JPWO2011013478A1 - シートたばこの製造方法及びこれを含むシガレットの製造方法並びにシガレット - Google Patents

シートたばこの製造方法及びこれを含むシガレットの製造方法並びにシガレット Download PDF

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Abstract

バーレー葉たばこの使用量を削減しても香喫味が同等なシガレットを得ることができ、特殊加工処理を不要として設置スペース及びコストの低減を図ったシートたばこの製造方法及びこれを含むシガレットの製造方法並びにシガレットを提供する。このため、シートたばこ用原料を繊維物と溶液物に分離し、前記溶液物に香料を添加し、該香料が添加された溶液物と前記繊維物を混合して混合物を形成し、該混合物を乾燥させる。これにより、シートたばこ製造工程において、予めシートたばこ成形中に香料を添加するため、上記特殊加工処理を施さなくてもバーレー葉たばこを用いたときと同等の香喫味を有するシートたばこを得ることができる。

Description

本発明は、シートたばこの製造方法及びこれを含むシガレットの製造方法並びにシガレットに関するものである。
現在、市場に流通しているシガレットの多くは「アメリカンブレンドタイプ」と呼ばれる製造方法により製造されている。この製造方法は、原料であるバーレー葉に多量の香料を添加し、多室型の乾燥機で乾燥処理し、そして他の原料とブレンドするものである。このバーレー葉に対する香料の添加工程と、その次の乾燥工程は特殊加工処理と呼ばれ、特有の甘臭味を生み出すものである。この甘臭味が、「アメリカンブレンドタイプ」のシガレットが有する主たる香喫味である。
しかしながら、上述した特殊加工処理を行うためには、特に乾燥工程に用いる多室型の乾燥機を中心に、かなりの重設備が必要となる。このため、設置スペースの確保と、多大な設備投資が必要になる。さらに、上記特殊加工処理はランニングコストも高い。また、特殊加工処理を行う設備を備えていないたばこ工場では、当該処理を他のたばこ工場に依頼して処理するしかなく、生産性が悪かった。
バーレー葉を用いた葉たばこ中に含まれるニトロソアミン(TSNA)の割合を減少させたたばこ混合物及びこの混合物を含むシガレットが特許文献1に開示されている。このたばこ混合物及びこの混合物を含むシガレット(葉たばこ)は、予めTSNAを吸着するための吸着剤を用意し、この吸着剤と接触させた再構成たばこ薄片を50%以上存在させて、アメリカンブレンドタイプとして葉たばこを製造するものである。これにより、TSNAを減少させた葉たばこを得ることができるとされている。しかしながら、特許文献1では、葉たばこの製造方法としてアメリカンブレンドタイプを使用しているため、上記特殊加工処理を行って葉たばこを製造している。このため、上記特殊加工処理の問題点を抱えたままである。
国際公開第2004/107885号
本発明は、上記従来技術と比較した場合、バーレー葉の使用量を削減することにより特殊加工処理を不要とし、そのための設置スペース及びコストの低減を図り、バーレー葉の使用量を削減しないシガレットと同等な香喫味を得ることができるシガレットを製造するためのシートたばこの製造方法及びこれを含むシガレットの製造方法並びにシガレットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明では、シートたばこ用原料を繊維物と溶液物に分離し、前記溶液物に香料を添加し、該香料が添加された溶液物と前記繊維物を混合して混合物を形成し、該混合物を乾燥させることを特徴とするシートたばこの製造方法を提供する。
好ましくは、前記香料は、糖度30%以上の水溶性植物エキスを10%以上含むことを特徴としている。
また、好ましくは、前記香料は、噴霧乾燥された粉末状の香料を5%以上含むことを特徴としている。
また、本発明では、上記シートたばこの製造方法により製造されたシートたばこを用いたシガレットの製造方法であって、前記シートたばことバーレー葉たばことを調湿し、該調湿されたシートたばことバーレー葉たばこに前記香料とは異なる後加香のための香料を添加し、前記シートたばこ及び前記バーレー葉たばことは異なる他の種類の葉たばこに加香処理したものを混合して刻たばことし、該刻たばことあるいは該刻たばこの混合物を巻紙にて巻き上げることを特徴とするシガレットの製造方法を提供する。
また、本発明では、上記シートたばこの製造方法により製造されたシートたばこが配合されていることを特徴とするシガレットを提供する。
また、本発明では、上記シガレットの製造方法により製造されることを特徴とするシガレットを提供する。
請求項1の発明によれば、シートたばこ製造工程において、バーレー葉に施す特殊加工処理と同等の処理(香料を添加したうえで乾燥する)を施すため、バーレー葉たばこに特殊加工処理した際に得られる焦甘臭味を有するシートたばこを得ることができる。
請求項2の発明によれば、香料として糖度30%以上の水溶性植物エキスを用いるので、バーレー葉たばこに特殊加工処理した際に得られる焦甘臭味を得ることができる。
請求項3の発明によれば、香料として噴霧乾燥された粉末状の香料を用いるので、バーレー葉たばこに特殊加工処理した際に得られる焦甘臭味を得ることができる。
請求項4の発明によれば、焦甘臭味を有するシートたばこと、バーレー葉たばことを調湿し、さらに後加香のための香料を添加してシガレットを製造するので、従来のバーレー葉たばこ使用量よりも少ないバーレー葉たばこ使用量で充分な焦甘臭味を有するシガレットを製造することができる。このため、バーレー葉たばこに香料を添加し、これを乾燥する、いわゆる従来用いてきた特殊加工処理を施すことなく、バーレー葉たばこを用いたシガレットを製造することができる。したがって、特殊加工処理のための設置スペースが不要となり、コスト的に効率よくシガレットを製造することができる。
請求項5の発明によれば、シートたばこに焦甘臭味が付与されているので、アメリカンブレンドタイプのシガレットを製造する際に、バーレー葉たばこの使用量を減少させることができる。
請求項6の発明によれば、十分な焦甘臭味を有するアメリカンブレンドタイプシガレットを得ることができる。
本発明に係るシートたばこの製造方法を示すフローチャートである。 本発明に係るシガレットの製造方法を示すフローチャートである。 従来のアメリカンブレンドタイプのシガレットと本発明に係るシガレットとの香喫味の比較図である。 本発明に係るシガレットの概略図である。 水溶性植物エキスの含有率と糖度の関係を示す評価結果図である。 噴霧乾燥された粉末状の香料の含有率を変更したときの評価結果図である。 各種シガレットの香喫味の比較図である。
図1は本発明に係るシートたばこの製造方法を示すフローチャートであり、図2は本発明に係るシガレットの製造方法を示すフローチャートである。
本発明に係るシガレットは、従来よりもバーレー葉たばこの使用量を減らし、しかしながら香喫味が同等にされたものである。バーレー葉たばこを減らしたため、従来行っていたバーレー葉たばこへの香料添加と乾燥(特殊加工処理)工程が不要となり、そのための設備も不要となり、スペース的、コスト的に効率よくシガレットを製造するものである。以下にその製造方法について述べる。
まずは、図1を参照してシートたばこの製造方法を説明する。
シートたばこ用原料から内容成分を抽出する(ステップS1)。シートたばこ用原料としては、たばこ細粉、補強材、ステム、スクラップ等がある。
抽出物をプレス機等によりプレスして、脱水を行う。ここで、抽出物は繊維物と溶液物に分離される(ステップS2)。これが分離プロセスである。
そして、溶液物を濃縮する(ステップS3)。
ステップS3で濃縮された溶液物に対し、前加香を行う(ステップS4)。前加香は、タンク内に充填された溶液物に対し、香料を添加して行われる。この香料は、シガレットの味となる呈味部分に寄与する香料を用いる。例えば、糖度30%以上の水溶性植物エキスであり、コーヒー、アルファルファ、蜂蜜等である。又は噴霧乾燥された粉末状の香料でもよく、例えば、キャロブビーン、グラニュー糖、リコリス、カカオ等である。また、タンクには保湿剤となるグリセリンも添加される。
次に、繊維物を成形する(ステップS5)。この成形は、繊維物と水との混合物に脱水・乾燥処理をしつつ、シート状に成形するものである。
次に、成形された繊維物にステップS4で前加香された溶液物を添加する(ステップS6)。
次に、シート状の繊維物及び溶液物の混合物を乾燥させる(ステップS7)。この乾燥には、熱風によるトンネルドライヤーを用いる。
次に、乾燥したシート状繊維物を所望の大きさに裁断する(ステップS8)。例えば、50×50mmの大きさとする。これにより、予め前加香処理が施されたシートたばこを得ることができる。
次に、図2を参照してシガレットの製造方法を説明する。
バーレー葉たばことシートたばこを調湿する(ステップT1)。これにより、シートたばこが混合された分、バーレー葉の使用量が従来に比べて減少する。
ステップT1のバーレー葉たばこ及びシートたばこに後加香処理を施す(ステップT2)。この香料は、植物エキス(食品用香料、たばこ香料)等の後加香のための香料を用いる。後加香のための香料は、主に香りを付与するもの(香気部分を補強した香料)を用いる。このように、シートたばこの製造工程で呈味部分を主に付与する香料を用い、実際にバーレー葉たばことの混合でシガレットを製造する際に香気部分を主に付与する香料を添加することにより、以下の効果を得られる。
まず、香料の添加プロセスを前加香と後加香で分け、シートたばこの製造過程で前加香を行うことにより、従来のバーレー葉たばこのみを用いていたアメリカンブレンドタイプでの多室型の乾燥機を中心とした特殊加工処理を施すことが不要となる。さらに、シートたばこを保管しておく場合にも、香気部分の香料を実際にシガレットの製造段階で後加香にて付与するので、保管中に香気が拡散してしまうことはない。
一方で、他の葉たばこを別に調湿し、混合物を形成する(ステップT3)。
ステップT3で得られた調湿後の他の葉たばこに水溶性の香料を添加する(ステップT4)。このステップでは、前述したステップT2での後加香に用いた香料とは、異なる香料を用いる。
ステップT2及びステップT4で得られた加香済葉たばこをブレンドし、裁刻して乾燥する(ステップT5)。
そして、必要に応じて緩和刻、あるいは中骨刻を混合する(ステップT6)。
ステップT6までで得られた混合物に対して加香する(ステップT7)。この加香は、最終的な香り付けの役割を果たす。
そして、ステップT7で得られたものが、刻たばことなる(ステップT8)。
ステップT8で得られた刻たばこを巻紙にて包み込み、シガレットが製造される(ステップT9)。すなわち、本発明に係るシガレットの製造方法は、図1と図2の両方のフローチャートを合わせたものである。
図3は従来のアメリカンブレンドタイプのシガレットと本発明に係るシガレットとの香喫味の比較図である。
香喫味を香気部分、呈味部分、煙質部分に分けて比較した。従来のアメリカンブレンドタイプを基準とするため、従来のアメリカンブレンドタイプのシガレットが有する香喫味
の香気部分、呈味部分、煙質部分を星の数5つでそれぞれ表示した。本発明において、シートたばこは、前加香にて呈味部分を主に付与したので、呈味部分の星を3つ有し、香気部分と煙質部分の星を一つ有している。したがってシートたばこのみでは従来のアメリカンブレンドタイプのシガレットの香喫味を実現することはできていない。ここで、バーレー葉たばこはもともと香気部分の星を一つ、煙質部分の星を3つ有している。後加香にて使用する香料は、これらのシートたばことバーレー葉たばこに主に香気部分を付与するので、香気部分の星を3つ、呈味部分の星を2つ、煙質部分の星を一つ有している。シートたばこ(前加香済み)、バーレー葉たばこ、そして後加香を経た葉たばこが有する星を合計すると全ての部分で星5つとなり、従来のアメリカンブレンドタイプのシガレットと同じ星の数となる。したがって、本発明に係るシガレットの製造方法を経て、従来のアメリカンブレンドタイプのシガレットと同等の香喫味を得ることができた。
図4は本発明に係るシガレットの概略図である。
図示したように、本発明に係るシガレット1は、刻たばこ2を巻紙3で包み込んで形成されている。刻たばこ2は、上述したステップT8で得られたものである。すなわち、上述した本発明に係るシートたばこの製造方法で製造されたシートたばことバーレー葉たばこを混合して後加香処理されたものである。上述したように、シートたばこの製造過程で加香される香料は焦甘臭味を備えている。なお、4はフィルタである。
これにより、従来のアメリカンブレンドタイプのシガレットと同等の香喫味を得ることができたが、本発明に係る製造方法により得られたシガレットは、従来と比べ、バーレー葉たばこの使用量が減少している。したがって、バーレー葉たばこが持つ特有の香喫味を発現させるための上述した特殊加工処理を不要とし、代わりに前加香処理を施した焦甘臭味を有するシートたばこを用いてその香喫味を発現させている。また、バーレー葉たばこは多量に使用すると吸いづらい部分があったので、バーレー葉たばこを減らしたことで、これを吸いやすくすることができた。
図5は水溶性植物エキスの含有率と糖度の関係を示す評価結果図である。
図示したように、本発明に係るシートたばこに用いる香料に含まれる香素Aとして、水溶性植物エキスを用い、含有率と糖度を変更させ、焦甘臭味を評価している。それぞれについて、評価点数を付している。例えば、香素の含有率8wt%で糖度25%の場合、3.0点であり、含有率10wt%で糖度30%の場合、5.0点である。この点数は、目標とする焦甘臭味が備わっているか否かを示している。ここでは、5点を本願発明において必要な焦甘臭味が備わっている最低限必要な点数とし、5点以上であれば目標を達成する程度の焦甘臭味を備えていることになる。そうすると、含有率10wt%以上であり、かつ、糖度30%以上において、全て5点以上となっている。したがって、香素として水溶性植物エキスを用いた場合、含有率10wt%以上、糖度30%以上であることが必要である。
図6は噴霧乾燥された粉末状の香料の含有率を変更したときの評価結果図である。
図示したように、香素Bとして、噴霧乾燥された粉末状の香料を用い、この含有率を変更させて焦甘臭味を評価している。ここで、含有率が5wt%以上で5点以上を示しているので、含有率5wt%以上が必要な焦甘臭味を備えていることがわかる。したがって、香素として噴霧乾燥された粉末状の香料を用いた場合、含有率5wt%以上であることが必要である。その他の評価基準等については、図5で説明したとおりである。
本発明者らは、さらに各種シガレットを用い、香喫味を比較した。その結果を図7に示す。比較したシガレットは、(A)従来の特殊加工処理を施したバーレー葉たばこを用いたシガレット、(B)シートたばこのみを用いたシガレット、(C)シートたばことバーレー葉たばこを混合して後加香処理をせずに一般処理を施したシガレット、そして(D)本発明に係るシガレットであり、シートたばことバーレー葉たばこを混合して一般処理に加え、後加香処理を施したシガレットである。これらのうち、(A)のシガレットが有する香喫味についての香気部分、呈味部分、煙質部分の評価値を5.0とし、これを基準として(B)〜(D)のシガレットについて評価した。
評価は、複数の評価者にまず(A)のシガレットを味わってもらい、この評価値を上記の5.0とした。そして、(B)〜(D)のシガレットを実際に味わってもらい、各香喫味部分について0.5単位で評価値をつけてもらった。そして、それらの平均値を求めた。なお、(B)〜(D)のシガレットについてはその種類を伏せて味わってもらった。結果として、(B)のシートたばこのみを用いたシガレットでは、香気部分の評価値が2.3であり、呈味、煙質についてはそれぞれ2.8及び2.2であった。(C)のシートたばことバーレー葉たばこを混合して後加香処理をせずに通常の処理を施したシガレットでは、香気部分の評価値が2.8であり、呈味、煙質についてはそれぞれ3.2及び3.9であった。そして、(D)の本発明に係るシガレットは、香気部分の評価値が4.3であり、呈味部分の評価値が4.6、煙質部分の評価値が4.8であった。
以上より、(B)のシガレットでは(A)で示された従来のバーレー葉たばこを用いたシガレットの香喫味に遠く及ばないが、(C)のシガレットとすることで少し近づいたことがわかる。しかしながら(D)の本発明に係るシガレットは、(C)よりも大きく(A)のシガレットの香喫味に近づき、ほぼ同等の香喫味を得ることができている。よって、本発明に係るシガレットは、アメリカンブレンドタイプのシガレットと同等の香喫味を得ることができるといえる。
1:シガレット
2:刻たばこ
3:巻紙
4:フィルタ
【0002】
少させた葉たばこを得ることができるとされている。しかしながら、特許文献1では、葉たばこの製造方法としてアメリカンブレンドタイプを使用しているため、上記特殊加工処理を行って葉たばこを製造している。このため、上記特殊加工処理の問題点を抱えたままである。
先行技術文献
特許文献
[0005]
特許文献1:国際公開第2004/107885号
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0006]
本発明は、上記従来技術と比較した場合、バーレー葉の使用量を削減することにより特殊加工処理を不要とし、そのための設置スペース及びコストの低減を図り、バーレー葉の使用量を削減しないシガレットと同等な香喫味を得ることができるシガレットを製造するためのシートたばこの製造方法及びこれを含むシガレットの製造方法並びにシガレットを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0007]
前記目的を達成するため、本発明では、シートたばこ用原料を繊維物と溶液物に分離し、前記溶液物に香料を添加し、該香料が添加された溶液物と前記繊維物を混合して混合物を形成し、該混合物を乾燥させてシートたばこを製造し、前記シートたばことバーレー葉たばことを調湿し、該調湿されたシートたばことバーレー葉たばこに前記香料とは異なる後加香のための香料を添加し、前記シートたばこ及び前記バーレー葉たばことは異なる他の種類の葉たばこ原料に加香処理したものを混合して刻たばことし、該刻たばこあるいは該刻たばこの混合物を巻紙にて巻き上げることを特徴とするシガレットの製造方法を提供する。
[0008]
[0009]
[0010]
【0003】
[0011]
[0012]
また、本発明では、上記シガレットの製造方法により製造されることを特徴とするシガレットを提供する。
発明の効果
[0013]
本発明によれば、シートたばこ製造工程において、バーレー葉に施す特殊加工処理と同等の処理(香料を添加したうえで乾燥する)を施すため、バーレー葉たばこに特殊加工処理した際に得られる焦甘臭味を有するシートたばこを得ることができる。
[0014]
[0015]
[0016]
さらに、本発明によれば焦甘臭味を有するシートたばこと、バーレー葉たばことを調湿し、さらに後加香のための香料を添加してシガレットを製造するので、従来のバーレー葉たばこ使用量よりも少ないバーレー葉たばこ使用量で充分な焦甘臭味を有するシガレットを製造することができる。このため、バーレー葉たばこに香料を添加し、これを乾燥する、いわゆる従来用いてきた特殊加工処理を施すことなく、バーレー葉たばこを用いたシガレットを製造することができる。したがって、特殊加工処理のための設置スペースが不要となり、コスト的に効率よくシガレットを製造することができる 。
[0017]
【0004】
[0018]
また、本発明によれば、十分な焦甘臭味を有するアメリカンブレンドタイプシガレットを得ることができる。
図面の簡単な説明
[0019]
[図1]本発明に係るシートたばこの製造方法を示すフローチャートである。
[図2]本発明に係るシガレットの製造方法を示すフローチャートである。
[図3]従来のアメリカンブレンドタイプのシガレットと本発明に係るシガレットとの香喫味の比較図である。
[図4]本発明に係るシガレットの概略図である。
[図5]水溶性植物エキスの含有率と糖度の関係を示す評価結果図である。
[図6]噴霧乾燥された粉末状の香料の含有率を変更したときの評価結果図である。
[図7]各種シガレットの香喫味の比較図である。
発明を実施するための形態
[0020]
図1は本発明に係るシートたばこの製造方法を示すフローチャートであり、図2は本発明に係るシガレットの製造方法を示すフローチャートである。
[0021]
本発明に係るシガレットは、従来よりもバーレー葉たばこの使用量を減らし、しかしながら香喫味が同等にされたものである。バーレー葉たばこを減らしたため、従来行っていたバーレー葉たばこへの香料添加と乾燥(特殊加工処理)工程が不要となり、そのための設備も不要となり、スペース的、コスト的に効率よくシガレットを製造するものである。以下にその製造方法について述べる。
[0022]
まずは、図1を参照してシートたばこの製造方法を説明する。
[0023]
シートたばこ用原料から内容成分を抽出する(ステップS1)。シートたばこ用原料としては、たばこ細粉、補強材、ステム、スクラップ等がある。
[0024]
抽出物をプレス機等によりプレスして、脱水を行う。ここで、抽出物は繊維物と溶液物に分離される(ステップS2)。これが分離プロセスである。

Claims (6)

  1. シートたばこ用原料を繊維物と溶液物に分離し、
    前記溶液物に香料を添加し、
    該香料が添加された溶液物と前記繊維物を混合して混合物を形成し、
    該混合物を乾燥させることを特徴とするシートたばこの製造方法。
  2. 前記香料は、糖度30%以上の水溶性植物エキスを10%以上含むことを特徴とする請求項1に記載のシートたばこの製造方法。
  3. 前記香料は、噴霧乾燥された粉末状の香料を5%以上含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のシートたばこの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のシートたばこの製造方法により製造されたシートたばこを用いたシガレットの製造方法であって、
    前記シートたばことバーレー葉たばことを調湿し、
    該調湿されたシートたばことバーレー葉たばこに前記香料とは異なる後加香のための香料を添加し、
    前記シートたばこ及び前記バーレー葉たばことは異なる他の種類の葉たばこ原料に加香処理したものを混合して刻たばことし、
    該刻たばこあるいは該刻たばこの混合物を巻紙にて巻き上げることを特徴とするシガレットの製造方法。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のシートたばこの製造方法により製造されたシートたばこが配合されていることを特徴とするシガレット。
  6. 請求項4に記載のシガレットの製造方法により製造されることを特徴とするシガレット。
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