JPWO2008081826A1 - 食具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、割箸使用による自然破壊を防止するとともに日本の伝統的文化を維持でき、日本の林業の再生に貢献でき、しかも食器の使用態様の多様化及び料理の多様化に対応した食器を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の食具100を、棒状部材102から成り、手で把持する把持部104と、把持部104の先端に設けられ、食品106を口へ運ぶために食品106を保持又は切断する器具部108と、を備えて構成した。器具部108が、2本のフォーク110から成り、2本のフォーク110の中の1本の外側に複数の溝112が形成されてナイフ部114を構成した。【選択図】 図1

Description

本発明は、食事をするための食具に関する。
従来から、洋食にフォークとナイフが使用され、和食に箸が使用されている。また、箸の様々な形状について案出されている(例えば、特許文献1参照。)。そして、外食又は中食においては、1食のために使い捨ての割箸が使用されている。この割箸は、年間に日本国内で260億膳、中国で450億膳使用される等、年間に800億膳使用され、使用後は大量のゴミとして廃棄されている。
ここで、日本の割箸は、本来、自然環境保護に寄与するものであった。すなわち、割箸は、間伐材や製材で余った木片を廃棄しないで有効利用するために案出されたものであり、割箸の使用は日本の良き伝統的文化であった。そして、このような伝統に基づいて現在でも日本国内で割箸が製造されている。
ところが、日本製の割箸は約5円/1膳とコストが高い一方で、中国製の割箸は約1円/1膳コストが低いため、現在では、使用される割箸の98%近くが中国製である。この中国製の割箸は、そのために山林を皆伐して製造されている。このため、割箸の製造のために中国等の森林が減少していっているという問題点が生じている。森林の減少は地球温暖化を悪化させ、二酸化炭素吸収の妨げとなっている。その反面、日本の人工林が間伐されずに放置されて死んでしまう危機に直面している。
そこで、割箸製造のための自然破壊を防止し、地球温暖化防止及び二酸化炭素吸収促進を図るべく、中国等における森林の伐採を抑制する必要がある。また、廃棄するはずの木材を有効利用して割箸を製造するという日本の良き伝統を守っていく必要がある。これに伴い、日本国産の割箸が普及するまでの間、安いコストで使用できるような食具を提供する必要がある。なお、このような内容を目的とする活動を飲食店舗若しくは外食店舗自らが行っていくことにより、間伐材及び端材の再利用による自然保護に関して店舗による国民運動の支援を行っていくことができる。
さらには、近年、イタリア料理であるパスタを箸で食べたり、和食にフォークを使用したり、食器の使用態様が多様化してきており、また、洋食又は和食のどちらか一方ではなく和洋折衷料理が普及しているため、このような食器の使用態様の多様化及び料理の多様化に対応した食器を提供する必要がある。
特開2006−20700号公報
本発明は、割箸使用による自然破壊を防止するとともに日本の伝統的文化を維持でき、日本の林業の再生に貢献でき、しかも食器の使用態様の多様化及び料理の多様化に対応した食器を提供することを目的とする。また、グローバル社会においては世界各国の経済、文化及び食生活等の交流が頻繁に図られているため、西洋のナイフ及びフォークと東洋の箸との融合を図ることも目的とする。
本発明の食具は、棒状部材から成り、手で把持する把持部と、該把持部の先端に設けられ、食品を口へ運ぶために食品を保持又は切断する器具部と、を備えた食具であり、前記器具部が、複数本のフォークから成り、ナイフ部を含むことを特徴とすることを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記器具部が、複数本のフォークから成り、該複数本のフォークの外側に複数の溝が形成されて前記ナイフ部を構成することを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記溝が、正面側表面から外側面に渡って設けられ、背面側からは見えないことを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記把持部が、前記棒状部材を該棒状部材の中心線のまわりに180°捻った形状に構成されたことを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記把持部が、前記棒状部材を該棒状部材の中心線のまわりに360°捻った形状に構成されたことを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記把持部が、前記棒状部材を該棒状部材の中心線のまわりに捻った螺旋形状に構成されたことを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記把持部が、長方形断面を有する棒状部材を捻った形状に構成されたことを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記器具部が、前記棒状部材に対して90°捻った形状に構成されたことを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記捻った部分を卓上面に当接させつつ前記器具部を卓上面から浮かせた状態で卓上面に載置できることを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記器具部がスプーン部を有することを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記器具部が、複数本のフォークから成り、該複数本のフォークの中の1本の外側に複数の溝が形成されて前記ナイフ部を構成することを特徴とする。
また、本発明の食具は、前記食具において、前記溝が、正面側表面から外側面に渡って設けられ、背面側からは見えないことを特徴とする。また、本発明の食具は、前記食具において、前記把持部が、前記棒状部材を該棒状部材の中心線のまわりに捻った螺旋形状に構成されたことを特徴とする。
本発明に係る食具によれば、器具部がフォークから成りナイフ部を含むため、フォークとしてもナイフとしても使用できるとともに、2本使用すれば箸として使用することができる。また、把持部が螺旋形状に構成された場合、ナイフとして使用した場合もフォークとして使用した場合も箸として使用した場合も、太さ一定の把持部を容易に把持することができるとともに手が滑るのを防止できる。また、本発明の食具によれば、1種類の食具によって多数種類の食品の食事に利用できる。例えば、コース料理について、1種類の食具によって、スープやサラダ等の前菜、魚料理や肉料理等のメイン料理、果物や菓子等のデザートの全ての食事に利用できる。
また、本発明に係る食具を普及させて割箸の使用を減少させれば、年間120万トンにもなる割箸使用による廃棄ゴミの発生を抑制できるとともに、森林破壊を防止することができる。また、森林による二酸化炭素吸収を促進することができる。よって、本発明の食具を国民が使用することにより、自然保護に寄与することができ、本発明に係る食具は、自然保護に関して国民運動を支援していくことができる。
本発明に係る食具について図面に基づいて詳しく説明する。図1において、符号100は本発明の食具である。この食具100は、主として家庭や飲食店で使用される。この食具100の材質は、特に限定されないが、ステンレスであれば洗浄して繰り返しリユーズすることによりコスト低減の面で貢献できるため望ましい。また、衛生上好ましいように、抗菌メッキが施されている場合があってもよい。なお、食具100をフェライト系ステンレスから構成し、磁石付きのプラスチック製ケース内に入れて持ち運ぶことにより、食具100がケース内に付着して音がしないように構成してもよい。さらに、オーステナイト系ステンレスの場合には、透明な酸化皮膜に覆われているところの厚さを0.1μ単位で変化させて、光の干渉現象により、ステンレス表面が美しく発色して意匠性、デザイン性が高いように構成し、色彩に富んだようにステンレス表面を処理してもよい。また、食具100は、中食、外食時に個人専用の所謂マイ箸としてネーム刻印が容易にできる。
本発明の食具100は、棒状部材102から成り、手で把持する把持部104と、把持部104の先端に設けられ、食品106を口へ運ぶために食品106を保持又は切断する器具部108と、を備えている。器具部108は、図2に示すように、2本のフォーク110から成り、2本のフォーク110の中の1本の外側に複数の溝112が形成されてナイフ部114を構成している。溝112は、正面側表面116から外側面118に渡って設けられ、背面側からは見えないように構成されている。溝112は、図2(d)に示すように、4個の三角面120(a)、120(b)、120(c)、120(d)を有する4角錐を形成することとなる。よって、ナイフ部114は、鋸刃形状ではなく、食品106を口へ運ぶ時等に安全上好ましい。このように安全を考慮する必要があるのは、食具100がナイフとしてだけでなくフォークとしても使用できるようにである。また、鋸刃形状に比して強度が高い。一方で、三角面120(a)、120(c)、120(d)を有することにより、食品106を切ることができる。すなわち、溝112の形状は、安全性を考慮しつつもナイフとして使用できるための最良の形状である。なお、2本のフォーク110は、長手方向に沿った凹溝が設けられている。また、2本のフォーク110は、鍛造によって先細形状に構成されている。これにより、強度が向上し、ナイフとして使用した時に曲がる事がない。
また、器具部108の背面側表面には、図1(b)に示すように、模様122が施され、2本のフォーク110を耳とする兎を表わしているため、外観上好ましい。また、把持部104には模様124が刻まれ、外観上好ましいとともに手が滑るのを防止できる。また、把持部104の後端付近には複数の線126が刻まれ、後端側で食品106を保持することもできるように構成されている。
食具100は、2本セットで使用すれば、図3に示すように、箸として使用できる。この場合、器具部108が棒状部材102に対して90°捻った形状に構成されており、一方の器具部108の面と他方の器具部108の面が重なり合って持ちやすい。なお、2本の食具100のナイフ部114を上にして、うどんや蕎麦等の麺を食べるために箸として使用すれば、麺が滑り落ちるのを防止できる。また、1本の食具100をナイフとして右手に把持し、他の1本の食具100をフォークとして左手に把持すれば、図4に示すように、ナイフとフォークとして使用できる。さらに、器具部108を棒状部材102に対して90°捻った部分は、他の部分に対して膨らんでいるため、正面側又は背面側を下に向けてテーブル上に置けば、器具部108がテーブル上面に接触せず、箸置きとしての機能を有する。また、食具100は、子供がスプーンからフォークそして3才以上からの箸の使い方を覚える練習のために便利に利用できる。
以上、本発明に係る食具の一実施例について説明したが、本発明に係る食具は上述のものに限定されない。例えば、図5に示す食具130であってもよい。この食具130は、主として、小売店舗で食品販売時に頒布するために使用され、主として樹脂から形成される。
この食具130は、把持部132と器具部134とを備えている。器具部134は、図5(a)及び(b)に示すように、3本のフォーク136から成り、スプーン部138を備えている。ナイフ部144を構成する複数の溝の形状は、溝112の形状と同一である。食具130は、2本セットで使用すれば、図3に示す場合と同様に、箸として使用できる。また、1本の食具130をナイフとして右手に把持し、他の1本の食具130をフォークとして左手に把持すれば、図4に示す場合と同様に、ナイフとフォークとして使用できる。また、スプーンとして使用する場合は、2本の側面を互いに密着させて使用すれば、より多くのスープ等の食品を掬うことができる。また、器具部134を棒状部材140に対して90°捻った部分は、他の部分に対して膨らんでいるため、箸置きとしての機能を有する。この食具130において、図5(c)に示すように、棒状部材140の補強部材142が中心線に沿って設けられている場合は、補強部材142に切取線を施しておくことにより、補強部材142の1片144を図5(d)に示すように切り取って爪楊枝として使用できるようにしてもよい。
図6〜図10において、符号10は本発明の食具である。食具10の材質は、金属、木材、竹等、特に限定されないが、樹木の伐採による自然破壊を考慮して金属であることが望ましい。
本発明の食具10は、棒状部材12から成り、手で把持する把持部14と、把持部14の先端に設けられ、食品16を口へ運ぶために食品16を保持又は切断する器具部18と、を備えている。
把持部14は、長方形断面を有する棒状部材12を棒状部材12の中心線20のまわりに複数回捻った螺旋形状に構成されている。これにより、長方形断面を有する棒状部材12自体は、図6(a)の正面図においては細く、図6(b)の側面図においては太いにもかかわらず、把持部14は図6(a)の正面図においても図6(b)の側面図においても同じ太さとなる。
器具部18は、2本のフォーク22から成り、2本のフォーク22の中の1本の外側にナイフ部24を構成している。このため、食具10は、食品16に突刺して保持できるとともに、ナイフとして食品16を切断することができる。また、2本の食具10は、箸として使用できる。また、器具部18は、棒状部材12に対して90°捻った形状に構成されているため、棒状部材12の左側面側の平面26に人差し指28を当てた場合にナイフ部24が下に位置することとなる。
この食具10を箸として使用する場合、図7に示すように、2本の食具10を手30で把持部14を把持して使用する。把持部14は、図6(a)の正面図においても図6(b)の側面図においても同じ太さであり、いずれの方向から見ても同じ太さであるため、手30で把持するのが容易である。また、把持部14は、螺旋形状に捻られているため、手30が滑ることなく、確実に手30で把持できる。なお、把持部14は、棒状部材12を螺旋状に捻れば、容易に形成できる。
次に、食具10をナイフとフォークとして使用する場合、図8に示すように、1本の食具10をナイフとして右手に把持し、他の1本の食具10をフォークとして左手に把持して使用する。右手の食具10の場合、器具部18が棒状部材12に対して90°捻った形状に構成されているため、棒状部材12の平面26に人差し指28を当てた場合にナイフ部24が下に位置することとなり、人差し指28を平面26に押し当てて力を加えることにより、器具部18のナイフ部24により食品16に効率的に力を加えて食品16を切断できる。また、把持部14が螺旋形状に構成されていることによっても、器具部18のナイフ部24により食品16に効率的に力を加えて食品16を切断できる。また、左手の食具10の場合、螺旋形状の把持部14を把持することにより、手30が滑らないため、器具部18のフォーク22により確実に食品16に突刺できる。
次に、本発明において、器具部のフォークの本数は2本に限定されず、図9に示すように、3本のフォーク22を有する食具50であってもよい。この食具50は、通常のフォークに本発明に係る把持部14及び器具部18の特徴点を追加した態様である。
また、把持部14は棒状部材12の中間付近を捻って構成したものに限定されず、図10に示ように、棒状部材12の端部付近を捻って把持部14とした食具60であってもよい。この食具60は、寸法が小さいため、果物用として使用できる。また、子供用のフォークとして使用しながら、箸の使い方の練習ができる便利さがある。
また、本発明の食具は、図11に示すように、器具部18が凹部から成るスプーン部82を有する食具80であってもよい。このような食具80によれば、スプーン部82によって食品を掬うこともできる。
また、食具100において、図12及び図13に示すように、2本のフォーク110の外側に複数の溝112が形成されてナイフ部114を構成してもよい。この場合でも、ナイフ、フォーク又は箸として使用できる。ナイフとして使用する場合には、手で持つ向きに配慮する必要がない。また、図5、図6、図9、図10及び図11の食具において、複数のフォークの外側にナイフ部を構成してもよい。また、図14に示すように、食具100において、正面側及び背面側にナイフ部114を構成してもよい。
また、食具100において、図15(a)に示すように、把持部104が、棒状部材102を棒状部材102の中心線のまわりに180°捻った形状に構成されてもよい。また、食具100において、図15(c)に示すように、把持部104が、棒状部材102を棒状部材102の中心線のまわりに360°捻った形状に構成されてもよい。把持部104を捻った形状に構成することにより、2本の食具100を手で保持した時に、器具部108の平面150同士を合わせながらも、上に位置する一方の食具100については、人差し指及び中指で位置P1付近の長辺側平面152を押え、位置P2付近の長辺側平面152を人差し指及び親指の根元に当てることができる。また、下に位置する他方の食具100については、くすり指で位置P1付近の長辺側平面152を支持し、位置P2付近の長辺側平面152を人差し指及び親指の根元に当てることができる。このため、長方形断面を有する棒状部材102の短辺側平面154ではなく面積の広い長辺側平面152に手を接触させて安定した状態で食具100を保持しながらも、確実に食品を挟むことができる。また、4本フォークとして使用することも可能となる。なお、把持部104を180°捻った形状の食具100は、箸の通常の持ち方をする人用である。一方、360°捻った形状の食具100は、器具部108に近い位置で持っても器具部108から遠い位置で持ってもよく、持つ位置を選択できる。また、食具100を購入する人は、捻り部の長さHも、6cm又は8cm等、選択すればよい。
また、食具100において、図17に示すように、把持部104を、捻られていない棒状部材102の周囲に、添付部材160、シュリンク部162及び樹脂コーティング部164を設けて構成してもよい。このように、把持部104を通常の箸と同じ程度の太さとすることにより、使用時に持ちやすくなる。なお、コーティング部164の端部166は、指等が引っ掛からないように、棒状部材102と略面一になるように構成されている。
また、これらの食具100において、把持部104をカバー156で覆ってもよい。カバー156は、例えば、内側に発泡樹脂を外側に熱硬化性樹脂を配置して加熱することにより形成される。このカバー156を備えることにより、把持部104が棒状部材102よりも少し太くなり、手で把持しやすくなる。
以上、本発明に係る食具の実施例について、図面に基づいて説明したが、本発明に係る食具は図示したものに限定されるものではない。例えば、本発明の食具を使用する料理は、和食、中華、洋食等、全く限定されない。
以上、本発明の食具の態様を説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものであり、これらの態様はいずれも本発明の範囲に属するものである。
本発明の食具によれば、器具部がフォークから成りナイフ部を含むため、フォークとしてもナイフとしても使用できるとともに、2本使用すれば箸として使用することができる。このため、和食、中華、洋食等、料理の種類に限定されずに、食事をするための食器として広く利用出来る。
本発明に係る食具の実施例を示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は背面図であり、同図(c)は左側面図であり、同図(d)は右側面図である。 図1の食具を説明するための図であり、同図(a)は拡大正面図であり、同図(b)は拡大右側面図であり、同図(c)はA−A線切断部断面図であり、同図(d)は溝112の形状を示す斜視図である。 図1の食具の使用状態を示す斜視図である。 図1の食具の使用状態を示す斜視図である。 本発明の食具の他の実施形態を説明するための図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は右側面図であり、同図(c)は拡大背面図であり、同図(d)は爪楊枝を使用する状態を示す拡大背面図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は右側面図である。 図6の食具の使用状態を示す斜視図である。 図6の食具の使用状態を示す斜視図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す正面図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す正面図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す正面図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は背面図であり、同図(c)は左側面図であり、同図(d)は右側面図である。 図12の食具を説明するための図であり、同図(a)は拡大正面図であり、同図(b)はD−D線切断部断面図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は背面図であり、同図(c)は左側面図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す図であり、同図(a)は把持部を180°捻った形状の食具の正面図であり、同図(b)はD−D線切断部拡大断面図であり、同図(c)は把持部を360°捻った形状の食具の正面図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す図である。 本発明に係る食具の更に他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
10、40、50、60、70、80、100、130;食具
12、102、140;棒状部材
14、104、132;把持部
16、108;食品
18、122、134;器具部
20;中心線
22、110、136;フォーク
24;ナイフ部
26;平面
28;人差し指
30;手

Claims (8)

  1. 棒状部材から成り、手で把持する把持部と、該把持部の先端に設けられ、食品を口へ運ぶために食品を保持又は切断する器具部と、を備え、
    前記器具部が、複数本のフォークから成り、ナイフ部を含むことを特徴とする食具。
  2. 前記複数本のフォークの外側に複数の溝が形成されて前記ナイフ部を構成することを特徴とする請求項1に記載する食具。
  3. 前記溝が、正面側表面から外側面に渡って設けられ、背面側からは見えないことを特徴とする請求項2に記載する食具。
  4. 前記把持部が、前記棒状部材を該棒状部材の中心線のまわりに180°捻った形状に構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載する食具。
  5. 前記把持部が、前記棒状部材を該棒状部材の中心線のまわりに360°捻った形状に構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載する食具。
  6. 前記器具部が前記棒状部材に対して90°捻られて形成された捻り部を卓上面に当接させつつ前記器具部を卓上面から浮かせた状態で卓上面に載置できることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載する食具。
  7. 前記器具部がスプーン部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載する食具。
  8. 前記フォークの長手方向に沿った凹溝が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載する食具。
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