JPWO2011070907A1 - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

複数のOLEDデバイスよりなる光源の輝度の調光精度を向上させ、また、個々の特性のばらつきによる輝度差を小さくすることができる照明装置の提供を目的とし、単一のOLEDデバイスを複数直列に接続したOLEDユニットをパルス駆動する駆動電源を有する照明装置において、該駆動電源は、前記OLEDユニットの輝度を指令する輝度指令情報に応じたデューティー比のパルスを発生するパルス発生部と、前記パルス発生部で発生させた前記パルスに応じて前記OLEDユニットをパルス発光させるOLED駆動部と、前記パルスのON時に前記OLEDユニットを発光させる電圧源と電流源と、前記デューティー比に応じて前記OLEDユニットの電源を切り替える切替部と、前記パルスのOFF時に、OLEDユニットを発光停止させるOLED発光停止部と、を有することを特徴とする照明装置。

Description

照明装置に関し、特にOLED(Organic・Light・Emitting・Diode:有機発光ダイオード)を複数配列した照明装置に関する。
単一のOLEDデバイスを複数配列する場合、複数のOLEDデバイスを並列接続すると各OLEDデバイスに同一の電流が流れず個々のOLEDデバイス間に輝度差が発生したり、またその中の1個が短絡状態になる故障を発生すると全てのOLEDデバイスが発光しなくなる等のトラブルを起こしたりするために、並列接続は行わず直列接続するのが一般的となっている。
そして、単一のOLEDデバイスを複数直列接続して光源とし、商用電力を半波整流して発光させる照明装置が従来知られている(例えば特許文献1参照)。
また、単一のOLEDデバイスを複数直列接続してOLEDユニットとし、商用電源に接続された複数のOLEDユニットを交流で駆動し、該複数のOLEDユニットをスイッチにより逐次ON/OFFしてONとなった数を増減することで輝度を可変とする照明装置が従来知られている(例えば特許文献2参照)。
また、高輝度時は直流電圧の値を変化させる制御を行い、低輝度時は直流パルス電圧のPWM(Pulse・Width・Modulation)制御を行うことにより単一のOLEDデバイスよりなる光源の輝度を増減可能とした照明装置が従来知られている(例えば特許文献3参照)。
特開2004−234868号公報 特開2004−134385号公報 特開2007−251036号公報
しかし特許文献1に記載された照明装置は、駆動電源は簡略化できるが一定輝度の照明を目的としているため光源の輝度を増減(以下、調光ともいう)できないという問題点があった。
また特許文献2に記載された照明装置は、複数のOLEDユニット毎にスイッチング手段を必要とし、輝度の変化を滑らかにしようとすると極めて多数のOLEDユニットとスイッチング手段との組み合わせを必要とし、構成が複雑になり実用的ではなく、OLEDユニットとスイッチング手段との組み合わせを少なくすると照明装置としての十分な調光ができなくなってしまうという問題点があった。
また特許文献3に記載された照明装置のように高輝度時は直流電圧の値を変化させる制御を行って、複数のOLEDデバイスよりなる光源の輝度を調光する場合、図11に示すようにOLEDの輝度−電圧特性が非線形であることに起因してわずかな電圧変化で輝度が大幅に変化して調光精度が低下し、また、複数のOLEDデバイスの個々の特性のばらつきによる輝度差も大きくなるという問題がある。
なお、特許文献3に記載された照明装置のように電圧値とパルスのデューティー比とを変化させても高輝度時に調光精度が低下し、また、特性のばらつきによる輝度差が大きくなるという問題点があることは、本願発明に至る様々な検討の中で見いだされたものである。
本発明は上記問題点に鑑み、複数のOLEDデバイスよりなる光源の輝度の調光精度を向上させ、また、個々の特性のばらつきによる輝度差を小さくすることができ、使用者に不快感を与えない照明装置を提供することを目的とする。
上記目的は、下記の構成によって達成される。
1.単一のOLEDデバイスを複数直列に接続したOLEDユニットをパルス駆動する駆動電源を有する照明装置において、
該駆動電源は、前記OLEDユニットに発光させる輝度を指令する輝度指令情報に応じたデューティー比のパルスを発生するパルス発生部と、
前記パルス発生部で発生させた前記パルスに応じて前記OLEDユニットをパルス発光させるOLED駆動部と、
前記パルスのON時に、前記OLEDユニットを発光させる電圧源と前記OLEDユニットを発光させる電流源と、
前記デューティー比が増加中は、予め設定した第1の閾値より高い第2の閾値未満であれば前記電圧源により前記OLEDユニットを発光させ、第2の閾値以上となると前記電流源により前記OLEDユニットを発光させるように切り替え、前記デューティー比が減少中は前記第1の閾値以上では前記電流源により前記OLEDユニットを発光させ、前記第1の閾値未満となると前記電圧源により前記OLEDユニットを発光させるように切り替える切替部と、
前記パルスのOFF時に、第2の電圧源によりOLEDユニットを発光停止させるOLED発光停止部と、を有することを特徴とする照明装置。
2.前記輝度指令情報が、連続的に増加又は連続的に減少する輝度に係る情報であることを特徴とする前記1項に記載の照明装置。
3.前記電圧源は、直列に接続された複数のOLEDデバイスの全てが実用最大輝度を得られる電圧値を出力可能な電源であることを特徴とする前記1又は2項に記載の照明装置。
4.前記電流源は直列に接続された複数のOLEDデバイスの全てが実用最大輝度を得られる電流値を出力可能な電源であることを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
5.前記第2の電圧源は、直列に接続された複数のOLEDデバイスのうち、発光開始電圧の一番低いOLEDデバイスの発光開始電圧より低い電圧を出力可能な電源であることを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
上記発明により、複数のOLEDデバイスよりなる光源の輝度の調光精度を向上させ、また、個々の特性のばらつきによる輝度差を小さくすることができ、使用者に不快感を与えない照明装置を提供することができる。
OLEDデバイスの断面構成図である。 OLEDデバイスを複数配列したOLEDユニットの説明図である。 OLEDデバイスをパルス駆動した時の過渡現象の一例を模式的に示す説明図である。 OLEDユニットを駆動する駆動電源の構成図である。 駆動電源4の各部の出力を模式的に表した説明図である。 輝度指令部41の出力電圧がまだ低い時にパルス発生部42の出力がローレベルLoになっている時の説明図である。 輝度指令部41の出力電圧がまだ低い時の各部の出力を模式的に表した説明図である。 輝度指令部41の出力電圧がまだ低い時にパルス発生部42の出力がハイレベルHiになっている時の説明図である。 輝度指令部41の出力電圧が高くなった時にパルス発生部42の出力がローレベルLoになっている時の説明図である。 輝度指令部41の出力電圧が高くなった時の各部の出力を模式的に表した説明図である。 印加電圧とOLEDの輝度との関係を示した図である。
以下、実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は、OLEDデバイスの断面構成図である。
OLEDデバイス1は基材である透明基板11の表面に、陽極となる透明電極12と、発光部である有機層13と、陰極となる金属膜層14と、がその順に積層されており、透明電極12と金属膜層14とに電源2が接続される。
透明基板11は有機層13で発生した光を透過させるために厚さ1mm程度の透明なガラス、又は樹脂材で構成されており、陽極となる透明電極12は導電性を有し光を透過させる厚さ100nm程度のITO(Indium・Tin・Oxide)又はIZO(Indium・Zinc・Oxide)等で構成されている。
有機層13は厚さ100nm程度で、蒸着により順次積層した正孔注入層(40nm)、正孔輸送層(20nm)、発光層(30nm)、正孔阻止層(10nm)、及び電子輸送層(30nm)等を有している。
陰極となる金属膜層14は厚さ150nm程度のアルミニウム又は銀等の薄膜で構成されている。
そして、電源2の陽極に透明電極12を接続し、陰極に金属膜層14を接続することにより、陽極から透明電極12を介して有機層13に正孔が注入され、陰極6から金属膜層14を介して有機層13に電子が注入される。
発光層である有機層13では正孔と電子の再結合が生じ、これに伴って生成される励起子が励起状態から基底状態へ移行する際に発光現象が起こる。そして有機層13で発生した光15は透明電極12と透明基板11とを通過して外部に至る。
以下、光源(単一又は複数のOLEDデバイス)の輝度を増減することを調光と称する。
図2は、OLEDデバイスを複数配列したOLEDユニットの説明図である。
以下、単一のOLEDデバイスを複数配列したものをOLEDユニットと称する。
本発明の照明装置はOLEDユニット3とOLEDユニット3を駆動する駆動電源4とを有している。
そして本発明の照明装置に用いるOLEDユニット3は、単一の透明基板に図1を参照して説明したOLEDデバイス1を直列に複数配列したものであり、第1のOLEDデバイス1aの透明電極が第2のOLEDデバイス1bの金属膜層に接続され、第2のOLEDデバイス1bの透明電極が第3のOLEDデバイス1cの金属膜層に接続され、第3のOLEDデバイス1cの透明電極が第4のOLEDデバイス1dの金属膜層に接続されている。
即ち、隣り合うOLEDデバイスの金属膜層と透明電極とが接続されることによって複数のOLEDデバイス1が直列に接続されている。
そして、第1のOLEDデバイス1aの金属膜層(陰極)が駆動電源4の陰極に接続され、第4のOLEDデバイス1dの透明電極(陽極)がOLEDユニットを駆動する駆動電源4の陽極に接続され、複数のOLEDデバイスが発光する。そして駆動電源4は、後述するようにOLEDユニット3をパルス駆動する。
そして、第1のOLEDデバイス1aと、第2のOLEDデバイス1bと、第3のOLEDデバイス1cと、第4のOLEDデバイス1dとはそれぞれ平面状をしており、略平行に配列されている。各OLEDデバイスは例えば15mm×150mm程度の大きさを有しそれぞれが面発光をする。
そして、各OLEDデバイスの等価回路(不図示)は、一般的に抵抗r、抵抗rに直列につながったダイオードd(発光部)、及びダイオードdに並列につながった静電容量cで示され、静電容量cはOLEDデバイスの面積が大きいことから例えば数μFと大きく、OLEDデバイス1を例えば4個直列接続したOLEDユニット3の静電容量も例えば略1μFと大きくなっている。
なお、個々のOLEDデバイスをリード線で直列に接続しても良く、隣り合うOLEDデバイスの金属膜層と透明電極とを直接接して複数のOLEDデバイスを直列に接続しても良い。
以上説明したOLEDユニット3を複数直列又は並列に接続して大型の照明装置として用いることができることはいうまでもなく、大型の照明装置を天井や壁面に配置することで部屋等を全体的に照明可能となる。
図3は、OLEDデバイスをパルス駆動した時の過渡現象の一例を模式的に示す説明図である。
図3(a)〜図3(d)において横軸は時間tを示し、縦軸はOLEDデバイスに加わる電圧Ed(Ed’)を示している。そして50%のデューティー比でパルス駆動した場合を示している。
図3(a)と図3(b)はOLEDデバイス1に電流源を接続してOLEDデバイス1を電流によるパルス駆動をした場合の過渡現象を示し、図3(c)と図3(d)はOLEDデバイス1に電圧源を接続してOLEDデバイス1を電圧によるパルス駆動をした場合の過渡現象を示している。
図3(a)において電流によるパルス駆動をした場合、電源ONとしたtから電圧Edは傾きθ1で上昇し、周期Tの25%(t25)で電源電圧に到達後、周期Tの50%(t50)でOFFとなるまでその電圧を維持している。
電流源は内部抵抗とOLEDデバイス1の持つ静電容量cとの積であらわされる系の時定数が大きく、電圧Edの立ち上がり時の傾きθ1は小さくなる、即ち電流源でパルス駆動する場合は立ち上がりが鈍ってしまう。
このため、図3(b)に示すように例えば25%未満のデューティー比でパルス駆動しようとすると電圧Edが電源電圧に到達できず本来あるべき輝度や人が感ずる明るさに対して暗くなってしまう。例えば周期Tの10%(t10)程度のデューティー比でパルス駆動しようとすると三角波のパルスとなってしまい本来あるべき輝度や人が感ずる明るさに対して大きく外れてしまうため、調光精度が低下し、所望の輝度を得ることができない。
図3(c)において電圧によるパルス駆動をした場合、電源ONとしたtから電圧Ed’は傾きθ2で上昇し、周期Tの5%(t)で電源電圧に到達後、周期Tの50%(t50)でOFFとなるまでその電圧を維持している。
電圧源は内部抵抗とOLEDデバイス1の持つ静電容量cとの積であらわされる系の時定数が小さく、電圧Ed’の立ち上がり時の傾きθ2は前述の傾きθ1に比べて大きくなる、即ち電圧源でパルス駆動する場合は、電流源でパルス駆動する場合に比べ立ち上がりが急峻となる。
このため、図3(d)に示すように例えば周期Tの10%(t10)程度のデューティー比でパルス駆動しても電圧Edが電源電圧に到達し本来あるべき輝度や人が感ずる明るさに対して暗くなることはなく、例えば周期Tの5%程度(t)のデューティー比まで本来あるべき輝度や人が感ずる明るさに対して大きく外れてしまうことを抑制できるので、調光精度が向上し所望の輝度を得ることができる。
また、個々のOLEDデバイス1はそれぞれ発光が視認できる最低の電圧値(以下発光開始電圧という)にばらつきを有している。
このため複数のOLEDデバイス1を直流電圧または直流電流で駆動すると、個々のOLEDデバイス1の発光開始または消灯時期がばらついてしまい、調光機能を有する照明装置としての品位が低下する。
それに対して複数のOLEDデバイス1を、最大値が個々のOLEDデバイス1の発光開始電圧より十分大きい電圧パルスで駆動すると、個々のOLEDデバイス1の発光開始または消灯時期のばらつきが解消される。
しかしながら、前述のように高輝度領域に至るまでを電圧パルスで駆動する場合は、図11に示すようにOLEDの輝度−電圧特性が非線形であることに起因してわずかな電圧変化で輝度が大幅に変化して調光精度が低下し、また、複数のOLEDデバイスの個々の特性のばらつきによる輝度差も大きくなるという問題がある。これに対して、輝度−電流特性はほぼ比例関係にあり、高輝度領域を電流パルスで駆動すれば、個々のOLEDの特性ばらつきによる輝度差を小さくすることができる。
従って、OLEDデバイスをパルス駆動する場合は目的とする輝度即ちデューティー比に対して輝度や人が感ずる明るさが大きく外れないように、低輝度(低デューティー比)の間は電圧源でパルス駆動を行い、高輝度(高デューティー比)の間は電流源でパルス駆動を行う。
これにより、複数のOLEDデバイスよりなる光源の輝度の調光精度を向上させ、また、個々の特性のばらつきによる輝度差を小さくすることができる。
図4は、OLEDユニットを駆動する駆動電源の構成図である。
図4において矢印は信号の流れを示している。
輝度指令部41は一点鎖線で示される駆動電源4の外部に設けられており、OLEDユニット3の輝度を指令するもので、輝度に応じた電圧である輝度指令情報を出力する。例えば照明装置のON/OFFにおける調光時のように連続的に輝度を増減する時は連続して増減する電圧を出力する。
駆動電源4(一点鎖線)は、輝度指令部41の出力電圧に応じたデューティー比のパルスを出力するパルス発生部42及び、パルス発生部42から出力されたパルスがONとなっている時間を積分して積分結果に応じた電圧を出力する積分部43及び、積分部43の出力電圧と予め設定された閾値電圧とを比較する比較部44及び、OLEDユニット3を駆動する電流源である定電流源45及び、OLEDユニット3を駆動する電圧源である定電圧源46及び、比較部44の出力がON(Hi)の時即ち高輝度時に接点44aを閉じて定電流源45の出力をOLEDユニット3に供給可能とするスイッチSW1及び、比較部44の出力がOFF(Lo)の時即ち低輝度時に接点44bを閉じて定電圧源46の出力をOLEDユニット3に供給可能とするスイッチSW2及び、パルス発生部42の出力パルスPPWMがハイレベルHiの時に接点42aを閉じて定電流源45または定電圧源46の出力をOLEDユニット3に供給可能とするスイッチSW3及び、パルス発生部42の出力パルスPPWMがローレベルLoの時に接点42bを閉じて第2の定電圧源47の出力をOLEDユニット3に供給可能とするスイッチSW4、を有している。
即ち、切替部(不図示)はスイッチSW1とスイッチSW2と比較部44とで構成されており、デューティー比が増加中は予め設定した第1の閾値より高い第2の閾値未満であれば電圧源(定電圧源46)によりOLEDユニット3を発光させ、第2の閾値以上となると電流源(定電流源45)によりOLEDユニット3を発光させるように切り替えるようになっている。
また、デューティー比が減少中は第1の閾値以上では定電流源45によりOLEDユニット3を発光させ、第1の閾値未満となると定電圧源46によりOLEDユニット3を発光させるように切り替えるようになっている。
ここで、デューティー比が増加する場合と、減少する場合とで同一の閾値により定電流源45と定電圧源46とを切り替えることも考えられるが、前述のようなデューティー比が低い領域での定電流源45の電圧低下の問題は、デューティー比が増加する場合のほうが、減少する場合よりも顕著になりやすく、より高いデューティー比まで電圧低下の問題が生じる傾向にある。
このように、デューティー比が低い領域での定電流源45の電圧低下の問題は、デューティー比に対してヒステリシスを持つため、デューティー比が増加する場合は、減少する場合よりもより高い閾値で切り替えるようにしている。
なお、定電流源45、定電圧源46は、商用交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータ手段から供給される直流電力を用いても良く、このような場合も本発明に含まれる。
ここで、スイッチSW4と第2の定電圧源47とがOLED発光停止部を構成している。また、スイッチSW3がパルス発生部42で発生させたパルスに応じてOLEDユニット3をパルス発光させるOLED駆動部に相当する。
また、定電圧源46は、調光精度をより高めるため、OLEDユニット3を構成する複数のOLEDデバイス1の全てが実用最大輝度を得られる電圧値を出力可能な直流電源を用いることが好ましい。
なお、図示したスイッチSW1とスイッチSW2の状態は比較部44の出力がハイレベルHiの時を示し、スイッチSW3とスイッチSW4の状態はパルス発生部42のパルスがハイレベルHiの時を示している。
スイッチSW1〜スイッチSW4は図示したリレーのようなメカニカルな接点を有するものでなく純電気的なスイッチング回路でも良いことは言うまでもない。
そして、輝度指令部41の出力側にパルス発生部42が接続され、パルス発生部42の出力側に積分部43とスイッチSW3とスイッチSW4とが接続され、積分部43の出力側に比較部44が接続され、比較部44の出力側にスイッチSW1とスイッチSW2とが接続されている。
そして、スイッチSW1の接点44aの一方に定電流源45が接続され他方にスイッチSW2の接点44bの一方とスイッチSW3の接点42aの一方とが接続され、スイッチSW2の接点44bの他方に定電圧源46が接続されている。
そして、スイッチSW3の接点42aの他方にはOLEDユニット3とスイッチSW4の接点42bの一方とが接続され、スイッチSW4の接点42bの他方に第2の定電圧源47が接続されている。
図5は駆動電源4の各部の出力を模式的に表した説明図である。
図5(a)は輝度指令部41の出力を示し、図5(b)はパルス発生部42の出力を示し、図5(c)は積分部43の出力を示し、図5(d)は比較部44の出力を示している。
以下各部について図4と図5を参照して説明する。
輝度指令部41は使用者が輝度を調整する手動輝度設定回路411及び、照明装置のON/OFFスイッチ(不図示)により、図5(a)に示すようにON時は出力電圧Eoを0Vから照明装置の実用最大輝度に相当する電圧まで連続的に増加させ、OFFまでその電圧を維持し、OFF時は照明装置の実用最大輝度に相当する電圧から0Vまで連続的に減少するように出力する自動輝度設定回路412を有している。
ここで、実用最大輝度とはOLEDデバイスが異常を発生せずに連続発光可能な最大輝度を指す。
そして、手動輝度設定が選択されると手動輝度設定回路411で設定された任意の電圧が出力される。また自動輝度設定が選択されると例えば照明装置のON/OFF時に、時間に対して出力が直線的或いは曲線的に連続して変化する電圧が自動輝度設定回路412から出力される。
パルス発生部42は所定の周波数のパルスを輝度指令部41の出力電圧に応じてパルス幅変調をするPWM(Pulse・Width・Modulation)部421を有している。
そして、輝度指令部41の出力電圧に応じてパルス幅変調されたパルスPPWMを積分部43とスイッチSW3とスイッチSW4とに出力する。従って輝度指令部41から連続して増加或いは減少する電圧が入力されると、図5(b)に示すようにデューティー比が連続して増加或いは減少するパルスPPWMを出力する。
そして積分部43は積分器431を有し、積分器431はパルスPPWMがONとなっている時間を積分する。具体的にはパルス発生部42から出力されたパルスの単位時間当たりのON時間の総和を移動平均的に逐次演算(積分)し、演算(積分)値に比例する出力電圧Eintを出力する。
従ってパルス発生部42からデューティー比が連続して増加或いは減少したパルスが入力されると、図5(c)に示すように連続して高く或いは低く段階的に変化する出力電圧Eintを出力する。
比較部44は第1の閾値1shと第2の閾値2shを記憶する記憶部441及び、出力電圧Eintに対して第1の閾値1shと第2の閾値2shを比較する比較器442を有している。
ここで、第1の閾値1shは輝度の減少時にOLEDユニット3の駆動を定電流源45から定電圧源46に切り替えるための閾値で、定電流源45での駆動では連続して輝度を変化不能となる輝度指令部41の出力電圧に定数を乗じた電圧と所定の余裕電圧を加えた電圧で、予め設定してある。
第2の閾値2shは第1の閾値1shより高い電圧に設定されており、輝度の増加時にOLEDユニット3の駆動を定電圧源46から定電流源45に切り替えるための閾値で、定電流源45での駆動では連続して輝度を変化不能となる輝度指令部41の出力電圧に定数を乗じた電圧から所定の余裕電圧を加えた電圧で、予め設定してある。
そして、比較部44は積分部43から出力電圧Eintが入力されると記憶部441から第1の閾値1shと第2の閾値2shを読み出し、比較器442で出力電圧Eintに対して第1の閾値1shと第2の閾値2shを比較する。比較した結果、輝度の増加中に図5(d)に示すように出力電圧Eintが第2の閾値2sh以上となると出力がハイレベルHiとなり、輝度の減少中に出力電圧Eintが第1の閾値1sh未満となると出力がローレベルLoとなる。
即ち、OLEDユニットを発光させる電源を切り替える不図示の切替部は比較部44とスイッチSW1とスイッチSW2とで構成され、デューティー比が増加中は予め設定した第1の閾値1shより高い第2の閾値未満であれば電圧源(定電圧源46)によりOLEDユニット3を発光させ、第2の閾値以上であれば電流源(定電流源45)によりOLEDユニット3を発光させるように切り替えるようになっている。
また、デューティー比が減少中は第1の閾値1sh以上であれば定電流源45によりOLEDユニット3を発光させ、第1の閾値1sh未満であれば定電圧源46によりOLEDユニット3を発光させるように切り替えるようになっている。
定電流源45は通常市販されている定電流電源が使用可能で、照明装置としては明るいことが要望されるので、定電流源45は直列に接続された複数のOLEDデバイスの全てが実用最大輝度を得られる電流値を出力可能な直流電源を利用することがより好ましい。
なお、実用最大輝度とは前述したようにOLEDデバイスが異常を発生せずに連続発光可能な最大輝度を指す。
そして前記電流を常時スイッチSW1の接点44aに出力する。
定電圧源46は通常市販されている定電圧電源が使用可能で、調光精度をより高めるため、OLEDユニット3を構成する複数のOLEDデバイス1の全てが実用最大輝度を得られる電圧値を出力する直流電源を用いる。
そして前記電圧を常時スイッチSW2の接点44bに出力する。
スイッチSW1は比較部44の出力がON(Hi)の時に接点44aを閉じ、定電流源45の出力をOLEDユニット3に供給可能とする。また、スイッチSW2は比較部44の出力がOFF(Lo)の時に接点44bを閉じて定電圧源46の出力をOLEDユニット3に供給可能とする。
従って、比較部44の出力がON(Hi)の時即ち輝度指令部41で指定する輝度が高い時にスイッチSW1により定電流源45でOLEDユニット3を駆動可能とし、比較部44の出力がOFF(Lo)の時即ち輝度指令部41で指定する輝度が低い時にスイッチSW2により定電圧源46でOLEDユニット3を駆動可能とするようになっている。
また、スイッチSW3はパルス発生部42の出力パルスPPWMがハイレベルHiの時のみに接点42aを閉じて定電流源45または定電圧源46の出力をOLEDユニット3に供給可能とする。
そして、スイッチSW4はパルス発生部42の出力パルスPPWMがローレベルLoの時のみに接点42bを閉じて第2の定電圧源47の出力をOLEDユニット3に供給可能とする。第2の定電圧源47は、OLEDユニット3を確実に消灯させるための電源であって後述する。
そして、パルス発生部42の出力パルスPPWMがローレベルLoとなり接点42aが開き接点42bが閉じている時、即ちパルス点灯するOLEDユニット3の消灯時は、第2の定電圧源47からOLEDユニット3を確実に消灯させる電圧を印加させる。
なお、第2の定電圧源47の出力電圧値は前述したようにOLEDユニット3を確実に消灯させることができる値であれば良く、直列に接続された複数のOLEDデバイスのうち発光開始電圧の一番低いOLEDデバイスの発光開始電圧より低い値である。
例えば該一番低い発光開始電圧が+4Vとすると+3V〜0Vでも良い。
なお、0Vに設定する場合は、パルスのOFF時に、接地に接続することによりLEDユニットを発光停止させるようにしても良く、このような場合も本発明に含まれる。
また、OLEDユニット3を確実に消灯させるためにOLEDユニット3に逆バイアス電圧を加えることも良く、この場合はOLEDデバイスを耐圧破壊による破損を防止する観点から0V未満好ましくは−2V〜−3Vとする。
従って定電流源45または定電圧源46の出力をスイッチSW3で輝度指令部41の出力に応じたデューティー比のパルスとし、該パルスのローレベル時はスイッチSW4により第2の定電圧源47の電圧を印加することによってOLEDユニット3をパルス駆動時に確実にOFF(消灯)できるようになっている。
以下に前述した構成の調光時の作用について、輝度指令部41の出力電圧がまだ低い時即ち設定輝度が低い時のOLEDユニット3のパルス駆動におけるON/OFFと、輝度指令部41の出力電圧が高くなった時即ち設定輝度が高い時のOLEDユニット3のパルス駆動におけるON/OFFと、について説明する。
図6は輝度指令部41の出力電圧がまだ低い時にパルス発生部42の出力がローレベルLoになっている時の説明図で、図7は輝度指令部41の出力電圧がまだ低い時に輝度が増加中の各部の出力を模式的に表した説明図である。
図7(a)は輝度指令部41の出力を示し、図7(b)はパルス発生部42の出力を示し、図7(c)は積分部43の出力を示し、図7(d)は比較部44の出力を示している。
図6と図7において、輝度指令部41の出力電圧Eoが増加中に図7(a)の実線で示すようにまだ低いため、パルス発生部42が出力する出力パルスPPWMも図7(b)で示すようにデューティー比が小さくなる。
そして一方ではパルス発生部42の出力パルスPPWMが積分部43に入力され、デューティー比が小さい出力パルスPPWMを演算した積分部43の出力電圧Eintも図7(c)で示すように低くなる。
そして比較部44は記憶部44から第1の閾値1shと第2の閾値2shを読み出して、例えば輝度の増加中に入力された積分部43の出力電圧Eintに対して第1の閾値1shと第2の閾値2shとを比較する。ここでは入力された積分部43の出力電圧Eintが低く第1の閾値1sh未満のため比較部44の出力が図7(d)で示すようにローレベルLoであったとして説明する。
なお比較部44は、輝度の増加中は入力された積分部43の出力電圧Eintが低く第2の閾値2sh未満であればローレベルLoを出力する。(また、入力された積分部43の出力電圧Eintが高く第2の閾値2sh以上となればハイレベルHiを出力する。)
比較部44の出力がローレベルLoのためスイッチSW2がONとなり接点44bを閉じ、スイッチSW1がOFFとなり接点44aを開き、定電圧源46の電力をOLEDユニット3に供給可能とする。
また、他方ではパルス発生部42の出力パルスPPWMがスイッチSW3とスイッチSW4に入力される。ここでは、入力された出力パルスPPWMがローレベルLoとなっている間スイッチSW4がONとなりスイッチSW3がOFFとなったものとして説明する。
なお、出力パルスPPWMがハイレベルHiとなっている間はスイッチSW3がON(スイッチSW4はOFF)となり、ローレベルLoとなっている間はスイッチSW4がON(スイッチSW3はOFF)となる。
スイッチSW3がOFFのため定電圧源46からの電力供給が断たれ、スイッチSW4がONのため第2の定電圧源47から前述した電圧がOLEDユニット3に供給されてOLEDユニット3は確実に消灯される。
図8は輝度指令部41の出力電圧がまだ低い時にパルス発生部42の出力がハイレベルHiになっている時の説明図である。
図8と図7において、輝度指令部41の出力電圧Eoが図7(a)の実線で示すようにまだ低いため、パルス発生部42が出力する出力パルスPPWMも図7(b)で示すようにデューティー比が小さくなる。
パルス発生部42、積分部43、比較部44、スイッチSW1及び、スイッチSW2の作用については図6を参照して説明した内容と同様のため省略する。
その結果、スイッチSW2がONとなり接点44bを閉じ、スイッチSW1がOFFとなり接点44aを開き、定電圧源46の電力をOLEDユニット3に供給可能となる。
そして、パルス発生部42の出力パルスPPWMがスイッチSW3とスイッチSW4に入力される。ここでは、入力された出力パルスPPWMがハイレベルHiとなっている間スイッチSW3がONとなりスイッチSW4がOFFとなったものとして説明する。
スイッチSW4がOFFのため第2の定電圧源47からの電力供給が断たれ、スイッチSW3がONのため定電圧源46から電力がOLEDユニット3に供給されてOLEDユニット3は確実に点灯される。
以上図6〜図8を参照して説明したように、輝度指令部41の出力電圧がまだ低い時即ち設定した輝度が低い時、OLEDユニット3は電圧源により低デューティー比でパルス駆動され、パルスのON時は定電圧源46により確実に点灯し、パルスのOFF時は第2の定電圧源47により確実に消灯することができる。
図9は輝度指令部41の出力電圧が高くなった時にパルス発生部42の出力がローレベルLoになっている時の説明図で、図10は輝度指令部41の出力電圧が高くなった時の輝度が増加中の各部の出力を模式的に表した説明図である。
図10(a)は輝度指令部41の出力を示し、図10(b)はパルス発生部42の出力を示し、図10(c)は積分部43の出力を示し、図10(d)は比較部44の出力を示している。
図9と図10において、輝度指令部41の出力電圧Eoが増加中に図10(a)の実線で示すように高くなっている(実線)ため、パルス発生部42が出力する出力パルスPPWMも図10(b)で示すようにデューティー比が大きくなる。
そして一方ではパルス発生部42の出力パルスPPWMが積分部43に入力され、デューティー比が大きな出力パルスPPWMを演算した積分部43の出力電圧Eintも図10(c)で示すように高くなる。
そして比較部44は記憶部441から第1の閾値1shと第2の閾値2shを読み出して、例えば輝度の増加中に入力された積分部43の出力電圧Eintに対して第1の閾値1shと第2の閾値2shとを比較する。ここでは入力された積分部43の出力電圧Eintが高く第2の閾値2sh以上となっているため比較部44の出力が図10(d)で示すようにハイレベルHiであったとして説明する。
なお比較部44は、輝度の増加中は入力された積分部43の出力電圧Eintが高く第2の閾値2s以上となったらハイレベルHiを出力する。(また、入力された積分部43の出力電圧Eintが低く第2の閾値2sh未満となっていればローレベルLoを出力する。)
比較部44の出力がハイレベルHiのためスイッチSW2がOFFとなり接点44bを開き、スイッチSW1がONとなり接点44aを閉じ、定電流源45の電力をOLEDユニット3に供給可能とする。
又他方ではパルス発生部42の出力パルスPPWMがスイッチSW3とスイッチSW4に入力される。スイッチSW3、スイッチSW4及び、第2の定電圧源47の作用については図6を参照して説明した内容と同様のため省略する。
その結果、スイッチSW3がOFFのため定電流源45からの電力供給が断たれ、スイッチSW4がONのため第2の定電圧源47から前述した電圧がOLEDユニット3に供給されてOLEDユニット3は確実に消灯される。
図4と図10において、図4は輝度指令部41の出力電圧が高くなった時にパルス発生部42の出力がハイレベルHiになっている時の状態を示している。
輝度指令部41の出力電圧Eoが図10(a)の実線で示すように増加して高くなっている(実線)ため、パルス発生部42が出力する出力パルスPPWMも図10(b)で示すようにデューティー比が大きくなる。
パルス発生部42、積分部43、比較部44、スイッチSW1及び、スイッチSW2の作用については図9を参照して説明した内容と同様のため省略する。
その結果、スイッチSW2がOFFとなり接点44bを開き、スイッチSW1がONとなり接点44aを閉じ、定電流源45の電力をOLEDユニット3に供給可能とする。
そして、パルス発生部42の出力パルスPPWMがスイッチSW3とスイッチSW4に入力される。なお、スイッチSW3、スイッチSW4及び、第2の定電圧源47の作用については図8を参照して説明した内容と同様のため省略する。
その結果、入力された出力パルスPPWMがハイレベルHiとなっている間スイッチSW3がONとなり接点42aを閉じ、スイッチSW4がOFFとなり接点42bを開き、定電流源45の電力がOLEDユニット3に供給される。
以上図4と図11を参照して説明したように、輝度指令部41の出力電圧が高くなった時即ち設定した輝度が高い時、OLEDユニット3は電流源により高デューティー比でパルス駆動され、パルスのON時は定電流源45により確実に点灯し、パルスのOFF時は、第2の定電圧源47により確実に消灯することができる。
また、上記実施形態の積分部43は必須の構成ではなく、パルス発生部42の出力を比較部44に直接入力し、入力された出力パルスPPWMのデューティー比と第1の閾値または第2の閾値とを比較して定電圧源46と定電流源45を切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態のように、輝度を連続的に増加又は連続的に減少させて調光するのではなく、ダイヤル等により使用者等が所望の輝度に調整可能な手動輝度設定機構によって設定された所望の輝度値となるようにデューティー比を設定し、輝度を増加させて調光する場合は該デューティー比と第2の閾値を比較し、輝度を減少させて調光する場合は該デューティー比と第1の閾値を比較して、比較結果に応じて定電流源と定電圧源を切り替えることで調光するようにしてもよい。
1、1a、1b、1c、1d OLEDデバイス
3 OLEDユニット
4 駆動電源
11 透明基板
12 透明電極
13 有機層
14 金属膜層
41 輝度指令部
42 パルス発生部
42a 接点
42b 接点
43 積分部
44 比較部
44a 接点
44b 接点
45 定電流源
46 定電圧源
47 第2の定電圧源

Claims (5)

  1. 単一のOLEDデバイスを複数直列に接続したOLEDユニットをパルス駆動する駆動電源を有する照明装置において、
    該駆動電源は、前記OLEDユニットに発光させる輝度を指令する輝度指令情報に応じたデューティー比のパルスを発生するパルス発生部と、
    前記パルス発生部で発生させた前記パルスに応じて前記OLEDユニットをパルス発光させるOLED駆動部と、
    前記パルスのON時に、前記OLEDユニットを発光させる電圧源と前記OLEDユニットを発光させる電流源と、
    前記デューティー比が増加中は、予め設定した第1の閾値より高い第2の閾値未満であれば前記電圧源により前記OLEDユニットを発光させ、第2の閾値以上となると前記電流源により前記OLEDユニットを発光させるように切り替え、前記デューティー比が減少中は前記第1の閾値以上では前記電流源により前記OLEDユニットを発光させ、前記第1の閾値未満となると前記電圧源により前記OLEDユニットを発光させるように切り替える切替部と、
    前記パルスのOFF時に、第2の電圧源によりOLEDユニットを発光停止させるOLED発光停止部と、を有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記輝度指令情報が、連続的に増加又は連続的に減少する輝度に係る情報であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記電圧源は、直列に接続された複数のOLEDデバイスの全てが実用最大輝度を得られる電圧値を出力可能な電源であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記電流源は、直列に接続された複数のOLEDデバイスの全てが実用最大輝度を得られる電流値を出力可能な電源であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第2の電圧源は、直列に接続された複数のOLEDデバイスのうち、発光開始電圧の一番低いOLEDデバイスの発光開始電圧より低い電圧を出力可能な電源であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
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