S2,S3 側面
S4 押し付け面
10 圧着装置
12 下ダイス
14 差し込みパンチ
16,16a〜16e 上ダイス
18,20,22 駆動部
24 ケーブル供給部
26 コネクタ供給部
28 制御部
100 同軸ケーブル
102 中心導体
104 絶縁部材
106 外導体
108 被覆
200,200a コネクタ
202 外部導体
203 内部導体
204 ソケット
205 突起
210 接続部
211 支持部
212,214,216 かしめ片

Claims (9)

  1. ケーブルに端子を圧着する圧着装置であって、
    前記端子に対して所定方向側から接触する支持部と、
    前記所定方向の反対方向側から前記ケーブルを前記端子に対して押し付ける押し付け部と、
    前記押し付け部が貫通する貫通孔が設けられている圧着部であって、前記所定方向の反対方向側から前記端子に対して接触して、該端子を変形させて前記ケーブルに圧着する圧着部と、
    を備えていること、
    を特徴とする圧着装置。
  2. 前記端子は、前記所定方向の反対方向に向かって突出する突起を有しており、
    前記押し付け部は、前記ケーブルを前記端子に押し付けることにより、前記突起を該ケーブルに突き刺すこと、
    を特徴とする請求項1に記載の圧着装置。
  3. 前記ケーブルは、中心導体、該中心導体の周囲に設けられている外導体、該中心導体と該外導体とを絶縁する絶縁部、及び、外導体の周囲に設けられている被膜からなる同軸ケーブルであり、
    前記突起は、前記ケーブルに突き刺された際に、前記中心導体に接触すること、
    を特徴とする請求項2に記載の圧着装置。
  4. 前記押し付け部を前記所定方向に沿って往復運動させる第1の駆動部と、
    前記圧着部を前記所定方向に沿って往復運動させる第2の駆動部と、
    を更に備えていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の圧着装置。
  5. 前記第1の駆動部は、前記押し付け部を前記所定方向に向かって移動させて、前記ケーブルを前記端子に押し付けた後、該押し付け部を該所定方向の反対方向に向かって移動させ、
    前記第2の駆動部は、前記第1の駆動部が前記押し付け部を前記所定方向の反対方向に向かって移動させて、前記端子を前記ケーブルに圧着すること、
    を特徴とする請求項4に記載の圧着装置。
  6. ケーブルに端子を圧着する圧着方法であって、
    前記端子に対して所定方向側から支持部を接触させる第1の工程と、
    押し付け部により前記所定方向の反対方向側から前記ケーブルを前記端子に対して押し付ける第2の工程と、
    前記押し付け部が貫通する貫通孔が設けられている圧着部を前記所定方向の反対方向側から前記端子に接触させることによって、該端子を変形させて前記ケーブルに圧着する第3の工程と、
    を備えていること、
    を特徴とする圧着方法。
  7. 前記端子は、前記所定方向の反対方向に向かって突出する突起を有しており、
    前記第2の工程では、前記ケーブルを前記端子に押し付けることにより、前記突起を該ケーブルに突き刺すこと、
    を特徴とする請求項6に記載の圧着方法。
  8. 前記ケーブルは、中心導体、該中心導体の周囲に設けられている外導体、該中心導体と該外導体とを絶縁する絶縁部、及び、外導体の周囲に設けられている被膜からなる同軸ケーブルであり、
    前記第2の工程では、前記突起が、前記ケーブルに突き刺された際に、前記中心導体と接触すること、
    を特徴とする請求項7に記載の圧着方法。
  9. 前記第2の工程では、前記押し付け部を前記所定方向に向かって移動させて、前記ケーブルを前記端子に押し付けた後、該押し付け部を該所定方向の反対方向に向かって移動させ、
    前記第3の工程では、前記第2の工程において前記押し付け部を前記所定方向の反対方向に向かって移動させて、前記端子を前記ケーブルに圧着すること、
    を特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の圧着方法。
JP2013502153A 2011-03-01 2011-11-29 圧着装置及び圧着方法 Active JP5652539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013502153A JP5652539B2 (ja) 2011-03-01 2011-11-29 圧着装置及び圧着方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011043754 2011-03-01
JP2011043754 2011-03-01
JP2013502153A JP5652539B2 (ja) 2011-03-01 2011-11-29 圧着装置及び圧着方法
PCT/JP2011/077539 WO2012117633A1 (ja) 2011-03-01 2011-11-29 圧着装置及び圧着方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012117633A1 true JPWO2012117633A1 (ja) 2014-07-07
JP5652539B2 JP5652539B2 (ja) 2015-01-14

Family

ID=46757581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013502153A Active JP5652539B2 (ja) 2011-03-01 2011-11-29 圧着装置及び圧着方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5652539B2 (ja)
TW (1) TW201238188A (ja)
WO (1) WO2012117633A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5408239B2 (ja) * 2011-12-09 2014-02-05 株式会社村田製作所 取り付け方法
JP6255250B2 (ja) * 2014-01-20 2017-12-27 矢崎総業株式会社 端子圧着構造及び端子圧着方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3430843B2 (ja) * 1997-03-10 2003-07-28 住友電装株式会社 端子圧着装置
JP2000150103A (ja) * 1998-11-12 2000-05-30 Harness Syst Tech Res Ltd 圧接金型
JP2007026968A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 端子圧着装置
JP4597833B2 (ja) * 2005-10-03 2010-12-15 矢崎総業株式会社 圧着装置
JP2011040199A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Yazaki Corp 端子圧着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5652539B2 (ja) 2015-01-14
TW201238188A (en) 2012-09-16
WO2012117633A1 (ja) 2012-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190067859A1 (en) Spring connector
JP5567234B1 (ja) 接続構造体、端子圧着部材、ワイヤハーネス、コネクタ、接続構造体の圧着方法及びその圧着する圧着装置
US20110062218A1 (en) Ultrasonic bonding method of electric wire
US8816204B2 (en) Wire connecting method and wiring harness
JP2016091746A (ja) 雌端子
JP2015056209A (ja) 電気コネクタ用端子及び電気コネクタ
JP2009037909A (ja) 端子圧着装置、端子圧着電線の製造方法及び端子圧着電線
JP5836827B2 (ja) 入力端子台
JP2010055937A (ja) 端子金具及び端子金具付き電線
JP5652539B2 (ja) 圧着装置及び圧着方法
JP2008282556A (ja) シールドコネクタ
JP2007059304A (ja) 端子付き電線とその製造方法
CN109980370B (zh) 连接器
JP5146759B2 (ja) 端子金具、端子金具付き電線、及び端子金具付き電線の製造方法
JP2010055936A (ja) 端子金具及び端子金具付き電線
JP2018041549A (ja) 圧着端子
JP2010067478A (ja) 端子金具及び端子金具付き電線
JP2014164897A (ja) 端子付き電線及び端子付き電線の製造方法
JP2006236873A (ja) 端子金具の製造方法及び該端子金具
US9887036B2 (en) Coil end connecting structure
JP4977768B2 (ja) 複数種の端子金具の製造方法
JP2017010713A (ja) プラグ付き同軸ケーブルの製造方法及び製造装置
KR102382776B1 (ko) 모터의 스테이터 조립방법, 모터의 스테이터 구조, 및 압착단자
JP2017195058A (ja) 電線用コネクタ
JP4844496B2 (ja) 導電材の製造方法および導電材を収容した自動車用電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141103

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5652539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150