JPWO2009001460A1 - X線制御装置 - Google Patents

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Abstract

本発明のX線制御装置1に備えられるCPU7とバスライン20を介して繋がるプログラムメモリ9には、撮影条件が設定されてから5秒経過したことを検知するとX線管駆動制御部17および管電圧管電流制御部19に対して撮影準備を開始させるプログラムが記憶される。CPU7はプログラムに従って動作し、撮影条件が設定されてから5秒経過を検知すると、X線管駆動制御部17に対してX線管3の陽極を回転させる信号を出力し、同時に管電圧管電流制御部19に対してX線管3に高電圧を印加する信号とフィラメントを加熱させる信号を出力する。したがって、撮影条件が設定されて5秒経過後に撮影準備が開始され、X線管3の陽極回転や高電圧印加やフィラメント加熱が十分な量に達すると撮影準備を完了する。これにより、術者が撮影条件を設定するだけで撮影準備が完了するので、ハンドスイッチ27を操作するだけで円滑に撮影検査を行える。

Description

本発明は、X線制御装置に係り、特に、速やかに撮影検査を行う技術に関する。
従来、この種の装置として、X線管の管電流や管電圧などの撮影条件を選択するプリセットキーを備えるX線制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。この種の装置を使用してX線撮影する場合、術者は、まず検査室内の所定の位置に被検体を立たせて、次に操作室に戻って撮影条件を選択してプリセットキーを押す。すると、陽極回転やフィラメント加熱や高電圧印加などの撮影準備が始まる。撮影準備が終わったことが報知されると、術者はハンドスイッチを押す。これにより、X線照射されてX線撮影が開始される。
また、この種の装置として、撮影部位・撮影方法を検査項目に対応付けて設定し、検査項目ごとに複数の撮影条件を設定して記憶させておき、術者が検査項目を撮影操作の画面上で選択すると複数の撮影条件が画面に表示され、1つの撮影条件を指定して撮影を開始すると、一つの撮影が完了した後、引き続いて次の撮影条件を自動的に選択して、撮影準備が開始される機能を備えるX線制御装置もある(例えば、特許文献2参照)
特開平11−206748号公報(第2頁、図8) 特開平11−126697号公報(第5頁−第6頁、図2−図8)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、暴れる子供を撮影する場合など急を要する場合であっても、まず被検体を撮影場所にセッティングし、次に管電圧や管電流などの撮影条件を設定してプリセットキーを押してからでないと陽極回転や高電圧印加やフィラメント加熱などの撮影準備が開始されないので、数秒間のロスが生じてしまう。この数秒間に被検体が動いてしまうと被検体のセッティングからやり直しになりスムーズな撮影検査が行えない。また、撮影条件を設定してプリセットキーを押してから被検体をセッティングしたとしても、撮影条件を設定した後プリセットキーを押すという作業を要するので、やはり数秒間のロスが生じる。したがって、スムーズな撮影検査が行えない。
特許文献2はプリセットを選ぶだけで自動的に撮影準備を開始するわけでもなく、特許文献2以外の装置も自動的に撮影準備を開始するわけではない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、円滑な撮影検査を行うことができるX線制御装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、本発明は、X線撮影を制御するX線制御装置であって、前記X線撮影に必要な撮影条件をX線撮影ごとに操作設定する操作設定手段と、前記操作設定手段によって前記撮影条件が設定された後所定時間が経過するとX線撮影に必要な撮影準備を完了する制御手段を備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]本発明によれば、操作設定手段は、前記X線撮影に必要な撮影条件をX線撮影ごとに操作設定する。制御手段は、前記操作設定手段によって前記撮影条件が設定された後所定時間が経過するとX線撮影に必要な撮影準備を完了する。その結果、X線撮影に必要な撮影条件が操作設定手段によってX線撮影ごとに操作設定されるX線制御装置においても、術者は撮影検査を円滑に行うことができる。
上述した本発明において、前記制御手段は、前記操作設定手段によって前記撮影条件が設定された後所定時間が経過すると前記撮影準備を開始するか、又は前記操作設定手段によって前記撮影条件が設定されると同時に撮影準備を開始して所定の時間が経過すると前記撮影準備を完了しても構わない。
上述した本発明において、前記制御手段は、前記撮影準備を完了した後所定の時間内に撮影が行われない場合に前記撮影準備を解除することが好ましい。これにより、前記装置において術者は撮影検査を円滑に行うことができる。また、撮影準備を完了した状態が延々と続くことがなくなるので、消費電力を抑えるとともにX線管の耐用年数を延ばすことができる。
また、上述した本発明において、前記制御手段は、前記撮影準備を完了した後前記撮影条件が変更される場合に前記撮影準備を解除することが好ましい。これにより、撮影準備を完了した後撮影条件を変更する場合に撮影準備が解除されるので、さらに新しい撮影条件を設定すれば、所定の時間が経過すると撮影準備を完了する。したがって、撮影準備を完了した後撮影条件を変更する場合でも、前記装置において術者は撮影検査を円滑に行うことができる。
上述した本発明において、前記制御手段は、前記撮影準備を開始してから撮影準備を完了するまでの間に前記撮影条件が変更される場合に前記撮影準備を解除しても構わない。
この発明に係るX線制御装置によれば、操作設定手段は、前記X線撮影に必要な撮影条件をX線撮影ごとに操作設定する。制御手段は、前記操作設定手段によって前記撮影条件が設定された後所定時間が経過するとX線撮影に必要な撮影準備を完了する。したがって、術者は撮影条件を設定するだけで撮影準備が完了される。その結果、X線撮影に必要な撮影条件が操作設定手段によってX線撮影ごとに操作設定されるX線制御装置においても、術者は撮影検査を円滑に行うことができる。
実施例のX線制御装置を用いたX線撮影システムの全体構成を示すブロック図である。 実施例のX線制御装置の動作状態を示すフローチャートである。
符号の説明
1 …X線制御装置
3 …X線管
7 …CPU
9 …プログラムメモリ
17 …X線管駆動制御部
19 …管電圧管電流制御部
20 …バスライン
27 …ハンドスイッチ
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。図1は、実施例のX線制御装置を用いたX線撮影システムの全体構成を示すブロック図である。図2は、実施例のX線制御装置の動作状態を示すフローチャートである。
図1に示すように、X線撮影システムは、操作室側に設置されるX線制御装置1と、撮影室側に待機する被検体Mに対してX線を照射するX線管3と、被検体を透過するX線を検出するフラットパネル型X線検出器5(以下、FPD5という)とを備える。なお、FPD5で検出されたX線検出信号を収集する信号収集部や画像処理部や画像出力部は図示の便宜により省略する。
図1に示すように、X線制御装置1は、制御実行に必要な演算処理や処理結果に基づく指令信号を送出する中央演算処理部7(以下、CPU7という)と、CPU7を動作させるためのプログラムを記憶するプログラムメモリ9と、管電圧や管電流などの撮影条件を記憶する撮影条件記憶メモリ11と、撮影条件を表示して操作する操作パネル13と、撮影条件に併せて撮影時間を設定するタイマ15と、X線管3の駆動を制御するX線管駆動制御部17と、高電圧発生部21を制御する管電圧管電流制御部19を備えていて、バスライン20を通じて相互に接続されている。一方、X線制御装置1による制御の対象側には、高電圧発生部21と、X線管駆動部23と、X線照射制御部25とを備える。なお、CPU7はこの発明の制御手段に相当する。
プログラムメモリ9には、CPU7を動作させるプログラムの1つとして、撮影条件が設定されてから5秒経過したことを検知するとX線管駆動制御部17および管電圧管電流制御部19に対して撮影準備を開始させて撮影準備が完了すると撮影準備を終了させるプログラムや、撮影準備が完了してから撮影が開始されない状態が5分間続いたことを検知するとX線管駆動制御部17および管電圧管電流制御部19に対して撮影準備を解除させるプログラムや、撮影準備が完了してから撮影条件が変更されるとX線管駆動制御部17および管電圧管電流制御部19に対して撮影準備を解除させるプログラムが記憶される。
撮影条件記憶メモリ11は、X線管3の管電圧、管電流、撮影時間、使用X線管などの撮影条件を予め組み合わせた撮影条件が撮影目的や撮影部位ごとに複数種類記憶する。
操作パネル13は、X線管3に関する撮影条件などを指定するシートキーが配列されるものである。術者がシートキーを押すことにより、シートキーに対応する撮影条件が指定あるいは変更される。
タイマ15は、設定された撮影時間を経過すると、X線照射制御部25に対してX線照射を停止する信号を出力する。
X線管駆動制御部17は、X線管3が陽極回転型のX線管の場合、陽極を回転させるものである。X線管駆動部23は、X線管駆動制御部17の制御を受けて、X線管3の陽極を回転させる。
管電圧管電流制御部19は、高電圧発生部21に対して高電圧の発生および停止を制御する。また、X線管3のフィラメントを加熱する電流の流れを制御する。高電圧発生部21は、管電圧管電流制御部19の制御を受けて、X線管3に備えられる陽極と陰極の間に高電圧を印加する。また、X線管3に備えられるフィラメントを加熱する。
X線照射制御部25は、X線照射を指示するハンドスイッチ27から出力されるX線照射信号を受けて、高電圧発生部21およびX線管駆動部23に対しX線照射に関する信号を出力する。タイマ15が所定の撮影時間が経過したことを検知すると、X線照射制御部25に対しX線照射停止を指示する信号を与える。X線照射停止を指示する信号を受けた線照射制御部25は、高電圧発生部21およびX線管駆動部23に対しX線照射を停止させる信号を出力する。
次に、実施例のX線制御装置1を用いたX線撮影システムで被検体を撮影する場合を説明する。ここでは、検査が怖い子供に胸部撮影する場合を例に挙げて説明する。
実施例のX線制御装置1には、撮影条件を設定してから撮影条件の変更がない場合に撮影準備に入る時間を撮影条件設定から5秒間と設定され、撮影準備を完了しているにもかかわらず撮影されない場合に撮影準備を解除する時間を撮影準備完了から5分間と設定されたプログラムがプログラムメモリ9に記憶されている。
ステップS1(撮影条件の設定)
受付よりオーダーが入り、次に子供の胸部撮影の検査が行われる事を確認した術者は、操作パネル13を操作して、子供の胸部撮影用の撮影条件を選択する。例えば、管電圧100kV、管電流200mA、撮影時間40mSの撮影条件がプリセットされている。この直後、被検体の体格情報から管電圧を4kV下げて、管電圧96kV、管電流200mA、撮影時間40mSとする。撮影条件を設定し終えると、術者は検査室へ行き、被検体にX線撮影に適した体勢を採らせるなどセッティングする。
ステップS2(撮影条件の設定変更?)
術者が撮影条件を設定してから5秒以内に撮影条件を変更した場合、例えば被検体の体格情報を考慮して管電圧をさらに4kV下げたて管電圧92kV、管電流200mA、撮影時間40mSと設定した場合、CPU7は撮影準備を開始せずに撮影条件のみを管電圧92kV、管電流200mA、撮影時間40mSに変更する。設定された撮影条件が変更されずに5秒経過しした場合、撮影準備開始へ進む。
ステップS3(撮影準備開始)
設定された撮影条件が変更されずに5秒経過すると、CPU7はバスライン20を介してX線管駆動制御部17に対してX線管3の陽極を回転させるための信号を出力すると同時に、管電圧管電流制御部19に対して高電圧を印加さえるための信号とフィラメントを加熱させるための信号を出力する。
ステップS4(撮影条件の変更設定?)
撮影準備が開始されてから撮影準備が完了するまでの間に術者が撮影条件を変更した場合、例えば被検体の体格情報を考慮して管電圧をさらに4kV下げたて管電圧92kV、管電流200mA、撮影時間40mSと設定した場合、CPU7は撮影準備を完了する前に撮影条件のみを管電圧92kV、管電流200mA、撮影時間40mSに変更する。変更後の5秒経過しても撮影条件の変更設定がなければ、撮影準備が開始される。
ステップS5(撮影準備完了)
信号を入力したX線管駆動部23と高電圧発生部21とはそれぞれ陽極回転と高電圧印加とフィラメント加熱を開始する。約3秒後に管電圧92kV、管電流200mAに達すると、CPU7は撮影準備を完了する。
ステップS6(撮影条件の変更設定?)
撮影準備が完了したあと術者が被検体の体格情報を考慮して管電圧をさらに4kV下げた場合、陽極回転、フィラメント加熱および高電圧印加は停止される。そして、術者が改めて管電圧92kV、管電流200mA、撮影時間40mSと設定してから5秒経過後に陽極回転、フィラメント加熱および高電圧印加が開始される。
ステップS7(ハンドスイッチ押下?)
撮影準備が完了しているので、術者はハンドスイッチ27を押すだけで速やかに撮影に進む。撮影準備が完了してから5分以内にハンドスイッチ27を押下しない場合、CPU7は撮影準備を解除する。この場合、術者は撮影条件の設定からやり直す。
ステップS8(撮影)
術者がハンドスイッチ27を押下すると、撮影が実行される。
実施例に係るX線制御装置1によれば、CPU7とバスライン20を介して繋がるプログラムメモリ9には、撮影条件が設定されてから5秒経過したことを検知するとX線管駆動制御部17および管電圧管電流制御部19に対して撮影準備を開始させて撮影準備が完了すると撮影準備を終了させるプログラムが備えられる。CPU7はプログラムに従って動作し、撮影条件が設定されてから5秒経過したことを検知すると、X線管駆動制御部17に対してX線管3の陽極を回転させる信号を出力して、同時に管電圧管電流制御部19に対してX線管3に高電圧を印加する信号とフィラメントを加熱させる信号を出力する。したがって、撮影条件が設定されてから5秒経過後に撮影準備が開始されて、所定の時間が経過して、X線管3の陽極回転や高電圧印加やフィラメント加熱が十分な量に達すると撮影準備を完了する。これにより、術者が撮影条件を設定した後被検体のセッティングをしている間に撮影準備が完了するので、被検体のセッティングを終えて操作室に戻ってきたときハンドスイッチ27を操作するだけで円滑な撮影検査を行うことができる。
実施例に係るX線制御装置1は、撮影条件が設定されてから5秒経過したことを検知するとX線管駆動制御部17および管電圧管電流制御部19に対して撮影準備を開始させるとともに、撮影準備を開始してから約3秒経過後に撮影準備を完了させるプログラムをプログラムメモリ9に備えても構わない。また、撮影条件の設定と同時に撮影準備を開始し、撮影準備を開始してから約3秒経過後に撮影準備を完了させるプログラムをプログラムメモリ9に備えても構わない。
実施例に係るX線制御装置1によれば、CPU7とバスライン20を介して繋がるプログラムメモリ9には、撮影準備が完了してから撮影が開始されない状態が5分間続いたことを検知するとX線管駆動制御部17および管電圧管電流制御部19に対して撮影準備を解除させるプログラムが備えられる。CPU7はプログラムに従って動作し、撮影準備が完了してから撮影が開始されない状態が5分間続いたことを検知すると、X線管駆動制御部17にX線管3の陽極回転を停止させる信号を出力して、同時に管電圧管電流制御部19に対して高電圧印加を停止させる信号とフィラメント加熱を停止させる信号を出力する。したがって、撮影準備が完了してから5分間撮影が開始されない状態が続いくと、X線管3の陽極回転や高電圧印加やフィラメント加熱が停止する。これにより、X線管3の陽極回転や高電圧印加やフィラメント加熱などの撮影準備が完了した状態が延々と続くことがなくなるので、X線管3の消費電力を抑えるとともにX線管3の陽極やフィラメントの耐用年数を延ばすことができる。
また、実施例に係るX線制御装置1によれば、CPU7とバスライン20を介して繋がるプログラムメモリ9には、撮影準備が完了してから撮影条件が変更されるとX線管駆動制御部17および管電圧管電流制御部19に対して撮影準備を解除させるプログラムが備えられる。CPU7はプログラムに従って動作し、撮影準備が完了してから撮影条件が変更されると、X線管駆動制御部17にX線管3の陽極回転を停止させる信号を出力して、同時に管電圧管電流制御部19に対して高電圧印加を停止させる信号とフィラメント加熱を停止させる信号を出力する。したがって、撮影準備が完了してから術者が操作パネル13を操作して撮影条件を変更すると、X線管3の陽極回転や高電圧印加やフィラメント加熱が停止する。これにより、新たに撮影条件が設定されてから5秒経過すると撮影準備が開始されて所定時間経過後に撮影準備が完了するので、撮影準備が完了した後で撮影条件を変更した場合でも速やかに次の撮影準備を完了することができる。
さらに、実施例に係るX線制御装置1は、撮影準備を開始してから撮影準備を完了するまでの約3秒間に撮影条件が変更される場合に、撮影準備を解除するプログラムをプログラムメモリ9に備えても構わない。これにより、撮影準備を開始してから撮影準備を完了するまでの間に撮影条件が変更された場合でも、速やかに変更された撮影条件に従って撮影準備が完了される。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、この発明のX線撮影に必要な撮影条件としてX線管3の管電圧および管電流を挙げて説明したが、X線撮影に必要な撮影条件はこれに限らず、撮影時間、使用X線管、使用焦点、自動露出制御装置使用モード、自動露出制御装置濃度タップ又はコメントその他のX線撮影に必要な全ての撮影条件を含む。
(2)上述した実施例では、この発明のX線撮影に必要な撮影準備としてX線管3に備えられる陽極回転、高電圧印加およびフィラメント加熱を挙げて説明したが、上述のようにこれに限らずその他のX線撮影に必要な全ての撮影準備を含む。
(3)上述した実施例では、この発明の所定の時間として、撮影条件設定から5秒経過後に撮影準備を開始し、撮影準備開始から約3秒経過後に撮影準備を完了し、撮影準備完了から5分経過後に撮影準備を解除するという時間設定を挙げて説明した。この時間設定は一例であるので、設定時間はこれに限定されず、設定時間を操作パネル13で自由に変更できるようにしても構わない。例えば、要介護の被検体を術者が1人でセッティングする場合、撮影準備完了から5分経過後してもセッティングを終えてない可能性が高い。このような場合、撮影準備を解除する設定時間を延長することができるので、術者がセッティングの途中で撮影準備が解除されることを防止できる。

Claims (6)

  1. X線撮影を制御するX線制御装置であって、前記X線撮影に必要な撮影条件をX線撮影ごとに操作設定する操作設定手段と、前記操作設定手段によって前記撮影条件が設定された後所定時間が経過するとX線撮影に必要な撮影準備を完了する制御手段を備えることを特徴とするX線制御装置。
  2. 請求項1記載のX線制御装置において、前記制御手段は、前記操作設定手段によって前記撮影条件が設定された後所定時間が経過すると前記撮影準備を開始して所定の時間が経過すると前記撮影準備を完了することを特徴とするX線制御装置。
  3. 請求項1記載のX線制御装置において、前記制御手段は、前記操作設定手段によって前記撮影条件が設定されると同時に撮影準備を開始して所定の時間が経過すると前記撮影準備を完了することを特徴とするX線制御装置。
  4. 請求項1ないし3記載のX線制御装置において、前記制御手段は、前記撮影準備を完了した後所定時間内に撮影が行われない場合に前記撮影準備を解除することを特徴とするX線制御装置。
  5. 請求項1ないし4記載のX線制御装置において、前記制御手段は、前記撮影準備を完了した後前記撮影条件が変更される場合に前記撮影準備を解除することを特徴とするX線制御装置。
  6. 請求項1ないし5記載のX線制御装置において、前記制御手段は、前記撮影準備を開始してから撮影準備を完了するまでの間に前記撮影条件が変更される場合に前記撮影準備を解除することを特徴とするX線制御装置。
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