JPWO2011036727A1 - メモリシステム及びメモリシステムの制御方法 - Google Patents

メモリシステム及びメモリシステムの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2011036727A1
JPWO2011036727A1 JP2011532809A JP2011532809A JPWO2011036727A1 JP WO2011036727 A1 JPWO2011036727 A1 JP WO2011036727A1 JP 2011532809 A JP2011532809 A JP 2011532809A JP 2011532809 A JP2011532809 A JP 2011532809A JP WO2011036727 A1 JPWO2011036727 A1 JP WO2011036727A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
crossbar
selector
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011532809A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5348248B2 (ja
Inventor
和也 高久
和也 高久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2011036727A1 publication Critical patent/JPWO2011036727A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5348248B2 publication Critical patent/JP5348248B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/1666Error detection or correction of the data by redundancy in hardware where the redundant component is memory or memory area
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • G06F11/2002Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where interconnections or communication control functionality are redundant
    • G06F11/2007Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where interconnections or communication control functionality are redundant using redundant communication media
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • G06F11/2017Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where memory access, memory control or I/O control functionality is redundant
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2201/00Indexing scheme relating to error detection, to error correction, and to monitoring
    • G06F2201/85Active fault masking without idle spares

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Abstract

データクロスバを介して他装置に接続可能であり、データを記憶するメモリシステムは、二重化されたデータクロスバの縮退運転時には、システムコントローラが第1メモリ及び第2メモリからデータを読み出し、一方のメモリから読み出したデータが誤り訂正不可能であっても、他方のメモリから読み出したデータがエラーを含んでいない又は誤り訂正可能であれば、当該データを出力する。このため、縮退運転時にデータを転送する際、転送データの信頼性を向上させることができる。

Description

本発明は、メモリシステム及びメモリシステムの制御方法に関する。
メモリシステムは、中央処理装置、メモリ、システムコントローラ及びメモリコントローラを有するシステムボードと、複数のシステムボードを接続するデータクロスバ及びアドレスクロスバを有する。メモリシステムにはシステムボード内でメモリ及びメモリコントローラが二重化されているものがある。システムボード内で二重化されたメモリコントローラはそれぞれ別のデータクロスバによって他のシステムボードのメモリコントローラに接続する。二重化されたメモリは同一のデータを格納することで、データを二重化して記憶する。
通常動作時、二重化されたメモリコントローラは他のシステムボードからデータの読出し要求を受信すると、各メモリコントローラに接続するメモリから要求に応じたデータを読み出す。各メモリコントローラはそれぞれ読出したデータをデータクロスバを介して他のシステムボードのメモリコントローラに転送する。
メモリシステムは、一方のデータクロスバが故障すると、故障していないデータクロスバに接続するメモリコントローラがデータを読み出し、他のシステムボードのメモリコントローラに読み出したデータを転送する縮退動作を行う。縮退動作時、故障していないデータクロスバに接続するメモリコントローラの読み出したデータがエラー訂正不可能である場合、データの転送先のシステムボードはデータを使用することができない問題があった。
先行技術文献としては下記のものがある。
特開平09−006737号公報 特開2006−039897号公報 特開2008−046996号公報
本発明の課題は、縮退運転時にメモリに格納された二重化データを転送する際に、転送データの信頼性を向上させることである。
上記課題を解決するために、データクロスバを介して他装置に接続可能であり、データを記憶するメモリシステムは、データを記憶する第1メモリと、前記第1メモリと二重化され、データを記憶する第2メモリと、該第1メモリに対してデータの書き込み又は読み出しを行い、他装置に第1データクロスバを介して接続し、該第1メモリの書き込み又は読み出しを行うデータを該他装置に対して送受信する第1メモリコントローラと、該第2メモリに対してデータの書き込み又は読み出しを行い、該他装置に第2データクロスバを介して接続し、該第2メモリの書き込み又は読み出しを行うデータを該他装置に対して送受信する第2メモリコントローラと、該第1データクロスバ及び該第2データクロスバを介したデータ送受信を検出し、該第1データクロスバ又は該第2データクロスバのいずれか一方のデータクロスバを介してデータの送受信ができないことを検出した場合、該第1メモリ及び該第2メモリから該他装置からの読み出し依頼対象のデータを読み出しを前記第1のメモリコントローラおよび前記第2のメモリコントローラに指示し、該第1のメモリコントローラ及び前記第2のメモリコントローラが読み出したデータの誤り検出を行い、誤りが検出されなかったデータ又は誤り訂正を行ったデータを出力するシステムコントローラとを有する。
本実施形態の一側面によれば、二重化されたデータクロスバの縮退運転時には、システムコントローラが第1メモリ及び第2メモリからデータを読み出し、一方のメモリから読み出したデータが誤り訂正不可能であっても、他方のメモリから読み出したデータがエラーを含んでいない又は誤り訂正可能であれば、当該データを出力する。このため、縮退運転時にデータを転送する際、転送データの信頼性を向上させることができる。
情報処理装置の構成を表す図である。 本実施形態における情報処理装置を説明する図である。 データクロスバの詳細を説明する図である。 スクラブコントロールマスタ回路の動作を表すフローチャートである。 スクラブコントロールスレーブ回路の動作を表すフローチャートである。 情報処理装置を説明する図(その1)である。 情報処理装置を説明する図(その2)である。 本実施形態の有用性を説明する図である。
図1を用いて、本実施形態における情報処理装置について説明する。以下、共通の要素に対する説明を行う場合は、例えば、符号を「102」や「108」と総称し、共通符号で説明する。情報処理装置0は、システムボード100A及び100B、アドレスクロスバ110A/110B及びデータクロスバ112A/112Bを有する。アドレスクロスバ110A/110B及びデータクロスバ112A/112Bは複数のシステムボードを接続する。アドレスクロスバ110A/110Bは複数のシステムボード100A及びシステムボード100Bとの間でアドレスの送受信を行う。データクロスバ112A/112Bはシステムボード100A及びシステムボード100Bとの間でデータの送受信を行う。データクロスバ112A/112Bはシステムボードが有するメモリコントローラに直接接続され、メモリアクセスの高速化が図られている。
システムボード100A及びシステムボード100Bはそれぞれ、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)102、システムコントローラ104、メモリコントローラ106及びメモリ108を有する。システムボード100内では、メモリコントローラ106及びメモリ108はそれぞれ二重化されている。メモリコントローラ106は、メモリ108に対してデータの読み書きを行う。同一システムボード内で二重化されたメモリコントローラは、各々異なるクロスバに接続されている。二重化されたそれぞれのメモリ108には、同一のデータが書き込まれ、データの二重化が図られている。メモリ108は、例えば、デュアル・インライン・メモリ・モジュール(DIMM:Dual Inline Memory Module)である。CPU102は、データの処理を行う。システムコントローラ104は、二重化されたメモリコントローラ106を同期制御する。
各メモリコントローラ106とメモリ108は同期して動作しているが、メモリコントローラ自体がお互いの動きを見て同期をとっているわけではなく、常に、どこかのシステムコントローラ104からの指示を以って、同期をとっている。データクロスバ112A/112Bに故障が発生した場合、他のシステムボードのシステムコントローラ104からの指示が、二重化の片側に届かなくなる為、メモリコントローラ106とメモリ108を同期できなくなる。この為、故障していないメモリシステムも含めて縮退しなくてはならない。活用可能なメモリシステムを有効活用する為に、片方のメモリの内容をコピーするだけでは、2つのメモリがリードとライトの別々の動きとなり、同期動作とならない。
さらに、図2を用いてシステムボード100A及びシステムボード100Bの詳細について説明する。システムボード100Aの構成は、システムボード100Bの構成と同一であるため、ここではシステムボード100Aについて説明する。また、図1を用いて説明したシステムボード100Aが有する2つのメモリコントローラ106をそれぞれメモリコントローラ106A、メモリコントローラ106Bと区別して説明する。
メモリコントローラ106Aは、データクロスバインキュー(DXIQ:Data Xbar In Queue)98A、データクロスバアウトキュー(DXOQ:Data Xbar Out Queue)99A、セレクタ88A、セレクタ89A、メモリライトキュー(MWQ:Memory Write Queue)96A、メモリリードキュー(MRQ:Memory Read Queue)95A、デコーダ120A、データ送受信部118A、コマンド発行部132A及びスクラブコントロールスレーブ回路122Aを有する。
DXIQ98Aは、データを格納するキューである。DXIQ98Aは、信号線1121Aを介して他のシステムボードから送信されるデータを格納する。DXIQ98Aは、格納したデータをセレクタ88A及びセレクタ126に出力する。セレクタ88Aは、セレクタ88Aに接続される入力側のパスを選択して、選択したパスから入力するデータを出力する。セレクタ88Aは、DXIQ98Aからのパスを選択した場合、DXIQ98Aが出力したデータをMWQ96Aに出力する。MWQ96Aは、メモリに書き込むデータおよび/あるいはメモリアクセスに関連するコマンド/アドレスを格納するキューである。MWQ96Aは、セレクタ88Aが出力したデータをデコーダ120Aに出力する。また、セレクタ88Aは、アドレスクロスバに接続される信号線およびシステムコントローラ104が有するセレクタ125を介して他のシステムボードから出力されたアドレス及びコマンドを適宜選択して、MWQ96Aに出力する。MWQ96Aは、セレクタ88Aが出力したアドレス及びコマンドをデコーダ120Aに出力する。
デコーダ120Aは、セレクタ88Aが出力したデータ等をデコードする。デコーダ120Aは、入力したコマンドがライトコマンドである場合、当該コマンド及びアドレスをコマンド発行部132Aに出力する。また、デコーダ120Aは、データをデータ送受信部118Aに出力する。
コマンド発行部132Aは、デコーダ120Aがデコードしたコマンドをメモリ108Aに出力する機能を有する。コマンド発行部132Aは、デコーダ120Aが出力したデータに基づいてライトコマンドをメモリ108Aに出力する。データ送受信部118Aはメモリ108Aとの間でデータの送受信を行う機能を有する。コマンド発行部132Aからライトコマンドが発行された場合、データ送受信部118Aはデータをメモリ108Aに出力する。
メモリ108Aは、データを記憶する。メモリ108Aは、コマンド発行部132Aから出力されたライトコマンドを受信すると、コマンド発行部132Aから出力されたアドレスに、データ送受信部118Aから出力されたデータを書き込む。
また、他のシステムボードによるリードアクセスに対するデータ読み出し時には、信号線1121Aを介してデータはメモリコントローラ106Aに入力されず、アドレスクロスバ110を介して、他のシステムボードからのアドレス及びリードコマンドがセクレタ125等を介して、デコーダ120Aに入力する。
デコーダ120Aは、受信したコマンドがリードコマンドである場合、当該リードコマンド及びアドレスをコマンド発行部132Aに出力する。コマンド発行部132Aは、デコーダ120Aが出力したリードコマンド及びアドレスをメモリ108Aに出力する。
メモリ108Aは、コマンド発行部132Aから出力されたリードコマンドを受信すると、コマンド発行部132Aから出力されたアドレスに格納されているデータをデータ送受信部118Aに出力する。
データ送受信部118Aは、リードコマンド実行時にメモリ108Aから出力されたデータを受信する。データ送受信部118Aは、メモリ108Aから出力されたデータをMRQ95Aに出力する。MRQ95Aは、データ送受信部118Aが出力したデータをスクラブコントロールスレーブ回路122A、セレクタ89A及びシステムコントローラ104が有するセレクタ126に出力する。セレクタ126については後述する。
スクラブコントロールスレーブ回路122Aは、受信したデータの誤りを検出する機能を有する。スクラブコントロールスレーブ回路122Aは、MRQ95Aが出力したデータを受信する。スクラブコントロールスレーブ回路122Aは、受信したデータの誤りを誤り訂正符号(ECC:Error Correcting Code)を用いて検出する。スクラブコントロールスレーブ回路122Aは、受信したデータの誤りを検出した場合、データの誤りを検出したことを表す信号をスクラブコントロールマスタ回路130に出力する。スクラブコントロールマスタ回路130については後述する。
セレクタ89Aは、通常時はMRQ95Aが出力したデータをDXOQ99Aに出力する。DXOQ99Aは、セレクタ89Aが出力したデータを格納する。DXOQ99Aは、格納したデータを出力データクロスバ112Bを介して他のシステムボードに出力する。
システムコントローラ104は、セレクタ125、セレクタ126、セレクタ127、セクレタ128及びスクラブコントロールマスタ回路130を有する。
セレクタ125は、アドレスクロスバ110を介して他のシステムボードから受信したアドレス及びコマンド、またはCPU102が出力したアドレス及びコマンドを、メモリコントローラ106Aのセレクタ88A及びメモリコントローラ106Bのセレクタ88Bに出力する。
セレクタ126は、メモリコントローラ106AのDXIQ98A又はメモリコントローラ106AのMRQ95Aが出力したデータのいずれかを選択して、セレクタ128に出力する。セレクタ127も同様に、メモリコントローラ106BのDXIQ98B又はメモリコントローラ106BのMRQ95Bが出力したデータのいずれかを選択して、セレクタ128に出力する。
セレクタ128は、セレクタ126及びセレクタ127が出力したデータのエラー検出をECCを用いて行う。セレクタ128は、エラーが検出されなかった方のデータを選択して、CPU102およびスクラブコントロールマスタ回路130に出力する。
メモリコントローラ106Aのセレクタ88Aには、信号線1111A及び信号線1111Bが接続される。信号線1111Aはデータクロスバ112Aの訂正可能エラー検出部1091Aに接続される。信号線1111Bはデータクロスバ112Bの訂正可能エラー検出部1092Aに接続される。なお、訂正可能エラー検出部1091A/1092Aについては図3を用いて後述する。
セレクタ88Aは、セレクタ88Aが搭載されたメモリコントローラに接続されたデータクロスバから信号線1111Aを介して信号が入力しない場合、DXIQ98Aからセレクタ88Aのパスを無効化する。
システムコントローラ104のスクラブコントロールマスタ回路130にも信号線1111A及び信号線1111Bが接続される。それぞれの信号線から信号が入力されている場合、スクラブコントロールマスタ回路130はセレクタ128からデータ等を受信しない。また、いずれか一方の信号線から信号がセレクタ88に入力されていない場合、スクラブコントロールマスタ回路130はセレクタ128からデータ等を受信する。
図3に示したデータクロスバ112Bが故障し、メモリシステムが縮退運転を行っている場合は、メモリコントローラ106Aを通してデータクロスバ112Aから入力するデータはセレクタ126、セレクタ128を介してスクラブコントロールマスタ回路130に入力する。
ここで、スクラブライト動作について説明する。スクラブライト動作は、メモリコントローラ106がメモリ108からデータを読み出し、読み出したデータに訂正可能なエラーが存在する場合に、当該データが書き込まれていたメモリ108のアドレスからデータを読み出し、誤り訂正を行い、再度メモリ108の同一アドレスに誤り訂正後のデータを書き込む動作である。本実施形態では、メモリコントローラ106Aがメモリ108Aから読み出したデータに、訂正可能なエラーが存在する場合について説明する。
メモリコントローラ106Aのスクラブコントロールスレーブ回路122Aが、ECCを用いてMRQ95Aが出力したデータにエラーが存在すると判定した場合、システムコントローラ104に備えられたスクラブコントロールマスタ回路130にスクラブライトの要求を通知する。また、メモリコントローラ106Aのスクラブコントロールスレーブ回路122Aは、メモリコントローラ106Aのコマンド発行部132Aからエラーが存在するデータが記憶されていたメモリ108Aのアドレスを受信する。メモリコントローラ106Aのスクラブコントロールスレーブ回路122Aはコマンド発行部132から受信したアドレスをスクラブコントロールマスタ回路130に出力する。
スクラブコントロールマスタ回路130は、メモリコントローラ106Aのスクラブコントロールスレーブ回路122Aからスクラブライトの要求の通知及びアドレスを受信すると、スラクラブライトを開始する。スクラブコントロールマスタ回路130は、メモリコントローラ106Aのセレクタ88A及びメモリコントローラ106Bのセレクタ88Bに、スクラブライトのコマンド及びメモリコントローラ106Aのスクラブコントロールスレーブ回路122Aから受信したアドレスを出力する。各メモリコントローラ106のセレクタ88は、スクラブコントロールマスタ回路130が出力したスクラブライトのコマンド及びアドレスをMWQ96に出力する。MWQ96は、各セレクタ88が出力したスクラブライトのコマンド及びアドレスを格納する。また、MWQ96は、格納したスクラブライトのコマンド及びアドレスをデコーダ120に出力する。
デコーダ120は、MWQ96が出力したスクラブライトのコマンド及びアドレスをデコードし、スクラブライトのコマンド及びアドレスをコマンド発行部132に出力する。
コマンド発行部132は、デコーダ120から出力されたスクラブライトのコマンド及びアドレスをメモリ108に出力する。
メモリ108は、コマンド発行部132から出力されたスクラブライトのコマンドを受信すると、コマンド発行部132から出力されたアドレスに格納されているデータをデータ送受信部118に出力する。
データ送受信部118は、メモリ108から出力されたデータを受信する。メモリコントローラ106Aのデータ送受信部118Aは、メモリ108Aから出力されたデータを、MRQ95Aを介してセレクタ126に出力する。セレクタ126は、データ送受信部118Aから受信したデータをセレクタ128に出力する。メモリコントローラ106Bにおいても、データ送受信部118Bがセレクタ127にデータを出力するなど、同様の処理が行われる。
セレクタ128は、セレクタ126から受信したメモリコントローラ106Aからのデータ及びセレクタ127から受信したメモリコントローラ106Bからのデータに対してECCを用いて誤り訂正を行う。セレクタ128は訂正後のそれぞれのデータをスクラブコントロールマスタ回路130に出力する。セレクタ128は正常なデータを選択して出力する。
スクラブコントロールマスタ回路130は、セレクタ128から受信した訂正後のデータと、メモリコントローラ106Aのスクラブコントロールスレーブ回路122A及びメモリコントローラ106Bのスクラブコントロールスレーブ回路122Bから受信したアドレス及びライトコマンドをメモリコントローラ106Aのセレクタ88A及びメモリコントローラ106Bのセレクタ88Bに出力する。なお、ライトコマンドは、スクラブコントロールマスタ回路130によって生成される。
各メモリコントローラ106のセレクタ88は、スクラブコントロールマスタ回路130から受信したデータ、アドレス、ライトコマンドを、MWQ96を介してデコーダ120に出力する。デコーダ120は、MWQ96から受信したデータ等をデコードし、データをデータ送受信部118に、アドレス及びライトコマンドをコマンド発行部132に出力する。
コマンド発行部132は、デコーダ120から出力されたライトコマンド及びアドレスをメモリ108に出力する。また、データ送受信部118は、デコーダ120から出力されたデータをメモリ108に出力する。
メモリ108は、デコーダ120から出力されたライトコマンドを受信すると、データ送受信部118から出力されたデータをデコーダ120から出力されたアドレスに書き込む。メモリコントローラ106Bにおいても同様の処理が行われる。スクラブライト動作は完了する。この動作によりエラーを生じたデータが修正される。
続いて、メモリシステムの縮退運転時について説明する。本実施形態では、図3に示すデータクロスバ112Bが故障した場合について説明する。ここでは、メモリリード時について説明する。
図3に示すデータクロスバ112Bが故障した場合、スクラブコントロールマスタ回路130には、信号線1111Bから信号が入力しないため、メモリ108Aから読み出されたデータは、直接DXOQ99Aには送出されず、一度セレクタ126、セレクタ128を経由して、スクラブコントロールマスタ回路130に送出される。ここで、スクラブコントロールマスタ回路130に、信号線1111Bから信号が入力しない場合、MRQ95Bからセレクタ89Bのパス選択が無効化される。
スクラブコントロールマスタ回路130は、メモリコントローラ106Aのセレクタ89A及びメモリコントローラ106Bのセレクタ89Bにデータのブロードキャストを行う。そして、メモリコントローラ106Aのセレクタ89Aから、信号線1121Bを介して他のシステムボードにデータが出力される。なお、ここで、メモリコントローラ106Bにおいて、データがDXOQ99Bに送出されないのは、信号線1111Bからの信号入力がないため、セレクタ89BがDXOQ99Bのパスを選択しないためである。
また、他のシステムボードから出力されるライトデータは、故障していないデータクロスバ112Aを通して、信号線1121A、DXIQ98A、セレクタ126、セレクタ128を介してスクラブコントロールマスタ回路130に入力する。
ここで、図3を用いてデータクロスバの故障の検出について説明する。なお、図1及び図2を用いて説明したものについては同一番号を付し、その説明を省略する。
データクロスバ112Aは、訂正不可能エラー検出部1091A及び訂正不可能エラー検出部1091Bを有する。データクロスバ112Bは、訂正不可能エラー検出部1092A及び訂正不可能エラー検出部1092Bを有する。訂正不可能エラー検出部1091Aは、ECCを用いて、信号線1121Aを流れるデータに訂正不可能なエラーが存在するか否かを検出する。訂正不可能なエラーがデータに存在しない場合、訂正不可能エラー検出部1091Aは、アライブ信号を信号線1111Aを介して、メモリコントローラ106Aのセレクタ88A及びシステムコントローラ104内のスクラブコントロールマスタ回路130に入力する。アライブ信号とは、データクロスバ112Aが正常に稼働していることをシステムボード100Aに通知するための信号である。一方、訂正不可能なエラーがデータに存在する場合、訂正不可能エラー検出部1091Aは、信号線1111Aを介してアライブ信号を出力しない。メモリコントローラ106Aのセレクタ88A及びスクラブコントロールマスタ回路130は、訂正不可能エラー検出部1091Aからアライブ信号の入力があるか否かに応じてパスを切り換えることができる。
同様に、訂正不可能エラー検出部1092Aは、ECCを用いて、信号線1122Aを流れるデータに訂正不可能なエラーが存在するか否かを検出する。訂正不可能なエラーがデータに存在しない場合、訂正不可能エラー検出部1092Aは、アライブ信号を信号線1111Bを介して、メモリコントローラ106Bのセレクタ88B及びスクラブコントロールマスタ回路130に入力する。一方、訂正不可能なエラーが存在する場合、訂正不可能エラー検出部1092Aは、アライブ信号を信号線1111Bを介して、セレクタ88B及びスクラブコントロールマスタ回路130に入力しない。メモリコントローラ106Bのセレクタ88B及びスクラブコントロールマスタ回路130は、訂正不可能エラー検出部109Bからアライブ信号の入力があるか否かに応じてパスを切り換えることができる。
訂正不可能エラー検出部1091Bも信号線1121Bを流れるデータに訂正不可能なエラーが存在するか否かを検出し、アライブ信号を信号線1112Aを介して入力するか否かを決定する。訂正不可能エラー検出部1092Bも信号線1122Bを流れるデータに訂正不可能なエラーが存在するか否かを検出し、アライブ信号を信号線1112Bを介して入力するか否かを決定する。
再び、図2を用いてまずは、データ書き込み時について説明する。ここでは、メモリコントローラ106Bに接続されたデータクロスバが故障している状況について説明する。DXIQ98Aは他のシステムボードから信号線1121Aを介して受信したデータを格納する。DXIQ98Aは格納したデータをセレクタ126に出力する。なお、ここで説明している各要素は、106A側の要素である。セレクタ126は、DXIQ98Aが出力したデータをセレクタ128に出力する。セレクタ128は、セレクタ126が出力したデータをスクラブコントロールマスタ回路130に出力する。メモリコントローラ106Bは他システムボードからデータを受信しないので、セレクタ128にはセレクタ127を介してデータは入力しない。
スクラブコントロールマスタ回路130は、セレクタ128が出力したデータをメモリコントローラ106Aのセレクタ88A及びメモリコントローラ106Bのセレクタ88Bに出力する。また、セレクタ125は、他のシステムボードからアドレスクロスバ110Aまたは110Bを介して受信したライトコマンド及びアドレスを、メモリコントローラ106Aのセレクタ88A及びメモリコントローラ106Bのセレクタ88Bに出力する。メモリコントローラ106A、メモリコントローラ106Bも同様の処理を行うので、本実施形態ではメモリコントローラ106Aの処理について説明し、メモリコントローラ106Bの処理の説明は省略する。
セレクタ88Aは、スクラブコントロールマスタ回路130から受信したデータ及びセレクタ125から受信したライトコマンド及びアドレスをMWQ96Aに出力する。MWQ96Aは、セレクタ88Aが出力したデータ、ライトコマンド及びアドレスをデコーダ120Aに出力する。
デコーダ120Aは、MWQ96Aが出力したデータ、ライトコマンド及びアドレスをデコードする。デコーダ120Aは、ライトコマンド及び当該アドレスをコマンド発行部132Aに出力する。デコーダ120Aは、データをデータ送受信部118Aに出力する。
コマンド発行部132Aは、デコーダ120Aから出力されたライトコマンド及びアドレスをメモリ108Aに出力する。データ送受信部118Aは、デコーダ120Aから出力されたデータをメモリ108Aに出力する。
メモリ108Aは、デコーダ120Aから出力されたライトコマンドを受信すると、デコーダ120Aから出力されたアドレスにデータ送受信部118Aから出力されたデータを書き込む。システムボード104により、一方のデータクロスバのみから受信したデータを双方のメモリ108に書き込むことができ、これによって二重化が可能になる。
続いて、データ読み出し時について説明する。ここでは、メモリコントローラ106Bに接続されたデータクロスバ112Bが故障している状況について説明する。データ読み出し時には、アドレスクロスバ110を介した他システムボードからのアドレス及びリードコマンド、もしくは、CPU102からのアドレス及びリードコマンドがセクレタ125等を介して、各メモリコントローラのデコーダ120に入力する。
各デコーダ120は、リードコマンド及びアドレスをコマンド発行部132に出力する。各コマンド発行部132は、デコーダ120から出力されたリードコマンド及びアドレスをメモリ108に出力する。
各メモリ108は、デコーダ120から出力されたリードコマンドを受信すると、デコーダ120から出力されたアドレスに格納されているデータをデータ送受信部118に出力する。
各データ送受信部118は、メモリ108から出力されたデータを受信する。データ送受信部118は、メモリ108から出力されたデータをMRQ95に出力する。メモリコントローラ106AのMRQ95Aは、データ送受信部118が出力したデータをセレクタ126に出力する。メモリコントローラ106BのMRQ95Bも、同様にデータをセレクタ127に出力する。
セレクタ126はMRQ95Aが出力したデータをセレクタ128に出力する。セレクタ127も同様にメモリコントローラ106BのMRQ95Bが出力したデータをセレクタ128に出力する。
セレクタ128は、ECCを用いて、セレクタ126及びセレクタ127が出力したデータのエラー検出を行う。セレクタ128は、エラーが検出されなかったデータを選択して、CPU102に出力する。
CPU102は、セレクタ128が出力したデータを受信する。CPU102は、当該データを他のシステムコントローラに出力する場合、当該データをメモリコントローラ106Aのセレクタ89Aにセレクタ125を介して出力する。セレクタ89AはCPU102が出力したデータをDXOQ99Aに出力する。DXOQ99Aはセレクタ89Aが出力したデータを格納する。DXOQ99Aは、格納したデータを信号線1121Bを介して他のシステムボードに出力する。
図4を用いて、システムコントローラ104の処理について説明する。ステップS101において、システムコントローラ104は、信号線1111A及び信号線1111Bからアライブ信号を受信しているか否かを判定する。信号線1111A及び信号線1111Bからアライブ信号を受信している場合、処理はステップS102へ移行する。一方、信号線1111A及び信号線1111Bのいずれか一方からアライブ信号を受信していない場合、処理はステップS103へ移行する。
ステップS102において、システムコントローラ104は、信号線1111A及び信号線1111Bのいずれか一方の信号線からアライブ信号を受信しているか否かを判定する。信号線1111A及び信号線1111Bのいずれか一方の信号線からアライブ信号を受信している場合、処理はステップS104へ移行する。一方、信号線1111A及び信号線1111Bのいずれか一方の信号線からもアライブ信号を受信していない場合、処理はステップS105へ移行し、システムコントローラ104は、システムはダウンしていると判定する。処理は終了する。
ステップS104において、システムコントローラ104は、他のシステムボードからアドレスクロスバ110を介してメモリリードアクセスを受信したか否かを判定する。システムコントローラ104が、他のシステムボードからメモリリードアクセスを受信した場合、処理はステップS106へ移行する。一方、システムコントローラ104が、他のシステムボードからメモリリードアクセスを受信していない場合、処理はステップS103へ移行する。
ステップS106において、システムコントローラ104は、受信したリードコマンドを二重化されたメモリコントローラそれぞれにブロードキャストする。処理はステップS103へ移行する。
ステップS103において、システムコントローラ104は、スクラブコントロールスレーブ回路122からスクラブライト要求の通知があるか否かを判定する。スクラブコントロールスレーブ回路122からスクラブライト要求の通知がある場合、処理はステップS107へ移行する。一方、スクラブコントロールスレーブ回路122からスクラブライト要求の通知がない場合、処理は終了する。
ステップS107において、システムコントローラ104は、スクラブライト命令を二重化されたメモリコントローラそれぞれに出力する。処理は終了する。
図5を用いて、メモリコントローラ106Aの処理について説明する。ステップS201において、メモリコントローラ106Aは、データ送受信部118Aがメモリ108Aから読み出したデータをMRQ95Aを介して受信する。処理はステップS202へ移行する。
ステップS202において、メモリコントローラ106AはECCを用いて受信したデータにエラーが存在するか否かを判定する。受信したデータにエラーが存在する場合、処理はステップS203へ移行する。一方、受信したデータにエラーが存在しない場合、処理は終了する。
ステップS203において、メモリコントローラ106Aは、スクラブコントロールマスタ回路130にスクラブ要求を出力する。処理は終了する。
本実施形態の有用性について説明する。例えば、図6に表した情報処理装置を考える。データクロスバ112の一方が故障し、メモリシステムが縮退運転をしている場合、システムボード100Aの一方のメモリコントローラ106及びメモリ108は稼働を停止してしまうため、同一システムボード100A内で二重化されたメモリコントローラ及び二重化されたメモリは互いに同期動作をすることができなくなってしまう。
また、例えば、図7に表した情報処理装置を考える。データクロスバ112の一方が故障し、メモリシステムが縮退運転をしている場合、システムボード100Aの稼働しているメモリコントローラ106がメモリ108から読み出したデータに訂正不可能なエラーが存在する場合、メモリシステムは停止してしまう。
本実施形態によれば、図8に表したように、データクロスバ112の一方が故障し、メモリシステムが縮退運転をしている場合でも、システムボード100Aのシステムコントローラ104が二重化されたメモリ108それぞれからデータを読み出す。ゆえに、読み出したデータのいずれか一方のデータに訂正不可能なエラーが存在した場合であっても、他方のデータが正常なデータであったり、訂正可能なエラーが存在するデータであったりすれば、それらのデータを使うことによって、システムがダウンしてしまうことを防ぐことができる。
本実施形態ではメモリコントローラ106のセレクタ88及びセレクタ89に、Alive Down信号を受け、経路を変更する機能を追加する。データクロスバ112の故障で縮退が発生した場合、メモリコントローラで処理を完了せず、システムコントローラ104のスクラブコントロールマスタ回路130経由で処理を行う。スクラブコントロールマスタ回路130に、メモリコントローラ106からの折り返しのパスを設ける。セレクタ128が、メモリコントローラ106からスクラブコントロールマスタ回路130へのデータ折り返しを行なっている。スクラブコントロールマスタ回路130にメモリアクセス変換機能を追加する。折りかえりパス経由のメモリライトはメモリライト2、折りかえりパス経由のメモリリードはメモリリード2に変換を行う。この変換は、Alive Down信号を受信したときに有効となる。スクラブコントロールマスタ回路130に上記の変換結果のコマンドを発行できるようにする。メモリコントローラ106内のコマンド発行部に、メモリライト2、メモリリード2をデコードする機能を設ける。通常は、データクロスバ経由のメモリアクセスは、メモリコントローラから直接メモリに行われる。データクロスバのみを縮退し、メモリシステムを有効活用しようとした場合、縮退しているデータクロスバ部を、あたかも動作しているように見せかける必要がある。見せかける対象はメモリコントローラである。
0 情報処理装置
88A、88B、89A、89B、125、126,127、128 セレクタ
95A、95B メモリリードキュー
96A、96B メモリライトキュー
98A、98B データクロスバインキュー
99A、99B データクロスバアウトキュー
100A、100B システムボード
102 CPU
104 システムコントローラ
106、106A、106B、106C、106D メモリコントローラ
108、108A、108B、108C、108D メモリ
1091A、1091B、1092A、1092B 訂正不可能エラー検出部
110A、110B アドレスクロスバ
1111A、1111B、1112A、1112B、1121A、1121B、1122A、1122B 信号線
112、112A、112B データクロスバ
118、118A、118B データ送受信部
120、120A、120B デコーダ
122、122A、122B スクラブコントロールスレーブ回路
130 スクラブコントロールマスタ回路
132、132A、132B コマンド発行部

Claims (6)

  1. データクロスバを介して他装置に接続可能であり、データを記憶するメモリシステムであって、
    データを記憶する第1メモリと、
    前記第1メモリと二重化され、データを記憶する第2メモリと、
    該第1メモリに対してデータの書き込み又は読み出しを行い、他装置に第1データクロスバを介して接続し、該第1メモリの書き込み又は読み出しを行うデータを該他装置に対して送受信する第1メモリコントローラと、
    該第2メモリに対してデータの書き込み又は読み出しを行い、該他装置に第2データクロスバを介して接続し、該第2メモリの書き込み又は読み出しを行うデータを該他装置に対して送受信する第2メモリコントローラと、
    該第1データクロスバ及び該第2データクロスバを介したデータ送受信を検出し、該第1データクロスバ又は該第2データクロスバのいずれか一方のデータクロスバを介してデータの送受信ができないことを検出した場合、該第1メモリ及び該第2メモリから該他装置からの読み出し依頼対象のデータを読み出しを前記第1のメモリコントローラおよび前記第2のメモリコントローラに指示し、該第1のメモリコントローラ及び前記第2のメモリコントローラが読み出したデータの誤り検出を行い、誤りが検出されなかったデータ又は誤り訂正を行ったデータを出力するシステムコントローラと、
    を有することを特徴とするメモリシステム。
  2. 該メモリシステムは、さらに、データを処理する処理部を有し、該システムコントローラは、該誤りが検出されなかったデータ又は該誤り訂正を行ったデータを該処理部に出力することを特徴とする請求項1記載のメモリシステム。
  3. 該処理部は、該システムコントローラが出力したデータをデータ送信可能なデータクロスバを介して該他装置に送信することを特徴とする請求項2記載のメモリシステム。
  4. データクロスバを介して他装置に接続可能であり、データを記憶するメモリシステムの制御方法であって、
    該他装置に第1データクロスバを介して接続し、第1メモリに対してデータの書き込み又は読み出しを行う第1メモリコントローラが、該第1メモリの書き込み又は読み出しを行うデータを送受信し、
    該他装置に第2データクロスバを介して接続し、第2メモリに対してデータの書き込み又は読み出しを行う第2メモリコントローラが、該第2メモリの書き込み又は読み出しを行うデータを送受信し、
    該第1メモリコントローラ及び該第2メモリコントローラに接続するシステムコントローラが、該第1データクロスバ及び該第2データクロスバのデータ送受信を検出し、該第1データクロスバ又は該第2データクロスバのいずれか一方のデータクロスバでデータの送受信ができないことを検出した場合、該第1メモリ及び該第2メモリから該他装置からの読み出し依頼対象のデータを読み出し、該読み出したデータの誤り検出を行い、誤りが検出されなかったデータ又は誤り訂正を行ったデータを出力することを特徴とするメモリシステムの制御方法。
  5. 該メモリシステムは、さらに、データを処理する処理部を有し、該システムコントローラは、該誤りが検出されなかったデータ又は該誤り訂正を行ったデータを該処理部に出力することを特徴とする請求項4記載のメモリシステムの制御方法。
  6. 該処理部は、該システムコントローラが出力したデータをデータ送信可能なデータクロスバを介して該他装置に送信することを特徴とする請求項5記載のメモリシステムの制御方法。
JP2011532809A 2009-09-25 2009-09-25 メモリシステム及びメモリシステムの制御方法 Expired - Fee Related JP5348248B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/004886 WO2011036727A1 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 メモリシステム及びメモリシステムの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011036727A1 true JPWO2011036727A1 (ja) 2013-02-14
JP5348248B2 JP5348248B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=43795500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011532809A Expired - Fee Related JP5348248B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 メモリシステム及びメモリシステムの制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8667228B2 (ja)
EP (1) EP2482194B1 (ja)
JP (1) JP5348248B2 (ja)
WO (1) WO2011036727A1 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8762620B2 (en) 2007-12-27 2014-06-24 Sandisk Enterprise Ip Llc Multiprocessor storage controller
US8973125B2 (en) 2010-05-28 2015-03-03 Alcatel Lucent Application layer authentication in packet networks
US9699263B1 (en) 2012-08-17 2017-07-04 Sandisk Technologies Llc. Automatic read and write acceleration of data accessed by virtual machines
US9501398B2 (en) 2012-12-26 2016-11-22 Sandisk Technologies Llc Persistent storage device with NVRAM for staging writes
US9612948B2 (en) 2012-12-27 2017-04-04 Sandisk Technologies Llc Reads and writes between a contiguous data block and noncontiguous sets of logical address blocks in a persistent storage device
US9454420B1 (en) 2012-12-31 2016-09-27 Sandisk Technologies Llc Method and system of reading threshold voltage equalization
US9870830B1 (en) 2013-03-14 2018-01-16 Sandisk Technologies Llc Optimal multilevel sensing for reading data from a storage medium
US9367246B2 (en) 2013-03-15 2016-06-14 Sandisk Technologies Inc. Performance optimization of data transfer for soft information generation
US9384126B1 (en) 2013-07-25 2016-07-05 Sandisk Technologies Inc. Methods and systems to avoid false negative results in bloom filters implemented in non-volatile data storage systems
US9524235B1 (en) 2013-07-25 2016-12-20 Sandisk Technologies Llc Local hash value generation in non-volatile data storage systems
US9361221B1 (en) 2013-08-26 2016-06-07 Sandisk Technologies Inc. Write amplification reduction through reliable writes during garbage collection
US9639463B1 (en) 2013-08-26 2017-05-02 Sandisk Technologies Llc Heuristic aware garbage collection scheme in storage systems
US9298608B2 (en) 2013-10-18 2016-03-29 Sandisk Enterprise Ip Llc Biasing for wear leveling in storage systems
US9442662B2 (en) 2013-10-18 2016-09-13 Sandisk Technologies Llc Device and method for managing die groups
US9436831B2 (en) 2013-10-30 2016-09-06 Sandisk Technologies Llc Secure erase in a memory device
US9703816B2 (en) 2013-11-19 2017-07-11 Sandisk Technologies Llc Method and system for forward reference logging in a persistent datastore
US9520197B2 (en) 2013-11-22 2016-12-13 Sandisk Technologies Llc Adaptive erase of a storage device
US9520162B2 (en) 2013-11-27 2016-12-13 Sandisk Technologies Llc DIMM device controller supervisor
US9582058B2 (en) 2013-11-29 2017-02-28 Sandisk Technologies Llc Power inrush management of storage devices
US9703636B2 (en) * 2014-03-01 2017-07-11 Sandisk Technologies Llc Firmware reversion trigger and control
US9448876B2 (en) 2014-03-19 2016-09-20 Sandisk Technologies Llc Fault detection and prediction in storage devices
US9454448B2 (en) 2014-03-19 2016-09-27 Sandisk Technologies Llc Fault testing in storage devices
US9390814B2 (en) 2014-03-19 2016-07-12 Sandisk Technologies Llc Fault detection and prediction for data storage elements
US9390021B2 (en) 2014-03-31 2016-07-12 Sandisk Technologies Llc Efficient cache utilization in a tiered data structure
US9626400B2 (en) 2014-03-31 2017-04-18 Sandisk Technologies Llc Compaction of information in tiered data structure
US9626399B2 (en) 2014-03-31 2017-04-18 Sandisk Technologies Llc Conditional updates for reducing frequency of data modification operations
US9697267B2 (en) 2014-04-03 2017-07-04 Sandisk Technologies Llc Methods and systems for performing efficient snapshots in tiered data structures
US9558143B2 (en) * 2014-05-09 2017-01-31 Micron Technology, Inc. Interconnect systems and methods using hybrid memory cube links to send packetized data over different endpoints of a data handling device
US10656840B2 (en) 2014-05-30 2020-05-19 Sandisk Technologies Llc Real-time I/O pattern recognition to enhance performance and endurance of a storage device
US10146448B2 (en) 2014-05-30 2018-12-04 Sandisk Technologies Llc Using history of I/O sequences to trigger cached read ahead in a non-volatile storage device
US10114557B2 (en) 2014-05-30 2018-10-30 Sandisk Technologies Llc Identification of hot regions to enhance performance and endurance of a non-volatile storage device
US10162748B2 (en) 2014-05-30 2018-12-25 Sandisk Technologies Llc Prioritizing garbage collection and block allocation based on I/O history for logical address regions
US10372613B2 (en) 2014-05-30 2019-08-06 Sandisk Technologies Llc Using sub-region I/O history to cache repeatedly accessed sub-regions in a non-volatile storage device
US10656842B2 (en) 2014-05-30 2020-05-19 Sandisk Technologies Llc Using history of I/O sizes and I/O sequences to trigger coalesced writes in a non-volatile storage device
US9703491B2 (en) 2014-05-30 2017-07-11 Sandisk Technologies Llc Using history of unaligned writes to cache data and avoid read-modify-writes in a non-volatile storage device
US9652381B2 (en) 2014-06-19 2017-05-16 Sandisk Technologies Llc Sub-block garbage collection
US9443601B2 (en) 2014-09-08 2016-09-13 Sandisk Technologies Llc Holdup capacitor energy harvesting
KR102435181B1 (ko) 2015-11-16 2022-08-23 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치, 이를 포함하는 메모리 시스템 및 메모리 시스템의 동작 방법
KR102410022B1 (ko) * 2017-11-24 2022-06-21 에스케이하이닉스 주식회사 에러스크럽방법 및 이를 이용한 반도체모듈

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4438494A (en) * 1981-08-25 1984-03-20 Intel Corporation Apparatus of fault-handling in a multiprocessing system
JP3436974B2 (ja) * 1994-06-27 2003-08-18 三菱電機株式会社 二重化メモリシステム
JP3094849B2 (ja) 1995-06-21 2000-10-03 株式会社日立製作所 並列計算機およびその多段結合網
US6370605B1 (en) * 1999-03-04 2002-04-09 Sun Microsystems, Inc. Switch based scalable performance storage architecture
JP2001256203A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Nec Corp 冗長構成クロスバスイッチシステム
DE60126533T2 (de) * 2000-06-19 2007-11-22 Broadcom Corp., Irvine Vermittlungsstelle mit einer Speicherverwaltungeinheit zur Verbesserung der Flusssteurung
US6684292B2 (en) * 2001-09-28 2004-01-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Memory module resync
US7707351B2 (en) * 2002-10-31 2010-04-27 Ring Technology Enterprises Of Texas, Llc Methods and systems for an identifier-based memory section
JP3988146B2 (ja) 2004-07-27 2007-10-10 日本電気株式会社 マルチノードシステム、ノード間クロスバスイッチ、ノード、スイッチプログラム及びノードプログラム
JP4755050B2 (ja) * 2006-08-18 2011-08-24 富士通株式会社 データ処理装置、モード管理装置、及びモード管理方法
JP4918824B2 (ja) * 2006-08-18 2012-04-18 富士通株式会社 メモリコントローラおよびメモリ制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20120173826A1 (en) 2012-07-05
EP2482194B1 (en) 2013-12-25
EP2482194A4 (en) 2013-01-02
WO2011036727A1 (ja) 2011-03-31
EP2482194A1 (en) 2012-08-01
US8667228B2 (en) 2014-03-04
JP5348248B2 (ja) 2013-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5348248B2 (ja) メモリシステム及びメモリシステムの制御方法
EP1984822B1 (en) Memory transaction replay mechanism
CN100405309C (zh) 文件控制系统和文件控制装置
US20140040677A1 (en) Storage device, control device and data protection method
JPH03182957A (ja) 読み出しおよび書き込み用プロトコール
KR20150063509A (ko) 체크포인팅의 외부에서 기입 데이터를 처리하는 다중 컴퓨터 시스템
JP4755050B2 (ja) データ処理装置、モード管理装置、及びモード管理方法
US7162545B2 (en) Duplexed processor system
JP2006260139A (ja) エラー検出訂正装置の制御方法、エラー検出訂正装置、情報処理システム、エラー検出訂正装置の制御プログラム、データ処理装置
JPH1049448A (ja) 冗長化メモリのエラー訂正機構
JP4425853B2 (ja) Cpu二重化用ベースユニットおよびcpu二重化システム
US8327197B2 (en) Information processing apparatus including transfer device for transferring data
JP6394727B1 (ja) 制御装置、制御方法、及び、フォールトトレラント装置
JP5145860B2 (ja) メモリ二重化システム及び情報処理装置
JP2006146320A (ja) 2重化システム
WO2008062511A1 (fr) Système multiprocesseur
JP4929602B2 (ja) データ転送装置及び方法
JP2010010897A (ja) 多重化装置同期化処理装置及び多重化装置同期化処理方法
JP5076348B2 (ja) 共有メモリのアクセス方式
JP2006058984A (ja) 二重化プロセッサシステム
JPH09152995A (ja) 計算機システム
JPH01134555A (ja) 共通メモリ制御方式
JPH0367348A (ja) 受信データメモリの面切換え制御方式
JP2011145757A (ja) 入出力装置
JP2005094328A (ja) 回線多重化構造を用いた入出力制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees