JPWO2012046757A1 - 結紮具および結紮方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(i)紐状体を挿通した筒状体の先端部を第1挿入孔から体腔内へ挿入し、その後端部を体腔外に残した状態でその先端部から挿出されている前記紐状体の先端部を生体管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(ii)第1保持具を第2挿入孔から体腔内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記生体管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iii)前記紐状体を挿通した筒状体の後端部から第2保持具を挿入してその先端部から挿出する第2保持具挿通工程、
(iv)前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体先端部引出工程、
(v)前記引き出した紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記生体管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(v)の工程を有する。
(i)紐状体の先端部を第1保持具で保持して第1挿入孔から体腔内へ挿入し、その後端部を体腔外に残した状態でその先端部を生体管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(ii)第2保持具を第2挿入孔から体腔内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記生体管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iii)前記周回させた紐状体の先端部を前記第1保持具で保持して前記第1挿入孔から体腔外へ引き出す紐状体先端部引出工程、
(iv)前記第1挿入孔から体腔外に出ている前記紐状体の両端部を筒状体の先端部から挿入してその後端部から挿出するとともに前記筒状体の先端部を前記第1挿入孔から体腔内へ挿入し、その後端部を体腔外に残した状態でその先端部を前記生体管の結紮予定部位近傍に配置する筒状体配置工程、
(v)前記筒状体の後端部から挿出された紐状体の両端部を引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記生体管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(v)の工程を有する。
(i)紐状体の先端部を第1保持具で保持して第1挿入孔から体腔内へ挿入し、その後端部を体腔外に残した状態でその先端部を生体管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(ii)第2保持具を挿通した筒状体の先端部を第2挿入孔から体腔内へ挿入し、その後端部を体腔外に残した状態でその先端部から挿出されている前記第2保持具で前記紐状体の先端部を保持して前記生体管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iii)前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持したまま前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出すとともに前記紐状体の後端部を前記第1挿入孔から体腔内へ引き入れる紐状体先端部引出工程、
(iv)前記筒状体の後端部から第3保持具を挿入してその先端部から挿出する第3保持具挿通工程、
(v)前記紐状体の後端部を前記第3保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体後端部引出工程、
(vi)前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記生体管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(vi)の工程を有する。
(i)紐状体の先端部を第1保持具で保持して第1挿入孔から体腔内へ挿入し、その後端部を体腔外に残した状態でその先端部を生体管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(ii)第2保持具を第2挿入孔から体腔内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記生体管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iii)前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持したまま前記第2挿入孔から引き出すとともに前記紐状体の後端部を第1挿入孔から体腔内へ引き入れる紐状体先端部引出工程、
(iv)第3保持具を第2挿入孔から体腔内へ挿入して前記紐状体の後端部を保持するとともに前記第2挿入孔から引き出す紐状体後端部引出工程と、
(v)前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを筒状体の先端部から挿入してその後端部から挿出するとともに前記筒状体の先端部を前記第2挿入孔から体腔内へ挿入し、その後端部を体腔外に残した状態で前記生体管の結紮予定部位近傍に配置する筒状体配置工程、
(vi)前記筒状体の後端部から挿出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記生体管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(vi)の工程を有する。
(i)紐状体を挿通した筒状体の先端部を、その後端部を体腔外に残した状態で前記生体管の結紮予定部位近傍に配置することによりその先端部から挿出されている前記紐状体の先端部を前記生体管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(ii)前記紐状体の先端部を第1保持具で保持するとともに前記生体管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iii)前記紐状体を挿通した筒状体の後端部から第2保持具を挿入してその先端部から挿出する第2保持具挿通工程、
(iv)前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体先端部引出工程、
(v)前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記生体管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(v)の工程を有する。
(i)閉鎖空間体の内部に通じる第1挿入孔および閉鎖空間体の内部に通じる第2挿入孔を形成する挿入孔形成工程、
(ii)紐状体を挿通した筒状体の先端部を前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部から挿出されている前記紐状体の先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(iii)第1保持具を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iv)前記紐状体を挿通した筒状体の後端部から第2保持具を挿入してその先端部から挿出する第2保持具挿通工程、
(v)前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体先端部引出工程、
(vi)前記引き出した紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(vi)の工程を有する。
(i)閉鎖空間体の内部に通じる第1挿入孔および閉鎖空間体の内部に通じる第2挿入孔を形成する挿入孔形成工程、
(ii)紐状体の先端部を第1保持具で保持して前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(iii)第2保持具を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iv)前記周回させた紐状体の先端部を前記第1保持具で保持して前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体外へ引き出す紐状体先端部引出工程、
(v)前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体外に出ている前記紐状体の両端部を筒状体の先端部から挿入してその後端部から挿出するとともに前記筒状体の先端部を前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する筒状体配置工程、
(vi)前記筒状体の後端部から挿出された紐状体の両端部を引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(vi)の工程を有する。
(i)閉鎖空間体の内部に通じる第1挿入孔および閉鎖空間体の内部に通じる第2挿入孔を形成する挿入孔形成工程、
(ii)紐状体の先端部を第1保持具で保持して前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(iii)第2保持具を挿通した筒状体の先端部を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部から挿出されている前記第2保持具で前記紐状体の先端部を保持して前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iv)前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持したまま前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出すとともに前記紐状体の後端部を前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ引き入れる紐状体先端部引出工程、
(v)前記筒状体の後端部から第3保持具を挿入してその先端部から挿出する第3保持具挿通工程、
(vi)前記紐状体の後端部を前記第3保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体後端部引出工程、
(vii)前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(vii)の工程を有する。
(i)閉鎖空間体の内部に通じる第1挿入孔および閉鎖空間体の内部に通じる第2挿入孔を形成する挿入孔形成工程、
(ii)紐状体の先端部を第1保持具で保持して前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部を液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(iii)第2保持具を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iv)前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持したまま前記第2挿入孔から引き出すとともに前記紐状体の後端部を第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ引き入れる紐状体先端部引出工程、
(v)第3保持具を第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入して前記紐状体の後端部を保持するとともに前記第2挿入孔から引き出す紐状体後端部引出工程、
(vi)前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを筒状体の先端部から挿入してその後端部から挿出するとともに前記筒状体の先端部を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態で前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する筒状体配置工程、
(vii)前記筒状体の後端部から挿出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(vii)の工程を有する。
(i)閉鎖空間体の内部を開放する開放工程、
(ii)紐状体を挿通した筒状体の先端部を、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態で前記閉鎖空間体内の液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置することによりその先端部から挿出されている前記紐状体の先端部を前記閉鎖空間体内の液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程、
(iii)前記紐状体の先端部を第1保持具で保持するとともに前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程、
(iv)前記紐状体を挿通した筒状体の後端部から第2保持具を挿入してその先端部から挿出する第2保持具挿通工程、
(v)前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体先端部引出工程、
(vi)前記閉鎖空間体外において、前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程、
以上(i)から(vi)の工程を有する。
(1)症例1
肝臓に腫瘍が存在する患者Aの腹部を約10cm切開して開腹後、幅3mm、長さ60cmのポリエステル製血管テープおよび内径5mm、長さ110cm、120cmまたは130cmのシリコーンゴム製クランプカバー(VESSEL−CLUDE;Argon社)を用いて、肝十二指腸間膜内を走行する肝動脈、門脈および胆管を肝十二指腸間膜ごと結紮し、止血を行った。その後、常法に従って腹腔鏡補助下肝切除手術を行い、腫瘍が存在する肝実質を切離して摘出した。
肝臓に腫瘍が存在する患者Bに対し、本実施例(1)に記載の方法により止血を行った後、常法に従い腹腔鏡補助下肝切除手術を行った。手術前および手術後の水平方向のCT画像を図11に示す。図11に示すように、患者Bにおいて、腫瘍は除去されたものの、門脈左枝内に血栓が生じたことが確認された。
幅5mm、長さ1mのポリエステル製テープを外径10mm、内径5〜6mm、長さ30cmのシリコーンゴム製チューブに挿通したものを準備し、これを結紮具とした。右葉の後区域に8cm大の腫瘍が存在する患者Cの腹部に12mm径のトロッカーを計6本挿入し、このうちの一つに準備した結紮具を挿入して、これを用いて肝十二指腸間膜内を走行する肝動脈、門脈および胆管を肝十二指腸間膜ごと結紮し、止血を行った。その後、常法に従って完全腹腔鏡下肝切除手術を行い、腫瘍が存在する肝実質を切離して摘出した。
2 生体管
3 体腔内
4 体腔外
5 結紮位置
11 筒状体
12 紐状体
13 保持具
14 鉤状部
15 開口部分
Claims (15)
- 体腔内で1または2以上の生体管を結紮するための結紮具であって、筒状体と、前記生体管を前記筒状体の先端部に近接させるための紐状体とを備えており、前記筒状体は、少なくとも2本の前記紐状体を内部に挿通可能であり、かつ、前記体腔内における前記生体管の結紮位置から体腔外に至る長さを有しており、前記紐状体は、前記結紮位置から体腔外に至る長さの2倍以上の長さを有している結紮具。
- 前記紐状体は、前記生体管を前記筒状体の先端部に近接させて結紮する際の、前記生体管に接触する接触部がその生体管に障害を生じさせない形状および大きさを有する、請求項1に記載の結紮具。
- 前記紐状体の接触部が帯状であって、かつ3ミリメートルより大きい幅を有する、請求項2に記載の結紮具。
- 前記紐状体は、前記生体管を周回して筒状体の後端部から挿出される部分の前後位置に目盛りが付されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の結紮具。
- 前記筒状体は、長手方向に受ける押圧力に対して撓まない、または長手方向に短縮しない筒状体である、請求項1から請求項4のいずれかに記載の結紮具。
- 前記筒状体は、先端および/または後端からの距離を示す目盛りが付されている、請求項1から請求項5のいずれかに記載の結紮具。
- 前記筒状体は、先端および/または後端の端縁が面取りされている、請求項1から請求項6のいずれかに記載の結紮具。
- 前記紐状体を挿通した状態の前記筒状体に挿通して前記紐状体の端部を保持できる保持具を備える、請求項1から請求項7のいずれかに記載の結紮具。
- 前記保持具は、その先端部に、1本または2本の紐状体を引っ掛けて前記筒状体に引き込み可能な鉤状に形成された鉤状部を有する、請求項8に記載の結紮具。
- 閉鎖空間体の内部に存在して液体が流通する柔軟管を結紮する方法であって、
閉鎖空間体の内部に通じる第1挿入孔および閉鎖空間体の内部に通じる第2挿入孔を形成する挿入孔形成工程と、
紐状体を挿通した筒状体の先端部を前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部から挿出されている前記紐状体の先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程と、
第1保持具を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程と、
前記紐状体を挿通した筒状体の後端部から第2保持具を挿入してその先端部から挿出する第2保持具挿通工程と、
前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体先端部引出工程と、
前記引き出した紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程と
を有する、前記方法。 - 閉鎖空間体の内部に存在して液体が流通する柔軟管を結紮する方法であって、
閉鎖空間体の内部に通じる第1挿入孔および閉鎖空間体の内部に通じる第2挿入孔を形成する挿入孔形成工程と、
紐状体の先端部を第1保持具で保持して前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程と、
第2保持具を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程と、
前記周回させた紐状体の先端部を前記第1保持具で保持して前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体外へ引き出す紐状体先端部引出工程と、
前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体外に出ている前記紐状体の両端部を筒状体の先端部から挿入してその後端部から挿出するとともに前記筒状体の先端部を前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する筒状体配置工程と、
前記筒状体の後端部から挿出された紐状体の両端部を引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程と
を有する、前記方法。 - 閉鎖空間体の内部に存在して液体が流通する柔軟管を結紮する方法であって、
閉鎖空間体の内部に通じる第1挿入孔および閉鎖空間体の内部に通じる第2挿入孔を形成する挿入孔形成工程と、
紐状体の先端部を第1保持具で保持して前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程と、
第2保持具を挿通した筒状体の先端部を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部から挿出されている前記第2保持具で前記紐状体の先端部を保持して前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程と、
前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持したまま前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出すとともに前記紐状体の後端部を前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ引き入れる紐状体先端部引出工程と、
前記筒状体の後端部から第3保持具を挿入してその先端部から挿出する第3保持具挿通工程と、
前記紐状体の後端部を前記第3保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体後端部引出工程と、
前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程と
を有する、前記方法。 - 閉鎖空間体の内部に存在して液体が流通する柔軟管を結紮する方法であって、
閉鎖空間体の内部に通じる第1挿入孔および閉鎖空間体の内部に通じる第2挿入孔を形成する挿入孔形成工程と、
紐状体の先端部を第1保持具で保持して前記第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態でその先端部を前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程と、
第2保持具を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入して前記紐状体の先端部を保持するとともに前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程と、
前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持したまま前記第2挿入孔から引き出すとともに前記紐状体の後端部を第1挿入孔から前記閉鎖空間体内へ引き入れる紐状体先端部引出工程と、
第3保持具を第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入して前記紐状体の後端部を保持するとともに前記第2挿入孔から引き出す紐状体後端部引出工程と、
前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを筒状体の先端部から挿入してその後端部から挿出するとともに前記筒状体の先端部を前記第2挿入孔から前記閉鎖空間体内へ挿入し、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態で前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する筒状体配置工程と、
前記筒状体の後端部から挿出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程と
を有する、前記方法。 - 閉鎖空間体の内部に存在して液体が流通する柔軟管を結紮する方法であって、
閉鎖空間体の内部を開放する開放工程と、
紐状体を挿通した筒状体の先端部を、その後端部を前記閉鎖空間体外に残した状態で前記閉鎖空間体内の前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置することによりその先端部から挿出されている前記紐状体の先端部を前記閉鎖空間体内の前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位近傍に配置する紐状体先端部配置工程と、
前記紐状体の先端部を第1保持具で保持するとともに前記液体が流通する柔軟管の結紮予定部位に周回させる紐状体周回工程と、
前記紐状体を挿通した筒状体の後端部から第2保持具を挿入してその先端部から挿出する第2保持具挿通工程と、
前記周回させた紐状体の先端部を前記第2保持具で保持するとともに前記筒状体内に引き入れてその後端部から引き出す紐状体先端部引出工程と、
前記閉鎖空間体外において、前記引き出された紐状体の先端部とその後端部とを引くことにより、および/または前記筒状体をその先端方向へ押すことにより前記液体が流通する柔軟管を結紮する結紮工程と
を有する、前記方法。 - 前記筒状体は、長手方向に受ける押圧力に対して撓まない、または長手方向に短縮しない筒状体である請求項10から請求項14のいずれかに記載の方法。
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