JPWO2010123115A1 - ビシクロカーバメート化合物からの2−アザアダマンタン化合物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、2−アザアダマンタン化合物を得ることを目的とし、N−トリクロロエトキシカルボニル−2−アザアダマンタンおよびN−ジクロロエトキシカルボニル−2−アザアダマンタンからのアルコキシカルボニル基除去については、亜鉛を用いる方法が検討されている(非特許文献2)。
また、上記非特許文献2には、ビシクロカーバメート化合物を基質とする場合、目的の2−アザアダマンタンは得られなかったとの記載があり、あわせてN−ベンゾイル−2−アザアダマンタンのアルカリ加水分解によるベンゾイル基除去も検討されているが、目的の2−アザアダマンタン化合物は得られなかったとの記載がある。
本発明は、ビシクロカーバメート化合物を基質(原料)として、2−アザアダマンタン化合物を高効率にて製造する新規な方法を提供することを目的とする。
なお、2−アザアダマンタン化合物の中間体である2−アザアダマンタンカーバメート化合物は、文献に未載な新規な化合物である。
〔1〕下式(1):
(式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、ホルミル基、カルボキシル基、スルホ基、直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル基、C3-12シクロアルキル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)オキシ基、(C3-12シクロアルキル)オキシ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)チオ基、(C3-12シクロアルキル)チオ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)アミノ基、(C3-12シクロアルキル)アミノ基、ジ(直鎖または分岐鎖であるC1-6アルキル)アミノ基、ジ(C3-6シクロアルキル)アミノ基、直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキルカルボニル基、C3-12シクロアルキルカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)オキシカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)オキシカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)チオカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)チオカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)アミノカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)アミノカルボニル基、ジ(直鎖または分岐鎖であるC1-6アルキル)アミノカルボニル基、ジ(C3-6シクロアルキル)アミノカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)カルボニルオキシ基、(C3-12シクロアルキル)カルボニルオキシ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)カルボニルチオ基、(C3-12シクロアルキル)カルボニルチオ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)カルボニルアミノ基、(C3-12シクロアルキル)カルボニルアミノ基、ジ(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキルカルボニル)アミノ基、ジ(C3-12シクロアルキルカルボニル)アミノ基、直鎖または分岐鎖であるC1-6ハロアルキル基、C3-6ハロシクロアルキル基、直鎖または分岐鎖であるC2-6アルケニル基、C3-6シクロアルケニル基、直鎖または分岐鎖であるC2-6ハロアルケニル基、C3-6ハロシクロアルケニル基、直鎖または分岐鎖であるC2-6アルキニル基、直鎖または分岐鎖であるC2-6ハロアルキニル基、Raで置換されていてもよいベンジル基、Raで置換されていてもよいベンジルオキシ基、Raで置換されていてもよいベンジルチオ基、Raで置換されていてもよいベンジルアミノ基、Raで置換されていてもよいジベンジルアミノ基、Raで置換されていてもよいベンジルカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジルオキシカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジルチオカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジルアミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいジベンジルアミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジルカルボニルオキシ基、Raで置換されていてもよいベンジルカルボニルチオ基、Raで置換されていてもよいベンジルカルボニルアミノ基、Raで置換されていてもよいジ(ベンジルカルボニル)アミノ基、Raで置換されていてもよいアリール基、Raで置換されていてもよいアリールオキシ基、Raで置換されていてもよいアリールチオ基、Raで置換されていてもよいアリールアミノ基、Raで置換されていてもよいジアリールアミノ基、Raで置換されていてもよいアリールカルボニル基、Raで置換されていてもよいアリールオキシカルボニル基、Raで置換されていてもよいアリールチオカルボニル基、Raで置換されていてもよいアリールアミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいジアリールアミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいアリールカルボニルオキシ基、Raで置換されていてもよいアリールカルボニルチオ基、Raで置換されていてもよいアリールカルボニルアミノ基、Raで置換されていてもよいジ(アリールカルボニル)アミノ基から選ばれる1以上の置換基を表し、置換基の数が2以上である場合は、それぞれの置換基は同じでも異なっていてもよく、
Raは、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-6シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシC1-6アルキル基、C1-6アルキルスルフェニルC1-6アルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルスルフェニル基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルフェニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C2-6アルケニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アルケニルオキシ基、C2-6ハロアルケニルオキシ基、C2-6アルケニルスルフェニル基、C2-6アルケニルスルフィニル基、C2-6アルケニルスルホニル基、C2-6ハロアルケニルスルフェニル基、C2-6ハロアルケニルスルフィニル基、C2-6ハロアルケニルスルホニル基、C2-6アルキニル基、C2-6ハロアルキニル基、C2-6アルキニルオキシ基、C2-6ハロアルキニルオキシ基、C2-6アルキニルスルフェニル基、C2-6アルキニルスルフィニル基、C2-6アルキニルスルホニル基、C2-6ハロアルキニルスルフェニル基、C2-6ハロアルキニルスルフィニル基、C2-6ハロアルキニルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、SCN、C1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキルカルボニル基、C1-6ハロアルキルカルボニル基、C1-6アルキルカルボニルオキシ基、フェニル基、C1-6アルキルアミノ基またはジC1-6アルキルアミノ基であって、置換するRaの数は1〜5個であり、Raが2個以上の場合は、それぞれの置換基は同じでも異なっていてもよく、
R2およびR3はそれぞれ独立して、水素原子またはC1-6アルキル基を表し、ArはRaで置換されていてもよいアリール基を表す。)で表されるカーバメート化合物をハロゲン化剤と反応させて、下式(2)
(式中、Ar、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を表し、Xはハロゲン原子を表す。)で表される2−アザアダマンタンカーバメート化合物を製造し、次いで、該2−アザアダマンタンカーバメート化合物を水素化分解することにより、下式(3)
Raがハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-6シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシC1-6アルキル基、C1-6アルキルスルフェニルC1-6アルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルスルフェニル基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルフェニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、ヒドロキシ基、アミノ基、フェニル基、C1-6アルキルアミノ基またはジC1-6アルキルアミノ基であって、置換するRaの数は1〜5個であり、Raが2個以上の場合は、それぞれの置換基は同じでも異なっていてもよい、上記〔1〕、〔2〕、又は〔3〕記載の製造方法。
〔6〕下式(2)
本明細書におけるCa-bアルキルの表記は、炭素原子数がa〜b個よりなる直鎖または分岐鎖の炭化水素基を表し、例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、n-ブチル基、i-ブチル基、s-ブチル基、t-ブチル基、n-ペンチル基、1-メチルブチル基、2-メチルブチル基、3-メチルブチル基、1-エチルプロピル基、1,1-ジメチルプロピル基、1,2-ジメチルプロピル基、2,2-ジメチルプロピル基、n-ヘキシル基、1-メチルペンチル基、2-メチルペンチル基、1,1-ジメチルブチル基、1,3-ジメチルブチル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基等が具体例として挙げられ、各々の指定の炭素原子数の範囲で選択される。
Raで置換されていてもよいベンジル基として、ベンジル基、o-メチルベンジル基、m-メチルベンジル基、p-メチルベンジル基、o-クロルベンジル基、m-クロルベンジル基、p-クロルベンジル基、o-フルオロベンジル基、p-フルオロベンジル基、o-メトキシベンジル基、p-メトキシベンジル基、p-ニトロベンジル基、p-シアノベンジル基が挙げられる。
好ましいR2及びR3としては、例えば水素原子が挙げられる。
好ましいArとしては、例えば、フェニル基が挙げられる。
好ましいYとしては、例えば水素原子が挙げられる。
本発明は、例えば下記のスキームに従って実施することができる。
用いるハロゲン化剤の量は、基質の化合物(1)の1モルに対して1モル〜10モル、好ましくは、例えば1モル〜2モルである。
ハロゲン化剤とともに、好ましくは無機または有機塩基を用いることができる。かかる塩基は好ましくは炭酸カリウム、水酸化ナトリウムである。塩基の使用量は、化合物(1)に対して0.01モル倍〜100モル倍が好ましく、特に0.5モル倍〜2モル倍が好ましい。
反応時間は用いる基質および反応条件により必ずしも一定しないが、通常1分〜100時間であり、好ましくは5分〜24時間である。
反応溶媒の使用量は、原料を懸濁させるかあるいは完全に溶解させるに足る量で十分であり特に限定されないが、通常、原料に対して0.5〜10重量倍で十分である。
上記水素化分解では還元触媒が使用されるのが好ましく、該還元触媒としては、一般に接触還元に用いられている金属触媒、例えばニッケル、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、コバルト、銅などを使用することができる。工業的にはパラジウム触媒を使用するのが好ましい。これらの触媒は、金属の状態でも使用することができるが、通常は、カーボン、硫酸バリウム、シリカゲル、アルミナ、セライトなどの担体表面に担持させて用いたり、また、ニッケル、コバルト、銅などはラネー触媒としても用いられる。触媒の使用量は特に制限はないが、通常、式(2)で表される化合物に対し触媒金属重量として0.001〜50重量%の範囲であり、好ましくは0.01〜5重量%の範囲である。
なお、水素化分解における水素源としては、例えば水素が好ましいが、それ以外にもギ酸アンモニウムやヒドラジンなどを用いることが出来る。
本発明の製造方法の出発物質である式(1)で表される化合物は、2−アダマンタノン誘導体(4)を出発原料として、下記スキームに従って製造することができる。
(式中、Msはメタンスルホニル基を表し、Ar、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を表す。)
式(6)で表されるカルボン酸化合物は、例えばJ. Org. Chem., Vol. 39, No. 26, p3822 (1974)に準じた方法で製造することができる。
化合物(6)から化合物(1)を製造する条件は、J. Chem. Soc. Perkin Trans. I, p2529 (1983)記載の方法に準じる。
化合物(8)から化合物(1)の反応で使用されるアルコール(9)は、化合物(8)に対して、通常0.1当量〜100当量用いるが、好ましくは1当量〜20当量である。
化合物(6)から化合物(8)に導いた後、化合物(8)を単離することなく、化合物(1)を化合物(6)から1段階で製造することもできる。
また、式(1)で表される化合物は、次のように(6)で表される化合物を(10)で表される化合物に導いた後、公知のアミノ基保護手段を用いて得ることもできる。
(式中、Ar、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を表し、Jはハロゲン原子等の脱離基を表す。)
式(10)で表される化合物を、式(11)表される化合物と反応させて式(1)で表される化合物に変換する手段としては、アミノ基の公知の保護手段を用いればよい。そのような方法としては、例えばProtective Groups in Organic Chemistly(J.F.W.McOmie et al., Plenum Press; Protective Groups in Organic Synthesis, 3rd Edition(Theodora W. Greene, Peter G.M.Wuts, John Wiley & Sons, Inc.(ISBN:0-471-16019-9), April 1999に記載の方法等が挙げられる。
使用される(11)の量は前記の条件に準じる。
なお、本発明の製造方法によって得られる2−アザアダマンタン化合物は、例えば酸化することにより、アルコールの酸化触媒として有用なAZADO誘導体を製造することができる。
1L(リットル) の3径フラスコに2-アダマンタノン 48.0 g (0.320 mol) とメタンスルホン酸300 g (202 mL, 1.58 M) を加えて溶解した。この溶液に、撹拌下、反応溶液の温度が20℃から35℃以下を保つようにアジ化ナトリウム 22.9 g (0.353 mol) を少量ずつ加えた。その過程でアジ化水素酸および窒素ガスが発生するので、適宜、氷冷水浴で反応温度を下げた。その後、室温で1時間撹拌し、ガスクロマトグラフィーで2-アダマンタノンの消失を確認した。このとき、4-メタンスルホニル-2-アダマンタノン が生成していた。
エンド-ビシクロ[3.3.1]ノン-6-エン- 3-カルボン酸 14.7 g (88.5 mmol) のテトラヒドロピラン (88.5 mL, 1.0 M、1L ナス形フラスコ) 溶液に、室温下、トリエチルアミン29.8 mL (213 mmol) およびジフェニルホスホリルアジド(DPPA) 21.0 mL (97.4 mmol) を順次加え、同温度で3時間撹拌した。この時点で、反応系内にはエンド-ビシクロ[3.3.1]ノン-6-エン-3-カルボン酸アジドが生成している。
N-ベンジルオキシカルボニル-エンド-ビシクロ[3.3.1]ノン-6-エン-3-イルアミン5.0gにアセトニトリル12.5g、炭酸カリウム5.1gを加え、0〜10℃に冷却した後、臭素4.4gの50%wtアセトニトリル溶液を30分かけて滴下した。10分撹拌した後にガスクロマトグラフィーで分析したところ、反応は終了していた。
水20gを加え、30分ほど撹拌した。分液し、有機層を1N-NaOH水溶液20g、さらに水20gで洗浄した。濃縮し、N-ベンジルオキシカルボニル-4-ブロモ−2−アザアダマンタンをオイルとして6.2g得た(収率96%)。
N-ベンジルオキシカルボニル-4-ブロモ−2−アザアダマンタン
1H -NMR(300MHz, CDCl3): 1.5-2.8(10H,m), 4.3-4.7(3H,m), 5.15(2H,s), 7.2-7.7(5H, br)
N-ベンジルオキシカルボニル-4-ブロモ−2−アザアダマンタン1.0gにトルエン10g、10wt% Pd/C(50%含水)の0.3gを仕込み、水素圧0.5MPaをかけて、20〜30℃で撹拌した。ガスクロマトグラフ(GC)で反応を追跡したところ、5時間で原料のピークは消失した。
メタノール10gを加え30分撹拌した後、セライト(セライトコーポレーション社の登録商標)を用いてろ過し、メタノール10gで二回洗浄した。ろ液と洗浄液をまとめて濃縮した後、トルエン10gと1N塩酸10gを加えた。分液した後、水層にトルエン10gと20wt% NaOH水溶液3gを加え、2−アザアダマンタンを抽出した。トルエン層を濃縮し白色固体0.3gを得た(収率80%)。
N-ベンジルオキシカルボニル-4-ブロモ−2−アザアダマンタン1.0gにエタノール10g、、トリエチルアミン0.32g、10wt% Pd/C(50%含水)の0.5gを仕込み、水素圧0.5MPaをかけて、20〜30℃で5時間撹拌した。セライト(セライトコーポレーション社の登録商標)によりろ過して固体を除去し、母液を定量したところ2−アザアダマンタンの収率は85%であった。
N−ベンジルオキシカルボニル-4-ブロモ-2-アザアダマンタン8.1gにエタノール81g、炭酸カリウム16.0gを加え、10wt% Pd/C(50%含水)の0.81gを仕込み、水素圧0.5MPaをかけて、4時間攪拌した。セライトによりろ過して固体を除去し、母液を定量したところ2-アザアダマンタンの収率は80%であった。
N-ベンジルオキシカルボニル-エンド-ビシクロ[3.3.1]ノン-6-エン-3-イルアミン110mg(0.41mmol)にアセトニトリル 4.5mLと炭酸カリウム101mg(0.73mmol)を加え、氷冷下、塩素をバブリングした。15分後、ガスクロマトグラフィーにて原料の転化を確認し、水5mLとトルエン10mLを加え分液した。有機層を3%チオ硫酸ナトリウム水溶液 5mLで洗浄し、更に水5mLで二回洗浄した。有機層を濃縮したところ薄黄色固体としてN-ベンジルオキシカルボニル-4-クロロ−2−アザアダマンタン20mg(0.39mmol, 96%)を得た。
N-ベンジルオキシカルボニル-4-クロロ−2−アザアダマンタン
1H -NMR(300MHz, CDCl3): 1.5-2.6(10H,m), 4.0-4.6(3H, m), 5.14(2H,s),7.1-7.7(5H,m)
2-アザアダマンタン 9.7g(70mmol),タングステン酸ナトリウム二水和物2.6g(7.75 mmol) のメタノール(31 ml, 0.5 M)および塩化メチレン(10 ml)溶液を室温にて3 時間撹拌した。反応の終了を確認した後、水(80ml)を加えてクロロホルムで抽出し,有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後,減圧下溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン(1 : 8 v/v))に付し、溶出部よりAZADO (2.12 g, 13.9 mmol) を赤色固体として得た。諸データは公知の合成法により合成したものに一致した。
元素分析(C9H14NO)計算値:C, 9.27; H, 71.02; N, 9.20;実測値: H, 9.18; C, 71.06; N, 9.13.
昇華点 1600 Pa, 48 ℃
N-ベンジルオキシカルボニル-4-ブロモ−2−アザアダマンタンからの2−アザアダマンタン製造時に生成する中間体の構造決定
反応器にN-ベンジルオキシカルボニル-4-ブロモ−2−アザアダマンタン1を2.52g (7.2 mmol)、MeOH を25.2g、K2CO3 を4.98g (1に対して5当量)、10wt% Pd/C(50%含水)を0.120g(10wt%)を加え、水素雰囲気下30℃で10分間撹拌した。反応液をろ過し、得られた反応溶液を濃縮してMeOHを留去した。得られた残渣にトルエンを加え5% NaOH水溶液を用いて洗浄し、有機層を濃縮して化合物2 0.95g(6.9mmol, 収率=96%)を白色固体として得た。
・化合物2のスペクトルデータ
1HNMR/ (CDCl3 [500MHz]
δ=1.48(dd, J = 13.4, 4.15 Hz, 1H), δ=1.54(s, 2H), δ=1.63(dd, J = 13.1, 2.75 Hz, 1H), δ=1.70(dd, J = 10.3, 1.85 Hz, 1H),δ=1.91(s, 1H),δ=2.06(dd, J = 32.3, 13.3 Hz, 2H),δ=2.43-2.51(mt, 3H),δ=2.56(t, J = 5.0 Hz, 1H),δ=3.55(t, J = 5.0 Hz, 1H)
13C NMR/CDCl3[500MHz](dept135°)
δ=24.6(CH),δ=28.8(CH2),δ=31.4(CH),δ=31.8(CH2),δ=32.5(CH2),δ=41.8(CH),δ=45.5(CH), δ=50.2(CH),δ=54.4(CH2)
HRMS(TOF) : m/z: 135.10480(100%), 136.10815(9.7%)。Chemical Formula: C9H13N,
なお、2009年4月24日に出願された日本特許出願2009−105926号の明細書、特許請求の範囲、及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。
Claims (7)
- 下式(1):
(式中、R1は、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、ホルミル基、カルボキシル基、スルホ基、直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル基、C3-12シクロアルキル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)オキシ基、(C3-12シクロアルキル)オキシ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)チオ基、(C3-12シクロアルキル)チオ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)アミノ基、(C3-12シクロアルキル)アミノ基、ジ(直鎖または分岐鎖であるC1-6アルキル)アミノ基、ジ(C3-6シクロアルキル)アミノ基、直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキルカルボニル基、C3-12シクロアルキルカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)オキシカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)オキシカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)チオカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)チオカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)アミノカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)アミノカルボニル基、ジ(直鎖または分岐鎖であるC1-6アルキル)アミノカルボニル基、ジ(C3-6シクロアルキル)アミノカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)カルボニルオキシ基、(C3-12シクロアルキル)カルボニルオキシ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)カルボニルチオ基、(C3-12シクロアルキル)カルボニルチオ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)カルボニルアミノ基、(C3-12シクロアルキル)カルボニルアミノ基、ジ(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキルカルボニル)アミノ基、ジ(C3-12シクロアルキルカルボニル)アミノ基、直鎖または分岐鎖であるC1-6ハロアルキル基、C3-6ハロシクロアルキル基、直鎖または分岐鎖であるC2-6アルケニル基、C3-6シクロアルケニル基、直鎖または分岐鎖であるC2-6ハロアルケニル基、C3-6ハロシクロアルケニル基、直鎖または分岐鎖であるC2-6アルキニル基、直鎖または分岐鎖であるC2-6ハロアルキニル基、Raで置換されていてもよいベンジル基、Raで置換されていてもよいベンジルオキシ基、Raで置換されていてもよいベンジルチオ基、Raで置換されていてもよいベンジルアミノ基、Raで置換されていてもよいジベンジルアミノ基、Raで置換されていてもよいベンジルカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジルオキシカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジルチオカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジルアミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいジベンジルアミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジルカルボニルオキシ基、Raで置換されていてもよいベンジルカルボニルチオ基、Raで置換されていてもよいベンジルカルボニルアミノ基、Raで置換されていてもよいジ(ベンジルカルボニル)アミノ基、Raで置換されていてもよいアリール基、Raで置換されていてもよいアリールオキシ基、Raで置換されていてもよいアリールチオ基、Raで置換されていてもよいアリールアミノ基、Raで置換されていてもよいジアリールアミノ基、Raで置換されていてもよいアリールカルボニル基、Raで置換されていてもよいアリールオキシカルボニル基、Raで置換されていてもよいアリールチオカルボニル基、Raで置換されていてもよいアリールアミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいジアリールアミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいアリールカルボニルオキシ基、Raで置換されていてもよいアリールカルボニルチオ基、Raで置換されていてもよいアリールカルボニルアミノ基、Raで置換されていてもよいジ(アリールカルボニル)アミノ基から選ばれる1以上の置換基を表し、置換基の数が2以上である場合は、それぞれの置換基は同じでも異なっていてもよく、
Raは、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-6シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシC1-6アルキル基、C1-6アルキルスルフェニルC1-6アルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルスルフェニル基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルフェニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C2-6アルケニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アルケニルオキシ基、C2-6ハロアルケニルオキシ基、C2-6アルケニルスルフェニル基、C2-6アルケニルスルフィニル基、C2-6アルケニルスルホニル基、C2-6ハロアルケニルスルフェニル基、C2-6ハロアルケニルスルフィニル基、C2-6ハロアルケニルスルホニル基、C2-6アルキニル基、C2-6ハロアルキニル基、C2-6アルキニルオキシ基、C2-6ハロアルキニルオキシ基、C2-6アルキニルスルフェニル基、C2-6アルキニルスルフィニル基、C2-6アルキニルスルホニル基、C2-6ハロアルキニルスルフェニル基、C2-6ハロアルキニルスルフィニル基、C2-6ハロアルキニルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、SCN、C1-6アルコキシカルボニル基、C1-6アルキルカルボニル基、C1-6ハロアルキルカルボニル基、C1-6アルキルカルボニルオキシ基、フェニル基、C1-6アルキルアミノ基またはジC1-6アルキルアミノ基であって、置換するRaの数は1〜5個であり、Raが2個以上の場合は、それぞれの置換基は同じでも異なっていてもよく、
R2およびR3はそれぞれ独立して、水素原子またはC1-6アルキル基を表し、ArはRaで置換されていてもよいアリール基を表す。)で表されるカーバメート化合物をハロゲン化剤と反応させて、下式(2)
(式中、Ar、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を表し、Xはハロゲン原子を表す。)で表される2−アザアダマンタンカーバメート化合物を製造し、次いで、該2−アザアダマンタンカーバメート化合物を水素化分解することにより、下式(3)
(式中、R1は前記と同じ意味を表し、Yは水素原子またはハロゲン原子を表す。)で表される2−アザアダマンタン化合物またはその塩の製造方法。 - R1が、水素原子、ヒドロキシ基、アミノ基、直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル基、C3-12シクロアルキル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)オキシ基、(C3-12シクロアルキル)オキシ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)チオ基、(C3-12シクロアルキル)チオ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)アミノ基、(C3-12シクロアルキル)アミノ基、ジ(直鎖または分岐鎖であるC1-6アルキル)アミノ基、ジ(C3-6シクロアルキル)アミノ基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)オキシカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)オキシカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)チオカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)チオカルボニル基、(直鎖または分岐鎖であるC1-12アルキル)アミノカルボニル基、(C3-12シクロアルキル)アミノカルボニル基、ジ(直鎖または分岐鎖であるC1-6アルキル)アミノカルボニル基、ジ(C3-6シクロアルキル)アミノカルボニル基、Raで置換されていてもよいベンジル基、Raで置換されていてもよいアリール基、Raで置換されていてもよいアリールオキシ基、Raで置換されていてもよいアリールチオ基、Raで置換されていてもよいアリールアミノ基及びRaで置換されていてもよいジアリールアミノ基から選ばれる1以上の置換基を表し、置換基の数が2以上である場合は、それぞれの置換基は同じでも異なっていてもよく、
Raがハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C3-6シクロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6アルコキシC1-6アルキル基、C1-6アルキルスルフェニルC1-6アルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルスルフェニル基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルフェニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、ヒドロキシ基、アミノ基、フェニル基、C1-6アルキルアミノ基またはジC1-6アルキルアミノ基であって、置換するRaの数は1〜5個であり、Raが2個以上の場合は、それぞれの置換基は同じでも異なっていてもよい、請求項1、2、又は3記載の製造方法。 - R1が水素原子を表す請求項1、2、又は3記載の製造方法。
- R1が水素原子を表す請求項6記載の2−アザアダマンタンカーバメート化合物。
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