JP3940227B2 - バッテリ用電力補償装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両、小型船舶などに搭載されたバッテリが負荷の変動などで電圧が極度に低下するのを補償するバッテリ用電力補償装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6において、自家用車などに搭載される程度の容量のバッテリ10に、2〜5mの長いケーブル13を介してカーアンプと数100Wものスピーカーなどの大きな負荷11が結合されている場合において、この大きな負荷11に大電流が流れると、ケーブル13の比抵抗がきいて大きな電圧降下が生じる。例えば、図5のt1時に、Vi(12V)の通常の自動車のバッテリ10から30Aもの大電流が流れ、t2時にもとへ戻るような大きな電圧変動があったものとすると、補償用コンデンサ12がない場合には、図5の点線で示すように、電源電圧Viに対して一時的に10〜20%の電圧降下V1が生じ、パワー不足、音質の低下、音の歪などが生じる。
【0003】
このような一時的に極端な電圧降下が発生するという問題点を解決するため、従来、図6に示すように、負荷11の電源入力端子間に補償用コンデンサ12を挿入する方法が採用されている。
このような回路構成とすることにより、図5のt1時に、負荷11に大電流が流れて大きな電圧降下が生じようとすると、図5の2点鎖線で示すように、補償用コンデンサ12に蓄えられていたエネルギーが放出されて比較的ゆっくりと電圧降下V2が生じ、かつ、t2時からもとへ戻るときもゆっくりと立ち上がる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、補償用コンデンサ12を挿入することによりかなりの効果が得られるが、1個の補償用コンデンサ12だけでは、バッテリ10と負荷11とを結合するケーブル13がかなり長いこともあって、このケーブル13による電圧降下によって電圧が低下する方向に変動し、それを補うために補償用コンデンサ12に蓄えられた電荷が消費され、電圧変動の抑制が不十分であるという問題があった。
【0005】
本発明は、比較的簡単な回路構成で極端な電圧降下を十分抑制できるバッテリ用電力補償装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、バッテリと負荷との間をケーブルで結合し、負荷の入力側に補償用コンデンサを挿入してなるバッテリ用電力補償装置において、前記負荷への入力電圧の変動を検出する電圧検出回路と、この電圧検出回路の検出値と基準値とを比較する比較回路と、この比較回路の出力で制御されるスイッチ回路と、このスイッチ回路により前記補償用コンデンサに並列に接続される補助コンデンサとからなることを特徴とするバッテリ用電力補償装置である。
【0007】
このような構成とすることにより、電圧変動値が設定値を越えるほどに大きくなると、スイッチ回路が制御されて補助コンデンサが補償用コンデンサに並列に接続される。すると、補助コンデンサの電荷が補償用コンデンサの接続点に供給され、電圧変動は、補償用コンデンサだけの場合の約半分に改善される。このように、比較的簡単な回路構成で極端な電圧降下を十分抑制できるバッテリ用電力補償装置を提供することができる。
また、比較回路に、電圧変動を多段階に比較する複数の電圧比較器を具備し、この複数の電圧比較器に多段階に電圧変動を表示する表示回路を付加することにより、多段階の電圧の変動の抑制効果を視覚的に知ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるバッテリ用電力補償装置の実施例を図面に基づき説明する。
本発明の第1実施例を示す図1において、10は、自動車用などに用いられるバッテリで、このバッテリ10と、オーディオ用車載アンプ、スピーカーなどの負荷11とは、ケーブル13a、13bにより結合されているが、その間に本発明によるバッテリ用電力補償装置9が介在されている。
【0009】
この本発明によるバッテリ用電力補償装置9は、ケーブル13aと13bの途中の点A、B間に挿入された補償用コンデンサ12と、電圧変動を検出するとともに、基準電圧を設定する電圧検出回路27と、この電圧検出回路27による検出電圧と基準電圧とを比較出力する比較回路28と、この比較回路28の出力で開閉制御されるスイッチ回路25と、このスイッチ回路25により前記補償用コンデンサ12に並列に挿入される補助コンデンサ26と、電圧の変化の程度を多段階に表示する表示回路29と、前記比較回路28とスイッチ回路25に安定化した電源を供給する安定化電源回路24とから構成されている。なお、前記補償用コンデンサ12と補助コンデンサ26との容量比は、例えば、7:3程度に設定される。
【0010】
前記スイッチ回路25は、MOSFET、SCR、バイポーラトランジスタなどの第1スイッチ素子22と第2スイッチ素子23とからなる。
【0011】
前記ケーブル13aにおける+端子14と点Aとの間は、2経路のケーブル13a1と13a2とに分岐され、それぞれの経路にファーストリカバリーダイオード18、19、ヒューズ20、21が挿入され、また、ケーブル13a2には、前記スイッチ回路25の第2スイッチ素子23が挿入されている。
【0012】
前記電圧検出回路27は、100W、500W、1kWなど負荷の大きさに応じて電圧変動の検出値を設定する回路部分と基準電圧を設定する回路部分とからなり、前記電圧変動の検出値を設定する回路部分は、3個のツェナーダイオード31、32、33と、3接点B1、B2、B3を持つ検出電圧切り換えスイッチ30と、抵抗34とからなり、前記基準電圧を設定する回路部分は、抵抗36、37と、3接点A1、A2、A3を持つ基準電圧切り換えスイッチ35とからなり、前記検出電圧切り換えスイッチ30と基準電圧切り換えスイッチ35とは、互いに連動して切り換えられる。
【0013】
前記比較回路28は、図2に示すように、複数個の、この例では5個の電圧比較器61、62、63、64、65を内蔵し、また、前記安定化電源回路24の出力端子とアースとの間に、基準電圧発生回路53、抵抗54、55、56、57、58、59の直列回路が挿入され、これらの抵抗54、55、56、57、58、59の接続点が、それぞれ前記電圧比較器61、62、63、64、65の−端子に接続されている。また、前記検出電圧切り換えスイッチ30の共通端子が前記電圧比較器61、62、63、64、65の+端子に接続されている。これら5個の電圧比較器61、62、63、64、65には、5段階の基準電圧が印加される。
【0014】
具体的には、前記検出電圧切り換えスイッチ30のB1と、基準電圧切り換えスイッチ35のA1とに切換え接続した場合、比較回路28内の5個の電圧比較器61、62、63、64、65の−端子に、基準電圧Vrとして、0.2V間隔で、0.2V、0.4V、0.6V、0.8V、1.0Vが印加される。前記ツェナーダイオード31のツェナー電圧をVz1(=11.0V)、点Aの検出電圧をVaとすると、電圧比較器61、62、63、64、65の+端子に出力信号電圧として、Vx=Va−Vz1が印加される。
【0015】
同様に、A2と、B2とに切換えた場合、電圧比較器61、62、63、64、65の−端子に、0.3V間隔で、0.3V、0.6V、0.9V、1.2V、1.5Vが印加され、ツェナーダイオード32のVz2を10.5V、点Aの検出電圧をVaとすると、電圧比較器61、62、63、64、65の+端子にVx=Va−Vz2が印加される。
【0016】
さらに、A3と、B3とに切換えた場合、電圧比較器61、62、63、64、65の−端子に、0.6V間隔で、0.6V、1.2V、1.8V、2.4V、3.0Vが印加され、ツェナーダイオード33のVz3を9.0V、点Aの検出電圧をVaとすると、電圧比較器61、62、63、64、65の+端子にVx=Va−Vz3が印加される。
このように、5段階の基準電圧は、基準電圧切り換えスイッチ35による接点A1、A2、A3と、検出電圧切り換えスイッチ30による接点B1、B2、B3のいずれを選択するかによって設定される。
【0017】
前記表示回路29は、複数個の、この例では前記電圧比較器61、62、63、64、65の数と同じ5個の表示灯41、42、43、44、45を具備し、前記電圧検出回路27にて検出した電圧Vxが比較回路28における電圧比較器61〜65の基準電圧Vrよりも下回ると出力する。また、電圧比較器61〜65の出力側には、それぞれ動作点切り換えスイッチ38の接点C1〜C5が接続され、これらの接点C1〜C5のうちのいずれか1つが、選択的にスイッチ回路25の第1スイッチ素子22に接続されて第2スイッチ素子23の動作電圧値が設定される。
【0018】
前記安定化電源回路24は、DC−DCコンバータ46、コンデンサ47、48、ツェナーダイオード49、リアクタ50からなり、安定化した電源が作られて、前記比較回路28とスイッチ回路25に供給される。
【0019】
以上のような構成による作用を説明する。
検出電圧切り換えスイッチ30と基準電圧切り換えスイッチ35は、負荷11の大きさに応じて電圧変動をどの程度に抑えるかによっていずれかの接点が選択される。
以下、例えば、小さい負荷11に対応して、接点A1とB1を選択したものとしてその作用を説明する。
比較回路28内の5個の電圧比較器61〜65の基準電圧Vrは、0.2V間隔で設定され、従って、表示回路29の表示灯41〜45も同様に0.2V間隔で駆動する。また、これらの表示回路29の表示灯41〜45は、スタート時点では、すべてが点灯した状態にある。
動作点切り換えスイッチ38は、信号電圧Vxがどのレベルに達したとき補助コンデンサ26の電荷を補償用コンデンサ12に開放するかによって設定される。図示の例では、信号電圧Vxが電圧比較器63の出力に対応したVr=0.6Vより下回るとき作動するように、接点C3に設定される。
【0020】
ケーブル13aにおける点Aの電圧変動値が0.2V以内である場合、すなわち、点Aの電圧値が12.0〜11.8Vのとき、信号電圧値Vxが1.0〜0.8Vであり、電圧比較器65の基準電圧Vr=1.0Vよりも下回っているので、電圧比較器65からLレベルに出力し、表示灯45だけが消灯する。このとき、スイッチ回路25へ信号が送られないので、補償用コンデンサ12のみによって従来の図6と同様の電圧補償が行われる。
【0021】
ここで、点Aの電圧変動値が0.2〜0.4Vとやや大きくなった場合、すなわち、点Aの電圧値が11.8〜11.6Vのとき、信号電圧値Vxが0.8〜0.6Vであり、電圧比較器64の基準電圧Vr=0.8Vよりも下回っているので、電圧比較器65と64からLレベルに出力し、表示灯45と44が消灯する。このとき、スイッチ回路25へ信号が送られないので、補償用コンデンサ12のみによって従来の図6と同様の電圧補償が行われる。
【0022】
電圧変動値が図5のV4のように、0.4〜0.6Vとさらに大きくなった場合、すなわち、点Aの電圧値が11.6〜11.4Vのとき、信号電圧値Vxが0.6〜0.4Vであり、電圧比較器63の基準電圧Vr=0.6Vよりも下回っているので、、電圧比較器65、64及び63からLレベルに出力し、表示灯45、44及び43が消灯する。
同時に、電圧比較器63のLレベル出力は、動作点切り換えスイッチ38の接点C3を介してスイッチ回路25の第1スイッチ素子22に所定以上の変動が生じたという信号を送り、この第1スイッチ素子22をオフする。この第1スイッチ素子22のオフにより第2スイッチ素子23がオンして補助コンデンサ26が補償用コンデンサ12に並列に接続される。
すると、補助コンデンサ26の電荷が補償用コンデンサ12の接続されている点Aに、第2スイッチ素子23を介して供給される。このため、電圧変動は、図5の実線のように、補償用コンデンサ12だけの場合の約半分のV3に改善される。
【0023】
電圧変動値が、0.6〜0.8Vとさらに大きくなった場合、すなわち、点Aの電圧値が11.4〜11.2Vのとき、信号電圧値Vxが0.4〜0.2Vであり、電圧比較器62の基準電圧Vr=0.4Vよりも下回っているので、電圧比較器65、64、63及び62からLレベルに出力し、表示灯45、44、43及び42が消灯し、同時に、電圧比較器63のLレベル出力は、接点C3を介して信号を送り、第1スイッチ素子22をオフし、第2スイッチ素子23がオンして補助コンデンサ26が補償用コンデンサ12に並列に接続され、補助コンデンサ26も電圧変動の抑制作用をなす。
【0024】
電圧変動値が、0.8以上になった場合、すなわち、点Aの電圧値が11.2Vより低下すると、信号電圧値Vxが0.2Vより低下し、電圧比較器61の基準電圧Vr=0.2Vよりも下回っているので、電圧比較器65、64、63、62及び61のすべてからLレベルに出力し、すべての表示灯45、44、43、42、41が消灯し、同時に、電圧比較器63のLレベル出力は、接点C3を介して信号を送り、第1スイッチ素子22をオフし、第2スイッチ素子23がオンして補助コンデンサ26が補償用コンデンサ12に並列に接続され、補助コンデンサ26も電圧変動の抑制作用をなす。
【0025】
以上の動作は、接点A2とB2を選択した場合も、また接点A3とB3を選択した場合も同様である。
前記実施例では、電圧変動が大きくなるに従い、電圧比較器65、64、63、62、61の順番にLレベルに出力し、表示灯45、44、43、42、41もその順番に消灯するように構成したが、これに限られるものではなく、電圧変動が小さい状態ですべての電圧比較器65、64、63、62、61からLレベルに出力し、すべての表示灯45、44、43、42、41を消灯し、電圧変動が大きくなるに従い、電圧比較器65、64、63、62、61の順番にHレベルに出力し、表示灯45、44、43、42、41もその順番に点灯するように構成することもできる。
【0026】
前記実施例では、スイッチ回路25における閾値をできるだけ小さくするために、MOSFET、SCR、バイポーラトランジスタなどからなる第2スイッチ素子23と第1スイッチ素子22とを用いたが、回路構成を簡略化するためには、図3に示すように、補償用コンデンサ12と補助コンデンサ26とをスイッチングダイオード51で結合するようにしてもよい。この場合、スイッチングダイオード51は、図1におけるスイッチ回路25と電圧検出回路27と比較回路28とを兼用した動作をし、スイッチングダイオード51は、カソード側の電位がアノード側より一定値以上低下すると導通して補助コンデンサ26の電荷を補償用コンデンサ12側へ供給する。
【0027】
前記実施例では、補償用コンデンサ12および補助コンデンサ26をそれぞれ大型の電解コンデンサからなるように図示したが、これに限られるものではなく、図4に示すように、定格が同一の数10個又はそれ以上のアルミニウム電解コンデンサ52を並列に接続してユニット化して目的の容量を得るようにしてもよい。アルミニウム電解コンデンサ52をn個並列接続したものとすると、内部抵抗が1個の場合のR/n(Ω)となる。
【0028】
【発明の効果】
(1)本発明は、負荷11への入力電圧の変動を検出する電圧検出回路27と、この電圧検出回路27の検出値と基準値とを比較する比較回路28と、この比較回路28の出力で制御されるスイッチ回路25と、このスイッチ回路25により前記補償用コンデンサ12に並列に接続される補助コンデンサ26とで構成したので、比較的簡単な回路構成で電圧変動を十分抑制できるバッテリ用電力補償装置を提供することができる。
【0029】
(2)電圧検出回路27は、電圧変動の複数の検出値を選択的に設定可能な回路部分と複数の基準電圧を選択的に設定可能な回路部分とからなり、比較回路28は、複数個の電圧比較器を具備し、これらの電圧比較器における基準電圧を電圧検出回路27の複数の設定値のいずれかを選択するかによって設定されるようにしたので、制御すべき電圧変動値や負荷の大きさなどに応じて目的の設定値を容易に設定できる。
【0030】
(3)比較回路28は、電圧変動を多段階に比較する複数の電圧比較器を具備し、この複数の電圧比較器に多段階に電圧変動を表示する表示回路29を付加したので、多段階の電圧の変動の抑制効果を視覚的に知ることができる。
【0031】
(4)比較回路28における複数の電圧比較器の出力側に動作点切り換えスイッチ38を付加し、この動作点切り換えスイッチ38により複数の電圧比較器の選択的な出力でスイッチ回路25を制御するようにしたので、補償用コンデンサ12に補助コンデンサ26を接続して電圧の補償する値を細かくも粗くも要望に応じて設定できる。
【0032】
(5)補償用コンデンサ12と補助コンデンサ26は、それぞれ定格が同一の多数個のアルミニウム電解コンデンサ52を並列に接続してユニット化して目的の容量を得るようにしたものからなるので、内部抵抗を1個の場合のR/n(Ω)とすることができる。
【0033】
(6)補償用コンデンサ12と補助コンデンサ26とをスイッチングダイオード51で結合し、このスイッチングダイオード51は、スイッチ回路25と電圧検出回路27と比較回路28とを兼用した動作をするようにしたので、より簡易な回路構成で電圧変動の補償ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッテリ用電力補償装置の第1実施例を示す電気回路図である。
【図2】図1における比較回路28の一実施例を示す具体的電気回路図である。
【図3】本発明によるバッテリ用電力補償装置の第2実施例を示す電気回路図である。
【図4】1個のコンデンサを定格が同一の多数個のアルミニウム電解コンデンサ52を並列に接続してユニット化して使用した例を示す電気回路図である。
【図5】本発明による回路と従来回路と電圧変動の補償をしていない回路とにおける動作波形図である。
【図6】従来のバッテリ用電力補償装置の電気回路図である。
【符号の説明】
9…バッテリ用電力補償装置、10…バッテリ、11…負荷、12…補償用コンデンサ、13…ケーブル、14…+端子、15…−端子、16…電源+端子、17…電源−端子、18、19…ファーストリカバリーダイオード、20、21…ヒューズ、22…第1スイッチ素子、23…第2スイッチ素子、24…安定化電源回路、25…スイッチ回路、26…補助コンデンサ、27…電圧検出回路、28…比較回路、29…表示回路、30…検出電圧切り換えスイッチ、31、32、33…ツェナーダイオード、34…抵抗、35…基準電圧切り換えスイッチ、36、37…抵抗、38…動作点切り換えスイッチ、40…コンデンサ、41、42、43、44、45…表示灯、46…DC−DCコンバータ、47、48…コンデンサ、49…ツェナーダイオード、50…リアクタ、51…スイッチングダイオード、52…アルミニウム電解コンデンサ、53…基準電圧発生回路、54、55、56、57、58、59…抵抗、61、62、63、64、65…電圧比較器。
Claims (9)
- バッテリ10と負荷11との間をケーブル13で結合し、負荷11の入力側に補償用コンデンサ12を挿入してなるバッテリ用電力補償装置において、前記負荷11への入力電圧の変動を検出する電圧検出回路27と、この電圧検出回路27の検出値と基準値とを比較する比較回路28と、この比較回路28の出力で制御されるスイッチ回路25と、このスイッチ回路25により前記補償用コンデンサ12に並列に接続される補助コンデンサ26とを具備し、前記電圧検出回路27は、電圧変動の複数の検出値を選択的に設定可能な回路部分と、複数の基準電圧を選択的に設定可能な回路部分とからなり、前記比較回路28は、複数個の電圧比較器61〜を具備し、これらの電圧比較器61〜における基準電圧を前記電圧検出回路27の複数の設定値のいずれかを選択するかによって設定されるようにしたことを特徴とするバッテリ用電力補償装置。
- スイッチ回路25は、比較回路28の出力信号で開閉制御される第1スイッチ素子22と、この第1スイッチ素子22により開閉制御されて補助コンデンサ26を補償用コンデンサ12に並列接続する第2スイッチ素子23とからなることを特徴とする請求項1記載のバッテリ用電力補償装置。
- 比較回路28は、電圧変動を多段階に比較する複数の電圧比較器61〜を具備し、この複数の電圧比較器61〜に多段階に電圧変動を表示する表示回路29を付加してなることを特徴とする請求項1記載のバッテリ用電力補償装置。
- 比較回路28における複数の電圧比較器61〜の出力側に動作点切り換えスイッチ38を付加し、この動作点切り換えスイッチ38により複数の電圧比較器61〜の選択的な出力でスイッチ回路25を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載のバッテリ用電力補償装置。
- バッテリ10に安定化電源回路24を付加し、この安定化電源回路24により安定化した電源を比較回路28とスイッチ回路25に供給するようにしたことを特徴とする請求項1記載のバッテリ用電力補償装置。
- スイッチ回路25における第1スイッチ素子22と第2スイッチ素子23は、MOSFET、SCR又はバイポーラトランジスタからなり、閾値をできるだけ小さくするようにしたことを特徴とする請求項1記載のバッテリ用電力補償装置。
- 補償用コンデンサ12と補助コンデンサ26は、それぞれ大型電解コンデンサからなることを特徴とする請求項1記載のバッテリ用電力補償装置。
- 補償用コンデンサ12と補助コンデンサ26は、それぞれ定格が同一の多数個のアルミニウム電解コンデンサ52を並列に接続してユニット化して目的の容量を得るようにしたものからなることを特徴とする請求項1記載のバッテリ用電力補償装置。
- 前記補償用コンデンサ12と補助コンデンサ26とをスイッチングダイオード51で結合し、このスイッチングダイオード51は、スイッチ回路25と電圧検出回路27と比較回路28とを兼用した動作をするようにしたことを特徴とする請求項1記載のバッテリ用電力補償装置。
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