JPWO2011136046A1 - 操作入力装置 - Google Patents

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Abstract

方向キー10と、方向キー10の上部側に露出する押下部21と、方向キー10の下方に位置するフランジ22とを有するセンターボタン20と、センターボタン20の下方に配置されるドーム状スイッチ30とを備え、方向キー10が下方に変位することにより、センターボタン20がフランジ22によって下方に変位することによって、ドーム状スイッチ30が変形する、操作入力装置であって、方向キー10の下方への変位量が、ドーム状スイッチ30の変形に伴ってドーム状スイッチ30による反力の変化が増加から減少に転じる前に、前記変位量の最大値に到達するように、方向キー10を下方に変位可能に支持するリターンバネ40を備える、操作入力装置。

Description

本発明は、操作入力を受ける操作部材を有する操作入力装置に関する。
従来技術として、第1の操作部材と、第1の操作部材の中央部に配した第2の操作部材と、第2の操作部材の下方に配置されるドーム状スイッチとを備えた、操作入力装置が知られている(例えば、図1(特許文献1の図13),図2(特許文献2の図3)を参照)。これらの操作入力装置は、第1の操作部材の中央部に配した第2の操作部材を押し下げる場合だけでなく、第1の操作部材を押し下げる場合にも、ドーム状スイッチが変形してクリック感が得られるように、第2の操作部材にフランジが設けられたものである。なお、図1,2中の符号は、特許文献1,2における参照番号を示すものであり、本願における参照番号を示すものではない。
日本国公開特許公報第2009−295155号 日本国公開特許公報第2006−179250号
図3は、上述の従来の操作入力装置において、第1の操作部材の下方へのストローク量Sとドーム状スイッチによる反力Pとの関係曲線R1を示した図である。第2の操作部材を囲むように配した第1の操作部材のみを下方に向けて零からストローク(変位)させていくと、ドーム状スイッチにより第1の操作部材がフランジを介して受ける反力Pは、ストローク量Sbで極大値Pbが発生した後、極小値Pcまで減少する。極小値Pcは、ドーム状スイッチの頭頂部が潰れて接点部に接触する位置に相当するストローク量Sc(>Sb)で発生する反力の値である。この極大値Pbと極小値Pcとの差があることによって、操作者にクリック感を感じさせている。
しかしながら、上述の従来技術では、ドーム状スイッチによる反力Pが減少するストローク区間(Sb−Sc)では、操作者がアナログ操作を行うことが極めて難しく、押し込み量(力)を一定にすることができない。すなわち、操作者が第1の操作部材に下方への荷重を次第に加えていくと、ストローク量Sは零から次第に増加するが、ドーム状スイッチによる反力の変化はストローク量Sbを境に増加から減少に転じるため、ストローク量SがSbを超えた途端、第1の操作部材は吸い込まれるようにストローク量Scまで一気に変位してしまう。そのため、操作者は、第1の操作部材のストローク量Sが極大値Pbの発生するストローク量Sbに至るまでは、第1の操作部材に与える力を加減することによって、ストローク量Sを自在にコントロールすることができるものの、ストローク区間(Sb−Sc)では、ストローク量Sを自在にコントロールすることができない。
したがって、ストローク量Sの値を零から最大値Scまで検出することができるにもかかわらず、ストローク区間(Sb−Sc)におけるストローク量Sの検出値は、操作者の意図が反映された値としては、利用しにくくなってしまう。
そこで、本発明は、一方の操作部材から得られるクリック感を無くすことなく、もう一方の操作部材が変位し得る全ストローク区間からコントロール不能な区間を無くすことができる、操作入力装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る操作入力装置は、
第1の操作部材と、
前記第1の操作部材の上部側に露出する押下部と、前記第1の操作部材の下方に位置するフランジとを有する第2の操作部材と、
前記第2の操作部材の下方に配置されるクリックバネとを備え、
前記第1の操作部材が下方に変位することにより、前記第2の操作部材が前記フランジによって下方に変位することによって、前記クリックバネが変形する、操作入力装置であって、
前記第1の操作部材の下方への変位量が、前記クリックバネの変形に伴って前記クリックバネによる反力の変化が増加から減少に転じる前に、前記変位量の最大値に到達するように、前記第1の操作部材を下方に変位可能に支持する支持部材を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、一方の操作部材から得られるクリック感を無くすことなく、もう一方の操作部材が変位し得る全ストローク区間からコントロール不能な区間を無くすことができる。
特許文献1の操作入力装置の断面図である。 特許文献2の操作入力装置の断面図である。 従来の操作入力装置において、第1の操作部材の下方へのストローク量Sとドーム状スイッチの反力Pとの関係曲線R1を示した図である。 本発明の第1の実施形態である操作入力装置1の分解斜視図である。 操作入力が作用していない初期位置状態での操作入力装置1の模式的な断面図である。 センターボタン20のみをZ(−)方向へ押し込んでフルストロークさせた状態での操作入力装置1の断面図である。 センターボタン20のみをZ(−)方向へ押し込んだときの、クリックバネ31の収縮によってセンターボタン20が受ける反力Pとストローク量Sとの関係曲線R2を示した図である。 方向キー10のみをZ(−)方向へ押し込んで、ギャップGBが閉じるまでストロークさせた状態での操作入力装置1の断面図である。 方向キー10のみをZ(−)方向へ押し込んだときの、方向キー10が受ける反力Pとストローク量Sとの関係曲線R3(R4)を示した図である。 方向キー10のみをZ(−)方向へ押し込んで、フルストロークさせた状態での操作入力装置1の断面図である。 ギャップGBに弾性体を配置した構成図の一例である。 ギャップGBに弾性体を配置した構成図の一例である。 ギャップGBに弾性体を配置した構成図の一例である。 本発明の第2の実施形態である操作入力装置2の模式的な断面図である。 本発明の第3の実施形態である操作入力装置3の分解斜視図である。 操作入力装置3の断面図である。 本発明の第4の実施形態である操作入力装置4の分解斜視図である。 操作入力装置4の断面図である。 ハウジング51のZ軸方向から見た構造図である。 本発明の第5の実施形態である操作入力装置5の模式的な断面図である。 、本発明の第6の実施形態である操作入力装置6の模式的な断面図である。 W型のリターンバネ40の上方からの斜視図である。 W型のリターンバネ40の下方からの斜視図である。 方向キー10の下面14とセンターボタン20のフランジ22の当接面25との間にギャップが初期状態において存在する構成例である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態の説明を行う。本発明の一実施形態である操作入力装置は、操作者の手指等による力を受けて、その受けた力に応じて変化する出力信号を出力する操作インターフェイスである。その出力信号に基づいて操作者による操作入力が検出される。操作入力の検出によって、その検出された操作入力に対応する操作内容をコンピュータに把握させることができる。
例えば、家庭用又は携帯可能なゲーム機、携帯電話や音楽プレーヤーなどの携帯端末、パーソナルコンピュータ、電化製品などの電子機器において、そのような電子機器に備えられるディスプレイの画面上の表示物(例えば、カーソルやポインタなどの指示表示や、キャラクターなど)を、操作者が意図した操作内容に従って、移動させることができる。また、操作者が所定の操作入力を与えることにより、その操作入力に対応する電子機器の所望の機能を発揮させることができる。
図4は、本発明の第1の実施形態である操作入力装置1の分解斜視図である。図5は、操作入力が作用していない初期位置状態での操作入力装置1の模式的な断面図である。操作入力装置1は、X,Y,Z軸によって定まる直交座標系のZ軸方向側(図上、上方)から入力される操作者の力を受け付けるものである。なお、「上方」とは、斜め上方を含むものとし、「下方」とは、斜め下方を含むものとする。
操作入力装置1は、基板50に設置された固定電極と方向キー10に設置された可動電極との間の静電容量を検出することによって、方向キー10が操作入力によって下方に変位したときのストローク量を検知可能にするものである。また、操作入力装置1は、センターボタン20に下方に設置されたドーム状スイッチ30によって、センターボタン20が操作入力によって押下されたことを検知可能にするものである。
操作入力装置1は、主な構成要素として、基板50と、方向キー10と、センターボタン20と、ドーム状スイッチ30と、リターンバネ40とを備える。
基板50は、複数の固定電極(図4の場合、4個の固定電極71a,72a,73a,74a)が配置される配置面を有する基部である。その配置面は、操作入力装置1の低背化の点で、XY平面に平行な平面であることが好ましい。三次元の直交座標系の基準点である原点Oは、その配置面から操作者の力が入力されてくる側(図4の場合、基板50に対して上側)に所定距離離れた位置に設定されるとよい。基板50は、樹脂製の基板でもよいが、絶縁性を確保すれば、鋼板や珪素鋼板などを基材にした鉄板基板でもよい。
固定電極71a〜74aは、原点Oとの距離が等しい点を結んでできる仮想的な円の円周方向に並べられている。固定電極71a〜74aは、操作者の力のベクトルを算出しやすくするという点で、その円周方向に等間隔に配置されることが好ましい。各固定電極が互いに同特性の場合、隣接する2つの固定電極の重心間の距離が等しければよい。固定電極71a〜74aは、X(+),X(−),Y(+),Y(−)の4方向に、円周方向に90°毎に配置されている。X(−)方向は、XY平面上でX(+)方向に対して180°反対向きの方向であり、Y(−)方向は、XY平面上でY(+)方向に対して180°反対向きの方向である。固定電極73aは、原点Oに対して正側のX軸上に配置され、固定電極74aは、原点Oに対して正側のY軸上に配置され、固定電極71aは、原点Oに対して負側のX軸上に配置され、固定電極72aは、原点Oに対して負側のY軸上に配置されている。
なお、固定電極71a〜74aは、X軸とY軸に挟まれるXY平面内の斜め45°の4方向に、円周方向に90°毎に配置されていてもよい。例えば、固定電極73aは第1象限に配置され、固定電極74aは第2象限に配置され、固定電極71aは第3象限に配置され、固定電極72aは第4象限に配置される。
方向キー10は、基板50に対して操作者の力が入力されてくる側に設けられた第1の操作部材である。方向キー10は、板状に形成され、基板50に設けられた固定電極71a〜74aの上側に配置されている。方向キー10は、固定電極71a〜74aが配置された配置面に対向する対向面(図4において、下側の面)と、操作者の力が作用しうる操作面13(図4において、上側の面)とを有している。
方向キー10には、フランジ12が設けられている。方向キー10の基板50との対向面(フランジ12の下面)には、基板50の配置面に配置された複数の固定電極と同数の可動電極(71b,72b,73b,74b)が設けられている。可動電極と固定電極は、一対一で、互いに対向する位置に配置される。方向キー10は、操作者の力が操作面13に作用することにより、対向面が固定電極71a〜74aが配置される配置面に近づくことによって、可動電極と固定電極との電極間の静電容量を変化させる。4組ある一対の電極間の静電容量をそれぞれ検出することによって、原点Oに対する操作入力の入力方向(XY平面における操作入力の入力位置)とその操作入力の大きさ(Z方向の押し込み量)を演算することができる。その演算方法についての説明は、省略する。
センターボタン20は、方向キー10の上部の操作面13に露出した操作面24をZ軸上に有する押下部21を有する。センターボタン20は、押下部21が方向キー10の中央部に上下方向に貫通して形成された孔11と嵌合することにより、XY平面に平行な方向に位置決めでき、単独で上下方向(Z方向)に変位可能である。
センターボタン20は、ドーム状スイッチ30の頭頂部32に接した状態で支持される。これにより、頭頂部32に接しない状態で支持される場合に比べて、操作入力装置全体のZ軸方向の薄肉化が可能である。方向キー10の操作面13とセンターボタン20の操作面24の初期位置状態でのZ方向の位置は、同じであってもよいし、操作面13の位置が操作面24の位置より基板50に近い側にあってもよいし、その逆でもよい。
また、センターボタン20は、方向キー10の下方に位置するフランジ22を有する。フランジ22は、柱状の押下部21の側面に形成されている。フランジ22は、センターボタン20の押下部21の周縁部に鍔(つば)状に張り出した段差部である。フランジ22の上側には、方向キー10の操作面13の裏面に相当する下面14に当接可能な当接面25が形成されている。下面14と当接面25は、方向キー10及びセンターボタン20のいずれにも操作入力が作用していない初期位置状態で、互いに平行に対向して位置している。
また、センタ−ボタン20の下部には、ドーム状スイッチ30のクリックバネ31の頭頂部32を押し下げて潰しやすくするための突起部23が形成されている。
ドーム状スイッチ30は、センターボタン20の下方に配置され、固定電極71a〜74aに囲まれるように、基板50に取り付けられている。ドーム状スイッチ30は、センターボタン20の突起部23の下端が頭頂部32で接するクリックバネ31を備える。クリックバネ31は、センターボタン20の操作面24を指で押した操作者にクリック感を与える、ドーム状の弾性部材である。具体例として、メタルドームが挙げられる。
また、ドーム状スイッチ30は、クリックバネ30とセンターボタン20の突起部23との間に、ラミネートフィルム33を備えてもよい。ラミネートフィルム33は、基板50上に粘着または接着剤にて接着される。ラミネートフィルム33によって、クリックバネ31を基板50に固定することが容易になる。また、センターボタン20の突起部23とクリックバネ31の頭頂部32との接触による磨耗を防ぐことができる。さらに、リターンバネ40の下端と基板50との接触により生ずる擦れから、基板50を保護することができる。
リターンバネ40は、方向キー10を下方に変位可能に支持する支持部材である。リターンバネ40は、方向キー10の下面14に配置された可動電極と基板50に配置された固定電極との間隔が弾性的に変化するように、下面14と基板50との対向方向に方向キー10を弾性的に支持する弾性支持部材である。
リターンバネ40は、基板50と方向キー10の下面14との間に設置されるとよい。リターンバネ40は、方向キー10に操作者の力が作用しても、方向キー10の可動電極71b〜74bと基板50の固定電極71a〜74aとが接触しないように、方向キー10を弾性的に支持する。リターンバネ40は、Z軸に直交するXY平面に対して傾き可能に方向キー10を支持し、Z軸方向に移動可能に支持する。また、リターンバネ40は、方向キー10の下面14が基板50から離れる方向に付勢された状態で、方向キー10を支持する付勢支持部材である。
リターンバネ40は、操作者の力が作用していない状態で方向キー10の操作面13がXY平面に平行になるように、方向キー10を弾性的に支持する。方向キー10の操作面13は、平らな面でもよいし、XY平面に対して凹状に形成された面でもよいし、XY平面に対して凸状に形成された面でもよい。操作面13を所望の形状に変更することによって、操作者の操作性を向上させることができる。また、方向キー10の操作面13は、円状でもよいし、楕円状でもよいし、多角形状でもよい。
リターンバネ40は、センターボタン20の周囲を囲むように設けられたコイルバネである。リターンバネ40を円錐コイルバネにすることで、バネの耐久性を向上できる。リターンバネ40は、方向キー10が操作されて降下したときに初期位置状態の高さ(位置)に戻す上向きの力を、方向キー10に常時付与している。リターンバネ40は、円錐状のコイルバネであるが、円筒状のコイルバネでも、無端状の弾性体(例えば、ゴム)でもよい。
操作入力装置1は、方向キー10がケース60の内側に付勢して接触された状態で、ケース60に取り付けられる。すなわち、方向キー10は、ケース60の開口部61に設けられたリブに、リターンバネ40の反力によって支持されている。ケース60に操作入力装置1を取り付けた状態で、且つ、方向キー10に操作入力が作用していない状態で、方向キー10の下面14とフランジ22の当接面25との間にギャップGBが存在するように、リターンバネ40の伸縮方向の長さ、フランジ22の厚さ、ドーム状スイッチ30の高さ、突起部23の長さ、方向キー10の厚さ等の各部の寸法が決められている。
ケース60は、操作入力装置1が取り付けられる携帯電話などの電子機器の筐体である。操作入力装置1自体が、ケース60を備えていてもよい。ケース60は、方向キー10を下方に変位可能に支持する支持部材である。開口部61の形状は、円状であるが、方向キー10の形状に合うように形成されていればよく、四角形や八角形などの多角形状であってもよい。
次に、操作入力装置1の動きについて説明する。
図6は、センターボタン20のみをZ(−)方向へ押し込んでフルストロークさせた状態での操作入力装置1の断面図である。図7は、センターボタン20のみをZ(−)方向へ押し込んだときの、クリックバネ31の収縮によってセンターボタン20が受ける反力Pとストローク量Sとの関係曲線R2を示した図である。操作者の力が方向キー10の操作面13に作用せずにセンターボタン20の操作面24に作用することにより、方向キー10は押し下がらずにセンターボタン20のみが押し下がることによって、クリックバネ31が変形する。クリックバネ31の収縮によってセンターボタン20が受ける上向きの反力は、ストローク量S4で極大値P4が発生した後、極小値P0まで減少する。これにより、センターボタン20に触れている操作者は、クリック感を体感する。極小値P0が発生するときのストローク量S0は、基板50からクリックバネ31の頭頂部32までの初期高さGC0に一致する。センターボタン20のストローク量Sがその最大値S0(=GC0)に至ることによって、クリックバネ31の頭頂部32が、基板50上の接点部35(図4参照)に接し、クリックバネ31と接点部35が導通する。その導通を電気的に検出することによって、センターボタン20の押下操作(オン操作)を検知することができる。また、センターボタン20のみの押し込み状態では、方向キー10は変位していないので、方向キー10に配置された可動電極と基板50に配置された固定電極との電極間距離は、方向キー10及びセンターボタン20のいずれも操作入力が作用していない初期位置状態での距離GK0に等しいままである。
図8は、方向キー10のみをZ(−)方向へ押し込んで、ギャップGBが閉じるまでストロークさせた状態での操作入力装置1の断面図である。図9は、方向キー10のみをZ(−)方向へ押し込んだときの、方向キー10が受ける反力Pとストローク量Sとの関係曲線R3(R4)を示した図である。X(−)方向においてZ方向の押し込み入力を受けた方向キー10は、リターンバネ40による反力を伴って、点aを支点に傾動する。方向キー10が傾いても、方向キー10の下面14とフランジ22の当接面25とが接してギャップGBが閉じるまで(零になるまで)、センターボタン20は、Z方向には動かない。ギャップGBが閉じた時点での方向キー10の傾動量(ストローク量)は、S1である。方向キー10のストローク量がS1に至るまでの間は、クリックバネ31はセンターボタン20によって押し込まれていないため、クリックバネ31のストローク量GCは、零のままである(言い換えれば、クリックバネ31の高さは、初期高さGC0のままである)。また、リターンバネ40は、方向キー10の傾動により圧縮されており、その圧縮量に応じて上向きの復帰力(反力)は増加している。したがって、方向キー10の零からS1までのストローク区間において、方向キー10が受ける上向きの反力は、クリックバネ31によって生じたものは含まれていなく、リターンバネ40のみによって生じたものである。また、方向キー10の傾動によって、電極間のギャップはGK0からGK1に減少するので、電極間の静電容量は増加する。この静電容量の変化を各電極間について検出することによって、方向キー10がどの方向にどれだけの押し込み量が発生したのかを検知することができる。
図10は、方向キー10のみをZ(−)方向へ押し込んで、フルストロークさせた状態での操作入力装置1の断面図である。リターンキー40及びケース60は、方向キー10の下方への変位量が、ドーム状スイッチ30の変形に伴ってドーム状スイッチ30による反力の変化が上昇から減少に転じる前に(図9において、反力の極大値P5が発生するストローク量S5に至る前に)、その変位量が構造上取り得る最大値S2に到達するように、方向キー10を下方に変位可能に支持している。したがって、図8に示したギャップGBが閉じた時点から更に方向キー10のみをそのまま押し込んでいくと、方向キー10の傾動量(ストローク量)は、方向キー10のストロークが止まる最大値S2まで増加する。また、方向キー10が最大値S2まで傾動することにより、電極間のギャップはGK1からGK2まで減少している。また、方向キー10のストローク量がS1からS2までの区間では、センターボタン20と方向キー10とのギャップGBは既に零になっているため、クリックバネ31は、方向キー10が受けた下方への荷重をフランジ22を介して受けたセンターボタン20によって、その高さがGC2に至るまで下方に押圧されて変形し、その変形量に応じて上向きの復帰力(反力)が生じている。リターンバネ40も、方向キー10の傾動により圧縮されており、その圧縮量に応じて上向きの復帰力(反力)が生じている。したがって、方向キー10のS1からS2までのストローク区間において、方向キー10が受ける上向きの反力は、クリックバネ31とリターンバネ40との合成の弾性力によって生じたものである。そして、方向キー10の最大ストローク量S2が、クリックバネ31による反力が最大値P5になるストローク量S5以下になるように設定されているため、方向キー10のストローク量がS2になっても(クリックバネ31の高さがGC2になっても)、クリック感は発生しない。
つまり、図5,6,8,10に基づいて、略幾何学的に、
S0=GC0 ・・・(1)
S1=(L2/L3)×GB ・・・(2)
S2=GK0×(L2/L1) ・・・(3)
GC2=GC0−(L3/L2)×S2−GB ・・・(4)
という関係式を導くことができる。L1は、支点aと操作入力を付与した力点がある側の電極との間のXY方向での距離を表し、L2は、支点aと操作入力を付与した力点との間のXY方向での距離を表し、L3は、支点aとセンターボタン20への力の作用点との間のXY方向での距離を表す。
関係式(4)で表されるGC2は、方向キー10のストローク量が最大値S2のときのクリックバネ31の高さに相当する。したがって、方向キー10の初期状態での位置をケース60の高さ調整によって調整したり、リターンバネ40の伸縮方向の長さを調整したりすることにより、GC2の長さを、クリックバネ31による反力の極大値P4が発生する変形量S4以下になるように寸法調整することによって(図7参照)、操作入力装置1に、センターボタン20のみを押すことによってクリック感が得られる特性を持たせることができるとともに、方向キー10を最大値S2までストロークさせてもクリック感が発生しない図9に示した特性を持たせることができる。なお、各部の寸法は、例えば、GC0=0.2,GB=0.1,L3=4.0,L2=8.0,L1=12.0,GK0=0.6である(単位はmm)。
したがって、上述の実施例によれば、一方の操作部材から得られるクリック感を無くすことなく、もう一方の操作部材が変位し得る全ストローク区間からコントロール不能な区間を無くすことができる。また、ギャップGBを設けているので、図9に示されるように、ストローク量に対する反力の傾きを、S1を境に変えることができる。つまり、S1に至るまではリターンバネ40のみによる反力を受け、S1を超えたストローク区間ではリターンバネ40とクリックバネ31の両方による反力を受けるので、方向キー10の操作感をストローク途中で変えることができ、方向キー10のアナログ入力に対する操作感を向上させることができる。つまり、反力の増加の仕方がストローク途中で変わることで、ストローク量が最大値に近づいていることが、操作者に感覚的に知らせることができる。また、方向キー10のみを押しても、クリックバネ31をクリック動作位置まで押圧することはないため、クリックバネ31の応力を軽減でき、耐久力が向上する。また、ギャップGBの長さを調整することにより、方向キー10を傾動したときのクリックバネ31の変形量を調整できるため、クリック位置及びクリック感を容易に変更することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形、改良及び置換を加えることができる。また、上述の複数の実施形態それぞれの一部を組み合わせて構成された別の実施形態も考えられ得る。
例えば、ギャップGBに、図11A,11B,11Cに示されるように、ゴム等の弾性体を配置してもよい。図11Aは、弾性体81を方向キー10の下面14に設置した構成を示す。図11Bは、弾性体82をフランジ22の当接面25に設置した構成を示す。図11Cは、弾性体83をギャップGBを埋めるように設置した構成を示す。図11A,11B,11Cのように、ギャップGBに弾性体を設けることによって、図9に示されるように、関係曲線をR4のように滑らかにすることができる。これにより、方向キー10がフランジ22に接触する時の衝撃を抑え、操作感を向上させることができる。
また、図12は、本発明の第2の実施形態である操作入力装置2の模式的な断面図である。上述の実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
通常、コイル(巻線)等のインダクタのインダクタンスLは、係数をK、透磁率をμ、コイルの巻数をn、断面積をS、磁路長をdとした場合、
L=KμnS/d
という関係式が成り立つ。この関係式から明らかなように、コイルの巻数や断面積といった形状に依存するパラメータを固定した場合、周囲の透磁率と磁路長の少なくともいずれかを変化させるかによって、インダクタンスが変化する。
操作入力装置2は、方向キー10に設置されたヨークに対向するように基板50に設置されたコイルのインダクタンスを検出することによって、方向キー10が操作入力によって下方に変位したときのストローク量を検知可能にするものである。また、操作入力装置1は、センターボタン20に下方に設置されたドーム状スイッチ30によって、センターボタン20が操作入力によって押下されたことを検知するものである。
つまり、操作入力装置2は、操作入力装置1の固定電極をコイルに置き換え、操作入力装置1の可動電極をヨークに置き換えたものである。操作入力装置1の固定電極をヨークに置き換え、操作入力装置1の可動電極をコイルに置き換えてもよい。図12には、コイル91a,93a及びヨーク91b,93bが示されている。ヨークは、比透磁率が1よりも高い材質であればよい。例えば、比透磁率は1.001以上あると好適であり、具体的には、鋼板(比透磁率5000)などが好ましい。ヨークは、方向キー10と別部品にするのではなく、フェライトなどで一体にすることもできる。基板50は、樹脂製の基板でもよいが、ヨークの役目を持たせるために鋼板や珪素鋼板などを基材にした鉄板基板でもよい。方向キー10が傾動し、コイルにヨークが近づくと、コイル周辺の透磁率が増加し、コイルのインダクタンスが増加する。これを電気的に検出することによって、方向キー10の傾動動作が検出可能となる。
図13は、本発明の第3の実施形態である操作入力装置3の分解斜視図である。図14は、操作入力装置3の断面図である。上述の実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
操作入力装置3は、操作入力装置2のリターンバネ40を複数のリターンバネ41〜44に置き換えたものである。リターンバネ41〜44は、コイルの外側の基板50に設置される板状の弾性体である。図14に示されるように、方向キー10の下面14とフランジ22の当接面25との間に、ギャップGBが設けられている。
図15は、本発明の第4の実施形態である操作入力装置4の分解斜視図である。図16は、操作入力装置4の断面図である。上述の実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
操作入力装置4では、ヨークの一部をバネ形状に成型することによって、ヨークの機能と、方向キー10を弾性的に支持する弾性支持機能とが兼ねられている。つまり、変位部材である方向キー10をZ方向に弾性的に支持する弾性支持部材であるリターンバネ45は、ヨークの役目も兼ねている。リターンバネ45の一部に、板バネ部45a〜45fが形成されている。
リターンバネ45は、ハウジング51内に配置されている。鋼材で形成されたリターンバネ45の面形状の部分がコイル91a〜94aに対向することによって、ヨークの役目を果たしている。リターンバネ45の中心には、穴が開いている。その穴の周囲に、下方のハウジング51へと伸びる板バネ部45a〜45fが円周方向に等角度で配置されている。板バネ部の数は実施例では6個であるが、3個以上あればよい。リターンバネ45は、弾性を有していることと、透磁率が空気より高いことが条件である。この条件を満たせば、その材質は特に規定しない。
そして、図16に示されるように、方向キー10の下面14とフランジ22の当接面25との間に、ギャップGBが設けられている。
図17は、ハウジング51のZ軸方向から見た構造図である。ハウジング51は、4個のコイル91a〜94a、2極の接点部35,36、10個の端子101a等とそれぞれを接続する内部配線111a等を備えている。ハウジング51は、樹脂で成型される。また、透磁率を上げるためにフェライトなどの粉末を配合した樹脂でもよい。接点部、内部配線及び端子は、電気的に導通する材質(例えば、銅や鉄、金、銀など)であればよい。
コイル91a〜94aの一方の端部に接続された内部配線111a〜114aは、所定の操作入力検出装置(例えば、マルチプレクサを内蔵した検出装置)に結線される端子101a〜104aに接続される。コイル91a〜94aのもう一方の端部に接続された内部配線111b〜114bは、グランドに結線される端子101b〜104bに接続される。接点部35に接続された内部配線115は、グランドに結線される端子105に接続される。接点部36に接続された内部配線116は、所定の操作入力検出装置(例えば、CPU等を内蔵した検出装置)に結線される端子106に接続される。
このように結線することによって、所定の操作入力検出装置は、方向キー10に付与された操作入力の位置とその荷重の大きさを検出できるとともに、センターボタン20が押下されたことを検出できる。
図18は、本発明の第5の実施形態である操作入力装置5の模式的な断面図である。上述の実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
操作入力装置5は、図5の操作入力装置1に対して、リターンバネ46を追加したものである。リターンバネ46は、センターボタン20を上方に付勢する弾性支持部材である。リターンバネ46の付勢力によって、ギャップGB(図5参照)が零になるように、センターボタン20に初期位置への復帰力を与えることができる。これにより、ギャップGBによって、センターボタン20が初期位置状態で上下方向や横方向にがたつくことを防止でき、操作者がセンターボタン20に触れたときの不安定な操作感を改善できる。
また、リターンバネ46の付勢力は、センターボタン20のフランジ22を介して、方向キー10にも初期位置への復帰力を与えている。そのため、方向キー10の操作感を重くしたり、安定させたりできる。
また、リターンバネ46は、センターボタン20に操作入力が作用していない状態で、センターボタン20の突起部23の下端とクリックバネ31の頭頂部32との間にギャップGC3が存在するように、センターボタン20を付勢する。これにより、上述の図9と同様の特性が得られる。例えば、方向キー10が傾いても、突起部23と頭頂部32とが接してギャップGC3が零になるまで、クリックバネ31をクリック動作位置まで押圧させないようにできる。そして、ギャップGC3が零の位置から方向キー10を更に押し込んでも、クリック感を発生させないようにできる。
図19は、本発明の第6の実施形態である操作入力装置6の模式的な断面図である。上述の実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
図18は、方向キー10を付勢するリターンバネ40とセンターボタン20を付勢するリターンバネ46の2つのバネ構成であったが、図19は、一つのリターンバネ40で方向キー10とセンターボタン20を付勢する構成である。図19のリターンバネ40は、1本の線材でW型のコイルバネに形成され、下方に向かって外径が小さくなる外側円錐コイルバネ部40aと、上方に向かって外径が小さくなる内側円錐コイルバネ部40bとを有している(図20,21参照)。外側円錐コイルバネ部40aは、方向キー10に当接して上方に付勢する弾性支持部で、内側円錐コイルバネ部40bは、センターボタン20に当接して上方に付勢する弾性支持部である。
リターンバネ40をW型の一つのコイルバネにすることにより、図18の操作入力装置5が有する効果だけでなく、部品コストと組み立て工数の削減効果がある。
また、図22は、方向キー10の下面14とセンターボタン20のフランジ22の当接面25との間にギャップが初期状態において存在する構成を示している。この構成において、センターキー20の押下部21の直径d1と方向キー10のガイド孔11の直径d2との間のクリアランスΔr1(=(d2−d1)/2)をガイド孔11のガイド長LC1の1/30以下とし、ガイド孔11の下面14側のガイド開口部から突起部23までの距離LC2を1mm以下にすると好適である。この寸法によって、センターキー20のがたつきによる上下方向に対する傾き角度を2°以下にでき、突起部23の位置ずれを0.05mm以下にできる。すなわち、方向キー10の下面14とセンターボタン20のフランジ22の当接面25との間にギャップが初期状態において存在しても、センターボタン20のがたつきによる不安定な操作感を排除できるとともに、クリックバネ31の反力を設計通りに発揮できる。
また、本発明に係る操作入力装置は、手指に限らず、手のひらで操作するものあってもよい。また、足指や足の裏で操作するものであってもよい。また、操作者が触れる面は、平面でも、凹面でも、凸面でもよい。
本国際出願は、2010年4月26日に出願した日本国特許出願第2010−101353号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2010−101353号の全内容を本国際出願に援用する。
1〜4 操作入力装置
10 方向キー
11 孔
12 フランジ
13 操作面
14 下部(下面)
20 センターボタン
21 押下部
22 フランジ
23 突起部
24 操作面
25 当接部(当接面)
30 ドーム状スイッチ
31 クリックバネ
32 頭頂部
33 ラミネートフィルム
35,36 接点部
40〜46 リターンバネ
40a 外側円錐コイルバネ部
40b 内側円錐コイルバネ部
50 基部
51 ハウジング
60 ケース
61 開口部
62 キーカバー
71a,72a,73a,74a 固定電極
71b,72b,73b,74b 可動電極
81,82,83 ゴム
91a,92a,93a,94a コイル
91b,92b,93b,94b ヨーク
101a,102b,103a,103b,104a,104b,106 端子
a 支点

Claims (6)

  1. 第1の操作部材と、
    前記第1の操作部材の上部側に露出する押下部と、前記第1の操作部材の下方に位置するフランジとを有する第2の操作部材と、
    前記第2の操作部材の下方に配置されるクリックバネとを備え、
    前記第1の操作部材が下方に変位することにより、前記第2の操作部材が前記フランジによって下方に変位することによって、前記クリックバネが変形する、操作入力装置であって、
    前記第1の操作部材の下方への変位量が、前記クリックバネの変形に伴って前記クリックバネによる反力の変化が増加から減少に転じる前に、前記変位量の最大値に到達するように、前記第1の操作部材を下方に変位可能に支持する支持部材を備えることを特徴とする、操作入力装置。
  2. 前記支持部材が、前記第1の操作部材を上方に付勢する付勢部材である、請求項1に記載の操作入力装置。
  3. 前記第1の操作部材に操作入力が作用していない状態で、前記第1の操作部材と前記フランジとの間にギャップが存在する、請求項1又は2に記載の操作入力装置。
  4. 前記ギャップに弾性体を配置した、請求項3に記載の操作入力装置。
  5. 前記第2の操作部材を上方に付勢する付勢部材を有する、請求項2に記載の操作入力装置。
  6. 前記第2の操作部材に操作入力が作用していない状態で、前記第2の操作部材と前記クリックバネとの間にギャップが存在する、請求項5に記載の操作入力装置。
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