JPWO2011065467A1 - 分離膜モジュールおよび流体分離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で容易に製造できる分離膜モジュールおよび流体分離方法を提供する。【解決手段】 内面に分離膜15が形成された複数の分離膜付き単管1が所定間隔をおいて並列に配列され、複数の分離膜付き単管1の両端部がそれぞれ固定板7に固定されたモジュール本体3と、該モジュール本体3の固定板7にそれぞれ設けられたチャンバ部材2a、2bと、該チャンバ部材2a、2b内を複数の部屋に区切るために設けられ、複数の分離膜付き単管1をチャンバ部材2a、2b内の部屋を介して直列に連結するための仕切板6とを具備するものである。チャンバ部材2a、2bは、チャンバ形成体2a1、2b1と、該チャンバ形成体2a1、2b1に取り付けられ固定板7に固定されたフランジ部2a2、2b2とを具備するとともに、仕切板6がチャンバ形成体2a1、2b1内に固定され、該チャンバ部材2a、2bがモジュール本体3の固定板7に回転可能に固定されていることが望ましい。【選択図】 図1

Description

本発明は、分離膜モジュールおよび流体分離方法に関し、特に、含水アルコールの脱水濃縮、天然ガス分離、石油プラントにおける異性体分離等の技術において有用な分離膜モジュールおよび流体分離方法に関するものである。
従来より、各種ガスを含有する混合気体中から特定ガスを分離するフィルタや、含水アルコールから水分を除去するフィルタ等が用いられている。これらのフィルタを用いた流体分離方法は、安全かつ簡便なことからその適用範囲が拡がり、今やこれらの分離濃縮技術は各種燃焼機関をはじめ、食品工業や医療用機器、化学プラントや石油精製プラントの蒸留の一部代替、更には溶剤の回収処理、廃棄物処理等の分野でも注目されている。
例えば、水素ガスを分離するフィルタとしては、石油精製プラントにおいて発生するオフガスや、アンモニア合成プラントにおいて発生するパージガスからの水素ガスの回収などへの応用が研究されている。また二酸化炭素を分離するフィルタとしては、燃費の向上およびパイプラインの腐食防止を目的に天然ガスに含まれる二酸化炭素の除去への応用が研究されている。さらに、酸素を分離するフィルタとしては、医療機器、スポーツ機器、各種燃焼機関用として応用が研究されている。
従来の分離膜モジュールとして、分離膜付き単管を保持する円筒形ケーシングの両側に、分離膜付き単管を直列に接続するU字形連結管が配置された加熱チャンバ部材を有する分離膜モジュールが提案されている(特許文献1参照)。
特表2007−504949号公報
しかしながら、特許文献1の分離膜モジュールでは、円筒形ケーシング内の分離膜付き単管(チューブラ膜)区間の端部をU字形の湾曲管であるU字形連結管を用いて繋がなければいけないため、構造が複雑であり、製造工程が多く、また手作業とならざるを得ないため、製造に手間がかかるという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたもので、簡単な構造で容易に製造できる分離膜モジュールおよび流体分離方法を提供することを目的とする。
本発明の分離膜モジュールは、管の内面に分離膜が形成された複数の分離膜付き単管が所定間隔をおいて配列され、前記複数の分離膜付き単管の両端部がそれぞれ固定板に固定されたモジュール本体と、該モジュール本体の前記固定板にそれぞれ設けられたチャンバ部材と、該チャンバ部材内を複数の部屋に区切るために設けられ、前記複数の分離膜付き単管を前記チャンバ部材内の前記部屋を介して直列に連結するための仕切板とを具備することを特徴とする。
本発明の流体分離方法は、管の内面に分離膜が形成された複数の分離膜付き単管が所定間隔をおいて配列され、前記複数の分離膜付き単管の両端部がそれぞれ固定板に固定されたモジュール本体と、該モジュール本体の前記固定板にそれぞれ設けられたチャンバ部材と、該チャンバ部材内を複数の部屋に区切るために設けられ、前記複数の分離膜付き単管を前記チャンバ部材内の前記部屋を介して直列に連結するための仕切板とを具備する分離膜モジュールを用いた流体分離方法であって、一方の前記チャンバ部材内の一つの前記部屋内に導入された2種以上の流体を含有する混合流体を前記分離膜付き単管内に流して他方のチャンバ部材内の一つの前記部屋内に流入させ、該他方のチャンバ部材内の一つの前記部屋を介して他の前記分離膜付き単管内に流入させる工程を繰り返すことにより、前記混合流体が前記複数の分離膜付き単管内を順次流れ、前記分離膜付き単管内を流れる混合流体から少なくとも1種の流体が前記分離膜を通過する一方で、前記混合流体の他の流体が前記分離膜付き単管内を流れ、前記混合流体を2つの流体に分離することを特徴とする。
本発明の分離膜モジュールおよび流体分離方法では、チャンバ部材内が仕切板により複数の部屋に区切られ、複数の分離膜付き単管がチャンバ部材内の部屋を介して直列に接続されているため、混合流体が複数の分離膜付き単管内を順次流れ、従来のU字管を用いて複数の分離膜付き単管を接続する場合と比較して単純構造であり、容易に製造することができる。
本発明の分離膜モジュールを示すもので、(a)は分解斜視図、(b)は(a)の左側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図、(c)は(a)の右側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図である。 本発明の分離膜モジュールの分離膜付き単管を示すもので、(a)は分離膜付き単管の一部の断面図、(b)は(a)の一部を拡大して示す断面図である。 図1の分離膜モジュールのチャンバ部材を90度回転させた状態を示すもので、(a)は分解斜視図、(b)は(a)の左側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図、(c)は(a)の右側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図である。 6本の分離膜付き単管を有する分離膜モジュールを示すもので、(a)は分解図、(b)は(a)の左側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図、(c)は(a)の右側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図である。 12本の分離膜付き単管を有する分離膜モジュールの分解図である。 チャンバ部材に旋回流発生部が設けられた分離膜モジュールを示すもので、(a)は分解図、(b)は左側のチャンバ部材内を(a)の左側から透視して示す説明図、(c)は右側のチャンバ部材内を(a)の右側から透視して示す説明図である。 (a)は板状体の貫通孔に旋回流発生部が設けられている状態を示す断面図、(b)は(a)を左側から見た平面図、(c)は分離膜付き単管内の混合流体の流れを示す説明図である。 図6の分離膜モジュールのチャンバ部材を90度回転させた状態を示すもので、(a)は分解斜視図、(b)は(a)の左側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図、(c)は(a)の右側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図である。 固定板に旋回流発生部が設けられた分離膜モジュールを示す断面図である。 6本の分離膜付き単管を有する分離膜モジュールを示すもので、(a)は分解図、(b)は(a)の左側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図、(c)は(a)の右側のチャンバ部材内の混合流体の流れを示す説明図、(d)は旋回流発生部が設けられた(a)の左側のチャンバ部材内を示す説明図、(e)は旋回流発生部が設けられた(a)の右側のチャンバ部材内を示す説明図である。 分離膜付き単管内にヒータバーが設けられた分離膜モジュールの説明図である。 チャンバ部材内に流体を加熱するための加熱装置が設けられた分離膜モジュールの説明図である。
(形態1)
形態1の分離膜モジュールについて図1を基に説明する。図1(a)は、分離膜モジュールの分解斜視図を示すもので、分離膜モジュールは両端が開口する4本の円筒状の分離膜付き単管1を有している。
これらの4本の分離膜付き単管1は、それらの側面間が所定間隔をおいて並列に配列され、4本の分離膜付き単管1の両端部がそれぞれ固定板7に固定されている。さらに、4本の分離膜付き単管1は円筒状の収納管5内に収容され、この収納管5の両端もそれぞれ固定板7に固定されている。分離膜付き単管1と、収納管5と、固定板7とによりモジュール本体3が構成されている。
なお、図1では、円筒状の分離膜付き単管1を用いたが、円筒状である必要はなく、例えば、断面が四角形でも良い。また、図1では、円筒状の収納管5を記載したが、円筒状である必要はなく、例えば、断面が四角形の筒状でも良い。
分離膜付き単管1の両端部は、固定板7の挿入孔10内にそれぞれ挿入されて固定されている。固定板7の材質は、分離膜付き単管1を固定板7に混合流体(以下、単に流体ということもある)が漏れることなく固定できるものであれば特に限定されるものではないが、例えば、ゴム製とすることで分離膜付き単管1の固定時にかかる応力を軽減できる。
モジュール本体3の固定板7にはそれぞれチャンバ部材2a、2b(以下、チャンバ部材2ということがある)が設けられており、チャンバ部材2a、2b内には、流体が複数の分離膜付き単管1内を直列に流れるように制御する仕切板6が設けられている。言い換えれば、チャンバ部材2a、2b内が仕切板6により複数の部屋に区切られており、複数の分離膜付き単管1がチャンバ部材2a、2b内の仕切板6により区切られた部屋を介して直列に接続され、混合流体が順次(直列に)通過するように制御されている。
チャンバ部材2a、2bは、チャンバ形成体2a1、2b1と、該チャンバ形成体2a1、2b1に設けられたフランジ部2a2、2b2とを有しており、チャンバ部材2a、2bのフランジ部2a2、2b2の外周部に形成されている挿入孔8と、固定板7の外周部に形成されている挿入孔8とを合わせた状態で、挿入孔8内にボルトを挿入して締め付けることにより、チャンバ形成体2a1、2b1と固定板7とが確実に固定されている。なお、図1(a)ではフランジ部2a2、2b2と固定板7との固定方法はボルト締めであるが、金属製の留め具などを用いて固定してもよい。
モジュール本体3の左側のチャンバ形成体2a1内に設けられた仕切板6は、チャンバ形成体2a1内を3つの部屋に分割しており、モジュール本体3の右側のチャンバ形成体2b1内に設けられた仕切板6は、チャンバ形成体2b1内を2つの部屋に分割している。チャンバ形成体2a1、2b1のそれぞれの部屋には、分離膜付き単管1が連通している。
すなわち、断面が凹形状のチャンバ形成体2a1、2b1内に仕切板6が収容固定され、このチャンバ形成体2a1、2b1に、フランジ部2a2、2b2が形成され、このフランジ部2a2、2b2には、チャンバ形成体2a1、2b1の凹部を塞ぐ円板状の板状体2a3、2b3が一体的に形成されており、これにより、チャンバ形成体2a1、2b1内が仕切板6と板状体2a3、2b3とで仕切られ、複数の部屋が形成されている。円板状の板状体2a3、2b3には複数の分離膜付き単管1とそれぞれ連通する複数の貫通孔16、17が形成されている。
なお、フランジ部2a2、2b2に板状体2a3、2b3を設けることなく、チャンバ形成体2a1、2b1内を仕切板6と固定板7とで仕切り、複数の部屋を形成しても良い。
モジュール本体3の左側のチャンバ部材2aには、3つの部屋のうち一つの部屋に連通する流体導入管11が設けられ、他の一つの部屋に連通する流体導出管12が設けられている。流体導入管11から導入される混合流体は、例えば、エタノールと水を含有する被分離液体であり、流体導出管12から導出される混合流体は、例えばエタノールを高濃度で含む液体である。分離膜付き単管1により分離される流体は水だけでなく、従来から知られているものを分離でき、例えば、水素、二酸化炭素等であっても良い。
分離膜付き単管1の内部から外部へ透過した流体は、例えば水であり、この水は、収納管5に設けられた排出管9から排出されるようになっている。排出管9は1本に限らず、何本でも良い。
なお、図1では、左側のチャンバ形成体2a1に流体導入管11と流体導出管12を設けた例について説明したが、例えば、左側のチャンバ形成体2a1に流体導入管11を設け、右側のチャンバ形成体2b1に流体導出管12を設けても良い。流体導入管11および流体導出管12は、簡単な構造で製造が容易という点から、チャンバ形成体2a1、2b1のいずれか一方に設けることが望ましい。
分離膜付き単管1は、図2に示すように、多孔質の支持管13の内面に多孔質の中間層14を設け、この中間層14の内面に分離膜15を設けることにより構成されている。支持管13は、例えばセラミックからなり、中間層14は、例えば炭素粒子からなり、分離膜15は、例えばガラス状炭素から構成されている。分離膜付き単管1の構造はこれに限定されるものではなく、例えばガラス状炭素以外の分離膜を用いることができる。
以上のように構成された分離膜モジュールでは、例えば、被分離液体であるエタノールと水を含有する混合流体が、図1(a)の矢印で示すように、流体導入管11から左側のチャンバ形成体2a1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、分離膜付き単管1a内を通過して、右側のチャンバ形成体2b1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、同じ部屋内に連通する他の分離膜付き単管1b内を通過して、左側のチャンバ形成体2a1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、同じ部屋内に連通する分離膜付き単管1c内を通過して、右側のチャンバ形成体2b1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、同じ部屋内に連通する分離膜付き単管1d内を通過して、左側のチャンバ形成体2a1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、流体導出管12から導出される。図1(b)(c)にもチャンバ形成体2a1、2b1内の流体の流れを記載した。
図1(b)は(a)を左側から透視した図であり、(c)は(a)を右側から透視した図である。
そして、分離膜付き単管1(分離膜付き単管1a、1b、1c、1dを総称して分離膜付き単管1ということがある)内をエタノールと水を含有する流体が通過する間に、水が分離膜15を透過して排出管9から排出され、残ったエタノールを高濃度で含有する流体が、流体導出管12から導出される。
本形態の分離膜モジュールでは、チャンバ形成体2a1、2b1内の仕切板6により、流体が4本の分離膜付き単管1内を直列に順次流れるため、言い換えれば、流体が、分離膜付き単管1a、分離膜付き単管1b、分離膜付き単管1c、分離膜付き単管1dの順で流れ、従来のU字管を用いて複数の分離膜付き単管を接続する場合と比較して単純構造であり、製造時の自動化も容易であり、容易に製造することができる。
また、フランジ部2a2、2b2と固定板7とを連結するボルトを外すことにより、分離膜付き単管1同士の直列接続が解除できるため、分離膜付き単管1が破損、或いは劣化した際の交換作業が容易であり、また、分離膜付き単管1内に堆積した水垢等の除去作業も容易に行うことができる。
また、本形態の分離膜モジュールは、フランジ部2a2、2b2と固定板7とを連結するボルトを外し、チャンバ部材2a、2bを回転し、ボルトを締めることにより、チャンバ形成体2a1、2b1の仕切板6で流体が複数の分離膜付き単管1内を流れる順序を変更することができる。
すなわち、図3は、モジュール本体3の固定板7に対して、図1の状態からチャンバ部材2a、2bをそれぞれ90度回転させて固定した状態を示している。この分離膜モジュールでは、例えば、被分離液体であるエタノールと水を含有する流体が、図3(a)の矢印で示すように、流体導入管11から左側のチャンバ形成体2a1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、分離膜付き単管1d内を通過して、右側のチャンバ形成体2b1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、同じ部屋内に連通する他の分離膜付き単管1a内を通過して、左側のチャンバ形成体2a1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、同じ部屋内に連通する分離膜付き単管1b内を通過して、右側のチャンバ形成体2b1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、同じ部屋内に連通する分離膜付き単管1c内を通過して、左側のチャンバ形成体2a1の仕切板6で仕切られた部屋内に導入され、流体導出管12から導出される。図3(b)(c)にもチャンバ形成体2a1、2b1内の流体の流れを記載した。
従って、図1の分離膜モジュールでは、流体が、分離膜付き単管1a、分離膜付き単管1b、分離膜付き単管1c、分離膜付き単管1dの順で直列に流れていたが、図3の分離膜モジュールでは、チャンバ部材2a、2bをそれぞれ90度回転させることにより、流体を、分離膜付き単管1d、分離膜付き単管1a、分離膜付き単管1b、分離膜付き単管1cの順で直列に流すことができ、分離膜付き単管1内を流れる順序を変更することができ、これにより、流体分離を開始してある一定の時間経過後に、チャンバ部材2a、2bをそれぞれ回転させることにより、流体が分離膜付き単管1内を流れる順序を変更でき、各分離膜付き単管1の劣化の度合いを均一化させることができ、これにより分離膜付き単管1の寿命を長くでき、分離膜モジュールの寿命を長くできる。
なお、上記形態では、流体分離を開始してある一定の時間経過後に、チャンバ部材2a、2bを回転させたが、例えば、分離膜モジュールにより一定量分離した後、チャンバ部材2a、2bを回転させても良い。
図3では、図1の状態からチャンバ部材2a、2bをそれぞれ90度回転させて固定した状態を示したが、180度、270度回転させても良いことは勿論である。この場合にも、流体が分離膜付き単管1内を流れる順序を変更できる。
すなわち、流体導入管11から供給される被分離液体(混合流体)中に含まれる水は、流体導入管11に近い分離膜付き単管1で多く分離され、流体導出管12に近づくに従って水の含有量は少なくなる。つまり、流体導入管11に近い分離膜付き単管1ほど水の影響を受けて劣化しやすい傾向にあるが、チャンバ部材2a、2bをそれぞれ回転させることにより、分離膜付き単管1内を流れる順序を変更することができるため、各分離膜付き単管1の劣化の度合いを均一化させることも可能となり、これにより分離膜付き単管1の寿命を長くでき、分離膜モジュールの寿命を長くできる。
(形態2)
図4は、形態2の分離膜モジュールを示すもので、この形態では、6本の分離膜付き単管1を有している。モジュール本体3の左側のチャンバ形成体2a1内に設けられた仕切板6は、チャンバ形成体2a1内を4つの部屋に分割しており、モジュール本体3の右側のチャンバ形成体2b1内に設けられた仕切板6は、チャンバ形成体2b1内を3つの部屋に分割しており、それぞれの部屋には、分離膜付き単管1が連通している。
このような分離膜モジュールでも、チャンバ形成体2a1、2b1内の仕切板6により、流体が6本の分離膜付き単管1内を直列に流れるため、従来のU字管を用いて複数の分離膜付き単管を接続する場合と比較して単純構造であり、製造時の自動化も容易であり、容易に製造することができるとともに、チャンバ形成体2a1、2b1を回転することにより、チャンバ形成体2a1、2b1の仕切板6で流体が複数の分離膜付き単管1内を流れる順序を変更することができ、各分離膜付き単管1の劣化の度合いを均一化させることが可能となり、分離膜付き単管1の寿命を長くでき、分離膜モジュールの寿命を長くできる。
(形態3)
図5は、形態3の分離膜モジュールを示すもので、この形態では、12本の分離膜付き単管1を有している。モジュール本体3の左側のチャンバ形成体2a1内に設けられた仕切板6は、チャンバ形成体2a1内を7つの部屋に分割しており、モジュール本体3の右側のチャンバ形成体2b1内に設けられた仕切板6は、チャンバ形成体2b1内を6つの部屋に分割しており、それぞれの部屋には、分離膜付き単管1が連通している。
このような分離膜モジュールでも、容易に製造することができるとともに、チャンバ部材2a、2bを回転することにより、チャンバ形成体2a1、2b1の仕切板6で流体が複数の分離膜付き単管1内を流れる順序を変更することができ、各分離膜付き単管1の劣化の度合いを均一化させることができる。
(形態4)
図6は、旋回流発生部を有する形態4の分離膜モジュールを示すもので、この形態では、分離膜付き単管1の上流側の開口部近傍、言い換えれば、分離膜付き単管1の流体導入側の開口部近傍、さらに言い換えれば、分離膜付き単管1の流体入口部近傍に、分離膜付き単管1内の流体に旋回流を発生させる旋回流発生部35が設けられている。この旋回流発生部35は、フランジ部2a2、2b2に一体的に形成された板状体2a3、2b3の貫通孔16、17に設けられている。
すなわち、旋回流発生部35は、分離膜付き単管1aの上流側に配置された板状体2a3の貫通孔16a、分離膜付き単管1cの上流側に配置された板状体2a3の貫通孔16c、分離膜付き単管1bの上流側に配置された板状体2b3の貫通孔17b、分離膜付き単管1dの上流側に配置された板状体2b3の貫通孔17dに設けられている。逆に、分離膜付き単管1aの下流側の板状体2b3における貫通孔17a、分離膜付き単管1cの下流側の板状体2b3における貫通孔17c、分離膜付き単管1bの下流側の板状体2a3における貫通孔16b、分離膜付き単管1dの下流側の板状体2a3における貫通孔16dには、旋回流発生部35は設けられていない。
旋回流発生部35の構造について、板状体2a3における貫通孔16aに設けられた旋回流発生部35を例に図7を用いて説明する。
旋回流発生部35は、図7(b)に示すように、回転軸に羽体を複数設けて構成されたプロペラ部35aと、プロペラ部35aを板状体2a3における貫通孔16aの壁面に回転可能に取り付けるための2つの支持部材35bとを具備して構成されている。2つの支持部材35bは、板状体2a3における貫通孔16a内に十字状に組み合わされ、かつ、プロペラ部35aの回転軸を挟むように組み合わされ、2つの支持部材35bの端部が板状体2a3における貫通孔16aの壁面に固定されている。
この旋回流発生部35は、流体が分離膜付き単管1内に流れ込む入り口側の貫通孔16、17(貫通孔16a、16b、16c、16dを総称して貫通孔16といい、貫通孔17a、17b、17c、17dを総称して貫通孔17ということがある)に設けられており、流体が分離膜付き単管1内に流れ込む際に、図7(c)に示すように、旋回流を発生させる。従って、板状体2a3、2b3における貫通孔16、17であっても、分離膜付き単管1から流体が導出される出口側の貫通孔16、17には旋回流発生部35は設けられていない。
さらに、従来の分離膜モジュールでは、流体は分離膜付き単管1の中央部を流れ易いため、分離膜付き単管1の内側に形成された分離膜15の近傍には新鮮な流体が流れ難く、また、分離膜付き単管1の内面の分離膜15の近傍には、水が透過されていくことで分離膜付き単管1の中央部よりもエタノール濃度が増加し、新鮮な流体が流れ難くなるため、分離性能が低下する傾向にある。
一方、本形態では、分離膜付き単管1の上流側の板状体2a3、2b3における貫通孔16、17に、分離膜付き単管1内の流体に旋回流を発生させる旋回流発生部35が設けられているため、分離膜付き単管1内面の分離膜15に直接または近傍に旋回流発生部35を設けることなく、分離膜付き単管1内の中央部を通過し易い流体を強制的に分離膜付き単管1の内面の分離膜15近傍に供給することができ、分離膜15を破損させることなく、新鮮な被分離液体である流体を分離膜15近傍に十分に供給でき、分離性能を向上できる。
なお、旋回流発生部35として、動力によりプロペラ部35aを回転させても良いが、プロペラ部35aを回転しないように支持部材35bに固定した場合であっても、ある程度旋回流を発生させることができる。さらに、プロペラ部35a以外の従来から知られている旋回流発生部を用いることもできる。
本形態では、図8に示すように、チャンバ形成体2a1、2b1内の仕切板6により、流体が4本の分離膜付き単管1内を直列に流れるため、従来のU字管を用いて複数の分離膜付き単管を接続する場合と比較して単純構造であり、製造時の自動化も容易であり、容易に製造することができるとともに、チャンバ部材2a、2bを回転することにより、チャンバ形成体2a1、2b1の仕切板6で流体が複数の分離膜付き単管1内を流れる順序を変更することができ、各分離膜付き単管1の劣化の度合いを均一化させることが可能となり、分離膜付き単管1の寿命を長くでき、分離膜モジュールの寿命を長くできる。
さらに、本形態では、板状体2a3、2b3における貫通孔16、17に旋回流発生部35を設けたため、チャンバ形成体2a1、2b1に対する流体導入管11、流体導出管12の固定位置と、旋回流発生部35を設けた位置との関係は変化しないため、チャンバ部材2a、2bを回転させても、各分離膜付き単管1の上流側に常に旋回流発生部35を位置させることができる。
なお、フランジ部2a2、2b2に板状体2a3、2b3を一体的に設けることなく、チャンバ形成体2a1、2b1内を仕切板6と固定板7とで仕切り、複数の部屋を形成しても良い。この場合、図9に示すように、分離膜付き単管1が開口する部分の固定板7に、旋回流発生部35が固定された固定部材41をねじ等で固定することにより、旋回流発生部35を固定板7の上流側の入口部近傍に設けることができる。図9において、符号43は、分離膜付き単管1からの流体の漏出を防止する環状のシール材である。
(形態5)
図10は、形態5の分離膜モジュールを示すもので、この形態では、6本の分離膜付き単管1を有している。モジュール本体3の左側のチャンバ形成体2a1内に設けられた仕切板6は、図10(b)に示すように、チャンバ形成体2a1内を4つの部屋に分割しており、モジュール本体3の右側のチャンバ形成体2b1内に設けられた仕切板6は、図10(c)に示すように、チャンバ形成体2b1内を3つの部屋に分割しており、それぞれの部屋には、分離膜付き単管1が連通している。
そして、図10(d)(e)に示すように、図6と同様に、分離膜付き単管1の上流側の貫通孔16、17に、分離膜付き単管1内の流体に旋回流を発生させる旋回流発生部35が設けられている。
このような分離膜モジュールでも、チャンバ形成体2a1、2b1内の仕切板6により、流体が6本の分離膜付き単管1内を直列に流れるため、従来のU字管を用いて複数の分離膜付き単管を接続する場合と比較して単純構造であり、製造時の自動化も容易であり、容易に製造することができるとともに、チャンバ部材2a、2bを回転することにより、チャンバ形成体2a1、2b1の仕切板6で流体が複数の分離膜付き単管1内を流れる順序を変更することができ、各分離膜付き単管1の劣化の度合いを均一化させることが可能となり、分離膜付き単管1の寿命を長くでき、分離膜モジュールの寿命を長くできる。
さらに、分離膜付き単管1の上流側の旋回流発生部35により、分離膜15を破損させることなく、新鮮な被分離液体である流体を分離膜15近傍に十分に供給でき、分離性能を向上できる。なお、図5に示したように、12本の分離膜付き単管1を有する分離膜モジュール、さらには12本よりも多い分離膜付き単管1を有する分離膜モジュールであっても、旋回流発生部35を設けることができることは勿論である。
(形態6)
図11は、分離膜付き単管1内にヒータバー47を有する形態6の分離膜モジュールを示すもので、この分離膜モジュールでは、フランジ部2a2、2b2に円板状の板状体2a3、2b3が一体的に形成されており、この板状体2a3、2b3の分離膜付き単管1の開口部に対応する位置に貫通孔16,17が形成されている。そして、分離膜付き単管1内をヒータバー47が挿通しており、その両端部が、チャンバ形成体2a1、2b1の内側面に固定され、チャンバ形成体2a1、2b1の外部からヒータバー47に電流を印加することにより発熱することになる。
従来の分離膜モジュールでは、流体は分離膜付き単管1が直列に接続された長い流路を通過していくため、分離膜を透過する際、その透過物の気化に伴う潜熱により熱の損失が生じ、下流側の流体温度は低下し、分離性能が低下する傾向にあるが、本形態では、分離膜付き単管1内にはヒータバー47が配置されているため、低下し易い流体温度を上げることができ、分離性能を向上できる。
なお、分離膜付き単管1の内径が小さいなどの理由でヒータバー47を分離膜付き単管1内に挿入できない場合には、図12に示すようにチャンバ形成体2a1、2b1の内側面に加熱装置49を設けることもできる。この場合には、チャンバ部材2a、2bを回転させることもできる。
1・・・分離膜付き単管
2a、2b・・・チャンバ部材
2a1、2b1・・・チャンバ形成体
2a2、2b2・・・フランジ部
2a3、2b3・・・板状体
3・・・モジュール本体
6・・・仕切板
7・・・固定板
15・・・分離膜
16、17・・・フランジ部の貫通孔
35・・・旋回流発生部

Claims (7)

  1. 管の内面に分離膜が形成された複数の分離膜付き単管が所定間隔をおいて配列され、前記複数の分離膜付き単管の両端部がそれぞれ固定板に固定されたモジュール本体と、該モジュール本体の前記固定板にそれぞれ設けられたチャンバ部材と、該チャンバ部材内を複数の部屋に区切るために設けられ、前記複数の分離膜付き単管を前記チャンバ部材内の前記部屋を介して直列に連結するための仕切板とを具備することを特徴とする分離膜モジュール。
  2. 前記チャンバ部材は、チャンバ形成体と、該チャンバ形成体に取り付けられ前記固定板に固定されたフランジ部とを具備するとともに、前記仕切板が前記チャンバ形成体内に固定され、該チャンバ部材が前記モジュール本体の前記固定板に回転可能に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の分離膜モジュール。
  3. 前記分離膜付き単管の上流側に、前記分離膜付き単管内の混合流体に旋回流を発生させる旋回流発生部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の分離膜モジュール。
  4. 前記チャンバ部材は、チャンバ形成体と、該チャンバ形成体に取り付けられ前記固定板に固定されたフランジ部と、該フランジ部に一体的に形成され、前記チャンバ形成体の開口部を塞ぐ板状体とを具備するとともに、前記板状体に、前記複数の分離膜付き単管とそれぞれ連通する複数の貫通孔を有し、該貫通孔に前記分離膜付き単管内の混合流体に旋回流を発生させる前記旋回流発生部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の分離膜モジュール。
  5. 管の内面に分離膜が形成された複数の分離膜付き単管が所定間隔をおいて配列され、前記複数の分離膜付き単管の両端部がそれぞれ固定板に固定されたモジュール本体と、該モジュール本体の前記固定板にそれぞれ設けられたチャンバ部材と、該チャンバ部材内を複数の部屋に区切るために設けられ、前記複数の分離膜付き単管を前記チャンバ部材内の前記部屋を介して直列に連結するための仕切板とを具備する分離膜モジュールを用いた流体分離方法であって、一方の前記チャンバ部材内の一つの前記部屋内に導入された2種以上の流体を含有する混合流体を前記分離膜付き単管内に流して他方のチャンバ部材内の一つの前記部屋内に流入させ、該他方のチャンバ部材内の一つの前記部屋を介して他の前記分離膜付き単管内に流入させる工程を繰り返すことにより、前記混合流体が前記複数の分離膜付き単管内を順次流れ、前記分離膜付き単管内を流れる混合流体から少なくとも1種の流体が前記分離膜を通過する一方で、前記混合流体の他の流体が前記分離膜付き単管内を流れ、前記混合流体を2つの流体に分離することを特徴とする流体分離方法。
  6. 前記混合流体が水とエタノールとを含有することを特徴とする請求項5に記載の流体分離方法。
  7. 前記チャンバ部材が前記モジュール本体の前記固定板に回転可能に固定されており、前記混合流体が前記分離膜付き単管内を一定量流れた後、もしくは、流体分離を開始して一定時間経過後に、前記チャンバ部材を回転させ、前記混合流体が前記複数の分離膜付き単管内を異なる順序で順次流れるように制御することを特徴とする請求項5または6に記載の流体分離方法。
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