JPWO2011058755A1 - コンベアベルト摩耗検出装置 - Google Patents

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Abstract

ゴム磁石(3)は、コンベアベルト幅方向に延在しコンベアベルト長さ方向断面において、コンベアベルト(2)の表側面(2a)に対して傾斜し表側面(2a)に近い側の外側端(3b)から遠い側の内側端(3a)まで直線的に延びる板状の傾斜部(21)と、傾斜部(21)の内側端(3a)に連続し表側面(2a)と平行に配置された板状の平行部(22)とよりなり、傾斜部(21)と平行部(22)とはともに厚さ方向に磁化されている。

Description

本発明は、コンベアベルトに埋設されたゴム磁石と、該コンベアベルトの外周側の面を構成する表側面に近接して配置され前記ゴム磁石からの磁界を検知する磁気センサと、該磁気センサからの信号に基づいて前記コンベアベルトの表側面の摩耗量を推定する演算部とを具えた、コンベアベルト摩耗検出装置に関し、特に、摩耗量が摩耗限界に近づいても精度よく摩耗量を検知することができるコンベアベルト摩耗検出装置に関する。
石炭等の被搬送物を連続的に搬送するコンベアベルトのメンテナンスにおいて、被搬送物に直接接する外周側の面を構成する表側面は、被搬送物との摩擦によって、時間経過とともに摩耗が進行し、ついには使用ができなくなってしまうので、コンベアベルトの表側面の摩耗量を検知し監視することは極めて重要である。そのための装置として、図1にコンベアベルトの断面を模式的に示すように、コンベアベルト2に埋設されたゴム磁石91と、コンベアベルト2の表側面2aに近接して配置され、ゴム磁石91からの磁界を検知する磁気センサ4と、磁気センサ4からの信号に基づいてコンベアベルト2の表側面2aの摩耗量を推定する演算部とを具えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、ゴム磁石91として、コンベアベルト長さ方向断面において、表側面2aに対して傾斜し表側面2aに近い側の外側端から遠い側の内側端まで直線的に延びる板状の傾斜磁石92と、傾斜磁石92の内側端と同じ厚さ方向位置付近に、表側面2aに平行な複数の板状の磁石を階段状に配置した階段状磁石93とよりなるものが用いられている。
この装置は、摩耗量がD1となって、前記階段状磁石が表側面2aに露出するまでの間は、傾斜磁石92による磁界の時間変化パターンに基づいて摩耗量を推定するよう構成されており、図2に示す、磁気センサ4が検出した磁界の時間変化パターンにおいて、磁界のピークに対応する時刻t1から磁界がゼロになる時刻t0までの時間Tが、摩耗量に比例した長さだけ減少することを利用して、摩耗検知時の時間(T=Tx)と、摩耗がゼロの時の時間(T=T0)とから、傾斜磁石92のコンベアベルト厚さ方向延在距離Dを用いて、摩耗量を、Dの(1−Tx/T0)倍、すなわち、D*(1−Tx/T0)として求めるよう構成されている。
そして、この装置において、階段磁石93が露出する程度にまで摩耗が進行すると、傾斜磁石92の長さが短くなって磁力が低下し傾斜磁石92からの磁界が低下して、検知が不能となったり精度が悪化したりするので、今度は、階段状磁石93からの磁力パターンに基づいて摩耗量を推定することが行われている。これは、階段状磁石93は、コンベアベルト厚さ方向に延在する距離に対して磁石ボリュームが大きく磁力が強いからである。階段状磁石93の場合、磁界の時間変化パターンは、階段状磁石93の形状に応じて、階段状に現れ、階段の数によってどこまで摩耗したかを知ることができる。
国際公開第2007/029698号パンフレット
しかしながら、階段状磁石93は次のような問題があることがわかってきた。すなわち、磁石材料は周囲のゴム部分に対比して摩耗しやすいことに加えて、特に、階段状磁石93は、コンベアベルトの表側面と平行な面が広いため、階段状磁石93が表側面に露出したとき、周囲のゴム部分に比べて階段状磁石93の摩耗が集中的に進行し、その結果、階段状磁石93による磁界の時間変化パターンがゴム部分の摩耗を正確に表さないことが分かってきたのである。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、コンベアベルトに埋設されたゴム磁石がコンベアベルトの摩耗とともに小さくなってゆく際の磁界の時間変化パターンから、コンベアベルトの摩耗量を推定する装置において、摩耗が大きくなっても精度良く摩耗量を推定することのできるコンベアベルト摩耗検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明に係るコンベアベルト摩耗検出装置は、コンベアベルトに埋設されたゴム磁石と、該コンベアベルトの外周側の面を構成する表側面に近接して配置され前記ゴム磁石からの磁界を検知する磁気センサと、該磁気センサからの信号に基づいて前記コンベアベルトの表側面の摩耗量を推定する演算部とを具えた、コンベアベルト摩耗検出装置において、前記ゴム磁石は、コンベアベルト幅方向に延在しコンベアベルト長さ方向断面において前記表側面に対して傾斜し前記表側面に近い側の外側端から遠い側の内側端まで直線的に延びる板状の傾斜部と、該傾斜部の前記内側端に連続し前記表側面と平行に配置された板状の平行部とよりなり、前記傾斜部と平行部とはともに厚さ方向に磁化されていることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係るコンベアベルト摩耗検出装置は、前記傾斜部が、前記内側端が前記外側端よりコンベアベルト進行方向前側となるように配置されていることを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係るコンベアベルト摩耗検出装置は、前記演算部が、前記磁気センサが検知する磁界の時間変化パターンの、特定のセンサ出力値として予め設定した閾値での波形幅、すなわち波形検出時間をRxとし、コンベアベルトの未摩耗状態における前記時間変化パターンの、前記閾値での初期波形幅、すなわち初期波形検出時間をR0とした場合に、前記波形幅Rxの、初期波形幅R0に対する比(Rx/R0)に基き、磁界検知時のコンベアベルトの摩耗量を推定することを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係るコンベアベルト摩耗検出装置は、前記ゴム磁石の、コンベアベルト進行方向の前方側もしくは後方側に、前記ゴム磁石が検知した出力波形の波形幅を補正するための基準磁石を配置したことを特徴としている。
また、この発明の他の態様に係るコンベアベルト摩耗検出装置は、前記ゴム磁石が、磁性粉をゴム材料マトリックス内に分散させて磁化させて形成されていることを特徴としている。
この発明に係るコンベアベルト摩耗検出装置によれば、前記ゴム磁石は、コンベアベルト幅方向に延在しコンベアベルト長さ方向断面において前記表側面に対して傾斜し前記表側面に近い側の外側端から遠い側の内側端まで直線的に延びる板状の傾斜部と、該傾斜部の前記内側端に連続し前記表側面と平行に配置された板状の平行部とよりなるので、平行部の磁石ボリュームによって、傾斜部がなくなる寸前まで、磁気センサが検知できる磁界を生成することができ、したがって、摩耗が大きく進行しても、精度良く摩耗の進行度合いを推定することができる。
また、この発明の他の態様に係るコンベアベルト摩耗検出装置によれば、前記傾斜部は、前記内側端が前記外側端よりコンベアベルト進行方向前側となるように配置されているので、コンベアベルト走行中に傾斜部外側端からのゴムと磁石の剥離が起きたときに剥離する範囲を小さくすることができる。
また、この発明の他の態様に係るコンベアベルト摩耗検出装置によれば、前記演算部は、前記磁気センサが検知する磁界の時間変化パターンの、特定のセンサ出力値として予め設定した閾値での波形幅をRxとし、コンベアベルトの未摩耗状態における前記時間変化パターンの、前記閾値での初期波形幅をR0とした場合に、前記波形幅Rxの、初期波形幅R0に対する比(Rx/R0)に基き、たとえば、予め実験して求めた、コンベアベルトの厚さDと前記比(Rx/R0)の関数D=f(Rx/R0)を用いることで、磁界検知時の、表側面から摩耗が進行したコンベアベルトの厚さを、高い精度の下で推定することができる。
また、この発明の他の態様に係るコンベアベルト摩耗検出装置によれば、前記ゴム磁石の、コンベアベルト進行方向の前方側もしくは後方側に、前記ゴム磁石が検知した出力波形の波形幅を補正するための基準磁石を配置したので、その基準磁石によって、ゴム磁石から検知した出力波形の波形幅を補正することができ、測定結果の正確性を担保して測定精度の低下を招くことがない。
また、この発明の他の態様に係るコンベアベルト摩耗検出装置によれば、前記ゴム磁石は、磁性粉をゴム材料マトリックス内に分散させて磁化させて形成されているので、変形して用いられるコンベアベルトの変形に応じて柔軟に追従することができ、高い磁力を保持しながら耐久性を確保することができる。
従来のコンベアベルト摩耗検出装置におけるコンベアベルトの断面図である。 従来のコンベアベルト摩耗検出装置における磁気センサの出力波形図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンベアベルト摩耗検出装置のコンベアベルトの側面図である。 図3のb部分を拡大して示す断面図である。 図3のC−C矢視に対応する矢視図である。 演算部のブロック図である。 本発明の第2の実施形態によるコンベアベルトのベルト長手方向に沿う略線断面図である。 基準磁石を用いて補正する、ゴム磁石からの出力波形の波形幅を模式的に示すグラフである。 図7のコンベアベルトを用いたコンベアベルト摩耗検出装置の、ベルト幅方向の概略構成を示す説明図である。 図7のコンベアベルトにおけるベルト走行に伴うセンサ出力をグラフで表した説明図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係るコンベアベルト摩耗検出装置のコンベアベルトの側面図、図4は、図3のb部分の拡大断面図、図5は、図3のC−C矢視に対応する矢視図である。
摩耗検出装置は、プーリ1に巻掛けられたコンベアベルト2の表側面2aの側に埋設されたゴム磁石3と、表側面2aに近接して配置され、ゴム磁石3からの磁界を検出する磁気センサ4とを備えている。
ゴム磁石3は、コンベアベルト幅方向に延在し、コンベアベルト長さ方向断面において表側面2aに対して傾斜し表側面2aに近い側の外側端3bから遠い側の内側端3aまで直線的に延びる、板状の傾斜部21と、傾斜部21の内側端3aに連続し表側面2aと平行に配置された板状の平行部22とよりなり、傾斜部21と平行部22とはともに厚さ方向に磁化されている。この傾斜部21は、外側端3bが内側端3aよりコンベアベルト進行方向(図中、矢印参照)前側となるように配置されている。そして、ゴム磁石3は図4に示した断面形状でコンベアベルト2の幅方向全体にわたって埋設されている。
ここで、ゴム磁石3の傾斜部21の外側端3bは、使用の最初から表側面2aに露出し、また、ゴム磁石3の平行部22は、コンベアベルト2の補強材5に接しているのが好ましく、このことによって、摩耗の初期から広い範囲にわたって摩耗の程度を検知することができる。
ゴム磁石3としては、磁石粉末をゴムマトリックス内に分散混合させてシート状に成形したボンド磁石を、厚さ方向に磁化させたものが好適に使用される。このようなボンド磁石は、薄く形成することができるだけでなく、柔軟性に富み、コンベアベルト2の変形に容易に追従することができる。
磁石粉末は、フェライトが一般的であるが、ネオジュウム鉄ボロン、サマリウム鉄窒素などの希土類磁石や、アルコ磁石などを用いることにより、強い磁力を持たせることができる。
磁気センサ4は、ガウスメータ、ループコイルまたはMIセンサ等とすることができ、ゴム磁石3の通過位置にできるだけ近く配置される。磁気センサ4の取り付け位置は、図3および図4に示すように、コンベアベルト2のリターン側とすることが好ましい。これにより、コンベアベルト2で搬送されてきた搬送物がスクレーパ6により掻き落とされた後のクリーンな箇所で検出することができる。
図5に示すように、磁気センサ4の近くには、そこを通過するコンベアベルト2の幅方向の位置を規制する幅方向ガイド7が設けられ、また、磁気センサ4の反対側には、コンベアベルト2と磁気センサ4との関係を一定に保つための厚さ方向ガイド8が設けられている。
図6は、コンベアベルト2の摩耗検出装置の演算部20の一例である。同図に示すように、演算部20は、磁気センサ4からの検出信号を入力して、ベルトの摩耗度合いを演算して送信部9より送信する現場演算制御部10と、送信されてきた信号を受信部11で受信し、演算結果を出力端末12に出力し、かつ、摩耗度合いが所定の閾値を超えた場合に警報を発したり、ベルトコンベア2の作動を停止させたりするなどの必要な処理をする中央制御部13とを備えている。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態によるコンベアベルトのベルト長手方向に沿う断面図である。図7に示すように、コンベアベルト30は、ゴム磁石3の、ベルト長手方向の両側にそれぞれ、トリガ磁石31と基準磁石32を、ベルト芯体である補強材5に密着させて表側面30a側に埋設した状態で配置したことを除いて、第1の実施形態によるコンベアベルト2(図4参照)と同様の構成を有する。
ここで、トリガ磁石31は、ゴム磁石3の、コンベアベルト進行方向の前方に、例えば、ベルト進行方向前方がS極、ベルト進行方向後方がN極となるように配置されており、コンベアベルト30の走行時に、トリガ磁石31は、ゴム磁石3よりも前に、磁気センサ4による磁界検知領域としての、磁気センサ4に対向する位置を通過することになる。
かかるトリガ磁石31は、磁気センサ4による自身の磁界検出をもって、磁気センサ4がゴム磁石3の磁界の検出を開始するきっかけとして機能する。
またここで、基準磁石32は、図に示すところでは、ゴム磁石3の、コンベアベルト進行方向の後方に配置されており、コンベアベルト30の走行時に、基準磁石32は、ゴム磁石3よりも後に、磁気センサ4による磁界検知領域としての、磁気センサ4に対向する位置を通過することになる。
この基準磁石32を設けたことにより、波形検出時の、磁気センサ4とゴム磁石3との離隔距離や、コンベアベルト30の走行速度等の様々なバラつき要因による影響を受け易く変動し易い、ゴム磁石3からの出力波形の、図8に例示するような波形幅を補正することができ、それによって、測定精度を向上させることができる。
ここで、磁気センサ4によってゴム磁石3から検知したセンサ出力値の波形幅を、基準磁石32を用いて補正するには、ゴム磁石3の磁界を検知する度に、コンベアベルト30の内部に埋設されて摩耗され難い基準磁石32が発生させる、常に一定の磁界も検知することとし、たとえば、ゴム磁石3に未だ摩耗が生じていない新品の状態で、1回目の、ゴム磁石3の波形幅測定を行うとともに、基準磁石32の波形幅を測定し、また、前記1回目の波形幅測定からある程度時間をおいて、コンベアベルト30の摩耗が進行した状態で、2回目の、ゴム磁石3および基準磁石32の各々の波形幅測定を行い、その後の、コンベアベルト30のさらなる摩耗の進行に伴い、3回目以降の波形幅測定を同様にしてそれぞれ行う。
そして、表1に例示するように、前記1回目の測定時の、基準磁石32からの出力波形における、任意のセンサ出力値Cでの波形幅を基準とした場合は、前記2回目の測定時の、基準磁石32の同様の波形幅の、1回目の前記波形幅に対する変化の割合を波形幅保持率とし、この波形幅保持率に基き、2回目の測定時のゴム磁石3からの出力波形の波形幅を修正することにより、ゴム磁石3の波形幅を補正することができる。
なお、3回目以降も同様にして、1回目の、基準磁石32の波形幅を基準として、波形幅保持率を算出することにより補正することができる。
具体的には、補正後のゴム磁石3の波形幅は、以下の式により算出することできる。
補正後のゴム磁石3の波形幅
=補正前のゴム磁石3の波形幅 / 基準磁石32の波形幅保持率
Figure 2011058755
従って、基準磁石32を設けることにより、基準磁石32の波形幅保持率に基づいてゴム磁石3の波形幅を補正することができるので、測定時の、磁気センサ4とゴム磁石3との距離や、コンベアベルト30のベルト走行速度等の変化に起因して、センサ出力の波形幅が変動した場合であっても、かかる変動による出力波形の誤差を上記の如く補正することで、常に正確な測定結果を得ることができ、測定精度の低下のおそれを有利に取り除くことができる。
なお、基準磁石32は、ゴム磁石3の磁界やトリガ磁石31の磁界と干渉することがない程度に、ゴム磁石3およびトリガ磁石31のそれぞれから一定の間隔をおいて配置する必要があるが、図示は省略するが、基準磁石を、ゴム磁石の、コンベアベルト進行方向の前方側に配置することも可能である。
また、基準磁石32は、トリガ磁石31及びゴム磁石3が配置された表側面30a側に埋設される場合に限るものではなく、トリガ磁石31及びゴム磁石3とは補強材5を挟んで反対側となる、コンベアベルト30の内周側(図では上側)の補強材表面に密着させて埋設しても良い。
かかる基準磁石32は、コンベアベルト30の取替え時期となるベルト摩耗限界に至るまで、摩耗によって体積が減少しないように、ゴム磁石3よりも厚みを薄く形成することが好ましく、このように基準磁石32の厚みを薄くすることで、ゴム磁石3の傾斜部21が全て削られて平行部22が削られ始めた時点でも、基準磁石32の周囲は、コンベアベルト30を構成するゴム部分で被覆されることになって、基準磁石32それ自体の摩耗を防止することができる。
つまり、基準磁石32の厚み(例えば、1mm)をtとした場合、例えば、ゴム磁石3の厚みは1.5tとすることが好ましい。なお、この場合、トリガ磁石31の厚みは3.0tとすることができる。
上述したトリガ磁石31及び基準磁石32を、コンベアベルト30内に埋設配置するには、例えば、未加硫状態または加硫状態のコンベアベルトのカバーゴムを、ベルト走行方向に沿う断面が上部開口に向かって拡径する凹部となるように剥ぎ取って補強材5を露出させ、この凹部の形状に合わせて、トリガ磁石31及び基準磁石32をゴム磁石3と共に未加硫ゴムと一体に形成した磁石配置ゴムパーツを、凹部に嵌め込んだ後、未加硫のコンベアベルトを、凹部に嵌め込んだ磁石配置ゴムパーツとともに加硫することにより行うことができる。
なお、ゴム磁石3、トリガ磁石31及び基準磁石32は、これらを一組として、コンベアベルト30の周方向の少なくとも一箇所に配置されていれば良い。
次に、コンベアベルト30における摩耗検出方法を説明する。
図9は、図7のコンベアベルトを用いたコンベアベルト摩耗検出装置の、ベルト幅方向の概略構成を示す説明図である。図9に示すコンベアベルト摩耗検出装置は、コンベアベルト30に配置されたゴム磁石3と、ゴム磁石3からの磁界を検出する磁気センサ4と、磁気センサ4から入力したセンサ出力に基づいてベルト摩耗量を演算する演算部33とを具える。
ここで、磁気センサ4は、コンベアベルト30をベルト走行自在に支持するコンベアフレーム34の下部に設けたセンサ固定フレーム34aに、ベルト幅方向に略等間隔(例えば、50mmピッチ)で複数個取り付けられており、ここでは12個とした磁気センサ4は何れも、表側面30aに対向させるとともに、表側面30aから所定距離d(例えば、60mm)で離隔させて配置されている。
なお、演算部33は、第1の実施形態で述べた演算部20と同様の構成とすることができる。
そして、図7および9に示すコンベアベルト30の走行に際しては、先ず、トリガ磁石31が磁気センサ4上を通過して、磁気センサ4によるゴム磁石3の磁界の検出が開始され、続いて、ゴム磁石3が磁気センサ4上を通過して、磁気センサ4がゴム磁石3による磁界を検知し、その後、基準磁石32が磁気センサ4上を通過する。
ここで、ベルト走行によるコンベア搬送時に被搬送物が載置される表側面30aからコンベアベルト30の摩耗が進行し始めると、ベルト走行方向に沿い補強材5側から表側面30aへと向かうように傾斜配置されたゴム磁石3は、表側面30a側に位置する外側端3bから削られて行くので、時間の経過に伴って、ゴム磁石3の傾斜部21と磁気センサ4との距離が徐々に長くなり、それによって、ゴム磁石3と磁気センサ4との距離に依存して変化する磁界の強さも徐々に弱くなる。
図10は、図7のコンベアベルトの使用に際する、時間の経過に伴うセンサ出力値の変化をグラフで表した説明図である。図中、横軸は磁界を検知した時間[S]を、縦軸はセンサ出力[V]をそれぞれ表す。
図示のグラフは、速度20[m/min]で走行するコンベアベルト30において、コンベアベルト30の表側面30aから60[mm]離間させて配置した磁気センサ4からのセンサ出力値の、摩耗判定部分の出力波形である。
なお、この磁気センサ4による磁界の検出は、ゴム磁石3が磁気センサ4を通過する度に毎回行うことができる他、複数回に1回行うことも可能である。また、コンベアベルト30の表側面30aにゴム磁石3の外側端3bが露出していない場合は、表側面30aが一定量摩耗して外側端3bが露出した後に、磁界の検出を開始することが好ましい。
図10に示すように、磁気センサ4からの出力波形は、ゴム磁石3の平行部22が磁気センサ4に近づくことにより立ち上がり始め、傾斜部21に近付くに連れてゴム磁石3全体の磁界を検知し、外側端3bが磁気センサ4に近づくに連れ、外側端3bと磁気センサ4との距離の減少に起因して曲線状に上昇し、外側端3bが磁気センサ4を通過する時点で最大磁力を示すピークとなり、その後、外側端3bが磁気センサ4から遠ざかることにより、磁気センサ4と、これに対向するゴム磁石3との距離の増加に起因して曲線状に降下する。
ここで、出力波形sは、傾斜部21及び平行部22を含むゴム磁石3が略全て摩耗した状態を示し、また、出力波形aから出力波形cは、傾斜部21が摩耗していない状態(出力波形a)から傾斜部21の摩耗が大きく進行した状態(出力波形c)までの間で検知した3つの出力波形をそれぞれ示し、そして、出力波形sのセンサ出力値より大きい特定のセンサ出力値tは、予め設定した閾値を示す。
なお、ここで用いた磁気センサ4では、たとえば、前記閾値tを、センサ出力値2.5Vを0基準として、スチールコードからなる補強材5の場合は3.0Vから4.0Vの範囲内の出力値とすることができ、また、帆布からなる補強層5の場合は2.7Vから3.0Vの範囲内の出力値とすることができる。
そして、磁気センサ4が検知した出力波形bから、コンベアベルト30の摩耗量を推定するには、はじめに、図10に示すように、予め設定した閾値tでの波形幅Rx、つまり、出力波形bの検出初期の、次第に増加する出力値が閾値tを上回る時刻から、その後ピークを経て次第に減少する出力値が閾値tを下回る時刻までの波形検出時間を測定する。
次いで、コンベアベルト30に摩耗が生じていない状態での出力波形aの、閾値tにおける初期波形幅R0に対する、上述した波形幅Rxの比(Rx/R0)を算出する。
しかる後は、たとえば、予め摩耗試験等を実施して得た、コンベアベルトの厚さDと、波形幅Rxの、初期波形幅R0に対する比(Rx/R0)との関数D=f(Rx/R0)を用いて、実測値から算出した前記比(Rx/R0)の具体的数値に対応する、コンベアベルト30の厚さを算出することで、磁気センサ4が磁界を検知した際のコンベアベルト30の摩耗量を推定することができる。
ここで、表側面30aでのコンベアベルト30の摩耗に伴う、傾斜部21の摩耗の進行に起因して、外側端3bから内側端3aまで傾斜姿勢で延びる傾斜部21の、コンベアベルト長さ方向の延在長さが短くなることは、磁気センサ4によって検出する波形の波形幅Rx、つまり、波形検出時間の短縮として表れることから、上述したような、波形幅Rxの、初期波形幅R0に対する比(Rx/R0)に基く、コンベアベルト30の厚さの算出によって、コンベアベルト30の摩耗を、十分高い精度で予測することができる。
ここにおいて、コンベアベルト30の摩耗を検出するに際し、ゴム磁石3に、傾斜部21に連続する平行部22を設けたことにより、ゴム磁石3の摩耗が進行して傾斜部21が殆ど無くなった状態であっても、補強材5への密着姿勢で、コンベアベルト長さ方向に延在する平行部22からの磁界を確実に検出することができるので、ゴム磁石の消失に起因する磁界の検知不能を有効に防止することができる。
これはすなわち、ゴム磁石3が傾斜部21のみの場合は、コンベアベルト30の摩耗が進行するに連れて傾斜部21の摩耗もまた進行し、ゴム磁石3の残部が内側端3a近傍部分だけになると、傾斜部21が発生する磁界が弱くなって、磁界の検出が不可能な状態になるが、傾斜部21に連続する平行部22を設けたことにより、傾斜部21が殆ど無くなった場合であっても、補強材5に密着して設けた、表側面30aに平行な平行部22からの磁界を検出することができ、これをセンサ出力波形として出力することができるからである。
また、コンベアベルト30の摩耗を検出するに際し、磁気センサ4による磁界の検知は、ゴム磁石3が磁気センサ4を通過することにより自動的に行われるので、コンベアベルト30の走行を止めて、コンベアベルト30による搬送作業を中断することなく、コンベアベルト30の厚み、ひいては、コンベアベルト30の摩耗状態を知ることができる。
なお、ここで説明した摩耗検出方法は、第1の実施形態のコンベアベルト2についても同様に適用することができる。
本願は、日本国特許出願第2009−258101号(2009年11月11日出願)の優先権の利益を主張し、その全内容が参照により本願明細書に取り込まれている。
1 プーリ
2,30 コンベアベルト
2a,30a コンベアベルトの表側面
3 ゴム磁石
3a 傾斜部の内側端
3b 傾斜部の外側端
4 磁気センサ
5 コンベアベルトの補強材
6 スクレーパ
7 幅方向ガイド
8 厚さ方向ガイド
9 送信部
10 現場演算制御部
11 受信部
12 出力端末
13 中央制御部
20 演算部
21 ゴム磁石の傾斜部
22 ゴム磁石の平行部
31 トリガ磁石
32 基準磁石
33 演算部
34 コンベアフレーム
34a センサ固定フレーム
33a センサケーブル
s,a,b,c 出力波形

Claims (5)

  1. コンベアベルトに埋設されたゴム磁石と、該コンベアベルトの外周側の面を構成する表側面に近接して配置され前記ゴム磁石からの磁界を検知する磁気センサと、該磁気センサからの信号に基づいて前記コンベアベルトの表側面の摩耗量を推定する演算部とを具えた、コンベアベルト摩耗検出装置において、
    前記ゴム磁石は、コンベアベルト幅方向に延在し、コンベアベルト長さ方向断面において前記表側面に対して傾斜し前記表側面に近い側の外側端から遠い側の内側端まで直線的に延びる板状の傾斜部と、該傾斜部の前記内側端に連続し前記表側面と平行に配置された板状の平行部とよりなり、前記傾斜部と前記平行部とはともに厚さ方向に磁化されていることを特徴とするコンベアベルト摩耗検出装置。
  2. 前記傾斜部は、前記内側端が前記外側端よりコンベアベルト進行方向前側となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコンベアベルト摩耗検出装置。
  3. 前記演算部は、前記磁気センサが検知する磁界の時間変化パターンの、特定のセンサ出力値として予め設定した閾値での波形幅をRxとし、コンベアベルトの未摩耗状態における前記時間変化パターンの、前記閾値での初期波形幅をR0とした場合に、前記波形幅Rxの、初期波形幅R0に対する比(Rx/R0)に基き、磁界検知時のコンベアベルトの摩耗量を推定することを特徴とする請求項1もしくは2に記載のコンベアベルト摩耗検出装置。
  4. 前記ゴム磁石の、コンベアベルト進行方向の前方側もしくは後方側に、前記ゴム磁石が検知した出力波形の波形幅を補正するための基準磁石を配置したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコンベアベルト摩耗検出装置。
  5. 前記ゴム磁石は、磁性粉をゴム材料マトリックス内に分散させて磁化させて形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のコンベアベルト摩耗検出装置。
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