JPWO2011158498A1 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

被写体との距離マップを撮影画像から高精度に生成する撮像装置を提供する。イメージセンサ(11)を光軸方向に移動させるセンサ駆動部(12)及びセンサ駆動制御部(13)により、被写体の近端側及び遠端側にそれぞれ合焦した撮影画像A、Cと、近端側から遠端側にイメージセンサをスイープしながら撮影した画像Bとの3枚を撮影し、全焦点画像生成部(15)により前記スイープ画像Bから全焦点画像Dを生成し、ボケ量算出部(16)により画像A及び画像Bの各部分領域でのボケ量を、全焦点画像Dの対応する領域の画像でデコンボリューション処理を行い算出し、距離マップ生成部(17)により近端画像Aと遠端画像Cの対応する領域のボケ量とレンズの焦点距離を含む撮像装置の光学的係数値とから、各画像領域における本装置と被写体との距離、すなわち距離マップを生成する。

Description

本発明は、被写体と撮像装置との間の距離を撮像画像より計測する撮像装置又は撮像方法に関するものである。
被写体と撮像装置との間の距離を撮影画像より計測する従来の方法としては、観測された画像のボケを使って距離を推定する、DFD(Depth From Defocus)という方法が一般的に知られている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1で提案されているDFDの手法(以下、「Pentlandらの方法」という。)は、画像のエッジに着目し、1枚又は2枚のボケを含んだ観測画像からそのボケ量を推定し、そのボケ量から被写体との距離を推定している。しかし、この方法では被写体の画像のエッジ情報が予め必要であり、通常の撮像装置の観測画像ではレンズによるボケが発生するため、安定かつ高精度に距離情報を推定することが困難である。
一方、特許文献1で提案されている距離計測装置は、Pentlandらの方法の課題であるボケによる距離計測の不安定さを改善するため、多重フォーカスカメラ及び符号化開口を用いている。図13は特許文献1で用いている多重フォーカスカメラ、図13はその符号化開口(光学絞り)の例を示している。特許文献1では、図13の多重フォーカスカメラで焦点位置、すなわちボケ方の異なる3枚の画像を同時に撮影し、各画像間のボケ方の差異から被写体との距離を推定する。ここで、多重フォーカスカメラの絞り(図13のレンズ19の左側に配置)を図14の形状にすると、ボケの周波数特性のゲインはコサイン関数の絶対値となり、通常の円形瞳形状の場合のボケの周波数特性(LPF(ローパスフィルタ))に比べて特徴的な、すなわち画像間の少しのボケの差でも検出しやすい特性をもつことが分かっている。この特性により、特許文献1によるとPentlandらの方法に比べ、安定かつ高精度に被写体との間の距離を撮影映像より推定することができる。
特許第2963990号公報
A. P. Pentland: "A new sense for depth of field", IEEE Transaction on Pattern Analysis and Machine Intelligence, 9, 4, pp. 523-531 (1987). H. Nagahara, S. Kuthirummal, C. Zhou, and S. Nayar, "Flexible depth of field photography,"in Proc. European Conference on Computer Vision, vol. 4, 2008, pp. 60-73
しかしながら、特許文献1の方法には次の3つの課題がある。
1.複雑なカメラ構成
焦点位置の異なる3枚の画像を同時に撮影するため、図13のように3つの撮像センサ23〜25及び分光プリズム20、21を用いており、装置が大型化しかつ高精度な調整が必要となる。この特性は商品のコスト面からコンシューマー向けカメラには大きな課題となる。また、3つのカメラの焦点位置は固定となるため、測定対象の画像倍率(ズーム率)や測定レンジを動的に変更することが困難で、カメラとしての利用シーンに制限が発生してしまう。
2.光量の減少
被写体の距離によるボケ方の差を顕著にするために図14のような形状の符号化絞りを用いているが、図14から明らかなように、この符号化絞りでは開口を絞り込む必要があり、必然的に撮像面に結像する光線の光量が開放絞りに対して大きく減少してしまう。すなわち、カメラとしての撮影感度が大きく低下してしまう。
3.演算コストがかかる
距離推定のために、焦点距離の異なる3枚の画像から(式1)に示す評価関数を作り、距離の値(v)を変えながら評価関数を繰り返し演算し、評価関数の最小化を行なっている。このような推定型の繰り返し演算は一般的に演算コストがかかるため、特にコンシューマー向けカメラでは評価関数を使わずに確定的に距離が算出できるような演算方法が望ましい。
Figure 2011158498
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡易なカメラ構成で、光量を損なわずに、少ない演算コストで、複数の撮影画像から被写体との距離マップを生成する撮像装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のある局面に係る撮像装置は、被写体の画像から、撮像装置から前記被写体までの距離を示す距離マップを生成する撮像装置であって、撮像面で受光した光を画素毎に電気信号に変換して出力するイメージセンサと、前記イメージセンサの光軸方向の位置を任意に変更するセンサ駆動部と、前記イメージセンサで撮影された画像を取得し、取得した画像を保持する画像取得部と、互いに異なる撮像位置の複数の画像を撮影するように、前記センサ駆動部及び前記画像取得部の動作を制御するセンサ駆動制御部と、前記画像取得部が取得した画像のうちの一の画像から、当該一の画像の全領域にわたり合焦している全焦点画像を生成する全焦点画像生成部と、前記画像取得部で取得した画像のうちの他の画像と前記全焦点画像生成部で生成した全焦点画像から、前記他の画像の各画像領域でのボケ量を算出するボケ量算出部と、前記ボケ量算出部が算出した前記他の画像の各画像領域のボケ量と、レンズの焦点距離を含む前記撮像装置の光学的係数値とから、各画像領域における前記撮像装置と前記被写体との距離を算出し、算出した前記距離を各画像領域における画素値で示す距離マップを生成する距離マップ生成部とを備える。
本構成によると、一の画像からボケのない全焦点画像を生成することにより他の画像のボケ量を直接的に求めることができるため、従来例で挙げたPentlandらの方法と比較すると、エッジ情報など被写体の先験的情報がなくとも距離推定が可能であり、かつ安定して距離推定を行うことができる。
また、特許文献1と比較すると、異なる焦点位置の画像を取得するのに1つのイメージセンサで済むためカメラ構成を簡素化することができ(イメージセンサ駆動部は振動によるホコリ除去装置等、コンシューマー向けカメラにも一般的に導入されている)、全焦点画像が直接的に得られるためにボケ画像同士を安定に比較するための符号化絞りが不要で光量の減少が発生しない。
また、他の画像と全焦点画像とのデコンボリューション処理(逆畳み込み)によりボケ量が直接求まるため、評価関数による繰り返し演算が不要となり演算コストを抑えることができる。
なお、本発明は、このような特徴的な処理部を備える撮像装置として実現することができるだけでなく、撮像装置に含まれる特徴的な処理部が実行する処理をステップとする撮像方法として実現することができる。また、撮像方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。そして、そのようなプログラムを、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)等のコンピュータ読取可能な不揮発性の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。
本発明の撮像装置によれば、簡易なカメラ構成で、光量を損なわずに、少ない演算コストで、複数の撮影画像から被写体との距離マップを生成することができる。
図1は、本発明の実施の形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態における距離算出処理の動作を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施の形態において各撮像位置でのボケの大きさを幾何学的に説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態において撮影する3枚の撮像画像の撮像位置の遷移の説明図である。 図5は、本発明の実施の形態において撮像装置と被写体との距離を算出する単位となる画像領域を示す説明図である。 図6(a)および(b)は、本発明の実施の形態における撮影画像(近端画像)Aの例を示す図である。 図7(a)および(b)は、本発明の実施の形態における撮影画像(スイープ画像)Bの例を示す図である。 図8(a)および(b)は、本発明の実施の形態における撮影画像(遠端画像)Cの例を示す図である。 図9(a)および(b)は、本発明の実施の形態におけるスイープ画像から生成した全焦点画像Dの例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態において生成した距離マップの例を示す図である。 図11は、近端画像と全焦点画像とを用いて焦点距離を算出する(式9)を説明する図である。 図12は、本発明の実施の形態における、マイクロコンピュータを備える撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。 図13は、従来の距離測定装置で用いている多重フォーカスカメラの例を示す図である。 図14は、従来の距離測定装置における符号化開口の例を示す図である。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における撮像装置のブロック図を示したものである。
図1において、撮像装置は、イメージセンサ11と、センサ駆動部12と、センサ駆動制御部13と、画像取得部14と、全焦点画像生成部15と、ボケ量算出部16と、距離マップ生成部17とを備える。撮像装置の構成のうち、ワンチップの集積回路に実装可能な構成要素を破線で囲んで示すが、画像取得部14はメモリであるので前記集積回路に対して別体としても良い。また、撮像装置の構成のうち、プログラムで実現可能な構成要素を一点鎖線で囲んで示す。
イメージセンサ11はCMOS、CCD等であり、撮像面で受光した光を画素毎に電気信号に変換して出力する。センサ駆動部12は後述のセンサ駆動制御部13からの制御により、リニアモーターや圧電素子等を用いてイメージセンサ11の光軸方向の位置を任意に変更する。センサ駆動制御部13は互いに異なる焦点位置の複数の画像を撮影するように、センサ駆動部12及び後述の画像取得部14の動作タイミング等を制御する。画像取得部14はセンサ駆動制御部13からの制御信号に応じたタイミングで、イメージセンサ11で撮影された画像を取得し、取得した画像を保持する。全焦点画像生成部15は画像取得部14が取得した画像のうち、一の画像(例えば、スイープ画像)から、当該一の画像の全領域にわたり合焦している全焦点画像を信号処理により生成する。ボケ量算出部16は画像取得部14で取得した特定の焦点距離の画像(他の画像、例えば、近端画像または遠端画像)と全焦点画像生成部15で生成した全焦点画像とから、当該他の画像の各画像領域でのボケ量を信号処理により算出する。距離マップ生成部17はボケ量算出部16が算出した前記他の画像の各画像領域のボケ量と、焦点距離を含む撮像装置の光学的係数値とにより、各画像領域において本装置と被写体との距離を算出し、各画像領域における画素値が算出した前記距離を示す距離マップを生成する。
以下、本装置により撮像装置と被写体との距離を計測する処理手順を、図2から図5を使って説明する。図2は処理のフローチャートを、図3は各撮像位置でのボケの大きさの幾何的説明を、図4は本撮像装置で撮影する3枚の撮像画像の撮像位置の遷移を、図5は距離を算出のための画像領域の分割を示したものである。
処理の概略は、イメージセンサ11を移動しながら撮影した画像(以下、「スイープ画像」という。)から全焦点画像を生成し、その全焦点画像と、撮像位置、つまりボケ方の異なる2種類の画像から各画像領域でのボケ量を推定し、そのボケ量から各画像領域における撮像装置と被写体との距離を算出するものである。以下、図2を中心に順を追って処理の詳細を説明する。
処理は、大きくは「(1)画像取得ステップ」、「(2)全焦点画像取得ステップ」及び「(3)距離算出ステップ」より構成される。
(1)画像取得ステップにおいては、画像取得部14が、撮像位置の異なる3枚の画像を取得する。
まず、ステップS1で、センサ駆動制御部13がセンサ駆動部12を制御し、イメージセンサ11を位置1に移動させる。移動が完了した後、ステップS2で、画像取得部14が、図3の被写体31の近端側に合焦した画像Aを取得し保持する。図6(a)は、画像Aの一例を示す図であり、図6(b)は図6(a)に示した画像Aの一部を拡大した図である。図6(a)及び図6(b)からも分かるように、撮像装置に近い位置にある湯呑み茶碗に合焦していることが分かる。
次にステップS3では、イメージセンサ11の撮像中に、イメージセンサ11が位置1から位置2に等速に移動するように、センサ駆動制御部13がセンサ駆動部12を制御し、画像取得部14がスイープ画像Bを取得し保持する。図7(a)は、画像Bの一例を示す画像であり、図7(b)は図7(a)に示した画像Bの一部を拡大した図である。
最後にステップS4では、画像取得部14がステップS3で移動が完了した位置2で被写体31の遠端側に合焦した画像Cを取得し、保持する。図8(a)は、画像Cの一例を示す画像であり、図8(b)は図8(a)に示した画像Cの一部を拡大した図である。図8(a)及び図8(b)からも分かるように、撮像装置から遠い位置にある植木鉢に合焦していることが分かる。
(2)次に、全焦点画像生成ステップS5においては、全焦点画像生成部15が、画像取得ステップで取得したスイープ画像Bから全焦点画像Dを生成する。図9(a)は、画像Dの一例を示す画像であり、図9(b)は図9(a)に示した画像Dの一部を拡大した図である。図9(a)及び図9(b)からも分かるように、全ての画素において合焦していることが分かる。
非特許文献2に開示されているように、イメージセンサを等速で移動することにより得たスイープ画像は全画像領域で均一にボケた画像となり、言い換えれば被写体と撮像装置との距離によらず(Depth Invariant)、各画像領域で均一のボケが得られる。ここで、イメージセンサをスイープすることにより撮影画像に畳み込まれるボケ関数をIPSFとすると、IPSFは例えば非特許文献2に記載されている(式7)のように、被写体との距離によらず、イメージセンサの移動距離及びレンズモデルにより一意に決定される。そこで、スイープ画像Bのフーリエ変換をIsweep、ボケ関数IPSFのフーリエ変換をHipとすると、ボケのない全焦点画像のフーリエ変換Iaifは(式2)より求めることができる。
Figure 2011158498
(式2)の右辺は被写体との距離に関わらず一定であり、すなわち、スイープ画像BをDepth Invariantなボケ関数IPSFでデコンボリューションすることにより、ボケを除去した全焦点画像Cを生成することができる。
(3)距離算出ステップでは、撮影した画像の部分領域毎のボケ径(ボケ量)を求め、そのボケ径から被写体との距離を画像領域毎に算出する。まず撮影した画像からボケ径を求める方法を、図3を使って説明する。図3は、被写体と撮像装置の光学系との位置関係を示す図である。図3は、被写体31、絞り32、レンズ33、位置1でのイメージセンサ34の配置、位置2でのイメージセンサ35の配置をそれぞれ表している。
図3において、被写体31はレンズ33の主点位置から距離uに配置され、イメージセンサ34はレンズの主点位置から距離vの位置1に配置されている。被写体31より到来する光線はレンズ33を通過し位置1に配置されたイメージセンサ34に結像される。この時、観測された画像Aのフーリエ変換IAは、被写体31の画像のフーリエ変換Ipuにレンズ33の伝達関数Glを掛けたものとなり、(式3)で表現できる。
Figure 2011158498
(式3)において、伝達関数Glはボケの成分を意味し、被写体31の画像のフーリエ変換Ipuはボケのない被写体31の光線そのものを意味するため、Ipuの代わりに(式2)で求めた全焦点画像のフーリエ変換Iaifを使うことがきる。そこで、伝達関数Glは(式3)を変形し、撮影画像Aのフーリエ変換IAを全焦点画像のフーリエ変換Iaifでデコンボリューションすることにより求めることができる(式4)。
Figure 2011158498
一方、前記伝達関数Glを逆フーリエ変換したものがレンズのPSF(点像分布関数)となるが、例えばレンズのPSFモデルを一般的なGaussian PSFと仮定すると、レンズのPSFは(式5)で表現できる。
Figure 2011158498
ここで、rはPSF中心からの距離、d1は位置1におけるボケ径、gは定数である。(式5)より、被写体31の距離u、イメージセンサ34の距離vの時のPSFの形状はボケ径dとPSF中心からの距離rにより一意に決定されることが分かる。(式5)の左辺のPSFは、(式4)で求めた伝達関数Glを逆フーリエ変換することにより求まるため、(式5)より、r=0つまり左辺のPSFのピーク強度からボケ径d1を算出することができる。
通常の撮影画像では、撮像装置からの距離が被写体毎に異なるため、(式5)よりイメージセンサ34に結像する際のPSFも結像する画像領域の位置毎に異なる。そのため、イメージセンサ34より得られた画像を予め複数の領域に分割し、ブラックマン窓等の窓関数処理を施して切り出した後、領域毎に前記のボケ径算出処理を行う。
図5は切り出す画像領域を説明した図であり、領域(i,j)の画像切り出し位置51と、領域(i,j+1)の画像切り出し領域52とを表している。ボケ量算出部16及び距離マップ生成部17は、図5のように、画像をオーバーラップしながら順番に切り出し、切り出した領域単位で処理を行う。以下、各領域での処理を順番に説明する。
ステップS6では、ボケ量算出部16が、画像取得ステップで取得した画像Aと、全焦点画像生成ステップで生成した全焦点画像Dの、それぞれ対応する領域(i,j)を窓関数処理して切り出し、切り出した領域のフーリエ変換IA(i,j)、Iaif(i,j)を(式4)及び(式5)に代入することにより、領域(i,j)におけるイメージセンサ11の位置1でのボケ径d1(i,j)を算出する。
同様に、ステップS7では、ボケ量算出部16が、画像取得ステップで取得した画像Cと、全焦点画像生成ステップで生成した全焦点画像Dの、それぞれ対応する領域(i,j)を窓関数処理して切り出し、切り出した領域のフーリエ変換IC(i,j)、Iaif(i,j)を(式4)及び(式5)に代入することにより、領域(i,j)におけるイメージセンサ11の位置2でのボケ径d2(i,j)を算出する。
ステップS8では、距離マップ生成部17が、ステップS6及びS7で求めたボケ径d1(i,j)、d2(i,j)より画像領域(i,j)に写っている被写体が合焦している焦点位置v(i,j)を算出する。d1(i,j)とd2(i,j)とv(i,j)の幾何的関係は図4に示した通りであり、イメージセンサ11の位置1とレンズ主点との距離p1及びイメージセンサ11の位置2とレンズ主点との距離p2より、(式6)で求めることができる。
Figure 2011158498
ステップS9では、距離マップ生成部17が、ステップS8で求めたv(i,j)から画像領域(i,j)に写っている被写体とレンズ主点との距離u(i,j)を求める。レンズの焦点距離をfLとすると、(式7)のガウスの公式より、u(i,j)を求めることができる。
Figure 2011158498
レンズ主点の位置を撮像装置の位置とみなすと、画像領域(i,j)に写っている被写体と撮像装置との距離はu(i,j)となる。
ボケ量算出部16及び距離マップ生成部17は、前記ステップS6からS9を、全画像領域、すなわちi=0〜m、j=0〜nについて処理することにより全画像領域での距離、すなわち距離マップを生成することができる。図10は、図6、図7及び図9にそれぞれ示した画像A、画像B及び画像Dを用いて生成した距離マップの一例を示す図である。図10では、各画素の輝度値により、撮像装置から被写体までの距離を示しており、輝度値が大きいほど(白いほど)、撮像装置に近い位置に被写体があることを意味し、輝度値が小さいほど(黒いほど)、撮像装置から遠い位置に被写体があることを意味している。例えば、湯呑み茶碗のほうが植木鉢よりも白っぽく表示されているため、撮像装置に近い位置にあることが分かる。
かかる構成によれば、イメージセンサ11を移動させながら撮影したスイープ画像から全焦点画像が生成される。また、その全焦点画像と、スイープ前後の被写体の遠端側及び近端側の撮像位置で撮影した2種類の画像をそれぞれ対応する画像領域毎にデコンボリューションすることにより各画像領域でのボケ量が推定される。さらに、そのボケ量から各画像領域における撮像装置と被写体との距離が算出される。このことにより、従来例のように特殊な絞りで光量を絞り込むことによる感度の劣化や、最適解を探索するための繰り返し演算を行うことなく、被写体との距離マップを生成することができる。
以上、本発明の実施の形態に係る撮像装置について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、本実施の形態において、ボケ量を推定するためのレンズのPSFモデルとして(式5)のようなガウシアンモデルを用いたが、特性が予め既知で、かつ実際の撮像装置の特性を反映したモデルであればガウシアンモデル以外でもよく、例えば、一般的によく知られているピルボックス関数でもよい。また、ボケ量を数式モデルとして定義せず、焦点位置を段階的に移動させてあらかじめPSF特性を測定してデータベース化しておき、そのデータベースの値を参照しながらボケ量を推定するという構成をとることもできる。
なお、ボケ量を推定するためのレンズのPSFモデルとしてピルボックス関数を用いる場合では、PSFモデルは以下の(式8)のような式で表される。ここで、rはPSF中心からの距離、d1は位置1におけるボケ径である。このように、(式8)を用いても、被写体31の距離u、イメージセンサ34の距離vの時のPSFの形状は、ボケ径d1とPSF中心からの距離rにより一意に決定される。
Figure 2011158498
また、上記実施の形態では、イメージセンサ11の位置1でのボケ径d1(j,j)と、領域(i,j)におけるイメージセンサ11の位置2でのボケ径d2(i,j)との2つから、被写体とレンズ主点との距離u(i,j)を(式6)で求めた。しかし、本発明はこれに限定されず、位置1または位置2の一方でのボケ径を用いて焦点距離を算出するとしてもよい。例えば、位置1でのボケ径から焦点距離v(i,j)を算出する例について以下に説明する。図11は、位置1におけるボケ径を用いて焦点距離v(i,j)を算出する式を説明する図である。この場合、位置1でのボケ径d1(i,j)から焦点距離v(i,j)を算出する式は、(式9)となる。ここで、(式9)において、Dはレンズの開口径である。
Figure 2011158498
また、本実施の形態では、異なる焦点位置の画像を撮影するために、センサを駆動して結像位置を変化させているが、センサの代わりにレンズ側を動かしてもよい。具体的には本実施の形態のセンサ駆動部及びセンサ制御部を、レンズ駆動部及びレンズ制御部に変更し、異なる焦点位置の画像を取得するようにレンズを移動するという構成をとることもできる。
また、本実施の形態では、図3のようにレンズが1枚で結像する構成について説明したが、複数枚のレンズより構成される組みレンズを使ってもよい。その場合は、予め設計時に既知である組みレンズの主点位置を使って、本実施の形態のとおりに距離を算出することができる。
また、本実施の形態において用いているレンズについて、イメージセンサ11の像側について光線を平行に結像する特性をもつ像側テレセントリックを用いてもよい。この場合、イメージセンサ又はレンズを移動してもイメージセンサに結像する像の増倍率が焦点位置によって変化しないため、スイープ画像Bの画像を理想的なボケ状態で撮影することができる。すなわち、全焦点画像生成部においてより良好な特性で全焦点画像Dを生成でき、ひいては距離マップの生成の特性もより良好にすることができる。
また、上記した撮像装置の一部は、CPUと画像メモリとを備えるマイクロコンピュータにより実現されていても良い。
図12は、マイクロコンピュータを備える撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。
撮像装置は、イメージセンサ11と、センサ駆動部12と、マイクロコンピュータ60とを備える。なお、イメージセンサ11の前面には被写体31からの光を集光するためのレンズ33が設けられる。
マイクロコンピュータ60は、CPU64と、画像メモリ65とを備える。
CPU64は、マイクロコンピュータ60を、図1に示したセンサ駆動制御部13と、画像取得部14と、全焦点画像生成部15と、ボケ量算出部16、距離マップ生成部17として機能させるためのプログラムを実行する。つまり、CPU64は、図2に示したフローチャートの各ステップの処理のプログラムを実行する。なお、画像メモリ65には、画像取得部14で取得された画像が保持される。
さらに、上記の撮像装置を構成する構成要素の一部又は全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしても良い。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
さらにまた、上記の撮像装置を構成する構成要素の一部又は全部は、撮像装置に脱着可能なICカード又は単体のモジュールから構成されているとしても良い。ICカード又はモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカード又はモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしても良い。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、ICカード又はモジュールは、その機能を達成する。このICカード又はこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしても良い。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしても良い。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしても良いし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしても良い。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラム又は上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な不揮発性の記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc(登録商標))、半導体メモリなどに記録したものとしても良い。また、これらの不揮発性の記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしても良い。
また、本発明は、上記コンピュータプログラム又は上記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしても良い。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしても良い。
また、上記プログラム又は上記デジタル信号を上記不揮発性の記録媒体に記録して移送することにより、又は上記プログラム又は上記デジタル信号を上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明にかかる撮像装置は、撮像画像から高精度に距離マップを生成するという特徴を有しており、離れた位置から被写体の形状を容易に測定するレンジファインダとして利用することができる。また生成した全焦点画像から距離マップから左右の視差画像を生成することにより、立体映像を生成する、すなわち3Dカメラとして利用することもできる。
11 イメージセンサ
12 センサ駆動部
13 センサ駆動制御部
14 画像取得部
15 全焦点画像生成部
16 ボケ量算出部
17 距離マップ生成部
31 被写体
32 絞り
33 レンズ
34 位置1でのイメージセンサ
35 位置2でのイメージセンサ
51 画像領域(i,j)の切り出し範囲
52 画像領域(i,j+1)の切り出し範囲
60 マイクロコンピュータ
64 CPU
65 画像メモリ

Claims (10)

  1. 被写体の画像から、撮像装置から前記被写体までの距離を示す距離マップを生成する撮像装置であって、
    撮像面で受光した光を画素毎に電気信号に変換して出力するイメージセンサと、
    前記イメージセンサの光軸方向の位置を任意に変更するセンサ駆動部と、
    前記イメージセンサで撮影された画像を取得し、取得した画像を保持する画像取得部と、
    互いに異なる撮像位置の複数の画像を撮影するように、前記センサ駆動部及び前記画像取得部の動作を制御するセンサ駆動制御部と、
    前記画像取得部が取得した画像のうちの一の画像から、当該一の画像の全領域にわたり合焦している全焦点画像を生成する全焦点画像生成部と、
    前記画像取得部で取得した画像のうちの他の画像と前記全焦点画像生成部で生成した全焦点画像から、前記他の画像の各画像領域でのボケ量を算出するボケ量算出部と、
    前記ボケ量算出部が算出した前記他の画像の各画像領域のボケ量と、レンズの焦点距離を含む前記撮像装置の光学的係数値とから、各画像領域における前記撮像装置と前記被写体との距離を算出し、算出した前記距離を各画像領域における画素値で示す距離マップを生成する距離マップ生成部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記センサ駆動制御部は、前記画像取得部が、被写体の近端に焦点位置を定めた近端画像、被写体の遠端に焦点位置を定めた遠端画像、及び前記遠端から近端まで連続して移動しながら露光して撮影したスイープ画像の3種類の画像を取得するように、前記センサ駆動部及び前記画像取得部を制御する
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記センサ駆動制御部は、前記画像取得部が、前記近端画像、前記スイープ画像、前記遠端画像の順、又は、前記遠端画像、前記スイープ画像、前記近端画像の順に連続的に3枚の撮影画像を取得するように、前記センサ駆動部及び前記画像取得部を制御する
    請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記イメージセンサの像側に配置された光学系は、スイープしても像の大きさが変わらない像側テレセントリック性の光学特性を有する
    請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記ボケ量算出部は、前記イメージセンサの像側に配置された光学系の特性を、ガウシアンモデルと仮定して、各画像領域のボケ量を算出する
    請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記ボケ量算出部は、前記イメージセンサの像側に配置された光学系の特性を、ピルボックスモデルと仮定して、各画像領域のボケ量を算出する
    請求項1記載の撮像装置。
  7. 前記ボケ量算出部は、前記イメージセンサの前段に配置された光学系の特性を、予め実測した前記光学系のPSF(点像分布関数)特性と仮定して、当該PSF特性に基づいて、各画像領域のボケ量を算出する
    請求項1記載の撮像装置。
  8. 撮像装置で撮影された被写体の画像から、当該撮像装置から前記被写体までの距離を示す距離マップを生成する撮像方法であって、
    互いに異なる撮像位置で撮影された複数の画像を取得する画像取得ステップと、
    前記複数の画像のうちの一の画像から、当該一の画像の全領域にわたり合焦している全焦点画像を生成する全焦点画像生成ステップと、
    前記複数の画像のうちの他の画像と前記全焦点画像から、前記他の画像の各画像領域でのボケ量を算出するボケ量算出ステップと、
    前記他の画像の各画像領域のボケ量と、レンズの焦点距離を含む前記撮像装置の光学的係数値とから、各画像領域における前記撮像装置と前記被写体との距離を算出し、算出した前記距離を各画像領域における画素値で示す距離マップを生成する距離マップ生成ステップと
    を含む撮像方法。
  9. 請求項8記載の撮像方法に含まれる各ステップをコンピュータに実行させるための、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラム。
  10. 請求項1記載の撮像装置に備えられる画像取得部、全焦点画像生成部、ボケ算出部および距離マップ生成部を実装した集積回路。
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