JPWO2009125726A1 - 即時決済信用取引システム - Google Patents
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Abstract
Description
この構成によれば、信用取引の決済に用いられる貸手金融機関の資金及び株式の残高を事前に把握するので、取引の最中に外部との振替・送金等を行うことなく、即時決済信用取引を実現することができる。
この構成によれば、実際の融資単価(約定単価)が決定される前に、有限の融資可能金額の範囲内で信用買い注文に伴う融資申込を受け付けることができる。
この構成によれば、新規の信用売り注文約定後の売建玉に対して前記の立替準備額を計算する際に、実際に証券会社が立替えをする必要がある、投資家の現金保証金超の準備額を計算することが可能となる。
この構成によれば、建日以降に貸手金融機関と証券会社との間で営業日ごとの終値で貸株代り金(貸株の見返りに受入れる担保)の値洗が行われる際に、システムに記憶された現渡準備額(建代金と値洗後の貸株代り金の差額)に従って、証券会社が資金をプールすることによって、値洗後の貸株代り金の額に関係なく、建代金を投資家に引き渡す現渡を常に即時決済で行うことができる。
この構成によれば、システムに記憶された売建返済準備額に従って、証券会社が資金を確保することによって、売建玉に対して反対売買(買戻し)及び現渡のうち、いずれの返済方法でも即時に行うことができ、かつ即時決済取引システムにおける決済不履行を防ぐことができる。
この構成によれば、即時決済信用取引の前提である、決済損益に係る現金保証金額の、約定と同時の決済が可能である。特に、売建玉の買戻しを行う際に、買付代金に充当する損金が現金保証金から即時に引き出せない場合には、即時決済取引システムで成立した買付に係る資金決済に不履行が生じるが、この構成では予め投資家から現金保証金を預り受け、返済注文の約定通知をもとに保証金の振替を即時に行うので、資金決済不履行が発生しないようにすることができる。また、買建玉の売戻しによって決済益が生じた場合にも、即時決済取引システムを通じて即時決済された売却代金から、利益額を保証金に即時に反映することが可能となる。
この構成によれば、株式の価値変動に伴い、適切な評価を値洗によって融資金額又は貸株の担保である貸株代り金に反映させることで貸手金融機関の債権を保全しつつ、信用取引の返済時には、約定と同時に貸手金融機関と証券会社との間の未決済値洗額を即時に決済することができる。また、この特徴を、信用取引の返済約定と同時に証券会社と投資家との間で損益額を決済する特徴と併せることによって、即時決済信用取引の返済注文が約定した時点において、貸手金融機関と証券会社と投資家との3者間で未決済値洗額及び決済損益額を同時に決済することができる。これによれば、値洗状況や損益状況にかかわらず、貸手金融機関は即時決済取引で成立した買戻し取引の買付代金を即時に受け渡すことが可能となり、また、証券会社は決済損益を投資家の保証金に即時に反映することが可能となる。
本願は、2008年4月8日付けで出願した日本国特願2008−100714号に基づく優先権を主張する。その出願明細書を本明細書に援用する。
本発明の実施の形態に係る即時決済信用取引システムには、貸手金融機関顧客口座方式(第1の実施の形態)を適用する。そこで、貸手金融機関顧客口座方式について概説する。
次に、即時決済信用取引システムによって実現される機能の概要を示す。
(1)即時決済取引による信用取引(対投資家)および貸借取引(対貸手金融機関)を実現する。
(2)証券会社内において、投資家口座と貸手金融機関口座の双方を管理し、残高を事前に預かっている。これによって、約定の都度、銀行や証券保管振替機構等の外部機関を介して資金や株式の振替をする必要がなくなる。
(3)即時返済に対応できるように、融資・貸株はネット(融資と貸株残高を相殺し、どちらか超過した部分にのみ融資又は貸株すること)せず、グロス(取引単位)で行う。
(4)「1.投資家信用注文発注→2.融資・貸株可能残高と比較後に証券会社受注→3.即時決済取引システムへ発注」をリアルタイムで行う(信用取引は、貸借行為だけではなく、注文の受注執行までが一連の取引である。)。
(6)注文の受注・約定の都度変動する金融機関の融資・貸株可能残高をリアルタイムで管理する。
(7)新規の信用注文を受注する前に、融資・貸株をするだけの残高があるか否かを審査する。
(8)注文受注時点で貸手金融機関に貸借の仮申込を行い、約定によって実際の与信を行う以前に融資・貸株可能残高を拘束する。
(9)注文の受付時間や金額によって融資・貸株の優先順位を管理し、訂正注文や取消注文の都度、優先順位を変更する。受付時間が同位の注文であっても、注文金額等に基づいて優先順位を決定する。
(10)注文時点で融資・貸株可能残高が不足している場合、注文を受け付けずとはせず、融資・貸株の待機中とし、残高が増加するのを待つ(この機能は使っても使わなくてもよい。残高が足りなければ注文失効という方法も可能である。)。
(12)貸借取引が可能な貸手金融機関は複数でも可で、証券会社自身も融資・貸株を提供することができる。(貸手が複数の場合、最良のレート・ターム等の条件を提示している貸手から借りる等が考えられる。)
(13)融資・貸株可能限度額を超える以前に新規注文受注停止を行う等、受注制御を行う。(信用取引が可能な投資家は複数であり、証券会社自身も融資・貸株を受ける対象となることができる。)
(14)返済約定と同時に証券会社と投資家の間で損益部分の現金保証金の決済を行う。
(15)返済約定と同時に証券会社と貸手金融機関の間で未決済値洗額の決済を行う。
≪システムの構成と概要≫
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る即時決済信用取引及び即時貸借取引を行うためのシステムの構成を示す図である。本システムは、即時決済信用取引及び即時貸借取引システム(以下、即時決済信用取引システムという)1、証券取引システム4、即時決済取引システム5、投資家端末6及び貸手金融機関端末7を備える。即時決済信用取引システム1、証券取引システム4及び即時決済取引システム5は、投資家に即時決済信用取引を提供する証券会社に設置されるコンピュータシステムである。
図2は、証券会社管理サーバ2のハードウェア構成を示す図である。証券会社管理サーバ2は、通信部21、表示部22、入力部23、処理部24及び記憶部25を備える。通信部21は、ネットワークを介して他のシステムやサーバと通信を行う部分であり、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。表示部22は、処理部24からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部23は、オペレータがデータを入力する部分であり、キーボードやマウス等によって実現される。処理部24は、他の各部間のデータの受け渡しを行うととともに、証券会社管理サーバ2全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部25は、処理部24からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。
図6は、証券会社管理サーバ2及び融資・貸株管理サーバ3の共通DBのデータ構成を示す図である。
貸手金融機関から証券会社に融資を行った後に、新規買い注文の約定単価である建値より値洗単価となる終値が上昇した場合(「融資の値上り」)、貸手金融機関口座に保持されている融資担保株式の価値上昇分だけ貸手金融機関口座から証券会社口座へ値洗額が振替され、証券会社はその資金を未決済値洗額として当該買建玉が返済されるまで保持し続ける。「融資の値上り」により、貸手金融機関の証券会社に対する融資額は値洗額だけ増額したことになる。
図7(a)は、証券会社自己資金DB25Aのデータ構成を示す。証券会社自己資金DB25Aは、証券会社資金残高25A1を含むレコードからなる。証券会社資金残高25A1は、証券会社が決済損の立替等のために有する資金の残高である。図7(b)は、投資家保証金DB25Bのデータ構成を示す。投資家保証金DB25Bは、投資家番号25B1及び現金保証金額25B2を含むレコードからなる。投資家番号25B1は、投資家に固有の番号である。現金保証金額25B2は、当該投資家が証券会社に差し入れている現金保証金の金額である。
図8(a)は、貸手金融機関資金残高DB35Aのデータ構成を示す。貸手金融機関資金残高DB35Aは、証券会社が貸手金融機関から預り受けた資金の各残高の状態を管理するDBであり、金額35A1及び残高ステータス35A2を含むレコードからなる。金額35A1は、残高の状態に該当する金額である。残高ステータス35A2は、当該金額のステータス(状態や使用目的等)を示すものであり、貸借取引以外、融資可能、融資見込、貸株代り金(貸株の担保)、融資受付済及び融資中がある。
続いて、図4〜図8を参照しながら、証券会社管理サーバ2及び融資・貸株管理サーバ3の各手段が有する機能について説明する。
既に説明したように、証券会社管理サーバ2の処理部24は、売建返済準備額計算手段241、立替準備額計算手段242、現渡準備額計算手段243、値洗額計算・指示手段244及び返済時振替手段245を備える。
既に説明したように、融資・貸株管理サーバ3の処理部34は、貸手金融機関残高管理手段341、未約定注文管理手段342、融資判定手段343、貸株判定手段344及び発注指示手段345を備える。
貸手金融機関残高管理手段341は、貸手金融機関の資金と株式の残高の双方を管理し、以下の機能を有する。
[概要]
貸手金融機関残高管理手段341は、貸手金融機関の資金及び株式の残高数量及び残高ステータス(融資受付済、融資可能等)を更新する。残高数量・残高ステータスの更新は、貸手金融機関端末7からの残高の差入・引出指示、即時決済取引システム5及び証券取引システム4(現引・現渡の場合)からの信用取引注文の約定情報DB45B、注文情報DB45Aに含まれる信用取引注文の受注情報及び値洗額計算・指示手段244からの値洗情報DB45Eに基づいて行われる。
貸手金融機関の担当者は、インターネットを介して即時決済信用取引システム1に接続された貸手金融機関端末7を通じて、証券会社に預け入れる資金や株式の差入・引出の指示を入力する。差入指示があった場合、貸手金融機関残高管理手段341は、貸手金融機関からの送金・株式の振替を確認した上で、その内容を貸手金融機関資金残高DB35A又は貸手金融機関株式残高DB35Bに反映させる。引出指示があった場合、貸手金融機関残高管理手段341は、貸手金融機関に対する送金・株式の振替の内容を貸手金融機関資金残高DB35A又は貸手金融機関株式残高DB35Bに反映させる。
信用取引において、貸手金融機関は、投資家に融資を行った場合に与信を供与して行われた買付の決済物である株式を担保として受け入れ、また、投資家に貸株を行った場合に与信を供与して行われた売付の決済物である売却代金を担保(貸株代り金)として受け入れる。また、建玉返済時には、受け入れた担保を引渡し、与信した物件の返済を受ける。そのため、融資・貸株のそれぞれの新規取引及び返済取引について、株式及び資金の双方を与信物件及び担保物件として関連付けて管理する必要がある。
貸手金融機関残高管理手段341は、注文情報DB45A内の未約定注文融資・貸株ステータス45A9の更新を受けて、貸手金融機関資金残高DB35A及び貸手金融機関株式残高DB35Bの残高状態を更新する。例えば、未約定注文融資・貸株ステータス45A9が「融資受付済」に更新された場合、貸手金融機関資金残高DB35Aにおいて、「融資可能」及び「融資受付済」の残高ステータス35A2に対応する金額35A1がそれぞれ更新される。詳細には、「融資可能」の金額35A1が当該融資受付額だけ減少する分、「融資受付済」の金額35A1が増加する。「融資受付済」の注文について、取消注文の受注により未約定注文融資・貸株ステータス45A9が「取消済」に更新された場合、貸手金融機関資金残高DB35Aにおいて当該融資受付額だけ「融資受付済」の金額が減少し、「融資可能」の金額が同額だけ増加する。また、未約定注文融資・貸株ステータス45A9が「貸株受付済」に更新された場合、貸手金融機関株式残高DB35Bにおいて、「貸株可能」及び「貸株受付済」の残高ステータス35B3に対応する株数35B2がそれぞれ更新される。詳細には、「貸株可能」の株数35B2が当該貸株受付数だけ減少する分、「貸株受付済」の株数35B2が増加する。「貸株受付済」の注文について、取消注文の受注により未約定注文融資・貸株ステータス45A9が「取消済」に更新された場合、貸手金融機関株式残高DB35Bにおいて当該貸株受付数だけ「貸株受付済」の株数が減少し、「貸株可能」の株数が同株数だけ増加する。
貸手金融機関残高管理手段341は、値洗額計算・指示手段244からの値洗情報DB45Eに基づいて、証券会社と、貸手金融機関との間で値洗する金額について、貸手金融機関資金残高DB35A内の残高ステータス35A2が「融資中」、「貸株代り金(貸株の担保)」の金額35A1を更新する。
貸手金融機関残高管理手段341は、貸手金融機関資金残高DB35A及び貸手金融機関株式残高DB35Bの情報に関して、証券会社の担当者及び貸手金融機関端末7に対する通知を行い、又は、それらからの照会を受け付ける。
貸手金融機関残高管理手段341は、借手や担保等の貸出情報を記憶する機能、インターネットで接続された貸手金融機関端末7を通じて入力された貸出レートや貸出期間等の貸出条件を記憶する機能、利息額等の計算機能を備え、それらの機能を用いて貸出残高を管理する。
図9は、投資家端末6からの信用注文が買建の場合(信用買い注文の場合)の即時決済信用取引システム1の処理を示すフローチャートである。本処理は、証券取引システム4が投資家端末6から買建の信用注文データを受信し、注文情報DB45Aに格納した後、即時決済信用取引システム1に当該注文の処理を指示することによって、実行される。
次に、貸手金融機関が証券会社と同一であることを前提にした、即時決済信用取引システムについて説明する。このシステムでは、証券会社が貸手金融機関を兼ね、投資家との即時決済信用取引だけを行い、証券会社以外の貸手金融機関と証券会社との間での即時決済貸借取引を行わないので、取引が証券会社及び投資家の2者間で完結する形態になる。
以上本発明の実施の形態について説明したが、図1に示す即時決済信用取引システム1を構成する証券管理サーバ2及び融資・貸株管理サーバ3の各サーバを機能させるために、各サーバの処理部であるCPUで実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る即時決済信用取引システムが実現されるものとする。なお、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。図12に示す即時決済信用取引システム1aを構成する証券管理サーバ2a及び融資・貸株管理サーバ3aについても同様である。
1a 即時決済信用取引システム
2、2a 証券会社管理サーバ
24 処理部
25 記憶部
25A 証券会社自己資金DB(第3の記憶部)
25B 投資家保証金DB(第4の記憶部、第5の記憶部)
25B1 投資家番号
25B2 現金保証金額(保証金の残高)
3、3a 融資・貸株管理サーバ
34 処理部
35 記憶部
35A 貸手金融機関資金残高DB(第1の記憶部)
35B 貸手金融機関株式残高DB(第1の記憶部)
45A 注文情報DB
45A3 銘柄
45A4 注文株数
45A5 注文価格(注文価格情報)
45B 約定情報DB(第6の記憶部)
45B4 銘柄
45B5 約定株数
45B6 約定価格
45B11 決済損益
45C 株価DB(第2の記憶部)
45C1 銘柄
45C2 値洗値段(終値)
45C3 ストップ高値段(最大見込約定価格)
45C4 ストップ安値段(最小見込約定価格)
45D 売建返済準備額DB
45D4 立替準備額
45D5 現渡準備額
45D6 現金保証金額
45D7 返済準備必要額(売建返済準備額)
45E 値洗情報DB(第7の記憶部)
45E8 未決済値洗額
4 証券取引システム
5 即時決済取引システム
6 投資家端末
7 貸手金融機関端末
Claims (12)
- 資金及び株式の残高を記憶する第1の記憶部と、
投資家が使用する投資家端末から信用注文を随時受け付ける手段と、
前記第1の記憶部に記憶された資金及び株式の残高と、前記信用注文の内容とを比較参照し、前記残高の範囲内で前記信用注文の取引が可能か否かを判定する手段と、
前記取引が可能な場合に、前記信用注文に係る受注・発注処理を行う手段と、
を備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項1に記載の即時決済信用取引システムであって、
株式の銘柄ごとに終値及び制限値幅上限価格を用いた最大見込約定価格を記憶する第2の記憶部と、
前記投資家端末から、指値注文及び当該指値の単価、又は、成行注文を示す注文価格情報、銘柄及び注文株数を含む新規の信用買い注文を受け付けた場合に、前記注文価格情報が指値注文を示すときに、前記指値の単価に前記注文株数を積算した最大見込融資金額が、前記第1の記憶部に記憶された前記資金の残高以下であるか否かを判定し、前記注文価格情報が成行注文を示すときに、前記第2の記憶部に記憶された、前記信用買い注文に含まれる銘柄の最大見込約定価格に前記注文株数を積算した最大見込融資金額が、前記第1の記憶部に記憶された前記資金の残高以下であるか否かを判定する手段と、
前記最大見込融資金額が前記資金の残高以下である場合に、前記信用買い注文に係る受注・発注処理を行う手段と、
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項1に記載の即時決済信用取引システムであって、
株式の銘柄ごとに終値及び制限値幅上限価格を用いた最大見込約定価格を記憶する第2の記憶部と、
前記投資家端末から、指値注文及び当該指値の単価、又は、成行注文を示す注文価格情報、銘柄及び注文株数を含む新規の信用買い注文を受け付けた場合に、前記第2の記憶部に記憶された、前記信用買い注文に含まれる銘柄の最大見込約定価格に前記注文株数を積算した最大見込融資金額が、前記第1の記憶部に記憶された前記資金の残高以下であるか否かを判定する手段と、
前記最大見込融資金額が前記資金の残高以下である場合に、前記信用買い注文に係る受注・発注処理を行う手段と、
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項1に記載の即時決済信用取引システムであって、
株式の銘柄ごとに終値、制限値幅上限価格を用いた最大見込約定価格及び制限値幅下限価格を用いた最小見込約定価格を記憶するとともに、前記信用注文を受注する証券会社が有する自己資金残高を記憶する第3の記憶部と、
前記投資家端末から、指値注文及び当該指値の単価、又は、成行注文を示す注文価格情報、銘柄及び注文株数を含む新規の信用売り注文を受け付けた場合に、前記注文価格情報が指値注文を示すときに、前記銘柄の最大見込約定価格から前記指値の単価を減算し、その減算した値に前記注文株数を積算した値を立替準備額として記憶し、前記注文価格情報が成行注文を示すときに、前記銘柄の最大見込約定価格から最小見込約定価格を減算し、その減算した値に前記注文株数を積算した値を立替準備額として記憶する手段と、
前記立替準備額が、前記第3の記憶部に記憶された自己資金残高以下であるか否かを判定する手段と、
前記立替準備額が前記自己資金残高以下である場合に、前記信用売り注文に係る受注・発注処理を行う手段と、
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項1に記載の即時決済信用取引システムであって、
株式の銘柄ごとに終値、制限値幅上限価格を用いた最大見込約定価格及び制限値幅下限価格を用いた最小見込約定価格を記憶するとともに、前記信用注文を受注する証券会社が有する自己資金残高を記憶する第3の記憶部と、
前記投資家端末から、指値注文及び当該指値の単価、又は、成行注文を示す注文価格情報、銘柄及び注文株数を含む新規の信用売り注文を受け付けた場合に、前記銘柄の最大見込約定価格から最小見込約定価格を減算し、その減算した値に前記注文株数を積算した値を立替準備額として記憶する手段と、
前記立替準備額が、前記第3の記憶部に記憶された自己資金残高以下であるか否かを判定する手段と、
前記立替準備額が前記自己資金残高以下である場合に、前記信用売り注文に係る受注・発注処理を行う手段と、
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項4又は請求項5に記載の即時決済信用取引システムであって、
前記投資家端末から現金保証金額の振替指示を予め受け付ける手段と、
受け付けた前記現金保証金額を記憶する第4の記憶部と、
をさらに備え、
前記立替準備額を記憶する際に、当該立替準備額から、前記第4の記憶部に記憶された前記現金保証金額を減算した値を現金保証金額考慮後の立替準備額として記憶する
ことを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項1に記載の即時決済信用取引システムであって、
株式の銘柄ごとに終値及び制限値幅上限価格を用いた最大見込約定価格を記憶する第2の記憶部と、
新規の信用売り注文が約定した場合に、約定単価及び約定株数を記憶し、約定した日から返済までの間には、営業日ごとに、売建玉ごとに、銘柄の最大見込約定価格から前記約定単価を減算し、その減算した値が正値である場合にその減算した値に前記約定株数を積算した値を立替準備額として記憶する手段と、
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項7に記載の即時決済信用取引システムであって、
前記投資家端末から現金保証金額の振替指示を予め受け付ける手段と、
受け付けた前記現金保証金額を記憶する第4の記憶部と、
をさらに備え、
前記立替準備額を記憶する際に、当該立替準備額から、前記第4の記憶部に記憶された前記現金保証金額を減算した値を現金保証金額考慮後の立替準備額として記憶する
ことを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項7又は請求項8に記載の即時決済信用取引システムであって、
前記信用売り注文が約定した場合に、約定した日から返済までの間に、営業日ごとに、売建玉ごとに、前記約定単価から前記終値を減算し、その減算した値が正値である場合にその減算した値に前記約定株数を積算した値を現渡準備額として記憶する手段
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項9に記載の即時決済信用取引システムであって、
前記立替準備額及び前記現渡準備額のうち、売建玉ごとに大きい方を売建返済準備額として記憶する手段
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項1に記載の即時決済信用取引システムであって、
前記投資家端末から信用取引に使用される現金保証金額の振替指示を予め受け付ける手段と、
受け付けた前記振替指示に含まれる現金保証金額を記憶する第5の記憶部と、
注文が約定したときの約定金額を記憶する第6の記憶部と、
前記信用取引の新規注文が約定した場合に、当該新規注文の約定金額を前記第6の記憶部に記憶する手段と、
前記信用取引の返済注文が約定した場合に、当該返済注文の約定金額と、前記第6の記憶部に記憶された前記新規注文の約定金額とから、当該信用取引に係る決済損益を算出する手段と、
前記決済損益に基づいて、前記第5の記憶部に記憶された前記現金保証金額を返済約定と同時に更新する手段と、
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。 - 請求項1又は請求項11に記載の即時決済信用取引システムであって、
貸手金融機関が与信を行っている資金及び株式について信用取引の新規注文が約定した場合に、前記新規注文に対応する返済注文が約定するまで、営業日ごとに、建玉ごとに、約定単価から終値を減算し、その減算した値に約定株数を積算することによって、未決済値洗額を算出する手段と、
前記未決済値洗額を記憶する第7の記憶部と、
前記返済注文が約定した場合に、前記第7の記憶部に記憶された前記未決済値洗額に基づいて、前記第1の記憶部に記憶された前記資金の残高を返済約定と同時に更新する手段と、
をさらに備えることを特徴とする即時決済信用取引システム。
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