JPWO2012023222A1 - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
被加熱物が載置されるトッププレート2と、トッププレート2の下方に載置され、被加熱物を加熱する誘導加熱コイル3と、加熱制御に関する操作の入力を行う操作部6と、入力操作や加熱状態に関する情報を表示する複数の表示部5と、複数の表示部5を制御する制御部10とを備え、各表示部5は、表示画面510と、画像情報が記憶される表示用メモリ521を有し、表示用メモリ521に記憶された画像情報を読み出し、表示画面510に継続して表示させる表示駆動回路520とを有し、制御部10は、各表示用メモリ521に記憶された画像情報を変更することで、各表示画面510の表示内容を更新させる。
Description
本発明は、加熱調理器に関するものである。
従来の技術においては、例えば、「互いに重ね合わせられて配置された複数の液晶パネルと、前記複数の液晶パネルを駆動する液晶駆動手段と、前記液晶駆動手段を制御して、前記複数の液晶パネルに画像を表示する表示制御手段とを備え、前記表示制御手段は、前記液晶駆動手段により前記複数の液晶パネルのそれぞれの画像を切り替えて表示する形態と、2つ以上の液晶パネルに関連する画像を同時に表示する形態との両方の形態の表示を行うことを特徴とする液晶表示装置。」が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の技術においては、例えば液晶パネルなどの表示手段を複数備える場合、これら複数の表示手段を同時に表示させるには、表示内容を制御する表示制御手段(マイコン等)を、表示手段毎に設ける必要があり、コストが高くなる、という問題点があった。
上記特許文献1に記載の技術は、複数の液晶パネルによる表示を行うものではあるが、単に表示内容を複数の液晶パネルに分けてこれを積層したものであり、1つのCPUにより表示できる表示内容は1つだけである。このため、1つのCPUからは複数の表示手段に対する表示内容を制御することができない、という問題点があった。
また、表示制御手段の数を削減するために、複数の表示手段の表示内容を1つの表示手段に合成し、表示手段を大型化することが考えられる。
しかし、加熱調理器においては、操作性・視認性向上の観点から、表示手段を本体の上面手前側に配置するのが望ましい。このため、表示手段を1つの部材(例えば液晶パネル)で構成する場合、細い横長の液晶パネルが必要となり、このような液晶パネルを製造することは製品品質上困難であり、また製造コストが高くなる、という問題点があった。
しかし、加熱調理器においては、操作性・視認性向上の観点から、表示手段を本体の上面手前側に配置するのが望ましい。このため、表示手段を1つの部材(例えば液晶パネル)で構成する場合、細い横長の液晶パネルが必要となり、このような液晶パネルを製造することは製品品質上困難であり、また製造コストが高くなる、という問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の表示手段を同時に表示させる場合であっても、1つの表示制御手段により表示内容を制御することができる加熱調理器を得ることを目的とする。
本発明の加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、前記トッププレートの下方に載置され、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、加熱制御に関する操作の入力を行う操作手段と、入力操作や加熱状態に関する情報を表示する複数の表示手段と、前記複数の表示手段を制御する表示制御手段とを備え、前記各表示手段は、表示画面と、画像情報が記憶される表示用メモリを有し、前記表示用メモリに記憶された前記画像情報を読み出し、前記表示画面に継続して表示させる表示駆動回路とを有し、前記表示制御手段は、前記各表示用メモリに記憶された前記画像情報を変更することで、前記各表示画面の表示内容を更新させるものである。
本発明は、複数の表示手段を同時に表示させる場合であっても、1つの表示制御手段により表示内容を制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
なお、各実施の形態においては、本発明の加熱調理器の一例として、誘導加熱により加熱調理を行うIHクッキングヒーターを例に説明を行うが、これに限定されるものではない。
なお、各実施の形態においては、本発明の加熱調理器の一例として、誘導加熱により加熱調理を行うIHクッキングヒーターを例に説明を行うが、これに限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。
図2は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の上面図である。
図1、図2において、本実施の形態1に係る加熱調理器は、天面が開口された箱状の本体1の上面に、耐熱性のガラスと金属の枠体とで構成するトッププレート2が取り付けられるように構成されている。このトッププレート2には、鍋やフライパンなどの被加熱物が載置される。
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。
図2は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の上面図である。
図1、図2において、本実施の形態1に係る加熱調理器は、天面が開口された箱状の本体1の上面に、耐熱性のガラスと金属の枠体とで構成するトッププレート2が取り付けられるように構成されている。このトッププレート2には、鍋やフライパンなどの被加熱物が載置される。
本体1内には、トッププレート2に載置された被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイル3a、3b、3cが設けられている。
誘導加熱コイル3a〜3cは、トッププレート2の幅方向に配設されている。また、誘導加熱コイル3a、3bは、トッププレート2の手前側(本体1の前面側)に配設され、誘導加熱コイル3cは、トッププレート2の奥側(本体1の背面側)に配設されている。
誘導加熱コイル3a〜3cは、トッププレート2の幅方向に配設されている。また、誘導加熱コイル3a、3bは、トッププレート2の手前側(本体1の前面側)に配設され、誘導加熱コイル3cは、トッププレート2の奥側(本体1の背面側)に配設されている。
トッププレート2の表面には、本体1内の誘導加熱コイル3a〜3cが配設される位置に、加熱領域を示す目的で円形の表示(加熱口4a、4b、4c)が印刷若しくは塗装されている。
また、トッププレート2の耐熱性ガラスは透明な素材であるため、加熱口以外の部分についても本体1内部が露見しないよう或いは外観の質感向上のためこのトッププレート2は裏面より印刷若しくは塗装されている。
また、トッププレート2の耐熱性ガラスは透明な素材であるため、加熱口以外の部分についても本体1内部が露見しないよう或いは外観の質感向上のためこのトッププレート2は裏面より印刷若しくは塗装されている。
なお、本実施の形態1では加熱口4aおよび4bは比較的加熱出力を大きく設定した加熱口であり、加熱口4cは前述の2つの加熱口に対して比較的加熱出力を小さく設定した加熱口である。
なお、複数の加熱口のうち任意の加熱口について、輻射によって加熱する輻射型熱源を用いる電気ヒーター(例えばニクロム線やハロゲンヒーター、ラジェンドヒーター等)を用いるようにしても良い。
なお、本実施の形態では誘導加熱コイル3が3つの場合を説明するが、本発明はこれに限るものではない。
なお、複数の加熱口のうち任意の加熱口について、輻射によって加熱する輻射型熱源を用いる電気ヒーター(例えばニクロム線やハロゲンヒーター、ラジェンドヒーター等)を用いるようにしても良い。
なお、本実施の形態では誘導加熱コイル3が3つの場合を説明するが、本発明はこれに限るものではない。
また、トッププレート2の後方には、本体1内部と連通し、本体1内部に外気を取り込むための吸気口20R、20Lが設けられている。また、トッププレート2の後方中央には、本体1内部と連通し、本体1内部に取り込んだ空気を吹き出し排出するための排気口21が設けられている。
また、吸気口20R、20Lおよび排気口21の上部には、通気性を有するカバー22を設けて、本体1内部への埃や異物侵入を防止している。
また、吸気口20R、20Lおよび排気口21の上部には、通気性を有するカバー22を設けて、本体1内部への埃や異物侵入を防止している。
本体1の中央下部には魚等の調理を行うためのグリル庫30が設けられている。
また、グリル庫30内には、庫内に載置された被調理物を加熱するための熱源となるグリルヒーター31(図示せず)が備えられている。このグリルヒーター31は、例えばシーズヒーター等からなり、グリル庫30内の上部および下部に配置される。
また、グリル庫30の前面にはグリル扉32が設けられ、グリル扉32にはグリル庫30の内部を視認できるよう視認窓33が設けられている。また、グリル扉32の最前面には使い勝手の良いようにグリル把持部34が設けられている。また、グリル庫30の内部において加熱時に排出される煙等の排気風は、本体1の奥部に設けた排気口21より排気される。
なお、ここでは本体1の中央にグリル庫30を設ける場合を説明するが、本発明はこれに限るものではない。例えばグリル庫30を本体1の左側下部に設けるようにしても良い。
また、グリル庫30内には、庫内に載置された被調理物を加熱するための熱源となるグリルヒーター31(図示せず)が備えられている。このグリルヒーター31は、例えばシーズヒーター等からなり、グリル庫30内の上部および下部に配置される。
また、グリル庫30の前面にはグリル扉32が設けられ、グリル扉32にはグリル庫30の内部を視認できるよう視認窓33が設けられている。また、グリル扉32の最前面には使い勝手の良いようにグリル把持部34が設けられている。また、グリル庫30の内部において加熱時に排出される煙等の排気風は、本体1の奥部に設けた排気口21より排気される。
なお、ここでは本体1の中央にグリル庫30を設ける場合を説明するが、本発明はこれに限るものではない。例えばグリル庫30を本体1の左側下部に設けるようにしても良い。
また、本体1の手前側には、入力操作や加熱状態に関する情報を表示する表示部5(5a〜5c)と、加熱制御に関する操作の入力を行う操作部6(6a〜6c)とが各加熱口4ごとにそれぞれ設けられている。
表示部5a〜5cは、トッププレート2の手前側に幅方向に配列されている。
操作部6a〜6cは、透明性を有する複数の電極により構成され、各表示部5の表示画面510(後述)の上に配置されている。
そして、表示部5に表示される表示内容がトッププレート2の表面より視認可能なように、表示部5と略同じ範囲はトッププレート2の印刷若しくは塗装が成されない構成で透明性を有する窓部7(7a〜7b)が設けられる構造になっている。
表示部5a〜5cは、トッププレート2の手前側に幅方向に配列されている。
操作部6a〜6cは、透明性を有する複数の電極により構成され、各表示部5の表示画面510(後述)の上に配置されている。
そして、表示部5に表示される表示内容がトッププレート2の表面より視認可能なように、表示部5と略同じ範囲はトッププレート2の印刷若しくは塗装が成されない構成で透明性を有する窓部7(7a〜7b)が設けられる構造になっている。
左側に配置された表示部5aは、左側に配置された誘導加熱コイル3aに対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
右側に配置された表示部5bは、右側に配置された誘導加熱コイル3bに対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
中央に配置された表示部5cは、中央に配置された誘導加熱コイル3cおよびグリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
右側に配置された表示部5bは、右側に配置された誘導加熱コイル3bに対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
中央に配置された表示部5cは、中央に配置された誘導加熱コイル3cおよびグリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
なお、「誘導加熱コイル3」は、本発明における「加熱手段」に相当する。
なお、「表示部5」は、本発明における「表示手段」に相当する。
なお、「操作部6」は、本発明における「操作手段」に相当する。
なお、「グリルヒーター31」は、本発明における「グリル加熱手段」に相当する。
なお、「表示部5」は、本発明における「表示手段」に相当する。
なお、「操作部6」は、本発明における「操作手段」に相当する。
なお、「グリルヒーター31」は、本発明における「グリル加熱手段」に相当する。
ここで、表示部5を複数設ける理由を説明する。
誘導加熱調理器においては、使用者は本体1の手前側から本体1を見下ろして操作することから、表示部5は本体1の上面手前側に配置するのが望ましい。一方、操作・表示対象となる誘導加熱コイル3は、本体1の幅方向に配置されることから、表示部5はこれら誘導加熱コイル3の手前側で幅方向に横長に形成する必要がある。
表示部5の表示画面510(後述)を1つの部材(例えば1つの液晶パネル)で構成する場合、細い横長の液晶パネルが必要となり、このような液晶パネルを製造することは、製造品質上困難であり、またコストが高くなる。
このため、表示部5を複数設けることで、1つの表示部5の表示画面510の長さを短くすることを可能としている。
誘導加熱調理器においては、使用者は本体1の手前側から本体1を見下ろして操作することから、表示部5は本体1の上面手前側に配置するのが望ましい。一方、操作・表示対象となる誘導加熱コイル3は、本体1の幅方向に配置されることから、表示部5はこれら誘導加熱コイル3の手前側で幅方向に横長に形成する必要がある。
表示部5の表示画面510(後述)を1つの部材(例えば1つの液晶パネル)で構成する場合、細い横長の液晶パネルが必要となり、このような液晶パネルを製造することは、製造品質上困難であり、またコストが高くなる。
このため、表示部5を複数設けることで、1つの表示部5の表示画面510の長さを短くすることを可能としている。
このように、複数の表示部5を設けて、液晶パネルなどの表示画面510を複数に分割する場合、本実施の形態1では表示部5を3つとすることが操作性とコストの観点で最も望ましい。
本実施の形態1の誘導加熱調理器では、左右の加熱口4a、4bは、大きな火力を得られる加熱口のため高頻度で使用されるが、中央奥の加熱口4cは、小さな火力で調理されるものに使用されるため頻度が少ない。また、グリル庫30は、主に魚などの調理に使用されるため使用頻度が低い。
このため、左右の加熱口4a、4bには、一対一に対応して表示部5を設け、中央奥の加熱口4cとグリル庫30には、1つの表示部5を兼用して、3つの表示部5を設ける構成としている。
これにより、使用頻度の高い加熱口については対応する表示部5を設けることで操作性を向上させ、使用頻度の低い加熱口やグリル庫30については表示部5を兼用することで、コスト低減を図ることが可能となる。
本実施の形態1の誘導加熱調理器では、左右の加熱口4a、4bは、大きな火力を得られる加熱口のため高頻度で使用されるが、中央奥の加熱口4cは、小さな火力で調理されるものに使用されるため頻度が少ない。また、グリル庫30は、主に魚などの調理に使用されるため使用頻度が低い。
このため、左右の加熱口4a、4bには、一対一に対応して表示部5を設け、中央奥の加熱口4cとグリル庫30には、1つの表示部5を兼用して、3つの表示部5を設ける構成としている。
これにより、使用頻度の高い加熱口については対応する表示部5を設けることで操作性を向上させ、使用頻度の低い加熱口やグリル庫30については表示部5を兼用することで、コスト低減を図ることが可能となる。
次に、表示部5および操作部6の詳細について説明する。
図3は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の内部構造を示した概略断面図である。
図3に示すように、本体1のトッププレート2の下部には、誘導加熱コイル3が配置され、誘導加熱コイル3へ高周波電流を流し火力制御を行うインバータ9、このインバータ9を制御する制御部10が配置される構成となっている。
この制御部10は、操作部6から入力された設定操作や、図示しない温度センサ等からの入力に基づいて、インバータ9へ制御指令を行う。
また、制御部10は、複数の表示部5a〜5cを制御する。動作の詳細は後述する。
図3に示すように、本体1のトッププレート2の下部には、誘導加熱コイル3が配置され、誘導加熱コイル3へ高周波電流を流し火力制御を行うインバータ9、このインバータ9を制御する制御部10が配置される構成となっている。
この制御部10は、操作部6から入力された設定操作や、図示しない温度センサ等からの入力に基づいて、インバータ9へ制御指令を行う。
また、制御部10は、複数の表示部5a〜5cを制御する。動作の詳細は後述する。
図4は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の要部を拡大した概略断面図である。
図4に示すように、トッププレート2の窓部7の裏面に、透明性の導電性フィルムなどの電極でタッチスイッチを構成した操作部6を配置し、その下に、表示画面510とこれを駆動する表示駆動回路520とにより構成される表示部5を配している。
操作部6は、使用者の指などが電極の配置位置に対応する窓部7の上面に接触する際における静電容量の変化により入力操作を検知する。
図4に示すように、トッププレート2の窓部7の裏面に、透明性の導電性フィルムなどの電極でタッチスイッチを構成した操作部6を配置し、その下に、表示画面510とこれを駆動する表示駆動回路520とにより構成される表示部5を配している。
操作部6は、使用者の指などが電極の配置位置に対応する窓部7の上面に接触する際における静電容量の変化により入力操作を検知する。
図5は本発明の実施の形態1に係る表示画面510と操作部6を示す上面図である。
図5(a)は操作部6の各電極の配置を示す図であり、図5(b)は表示画面510の表示状態の一例を示す図である。
図5(a)に示すように、操作部6は、透明性の複数の電極を有し、この電極は、表示画面510上の任意の位置に配置される構成となっている。
図5(b)に示すように、表示画面510には、操作部6の電極の配置位置に対応する箇所にボタン表示がなされる。この表示は加熱調理器の制御状態に応じて、例えば操作メニューボタンや火力設定ボタンなど、任意の操作ボタンとして表示する。また、表示画面510には、対応する誘導加熱コイル3の投入電力(火力)を表示するための火力表示や、設定温度やタイマー値などの調理に関する情報が表示される。
このような構成により、使用者が表示画面510に表示された操作ボタンに触れることで、操作部6は当該操作ボタンに対応する電極からの操作信号を制御部10に入力する。
また、制御部10は、入力された操作信号や温度センサ等の入力に従い、表示画面510の表示内容を更新する。
図5(a)は操作部6の各電極の配置を示す図であり、図5(b)は表示画面510の表示状態の一例を示す図である。
図5(a)に示すように、操作部6は、透明性の複数の電極を有し、この電極は、表示画面510上の任意の位置に配置される構成となっている。
図5(b)に示すように、表示画面510には、操作部6の電極の配置位置に対応する箇所にボタン表示がなされる。この表示は加熱調理器の制御状態に応じて、例えば操作メニューボタンや火力設定ボタンなど、任意の操作ボタンとして表示する。また、表示画面510には、対応する誘導加熱コイル3の投入電力(火力)を表示するための火力表示や、設定温度やタイマー値などの調理に関する情報が表示される。
このような構成により、使用者が表示画面510に表示された操作ボタンに触れることで、操作部6は当該操作ボタンに対応する電極からの操作信号を制御部10に入力する。
また、制御部10は、入力された操作信号や温度センサ等の入力に従い、表示画面510の表示内容を更新する。
なお、本実施の形態1では、操作部6を透明性の複数の電極により構成する場合を説明するが、本発明はこれに限るものではない。例えば、座標検出可能なタッチパネルにより構成しても良い。
図6は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の表示に関するブロック構成図である。
図7は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の表示部5のブロック構成図である。
図6、図7に示すように、表示部5a〜5cは、1つの制御部10と接続されている。
制御部10は、例えばマイコン等により構成され、記憶部11に記憶された制御プログラムや画像情報等を読み出し、各表示部5を制御する。
各表示部5は、表示画面510と、この表示画面510を駆動する表示駆動回路520とを備えている。
表示駆動回路520は、表示用メモリ521、表示コントローラ522、インターフェース523、電源524、コモンドライバ525、およびセグメントドライバ526を備えている。
図7は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の表示部5のブロック構成図である。
図6、図7に示すように、表示部5a〜5cは、1つの制御部10と接続されている。
制御部10は、例えばマイコン等により構成され、記憶部11に記憶された制御プログラムや画像情報等を読み出し、各表示部5を制御する。
各表示部5は、表示画面510と、この表示画面510を駆動する表示駆動回路520とを備えている。
表示駆動回路520は、表示用メモリ521、表示コントローラ522、インターフェース523、電源524、コモンドライバ525、およびセグメントドライバ526を備えている。
表示画面510は、例えばドットマトリクス式の液晶パネルにより構成される。
この表示画面510は、例えば単純マトリクス駆動方式を用いたSTN(Super Twisted Nematic)液晶により構成する。
表示駆動回路520は、電源524からの電力により動作し、インターフェース523により制御部10からの画像情報を取得する。
表示用メモリ521は、制御部10から取得した画像情報を記憶する。
表示コントローラ522は、表示用メモリ521に記憶された画像情報を読み出し、この画像情報に基づいて、コモンドライバ525およびセグメントドライバ526を継続的に駆動させる。
コモンドライバ525およびセグメントドライバ526は、表示画面510の各画素に対応して設けられた互いに交差する電極に電圧を印加することで液晶を駆動する。
このように、表示駆動回路520は、表示用メモリ521に記憶された画像情報を、表示画面510に継続して表示させる。
この表示画面510は、例えば単純マトリクス駆動方式を用いたSTN(Super Twisted Nematic)液晶により構成する。
表示駆動回路520は、電源524からの電力により動作し、インターフェース523により制御部10からの画像情報を取得する。
表示用メモリ521は、制御部10から取得した画像情報を記憶する。
表示コントローラ522は、表示用メモリ521に記憶された画像情報を読み出し、この画像情報に基づいて、コモンドライバ525およびセグメントドライバ526を継続的に駆動させる。
コモンドライバ525およびセグメントドライバ526は、表示画面510の各画素に対応して設けられた互いに交差する電極に電圧を印加することで液晶を駆動する。
このように、表示駆動回路520は、表示用メモリ521に記憶された画像情報を、表示画面510に継続して表示させる。
なお、実施の形態1における「制御部10」は、本発明における「表示制御手段」に相当する。
なお、本実施の形態1では、3つの表示部5を1つの制御部10により制御する場合を説明するが、制御対象となる表示部5の数はこれに限るものではない。例えば、表示部5を6つ設ける構成とし、2つの制御部10を備え、1つの制御部10により3つの表示部5を制御するようにしても良い。
次に、本実施の形態1における誘導加熱調理器の動作について説明する。
誘導加熱調理器の主電源(図示せず)が投入されると、各構成部は動作を開始する。
制御部10は、記憶部11に予め記憶された所定の画像情報を読み出す。
この所定の画像情報は、各表示部5に応じてそれぞれ記憶されている。例えば、各表示部5に対応する加熱手段に応じたメニューボタンや火力設定ボタン、火力レベル表示などの画像情報が記憶されている。
制御部10は、表示部5a〜5cのうち、読み出した画像情報に対応する表示部5を選択し、当該表示部5に対して画像情報を出力する。この画像情報を取得した表示駆動回路520は、表示用メモリ521に当該画像情報を記憶させ、当該画像情報を継続して表示画面510に表示させる。
さらに、制御部10は、他の表示部5についても順次、読み出した画像情報に対応する表示部5を選択して、画像情報を出力する。この画像情報を取得した表示駆動回路520は、表示用メモリ521に当該画像情報を記憶させ、当該画像情報を継続して表示画面510に表示させる。
このように、各表示駆動回路520は、制御部10からの画像情報の供給が停止した後も表示用メモリ521に記憶された画像情報により表示を継続するので、複数の表示画面510で同時に表示を行うことが可能となる。
なお、各表示部5について、同一の画像情報を出力することで、各表示部5に同時に同じ画面を表示させるようにしても良い。
制御部10は、記憶部11に予め記憶された所定の画像情報を読み出す。
この所定の画像情報は、各表示部5に応じてそれぞれ記憶されている。例えば、各表示部5に対応する加熱手段に応じたメニューボタンや火力設定ボタン、火力レベル表示などの画像情報が記憶されている。
制御部10は、表示部5a〜5cのうち、読み出した画像情報に対応する表示部5を選択し、当該表示部5に対して画像情報を出力する。この画像情報を取得した表示駆動回路520は、表示用メモリ521に当該画像情報を記憶させ、当該画像情報を継続して表示画面510に表示させる。
さらに、制御部10は、他の表示部5についても順次、読み出した画像情報に対応する表示部5を選択して、画像情報を出力する。この画像情報を取得した表示駆動回路520は、表示用メモリ521に当該画像情報を記憶させ、当該画像情報を継続して表示画面510に表示させる。
このように、各表示駆動回路520は、制御部10からの画像情報の供給が停止した後も表示用メモリ521に記憶された画像情報により表示を継続するので、複数の表示画面510で同時に表示を行うことが可能となる。
なお、各表示部5について、同一の画像情報を出力することで、各表示部5に同時に同じ画面を表示させるようにしても良い。
次に、制御部10は、操作部6の電極によるセンシングを開始する。
操作部6は、電極の静電容量の変化を検出して使用者の指が触れた状態(タッチオン)を検出するとタッチオン信号を制御部10に入力する。
制御部10は、操作部6からのタッチオン信号(入力操作)や各種センサやタイマー等に応じて、誘導加熱コイル3やグリルヒーター31を動作させる。
操作部6は、電極の静電容量の変化を検出して使用者の指が触れた状態(タッチオン)を検出するとタッチオン信号を制御部10に入力する。
制御部10は、操作部6からのタッチオン信号(入力操作)や各種センサやタイマー等に応じて、誘導加熱コイル3やグリルヒーター31を動作させる。
制御部10は、操作部6からの入力操作または誘導加熱コイル3の加熱状態等に応じて、表示部5の表示内容を変更させるとき、表示させる画像情報を記憶部11から読み出し、または画像情報の一部を加工する。
そして、表示内容を変更させる表示部5を選択し、選択した表示部5に対して画像情報を出力することで、当該表示部5の表示用メモリ521に記憶された画像情報を書き換える。
これにより、選択した表示部5の表示画面510の表示内容を変更させる。
そして、表示内容を変更させる表示部5を選択し、選択した表示部5に対して画像情報を出力することで、当該表示部5の表示用メモリ521に記憶された画像情報を書き換える。
これにより、選択した表示部5の表示画面510の表示内容を変更させる。
以上のように本実施の形態においては、各表示部5の表示駆動回路520は、画像情報が記憶される表示用メモリ521を有し、表示用メモリ521に記憶された画像情報を読み出し、表示画面510に継続して表示させ、制御部10は、各表示用メモリ521に記憶された画像情報を変更することで、各表示画面510の表示内容を更新させる。
このため、複数の表示部5を同時に表示させる場合であっても、1つの制御部10により表示内容を制御することができ、表示部5ごとに複数の制御部10を設ける必要が無い。よって、コストの低減を図ることができる。
また、表示駆動回路520は、表示用メモリ521に記憶された画像情報を継続して表示画面510に表示させるので、制御部10からの画像情報の入力が無い状態であっても、表示を継続することができる。
また、制御部10は、表示内容を更新させる際にのみ画像情報を出力すれば良く、処理負荷を軽減することができる。
また、1つの制御部10により複数の表示部5を制御するため、複数の表示画面510に同じ表示画面を同時に表示することが可能となる。
このため、複数の表示部5を同時に表示させる場合であっても、1つの制御部10により表示内容を制御することができ、表示部5ごとに複数の制御部10を設ける必要が無い。よって、コストの低減を図ることができる。
また、表示駆動回路520は、表示用メモリ521に記憶された画像情報を継続して表示画面510に表示させるので、制御部10からの画像情報の入力が無い状態であっても、表示を継続することができる。
また、制御部10は、表示内容を更新させる際にのみ画像情報を出力すれば良く、処理負荷を軽減することができる。
また、1つの制御部10により複数の表示部5を制御するため、複数の表示画面510に同じ表示画面を同時に表示することが可能となる。
また、制御部10は、操作部6からの入力操作または誘導加熱コイル3の加熱状態に応じて、表示内容を変更させる表示部5を選択し、選択した表示部5の表示用メモリ521に記憶された画像情報を書き換え、対応する表示画面510の表示内容を変更させる。
このため、入力操作や加熱状態に応じて、表示内容を変更することができ、操作性を向上させることができる。
このため、入力操作や加熱状態に応じて、表示内容を変更することができ、操作性を向上させることができる。
また、操作部6は、透明性を有する複数の電極により構成され、表示画面510の上に配置されている。
このため、表示画面510の表示内容に応じて直感的な操作を行うことが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、操作部6を表示部5上に載せることにより、トッププレート2上のスペースを広くすることができ、大口径の誘導加熱コイル3を搭載することができる。
また、複数の操作部6での操作内容が異なる場合であっても、表示画面510の表示内容を変更すればよいため、各表示部5を同一の構成とすることができ、低コストに開発可能である。
なお、操作部6を座標検出可能なタッチパネルで構成することで、表示部5および操作部6を全て同じモジュールで製造可能である。
このため、表示画面510の表示内容に応じて直感的な操作を行うことが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、操作部6を表示部5上に載せることにより、トッププレート2上のスペースを広くすることができ、大口径の誘導加熱コイル3を搭載することができる。
また、複数の操作部6での操作内容が異なる場合であっても、表示画面510の表示内容を変更すればよいため、各表示部5を同一の構成とすることができ、低コストに開発可能である。
なお、操作部6を座標検出可能なタッチパネルで構成することで、表示部5および操作部6を全て同じモジュールで製造可能である。
また、誘導加熱コイル3は、トッププレート2の幅方向に複数備え、表示部5は、誘導加熱コイル3毎に設けられ、トッププレート2の手前側に幅方向に配列されている。
このため、表示部5を本体1の上面手前側で幅方向に横長に形成する場合であっても、表示部5の表示画面510を1つの部材で構成することなく、1つの表示画面510の長さを短くすることが可能となる。
よって、表示画面510の製造品質の向上とコストの低減を図ることができる。
このため、表示部5を本体1の上面手前側で幅方向に横長に形成する場合であっても、表示部5の表示画面510を1つの部材で構成することなく、1つの表示画面510の長さを短くすることが可能となる。
よって、表示画面510の製造品質の向上とコストの低減を図ることができる。
また、表示部5は、3つ設けられ、トッププレート2の手前側に幅方向に配列される。そして、中央に配置された表示部5は、中央に配置された誘導加熱コイル3およびグリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。また、右側に配置された表示部5は、右側に配置された誘導加熱コイル3に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。また、左側に配置された表示部5は、左側に配置された誘導加熱コイル3に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
このため、使用頻度の高い加熱口については対応する表示部5を設けることで操作性を向上させ、使用頻度の低い加熱口やグリル庫30については表示部5を兼用することで、コスト低減を図ることが可能となる。
このため、使用頻度の高い加熱口については対応する表示部5を設けることで操作性を向上させ、使用頻度の低い加熱口やグリル庫30については表示部5を兼用することで、コスト低減を図ることが可能となる。
なお、本実施の形態1では、表示画面510の例としてドットマトリクス式の液晶パネルにより構成した場合を説明したが、これに限るものではない。
例えばセグメント式の液晶パネルにより構成しても良い。また、各種発光素子(LEDなど)、有機電界発光(Electro Luminescence:EL)素子などにより構成しても良い。
例えばセグメント式の液晶パネルにより構成しても良い。また、各種発光素子(LEDなど)、有機電界発光(Electro Luminescence:EL)素子などにより構成しても良い。
なお、本実施の形態1では、操作部6を透明性の電極により構成したが、これに限るものではない。例えば、メンブレンシートを用いた接点ボタンにより構成し、使用者により接点ボタンが押下されることにより、加熱制御に関する入力操作を検知するようにしてもよい。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の表示に関するブロック構成図である。
図8に示すように、本実施の形態2では、上記実施の形態1の構成に加え、画像メモリ12と、画面選択回路13とを備えている。
また、本実施の形態2における表示画面510は、ドットマトリクス式の画面により構成されている。
画像メモリ12は、各表示部5に表示させる各画像情報を合成した合成画像情報が記憶される。
画面選択回路13は、書き込み信号に応じて各表示部5を順次選択し、選択した表示部5の表示用メモリ521に合成画像情報を逐次書き込む。詳細は後述する。
なお、その他の構成は上記実施の形態1の構成と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
図8は本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の表示に関するブロック構成図である。
図8に示すように、本実施の形態2では、上記実施の形態1の構成に加え、画像メモリ12と、画面選択回路13とを備えている。
また、本実施の形態2における表示画面510は、ドットマトリクス式の画面により構成されている。
画像メモリ12は、各表示部5に表示させる各画像情報を合成した合成画像情報が記憶される。
画面選択回路13は、書き込み信号に応じて各表示部5を順次選択し、選択した表示部5の表示用メモリ521に合成画像情報を逐次書き込む。詳細は後述する。
なお、その他の構成は上記実施の形態1の構成と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
なお、画面選択回路13は、この機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアで実現することもできるし、マイコンやCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアとして実現することもできる。
なお、実施の形態2における「制御部10」、「画像メモリ12」、および「画面選択回路13」は、本発明における「表示制御手段」に相当する。
なお、「画面選択回路13」は、本発明における「画面選択部」に相当する。
なお、「画面選択回路13」は、本発明における「画面選択部」に相当する。
次に、本実施の形態2における表示動作について説明する。
まず、制御部10は、表示部5a〜5cに表示させる画像情報を、記憶部11から読み出す。
そして、制御部10は、読み出した画像情報をそれぞれ画像メモリ12に書き込む。このとき、画像メモリ12内の各画像情報の配置(アドレス)が、表示部5a、5b、5cの順となるように連続的に配置する。
これにより、画像メモリ12には、表示部5a〜5cの画像情報が連続した1つの画像(合成画像情報)が記憶される。
そして、制御部10は、読み出した画像情報をそれぞれ画像メモリ12に書き込む。このとき、画像メモリ12内の各画像情報の配置(アドレス)が、表示部5a、5b、5cの順となるように連続的に配置する。
これにより、画像メモリ12には、表示部5a〜5cの画像情報が連続した1つの画像(合成画像情報)が記憶される。
次に、制御部10は、画像メモリ12に記憶された合成画像情報を逐次読み出して、書き込み信号とともに画面選択回路13に出力する。
画面選択回路13は、書き込み信号に応じて各表示部5を順次選択し、選択した表示部5の表示用メモリ521に、制御部10から入力された合成画像情報を逐次書き込む。
このような動作の具体例を図9により説明する。
画面選択回路13は、書き込み信号に応じて各表示部5を順次選択し、選択した表示部5の表示用メモリ521に、制御部10から入力された合成画像情報を逐次書き込む。
このような動作の具体例を図9により説明する。
図9は本発明の実施の形態2に係る動作の具体例を示す図である。
以下、画面選択回路13は、初期状態において、表示部5aを選択しているものとして説明する。
制御部10は、合成画像情報(データ)を表示画面510のドット(画素)毎に逐次読み出して、書き込み信号とともに画面選択回路13に出力する。
次に、画面選択回路13は、選択した表示部5aの表示用メモリ521に、入力された合成画像情報(データ)をドット毎に逐次書き込む。
また、画面選択回路13のカウンタは、書き込み信号をカウントする。
以下、画面選択回路13は、初期状態において、表示部5aを選択しているものとして説明する。
制御部10は、合成画像情報(データ)を表示画面510のドット(画素)毎に逐次読み出して、書き込み信号とともに画面選択回路13に出力する。
次に、画面選択回路13は、選択した表示部5aの表示用メモリ521に、入力された合成画像情報(データ)をドット毎に逐次書き込む。
また、画面選択回路13のカウンタは、書き込み信号をカウントする。
図9の例では、制御部10は、画像メモリ12から合成画像情報のデータ“52”を読み出し、書き込み信号とともに出力する。
画面選択回路13は、書き込み信号が入力されるタイミングで、表示部5aの表示用メモリ521のアドレス00にデータ“52”を書き込む。
このとき画面選択回路13のカウンタは、カウント値をインクリメントする。
次に、制御部10は、画像メモリ12の合成画像情報の次のデータ“53”を読み出し、書き込み信号とともに出力する。
そして、画面選択回路13は、上記と同様に、表示用メモリ521のアドレス01にデータ“53”を書き込み、カウント値をインクリメントする。
以降、同様に、合成画像情報が逐次読み出されて表示部5aの表示用メモリ521に書き込まれる。
画面選択回路13は、書き込み信号が入力されるタイミングで、表示部5aの表示用メモリ521のアドレス00にデータ“52”を書き込む。
このとき画面選択回路13のカウンタは、カウント値をインクリメントする。
次に、制御部10は、画像メモリ12の合成画像情報の次のデータ“53”を読み出し、書き込み信号とともに出力する。
そして、画面選択回路13は、上記と同様に、表示用メモリ521のアドレス01にデータ“53”を書き込み、カウント値をインクリメントする。
以降、同様に、合成画像情報が逐次読み出されて表示部5aの表示用メモリ521に書き込まれる。
画面選択回路13のカウンタは、書き込み信号の累計が、表示部5aの表示画面510の総ドット数となったとき、画面選択信号を発生させる。
画面選択回路13は、画面選択信号の発生により、次の画面である表示部5bの表示画面510を選択する。なお、選択する表示部5の順は、画像メモリ12に記憶した各画像情報の配置の順となるように選択する。
画面選択回路13は、画面選択信号の発生により、次の画面である表示部5bの表示画面510を選択する。なお、選択する表示部5の順は、画像メモリ12に記憶した各画像情報の配置の順となるように選択する。
図9の例では、表示部5aの表示画面510の最後のドットに対応するアドレスnに、データ“xx”が書き込まれた際、書き込み信号の累計が総ドット数(n)となり、画面選択信号が発生される。
このとき画面選択回路13は、カウント値をリセットする。
次に、制御部10は、画像メモリ12の合成画像情報の次のデータ“yy”を読み出し、書き込み信号とともに出力する。
そして、画面選択回路13は、選択した表示部5bの表示用メモリ521のアドレス00にデータ“yy”を書き込み、カウント値をインクリメントする。
以降、同様に、合成画像情報が逐次読み出されて表示部5bの表示用メモリ521に書き込まれる。
そして、画面選択回路13は、次に画像選択信号が発せられると、表示部5cを選択する。以降同様に、表示部5a、5b、5c、5a…の順で選択する。
このとき画面選択回路13は、カウント値をリセットする。
次に、制御部10は、画像メモリ12の合成画像情報の次のデータ“yy”を読み出し、書き込み信号とともに出力する。
そして、画面選択回路13は、選択した表示部5bの表示用メモリ521のアドレス00にデータ“yy”を書き込み、カウント値をインクリメントする。
以降、同様に、合成画像情報が逐次読み出されて表示部5bの表示用メモリ521に書き込まれる。
そして、画面選択回路13は、次に画像選択信号が発せられると、表示部5cを選択する。以降同様に、表示部5a、5b、5c、5a…の順で選択する。
このように、制御部10は、画像情報を表示させる表示部5を意識することなく、合成画像情報を1つの画面として逐次、画面選択回路13に出力する。
また、制御部10は、各表示部5の各画像情報の内容を変更させる場合、画像メモリ12の合成画像情報の内容を更新する。
そして、同様に、更新後の合成画像情報を逐次、画面選択回路13に出力する。
また、制御部10は、各表示部5の各画像情報の内容を変更させる場合、画像メモリ12の合成画像情報の内容を更新する。
そして、同様に、更新後の合成画像情報を逐次、画面選択回路13に出力する。
なお、更新の有無にかかわらず、制御部10は合成画像情報の出力が全て完了した後、繰り返して出力するようにしても良い。
これにより、各表示部5の表示用メモリ521が連続的に書き換えられることになり、表示用メモリ521に記憶された情報が欠落した場合や液晶パネルの駆動異常など、表示に異常が生じた場合であっても、即時に表示を修正することが可能となる。
特に、誘導加熱調理においては、誘導加熱コイル3やインバータ9等からのノイズにより、液晶パネルの表示に異常が生じることがあり、この効果は顕著である。
これにより、各表示部5の表示用メモリ521が連続的に書き換えられることになり、表示用メモリ521に記憶された情報が欠落した場合や液晶パネルの駆動異常など、表示に異常が生じた場合であっても、即時に表示を修正することが可能となる。
特に、誘導加熱調理においては、誘導加熱コイル3やインバータ9等からのノイズにより、液晶パネルの表示に異常が生じることがあり、この効果は顕著である。
以上のように本実施の形態においては、各表示部5に表示させる各画像情報を合成した合成画像情報が記憶される画像メモリ12と、画像メモリ12に記憶された合成画像情報を逐次読み出して、書き込み信号とともに出力する制御部10と、書き込み信号に応じて各表示部5を順次選択し、選択した表示部5の表示用メモリ521に合成画像情報を逐次書き込む画面選択回路13とを備えている。
このため、制御部10は表示部5を選択することなく、連続的に書き込むだけで良く、どの表示部5の表示用メモリ521を書き換えるかを意識する必要がなく、処理の簡素化を図ることができる。よって、制御部10の処理の負荷が軽減できる。
また、各表示部5の画像情報を画像メモリ12に連続的に配置した合成画像情報を逐次に読み出して出力するので、制御部10は、メモリ配置を意識する必要がなく、処理の簡素化を図ることが可能となる。よって、制御部10の処理の負荷が軽減できる。
また、画像メモリ12には、各表示部5の画像情報が連続的に配置した合成画像情報が記憶されているため、複数の表示部5の画像情報の更新を容易に行うことができる。例えば、複数の表示画面510間での画像の移動などを容易に表現できる。
このため、制御部10は表示部5を選択することなく、連続的に書き込むだけで良く、どの表示部5の表示用メモリ521を書き換えるかを意識する必要がなく、処理の簡素化を図ることができる。よって、制御部10の処理の負荷が軽減できる。
また、各表示部5の画像情報を画像メモリ12に連続的に配置した合成画像情報を逐次に読み出して出力するので、制御部10は、メモリ配置を意識する必要がなく、処理の簡素化を図ることが可能となる。よって、制御部10の処理の負荷が軽減できる。
また、画像メモリ12には、各表示部5の画像情報が連続的に配置した合成画像情報が記憶されているため、複数の表示部5の画像情報の更新を容易に行うことができる。例えば、複数の表示画面510間での画像の移動などを容易に表現できる。
また、制御部10は、合成画像情報をドット毎に逐次読み出して、書き込み信号とともに画面選択回路13に出力し、画面選択回路13は、選択した表示用メモリ521に合成画像情報をドット毎に逐次書き込み、書き込み信号の累計が、表示画面510の総ドット数となったとき、他の表示部5を選択する。
このため、ドットマトリクス式の画面において、1つの表示画面510の全てのドット(画素)に対応する表示用メモリ521への書き込みが完了する度に、順次、他の表示画面510に対応する表示用メモリ521への書き込みを行うことができる。
このため、ドットマトリクス式の画面において、1つの表示画面510の全てのドット(画素)に対応する表示用メモリ521への書き込みが完了する度に、順次、他の表示画面510に対応する表示用メモリ521への書き込みを行うことができる。
なお、上記の説明では、制御部10は、記憶部11から読み込んだ各表示部5の画像情報を合成して合成画像情報を生成した場合を説明したが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、記憶部11に1つまたは複数の合成画像情報を予め記憶させておき、制御部10は、この合成画像情報を画像メモリ12に記憶させるようにしても良い。
また、この場合、記憶部11に記憶された合成画像情報を逐次読み出して画面選択回路13に出力することで、記憶部11を本発明における「画像メモリ」として使用しても良い。
このように、各表示部5の画面を合成した合成画像情報を記憶させることで、表示画面の内容を1つの画面として作成することができる。
例えば、記憶部11に1つまたは複数の合成画像情報を予め記憶させておき、制御部10は、この合成画像情報を画像メモリ12に記憶させるようにしても良い。
また、この場合、記憶部11に記憶された合成画像情報を逐次読み出して画面選択回路13に出力することで、記憶部11を本発明における「画像メモリ」として使用しても良い。
このように、各表示部5の画面を合成した合成画像情報を記憶させることで、表示画面の内容を1つの画面として作成することができる。
実施の形態3.
図10は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の表示に関するブロック構成図である。
図10に示すように、本実施の形態3では、上記実施の形態1の構成に加え、各表示部5毎にドライバ選択回路14を備えている。
ドライバ選択回路14は、書き込み信号に応じて各表示駆動回路520を順次選択し、選択した表示駆動回路520の表示用メモリ521に画像情報を逐次書き込む。詳細は後述する。
図10は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の表示に関するブロック構成図である。
図10に示すように、本実施の形態3では、上記実施の形態1の構成に加え、各表示部5毎にドライバ選択回路14を備えている。
ドライバ選択回路14は、書き込み信号に応じて各表示駆動回路520を順次選択し、選択した表示駆動回路520の表示用メモリ521に画像情報を逐次書き込む。詳細は後述する。
図11は本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の表示部5のブロック構成図である。
図11に示すように、本実施の形態3における表示部5は、表示画面510を複数の領域に区分し、この領域毎に表示駆動回路520を設けている。
ここでは、表示画面510を2つの領域(領域a、b)に区分し、2つの表示駆動回路520a、520bを設ける場合を説明する。
また、本実施の形態3における表示画面510は、ドットマトリクス式の画面により構成されている。
なお、その他の構成は上記実施の形態1の構成と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
図11に示すように、本実施の形態3における表示部5は、表示画面510を複数の領域に区分し、この領域毎に表示駆動回路520を設けている。
ここでは、表示画面510を2つの領域(領域a、b)に区分し、2つの表示駆動回路520a、520bを設ける場合を説明する。
また、本実施の形態3における表示画面510は、ドットマトリクス式の画面により構成されている。
なお、その他の構成は上記実施の形態1の構成と同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
なお、ドライバ選択回路14は、この機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアで実現することもできるし、マイコンやCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアとして実現することもできる。
なお、実施の形態3における「制御部10」、および「ドライバ選択回路14」は、本発明における「表示制御手段」に相当する。
なお、「ドライバ選択回路14」は、本発明における「表示駆動回路選択部」に相当する。
なお、「ドライバ選択回路14」は、本発明における「表示駆動回路選択部」に相当する。
次に、本実施の形態3における表示動作について説明する。
制御部10は、上記実施の形態1と同様に、記憶部11から読み出した画像情報、または一部を加工した画像情報を表示させる表示部5を選択する。
次に、制御部10は、選択した表示部5に対応するドライバ選択回路14に対して、書き込み信号とともに画像情報を逐次出力する。
ドライバ選択回路14は、書き込み信号に応じて各表示駆動回路520を順次選択し、選択した表示駆動回路520の表示用メモリ521に画像情報を逐次書き込む。
このような動作の具体例を次に説明する。
次に、制御部10は、選択した表示部5に対応するドライバ選択回路14に対して、書き込み信号とともに画像情報を逐次出力する。
ドライバ選択回路14は、書き込み信号に応じて各表示駆動回路520を順次選択し、選択した表示駆動回路520の表示用メモリ521に画像情報を逐次書き込む。
このような動作の具体例を次に説明する。
以下、ドライバ選択回路14は、初期状態において、表示駆動回路520aを選択しているものとして説明する。
制御部10は、画像情報(データ)を表示画面510のドット(画素)毎に逐次読み出して、書き込み信号とともにドライバ選択回路14に出力する。
次に、ドライバ選択回路14は、選択した表示駆動回路520aの表示用メモリ521に、制御部10から入力された画像情報(データ)をドット毎に逐次書き込む。
また、ドライバ選択回路14のカウンタは、書き込み信号をカウントする。
制御部10は、画像情報(データ)を表示画面510のドット(画素)毎に逐次読み出して、書き込み信号とともにドライバ選択回路14に出力する。
次に、ドライバ選択回路14は、選択した表示駆動回路520aの表示用メモリ521に、制御部10から入力された画像情報(データ)をドット毎に逐次書き込む。
また、ドライバ選択回路14のカウンタは、書き込み信号をカウントする。
ドライバ選択回路14のカウンタは、書き込み信号の累計が、選択した表示駆動回路520aに対応する領域aの総ドット数となったとき、ドライバ選択信号を発生させる。このとき、ドライバ選択回路14は、カウント値をリセットする。
ドライバ選択回路14は、ドライバ選択信号の発生により、表示駆動回路520bを選択する。なお、選択する表示駆動回路520の順は任意の順で良い。
ドライバ選択回路14は、ドライバ選択信号の発生により、表示駆動回路520bを選択する。なお、選択する表示駆動回路520の順は任意の順で良い。
以降、同様に、制御部10から画像情報が逐次読み出されて表示駆動回路520bの表示用メモリ521に書き込まれる。
そして、ドライバ選択回路14は、次に画像選択信号が発せられると、再び表示駆動回路520aを選択する。なお、表示駆動回路520を3つ以上設ける場合は、各表示駆動回路520を順次選択し、全ての表示駆動回路520を順次繰り返し選択する。
そして、ドライバ選択回路14は、次に画像選択信号が発せられると、再び表示駆動回路520aを選択する。なお、表示駆動回路520を3つ以上設ける場合は、各表示駆動回路520を順次選択し、全ての表示駆動回路520を順次繰り返し選択する。
このように、表示部5が複数の表示駆動回路520を備える構成であっても、制御部10は、画像情報を出力する表示駆動回路520を意識することなく、表示部5が1つの表示駆動回路520を備えているものとして、画像情報を逐次、ドライバ選択回路14に出力する。
以上のように本実施の形態においては、書き込み信号とともに画像情報を逐次出力する制御部10と、書き込み信号に応じて各表示駆動回路520を順次選択し、選択した表示駆動回路520の表示用メモリ521に画像情報を逐次書き込むドライバ選択回路14とを備えている。
このため、表示画面510を複数の領域に区分し、該領域毎に表示駆動回路520を設けた場合であっても、制御部10は表示駆動回路520を選択することなく、連続的に画像情報を書き込むだけで良く、どの表示駆動回路520の表示用メモリ521を書き換えるかを意識する必要がなく、処理の簡素化を図ることができる。よって、制御部10の処理の負荷が軽減できる。
このため、表示画面510を複数の領域に区分し、該領域毎に表示駆動回路520を設けた場合であっても、制御部10は表示駆動回路520を選択することなく、連続的に画像情報を書き込むだけで良く、どの表示駆動回路520の表示用メモリ521を書き換えるかを意識する必要がなく、処理の簡素化を図ることができる。よって、制御部10の処理の負荷が軽減できる。
また、制御部10は、書き込み信号とともに画像情報をドット毎に逐次出力し、ドライバ選択回路14は、選択した表示駆動回路520の表示用メモリ521に画像情報をドット毎に逐次書き込み、書き込み信号の累計が、領域の総ドット数となったとき、他の表示駆動回路520を選択する。
このため、ドットマトリクス式の画面において、表示画面510を複数の領域に区分し、該領域毎に表示駆動回路520を設けた場合、1つの領域の全てのドット(画素)に対応する表示用メモリ521への書き込みが完了する度に、順次、他の表示画面510の表示用メモリ521への書き込みを行うことができる。
このため、ドットマトリクス式の画面において、表示画面510を複数の領域に区分し、該領域毎に表示駆動回路520を設けた場合、表示画面510の1つの領域の全てのドット(画素)に対応する表示用メモリ521への書き込みが完了する度に、順次、他の領域に対応する表示用メモリ521への書き込みを行うことができる。
このため、ドットマトリクス式の画面において、表示画面510を複数の領域に区分し、該領域毎に表示駆動回路520を設けた場合、1つの領域の全てのドット(画素)に対応する表示用メモリ521への書き込みが完了する度に、順次、他の表示画面510の表示用メモリ521への書き込みを行うことができる。
このため、ドットマトリクス式の画面において、表示画面510を複数の領域に区分し、該領域毎に表示駆動回路520を設けた場合、表示画面510の1つの領域の全てのドット(画素)に対応する表示用メモリ521への書き込みが完了する度に、順次、他の領域に対応する表示用メモリ521への書き込みを行うことができる。
なお、本実施の形態3では、表示部5を複数備える構成の場合を説明したが、本発明はこれに限るものではなく、1つの表示部5を1つの制御部10により制御する構成であっても良い。
このような構成においても、制御部10は表示駆動回路520を選択することなく、連続的に画像情報を書き込むだけで良く、どの表示駆動回路520の表示用メモリ521を書き換えるかを意識する必要がなく、処理の簡素化を図ることができる。
このような構成においても、制御部10は表示駆動回路520を選択することなく、連続的に画像情報を書き込むだけで良く、どの表示駆動回路520の表示用メモリ521を書き換えるかを意識する必要がなく、処理の簡素化を図ることができる。
なお、本実施の形態3では、上記実施の形態1の構成に、ドライバ選択回路14を備えた場合を説明したが、これに限らず、例えば、図12に示すように、上記実施の形態2の構成に、ドライバ選択回路14を備える構成としても良い。
このような構成により、複数の表示部5がそれぞれ複数の表示駆動回路520を備える場合であっても、制御部10は、1つの合成画像情報を逐次出力すれば良く、どの表示部5のどの表示駆動回路520に対して書き込みを行うかを選択する必要がなく、処理の簡素化を図ることができる。特に、表示部5および表示駆動回路520の数が多くなるほどこの効果は顕著である。
このような構成により、複数の表示部5がそれぞれ複数の表示駆動回路520を備える場合であっても、制御部10は、1つの合成画像情報を逐次出力すれば良く、どの表示部5のどの表示駆動回路520に対して書き込みを行うかを選択する必要がなく、処理の簡素化を図ることができる。特に、表示部5および表示駆動回路520の数が多くなるほどこの効果は顕著である。
実施の形態4.
本実施の形態4では、制御部10による画像情報の書き換え時間について説明する。
本実施の形態4では、制御部10による画像情報の書き換え時間について説明する。
表示画面510の表示状態を変更(更新)するには、当該表示画面510固有の応答時間が必要となる。
例えば、動画(アニメーション)表示をする場合、画像情報の書き換えが、応答時間以内であればスムーズな動画表示が可能となる。
しかし、上述した実施の形態1〜3においては、複数の表示部5の複数の表示用メモリ521に順次、画像情報の書き込みが行われるため、複数の表示部5のうち少なくとも1つまたは全てで動画表示を行う場合、全ての表示用メモリ521についての書き換えが応答時間以内とする必要がある。
そこで、本実施の形態4の制御部10は、複数の表示用メモリ521の全ての画像情報を書き換える時間が、表示画面510の応答時間以下となるように動作する。
具体例を図13により説明する。
例えば、動画(アニメーション)表示をする場合、画像情報の書き換えが、応答時間以内であればスムーズな動画表示が可能となる。
しかし、上述した実施の形態1〜3においては、複数の表示部5の複数の表示用メモリ521に順次、画像情報の書き込みが行われるため、複数の表示部5のうち少なくとも1つまたは全てで動画表示を行う場合、全ての表示用メモリ521についての書き換えが応答時間以内とする必要がある。
そこで、本実施の形態4の制御部10は、複数の表示用メモリ521の全ての画像情報を書き換える時間が、表示画面510の応答時間以下となるように動作する。
具体例を図13により説明する。
図13は本発明の実施の形態4に係る動作の具体例を示す図である。
ここでは、例えば表示画面510を、応答時間が約240msのSTN液晶の場合を説明する。
なお、本実施の形態4の構成は上記実施の形態1と同様とし、同一部分には同一の符号を付する。なお、本発明はこれに限らず上記実施の形態1〜3のいずれの構成であっても良い。
ここでは、例えば表示画面510を、応答時間が約240msのSTN液晶の場合を説明する。
なお、本実施の形態4の構成は上記実施の形態1と同様とし、同一部分には同一の符号を付する。なお、本発明はこれに限らず上記実施の形態1〜3のいずれの構成であっても良い。
図13(a)に示すように、表示部5a〜5cの3つの表示画面510について動画表示をする場合、STNの応答時間は約240msであるため、制御部10は、1画面80ms以下の時間間隔で、各表示部5の表示用メモリ521への書き換えを行う。
つまり、複数の表示画面510に対応する表示用メモリ521に対する書き換え間隔を、表示画面510の応答時間を表示駆動回路520の数で除算した値以下の時間に設定する。
つまり、複数の表示画面510に対応する表示用メモリ521に対する書き換え間隔を、表示画面510の応答時間を表示駆動回路520の数で除算した値以下の時間に設定する。
なお、図13(b)に示すように、1つの表示部5aへの書き換え処理自体は連続的に行う必要はなく、書き換え完了が80ms以内に終わればよい。
以上のように本実施の形態においては、制御部10は、複数の表示用メモリ521の全ての画像情報を書き換える時間が、表示画面510の応答時間以下である。
このため、複数の表示部5のうち少なくとも1つまたは全てで動画表示を行う場合に、スムーズな動画表示が可能となる。
このため、複数の表示部5のうち少なくとも1つまたは全てで動画表示を行う場合に、スムーズな動画表示が可能となる。
実施の形態5.
本実施の形態5では、任意の表示画面510のコントラストや明るさを調整した場合、連動して他の表示画面510についても同様の調整を行う動作について説明する。
なお、本実施の形態5の構成は、上記実施の形態1〜4の何れかと同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
本実施の形態5では、任意の表示画面510のコントラストや明るさを調整した場合、連動して他の表示画面510についても同様の調整を行う動作について説明する。
なお、本実施の形態5の構成は、上記実施の形態1〜4の何れかと同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
図14は本発明の実施の形態5に係る表示調整処理を示すフローチャートである。
以下、図14の各ステップに基づき説明する。
以下、図14の各ステップに基づき説明する。
(S101)
制御部10は、複数の表示部5のうち何れかの表示部5の表示画面510のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整(以下「表示調整」ともいう。)する操作入力の有無を判断する。
操作がない場合は当該ステップS101を繰り返す。
制御部10は、複数の表示部5のうち何れかの表示部5の表示画面510のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整(以下「表示調整」ともいう。)する操作入力の有無を判断する。
操作がない場合は当該ステップS101を繰り返す。
(S102)
使用者は、操作部6を操作し、任意の表示部5に対して表示調整を行う操作を入力する。
制御部10は、表示調整の操作がされたと判断すると、当該操作に応じた調整信号を、対象の表示部5に出力する。
当該調整信号が入力された表示部5の表示駆動回路520は、調整信号に基づき、表示画面510のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整する。
使用者は、操作部6を操作し、任意の表示部5に対して表示調整を行う操作を入力する。
制御部10は、表示調整の操作がされたと判断すると、当該操作に応じた調整信号を、対象の表示部5に出力する。
当該調整信号が入力された表示部5の表示駆動回路520は、調整信号に基づき、表示画面510のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整する。
(S103)
制御部10は、複数の表示部5のうち、上記ステップS102で調整信号を出力した表示部5以外の他の表示部5に対して、同一の調整信号を出力する。
当該調整信号が入力された表示部5の表示駆動回路520は、調整信号に基づき、表示画面510のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整する。
制御部10は、複数の表示部5のうち、上記ステップS102で調整信号を出力した表示部5以外の他の表示部5に対して、同一の調整信号を出力する。
当該調整信号が入力された表示部5の表示駆動回路520は、調整信号に基づき、表示画面510のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整する。
(S104)
制御部10は、全ての表示部5について上記調整信号を出力したか否かを判断し、終了していない場合は、上記ステップS103を繰り返す。
一方、全ての表示部5について調整信号の出力が完了した場合、ステップS101に戻り、上記動作を繰り返す。
制御部10は、全ての表示部5について上記調整信号を出力したか否かを判断し、終了していない場合は、上記ステップS103を繰り返す。
一方、全ての表示部5について調整信号の出力が完了した場合、ステップS101に戻り、上記動作を繰り返す。
以上のように本実施の形態においては、制御部10は、複数の表示部5のうち、任意の表示部5に対して表示画面510のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整する調整信号を出力したとき、当該表示部5以外の他の表示部5に対して同一の調整信号を出力し、各表示駆動回路520は、制御部10から入力された調整信号に基づき、表示画面510のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整する。
このため、任意の表示部5の表示画面510の1つについて、表示調整することにより、連動して他の表示部5の表示画面510についても、同様の表示調整を行うことが可能となる。
よって、複数の表示画面510についてそれぞれ表示調整をする必要がなく、操作性を向上させることができる。
このため、任意の表示部5の表示画面510の1つについて、表示調整することにより、連動して他の表示部5の表示画面510についても、同様の表示調整を行うことが可能となる。
よって、複数の表示画面510についてそれぞれ表示調整をする必要がなく、操作性を向上させることができる。
実施の形態6.
図15は本発明の実施の形態6に係る加熱調理器の電力供給に関するブロック構成図である。
図15に示すように、本実施の形態6においては、複数の表示部5に電力を供給する電源回路40と、電源回路40から各表示部5に対する電力供給をそれぞれオンオフするスイッチ41とを備えている。
なお、その他の構成は、上記実施の形態1〜5何れかと同一であり、同一部分には、同一の符号を付する。
図15は本発明の実施の形態6に係る加熱調理器の電力供給に関するブロック構成図である。
図15に示すように、本実施の形態6においては、複数の表示部5に電力を供給する電源回路40と、電源回路40から各表示部5に対する電力供給をそれぞれオンオフするスイッチ41とを備えている。
なお、その他の構成は、上記実施の形態1〜5何れかと同一であり、同一部分には、同一の符号を付する。
なお、「スイッチ41」は、本発明における「開閉手段」に相当する。
図16は本発明の実施の形態6に係る表示部5の電源投入時と定常時の電流を示す図である。
図16に示すように、表示部5の電源投入時には、定常時電流より大きい起動電流が流れる。
複数の表示部5を同時に電源投入すると、電源回路40では各表示部5の起動時電流を合計した電流を供給することが必要となる。このため、電源回路40の電流容量を大きくしなければならず、電源回路40のコストアップにつながる。
図16に示すように、表示部5の電源投入時には、定常時電流より大きい起動電流が流れる。
複数の表示部5を同時に電源投入すると、電源回路40では各表示部5の起動時電流を合計した電流を供給することが必要となる。このため、電源回路40の電流容量を大きくしなければならず、電源回路40のコストアップにつながる。
そこで、本実施の形態6における制御部10は、各スイッチ41を制御し、各表示部5に対する電力供給を所定時間以上の間隔で順次行うようにする。
この所定時間としては、電源投入したあと定常時電流となるまでに要する時間より長くするのが望ましい。
この所定時間としては、電源投入したあと定常時電流となるまでに要する時間より長くするのが望ましい。
以上のように本実施の形態においては、複数の表示部5に電力を供給する電源回路40と、電源回路40から各表示部5に対する電力供給をそれぞれオンオフするスイッチ41とを備え、制御部10は、スイッチ41を制御し、各表示部5に対する電力供給を所定時間以上の間隔で順次行う。
このため、複数の表示部5の電源投入を同時に行う場合と比較して、電源回路40の電流容量を低減することが可能となり、コスト削減を図ることができる。
このため、複数の表示部5の電源投入を同時に行う場合と比較して、電源回路40の電流容量を低減することが可能となり、コスト削減を図ることができる。
実施の形態7.
図17は本発明の実施の形態7に係る加熱調理器の電力供給に関するブロック構成図である。
図17に示すように、本実施の形態7においては、複数の表示部5に電力を供給する電源回路40と、電源回路40と各表示部5との間に設けられたローパスフィルタ42とを備えている。
なお、その他の構成は、上記実施の形態1〜6の何れかと同一であり、同一部分には、同一の符号を付する。
なお、上記実施の形態6の構成に加え、電源回路40と各表示部5との間にローパスフィルタ42を備えるようにしても良い。
図17は本発明の実施の形態7に係る加熱調理器の電力供給に関するブロック構成図である。
図17に示すように、本実施の形態7においては、複数の表示部5に電力を供給する電源回路40と、電源回路40と各表示部5との間に設けられたローパスフィルタ42とを備えている。
なお、その他の構成は、上記実施の形態1〜6の何れかと同一であり、同一部分には、同一の符号を付する。
なお、上記実施の形態6の構成に加え、電源回路40と各表示部5との間にローパスフィルタ42を備えるようにしても良い。
図18は本発明の実施の形態7に係る表示部5の電源投入時と定常時の電流を示す図である。
図18に示すように、定常時において、間欠的な電流により、表示駆動回路520が表示画面510を駆動する場合、ローパスフィルタ42を追加することにより、定常時電流を低減することが可能である。
図18に示すように、定常時において、間欠的な電流により、表示駆動回路520が表示画面510を駆動する場合、ローパスフィルタ42を追加することにより、定常時電流を低減することが可能である。
実施の形態8.
本実施の形態8では、1つの表示部5により、誘導加熱コイル3cおよびグリルヒーター31に関する情報を表示する際、操作性と視認性を向上させる形態について説明する。
本実施の形態8では、1つの表示部5により、誘導加熱コイル3cおよびグリルヒーター31に関する情報を表示する際、操作性と視認性を向上させる形態について説明する。
図19は本発明の実施の形態8に係る表示部5cの表示画面510と操作部6を示す上面図である。
図19(a)は操作部6の各電極の配置を示す図であり、図19(b)は中央に配置された表示部5cの表示画面510の表示状態の一例を示す図である。
図19(a)に示すように、操作部6は、透明性の複数の電極を有し、この電極は、表示画面510上の任意の位置に配置される構成となっている。
図19(a)は操作部6の各電極の配置を示す図であり、図19(b)は中央に配置された表示部5cの表示画面510の表示状態の一例を示す図である。
図19(a)に示すように、操作部6は、透明性の複数の電極を有し、この電極は、表示画面510上の任意の位置に配置される構成となっている。
上記実施の形態1で説明したように、中央に配置された表示部5cは、中央に配置された誘導加熱コイル3cおよびグリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
さらに、本実施の形態8においては、中央に配置された表示部5cは、表示画面510を、誘導加熱コイル3cに対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する領域(中央ヒーター用画面)と、グリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する領域(グリル用画面)とに区分して表示する。
例えば、図19(b)に示すように、表示画面510のほぼ中央に、表示画面510を左右に分割する分割表示511を表示させる。
さらに、中央ヒーター用画面には、誘導加熱コイル3cに対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
また、グリル用画面には、グリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
さらに、本実施の形態8においては、中央に配置された表示部5cは、表示画面510を、誘導加熱コイル3cに対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する領域(中央ヒーター用画面)と、グリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する領域(グリル用画面)とに区分して表示する。
例えば、図19(b)に示すように、表示画面510のほぼ中央に、表示画面510を左右に分割する分割表示511を表示させる。
さらに、中央ヒーター用画面には、誘導加熱コイル3cに対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
また、グリル用画面には、グリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する。
以上のように本実施の形態においては、中央に配置された表示部5cは、表示画面510を、誘導加熱コイル3cに対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する領域と、グリルヒーター31に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する領域とに区分して表示する。
このため、1つの表示部5により、誘導加熱コイル3cおよびグリルヒーター31に関する情報を表示する場合であっても、操作性と視認性を向上させることができる。
また、表示画面510に表示させる内容を変更することで、中央ヒーター用画面とグリル用画面とに分割することができ、表示部5cの構成を他の表示部5と同様の構成とすることができ、コストの軽減を図ることができる。
また、操作部6cの透明電極の位置を他の操作部6と同様にした場合であっても、表示画面510の表示内容を変更することで、誘導加熱コイル3cとグリルヒーター31とに対応するそれぞれの操作ボタン等を表示することができる。よって、操作部6cを同様の構成として、コストの軽減を図ることができる。
このため、1つの表示部5により、誘導加熱コイル3cおよびグリルヒーター31に関する情報を表示する場合であっても、操作性と視認性を向上させることができる。
また、表示画面510に表示させる内容を変更することで、中央ヒーター用画面とグリル用画面とに分割することができ、表示部5cの構成を他の表示部5と同様の構成とすることができ、コストの軽減を図ることができる。
また、操作部6cの透明電極の位置を他の操作部6と同様にした場合であっても、表示画面510の表示内容を変更することで、誘導加熱コイル3cとグリルヒーター31とに対応するそれぞれの操作ボタン等を表示することができる。よって、操作部6cを同様の構成として、コストの軽減を図ることができる。
実施の形態9.
上記実施の形態8では、表示部5cの表示画面510に分割表示511を表示させることで画面の領域を分割した。本実施の形態9では、トッププレート2の窓部7に塗装を施すことにより、画面の領域を分割する形態について説明する。
上記実施の形態8では、表示部5cの表示画面510に分割表示511を表示させることで画面の領域を分割した。本実施の形態9では、トッププレート2の窓部7に塗装を施すことにより、画面の領域を分割する形態について説明する。
図20は本発明の実施の形態9に係るトッププレート2の要部を示す上面図である。
上記実施の形態1で説明したように、表示画面510は、トッププレート2の下方に配置されている。また、トッププレート2には、表示画面510の配置位置に対応して透明性を有する窓部7が形成されている。
さらに、本実施の形態9においては、図20に示すように、中央の窓部7cに領域を区分する塗装である分割塗装71が施されている。
上記実施の形態1で説明したように、表示画面510は、トッププレート2の下方に配置されている。また、トッププレート2には、表示画面510の配置位置に対応して透明性を有する窓部7が形成されている。
さらに、本実施の形態9においては、図20に示すように、中央の窓部7cに領域を区分する塗装である分割塗装71が施されている。
このような構成とすることで、1つの表示部5により、誘導加熱コイル3cおよびグリルヒーター31に関する情報を表示する場合であっても、操作性と視認性を向上させることができる。
実施の形態10.
本実施の形態10では、複数の表示部5のうち、加熱動作を停止している誘導加熱コイル3に対応する表示部5に、加熱動作中の誘導加熱コイル3の入力操作や加熱状態に関する情報を表示させる形態について説明する。
本実施の形態10では、複数の表示部5のうち、加熱動作を停止している誘導加熱コイル3に対応する表示部5に、加熱動作中の誘導加熱コイル3の入力操作や加熱状態に関する情報を表示させる形態について説明する。
図21は本発明の実施の形態10に係る加熱調理器の上面図である。
図21において、本実施の形態10における誘導加熱コイル3a〜3cは、それぞれ円弧状に形成された複数のサテライトコイルを同一円周に配置して構成されている。
また、本実施の形態10におけるインバータ9は、制御部10からの指示に基づいて、各サテライトコイルをそれぞれ個別に駆動する。
なお、その他の構成は上記実施の形態1〜9の何れかと同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
図21において、本実施の形態10における誘導加熱コイル3a〜3cは、それぞれ円弧状に形成された複数のサテライトコイルを同一円周に配置して構成されている。
また、本実施の形態10におけるインバータ9は、制御部10からの指示に基づいて、各サテライトコイルをそれぞれ個別に駆動する。
なお、その他の構成は上記実施の形態1〜9の何れかと同様であり、同一部分には同一の符号を付する。
以下、加熱口4bに小径の鍋などの被加熱物が載置され、これを加熱する場合の動作について、図21を参照しつつ説明する。
本実施の形態10の制御部10は、誘導加熱コイル3bに対する加熱開始の操作が入力されると、誘導加熱コイル3bを構成する各サテライトコイルを一定時間だけ駆動させる。そして、このときの各サテライトコイルに流れる電流等により、各サテライトコイル上に被加熱物が載置されているか否かを判断する。
例えば図21に示すように、被加熱物が加熱口4bの中心より右手前側にずれて配置され、一部のサテライトコイル上に載置されていない場合、当該載置されていないサテライトコイルの駆動を停止させ、被加熱物が載置されていると判断したサテライトコイルのみ駆動して誘導加熱を行う。このように、被加熱物の載置位置に応じて、駆動させるサテライトコイルを選択することで、無駄な電力消費を削減できる。
例えば図21に示すように、被加熱物が加熱口4bの中心より右手前側にずれて配置され、一部のサテライトコイル上に載置されていない場合、当該載置されていないサテライトコイルの駆動を停止させ、被加熱物が載置されていると判断したサテライトコイルのみ駆動して誘導加熱を行う。このように、被加熱物の載置位置に応じて、駆動させるサテライトコイルを選択することで、無駄な電力消費を削減できる。
このとき、制御部10は、加熱動作中の誘導加熱コイル3bに対応する表示部5bに、誘導加熱コイル3bの入力操作や加熱状態(火力、温度等)の情報を表示させる。
さらに、制御部10は、他の表示部5のうち、加熱動作を停止している加熱手段に対応する表示部5に、加熱動作中の誘導加熱コイル3bに関する情報を表示させる。
例えば図21に示すように、表示部5aに誘導加熱コイル3bの調理時間を計時するタイマーの時間表示や操作ボタン等を表示させる。また、表示部5cに、誘導加熱コイル3aにて実行可能な自動調理メニューの情報や、調理レシピなどの各種の案内情報を表示させる。
また、表示部5aまたは表示部5cに、誘導加熱コイル3bのサテライトコイルのうち、現在駆動中のサテライトコイルに関する情報を表示させても良い。例えば、駆動していないサテライトコイルの位置に応じて、被加熱物が中心からずれている旨の表示をするようにしても良い。
なお、加熱停止中の加熱手段に対応する表示部5に表示させる情報は、これに限るものではない。例えば使用上の注意、エラー表示、操作ガイドなど、任意の情報を表示することができる。
さらに、制御部10は、他の表示部5のうち、加熱動作を停止している加熱手段に対応する表示部5に、加熱動作中の誘導加熱コイル3bに関する情報を表示させる。
例えば図21に示すように、表示部5aに誘導加熱コイル3bの調理時間を計時するタイマーの時間表示や操作ボタン等を表示させる。また、表示部5cに、誘導加熱コイル3aにて実行可能な自動調理メニューの情報や、調理レシピなどの各種の案内情報を表示させる。
また、表示部5aまたは表示部5cに、誘導加熱コイル3bのサテライトコイルのうち、現在駆動中のサテライトコイルに関する情報を表示させても良い。例えば、駆動していないサテライトコイルの位置に応じて、被加熱物が中心からずれている旨の表示をするようにしても良い。
なお、加熱停止中の加熱手段に対応する表示部5に表示させる情報は、これに限るものではない。例えば使用上の注意、エラー表示、操作ガイドなど、任意の情報を表示することができる。
なお、本実施の形態10では、各誘導加熱コイル3をサテライトコイルにより構成した場合を説明したが、本発明はこれに限るものではなく、単一のコイルにより構成しても良いし、同心円状に複数のコイルを配置するようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、複数の表示部5のうち、加熱動作を停止している誘導加熱コイル3に対応する表示部5に、加熱動作中の誘導加熱コイル3の入力操作や加熱状態に関する情報を表示させることが可能となる。よって、操作性を向上させることができる。
実施の形態11.
表示部5の表示画面510による表示においては、例えば火力表示や停止ボタンなどと、他の表示内容との差異を明確にして視認性を向上させることが望まれている。
本実施の形態11では、表示部5の表示画面510のうち、一部の領域を他の部分と比較して光量を増加(輝度を増加)させる形態について説明する。
表示部5の表示画面510による表示においては、例えば火力表示や停止ボタンなどと、他の表示内容との差異を明確にして視認性を向上させることが望まれている。
本実施の形態11では、表示部5の表示画面510のうち、一部の領域を他の部分と比較して光量を増加(輝度を増加)させる形態について説明する。
図22は本発明の実施の形態11に係る表示画面510の構成を説明する図である。
図22(a)は、表示画面510を示す概略上面図である。
図22(b)は、図22(a)のA−A断面図である。
図22(c)は、表示画面510の表示状態を示す図である。
図22(a)は、表示画面510を示す概略上面図である。
図22(b)は、図22(a)のA−A断面図である。
図22(c)は、表示画面510の表示状態を示す図である。
図22に示すように、本実施の形態11における表示部5は、複数の導光板530と、複数の光源540を備えている。
複数の導光板530は、表示画面510の下面に互いに並んで配置され、表示画面510に光を照射する。
光源540は、各導光板530毎に設けられ、導光板530に光を入射する。
例えば図22に示すように、導光板530a、530bを表示画面510の手前側と奥側(紙面上側と下側)に配置する。
なお、導光板530および光源540の数、配置位置はこれに限るものではない。
複数の導光板530は、表示画面510の下面に互いに並んで配置され、表示画面510に光を照射する。
光源540は、各導光板530毎に設けられ、導光板530に光を入射する。
例えば図22に示すように、導光板530a、530bを表示画面510の手前側と奥側(紙面上側と下側)に配置する。
なお、導光板530および光源540の数、配置位置はこれに限るものではない。
導光板530aおよび530bは、それぞれ、照射する光の輝度(明るさ)が異なるように構成されている。
例えば導光板530aが照射する光の輝度が、導光板530bより大きくなるようにする。
この輝度の相違は、例えば各導光板530を異なる種類に変えても良いし、各光源540を変更しても良い。また、光源540を例えばLEDにより構成し、各光源540のLEDに流す平均電流を変えるようにしても良い。
例えば導光板530aが照射する光の輝度が、導光板530bより大きくなるようにする。
この輝度の相違は、例えば各導光板530を異なる種類に変えても良いし、各光源540を変更しても良い。また、光源540を例えばLEDにより構成し、各光源540のLEDに流す平均電流を変えるようにしても良い。
なお、導光板530および光源540の数が3つ以上の場合、少なくとも1つの導光板530から照射する光の輝度が、他の導光板530と異なるように構成すればよい。
このような構成において、表示画面510のうち、照射する光の輝度が他の導光板より高い導光板に対応する領域に、誘導加熱コイル3の火力に関する情報を表示させる。
例えば図22(c)に示すように、表示画面510のうち、輝度が大きい導光板530aに対応する領域に、火力表示を表示させる。また、この領域に停止ボタンを配置するようにしても良い。
例えば図22(c)に示すように、表示画面510のうち、輝度が大きい導光板530aに対応する領域に、火力表示を表示させる。また、この領域に停止ボタンを配置するようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、表示画面510の下面に互いに並んで配置され、表示画面510に光を照射する複数の導光板と、各導光板毎に設けられ、導光板に光を入射する光源とを備え、複数の導光板のうち少なくとも1つは、照射する光の輝度が他の導光板と異なり、表示制御手段は、表示画面510のうち、照射する光の輝度が他の導光板より高い導光板に対応する領域に、誘導加熱コイル3の火力に関する情報を表示させる。
このため、表示画面510のうち一部の領域を他の領域より、輝度を大きくすることができ、目立たせることが可能となる。
また、輝度が大きい導光板530aに対応する領域に、火力表示を表示させるので、火力表示の視認性を向上することができる。
また、輝度が大きい導光板530aに対応する領域に、例えば停止ボタン等を表示させることで、例えばふきこぼれ発生時などに咄嗟の操作が必要な操作ボタン表示を目立たせることができ、操作性を向上することができる。
このため、表示画面510のうち一部の領域を他の領域より、輝度を大きくすることができ、目立たせることが可能となる。
また、輝度が大きい導光板530aに対応する領域に、火力表示を表示させるので、火力表示の視認性を向上することができる。
また、輝度が大きい導光板530aに対応する領域に、例えば停止ボタン等を表示させることで、例えばふきこぼれ発生時などに咄嗟の操作が必要な操作ボタン表示を目立たせることができ、操作性を向上することができる。
実施の形態12.
上記実施の形態11では、導光板530を複数設けることで、表示画面510の一部を目立たせる構成とした。本実施の形態12では、表示画面510の上方の一部に、可視光の透過を低減させるシートを配置することで、表示画面510の一部を目立たせる構成について説明する。
上記実施の形態11では、導光板530を複数設けることで、表示画面510の一部を目立たせる構成とした。本実施の形態12では、表示画面510の上方の一部に、可視光の透過を低減させるシートを配置することで、表示画面510の一部を目立たせる構成について説明する。
図23は本発明の実施の形態12に係る表示画面510の構成を説明する図である。
図23(a)は、表示画面510を示す概略上面図である。
図23(b)は、図23(a)のA−A断面図である。
図23(c)は、表示画面510の表示状態を示す図である。
図23(a)は、表示画面510を示す概略上面図である。
図23(b)は、図23(a)のA−A断面図である。
図23(c)は、表示画面510の表示状態を示す図である。
図23に示すように、本実施の形態12における表示部5は、表示画面510の上方の一部に、可視光の透過を低減させるシート550が配置されている。
例えば図23(a)に示すように、シート550を表示画面510の中央より手前側(紙面下側)に配置し、図23(b)に示すように、表示画面510の上面に配置する。
例えば図23(a)に示すように、シート550を表示画面510の中央より手前側(紙面下側)に配置し、図23(b)に示すように、表示画面510の上面に配置する。
このような構成において、表示画面510のうち、シート550が配置されていない位置に対応する画面領域に、誘導加熱コイル3の火力に関する情報を表示させる。
例えば図23(c)に示すように、表示画面510のうち、シート550が配置されていない領域に、火力表示を表示させる。また、この領域に停止ボタンを配置するようにしても良い。
例えば図23(c)に示すように、表示画面510のうち、シート550が配置されていない領域に、火力表示を表示させる。また、この領域に停止ボタンを配置するようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、表示画面510の上方の一部に、可視光の透過を低減させるシートを配置し、表示制御手段は、表示画面510のうち、シートが配置されていない位置に対応する画面領域に、誘導加熱コイル3の火力に関する情報を表示させる。
このため、表示画面510のうち一部の領域を他の領域より、輝度を大きくすることができ、目立たせることが可能となる。
また、シート550が配置されておらず輝度が大きい領域に、火力表示を表示させるので、火力表示の視認性を向上することができる。
また、シート550が配置されておらず輝度が大きい領域に、例えば停止ボタン等を表示させることで、例えばふきこぼれ発生時などに咄嗟の操作が必要な操作ボタン表示を目立たせることができ、操作性を向上することができる。
このため、表示画面510のうち一部の領域を他の領域より、輝度を大きくすることができ、目立たせることが可能となる。
また、シート550が配置されておらず輝度が大きい領域に、火力表示を表示させるので、火力表示の視認性を向上することができる。
また、シート550が配置されておらず輝度が大きい領域に、例えば停止ボタン等を表示させることで、例えばふきこぼれ発生時などに咄嗟の操作が必要な操作ボタン表示を目立たせることができ、操作性を向上することができる。
実施の形態13.
本実施の形態13では、表示画面510に加え、例えば火力等を表示する表示灯を設けて、火力等の表示の視認性を向上させる形態について説明する。
本実施の形態13では、表示画面510に加え、例えば火力等を表示する表示灯を設けて、火力等の表示の視認性を向上させる形態について説明する。
図24は本発明の実施の形態13に係る表示画面510および表示灯560の構成を説明する図である。
図24に示すように、表示画面510の近傍(例えば上側)には、発光色が可変の表示灯560を複数設けている。
なお、本実施の形態13における表示画面510は、モノクロ液晶により構成しても良い。
図24に示すように、表示画面510の近傍(例えば上側)には、発光色が可変の表示灯560を複数設けている。
なお、本実施の形態13における表示画面510は、モノクロ液晶により構成しても良い。
表示灯560は、例えば、赤色と青色の2色LED(Light Emitting Diode)により構成され、赤色、青色、および同時点灯によりマゼンダ色を発光する。
制御部10は、各表示灯560の点灯・消灯、および発光色をそれぞれ制御する。
制御部10は、各表示灯560の点灯・消灯、および発光色をそれぞれ制御する。
このような構成により、制御部10は、誘導加熱コイル3の火力に応じて表示灯560の点灯または発光色を可変させる。
例えば、加熱待機状態のときは全ての表示灯560を青色で点灯させ、投入火力の段階に応じて、左側の表示灯560から順に、赤色またはマセンダ色を点灯させる。
例えば、加熱待機状態のときは全ての表示灯560を青色で点灯させ、投入火力の段階に応じて、左側の表示灯560から順に、赤色またはマセンダ色を点灯させる。
なお、表示灯560の表示は火力に限るものではなく、設定火力、設定温度(油温)、現在温度に応じて、各表示灯560の点灯または発光色を変更させるようにしても良い。
なお、表示灯560を構成するLEDの制御信号線と、表示画面510を構成する液晶パネル用の制御信号線とは、1つのフラットケーブル(FPCケーブル570)で一体化することで、基板と接続するコネクタを減らすことが可能である。
なお、上記実施の形態5と同様に、各表示部5の表示灯560についての明るさ調整を、1つの調整操作に連動して行うようにしても良い。
以上のように本実施の形態においては、表示画面510の近傍に、発光色が可変の表示灯560を複数備え、制御部10は、誘導加熱コイル3の火力に応じて表示灯の点灯または発光色を可変させる。
このため、火力等の表示の視認性を向上させることができる。
また、表示画面510をモノクロ表示とすることで、コストを低減することができる。
また、表示画面510をモノクロ表示とした場合であっても、視認性が必要な表示については表示灯560により目立たせて表示することが可能となる。
このため、火力等の表示の視認性を向上させることができる。
また、表示画面510をモノクロ表示とすることで、コストを低減することができる。
また、表示画面510をモノクロ表示とした場合であっても、視認性が必要な表示については表示灯560により目立たせて表示することが可能となる。
実施の形態14.
本実施の形態14では、動作状態に応じて表示画面510のバックライト(導光板)の色を変更する形態について説明する。
本実施の形態14では、動作状態に応じて表示画面510のバックライト(導光板)の色を変更する形態について説明する。
図25は本発明の実施の形態14に係る表示画面510の構成を説明する図である。
図25(a)は、表示画面510を示す概略上面図である。
図25(b)は、光源540の構成を説明する図である。
図25(c)は、加熱停止中での表示画面510の表示状態を示す図である。
図25(d)は、加熱中での表示画面510の表示状態を示す図である。
図25(a)は、表示画面510を示す概略上面図である。
図25(b)は、光源540の構成を説明する図である。
図25(c)は、加熱停止中での表示画面510の表示状態を示す図である。
図25(d)は、加熱中での表示画面510の表示状態を示す図である。
図25(a)に示すように、表示部5の表示画面510の下面には導光板530が配置されている。また、導光板530の端部には、導光板530に光を入射する光源540が設けられている。
図25(b)に示すように、光源540には、例えば、赤、橙、白の3色LEDにより構成されるLED541が間隔を隔てて2つ配置されている。
なお、LED541の発光色、数、配置位置はこれに限るものではない。
図25(b)に示すように、光源540には、例えば、赤、橙、白の3色LEDにより構成されるLED541が間隔を隔てて2つ配置されている。
なお、LED541の発光色、数、配置位置はこれに限るものではない。
このような構成において、制御部10は、誘導加熱コイル3の動作状態に応じて、各LED541の発光色を制御する。
例えば図25(c)に示すように、加熱停止中においては白色に表示させる。
また、例えば図25(d)に示すように、加熱中においては赤色に表示させる。
また、赤、橙、白の3色のそれぞれの色を混ぜあわせることにより、導光板530の色の加減を、赤と橙の混色や、赤と白の混色などの色を表示するようにしても良い。
例えば、制御部10は、現在の火力や、温度設定、現在の被加熱物の温度等により、LED541の発光色を変化させて、導光板530の色を変更することが可能である。
例えば図25(c)に示すように、加熱停止中においては白色に表示させる。
また、例えば図25(d)に示すように、加熱中においては赤色に表示させる。
また、赤、橙、白の3色のそれぞれの色を混ぜあわせることにより、導光板530の色の加減を、赤と橙の混色や、赤と白の混色などの色を表示するようにしても良い。
例えば、制御部10は、現在の火力や、温度設定、現在の被加熱物の温度等により、LED541の発光色を変化させて、導光板530の色を変更することが可能である。
以上のように本実施の形態においては、表示画面510の下面に配置され、表示画面510に光を照射する導光板と、発光色が可変であって、導光板に光を入射する光源とを備え、表示制御手段は、誘導加熱コイル3の動作状態に応じて、光源の発光色を制御する。
このため、表示画面510全体の発光色によって、動作状態を認識することができ、視認性・操作性を向上させることができる。
また、加熱動作中と加熱停止中とが表示画面510全体の発光色により認識できるので、使用者に対して調理中であることの注意を促すことが可能である。
また、例えば表示画面510をモノクロ液晶により構成してコスト低減を図る場合であっても、導光板530の発光色によって、火力や温度を表現することが可能となる。
このため、表示画面510全体の発光色によって、動作状態を認識することができ、視認性・操作性を向上させることができる。
また、加熱動作中と加熱停止中とが表示画面510全体の発光色により認識できるので、使用者に対して調理中であることの注意を促すことが可能である。
また、例えば表示画面510をモノクロ液晶により構成してコスト低減を図る場合であっても、導光板530の発光色によって、火力や温度を表現することが可能となる。
なお、上記実施の形態1〜14では加熱調理器について説明したが、本発明は加熱調理器に限らず、複数の表示手段を備える電気機器についても適用することができる。
つまり、複数の表示手段と、前記複数の表示手段を制御する表示制御手段とを備え、前記各表示手段は、表示画面と、画像情報が記憶される表示用メモリを有し、前記表示用メモリに記憶された前記画像情報を読み出し、前記表示画面に継続して表示させる表示駆動回路とを有し、前記表示制御手段は、前記各表示用メモリに記憶された前記画像情報を変更することで、前記各表示画面の表示内容を更新させることを特徴とする電気機器、についても適用可能である。
つまり、複数の表示手段と、前記複数の表示手段を制御する表示制御手段とを備え、前記各表示手段は、表示画面と、画像情報が記憶される表示用メモリを有し、前記表示用メモリに記憶された前記画像情報を読み出し、前記表示画面に継続して表示させる表示駆動回路とを有し、前記表示制御手段は、前記各表示用メモリに記憶された前記画像情報を変更することで、前記各表示画面の表示内容を更新させることを特徴とする電気機器、についても適用可能である。
1 本体、2 トッププレート、3 誘導加熱コイル、4 加熱口、5 表示部、6 操作部、7 窓部、9 インバータ、10 制御部、11 記憶部、12 画像メモリ、13 画面選択回路、14 ドライバ選択回路、20 吸気口、21 排気口、22 カバー、30 グリル庫、31 グリルヒーター、32 グリル扉、33 視認窓、34 グリル把持部、40 電源回路、41 スイッチ、42 ローパスフィルタ、71 分割塗装、510 表示画面、511 分割表示、520 表示駆動回路、521 表示用メモリ、522 表示コントローラ、523 インターフェース、524 電源、525 コモンドライバ、526 セグメントドライバ、530 導光板、540 光源、541 LED、550 シート、560 表示灯、570 FPCケーブル。
本発明の加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、前記トッププレートの下方に載置され、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、加熱制御に関する操作の入力を行う操作手段と、入力操作や加熱状態に関する情報を表示する複数の表示手段と、前記複数の表示手段を制御する1つの表示制御手段とを備え、前記各表示手段は、表示画面と、画像情報が記憶される表示用メモリを有し、前記表示用メモリに記憶された前記画像情報を読み出し、前記表示画面に継続して表示させる表示駆動回路とを有し、前記表示制御手段は、前記各表示用メモリに記憶された前記画像情報を変更することで、前記各表示画面の表示内容を更新させるものである。
Claims (20)
- 被加熱物が載置されるトッププレートと、
前記トッププレートの下方に載置され、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、
加熱制御に関する操作の入力を行う操作手段と、
入力操作や加熱状態に関する情報を表示する複数の表示手段と、
前記複数の表示手段を制御する表示制御手段と
を備え、
前記各表示手段は、
表示画面と、
画像情報が記憶される表示用メモリを有し、前記表示用メモリに記憶された前記画像情報を読み出し、前記表示画面に継続して表示させる表示駆動回路と
を有し、
前記表示制御手段は、
前記各表示用メモリに記憶された前記画像情報を変更することで、前記各表示画面の表示内容を更新させる
ことを特徴とする加熱調理器。 - 前記表示制御手段は、
前記操作手段からの入力操作または前記加熱手段の加熱状態に応じて、表示内容を変更させる前記表示手段を選択し、
選択した表示手段の前記表示用メモリに記憶された前記画像情報を書き換え、対応する前記表示画面の表示内容を変更させる
ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 前記表示制御手段は、
前記各表示手段に表示させる前記各画像情報を合成した合成画像情報が記憶される画像メモリと、
前記画像メモリに記憶された前記合成画像情報を逐次読み出して、書き込み信号とともに出力する制御部と、
前記書き込み信号に応じて前記各表示手段を順次選択し、選択した表示手段の前記表示用メモリに前記合成画像情報を逐次書き込む画面選択部と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 前記表示画面は、ドットマトリクス式の画面により構成され、
前記制御部は、
前記合成画像情報をドット毎に逐次読み出して、書き込み信号とともに前記画面選択部に出力し、
前記画面選択部は、
選択した前記表示手段の前記表示用メモリに前記合成画像情報をドット毎に逐次書き込み、
前記書き込み信号の累計が、前記表示画面の総ドット数となったとき、他の表示手段を選択する
ことを特徴とする請求項3記載の加熱調理器。 - 前記表示手段は、
前記表示画面を複数の領域に区分し、該領域毎に前記表示駆動回路を設け、
前記表示制御手段は、
書き込み信号とともに前記画像情報を逐次出力する制御部と、
前記書き込み信号に応じて前記各表示駆動回路を順次選択し、選択した表示駆動回路の前記表示用メモリに前記画像情報を逐次書き込む表示駆動回路選択部と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - 前記表示画面は、ドットマトリクス式の画面により構成され、
前記制御部は、
書き込み信号とともに前記画像情報をドット毎に逐次出力し、
前記表示駆動回路選択部は、
選択した表示駆動回路の前記表示用メモリに前記画像情報をドット毎に逐次書き込み、
前記書き込み信号の累計が、前記領域の総ドット数となったとき、他の表示駆動回路を選択する
ことを特徴とする請求項5記載の加熱調理器。 - 前記表示制御手段は、
前記複数の表示用メモリの全ての前記画像情報を書き換える時間が、前記表示画面の応答時間以下である
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記表示制御手段は、
前記複数の表示手段のうち、任意の表示手段に対して前記表示画面のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整する調整信号を出力したとき、当該表示手段以外の他の表示手段に対して同一の調整信号を出力し、
前記各表示駆動回路は、
前記表示制御手段から入力された前記調整信号に基づき、前記表示画面のコントラストおよび明るさの少なくとも一方を調整する
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記複数の表示手段に電力を供給する電源回路と、
前記電源回路から前記各表示手段に対する電力供給をそれぞれオンオフする開閉手段と
を備え、
前記表示制御手段は、
前記開閉手段を制御し、前記各表示手段に対する電力供給を所定時間以上の間隔で順次行う
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記複数の表示手段に電力を供給する電源回路と、
前記電源回路と前記各表示手段との間に設けられたローパスフィルタと
を備え、
前記表示駆動回路は、
間欠的な電流により、前記表示画面を駆動する
ことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記操作手段は、
透明性を有する複数の電極により構成され、前記表示画面の上に配置された
ことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記加熱手段は、前記トッププレートの幅方向に複数備え、
前記表示手段は、
前記加熱手段毎に設けられ、前記トッププレートの手前側に幅方向に配列された
ことを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記トッププレートの下方に設けられ、被加熱物を出し入れ可能に前面が開口したグリル庫と、
前記グリル庫内に設けられ、前記被加熱物を加熱するグリル加熱手段と
を備え、
前記加熱手段は、前記トッププレートの幅方向に3つ設けられ、
前記表示手段は、3つ設けられ、前記トッププレートの手前側に幅方向に配列され、
中央に配置された前記表示手段は、中央に配置された前記加熱手段および前記グリル加熱手段に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示し、
右側に配置された前記表示手段は、右側に配置された前記加熱手段に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示し、
左側に配置された前記表示手段は、左側に配置された前記加熱手段に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する
ことを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 中央に配置された前記表示手段は、
前記表示画面を、前記加熱手段に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する領域と、前記グリル加熱手段に対する入力操作や加熱状態に関する情報を表示する領域とに区分して表示する
ことを特徴とする請求項13記載の加熱調理器。 - 前記表示画面は、前記トッププレートの下方に配置され、
前記トッププレートは、前記表示画面の配置位置に対応して透明性を有する窓部が形成され、
前記窓部に、前記領域を区分する塗装が施された
ことを特徴とする請求項14記載の加熱調理器。 - 前記加熱手段は、複数設けられ、
前記表示手段は、前記加熱手段毎に複数設けられ、
前記表示制御手段は、
前記複数の表示手段のうち、加熱動作を停止している前記加熱手段に対応する表示手段に、加熱動作中の前記加熱手段の入力操作や加熱状態に関する情報を表示させる
ことを特徴とする請求項1〜15の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記表示画面の下面に互いに並んで配置され、前記表示画面に光を照射する複数の導光板と、
前記各導光板毎に設けられ、前記導光板に光を入射する光源と
を備え、
前記複数の導光板のうち少なくとも1つは、照射する光の輝度が他の導光板と異なり、
前記表示制御手段は、
前記表示画面のうち、照射する光の輝度が他の導光板より高い前記導光板に対応する領域に、前記加熱手段の火力に関する情報を表示させる
ことを特徴とする請求項1〜16の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記表示画面の上方の一部に、可視光の透過を低減させるシートを配置し、
前記表示制御手段は、
前記表示画面のうち、前記シートが配置されていない位置に対応する画面領域に、前記加熱手段の火力に関する情報を表示させる
ことを特徴とする請求項1〜16の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記表示画面の近傍に、発光色が可変の表示灯を複数備え、
前記表示制御手段は、
前記加熱手段の火力に応じて前記表示灯の点灯または発光色を可変させる
ことを特徴とする請求項1〜16の何れか1項に記載の加熱調理器。 - 前記表示画面の下面に配置され、前記表示画面に光を照射する導光板と、
発光色が可変であって、前記導光板に光を入射する光源と
を備え、
前記表示制御手段は、
前記加熱手段の動作状態に応じて、前記光源の発光色を制御する
ことを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載の加熱調理器。
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