JPWO2011099361A1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出すると、第1の荷重基準および第2の荷重基準のうち少なくとも一方の荷重基準を、前記第1の荷重基準から前記第2の荷重基準までの間隔が広がるように制御する。

Description

本発明は、電子機器に関するものであり、特に、押圧荷重に応じて、入力を複数段階で受け付ける電子機器に関するものである。
従来、携帯電話機やデジタルカメラ等の電子機器には、ユーザが操作入力を行うための入力手段として、タクトスイッチやメンブレンスイッチ等のメカスイッチ(メカニカルスイッチ)が使用されている。特に、最近では、小型の端末機器に種々の多彩な機能が搭載されていることが多く、そのような端末機器の筐体表面には、各種のスイッチで構成されるキーやボタンなどが配設されている。
このようなスイッチは、通常、1つのスイッチに対して1つの動作(またはプログラム)が割り当てられている。例えば、携帯電話機の場合、テンキーに対して押圧入力が検知されると、各キーに対応する数字が出力されたり、またメニューキーに対して押圧入力が検知されると、メニュー画面が表示されたりする。
しかしながら、複数の動作を連続して行いたい場合などに、ひとつひとつの動作を、それぞれの動作が割り当てられた別個のスイッチを用いて行うと、非常に手間がかかり面倒な操作となる場合がある。そこで、1つのスイッチを使用して、そのスイッチに入力が検知されるたびに複数の動作が順番に実行されるような設定が考えられるが、このような入力方式の場合、動作が実行される順番を予め規定しなければならない。そのため、ユーザが所望する任意の動作が即座に実行されるような操作を行うことはできない。
以上のような問題に対処し得るものとして、1つのスイッチに対する入力の態様に応じて、複数の動作を割り当てることができる入力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の入力装置は、操作を行う際の入力にかかる押圧荷重に応じて、入力を2段階で受け付けることができる。
図8は、特許文献1に記載の操作装置100の内部構造を概略的に示す断面図である。図8に示すように、この操作装置100は、第1の検出手段200および第2の検出手段300共にメンブレンスイッチで構成されており、第1の検出手段200の(押圧する方向の)下方に、第2の検出手段300を設けている。ユーザの指Fが直接触れる部分は可撓性の部材で構成され、ユーザが操作装置100を押圧すると、この可撓性部材が撓むことにより、その押圧荷重を第1の検出手段200に伝達する。ユーザが指Fを低加重(第1の操作力)で第1の接点S3に対応する位置を押し下げると、第1の上側導電部201cと第1の下側導電部202cとが互いに接触して第1の接点S3が導通し、これを第1段階の入力としている。さらに、前記低加重よりも大きな高加重(第2の操作力)をかけて指Fを押し下げると、第2の上側導電部301cと第2の下側導電部302cとが接触して第2の接点T3が導通し、これを第2段階の入力としている。なお、図8においては、操作装置100に対してユーザの指Fの第2の操作力による押圧が行われたことにより、第1の接点S3が第1段階の入力を検知したのみならず、第2の接点T3が第2段階の入力まで検知した様子を示している。
このような入力装置は、ユーザの入力の押圧荷重に応じて入力を2段階で受け付けることにより、これらの各段階に異なる動作を割り当てることができる。このような入力装置を用いた場合、ユーザは、1つのスイッチ(入力装置)を用いて、このスイッチに対して押圧入力を行うという1つの動作を行う際の押圧力を調整することにより、複数の入力を区別して行うことができる。
すなわち、このような2段階の入力を受け付ける入力装置によれば、ユーザが弱い押圧力によってボタンを押圧する状態を保つことにより、1段目の入力を行うことができる。このような入力状態は、「半押し」とも称され、以下、「第1段階の入力」と記す。また、このような入力装置によれば、ユーザが第1段階の入力よりも強い押圧力によってボタンを押し込むことにより、2段目の入力を行うことができる。このような入力状態は、「全押し」とも称され、以下、「第2段階の入力」と記す。
このようなメカスイッチにより、押圧荷重に応じて2段階で入力を受け付ける入力装置の典型的な用途の例として、カメラのシャッターボタンが存在する。通常、デジタルカメラなどの機能を搭載した携帯端末などにおいては、ユーザが第1段階の入力を行う「半押し」の入力を行うことにより、AE(Auto Exposure(自動露出))やAF(Auto Focus
(オートフォーカス))機能をオンにすることができる。その状態で、ユーザが第2段階の入力を行う「全押し」の入力を行うことにより、シャッターを切る動作を行うことができる。このように、第1段階の入力と、第2段階の入力とで異なる動作を割り当てることができ、なおかつ、ユーザは、その異なる動作を所望に応じて区別して操作することができる。
なお、押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける入力装置は、メカスイッチに限定されるものではない。例えば、表示装置と位置入力装置とを組み合わせて構成したタッチパネル式の入力装置においても、ソフトウェアによる処理を行うことにより、押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける入力装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載のタッチパネル式入力装置は、表示画面の表面部に設けられるタッチパネルの押圧操作位置を検出する位置検出手段と、タッチパネルに対する押圧操作力を検出する圧力検出手段とを備えている。この入力装置は、タッチパネルの1回の押圧操作により、位置検出手段の検出位置に応じた入力と、圧力検出手段の検出に応じた多段階の入力との2系統の入力を行うことができる。
この入力装置によれば、ユーザが表示画面上のタッチパネルを押圧操作した際に、その押圧操作位置によって、第1系統の入力を行うことができ、同時に、その際のタッチパネルに対する押圧力によって、第2系統の入力を行うことができる。このとき、タッチパネルに対する押圧力に応じて、多段階、すなわち3段階以上の選択が可能となる。したがって、ユーザは、タッチパネルに1回の押圧操作を行うことにより、2系統の入力を行うことができ、押圧操作を行う回数を低減することができる。
このように、メカスイッチを用いた入力装置においても、またタッチパネルを用いた入力装置においても、押圧荷重に応じて複数段階で入力を受け付けることができる。このような入力装置では、押圧荷重に応じて入力を複数段階に区別して受け付けることにより、複数の機能を1つのボタンやキーに集約できるため、操作入力に係るキーやボタンの数を低減することができる。特に、携帯端末のような小型の端末の場合には、端末の筐体が小型であるため、あまり多くのキーやボタンを端末本体に配設することは困難である。したがって、携帯端末において、少ないキーやボタンを用いることにより複数の機能を使い分けることができれば、端末本体に配設しなければならないキーやボタンを減らすことができる。
特開2006−134609号公報 特開2006−039745号公報
しかしながら、特許文献1に記載の操作装置100においては、第1の検出手段200のメンブレンスイッチおよび第2の検出手段300のメンブレンスイッチのそれぞれの配置構成などの各仕様は、設計時または製造時に既に規定されているものである。また、メンブレンスイッチを構成する部材の可撓性の度合いなども、製品製造時に決まるものであり、このような構成の仕様を後から変更することは困難である。
そのため、このような入力装置において、どの程度の押圧荷重により第1段階の入力が受け付けられ、またどの程度の押圧荷重により第2段階の入力が受け付けられるのかは、ユーザが実際に入力操作を行い、試行錯誤により感覚的に把握するしかない。すなわち、それぞれのユーザが、入力装置が要求する規定された押圧荷重に自らの押圧力を適合させる必要がある。
一般に、細かい作業や、手先の微妙な力加減の調整は、ユーザの得手不得手による個人差が激しい。したがって、手先の器用な人にとっては特別な困難なく自然に行うことができるような態様の入力操作であっても、全てのユーザがそのような入力操作に即座に対応できるとは限らない。
そのため、ユーザは入力装置に第1段階の入力のみに留めたいにもかかわらず、微妙な力加減の適切な調整ができずに押圧力を加え過ぎてしまい、意図せずに第2段階の入力までしてしまう虞がある。また、ユーザは第1段階の入力が受け付けられたのち、その第1段階の入力が受け付けられた状態を保持したいにもかかわらず、力加減の適切な調整ができず押圧力を減じてしまい、意図せず第1段階の入力の受け付けられた状態が解除されてしまう虞がある。特に、押圧による入力操作を行う際の荷重の程度は、ユーザが目視できるものではないため、ユーザはどの程度の押圧力を調整すれば、各段階の入力が受け付けられるのか、または入力が受け付けられた状態が解除されるのかを正確に把握することは困難である。
このような事情は、上記特許文献2の場合においても同様である。特許文献2に記載のタッチパネル式入力装置は、圧力検出手段が受け付ける押圧荷重の閾値を予め設定しておかなければ、押圧荷重に応じて複数段階で入力を区別して受け付けることはできない。したがって、入力装置が要求する規定された押圧荷重に、それぞれのユーザが、自らの押圧力を適合させなければならない。そのため、ユーザによっては、微妙な力加減の適切な調整ができずに押圧力を加え過ぎてしまい、または、押圧力を減じ過ぎてしまい、第1段階の入力で留めたいにもかかわらず、意図せずに第2段階の入力までしてしまう、または、意図せず第1段階の入力が解除されてしまうという問題がある。
なお、上記特許文献2に記載のタッチパネル式入力装置は、メカスイッチを用いているのではなく、圧力検出手段が受け付ける押圧荷重に基づいて、制御部がソフトウェア的に制御を行うことができる。そのため、制御部における設定の変更により、圧力検出手段が押圧荷重を受け付ける閾値を後から変更することが可能であると考えられる。
しかしながら、ユーザを変更するたびに、そのユーザに合わせて、圧力検出手段が押圧荷重を受け付ける閾値を変更し直すことは、極めて煩雑な作業となる。さらに、同じユーザが操作する場合であっても、ユーザが操作を行う際の押圧荷重は、その操作を行う場合によって変動するのが普通である。したがって、やはり、ユーザが押圧力を加え過ぎてしまい、または、押圧力を減じ過ぎてしまい、第1段階の入力で留めたいにもかかわらず、意図せずに第2段階の入力までしてしまう、または、意図せず第1段階の入力が解除されてしまうという問題は解消することはできない。
このように、ユーザの意図しない入力がなされてしまうと、入力装置にとっては正当な処理手順にしたがって動作を行っているだけであるが、ユーザにとっては誤動作でしかない。例えば、上記した入力装置をカメラのシャッターボタンに適用した場合、ユーザの押圧力の調整が適切になされずに、第1段階の入力を超えて一気に第2段階の入力まで受け付けてしまうと、AE及び/又はAF機能が適切に動作する前にシャッターを切ってしまう。この場合、AE及び/又はAF機能が適切に動作せずに、ピント外れの画像が撮影されたりする虞がある。また、第1段階の入力が受け付けられている際に、ユーザの押圧力が意図せず減じてしまうと、第1段階の入力の受け付けが解除されてしまい、AE及び/又はAF機能による露出やフォーカスの調整中にAE及び/又はAF機能が停止してしまう。このように、露出やフォーカスの調整中にAE及び/又はAF機能が停止したのにも関わらず、AE及び/又はAF機能による露出、フォーカスの調整が完了したとユーザによって誤って判断されてしまい、適切な露出やフォーカスがされていない状態のまま、ユーザがシャッターを切る動作を行ってしまう虞がある。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、押圧荷重に応じて入力を受け付ける電子機器において、ユーザの意図しない入力の受け付け又は解除がなされる虞を低減する電子機器を提供することにある。
上記した課題を解決すべく、第1の発明による電子機器は、押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、押圧による入力の押圧荷重を検出する荷重検出部と、前記荷重検出部が、入力を受け付ける荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、入力を受け付け、入力を受け付けた後、入力の受け付けを解除する荷重基準を満たさない押圧荷重を検出すると、前記入力の受け付け状態を解除するように制御する制御部と、を備え、前記制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、前記荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、前記第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出すると、前記第1の荷重基準および前記第2の荷重基準のうち少なくとも一方の荷重基準を、前記第1の荷重基準から前記第2の荷重基準までの間隔が広がるように制御することを特徴とする。
また、第2の発明による電子機器は、押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、押圧による入力の押圧荷重を検出する荷重検出部と、前記荷重検出部が、入力を受け付ける荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、入力を受け付け、入力を受け付けた後、入力の受け付けを解除する荷重基準を満たさない押圧荷重を検出すると、前記入力の受け付け状態を解除するように制御する制御部と、を備え、前記制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、前記荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、前記第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出すると、前記第1の荷重基準および前記第2の荷重基準のうち少なくとも一方の荷重基準を、当該荷重基準から前記荷重検出部が検出している押圧荷重までの間隔が広がるように制御することを特徴とする。
また、第3の発明による電子機器は、押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、タッチを検出するタッチセンサと、前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、前記荷重検出部が、入力を受け付ける荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、入力を受け付け、入力を受け付けた後、入力の受け付けを解除する荷重基準を満たさない押圧荷重を検出すると、前記入力の受け付け状態を解除するように制御する制御部と、を備え、前記制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、前記荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、前記第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を検出している際に、前記タッチ面をタッチしているタッチ対象によるスライドを検出すると、前記第1の荷重基準および前記第2の荷重基準のうち少なくとも一方の荷重基準を、前記第1の荷重基準から前記第2の荷重基準までの間隔が広がるように制御することを特徴とする。
また、第4の発明による電子機器は、押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、タッチを検出するタッチセンサと、前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、前記荷重検出部が、入力を受け付ける荷重基準を満たさない状態から満たす状態に変化する押圧荷重を検出すると、入力を受け付け、入力を受け付けた後、入力の受け付けを解除する荷重基準を満たす状態から満たさない状態に変化する押圧荷重を検出すると、前記入力の受け付け状態を解除するように制御する制御部と、を備え、前記制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、前記荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、前記第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を検出している際に、前記タッチ面をタッチしているタッチ対象によるスライドを検出すると、当該荷重基準から前記荷重検出部が検出している押圧荷重までの間隔が広がるように制御することを特徴とする。
上述した電子機器によれば、第1段階の入力を受け付けた後、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準および第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準のうち少なくとも一方の荷重基準を制御することにより、ユーザの意図しない入力の受け付け又は解除が行われる虞を低減することができる。
本発明の実施の形態に係る電子機器の機能ブロック図である。 本発明の第1実施の形態に係る電子機器による入力処理を説明するフローチャートである。 本発明の第1実施の形態に係る電子機器の荷重検出部によって検出される押圧荷重が変化する様子を表したグラフである。 本発明の第2実施の形態に係る電子機器の荷重検出部によって検出される押圧荷重が変化する様子を表したグラフである。 本発明の第3実施の形態に係る電子機器による入力処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施の形態に係る電子機器の荷重検出部によって検出される押圧荷重が変化する様子を表したグラフである。 本発明の第4実施の形態に係る電子機器の荷重検出部によって検出される押圧荷重が変化する様子を表したグラフである。 従来技術による操作装置の内部構造を概略的に示す断面図である。
11 タッチセンサ
11a タッチ面
12 荷重検出部
13 触感呈示部
14 表示部
15 記憶部
16 制御部
以下、本発明に係る電子機器の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器の機能ブロック図である。図1に示すように、電子機器は、タッチセンサ11、荷重検出部12、触感呈示部13、表示部14、記憶部15、および、全体の動作を制御する制御部16を有する。
タッチセンサ11は、そのタッチ面11aに対する指やスタイラスペンなどのタッチ対象によるタッチを検出するもので、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等で構成して、表示部14上に配置する。荷重検出部12は、押圧による入力の押圧荷重を検出するものであり、例えば、タッチセンサ11のタッチ面11aに対する押圧荷重を検出する。荷重検出部12は、例えば、歪みゲージセンサや圧電素子等の荷重に対して反応する素子を用いて構成する。触感呈示部13は、タッチセンサ11を振動させるもので、例えば、圧電素子を用いて構成する。
表示部14は、押しボタンスイッチ(プッシュ式ボタンスイッチ)のような入力ボタン等の入力用オブジェクトを表示するもので、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等を用いて構成する。この表示部14に表示された入力用オブジェクトに対するタッチ対象によるタッチは、タッチセンサ11から出力される位置情報に基づいて制御部16により検出される。
記憶部15は、各種アプリケーションおよび入力された各種情報などを記憶するとともに、ワークメモリなどとしても機能する。特に、本実施の形態では、記憶部15は各段階の入力を受け付ける荷重基準および入力の受け付けを解除する荷重基準を記憶するとともに、荷重検出部12が検出するタッチ面11aに対する押圧荷重などを、制御部16が処理するために一時的に記憶する。
制御部16は、例えばCPU等からなり、タッチセンサ11からの位置情報、荷重検出部12からの押圧荷重情報に基づいて各部の動作を制御する。
次に、本実施の形態に係る電子機器による入力処理について説明する。図2は、本実施の形態に係る電子機器による入力処理の流れを説明するフローチャートである。
先ず、制御部16は、タッチセンサ11のタッチ面11aに対する指等のタッチ対象によるタッチを検出し、さらに、荷重検出部12により検出される指等のタッチ対象によるタッチに係る押圧荷重が第1段階の入力を受け付ける第1の荷重基準(「第1の入力受付荷重基準」と称する)Fa1を満たしているか否か判断する(ステップS101)。荷重検出部12により検出される押圧荷重が第1の入力受付荷重基準Fa1を満たしている場合、制御部16は、第1段階の入力を受け付け、電子機器において規定された第1段階の入力に対応する動作を行うように処理する(ステップS102)。例えば、電子機器が撮像機能による撮像を行っている場合には、ステップS102の処理は、シャッターボタンが「半押し」された場合の動作である、AE及び/又はAF機能によるAE及び/又はAF処理を開始する。
次に、制御部16は、第1段階の入力が受け付けられたことをユーザに通知するために、タッチ面11aをタッチしている指に対して触感Aを呈示するように触感呈示部13を制御する(ステップS103)。ステップS103の後、制御部16は、荷重検出部12により検出されるタッチ対象によるタッチに係る押圧荷重が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準(「第1の入力解除荷重基準」と称する)Fr1を満たし、かつ、第1の入力解除荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準(「第2の入力受付荷重基準」と称する)Fa2を満たしていないか否か判断する(ステップS104)。ここで、制御部16は、荷重検出部12により検出されるタッチ対象によるタッチに係る押圧荷重が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていないと判断すると、ステップS105に進み、そのように判断されないと、ステップS113に進む。
ステップS105では、制御部16は、荷重検出部12が第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出しているか否か判断する(ステップS105)。ステップS105で、荷重検出部12が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出していると判断されると、ステップS106に進み、所定時間連続して検出されていないと判断されると、ステップS104に戻る。
ステップS106にて、制御部16は、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2のそれぞれを、第1の入力解除荷重基準Fr1から第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔が広がるように制御する。つまり、制御部16は、第1の入力解除荷重基準Fr1より低い荷重基準を新たに第1の入力解除荷重基準(「変更後の第1の入力解除荷重基準」と称する)Fr’1として設定すると共に、第2の入力受付荷重基準より高い荷重基準を新たに第2の入力受付荷重基準(「変更後の第2の入力受付荷重基準」と称する)Fa’2として設定する。
ステップS106の後、制御部16は、荷重検出部12により検出されるタッチ対象によるタッチに係る押圧荷重が変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を満たしているか否か判断する(ステップS107)。荷重検出部12により検出されるタッチ対象によるタッチに係る押圧荷重が変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を満たしている場合、制御部16は、第2段階の入力を受け付け、電子機器において規定された第2段階の入力に対応する動作を行うように処理する(ステップS108)。例えば、電子機器が撮像機能による撮像を行っている場合には、ステップS108の処理は、シャッターボタンが「全押し」された場合の動作である、シャッターを切る動作を行う。その後、制御部16は、第2段階の入力が受け付けられたことをユーザに通知するために、タッチ面11aをタッチしている指等のタッチ対象に対して触感Bを呈示するように触感呈示部13を制御し(ステップS109)、本処理を終了する。なお、タッチ対象に対して呈示する触感Bは、ステップS103における触感Aと同じ触感であってもよいし、異なる触感であってもよい。
一方、ステップS107にて、制御部16は、荷重検出部12により検出されるタッチ対象によるタッチに係る押圧荷重が変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を満たしていないと判断すると、次に、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1を満たすか否か判断する(ステップS110)。ステップS110にて、制御部16は、荷重検出部12により検出されたタッチに係る押圧荷重が変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1を満たしていないと判断すると、第1段階の入力の受け付けを解除する(ステップS111)。例えば、ステップS102にて、第1の入力を受け付け、AE及び/又はAF機能によるAE及び/又はAF処理を開始している場合には、第1の入力の受け付けを解除することにより、AE及び/又はAF処理を停止する。ステップS111の後、制御部16は、第1段階の入力の受け付けを解除したことをユーザに通知するために、タッチ面11aをタッチしている指等のタッチ対象に対して触感Cを呈示するように触感呈示部13を制御し(ステップS112)、本処理を終了する。なお、タッチ対象に対して呈示する触感Cは、ステップS103やステップS109における触感Aや触感Bと同じ触感であってもよいし、異なる触感であってもよい。一方、ステップS110にて、制御部16は、荷重検出部12により検出されるタッチ対象によるタッチに係る押圧荷重が変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1を満たしていると判断すると、ステップS107に戻る。
ステップS104にて、制御部16は、荷重検出部12が第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を検出していないと判断すると、ステップS113に進む。制御部16は、荷重検出部12により検出されるタッチ対象によるタッチに係る押圧荷重が第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしているか否か判断し、満たしていると判断するとステップS108に進み、満たしていないと判断すると、ステップS111に進む。
図3は、荷重検出部12により検出される押圧荷重が変化する様子を表したグラフである。X軸方向は時間の推移を表し、Y軸方向は荷重検出部12が検出する押圧荷重を表す。図3において、ユーザがタッチセンサ11のタッチ面11aをタッチした時点が原点であり、その時の押圧荷重は0である。
ユーザが、タッチ面11aにタッチした後、押圧力をタッチ面11aに加えることにより、荷重検出部12が検出する押圧荷重が時間と共に増加する。t1の時点で、荷重検出部12が検出する押圧荷重が第1の入力受付荷重基準Fa1に達し(を満たし)、第1段階の入力が受け付けられ、例えば、AE及び/又はAF処理が開始される。この際、制御部16は、タッチ面11aをタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように触感呈示部13を制御することにより、ユーザは、第1段階の入力が受け付けられたことを知ることができる。
ユーザは、t1の時点で、触感が呈示されることにより、AE及び/又はAF処理が開始されたことを認識して、AE及び/又はAF処理が完了するまで、タッチ面11aに対する押圧力を一定に保とうとする。ここで、制御部16は、荷重検出部12が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出すると、t2の時点で、第1の入力解除荷重基準Fr1より低い荷重基準を新たに第1の入力解除荷重基準(変更後の第1の入力解除荷重基準)Fr’1として設定すると共に、第2の入力受付荷重基準より高い荷重基準を新たに第2の入力受付荷重基準(変更後の第2の入力受付荷重基準)Fa’2として設定する。このように、制御部16は、所定時間、荷重検出部12により検出される押圧荷重が第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない状態に保たれている場合には、ユーザが、引き続き第1の入力受付状態を維持するように押圧力を調整していると判断し、ユーザの意図しない押圧力の変化により、第1の入力の受け付けが解除されたり、新たに第2の入力が受け付けられたりしないように、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2をそれぞれ変更する。このように荷重基準を変更することにより、t3の時点で、荷重検出部12により変更前の第2の入力受付荷重基準Fa2に達する(を満たす)押圧荷重が検出されたとしても、第2段階の入力として、新たな入力が受け付けられることはない。
ユーザは、AE及び/又はAF処理が完了した後に、意識的に押圧力を強め、荷重検出部12に変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を満たす押圧荷重を検出させることにより(t4の時点)、シャッターを切ることができる。
このように、本実施の形態によれば、制御部16は、荷重検出部12が第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を所定時間連続したことを検出すると、第1の入力解除荷重基準Fr1より低い荷重基準を新たに第1の入力解除荷重基準Fr’1として設定すると共に、第2の入力受付荷重基準より高い荷重基準を新たに第2の入力受付荷重基準Fa’2として設定する。したがって、第1段階の入力の受け付け状態を保ちたいにも関わらず、ユーザの意図しない押圧力の変化により、意図せず第1段階の入力の受け付けが解除されたり、第2段階の入力が新たに受け付けられたりする虞を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、ステップS106において、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2を共に変更して、新たな荷重基準である第1の入力解除荷重基準Fr’1および第2の入力受付荷重基準Fa’2を設定したが、これに限定されず、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2のうち一方の荷重基準のみ変更して、新たな荷重基準として、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1と第2の入力受付荷重基準Fa2、または第1の入力解除荷重基準Fr1と変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を設定してもよい。この際、制御部16は、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1から第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔、または第1の入力解除荷重基準Fr1から変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2までの間隔が、第1の入力解除荷重基準Fr1から第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔よりも広がるように制御すればよい。
(第2実施の形態)
次に、本発明の第2実施の形態に係る電子機器について説明する。本発明の第2実施の形態は、上述した第1実施の形態において、図2で説明したステップS106における新たな荷重基準の設定の仕方を変更する。第2実施の形態に係る電子機器は、第1実施の形態で説明した電子機器と同じ構成により実施することができ、制御部16の処理および動作が異なるものである。したがって、上述した第1実施の形態と同じ説明、同じ効果の記載は適宜省略する。
第2実施の形態について、第1実施の形態と同様に、図2のフローチャートを用いて入力処理を説明する。第2実施の形態では、制御部16は、ステップS105にて、荷重検出部12が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出していると判断すると、ステップS106の処理を変更して、以下の処理を行う。この処理をステップS206の処理と称する。ステップS206にて、制御部16は、ステップS105における所定時間経過後の時点に荷重検出部12が検出している押圧荷重に基づき、新たに荷重基準を設定する。ステップS105における所定時間経過後の時点に荷重検出部12が検出している押圧荷重をA、第1の入力解除荷重基準Fr’1から第2の入力受付荷重基準Fa’2までの間隔をBとすると、ステップS206にて、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1をFr’1=A−B/2で表される荷重基準に、変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2をFa’2=A+B/2で表される荷重基準に変更して設定する。
図4は、荷重検出部12により検出される押圧荷重が変化する様子を表したグラフである。X軸方向は時間の推移を表し、Y軸方向は荷重検出部12が検出する押圧荷重を表す。図4において、ユーザがタッチセンサ11のタッチ面11aをタッチした時点が原点であり、その時の押圧荷重は0である。
第2実施の形態において、制御部16は、第1段階の入力受け付けた後、荷重検出部12が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出すると、t2の時点で検出している押圧荷重Aと、第1の入力解除荷重基準Fr1から第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔をBから、新たに第1の入力解除荷重基準(変更後の第1の入力解除荷重基準)Fr’1(Fr’1=A−B/2)を設定すると共に、新たに第2の入力受付荷重基準(変更後の第2の入力受付荷重基準)Fa’2(Fa’2=A+B/2)設定する。このように、第1の入力解除荷重基準および第2の入力受付荷重基準をt2の時点において荷重検出部12が検出している押圧荷重に基づき新たに設定することにより、t3の時点で、荷重検出部12により変更前の第1の入力解除荷重基準Fr1に達する押圧荷重が検出されたとしても、第1段階の入力の受け付けが解除されることはない。
ユーザは、AE及び/又はAF処理が完了した後に、意識的に押圧力を強め、荷重検出部12に変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を満たす押圧荷重を検出させることにより(t4の時点)、シャッターを切ることができる。
このように、本実施の形態によれば、制御部16は、荷重検出部12が第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出すると、新たに第1の入力解除荷重基準(変更後の第1の入力解除荷重基準)Fr’1(Fr’1=A−B/2)を設定すると共に、新たに第2の入力受付荷重基準(変更後の第2の入力受付荷重基準)Fa’2(Fa’2=A+B/2)設定する。したがって、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2のうち少なくとも一方の荷重基準が、当該荷重基準から荷重検出部12が検出している押圧荷重までの間隔が広がるように新たに設定されるため、第1段階の入力の受け付け状態を保ちたいにも関わらず、ユーザの意図しない押圧力の変化により、意図せず第1段階の入力の受け付けが解除されたり、第2段階の入力が新たに受け付けられたりする虞を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、ステップS206において、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2を共に変更して、新たな荷重基準である第1の入力解除荷重基準Fr’1および第2の入力受付荷重基準Fa’2を設定したが、これに限定されず、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2のうち一方の荷重基準のみ変更して、新たな荷重基準として、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1と第2の入力受付荷重基準Fa2、または第1の入力解除荷重基準Fr1と変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を設定してもよい。この際、制御部16は、t2の時点に荷重検出部12が検出している押圧荷重Aから第1の入力解除荷重基準Fr1までの間隔よりも変更後の変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1までの間隔が広がるように、または押圧荷重Aから第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔よりも変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2までの間隔が広がるように制御すればよい。
また、本実施の形態においては、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1、変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2をそれぞれFr’1=A−B/2、Fa’2=A+B/2となる荷重基準として設定しているが、これに限定されず、制御部16は、t2の時点に荷重検出部12が検出している押圧荷重Aから第1の入力解除荷重基準Fr1までの間隔よりも変更後の変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1までの間隔が広がるように、または押圧荷重Aから第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔よりも変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2までの間隔が広がるように制御すればよい。
(第3実施の形態)
次に、本発明の第3実施の形態に係る電子機器について説明する。本発明の第3実施の形態は、上述した第1実施の形態において、図2で説明したステップS105における判断内容を変更する。第3実施の形態に係る電子機は、第1実施の形態で説明した電子機器と同じ構成により実施することができ、制御部16の処理および動作が異なるものである。したがって、上述した第1実施の形態と同じ説明、同じ効果の記載は適宜省略する。
第3実施の形態について、図5のフローチャートを用いて入力処理を説明する。なお、図5のフローチャートにおいて、図2の同様の処理を行うステップには、図2と同じステップ番号を付与している。
第3実施の形態では、制御部16は、ステップS104にて、荷重検出部12が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を検出していると判断すると、ステップS305にて以下の処理を行う。ステップS305にて、制御部16は、タッチセンサ11のタッチ面11aをタッチしている指等のタッチ対象が、タッチ面11aをスライドしているか否か判断する。制御部16が、指等のタッチ対象がタッチ面11aをスライドしていると判断すると、ステップS106に進み、スライドしていないと判断すると、ステップS104に戻る。
図6は、荷重検出部12により検出される押圧荷重が変化する様子を表したグラフである。X軸方向は時間の推移を表し、Y軸方向は荷重検出部12が検出する押圧荷重を表す。図6において、ユーザがタッチセンサ11のタッチ面11aをタッチした時点が原点であり、その時の押圧荷重は0である。
第3実施の形態において、制御部16は、荷重検出部12が、第1段階の入力を受け付けた後、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を検出している際に、スライドを検出すると(t2の時点)、第1の入力解除荷重基準Fr1より低い荷重基準を新たに第1の入力解除荷重基準(変更後の第1の入力解除荷重基準)Fr’1として設定すると共に、第2の入力受付荷重基準より高い荷重基準を新たに第2の入力受付荷重基準(変更後の第2の入力受付荷重基準)Fa’2として設定する。
このように、荷重基準を変更することにより、t3の時点で、荷重検出部12により変更前の第2の入力受付荷重基準Fa2に達する押圧荷重が検出されたとしても、第2段階の入力として、新たな入力が受け付けられることはない。
このように、本実施の形態によれば、制御部16は、荷重検出部12が第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を検出している際に、t2の時点でスライドを検出すると、第1の入力解除荷重基準Fr1より低い荷重基準を新たに第1の入力解除荷重基準Fr’1として設定すると共に、第2の入力受付荷重基準より高い荷重基準を新たに第2の入力受付荷重基準Fa’2として設定する。
このような構成にすることにより、例えば、電子機器に規定される処理として以下の処理が行われる場合に有効である。以下、その処理を列記する。
電子機器は、表示部14に表示されている入力用オブジェクトへの第1段階の入力が受け付けられると入力用オブジェクトの選択処理を行い、この選択処理中に指等のタッチ対象がタッチ面11aをスライドすると、入力用オブジェクトのドラッグ処理を行う。また、電子機器は、入力用オブジェクトの選択処理またはドラッグ処理中に、第1の入力の受け付けが解除されると、入力用オブジェクトのドロップ処理を行い、また、入力用オブジェクトへの第2段階の入力が受け付けられると入力用オブジェクトに対応する実行処理を行う。
上述のような処理を行う電子機器においては、入力用オブジェクトのドラッグ処理中に、ユーザが適切に押圧力を調整できず、意に反して荷重検出部12が検出する押圧荷重が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たさなくなってしまうと、意図しない位置にドラッグ処理中の入力用オブジェクトをドロップしてしまう虞がある。また同様に、入力用オブジェクトのドラッグ処理中に、ユーザが適切に押圧力を調整できず、意に反して荷重検出部12が検出する押圧荷重が、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしてしまうと、意図せず入力用オブジェクトに対応する実行処理を行ってしまう虞がある。特に、ユーザは、タッチ面11aに対するスライド操作を行っている場合、押圧力の調整が難しいので、上述した意図しない処理が行われる虞が高くなってしまう。
第3実施の形態によれば、制御部16は、荷重検出部12が第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を検出している際に、スライドを検出すると、第1の入力解除荷重基準Fr1より低い荷重基準を新たに第1の入力解除荷重基準Fr’1として設定すると共に、第2の入力受付荷重基準より高い荷重基準を新たに第2の入力受付荷重基準Fa’2として設定するので、ユーザのスライド操作に基づくドラッグ処理中に、意図せず入力用オブジェクトをドロップしてしまう、又は意図せず入力用オブジェクトに対応する実行処理を行ってしまう虞を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、ステップS106において、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2を共に変更して、新たな荷重基準である第1の入力解除荷重基準Fr’1および第2の入力受付荷重基準Fa’2を設定したが、これに限定されず、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2のうち一方の荷重基準のみ変更して、新たな荷重基準として、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1と第2の入力受付荷重基準Fa2、または第1の入力解除荷重基準Fr1と変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を設定してもよい。この際、制御部16は、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1から第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔、または第1の入力解除荷重基準Fr1から変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2までの間隔が、第1の入力解除荷重基準Fr1から第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔よりも広がるように制御すればよい。
(第4実施の形態)
次に、本発明の第4実施の形態に係る電子機器について説明する。本発明の第4実施の形態は、上述した第3実施の形態において、図5のステップS106における新たな荷重基準の設定の仕方を変更する。第4実施の形態に係る電子機器は、第1実施の形態で説明した電子機器と同じ構成により実施することができ、制御部16の処理および動作が異なるものである。したがって、上述した第3実施の形態と同じ説明、同じ効果の記載は適宜省略する。
第4実施の形態について、第3実施の形態と同様に、図5のフローチャートを用いて入力処理を説明する。第4実施の形態では、制御部16は、ステップS305にて、荷重検出部12が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重検出していると判断し、ステップS305にて、タッチセンサ11のタッチ面11aをタッチしている指等のタッチ対象が、タッチ面11aをスライドしていると判断すると、ステップS106の処理を変更して、以下の通り処理を行う。この処理をステップS406の処理と称する。ステップS406にて、制御部16は、ステップS305においてスライドを検出した時点に荷重検出部12が検出している押圧荷重に基づき、新たに荷重基準を設定する。ステップS305におけるスライド検出時点に荷重検出部12が検出している押圧荷重をA、第1の入力解除荷重基準Fr1から第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔をBとすると、ステップS406にて、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1をFr’1=A−B/2で表される荷重基準に、変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2をFa’2=A+B/2で表される荷重基準に変更して設定する。
図7は、荷重検出部12により検出される押圧荷重が変化する様子を表したグラフである。X軸方向は時間の推移を表し、Y軸方向は荷重検出部12が検出する押圧荷重を表す。図7において、ユーザがタッチセンサ11のタッチ面11aをタッチした時点が原点であり、その時の押圧荷重は0である。
第4実施の形態において、制御部16は、第1段階の入力を受け付けた後、荷重検出部12が、第1の入力解除荷重基準Fr1を満たし、かつ、第2の入力受付荷重基準Fa2を満たしていない押圧荷重を検出している際に、スライドを検出すると、スライドを検出した時点(t2の時点)で検出している押圧荷重Aと、第1の入力解除荷重基準Fr1から第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔をBから、新たに第1の入力解除荷重基準(変更後の第1の入力解除荷重基準)Fr’1(Fr’1=A−B/2)を設定すると共に、新たに第2の入力受付荷重基準(変更後の第2の入力受付荷重基準)Fa’2(Fa’2=A+B/2)設定する。このように、第1の入力解除荷重基準および第2の入力受付荷重基準をt2の時点において荷重検出部12が検出している押圧荷重に基づき新たに設定することにより、t3の時点で、荷重検出部12により変更前の第1の入力解除荷重基準Fr1に達する押圧荷重が検出されたとしても、第1段階の入力の受け付けが解除されることはない。
このような構成にすることにより、例えば、第3実施の形態にて想定した処理を行う電子機器において、ユーザの意図しない入力受け付け解除、または新たな入力の受付による意に反した処理が行われることを低減することができる。
なお、本実施の形態においては、ステップS406において、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2を共に変更して、新たな荷重基準である第1の入力解除荷重基準Fr’1および第2の入力受付荷重基準Fa’2を設定したが、これに限定されず、第1の入力解除荷重基準Fr1および第2の入力受付荷重基準Fa2のうち一方の荷重基準のみ変更して、新たな荷重基準として、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1と第2の入力受付荷重基準Fa2、または第1の入力解除荷重基準Fr1と変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2を設定してもよい。この際、制御部16は、t2の時点に荷重検出部12が検出している押圧荷重Aから第1の入力解除荷重基準Fr1までの間隔よりも変更後の変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1までの間隔が広がるように、または押圧荷重Aから第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔よりも変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2までの間隔が広がるように制御すればよい。
また、本実施の形態においては、変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1、変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2をそれぞれFr’1=A−B/2、Fa’2=A+B/2となる荷重基準として設定しているが、これに限定されず、制御部16は、t2の時点に荷重検出部12が検出している押圧荷重Aから第1の入力解除荷重基準Fr1までの間隔よりも変更後の変更後の第1の入力解除荷重基準Fr’1までの間隔が広がるように、または押圧荷重Aから第2の入力受付荷重基準Fa2までの間隔よりも変更後の第2の入力受付荷重基準Fa’2までの間隔が広がるように制御すればよい。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲内に含まれることに留意されたい。
本実施の形態においては、入力受付荷重基準と入力解除荷重基準を異なる基準として設定したが、基準の設定はこれに限定されず、入力受付荷重基準と入力解除荷重基準を同じ入力荷重基準として設定してもよい。つまり、制御部16は、荷重検出部12により検出される押圧荷重が入力荷重基準を満たすと入力を受け付けると共に、荷重検出部12により検出される押圧荷重が入力荷重基準を満たさなくなると当該入力の受け付けを解除するように制御してもよい。
また、本実施の形態においては、タッチセンサを有する電子機器について説明したが、タッチセンサを有する電子機器に限定されず、メカスイッチを有する電子機器においても本発明は適用されうる。
また、本実施形態の説明における表示部14およびタッチセンサ11は、両機能を共通の基板に持たせることにより一体化した装置によって構成されてもよい。このような表示部14とタッチセンサ11との両機能を一体化した装置の構成の一例としては、液晶パネルが有するマトリクス状配列の画素電極群に、フォトダイオード等の複数の光電変換素子を規則的に混在させたものがある。この装置は、液晶パネル構造によって画像を表示する一方で、パネル表面の所望位置をタッチ入力するペンの先端で液晶表示用のバックライトの光を反射し、この反射光を周辺の光電変換素子が受光することにより、タッチ位置を検出することができる。
また、圧電素子は、圧力が加わると電力を発生し、電力が加えられると変形するため、圧電素子を用いて荷重検出部12と触感呈示部13を共用して構成することができる。あるいは、タッチセンサ11は、抵抗の時間当たりの変化、あるいは静電容量の時間当たりの変化を検出できるため、荷重検出部12とタッチセンサ11を共用して構成することができる。

Claims (4)

  1. 押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、
    押圧による入力の押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記荷重検出部が、入力を受け付ける荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、入力を受け付け、入力を受け付けた後、入力の受け付けを解除する荷重基準を満たさない押圧荷重を検出すると、前記入力の受け付け状態を解除するように制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、前記荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、前記第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出すると、前記第1の荷重基準および前記第2の荷重基準のうち少なくとも一方の荷重基準を、前記第1の荷重基準から前記第2の荷重基準までの間隔が広がるように制御することを特徴とする電子機器。
  2. 押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、
    押圧による入力の押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記荷重検出部が、入力を受け付ける荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、入力を受け付け、入力を受け付けた後、入力の受け付けを解除する荷重基準を満たさない押圧荷重を検出すると、前記入力の受け付け状態を解除するように制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、前記荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、前記第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を所定時間連続して検出すると、前記第1の荷重基準および前記第2の荷重基準第1のうち少なくとも一方の荷重基準を、当該荷重基準から前記荷重検出部が検出している押圧荷重までの間隔が広がるように制御することを特徴とする電子機器。
  3. 押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、
    タッチを検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記荷重検出部が、入力を受け付ける荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、入力を受け付け、入力を受け付けた後、入力の受け付けを解除する荷重基準を満たさない押圧荷重を検出すると、前記入力の受け付け状態を解除するように制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、前記荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、前記第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を検出している際に、前記タッチ面をタッチしているタッチ対象によるスライドを検出すると、前記第1の荷重基準および前記第2の荷重基準のうち少なくとも一方の荷重基準を、前記第1の荷重基準から前記第2の荷重基準までの間隔が広がるように制御することを特徴とする電子機器。
  4. 押圧荷重に応じて複数段階の入力を受け付ける電子機器であって、
    タッチを検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    前記荷重検出部が、入力を受け付ける荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、入力を受け付け、入力を受け付けた後、入力の受け付けを解除する荷重基準を満たさない押圧荷重を検出すると、前記入力の受け付け状態を解除するように制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、第1段階の入力を受け付けた後、前記荷重検出部が、第1段階の入力の受け付けを解除する第1の荷重基準を満たし、かつ、前記第1の荷重基準より高い第2段階の入力を受け付ける第2の荷重基準を満たしていない押圧荷重を検出している際に、前記タッチ面をタッチしているタッチ対象によるスライドを検出すると、前記第1の荷重基準および前記第2の荷重基準のうち少なくとも一方の荷重基準を、当該荷重基準から前記荷重検出部が検出している押圧荷重までの間隔が広がるように制御することを特徴とする電子機器。
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