JPWO2010052793A1 - スープ類の攪拌装置 - Google Patents

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Abstract

スープ類の攪拌装置に於いて、ケース状機体1の上壁1bに所定間隔を有して左右一対の垂直板22を固定し、一方、これらの垂直板22に対向するように駆動箱15の底壁31の内壁面に所定間隔を有して左右一対の支持板23を固定し、これらの支持板23及び垂直板22に、少なくとも駆動箱15が垂直状態の初動時から水平状態へと回転する際に、その回転に抵抗を与える左右一対のダンパー24をそれぞれ装着し、さらに、駆動箱15が水平状態になったとき、該駆動箱15の底壁31を支持することができるようにケース状機体1の前壁1aの上端部に所定間隔を有して左右一対の受け片27を固定したこと。

Description

本発明は、スープ類の攪拌装置に関し、特に、具入りスープ類を定量ずつ供給するスープ類の攪拌装置に関する。
特許文献1にはスープ類の攪拌装置を含む冷却装置が記載されている。このスープ類の冷却装置には、スープ類を一定量ずつ供給するポンプ及びポンプ用駆動源を備えた機体と、前記ポンプに取外し可能にセットされるホッパーと、このホッパーの周りの一部と直接面接触する冷却板を含む電子冷却素子体とを有し、かつ前記機体に一体的に設けられた環状支持体と、この環状支持体或いは前記機体に設けられ、かつ前記冷却ユニットに配線を介して電源を供給する制御部とから成り、前記冷却ユニットは、前記環状支持体の内部空間に周方向に所要間隔を有して複数個配設されている。このスープ類の冷却装置は、ホッパー内にスープ類を入れて冷却し、一般の需要者に一定量ずつ供給することを目的とする。
また、スープ類の攪拌装置は、ケース状機体と、このケース状機体の前壁の中央部或いは中央部寄りの部位に水平方向に固定された環状支持体と、この環状支持体に嵌合自在に支持され、かつスープ類を収納するホッパーと、該ホッパーの上蓋に回転自在に垂下され、かつ前記スープ類を攪拌する攪拌羽根を有する回転軸と、前記ケース状機体の上壁に回転自在に軸支され、かつ駆動軸が前記回転軸の上端部に接続する攪拌用駆動モータを内蔵する駆動箱とを備えている。このスープ類の攪拌装置は、例えば具入りスープを攪拌して下方の定量ポンプに自然に流すことを目的としている。
特許文献2には、具入りスープ類の小分け装置が記載されている。この小分け装置は、(a)具入りスープを収納するホッパーと、(b)このホッパーの外壁面側からホッパー内の具入りスープを加熱することができるようにホッパーカバーに内に配設された加熱手段と、(c)前記具入りスープを攪拌することができるようにホッパーの下方に連設する筒状内弁内に設けられた攪拌手段と、(d)前記筒状内弁の下方に前記ホッパーの下端開口に連通するように配設された定量筒体、(e)該定量筒体に入り込んだ具入りスープを一定量ずつ供給する押し出し棒をそれぞれ備えたプランジャー型ポンプと、(f)プランジャー型ポンプや前記各部をそれぞれ適宜箇所にセットするための機体とから成る技術が開示されている。
特許文献1の攪拌用駆動モータを内蔵する駆動箱は、垂直の軸受け板、横軸等の枢軸部を介して開閉する。すなわち、駆動箱はケース状機体の上壁の先端部に蝶番を介して軸支され、使用時、駆動箱はホッパーの上蓋から離れた状態(垂直状態)からその底壁がホッパーの上蓋に重なる状態(水平状態)へと回転する。しかし、特許文献1は、駆動箱の回転に抵抗を与えるために、例えば前記枢軸部にダンパーを設けていないので、使用時、駆動箱を慎重に降ろさなければならないので面倒である、駆動箱の重量が上蓋にかかる等の問題点があった。また、配線用の引き出し・保持手段が存在しないので、攪拌用駆動モータに対する配線が容易でないという問題点があった。
一方、特許文献2は、スープ類を攪拌することができるというものの、攪拌用駆動モータは、ケース状機体の前壁に配設されているので、本願発明とは基本的構成が異なる。
なお、特許文献3には、ケースにバネ部材、該バネ部材のバネ力に抗して軸方向へ移動可能なスライダー等を有する扉用回転ダンパーが記載されている。また、特許文献4には、「粘性流体を回転体の抵抗手段とするロータリーダンパー」が記載されている。しかし、これらの文献には、スープ類の攪拌装置の駆動箱の左右の枢軸部にダンパーをそれぞれ装着できる旨の記載がない(動機付けがない)。
特開2005−253355号公報 特許第3267964号公報 特開平10−88899号公報 特開平7−317820号公報
本発明の所期の目的は、特許文献1に記載のスープ類の攪拌装置の基本的な構成を応用しつつ、特許文献1の問題点を解消することである。付言すると、本発明の第1の目的は、ケース状機体の上壁に回転自在に設けた駆動箱の回転に抵抗を与えて、駆動箱のセット時におけるホッパーに対する衝撃の防止を図ると共に、駆動箱の重量をホッパーに与えないようにすることである。第2の目的は、駆動箱内の攪拌用駆動モータに対する配線の容易化を図ることである。第3の目的は、駆動箱用のダンパーが駆動箱から露出しないようにすることである。第4の目的は、攪拌用駆動モータの駆動軸及び該駆動軸に取付けた上側凹凸嵌合部材が駆動箱の底壁から突出しないことである。第5の目的は、駆動箱をホッパーの上蓋に対して水平状態にセットした時、例えば攪拌用駆動モータを使用するためのスイッチがONの状態になることである。その他、駆動箱をホッパーの上蓋に対して水平状態にセットした時、駆動箱がケース状機体に安定的に支持されることである。
本発明のスープ類の攪拌装置は、ケース状機体と、このケース状機体の前壁の中央部或いは中央部寄りの部位に水平方向に固定された環状支持体と、この環状支持体に嵌合自在に支持され、かつスープ類を収納するホッパーと、該ホッパーの上蓋に回転自在に垂下され、かつ前記スープ類を攪拌する攪拌羽根を有する回転軸と、前記機体の上壁に回転自在に軸支され、かつ駆動軸が前記回転軸の上端部に接続する攪拌用駆動モータを内蔵する駆動箱とを備えたスープ類の攪拌装置に於いて、前記ケース状機体の上壁に所定間隔を有して左右一対の垂直板を固定し、一方、これらの垂直板に対向するように前記駆動箱の底壁の内壁面に所定間隔を有して左右一対の支持板を固定し、これらの支持板及び前記垂直板に、少なくとも前記駆動箱が垂直状態の初動時から水平状態へと回転する際に、その回転に抵抗を与える左右一対のダンパーをそれぞれ装着し、さらに、前記駆動箱が水平状態になったとき、該駆動箱の底壁を支持することができるように前記ケース状機体の前壁の上端部に所定間隔を有して左右一対の受け片を固定したことを特徴とする。
上記構成に於いて、ケース状機体の上壁には、複数本のケーブルをケース状機体の内部から駆動箱の内部へと引き出すための案内筒が固定され、該案内筒の突出部分は、前記駆動箱の底壁に形成した長孔状の切欠を貫通して駆動箱の内部に常に位置付けられていることを特徴とする。また、ダンパーは、ケースが支持板の内側に位置するように該支持板に水平状態に固定され、また、前記ケースから突出する横軸の外端部が垂直板に支持されていることを特徴とする。また、駆動箱の底壁の先端部或いは先端部寄りの部位には開口が形成され、また、前記底壁の内壁面には前記開口と連通する収納部を有する支持台が固定され、また、前記支持台には攪拌用駆動モータが縦方向に固定され、さらに、該攪拌用駆動モータの駆動軸の突出端部には、前記収納部内に位置付けられ、かつ回転軸の上端部に一体的に設けられた下側凹凸嵌合部材と嵌合する上側凹凸嵌合部材が一体的に設けられていることを特徴とする。また、支持板の外壁面にはスイッチが取付けられ、該スイッチは、駆動箱の底壁が左右一対の受け片に支持されたときに「ON」になることを特徴とする。
その他、少なくとも駆動箱の底壁の外壁面には、左右一対の磁性体が固定されていることを特徴とする。
ここで「スープ類」とは、流動体(普通一般のスープ)のみならず、半流動体(カレーなど)も含むことをいう。
(a)ケース状機体の上壁に回転自在に設けた駆動箱の回転に抵抗を与えて、駆動箱のセット時におけるホッパーに対する衝撃の防止を図ると共に、駆動箱の重量をホッパーに与えないようにすることができる。
(b)実施例によっては、配線を機体内から駆動箱内に容易に引き出すことができると共に、引き出した配線を、例えば攪拌用駆動モータに容易に接続することができる。したがって、配線作業が楽である。
(c)実施例によっては、駆動箱用のダンパーが駆動箱から露出しないので、管理、運搬及び使用時、ダンパーのケースや軸が邪魔にならない。
(d)実施例によっては、攪拌用駆動モータの駆動軸の嵌合部材の形態を、所望の大きさ及び凹凸面にすることができる。したがって、攪拌羽根を有する回転軸の嵌合部材も所望の大きさ及び凹凸面にすることができるができるので、駆動箱のセット時における前記駆動軸と回転軸との嵌合の確実化を図ることができる。
(e)実施例によっては、駆動箱のセット時、直ちに攪拌用駆動モータが使用可能な状態となる。付言すると、駆動箱を開いたとき(垂直状態)、不注意により操作パネルを操作しても、攪拌用駆動モータが起動することがない。
(f)実施例によっては、駆動箱をホッパーの上蓋に対して水平状態にセットした時、駆動箱がケース状機体に安定的に支持される。
図1乃至図16は本発明の第1実施例を示す各説明図。
左側面視からの概略説明図。 正面視からの概略説明図。 駆動箱本体と底壁が分離している主要部(駆動箱、機体の受け片など)の斜視からの説明図。 要部(ホッパー、回転軸)の分解斜視図。 主要部(駆動箱、機体の受け片など)の斜視図。 図5の6−6線概略断面説明図。 要部(垂直板、受け片、案内筒)の斜視図。 要部(案内筒、ケーブル)の概略断面説明図。 要部(垂直板)の説明図。 主要部の説明図(ダンパーは分離している)。 主要部の一部概略断面説明図。 主要部の平面視からの説明図。 図12の13−13線概略断面説明図(ダンパー等は省略)。 ダンパーの斜視図。 図14の15−15線概略断面説明図。 図14の16−16線概略断面説明図。
符号の説明
X…スープ類の攪拌装置、Y…スープ類の冷却又は誘導加熱装置、1…ケース状機体、1a…前壁、1b…上壁、2…ポンプ、3…ポンプ用駆動源、4…制御部、5…ホッパー用環状支持体、6…ホッパー、7…連結手段、8…ホッパーの上蓋、9…回転軸、15…駆動箱、16…攪拌用駆動モータ、17…上側凹凸嵌合部材、18…下側凹凸嵌合部材、21…枢軸部、22…垂直板、23…支持板、24…ダンパー、25…横軸、26…ケース、27…受け片、28…案内筒、31…底壁、32…ケース本体、34…第1の切欠、35…第2の切欠、36…開口、37…収納部、38…支持台、39…ケーブル、40…スイッチ、41…磁性体。
以下、図1乃至図16に示す本発明を実施するための最良の形態により説明する。
(1)発明の実施の環境…図1
図1は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1に於いて、Yはスープ類の攪拌装置Xを含む冷却又は誘導加熱装置である。ここでは、スープ類の攪拌装置Xが発明の主要部なので、他の構成部材に関しては、簡単に説明する。
1は具入りスープ類を一定量ずつ供給するポンプ2及びポンプ用駆動源3を備えたケース状機体である。前記ポンプ2はケース状機体1の前壁に水平方向に突出するように設けられている。4はケース状機体1の内部に設けられた制御部で、この制御部4は各種の制御を行う。5はポンプの上方に位置するように前記機体1に一体的に設けられたホッパー用環状支持体(ホッパー受台)である。
6は前記環状支持体5のすり鉢状環状壁に自在に嵌合するホッパーで、このホッパー6のすり鉢状部分(下方に先細り状円筒形部分)が前記すり鉢状環状壁に支持されると、ホッパー6の短筒状下端部は、前記環状支持体5の下面から突出し、該短筒状下端部は連結手段7を介してポンプ2の上方開口に着脱自在にセットされる。
8はホッパーの上蓋で、この上蓋8には回転軸9が回転自在に垂下されている。15はケース状機体1の上壁の先端部(前壁側)に左右一対のダンパー24を含む枢軸部(後述)21を介して回転自在に設けられた駆動箱で、この駆動箱15は攪拌用駆動モータ16を内装している。
駆動箱15は、図1の実線で示すように、駆動箱15が上蓋8に対して水平状態となったとき(上蓋8の回転軸9に対する接続時)、その基端部15aの一部を除き、基端部寄りの部位から先端部15bまでケース状機体1の前壁1aから水平状態に突出する。そして、駆動箱15のセット時、駆動モータ16の出力軸16aと、回転軸9の突出上端部は、それぞれ対向縁部の周方向に凹凸を有する上下の嵌合部材17、18を介して嵌合自在に連結する。
スープ類の攪拌装置Xは、ケース状機体1と、このケース状機体の前壁1aの中央部或いは中央部寄りの部位に水平方向に固定された環状支持体5と、この環状支持体に嵌合自在に支持され、かつスープ類を収納するホッパー6と、該ホッパーの上蓋8に回転自在に垂下され、かつ前記スープ類を攪拌する攪拌羽根11を有する回転軸9と、前記ケース状機体1の上壁1に回転自在に軸支され、かつ駆動軸16aが前記回転軸9の上端部に接続する攪拌用駆動モータ16を内蔵する駆動箱15とを備えていることを前提とする(特許文献1と基本的構成は同じ)。
(2)ケース状機体1…図1、図2
図1及び図2を参照にしてケース状機体1を説明する。ケース状機体1は不番の下部支持台を有している。ケース状機体1の内部空間には、電源用基板4aを有する制御部4が設けられている。電源用基板4aは、コードを介して商業電源(交流)19と接続可能である。
(3)ポンプ2…図1、図2
ポンプ2は、外筒(外弁)と、回動内筒(内弁)とを有するプランジャー型ポンプある。ポンプ2の構成は、本願発明の特定要件ではないので、説明を割愛する。
(4)ホッパー6…図3
ホッパー6は、ポンプ2の吸引孔(上方開口)に連結手段7を介して着脱自在に取付けられる。図4で示すように、ホッパー6は、例えば磁性金属材料で「じょうご状」に成形されている。ホッパー6の形状は、特許文献1と同じである。したがって、本実施例のホッパー6は、上端部が大きく開口する長筒状部6aと、この長筒状部6aの下端部に連設するすり鉢状部分6bと、このすり鉢状部分6bに連設する小さい開口の短筒状部分6cとから成り、前記短筒状部分6cには、連結用のフランジ部が周設されている。なお、連結手段7及び環状支持体5の構成は割愛する。
(5)上蓋8、回転軸9…図3
上蓋8はホッパー6の上端部に嵌着自在に装着される。また、回転軸9は、上蓋8の上面に位置する下側嵌合部材18を介して該上蓋8に回転自在に垂下されている。回転軸9には、例えば具入りスープを攪拌する攪拌羽根11と、該攪拌羽根11より下方位置にホッパー6のすり鉢状部分6bの内周面を摺接するバネ性の樹脂片12aを有する焦げ付き防止用羽根12と、具をポンプ2の上方開口側に押し込む押し込み羽根13とがそれぞれ設けられている。攪拌羽根11等の具体的構成の説明は割愛する。
(6)攪拌装置Xの特徴部分…図4乃至図13
本発明のスープ類の攪拌装置Xは、ケース状機体1の上壁1bに所定間隔を有して左右一対の垂直板22を固定し、一方、これらの垂直板22に対向するように前記駆動箱15の底壁31の内壁面に所定間隔を有して左右一対の支持板23を固定し、これらの支持板23及び前記垂直板22に、少なくとも前記駆動箱15が垂直状態の初動時から水平状態へと回転する際に、その回転に抵抗を与える左右一対のダンパー24をそれぞれ装着し、さらに、前記駆動箱15が水平状態になったとき、該駆動箱15の底壁31を支持することができるように前記機体1の前壁1aの上端部に所定間隔を有して左右一対の受け片27を固定したことを特徴とする。以下、本願発明の特定要件及び関連する部材を説明する。
(7)枢軸部21
本発明の「枢軸部21」は、機体1の上壁1bに所定間隔を有して固定された左右一対の垂直板22と、駆動箱15を構成する底壁31の内壁面の後端部に所定間隔を有して固定された左右一対の支持板23と、これらの支持板23及び前記垂直板22にそれぞれ装着され、少なくとも前記駆動箱15が垂直状態の初動時から水平状態へと回転する際に、その回転に抵抗を与える左右一対のダンパー24とから成る。
枢軸部21の横軸は、例えば垂直板22の異径の支持穴に支持されるダンパー24の軸(固定軸又は回転軸)25である。本実施例では、ダンパー24の横軸25は、垂直板21の支持穴22cに固定的に支持される横軸なので、該横軸25が開閉動作する駆動箱15の中心と成る。
付言すると、底壁31側の支持板23の内面23aにはダンパー24のケース26が水平状態に固定されている。もちろん、ダンパー24のケース26を垂直板22の外面に固定し、一方、ダンパー24の横軸25を支持板23の円形軸孔に回転自在に軸支しても良い。本実施例では、駆動箱用のダンパー21の横軸25及びケース26が駆動箱15から露出しないように、該駆動箱15内に位置付けられている。
したがって、駆動箱15は、ホッパー6の上蓋8の回転軸9に対するセット時、駆動箱15に内装された左右一対の枢軸部21の横軸25を回転中心として、垂直状態から水平状態へと回転可能である。そして、駆動箱15が水平状態になると、駆動箱15は、ケース状機体1の受け片27に支持される。
(8)ケース状機体1の新規事項
図7で示すように、ケース状機体1の上壁1bの先端部には、所定間隔を有して左右一対の垂直板22が固定されている。これらの垂直板22は、図8で示すように、下端部にフランジ22aを有し、前記上壁1bを貫通している。上壁1bから突出した指先状の突出部分22bには、ダンパー24の横軸25が嵌入する断面異径の支持穴22cが形成されている。そして、突出部分22bの上端部の縁には小突起22dが形成され、該小突起22dは、駆動箱15の底壁31がケース状機体1の受け片27に支持されたときにスイッチ40の可動接片40aを押圧する。
また、ケース状機体1の前壁1aの上端部には、その腕状の支持面27aが上壁1bと同一水平面に位置する左右一対の受け片27が固定されている。これらの受け片27は、駆動箱15のセット時、駆動箱15の底壁31の外壁面をバランス良く支持する。
さらに、本実施例では、上壁1bの先端部の中央部には、複数本のケーブル39をケース状機体1の内部から駆動箱15の内部へと引き出すためのパイプ状案内筒28が固定され、該案内筒28の突出部分28aは、前記駆動箱15の底壁31に形成した長孔状の第2の切欠35を貫通して駆動箱15の内部に常に位置付けられている。
(9)駆動箱15の新規事項
駆動箱15は、底壁31と、複数個の固着具及び取付け孔(図示せず)を介して取り外し可能に固定されるケース本体32とから成る。前記底壁31は、図5で示すように、水平ベース部分31aと、この水平ベース部分31aの後端部(折り曲げ部分及びその付近も含む)31bに連続する垂直カバー部分31cとから成る。底壁31の横幅は、ケース状機体1の上壁1bの横幅を考慮して設定されている。また、底壁31の突出方向の長さは、ホッパー6の上蓋8の位置を考慮して設定されている。本実施例では、駆動箱15は、その底壁31の先端部に手を掛けて持ち上げられるので、底壁31は前記上蓋8を覆う大きさに形成されている。
しかして、底壁31の後端部31bの左右には、ケース状機体1の左右の垂直板22の突出部分22bがそれぞれ貫通する長孔状の第1の切欠34が形成されている。また、折り曲げ部分31bを含む底壁31の内壁面には、前記垂直板22の内側に位置し、かつ該垂直板22と一部が対向する左右一対の支持板23が固定されている。支持板23は垂直板22よりも幅広である。また、図6で示すように縦断面L字状である。
図10、図14等で示すダンバー24は、そのケース26のフランジ26aが支持板23の内面23aに固定される。そして、ケース26から突出する横軸(例えば固定軸)25は支持板23の軸孔を貫通し、かつ垂直板22の支持穴22cに支持されている。
また、底壁31の後端部31bの中央には、ケース状機体1の案内筒28が貫通する長孔状の第2の切欠35が形成されている。さらに、図11で示すように、底壁31の先端部の中央部に或いは先端部寄りの部位には開口36が形成されている。また、前記底壁31の内壁面には前記開口36と連通する収納部37を有する支持台38が固定されている。そして、前記支持台38には攪拌用駆動モータ16が縦方向に固定され、さらに、該攪拌用駆動モータ16の駆動軸16aの突出端部には、前記収納部37内に位置付けられ、かつ回転軸9の上端部に一体的に設けられた下側凹凸嵌合部材18と嵌合する上側凹凸嵌合部材17が一体的に設けられている。
なお、前記案内筒28からは複数本のケーブル39がケース状機体1の内部から駆動箱15の内部へと所要量引き出され、案内筒28の上端縁で前記ケーブル39を支持した状態で、攪拌用駆動モータ16、スイッチ40などに対して電気的接続が成される。
(10)付加的構成
ところで、本実施例では、支持板23の外壁面はスイッチ(例えばマイクロスイッチ)40が取付けられ、該スイッチ40の可動接片40aは、駆動箱15の底壁31が左右の受け片27に支持されたときに「ON」になる。また、少なくとも駆動箱15の底壁31の外壁面には、左右一対の磁性体41が固定されている。なお、特に図示しないが、磁性体41は、ケース本体32の一側壁の外壁面にも固定しても良い。
(11)ダンパー24
ダンパー24は公知又は新規な構成を採用することができる。図14乃至図16はダンパー24の一例を示す。ダンパー24は、横軸25、内壁面が多角形のケース26等から成る。横軸25は、その突出端部が垂直板22の支持穴22cに支持されているので、回転不可能である。これに対して、ケース26は底壁31の支持板23の内面23aに固定されているので、横軸25を回転中心として底壁31と一緒に所定角度(垂直〜水平)まで回転可能である。
しかして、43はケース26内に移動可能に設けられ、かつ横軸25が貫通するスライダー、44はスライダー43の垂直面とケース26の底部26bの内壁面との間に設けられ、かつ前記スライダー43を所定方向に付勢する付勢手段(コイルスプリング)、45はスライダー43の直径方向の溝43a内に担持され、横軸25の周面の螺旋溝25aに嵌められたボールである。
上記構成に於いて、左右一対のダンパー24は、駆動箱15が垂直状態の初動時から水平状態へと回転する際に、その回転に抵抗を与える。付言すると、ケース26が回転するとき、螺旋溝25aに沿って移動するボール45によってスライダー43がケース26の底部26bの方へ直線移動するので、コイルスプリング44が圧縮される。したがって、駆動箱15は閉じる方向へ回転するにつれて、その回転に大きな抵抗を受ける。
本実施例のダンパー24は、付勢手段(コイルスプリング)44を用いたが、ダンパー24の構成を適宜に設計変更して、回転部材に粘性流体の抵抗を与えても良い。また、本実施例では、ポンプはプランジャー型であるが、これは一例に過ぎない。ポンプはプランジャー(押し出し棒)を有しないものであっても良い。付言すると、空気抜き孔を有する回動内弁が駆動源の駆動力で180度回転し、該回動内弁の開口と外弁の吐出孔(下方開口)が連通状態になった場合に於いて、回動内弁内のスープ類が自重で自然に流れるポンプであっても良い。
本発明は、スープ類を攪拌しつつ、又は攪拌した後にポンプを介して一定量ずつ供給する場合に適合する。

Claims (6)

  1. ケース状機体と、このケース状機体の前壁の中央部或いは中央部寄りの部位に水平方向に固定された環状支持体と、この環状支持体に嵌合自在に支持され、かつスープ類を収納するホッパーと、該ホッパーの上蓋に回転自在に垂下され、かつ前記スープ類を攪拌する攪拌羽根を有する回転軸と、前記機体の上壁に回転自在に軸支され、かつ駆動軸が前記回転軸の上端部に接続する攪拌用駆動モータを内蔵する駆動箱とを備えたスープ類の攪拌装置に於いて、前記ケース状機体の上壁に所定間隔を有して左右一対の垂直板を固定し、一方、これらの垂直板に対向するように前記駆動箱の底壁の内壁面に所定間隔を有して左右一対の支持板を固定し、これらの支持板及び前記垂直板に、少なくとも前記駆動箱が垂直状態の初動時から水平状態へと回転する際に、その回転に抵抗を与える左右一対のダンパーをそれぞれ装着し、さらに、前記駆動箱が水平状態になったとき、該駆動箱の底壁を支持することができるように前記ケース状機体の前壁の上端部に所定間隔を有して左右一対の受け片を固定したことを特徴とするスープ類の攪拌装置。
  2. 請求項1に於いて、ケース状機体の上壁には、複数本のケーブルをケース状機体の内部から駆動箱の内部へと引き出すための案内筒が固定され、該案内筒の突出部分は、前記駆動箱の底壁に形成した長孔状の切欠を貫通して駆動箱の内部に常に位置付けられていることを特徴とするスープ類の攪拌装置。
  3. 請求項1に於いて、ダンパーは、ケースが支持板の内側に位置するように該支持板に水平状態に固定され、また、前記ケースから突出する横軸の外端部が垂直板に支持されていることを特徴とするスープ類の攪拌装置。
  4. 請求項1に於いて、駆動箱の底壁の先端部或いは先端部寄りの部位には開口が形成され、また、前記底壁の内壁面には前記開口と連通する収納部を有する支持台が固定され、また、前記支持台には攪拌用駆動モータが縦方向に固定され、さらに、該攪拌用駆動モータの駆動軸の突出端部には、前記収納部内に位置付けられ、かつ回転軸の上端部に一体的に設けられた下側凹凸嵌合部材と嵌合する上側凹凸嵌合部材が一体的に設けられていることを特徴とするスープ類の攪拌装置。
  5. 請求項1に於いて、支持板の外壁面にはスイッチが取付けられ、該スイッチは、駆動箱の底壁が左右一対の受け片に支持されたときに「ON」になることを特徴とするスープ類の攪拌装置。
  6. 請求項1に於いて、少なくとも駆動箱の底壁の外壁面には、左右一対の磁性体が固定されていることを特徴とするスープ類の攪拌装置。
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