JPWO2009028077A1 - キー操作部の照光構造、電子装置、携帯装置、及びキー操作部の照光方法 - Google Patents

キー操作部の照光構造、電子装置、携帯装置、及びキー操作部の照光方法 Download PDF

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Abstract

キースイッチ(キードーム61、62)に対応する窓部(36)が形成された筐体部(34)が備えられ、前記キースイッチ(キードーム61、62)を備える回路基板(キーフレキシブル基板4)の背面側に発光素子(12)が設置され、この発光素子(12)から発せられる光(出射光16)を照光板(14)の反射部(21、22)で反射させて回路基板(キーフレキシブル基板4)の導光窓部(81、82、101、102)から回路基板(キーフレキシブル基板4)の上面側のキーパッド部(28)に照光させている。

Description

本発明は、複数のキースイッチを備える携帯装置や電子装置におけるキー操作部の照光構造に関し、キー操作部の照光効率や偏平化を可能にしたキー操作部の照光構造、電子装置、携帯装置、及びキー操作部の照光方法に関する。
携帯電話機、携帯端末装置等の携帯装置や電子装置では、複数のキースイッチを備えるとともに、各キースイッチを操作するためのキー操作部が備えられている。キー操作部には各キースイッチに割り当てられた数字や文字等を表す記号表示や各種機能を表す機能表示が施されており、これらの表示内容を暗所においても確認でき、所望のキースイッチに対応するキー操作部が操作できるように、筐体内部に発光素子が備えられ、筐体内部から照光する照光構造が用いられている。
このような照光構造に関し、特許文献1には、ベースシートの表面には透光性を持つ樹脂キートップ、ベースシートの裏面には照光源が備えられ、ベースシートには照光源の透光領域に山状すじのすじ面部が形成されており、ベースシートを通過する光がすじ面部の山すじで反射してベースシート内部に戻されることにより、樹脂キートップの照光性が高められることが開示されている。
特開2005−174866号公報(要約及び図1等)
ところで、キー操作部の照光構造に関し、例えば、図1に示すように、キーフレキシブル基板等の回路基板600の上面にはキースイッチを内蔵した複数のキードーム602が配設されるとともに、各キードーム602の間には発光素子604が設置されている。このような回路基板600の上面にはキードーム602及び発光素子604を覆ってキーパッド606が設置され、このキーパッド606には透光部608と遮光部610とが形成されている。透光部608にはキードーム602上の記号表示や機能表示が付されている。
このような照光構造では、回路基板600の上面から発光素子604の直接光612がキーパッド606の裏面側に照射されている。このため、斯かる照光構造を採用した装置が小型化され、発光素子604がキーパッド606に近接すると、発光素子604から発せられた光がキーパッド606に到達するまでの間に拡散を生じない。その場合、発光素子604の直接光612がキーパッド606の裏面に集中して照射され、キーパッド606を介して目玉状に見えたり、均一な発光(照度)が得られないという不都合がある。このような局部的な光は遮光部材で回避することができない。
また、装置筐体の内面に発光素子604が近接すると、筐体を通して発光素子の光やその発光位置が見えてしまうという不都合もある。このような局部的な発光位置の隠蔽には、遮光塗料等の塗布や遮光部材を用いる必要があり、筐体材料や筐体構造の自由度が損なわれる。
また、発光素子の直接光を用いる場合、複数のキー操作部を備えた装置では、キー操作部毎に発光素子を設置することが必要となり、発光素子の設置数が増加するという不都合もある。
このような課題について、特許文献1にはその示唆や開示はなく、その解決手段についての開示もない。
そこで、本発明の目的は、携帯装置や電子装置のキー操作部の照光に関し、キー操作部に対して均一な照光を得ることにある。
また、本発明の他の目的は、携帯装置や電子装置のキー操作部の照光に関し、発光素子数を削減することにある。
また、本発明の他の目的は、キー操作部の照光に関し、携帯装置や電子装置の小型化や偏平化に寄与することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、キースイッチを備える回路基板の背面側に発光素子が設置され、この発光素子から発せられる光(出射光)を照光板の反射部で反射させて回路基板の導光窓部から回路基板の上面側のキーパッド部に照光させる構造である。斯かる構成では、発光素子の出射光は回路基板によって遮られ、照光板の反射部での反射光即ち、間接光や拡散光が回路基板の導光窓部からキーパッド部に導かれ、キーパッド部には直接光にはない均一な照度が得られ、キー操作部に現れる、いわゆる目玉状の発光を防止できるとともに、照光構造の偏平化が図られ、反射部によって得られる反射光の照光範囲に応じて発光素子数を削減できる。
上記目的を達成するため、本発明の第1の側面は、キースイッチを操作するためのキー操作部の照光構造であって、キースイッチに対応する窓部が形成された筐体部と、前記筐体部の内部に設けられて前記キースイッチが配置されるとともに、導光窓部が設けられた回路基板と、前記筐体部の前記窓部に挿入されたキートップ部を備え、少なくとも該キートップ部に導光部を備えるキーパッド部と、前記回路基板の背面側に配設された発光素子と、前記発光素子の出射光を反射する反射部を有し、該反射部での反射光を前記回路基板の前記導光窓部から前記キーパッド部に照光させる照光板とを備えている。
斯かる構成によれば、回路基板の背面部に配置された発光素子の出射光は照光板の反射部に当たり、反射部での反射光は回路基板の導光窓部を通過し、キーパッド部に到達するので、キーパッド部は間接光によって照射され、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記キー操作部の照光構造において、好ましくは、前記反射部は、複数のキートップ部に跨がる反射面を備え、該反射面により複数のキートップ部に前記反射光を照光する構成としてもよい。斯かる構成とすれば、キートップ部より少ない発光素子数を以てキートップ部の照光を行うことができ、効率的な照光構造となる。
上記目的を達成するためには、上記キー操作部の照光構造において、好ましくは、前記照光板に凹部を備え、該凹部に前記反射部を備えてもよい。斯かる構成とすれば、照光板の凹部内に反射部が設置されるので、照光構造の偏平化が図られる。
上記目的を達成するためには、上記キー操作部の照光構造において、好ましくは、前記凹部に前記発光素子を挿入させてもよい。斯かる構成とすれば、照光板の凹部内に発光素子が挿入されるので、回路基板と照光板との間隔を狭めることができる等、照光構造の偏平化が図られる。
上記目的を達成するためには、上記キー操作部の照光構造において、好ましくは、前記キースイッチを覆うドームシートを備えてもよく、また、前記ドームシートに前記反射光を通過させる導光窓部を備えてもよく、また、前記キーパッド部の背面側に前記ドームシートのキードームに対応する突部を備えてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記キー操作部の照光構造において、好ましくは、前記照光板が、該照光板の背面側に設置される回路装置のシールドケース部を構成してもよい。斯かる構成とすれば、シールドケース部がノイズ対策からシールド部材として金属板や、合成樹脂ケース部への金属メッキ処理や金属蒸着等で形成されるので、これを照光板ないしその反射部に用いることができ、発光素子の出射光の反射効率が高められ、キーパッド部に対する照射光に必要な照度が得られる。
上記目的を達成するためには、上記キー操作部の照光構造において、好ましくは、前記照光板の背面側部に前記回路装置にある機能部を包囲する囲壁部を備えてもよく、また、前記囲壁部で包囲された空間部に前記回路基板側と前記機能部とをシールドするシールド部材を設置してもよい。斯かる構成とすれば、囲壁部によって包囲された空間部のシールド効果が高められ、さらに、シールド部材を設置すれば、シールドの多重化により、よりシールド効果が高められる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の側面は、キースイッチのキー操作部を備える電子装置であって、キースイッチに対応する窓部が形成された筐体部と、前記筐体部の内部に設けられて前記キースイッチが配置されるとともに、導光窓部が設けられた回路基板と、前記筐体部の前記窓部に挿入されたキートップ部を備え、少なくとも該キートップ部に導光部を備えるキーパッド部と、前記回路基板の背面側に配設された発光素子と、前記発光素子の出射光を反射する反射部を有し、該反射部での反射光を前記回路基板の前記導光窓部から前記キーパッド部に照光させる照光板とを備えている。この第2の側面は、上記キー操作部の照光構造を電子装置に適応したものである。斯かる構成によれば、既述のキー操作部の照光構造の利点により、電子装置において、キー操作部の均一な照光効果、偏平化及び小型化等が図られる。
上記目的を達成するため、本発明の第3の側面は、キースイッチのキー操作部を備える携帯装置であって、キースイッチに対応する窓部が形成された筐体部と、前記筐体部の内部に設けられて前記キースイッチが配置されるとともに、導光窓部が設けられた回路基板と、前記筐体部の前記窓部に挿入されたキートップ部を備え、少なくとも該キートップ部に導光部を備えるキーパッド部と、前記回路基板の背面側に配設された発光素子と、前記発光素子の出射光を反射する反射部を有し、該反射部での反射光を前記回路基板の前記導光窓部から前記キーパッド部に照光させる照光板とを備えている。この第3の側面は、上記キー操作部の照光構造を携帯電話機等の携帯装置に適応したものである。斯かる構成によれば、既述のキー操作部の照光構造の利点により、携帯装置においても、キー操作部の均一な照光効果、偏平化及び小型化等が図られる。
上記目的を達成するため、本発明の第4の側面は、キースイッチを操作するためのキー操作部の照光方法であって、キースイッチに対応する窓部を筐体部に形成し、前記筐体部の内部に設けられる回路基板に前記キースイッチを配置し、且つ導光窓部を形成し、前記キースイッチを押下させるキーパッド部にキートップ部を形成して前記筐体部の前記窓部に挿入し、前記回路基板の背面側に発光素子を配設し、前記発光素子の出射光を反射する反射部を形成し、前記反射部で得られる反射光を前記回路基板の前記導光窓部から前記キーパッド部に照光させる方法である。このような方法によれば、キー操作部に対する均一な照光が得られるとともに、キー操作部の偏平化に寄与し、上記目的が達成される。
上記目的を達成するためには、上記キー操作部の照光方法において、好ましくは、前記反射部は、複数のキートップ部に跨がる反射面を備え、該反射面により複数のキートップ部に前記反射光を照光してもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記キー操作部の照光方法において、好ましくは、照光板に凹部を形成し、該凹部に前記反射部を形成してもよく、また、前記凹部に前記発光素子を挿入してもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) キースイッチが配置された回路基板の背面側に発光素子が設置されているので、回路基板のキースイッチの設置面にキーパッド部を近接させて設置することができ、キー操作部の照光構造の偏平化を図ることができる。
(2) 回路基板の背面側に設置されている発光素子が回路基板によって隠蔽され、発光素子から出た光は照光板の反射部で反射され、その反射光が回路基板の導光窓部からキーパッド部に到達しており、キーパッド部には間接光のみが当たるので、均一な照光が得られるとともに、直接光による目玉化を防止できる。
(3) 複数のキートップ部に跨がる反射面を持つ反射部を備えれば、発光素子の光を複数のキートップ部に反射して照射できるので、キートップ部より少ない発光素子数でキートップ部に対する照光が可能となるとともに、少ない発光素子数で均一な照光が得られる。
(4) 照光板に形成された凹部内に反射部を形成すれば、照光板の面内に反射部を形成できる等、キー操作部の照光構造の偏平化を図ることができる。
(5) 照光板に形成された凹部内に回路基板側の発光素子を挿入させれば、照光板の面内に発光素子を設置できる等、キー操作部の照光構造の偏平化を図ることができる。
(6) 複数のキー操作部に対応する複数の発光素子に対して共通の反射部を照光板に設置すれば、発光素子数を削減することができる。
(7) このような照光構造や照光方法を用いれば、携帯装置や電子装置の小型化や偏平化を図ることができる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
従来のキー操作部の照光構造を示す図である。 キー操作部の照光構造及び照光方法の第1の実施の形態を示す図である。 筐体部及びキーパッド部を備えるキー操作部の照光構造を示す図である。 キー操作部の照光構造及び照光方法の第2の実施の形態を示す図である。 図4のV−V線断面図である。 シールドケース部の凹部を示す図である。 キー操作部の照光構造及び照光方法の他の実施の形態を示す図である。 キー操作部の照光構造及び照光方法の他の実施の形態を示す図である。 キー操作部の照光構造及び照光方法の実施例である携帯装置を示す図である。 発光素子及び導光窓部を重ねて表示した携帯装置の筐体部を示す図である。 携帯装置の筐体部を分解して示す分解斜視図である。 基板部を分解して示す分解斜視図である。 キーフレキシブル基板の背面側を示す図である。 キーパッド部の裏面側から見た筐体部を示す図である。 図10のXV−XV線断面図である。 シールドケース部を示す図である。 シールドケース部の一部を示す図である。 シールドケース部の空間部を示す断面図である。 キー操作部の照光構造及び照光方法が適用された他の実施例であるパーソナルコンピュータを示す図である。 発光素子及び導光窓部を重ねて表示したキー操作部の一部を示す図である。 キー操作部の照光構造及び照光方法が適用された他の実施例である携帯情報端末機を示す図である。
符号の説明
2 キー操作部
4 キーフレキシブル基板
12 発光素子
14 照光板
16 出射光
18 反射光
21、22 反射部
28 キーパッド部
34 筐体部
36 窓部
61、62 キードーム
81、82、101、102 導光窓部
301、302 キートップ部
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について、図2及び図3を参照する。図2は、キー操作部の照光構造及び照光方法の第1の実施の形態を示す図、図3は、筐体部及びキーパッド部を備えるキー操作部の照光構造を示す図である。
このキー操作部2は、複数のキースイッチが設置される携帯電話機等の携帯装置や電子装置に設置され、回路基板としてキーフレキシブル基板(以下「キーフレキ」と称する。)4を備えている。このキーフレキ4には、キースイッチとしてキードーム61、62が配置されているとともに、キードーム61を挟んで導光窓部81、82、キードーム62を挟んで導光窓部101、102が形成されている。各キードーム61、62には、キースイッチが内蔵されている。各導光窓部81、82、101、102は、キーフレキ4の背面側からの光を透過させてキーフレキ4の表面側に導く導光手段であるから、導光性を備えていればよく、透明材料等で塞がれていてもよい。
キーフレキ4の背面側には発光素子12が設置されている。この実施の形態では、隣接する導光窓部81、101の間の中心部に発光素子12が設置されており、キードーム61及び導光窓部81、82と、キードーム62及び導光窓部101、102とは発光素子12を中心に左右対称に配置されている。この発光素子12は光源の一例であって、例えば、LED(Light Emitting Diode)で構成すればよいが、他の光源が用いられてもよい。
キーフレキ4の背面側には照光部材として照光板14が設置されている。この照光板14は照光手段の一例であって、発光素子12の出射光16を受けて反射させ、その反射光18をキーフレキ4の上面側に照光する。そこで、この実施の形態では、出射光16を受光して反射させ、反射光18を得る複数の反射部として、キードーム61側に反射部21、キードーム62側に反射部22が形成される。この実施の形態では、反射部21は反射面211、212、反射部22は反射面221、222で構成され、反射部21は、照光板14の上面に台形状の凹部24で形成され、また、同様に、反射部22は、照光板14の上面に台形状の凹部26で形成されている。照光板14は金属板や合成樹脂板で形成され、各反射部21、22は金属板の板面又はその合成樹脂板に金属メッキ処理や金属蒸着等で形成され、各反射面211、212、221、222は鏡面化されている。
反射面211は、反射光18を導光窓部81及び反射面212に導く傾斜面であり、反射面212は、反射光18を主として導光窓部82に導く傾斜面である。また、反射面221は、反射光18を導光窓部101及び反射面222に導く傾斜面であり、反射面222は、反射光18を主として導光窓部102に導く傾斜面である。
斯かる構成では、発光素子12の頂部(図中下方)から発せられた出射光16は、反射面211で反射し、一方の反射光18が導光窓部81からキーフレキ4の上面側に導かれるとともに、他方の反射光18が対向側の反射面212で反射し、導光窓部82からキーフレキ4の上面側に照射される。その反射光18が照射されたキートップ部301は、図3に示すように、筐体部34上で発光する。また、発光素子12の出射光16は、反射面221で反射し、一方の反射光18が導光窓部101からキーフレキ4の上面側に導かれるとともに、他方の反射光18が対向側の反射面222で反射し、導光窓部102からキーフレキ4の上面側に照射される。その反射光18が照射されたキートップ部302は筐体部34上で発光する。
キーフレキ4の上側に設置されているキーパッド部28には、キードーム61、62に対応する位置の上側にキートップ部301、302が形成され、キードーム61、62に対応する位置の下側にキードーム61、62を押下するための突部321、322が形成されている。キートップ部301、302、突部321、322は光を通過し又は導くための導光部で、光を透過する光透過材料や、光を導く導光材料で形成されている。
そして、筐体部34にはキースイッチに対応して複数の窓部361、362が形成される。窓部361にはキーパッド部28のキートップ部301、窓部362にはキートップ部302が挿入される。各キートップ部301、302の頂部は筐体部34の外面部に一致させる。筐体部34の内側は例えば、遮光性を持つ合成樹脂で形成される。
また、斯かる構成では、単一の発光素子12に対して複数の反射部21、22を備えることにより、発光素子12からの出射光16から複数の反射光18を生じさせて複数のキードーム61、62上のキートップ部301、302を照光することができ、この実施の形態では、単一の発光素子12によって複数のキートップ部301、302を照光している。
発光素子12がキーフレキ4の背面に設置されているので、キーパッド部28に発光素子12の直射光が入ることがなく、反射光、間接光又は拡散光の照射であるため、キー操作部2に均一な照光が得られる。また、キーパッド部28がキーフレキ4に近接しても、発光素子12の直射光や光の偏りによるいわゆる目玉化を生じることがない。
この実施の形態では、出射光16を照光板14に導いているので、照光板14に窪みや反射面を設置でき、又はその設置が容易となり、発光させたい部分に反射光18を間接的に導き、光による外観上の美化をも図ることができる。
また、この実施の形態では、発光素子12の直射光(出射光16)から得られた反射光18を主として利用しているので、発光素子12の上面側をキーフレキ4で遮光でき、筐体部34から発光素子12の搭載位置を隠蔽することができる。
また、このキー操作部の照射構造を搭載する携帯装置や電子装置では、プラスチックへの蒸着、金属板金等からなるシールド部材を用いてノイズ対策を施すことが行われている。この実施の形態でも、このようなシールド部材を照光板14に用いれば、シールド部材の金属面を反射部21、22又は反射面211、212、221、222に利用でき、金属板や蒸着金属膜によって反射光18の反射効率を高めることができる。
上記実施の形態では、2つのキードーム61、62、キートップ部301、302に対し、発光素子12を搭載し、2つの反射部21、22、4組の反射面211、212、221、222で効率的な照光を実現している。上記実施の形態では、さらに発光素子12の搭載数に対し、3以上のキースイッチで対応させてもよい。即ち、この実施の形態では、反射材料と反射角度により遠距離の照光も可能であり、光源である発光素子12の搭載数を削減でき、効率的な照光が行える。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態について、図4、図5及び図6を参照する。図4は、キー操作部の照光構造及び照光方法の第2の実施の形態に係るキー操作部を示す図、図5は、図4のV−V線断面図、図6は、凹部を示す図である。図4ないし図6において、図2及び図3と同一部分には同一符号を付してある。
第1の実施の形態では単一の発光素子12に対して複数の反射部21、22を以て複数箇所に照光範囲を拡大しているのに対し、第2の実施の形態では、単一の発光素子12に対して設定された単一の反射部20を複数のキートップ部301、302間に延長させて形成、配置することにより、複数のキートップ部301、302に照光範囲が拡大されている。この実施の形態における発光素子12は側面発光である。
このキー操作部2では、図4に示すように、筐体部34に形成された窓部36には複数のキートップ部301、302が設置される。キー操作部2には、これらキートップ部301、302に対し、導光窓部8と、発光素子12と、キートップ部301、302に跨がる反射部20とが形成されている。反射部20は、照光板14(図3)としてのシールドケース部38(図5)に形成された凹部40の壁面部に形成される。斯かる構成により、反射部20で得られた反射光18は、共通の反射部20から導光窓部8を通して各キートップ部301、302に導かれる。
このキー操作部2は、図5に示すように、キーフレキ4の上面にキースイッチ部としてのキードーム61を備えるドームシート42が設置され、また、キードーム61に隣接して導光窓部8が形成されている。ドームシート42は、キーフレキ4に配設されたキードーム61を覆うとともに、導光窓部8に対応する導光窓として例えば、透孔部44を備えている。導光窓部8は、キーフレキ4を上下方向に貫通させ、反射光18を導くための貫通孔である。ドームシート42に形成された透孔部44の縁部は導光窓部8より後退しており、透孔部44の開口面積は、導光窓部8より広く設定されている。
キーフレキ4の背面側には発光素子12が設置されているとともに、シールドケース部38が設置され、このシールドケース部38とキーフレキ4とは接着層46によって接着されている。シールドケース部38は、キーケース部であってもよい。この実施の形態では、導光窓部8の近傍に発光素子12が設置され、キーフレキ4の下面側に突出した発光素子12はシールドケース部38に形成された凹部40に挿入されている。発光素子12は高さt1とし、シールドケース部38は厚みt2とすれば、シールドケース部38の厚みt2は、発光素子12の高さt1より大きく設定されているので、発光素子12は照光板14(図3)を構成するシールドケース部38の凹部40の内部に完全に収納される。
シールドケース部38は例えば、合成樹脂で形成された基材部48の表面に蒸着等のコーディングによって金属層50が形成され、鏡面化されている。この実施の形態の凹部40は、図6に示すように、直壁部52、54、56、反射部20を備えている。発光素子12の出射光16は反射部20で反射され、その反射光18が導光窓部8を通してキーフレキ4の上面側に導かれる。
また、キーフレキ4の上面側(図示の場合)には、キーパッド部28が設置されている。この実施の形態では、キーパッド部28は例えば、ゴム等で形成されたシート状の弾性支持部58とともに弾性支持部材であるサスペンション70を備え、弾性支持部58の上面側にはキードーム61に対応するキートップ部301が設置されている。サスペンション70は例えば、金属板で形成され、このサスペンション70の下面側には弾性支持部58が設置されている。キートップ部301は例えば、携帯装置であればテンキー等を構成する。キートップ部301と弾性支持部58とは接着材からなる接着層72で強固に接着されている。接着層72は導光性接着材で構成されている。
弾性支持部58は、キートップ部301を設置する部分を例えば、光を透過可能な白色等の合成樹脂で形成された光透過部74と、それ以外の部分を、黒色ゴムや遮光性合成樹脂等で形成された遮光部76とで構成されている。光透過部74の下面側にはキードーム61に対応する突部321が形成されている。
キートップ部301は、例えば、不透光処理された導光性樹脂で形成され、テンキー、機能や記号を表示するための透光部78及び遮光部90を備えている。光が透光部78を照射すると、その文字や記号が表示される。
このキーパッド部28には、キードーム61に対応する位置にキートップ部301が形成されているとともに、キードーム61を押下するための突部321が形成されている。キーパッド部28において、キートップ部301、突部321は光を通過し又は導くための導光部であって、光を透過する光透過材料や、光を導く導光材料で形成されている。
キーフレキ4の下面側に設置された発光素子12の側面側からの出射光16は反射部20で反射され、その反射光18はキーフレキ4の導光窓部8を通過し、キーパッド部28の弾性支持部58の光透過部74に入る。キートップ部301は、その下面側から光透過部74及び接着層72を通過した反射光18で照光され、透光部78にある文字等が表示される。
キートップ部301は反射光18によって拡散された間接光や拡散光で照射されるので、直接光による局部的な光の集中がなく、均一な照光が得られ、従来の目玉化を防止できる。
発光素子12はキーフレキ4の背面側に設置され、照光に必要な反射光18は凹部40内の反射部20で形成されているので、不必要な光の漏れを防止できる。
また、発光素子12はキーフレキ4の凹部40内に設置され、キーフレキ4の内部に隠蔽されるので、キー操作部2の偏平化が図られる。
また、凹部40内に発光素子12が設置され、発光素子12の側面側からの出射光16を反射部20で反射させることにより、照光方向を設定できるので、反射部20の角度を変更することにより、反射光18の照射方向を任意に設定することができる。
〔他の実施の形態〕
キーパッド部28は、図7に示すように、反射光18を選択的に遮断する遮光部92を背面側に形成してもよい。
第1の実施の形態では、反射部21、22に対して単一の発光素子12を設置しているが、図8に示すように、各反射部21、22毎に発光素子121、122を設置してもよい。
既述のキー操作部の照光構造又はその照光方法の一実施例である携帯装置について、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17及び図18を参照する。
図9は、携帯装置を示す図、図10は、キー操作部における導光窓部及び発光素子の配置を示す図、図11は、携帯装置の筐体部を示す分解斜視図、図12は、基板部を示す分解斜視図、図13は、キーフレキを背面側から示した図、図14は、キーパッド部を背面側から示した図、図15は、図10のXV−XV線断面図、図16は、シールドケース部を示す図、図17は、シールドケース部の多重シールド部を示す図、図18は、図17に示す多重シールド部のシールド構造を示す図である。図9ないし図18において、図2ないし図6と同一又は共通部分には同一符号を付し、同一又は共通部分であることを明示している。
この実施例は、第2の実施の形態に対応するものである。この携帯装置400は、図9に示すように、第1の筐体部402と第2の筐体部404とをヒンジ部406で連結し、ヒンジ部406を中心にして筐体部402、404を開閉可能に構成されている。筐体部402は固定側であって、キー操作部408を備え、キー操作部408は、カーソルキー、決定キー、テンキー等に割り当てられる複数のキートップ部410を備えている。筐体部404は表示側であって、LCD(Liquid Crystal Display)表示装置412が配置されている。キー操作部408には既述の照光構造が用いられている。
筐体部402にはキー窓部414が形成され、このキー窓部414にはキー操作部408の複数のキートップ部410が挿入されている。このキートップ部410は、例えば、カーソルキー416、決定キー418、テンキー420で構成される。
キー操作部408には、図10に示すように、複数のキートップ部410に対応する複数の導光窓部422及び発光素子424が設置されている。この実施例では、第2の実施の形態と同様に、隣接する2つのキートップ部410に跨がる導光窓部422が形成され、この導光窓部422に対応する発光素子424が設置されている。
筐体部402は、図11に示すように、上面側筐体426と背面側筐体428とを備え、例えば、不透光処理された合成樹脂からなる成形体であって、この筐体部402の内部には、キートップ部410を備えるキーパッド部430及び基板部432が設置される。
上面側筐体426には、ヒンジ部406の軸受部434が形成されているとともに、キー窓部414が形成されている。このキー窓部414にはキーパッド部430のキートップ部410が挿入される。キーパッド部430の背面側には弾性支持部436が設置される。この弾性支持部436は既述の弾性支持部58(図5)に対応する。
基板部432は、キーフレキ438、シールドケース部440及び回路基板442からなる三層構造を成しており、キーフレキ438の上面にはドームシート444が設置されている。
図12に示すように、キーフレキ438及びドームシート444には導光窓部422が形成され、ドームシート444には複数のキードーム部446が形成され、キーフレキ438の背面には導光窓部422の近傍に発光素子424が配置されている。
シールドケース部440は既述の照光板14(図5)を構成し、導光窓部422に対応して凹部448が形成され、この凹部448の内壁部に反射部450が形成されている。この凹部448は既述の凹部40(図5)に対応し、反射部450は既述の反射部20(図5)に対応する。シールドケース部440の上面には、凹部448を除き、両面接着シートや接着剤等からなる接着層451が形成され、この接着層451によってキーフレキ438が接着される。
回路基板442は回路装置の一例であって、この回路基板442には、回路装置の機能部としてIC(Integrated Circuit)チップ452や各種の電子部品が実装されている。ケーブル454がコネクタ456とコネクタ458とに接続される。また、外部接続のためのコネクタ460等が回路基板442側に設置されている。
図13に示すように、キーフレキ438の背面側には、導光窓部422及び発光素子424が配置されている。図14に示すように、キーパッド部410の背面側には、図12に示すドームシート444のキードーム部446の中心に対応する位置に、突部462が形成される。キートップ部410を押下すれば、キードーム部446の中心にある突部462が押し下げられ、キースイッチの操作が行われる。
図15に示すように、このキー操作部408では、キーフレキ438の背面側に設置された発光素子424がシールドケース部440の凹部448に挿入される。発光素子424の出射光16は、反射部450で反射させ、その反射光18がキーフレキ438の導光窓部422からキーパッド部430のキートップ部410に照光される。
キーパッド部430は、第2の実施の形態と同様に、弾性支持部464、サスペンション466を備えており、キートップ部410が弾性支持部464に接着層468で接着されている。キートップ部410には、透光部470及び遮光部472が備えられている。
図16に示すように、シールドケース部440の背面部には、回路基板442に実装される機能部に対応する囲壁部としての複数の空間部474をシールド壁476によって形成され、各空間部474には回路装置の機能部が設置され、各機能部毎にシールドが施されている。
この実施例では、図17及び図18に示すように、複数の空間部474の1つである空間部478には天井部480側にシールド板482が設置され、シールドケース部440のシールドに加え、シールド板482によるシールドの多重化も図られている。回路基板442に設置された機能部を構成するICチップ452は、シールドケース部440の天井部480、シールド壁476及びシールド板482でシールドされている。空間部478の天井部480には導光窓部422が形成されているが、シールド板482が設置されているので、導光窓部422の形成によるシールド効果の劣化を防止することができる。
このような実施例によれば、第2の実施の形態と同様に、発光素子424の出射光16が反射部450で反射され、導光窓部422を通過した反射光が図示していないキートップ部に照射される。発光素子424が隣接するキートップ部の中間に配置されているとともに、導光窓部422及び反射部450が隣接するキートップ部に跨がって形成されているので、各キートップ部が発光素子424の出射光の反射光即ち、間接光で一様に照光される。そして、発光素子数の削減とともに、キー操作部408が上記実施の形態と同様に偏平化されるので、携帯装置400の筐体部402を偏平化し、携帯装置400の小型化に寄与する。
なお、上記実施例では、携帯装置400を例示したが、本発明は例えば、図19に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)500等の電子装置に適用してもよい。図20に示すように、そのキー操作部502の複数のキートップ部504に跨がって導光窓部506及び発光素子508がPC500内に設置される。発光素子508は図示しないキーフレキの背面側に設置され、既述のように、シールドケース部の凹部に挿入されて設置することができる。この結果、キー操作部502の発光素子508を削減できるとともに、キー操作部の偏平化が図られ、PCの小型化に寄与することができる。
また、本発明は電子装置として例えば、図21に示すように、携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)520のキー操作部522に適用してもよい。この場合も同様に、キー操作部522の複数のキートップ部504に跨がって導光窓部506及び発光素子508が設置される。この場合、発光素子508は図示しないキーフレキの背面側に設置され、シールドケース部の凹部に挿入されて設置することができる。この結果、キー操作部502の発光素子508を削減でき、キー操作部の偏平化やPDAの小型化が図られる等、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明の実施例として携帯装置、PC、PDAを例示したが、本発明は、複数のキースイッチを操作するキー操作部を備えた機器であれば、どのような機器にも適用でき、ゲーム装置、カメラ、ビデオ装置等にも適用することができる。
以上述べたように、本発明の最も好ましい実施の形態、実施例等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であって、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、キースイッチが配置された回路基板の背面側に発光素子が設置されているので、回路基板のキースイッチの設置面にキーパッド部を近接させて設置することができ、キー操作部の照光構造の偏平化を図ることができ、また、回路基板の背面側に発光素子が隠蔽され、発光素子から出た光は照光板の反射部で反射され、その反射光が回路基板の導光窓部からキーパッド部に到達し、キーパッド部には間接光のみが当たるので、均一な照光が得られるとともに、直接光による目玉化を防止できる等、有用である。
図13に示すように、キーフレキ438の背面側には、導光窓部422及び発光素子424が配置されている。図14に示すように、キーパッド部430の背面側には、図12に示すドームシート444のキードーム部446の中心に対応する位置に、突部462が形成される。キートップ部410を押下すれば、キードーム部446の中心にある突部462が押し下げられ、キースイッチの操作が行われる。

Claims (18)

  1. キースイッチを操作するためのキー操作部の照光構造であって、
    キースイッチに対応する窓部が形成された筐体部と、
    前記筐体部の内部に設けられて前記キースイッチが配置されるとともに、導光窓部が設けられた回路基板と、
    前記筐体部の前記窓部に挿入されたキートップ部を備え、少なくとも該キートップ部に導光部を備えるキーパッド部と、
    前記回路基板の背面側に配設された発光素子と、
    前記発光素子の出射光を反射する反射部を有し、該反射部での反射光を前記回路基板の前記導光窓部から前記キーパッド部に照光させる照光板とを備えることを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  2. 請求の範囲1記載のキー操作部の照光構造において、
    前記反射部は、複数のキートップ部に跨がる反射面を備え、該反射面により複数のキートップ部に前記反射光を照光することを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  3. 請求の範囲1記載のキー操作部の照光構造において、
    前記照光板に凹部を備え、該凹部に前記反射部を備えることを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  4. 請求の範囲3記載のキー操作部の照光構造において、
    前記凹部に前記発光素子を挿入させたことを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  5. 請求の範囲1記載のキー操作部の照光構造において、
    前記キースイッチを覆うドームシートを備えたことを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  6. 請求の範囲5記載のキー操作部の照光構造において、
    前記ドームシートに前記反射光を通過させる導光窓部を備えたことを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  7. 請求の範囲5記載のキー操作部の照光構造において、
    前記キーパッド部の背面側に前記ドームシートのキードームに対応する突部を備えたことを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  8. 請求の範囲1記載のキー操作部の照光構造において、
    前記照光板が、該照光板の背面側に設置される回路装置のシールドケース部を構成することを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  9. 請求の範囲8記載のキー操作部の照光構造において、
    前記照光板の背面側部に前記回路装置にある機能部を包囲する囲壁部を備えることを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  10. 請求の範囲9記載のキー操作部の照光構造において、
    前記囲壁部で包囲された空間部に前記回路基板側と前記機能部とをシールドするシールド部材を設置したことを特徴とする、キー操作部の照光構造。
  11. キースイッチのキー操作部を備える電子装置であって、
    キースイッチに対応する窓部が形成された筐体部と、
    前記筐体部の内部に設けられて前記キースイッチが配置されるとともに、導光窓部が設けられた回路基板と、
    前記筐体部の前記窓部に挿入されたキートップ部を備え、少なくとも該キートップ部に導光部を備えるキーパッド部と、
    前記回路基板の背面側に配設された発光素子と、
    前記発光素子の出射光を反射する反射部を有し、該反射部での反射光を前記回路基板の前記導光窓部から前記キーパッド部に照光させる照光板とを備えることを特徴とする、電子装置。
  12. 請求の範囲1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載のキー操作部の照光構造を備えることを特徴とする、電子装置。
  13. キースイッチのキー操作部を備える携帯装置であって、
    キースイッチに対応する窓部が形成された筐体部と、
    前記筐体部の内部に設けられて前記キースイッチが配置されるとともに、導光窓部が設けられた回路基板と、
    前記筐体部の前記窓部に挿入されたキートップ部を備え、少なくとも該キートップ部に導光部を備えるキーパッド部と、
    前記回路基板の背面側に配設された発光素子と、
    前記発光素子の出射光を反射する反射部を有し、該反射部での反射光を前記回路基板の前記導光窓部から前記キーパッド部に照光させる照光板とを備えることを特徴とする、携帯装置。
  14. 請求の範囲1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載のキー操作部の照光構造を備えることを特徴とする、携帯装置。
  15. キースイッチを操作するためのキー操作部の照光方法であって、
    キースイッチに対応する窓部を筐体部に形成し、
    前記筐体部の内部に設けられる回路基板に前記キースイッチを配置し、且つ導光窓部を形成し、
    前記キースイッチを押下させるキーパッド部にキートップ部を形成して前記筐体部の前記窓部に挿入し、
    前記回路基板の背面側に発光素子を配設し、
    前記発光素子の出射光を反射する反射部を形成し、前記反射部で得られる反射光を前記回路基板の前記導光窓部から前記キーパッド部に照光させることを特徴とする、キー操作部の照光方法。
  16. 請求の範囲15記載のキー操作部の照光方法において、
    前記反射部は、複数のキートップ部に跨がる反射面を備え、該反射面により複数のキートップ部に前記反射光を照光することを特徴とする、キー操作部の照光方法。
  17. 請求の範囲15記載のキー操作部の照光方法において、
    照光板に凹部を形成し、該凹部に前記反射部を形成したことを特徴とする、キー操作部の照光方法。
  18. 請求の範囲17記載のキー操作部の照光方法において、
    前記凹部に前記発光素子を挿入することを特徴とする、キー操作部の照光方法。
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