JPWO2007122971A1 - 金属製缶 - Google Patents

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Abstract

胴部に続く口部(13)先端の開口周縁を外方にカールさせて形成したビード部(14)に、タブを引っ張ることによりスコアを切り裂いて開栓するキャップ(20)を巻締め固定した金属製缶であって、ビード部(14)を、内方に向けて傾斜させた金属製缶である。内方に向けて傾斜させることによって、中心方向にある程度寄った部位にて密閉性を確保するようにした一般的な構造となる小口径のマキシキャップを用いても十分な気密性を得られる。

Description

本発明は、胴部から続く口部にマキシキャップが巻締め固定された金属製缶に関する。
従来、マキシキャップが巻締められた金属製缶が提案されている(特許文献1参照)。この金属製缶は、金属製缶胴体(胴部)から続いて形成される口部の開口周縁を外方にカールさせて形成されたビード部に、タブを引っ張ることによりスコア(ライン状の弱化部)を切り裂いて開栓するマキシキャップが巻締め固定された構造となっている。このような金属製缶によれば、胴部より小口径にすることのできる口部から内溶液を注ぎ易い、また、開栓のし易い金属製缶を実現することができる。
実開昭58−88328号公報
ところで、比較的小口径となるマキシキャップは、ビン容器の栓として広く利用されているが、この一般的な小口径のマキシキャップは、図1に示すような構造となっている。図1において、マキシキャップ20は、円盤状のキャップヘッド部23a及びキャップヘッド部23aの外周縁から立設する側部23bからなる金属製のキャップ本体23を有し、キャップ本体23のキャップヘッド部23a内面に合成樹脂製のライナー部材24が固着された構造となっている。ライナー部材24は、キャップ本体23のキャップヘッド部23a内面を概ね覆っており、その周縁部に前記金属製缶側のビード部を受けて気密性を確保するための受け部24aが形成されている。受け部24aには、その全周にわたって溝24aaが形成されている。
ライナー部材24の周縁部に形成された受け部24aとキャップ本体23の側部23b内面との間には隙間25が形成されている。この隙間25は、キャップ本体23内面にライナー部材24を形成するための手法に起因するものである。このライナー部材24は、図2(a)、(b)及び図3に示すようにキャップ本体23内面にインジェクションモールド成型により形成される。
即ち、図2(a)に示すように、下型(図示略)にセットされたキャップ本体23のキャップヘッド部23aの内面に軟化した樹脂塊Pがセットされる。上型は、センターパンチ100、センターパンチ100の外周に配置されたセンターブッシング101及びセンターブッシング101の外周に摺動自在に配置されたロケーティングスリーブ102によって構成され、下型に対する型締め及び型開きが可能となっている。
前述したように下型にセットされたキャップ本体23のキャップヘッド部23aの内面に軟化した樹脂塊Pがセットされた状態で、まず、上型のロケーティングスリーブ102だけがキャップ本体23の側部23bの内面に沿ってその先端部がキャップヘッド部23aと側部23bとの境界部に突き当たるようにセットされる。これにより、キャップ本体23の移動が規制される(位置決め)。次いで、上型のセンターパンチ100とセンターブッシング101とが一体的に下降して上型と下型との型締めがなされる。すると、図2(b)に示すように軟化した樹脂塊Pがセンターパンチ100、センターブッシング101及びロケーティングスリーブ102にて形成されるキャビティ内にゆきわたり、上型に当接する樹脂層がセンターパンチ100及びセンターブッシング101の先端面の形状に成型される。
そして、樹脂が硬化すると見込まれる適当なタイミングで、図3に示すように、センターパンチ100、センターブッシング101及びロケーティングスリーブ102を一体的にキャップ本体23から隔離する(型開きする)と、キャップ本体23のキャップヘッド部23a内面に所定形状となるライナー部材24(樹脂層)が形成されたマキシキャップ20が完成する。前述したようにロケーティングスリーブ102がキャップ本体23の側部23bの内面に沿ってその先端部がキャップヘッド部23aと側部23bとの境界部に突き当たるようにセットされた状態で型締めがなされることから、そのロケーティングスリーブ102の先端部分の形状に対応した隙間25がライナー部材24の受け部24aとキャップ本体23の側部23bとの間に形成される。
図1に戻って、マキシキャップ20と金属製缶50の口部51との相対的な位置関係は、口部51の先端部を外方にカールさせて形成したビード部52の最外面がマキシキャップ20の側部23b内面に当接すると共にビード部52の頂部がマキシキャップ20内面に形成されたライナー部材24の周縁部に位置する受け部24aの溝24aaに臨むものとなっていなければならない。このような位置関係でないと、マキシキャップ20の側部23bをビード部52に巻締めたときに、ビード部52の頂部がライナー部材24の受け部24aの溝24aaに嵌まり込まずにライナー部材24による密封性が十分になされないおそれがある。
口部51がビード部52のカール開始位置Pcsまでストレートに立ち上がってその内径Dinが略一定となる従来の金属製缶50では、隙間25によってキャップヘッド部23aの中心方向に寄ったライナー部材24の受け部24a(気密性を確保する部位)の溝24aaにビード部52の頂部を臨むようにするためにそのビード部52の幅Lc(カール幅)を比較的大きくする必要がある。しかし、ビード部52の幅Lcを大きくすると、ビード部52の強度が低下するという問題がある。このようにビード部52の強度が低下すると、マキシキャップ20をビード部52に強固に巻締めることができずに十分な気密性が得られないおそれがある。
本発明は、前述したような従来の問題を解決するもので、中心方向にある程度寄った部位にて密閉性を確保するようにした一般的な構造となる小口径のマキシキャップを用いても十分な気密性を得ることのできる金属製缶を提供するものである。
本発明に係る金属製缶は、胴部に続く口部の先端部を外方にカールさせて形成したビード部に、タブを引っ張ることによりスコアを切り裂いて開栓するキャップを巻締め固定した金属製缶であって、前記ビード部は、内方に向けて傾斜している構成となる。
このような構成により、口部の先端部位に形成されるビード部が内方に向けて傾斜しているので、中心方向にある程度寄った部位にて気密性を確保するようにした一般的な構造となる小口径のマキシキャップを前記ビード部に巻締めた場合、ビード部の幅が特に大きくなくても、そのキャップの前記中心方向にある程度寄った当該部位にて前記ビード部の頂部を受けることができるようになる。
前記ビード部は、全体的に傾斜しているものであっても、部分的に傾斜しているものであってもよい。後者の場合、本発明に係る金属製缶は、前記ビード部の上端部分が内方に向けて傾斜している構成とすることができる。
また、本発明に係る金属製缶において、前記ビード部の外方へのカール開始位置での缶内径は、前記ビード部の下端部位に対応した缶内径より小さい構成とすることができる。
このような構成により、ビード部の下端部位より上方に位置するカール開始位置での缶内径が前記下端部位に対応した缶内径より小さくなるので、前記ビード部が内方に向けて傾斜した構造となる。
また、本発明に係る金属製缶において、前記ビード部は、そのカールされた先端部が前記口部の外面に当接した構造となる構成とすることができる。
このような構成により、ビード部のカールされた先端部が口部の外面に当接しているので、そのビード部にキャップを巻締める際にカール状のビード部をつぶす方向に力が作用しても、その先端にて突っ張ってつぶす方向の力に抗することができるようになる。これにより、比較的強くキャップを巻締めることが可能となって当該金属製缶の気密性を比較的高く維持することができるようになる。
更に、本発明に係る金属製缶において、前記ビード部のカールされた先端が略垂直に前記口部の外面に突き当たった構造となる構成とすることができる。
このような構成により、ビード部のカールされた先端が口部の外面に略垂直に突き当たるように当接するので、その先端での突っ張りの度合いがより強固となり得る。これにより、キャップを更に強固に巻締めることが可能となって、当該金属製缶の気密性を更に高く維持することができるようになる。
また、本発明に係る金属製缶において、前記ビード部のカールされた先端の外側角が前記口部の外面に突き当たった構造となる構成とすることができる。
このような構成により、ビード部のカールされた先端が口部の外面にその外側角が突き当たるように当接するので、その先端での突っ張りの度合いが、ある程度維持されるものの、その先端が略垂直に口部の外面に突き当たる場合に比べて緩和され得る。これにより、比較的強くキャップをビード部に巻締めることが可能となる一方、そのキャップを比較的容易に取り外すことができるようになる。
本発明に係る金属製缶によれば、中心方向にある程度寄った部位にて気密性を確保するようにした一般的な構造となる小口径のマキシキャップをビード部に巻締めた場合、ビード部の幅が特に大きくなくても、そのキャップの前記中心方向にある程度寄った当該部位にて前記ビード部の頂部を受けることができるようになるので、前記一般的な構造となる小口径のマキシキャップを用いても十分な気密性を得ることができるようになる。
図1は、従来の金属製缶における口部に形成されるビード部とキャップとの相対的な位置関係を示す図である。 図2は、キャップを成型する工程において樹脂塊をキャップ内にセットした状態(a)と、キャップ内にて樹脂成型がなされた状態(b)とを示す図である。 図3は、キャップ内に樹脂製のライナー部材が形成された状態を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る金属製缶を示す正面図(a)、側面図(b)、(c)及び平面図(d)である。 図5は、図4(a)のA−A断面図である。 図6は、図4(c)のB部詳細断面図である。 図7は、金属製缶の口部にビード部を形成する途中過程(a)、(b)を示す図である。 図8は、金属製缶の口部にビード部を形成する最終過程を示す図である。 図9は、金属製缶の口部に形成されるビード部とキャップとの相対的な位置関係を詳細に示す断面図である。 図10は、巻締め機の主要部を示す図である。 図11は、キャップを金属製缶の口部に巻締め固定する途中過程(a)、(b)を示す図である。 図12は、キャップを金属製缶の口部に巻締め固定する最終過程を示す図である。 図13は、本発明の第2の実施の形態に係る金属製缶の主要部を示す断面図である。 図14は、図13に示す金属製缶におけるビード部を詳細に示す断面図である。 図15は、落下気密性評価試験の結果を示す表である。
符号の説明
10 金属製缶
11 胴部
12 肩部
13 口部
14 ビード部
14a 先端
14aa 外側角
14ab 内側角
20 キャップ(マキシキャップ)
21 タブ
22a、22b スコア
23 キャップ本体
23a キャップヘッド部
23b 側部
23ba 下端部
24 ライナー部材
24a 受け部
24aa 溝
25 隙間
100 センターパンチ
101 センターブッシング
102 ロケーティングスリーブ
201 第1ツール
202 第2ツール
203 第3ツール
301 プランジャ
302i、302j シーリングスリーブ
302ia、302ja シーリング突起
302ib、302jb 傾斜面
303 プッシングスリーブ
304 圧縮バネ
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る金属製缶は、図4乃至図6に示すように構成されている。なお、図4は、本発明の第1の実施の形態に係る金属製缶の正面図(a)、側面図(b)、(c)及び平面図(d)であり、図5は、図4(a)のA−A断面図であり、図6は、図4(c)のB部詳細断面図である。
図4及び図5において、この金属製缶10は、有底円筒状の胴部11から肩部12を通して口部13に続く構造となっている。口部13の開口する先端部にはタブ21を引っ張ることによりスコア22a、22b(図4(d)参照)を切り裂いて開栓するマキシキャップ20が装着されている。図5と共に図6に詳細に示すように、口部13にはその先端部を外方にカールさせてビード部14が形成されている。マキシキャップ20の具体的な構造は前述した一般的な構造となる小口径のマキシキャップ(図1参照)と同様に、円盤状のキャップヘッド部23a及びキャップヘッド部23aの外周縁から立設する側部23bからなる金属製のキャップ本体23を有し、キャップ本体23のキャップヘッド部23a内面に合成樹脂製のライナー部材24が固着されたものとなっている。ライナー部材24の周縁部に金属製缶10のビード部14を受けて気密性を確保するための受け部24aが形成されており、受け部24aには、その全周にわたって溝24aaが形成されている。
そして、ビード部14の頂部がライナー部材24の受け部24aの溝24aaに臨むようにマキシキャップ20が金属製缶10の口部13にセットされ、そのマキシキャップ20の側部23bがビード部14に巻締め固定される。この側部23bのビード部14への巻締めにより、ライナー部材24の受け部24aがビード部14に密着することになり、これにより、マキシキャップ20の巻締められた金属製缶10の気密性が確保される。
次に、前述したビード部14の形成方法について説明する。
まず、図7(a)に示すように、リング状の所定湾曲面を有する第1ツール201が金属製缶10の口部13の開口する先端部位13aにセットされ、この第1ツール201を下降させることにより、その先端部位13aが第1ツール201の湾曲面に沿って曲げられる。次いで、口部13の曲げられた先端部位13aに、図7(b)に示すように、その先端部位13aを更に巻き込むような形状となるリング状の湾曲面を有する第2ツール202がセットされ、この第2ツール202を下降させる。これにより、前記曲げられた先端部位13aが更に巻き込まれてその先端が口部13の外面に略垂直に当接する。そして、その状態で更に第2ツール202を下降させることにより、前記先端が口部13の外面に当接して突っ張った状態となる先端部位13aが第2ツール202の湾曲面に沿うように形成される。
最後に、前述したようにその先端が口部13の外面に略垂直に当接した状態となる口部13の先端部位13aに、図8に示すように、第3ツール203がセットされる。第3ツール203は、リング状で下降動作によって内方に圧力をかけるような形状の湾曲面を有している。このような第3ツール203を下降させることにより、口部13の先端部位13aにて形成されたカール状部位の上端部分が金属製缶10の内方に向けて傾斜する。これにより、口部13の先端部にビード部14が形成され、そのビード部14の上端部分が角度αだけ内方に向けて傾斜したものとなる。このビード部14の傾斜によって、ビード部14の外方へのカール開始位置Pcsでの缶内径Din2は、ビード部14のカールした先端14aが口部13の外面に当接する当該ビード部14の下端に対応した缶内径Din1より小さくなる(図6参照)。
このように口部13の先端部に形成されたビード部14の上端部分が内方に向けて傾斜しているので、図9に示すように、ビード部14の幅Lcをそれほど大きくしなくても、ビード部14の最外面に側部23bの内面が当接するようにマキシキャップ20を口部13にセットした際に、ビード部14の頂部がマキシキャップ20の内面に形成されたライナー部材24の受け部24aの溝24aaに臨むようになる(図9の一点鎖線部分参照)。この状態でマキシキャップ20の側部23bをビード部14に巻締めると、ビード部14の頂部がライナー部材24の受け部24aの溝24aaに確実に嵌まり込み、前述したように(図6参照)、ライナー部材24の受け部24aがビード部14に密着することになる。このように、ビード部14の幅Lcが特に大きくなくても、キャップ本体23の中心方向にある程度寄った受け部24aにてビード部14の頂部を受けることができるようになるので、一般的な構造(図1、図6参照)となる小口径のマキシキャップ20を用いても十分な気密性を得ることのできるようになる。
なお、図6及び図8に示す例では、ビード部14がその下端から外方へのカール開始位置Pcsまでの間の所定位置にて屈曲するようになっているが、ビード部14の下端にて屈曲することによりビード部14全体が内方に向けて傾斜するような構造とすることもできる。
更に、前述したように口部13の先端部に形成されたビード部14にマキシキャップ20を巻締める方法について説明する。
この金属製缶10に用いられる巻締め機の主要部は図10に示すように構成されている。この巻締め機は、概ね円筒状のプランジャ301、プランジャ301の外方を囲うように配置され先端が複数に分割された(例えば、20個)のシーリングスリーブ302i、・・・302j、・・・、それらシーリングスリーブ302i、・・・、302j、・・・の外側に配置され、上下動可能となるプッシングスリーブ303及びプランジャ301を下方に常に付勢する圧縮バネ304を有している。圧縮バネ304にて下方に付勢されるプランジャ301の下端面にはマキシキャップ20のキャップ本体23の上角形状に対応した湾曲面となる受け面301aが形成されている。各シーリングスリーブ302i(302j)は、上端部を支点にして内部に配置されるマキシキャップ20の径方向に揺動可能となっており、マキシキャップ20に対向する面に先端が湾曲したシーリング突起302ia(302ja)が形成されている。また、各シーリングスリーブ302i(302j)のシーリング部302ia(302ja)の形成された面の逆側が傾斜面302ib(302jb)となっており、各シーリングスリーブ302i(302j)の外側で上下動するプッシングスリーブ303の先端部が傾斜面302ib(302jb)に当接している。
このような構造となる巻締め機によってマキシキャップ20が、次のようにして、金属製缶10の口部13の先端部に装着される。
図10に示すように、マキシキャップ20の外角面がプランジャ301の受け面301aに沿うようにして金属製缶10とその口部13の先端部にセットされたマキシキャップ20とが巻締め機に装填される。この状態で、巻締め機を動作させると、図11(a)に示すように、マキシキャップ20がプランジャ301によって押圧されてキャップ本体23の内面に形成されたライナー部材24の受け部24aの溝24aaに金属製缶10の口部13に形成されたビード部14の頂部が嵌り込んでライナー部材24がビード部14に密着する。そして、プッシングスリーブ303が下方(Sa)に移動し、その先端部が各シーリングスリーブ302i(302j)の傾斜面302ib(302jb)を下方に押していく。すると、各シーリングスリーブ302i(302j)が上端部を支点にしてマキシキャップ20の中心に向けて(Sb)揺動し、シーリング突起302ia(302ja)がビード部14を覆うキャップ本体23の側部23bに寄って行く。
更に、プッシングスリーブ303が下方(Sa)への移動を続けると、図11(b)に示すように、各シーリングスリーブ302i(302j)が更にマキシキャップ20の中心方向(Sb)に揺動を続け、各シーリング突起302ia(302ja)がキャップ本体23の側部23bを金属製缶10の口部13側に押し付け、キャップ本体23の側部23bがビード部14に巻かれていく。そして、更に、プッシングスリーブ303が下方(Sa)への移動を続けると、図12に示すように、各シーリングスリーブ302i(302j)の揺動による各シーリング突起302ia(302ja)のマキシキャップ20の中心方向(Sb)への動きによって、側部23bがビード部14に巻かれたマキシキャップ20が上方(Sc)に押し上げられるようになる。これにより、圧縮バネ304(図10参照)によって下方に付勢されるプランジャ301の受け面301aと各シーリング突起302ia(302ja)とによって挟み込まれるキャップ本体23の側部23bがビード部14に強固に締め付けられる。これにより、キャップ本体23の内面に形成されたライナー部材24がビード部14に強固に密着した状態で、マキシキャップ20が金属製缶10の口部13に形成されたビード部14に巻締め固定される(図6参照)。
前述したような巻締め機(図10〜図12参照)では、圧縮バネ304による付勢力と、マキシキャップ20の押し上げ量を決めるビード部14の高さとによってキャップ本体23の側部23bのビード部14への巻締め力が決まる。そして、ビード部14のカールされた先端部が口部14の外面に当接しているので、そのマキシキャップ20の巻締めの際に(図11(a)、(b)、図12参照)カール状のビード部14に金属製缶10の中心方向(図11(a)、(b)及び図12におけるSb)及びその軸方向(図11(a)、(b)及び図12におけるSaの逆方向)にそれぞれ力が作用するが、口部13の外面に当接するカールしたビード部14の先端部が抵抗になって、前記中心方向の力に抗することができるため、軸方向の力が減衰することなく作用し、マキシキャップ20のライナー部材24がビード部14に強固に密着した状態となり得る。これにより、金属製缶10の気密性を比較的高く維持することができるようになる。更に、前述したように、ビード部14のカールした先端14aが略垂直に口部13の外面に突き当たるように当接しているので(図8、図9参照)、ビード部14にマキシキャップ20を巻締める際にカール状のビード部14がその先端14aにて突っ張った状態となって、金属製缶10の中心方向及びその軸方向の力に対してビード部14の先端部がより変形に抗することができるようになる。その結果、更に気密性の高い金属製缶10を実現することができる。
なお、前述した例では、ビード部14のカールした先端が口部13の外面に略垂直に当接するものであったが、ビード部14が内方に傾斜した構造(図8、図9参照)であれば、ビード部14は、従来(図1参照)と同様に先端部が巻き込まれるような構造であってもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る金属製缶について説明する。
本発明の第2の実施の形態に係る金属製缶は、図13及び図14に示すように構成される。なお、図13は、本発明の第2の実施の形態に係る金属製缶の主要部を示す断面図であり、図14は、図13に示す金属製缶におけるビード部の詳細を示す断面図である。また、図13及び図14において、図6及び図9に示される部分と同じ部分には同じ参照番号が付されている。
図13及び図14に示す金属製缶10では、ビード部14のカールされた先端14aの外側角14aaが口部13の外面に突き当たる一方、ビード部14のカールされた先端14の内側角14abは口部13の外面に当接しない構造となっている。このような構造により、ビード部14のカールされた先端部が口部13の外面にその外側角14aaが突き当たるように当接するので、金属製缶10の中心方向及びその軸方向の力に対してその先端部が変形に抗することができるが、その中心方向の力に対する先端部の突っ張り度合いが、前述した先端14aが略垂直に口部13の外面に突き当たる場合に比べて緩和され得る。これにより、ビード部14にマキシキャップ20を巻締めた際にそのビード部14の下方部位にマキシキャップ20の下端部が当たり易くなり、ビード部14に巻締められたマキシキャップ20の下端部のビード部14への締め付けが抑制される。その結果、ビード部14に巻締められたマキシキャップ20を比較的容易に取り外す(開栓する)ことができるようになる。
(実験例)
本発明の発明者は、図1に示すような従来の金属製缶と、図13及び図14に示した構造の金属製缶10(本発明の第2の実施の形態に係る金属製缶)とについて落下気密性評価の試験を行なった。その結果が、図15に示される。図15において、従来缶は、図1に示す構造の金属製缶であり、改良缶は、図13及び図14に示す構造の金属製缶10である。
その試験方法は、容量100mlの金属製缶に水を陽圧状態にて充填してマキシキャップを口部に巻締め、その金属製缶を角度10度に傾斜した鉄板に単体で倒立落下(口部を下にした状態での落下)させ、その際の気密性(漏れ)を減圧の有無で確認した。20cm、30cm、40cm、50cmの高さから、それぞれ10本ずつ落下させた。
図15に示す結果から、従来缶は、20cmの高さからの落下においては、10本中2本からしか漏れは確認されなかったが、それを越える高さ(30cm、40cm、50cm)からの落下においては、10本全てから漏れが確認された。一方、改良缶は、20cm、30cm、40cmの高さからの落下においては、10本全てにおいて漏れが確認されなかった。この改良缶は、50cmの高さからの落下において、10本中3本からしか漏れは確認されなかった。
この落下気密性評価試験から、図13及び図14に示した構造の金属製缶10は、従来の構造の金属製缶に比べて、落下に対して高い気密性を維持することができることが分った。
図6に示す構造の金属製缶(本発明の第1の実施の形態に係る金属製缶)については、前述したような落下気密性評価試験は行なっていない。しかし、前記落下気密性評価試験に供された改良缶(図13及び図14参照)は、ビード部14のカールした先端14aの外側角14aaだけが口部13の外面に突き当たって、ビード部14の撓みがある程度許容されるような構造となっているのに対し、前記両金属製缶は、ビード部14のカールした先端14aが略垂直に口部13の外面に突き当たってビード部14の撓みを極力抑制した構造となっているので、気密性については、前記落下気密性評価試験に供された改良缶より優れているものと推察される。
以上、説明したように、本発明に係る金属製缶は、中心方向にある程度寄った部位にて密閉性を確保するようにした一般的な構造となる小口径のマキシキャップを用いても十分な気密性を得ることができるという効果を有し、胴部に続く口部にマキシキャップが巻締め固定された金属製缶として有用である。

Claims (6)

  1. 胴部から続く口部の先端部を外方にカールさせて形成したビード部に、タブを引っ張ることによりスコアを切り裂いて開栓するキャップを巻締め固定した金属製缶であって、
    前記ビード部は、内方に向けて傾斜していることを特徴とする金属製缶。
  2. 前記ビード部の上端部分が内方に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1記載の金属製缶。
  3. 前記ビード部の外方へのカール開始位置での缶内径は、前記ビード部の下端部位に対応した缶内径より小さいことを特徴とする請求項1記載の金属製缶。
  4. 前記ビード部は、そのカールされた先端部が前記口部の外面に当接した構造となることを特徴とする請求項1記載の金属製缶。
  5. 前記ビード部のカールされた先端が略垂直に前記口部の外面に突き当たった構造となることを特徴とする請求項4記載の金属製缶。
  6. 前記ビード部のカールされた先端の外側角が前記口部の外面に突き当たった構造となることを特徴とする請求項4記載の金属製缶。
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