JPWO2012033226A1 - 水性エポキシ樹脂塗料組成物用キット、水性エポキシ樹脂塗料組成物、塗装物品の形成方法、及び塗装物品 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、防食塗料の分野における水系塗料として、エポキシ樹脂エマルションを含む主剤及びアミン硬化剤からなる常温乾燥型の2液型水性エポキシ樹脂塗料組成物がよく用いられている(特許文献1、2等)。当該分野では、主剤の貯蔵段階における顔料沈降を防止するため、形成塗膜の仕上がり性を向上させるため等の目的として、水性塗料組成物に、粘性調整剤(増粘剤、沈降防止剤等と称される場合がある)が添加されることが一般的である。上記粘性調整剤として、例えば、会合型粘性調整剤が挙げられる。
従って、本発明は、タレにくく、塗装作業性に優れる水性エポキシ樹脂塗料組成物を形成することができる水性エポキシ樹脂塗料組成物用キットを提供することを目的とする。
[態様1]
エポキシ樹脂エマルションを含む第1組成物(I)と、エポキシ基と反応可能な官能基を1分子中に2個以上有する化合物を含む第2組成物(II)とを有する水性エポキシ樹脂塗料組成物用キットであって、
第1組成物(I)及び/又は第2組成物(II)が、下記骨格を含むコポリマー(A):
炭素数3〜24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)を少なくとも5質量%含有するモノマー成分(b)を重合することにより得られた、ポリマー鎖と重合性不飽和基とを有し且つ数平均分子量が1,000〜10,000の範囲にあるマクロモノマー(m1)、及び
ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)、
を含むことを特徴とする、上記水性エポキシ樹脂塗料組成物用キット。
コポリマー(A)が、マクロモノマー(m1)の骨格と、ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)の骨格とを、それぞれ、1〜29質量部及び20〜99質量部の比率で含む、態様1に記載のキット。
コポリマー(A)が、マクロモノマー(m1)の骨格、ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)の骨格以外の、その他の重合性不飽和モノマー(m3)の骨格をさらに含み、マクロモノマー(m1)の骨格、ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)の骨格、及びその他の重合性不飽和モノマー(m3)の骨格が、それぞれ、1〜29質量%、20〜98質量%、及び1〜79質量%の比率で存在する、態様1又は2に記載のキット。
ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)が、N−置換(メタ)アクリルアミドである、態様1〜3のいずれか一つに記載のキット。
[態様5]
マクロモノマー(m1)が、水酸基含有重合性不飽和モノマーを含むモノマー成分(b)を重合することにより得られた、態様1〜4のいずれか一つに記載のキット。
上記エポキシ樹脂エマルションが、ノニオン性を有する、態様1〜5のいずれか一つに記載のキット。
[態様7]
2液型又は2液1粉型である、態様1〜6のいずれか一つに記載のキット。
上記キットが、当該キットから形成される水性エポキシ樹脂組成物が、固形分に基づいて、第1組成物(I)及び第2組成物(II)に含まれる樹脂計100質量部に対して、コポリマー(A)を0.05〜30質量部の範囲で含むように、コポリマー(A)を含む、態様1〜7のいずれか一つに記載のキット。
[態様9]
態様1〜8のいずれか一つに記載のキットから形成された水性エポキシ樹脂塗料組成物。
被塗物を、態様9に記載の水性エポキシ樹脂塗料組成物で塗装し、塗膜を形成するステップ、
を含む、塗装物品の形成方法。
[態様11]
態様10に記載の塗装物品の形成方法により形成された塗装物品。
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物用キットは、エポキシ樹脂エマルションを含む第1組成物(I)と、エポキシ基と反応可能な官能基を1分子中に2個以上有する化合物を含む第2組成物(II)とを有し、第1組成物(I)若しくは第2組成物(II)の一方、又は第1組成物(I)及び第2組成物(II)の両方が、コポリマー(A)を含む。
コポリマー(A)は、炭素数約3〜約24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)を少なくとも約5質量%含有するモノマー成分(b)を重合することにより得られた、ポリマー鎖と重合性不飽和基とを有し且つ数平均分子量が約1,000〜約10,000の範囲にあるマクロモノマー(m1)に由来する骨格と、ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)に由来する骨格とを含む。
本明細書では、炭素数約3〜約24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)を約5〜約100質量%含有するモノマー成分(b)を重合することにより得られた、ポリマー鎖と重合性不飽和基とを有し且つ数平均分子量が約1,000〜約10,000の範囲にあるマクロモノマー(m1)を、単に「マクロモノマー(m1)」と称する場合がある。
なお、本明細書では、「マクロモノマー」は、その末端の少なくとも一方に重合性不飽和基を有する高分子量化合物を意味する。
コポリマー(A)は、モノマー成分(b)を重合することにより形成され、モノマー成分(b)は、炭素数約3〜約24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)を少なくとも約5質量%含有する。
炭素数約3〜約24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)としては、例えば、(メタ)アクリル酸と炭素数約3〜約24のアルキル基を有する1価アルコールとのモノエステル化物が挙げられる。具体的には、例えば、アルキル又はシクロアルキル(メタ)アクリレート、例えば、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート(ラウリル(メタ)アクリレート)、トリデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、t−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、シクロドデシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アクリレート、及びトリシクロデカニル(メタ)アクリレート、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。
なお、モノマー成分(b)において、炭素数約3〜約24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)の量の上限は、得られる塗膜の仕上がり性の観点から、約100質量%であり、好ましくは約95質量%であり、より好ましくは約90質量%であり、さらに好ましくは約85質量%であり、そしてもっとも好ましくは約80質量%である。
なお、本明細書において、炭素数3〜24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)以外の重合性不飽和モノマー(b2)を、単に、「重合性不飽和モノマー(b2)」と称する場合がある。
上記水酸基含有重合性不飽和モノマーとしては、重合性不飽和モノマー(b2)の項で例示されるものが挙げられ、そして塗装作業性の観点から、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、及び4−ヒドロキシブチルメタクリレートが好ましく、そして2−ヒドロキシエチルメタクリレートがより好ましい。
方法(1):モノマー成分(b)を重合する際に、カルボキシル基、水酸基、アミノ基等の第1の化学反応性基を有する連鎖移動剤の存在下で重合を行うことによって、その末端に第1の化学反応性基を有する反応物を形成させる。次いで、上記反応物と、上記反応物中の第1の化学反応性基と反応可能な第2の化学反応性基を有する重合性不飽和モノマーとを反応させることによって、マクロモノマー(m1)を得ることができる。
このため、反応工数の削減、得られるコポリマーにおける着色の抑制等の観点から、マクロモノマー(m1)は、方法(3)の付加開裂型連鎖移動剤を用いた付加開裂型連鎖移動重合法によって得ることが好ましい。
本発明において、ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)としては、例えば、N−置換(メタ)アクリルアミド、ポリオキシアルキレン鎖を有する重合性不飽和モノマー、及びN−ビニル−2−ピロリドン、並びにこれらの組み合わせを挙げることができる。塗装粘度に調整した後の粘度発現性の観点から、N−置換(メタ)アクリルアミドが好ましい。
上記ポリオキシアルキレン鎖としては、例えば、ポリオキシエチレン鎖、ポリオキシプロピレン鎖、ポリオキシエチレンブロックとポリオキシプロピレンブロックとからなる鎖、ポリオキシエチレンブロックとポリオキシプロピレンとがランダムに結合してなる鎖等を挙げることができ、これらのポリオキシアルキレン鎖は、好ましくは約100〜約5,000、より好ましくは約200〜約4,000程度、そしてさらに好ましくは約300〜約3,000程度の範囲内の数平均分子量を有する。
で示される重合性不飽和モノマーを挙げることができる。
その他の重合性不飽和モノマー(m3)は、コポリマー(A)の骨格の一部を形成しうるモノマーであり、そしてマクロモノマー(m1)及びノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)以外の重合性不飽和モノマーを意味する。
なお、コポリマー(A)は、その他の重合性不飽和モノマー(m3)に由来する骨格を、必要に応じて含むことができるが、当該骨格は必ずしもコポリマー(A)に含まれるものではない。
その他の重合性不飽和モノマー(m3)の具体例を以下に列挙する。これらは、それぞれ、単独又は2種以上組み合わせて使用することができる。
(iii)アダマンチル基を有する重合性不飽和モノマー:例えば、アダマンチル(メタ)アクリレート等。
(v)芳香環含有重合性不飽和モノマー:例えば、ベンジル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等。
(viii)マレイミド基等の光重合性官能基を有する重合性不飽和モノマー。
(ix)ビニル化合物:例えば、N−ビニルピロリドン、エチレン、ブタジエン、クロロプレン、プロピオン酸ビニル、酢酸ビニル等。
(xiii)含窒素重合性不飽和モノマー:例えば、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、メチレンビス(メタ)アクリルアミド、エチレンビス(メタ)アクリルアミド、2−(メタクリロイルオキシ)エチルトリメチルアンモニウムクロライド、グリシジル(メタ)アクリレートとアミン類との付加物等。
(xv)エポキシ基含有重合性不飽和モノマー:例えば、グリシジル(メタ)アクリレート、β−メチルグリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルエチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルプロピル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル等。
(xvii)スルホン酸基を有する重合性不飽和モノマー:例えば、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−スルホエチル(メタ)アクリレート、アリルスルホン酸、4−スチレンスルホン酸等;これらスルホン酸のナトリウム塩及びアンモニウム塩等。
(xxi)酸無水物基を有する重合性不飽和モノマー:例えば、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸等。
マクロモノマー(m1)に由来する骨格:
好ましくは約1〜約29質量%、より好ましくは約3〜約20質量%、
ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)に由来する骨格:
好ましくは約20〜約98質量%、より好ましくは約40〜約92質量%、
その他の重合性不飽和モノマー(m3)に由来する骨格:
好ましくは約1〜約79質量%、より好ましくは約5〜約57質量%。
なお、本明細書では、コポリマー(A)を形成しうる、マクロモノマー(m1)及びノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)、並びに所望によるその他の重合性不飽和モノマー(m3)を、まとめて、モノマー成分(m)と称する場合がある。
コポリマー(A)は、本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物用キットを構成する第1組成物(I)又は第2組成物(II)のいずれか一方、又はその両方に含まれうる。
<エポキシ樹脂エマルション>
第1組成物(I)は、エポキシ樹脂エマルションを含む。
上記エポキシ樹脂エマルションは、例えば、エポキシ樹脂を水性媒体中に乳化分散することにより形成することができる。上記エポキシ樹脂エマルションは、アニオン性、ノニオン性又はカチオン性であることができるが、コポリマー(A)との相互作用による粘度発現性及び第1組成物の貯蔵安定性等の観点から、上記エポキシ樹脂エマルションはノニオン性であることが好ましい。
ノニオン性のエポキシ樹脂エマルションとしては、例えば、上記エポキシ樹脂をポリオキシアルキレンに由来する分散安定樹脂の存在下で、水性媒体中に分散させたエマルションを挙げることができる。
上記ポリエチレングリコールの数平均分子量は、マクロモノマー(m1)の数平均分子量と同様に測定することができる。
上記変性エポキシ樹脂を分散安定樹脂として用いる場合には、エポキシ樹脂/変性エポキシ樹脂の比率は、固形分質量比に基づいて、好ましくは約50/50〜約80/20、そしてより好ましくは約60/40〜約75/25の範囲にある。上記ノニオン性のエポキシ樹脂エマルジョンは、エポキシ樹脂及び変性エポキシ樹脂に水を加えて混合攪拌することにより得ることができる。
第2組成物(II)は、第1組成物(I)のエポキシ樹脂エマルションに含まれるエポキシ基と反応可能な官能基を1分子中に2個以上有する化合物を含み、そして当該化合物としては、例えば、活性水素当量が約40〜約300の範囲内にある公知のポリアミンが挙げられる。上記ポリアミンとしては、具体的には、例えば、メタキシレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、イソホロンジアミン、1,3−ビスアミノシクロヘキシルアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ヘキサメチレンジアミン、ポリオキシプロピレンポリアミン等のポリアミン類;上記ポリアミンのエポキシ樹脂アダクト物、ケチミン化物、ポリアミドアミン類、ポリアミド樹脂等、並びにこれらの組み合わせを挙げることができる。また、上記エポキシ基と反応可能な官能基を1分子中に2個以上有する化合物として、水中での貯蔵安定性の観点から、上記ポリアミンを変性した、変成ポリアミンを採用することができる。
第2組成物(II)としては、上記ポリアミン又は変性ポリアミンを、分散安定樹脂を用いて水中に分散したものが挙げられる。
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物用キットにおいて、第1組成物(I)と、第2組成物(II)との比率は、当技術分野で通常用いられている比率であれば、特に制限されないが、第1組成物(I)中のエポキシ基と、第2組成物(II)中のエポキシ基と反応可能な官能基とが、モル比に基づいて、好ましくは約0.01〜約2.0、より好ましくは約0.1〜約1.0、そしてさらに好ましくは約0.2〜約0.8の範囲にある。上記キットから形成される塗膜の硬化性及び防食性の観点からである。
なお、本明細書において、「固形分」は、試料から、水、有機溶剤等の揮発する成分を取り除いた残差を意味し、試料の質量に固形分濃度を乗じて算出することができる。固形分濃度は、試料約2gを、105℃で3時間乾燥させた残差の質量を、乾燥前の質量で除することにより測定することができる。
上記防錆顔料としては、例えば、リン酸亜鉛、リン・ケイ酸亜鉛、リン酸アルミニウム亜鉛、リン酸カルシウム亜鉛、リン酸カルシウム、ピロリン酸アルミニウム、ピロリン酸カルシウム、トリポリリン酸二水素アルミニウム、メタリン酸アルミニウム、メタリン酸カルシウム、リンモリブデン酸亜鉛、リンモリブデン酸アルミニウム、亜鉛末等が挙げられる。上記着色顔料としては、例えば、酸化チタン、ベンガラ、シアニン系着色顔料、カーボンブラック、ジルコン粉末等が挙げられる。上記体質顔料としては、シリカ、バリタ粉、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、石膏、クレー、ホワイトカーボン、珪藻土、タルク、炭酸マグネシウム、アルミナホワイト、グロスホワイト、タンカル等が挙げられる。
本発明の水性エポキシ樹脂塗料組成物用キットから形成される水性エポキシ樹脂塗料組成物で、種々の被塗物を塗装することにより、防食性に優れた塗膜を形成することができる。
上記鋼材としては、例えば、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系等のステンレス鋼板;チタン又はチタン合金板;アルミニウム板;溶融亜鉛又は亜鉛合金めっき板等の耐食性鋼材;SPA材、SMA材等の耐候性鋼材が挙げられる。
なお、上記鋼材には、あらかじめさび止め塗装、プライマー塗装等が塗装されていてもよい。
なお、下記例中の「部」及び「%」は、それぞれ、「質量部」及び「質量%」を意味する。
[製造例1 マクロモノマー(m1−1)の製造]
温度計、サーモスタット、撹拌装置、還流冷却器、窒素ガス導入管及び滴下装置を備えた反応容器に、エチレングリコールモノブチルエーテル16.0部及びMSD 3.5部を仕込み、気相に窒素ガスを通気し、液相を攪拌しながら160℃に昇温した。液相が160℃に達したら、液相に2−エチルヘキシルメタクリレート80部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート20部及びジ−tert−アミルパーオキサイド3.5部からなる混合液を3時間かけて滴下し、同温度で2時間、液相を攪拌した。次いで、液相を30℃まで冷却し、エチレングリコールモノブチルエーテルで希釈することにより、固形分65%のマクロモノマー(m1−1)の溶液を得た。マクロモノマー(m1−1)の数平均分子量は、2,200であった。また、プロトンNMRで解析したところ、マクロモノマー(m1−1)では、MSD由来のエチレン性不飽和基のうち97%以上がポリマー鎖末端に存在し、2%は消失していた。
(1)溶媒として重クロロホルムを使用し、重合反応前後の、MSDの不飽和基のプロトンに基づくピーク(4.8ppm、5.1ppm)と、マクロモノマー鎖末端のエチレン性不飽和基のプロトンに基づくピーク(5.0ppm、5.2ppm)と、MSDに由来する芳香族プロトンのピーク(7.2ppm)とを測定する。
(2)次いで、上記MSDに由来する芳香族プロトンのピーク(7.2ppm)は、重合反応前後で変化しないと仮定し、MSDに由来する芳香族プロトンのピークを基準として、各不飽和基が、未反応であるのか、マクロモノマー鎖の末端に存在するのか、又は消失したのかを定量化した。
配合を表1に示されるとおりに変更した以外は、製造例1と同様にして、固形分65%のマクロモノマー(m1−2),(m1−3)及び(m1−5)の溶液を得た。
配合を、表1に示されるとおりに変更し、そして重合温度を120℃に変更した以外は製造例1と同様にして、マクロモノマー(m1−4)及び(m1−6)の溶液を得た。
表1に、マクロモノマー(m1−1)〜(m1−6)の溶液の原料組成(部)、モノマー成分(b)中の炭素数3〜24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)の割合、水酸基価(mgKOH/g)及び数平均分子量を示す。
[製造例7 コポリマー(A−1)の製造]
温度計、サーモスタット、撹拌装置、還流冷却器、窒素ガス導入管及び2つの滴下装置を備えた反応容器に、製造例1で得たマクロモノマー(m1−1)の溶液15.4部(固形分10部)、エチレングリコールモノブチルエーテル20部及びジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート30部を仕込み、液中に窒素ガスを吹き込みながら85℃に昇温した。次いで、同温度に保持した反応容器内に、N,N−ジメチルアクリルアミド81部、2−ヒドロキシエチルアクリレート9部、エチレングリコールモノブチルエーテル10部及びジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート40部からなる混合液と、「パーブチル O」(商品名、日本油脂社製、重合開始剤、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート)0.2部及びエチレングリコールモノブチルエーテル20部からなる混合液とを、それぞれ、4時間かけて、同時に反応容器内に滴下し、滴下終了後、同温度で2時間攪拌して熟成させた。
配合を表2に示す通りに変更した以外は、製造例7と同様にして、固形分20%のコポリマー溶液(A−2)〜(A−7)を得た。
[実施例1〜6及び比較例1〜5]
表3に示すように、エポキシ樹脂エマルションと、コポリマーの溶液と、顔料としての防錆顔料(リン酸亜鉛)及び体質顔料(タルク)とを混合し、第1組成物を得た。次いで、第1組成物と、第2組成物としてのアミン硬化剤とを、表3に示す割合で混合し、そしてB型粘度計(60rpm)で粘度が10ポイズになるように水で希釈し、水性エポキシ樹脂塗料組成物を得た。
表3に示すように、エポキシ樹脂エマルションと、顔料としての防錆顔料(リン酸亜鉛)及び体質顔料(タルク)とを混合し、第1組成物を得た。次いで、表3に示すように、アミン硬化剤と、コポリマーの溶液とを混合し、第2組成物を得た。次いで、第1組成物と、第2組成物とを、表3に示す割合で混合し、そしてB型粘度計(60rpm)で粘度が10ポイズになるように水で希釈し、水性エポキシ樹脂塗料組成物を得た。
エポキシ樹脂エマルション10部と、コポリマー溶液(RC−1)2.5部とを混合することにより、第1組成物を得た。次いで、第1組成物12.5部と、アミン硬化剤4.2部と、及び亜鉛末75部とを混合することにより、水性エポキシジンクリッチペイントとしての水性エポキシ樹脂塗料組成物を得た。
実施例1〜8及び比較例1〜5で製造された水性エポキシ樹脂塗料組成物を、みがき鋼板上に、乾燥膜厚60〜80μmになるようにエアスプレーで塗布し、23℃、50%相対湿度で7日間乾燥することにより、試験用塗板を得た。
温度計、攪拌機及び冷却管を備えたガラス製3つ口フラスコに、数平均分子量6000のポリエチレングリコール600gと、プロピレングリコールモノメチルエーテル13.5gと、「jER−834」(商品名、三菱化学株式会社製、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量;250、数平均分子量500)500gとを加え、100℃で、攪拌しながら混合し、均一になった後、フラスコにトリレンジイソシアネート52.2gを加え、2時間反応させた後、フラスコの温度を120℃に昇温し、さらに4時間反応させた。そして、系のイソシアネート価が0.5以下になったことを確認し、プロピレングリコールモノメチルエーテル117gを加えて希釈し、分散安定樹脂を製造した。この分散安定樹脂40gに、「jER−828」(商品名、三菱化学株式会社製、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量;190、数平均分子量380)65gを加え、攪拌機で攪拌しながら水を95g加え、固形分が51%のエポキシ樹脂エマルションを得た。
(注3)アミン硬化剤:「TXH−694」、商品名、富士化成工業株式会社製、有効成分80%、変性ポリアミノアミドタイプ水系硬化剤、活性水素当量200。
試験用塗板を、JIS K5600−7−1:1999耐中性塩水噴霧試験500時間に供した後のサビ及びフクレについて、下記の基準で評価した。
○:サビ及びフクレが、全く観察されない
△:サビ及びフクレが、ごくわずかに観察される
×:サビ及びフクレが、少し発生する
なお、JIS K5600−7−1耐中性塩水噴霧試験は、35±2℃に設定されたスプレーキャビネットの中で、塩化ナトリウム50±5gを、1Lの蒸留水等に溶解した試験溶液を、垂直から20±5°の角度で設置された試験用塗板に、捕集面積80cm2当たり、1〜2mL/hの量で連続してスプレーすることにより実施される。
試験用塗板から、塗膜を一定量剥離し、剥離した塗膜を、テトラヒドロフランに浸漬して、20℃で24時間放置した後、塗膜をテトラヒドロフランから取り出し、110℃で1時間乾燥させ、ゲル分率を、次の式(2):
ゲル分率(%)
=(浸漬及び乾燥後の塗膜の質量/浸漬前の塗膜の質量)×100
に従って算出し、下記の基準で評価した。
◎:ゲル分率が70%以上である
○:ゲル分率が60%以上且つ70%未満である
△:ゲル分率が50%以上且つ60%未満である
×:ゲル分率50%未満である
垂直に立てたみがき鋼板に、水性エポキシ樹脂塗料組成物を、エアスプレーを用いて、膜厚が段階的に厚くなるように傾斜塗装し、23℃及び50%相対湿度で7日間乾燥した後、垂れのない箇所の最大乾燥膜厚(μm)を測定し、塗装作業性(μm)として評価した。塗装作業性(μm)は、数値が大きいほど耐タレ性に優れることを意味する。
Claims (11)
- エポキシ樹脂エマルションを含む第1組成物(I)と、エポキシ基と反応可能な官能基を1分子中に2個以上有する化合物を含む第2組成物(II)とを有する水性エポキシ樹脂塗料組成物用キットであって、
第1組成物(I)及び/又は第2組成物(II)が、下記骨格を含むコポリマー(A):
炭素数3〜24のアルキル基を有する重合性不飽和モノマー(b1)を少なくとも5質量%含有するモノマー成分(b)を重合することにより得られた、ポリマー鎖と重合性不飽和基とを有し且つ数平均分子量が1,000〜10,000の範囲にあるマクロモノマー(m1)、及び
ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)、
を含むことを特徴とする、前記水性エポキシ樹脂塗料組成物用キット。 - コポリマー(A)が、マクロモノマー(m1)の骨格と、ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)の骨格とを、それぞれ、1〜29質量部及び20〜99質量部の比率で含む、請求項1に記載のキット。
- コポリマー(A)が、マクロモノマー(m1)の骨格、ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)の骨格以外の、その他の重合性不飽和モノマー(m3)の骨格をさらに含み、マクロモノマー(m1)の骨格、ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)の骨格、及びその他の重合性不飽和モノマー(m3)の骨格が、それぞれ、1〜29質量%、20〜98質量%、及び1〜79質量%の比率で存在する、請求項1又は2に記載のキット。
- ノニオン性の親水基を有する重合性不飽和モノマー(m2)が、N−置換(メタ)アクリルアミドである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のキット。
- マクロモノマー(m1)が、水酸基含有重合性不飽和モノマーを含むモノマー成分(b)を重合することにより得られた、請求項1〜4のいずれか一項に記載のキット。
- 前記エポキシ樹脂エマルションが、ノニオン性を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のキット。
- 2液型又は2液1粉型である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のキット。
- 前記キットが、当該キットから形成される水性エポキシ樹脂組成物が、固形分に基づいて、第1組成物(I)及び第2組成物(II)に含まれる樹脂計100質量部に対して、コポリマー(A)を0.05〜30質量部の範囲で含むように、コポリマー(A)を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のキット。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載のキットから形成された水性エポキシ樹脂塗料組成物。
- 被塗物を、請求項9に記載の水性エポキシ樹脂塗料組成物で塗装し、塗膜を形成するステップ、
を含む、塗装物品の形成方法。 - 請求項10に記載の塗装物品の形成方法により形成された塗装物品。
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