JPWO2011114408A1 - 電力検出回路および電力検出方法 - Google Patents

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Abstract

本発明にかかる電力検出回路は、局部発振周波数を発振する可変周波数発振器2と、局部発振周波数と検出信号とを入力し、局部発振周波数を用いて検出信号を周波数変換するミキサー1と、周波数変換された検出信号の帯域を所定の帯域に制限する複素バンドパスフィルタ3と、複素バンドパスフィルタ3からの出力に基づき、所定の帯域の電力を検出するエネルギー検出回路4とを備える。局部発振周波数は、周波数変換された検出信号の所定の帯域が1/fノイズの低い周波数領域となるように設定される。本発明により、高速で高感度な電力検出回路を提供することができる。

Description

本発明は電力検出回路および電力検出方法に関し、特に無線周波数信号の電力を検出する電力検出回路および電力検出方法に関する。
無線空き周波数(ホワイトスペース)を検索する技術に関連して、非特許文献1には電力検出回路に関する技術が開示されている。図22は背景技術にかかる電力検出回路を説明するためのブロック図である。図22に示すように、背景技術にかかる電力検出回路は、ミキサー101、可変周波数発振器102、ローパスフィルタ103、およびエネルギー検出回路104を備える。
可変周波数発振器102は、受信周波数と同一の周波数の搬送波106を出力する。ミキサー101は、可変周波数発振器102から出力される受信周波数と同一の周波数の搬送波106と受信信号105との乗算を行ない、同相成分をローパスフィルタ103へ出力する。ローパスフィルタ103は、ミキサー101から出力された信号から帯域外信号を除去する。エネルギー検出回路104はローパスフィルタ103の帯域内の電力を検出する。
次に、図23を用いて図22にかかる電力検出回路の動作について説明する。まず、可変周波数発振器102の周波数を検出したいRF(無線)周波数(fRF)信号と同じ周波数のLO(Local Oscillator)周波数(局部発振周波数:fLO)に設定する。この方式は一般的に、ゼロIF方式あるいはダイレクトコンバージョン方式と呼ばれる。すると、図23に示すように、ミキサー101により、そのRF周波数信号はゼロ周波数の周り(以下、DC周りと表現する。)に周波数変換される。そして、ローパスフィルタ103により帯域外信号が除去されると共に、エネルギー検出回路104によりフィルタ帯域内の電力が検出される。理想的には、この検出電力はRF周波数(fRF)のフィルタ帯域まわりの電力と等しい。さらに、可変周波数発振器102の周波数を変えてLO周波数(fLO)をスイープさせることで、広帯域に渡ってRF周波数(fRF)の電力を検出することができる。
しかしながら、図22に示す背景技術にかかる電力検出回路では次のような問題がある。ミキサー101により、RF周波数信号(fRF)がDC周りに周波数変換されるが、このDC周りでは1/fノイズが高いため、電力検出精度が劣化するという問題がある。1/fノイズは低周波ほどノイズが高くなる性質を持っている。特に、バイポーラプロセスではなく、CMOSプロセスを用いて回路設計をする場合、1/fノイズが大きくなる。また、CMOSプロセスの進化と共にデバイスサイズが小さくなればなるほど、1/fノイズは大きくなる。
また、ミキサー101によりDC周りの周波数帯へ周波数変換されるため、電力検出時間が長くなるという問題がある。これは、電力検出時間が検出信号の周期に依存するためであり、特に、探索するRF周波数帯域が広い場合や、狭いフィルタ帯域で高精度に電力を検出する場合(つまり、周波数ステップを細かく検出する場合)に、電力検出時間が長くなる。このため、周波数探索に必要な時間が長くなる。
上記課題に鑑み本発明の目的は、高速で高感度な電力検出回路および電力検出方法を提供することである。
本発明にかかる電力検出回路は、局部発振周波数を発振する可変周波数発振器と、前記局部発振周波数と検出信号とを入力し、前記局部発振周波数を用いて前記検出信号を周波数変換するミキサーと、前記周波数変換された検出信号の帯域を所定の帯域に制限する複素バンドパスフィルタと、前記複素バンドパスフィルタからの出力に基づき、前記所定の帯域の電力を検出するエネルギー検出回路と、を備え、前記局部発振周波数は、前記周波数変換された検出信号の所定の帯域が1/fノイズの低い周波数領域となるように設定される。
本発明にかかる電力検出方法は、局部発振周波数を設定し、前記局部発振周波数を用いて検出信号を周波数変換し、前記周波数変換された検出信号の帯域を所定の帯域に制限し、前記周波数変換された検出信号の所定の帯域の電力を検出する電力検出方法であって、前記局部発振周波数を前記周波数変換された検出信号の所定の帯域が1/fノイズの低い周波数領域となるように設定する。
本発明により高速で高感度な電力検出回路および電力検出方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる電力検出回路を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる電力検出回路に用いられる可変周波数発振器の一例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる電力検出回路に用いられる可変周波数発振器の他の一例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる電力検出回路に用いられるエネルギー検出回路の一例を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる電力検出回路に用いられるエネルギー検出回路の他の一例を示すブロック図である。 実施の形態1乃至3にかかる電力検出回路の動作を示す図である。 実施の形態1乃至6にかかる電力検出回路の効果(高速化)を説明するための図である。ゼロIF方式により周波数変換された信号(比較例)を示す。 実施の形態1乃至6にかかる電力検出回路で用いているローIF方式により周波数変換された信号を示している。 IEEE802.22で規定される北米のホワイトスペースバンドを示す図である。 実施の形態2にかかる電力検出回路を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる電力検出回路を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる電力検出回路に用いられるRSSI回路の一例を示す図である。 実施の形態3、6にかかる電力検出回路の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4にかかる電力検出回路を示すブロック図である。 本発明にかかる電力検出回路に用いられる帯域可変複素バンドパスフィルタの一例を示す回路図である。 本発明にかかる電力検出回路に用いられる帯域可変複素バンドパスフィルタの他の一例を示す回路図である。 実施の形態4乃至6にかかる電力検出回路の動作を示す図である(狭帯域における電力検出)。 実施の形態4乃至6にかかる電力検出回路の動作を示す図である(広帯域における電力検出)。 実施の形態4乃至6にかかる電力検出回路の動作を示す図である(狭帯域における電力検出)。 実施の形態4乃至6にかかる電力検出回路の動作を示す図である(広帯域における電力検出)。 実施の形態4乃至6にかかる電力検出回路の動作を示す図である(狭帯域における電力検出)。 実施の形態4乃至6にかかる電力検出回路の動作を示す図である(広帯域における電力検出)。 実施の形態4乃至6にかかる電力検出回路の動作を示す図である(超広帯域における電力検出)。 実施の形態5にかかる電力検出回路を示すブロック図である。 実施の形態6にかかる電力検出回路を示すブロック図である。 実施の形態3、6にかかる電力検出回路の動作を示すフローチャートである。 背景技術にかかる電力検出回路を示すブロック図である。 背景技術にかかる電力検出回路の動作を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態1にかかる電力検出回路を示すブロック図である。本実施の形態にかかる電力検出回路は、ミキサー1、可変周波数発振器2、複素バンドパスフィルタ3、およびエネルギー検出回路4を備える。ミキサー1にはアンテナから検出信号(fRF)11が入力される。可変周波数発振器2は、所定の局部発振周波数(fLO)を発振する。ミキサー1は、可変周波数発振器2から出力された局部発振周波数12と検出信号11との乗算を行ない周波数変換し、同相成分を複素バンドパスフィルタ3へ出力する。複素バンドパスフィルタ3は、ミキサー1から出力された信号から帯域外信号を除去する。エネルギー検出回路4は複素バンドパスフィルタ3の帯域内の電力を検出する。
図2は、本実施の形態にかかる電力検出回路に用いられている可変周波数発振器2の一例を示すブロック図である。図2に示す可変周波数発振器2は、基準周波数を発生する水晶発振器21、位相比較器22、チャージポンプ回路23、電圧制御発振器24、分周器25のフィードバックループで構成される。図2に示す可変周波数発振器2はいわゆるPLL(Phase Locked Loop)回路である。このとき、分周器25の分周比を切り替えることで、出力周波数を切り替えることができる。なお、電圧制御発振器24の後段や、位相比較器22の前段に可変分周器を配置することによっても、同様に出力周波数を切り替えることができる。
図3は、本実施の形態にかかる電力検出回路に用いられている可変周波数発振器2の他の一例を示すブロック図である。図3に示す可変周波数発振器2は、アキュムレータ26、メモリ27、DA変換器28、およびフィルタ29を備える。図3に示す可変周波数発振器は、いわゆるDDS(Direct Digital Synthesizer)である。アキュムレータ26は、数値データを累積加算およびリセットする機能を有する。設定された周波数から累積データの増分Pが決定され、クロックCLK毎に出力データの数値が増加していく。アキュムレータ26の出力は読み出しアドレスとしてメモリ27に引き渡される。このデータは最終的に出力する波形の位相に対応する。アキュムレータ26のデータの増分が少ない場合は、位相の進みが遅くなり、低い周波数の信号としてDA変換器28に波形データが出力される。逆に、アキュムレータ26の増分が大きければ、波形データを飛び飛びに読むこととなり、高い周波数の信号が出力される。つまり、アキュムレータ26のステップPの値、あるいはアキュムレータ26の動作周波数を切り替えることで出力周波数を切り替えることができる。
図4はエネルギー検出回路4の一例を示すブロック図である。エネルギー検出回路4は、二乗検波手段41、AD変換器42、デジタル処理手段43、およびメモリ44を備える。エネルギー検出回路4の前段に設けられた複素バンドパスフィルタ3を用いることで、二乗検波手段41に入力される信号の帯域が制限される。一般に、この帯域を広げることで高速にエネルギーを検出することができるのに対して、この帯域を狭めると高感度にエネルギーを検出することができる。つまり、微小なエネルギーを検出することができる。
二乗検波手段41では、例えば積分器等を用いたアナログ演算によりエネルギーが検出される。そして、この二乗検波手段41のアナログ出力信号がAD変換器42によりデジタル信号へ変換され、このデジタル信号をデジタル処理手段43で処理することで、信号強度に応じた制御信号を生成することができる。この制御信号は、例えばアナログ処理部へ供給される。また、デジタル処理手段43での信号処理の結果をメモリ44に書き込み保存することで、複数のエネルギー検出の結果をデータベース化することができる。したがって、このデータベースを参照することで、複数のエネルギー検出結果に応じて制御信号を生成することができる。なお、このようなデジタル信号処理を用いる理由は、近年の微細化CMOSプロセスを用いた場合、デジタル回路との親和性が高いためである。
図5は、エネルギー検出回路4の他の一例を示すブロック図である。図5に示すエネルギー検出回路4は、AD変換器42、デジタル処理手段(高速フーリエ変換)45、メモリ44を備える。AD変換器42は複素バンドパスフィルタ3からのアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。デジタル処理手段45はAD変換器42からの信号に応じた制御信号を生成する。また、デジタル処理手段45での信号処理の結果をメモリ44に書き込み保存することで、複数のエネルギー検出の結果をデータベース化することができる。ここで、複素バンドパスフィルタ3およびAD変換器42の帯域は、図4に示したエネルギー検出回路の構成に比べて広帯域に設定されている。そして、デジタル処理手段45における高速フーリエ変換により、入力周波数とその強度の系列が算出される。なお、高速フーリエ変換のポイント数を増やせば検出精度を高くすることができるが、一方でエネルギー検出回路4の規模が増加するため、これらはトレードオフの関係となる。
次に、本実施の形態にかかる電力検出回路の動作について説明する。図6は、本実施の形態にかかる電力検出回路の動作を示す図である。まず、検出したいRF(無線)周波数信号(fRF)に対して、周波数(IF周波数:fIF)がずれた周波数のLO周波数(局部発振周波数:fLO)に、可変周波数発振器2の周波数を設定する。このとき、IF周波数(fIF)は、1MHz程度から数十MHz程度であり、この方式をローIF方式と呼ぶ。すると、ミキサー1により、そのRF周波数信号(fRF)は、IF周波数(fIF)の周りに周波数変換される。そして、複素バンドパスフィルタ3によりイメージ信号を含む帯域外信号が除去されると共に、エネルギー検出回路4によりフィルタ帯域内(検出帯域)の電力が検出される。ここで、イメージ信号とは、LO周波数(fLO)に関して、RF周波数(fRF)と対の関係にある周波数信号である。
なお、複素バンドパスフィルタ3は、I/Q信号(位相が0°、90°ずれた信号)を合成することでイメージ信号を除去する。このとき、図6に示すように、検出する信号帯域が1/fノイズの高い領域に入らないように、周波数関係を設定する。理想的には、この検出電力は、RF周波数(fRF)のフィルタ帯域まわりの電力と等しい。さらに、可変周波数発振器2の周波数を変えてLO周波数(fLO)をスイープさせることで、広帯域に渡ってRF周波数(fRF)の電力を検出することができる。
図7A、図7Bは、本実施の形態にかかる電力検出回路の効果(高速化)を説明するための図である。図7Aには、比較例として背景技術にかかるゼロIF方式により周波数変換された信号を示している。また、図7Bには、本実施の形態にかかる電力検出回路で用いているローIF方式により周波数変換された信号を示している。このとき、検出する信号は単一正弦波と仮定している。図7A、図7Bに示すように、これらの信号を比較すると、エネルギー検出回路の電力検出に必要な時間が1周期(tdet_min)であるとすると、ローIF方式の信号周期(図7B)のほうが短い。つまり、電力検出回路の検出時間を短縮することができる。
以上で説明した本実施の形態にかかる電力検出回路では、ミキサーにより変換されるIF周波数(fIF)を1/fノイズの低い周波数領域とすることができるので、高感度に電力を検出することができる。つまり、より微小な電力を検出することができる。また、本実施の形態にかかる電力検出回路では、ミキサーにより変換されたIF周波数(fIF)は短い周期であるため、高速に(つまり、短時間に)電力を検出することができる。
以上で説明した電力検出回路は、例えばテレビの空き周波数を利用するIEEE802.22やIEEESCC41等に代表される、コグニティブ無線に用いることができる。例えば、図8に示すように、北米においてはおよそ50MHzから700MHzにわたるデジタルTVのバンドの使用が認可されている。このコグニティブ無線では、スペクトラムセンシングといわれる極微小電力検出により、その周波数が使用されているか否かを判断することが要求される。
例えばその検出精度は、IEEE802.22では、1チャネルあたりの帯域6MHzにおいて−116−dBm以下である。このような極微小電力を広帯域に渡ってスペクトラムセンシングするために、例えば2段階のセンシング方法を用いることができる。具体的には、1段階目では検出感度はやや劣るものの高速に検出が可能なエネルギー検出(あるいはブラインド検出)を行う。2段階目では、高精度に検出が可能なフィーチャー検出を行う。なお、後者のフィーチャー検出は例えば大規模、長時間を要するデジタル処理によって実現される。
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2にかかる電力検出回路について説明する。図9は本実施の形態にかかる電力検出回路を示すブロック図である。本実施の形態にかかる電力検出回路は、ミキサー1、可変周波数発振器2、AD変換器5、デジタル複素バンドパスフィルタ6、およびエネルギー検出回路4を備える。つまり、本実施の形態にかかる電力検出回路では、実施の形態1にかかる複素バンドパスフィルタ3の代わりにAD変換器5とデジタル複素バンドパスフィルタ6を備えている。これ以外は実施の形態1にかかる電力検出回路と同様であるので、重複した説明は省略する。
次に、本実施の形態にかかる電力検出回路の動作について説明する。本実施の形態にかかる動作も実施の形態1の場合と同様に図6を用いて説明する。まず、検出したいRF(無線)周波数信号(fRF)に対して、周波数(IF周波数:fIF)がずれた周波数のLO周波数(局部発振周波数:fLO)に、可変周波数発振器2の周波数を設定する。このとき、IF周波数(fIF)は、1MHz程度から数十MHz程度であり、この方式をローIF方式と呼ぶ。すると、ミキサー1により、そのRF周波数信号(fRF)は、IF周波数(fIF)の周りに周波数変換される。
そして、AD変換器5によりデジタル信号化された後に、デジタル複素バンドパスフィルタ6によりイメージ信号を含む帯域外信号が除去されると共に、エネルギー検出回路4を用いてフィルタ帯域内(検出帯域)の電力が検出される。このとき、検出する信号帯域が1/fノイズの高い領域に入らないように、周波数関係を設定する。さらに、可変周波数発振器2の周波数を変えてLO周波数(fLO)をスイープさせることで、広帯域に渡って、RF周波数(fRF)の電力を検出することができる。
このような構成にすることで、実施の形態1の効果に加えて、デジタル複素バンドパスフィルタ6を用いることができるので、高性能、つまり大規模なフィルタを容易に実現することができる。また、CMOSプロセスの微細化に伴い、フィルタの面積・電力を小さくすることができる。
実施の形態3
次に、本発明の実施の形態3にかかる電力検出回路について説明する。図10は本実施の形態にかかる電力検出回路を示すブロック図である。本実施の形態にかかる電力検出回路は、ミキサー1、可変周波数発振器2、複素バンドパスフィルタ3、RSSI回路(Received Signal Strength Indicator:受信強度表示回路)7、AD変換器5、デジタル信号プロセッサ(DSP)8を備える。
図11は、RSSI回路7の一例を示す図である。図11に示すRSSI回路において、複数段に従属接続されたアンプ群71により、検出信号(VIN)が増幅される。アンプ群71の最終段からは出力信号(VOUT)が出力される。また、各段の間にはそれぞれ整流器72が接続されており、各整流器72からアンプの出力の振幅に応じた電流(i)が出力される。例えば、振幅が小さければ小さいほど大きな電流が流れる。逆に振幅がある一定以上になると電流は流れなくなる。
また、図11に示すRSSI回路は、各整流器72の電流を電圧に変換すると共に、電圧の変動を平滑化するために、抵抗Rと容量Cとを備える電流電圧変換回路73を有する。このようなRSSI回路により、検出信号(VIN)に対して対数の関係で出力電圧(VRSSI)が出力される。この出力電圧(VRSSI)はAD変換器5に出力される。したがって、線形な電力検出回路に比べて、高感度かつ広いダイナミックレンジが得られる。
本実施の形態にかかる電力検出回路で適用するローIF方式は、ゼロIF方式に比べて入力信号周波数が高いため、DCオフセットキャンセルのためのAC結合用の容量や、電流電圧変換回路の容量の値を小さくできることで省面積化することができる。ここで、DCオフセットキャンセルとは、アンプの差動入力段のMOSトランジスタのしきい値のずれに起因したダイナミックレンジの減少を抑制する手段である。
次に、本実施の形態にかかる電力検出回路の動作について説明する。本実施の形態にかかる電力検出回路では、実施の形態1、2の電力検出回路で用いていたエネルギー検出回路4として、RSSI回路を用いる。これ以外は、実施の形態1、2の場合と同様である。ここで、このRSSI回路は受信動作時にも用いられる。RSSI回路7に入力された検出信号(VIN)はアンプ群71により増幅される。また、出力電圧(VRSSI)はAD変換器5を用いてデジタル信号に変換される。そして、このデジタル信号はデジタル信号プロセッサ(DSP)8を用いて復調される。
図12は、本実施の形態にかかる電力検出回路の動作を示すフローチャートである。まず、RSSI回路7をエネルギー検出回路として用いて最初に空き周波数探索を実施する(ステップS11)。空き周波数が見つかった場合、その周波数(fRF)からIF周波数(fIF)だけずれたLO周波数(fLO=fRF−fIF)に発振器周波数を設定する(ステップS12)。そして、RSSI回路7のアンプ群71を受信器の増幅段として用いて、低IFで受信動作を開始する(ステップS13)。このとき、RSSI回路の出力段数(つまり、1段目を取り出すか、2段目を取り出すか等を選択)を切り替えれば、受信時にVGA(可変ゲインアンプ)として用いることができる。
さらに、RSSI出力にゲイン微調整可能なアンプを備えれば、広範囲に高分解なVGAとして用いることができる。このVGAは、アンテナ入力信号強度に応じてAGC(自動ゲイン制御)により切り替えることができる。このように、RSSI回路7をエネルギー検出回路とVGA回路とで兼用することで、電力検出に必要な面積オーバーヘッドを削減できる。
実施の形態4
次に、本発明の実施の形態4にかかる電力検出回路について説明する。図13は本実施の形態にかかる電力検出回路を示すブロック図である。本実施の形態にかかる電力検出回路は、ミキサー1、可変周波数発振器2、帯域可変複素バンドパスフィルタ9、およびエネルギー検出回路4を備える。つまり、本実施の形態にかかる電力検出回路では、実施の形態1にかかる複素バンドパスフィルタ3の代わりに帯域可変複素バンドパスフィルタ9を備えている。これ以外は実施の形態1にかかる電力検出回路と同様であるので、重複した説明は省略する。
図14は、帯域可変複素バンドパスフィルタ9の一例を示す回路図である。図14に示す帯域可変複素バンドパスフィルタ9は、I/Q信号のうちのI入力信号が入力されるメインパスに接続された第1の可変gmセル群90と、Q入力信号が入力されるメインパスに接続された第2の可変gmセル群91と、第1の可変gmセル群90のメインパスと第2の可変gmセル群91のメインパスとの間に接続された第3の可変gmセル群92と、第1の容量群93と、第2の容量群94と、を備える。
第1の容量群93を構成する各容量素子は、一端が第1の可変gmセル群90のgmセルおよび第3の可変gmセル群92のgmセルと接続され、他端が基準電源と接続されている。第2の容量群94を構成する各容量素子は、一端が第2の可変gmセル群91のgmセルおよび第3の可変gmセル群92のgmセルと接続され、他端が基準電源と接続されている。gmセルは、例えばトランジスタの線形領域動作で実現できる。
また、第1の可変gmセル群90と第2の可変gmセル群91の各gmセルのgm値は、fBWコントロール信号により調整することができる。また、第3の可変gmセル群92の各gmセルのgm値は、fIFコントロール信号により調整することができる。
よって、図14に示す帯域可変複素バンドパスフィルタ9では、第1の可変gmセル群90と第2の可変gmセル群91の各gmセルのgm値を調整することで、フィルタの帯域(fBW)を切り替えることができる。一方、第3の可変gmセル群92の各gmセルのgm値を調整することで、フィルタの中心周波数(つまり、IF周波数(fIF))を切り替えることができる。これらのgmセルを可変にする際に、例えば、並列接続された単位gmセルの並列数を切り替えるような手段を用いれば、容易に高精度なgm値の調整が可能となる。
図15は、帯域可変複素バンドパスフィルタ9の他の一例を示す回路図である。図15に示す帯域可変複素バンドパスフィルタ9は、I/Q信号のうちのI入力信号が入力されるメインパスに接続された第1のgmセル群95と、Q入力信号が入力されるメインパスに接続された第2のgmセル群96と、第1のgmセル群95のメインパスと第2のgmセル群96のメインパスとの間に接続された第3の可変gmセル群97と、第1の可変容量群98と、第2の可変容量群99と、を備える。
第1の可変容量群98を構成する各容量素子は、一端が第1のgmセル群95のgmセルおよび第3の可変gmセル群97のgmセルと接続され、他端が基準電源と接続されている。第2の可変容量群99を構成する各容量素子は、一端が第2のgmセル群96のgmセルおよび第3の可変gmセル群97のgmセルと接続され、他端が基準電源と接続されている。gmセルは、例えばトランジスタの線形領域動作で実現できる。また、第3の可変gmセル群97の各gmセルのgm値は、fIFコントロール信号により調整することができる。
また、第1の可変容量群98を構成する各容量素子、および第2の可変容量群99を構成する各容量素子の容量は、fBWコントロール信号により調整することができる。各容量素子の容量の調整は、例えば図15に示すように、並列接続されたバイナリ重み付けされた複数の容量をスイッチで切り替えることで、容易かつ高精度に容量を調整することができる。
図15に示す帯域可変複素バンドパスフィルタ9では、第1および第2の可変容量群98、99の各容量素子の容量を調整することで、フィルタの帯域(fBW)を切り替えることができる。これに対して、第3の可変gmセル群97のgm値を調整することで、フィルタの中心周波数(つまり、IF周波数(fIF))を切り替えることができる。
次に、本実施の形態にかかる電力検出回路の動作について説明する。図16A、図16Bは、本実施の形態にかかる電力検出回路の動作を示す図である。本実施の形態にかかる電力検出回路の動作は、実施の形態1乃至3にかかる電力検出回路と比べて電力を検出する帯域を切り替える点が大きく異なる。
狭帯域における電力検出と広帯域における電力検出とでは、感度と時間がトレードオフの関係にある。例えば、狭帯域における電力検出は高感度ではあるものの長時間の検出時間が必要である。そこで、本実施の形態にかかる電力検出回路では帯域を適宜変えながら(例えば最初は広帯域で粗く検出した後に、狭帯域で細かく検出する)電力を検出することで、このトレードオフの関係を緩和することができる。
狭帯域における電力検出の場合、実施の形態1乃至3にかかる電力検出回路と同様に、ミキサー1により周波数変換される検出したい帯域(fRF)が1/fノイズの高い周波数域にならないように、可変周波数発振器2のLO周波数(fLO)を選ぶ(図16A)。次に、同じRF周波数(fRF)で広帯域に電力検出する場合、帯域可変複素バンドパスフィルタ9の帯域(fBW)を広げると共に、ミキサー1により周波数変換される検出したい帯域(つまり、fBW)が1/fノイズの高い周波数域にならないように、可変周波数発振器2のLO周波数(fLO)を選ぶ(図16B)。このような動作により、高感度に帯域可変な電力検出をすることができる。
図17A、図17Bは、本実施の形態にかかる電力検出回路の他の動作を示す図である。図17A、図17Bに示す電力検出回路の動作は、フィルタの帯域を変えても、ミキサーにより周波数変換される検出したい帯域が1/fノイズの高い周波数域にならないように、可変周波数発振器2のLO周波数(fLO)を設定するという点では、図16A、図16Bに示した動作と同様である。
しかし、図17A、図17Bに示す電力検出回路の動作は、IF周波数(fIF)とフィルタ帯域(fBW)の比を一定に保ちながら、フィルタの帯域(fBW)、およびLO周波数(fIF)を変えるという点が図16A、図16Bの場合の動作と異なる。このような動作により、帯域可変複素バンドパスフィルタ9の調整手段が容易になる。例えば、フィルタの帯域を2倍にする場合、図14に示した帯域可変複素バンドパスフィルタの第1および第2の可変gmセル群90、91のgm、第3の可変gmセル群92のgmをそれぞれ2倍にすればよい。一方、図15に示した帯域可変複素バンドパスフィルタの構成でも、第1および第2の可変容量群98、99の容量、第3の可変gmセル群97のgmをそれぞれ2倍にすればよい。よって、帯域可変複素バンドパスフィルタ9を用いることで、ルックアップテーブルや複雑な計算処理が不要となる。
図18A〜Cは、本実施の形態にかかる電力検出回路の他の動作を示す図である。図18Aに示す狭帯域における電力検出の場合、および図18Bに示す広帯域における電力検出の場合は、上記で説明した図16、図17の場合と同様である。これに対して、超広帯域における電力検出の場合(つまり、1/fノイズの高い周波数域以上の帯域で電力検出する場合)、LO周波数(fLO)をRF周波数(fRF)と同じく設定して(つまりゼロIF)、電力検出を行う。これにより、検出帯域と共にIF周波数が高くなるため帯域可変複素バンドパスフィルタ以降の回路の電力・面積を増加させる問題を回避できる。
実施の形態5
次に、本発明の実施の形態5にかかる電力検出回路について説明する。図19は本実施の形態にかかる電力検出回路を示すブロック図である。本実施の形態にかかる電力検出回路は、ミキサー1、可変周波数発振器2、AD変換器5、デジタル帯域可変複素バンドパスフィルタ10、およびエネルギー検出回路4を備える。本実施の形態にかかる電力検出回路は、実施の形態2にかかる電力検出回路(図9参照)と実施の形態4にかかる電力検出回路(図13参照)を組み合わせたものである。
すなわち、本実施の形態にかかる電力検出回路は、実施の形態2にかかる電力検出回路のように、ミキサー1の後にアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器5を設けている。また、AD変換器5の後に、実施の形態4にかかる電力検出回路のように、帯域可変の複素バンドパスフィルタを設けている。このとき、帯域可変のバンドパスフィルタはAD変換器5で変換されたデジタル信号に対応するように、デジタル帯域可変複素バンドパスフィルタ10を用いている。
なお、これ以外は実施の形態2、4にかかる電力検出回路と同様であるので、重複した説明は省略する。本実施の形態にかかる電力検出回路においても、実施の形態2、4と同様の効果を得ることができる。
実施の形態6
次に、本発明の実施の形態6にかかる電力検出回路について説明する。図20は本実施の形態にかかる電力検出回路を示すブロック図である。本実施の形態にかかる電力検出回路は、ミキサー1、可変周波数発振器2、帯域可変複素バンドパスフィルタ9、RSSI回路7、AD変換器5、およびデジタル信号プロセッサ(DSP)8を備える。本実施の形態にかかる電力検出回路は、実施の形態3にかかる電力検出回路(図10参照)と実施の形態4にかかる電力検出回路(図13参照)を組み合わせたものである。
すなわち、本実施の形態にかかる電力検出回路は、実施の形態3にかかる電力検出回路で用いている複素バンドパスフィルタ3を、実施の形態4で用いている帯域可変複素バンドパスフィルタ9に置き換えている。
図21は、本実施の形態にかかる電力検出回路の動作を示すフローチャートである。図21に示すように、まず、RSSI回路7をエネルギー検出回路として用いて最初に空き周波数探索を実施する(ステップS21)。空き周波数が見つかった場合、そのRF周波数(fRF)と同じLO周波数(fLO)に設定する(ステップS22)。そして、RSSI回路7のアンプ群71を受信器の増幅段として用いて、ゼロIFで受信動作を開始する(ステップS23)。
実施の形態3で説明した図12に示した動作と異なる点は、受信動作時に空き周波数のRF周波数(fRF)と同じLO周波数(fLO)に設定する(つまり、ゼロIFにする)ことである。この場合、図12で説明したローIFで受信する場合に比べて、イメージ信号周波数の妨害波の影響を小さくすることができる。逆にいえば、ローIF方式はゼロIF方式に比べてイメージ信号周波数の強力な妨害波に弱いといえる。
なお、これ以外は実施の形態3、4にかかる電力検出回路と同様であるので、重複した説明は省略する。本実施の形態にかかる電力検出回路においても、実施の形態3、4と同様の効果を得ることができる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2010年3月17日に出願された日本出願特願2010−060294を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 ミキサー
2 可変周波数発振器
3 複素バンドパスフィルタ
4 エネルギー検出回路
5 AD変換器
6 デジタル複素バンドパスフィルタ
7 RSSI回路
8 デジタル信号プロセッサ
9 帯域可変複素バンドパスフィルタ
10 デジタル帯域可変複素バンドパスフィルタ

Claims (10)

  1. 局部発振周波数を発振する可変周波数発振器と、
    前記局部発振周波数と検出信号とを入力し、前記局部発振周波数を用いて前記検出信号を周波数変換するミキサーと、
    前記周波数変換された検出信号の帯域を所定の帯域に制限する複素バンドパスフィルタと、
    前記複素バンドパスフィルタからの出力に基づき、前記所定の帯域の電力を検出するエネルギー検出回路と、を備え、
    前記局部発振周波数は、前記周波数変換された検出信号の所定の帯域が1/fノイズの低い周波数領域となるように設定される、
    電力検出回路。
  2. 前記可変周波数発振器は前記局部発振周波数をスイープする、請求項1に記載の電力検出回路。
  3. 前記電力検出回路は、更に前記ミキサーから出力される前記周波数変換された検出信号をデジタル信号に変換するAD変換器を備え、
    前記複素バンドパスフィルタは、前記デジタル信号に変換された検出信号の帯域を所定の帯域に制限するデジタル複素バンドパスフィルタである、請求項1または2に記載の電力検出回路。
  4. 前記エネルギー検出回路はRSSI回路で構成される、請求項1または2に記載の電力検出回路。
  5. 前記RSSI回路は、
    複数段に従属接続された複数のアンプと、
    前記複数のアンプの各段の間に接続された複数の整流器と、
    前記複数の整流器から出力される電流を電圧に変換する電流電圧変換回路と、
    を備える、請求項4に記載の電力検出回路。
  6. 前記RSSI回路は、前記複数段に従属接続された複数のアンプの出力段数を切り替えることで受信時に可変ゲインアンプとして用いられる、請求項5に記載の電力検出回路。
  7. 前記複素バンドパスフィルタの前記所定の帯域が可変である、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電力検出回路。
  8. 前記バンドパスフィルタの前記所定の帯域を変化させる際に、前記複素バンドパスフィルタの前記所定の帯域と前記複素バンドパスフィルタの中心周波数との比を一定とする、請求項7に記載の電力検出回路。
  9. 前記バンドパスフィルタの前記所定の帯域が1/fノイズの高い周波数領域よりも広い場合、前記局部発振周波数は前記周波数変換された検出信号の中心の周波数がDCとなるように設定される、請求項7に記載の電力検出回路。
  10. 局部発振周波数を設定し、
    前記局部発振周波数を用いて検出信号を周波数変換し、
    前記周波数変換された検出信号の帯域を所定の帯域に制限し、
    前記周波数変換された検出信号の所定の帯域の電力を検出し、
    前記局部発振周波数を設定する際に、前記周波数変換された検出信号の所定の帯域が1/fノイズの低い周波数領域となるように前記局部発振周波数を設定する、
    電力検出方法。
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