JPWO2007135921A1 - 分析装置 - Google Patents

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正人 茅原
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Abstract

攪拌領域における振動を抑制し、B/F分離領域における反応液の流動を抑制することにより、正確な分析データを取得可能にする分析装置を提供することを目的として、反応液を攪拌する攪拌領域と、反応液をB/F分離するB/F分離領域とを有し、これらの領域に反応液を収容したキュベット2を順次移送可能にしたターンテーブル3を備えた分析装置において、攪拌領域の隣り合うキュベット2が互いに反対方向に揺動するようにしたので、隣り合うキュベット2において生じる振動を打ち消し合うことにより、攪拌領域における振動を抑制できる。この結果、B/F分離領域における反応液の流動を抑制することができ、正確な分析データが取得可能になる。

Description

本発明は、分析装置に関するものであり、特に、免疫学的、遺伝学的分析に適した分析装置に関するものである。
免疫測定に用いる分析装置は、試薬、検体をセットする試薬、検体セット領域と、反応液(検体と試薬の混合液)を攪拌する攪拌領域と、反応液をB/F分離するB/F分離領域とを有している。そして、これらの領域にキュベット等の反応容器(以下、キュベットという)を順次移送するように、キュベットを搭載したターンテーブルが回転可能に設けてある。
そして、試薬、検体セット領域でセットした試薬と検体とからなる反応液は、攪拌領域でキュベットを揺動させて攪拌した後、攪拌領域からB/F分離領域に移送される間、つまり、ターンテーブルが回転している間に、反応が進行する。その後、B/F分離領域で磁石を用いて反応液中の磁性粒子(検体を担持した磁性粒子担体)を集磁、洗浄、分散してB/F分離する(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−83988号公報
しかしながら、攪拌領域でキュベットを揺動させると、キュベットとターンテーブルとが当たり、攪拌領域に振動が発生する。そして、その振動がターンテーブルを介してB/F分離領域に伝達され、キュベットに収容した反応液が振動することになり、磁石が磁性粒子を充分に集めることができずに、充分なB/F分離がされない事態が生じる。このように、十分なB/F分離がされないと、本来の分析データを得られないという事態が生じ得る。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、攪拌領域における振動を抑制し、B/F分離領域における反応液の流動を抑制することにより、正確な分析データを取得可能にする分析装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、反応液を攪拌する攪拌領域と、反応液をB/F分離するB/F分離領域とを有し、これらの領域に反応液を収容した反応容器を順次移送可能にしたターンテーブルを備えた分析装置において、前記攪拌領域の隣り合う反応容器が互いに反対方向に揺動するようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、前記反応容器を揺動させる攪拌子を設けた下部支承部材にギア部を形成するとともに、隣り合う下部支承部材に形成したギア部が相互に噛み合うように配設したことを特徴とする。
さらに、本発明は、前記攪拌領域の隣り合う反応容器の振動を打ち消し合うように、隣り合う下部支承部材に設けた前記攪拌子の位相をずらして配設したことを特徴とする。
本発明に係る分析装置は、攪拌領域の隣り合う反応容器が互いに反対方向に揺動するようにしたので、隣り合う反応容器において生じる振動を打ち消し合い、攪拌領域における振動を抑制できる。この結果、B/F分離領域における反応液の流動を抑制することができ、正確な分析データが取得可能になるという効果を奏する。
また、反応容器を揺動させる攪拌子を設けた下部支承部材にギア部を形成するとともに、隣り合う下部支承部材に形成したギア部が相互に噛み合うように配設したので、一方の下部支承部材を回転させると、隣り合う下部支承部材を反対方向に回転させることができる。この結果、一つの駆動手段によって隣り合う反応容器を互いに反対方向に揺動させることができるという効果を奏する。
また、攪拌領域の隣り合う反応容器の振動を打ち消し合うように、隣り合う下部支承部材に設けた攪拌子の位相をずらして配設したので、攪拌領域における振動をさらに抑制できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る分析装置を示す斜視図である。 図2は、図1に示した分析装置の平面図である。 図3−1は、撹拌領域の構成を示す部分断面模式図であって、撹拌領域に反応容器が移送された状態を示す図である。 図3−2は、撹拌領域の構成を示す部分断面模式図であって、検体と試薬との撹拌状態を示す図である。 図4は、撹拌領域の構成を示す平面模式図であって、検体と試薬の撹拌状態を示す図である。 図5は、図1に示した分析装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 分析装置
2 キュベット
2a 鍔部
3 ターンテーブル
3a キュベット搭載孔
4 上部支承部
5 下部支承部
6 支承部材
6a キュベット支承部
6b 軸部
7 取付部材
7a 取付孔
8 ブッシュ
9 圧縮コイルバネ
10 Eリング
11 下部支承部材
11a ギア部
11b キュベット収容部
11c ボス
11d 攪拌子収容孔
12 攪拌子
13 軸
13a 第1軸部
13b 鍔部
13c 第2軸部
14 キュベット支承部
14a 凹部
15 ベアリング
20 分析部
30 制御部
A11 第1の下部支承部材
B11 第2の下部支承部材
C11 第3の下部支承部材
D11 第4の下部支承部材
以下に、本発明に係る分析装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態に係る分析装置を示す斜視図、図2は図1に示した分析装置の平面図、図3は攪拌領域の構成を示す部分断面模式図であって、図3−1は攪拌領域に反応容器が移送された状態を示す図であり、図3−2は検体と試薬との攪拌状態を示す図、図4は攪拌領域の構成を示す平面模式図であって、検体と試薬との攪拌状態を示す図、図5は図1に示した分析装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る分析装置1は、試薬、検体セット領域と、攪拌領域と、B/F分離領域とを有している。そして、これらの領域にキュベット等の反応容器(以下、キュベット2という)を順次移送するように、ターンテーブル3が回転可能に設けてある(図1参照)。
試薬、検体セット領域は、キュベット2を供給するとともに、磁性粒子担体を含む試薬と検体とを分注する領域であり、攪拌領域は、試薬、検体セット領域でキュベット2に分注した試薬と検体とからなる反応液を攪拌する領域である。また、B/F分離領域は、磁石を用いて反応液中の磁性粒子(検体を担持した磁性粒子担体)を集磁、洗浄、分散し、B/F分離する領域である。
ターンテーブル3は、上述したように、試薬、検体セット領域と、攪拌領域と、B/F分離領域とに順次キュベット2を移送するものであり、ターンテーブル3には、キュベット2を搭載するためのキュベット搭載孔3aが設けてある。これらのキュベット搭載孔3aは、同一円周上に均等に設けてあり、キュベット2の外径よりもやや大きく形成してある。
キュベット搭載孔3aに搭載するキュベット2は、少なくとも側面が透明な材料で形成された有底の円筒状の反応容器であり、図3に示すように、キュベット2の上部には、上部開口から下方に延在する鍔部2aが形成してある。この鍔部2aは、ターンテーブル3に形成したキュベット搭載孔3aよりもやや大きく、この鍔部2aがキュベット搭載孔3aの縁部に当接して、ターンテーブル3からキュベット2が抜け落ちる事態を防止している。
攪拌領域は、キュベット2を揺動することにより、キュベット2に収容した反応液(検体と試薬の混合液)を攪拌する領域であり、本実施の形態に係る分析装置1は、ターンテーブル3に搭載した4本のキュベット2に収容した反応液を同時に攪拌可能である。
攪拌領域には、ターンテーブル3に搭載した4本のキュベット2と対応するように、上部支承部4と、下部支承部5とが配設してある。上部支承部4は分析装置本体に固定してあり、図3−1に示すように、ターンテーブル3の回転時にターンテーブル3に搭載したキュベット2と干渉することはない。この上部支承部4は、キュベット2の上部開口を閉塞して支承するものであり、キュベットに対応した4つの支承部材6と、取付部材7とを有している。
取付部材7には、ターンテーブル3に形成したキュベット搭載孔3aと同一のピッチを有する取付孔7aが4つ形成してある。これらの取付孔7aには、それぞれブッシュ8が取り付けてあり、各ブッシュ8には、それぞれ支承部材6が昇降可能に取り付けてある。これらのブッシュ8は、たとえば、ゴムのような弾性材料により形成してあるので、各支承部材6は傾倒可能である。
各支承部材6は、それぞれキュベット支承部6aと軸部6bとを有している。各キュベット支承部6aは、キュベット2の上部開口よりも大径であって、キュベット2を確実に閉塞して支承すべく、上方に向けて漸次幅広となる曲面を有している。軸部6bは、ブッシュ8を貫通して支承部材6をブッシュ8に支承する部分であり、キュベット支承部6aから上方に延在した部分である。
各支承部材6の軸部6bには、それぞれ圧縮コイルバネ9が巻回してあり、各支承部材6を下方に付勢してある。また、ブッシュ8を貫通した各支承部材6の軸部6bには、Eリング10が取り付けてある。このEリング10は、支承部材6の自重、あるいは圧縮コイルバネ9の付勢力による支承部材6の脱落を防止する。
下部支承部5は昇降可能であって、図3−1に示すように、ターンテーブル3の回転時にターンテーブル3に搭載したキュベット2と干渉することがなく、ターンテーブル3の停止時にのみ上昇し、図3−2に示すように、上部支承部4と下部支承部5との間でキュベット2を把持可能である。この下部支承部5は、把持したキュベット2を揺動するものであり、キュベット2と対応した4つの下部支承部材11を有している。各下部支承部材11は、それぞれギア部11aとキュベット収容部11bとを有している。
ギア部11aは動力が伝達される部分であり、このギア部11aから上方に延在するボス11cにキュベット収容部11bが形成してある。キュベット収容部11bは、円筒形状の凹部であり、この底壁にはギア部11aの回転軸に対して偏心するように設けた攪拌子収容孔11dが形成してある。
この攪拌子収容孔11dには、キュベット2の下部を支承する攪拌子12が収容してある。攪拌子12は軸13と、キュベット支承部14とからなり、軸13は、第1軸部13a、鍔部13bおよび第2軸部13cを有している。第1軸部13aは、攪拌子収容孔11dに収容される部分であり、円柱形状を有している。また、鍔部13bは、攪拌子収容孔11dの外縁部分と当接して、攪拌子12の軸方向の位置決めを行うものであり、第1軸部13aよりも大径に形成してある。第2軸部13cは、ベアリング15のインナーレースを支承する部分であり、鍔部13bよりも小径に形成してある。キュベット支承部14は、キュベット2の下部を支承する部分であり、ベアリング15のアウターレースに支承してある。したがって、キュベット支承部14は、軸13に対して回転自在となっている。このキュベット支承部14は、円柱形状を有し、その上面には円錐形状の凹部14aが形成してある。
下部支承部材11は、ギア部11aが直列に接続するように、配設してある。すなわち、図3において、左側から右側に順番に、第1の下部支承部材A11、第2の下部支承部材B11、第3の下部支承部材C11、第4の下部支承部材D11とすると、これらの下部支承部材11のギア部11aは、順番に噛み合い、動力を伝達するようになっている。したがって、図4において、第1の下部支承部材A11が反時計回りに回転すると、第2の下部支承部材B11は時計回りに、第3の下部支承部材C11は反時計回りに、第4の下部支承部材D11は時計回りに回転する。すなわち、隣り合う下部支承部材11(第1の下部支承部材A11と第2の下部支承部材B11、第2の下部支承部材B11と第3の下部支承部材C11、第3の下部支承部材C11と第4の下部支承部材D11)は互いに反対方向に回転することになる。
また、これらの下部支承部材11に収容した攪拌子12は、振動を打ち消し合うように、互いに位相をずらして配設してある。すなわち、第1の下部支承部材A11に収容した攪拌子12の位相を基準(図4において偏心方向を矢印で示す)にすると、第2の下部支承部材B11に収容した攪拌子12の位相は反時計方向に90°、第3の下部支承部材C11に収容した攪拌子12の位相は180°、第4の下部支承部材D11に収容した攪拌子12の位相は時計方向に90°ずらして配設してある。
図5に示すように、上述したターンテーブル3及び下部支承部5のほか、BF分離した反応液を測光することにより分析する分析部20は、制御部30に接続してあり、制御部30によって制御されるようになっている。すなわち、制御部30からの制御信号によってターンテーブル3が所定角度回転した後、下部支承部5が上昇し、その後、下部支承部5(下部支承部材11)が回転することにより、反応液が攪拌されるようになっている。なお、分析部20は、制御部30に制御され、ターンテーブル3が回転するごとにターンテーブル3に搭載されたキュベット2に収容した反応液を測光するようになっている。
上述した分析装置1によれば、試薬、検体セット領域において、キュベット2を供給するとともに、磁性粒子を含む試薬と検体とが分注される。
一方、攪拌領域では、図3−2に示すように、まず、下部支承部5が上昇を開始する。下部支承部5が上昇を開始すると、キュベット2がキュベット収容部11bに収容され、キュベット2がキュベット支承部14(攪拌子12)の凹部14aと当接する。さらに下部支承部5が上昇すると、キュベット2の鍔部2aはターンテーブル3から離反して上昇し、キュベット2の上部開口は支承部材6により閉塞され、キュベット2は、攪拌子12と支承部材6との間に把持される。このとき、攪拌子12は下部支承部材11のギア部11aの回転軸に対して偏心した攪拌子収容孔11dに収容されているので、キュベット2は傾倒して把持されることになる。
つぎに、モータ等の駆動源(図示せず)により、第1の下部支承部材A11を反時計回りに回転させると、図4に示すように、第2の下部支承部材B11が時計回りに、第3の下部支承部材C11が反時計回りに、第4の下部支承部材D11が時計回りに回転することになる。
このとき、攪拌子12を収容した攪拌子収容孔11dは、ギア部11aの回転軸に対して偏心するように設けてあるので、キュベット支承部14と支承部材6との間に把持したキュベット2の下部が支承部材6を揺動中心として円の軌跡を描くように揺動して、反応液を攪拌する。そして、隣り合うキュベット2の下部は、互いに反対方向に円の軌跡を描くように、揺動することになる。ここで、第1の下部支承部材A11、第2の下部支承部材B11、第3の下部支承部材C11、第4の下部支承部材D11に設けた攪拌子収容孔11dは、位相をずらしてあるので、攪拌領域の振動を抑制するように回転することになる。
反応液の攪拌が終了すると、下部支承部5が下降を開始する。すると、キュベット支承部6aとキュベット2の上部開口とが離反した後、キュベット2の鍔部2aがターンテーブル3のキュベット搭載孔3aの縁部と当接する。その後、下部支承部5が充分に下降して、キュベット2と下部支承部5とが干渉しなくなると、図3−1に示すように、ターンテーブル3の回転を許容することになる。
他方、B/F分離領域では、磁石を用いて反応液中の磁性粒子(検体を担持した磁性粒子担体)を集磁、洗浄、分散し、B/F分離がなされる。
試薬、検体セット領域、攪拌領域、B/F分離領域において、以上説明したそれぞれの動作が終了すると、ターンテーブル3が回転し、試薬、検体セット領域に位置したキュベット2は攪拌領域に、攪拌領域に位置したキュベット2はB/F分離領域に移送されることになる。そして、各領域において、上述した手順が繰り返される。
以上説明した分析装置によれば、攪拌領域の隣り合うキュベット2の下部が支承部材6を揺動中心として互いに反対方向に円の軌跡を描くように揺動するので、隣り合うキュベットにおいて生じる振動を打ち消し合い、攪拌領域における振動を抑制できる。この結果、B/F分離領域における反応液の流動を抑制することができ、正確な分析データが取得可能である。
また、キュベットを揺動させる攪拌子12を設けた下部支承部材11にギア部11aを形成するとともに、隣り合う下部支承部材11に形成したギア部11aを相互に噛み合うように配設したので、一方の下部支承部材11を回転させると、隣り合う下部支承部材11を反対方向に回転させることができる。この結果、一つのモータ等の駆動手段によって隣り合うキュベット2の下部が互いに反対方向に円の軌跡を描くように揺動させることができる。
また、攪拌領域の隣り合うキュベットの振動を打ち消し合うように、隣り合う下部支承部材11に設けた攪拌子12の位相をずらして配設したので、攪拌領域における振動をさらに抑制できる。
上述した実施の形態に係る分析装置は、ギア部11aが直列に噛み合うように下部支承部材11を配設したが、攪拌領域の隣り合うキュベット2が反対方向に揺動するものであればよく、プーリとベルトにより構成したものであってもよいし、各下部支承部材11ごとにモータ等の駆動手段を設けたものであってもよい。
また、攪拌領域にある4本のキュベット2を揺動させて、反応液を攪拌するものとしたが、隣り合うキュベット2が反対方向に揺動するものであれば、4本のキュベット2に限定されるものではなく、任意の本数のキュベット2を揺動させてもよい。
また、攪拌子12を収容する攪拌子収容孔11dの位相差を90°としたことにより、攪拌領域における振動を抑制するものとしたが、攪拌領域における振動を抑制するものであれば、90°に限定されるものではなく、任意の位相差を設けてもよい。
さらに、キュベット2を用いた分析装置に限られるものではなく、マイクロプレートを用いた分析装置に適用することもできる。

Claims (3)

  1. 反応液を攪拌する攪拌領域と、
    反応液をB/F分離するB/F分離領域と
    を有し、
    これらの領域に反応液を収容した反応容器を順次移送可能にしたターンテーブルを備えた分析装置において、
    前記攪拌領域の隣り合う反応容器が互いに反対方向に揺動するようにしたことを特徴とする分析装置。
  2. 前記反応容器を揺動させる攪拌子を設けた下部支承部材にギア部を形成するとともに、隣り合う下部支承部材に形成したギア部が相互に噛み合うように配設したことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記攪拌領域の隣り合う反応容器の振動を打ち消し合うように、隣り合う下部支承部材に設けた前記攪拌子の位相をずらして配設したことを特徴とする請求項1または2に記載の分析装置。
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