JPWO2009113356A1 - 反応検出装置 - Google Patents

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Abstract

流路の空気を吸引または流路に空気を注入して空気圧を変化させるポンプと、ポンプが空気圧を変化させる動作を制御する制御手段と、制御手段からの指令に基づいて空気圧を大気側に開放可能な圧力開放手段と、を有し、制御手段は、液体を停止させる時、ポンプの空気圧を変化させる動作を停止させるとともに、圧力開放手段を開放して空気圧を大気側に開放することを特徴とする反応検出装置。

Description

本発明は、反応検出装置に関する。
近年、マイクロマシン技術および超微細加工技術を駆使することにより、化学分析、化学合成などを行うための装置、手段(例えばポンプ、バルブ、流路、センサなど)を微細化して1チップ上に集積化したシステムが開発されている(例えば特許文献1参照)。これはμ−TAS(Micro Total Analysis System:マイクロ総合分析システム)、バイオリアクタ、ラブ・オン・チップ(Lab−on−chips)、バイオチップとも呼ばれ、医療検査、診断分野、環境測定分野、農産製造分野でその応用が期待されている。現実には遺伝子検査に見られるように、煩雑な工程、熟練した手技、機器類の操作が必要とされる場合には、自動化、高速化および簡便化されたミクロ化分析システムは、コスト、必要試量、所要時間のみならず、時間および場所を選ばない分析を可能とすることによる恩恵は多大と言える。
各種の分析、検査ではこれらのマイクロチップにおける分析の定量性、解析の精度、経済性などが重要視される。
そのためには、まずシンプルな構成で、高い信頼性の送液システムを確立することが課題である。例えば、ポンプにより負圧を発生させてマイクロチップに内蔵された試薬、検体、洗浄液の送液を行うシステムおよびその制御方法が提案されている。(例えば特許文献2参照)。
特開2004−28589号公報 特開2005−140666号公報
しかしながら、特許文献2に開示されている送液システムでは、負圧を発生させて送液を始めると、ポンプを停止させても流路内の空気圧が変わらないためすぐに液体を停止させることができない。そのため、マイクロチップ内の所望の位置に試薬、検体などを正確に送れないことがあり、分析の定量性が損なわれ、解析の精度が低くなるおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、正確にマイクロチップの送液制御を行える反応検出装置を提供することを課題とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
1.
マイクロチップに形成された流路内の液体を、流路に加わる空気圧を変化させて該流路の所定の位置に移動させる反応検出装置において、
前記流路の空気を吸引または前記流路に空気を注入して前記空気圧を変化させるポンプと、
前記ポンプが前記空気圧を変化させる動作を制御する制御手段と、
前記制御手段からの指令に基づいて前記空気圧を大気側に開放可能な圧力開放手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記液体を停止させる時、前記ポンプの前記空気圧を変化させる動作を停止させるとともに、前記圧力開放手段を開放して前記空気圧を大気側に開放することを特徴とする反応検出装置。
2.
前記圧力開放手段は、前記ポンプに結合されていることを特徴とする1に記載の反応検出装置。
3.
前記圧力開放手段は、前記ポンプと前記流路との間に前記ポンプと前記流路が連通可能に結合され、前記ポンプと連通する経路を閉鎖して前記流路に加わる空気圧を大気側に開放することを特徴とする1または2に記載の反応検出装置。
本発明によれば、流路の液体に加えられている空気圧を大気に開放する機構を設け、ポンプを停止させるとともに空気圧を大気に開放するので、正確にマイクロチップの送液制御を行える反応検出装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係わるマイクロチップ1の外観図である。 本発明の実施形態における反応検出装置80の外観図である。 本発明の第1の実施形態における反応検出装置80の内部構成の一例を示す説明図である。 ポンプ10の一部の断面図である。 本発明の第1の実施形態における反応検出装置80の内部構成の他の例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態における反応検出装置80の回路ブロック図である。 本発明の第1の実施形態において、反応検出装置80の送液の手順を説明するフローチャートである(ポンプ10から空気をマイクロチップ1に注入する例)。 本発明の第1の実施形態において、反応検出装置80の送液の手順を説明するフローチャートである(マイクロチップ1からポンプ10に空気を吸引する例)。 本発明の第1の実施形態における反応検出装置80の内部構成の一例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る三方弁25の構成を説明する断面図である。 本発明の第2の実施形態において、反応検出装置80の送液の手順を説明するフローチャートである(ポンプ10から空気をマイクロチップ1に注入する例)。 本発明の第2の実施形態において、反応検出装置80の送液の手順を説明するフローチャートである(マイクロチップ1からポンプ10に空気を吸引する例)。
符号の説明
1 マイクロチップ
3 温度調整ユニット
6 パッキン
10 ポンプ
11 大気開放弁
12 分岐流路
13、14,15、16 連結部
17 チャネル切替弁
18 プランジャー
25 三方弁
30 流路
80 反応検出装置
82 筐体
83 挿入口
84 表示部
110 空気口
111 検出部
113 検体注入部
本明細書において、「マイクロチップ」は、合成や検査など様々な用途に用いられるマイクロ総合分析システムにおけるチップのことであるが、特に生体物質を対象とした検査に用いられるものについては「検査チップ」と呼ぶこともある、「微細流路」は、狭義には、広輻に形成されることもある構造部を除いた幅の狭い流路部位のみを指すこともあるが、広義には、そのような構造部を含めた一連の流路を指す。連通する微細流路内を流れる流体は、実際は液体であることが多く、具体的には、各種の試薬類、試料液、変性剤液、洗浄液、駆動液などが該当する。「検体」とは、検査を受ける被験者の尿、唾液などの液体である。
本発明は、マイクロチップの用途にかかわらず、マイクロチップを用いた反応検出装置に適用できる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明の実施形態に係わるマイクロチップ1の一例について、図1を用いて説明する。
図1(a)、図1(b)はマイクロチップ1の外観図である。図1(a)において矢印は、後述する反応検出装置80にマイクロチップ1を挿入する挿入方向であり、図1(a)は挿入時にマイクロチップ1の下面となる面を図示している。図1(b)はマイクロチップ1の側面図である。
図1(b)に示すように、マイクロチップ1は溝形成基板108と、溝形成基板108を覆う被覆基板109から構成されている。
本発明の実施形態に係わるマイクロチップ1には、化学分析、各種検査、試料の処理・分離、化学合成などを行うための、微小な溝状の流路(微細流路)および機能部品(流路エレメント)が、用途に応じた適当な態様で配設されている。これらの微細流路および流路エレメントによってマイクロチップ1内で行われる処理の一例を図1(c)を用いて説明する。なお、本発明の適用は図1(c)で説明するマイクロチップ1の例に限定されるものでは無く、様々な用途のマイクロチップ1に適用できる。
図1(c)はマイクロチップ1内部の微細流路および流路エレメントの機能を説明するための説明図である。
微細流路には、例えば検体液を収容する検体収容部121、試薬類を収容する試薬収容部120などが設けられており、場所や時間を問わず迅速に検査ができるよう、試薬収容部120には必要とされる試薬類、洗浄液、変性処理液などがあらかじめ収容されている。図1(c)において、試薬収容部120、検体収容部121および流路エレメントは四角形で表し、その間の微細流路は矢印で表す。
マイクロチップ1は、微細流路を形成した溝形成基板108と溝状の流路を覆う被覆基板109から構成されている。微細流路はマイクロメーターオーダーで形成されており、例えば幅は数十〜数百μm、好ましくは50〜100μmで、深さは25〜200μm程度、好ましくは50〜100μmである。
少なくともマイクロチップ1の溝形成基板108には、上記の微細流路が形成されている。被覆基板109は、少なくとも溝形成基板の微細流路を密着して覆う必要があり、溝形成基板の全面を覆っていても良い。
検体注入部113はマイクロチップ1に検体を注入するための注入部である。空気口110はマイクロチップ1に空気を注入するための開口である。マイクロチップ1による検査を行うに先立って、検査担当者は検体を検体注入部113から注射器などを用いて注入する。図1(c)に示すように、検体注入部113から注入された検体は、連通する微細流路を通って検体収容部121に収容される。
次に、空気口110aから空気を注入すると、空気は連通する微細流路を通って検体収容部121に収容されている検体を押し出し、合流部122bに検体を送り込む。
一方、各空気口110b、110c、110dから注入された空気は、それぞれ連通する微細流路を通って試薬収容部120b、120c、120dに収容されている試薬b、試薬c、試薬dを押し出す。試薬収容部120c、120dから押し出された試薬c、試薬dは合流部122aで合流し、さらに合流部122aから出た混合後の試薬cと試薬dは合流部122bに空気により送り込まれる。
このようにして、合流部122bでは検体と試薬cと試薬dが合流する。合流部122bで合流し、混合した検体と試薬cと試薬dは、反応部123aに送られ、所定の条件で反応を行う。このときの反応条件によっては、反応部123aの部分を所定の温度にする必要があり、後で説明するように反応検出装置80の内部で加熱または吸熱して所定の温度で反応させる。
一方、空気により試薬収容部120bから押し出された試薬bは、反応部123aで試薬cおよび試薬dと反応後の検体と、合流部122cで合流し、反応部123bに送られる。反応部123aと同様に、反応部123bも所定の温度にする必要がある。なお、反応条件によって反応部123aの設定温度と、反応部123bの設定温度は異なる場合があり、それぞれ部分的に加熱、吸熱し所定の温度にする必要がある。
所定の反応時間の後、さらに空気により反応部123bから送り出された試薬と反応後の検体は、検出部111に送り込まれる。
検出部の窓111aと検出部の流路111bは検体と試薬の反応を光学的に検出するために設けられており、ガラスや樹脂などの透明な部材で構成されている。
検出部111と微細流路の内部の空気は、空気口130より排出される。ここまでは、空気口110から空気を注入して送液する例を説明したが、空気口130から空気を吸引しても同様に試薬と検体を送液し反応させることができる。
なお、マイクロチップ1の微細流路には、例えば、図示せぬ送液制御部、逆流防止部(逆止弁、能動弁など)などの送液を制御するための部位が設けられ、逆流を防止し、所定の手順で送液が行われるようになっている。
マイクロチップ1を構成する溝形成基板108と被覆基板109に用いる材料について説明する。
マイクロチップ1は、加工成形性、非吸水性、耐薬品性、耐候性、コストなどに優れていることが望まれており、マイクロチップ1の構造、用途、検出方法などを考慮して、マイクロチップ1の材料を選択する。その材料としては従来公知の様々なものが使用可能であり、個々の材料特性に応じて通常は1以上の材料を適宜組み合わせて、基板および流路エレメントが成形される。
特に、多数の測定検体、とりわけ汚染、感染のリスクのある臨床検体を対象とするチップは、ディスポーサブルタイプであることが望ましい。そのため、量産可能であり、軽量で衝撃に強く、焼却廃棄が容易なプラスチック樹脂、例えば、透明性、機械的特性および成型性に優れて微細加工がしやすいポリスチレンが好ましい。また、例えば分析においてチップを100℃近くまで加熱する必要がある場合には、耐熱性に優れる樹脂(例えばポリカーボネートなど)を用いることが好ましい。樹脂やガラスなどは熱伝導率が小さく、マイクロチップの局所的に加熱される領域に、これらの材料を用いることにより、面方向への熱伝導が抑制され、加熱領域のみ選択的に加熱することができる。
本実施形態では、検出部111において、呈色反応の生成物や蛍光物質などの検出を光学的に行うので、少なくともこの部位の基板は光透過性の材料(例えばアルカリガラス、石英ガラス、透明プラスチック類)を用い、光が透過するようにする必要がある。本実施形態においては、検出部の窓111aと、少なくとも検出部の流路111bを形成する溝形成基板は、光透過性の材料が用いられていて、検出部111を光が透過するようになっている。
次に、本発明の実施形態における反応検出装置80について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の実施形態における反応検出装置80の外観図である。
反応検出装置80はマイクロチップ1に予め注入された検体と、試薬との反応を自動的に検出し、表示部84に結果を表示する装置である。
反応検出装置80の筐体82には挿入口83があり、マイクロチップ1を挿入口83に差し込んで筐体82の内部にセットするようになっている。なお、挿入口83はマイクロチップ1を挿入時に挿入口83に接触しないように、マイクロチップ1の厚みより十分高さがある。85はメモリカードスロット、86はプリント出力口、87は操作パネル、88は入出力端子である。
検査担当者は図2の矢印方向にマイクロチップ1を挿入し、操作パネル87を操作して検査を開始させる。反応検出装置80の内部では、マイクロチップ1内の反応の検査が自動的に行われ、検査が終了すると液晶パネルなどで構成される表示部84に結果が表示される。検査結果は操作パネル87の操作により、プリント出力口86よりプリントを出力したり、メモリカードスロット85に挿入されたメモリカードに記憶することができる。また、外部入出力端子88から例えばLANケーブルを使って、パソコンなどにデータを保存することができる。
検査担当者は、検査終了後、マイクロチップ1を挿入口83から取り出す。
図3は、本発明の第1の実施形態における反応検出装置80の内部構成の一例を示す説明図、図4はポンプ10の一部の断面図である。図3、図4を用いて内部構成を説明する。
反応検出装置80は、ポンプ10、大気開放弁11、分岐流路12、チャネル切替弁17、接合部7、パッキン6、温度調節ユニット3などから構成される。13、14,15、16は連結部であり、2つの構成要素をネジなどの結合部分で互いに結合し、結合部分に設けられた開口と連通する管状の部分により2つの構成要素を連通させる。例えば、連結部14は、ポンプ10と分岐流路12を結合し、ポンプ10から送り込まれた空気は連結部14の内部の流路を通って分岐流路12内の流路に送られる。なお、これまでに説明した構成要素と同一の構成要素には同番号を付し、説明を省略する。
図3(b)は、温度調整ユニット3がマイクロチップ1の下面を押圧し、マイクロチップ1をパッキン6に密着させている状態である。図3では開口110a、110b、110c、110dに空気を注入する例を説明する。
初期状態において、温度調整ユニット3は退避しており、マイクロチップ1は図3(a)の紙面左右方向に挿抜可能であり、検査担当者は挿入口83からマイクロチップ1を挿入する。マイクロチップ1が挿入されると、図示せぬ部材により温度調整ユニット3を上昇させて、マイクロチップ1の面をパッキン6に密着させる。
温度調整ユニット3は、ペルチェ素子、電源装置、温度制御装置などを内蔵し、発熱または吸熱を行ってマイクロチップ1の面を所定の温度に調整するユニットである。
次に、ポンプ10の構造について図4を用いて説明する。図4の断面図には、ポンプ10の筒状の部分を摺動するプランジャー18を示している。プランジャー18は、ポンプ10の断面部分に内蔵された図示せぬ電磁コイルにより、図4の矢印S方向または逆方向に駆動される。ポンプ10の先端部には2つの開口33、31が設けられている。ポンプ10には連結部13を介して大気開放弁11が結合されている。開口31は連結部13の流路32と連通し、流路32は大気開放弁11の開口29と連通している。
図4では、大気開放弁11の大気側に開放された他端の開口28との間に設けられた弁27により、開口29と開口28の間の流路が閉鎖されている状態を示している。弁27は大気開放弁11に設けられた図示せぬ電磁コイルにより開閉可能であり、電気信号を与えて弁27を開放すると、ポンプ10の開口31は大気と連通する。大気開放弁11は本発明の圧力開放手段である。
ポンプ10の開口33には連結部14が結合されている。連結部14の他端には図3のように分岐流路12が結合されており、分岐流路12は内部で4つの流路に分岐する。分岐流路12の分岐した4つの流路は、図3のように連結部15a、15b、15c、15dによりそれぞれチャネル切替弁17a、17b、17c、17dと結合されている。チャネル切替弁17a、17b、17c、17dの他端は、連結部16a、16b、16c、16dと結合されている。
チャネル切替弁17a、17b、17c、17dは大気開放弁11と同じ構成であり、電気信号により内部の弁を開閉して連結部15a、15b、15c、15dと連結部16a、16b、16c、16dとをそれぞれ連通する流路を個別に閉鎖又は開放する。
連結部16a、16b、16c、16dの他端は接合部7と結合されている。接合部7の内部には、それぞれパッキン6を介して空気口110a、110b、110c、110dと連通する4つの流路40a、40b、40c、40dが設けられそれぞれ連結部16a、16b、16c、16dと連通している。
なお、本実施形態では4つの流路に分岐する例を説明するが、本発明はこの例に限定されるものではなく分岐をしない場合や、いかなる数の流路に分岐する場合にも適用できる。
次に、ポンプ10がマイクロチップ1に空気を注入する場合について説明する。最初に大気開放弁11の弁27を開放し、開口31を大気に開放してからプランジャー18を図4の矢印Sと逆方向に駆動し空間35に空気を吸入する。次に、大気開放弁11の弁27を閉じてから、所望のチャネル切替弁17を開放し、プランジャー18を図4の矢印S方向に駆動し、開口33から連通する微細流路30に空気を注入する。
微細流路30に注入された空気は、マイクロチップ1内に形成された試薬収容部120に収容された試薬と、検体収容部121に収容された検体をそれぞれ駆動し、微細流路30内の反応部123で試薬と検体を反応させた後、マイクロチップ1内に形成された検出部111まで駆動する。微細流路や検出部111の内部の空気は開口130より排出される。
マイクロチップ1の検出部111では、検体と前記マイクロチップ1内に貯蔵された試薬が反応して、例えば呈色、発光、蛍光、混濁などをおこす。本実施形態では検出部111でおこる試薬の反応結果を、検出部の窓111aから光学的に検出する。試薬の反応結果を測光するマイクロチップ1の検出部111を構成する溝形成基板108と被覆基板109は、光透過性の材料になっていて、試薬と検体の反応結果は、マイクロチップ1の検出部111を透過する光を測光または測色することで解析することができる。
発光部4aと受光部4bは、図3(b)のようにマイクロチップ1の検出部111を透過する光を検出できるように配置されている。
次に、空気を吸引して液体を送液する例について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態における反応検出装置80の内部構成の他の例を示す説明図である。図3との違いは接合部7が開口130と接合している点であり、図5には図示せぬ開口110a、110b、110c、110dは大気に開放されている。開口130と連通するチャネル切替弁17はチャネル切替弁17a、チャネル切替弁17b、チャネル切替弁17c、チャネル切替弁17dの何れでも良いが、図5では開口130はチャネル切替弁17cと連通している例を図示している。また、このマイクロチップ1の例ではポンプ10が大気を吸引する開口130が一つなのでチャネル切替弁17を設けずにポンプ10と開口30を連通させても良い。大気を吸引する開口130が複数のマイクロチップ1の場合は、開口130をそれぞれチャネル切替弁17と連通させる。
図5を用いて、ポンプ10がマイクロチップ1から空気を吸引する場合について説明する。最初に大気開放弁11の弁27を開放し、開口31を大気に開放してからプランジャー18を図4の矢印S方向に駆動し空間35から空気を排出する。次に、大気開放弁11の弁27を閉じてから、図5の例ではチャネル切替弁17cを開放し、プランジャー18を図4の矢印Sと反対方向に駆動し、開口33から連通する微細流路30に空気を吸引する。
微細流路30から吸引された空気は、マイクロチップ1内に形成された試薬収容部120に収容された試薬と、検体収容部121に収容された検体をそれぞれ駆動し、微細流路30内の反応部123で試薬と検体を反応させた後、マイクロチップ1内に形成された検出部111まで駆動する。微細流路や検出部111の内部の空気は開口110a、110b、110c、110dより吸引される。
マイクロチップ1の検出部111では、図3で説明したように検体と前記マイクロチップ1内に貯蔵された試薬が反応した反応結果を、検出部の窓111aから光学的に検出する。
図6は、本発明の第1の実施形態における反応検出装置80の回路ブロック図である。
制御部99は、CPU98(中央処理装置)とRAM97(Random Access Memory),ROM96(Read Only Memory)等から構成され、不揮発性の記憶部であるROM96に記憶されているプログラムをRAM97に読み出し、当該プログラムに従って反応検出装置80の各部を集中制御する。
以下、いままでに説明した機能と同一機能を有する機能ブロックには同番号を付し、説明を省略する。
チップ検知部95は反応検出装置80の内部に設けられていて、マイクロチップ1を所定の位置まで挿入すると検知信号をCPU98に送信する。ポンプ駆動部91はポンプ10の駆動源、例えばプランジャー18を駆動する駆動部である。制御部99は、ポンプ駆動部91に指令してポンプ10を駆動する。また制御部99は、プログラムの手順に応じて大気開放弁11、チャネル切替弁17a、17b、17c、17dをそれぞれ開閉する。
発光部4aから検出部111に照射した光を受光部4bが受光し、制御部99の図示せぬA/D変換器でデジタル値に変換される。制御部99はこのデジタル値から求めた検査結果を表示部84に表示する。
メモリカード92は検査結果を記憶するために、プリンタ93は検査結果をプリントするために用いられる。
図7、図8は本発明の第1の実施形態において、反応検出装置80の送液の手順を説明するフローチャートである。図7は、ポンプ10から空気をマイクロチップ1に注入して、微細流路30の液体を送液する例、図8は、マイクロチップ1からポンプ10に空気を吸引して、微細流路30の液体を送液する例である。最初に、図7の例を説明する。
なお、マイクロチップ1は所定の位置まで挿入され、温度調節ユニット3は反応検出装置80の電源投入時に通電され、所定の温度になっているものとする。
S100:大気開放弁11を開放するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を開放する信号を送り、大気開放弁11を開放する。
S101:空間35に空気を吸引するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を図4の矢印Sと逆方向に移動させ大気開放弁11から空間35に空気を吸引する。
S102:大気開放弁11を閉鎖するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を閉鎖する信号を送り、大気開放弁11を閉鎖する。
S103:チャネル開放弁17を開放するステップである。
制御部99は、検査の手順に従って、次に送液を行う微細流路30に対応するチャネル開放弁17を開放する信号を送り、所定のチャネル開放弁17を開放する。
S104:送液を開始するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を図4の矢印S方向に移動させ、開放したチャネル開放弁17と連通する空気口110に空気を注入する。注入された空気により微細流路30内の液体は送液される。
S105:送液を停止するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を停止する。
S106:大気開放弁11を開放するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を開放する信号を送り、大気開放弁11を開放する。大気開放弁11を開放することにより、プランジャー18の移動によって高まっていた空間35の圧力は大気圧と同じになり、微細流路30内の液体には圧力がかからなくなる。本発明ではこのようにポンプ10を停止させるとともに、大気開放弁11を開放して空間35の圧力を低下させ、微細流路30内の液体に圧力がかからないようにするので、微細流路30内の液体を所望の位置に停止させることができる。
S107:大気開放弁11を閉鎖するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を閉鎖する信号を送り、大気開放弁11を閉鎖する。
S108:送液が終了したか、否か、判定するステップである。
制御部99は、検査の手順の送液が全て終了したか、否か、判定する。
送液が終了していない場合、(ステップS108;No)、ステップS100に戻る。
送液が終了した場合、(ステップS108;Yes)、処理を終了する。
送液の手順の説明は以上である。この後、所定の反応時間経過後、制御部99は、発光部4aを発光させてマイクロチップ1の検出部111を照明し、検出部111を透過した透過光を受光した受光部4bからの入力信号をCPU98に内蔵するA/D変換器でデジタル値に変換し、測光値を得る。制御部99は、光検出部4が測光した結果から演算し、反応結果を表示部84に表示する。
次に、図8を用いてマイクロチップ1からポンプ10に空気を吸引して、微細流路30の液体を送液する例を説明する。なお、図7で説明したポンプ10から空気を送出する場合と同じ処理には同番号を付し説明を省略する。
S100:大気開放弁11を開放するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を開放する信号を送り、大気開放弁11を開放する。
S111:空間35から空気を排出するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を図4の矢印S方向に移動させ大気開放弁11から大気中に空気を排出する。
S102:大気開放弁11を閉鎖するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を閉鎖する信号を送り、大気開放弁11を閉鎖する。
S103:チャネル開放弁17を開放するステップである。
制御部99は、検査の手順に従って、次に送液を行う微細流路30に対応するチャネル開放弁17を開放する信号を送り、所定のチャネル開放弁17を開放する。
S114:送液を開始するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を図4の矢印S方向と反対方向に移動させ、開放したチャネル開放弁17cと連通する空気口130から空気を吸引する。空気を吸引することにより微細流路30内の液体は図6の例とは逆方向に送液される。
S105:送液を停止するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を停止する。
S106:大気開放弁11を開放するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を開放する信号を送り、大気開放弁11を開放する。大気開放弁11を開放することにより、プランジャー18の移動によって低下した空間35の圧力は大気圧と同じになり、微細流路30内の液体には圧力がかからなくなる。本発明ではこのようにポンプ10を停止させるとともに、大気開放弁11を開放して空間35の圧力を上昇させ、微細流路30内の液体に圧力がかからないようにするので、微細流路30内の液体を所望の位置に停止させることができる。
S107:大気開放弁11を閉鎖するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を閉鎖する信号を送り、大気開放弁11を閉鎖する。
S108:送液が終了したか、否か、判定するステップである。
制御部99は、検査の手順の送液が全て終了したか、否か、判定する。
送液が終了していない場合、(ステップS108;No)、ステップS100に戻る。
送液が終了した場合、(ステップS108;Yes)、処理を終了する。
送液の手順の説明は以上である。
図9は、本発明の第2の実施形態における反応検出装置80の内部構成の一例を示す説明図、図10は第2の実施形態に係る三方弁25の構成を説明する断面図である。
本実施形態は、図3で説明したチャネル切替弁17を、大気側に開放された開口50を有する三方弁25に置き換えたものであり、その他の構成は第1の実施形態と全く同じである。また、図5で説明したマイクロチップ1から空気を吸引して送液する場合は、図5のチャネル切替弁17を三方弁25に置き換えた構成にすれば良い。三方弁25は本発明の圧力開放手段である。
図10の断面図のように、三方弁25の開口50につながる流路には弁44が設けられており、実線で示す弁44は開口50を閉鎖した状態を示している。この状態では連結部15と連結部16の流路は連通している。
制御部99からの信号により弁44が図9の点線で示す位置に移動すると、ポンプ10につながる流路は閉鎖され、マイクロチップ1につながる連結部16の流路と開口50は連通する。
第2の実施形態の反応検出装置80の回路と第1の実施形態の反応検出装置80の回路の違いは、図6に示す第1の実施形態の回路ブロック図のチャネル切替弁17a、17b、17c、17dが三方弁25a、25b、25c、25dに置き換わった点だけである。制御部99はプログラムに従って三方弁25a、25b、25c、25dの弁44を開閉する。
図11、図12は本発明の第2の実施形態において、反応検出装置80の送液の手順を説明するフローチャートである。図11は、ポンプ10から空気をマイクロチップ1に注入して、微細流路30の液体を送液する例、図12は、マイクロチップ1からポンプ10に空気を吸引して、微細流路30の液体を送液する例である。最初に、図11の例を説明する。なお、マイクロチップ1は所定の位置まで挿入され、温度調節ユニット3は反応検出装置80の電源投入時に通電され、所定の温度になっているものとする。
S200:大気開放弁11を開放するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を開放する信号を送り、大気開放弁11を開放する。
S201:空間35に空気を吸引するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を図4の矢印Sと逆方向に移動させ大気開放弁11から空間35に空気を吸引する。
S202:大気開放弁11を閉鎖するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を閉鎖する信号を送り、大気開放弁11を閉鎖する。
S203:三方弁25を開放するステップである。
制御部99は、検査の手順に従って、次に送液を行う微細流路30に対応する三方弁25の連結部15と連結部16の間の流路を開放する信号を送り、所定の三方弁25の弁44を図10の実線の位置に移動させて開放する。
S204:送液を開始するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を図4の矢印S方向に移動させ、開放した三方弁25と連通する空気口110に空気を注入する。注入された空気により微細流路30内の液体は送液される。
S205:送液を停止するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を停止する。
S206:三方弁25のチップ側と大気側を連通するステップである。
制御部99は、三方弁25の連結部16と開口50との間の流路を開放する信号を送り、弁44を図10の点線の位置に移動させる。すると、三方弁25の連結部16と開口50との間の流路が連通し、微細流路30内の液体に圧力を加えていた空気は大気側に開放され、微細流路30内の液体には圧力がかからなくなる。このようにして微細流路30内の液体を所望の位置に停止させることができる。本実施形態では、三方弁25と微細流路30内の空気を大気側に開放し圧力を低下させるので、より短時間で圧力を低下させることができる。
S207:送液が終了したか、否か、判定するステップである。
制御部99は、検査の手順の送液が全て終了したか、否か、判定する。
送液が終了していない場合、(ステップS207;No)、ステップS200に戻る。
送液が終了した場合、(ステップS207;Yes)、処理を終了する。
以上で第2の実施形態の送液の手順は終了である。
次に、ポンプ10に空気を吸引して、微細流路30の液体を送液する例を図12を用いて説明する。なお、図11で説明したポンプ10から空気を送出する場合と手順は同じであり、同じ処理には同番号を付し説明を省略する。本実施形態では、図5のチャネル切替弁17が三方弁25に置き換えた構成で、マイクロチップ1から空気を吸引して送液する例を説明する。
S200:大気開放弁11を開放するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を開放する信号を送り、大気開放弁11を開放する。
S211:空間35から空気を排出するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を図4の矢印S方向に移動させ空間35から大気開放弁11に空気を排出する。
S202:大気開放弁11を閉鎖するステップである。
制御部99は、大気開放弁11を閉鎖する信号を送り、大気開放弁11を閉鎖する。
S203:三方弁25を開放するステップである。
制御部99は、検査の手順に従って、次に送液を行う微細流路30に対応する三方弁25の連結部15と連結部16の間の流路を開放する信号を送り、所定の三方弁25の弁44を図10の実線の位置に移動させて開放する。
S214:送液を開始するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を図4の矢印S方向と反対方向に移動させ、開放した三方弁25と連通する空気口130から空気を吸引する。空気を吸引することにより微細流路30内の液体は送液される。
S205:送液を停止するステップである。
制御部99は、ポンプ駆動部91を駆動制御し、プランジャー18を停止する。
S206:三方弁25のチップ側と大気側を連通するステップである。
制御部99は、三方弁25の連結部16と開口50との間の流路を開放する信号を送り、弁44を図10の点線の位置に移動させる。すると、三方弁25の連結部16と開口50との間の流路が連通し、微細流路30内の液体に圧力を加えていた空気は大気側に開放され、微細流路30内の液体には圧力がかからなくなる。このようにして微細流路30内の液体を所望の位置に停止させることができる。本実施形態では、三方弁25と微細流路30内の空気を大気側に開放するので、より短時間で圧力を上昇させることができる。
S207:送液が終了したか、否か、判定するステップである。
制御部99は、検査の手順の送液が全て終了したか、否か、判定する。
送液が終了していない場合、(ステップS207;No)、ステップS200に戻る。
送液が終了した場合、(ステップS207;Yes)、処理を終了する。
送液の手順の説明は以上である。
以上このように、本実施形態によれば、正確にマイクロチップの送液制御を行える反応検出装置を提供することができる。

Claims (3)

  1. マイクロチップに形成された流路内の液体を、流路に加わる空気圧を変化させて該流路の所定の位置に移動させる反応検出装置において、
    前記流路の空気を吸引または前記流路に空気を注入して前記空気圧を変化させるポンプと、
    前記ポンプが前記空気圧を変化させる動作を制御する制御手段と、
    前記制御手段からの指令に基づいて前記空気圧を大気側に開放可能な圧力開放手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記液体を停止させる時、前記ポンプの前記空気圧を変化させる動作を停止させるとともに、前記圧力開放手段を開放して前記空気圧を大気側に開放することを特徴とする反応検出装置。
  2. 前記圧力開放手段は、前記ポンプに結合されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の反応検出装置。
  3. 前記圧力開放手段は、前記ポンプと前記流路との間に前記ポンプと前記流路が連通可能に結合され、前記ポンプと連通する経路を閉鎖して前記流路に加わる空気圧を大気側に開放することを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の反応検出装置。
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