JPWO2009034613A1 - 電源回路、車載機器および電源供給方法 - Google Patents
電源回路、車載機器および電源供給方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2009034613A1 JPWO2009034613A1 JP2009506076A JP2009506076A JPWO2009034613A1 JP WO2009034613 A1 JPWO2009034613 A1 JP WO2009034613A1 JP 2009506076 A JP2009506076 A JP 2009506076A JP 2009506076 A JP2009506076 A JP 2009506076A JP WO2009034613 A1 JPWO2009034613 A1 JP WO2009034613A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- linear regulator
- capacitors
- power supply
- series
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 26
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 316
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 33
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 37
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 20
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 15
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 7
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 230000036962 time dependent Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0013—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries acting upon several batteries simultaneously or sequentially
- H02J7/0024—Parallel/serial switching of connection of batteries to charge or load circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/34—Parallel operation in networks using both storage and other DC sources, e.g. providing buffering
- H02J7/345—Parallel operation in networks using both storage and other DC sources, e.g. providing buffering using capacitors as storage or buffering devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/03—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J2310/00—The network for supplying or distributing electric power characterised by its spatial reach or by the load
- H02J2310/40—The network being an on-board power network, i.e. within a vehicle
- H02J2310/46—The network being an on-board power network, i.e. within a vehicle for ICE-powered road vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
Description
2 リニアレギュレータ
3 車載バッテリ(電源)
4 電源ON/OFF切替部(電源切替手段)
5 コンデンサ直並列切替部(直並列切替手段)
6 第1減電センサー(電圧検出手段)
7 第2減電センサー(電圧検出手段)
SW1、SW2、SW3、SW4、SW6、SW7 スイッチ(直並列切替手段)
車載バッテリ3から充電される複数のコンデンサC1,C2と、
リニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給するか、複数のコンデンサC1,C2のみから電圧を供給するか、を切り替える電源ON/OFF切替部4と、
を備えたことを特徴とする電源回路1。
リニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給するか、複数のコンデンサC1,C2のみから電圧を供給するか、を交互に切り替えることを特徴とする電源供給方法。
【発明の名称】電源回路、車載機器および電源供給方法
【技術分野】
【0001】
本発明は、リニアレギュレータを用いて負荷に対して一定の電圧を供給する電源回路、電源供給方法およびそれを備えた車載機器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばカーステレオなどの車載機器においては、車載バッテリが供給する12Vから機器内部のマイクロコンピュータなどの電子部品が動作する低い電圧(5Vや3Vなど)に電圧を変換する必要があり、そのための電源回路が備えられている。
【0003】
前記電源回路には、電源である車載バッテリからの電圧供給は変動が大きいために車載機器内の電子部品に対して安定して電圧を供給するためにレギュレータが用いられている。
【0004】
また、この種の電源回路ではバックアップの際に数mA程度の小電流を車載バッテリなどの電源から供給するために小電流を安定して供給するのに好適なリニアレギュレータ(シリーズレギュレータとも呼ばれる)が用いられている(例えば特許文献1、2参照)。
【先行特許文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−109529号公報
【特許文献2】特開2002−297249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1や2に記載されたレギュレータ回路や電源装置は近年は半導体集積回路として構成されているものが多く、レギュレータ回路単体が消費する電力や電流はかなり抑えられている。
【0007】
しかしながら、車載機器内のマイクロコンピュータなどの電子部品の動作電圧は5Vから3V以下へ低下している。車載バッテリから供給される12Vの電圧を変換する際には出力される電圧との差分は熱として放出されるために、この熱として放出される電力は無駄な電力となることから変換効率としては低下してしまう。
【0008】
また、リニアレギュレータは、基本的動作として負荷電流とバックアップ電流の加算値以下に車載バッテリからの供給電流を抑えることはできない。近年、車両においては、電子機器や回路等の増加から車載バッテリへの負担が多くなる傾向があり、車載機器においても車載バッテリからの供給電流を減少させて車載バッテリの負担を少なくすることが求められている。
【0009】
そこで、本発明は、例えばリニアレギュレータを用いた電源回路において、効率を向上させると共に電源からの供給電流を低下させることができる電源回路、車載機器および電源供給方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の電源回路は、リニアレギュレータに電圧を供給する電源回路において、電源から充電される複数のコンデンサと、 前記複数のコンデンサの一端が前記電源に接続されるとともに前記複数のコンデンサの他端が前記リニアレギュレータの入力に接続されて前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給するか、前記複数のコンデンサの一端が接地されるとともに前記複数のコンデンサの他端が前記リニアレギュレータの入力に接続されて前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサのみから電圧を供給するか、を切り替える電源切替手段と、 前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給している際には、前記リニアレギュレータの入力電圧が前記リニアレギュレータの動作限界下限の電圧を下回る前に前記電源切替手段に前記複数のコンデンサのみから電圧を供給するように切り替えさせ、前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサのみから電圧を供給している際には、前記リニアレギュレータの入力電圧が前記リニアレギュレータの動作限界下限の電圧を下回る前に前記電源切替手段に前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給するように切り替えさせる電圧検出手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項8に記載の電源供給方法は、リニアレギュレータに電圧を供給する電源供給方法において、複数のコンデンサの一端が前記電源に接続されるとともに前記複数のコンデンサの他端が前記リニアレギュレータの入力に接続されて前記リニアレギュレータに対して複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給するか、前記複数のコンデンサの一端が接地されるとともに前記複数のコンデンサの他端が前記リニアレギュレータの入力に接続されて前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサのみから電圧を供給するか、を切り替える電源切替工程と、 前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給している際には、前記リニアレギュレータの入力電圧が前記リニアレギュレータの動作限界下限の電圧を下回る前に前記電源切替工程に前記複数のコンデンサのみから電圧を供給するように切り替えさせ、前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサのみから電圧を供給している際には、前記リニアレギュレータの入力電圧が前記リニアレギュレータの動作限界下限の電圧を下回る前に前記電源切替工程に前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給するように切り替えさせる前記電圧検出工程と、を含むことを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施例にかかる電源回路のブロック図である。
【図2】図1に示されたブロック図の並列接続時の説明図である。
【図3】図2のリニアレギュレータとコンデンサとの関係を示した略図である。
【図4】図1に示されたブロック図の直列接続時の説明図である。
【図5】図4のリニアレギュレータとコンデンサとの関係を示した略図である。
【図6】車載バッテリから供給される電圧と時間平均した電圧の波形図である。
【図7】図1に示された電源回路の回路図である。
【図8】コンデンサを3個にした場合の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態にかかる電源回路を説明する。本発明の一実施形態にかかる電源回路は、電源切替手段が、複数のコンデンサの一端が電源に接続されるとともに複数のコンデンサの他端がリニアレギュレータの入力に接続されてリニアレギュレータに対して複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給するか、複数のコンデンサの一端が接地されるとともに複数のコンデンサの他端がリニアレギュレータの入力に接続されてリニアレギュレータに対して複数のコンデンサのみから電圧を供給するか、を切り替えて、電圧検出手段では、リニアレギュレータに対して複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給している際には、リニアレギュレータの入力電圧がリニアレギュレータの動作限界下限の電圧を下回る前に電源切替手段に複数のコンデンサのみから電圧を供給するように切り替えさせ、リニアレギュレータに対して複数のコンデンサのみから電圧を供給している際には、リニアレギュレータの入力電圧がリニアレギュレータの動作限界下限の電圧を下回る前に電源切替手段に複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給するように切り替えさせているので、電源切替手段で電源と複数のコンデンサのみとを交互に切り替えることで電源から常時電圧を入力する必要が無くなることから、時間平均すれば電源から供給する電圧は低下するので変換効率が向上し、さらに電源から供給される電流も時間平均では低下させることができる。
【0014】
また、リニアレギュレータに対して複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給する際には複数のコンデンサを並列接続にし、複数のコンデンサのみから電圧を供給する際には複数のコンデンサを直列接続にするように接続を切り替える直並列切替手段を備えてもよい。このようにすることにより、コンデンサに充電する際には並列接続で、コンデンサのみの際にはコンデンサを直列接続で電圧を入力できるので、コンデンサのみから電圧を入力する際には直列接続した分の電圧による給電が可能となるとともに充電は並列接続により短時間で済む。
【0015】
また、電圧検出手段が、リニアレギュレータの入力電圧に基づいて、直並列切替手段に対して、複数のコンデンサを並列接続とするか、直列接続とするか、を切り替えさせてもよい。このようにすることにより、例えばリニアレギュレータが安定して動作可能な入力電圧を基準としてコンデンサの直並列を切り替えることができる。
【0016】
また、車載機器に請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の電源回路を備えてもよい。このようにすることにより、車載機器において変換効率の向上や電源である車載バッテリからの電流供給の低下を図ることができ、よって車載バッテリの負担を軽減することができる。
【0017】
また、本発明の一実施形態にかかる電源供給方法は、電源切替工程で、複数のコンデンサの一端が電源に接続されるとともに複数のコンデンサの他端がリニアレギュレータの入力に接続されてリニアレギュレータに対して複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給するか、複数のコンデンサの一端が接地されるとともに複数のコンデンサの他端がリニアレギュレータの入力に接続されてリニアレギュレータに対して複数のコンデンサのみから電圧を供給するか、を切り替えて、電圧検出工程では、リニアレギュレータに対して複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給している際には、リニアレギュレータの入力電圧がリニアレギュレータの動作限界下限の電圧を下回る前に電源切替手工程に複数のコンデンサのみから電圧を供給するように切り替えさせ、リニアレギュレータに対して複数のコンデンサのみから電圧を供給している際には、リニアレギュレータの入力電圧がリニアレギュレータの動作限界下限の電圧を下回る前に電源切替工程に複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給するように切り替えさせているので、電源切替工程で電源と複数のコンデンサのみとを交互に切り替えることで電源から常時電圧を入力する必要が無くなることから、時間平均すれば電源から供給する電圧は低下するので変換効率が向上し、さらに電源から供給される電流も時間平均では低下させることができる。
【実施例】
【0018】
本発明の一実施例にかかる電源回路1を図1ないし図7を参照して説明する。電源回路1は、図1に示すようにリニアレギュレータ2と、車載バッテリ3と、電源ON/OFF切替部4と、コンデンサ直並列切替部5と、第1減電センサー6と、第2減電センサー7と、コンデンサC1,C2と、スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW6,SW7とを備えている。
【0019】
リニアレギュレータ(シリーズレギュレータとも呼ばれる)2は、入力電圧からその入力電圧よりも低い予め定めた所定の電圧に変換し安定して出力に接続されるマイクロコンピュータなどの負荷に供給する回路素子である。
【0020】
電源としての車載バッテリ3は、車両に取り付けられるバッテリであり12Vの電圧を電源回路1や図示しない他の電子機器および回路等に供給している。
【0021】
電源切替手段としての電源ON/OFF切替部4は、スイッチSW5を備え、スイッチSW5のON/OFFを切り替えることで、車載バッテリ3からリニアレギュレータ2への電圧供給のON/OFFを切り替える。
【0022】
直並列切替手段としてのコンデンサ直並列切替部5は、後述する第1減電センサー6および第2減電センサー7からの検出信号に基づいて、後述するスイッチSW1、SW2,SW3,SW4,SW6,SW7を制御して後述するコンデンサC1,C2の直列接続、並列接続の切り替えを行う。また、同様に第1減電センサー6および第2減電センサー7からの検出信号に基づいて、電源ON/OFF切替部4のスイッチSW5を制御して車載バッテリ3からリニアレギュレータ2への電圧供給のON/OFFの切り替えを行う。
【0023】
電圧検出手段としての第1減電センサー6は、リニアレギュレータ2が車載バッテリ3からコンデンサC1、C2を経由して供給された電圧によって動作している際にリニアレギュレータ2の入力電圧を監視して、リニアレギュレータ2が予め定めた所定の電圧に変換し安定して出力できる下限(動作限界下限)近傍の電圧を検出して検出信号をコンデンサ直並列切替部5に出力する。
【0024】
電圧検出手段としての第2減電センサー7は、リニアレギュレータ2が直列接続されたコンデンサC1、C2から供給された電圧によって動作している際にリニアレギュレータ2の入力電圧を監視して、リニアレギュレータ2が予め定めた所定の電圧に変換し安定して出力できる下限(動作限界下限)近傍の電圧を検出して検出信号をコンデンサ直並列切替部5に出力する。
【0025】
コンデンサC1は、一端が電源ON/OFF切替部4に接続され、他端がスイッチSW2に接続されている。コンデンサC1は、電源ON/OFF切替部4が車載バッテリ3から電圧を供給されるように切り替えられている場合は車載バッテリ3により充電され、電源ON/OFF切替部4が車載バッテリ3から電圧供給が停止するように切り替えられている場合は放電してリニアレギュレータ2に電圧を供給する。
【0026】
コンデンサC2は、一端がスイッチSW6に接続され、他端がスイッチSW3に接続されている。コンデンサC2は、電源ON/OFF切替部4が車載バッテリ3から電圧を供給されるように切り替えられている場合は車載バッテリ3により充電され、電源ON/OFF切替部4が車載バッテリ3から電圧供給が停止するように切り替えられている場合は放電してリニアレギュレータ2に電圧を供給する。
【0027】
直並列切替手段としてのスイッチSW1は、一端が電源ON/OFF切替部4に接続され、他端がリニアレギュレータ2の入力に接続されている。スイッチSW1は、コンデンサ直並列切替部5によってON/OFFが切り替えられる。
【0028】
直並列切替手段としてのスイッチSW2は、一端がコンデンサC1に接続され、他端がリニアレギュレータ2の入力に接続されている。スイッチSW2は、コンデンサ直並列切替部5によってON/OFFが切り替えられる。
【0029】
直並列切替手段としてのスイッチSW3は、一端がコンデンサC2に接続され、他端がリニアレギュレータ2の入力に接続されている。スイッチSW3は、コンデンサ直並列切替部5によってON/OFFが切り替えられる。
【0030】
直並列切替手段としてのスイッチSW4は、一端がコンデンサC2とスイッチSW3との間に接続され、他端が接地されている。スイッチSW4は、コンデンサ直並列切替部5によってON/OFFが切り替えられる。
【0031】
直並列切替手段としてのスイッチSW6は、一端が電源ON/OFF切替部4に接続され、他端がコンデンサC2に接続されている。スイッチSW6は、コンデンサ直並列切替部5によってON/OFFが切り替えられる。
【0032】
直並列切替手段としてのスイッチSW7は、一端がスイッチSW6とコンデンサC2との間に接続され、他端がコンデンサC1とスイッチSW2との間に接続されている。スイッチSW7は、コンデンサ直並列切替部5によってON/OFFが切り替えられる。
【0033】
次に、上述した構成の電源回路1の動作を図2ないし図6を参照して説明する。図2は、リニアレギュレータ2に対してコンデンサC1,C2を並列接続にしてコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給して動作させている場合のブロック図、図3は図2のリニアレギュレータ2とコンデンサC1,C2との関係を示した略図、図4は、リニアレギュレータ2に対してコンデンサC1,C2を直列接続にしてコンデンサC1,C2のみで電圧を供給して動作させている場合のブロック図、図5は図4のリニアレギュレータ2とコンデンサC1,C2との関係を示した略図である。なお、図2および図4はコンデンサ直並列切替部5からの制御信号線(図1の点線)は省略している。図6は、車載バッテリ3から供給される電圧と時間平均した電圧の波形図である。
【0034】
まず、図2に示すようにコンデンサ直並列切替部5がスイッチSW2,SW3,SW6および電源ON/OFF切替部4のスイッチSW5をONに、スイッチSW1、SW4、SW7をOFFにする。こうすると、リニアレギュレータ2とコンデンサC1,C2との関係が図3の略図のような状態になり、コンデンサC1,C2は並列接続となるとともに車載バッテリ3から充電される。リニアレギュレータ2はコンデンサC1,C2を経由して給電されて動作する。
【0035】
コンデンサC1,C2の充電が進みリニアレギュレータ2の入力電圧が第1の電圧としてのリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍の電圧以下まで低下した場合、第1減電センサー6がその電圧を検出しコンデンサ直並列切替部5に検出信号を出力する。コンデンサ直並列切替部5は、この検出信号が入力されると、図4に示すように、スイッチSW1、SW4、SW7をONに、スイッチSW2,SW3,SW6および電源ON/OFF切替部4のスイッチSW5をOFFにする。つまり、リニアレギュレータ2とコンデンサC1,C2との関係が図5の略図のような状態になり、コンデンサC1,C2は直列接続となるとともに車載バッテリ3から切り離される。リニアレギュレータ2はコンデンサC1,C2からの放電電流によって動作する。すなわち、リニアレギュレータの入力電圧に基づいて、リニアレギュレータに対して複数のコンデンサのみから電圧を供給するように切り替えている。また、複数のコンデンサの一端が接地されるとともにコンデンサの他端がリニアレギュレータの入力に接続されている。
【0036】
なお、第1の電圧としてのリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍の電圧は、リニアレギュレータ2の動作限界下限以下とするとリニアレギュレータ2の出力電圧変動など正常に動作できなくなるので、動作限界下限以上の所定の電圧に設定する。
【0037】
コンデンサC1,C2の放電が進みリニアレギュレータ2の入力電圧が第2の電圧としてのリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍まで低下した場合、第2減電センサー7がその電圧低下を検出しコンデンサ直並列切替部5に検出信号を出力する。コンデンサ直並列切替部5は、この検出信号が入力されると、スイッチSW2,SW3,SW6および電源ON/OFF切替部4のスイッチSW5をONに、スイッチSW1、SW4、SW7をOFFにする。こうすると、再び図2(図3)の状態となり、コンデンサC1,C2は並列接続となるとともに車載バッテリ3から充電される。リニアレギュレータ2はコンデンサC1,C2を経由して給電されて動作する。すなわち、リニアレギュレータの入力電圧に基づいて、リニアレギュレータに対して複数のコンデンサを経由して電源から電圧を供給するように切り替えている。また、複数のコンデンサの一端が電源に接続されるとともに複数のコンデンサの他端がリニアレギュレータの入力に接続されている。
【0038】
なお、第2の電圧としてのリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍の電圧は、リニアレギュレータ2の動作限界下限以下とするとリニアレギュレータ2の出力電圧変動など正常に動作できなくなるので、動作限界下限以上の所定の電圧に設定する。
【0039】
このように図2(図3)と図4(図5)の状態を繰り返すことで直列接続(放電期間)の間は車載バッテリ3からの電圧(電流)供給がされない状態でリニアレギュレータ2は動作するので、図6に示すように入力電圧は時間平均すると通常の使い方をした場合より少ない電力でリニアレギュレータ2を動作させる事ができる。
【0040】
次に、図1の機能ブロック図を具体的に実現した回路を図7に示す。各々点線で囲まれた部分が図1の各ブロックやスイッチに相当する。また、図中の長方形状の記号は抵抗を示す。
【0041】
すなわち、スイッチSW1はトランジスタTr7,Tr8を備え、スイッチSW2はトランジスタTr5,Tr6を備え、スイッチSW3はトランジスタTr16,Tr17を備え、スイッチSW4はトランジスタTr15を備え、スイッチSW5はトランジスタTr1,Tr2を備え、スイッチSW6はトランジスタTr3,Tr4を備え、スイッチSW7はトランジスタTr13,Tr14を備えている。
【0042】
コンデンサ直並列切替部5はトランジスタTr9,Tr10,Tr11,Tr12を備え、第1減電センサー6はトランジスタTr18,Tr19,Tr20,Tr21と、ダイオードD7と、抵抗R1,R2と、を備え、第2減電センサー7はトランジスタTr22,Tr23,Tr24と、ダイオードD8と、抵抗R3,R4と、を備えている。
【0043】
図7の動作を説明する。まず、コンデンサC1,C2に充電するために、スイッチSW2,SW3,SW6,SW5をONに、スイッチSW1、SW4、SW7をOFFにする。すると、入力−Tr1−D1−C1−Tr5−D3−リニアレギュレータ2というパスと、入力−Tr1−Tr3−D2−C2−Tr16−D6−リニアレギュレータ2というパスが構成されコンデンサC1とC2とがリニアレギュレータ2に対して並列接続されている構成となる。このときコンデンサC1,C2のb点側とa点側はほぼ同じ電圧となり、あたかもショートしているような状態となってコンデンサC1,C2を充電しつつリニアレギュレータ2を動作させる。
【0044】
コンデンサC1,C2の充電が進むと、b点側の電圧が徐々に低下するので、リニアレギュレータ2の入力(c点)の電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍まで低下する。c点の電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍まで低下すると、その電圧低下を第1減電センサー6が検出する。詳しく説明すると、c点の電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限まで低下するとトランジスタTr20がOFFになる。トランジスタTr20がOFFになるとトランジスタTr18およびトランジスタTr19がONになるために、ダイオードD4のアノード側にHiレベルの信号が現れる。このHiレベルの信号が検出信号となってコンデンサ直並列切替部5の各トランジスタを動作させてスイッチSW1、SW4、SW7をON(すなわち、トランジスタTr7、Tr15、Tr13をON状態)に、スイッチSW2,SW3,SW6,SW5をOFF(すなわち、トランジスタTr5、Tr16、Tr3、Tr1をOFF状態)に切り替える。なお、トランジスタTr20がOFFになる電圧は抵抗R1と抵抗R2との比によって決定されるために、抵抗R1および抵抗R2を変更することによって並列接続から直列接続に切り替えるために検出する電圧を変更することができる。
【0045】
そして、この各スイッチの切り替えにより、グランド−Tr15−C2−Tr13−C1−Tr7−D5−リニアレギュレータ2というパスが構成されコンデンサC1とC2とがリニアレギュレータ2に対して直列接続されている構成となる。この構成によりリニアレギュレータ2の入力に加わる電圧はコンデンサC1とC2が加算された電圧となりリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍から上昇し、その上昇した電圧からコンデンサC1,C2に充電していた電荷が放電しリニアレギュレータ2に電流を供給する。
【0046】
次に、コンデンサC1,C2の放電が進むと、リニアレギュレータ2の入力電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍まで低下するので、リニアレギュレータ2の入力(c点)の電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍まで低下する。c点の電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍まで低下すると、その電圧低下を第2減電センサー7が検出する。詳しく説明すると、c点の電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限まで低下するとトランジスタTr24がOFFになる。トランジスタTr24がOFFになるとトランジスタTr22およびトランジスタTr23がONになるために、トランジスタTr12のゲートにHiレベルの信号が現れる。このHiレベルの信号が検出信号となってコンデンサ直並列切替部5の各トランジスタを動作させてスイッチSW2,SW3,SW6,SW5をON(すなわち、トランジスタTr5、Tr16、Tr3、Tr1をON状態)に、スイッチSW1、SW4、SW7をOFF(すなわち、トランジスタTr7、Tr15、Tr13をOFF状態)に切り替える。なお、トランジスタTr24がOFFになる電圧は抵抗R3と抵抗R4との比によって決定されるために、抵抗R3および抵抗R4を変更することによって直列接続から並列接続に切り替えるために検出する電圧を変更することができる。
【0047】
そして、この各スイッチの切り替えにより、入力−Tr1−D1−C1−Tr5−D3−リニアレギュレータ2というパスと、入力−Tr1−Tr3−D2−C2−Tr16−D6−リニアレギュレータ2というパスが構成されコンデンサC1とC2とが並列接続されている構成となり、以降並列接続と直列接続の切り替えを繰り返す。
【0048】
なお、一度直列接続から並列接続に切り替わった際のコンデンサC1,C2は放電時に完全に放電されていないため、充電状態になった際にb点の電圧がa点の電圧より低い状態となるので初期の充電時よりも短い時間で動作限界下限電圧が検出される。
【0049】
本実施例によれば、第1減電センサー6および第2減電センサー7でリニアレギュレータ2の入力電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍まで低下したことを検出して、コンデンサ直並列切替部5がスイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW6,SW7および電源ON/OFF切替部4を切り替えてコンデンサC1,C2の並列接続、直列接続を切り替える。コンデンサC1,C2が並列接続の場合は、車載バッテリ3からコンデンサC1,C2を充電しつつリニアレギュレータ2を動作させ、コンデンサC1,C2が直列接続の場合は、コンデンサC1,C2の電荷を放電することでリニアレギュレータ2を動作させるために、並列接続、直列接続を交互に切り替えることで車載バッテリ3から常時電圧を入力する必要が無くなることから、時間平均すれば電源から供給する電圧は低下するので変換効率が向上し、さらに電源から供給される電流も時間平均では低下させることができる。
【0050】
また、コンデンサC1,C2を充電する際には並列接続とし、放電してリニアレギュレータ2を動作させる際には直列接続とすることで、充電時間を短縮するとともに、放電時にはリニアレギュレータ2を動作させるのに十分な電圧とすることができる。
【0051】
なお、上述した実施例は、コンデンサがC1とC2の2つであったが、2つに限らないことは言うまでもない。図8にコンデンサが3つの場合の回路図を示す。図8の回路図において、点線で囲まれている部分が図7の回路からの追加部分である。図8の場合、コンデンサを並列接続する際には、前記した入力−Tr1−D1−C1−Tr5−D3−リニアレギュレータ2というパスと、入力−Tr1−Tr3−D2−C2−Tr16−D6−リニアレギュレータ2というパスに加えて、Tr1−D9−C3−Tr27−D10−リニアレギュレータ2というパスが構成される。直列接続の際には、グランド−Tr15−C2−Tr13−C3−Tr25−C1−Tr7−D5−リニアレギュレータ2というパスが構成される。
【0052】
また、図7や図8で示した回路図ではスイッチにFET(Field effect transistor)を用いていたが、バイポーラトランジスタを用いても良い。ただし、FETの方が電圧駆動であって流れる電流が少ないために本発明の回路には好適である。
【0053】
また、上述した実施例では第1の電圧および第2の電圧として、どちらもリニアレギュレータ2の動作限界下限近傍の電圧としていたが、それぞれ異なる電圧としても良い。
【0054】
また、第1減電センサー6および第2減電センサー7は図7や図8に示した回路に限らず、例えば、マイクロコンピュータのA/Dポートなどにc点の電圧を取り込んでプログラム処理によって検出しコンデンサ直並列切替部5に通知しても良い。
【0055】
また、図1ないし図8に示した電源回路1をカーステレオやカーナビゲーションシステムなどの車載機器に備えても良い。カーステレオやカーナビゲーションシステムなどの車載機器に備えることで、変換効率向上や車載バッテリからの電流を減少させることができるので車載バッテリに対する負担を軽減することができる。
【0056】
前述した実施例によれば、以下の電源回路および電源供給方法が得られる。
【0057】
(付記1)リニアレギュレータ2に電圧を供給する電源回路1において、
車載バッテリ3から充電される複数のコンデンサC1,C2と、
複数のコンデンサC1,C2の一端が車載バッテリ3に接続されるとともに複数のコンデンサC1,C2の他端がリニアレギュレータ2の入力に接続されてリニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給するか、複数のコンデンサC1,C2の一端が接地されるとともに複数のコンデンサC1,C1の他端がリニアレギュレータ2の入力に接続されてリニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2のみから電圧を供給するか、を切り替える電源ON/OFF切替部4と、
リニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給している際には、リニアレギュレータ2の入力電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限の電圧を下回る前に電源ON/OFF切替部4に複数のコンデンサC1,C2のみから電圧を供給するように切り替えさせ、リニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2のみから電圧を供給している際には、リニアレギュレータ2の入力電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限の電圧を下回る前に電源ON/OFF切替部4に複数のコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給するように切り替えさせる第1減電センサー6,第2減電センサー7と、
を備えたことを特徴とする電源回路。
【0058】
この電源回路1によれば、車載バッテリ3から常時電圧を入力する必要が無くなり、時間平均すれば車載バッテリ3から供給する電圧は低下するので変換効率が向上し、さらに車載バッテリ3から供給される電流も時間平均では低下させることができる。
【0059】
(付記2)リニアレギュレータ2に電圧を供給する電源供給方法において、
複数のコンデンサC1,C2の一端が車載バッテリ3に接続されるとともに複数のコンデンサC1,C2の他端がリニアレギュレータ2の入力に接続されてリニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給するか、複数のコンデンサC1,C2の一端が接地されるとともに複数のコンデンサC1,C2の他端がリニアレギュレータ2の入力に接続されてリニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2のみから電圧を供給するか、を切り替える電源切替工程と、
リニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給している際には、リニアレギュレータ2の入力電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限の電圧を下回る前に電源切替工程に複数のコンデンサC1,C2のみから電圧を供給するように切り替えさせ、リニアレギュレータ2に対して複数のコンデンサC1,C2のみから電圧を供給している際には、リニアレギュレータ2の入力電圧がリニアレギュレータ2の動作限界下限の電圧を下回る前に電源切替工程に複数のコンデンサC1,C2を経由して車載バッテリ3から電圧を供給するように切り替えさせる電圧検出工程と、
を含むことを特徴とする電源供給方法。
【0060】
この電源供給方法によれば、車載バッテリ3から常時電圧入力する必要が無くなることから、時間平均すれば車載バッテリ3から供給する電圧は低下するので変換効率が向上し、さらに車載バッテリ3から供給される電流も時間平均では低下させることができる。
【0061】
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【符号の説明】
【0062】
1 電源回路
2 リニアレギュレータ
3 車載バッテリ(電源)
4 電源ON/OFF切替部(電源切替手段)
5 コンデンサ直並列切替部(直並列切替手段)
6 第1減電センサー(電圧検出手段)
7 第2減電センサー(電圧検出手段)
SW1、SW2、SW3、SW4、SW6、SW7 スイッチ(直並列切替手段)
Claims (8)
- 電源から電圧が供給されるリニアレギュレータを備え、負荷に対して前記リニアレギュレータで変換した所定の電圧を安定して供給する電源回路において、
前記電源から充電される複数のコンデンサと、
前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給するか、前記複数のコンデンサのみから電圧を供給するか、を切り替える電源切替手段と、
を備えたことを特徴とする電源回路。 - 前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給する際には前記複数のコンデンサを並列接続にし、前記複数のコンデンサのみから電圧を供給する際には前記複数のコンデンサを直列接続にするように接続を切り替える直並列切替手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
- 前記電源切替手段が、前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給している際には、前記複数のコンデンサの一端が前記電源に接続されるとともに前記複数のコンデンサの他端が前記リニアレギュレータの入力に接続されるように切り替え、前記リニアレギュレータに対して前記複数のコンデンサのみから電圧を供給している際には、前記複数のコンデンサの一端が接地されるとともに前記複数のコンデンサの他端が前記リニアレギュレータの入力に接続されるように切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の電源回路。
- 前記リニアレギュレータの入力電圧に基づいて前記電源切替手段に対して、前記コンデンサを経由して前記電源から電圧を供給するか、前記コンデンサのみから電圧を供給するか、を切り替えさせる電圧検出手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の電源回路。
- 前記電圧検出手段が、前記リニアレギュレータの入力電圧に基づいて、前記直並列切替手段に対して、前記複数のコンデンサを並列接続とするか、直列接続とするか、を切り替えさせることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の電源回路。
- 前記電圧検出手段が、前記リニアレギュレータに対して前記コンデンサを経由して前記電源から電圧を供給している際に、前記リニアレギュレータの入力電圧が予め定めた第1の電圧以下となったことを検出して前記電源切替手段に前記コンデンサのみから電圧を供給させるとともに前記直並列切替手段に前記複数のコンデンサを直列接続に切り替えさせ、前記リニアレギュレータに対して前記コンデンサのみから電圧を供給している際に、前記リニアレギュレータの入力電圧が予め定めた第2の電圧以下となったことを検出して前記電源切替手段に前記複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給するように切り替えさせるとともに前記直並列切替手段に前記複数のコンデンサを並列接続に切り替えさせることを特徴とする請求項5に記載の電源回路。
- 請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の電源回路を備えた車載機器。
- 電源からの電圧をリニアレギュレータで所定の電圧に変換し安定して負荷に対して供給する電源供給方法において、
前記リニアレギュレータに対して複数のコンデンサを経由して前記電源から電圧を供給するか、前記複数のコンデンサのみから電圧を供給するか、を交互に切り替えることを特徴とする電源供給方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2007/067651 WO2009034613A1 (ja) | 2007-09-11 | 2007-09-11 | 電源回路、車載機器および電源供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2009034613A1 true JPWO2009034613A1 (ja) | 2010-12-16 |
JP4848453B2 JP4848453B2 (ja) | 2011-12-28 |
Family
ID=40451638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009506076A Expired - Fee Related JP4848453B2 (ja) | 2007-09-11 | 2007-09-11 | 電源回路、車載機器および電源供給方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4848453B2 (ja) |
WO (1) | WO2009034613A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9781791B2 (en) | 2014-05-21 | 2017-10-03 | Lumens Co., Ltd. | Lighting device |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5939634B2 (ja) * | 2012-07-11 | 2016-06-22 | Necスペーステクノロジー株式会社 | 電圧トランジェント抑制回路 |
US9572212B2 (en) | 2014-05-21 | 2017-02-14 | Lumens Co., Ltd. | LED lighting device using AC power supply |
FR3045974B1 (fr) * | 2015-12-21 | 2018-11-23 | Thales | Dispositif et appareil electrique de generation d'une tension electrique a destination d'une unite de traitement d'informations, systeme electronique de traitement d'informations associe |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08205524A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-09 | Nec Corp | 電圧変換装置 |
JPH08251912A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Kawasaki Steel Corp | 電圧変換回路 |
JP2001178115A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-06-29 | Fujitsu Ltd | 直流電圧変換回路 |
JP2005184900A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Ricoh Co Ltd | 降圧回路 |
-
2007
- 2007-09-11 WO PCT/JP2007/067651 patent/WO2009034613A1/ja active Application Filing
- 2007-09-11 JP JP2009506076A patent/JP4848453B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08205524A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-09 | Nec Corp | 電圧変換装置 |
JPH08251912A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Kawasaki Steel Corp | 電圧変換回路 |
JP2001178115A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-06-29 | Fujitsu Ltd | 直流電圧変換回路 |
JP2005184900A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Ricoh Co Ltd | 降圧回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9781791B2 (en) | 2014-05-21 | 2017-10-03 | Lumens Co., Ltd. | Lighting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4848453B2 (ja) | 2011-12-28 |
WO2009034613A1 (ja) | 2009-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102307723B1 (ko) | 고전압 충전 부스터 및 직류 충전 필라에서 직류 견인 배터리를 충전하기 위한 방법 그리고 상응하는 전기 차량 | |
US7560904B2 (en) | Method and system of managing power distribution in switch based circuits | |
JP5333005B2 (ja) | 車両用電源装置 | |
US20060232238A1 (en) | Battery charging system for hybrid electric vehicles | |
JP2007267537A (ja) | 半導体集積回路および電子システム | |
JP4848453B2 (ja) | 電源回路、車載機器および電源供給方法 | |
JP2007267454A (ja) | 車両用バッテリ装置 | |
WO2018180333A1 (ja) | 車載用電源システムの制御装置及び車載用電源装置 | |
JP2020157907A (ja) | 車載電源装置 | |
US20050200202A1 (en) | Power supply apparatus for vehicles | |
JP4597596B2 (ja) | 車両用電源装置 | |
JP2017001539A (ja) | エアバッグ制御装置及び半導体装置 | |
CN111497617B (zh) | 车辆的电源系统 | |
JP2011004460A (ja) | 電圧変換装置および燃料電池システム | |
WO2008018282A1 (fr) | Dispositif d'alimentation | |
US20060038442A1 (en) | Power supply for vehicle | |
JP5577057B2 (ja) | 車載用充電装置 | |
JP6541414B2 (ja) | 電源供給装置 | |
JP7457677B2 (ja) | 電源切換制御システム | |
JP3940227B2 (ja) | バッテリ用電力補償装置 | |
JP6375977B2 (ja) | 電源装置 | |
JP2009078743A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2014117077A (ja) | Usb電圧降下補償回路 | |
TW201220658A (en) | for boosting the voltages at the positive and negative output terminals | |
JP2023019064A (ja) | 車載電源供給システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111004 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111017 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |