JPWO2011040074A1 - 画像拡大装置、画像拡大プログラム、及び表示装置 - Google Patents

画像拡大装置、画像拡大プログラム、及び表示装置 Download PDF

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Abstract

入力画像を拡大して第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタ(1)と、前記第1の拡大画像をウェーブレット変換するウェーブレット変換部(2)と、前記ウェーブレット変換部(2)から出力される高周波成分を含むサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部(3,4,5)と、前記入力画像、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の高周波成分を含むサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部(6)とを備える画像拡大装置。

Description

本発明は、画像を拡大する技術に関する。
近年、フルHD(1920画素×1080画素)のテレビが一般的になってきており、また、4k2k(4096画素×2048画素程度)や8k4k(8192画素×4096画素程度)などの解像度がより高い表示パネルも開発されている。その一方で、SD(NTSCでは720画素×480画素、PALでは720画素×576画素)のコンテンツが大量に存在する。したがって、低解像度のコンテンツを高解像度の表示装置に表示させるための画像拡大技術が必要となっている。
従来より種々の画像拡大方法が提案されているが、その中にはウェーブレット変換を用いた方法がある。
ここで、ウェーブレット変換の概要について説明する。図13は、原画像とウェーブレット変換画像を模式的に示す図である。原画像IMGに対して離散ウェーブレット変換(DWT:Discrete Wavelet Transform)を施すと、サブバンド成分IMG_LL、IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHによって構成されるウェーブレット変換画像が得られる。各サブバンド成分の画像サイズは原画像IMGの1/4である。
原画像IMGに対して水平方向にローパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行い、その処理結果に対して垂直方向にローパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行った結果が、サブバンド成分IMG_LLである。なお、サブバンド成分IMG_LLは、原画像IMGに対して垂直方向にローパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行い、その処理結果に対して水平方向にローパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行った結果であってもよい。
原画像IMGに対して水平方向にハイパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行い、その処理結果に対して垂直方向にローパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行った結果が、サブバンド成分IMG_HLである。したがって、サブバンド成分IMG_HLは、原画像IMGの水平方向における高周波成分を抽出した画像、すなわち垂直方向を向くエッジ情報を反映した画像を表している。なお、サブバンド成分IMG_HLは、原画像IMGに対して垂直方向にローパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行い、その処理結果に対して水平方向にハイパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行った結果であってもよい。
原画像IMGに対して水平方向にローパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行い、その処理結果に対して垂直方向にハイパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行った結果が、サブバンド成分IMG_LHである。したがって、サブバンド成分IMG_LHは、原画像IMGの垂直方向における高周波成分を抽出した画像、すなわち水平方向を向くエッジ情報を反映した画像を表している。なお、サブバンド成分IMG_LHは、原画像IMGに対して垂直方向にハイパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行い、その処理結果に対して水平方向にローパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行った結果であってもよい。
原画像IMGに対して水平方向にハイパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行い、その処理結果に対して垂直方向にハイパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行った結果が、サブバンド成分IMG_HHである。したがって、サブバンド成分IMG_HHは、原画像IMGの水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像(原画像IMGの斜め方向における高周波成分を抽出した画像)、すなわち斜め方向を向くエッジ情報を反映した画像を表している。なお、サブバンド成分IMG_HHは、原画像IMGに対して垂直方向にハイパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行い、その処理結果に対して水平方向にハイパスフィルタ処理及び1/2サイズとするためのサンプリング処理を行った結果であってもよい。
サブバンド成分IMG_LL、IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHによって構成されるウェーブレット変換画像に対して逆離散ウェーブレット変換(IDWT:Inverse Discrete Wavelet Transform)を施すと、原画像IMGが得られる。
続いて、ウェーブレット変換を用いた画像拡大方法の概要について説明する。図14は、ウェーブレット変換を用いた画像拡大方法の概要を模式的に示す図である。
拡大対象である入力画像IMG_INをウェーブレット変換画像のサブバンド成分IMG_LLと看做す。残りの三つのサブバンド成分(高周波成分が含まれるサブバンド成分)IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHについては、情報がないため、全ての画素値が0であるサブバンド成分IMG_HL(0)、IMG_LH(0)、及びIMG_HH(0)とする。そうすると、入力画像IMG_INを、サブバンド成分IMG_IN、IMG_HL(0)、IMG_LH(0)、及びIMG_HH(0)によって構成されるウェーブレット変換画像と見ることができる。
このサブバンド成分IMG_IN、IMG_HL(0)、IMG_LH(0)、及びIMG_HH(0)によって構成されるウェーブレット変換画像に対して逆離散ウェーブレット変換を施すことで、入力画像IMG_INの4倍の画像数を有する拡大画像である出力画像IMG_OUTが得られる。しかしながら、サブバンド成分IMG_IN、IMG_HL(0)、IMG_LH(0)、及びIMG_HH(0)によって構成されるウェーブレット変換画像において高周波数成分の情報が欠けているため、拡大画像である出力画像IMG_OUTはボケ気味になる。
逆に言うと、三つのサブバンド成分(高周波成分が含まれるサブバンド成分)IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHについて適切な情報が得られれば、拡大画像がボケ気味になるという問題を解決することができる。また、サブバンド成分IMG_HLのゲイン調整を行ってから逆離散ウェーブレット変換を行うことで、垂直方向を向くエッジが強調された拡大画像を得ることができ、サブバンド成分IMG_LHのゲイン調整を行ってから逆離散ウェーブレット変換を行うことで、水平方向を向くエッジが強調された拡大画像を得ることができ、サブバンド成分IMG_HHのゲイン調整を行ってから逆離散ウェーブレット変換を行うことで、斜め方向を向くエッジが強調された拡大画像を得ることができる。
三つのサブバンド成分(高周波成分が含まれるサブバンド成分)IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHについての情報を得る方法が、特許文献1、特許文献2、非特許文献1〜3などで提案されている。
特許文献1で提案されている画像拡大方法について図15を参照して説明する。まず、拡大対象である入力画像IMG_INに対して離散ウェーブレット変換を施して、サブバンド成分LL2、HL2、LH2、及びHH2によって構成されるウェーブレット変換画像を得る。それから、サブバンド成分LL2、HL2、LH2、及びHH2の情報を用いて、三つのサブバンド成分(高周波成分が含まれるサブバンド成分)IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHを予測する。なお、予測の際に用いる係数は学習で得たものである。そして、拡大対象である入力画像IMG_INをウェーブレット変換画像のサブバンド成分IMG_LLと看做し、予測した三つのサブバンド成分(高周波成分が含まれるサブバンド成分)IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHと合わせたものをウェーブレット変換画像と見て、逆離散ウェーブレット変換を行って拡大画像である出力画像IMG_OUTを得ている。なお、特許文献3で提案されている画像拡大方法も、特許文献3で提案されている画像拡大方法と同様に、三つのサブバンド成分(高周波成分が含まれるサブバンド成分)IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHを予測している。
続いて、特許文献2で提案されている画像拡大方法について図16A〜図16Cを参照して説明する。拡大対象画像をウェーブレット変換画像のサブバンド成分IMG_LLと看做す。それから、図16Aに示すフィルタを用いて拡大対象画像の垂直方向におけるエッジ成分を抽出し、不足しているサブバンド成分IMG_HLと看做し、図16Bに示すフィルタを用いて拡大対象画像の水平方向におけるエッジ成分を抽出し、不足しているサブバンド成分IMG_LHと看做し、図16Cに示すフィルタを用いて拡大対象画像の斜め方向におけるエッジ成分を抽出し、不足しているサブバンド成分IMG_HHと看做し、上記四つのサブバンド成分を合わせたものをウェーブレット変換画像と見て、逆離散ウェーブレット変換を行って拡大画像を得ている。
続いて、非特許文献2で提案されている画像拡大方法について説明する。Sparsity constraintを仮定して収束するまで繰り返して演算を行うことで、エッジを予測することによって、三つのサブバンド成分(高周波成分が含まれるサブバンド成分)を予測する方法が非特許文献1に記載されており、非特許文献2ではかかる方法を画像拡大に応用している。非特許文献3では、非特許文献1に記載されている方法を改良して収束回数を2にまで短縮して画像拡大を行っている。
特開2000−215305号公報(段落0035、第5図) 特開2001−8027号公報(段落0041、第1図、第6図) 特開平7−152907号公報(要約)
G. Guleryuz, "Predicting wavelet coefficients over Edges using estimates based on nonlinear approximants," Proc. Data compression conference, IEEE DCC-04, 2004 C. S. Boon, O. G. Guleryuz, T. Kawahara, and Y.Suzuki, "Sparse super-resolution reconstructions of video from mobile devices in digital TV broadcast applications," Proc. SPIE conference on applications on of digital image processing XXIX, San Diego, 2006 S. Kanumuri, O. G. Guleryuz and M. R. Givanlar. "Fast super-resolution reconstructions of mobile video using warped transforms and adaptive thresholding," Proc. SPIE conference on applications of digital image processing XXX, 2007
特許文献1で提案されている画像拡大方法では、学習させていない画像については、高周波成分が含まれるサブバンド成分を正しく予測できる保証が無い。また、特許文献1で提案されている画像拡大方法では、画像の拡大と同時に十分なエッジ強調をすることができない。このため、拡大画像がボケ気味でくっきりしない画像になるおそれがある。なお、特許文献3で提案されている画像拡大方法は、特許文献1で提案されている画像拡大方法と同様の問題を有しており、さらに、膨大な演算量を必要とするという問題も有している。
特許文献2で提案されている画像拡大方法では、例示されているエッジ検出フィルタ(図16A〜図16C参照)から判断すると、高周波成分が含まれるサブバンド成分について適切な情報を得ることができない。例示されているエッジ検出フィルタはそのまま使ってエッジ強調を行う場合においてもオーバーシュートやジャギーが発生し、さらに、逆離散ウェーブレット変換が行われると、画像サイズが水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍に拡大するのでジャギーが広がる。したがって、特許文献2で提案されている画像拡大方法によって得られる拡大画像では、強調したエッジに不自然なジャギーが生じる。
非特許文献2や非特許文献3で提案されている画像拡大方法は、sparsity constraint条件で閾値以下である弱いエッジは強調できないという問題を有している。また、非特許文献2や非特許文献3で提案されている画像拡大方法は、エッジ情報の予測において、収束するまで複数回に亘って繰り返し演算を行う必要があるので、演算量が大きく、遅延が生じるという問題も有している。
本発明は、上記の状況に鑑み、高画質な拡大画像を生成することができる画像拡大装置、画像拡大プログラム、及び表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る画像拡大装置は、入力画像を水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍に拡大した第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタと、前記第1の拡大画像をウェーブレット変換して、前記第1の拡大画像の水平方向における低周波成分と垂直方向における低周波成分を抽出した画像を表す第1のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分を抽出した画像を表す第2のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第3のサブバンド成分、及び前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第4のサブバンド成分を生成するウェーブレット変換部と、前記ウェーブレット変換部から出力される前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部と、前記入力画像、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部とを備える構成である。
また、前記第1の拡大画像と前記第2の拡大画像との差に基づいて、前記第2の拡大画像に対して輪郭強調処理を行う輪郭強調処理部を備えるようにしてもよい。この場合、さらに、前記輪郭強調処理部が、前記第1の拡大画像と前記第2の拡大画像との差に対応する画像に対してコアリング処理を行うコアリング部を有するようにしてもよい。或いは、前記入力画像と前記第1のサブバンド成分との差に基づいて、前記第2の拡大画像に対して輪郭強調処理を行う輪郭強調処理部を備えるようにしてもよい。この場合、さらに、前記輪郭強調処理部が、前記入力画像と前記第1のサブバンド成分との差に対応する画像に対してコアリング処理を行うコアリング部を有するようにしてもよい。
上記目的を達成するために本発明に係る他の画像拡大装置は、入力画像を拡大した第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタと、前記第1の拡大画像をウェーブレット変換して、前記第1の拡大画像の水平方向における低周波成分と垂直方向における低周波成分を抽出した画像を表す第1のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分を抽出した画像を表す第2のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第3のサブバンド成分、及び前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第4のサブバンド成分を生成するウェーブレット変換部と、前記ウェーブレット変換部から出力される前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部と、前記第1のサブバンド成分、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部とを備える構成とする。
上記いずれかの構成の画像拡大装置において、前記画像拡大フィルタが高周波成分を持ち上げることができるフィルタであることが望ましい。
上記目的を達成するために本発明に係る画像拡大プログラムは、コンピュータを、入力画像を水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍に拡大した第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタと、前記第1の拡大画像をウェーブレット変換して、前記第1の拡大画像の水平方向における低周波成分と垂直方向における低周波成分を抽出した画像を表す第1のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分を抽出した画像を表す第2のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第3のサブバンド成分、及び前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第4のサブバンド成分を生成するウェーブレット変換部と、前記ウェーブレット変換部から出力される前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部と、前記入力画像、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部とを備える画像拡大装置として機能させるようにしている。
上記目的を達成するために本発明に係る他の画像拡大プログラムは、コンピュータを、入力画像を拡大した第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタと、前記第1の拡大画像をウェーブレット変換して、前記第1の拡大画像の水平方向における低周波成分と垂直方向における低周波成分を抽出した画像を表す第1のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分を抽出した画像を表す第2のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第3のサブバンド成分、及び前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第4のサブバンド成分を生成するウェーブレット変換部と、前記ウェーブレット変換部から出力される前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部と、前記第1のサブバンド成分、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部とを備える画像拡大装置として機能させるようにしている。
上記目的を達成するために本発明に係る表示装置は、上記いずれかの構成の画像拡大装置を備えている。
また、上記構成の表示装置において、前記画像拡大装置の前記入力画像が輝度画像であってもよい。或いは、上記構成の表示装置において、前記画像拡大装置を3つ備え、1つ目の前記画像拡大装置の入力画像が赤色成分画像であり、2つ目の前記画像拡大装置の入力画像が緑色成分画像であり、3つ目の前記画像拡大装置の入力画像が青色成分画像であるようにしてもよい。
本発明によると、高周波を含むサブバンド成分に対してゲイン処理を行うことにより、エッジ強調強度を調整することが可能であるので、ジャギーが少なく、高画質な画像を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置の動作を示すフローチャートである。 コアリング部の入出力特性を示す図である。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態における各画像の画像サイズを模式的に示す図である。 本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態における各画像の画像サイズを模式的に示す図である。 本発明に係る表示装置の一例である液晶テレビの概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置を用いたバックエンド部の構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置を用いたバックエンド部の構成例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置を用いたバックエンド部の構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係る画像拡大装置を用いたバックエンド部の構成例を示す図である。 本発明に係る画像拡大装置を用いたバックエンド部であって、当該画像拡大装置がRGB信号を処理するタイプのバックエンド部の構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置の変形例を示す図である。 コンピュータの概略構成を示す図である。 原画像とウェーブレット変換画像を模式的に示す図である。 ウェーブレット変換を用いた画像拡大方法の概要を模式的に示す図である。 特許文献1で提案されている画像拡大方法の概要を模式的に示す図である。 特許文献2で提案されている画像拡大方法で用いられるフィルタの例を示す図である。 特許文献2で提案されている画像拡大方法で用いられるフィルタの例を示す図である。 特許文献2で提案されている画像拡大方法で用いられるフィルタの例を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。
<本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置>
本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置の構成を図1に示す。本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置は、lanczos3フィルタ1と、離散ウェーブレット変換部2と、乗算器3〜5と、逆離散ウェーブレット変換部6と、書き換え可能な不揮発性メモリを内蔵する制御部(不図示)とを備えている。なお、本実施形態では、離散ウェーブレット変換にCDF97を用いている。
本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置の動作について図2に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部が、不揮発性メモリからlanczos3フィルタ1、離散ウェーブレット変換部2、及び逆離散ウェーブレット変換部6の定数設定を読み出して、lanczos3フィルタ1、離散ウェーブレット変換部2、及び逆離散ウェーブレット変換部6に定数を設定する(ステップS10)。本実施形態では、lanczos3フィルタ1が画像を水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍に拡大する画像拡大フィルタとして機能するように、lanczos3フィルタ1の定数が設定される。
次に、lanczos3フィルタ1が、入力画像IMG_INを水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍に拡大した拡大画像IMG_UPを生成する(ステップS20)。
次に、離散ウェーブレット変換部2が、拡大画像IMG_UPを離散ウェーブレット変換して、サブバンド成分IMG_LL、IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHを生成する(ステップS30)。
続くステップS40においてゲイン処理が行われる。制御部が、不揮発性メモリから、垂直方向を向くエッジの強調強度に対応するゲイン値G_HL、水平方向を向くエッジの強調強度に対応するゲイン値G_LH、斜め方向を向くエッジの強調強度に対応するゲイン値G_HHを読み出して、ゲイン値G_HLを乗算器3に供給し、ゲイン値G_LHを乗算器4に供給し、ゲイン値G_HHを乗算器5に供給する。乗算器3は、サブバンド成分IMG_HLとゲイン値G_HLとを乗算したものを逆離散ウェーブレット変換部6に供給する。乗算器4は、サブバンド成分IMG_LHとゲイン値G_LHとを乗算したものを逆離散ウェーブレット変換部6に供給する。乗算器5は、サブバンド成分IMG_HHとゲイン値G_HHとを乗算したものを逆離散ウェーブレット変換部6に供給する。
続くステップS50において、逆離散ウェーブレット変換部6が、入力画像IMG_INをウェーブレット変換画像のサブバンド成分IMG_LLと看做し、三つのゲイン処理後サブバンド成分IMG_HL・G_HL、IMG_LH・G_LH、及びIMG_HH・G_HHと合わせたものをウェーブレット変換画像と見て、逆離散ウェーブレット変換を行って拡大画像IMG_SYNTHを生成する。拡大画像IMG_SYNTHが本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置の出力となる。
本実施形態では、入力画像IMG_INがM画素×N画素(M、Nはそれぞれ自然数)であれば、拡大画像IMG_UP及びIMG_SYNTHは夫々2M画素×2N画素となり、サブバンド成分IMG_LL、IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHは夫々M画素×N画素となる(図6参照)。すなわち、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置は、水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍の画像拡大を行っている。
制御部に内蔵されている不揮発性メモリが記憶しているゲイン値G_HL、G_LH、及びG_HHを書き換えることによって、エッジ強調強度を自由に調整することができる。
また、lanczos3フィルタ1による画像拡大処理において、弱い高周波成分(ある程度減衰した高周波成分)を持ち上げることができるが、弱い高周波数成分を持ち上げた場合低周波数信号にも影響がでてしまう。しかしながら、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置では、逆離散ウェーブレット変換部6が、lanczos3フィルタ1による画像拡大処理で生成される拡大画像IMG_UPに対して離散ウェーブレット変換を施して得られるサブバンド成分IMG_LLを用いずに、入力画像IMG_INをウェーブレット変換画像のサブバンド成分IMG_LLと看做しているので、その影響を無くすことができる。これにより、原画像である入力画像IMG_INに忠実な拡大画像を得ることができる。また、拡大画像IMG_SYNTHから原画像である入力画像IMG_INを抽出することも可能である。
lanczos3フィルタ1による画像拡大処理において、弱い高周波成分(ある程度減衰した高周波成分)を持ち上げることができるが、その弱い高周波成分の強度を調整することはできない。しかしながら、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置では、サブバンド成分IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHに対してゲイン処理を行うことにより、エッジ強調強度を調整することを可能としており、ジャギーが少なく、高画質な画像を得ることができる。
<本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置>
本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置の構成を図3に示す。なお、図3において図1と同一の部分には同一の符号を付す。本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置は、lanczos3フィルタ1と、離散ウェーブレット変換部2と、乗算器3〜5及び9と、逆離散ウェーブレット変換部6と、加算器7及び10と、コアリング部8と、書き換え可能な不揮発性メモリを内蔵する制御部(不図示)とを備えている。
本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置は、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置に加算器7、コアリング部8、乗算器9、及び加算器10を追加することで、輪郭強調機能を追加している。離散ウェーブレット変換部2において生成されるサブバンド成分IMG_LLは、低周波成分を抽出した画像を表しており、入力画像IMG_INの輪郭情報(太いエッジ)を含んでいる。このため、入力画像IMG_INとサブバンド成分IMG_LLの差を用いて輪郭強調を行うことができる。
乗算器3〜5で各ゲインの値が1.0であるとき、拡大画像IMG_UPと拡大画像IMG_SYNTHとは、離散ウェーブレット変換を施したときに得られる三つのサブバンド成分(高周波成分が含まれるサブバンド成分)が同じであるので、拡大画像IMG_UPと拡大画像IMG_SYNTHとの差は、サブバンド成分IMG_LLと入力画像IMG_INの差から生じる。したがって、本実施形態では、拡大画像IMG_UPと拡大画像IMG_SYNTHの差を用いて輪郭強調を行っている。
本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置の動作について図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図4において図2と同一のステップには同一の符号を付す。
ステップS10〜ステップS50の処理は第1実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ステップS50に続くステップS60において輪郭強調処理が行われる。加算器7は、拡大画像IMG_UPに拡大画像IMG_SYNTHの画素値を反転させたものを加算してコアリング部8に供給する。コアリング部8は、加算器7の出力の各画素値に対して図5に示すような入出力変換を行う。したがって、コアリング閾値CTH未満である加算器7の出力の画素値に対するコアリング部8の出力は「0」となる。また、制御部が、不揮発性メモリから、輪郭の強調強度に対応するゲイン値G_ENを読み出して、ゲイン値G_ENを乗算器9に供給する。乗算器9は、コアリング部8の出力とゲイン値G_ENとを乗算したものを加算器10に供給する。加算器10は、拡大画像IMG_SYNTHに乗算器9の出力を加算して出力画像IMG_OUTを生成する。出力画像IMG_OUTが本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置の出力となる。
本実施形態では、入力画像IMG_INがM画素×N画素(M、Nはそれぞれ自然数)であれば、拡大画像IMG_UP、拡大画像IMG_SYNTH、及び出力画像IMG_OUTは夫々2M画素×2N画素となり、サブバンド成分IMG_LL、IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHは夫々M画素×N画素となる(図6参照)。すなわち、本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置は、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置と同様に、水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍の画像拡大を行っている。
制御部に内蔵されている不揮発性メモリが記憶しているゲイン値G_ENを書き換えることによって、輪郭強調強度を自由に調整することができる。
また、コアリング部8を設けているので、ノイズを抑制しながら輪郭を強調することができる。
<本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置>
本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置の構成を図7に示す。なお、図7において図1と同一の部分には同一の符号を付す。本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置は、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置と同様、lanczos3フィルタ1と、離散ウェーブレット変換部2と、乗算器3〜5と、逆離散ウェーブレット変換部6とを備えている。
本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置が本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置と異なる点は、本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置では、lanczos3フィルタ1での拡大が水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍に限定されず、逆離散ウェーブレット変換部6が、入力画像IMG_INを入力せず、離散ウェーブレット変換部2から出力されるサブバンド成分IMG_LLと、三つのゲイン処理後サブバンド成分IMG_HL・G_HL、IMG_LH・G_LH、及びIMG_HH・G_HHとを合わせたものをウェーブレット変換画像と見て、逆離散ウェーブレット変換を行って拡大画像IMG_SYNTHを生成している点である。逆離散ウェーブレット変換部6から出力される拡大画像IMG_SYNTHが本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置の出力となる。
本実施形態では、入力画像IMG_INはM画素×N画素(M、Nはそれぞれ自然数)であり、拡大画像IMG_UP及びIMG_SYNTHは夫々2K画素×2L画素(KはM/2より大きい自然数、LはN/2より大きい自然数)であり、サブバンド成分IMG_LL、IMG_HL、IMG_LH、及びIMG_HHは夫々K画素×L画素である(図8参照)。すなわち、本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置は、出力する拡大画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数がそれぞれ2の倍数であれば、拡大処理可能である。
第1実施形態及び第2実施形態では、上述した通り、水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍の画像拡大しか行えない。ところが、所望の拡大画像は、水平方向、垂直方向それぞれにおいて原画像である入力画像の2倍になるとは限らない。したがって、所望の拡大画像が水平方向、垂直方向それぞれにおいて原画像である入力画像の2倍とはならない場合、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置や本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置の前段や後段に、従来の拡大・縮小処理装置を設けることで所望の拡大画像を得ることができるが、従来の拡大・縮小処理装置を設ける分コストが高くなってしまう。
代表的な表示テレビ信号や表示パネルの画像サイズは表1に示すように全て水平方向、垂直方向ともに2の倍数であるので、本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置は、前段や後段に従来の拡大・縮小処理装置を設けなくても、代表的な表示テレビ信号や表示パネルの画像サイズに対応することができる。
Figure 2011040074
<本発明に係る表示装置>
本発明に係る表示装置の一例である液晶テレビの概略構成を図9に示す。図9に示す液晶テレビは、チューナ11と、フロントエンド部12と、バックエンド部13と、タイミングコントローラ14と、液晶表示パネル15とを備えている。
チューナ11は、アンテナ16から送られてくる高周波信号に含まれる受信チャンネルの放送波信号を特定周波数の信号に変換し、フロントエンド部12に出力する。
フロントエンド部12は、チューナ11の出力信号、又は、外部入力信号(ビデオ、DVD等からのYC信号)を処理する。フロントエンド部12は、処理する信号がコンポジット信号である場合にはYC分離処理を行う。また、フロントエンド部12は、処理する信号が圧縮信号である場合にはデコード処理を行う。また、フロントエンド部12は、処理する信号がインターレース方式の信号である場合にはIP変換処理を行い、インターレース方式の信号をプログレッシブ方式の信号に変換する。
バックエンド部13は、YC信号をRGB信号に変換するRGB変換処理部(図9において不図示)を有している。また、バックエンド部13は、スケーラ処理及びエッジ強調処理を行うスケーラ・エッジ強調処理部(図9において不図示)を有している。バックエンド部13は、フロントエンド部12の出力信号、又は、外部入力信号(パーソナルコンピュータ等からのRGB信号)を処理して、スケーラ処理及びエッジ強調処理が施されたRGB信号をタイミングコントローラ14に出力する。
タイミングコントローラ14は、バックエンド部13の出力信号に対して、フレームレート変換(例えば倍速処理)、ガンマ補正、映像信号の変化を予測して変化する前から駆動信号を強める補正などの処理を行い、それらの処理を行うことによって得られた駆動信号によって液晶表示パネル15を駆動する。
本発明に係る表示装置の一例である図9に示す液晶テレビでは、バックエンド部13のスケーラ・エッジ強調処理部内に本発明に係る画像拡大装置を設けている。
ここで、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置を設けた場合のバックエンド部13の構成例を図10Aに示す。なお、図10Aにおいて図1と同一の部分には同一の符号を付す。
図10Aに示すバックエンド部13では、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置とlanczos3フィルタ17及び18とによって構成されるスケーラ・エッジ強調処理部の後段に、YC信号をRGB信号に変換するRGB変換処理部19が設けられている。なお、図10Aに示すバックエンド部13は、RGB信号をYC信号に変換するYC変換処理部(不図示)も備えており、外部入力信号(パーソナルコンピュータ等からのRGB信号)を処理する場合には、最初に当該YC変換処理部によって外部入力信号をYC信号に変換する。
図10Aに示すバックエンド部13では、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置は輝度画像IMG_IN_Yを入力画像として取り扱う。色差画像IMG_IN_Cbは、lanczos3フィルタ17によってスケーラ処理され、水平方向、垂直方向それぞれに2倍に拡大された拡大色差画像IMG_UP_Cbに変換され、RGB変換処理部19に供給される。色差画像IMG_IN_Crは、lanczos3フィルタ18によってスケーラ処理され、水平方向、垂直方向それぞれに2倍に拡大された拡大色差画像IMG_UP_Crに変換され、RGB変換処理部19に供給される。
なお、当然の事ながら、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置の代わりに、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置以外の本発明に係る画像拡大装置(例えば、本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置、本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置、或いは後述する図11に示す本発明に係る画像拡大装置など)を設けてもよい。本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置を設けた場合のバックエンド部13の構成例は図10Bに示すようになり、本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置を設けた場合のバックエンド部13の構成例は図10Cに示すようになり、後述する図11に示す本発明に係る画像拡大装置を設けた場合のバックエンド部13の構成例は図10Dに示すようになる。
また、図10A〜図10Dに示す構成とは異なり、バックエンド部13において、RGB変換処理部の後段にスケーラ・エッジ強調処理部を設けて図10Eに示すような構成にすることも可能である。図10Eに示すバックエンド部13では、YC信号をRGB信号に変換するRGB変換処理部19の後段に、セレクタ20と、本発明に係る画像拡大装置21〜23とが設けられている。図10Eに示すバックエンド部13では、本発明に係る画像拡大装置がRGBそれぞれで必要となるので、本発明に係る画像拡大装置が3つ必要となっている。RGB変換処理部19は、フロントエンド部12(図9参照)の出力信号(輝度画像IMG_IN_Y、色差画像IMG_IN_Cb、及び色差信号IMG_IN_Cr)をRGB信号に変換してセレクタ20に供給する。セレクタ20は、RGB変換処理部19からのRGB出力、外部入力信号(パーソナルコンピュータ等からのRGB信号)のいずれか一方を選択する。セレクタ20によって選択された信号に含まれている赤色成分画像IMG_SEL_Rは、本発明に係る画像拡大装置21によってスケーラ処理及びエッジ強調処理されて拡大赤色成分画像IMG_OUT_Rとなる。セレクタ20によって選択された信号に含まれている緑色成分画像IMG_SEL_Gは、本発明に係る画像拡大装置22によってスケーラ処理及びエッジ強調処理されて拡大緑色成分画像IMG_OUT_Gとなる。セレクタ20によって選択された信号に含まれている青色成分画像IMG_SEL_Bは、本発明に係る画像拡大装置22によってスケーラ処理及びエッジ強調処理されて拡大青色成分画像IMG_OUT_Bとなる。すなわち、本発明に係る画像拡大装置21は赤色成分画像IMG_SEL_Rを入力画像として取り扱っており、本発明に係る画像拡大装置22は緑色成分画像IMG_SEL_Gを入力画像として取り扱っており、本発明に係る画像拡大装置23は青色成分画像IMG_SEL_Bを入力画像として取り扱っている。本発明に係る画像拡大装置21〜23それぞれには、例えば本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置を用いることができるが、当然の事ながら、本発明の第1実施形態に係る画像拡大装置以外の本発明に係る画像拡大装置(例えば、本発明の第2実施形態に係る画像拡大装置、本発明の第3実施形態に係る画像拡大装置、或いは後述する図11に示す本発明に係る画像拡大装置など)を用いてもよい。
<変形例>
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実行することができる。
上述した実施形態では、画像拡大フィルタにlanczos3フィルタを用いたが、画像拡大機能を有する別のフィルタ(例えば、bi-cubic方法を用いるフィルタ、窓付きsinc関数を用いるフィルタ、HaamingやKaiser窓を用いるフィルタなど)に置き換えてもよい。
また、上述した第2実施形態では、拡大画像IMG_UPと拡大画像IMG_SYNTHの差を用いて輪郭強調を行っているが、これに代えて、図11に示すように、サブバンド成分IMG_LLと入力画像IMG_INの差を直接求めて輪郭強調を行うようにしてもよい。
また、本発明に係る画像拡大装置は、専用のハードウェア装置に限定されるものではなく、例えば、図12に示すように、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ30のCPU31が、メモリ32に格納された画像拡大プログラムを実行することにより実現されるものであってもよい。CPU31は、インターフェース33を介して外部から取得した画像またはHDD34に記憶されている画像を拡大して得られる拡大画像を、インターフェース33を介して外部に出力したり、HDD34に保存したり、表示部35に表示させたりすることができる。
本発明に係る画像拡大装置或いは画像拡大プログラムは、表示装置をはじめ、種々の画像を取り扱う機器において利用することができる。
1、17、18 lanczos3フィルタ
2 離散ウェーブレット変換部
3〜5、9 乗算器
6 逆離散ウェーブレット変換部
7、10 加算器
8 コアリング部
11 チューナ
12 フロントエンド部
13 バックエンド部
14 タイミングコントローラ
15 液晶表示パネル
16 アンテナ
19 RGB変換処理部
20 セレクタ
21〜23 本発明に係る画像拡大装置
30 コンピュータ
31 CPU
32 メモリ
33 インターフェース
34 HDD
35 表示部

Claims (12)

  1. 入力画像を水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍に拡大した第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタと、
    前記第1の拡大画像をウェーブレット変換して、前記第1の拡大画像の水平方向における低周波成分と垂直方向における低周波成分を抽出した画像を表す第1のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分を抽出した画像を表す第2のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第3のサブバンド成分、及び前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第4のサブバンド成分を生成するウェーブレット変換部と、
    前記ウェーブレット変換部から出力される前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部と、
    前記入力画像、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部とを備えることを特徴とする画像拡大装置。
  2. 前記第1の拡大画像と前記第2の拡大画像との差に基づいて、前記第2の拡大画像に対して輪郭強調処理を行う輪郭強調処理部を備える請求項1に記載の画像拡大装置。
  3. 前記輪郭強調処理部が、前記第1の拡大画像と前記第2の拡大画像との差に対応する画像に対してコアリング処理を行うコアリング部を有する請求項2に記載の画像拡大装置。
  4. 前記入力画像と前記第1のサブバンド成分との差に基づいて、前記第2の拡大画像に対して輪郭強調処理を行う輪郭強調処理部を備える請求項1に記載の画像拡大装置。
  5. 前記輪郭強調処理部が、前記入力画像と前記第1のサブバンド成分との差に対応する画像に対してコアリング処理を行うコアリング部を有する請求項4に記載の画像拡大装置。
  6. 入力画像を拡大した第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタと、
    前記第1の拡大画像をウェーブレット変換して、前記第1の拡大画像の水平方向における低周波成分と垂直方向における低周波成分を抽出した画像を表す第1のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分を抽出した画像を表す第2のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第3のサブバンド成分、及び前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第4のサブバンド成分を生成するウェーブレット変換部と、
    前記ウェーブレット変換部から出力される前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部と、
    前記第1のサブバンド成分、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部とを備えることを特徴とする画像拡大装置。
  7. 前記画像拡大フィルタが高周波成分を持ち上げることができるフィルタである請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像拡大装置。
  8. コンピュータを、
    入力画像を水平方向、垂直方向それぞれにおいて2倍に拡大した第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタと、
    前記第1の拡大画像をウェーブレット変換して、前記第1の拡大画像の水平方向における低周波成分と垂直方向における低周波成分を抽出した画像を表す第1のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分を抽出した画像を表す第2のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第3のサブバンド成分、及び前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第4のサブバンド成分を生成するウェーブレット変換部と、
    前記ウェーブレット変換部から出力される前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部と、
    前記入力画像、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部とを備える画像拡大装置として機能させることを特徴とする画像拡大プログラム。
  9. コンピュータを、
    入力画像を拡大した第1の拡大画像を生成する画像拡大フィルタと、
    前記第1の拡大画像をウェーブレット変換して、前記第1の拡大画像の水平方向における低周波成分と垂直方向における低周波成分を抽出した画像を表す第1のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分を抽出した画像を表す第2のサブバンド成分、前記第1の拡大画像の垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第3のサブバンド成分、及び前記第1の拡大画像の水平方向における高周波成分と垂直方向における高周波成分を抽出した画像を表す第4のサブバンド成分を生成するウェーブレット変換部と、
    前記ウェーブレット変換部から出力される前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分にゲイン処理を行うゲイン処理部と、
    前記第1のサブバンド成分、並びに、前記ゲイン処理部から出力されるゲイン処理後の前記第2のサブバンド成分、前記第3のサブバンド成分、及び前記第4のサブバンド成分をウェーブレット変換画像と見て、逆ウェーブレット変換を行って第2の拡大画像を生成する逆ウェーブレット変換部とを備える画像拡大装置として機能させることを特徴とする画像拡大プログラム。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像拡大装置を備えることを特徴とする表示装置。
  11. 前記画像拡大装置の入力画像が輝度画像である請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記画像拡大装置を3つ備え、
    1つ目の前記画像拡大装置の入力画像が赤色成分画像であり、
    2つ目の前記画像拡大装置の入力画像が緑色成分画像であり、
    3つ目の前記画像拡大装置の入力画像が青色成分画像である請求項10に記載の表示装置。
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