JPWO2009075385A1 - 視野検査方法および装置 - Google Patents
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- A61B3/024—Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient for determining the visual field, e.g. perimeter types
Abstract
本発明は、従来の液晶画面を用いた視野検査手段と同様に、高価で複雑な装置を必要とせずに正確な視野検査が行えることは言うまでもなく、左右眼で同一の中心固視視標を注視した状態で左眼、右眼および両眼での視野検査を実測することが可能な視野検査方法および装置を提供することを課題とし、この課題を解決するために、表示画面2の所定位置に表示させた中心固視視標21の周囲に、互いに補色関係にある色彩を有する第1色彩検査視標22および第2色彩検査視標23と無彩色の第3色彩検査視標24を少なくとも表示位置を予め定めた条件で順次表示させ、第1色彩検査視標22および第2色彩検査視標23と同色のフィルタ81,82を左右眼に別々に装用させた状態の被検者が中心固視視標21を注視したままでその周囲に表示された各検査視標を視認できるか否かを調べ、検査視標の表示条件と視認状況とを照合することにより被検者の左右および両眼における視野をそれぞれ独立して検査する。
Description
本発明は、人体の眼における視野検査方法および検査装置に関するものである。
従来、視野検査や視力検査は眼科のみならず、頭蓋内疾患を診断するためにも重要な検査であり、視野検査のための検査装置としては、ハンフリー視野計など、様々な種類の視野計が用いられている。
ところが、従来用いられてきた視野計は、光が視標として用いられており、検査視標を表示させる装置は、レンズを組合せて任意の個所に電球光を投影させる投影式や、発光ダイオード等を視野計の内部に埋め込んで光源とする固定式等、いずれも大がかりな構造を必要とするものであった。
また、検査視標として電球光や、発光ダイオード等周囲に散乱する光を用いるため、検査時の周辺の光環境が厳しく制限され、検査結果の精密な再現性を得るためには、例えば半暗室となるような検査専用の空間および環境を必要としており、更に、従来の検査視標は、電球光や発光ダイオード等の中心点の周囲にも光が拡散する光原を用い、これを光覚により確認するものであるため、中心視野を正確に視認することが困難であって、検査結果に誤差が生じることがあった。
更に、視力検査など他の検査方法や検査装置についても視認しにくく、また網膜の機能は検査できても網膜全体としての機能であって、網膜のどの部分に機能障害や疾患があるかを突き止めることはできない。
そこで、本出願人は、前記課題を解決することが可能な視野検査手段を提示した(特開2002−209849号公報)。
この公報に提示された視野検査手段は、表示画面の所定位置に表示させた中心固視視標の周囲に、表示位置や大きさなど予め定めた条件で検査視標を順次表示させて、被検者が前記中心固視視標を注視したままでその周囲に表示された各検査視標を視認できるか否かを調べ、前記検査視標の表示条件と視認状況とを照合することによって被検者の視野等を検査するものであり、検査視標を表示させるとともに装置を従来よりも大幅に小型化することができる。また、検査視標を中心固視視標の周囲の任意の位置に表示させることができることから網膜の異常或いは疾患箇所を認識することができる。更に、検査視標を表示するのに液晶表示画面を用いるため、検査光覚でなく形で視認できることから検査視標を明確に視認できるので検査結果に誤差が生じないという利点を有する。
特に、前記公報に提示されている視野検査手段は、検査しない方の眼を専用眼帯などの遮蔽具で交互に覆い、左右の眼を別々に検査するとともに、左右の眼における視野機能の結果を用いて両眼の視野機能を積算するというものである。
従って、検査に際しては、少なくとも左右の眼について1回ずつ、都合2回の同様な検査をするとともに、検査後にそれぞれの検査結果を重ねて判断する必要があり、検査が煩雑になるという問題があるばかりか、片眼にて中心固視視標を注視する際の困難性があり、また、固視状態も被検者の疲労などにより変わってくるので正確な視野機能を検査し難く、左右の検査プログラムにランダムな要素があることと相俟って信頼性のある検査結果が得られない場合もある。
一方、両眼視野機能は実生活や自動車の運転時の状況に近く、きわめて有効な手段であるが、視覚は人間の脳により感知され、特に、左右の眼が同じものを見ると脳が眼の位置(眼位)を調整して両眼視機能を無理なく発揮させることになることから、両眼を開いた状態で両眼視野機能を検査する手段が、例えば特開平10−127580号公報、特開2000−325310号公報などに提示されているが、何れもレーザー光や偏光フィルタ等の複雑で高価な専用の装置を必要とする。
ところが、従来用いられてきた視野計は、光が視標として用いられており、検査視標を表示させる装置は、レンズを組合せて任意の個所に電球光を投影させる投影式や、発光ダイオード等を視野計の内部に埋め込んで光源とする固定式等、いずれも大がかりな構造を必要とするものであった。
また、検査視標として電球光や、発光ダイオード等周囲に散乱する光を用いるため、検査時の周辺の光環境が厳しく制限され、検査結果の精密な再現性を得るためには、例えば半暗室となるような検査専用の空間および環境を必要としており、更に、従来の検査視標は、電球光や発光ダイオード等の中心点の周囲にも光が拡散する光原を用い、これを光覚により確認するものであるため、中心視野を正確に視認することが困難であって、検査結果に誤差が生じることがあった。
更に、視力検査など他の検査方法や検査装置についても視認しにくく、また網膜の機能は検査できても網膜全体としての機能であって、網膜のどの部分に機能障害や疾患があるかを突き止めることはできない。
そこで、本出願人は、前記課題を解決することが可能な視野検査手段を提示した(特開2002−209849号公報)。
この公報に提示された視野検査手段は、表示画面の所定位置に表示させた中心固視視標の周囲に、表示位置や大きさなど予め定めた条件で検査視標を順次表示させて、被検者が前記中心固視視標を注視したままでその周囲に表示された各検査視標を視認できるか否かを調べ、前記検査視標の表示条件と視認状況とを照合することによって被検者の視野等を検査するものであり、検査視標を表示させるとともに装置を従来よりも大幅に小型化することができる。また、検査視標を中心固視視標の周囲の任意の位置に表示させることができることから網膜の異常或いは疾患箇所を認識することができる。更に、検査視標を表示するのに液晶表示画面を用いるため、検査光覚でなく形で視認できることから検査視標を明確に視認できるので検査結果に誤差が生じないという利点を有する。
特に、前記公報に提示されている視野検査手段は、検査しない方の眼を専用眼帯などの遮蔽具で交互に覆い、左右の眼を別々に検査するとともに、左右の眼における視野機能の結果を用いて両眼の視野機能を積算するというものである。
従って、検査に際しては、少なくとも左右の眼について1回ずつ、都合2回の同様な検査をするとともに、検査後にそれぞれの検査結果を重ねて判断する必要があり、検査が煩雑になるという問題があるばかりか、片眼にて中心固視視標を注視する際の困難性があり、また、固視状態も被検者の疲労などにより変わってくるので正確な視野機能を検査し難く、左右の検査プログラムにランダムな要素があることと相俟って信頼性のある検査結果が得られない場合もある。
一方、両眼視野機能は実生活や自動車の運転時の状況に近く、きわめて有効な手段であるが、視覚は人間の脳により感知され、特に、左右の眼が同じものを見ると脳が眼の位置(眼位)を調整して両眼視機能を無理なく発揮させることになることから、両眼を開いた状態で両眼視野機能を検査する手段が、例えば特開平10−127580号公報、特開2000−325310号公報などに提示されているが、何れもレーザー光や偏光フィルタ等の複雑で高価な専用の装置を必要とする。
本発明の課題は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、前記従来の液晶画面を用いた視野検査手段と同様に、高価で複雑な装置を必要とせずに正確な視野検査が行えることは言うまでもなく、左右眼で同一の中心固視視標を注視した状態で左眼、右眼および両眼での視野検査を実測することが可能な視野検査方法および装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明は、表示画面の所定位置に表示させた中心固視視標の周囲に、互いに補色関係にある色彩を有する第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と無彩色の第3色彩検査視標を少なくとも表示位置を予め定めた条件で順次表示させ、前記第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と同色のフィルタを左右眼にそれぞれ別々に装用させた状態の被検者が前記中心固視視標を注視したままでその周囲に表示された前記各検査視標を視認できるか否かを調べ、前記検査視標の表示条件と視認状況とを照合することによって被検者の左右および両眼における視野をそれぞれ独立して検査することを特徴とする。
本発明によれば、被検者は前記互いに補色関係にある色彩を有するフィルタを左右眼にそれぞれ別々に装用させた状態で表示画面に表示された中心固視視標を両眼で注視した状態で、中心固視視標の周囲の予め定めた位置に前記左右の眼に装用した色彩と同一の第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と無彩色の第3色彩検査視標を少なくとも表示位置を予め定めた条件で順次表示させ、その際に、前記第1色彩検査視標と同色のフィルタ側の眼では前記第1色彩検査視標は同色のため視認できないが、補色関係にある他方の第2色彩検査視標は灰色又は黒色として視認することができ、逆に前記第2色彩検査視標と同色のフィルタ側の眼では前記第2色彩検査視標は同色のため視認できないが、補色関係にある他方の第1色彩検査視標は灰色又は黒色として視認することができることから、両眼を開放した状態で片眼毎の視野能力を検査することができる。また、前記第1色彩検査視標および第2色彩検査視標だけでなく無彩色(灰色または黒色)の第3色彩検査視標を順次表示することにより、第3色彩検査視標を両眼で視認することができるので一度の検査で左右片眼の視野能力と両眼での視野能力を検査することができる。
特に、本発明では、両眼を開いた状態で左右片眼と両眼での視野能力をそれぞれ検査することができることから被検者への肉体的或いは精神的な負担が少ないばかりか、ほぼ同一の検査条件で左右片眼と両眼での視野能力を検査することに加えて被検者自身が検査時に左または右の眼を検査しているのか両眼を検査しているのかを意識することがないので信頼性のある検査結果を得ることができる。
また、本発明において、前記各検査視標の表示条件として、前記各検査視標の明暗の対比(コントラストや色彩)を変化させる場合には、閾値検査(定量的検査)も可能であり、前記検査視標の表示条件として、前記検査視標の大きさを変化させることにより、視野だけでなく視力検査など他の検査も一度にすることができる。
更に、被検者の左右の眼にそれぞれ装用する互いに補色関係にある色彩を有する2つのフィルタが、それぞれ左または右側とに配置した眼鏡形状である場合には装用が容易であるばかりか装置も簡単になる。
前記課題を解決するためになされた本発明は、表示画面の所定位置に表示させた中心固視視標の周囲に、互いに補色関係にある色彩を有する第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と無彩色の第3色彩検査視標を少なくとも表示位置を予め定めた条件で順次表示させ、前記第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と同色のフィルタを左右眼にそれぞれ別々に装用させた状態の被検者が前記中心固視視標を注視したままでその周囲に表示された前記各検査視標を視認できるか否かを調べ、前記検査視標の表示条件と視認状況とを照合することによって被検者の左右および両眼における視野をそれぞれ独立して検査することを特徴とする。
本発明によれば、被検者は前記互いに補色関係にある色彩を有するフィルタを左右眼にそれぞれ別々に装用させた状態で表示画面に表示された中心固視視標を両眼で注視した状態で、中心固視視標の周囲の予め定めた位置に前記左右の眼に装用した色彩と同一の第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と無彩色の第3色彩検査視標を少なくとも表示位置を予め定めた条件で順次表示させ、その際に、前記第1色彩検査視標と同色のフィルタ側の眼では前記第1色彩検査視標は同色のため視認できないが、補色関係にある他方の第2色彩検査視標は灰色又は黒色として視認することができ、逆に前記第2色彩検査視標と同色のフィルタ側の眼では前記第2色彩検査視標は同色のため視認できないが、補色関係にある他方の第1色彩検査視標は灰色又は黒色として視認することができることから、両眼を開放した状態で片眼毎の視野能力を検査することができる。また、前記第1色彩検査視標および第2色彩検査視標だけでなく無彩色(灰色または黒色)の第3色彩検査視標を順次表示することにより、第3色彩検査視標を両眼で視認することができるので一度の検査で左右片眼の視野能力と両眼での視野能力を検査することができる。
特に、本発明では、両眼を開いた状態で左右片眼と両眼での視野能力をそれぞれ検査することができることから被検者への肉体的或いは精神的な負担が少ないばかりか、ほぼ同一の検査条件で左右片眼と両眼での視野能力を検査することに加えて被検者自身が検査時に左または右の眼を検査しているのか両眼を検査しているのかを意識することがないので信頼性のある検査結果を得ることができる。
また、本発明において、前記各検査視標の表示条件として、前記各検査視標の明暗の対比(コントラストや色彩)を変化させる場合には、閾値検査(定量的検査)も可能であり、前記検査視標の表示条件として、前記検査視標の大きさを変化させることにより、視野だけでなく視力検査など他の検査も一度にすることができる。
更に、被検者の左右の眼にそれぞれ装用する互いに補色関係にある色彩を有する2つのフィルタが、それぞれ左または右側とに配置した眼鏡形状である場合には装用が容易であるばかりか装置も簡単になる。
図1は本発明である検査装置についての実施の形態を示す概略図。
図2は表示画面の表示状態を示す説明図。
図3は表示画面の表示状態を示す説明図。
図4は表示画面の表示状態を示す説明図。
図5は本実施の形態における検査時の概略を示す説明図。
図6は表示画面の表示状態を示す説明図。
図2は表示画面の表示状態を示す説明図。
図3は表示画面の表示状態を示す説明図。
図4は表示画面の表示状態を示す説明図。
図5は本実施の形態における検査時の概略を示す説明図。
図6は表示画面の表示状態を示す説明図。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の検査装置についての実施の形態の一例を示すものであり、検査装置1は、液晶からなる表示画面2、制御装置および各種の検査用のデータやプログラムを記憶する記憶装置(図示せず)を内蔵するコンピュータ本体3、マウスによる視認用の入力装置4、検者が検査条件等を入力するためのキーボードによる検者用入力装置10からなるコンピュータと、被検者の頭部を固定するための顎台5と、表示画面2の上部に設置されて被検者の瞳孔を撮影する小型カメラ6と、その小型カメラ6で撮影される画像を映し出すモニタ7と、被検者が装用する眼鏡8とから構成される。
表示画面2は、通常のコンピュータのモニターとして用いられるものと同等の性能であればよく大きさも問わないが、例えば17インチ以上の大きさがあることが望ましい。また、表示画面2または顎台5の少なくとも一方が高さを自在に調節できるように、下部にスライド式またはねじ式等の昇降装置が設けられていることが好ましい。
また、前記コンピュータ本体3に内蔵された記憶装置に内蔵される各種の検査用のデータとしては、図2に示すような好ましくは前記表示画面2のほぼ中心位置に表示される中心固視視標21及び前記表示画面2の中心固視視標21の周囲に表示される、例えば黄色と紫色のように互いに補色関係にある色彩を有する第1色彩検査視標22(図2参照)、第2色彩検査視標23(図3参照)および無彩色の第3色彩検査視標24(図4参照)などがあり、プログラムとしては、前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および無彩色の第3色彩検査視標24の表示順序や表示位置、更には前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および無彩色の第3色彩検査視標24を表示した際に被検者において視認できた際に入力装置4を介して送られる視認信号と表示されている表示信号とを照合して視野機能を判定するためのプログラムなどがある。
次に、本実施の形態の検査方法について説明する。初めに表示画面2および顎台5を適宜高さの机のような台上に互いに対峙にさせて配置するとよい。そして、被検者は、前記互いに補色関係にある第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23(図2および図3参照)とそれぞれ同色のフィルタ81および82をそれぞれ右眼と左眼とに配置した眼鏡8を掛けて椅子などに座った状態で顎を顎台5に載せて表示画面2に表示した中心固視視標21の正面となるように、顎台5または表示画面2の高さや水平位置を調整する。
中心固視視標21は検査中は終始表示した状態にあり、前記眼鏡8を装着した状態において両眼で明確に視認可能な色彩、例えば黒色により表示され、特に形状は問わないが、後述の検査視標と区別できるものがよく、注視するものであることからちらつきや疲れ等を感じることなく注視できるものが好ましく、本実施の形態では+形状のものを採用している。
検査は、表示画面2に、予めプログラムされて記憶装置に記憶された検査条件の中から、医師または検査技師が選択した条件に従って検査視標が中心固視視標21の周囲に順次表示され、被検者は、中心固視視標21を注視したままで、前記検査視標を視認したときに、入力装置4を押して視認信号をコンピュータ3の制御装置に送る。
図5は本実施の形態における検査時の概略を示す説明図であり、表示画面2の所定の位置に固定表示された中心固視視標21の周囲における予め定められた位置に、前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および無彩色の第3色彩検査視標24を1つずつ予め定めた順に或いは検査医師などの選択により順次表示し、被検者は中心固視視標21を注視した状態で順に表示される前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および無彩色の第3色彩検査視標24を視認したときに前記入力装置4を介して視認信号を制御装置に送る。
このとき、被検者は互いに補色関係にある第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23とそれぞれ同色のフィルタ81および82をそれぞれ右眼と左眼に配置した眼鏡8を掛けているが、中心固視視標21は黒色により表示されるので被検者にはフィルタ81および82を通して両眼を通して視認できる。
また、表示画面2に第1色彩検査視標22を表示した場合に、同色のフィルタ81を装用した右眼では視認できないが、第1色彩検査視標22と補色関係にある色彩のフィルタ82を通した左眼には第1色彩検査視標22が灰色または黒色として認識でき、逆に、表示画面2に第2色彩検査視標23を表示した場合に、同色のフィルタ82を装用した左眼では視認できないが、第2色彩検査視標23と補色関係にある色彩のフィルタ81を通した右眼には第2色彩検査視標23が灰色または黒色として認識できるのでそれぞれ第1色彩検査視標22と第2色彩検査視標23とをそれぞれ位置を変えて表示することにより、視認信号と予め定められた表示信号とを照合して右眼及び左眼についての中心固視視標21の周囲に視野分布が形成されるので右眼と左眼との視野能力をそれぞれ独立して得ることができる。
尚、本実施例において、前記左眼、右眼および両眼についての検査結果(例えば視野分布など)は、前記コンピュータ本体3に接続された印刷機9により印刷されるが、本実施例においては、コンピュータ本体3に接続されたモニタ7によっても確認可能である。そのため、第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および第3色彩検査視標24の表示順序や表示画面2における表示位置は予めプログラムにより定めておくことにより自動的に検査を行うことも可能であるが、前記検査結果となる各視野能力を示す各視野分布図は例えば前記モニタ7を用いて経時的に確認することもできることから、医師などの検査者が検査の結果を確認しながら必要な検査指標を選択して表示させる検査も行うことができる。
更に、前記表示画面2に無彩色の第3色彩検査視標24を表示した場合には、第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23とそれぞれ同色のフィルタ81および82を通して、両眼で視認することができるので前記右眼と左眼との場合と同様に両眼での視野能力の検査をすることができる。
このように、本実施の形態では、1度の両眼を開放した状態の検査で、左眼、右眼及び両眼の3つの視野能力をそれぞれ独立して検査することができ、本検査によれば、網膜の感知位置とが互いに対応して判断されるため、単に視野機能を検査するだけでなく、網膜部位による能力分布が定量的に確認できる。
尚、本実施の形態では第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23及び第3色彩検査視標24として丸形のものを使用したが特に限定されるものではない。ただ、第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23及び第3色彩検査視標24をそれぞれ同一の形状とすることにより、被検者は前記各検査視標22、23または24の何れが表示されているかを認識することがないので脳において何れの眼で検査されているかの意識がないので信頼できる検査結果を得ることができる。
また、図6は異なる検査視標の例を示すものであり、検査視標22(23、24)は、丸形の一部を欠いたC形を呈しており、殊に、大きさを変化させて順次表示させることにより、視力検査にも適しており、従来の視力検査がC形視標の向きを視認させるのに対し、丸形の一部が欠けているか否かを視認すればよく、より確実に検査することができるばかりか、表示位置を変化させることで網膜の視力分布も検査することもできる。
更にまた、前記実施の形態において、検査視標22〜24の色彩の選択や明暗(コントラスト)、大きさを変化させることによって、視力や光覚を網膜部位の分布として検査することができ、閾値検査(定量的検査)も可能である。
加えて、本実施の形態は、網膜部位による異常を片目或いは両眼について定量的に確認できるので、左右のそれぞれ個別の機能および両眼としての機能に関する手術を含めた治療などを極めて有効に行うことができる。
尚、本実施の形態では表示画面2に設けたデジタルカメラ6により検査中は、医師または検査技師等の検者が、被検者の瞳孔の位置や動きをモニタ7で確認しているため、瞳孔の位置が中心固視視標21から外れた場合には、検査のやり直し等を行って、正確な検査結果が得られるようにする。
また、検査中の瞳孔の様子を視認状況とともに記憶装置に記憶させておけば、検査中に瞳孔が動いて中心固視視標21からずれた場合には、その偏差に自動的に適応させて検査結果を補正するようなプログラムを組むことで、被検者が中心固視視標21を注視していなくても検査、診断することもできる。
更に、キーボード等からなる検者用入力装置10は、視標や背景の色調や明るさ等、検査条件や検査の確認等を入力或いは変化させるために用いられる。
本実施の形態では、前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23として黄色と紫色の場合を示したが、例えば、青色とオレンジ色のように互いに補色関係にある色彩の組合せであれば他の組み合せでもよく、色彩の組合わせ変えることで、色彩が有する波長の違いによる視野の変化を調べることも可能となる。
図1は、本発明の検査装置についての実施の形態の一例を示すものであり、検査装置1は、液晶からなる表示画面2、制御装置および各種の検査用のデータやプログラムを記憶する記憶装置(図示せず)を内蔵するコンピュータ本体3、マウスによる視認用の入力装置4、検者が検査条件等を入力するためのキーボードによる検者用入力装置10からなるコンピュータと、被検者の頭部を固定するための顎台5と、表示画面2の上部に設置されて被検者の瞳孔を撮影する小型カメラ6と、その小型カメラ6で撮影される画像を映し出すモニタ7と、被検者が装用する眼鏡8とから構成される。
表示画面2は、通常のコンピュータのモニターとして用いられるものと同等の性能であればよく大きさも問わないが、例えば17インチ以上の大きさがあることが望ましい。また、表示画面2または顎台5の少なくとも一方が高さを自在に調節できるように、下部にスライド式またはねじ式等の昇降装置が設けられていることが好ましい。
また、前記コンピュータ本体3に内蔵された記憶装置に内蔵される各種の検査用のデータとしては、図2に示すような好ましくは前記表示画面2のほぼ中心位置に表示される中心固視視標21及び前記表示画面2の中心固視視標21の周囲に表示される、例えば黄色と紫色のように互いに補色関係にある色彩を有する第1色彩検査視標22(図2参照)、第2色彩検査視標23(図3参照)および無彩色の第3色彩検査視標24(図4参照)などがあり、プログラムとしては、前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および無彩色の第3色彩検査視標24の表示順序や表示位置、更には前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および無彩色の第3色彩検査視標24を表示した際に被検者において視認できた際に入力装置4を介して送られる視認信号と表示されている表示信号とを照合して視野機能を判定するためのプログラムなどがある。
次に、本実施の形態の検査方法について説明する。初めに表示画面2および顎台5を適宜高さの机のような台上に互いに対峙にさせて配置するとよい。そして、被検者は、前記互いに補色関係にある第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23(図2および図3参照)とそれぞれ同色のフィルタ81および82をそれぞれ右眼と左眼とに配置した眼鏡8を掛けて椅子などに座った状態で顎を顎台5に載せて表示画面2に表示した中心固視視標21の正面となるように、顎台5または表示画面2の高さや水平位置を調整する。
中心固視視標21は検査中は終始表示した状態にあり、前記眼鏡8を装着した状態において両眼で明確に視認可能な色彩、例えば黒色により表示され、特に形状は問わないが、後述の検査視標と区別できるものがよく、注視するものであることからちらつきや疲れ等を感じることなく注視できるものが好ましく、本実施の形態では+形状のものを採用している。
検査は、表示画面2に、予めプログラムされて記憶装置に記憶された検査条件の中から、医師または検査技師が選択した条件に従って検査視標が中心固視視標21の周囲に順次表示され、被検者は、中心固視視標21を注視したままで、前記検査視標を視認したときに、入力装置4を押して視認信号をコンピュータ3の制御装置に送る。
図5は本実施の形態における検査時の概略を示す説明図であり、表示画面2の所定の位置に固定表示された中心固視視標21の周囲における予め定められた位置に、前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および無彩色の第3色彩検査視標24を1つずつ予め定めた順に或いは検査医師などの選択により順次表示し、被検者は中心固視視標21を注視した状態で順に表示される前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および無彩色の第3色彩検査視標24を視認したときに前記入力装置4を介して視認信号を制御装置に送る。
このとき、被検者は互いに補色関係にある第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23とそれぞれ同色のフィルタ81および82をそれぞれ右眼と左眼に配置した眼鏡8を掛けているが、中心固視視標21は黒色により表示されるので被検者にはフィルタ81および82を通して両眼を通して視認できる。
また、表示画面2に第1色彩検査視標22を表示した場合に、同色のフィルタ81を装用した右眼では視認できないが、第1色彩検査視標22と補色関係にある色彩のフィルタ82を通した左眼には第1色彩検査視標22が灰色または黒色として認識でき、逆に、表示画面2に第2色彩検査視標23を表示した場合に、同色のフィルタ82を装用した左眼では視認できないが、第2色彩検査視標23と補色関係にある色彩のフィルタ81を通した右眼には第2色彩検査視標23が灰色または黒色として認識できるのでそれぞれ第1色彩検査視標22と第2色彩検査視標23とをそれぞれ位置を変えて表示することにより、視認信号と予め定められた表示信号とを照合して右眼及び左眼についての中心固視視標21の周囲に視野分布が形成されるので右眼と左眼との視野能力をそれぞれ独立して得ることができる。
尚、本実施例において、前記左眼、右眼および両眼についての検査結果(例えば視野分布など)は、前記コンピュータ本体3に接続された印刷機9により印刷されるが、本実施例においては、コンピュータ本体3に接続されたモニタ7によっても確認可能である。そのため、第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23および第3色彩検査視標24の表示順序や表示画面2における表示位置は予めプログラムにより定めておくことにより自動的に検査を行うことも可能であるが、前記検査結果となる各視野能力を示す各視野分布図は例えば前記モニタ7を用いて経時的に確認することもできることから、医師などの検査者が検査の結果を確認しながら必要な検査指標を選択して表示させる検査も行うことができる。
更に、前記表示画面2に無彩色の第3色彩検査視標24を表示した場合には、第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23とそれぞれ同色のフィルタ81および82を通して、両眼で視認することができるので前記右眼と左眼との場合と同様に両眼での視野能力の検査をすることができる。
このように、本実施の形態では、1度の両眼を開放した状態の検査で、左眼、右眼及び両眼の3つの視野能力をそれぞれ独立して検査することができ、本検査によれば、網膜の感知位置とが互いに対応して判断されるため、単に視野機能を検査するだけでなく、網膜部位による能力分布が定量的に確認できる。
尚、本実施の形態では第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23及び第3色彩検査視標24として丸形のものを使用したが特に限定されるものではない。ただ、第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23及び第3色彩検査視標24をそれぞれ同一の形状とすることにより、被検者は前記各検査視標22、23または24の何れが表示されているかを認識することがないので脳において何れの眼で検査されているかの意識がないので信頼できる検査結果を得ることができる。
また、図6は異なる検査視標の例を示すものであり、検査視標22(23、24)は、丸形の一部を欠いたC形を呈しており、殊に、大きさを変化させて順次表示させることにより、視力検査にも適しており、従来の視力検査がC形視標の向きを視認させるのに対し、丸形の一部が欠けているか否かを視認すればよく、より確実に検査することができるばかりか、表示位置を変化させることで網膜の視力分布も検査することもできる。
更にまた、前記実施の形態において、検査視標22〜24の色彩の選択や明暗(コントラスト)、大きさを変化させることによって、視力や光覚を網膜部位の分布として検査することができ、閾値検査(定量的検査)も可能である。
加えて、本実施の形態は、網膜部位による異常を片目或いは両眼について定量的に確認できるので、左右のそれぞれ個別の機能および両眼としての機能に関する手術を含めた治療などを極めて有効に行うことができる。
尚、本実施の形態では表示画面2に設けたデジタルカメラ6により検査中は、医師または検査技師等の検者が、被検者の瞳孔の位置や動きをモニタ7で確認しているため、瞳孔の位置が中心固視視標21から外れた場合には、検査のやり直し等を行って、正確な検査結果が得られるようにする。
また、検査中の瞳孔の様子を視認状況とともに記憶装置に記憶させておけば、検査中に瞳孔が動いて中心固視視標21からずれた場合には、その偏差に自動的に適応させて検査結果を補正するようなプログラムを組むことで、被検者が中心固視視標21を注視していなくても検査、診断することもできる。
更に、キーボード等からなる検者用入力装置10は、視標や背景の色調や明るさ等、検査条件や検査の確認等を入力或いは変化させるために用いられる。
本実施の形態では、前記第1色彩検査視標22、第2色彩検査視標23として黄色と紫色の場合を示したが、例えば、青色とオレンジ色のように互いに補色関係にある色彩の組合せであれば他の組み合せでもよく、色彩の組合わせ変えることで、色彩が有する波長の違いによる視野の変化を調べることも可能となる。
本発明は、複雑な装置を必要とせずに簡易な構成で左右の片眼および両眼の3つの視野能力の検査を行うことができることより、例えば眼科医療機器などの産業において広く利用可能である。
Claims (5)
- 表示画面の所定位置に表示させた中心固視視標の周囲に、互いに補色関係にある色彩を有する第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と無彩色の第3色彩検査視標を少なくとも表示位置を予め定めた条件で順次表示させ、前記第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と同色のフィルタを左右眼にそれぞれ別々に装用させた状態の被検者が前記中心固視視標を注視したままでその周囲に表示された前記各検査視標を視認できるか否かを調べ、前記検査視標の表示条件と視認状況とを照合することにより被検者の左右および両眼における視野をそれぞれ独立して検査することを特徴とする視野検査方法。
- 前記各検査視標の表示条件として、前記各検査視標の明暗の対比を変化させる請求の範囲1に記載の視野検査方法。
- 前記検査視標の表示条件として、前記検査視標の大きさを変化させる請求の範囲1または2に記載の視野検査方法。
- 表示画面、制御装置、記憶装置、入力装置を備えたコンピュータと、被検者の左右のそれぞれに装用する互いに補色関係にある色彩を有する2つのフィルタとを有し、前記記憶装置に予め記憶させた各種条件の中心固視視標および前記2つのフィルタと同色の色彩を有する第1色彩検査視標および第2色彩検査視標と無彩色の第3色彩検査視標を前記制御装置により前記表示画面の中心固視視標の周囲の所定位置に順次表示させ、被検者が、前記中心固視視標を注視したままで前記検査視標を視認できたときに前記入力装置を用いて視認信号を前記制御装置に送り、前記制御装置において前記視標の条件と視認状況とを照合して、前記被検者の視野を検査することを特徴とする視野検査装置。
- 前記被検者の左右の眼にそれぞれに装用する互いに補色関係にある色彩を有する2つのフィルタが、それぞれ左または右側とに配置した眼鏡形状である請求の範囲4に記載の視野検査装置。
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