JPWO2009017184A1 - カラー撮像素子及びこれを用いた撮像装置及びフィルタ - Google Patents

カラー撮像素子及びこれを用いた撮像装置及びフィルタ Download PDF

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Abstract

撮影対象の光2がレンズ系3に入射し、その光はカラーフィルタ5において透過・吸収され、透過成分はイメージセンサー4に入射され、撮像される。カラーフィルタ5は、図7(b)に示すように、透明画素(W)、等色関数Xの補色フィルタ(W−X)、等色関数Yの補色フィルタ(W−Y)、等色関数Zの補色フィルタ(W−Z)の微小なフィルタからなり、この一つ一つはイメージセンサーの各画素の位置と一致するよう配置される。結果として、全波長成分、Xの補色成分、Yの補色成分、Zの補色成分の光が各々の画素に入射され、撮像される。この撮像された像から、W−(W−X)、W−(W−Y)、W−(W−Z)を算出することで、XYZに対応した画像を再現し、忠実な色の撮影が可能になる。これにより正確な色彩値を、光利用効率を良く撮像することを特徴とすることができる。

Description

本発明は、カラー画像を撮像するカラー撮像素子及び撮像装置及びフィルタに関する。
現在使用されている撮像装置は、例えば、赤、緑、青の原色系カラーフィルタを用い入射した光を分離することでカラー化している。カラー撮像装置には、大きく分けて2種類あり、図10に示すように同一のイメージセンサーを3枚用いるいわゆる3板方式と、図11(a)に示すように、イメージセンサーを1枚用い、画素ごとにカラーフィルタを並べたいわゆる単板方式とがある。イメージセンサーには、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサーなどが用いられている。
図10に示す3板方式では、撮影対象の光である入射光11がレンズ系12に入射し、その光のうち赤成分の光は赤用ミラー14aで反射され赤用イメージセンサー13aに入射され、撮像される。同様に、青成分の光は青用ミラー14bで反射され青用イメージセンサー13bに入射され、撮像される。また、緑成分の光は赤用ミラー14a、青用ミラー14bのいずれでも反射されずに、緑用イメージセンサー13cに入射され、撮像される。このように赤用・緑用・青用のイメージセンサーに、それぞれ赤成分・緑成分・青成分の光が入射され、撮像される。この撮像された像を合成処理することで、元の撮影対象を再現することが可能になる。
図11(a)に示す単板方式では、撮影対象の光である入射光21がレンズ系22に入射し、その光はカラーフィルタ25を透過・吸収しイメージセンサー23に入射され、撮像される。カラーフィルタ25は図11(b)に示すように赤(R)、緑(G)、青(B)の微小なフィルタからなり、この一つ一つはイメージセンサーの各画素の位置と一致するよう配置される。赤のフィルタでは赤成分の光が透過しそれ以外の光は吸収され、緑のフィルタでは緑成分の光が透過しそれ以外の光は吸収され、青のフィルタでは青成分の光が透過しそれ以外の光は吸収され、結果として赤成分、緑成分、青成分の光が各々の画素に入射され、撮像される。この撮像された像を合成処理することで、元の撮影対象を再現することが可能になる。なお、図11(b)に示したカラーフィルタは一例であり、輝度信号に高い空間周波数を割り当てるために緑の画素を他の赤や青の画素と比較して多く配置するものが一般的である。
上記の構成のように3板方式では、イメージセンサーが3つ必要になり、コストが高くなってしまうと言う問題があり、また複雑な構成のため装置が大型化するという問題がある。しかしながら、3板方式は単板方式と比べ光の利用効率が良く撮像可能である。この点について図12と図13とを参照しながら説明する。
図12は3板方式での光利用効率について説明する概念図で、入射光を、図12(a)に示すように、横軸を波長とし、縦軸を光強度として示す。様々な波長で一定の光強度であるような状態を示す。この光が赤用ミラーで反射され、赤用のイメージセンサーに入射されるときは、図12(b)に示すように、波長の長い赤成分の光となり、光強度はミラーなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。同様に青用ミラーで反射された光は、青用のイメージセンサーに入射されるとき、図12(d)に示すように、波長の短い青成分の光となり、光強度はミラーなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。また残りの緑成分の光は、緑用のイメージセンサーに入射されるとき、図12(c)に示すようになり、光強度はミラーなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。これらの各イメージセンサーに入射した光を電気的に合成し撮影対象を再現するため、使える光としては図12(e)に示すように、入射光を示す図12(a)と同じになり、非常に光利用効率が高い。
図13は、単板方式での光利用効率を説明する概念図であり、入射光を図13(a)に示すように横軸を波長、縦軸を光強度として示す。この光がフィルタで透過・吸収されるが、赤成分の光は赤用フィルタで透過され、イメージセンサーに入射されるときは、図13(b)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。同様に緑成分の光は緑用フィルタで透過され、イメージセンサーに入射されるときは、図13(c)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。また青成分の光は青用フィルタで透過され、イメージセンサーに入射されるときは、図13(d)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。
しかしながら、単板の場合には、例えば図11(b)で2次元的に示したような画素構成(RGB)のフィルタでは、4つのうち1つが赤、2つが緑、1つが青のため、面積と比例しそれぞれの強度が1/4、2/4、1/4となり、図13(e)、(f)、(g)にそれぞれ示すようになる。これらの各イメージセンサーに入射した光を電気的に合成し撮影対象を再現するため、使える光としては図13(h)に示すように、入射光を示す図13(a)と大きく異なり約1/3程度となり光利用効率が低くなる。
また、上記の赤、緑、青のカラーフィルタを用いたカラー化では、人の認識する色と一致せず、また人の認識できる色範囲(色域)をすべてカバーできているわけではない。この問題を解決するために下記特許文献1に示すような方法が開示されている。この特許文献では、CIEの規定するXYZ等色関数を一次変換し、実質的にXYZ等色関数と等価なフィルタを用いている(図14参照)。このフィルタを用いることにより、人の色域に等しい色域をもつ動画カメラを実現することが可能となる。
特開2005−260527号公報
しかしながら、上記特許文献1の方法では、光の利用効率が非常に悪くなってしまうという問題があった。これは赤、緑、青の色を分けるフィルタと異なり、図14のような3つのフィルタは、図14の(b)と図14の(c)の2つのフィルタが波長領域が大きく重なり合うことに起因する。例えば、図10に示すような3板方式の構成では、図14(c)のフィルタ特性をミラーで実現させた場合に、図14(b)のフィルタ特性で得るべきイメージセンサーにはほとんどの光が入らないことになる。具体的な構成としては、文献1では図15に示すように、入射した光は、レンズ系301を通った後に光ビームスプリッタ302で3分割され、XYZ等色関数と等価のフィルタ303、304、305を透過し、それぞれの光学センサー(イメージセンサー)307、308、309に入射される。
このときの光の利用効率の概念を、図16により説明する。入射光を図16(a)に示すように横軸を波長、縦軸を光強度として示す。様々な波長で一定の光強度であるような状態を示す。この光が光ビームスプリッタにより3分割され、図16(b)、図16(c)、図16(d)のように1/3の光強度になる。その後、XYZ等色関数と等価のフィルタで図16(e)、図16(f)、図16(g)のように、さらにある波長帯域にフィルタリングされる。実際には、例えば図16(e)、図16(f)は、ほぼ同じ波長帯域になるが、ここでは理解をしやすくするため図のように示した。結果として、図16(h
)に示すように、入射光を示す図16(a)の約1/3となり、3板方式とは言っても光利用効率が低くなってしまう。同文献では単板方式での記載もあるが、面積を分割しているため、光利用効率はやはり同様に1/3程度となってしまうという問題がある。
本発明は、正確な色彩値を、撮像素子の光利用効率を良く撮像することを目的とする。
本発明の一観点によれば、カラー画像を撮像するカラー撮像素子において、透明フィルタと、等色関数Xの透過特性に対し補色となるフィルタと、等色関数Yの透過特性に対し補色となるフィルタと、等色関数Zの透過特性に対し補色となるフィルタと、の少なくとも4つのフィルタを有することを特徴とするカラー撮像素子が提供される。
また、カラー画像を撮像するカラー撮像素子において、透明フィルタと、等色関数Xと等価な透過特性に対し補色となるフィルタと、等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となるフィルタと、等色関数Zと等価な透過特性に対し補色となるフィルタと、の少なくとも4つのフィルタを有することを特徴とするカラー撮像素子が提供される。
カラー画像を撮像するカラー撮像素子において、さらに、透明フィルタを有する画素と、等色関数Xの透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、等色関数Yの透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、等色関数Zの透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、の少なくとも4つのフィルタを有する画素を有することを特徴とするカラー撮像素子であっても良い。この場合に、前記透明画素と前記等色関数Yの透過特性に対し補色となる画素とは、対角線上の位置に配置されていても良い。
また、カラー画像を撮像するカラー撮像素子において、透明フィルタを有する画素と、等色関数Xと等価な透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、等色関数Zと等価な透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、の少なくとも4つのフィルタを有する画素を有することを特徴とするカラー撮像素子であっても良い。この場合に、前記透明画素と前記等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となる画素とは、対角線上の位置に配置されるようにしても良い。
また、本発明は、上記いずれかに記載のカラー撮像素子を有することを特徴とする撮像装置であっても良い。
さらに、カラー撮像素子用のフィルタであって、透明画素用フィルタと、等色関数Xの透過特性に対し補色となる画素用のフィルタと、等色関数Yの透過特性に対し補色となる画素用のフィルタと、等色関数Zの透過特性に対し補色となる画素用のフィルタと、の少なくとも4つの画素用のフィルタを有することを特徴とするフィルタが提供される。また、カラー撮像素子用のフィルタであって、透明画素用フィルタと、等色関数Xと等価な透過特性に対し補色となる画素用フィルタと、等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となる画素用フィルタと、等色関数Zと等価な透過特性に対し補色となる画素用フィルタと、の少なくとも4つの画素用フィルタを有すフィルタであっても良い。
この場合に、前記透明画素用のフィルタと前記等色関数Yの透過特性に対し補色となる画素用のフィルタとは、対角線上の位置に配置されるようにしても良い。また、前記透明画素用のフィルタと前記等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となる画素用のフィルタとは、対角線上の位置に配置されていても良い。
本発明によれば、透明画素と、等色関数XYZに対し補色となるフィルタを用いることで、正確な色彩値を光利用効率良く撮像することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態による撮像素子の概念図である。 等色関数XYZの分光特性である。 等色関数XYZの補色となるW−X、W−Y、W−Zの分光特性である。 本実施の形態による光利用効率を示す概念図である。 本発明の第2の実施の形態による撮像素子における等色関数XYZと等価であるフィルタの分光特性である。 本実施の形態による等色関数XYZと等価であるフィルタの補色である分光特性である。 本発明の実施の形態による撮像装置の概念図である。 本発明の第3の実施の形態による撮像装置の概念図である。 図8に示す撮像装置における光の利用効率を示す概念図である。 一般的な3板方式を説明する概念図である。 一般的な単板方式を説明する概念図である。 一般的な3板方式の光利用効率を示す概念図である。 一般的な単板方式の光利用効率を示す概念図である。 一般的な等色関数XYZと等価なフィルタの分光特性である。 一般的な等色関数XYZを用いた3板方式のカメラである。 一般的な等色関数XYZを用いた3板方式の光利用効率を示す概念図である。
符号の説明
1…撮像素子、2…入射光、3…レンズ系、4…イメージセンサー、5…カラーフィ
ルタ。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明を行う。
図1は、本発明の第1の実施の形態による撮像素子の一部分(カラーフィルタを含む画素の一部分、以下、撮像素子と称する。)を概略的に示す図である。図1に示すように、本実施の形態による撮像素子1は、2次元平面上に整列配置された多数の画素を有している。複数の画素には、ほぼすべての可視波長域で光を透過する透明画素(W)と、等色関数Xの補色となるフィルタをもつ画素(W−X)と、等色関数Yの補色となるフィルタをもつ画素(W−Y)と、等色関数Zの補色となるフィルタをもつ画素(W−Z)とからなり、それらが複数個集まって2次元的にカラーフィルタを構成している。ここで、等色関数Xの補色となるフィルタをもつ画素(W−X)は、図2に示す等色関数Xに対し、補色となるフィルタ、つまり透過率が100%から等色関数Xの透過率を引いた図3に示すW−Xの特性をもつフィルタを有する画素を意味する。同様に、等色関数Yの補色となるフィルタをもつ画素(W−Y)と、等色関数Zの補色となるフィルタをもつ画素(W−Z)とは、それぞれ図2に示す等色関数YとZに対し、補色となるフィルタ、つまり透過率が100%から等色関数YとZの透過率を引いた図3に示すW−Y、W−Zの特性をもつフィルタを有する画素である。
これら4つの画素で得られた信号の処理は、W−X、W−Y、W−Zの各画素で得られた信号値を、W画素で得られた信号値から差し引く演算処理を行うことにより、それぞれW−(W−X)、W−(W−Y)、W−(W−Z)となり、それぞれX、Y、Zとなり、色彩値であるXYZが一義的に求められることになる。
図4は、このときの光の利用効率の概念図である。図4(a)に示すように横軸を波長、縦軸を光強度として入射光を示す。様々な波長で一定の光強度であるような状態を示す。この光が上記のフィルタで透過・吸収されるが、W画素では可視光域でほぼ全ての光を透過するため、イメージセンサーに入射されるときには図4(b)に示すように図4(a)と同様な成分で、光強度はロスを考えなければ元の入射光と同じになる。
W−X画素ではX成分が吸収され、W−X成分の光が透過されるため、イメージセンサーに入射されるときは、図4(c)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。同様にW−Y画素ではY成分が吸収されW−Y成分の光が透過されるので、イメージセンサーに入射されるときは、図4(d)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。
また、W−Z画素ではZ成分が吸収されW−Z成分の光が透過されるので、イメージセンサーに入射されるときは、図4(e)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければ元の入射光と同じになる。しかし、単板のため、本発明で示した図1の画素構成のフィルタでは、4つのうち1つがW、1つがW−X、1つがW−Y、1つがW−Zのため、面積と比例しそれぞれ強度が1/4となる。つまり、図4の(f)(g)(h)(i)に示したように、それぞれ強度が1/4の光となる。これらの各イメージセンサーに入射した光を電気的に合成し撮影対象を再現するため、使える光としては、図4(j)に示すように、入射光を示す図4(a)と比較し、約3/4程度となる。これは、従来のXYZフィルタを使った単板方式や3板方式での光利用効率の1/3の値と比較して2倍以上の効率改善となる。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。上記第1の実施の形態においては、等色関数と全く同じ分光特性をもつXYZを用いる技術について説明を行ったが、等色関数を一次変換し、実質的にXYZ等色関数と等価なフィルタであっても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果は得られる。例えば、図2に示したXYZの等色関数を一次変換することで、図5に示すように、X’Y’Z’の分光特性となり、W−X、W−Y、W−Zに相当するそれぞれの分光特性は、図6に示すようになる。図2に示すように、例えばXフィルタのような2つのピークを持つ特性と比較して、Xフィルタを一次変換して1つのピークにした特性の方が、作成が容易になるという利点がある。また、フィルタの作成の選択肢が増えるため、設計の自由度が増すという利点もある。
尚、上記本発明の実施の形態における説明においては、Wはほぼすべての可視波長域で透過する透明画素としている。そのため、W−Xのフィルタ、W−Yのフィルタ、W−Zのフィルタは、それぞれX、Y、Zの補色となるフィルタ特性で良い。光利用効率の向上においては、Wは透過率がほぼ100%であることが望ましい。しかしながら、完全に透過率が100%とならない場合もある。例えばCCDなどは、赤外波長域に大きな感度を
有するため、この赤外波長域の影響をなくすために赤外吸収フィルタを設けた場合に、その影響で可視波長域も吸収されることがあり、これにより透過率の低減が生じる。この場合、この透過率を考慮した上で他のフィルタを設計すれば良い。
例えば、W−X画素の透過特性は、このW画素の透過特性からXを差し引いた特性にしておけば良く、W画素からW−X画素の透過特性を差し引いた結果が等色関数Xまたはそれと等価の分光特性となっていれば良い。尚、上記の点はW画素についてだけのものではなく、各画素がどのような特性であっても、W画素との差の特性が等色関数Xまたはそれと等価の分光特性となっていれば良い。要するに、白の画素との差を取ったときに、等色関数相当になっていれば良い。
また、図1に示した画素の配置は例示的なものであり、この配置に限定されるものではない。しかしながら、透明画素と、等色関数Yの透過特性に対し補色となる画素と、は、図1に示すように、対角線上に配置されているのが望ましい。すなわち、対角線上には、W、W−Y、W、W−Yのように並んでいることが好ましい。
これは、輝度情報を得る等色関数Yの透過特性に対し補色となる画素W−Yと、また輝度情報を含む透明画素Wとは、上下もしくは左右に配置させるより対角にする方が、画像処理によって被写体の位置情報を処理する際、より精度良く位置情報を算出することが可能なためである。等色関数Yは人間の目にとって敏感なもので、明るさ情報だけでなく、解像度にも影響を与えると考えられる。このYに関係する画素としては、W−Yはもちろん、W画素も全波長域ということでYも含むため、W画素とW−Y画素とが対象となる。
本実施の形態では、上記のW画素とW−Y画素とは、偏った配置はすべきでないと考えられる。つまり、対角上に並べるのが好ましい。XやZは、上記のW画素及びW−Y画素を配置した後の残った位置に配置するのが好ましい。
上述した本実施の形態による撮像素子を、撮像装置に適用した例について図7を参照しながら説明する。撮影対象の光2がレンズ系3に入射し、その光はカラーフィルタ5において透過・吸収され、透過成分はイメージセンサー4に入射され、撮像される。カラーフィルタ5は、図7(b)に示すように、透明画素(W)、等色関数Xの補色フィルタ(W−X)、等色関数Yの補色フィルタ(W−Y)、等色関数Zの補色フィルタ(W−Z)の微小なフィルタからなり、この一つ一つはイメージセンサーの各画素の位置と一致するよう配置される。結果として、全波長成分、Xの補色成分、Yの補色成分、Zの補色成分の光が各々の画素に入射され、撮像される。この撮像された像から、W−(W−X)、W−(W−Y)、W−(W−Z)を算出することで、XYZに対応した画像を再現し、忠実な色の撮影が可能になる。
また、上記画像をディスプレイへ表示させるための信号処理の一例として、ディスプレイに赤表示させたときのディスプレイの色彩値をXr、Yr、Zrとし、ディスプレイに緑表示させたときのディスプレイの色彩値をXg、Yg、Zgとし、ディスプレイに青表示させたときのディスプレイの色彩値をXb、Yb、Zbとした場合、ディスプレイへ入力する信号値r、g、bとそれによるディスプレイの表示結果X、Y、Zとの関係式は下記式1に示すようになる。
Figure 2009017184
つまり、下記式2のようになり、得られたX、Y、Zの値からディスプレイへ出力すべき信号値r、g、bを容易に求めることができる。
但し、ディスプレイには、ガンマと呼ばれる非線形性を考慮する必要があることが多く、ここで得られたr、g、b値は線形のため、必要に応じガンマを考慮することが必要である。
Figure 2009017184
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。図8に示すように、入射した光30は、光ビームスプリッタ32で4分割され、XYZ等色関数の補色となるフィルタ33、34、35透過し、それぞれの光学センサー(イメージセンサー)37、38、39に入射される。光学センサー40は上記光ビームスプリッタ32で4分割された光がそのまま入射される。この時、そのまま入射されるというのは、透明フィルタを通った後に入射されると同義であり、光学センサー40の前に透明フィルタがあっても良い。
これら4つの光学センサーで得られた信号の処理は、W−X、W−Y、W−Zの各センサーで得られた信号値を、Wセンサー(光学センサー40)で得られた信号値から差し引く演算処理を行うことにより、それぞれW−(W−X)、W−(W−Y)、W−(W−Z)となり、それぞれX、Y、Zとなり、色彩値であるXYZが一義的に求められることになる。
図9は、このときの光の利用効率の概念図である。図9(a)に示すように横軸を波長、縦軸を光強度として入射光を示す。様々な波長で一定の光強度であるような状態を示す。この光が上記のビームスプリッタで透過・反射され、図9(a)、図9(b)、図9(c)、図9(d)のように、1/4の光強度になる。可視光域でほぼ全ての光を透過する透明フィルタ(Wフィルタ)もしくはフィルタのない光学センサー(図8の光センサー40)では、イメージセンサーに入射されるときには図8(f)に示すように図4(b)と同様な成分で、光強度はロスを考えなければビームスプリッタ後の光と同じになる。
W−XフィルタではW−X成分の光が透過されるため、これに対応するイメージセンサーに入射されるときは、図9(g)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければビームスプリッタ後の入射光と同じになる。同様にW−YフィルタではW−Y成分の光が透過されるので、これに対応するイメージセンサーに入射されるときは、図9(h)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければビームスプリッタ後の入射光と同じになる。
また、W−Z画素ではW−Z成分の光が透過されるので、これに対応するイメージセンサーに入射されるときは、図9(i)に示すようになり、光強度はフィルタなどのロスを考えなければビームスプリッタ後の入射光と同じになる。
これらの各イメージセンサーに入射した光を電気的に合成し撮影対象を再現するため、使える光としては、図9(j)に示すように、入射光を示す図9(a)と比較し、約3/4程度となる。これは、従来のXYZフィルタを使った単板方式や3板方式での光利用効率の1/3の値と比較して2倍以上の効率改善となる。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、透明画素フィルタと、等色関数XYZに対し補色となるフィルタと、を用いることにより、正確な色彩値を光利用効率良く撮像することが可能となる。
本発明は、撮像素子、撮像装置に利用可能である。

Claims (11)

  1. カラー画像を撮像するカラー撮像素子において、
    透明フィルタと、等色関数Xの透過特性に対し補色となるフィルタと、等色関数Yの透過特性に対し補色となるフィルタと、等色関数Zの透過特性に対し補色となるフィルタと、の少なくとも4つのフィルタを有することを特徴とするカラー撮像素子。
  2. カラー画像を撮像するカラー撮像素子において、
    透明フィルタと、等色関数Xと等価な透過特性に対し補色となるフィルタと、等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となるフィルタと、等色関数Zと等価な透過特性に対し補色となるフィルタと、の少なくとも4つのフィルタを有することを特徴とするカラー撮像素子。
  3. カラー画像を撮像するカラー撮像素子において、
    透明フィルタを有する画素と、等色関数Xの透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、等色関数Yの透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、等色関数Zの透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、の少なくとも4つのフィルタを有する画素を有することを特徴とするカラー撮像素子。
  4. カラー画像を撮像するカラー撮像素子において、
    透明フィルタを有する画素と、等色関数Xと等価な透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、等色関数Zと等価な透過特性に対し補色となるフィルタを有する画素と、の少なくとも4つのフィルタを有する画素を有することを特徴とするカラー撮像素子。
  5. 前記透明画素と前記等色関数Yの透過特性に対し補色となる画素とは、対角線上の位置に配置される請求項3に記載のカラー撮像素子。
  6. 前記透明画素と前記等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となる画素とは、対角線上の位置に配置される請求項4に記載のカラー撮像素子。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項記載のカラー撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
  8. カラー撮像素子用のフィルタであって、
    透明画素用フィルタと、等色関数Xの透過特性に対し補色となる画素用のフィルタと、等色関数Yの透過特性に対し補色となる画素用のフィルタと、等色関数Zの透過特性に対し補色となる画素用のフィルタと、の少なくとも4つの画素用のフィルタを有することを特徴とするフィルタ。
  9. カラー撮像素子用のフィルタであって、
    透明画素用フィルタと、等色関数Xと等価な透過特性に対し補色となる画素用フィルタと、等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となる画素用フィルタと、等色関数Zと等価な透過特性に対し補色となる画素用フィルタと、の少なくとも4つの画素用フィルタを有すフィルタ。
  10. 前記透明画素用のフィルタと前記等色関数Yの透過特性に対し補色となる画素用のフィルタとは、対角線上の位置に配置される請求項8に記載のフィルタ。
  11. 前記透明画素用のフィルタと前記等色関数Yと等価な透過特性に対し補色となる画素用のフィルタとは、対角線上の位置に配置される請求項9に記載のフィルタ。
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