JPWO2010092639A1 - 表示装置及びその製造方法、並びにアクティブマトリクス基板 - Google Patents

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Abstract

本発明の表示装置は、互いに平行に延びるように複数の表示用配線(3)が設けられた表示パネル(40a)と、各表示用配線(3)の一方の端部側に設けられ各表示用配線(3)に接続された駆動回路(44a)と、各表示用配線(3)の一方の端部に絶縁状態で交差するようにそれぞれ設けられた第1配線経路(Wa)及び第2配線経路(Wb)と、各表示用配線(3)の他方の端部に絶縁状態で交差すると共に、第1配線経路(Wa)及び第2配線経路(Wb)に接続された第3配線経路(Wc)とを備え、第1配線経路(Wa)及び第2配線経路(Wb)を含む経路、並びに第1配線経路(Wa)及び第3配線経路(Wc)を含む経路には、増幅回路(A)が設けられている。

Description

本発明は、表示装置及びその製造方法、並びにアクティブマトリクス基板に関し、特に、アクティブマトリクス基板及び表示装置に配設された表示用配線の断線修正技術に関するものである。
液晶表示装置は、例えば、互いに対向して配置されたアクティブマトリクス基板及び対向基板を備えている。このアクティブマトリクス基板は、表示用配線として、例えば、互いに平行に延びるように設けられた複数のゲート線と、各ゲート線と直交する方向に互いに平行に延びるように設けられた複数のソース線とを備えている。そのため、このアクティブマトリクス基板を備えた液晶表示装置では、ゲート線やソース線の表示用配線に断線が発生すると、断線が発生した表示用配線において、駆動回路からの表示用信号がその断線箇所から先に供給されないので、表示品位が著しく低下してしまうという問題がある。
この問題を解決するために、画像を表示する表示領域の外側に、断線修正用配線と、その断線修正用配線に接続された増幅回路とを備えた種々の液晶表示装置が提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2000−321599号公報 特開平11−160677号公報 特開2000−105576号公報 特開2008−58337号公報
図14は、特許文献1の図5に記載された液晶表示素子とその外周部に配置された駆動用回路基板との概略平面図に対応する従来の液晶表示装置150の平面図である。
液晶表示装置150は、図14に示すように、液晶表示パネル140と、液晶表示パネル140の図中上端にそれぞれ取り付けられた3つのフィルム基板141と、各フィルム基板141の図中上端にそれぞれ取り付けられたプリント基板145とを備えている。
液晶表示パネル140は、図14に示すように、表示領域Dにおいて、互いに平行に延びるように設けられた複数のソース線103と、各ソース線103と直交する方向に互いに平行に延びるように設けられた複数のゲート線(不図示)とを備えている。ここで、複数のソース線103は、図14に示すように、例えば、互いに隣り合う複数本毎にブロックBa、Bb及びBcの3つに区分され、各ブロックBa、Bb及びBc毎に設けられたフィルム基板141上の駆動回路(不図示)にそれぞれ接続されている。
また、液晶表示装置150は、図14に示すように、各ソース線103の図中下端部に交差するように液晶表示パネル140の図中下辺及び左辺に沿って延び、図中左側のフィルム基板141を介して、プリント基板145の図中上辺に沿って延びるように略U字状に設けられた第1配線経路Waと、液晶表示パネル140の各ブロックBa、Bb及びBc毎に、表示領域Dの外側で各ソース線103の図中上端部に交差すると共に、プリント基板145上の第1配線経路Waに交差するようにL字状に設けられた3本の第2配線経路Wbとを備えている。ここで、プリント基板145には、図14に示すように、第1配線経路Waの図中左端部に増幅回路Aが設けられている。
上記構成の液晶表示装置150において、図14に示すように、ブロックBbのソース線103がX部で断線した場合には、断線したソース線103の図中下側部分と第1配線経路Waとの交差部分Ma、断線したソース線103の図中上側部分とブロックBbの第2配線経路Wbとの交差部分Mb、及び第1配線経路WaとブロックBbの第2配線経路Wbとの交差部分Mcにそれぞれレーザ光を照射することにより、断線したソース線103の図中下側部分と第1配線経路Waとの導通、断線したソース線103の図中上側部分とブロックBbの第2配線経路Wbとの導通、及び第1配線経路WaとブロックBbの第2配線経路Wbとの導通をそれぞれ取ることになる。これにより、断線したX部よりも図中下側にあるソース線103には、図14に示すように、フィルム基板141に設けられた駆動回路(不図示)からの表示用信号(ソース信号)が、ブロックBbの第2配線経路Wb、及び増幅回路Aを有する第1配線経路Waを介して供給されることになり、ソース線103の断線箇所(X部)から先にも駆動回路からのソース信号が供給されるので、ソース線103の断線を修正することができる。
しかしながら、上記構成の液晶表示装置150において、断線を修正したソース線103のX部よりも図中上側の部分には、図14に示すように、1ブロック分の第2配線経路Wbが接続されていると共に、その第2配線経路WbがブロックBbに配置する全てのソース線103に交差しているので、1ブロック分の第2配線経路Wbの引き回しによる電気抵抗、及び1ブロック分の第2配線経路Wbと各ソース線103との交差部分の電気容量の負荷がかかり、断線を修正したソース線103の断線箇所(X部)までの部分では、ソース信号が遅延してしまう。そうなると、断線を修正したソース線103に沿った各画素は、充電不足により輝度が異なってしまうので、表示品位が低下するおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延を抑制することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、駆動回路からの表示用信号を断線した表示用配線の他方側(駆動回路と反対側)だけでなく一方側(駆動回路側)に対しても増幅回路を介して供給するように配線経路を設けるようにしたものである。
具体的に本発明に係る表示装置は、互いに平行に延びるように複数の表示用配線が設けられた表示パネルと、上記各表示用配線の一方の端部側に設けられ、該各表示用配線に接続された駆動回路と、上記各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するようにそれぞれ設けられた第1配線経路及び第2配線経路と、上記各表示用配線の他方の端部に絶縁状態で交差すると共に、上記第1配線経路及び第2配線経路にそれぞれ接続された第3配線経路とを備え、上記第1配線経路及び第2配線経路を含む経路、並びに上記第1配線経路及び第3配線経路を含む経路には、増幅回路がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、駆動回路からの表示用信号を断線した表示用配線の他方側(駆動回路と反対側)に対して増幅回路を介して供給するために各表示用配線の両方の端部に絶縁状態でそれぞれ交差するように設けられた第1配線経路及び第3配線経路の他に、駆動回路からの表示用信号を断線した表示用配線の一方側(駆動回路側)に対して増幅回路を介して供給するために各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するように第2配線経路が設けられているので、仮に、複数の表示用配線のうちの1本において、断線の存在が検出された場合には、断線が検出された表示用配線の一方の端部と第1配線経路及び第2配線経路とを接続し、断線が検出された表示用配線の他方の端部と第3配線経路とを接続し、断線が検出された表示用配線の一方側に駆動回路からの表示用信号が直接供給されないように表示用配線の一方の端部を切断することになる。これにより、断線が修正された表示用配線の他方側だけでなく一方側に対しても、駆動回路からの表示用信号が増幅回路を介して供給されるので、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延が抑制される。
上記増幅回路は、上記第1配線経路に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、断線した表示用配線の他方側に対して駆動回路からの表示用信号を供給するための増幅回路を介して、断線した表示用配線の一方側に対して駆動回路からの表示用信号が供給されるので、増幅回路を増設させることなく、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延が抑制される。
上記増幅回路は、上記第2配線経路及び第3配線経路にそれぞれ設けられていてもよい。
上記の構成によれば、断線した表示用配線の他方側に対して駆動回路からの表示用信号を供給するための増幅回路と異なる他の増幅回路を介して、断線した表示用配線の一方側に対して駆動回路からの表示用信号が供給されるので、断線した表示用配線の他方側に対して駆動回路からの表示用信号を供給するための増幅回路の能力と、断線した表示用配線の一方側に対して駆動回路からの表示用信号を供給するための増幅回路の能力とを別々に設定することが可能になる。
上記増幅回路は、上記駆動回路に内蔵されていてもよい。
上記の構成によれば、増幅回路が駆動回路に内蔵されているので、表示パネルに取り付ける外付け基板を削減することが可能になる。
上記複数の表示用配線は、隣り合う複数本毎に複数のブロックに区分され、上記駆動回路は、上記各ブロック毎に複数設けられていてもよい。
上記の構成によれば、各ブロック毎に駆動回路が設けられているので、各ブロック毎に表示用配線の断線を修正することが可能になる。
上記駆動回路を1つ有していてもよい。
上記の構成によれば、駆動回路が1つであるので、配線経路が長く設計されることにより、断線を修正した表示用配線で信号遅延が起こり易いものの、上記のように、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延が抑制されるので、本発明の作用効果が有効に奏される。
上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つには、上記駆動回路からの表示用信号の波形を調整可能な負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方が接続されていてもよい。
上記の構成によれば、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つには、駆動回路からの表示用信号の波形を調整可能な負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方が接続されているので、仮に、断線を修正した表示用配線に沿った各画素が正常な他の画素よりも過充電になる場合には、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つに接続された負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方を機能させることにより、当該表示用配線を第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路により修正することが可能になる。
上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つには、上記駆動回路からの表示用信号の波形を調整可能な負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方が接続可能に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つには、駆動回路からの表示用信号の波形を調整可能な負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方が接続可能に設けられているので、仮に、断線を修正した表示用配線に沿った各画素が正常な他の画素よりも過充電になる場合には、負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方とそれに対応する第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つとを接続して、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つに接続された負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方を機能させることにより、当該表示用配線を第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路により修正することが可能になる。
上記駆動回路は、上記表示パネルに設けられ、上記表示パネルには、フィルム基板が取り付けられ、上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つは、上記フィルム基板を経由するように設けられていてもよい。
上記の構成によれば、駆動回路が表示パネルに設けられ、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つがフィルム基板を経由するように設けられているので、駆動回路の周囲の配線レイアウトを単純化することが可能になる。
上記表示パネルには、フィルム基板が取り付けられ、上記駆動回路は、上記フィルム基板に設けられ、上記フィルム基板には、プリント基板が取り付けられ、上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つは、上記フィルム基板及びプリント基板を経由するように設けられていてもよい。
上記の構成によれば、駆動回路がフィルム基板に設けられ、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つがフィルム基板及びプリント基板を経由するように設けられているので、フィルム基板における配線レイアウトを単純化することが可能になる。
上記駆動回路、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路は、上記表示パネルに設けられていてもよい。
上記の構成によれば、駆動回路、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路が表示パネルに設けられているので、例えば、表示パネルに取り付けられたフィルム基板における配線レイアウトを単純化することが可能になる。
上記第1配線経路及び上記第2配線経路は、上記各表示用配線を切断可能に互いに離間するように設けられていてもよい。
上記の構成によれば、第1配線経路及び上記第2配線経路が、例えば、5μm以上、互いに離間するように設けられていることにより、第1配線経路及び第2配線経路の間に配置する断線が検出された表示用配線が容易に切断されるので、断線が検出された表示用配線の一方側に駆動回路からの表示用信号が直接供給されなくすることが具体的に可能になる。
上記表示パネルは、互いに交差するように設けられた複数のゲート線及び複数のソース線と、該複数のゲート線及び複数のソース線の層間に設けられた絶縁膜とを有し、上記各表示用配線と、上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路とは、上記絶縁膜にコンタクトホールを形成することにより、接続可能に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、各表示用配線と、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路との層間に配置する絶縁膜と、複数のゲート線と複数のソース線との層間に配置する絶縁膜とが同一であるので、製造工程を追加することなく、断線修正用の第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路を構成することが可能になる。
また、本発明に係る表示装置の製造方法は、互いに平行に延びるように複数の表示用配線が設けられた表示パネルと、上記各表示用配線の一方の端部側に設けられ、該各表示用配線に接続された駆動回路と、上記各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するようにそれぞれ設けられた第1配線経路及び第2配線経路と、上記各表示用配線の他方の端部に絶縁状態で交差すると共に、上記第1配線経路及び第2配線経路にそれぞれ接続された第3配線経路とを備え、上記第1配線経路及び第2配線経路を含む経路、並びに上記第1配線経路及び第3配線経路を含む経路には、増幅回路がそれぞれ設けられた表示装置を製造する方法であって、上記各表示用配線の断線の存在を検出する断線検出工程と、上記断線検出工程で断線が検出された表示用配線の一方の端部と上記第1配線経路及び第2配線経路とを接続し、該表示用配線の他方の端部と上記第3配線経路とを接続する配線接続工程と、上記断線検出工程で断線が検出された表示用配線の一方側に上記駆動回路からの表示用信号が直接供給されないように、該表示用配線の一方の端部を切断する配線切断工程とを備えることを特徴とする。
上記の方法によれば、駆動回路からの表示用信号を断線した表示用配線の他方側(駆動回路と反対側)に対して増幅回路を介して供給するために各表示用配線の両方の端部に絶縁状態でそれぞれ交差するように設けられた第1配線経路及び第3配線経路の他に、駆動回路からの表示用信号を断線した表示用配線の一方側(駆動回路側)に対して増幅回路を介して供給するために各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するように第2配線経路が設けられ、断線検出工程において、複数の表示用配線のうちの1本で断線の存在が検出された場合には、配線接続工程において、断線が検出された表示用配線の一方の端部と第1配線経路及び第2配線経路とを接続し、断線が検出された表示用配線の他方の端部と第3配線経路とを接続し、配線切断工程において、断線が検出された表示用配線の一方側に駆動回路からの表示用信号が直接供給されないように表示用配線の一方の端部を切断するので、断線が修正された表示用配線の他方側だけでなく一方側に対しても、駆動回路からの表示用信号が増幅回路を介して供給されることになり、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延が抑制される。
上記配線接続工程及び配線切断工程は、レーザ光の照射により行われてもよい。
上記の方法によれば、配線接続工程において、断線が検出された表示用配線の一方の端部と第1配線経路及び第2配線経路との各交差部分、並びに断線が検出された表示用配線の他方の端部と第3配線経路との交差部分にレーザ光をそれぞれ照射することにより、断線が検出された表示用配線の一方の端部と第1配線経路及び第2配線経路とが接続され、断線が検出された表示用配線の他方の端部と第3配線経路とが接続され、配線切断工程において、断線が検出された表示用配線の一方の端部にレーザ光を照射することにより、断線が検出された表示用配線の一方側に駆動回路からの表示用信号が直接供給されなくなるので、断線が修正された表示用配線の他方側だけでなく一方側に対しても、駆動回路からの表示用信号が増幅回路を介して供給され、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延が具体的に抑制される。
また、本発明に係るアクティブマトリクス基板は、互いに平行に延びるように設けられた複数の表示用配線と、上記各表示用配線の一方の端部側に設けられ、該各表示用配線に接続された駆動回路と、上記各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するようにそれぞれ設けられた第1配線経路及び第2配線経路と、上記各表示用配線の他方の端部に絶縁状態で交差すると共に、上記第1配線経路及び第2配線経路にそれぞれ接続された第3配線経路とを備え、上記第1配線経路及び第2配線経路を含む経路、並びに上記第1配線経路及び第3配線経路を含む経路には、増幅回路がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、駆動回路からの表示用信号を断線した表示用配線の他方側(駆動回路と反対側)に対して増幅回路を介して供給するために各表示用配線の両方の端部に絶縁状態でそれぞれ交差するように設けられた第1配線経路及び第3配線経路の他に、駆動回路からの表示用信号を断線した表示用配線の一方側(駆動回路側)に対して増幅回路を介して供給するために各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するように第2配線経路が設けられているので、仮に、複数の表示用配線のうちの1本において、断線の存在が検出された場合には、断線が検出された表示用配線の一方の端部と第1配線経路及び第2配線経路とを接続し、断線が検出された表示用配線の他方の端部と第3配線経路とを接続し、断線が検出された表示用配線の一方側に駆動回路からの表示用信号が直接供給されないように表示用配線の一方の端部を切断することになる。これにより、断線が修正された表示用配線の他方側だけでなく一方側に対しても、駆動回路からの表示用信号が増幅回路を介して供給されるので、アクティブマトリクス基板において、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延が抑制される。
本発明によれば、駆動回路からの表示用信号を断線した表示用配線の他方側だけでなく一方側に対しても増幅回路を介して供給するように配線経路が設けられているので、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延を抑制することができる。
図1は、実施形態1に係る液晶表示装置50aの平面図である。 図2は、液晶表示装置50aを構成するアクティブマトリクス基板20aの1つの画素を示す平面図である。 図3は、図2中のIII−III線に沿ったアクティブマトリクス基板20a及びそれを備えた液晶表示パネル40aの断面図である。 図4は、図1中のIV−IV線に沿ったアクティブマトリクス基板20aの断面図である。 図5は、実施形態2に係る液晶表示装置50bの平面図である。 図6は、実施形態3に係る液晶表示装置50cの平面図である。 図7は、液晶表示装置50cを構成する負荷容量部Cの平面図である。 図8は、液晶表示装置50cを構成する他の負荷容量部Cの平面図である。 図9は、液晶表示装置50cを構成する負荷抵抗部Rの平面図である。 図10は、液晶表示装置50cを構成する他の負荷抵抗部Rの平面図である。 図11は、液晶表示装置50cを構成する負荷抵抗容量部Eの平面図である。 図12は、実施形態4に係る液晶表示装置50dの平面図である。 図13は、実施形態5に係る液晶表示装置50eの平面図である。 図14は、従来の液晶表示装置150の平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図4は、本発明に係る表示装置及びその製造方法、並びにアクティブマトリクス基板の実施形態1を示している。
具体的に、図1は、本実施形態の液晶表示装置50aの平面図であり、図2は、液晶表示装置50aを構成するアクティブマトリクス基板20aの1つの画素を示す平面図である。また、図3は、図2中のIII−III線に沿ったアクティブマトリクス基板20a及びそれを備えた液晶表示パネル40aの断面図であり、図4は、図1中のIV−IV線に沿ったアクティブマトリクス基板20aの断面図である。
液晶表示装置50aは、図1に示すように、液晶表示パネル40aと、液晶表示パネル40aの図中上端にACF(Anisotropic Conductive Film、不図示)を介してそれぞれ取り付けられた3つのフィルム基板41aと、各フィルム基板41aの図中上端にACF(不図示)を介してそれぞれ取り付けられたプリント基板45aとを備えている。
液晶表示パネル40aは、図3に示すように、互いに対向して配置されたアクティブマトリクス基板20a及び対向基板30と、アクティブマトリクス基板20a及び対向基板30の間に設けられた液晶層25とを備えている。
また、液晶表示パネル40aでは、図1に示すように、画像表示を行う表示領域Dが規定され、表示領域Dが互いに平行に延びる3つのブロックBa、Bb及びBcを有している。
アクティブマトリクス基板20aは、図1〜図3に示すように、表示領域Dにおいて、絶縁基板10a上に互いに平行に延びるように表示用配線として設けられた複数のゲート線1aと、各ゲート線1aの間に互いに平行に延びるように設けられた複数の容量線1bと、各ゲート線1a及び各容量線1bを覆うように設けられたゲート絶縁膜11と、ゲート絶縁膜11上に各ゲート線1aと直交する方向に互いに平行に延びるように表示用配線として設けられた複数のソース線3と、各ゲート線1a及び各ソース線3の交差部分にそれぞれ設けられた複数のTFT(Thin Film Transistor)5と、各TFT5及び各ソース線3を覆うように設けられた層間絶縁膜12と、層間絶縁膜12上にマトリクス状に設けられた複数の画素電極6と、各画素電極6を覆うように設けられた配向膜(不図示)とを備えている。
TFT5は、図2及び図3に示すように、各ゲート線1aの側方に突出した部分であるゲート電極1aaと、ゲート電極1aaを覆うように設けられたゲート絶縁膜11と、ゲート絶縁膜11上でゲート電極1aaに対応する位置に島状に設けられた半導体層2と、半導体層2上で互いに対峙するように設けられたソース電極3a及びドレイン電極3bとを備えている。ここで、ソース電極3aは、図2に示すように、各ソース線3の側方に突出した部分である。また、ドレイン電極3bは、図2に示すように、容量線1bに重なる領域まで延設されることにより補助容量を構成すると共に、容量線1b上で層間絶縁膜12に形成されたコンタクトホール12aを介して画素電極6に接続されている。
対向基板30は、図3に示すように、絶縁基板10bと、絶縁基板10b上に枠状に且つその枠内に格子状に設けられたブラックマトリクス16と、ブラックマトリクス16の各格子間にそれぞれ設けられた赤色層、緑色層及び青色層を含むカラーフィルタ17と、ブラックマトリクス16及びカラーフィルタ17を覆うように設けられた共通電極18と、共通電極18上に柱状に設けられたフォトスペーサ(不図示)と、共通電極18を覆うように設けられた配向膜(不図示)とを備えている。
液晶層25は、電気光学特性を有するネマチックの液晶材料などにより構成されている。
フィルム基板41aには、図1に示すように、駆動回路としてソースドライバ44aが実装されている。
ソースドライバ44aには、図1に示すように、各ブロックBa〜Bcに配置する全てのソース線3が接続されていると共に、後述する第1配線経路Waの一部、それに設けられた増幅回路A、第2配線経路Wbの一部、及び第3配線経路Wcの一部がそれぞれ内蔵されている。
各ゲート線1aは、パネル端部又はその端部に取り付けられたフィルム基板に実装されたゲートドライバ(不図示)に接続されている。
液晶表示装置50aは、図1に示すように、各ブロックBa、Bb及びBcに配置する全てのソース線3の図中上端部に交差するように液晶表示パネル40aの図中上辺に沿って延びた後に、各フィルム基板41a及びプリント基板45a側に屈曲する略L字状の3本の第1配線経路Waと、同様に、各ブロックBa、Bb及びBc毎に、各ソース線3の図中上端部に交差するように液晶表示パネル40aの図中上辺に沿って延びた後に、各フィルム基板41a及びプリント基板45a側に屈曲してプリント基板45a上で各第1配線経路Waに接続された略L字状の3本の第2配線経路Wbと、第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbの各接続部分からプリント基板45aの図中上辺に沿って延びた後に、図中左側のフィルム基板41aを経由して、液晶表示パネル40aの図中左辺に沿って延び、各ソース線3の図中下端部に交差するように液晶表示パネル40aの図中下辺に沿って延びる略U字状の3本の第3配線経路Wcとを有している。ここで、第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbは、それらの間に配置するソース線3を切断することができるように、例えば、5μm以上、互いに離間している。
上記構成の液晶表示装置50aでは、画像の最小単位である各画素において、ゲートドライバ(不図示)からゲート信号がゲート線1aを介してゲート電極1aaに送られて、TFT5がオン状態になったときに、ソースドライバ44aからソース信号がソース線3を介してソース電極3aに送られて、半導体層2及びドレイン電極3bを介して、画素電極6に所定の電荷が書き込まれる。このとき、アクティブマトリクス基板20aの各画素電極6と対向基板30の共通電極18との間において電位差が生じ、液晶層25に所定の電圧が印加される。そして、液晶表示装置50aでは、液晶層25に印加する電圧の大きさによって液晶層25の配向状態を変えることにより、液晶層25の光透過率を調整して画像が表示される。
次に、本実施形態の液晶表示装置50aの製造方法(及び修正方法)について一例を挙げて説明する。なお、本実施形態の製造方法は、アクティブマトリクス基板作製工程、対向基板作製工程、液晶表示パネル作製工程、断線検出工程、配線接続工程、配線切断工程及び実装工程を備える。
<アクティブマトリクス基板作製工程>
まず、ガラス基板などの絶縁基板10aの基板全体に、スパッタリング法により、例えば、チタン膜、アルミニウム膜及びチタン膜などを順に成膜し、その後、フォトリソグラフィによりパターニングして、ゲート線1a、ゲート電極1aa、容量線1b、第1配線経路Waのパネル部分、第2配線経路Wbのパネル部分、及び第3配線経路Wcのパネル部分を厚さ4000Å程度に形成する。
続いて、ゲート線1a、ゲート電極1aa、容量線1b、第1配線経路Waのパネル部分、第2配線経路Wbのパネル部分、及び第3配線経路Wcのパネル部分が形成された基板全体に、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、例えば、窒化シリコン膜などを成膜し、ゲート絶縁膜11を厚さ4000Å程度に形成する。
さらに、ゲート絶縁膜11が形成された基板全体に、プラズマCVD法により、例えば、真性アモルファスシリコン膜、及びリンがドープされたnアモルファスシリコン膜を連続して成膜し、その後、フォトリソグラフィによりゲート電極1aa上に島状にパターニングして、厚さ2000Å程度の真性アモルファスシリコン層、及び厚さ500Å程度のnアモルファスシリコン層が積層された半導体形成層を形成する。
そして、上記半導体形成層が形成された基板全体に、スパッタリング法により、例えば、アルミニウム膜及びチタン膜などを成膜し、その後、フォトリソグラフィによりパターニングして、ソース線3、ソース電極3a及びドレイン電極3bを厚さ2000Å程度に形成する。
続いて、ソース電極3a及びドレイン電極3bをマスクとして上記半導体形成層のnアモルファスシリコン層をエッチングすることにより、チャネル部をパターニングして、半導体層2及びそれを備えたTFT5を形成する。
さらに、TFT5が形成された基板全体に、スピンコート法により、例えば、アクリル系の感光性樹脂を塗布し、その塗布された感光性樹脂をフォトマスクを介して露光した後に、現像することにより、ドレイン電極3b上にコンタクトホール12aを有する層間絶縁膜12を厚さ2μm程度に形成する。
そして、層間絶縁膜12上の基板全体に、スパッタリング法により、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)膜を成膜し、その後、フォトリソグラフィによりパターニングして、画素電極6を厚さ1000Å程度に形成する。
最後に、画素電極6が形成された基板全体に、印刷法によりポリイミド樹脂を塗布し、その後、ラビング処理を行って、配向膜を厚さ1000Å程度に形成する。
以上のようにして、アクティブマトリクス基板20aを作製することができる。
<対向基板作製工程>
まず、ガラス基板などの絶縁基板10bの基板全体に、スピンコート法により、例えば、カーボンなどの微粒子が分散されたアクリル系の感光性樹脂を塗布し、その塗布された感光性樹脂をフォトマスクを介して露光した後に、現像することにより、ブラックマトリクス16を厚さ1.5μm程度に形成する。
続いて、ブラックマトリクス16が形成された基板上に、例えば、赤、緑又は青に着色されたアクリル系の感光性樹脂を塗布し、その塗布された感光性樹脂をフォトマスクを介して露光した後に、現像することによりパターニングして、選択した色の着色層(例えば、赤色層)を厚さ2.0μm程度に形成する。さらに、他の2色についても同様な工程を繰り返して、他の2色の着色層(例えば、緑色層及び青色層)を厚さ2.0μm程度に形成して、カラーフィルタ17を形成する。
さらに、カラーフィルタ17が形成された基板上に、スパッタリング法により、例えば、ITO膜を成膜して、共通電極18を厚さ1500Å程度に形成する。
その後、共通電極18が形成された基板全体に、スピンコート法により、フェノールノボラック系の感光性樹脂を塗布し、その塗布された感光性樹脂をフォトマスクを介して露光した後に、現像することにより、フォトスペーサを厚さ4μm程度に形成する。
最後に、上記フォトスペーサが形成された基板全体に、印刷法によりポリイミド系樹脂を塗布し、その後、ラビング処理を行って、配向膜を厚さ1000Å程度に形成する。
以上のようにして、対向基板30を作製することができる。
<液晶表示パネル作製工程>
まず、例えば、ディスペンサを用いて、上記対向基板作製工程で作製された対向基板30に、紫外線硬化及び熱硬化併用型樹脂などにより構成されたシール材を枠状に描画する。
続いて、上記シール材が描画された対向基板30におけるシール材の内側の領域に液晶材料を滴下する。
さらに、上記液晶材料が滴下された対向基板30と、上記アクティブマトリクス基板作製工程で作製されたアクティブマトリクス基板20aとを、減圧下で貼り合わせた後に、その貼り合わせた貼合体を大気圧に開放することにより、その貼合体の表面及び裏面を加圧する。
最後に、上記貼合体に挟持されたシール材にUV光を照射した後に、その貼合体を加熱することによりシール材を硬化させる。
以上のようにして、液晶表示パネル40aを作製することができる。さらに、作製された液晶表示パネル40aの表面及び裏面に偏光板をそれぞれ貼り付けた後に、下記の断線検出工程を行い、ソース線3に断線の存在が検出された場合には、下記の配線接続工程及び配線切断工程を行うことにより、ソース線3の断線を修正する。
<断線検出工程>
例えば、各ゲート線1aにバイアス電圧−10V、周期16.7msec、パルス幅50μsecの+15Vのパルス電圧のゲート検査信号を入力して全てのTFT5をオン状態にする。さらに、各ソース線3に16.7msec毎に極性が反転する±2Vの電位のソース検査信号を入力して、各TFT5のソース電極3a及びドレイン電極3bを介して画素電極6に±2Vに対応した電荷を書き込む。それと同時に、共通電極18に直流で−1Vの電位の共通電極検査信号を入力する。
このとき、画素電極6と共通電極18との間に構成される液晶容量(液晶層25)に電圧が印加され、その画素電極6で構成する画素が点灯状態になり、ノーマリーホワイトモード(電圧無印加時に白表示)では、白表示から黒表示となる。このとき、液晶表示パネル40aの裏面側に光源を配置することにより、その表示状態を目視により確認することができる。ここで、断線が発生したソース線3に沿った画素では、それに対応する画素電極6に所定の電荷が書き込むことができず、非点灯(輝点)となるので、ソース線3の断線箇所(X部)が検出される。
<配線接続工程>
上記断線検出工程においてX部で断線が検出されたソース線3の図1中上端部と第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbとの交差部分Ma及びMb(図1参照)、並びにX部で断線が検出されたソース線3の図1中下端部と第3配線経路Wcとの交差部分Mc(図1参照)に、図4に示すように、YAGレーザなどから発振されたレーザ光Lを絶縁基板10a側からそれぞれ照射することにより、交差部分Ma(並びにMb及びMc)のゲート絶縁膜11にコンタクトホール11cを形成して、各配線を形成するメタル層を溶融させて、断線したソース線3の図1中上端部と第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbとを導通させると共に、断線したソース線3の図1中下端部と第3配線経路Wcとを導通させる。
<配線切断工程>
上記断線検出工程においてX部で断線が検出されたソース線3の図1中上端部の交差部分Ma及びMbの間のY部にYAGレーザなどから発振されたレーザ光を絶縁基板10a側から照射することにより、ソースドライバ44aからのソース信号が断線したソース線3の図1中上側に直接供給されないように、断線したソース線3の図1中上端部をY部で切断する。
<実装工程>
予め、プリント基板45aに、3つのフィルム基板41aをACFを介してそれぞれ貼り付けておき、上記断線検出工程で断線が検出されなかった液晶表示パネル40a、又は上記配線接続工程及び配線切断工程を経て断線が修正された液晶表示パネル40aに、各フィルム基板41aをACFを介してそれぞれ貼り付ける。
以上のようにして、本実施形態の液晶表示装置50aを製造することができる。
以上説明したように、本実施形態の液晶表示装置50a及びその製造方法によれば、ソースドライバ44aからのソース信号を断線したソース線3の他方側(ソースドライバ44aと反対側)に対して増幅回路Aを介して供給するために各ソース線3の両方の端部に絶縁状態でそれぞれ交差するように設けられた第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcの他に、ソースドライバ44aからのソース信号を断線した表示用配線の一方側(ソースドライバ44a側)に対して増幅回路Aを介して供給するために各ソース線3の一方の端部に絶縁状態で交差するように第2配線経路Wbが設けられているので、断線検出工程において、各ブロックBa〜Bcに配置する全てのソース線3のうちの1本において、断線の存在が検出された場合には、配線接続工程において、断線が検出されたソース線3の一方の端部と第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbとを接続し、断線が検出されたソース線3の他方の端部と第3配線経路Wcとを接続し、配線切断工程において、断線が検出されたソース線3の一方側にソースドライバ44aからのソース信号が直接供給されないようにソース線3の一方の端部を切断することになる。これにより、断線が修正されたソース線3の他方側だけでなく一方側に対しても、ソースドライバ44aからのソース信号が増幅回路Aを介して供給されるので、断線を修正する際のソース線3における信号遅延を抑制することができる。すなわち、断線を修正した際のソース線3における信号遅延を抑制することができると共に、ソース信号の遅延を抑制して断線の修正が可能な液晶表示装置を容易な構成で提供することができる。
また、本実施形態の液晶表示装置50aによれば、断線したソース線3の他方側に対してソースドライバ44aからのソース信号を供給するための増幅回路Aを介して、断線したソース線3の一方側に対してソースドライバ44aからのソース信号が供給されるので、増幅回路Aを増設させることなく、断線を修正する際のソース線3における信号遅延を抑制することができる。
また、本実施形態の液晶表示装置50aによれば、増幅回路Aがソースドライバ44aに内蔵されているので、液晶表示パネル40に取り付ける外付け基板を削減することができる。
また、本実施形態の液晶表示装置50aによれば、各ブロック毎Ba、Bb及びBcにソースドライバ44aが設けられているので、各ブロックa、Bb及びBc毎にソース線3の断線を修正することができる。
また、本実施形態の液晶表示装置50aによれば、第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbが、例えば、5μm以上、互いに離間するように設けられているので、第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbの間に配置する断線が検出されたソース線3を容易に切断することができる。
また、本実施形態の液晶表示装置50aによれば、各ソース線3と、第1配線経路Wa、第2配線経路Wb及び第3配線経路Wcとの層間に配置する絶縁膜と、複数のゲート線1aと複数のソース線3との層間に配置する絶縁膜とが同一のゲート絶縁膜11であるので、製造工程を追加することなく、断線修正用の第1配線経路Wa、第2配線経路Wb及び第3配線経路Wcを構成することができる。
なお、本実施形態では、偏光板の貼り付けを断線検出工程の前に行う製造方法を例示したが、偏光板の貼り付けを実装工程などで行ってもよい。ここで、実装工程で偏光板の貼り付けを行う場合には、断線検出工程で断線が検出されなかった液晶表示パネル40a、又は配線接続工程及び配線切断工程を経て断線が修正された液晶表示パネル40aの表面及び裏面に偏光板をそれぞれ貼り付ける。また、実装工程で偏光板の貼り付けを行う場合には、断線検出工程において、液晶表示パネル40aの表面側、及び液晶表示パネル40aと光源との間に、偏光板をそれぞれ配置して、表示状態を確認することになる。
また、本実施形態では、断線検出工程の後に、配線接続工程及び配線切断工程を順に行う製造方法を例示したが、配線接続工程及び配線切断工程を行う順序は、特に限定されない。
《発明の実施形態2》
図5は、本実施形態の液晶表示装置50bの平面図である。なお、以下の各実施形態において、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
液晶表示装置50bは、図5に示すように、液晶表示パネル40bと、液晶表示パネル40bの図中上端にACF(不図示)を介してそれぞれ取り付けられた3つのフィルム基板41bと、各フィルム基板41bの図中上端にACF(不図示)を介してそれぞれ取り付けられたプリント基板45bとを備えている。
液晶表示パネル40bは、図5に示すように、第1配線経路Wa、第2配線経路Wb及び第3配線経路Wcの配線パターンの形状を除いて、上記実施形態1の液晶表示パネル40aと実質的に同じである。
フィルム基板41bには、図5に示すように、駆動回路としてソースドライバ44bが実装されている。
ソースドライバ44bには、図5に示すように、各ブロックBa〜Bcに配置する全てのソース線3が接続されていると共に、第3配線経路Wcの一部及びそれに設けられた第1増幅回路Aa、並びに第2配線経路Wbの一部及びそれに設けられた第2増幅回路Abがそれぞれ内蔵されている。
液晶表示装置50bは、図5に示すように、各ブロックBa、Bb及びBcに配置する全てのソース線3の図中上端部に交差するように液晶表示パネル40bの図中上辺に沿って延びる線状の3本の第1配線経路Waと、同様に、各ブロックBa、Bb及びBc毎に、各ソース線3の図中上端部に交差するように液晶表示パネル40bの図中上辺に沿って延びた後に、各フィルム基板41b及びプリント基板45bを経由して液晶表示パネル40b上で各第1配線経路Waに接続された3本の第2配線経路Wbと、第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbの各接続部分から各フィルム基板41bを経由してプリント基板45bの図中上辺に沿って延びた後に、図中左側のフィルム基板41bを経由して、液晶表示パネル40bの図中左辺に沿って延び、各ソース線3の図中下端部に交差するように液晶表示パネル40bの図中下辺に沿って延びる略U字状の3本の第3配線経路Wcとを有している。
上記構成の液晶表示装置50bは、上記実施形態1の液晶表示装置50aの製造方法における第1配線経路Wa、第2配線経路Wb及び第3配線経路Wcのパターン形状を変更することにより、製造することができる。
本実施形態の液晶表示装置50b及びその製造方法によれば、上記実施形態1と同様に、ソースドライバ44bからのソース信号を断線したソース線3の他方側に対して第1増幅回路Aaを介して供給するために各ソース線3の両端部に絶縁状態でそれぞれ交差するように設けられた第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcの他に、ソースドライバ44bからのソース信号を断線したソース線3の一方側に対して第2増幅回路Abを介して供給するために各ソース線3の一方の端部に絶縁状態で交差するように第2配線経路Wbが設けられているので、断線を修正する際のソース線3における信号遅延を抑制することができると共に、断線したソース線3の他方側に対してソースドライバ44bからのソース信号を供給するための第1増幅回路Aaと異なる第2増幅回路Abを介して、断線したソース線3の一方側に対してソースドライバ44bからのソース信号が供給されるので、第1増幅回路Aaの能力と、第2増幅回路Abの能力とを別々に設定することができる。
《発明の実施形態3》
図6は、本実施形態の液晶表示装置50cの平面図である。そして、図7は、液晶表示装置50cを構成する負荷容量部Cの平面図であり、図8は、他の負荷容量部Cの平面図である。また、図9は、液晶表示装置50cを構成する負荷抵抗部Rの平面図であり、図10は、他の負荷抵抗部Rの平面図である。さらに、図11は、液晶表示装置50cを構成する負荷抵抗容量部Eの平面図である。
液晶表示装置50cは、図6に示すように、液晶表示パネル40cと、液晶表示パネル40cの図中上端にACF(不図示)を介してそれぞれ取り付けられた3つのフィルム基板41aと、各フィルム基板41aの図中上端にACF(不図示)を介してそれぞれ取り付けられたプリント基板45aとを備えている。
液晶表示パネル40cは、図6に示すように、第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcに負荷容量部Cが設けられている点を除いて、上記実施形態1の液晶表示パネル40aと実質的に同じである。
負荷容量部Cは、図7に示すように、互いに対向するように配置された上側容量電極3ca及び下側容量電極1caと、上側容量電極3ca及び下側容量電極1caの間に設けられたゲート絶縁膜(11、図3及び図4参照)とを備えている。ここで、上側容量電極3caは、ソース線3と同一層に同一材料により矩形状に形成され、容量線1b又は共通電極18に接続されている。また、下側容量電極1caは、ゲート線1aと同一層に同一材料により矩形状に形成され、第1配線経路Waに接続されている。そして、この負荷容量部Cは、図7に示すように、不要な場合に、第1配線経路Wa及び下側容量電極1caの間のZa部にレーザ光を照射することにより、第1配線経路Waとの接続が解除可能に構成されている。
また、負荷容量部Cは、図8に示すように、互いに対向するように配置された上側容量電極3cb及び下側容量電極1cbと、上側容量電極3cb及び下側容量電極1cbの間に設けられたゲート絶縁膜(11、図3及び図4参照)とを備えていてもよい。ここで、上側容量電極3cbは、ソース線3と同一層に同一材料により矩形状に形成され、その矩形状の部分から線状に延びる接続部が第1配線経路Waにゲート絶縁膜11を介して交差するように設けられている。また、下側容量電極1cbは、ゲート線1aと同一層に同一材料により矩形状に形成され、容量線1b又は共通電極18に接続されている。そして、この負荷容量部Cは、図8に示すように、必要な場合に、第1配線経路Waと上側容量電極3cbの接続部との交差部分Mdにレーザ光を照射することにより、第1配線経路Waとの接続が可能に構成されている。
また、図7及び図8に示す負荷容量部Cの代わりに、図9及び図10に示すように、第1配線経路Waに負荷抵抗部Rを設けてもよい。
負荷抵抗部Rは、図9に示すように、第1配線経路Waの一部に並列に接続された配線抵抗部1dにより構成されている。ここで、配線抵抗部1dは、ゲート線1aと同一層に同一材料によりジグザグ状に形成されている。そして、この負荷抵抗部Rは、図9に示すように、必要な場合に、配線抵抗部1dに並列に配置する第1配線経路WaのZb部にレーザ光を照射することにより、第1配線経路WaをZb部で切断して、第1配線経路Waが配線抵抗部1dを経由するように構成されている。
また、負荷抵抗部Rは、図10に示すように、第1配線経路Waの一部に並列に接続可能な配線抵抗部3dにより構成されていてもよい。ここで、配線抵抗部3dは、図10に示すように、ソース線3と同一層に同一材料によりジグザグ状に形成され、両端部がゲート絶縁膜(11、図3及び図4参照)を介して第1配線経路Waに交差するように設けられている。そして、この負荷抵抗部Rは、図10に示すように、必要な場合に、配線抵抗部3dと第1配線経路Waとの交差部分Mea及びMebにレーザ光を照射することにより、配線抵抗部3dと第1配線経路Waとを並列に接続すると共に、配線抵抗部3dに並列に配置する第1配線経路WaのZc部にレーザ光を照射することにより、第1配線経路WaをZc部で切断して、第1配線経路Waが配線抵抗部3dを経由するように構成されている。
さらに、図7及び図8に示す負荷容量部C、並びに図9及び図10に示す負荷抵抗部Rの代わりに、図11に示すように、第1配線経路Waに負荷抵抗容量部Eを設けてもよい。
負荷抵抗容量部Eは、図11に示すように、第1配線経路Waの一部に並列に接続可能な配線抵抗部3eと、配線抵抗部3eに対向して配置された容量電極1eと、配線抵抗部3e及び容量電極1eの間に設けられたゲート絶縁膜(11、図3及び図4参照)とを備えている。ここで、配線抵抗部3eは、図11に示すように、ソース線3と同一層に同一材料によりジグザグ状に形成され、両端部がゲート絶縁膜(11、図3及び図4参照)を介して第1配線経路Waに交差するように設けられている。また、容量電極1eは、ゲート線1aと同一層に同一材料により矩形状に形成され、容量線1b又は共通電極18に接続されている。そして、この負荷抵抗容量部Eは、図11に示すように、必要な場合に、配線抵抗部3eと第1配線経路Waとの交差部分Mfa及びMfbにレーザ光を照射することにより、配線抵抗部3eと第1配線経路Waとを並列に接続すると共に、配線抵抗部3eに並列に配置する第1配線経路WaのZd部にレーザ光を照射することにより、第1配線経路WaをZd部で切断して、第1配線経路Waが配線抵抗部3eを経由するように構成されている。
上記構成の液晶表示装置50cは、上記実施形態1の液晶表示装置50aの製造方法における配線パターンの形状を変更することにより、製造することができる。
本実施形態の液晶表示装置50c及びその製造方法によれば、上記実施形態1と同様に、ソースドライバ44aからのソース信号を断線したソース線3の他方側に対して増幅回路Aを介して供給するために各ソース線3の両端部に絶縁状態でそれぞれ交差するように設けられた第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcの他に、ソースドライバ44aからのソース信号を断線したソース線3の一方側に対して増幅回路Aを介して供給するために各ソース線3の一方の端部に絶縁状態で交差するように第2配線経路Wbが設けられているので、断線を修正する際のソース線3における信号遅延を抑制することができると共に、第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcには、ソースドライバ44aからのソース信号の波形を調整することができる負荷容量部C、負荷抵抗部R及び負荷抵抗容量部Eの少なくとも1つが接続され、又は接続可能に設けられているので、仮に、断線を修正したソース線3に沿った各画素が正常な他の画素よりも過充電になる場合には、負荷容量部C、負荷抵抗部R及び負荷抵抗容量部Eの少なくとも1つを機能させることにより、当該ソース線3を第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcにより修正することができる。
なお、本実施形態では、上記実施形態1の液晶表示装置50aにおける第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcに負荷容量部C、負荷抵抗部R及び負荷抵抗容量部Eの少なくとも1つを設ける構成を例示したが、本発明は、上記実施形態1の液晶表示装置50aにおける第2配線経路Wb及びそれらの両方に負荷容量部C、負荷抵抗部R及び負荷抵抗容量部Eの少なくとも1つを設けてもよく、さらに、上記実施形態2の液晶表示装置50bにおける第1配線経路Wa、第2配線経路Wb及び第3配線経路Wcの少なくとも1つに、負荷容量部C、負荷抵抗部R及び負荷抵抗容量部Eの少なくとも1つを設けてもよい。
《発明の実施形態4》
図12は、本実施形態の液晶表示装置50dの平面図である。
上記各実施形態では、ソースドライバがフィルム基板上に設けられたCOF(Chip On Film)タイプの液晶表示装置を例示したが、本実施形態では、ソースドライバが液晶表示パネル上に設けられたCOG(Chip On Glass)タイプの液晶表示装置を例示する。
液晶表示装置50dは、図12に示すように、液晶表示パネル40dと、液晶表示パネル40dの図中上端にACF(不図示)を介して取り付けられたフィルム基板41dとを備えている。
液晶表示パネル40dでは、図12に示すように、表示領域Dの外側に駆動回路として1つのソースドライバ44dが実装されている。
ソースドライバ44dには、図12に示すように、全てのソース線3が接続されていると共に、1つの増幅回路Aが内蔵されている。
液晶表示装置50dは、図12に示すように、各ソース線3の図中上端部に交差するように液晶表示パネル40dの図中上辺に沿って延びた後に、フィルム基板41d側に屈曲する略L字状の第1配線経路Waと、同様に、各ソース線3の図中上端部に交差するように液晶表示パネル40aの図中上辺に沿って延びた後に、フィルム基板41d側に屈曲してフィルム基板41dの手前で第1配線経路Waに接続された略L字状の第2配線経路Wbと、第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbの接続部分からフィルム基板41dの図中上辺に沿って延びた後に、液晶表示パネル40d側に屈曲して、液晶表示パネル40dの図中左辺に沿って延び、各ソース線3の図中下端部に交差するように液晶表示パネル40dの図中下辺に沿って延びる略U字状の第3配線経路Wcとを有している。
上記構成の液晶表示装置50dは、上記実施形態1の液晶表示装置50aの製造方法における第1配線経路Wa、第2配線経路Wb及び第3配線経路Wcのパターン形状を変更することにより、製造することができる。
本実施形態の液晶表示装置50d及びその製造方法によれば、上記実施形態1と同様に、ソースドライバ44dからのソース信号を断線したソース線3の他方側に対して増幅回路Aを介して供給するために各ソース線3の両端部に絶縁状態でそれぞれ交差するように設けられた第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcの他に、ソースドライバ44dからのソース信号を断線したソース線3の一方側に対して増幅回路Aを介して供給するために各ソース線3の一方の端部に絶縁状態で交差するように第2配線経路Wbが設けられているので、断線を修正する際のソース線3における信号遅延を抑制することができると共に、ソースドライバ44dが液晶表示パネル40dに設けられ、第3配線経路Wcがフィルム基板41dを経由するように設けられているので、ソースドライバ44dの周囲の配線レイアウトを単純化することができる。
《発明の実施形態5》
図13は、本実施形態の液晶表示装置50eの平面図である。
上記実施形態4では、第3配線経路Wcがフィルム基板41dを経由するように設けられていたが、本実施形態では、第3配線経路Wcが液晶表示パネル40e内のみに設けられている。
液晶表示装置50eは、図13に示すように、液晶表示パネル40eにより構成されている。
液晶表示パネル40eでは、図13に示すように、表示領域Dの外側において、各ブロックBa、Bb及びBc毎に駆動回路としてソースドライバ44eが設けられている。
ソースドライバ44eには、図13に示すように、各ブロックBa〜Bcに配置する全てのソース線3が接続されていると共に、後述する第1配線経路Waの一部、それに設けられた増幅回路A、第2配線経路Wbの一部、及び第3配線経路Wcの一部がそれぞれ内蔵されている。
液晶表示装置50eは、図13に示すように、各ブロックBa、Bb及びBcに配置する全てのソース線3の図中上端部に交差するように液晶表示パネル40eの図中上辺に沿って延びた後に、ソースドライバ44e側に屈曲する略L字状の3本の第1配線経路Waと、同様に、各ブロックBa、Bb及びBc毎に、各ソース線3の図中上端部に交差するように液晶表示パネル40eの図中上辺に沿って延びた後に、ソースドライバ44e側に屈曲してソースドライバ44e内で各第1配線経路Waに接続された略L字状の3本の第2配線経路Wbと、第1配線経路Wa及び第2配線経路Wbの各接続部分から液晶表示パネル40eの図中上辺に沿って延びた後に、液晶表示パネル40eの図中左辺に沿って延び、各ソース線3の図中下端部に交差するように液晶表示パネル40eの図中下辺に沿って延びる略U字状の3本の第3配線経路Wcとを有している。
上記構成の液晶表示装置50eは、上記実施形態1の液晶表示装置50aの製造方法における第1配線経路Wa、第2配線経路Wb及び第3配線経路Wcのパターン形状を変更することにより、製造することができる。
本実施形態の液晶表示装置50e及びその製造方法によれば、上記実施形態1と同様に、ソースドライバ44eからのソース信号を断線したソース線3の他方側に対して増幅回路Aを介して供給するために各ソース線3の両端部に絶縁状態でそれぞれ交差するように設けられた第1配線経路Wa及び第3配線経路Wcの他に、ソースドライバ44eからのソース信号を断線したソース線3の一方側に対して増幅回路Aを介して供給するために各ソース線3の一方の端部に絶縁状態で交差するように第2配線経路Wbが設けられているので、断線を修正する際のソース線3における信号遅延を抑制することができると共に、ソースドライバ44e、第1配線経路Wa、第2配線経路Wb及び第3配線経路が液晶表示パネル40eに設けられているので、例えば、液晶表示パネルに取り付けられるフィルム基板(不図示)における配線レイアウトを単純化することができる。
《その他の実施形態》
上記各実施形態では、液晶表示パネルを作製した後に、断線を修正する液晶表示装置及びその製造方法を例示したが、本発明は、上記実施形態1の液晶表示パネル40aを構成するアクティブマトリクス基板20aを作製した後に、断線を修正してもよい。この場合、アクティブマトリクス基板は、対向基板との間に液晶層を封入することにより液晶表示装置を構成してもよく、また、例えば、X線センサーなどのように、各画素電極に帯電する電荷を読み取るセンサー基板を構成してもよい。なお、後者の場合には、液晶層や液晶層を封入しておくための対向基板が不要である。
また、上記各実施形態では、表示装置として、液晶表示装置を例示したが、本発明は、有機EL(Electro Luminescence)表示装置やFED(Field Emission Display)などの他の表示装置にも適用することができる。
また、上記各実施形態では、断線を修正する表示用配線として、ソース線を例示したが、本発明は、ゲート線の断線の修正にも適用できるだけでなく、ゲート線及びソース線の間が短絡した場合に、その短絡した部分を挟むようにゲート線又はソース線をレーザ光の照射などにより切断して、ゲート線又はソース線を断線状態にした後に、そのゲート線又はソース線の断線を上記各実施形態のように修正することにより、ゲート線及びソース線の間の短絡の修正にも適用することができる。
また、上記各実施形態では、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路がそれぞれ一体に形成されていたが、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路は、互いに接続可能に設けられた複数の配線部によりそれぞれ構成されていてもよい。
また、本発明は、断線を修正した表示用配線における信号遅延を抑制することができるので、高価なソースドライバの個数の削減が要望され、配線経路に起因する抵抗及び容量が増大する傾向にある中小型機種の液晶表示装置だけでなく、各画素の充電時間が比較的短くなる倍速駆動方式が採用された液晶テレビ用途の液晶表示装置においても、特に有効である。
以上説明したように、本発明は、断線を修正する際の表示用配線における信号遅延を抑制することができるので、ドライバの個数の削減が要望されるパーソナルナビゲーション、産業機器、情報端末などの用途の中小型機種を始め、ノートパソコン、モニター、液晶テレビなどの用途の液晶表示装置について有用である。
A,Aa,Ab 増幅回路
Ba〜Bc ブロック
C 負荷容量部
E 負荷抵抗容量部
L レーザ光
R 負荷抵抗部
Wa 第1配線経路
Wb 第2配線経路
Wc 第3配線経路
3 ソース線(表示用配線)
20a アクティブマトリクス基板
40a〜40e 液晶表示パネル
41a,41b,41d フィルム基板
44a,44b,44d,40e ソースドライバ(駆動回路)
45a,45b プリント基板
50a〜50e 液晶表示装置

Claims (16)

  1. 互いに平行に延びるように複数の表示用配線が設けられた表示パネルと、
    上記各表示用配線の一方の端部側に設けられ、該各表示用配線に接続された駆動回路と、
    上記各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するようにそれぞれ設けられた第1配線経路及び第2配線経路と、
    上記各表示用配線の他方の端部に絶縁状態で交差すると共に、上記第1配線経路及び第2配線経路にそれぞれ接続された第3配線経路とを備え、
    上記第1配線経路及び第2配線経路を含む経路、並びに上記第1配線経路及び第3配線経路を含む経路には、増幅回路がそれぞれ設けられていることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載された表示装置において、
    上記増幅回路は、上記第1配線経路に設けられていることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1に記載された表示装置において、
    上記増幅回路は、上記第2配線経路及び第3配線経路にそれぞれ設けられていることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記増幅回路は、上記駆動回路に内蔵されていることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記複数の表示用配線は、隣り合う複数本毎に複数のブロックに区分され、
    上記駆動回路は、上記各ブロック毎に複数設けられていることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1乃至4の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記駆動回路を1つ有していることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つには、上記駆動回路からの表示用信号の波形を調整可能な負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方が接続されていることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1乃至6の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つには、上記駆動回路からの表示用信号の波形を調整可能な負荷容量及び負荷抵抗の少なくとも一方が接続可能に設けられていることを特徴とする表示装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記駆動回路は、上記表示パネルに設けられ、
    上記表示パネルには、フィルム基板が取り付けられ、
    上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つは、上記フィルム基板を経由するように設けられていることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項1乃至8の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記表示パネルには、フィルム基板が取り付けられ、
    上記駆動回路は、上記フィルム基板に設けられ、
    上記フィルム基板には、プリント基板が取り付けられ、
    上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路の少なくとも1つは、上記フィルム基板及びプリント基板を経由するように設けられていることを特徴とする表示装置。
  11. 請求項1乃至8の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記駆動回路、第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路は、上記表示パネルに設けられていることを特徴とする表示装置。
  12. 請求項1乃至11の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記第1配線経路及び上記第2配線経路は、上記各表示用配線を切断可能に互いに離間するように設けられていることを特徴とする表示装置。
  13. 請求項1乃至12の何れか1つに記載された表示装置において、
    上記表示パネルは、互いに交差するように設けられた複数のゲート線及び複数のソース線と、該複数のゲート線及び複数のソース線の層間に設けられた絶縁膜とを有し、
    上記各表示用配線と、上記第1配線経路、第2配線経路及び第3配線経路とは、上記絶縁膜にコンタクトホールを形成することにより、接続可能に設けられていることを特徴とする表示装置。
  14. 互いに平行に延びるように複数の表示用配線が設けられた表示パネルと、
    上記各表示用配線の一方の端部側に設けられ、該各表示用配線に接続された駆動回路と、
    上記各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するようにそれぞれ設けられた第1配線経路及び第2配線経路と、
    上記各表示用配線の他方の端部に絶縁状態で交差すると共に、上記第1配線経路及び第2配線経路にそれぞれ接続された第3配線経路とを備え、
    上記第1配線経路及び第2配線経路を含む経路、並びに上記第1配線経路及び第3配線経路を含む経路には、増幅回路がそれぞれ設けられた表示装置を製造する方法であって、
    上記各表示用配線の断線の存在を検出する断線検出工程と、
    上記断線検出工程で断線が検出された表示用配線の一方の端部と上記第1配線経路及び第2配線経路とを接続し、該表示用配線の他方の端部と上記第3配線経路とを接続する配線接続工程と、
    上記断線検出工程で断線が検出された表示用配線の一方側に上記駆動回路からの表示用信号が直接供給されないように、該表示用配線の一方の端部を切断する配線切断工程とを備えることを特徴とする表示装置の製造方法。
  15. 請求項14に記載された表示装置の製造方法において、
    上記配線接続工程及び配線切断工程は、レーザ光の照射により行われることを特徴とする表示装置の製造方法。
  16. 互いに平行に延びるように設けられた複数の表示用配線と、
    上記各表示用配線の一方の端部側に設けられ、該各表示用配線に接続された駆動回路と、
    上記各表示用配線の一方の端部に絶縁状態で交差するようにそれぞれ設けられた第1配線経路及び第2配線経路と、
    上記各表示用配線の他方の端部に絶縁状態で交差すると共に、上記第1配線経路及び第2配線経路にそれぞれ接続された第3配線経路とを備え、
    上記第1配線経路及び第2配線経路を含む経路、並びに上記第1配線経路及び第3配線経路を含む経路には、増幅回路がそれぞれ設けられていることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
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