JPWO2009044448A1 - スライダ支持機構、バネ圧制御方法およびバネ圧制御装置 - Google Patents

スライダ支持機構、バネ圧制御方法およびバネ圧制御装置 Download PDF

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Abstract

低電圧で駆動可能で、応答性に優れ、温度ヒステリシスが狭く、高い分解能でのバネ圧制御が可能であって、それにより、即座にスライダ浮上距離を適正量に調整でき、スライダ浮上距離の安定化を図ることが可能なスライダ支持機構、バネ圧制御方法およびバネ圧制御装置を提供する。本発明に係るスライダ支持機構は、表面側の先端部に、記録媒体にデータの記録・再生を行う磁気ヘッドを有するスライダが固定されたフレキシャと、前記スライダを前記記録媒体方向に付勢するバネ圧を生じさせるヒンジプレートと、前記ヒンジプレートの前部に接続されるロードビームと前記ヒンジプレートの後部に接続されるベースプレートとを備え、前記フレキシャは、裏面側の前部がロードビームに接続され、裏面側の後部がヒンジプレートの後部およびベースプレートの少なくとも一方に接続されると共に、前記バネ圧を制御する制御機構が設けられる。

Description

本発明は、スライダ支持機構、バネ圧制御方法およびバネ圧制御装置に関し、さらに詳細には、磁気ディスク装置におけるスライダのバネ圧の制御に特徴を有するスライダ支持機構、バネ圧制御方法、バネ圧制御装置に関する。
情報の記録・再生を行う磁気ディスク装置は、磁気ディスクと、磁気ディスクにアクセスするための磁気ヘッドとを備える。磁気ヘッドはスライダに設けられ、さらにスライダはスライダ支持機構によって支持される。
上記構成を備えて、スライダは、記録媒体(磁気ディスク)が高速回転することにより発生する空気流体による浮上力と、スライダ支持機構によって記録媒体方向に付勢されるバネ圧とのバランスで、微小な間隙を保って磁気ディスク上を浮上して、磁気ディスクにデータの記録・再生を行う。
ところで、近年、磁気ディスク装置における高密度記録の要求が高まっており、スライダ浮上距離の安定化が望まれている。しかしながら上記の浮上型磁気ヘッド装置においては、スライダ支持機構によって記録媒体方向に付勢されるバネ圧は一定であるのに対して、磁気ディスクの回転によって発生する空気流体による浮上力の強さは、磁気ディスクと磁気ヘッドの相対速度によって決定されるものであり、スライダが磁気ディスク上を径方向に移動するため、内周よりも外周において大きくなるという性質を有する。したがって、浮上力とバネ圧のバランスによって決定されるスライダ浮上距離は磁気ディスクの内周よりも外周において大きくなり、スライダ浮上距離を不安定にする要因の一つとなっている。
そのような背景の下、スライダ浮上距離の安定化を図ることが可能なスライダ支持機構を備える磁気ヘッド装置の従来例として、特許文献1に示す磁気ヘッド装置100が提案されている(図11参照)。磁気ヘッド装置100は、スライダ101がサスペンション102に取り付けられ、アクチュエーター103に取り付けられている。また、サスペンション102上には、バイメタル109が配設されており、バイメタル109の周囲に電熱コイル等(不図示)を配し、これを制御装置(不図示)に接続し、これによってバイメタル109を制御し、サスペンション102の見かけの硬さを変化させ、サスペンション102のバネ的性質による力であるサスペンション荷重を変化させて、下向きの力(バネ圧)を調整し得る。このように、磁気ディスク104の回転によって発生する空気流体による浮上力の強さが変化しても、バイメタル109を加熱する制御を行うことで、スライダ浮上距離が一定となるようにバネ圧を制御することが可能になるというものである。
特開平5−282821号公報
しかしながら、バイメタルは図12に示すように、温度変化、変位量変化が時間に対して非線形の特性であるため、その温度制御、変位量制御が非常に難しいという課題を有する。また、所定の温度まで加熱し、所望の変位を生じさせるまでに時間を要するため、即座の調整が困難であり、応答性が悪いという課題がある。さらに、加熱することによって変位を生じさせる構成である以上、発熱による温度ドリフトが、スライダ支持機構の他の構成要素や、磁気ヘッドの記録・再生特性等にも生じ得るため、それらの影響を総合的に考慮したうえで温度制御、変位量制御することは極めて困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、低電圧で駆動可能であり応答性に優れると共に、温度ヒステリシスが狭く、さらに、高い分解能で微小運動によるバネ圧制御が可能であって、当該バネ圧制御によって、スライダ浮上距離の微小変位に対して、適正な浮上量調整を即座に行うことができ、スライダ浮上距離の安定化を図ることが可能なスライダ支持機構、バネ圧制御方法およびバネ圧制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明に係るスライダ支持機構は、表面側の先端部に、記録媒体にデータの記録・再生を行う磁気ヘッドを有するスライダが固定されたフレキシャと、前記スライダを前記記録媒体方向に付勢するバネ圧を生じさせるヒンジプレートと、前記ヒンジプレートの前部に接続されるロードビームと前記ヒンジプレートの後部に接続されるベースプレートとを備え、前記フレキシャは、裏面側の前部がロードビームに接続され、裏面側の後部がヒンジプレートの後部およびベースプレートの少なくとも一方に接続されると共に、前記バネ圧を制御する制御機構が設けられることを特徴とする。
また、前記制御機構は、金属プレート上にスペーサが設けられ、該スペーサ上に線状のバイオメタルファイバが設けられ、該スペーサおよび該バイオメタルファイバが樹脂被覆材で被覆され、該バイオメタルファイバの前端部および後端部が該金属プレートに直接的もしくは間接的に固定されて構成され、該バイオメタルファイバの長手方向が、前記フレキシャの長手方向に沿うように、前記制御機構が前記フレキシャに固定されることを特徴とする。
また、前記制御機構には、前記金属プレートおよび前記樹脂被覆材を貫通させて該金属プレート裏面から前記バイオメタルファイバに至る接続ホールが設けられ、前記フレキシャには、前記接続ホールに対応する位置に、前記バイオメタルファイバに電源を供給する供給端子が設けられ、 前記接続ホール内に半田が充填されると共に、該半田によって前記バイオメタルファイバと前記供給端子とが接続されることを特徴とする。
また、前記制御機構は、一本もしくは複数本のバイオメタルファイバを、前記フレキシャの長手方向に沿うように、該バイオメタルファイバの前端部および後端部が前記フレキシャに固定されて構成されることを特徴とする。
また、前記制御機構は、前記フレキシャ上にスペーサが設けられ、該スペーサ上に前記バイオメタルファイバが設けられ、該スペーサおよび該バイオメタルファイバが樹脂被覆材で被覆され、該バイオメタルファイバの前端部および後端部が前記フレキシャに直接的もしくは間接的に固定され、前記フレキシャおよび前記樹脂被覆材を貫通させて該フレキシャ表面から前記バイオメタルファイバに至るように設けられる接続ホール内に半田が充填されて、前記バイオメタルファイバと前記フレキシャとが接続されることを特徴とする。
また、前記制御機構は、前記フレキシャの裏面で幅方向の中央部において固定され、前記ヒンジプレート、前記ロードビームおよび前記ベースプレートのうち、少なくともヒンジプレートには、前記制御機構との接触を回避する孔部もしくは切欠部が設けられることを特徴とする。
また、前記制御機構は、前記バイオメタルファイバがI字状、U字状もしくはS字状、または連続するそれらの形状の繰り返し形状に構成されることを特徴とする。
本発明に係るバネ圧制御方法は、上記のスライダ支持機構におけるバネ圧を可変制御するバネ圧制御方法であって、スライダの磁気ヘッドにより記録媒体にデータの記録・再生を行うステップと、該記録・再生の実行時にエラーが生じた場合にエラー発生を検出するステップと、該エラー発生時に、前記バイオメタルファイバに所定の電圧を印加するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係るバネ圧制御装置は、記録媒体にデータの記録・再生を行う磁気ヘッドを有するスライダを、前記記録媒体方向に付勢するバネ圧を生じさせるヒンジプレートを備えるスライダ支持機構のバネ圧を可変制御するバネ圧制御装置であって、金属プレート上にスペーサが設けられ、該スペーサ上に線状のバイオメタルファイバが設けられ、該スペーサおよび該バイオメタルファイバが樹脂材料で被覆され、該バイオメタルファイバの前端部および後端部が該金属プレートに直接的もしくは間接的に固定されて構成されることを特徴とする。
また、前記バイオメタルファイバがI字状、U字状もしくはS字状、または連続するそれらの形状の繰り返し形状に構成されることを特徴とする。
発明の効果
請求項1によれば、直接バネ圧を生じさせるヒンジプレート上に制御機構を設けずに、フレキシャ上に設けてヒンジプレートのバネ圧を制御する構成を実現することができる。バネ圧制御が可能になることによってスライダ浮上距離の微小調整が可能となり、その結果、当該浮上距離の安定化を図ることが可能となる。
請求項2によれば、バイオメタル(登録商標)ファイバを備えて構成することにより、従来技術と比べて大幅に応答性を改善することが可能となる。すなわち、スライダ浮上距離を微小調整しなければならない場合に、電圧制御によって、即座に当該ファイバに必要な収縮力を発生させて、バネ圧を制御することで、スライダ浮上距離を適正量に調整することが可能となる。また、温度制御の弊害も発生しない。
請求項3によれば、バイオメタル(登録商標)ファイバが、金属プレートに固定され且つ通電可能な構成とされ、通電時の収縮力を金属プレートに作用させて、当該金属プレートを湾曲させることが可能となる。
請求項4によれば、バイオメタル(登録商標)ファイバが、直接フレキシャに固定される構成によってもバネ圧制御が可能となる。また、金属プレートをフレキシャに溶接する構成を省略することができ、材料費、工程費の両面におけるコストダウンが可能となる。
請求項5によれば、バイオメタル(登録商標)ファイバとフレキシャとの間の機械的接続および電気的接続を同時に行うことが可能となる。
請求項6によれば、スライダ支持機構の厚さを極めて薄く抑えた構成とすることが可能となる。
請求項7および請求項10によれば、バイオメタル(登録商標)ファイバが発生する収縮力は断面積に比例するため、当該ファイバを複数本配設する構成や、さらにはI字状、U字状もしくはS字状、または連続するそれらの形状の繰り返し形状に構成することで、線径を大きくすることなく必要とされる収縮力を発生させることが可能となる。
請求項8によれば、磁気ヘッドによる記録媒体への記録・再生の実行中に、記録・再生エラーが生じた場合に、即座にフィードバックさせて、適切な浮上距離となるように、バネ圧を制御することが可能となる。
請求項9によれば、単体としてバネ圧制御装置として用いることが可能な構成が提供され、フレキシャに固定する構成のみならず、ヒンジプレート等に固定する構成が可能となる。
図1A〜図1Cは、本発明の実施の形態に係るスライダ支持機構の例を示す概略図である。 図2A、Bは、本発明の実施の形態に係るスライダ支持機構の制御機構の例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るスライダ支持機構の制御機構がフレキシャに固定された状態を示す概略図である。 図4A、Bは、本発明の実施の形態に係るスライダ支持機構の制御機構の他の例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るスライダ支持機構の制御機構の作用を説明するための説明図である。 図6A〜図6Dは、本発明の実施の形態に係るスライダ支持機構によるバネ圧制御作用を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係るスライダ支持機構を構成するバイオメタル(登録商標)ファイバの電圧−変位量特性図である。 本発明の実施の形態に係るスライダ支持機構のバネ圧−浮上変化量特性図である。 本発明の第二の実施の形態に係るスライダ支持機構の制御機構の例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るバネ圧制御方法のフローチャートである。 従来の実施の形態に係る磁気ヘッド装置(スライダ支持機構)の例を示す概略図である。 従来の実施の形態に係るスライダ支持機構を構成するバイメタルの時間−変位量および時間−温度特性図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳しく説明する。
まず、本発明の第一の実施の形態に係るスライダ支持機構1の構成について、図1A〜図1Cを用いて説明する。
スライダ支持機構1は、アーム38の先端にベースプレート18が接続され、ベースプレート18の先端にヒンジプレート16が接続され、ヒンジプレート16の先端にロードビーム17が接続される。
ここで、フレキシャ15は、裏面15b側(記録媒体に対向しない面側)の前部がロードビーム17に接続され、裏面15b側の後部がヒンジプレート16の後部およびベースプレート18の少なくとも一方に接続される。当該フレキシャ15の表面15a側(記録媒体に対向する面側)の先端部に、記録媒体39にデータの記録・再生を行う磁気ヘッド11が搭載されたスライダ14が固定される。
なお、上記各接続は、一例としてレーザ溶接により行われる。
ヒンジプレート16は、その前部に接続されるロードビーム17を記録媒体39方向に付勢するバネ圧を生じさせて、それにより、ロードビーム17に接続されるフレキシャ15を記録媒体39方向に付勢して、フレキシャ15に固定されたスライダ14を記録媒体39方向に付勢するバネ圧を生じさせるものである。
上記構成により、スライダ14は、記録媒体39(磁気ディスク)が高速回転することにより発生する空気流体による浮上力と、ヒンジプレート16により記録媒体39方向に付勢されるバネ圧F(図6B参照)とのバランスで、微小な間隙(0.1〜0.2μm)を保って磁気ディスク上を浮上して、磁気ディスクにデータの記録・再生を行う作用を生じる。
ここで、第一の実施の形態として、フレキシャ15の裏面15b側にバネ圧Fを制御する制御機構2が設けられる。制御機構2の本実施の形態を図2A(平面図)、2B(正面図)に示す。
制御機構2は、金属プレート21上にスペーサ22が設けられ、当該スペーサ22上に線状のバイオメタル(登録商標)ファイバ23が設けられる。本実施例では、I字状に一本配設する構成とした。なお、一例として、金属プレート21は、ステンレス合金を用いて薄板状に形成される。
さらに、スペーサ22およびバイオメタル(登録商標)ファイバ23は、金属プレート21上で樹脂被覆材24により被覆される。一例として、スペーサ22および樹脂被覆材24は、共にポリイミド樹脂を用いて形成される。
ここで、バイオメタル(登録商標)ファイバとは、非通電時はナイロンの糸のようにフレキシブルでしなやかで、電流を流すとピアノ線のように硬くなって収縮する特性を持つ素材である。その特性を図7に示す。当該図のように、印加電圧に対する変位が線形性を有することに加えて、低電圧で駆動可能であり応答性に優れると共に、温度ヒステリシスが狭く、さらに、高い分解能で微小運動させることが可能であるという特徴を有する。なお、発生する収縮力は断面積に比例する。
したがって、必要とされる収縮力に応じて、バイオメタル(登録商標)ファイバ23(以下、単に「ファイバ23」と表記する)を複数本配設する構成としてもよい。そのバリエーションとして、ファイバ23がI字状、U字状もしくはS字状、または連続するそれらの形状の繰り返し形状に構成されることが考えられる。ここで、他の実施例(U字状の配設例)を図4A(平面図)、4B(正面図)に示す。例えば、一本で構成すると線径が太くなり、制御機構自体も厚くなってしまう場合等において有効な手段となる。
ファイバ23には、端子部23a、23bを設けて、通電可能な構成とする。通電時の収縮力を金属プレート21に作用させて、金属プレート21を湾曲させるために(図5参照)、ファイバ23の前端部および後端部が金属プレート21に直接的もしくは間接的に固定される構成とする。なお、金属プレート21の湾曲を平坦化させる使用態様も考えられる。
一例として、前記制御機構2には、前記金属プレート21および前記樹脂被覆材24を貫通させて該金属プレート裏面21aからファイバ23に至る接続ホール25が設けられ、接続ホール25内に半田が充填されることによって、ファイバ23と金属プレート21とが直接的に固定される。また、他の例として、ファイバ23がスペーサ22(もしくは樹脂被覆材24)に対して固定され、さらに当該スペーサ22(もしくは樹脂被覆材24)が金属プレート21に対して固定されることによって、ファイバ23が金属プレート21と間接的に固定される構成も考えられる。
なお、上記構成を備える制御機構2は、単体としてバネ圧制御装置として用いることが可能である。したがって、フレキシャ15に固定する構成のみならず、ヒンジプレート16等に固定する構成とすることも可能である。
一方、フレキシャ15には、前記接続ホール25に対応する位置に、ファイバ23に電源を供給する供給端子31a、31bが設けられ、接続ホール25内に充填される半田によってファイバ23の端子部23a、23bと供給端子31a、31bとが電気的に接続される。図中の37は、電源を供給する配線である。
なお、制御機構2のフレキシャ15への固定は、例えば、金属プレート21をフレキシャ15にレーザ溶接することにより行われる。その際、ファイバ23の長手方向が、フレキシャ15の長手方向に沿うようにして、制御機構2がフレキシャ15に固定されることが必要である。なお、制御機構2がフレキシャ15に固定された状態を図3に示す。
上記構成を備える制御機構2の作用および効果を、図6A〜図6Dを用いて説明する。
図6Aは、非通電時のファイバ23の状態を模式的に表したものである。前述の通り、フレキシブルでしなやかな状態であって収縮力は生じない。この場合、スライダ支持機構1は、図6Bに示すように、高速回転する記録媒体39上を浮上するスライダ14が、ヒンジプレート16により記録媒体39方向にバネ圧Fで付勢されている。
一方、図6Cは、電圧を印加してファイバ23に通電させた時の状態を模式的に表したものである。通電により、ファイバ23は収縮する。その結果、制御機構2は、図5のように湾曲する。なお、このとき、スペーサ22により金属プレート21とファイバ23とが離間されることによって、大きな曲げモーメントを発生させることが可能となるため、ファイバ23の断面積を小さなものとすることが可能となり、材料コストを減少させ、制御機構2の厚みを抑えられる点で有効である。
制御機構2が湾曲することにより、スライダ支持機構1は、図6Dに示すように、フレキシャ15が記録媒体39から離れる方向に力が作用する。すなわち、バネ圧Fの作用方向とは反対方向に力Fbが作用することとなる。
このように、ファイバ23に印加する電圧を制御することにより、力Fbの大きさを制御することが可能となり、当該Fbの制御によってバネ圧Fの調整を行うことができるという効果を奏する。すなわち、バネ圧Fを調整することにより、スライダ浮上距離を調整することが可能となる。ここで、バネ圧を制御した際の浮上変化量を図8に示す。浮上変化量とは、スライダ浮上距離の変化量を磁気ヘッドが記録媒体39から遠ざかる方向を正として表示した値である。
特に、ファイバ23を備えて構成し、電圧制御することにより、従来技術と比べて大幅に応答性を改善することが可能である。その結果、記録・再生の実行時において、例えばエラー発生等の原因でスライダ浮上距離を微小調整しなければならない場合が生じても、即座に適正浮上量に調整することが可能となるという顕著な効果を奏する。また、当該調整は、電圧制御により行われるため、温度制御の弊害が発生しないという効果も併せて奏する。
なお、スライダ浮上距離の微小調整は、エラー発生時のように突発的な場合に限定されず、磁気ディスクの内周と外周とにおけるスライダの相対速度の相違を解消して該浮上距離の安定化を図るために、磁気ディスク上の位置に応じて予め設定されたバネ圧に制御することも可能である。
また、制御機構2は、フレキシャ15の裏面15bで幅方向の中央部において固定される構成を備えて、長手方向の中心線の左側と右側とで変位量のアンバランスが生じない効果を奏する。
さらに、制御機構2は、直接バネ圧を生じさせるヒンジプレート16上に配設せず、フレキシャ15に設けられると共に、当該制御機構2が、ヒンジプレート16、ロードビーム17およびベースプレート18と接触させない構成としている点も本実施の形態の特徴点である。すなわち、本実施の形態においては、図1A、1Cに示すように、フレキシャ15に固定される制御機構を、ヒンジプレート16の中央部に孔部32を設けると共に、ロードビーム17の後部およびベースプレート18の前部に切欠部33、34を設け、その孔部32および切欠部33、34内に配設する構成とすることによって、支持機構1の厚さを極めて薄く抑えた構成(図1B参照)とすることが可能となる。なお、制御機構2が、ロードビーム17の後部およびベースプレート18の前部に接触しない形状の場合には、切欠部33、34は設ける必要はない。
続いて、制御機構2の第二の実施の形態を図9に示す。第一の実施の形態と相違して、金属プレート21上に構成した後に、フレキシャ15に固定するのではなく、制御機構2を直接フレキシャ15上に形成する構成である。
より詳しくは、制御機構2は、フレキシャ15上にスペーサ22が設けられ、当該スペーサ22上にファイバ23が設けられる。このとき、ファイバ23を、フレキシャ15の長手方向に沿う構成とする。さらに、スペーサ22およびファイバ23が樹脂被覆材24で被覆される。なお、一例として、フレキシャ15はステンレス合金を用いて薄板状に形成され、スペーサ22および樹脂被覆材24は、共にポリイミド樹脂を用いて形成される。
さらに、ファイバ23の前端部および後端部がフレキシャ15に直接的もしくは間接的に固定される。一例として、フレキシャ15および樹脂被覆材24を貫通させて当該フレキシャ15の表面15aからファイバ23に至るように設けられる接続ホール25内に半田が充填されて、ファイバ23とフレキシャ15とが直接的に固定され、且つ電気的に接続される。本構成により、機械的接続と電気的接続とが同時に実現されるという顕著な効果を奏する。
また、金属プレート21をフレキシャ15に溶接する構成を省略することができ、材料費、工程費の両面におけるコストダウンも可能となる。
なお、変形例として、必要とされる収縮力に応じて、ファイバ23を複数本配設する構成としてもよく、ファイバ23がI字状、U字状もしくはS字状、または連続するそれらの形状の繰り返し形状に構成されることが考えられる。例えば、一本で構成すると線径が太くなり、制御機構自体も厚くなってしまう場合等において有効な手段となる。
続いて、上記構成のスライダ支持機構1を用いて実施される本発明の実施の形態に係るバネ圧制御方法について説明する。そのフローチャートを図10に示す。
スライダ14の磁気ヘッド11により記録媒体39にデータの記録・再生を行うステップ1が実行される。このとき、予めヒンジプレート16において初期設定されたバネ圧Fがスライダ14に作用する(図6B参照)。
該記録・再生の実行時にエラーが生じた場合にエラー発生を検出するステップ2が実行される。当該ステップ2は、演算処理部(不図示)において実行され、エラー発生原因が検証される。エラー発生原因がスライダ浮上距離に因るものと判定された場合に、当該エラーを解消させるために適切なスライダ浮上距離に調整するバネ圧制御信号が電圧制御部36へ送信される。
次のステップ3は、電圧制御部36が前記バネ圧制御信号に応じてファイバ23に所定の電圧を印加するステップである。電圧が印加されたファイバ23には、当該電圧に応じた収縮力が生じ、その結果、バネ圧Fに制御バネ圧Fbが作用し、最適なバネ圧(F−Fb)としてスライダ14に作用させることが可能となる(図6D参照)。これによって、適切なスライダ浮上距離に調整して、エラーの解消を図るものである。
上記のバネ圧制御方法によれば、磁気ヘッド11による記録媒体39への記録・再生の実行中に、例えば温度ドリフト等を原因として、記録・再生エラーが生じた場合に、即座にフィードバックさせて、適切な浮上距離となるように、バネ圧を制御することが可能となる。このように、本方法は応答性が極めてよいため記録・再生実行中の実施において特に有効である。
以上、本発明によれば、低電圧で駆動可能であり応答性に優れると共に、温度ヒステリシスが狭く、高い分解能でのバネ圧制御が可能となり、それによってスライダ浮上距離の微小調整が可能となる。その結果、高い応答性の下で、スライダ浮上距離を適正値に調整することができ、当該浮上距離の安定化を図ることが可能となる。

Claims (10)

  1. 表面側の先端部に、記録媒体にデータの記録・再生を行う磁気ヘッドを有するスライダが固定されたフレキシャと、
    前記スライダを前記記録媒体方向に付勢するバネ圧を生じさせるヒンジプレートと、
    前記ヒンジプレートの前部に接続されるロードビームと
    前記ヒンジプレートの後部に接続されるベースプレートとを備え、
    前記フレキシャは、裏面側の前部がロードビームに接続され、裏面側の後部がヒンジプレートの後部およびベースプレートの少なくとも一方に接続されると共に、前記バネ圧を制御する制御機構が設けられること
    を特徴とするスライダ支持機構。
  2. 前記制御機構は、金属プレート上にスペーサが設けられ、
    該スペーサ上に線状のバイオメタルファイバが設けられ、
    該スペーサおよび該バイオメタルファイバが樹脂被覆材で被覆され、
    該バイオメタルファイバの前端部および後端部が該金属プレートに直接的もしくは間接的に固定されて構成され、
    該バイオメタルファイバの長手方向が、前記フレキシャの長手方向に沿うように、前記制御機構が前記フレキシャに固定されること
    を特徴とする請求項1記載のスライダ支持機構。
  3. 前記制御機構には、前記金属プレートおよび前記樹脂被覆材を貫通させて該金属プレート裏面から前記バイオメタルファイバに至る接続ホールが設けられ、
    前記フレキシャには、前記接続ホールに対応する位置に、前記バイオメタルファイバに電源を供給する供給端子が設けられ、
    前記接続ホール内に半田が充填されると共に、該半田によって前記バイオメタルファイバと前記供給端子とが接続されること
    を特徴とする請求項2記載のスライダ支持機構。
  4. 前記制御機構は、一本もしくは複数本のバイオメタルファイバを、前記フレキシャの長手方向に沿うように、該バイオメタルファイバの前端部および後端部が前記フレキシャに固定されて構成されること
    を特徴とする請求項1記載のスライダ支持機構。
  5. 前記制御機構は、前記フレキシャ上にスペーサが設けられ、
    該スペーサ上に前記バイオメタルファイバが設けられ、
    該スペーサおよび該バイオメタルファイバが樹脂被覆材で被覆され、
    該バイオメタルファイバの前端部および後端部が前記フレキシャに直接的もしくは間接的に固定され、
    前記フレキシャおよび前記樹脂被覆材を貫通させて該フレキシャ表面から前記バイオメタルファイバに至るように設けられる接続ホール内に半田が充填されて、前記バイオメタルファイバと前記フレキシャとが接続されること
    を特徴とする請求項4記載のスライダ支持機構。
  6. 前記制御機構は、前記フレキシャの裏面で幅方向の中央部において固定され、
    前記ヒンジプレート、前記ロードビームおよび前記ベースプレートのうち、少なくともヒンジプレートには、前記制御機構との接触を回避する孔部もしくは切欠部が設けられること
    を特徴とする請求項2〜5のいずれか一項記載のスライダ支持機構。
  7. 前記制御機構は、前記バイオメタルファイバがI字状、U字状もしくはS字状、または連続するそれらの形状の繰り返し形状に構成されること
    を特徴とする請求項2〜6のいずれか一項記載のスライダ支持機構。
  8. 請求項2〜7のいずれか一項記載のスライダ支持機構におけるバネ圧を可変制御するバネ圧制御方法であって、
    スライダの磁気ヘッドにより記録媒体にデータの記録・再生を行うステップと、
    該記録・再生の実行時にエラーが生じた場合にエラー発生を検出するステップと、
    該エラー発生時に、前記バイオメタルファイバに所定の電圧を印加するステップとを備えること
    を特徴とするバネ圧制御方法。
  9. 記録媒体にデータの記録・再生を行う磁気ヘッドを有するスライダを、前記記録媒体方向に付勢するバネ圧を生じさせるヒンジプレートを備えるスライダ支持機構のバネ圧を可変制御するバネ圧制御装置であって、
    金属プレート上にスペーサが設けられ、
    該スペーサ上に線状のバイオメタルファイバが設けられ、
    該スペーサおよび該バイオメタルファイバが樹脂材料で被覆され、
    該バイオメタルファイバの前端部および後端部が該金属プレートに直接的もしくは間接的に固定されて構成されること
    を特徴とするバネ圧制御装置。
  10. 前記バイオメタルファイバがI字状、U字状もしくはS字状、または連続するそれらの形状の繰り返し形状に構成されること
    を特徴とする請求項9記載のバネ圧制御装置。
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