JPWO2007116929A1 - コンテンツ提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 無権利者によるコンテンツの再生を制限しつつ、権利者によるコンテンツ再生の自由度を高くすることのできるコンテンツ提供システムを提供する。【解決手段】 携帯再生装置4と再生装置6とが近距離通信部56、72によって通信を確立すると、携帯再生装置4の権利状況送信手段48は、権利記録部50に記録されている権利データに基づく権利状況データを再生装置6に送信する。再生装置6の再生指示取得手段66は、再生装置用コンテンツについてのユーザからの再生指示を受け取る。権利認証手段68は、携帯再生装置4から送信されてきた権利状況データに基づいて、再生指示がなされたコンテンツの権利があるかどうかを判断する。権利があると判断すれば、再生手段70によって、コンテンツ記録部64に記録されている再生装置用コンテンツを再生する。権利がないと判断すれば、再生を許可しない。【選択図】 図1
Description
この発明は、コンテンツを提供するシステムに関し、特にその権利管理に関するものである。
画像や音楽などのコンテンツを提供するに際して、その権利を管理するシステムとして特許文献1のような仕組みが提案されている。この仕組みでは、次のようにして権利を管理している。ユーザは、販売店において希望するコンテンツのカードを購入する。このカードにはコードが印刷されており、ユーザは携帯電話などから指定のサーバにアクセスし、コードを入力する。サーバでは、コンテンツとコードの対応関係を認証し、正しいコードであれば、ユーザの携帯電話にコンテンツをダウンロードする。以後、ユーザはダウンロードされたコンテンツを携帯電話にて再生することができる。
しかしながら、上記のような従来の技術には次のような問題があった。特許文献1に示される技術では、コンテンツの購入時にのみ権利の確認が行われるだけであり、購入後の不正コピーなどによる再生を管理することはできない。一方、自らがダウンロードしたコンテンツしか再生できず、同じコンテンツであっても他人の機器にダウンロードされたコンテンツは再生できないという制限があった。つまり、コンテンツの再生に制限があるにもかかわらず権利管理が十分ではなく、コンテンツの権利者、利用者の双方にとって、必ずしも好ましい仕組みであるとはいえなかった。
この発明は、上記のような問題点を解決して、無権利者によるコンテンツの再生を制限しつつ、権利者によるコンテンツ再生の自由度を高くすることのできるコンテンツ提供システムを提供することを目的とする。
(1)この発明に係る権利証明装置と再生装置とを備えたコンテンツ提供システムは、
前記権利証明装置は、権利データを記録するための権利記録部にアクセスする手段と、再生装置と近距離通信を行うための近距離通信部とを備え、
前記再生装置は、再生装置用コンテンツを記録するためのコンテンツ記録部にアクセスする手段と、権利証明装置と近距離通信を行うための近距離通信部と、権利認証手段によって権利データの存在が確認された再生装置用コンテンツを再生する再生手段とを備え、
前記権利証明装置または前記再生装置のいずれかに、前記近距離通信部によって前記権利証明装置と前記再生装置の間にて通信を行い、再生しようとする再生装置用コンテンツに対応する権利データが、前記権利証明装置に接続された権利記録部に記録されているか否かの権利判断をする権利認証手段を備えたことを特徴としている。
前記権利証明装置は、権利データを記録するための権利記録部にアクセスする手段と、再生装置と近距離通信を行うための近距離通信部とを備え、
前記再生装置は、再生装置用コンテンツを記録するためのコンテンツ記録部にアクセスする手段と、権利証明装置と近距離通信を行うための近距離通信部と、権利認証手段によって権利データの存在が確認された再生装置用コンテンツを再生する再生手段とを備え、
前記権利証明装置または前記再生装置のいずれかに、前記近距離通信部によって前記権利証明装置と前記再生装置の間にて通信を行い、再生しようとする再生装置用コンテンツに対応する権利データが、前記権利証明装置に接続された権利記録部に記録されているか否かの権利判断をする権利認証手段を備えたことを特徴としている。
したがって、権利証明装置が再生装置の近傍にある場合にのみコンテンツの再生が許可される。よって、不正コピーによる再生を防止できるとともに、権利を保有する権利証明装置を有していれば、他の場所にある再生装置内のコンテンツについても再生を行うことができる。
(6)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利証明装置は、近距離通信部によって、前記権利データに基づく権利状況を示すデータを再生装置に送信する権利状況送信手段をさらに備え、前記再生装置の権利認証手段は、権利証明装置から受信した権利状況を示すデータに基づいて、前記権利判断を行うことを特徴としている。
(7)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利記録部は、権利証明装置に接続可能な可搬性記録媒体であることを特徴としている。
したがって、複数の権利記録部を用意することにより、より多くの権利データを記録することができる。
(8)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利記録部としての可搬性記録媒体には、再生装置用コンテンツを特定するための符号、および権利証明装置または権利証明装置を使用するユーザを特定するための符号を含む権利データが記録されることを特徴としている。
したがって、権利データの持ち運びを可能としつつ、不正使用を防止することができる。
(9)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利データは、再生装置用コンテンツを特定するための符号を含む権利データを、権利証明装置または権利証明装置を使用するユーザを特定するための符号によって暗号化した権利データが記録されることを特徴としている。
したがって、権利データの持ち運びを可能としつつ、不正使用を防止することができる。
(10)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利認証手段は、前記再生装置と通信が確立している権利証明装置または当該権利証明装置を使用するユーザを特定するための符号を取得し、当該符号に基づいて、前記可搬性記録媒体から読み出した権利データを復号化し、再生しようとしているコンテンツに対応する正しい権利データが復元されるか否かを判断することを特徴としている。
したがって、権利証明装置を有する正規のユーザのみが当該コンテンツを再生することができる。
(11)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利証明装置は、前記権利記録部を備えて構成されること特徴としている。
(12)この発明に係るコンテンツ提供システムは、コンテンツ記録部は再生装置に接続可能な可搬性記録媒体であることを特徴としている。
よって、当該可搬性記録媒体を介してコンテンツを取得することができる。
(13)この発明に係るコンテンツ提供システムは、再生装置は、コンテンツ記録部を備えて構成されることを特徴としている。
(14)この発明に係るコンテンツ提供システムは、再生装置用コンテンツは、再生装置または再生装置に接続された機器と広域通信可能なサーバ装置から送信されたものであることを特徴としている。
したがって、広域通信によってサーバ装置からコンテンツを取得することができる。
(15)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利証明装置は、近距離通信部によって、再生装置に対してコンテンツ再生指示を送信する再生指示手段をさらに備え、再生装置は、近距離通信部によって、権利証明装置からの再生指示を受ける再生指示取得手段をさらに備え、権利認証手段は、権利証明装置から再生指示がなされた再生装置用コンテンツについて権利証明装置が権利を有しているかを判断することを特徴としている。
したがって、権利証明装置の側から再生装置に対してコンテンツの再生指示を行うことができる。
(16)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利証明装置は、近距離通信部によって、再生装置との間で通信開始処理を行う通信開始処理手段を有し、
権利状況送信手段は、通信開始処理手段による通信開始時に、権利データに基づく権利状況を示すデータを再生装置に送信し、
再生装置は、近距離通信部によって、権利状況を示すデータを受信し、一時記憶部に記憶するとともに、権利証明装置との間の通信終了によって当該権利状況データを消去する記憶制御手段を有することを特徴としている。
権利状況送信手段は、通信開始処理手段による通信開始時に、権利データに基づく権利状況を示すデータを再生装置に送信し、
再生装置は、近距離通信部によって、権利状況を示すデータを受信し、一時記憶部に記憶するとともに、権利証明装置との間の通信終了によって当該権利状況データを消去する記憶制御手段を有することを特徴としている。
したがって、権利証明装置の権利に基づくコンテンツの再生が終了した後は、権利状況を示すデータが削除され、不正にコンテンツが再生されるおそれがない。
(17)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利状況送信手段は、再生装置からの要求に応じて権利データに基づく権利状況を示すデータを、再生装置に送信することを特徴としている。
したがって、再生装置の側が主導権を持って、権利証明装置に対し権利状況データの送信を要求することができる。
(18)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利証明装置が、権利発行装置と広域通信または近距離通信を行うための通信部と、通信部によって、権利取得要求を権利発行装置に送信する要求手段と、通信部によって、権利発行装置から権利データを受信する取得手段とをさらに備えたことを特徴としている。
(19)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利証明装置は携帯再生装置であり、前記携帯再生装置は、サーバ装置と広域通信を行うための広域通信部と、広域通信部によって、権利取得要求をサーバ装置に送信する要求手段と、広域通信部によって、サーバ装置から権利データおよび携帯用コンテンツを受信する取得手段と、取得手段によって取得した携帯用コンテンツを記録するコンテンツ記録部と、コンテンツ記録部に記録されている携帯用コンテンツを再生する再生手段と、近距離通信部によって、再生装置に対してコンテンツ再生指示を送信する再生指示手段とをさらに備えていることを特徴としている。
したがって、携帯再生装置によって携帯用コンテンツを再生できるとともに、権利を保有する携帯再生装置が近傍に無ければ再生装置における再生装置用コンテンツの再生が許可されない。よって、不正コピーによる再生を防止できるとと
もに、権利を保有する携帯再生装置を有していれば、他の場所にある再生装置内
のコンテンツについても再生を行うことができる。
もに、権利を保有する携帯再生装置を有していれば、他の場所にある再生装置内
のコンテンツについても再生を行うことができる。
(20)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利認証手段は、再生指示がなされた再生装置用コンテンツに対応する権利データがないと判断した場合には、近距離通信部によって携帯再生装置に権利不存在の旨を送信し、携帯再生装置は、近距離通信部によって権利不存在の旨を権利認証手段から受けて、権利取得提案処理を開始する取得処理開始手段をさらに備えていることを特徴としている。
したがって、コンテンツは存在するものの再生する権利がない場合には、その取得を促すことができる。
(21)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利認証手段は、以下のA)またはB)によって再生の許可・不許可を行うことを特徴とするシステム、装置またはプログラム。A)再生指示の対象である再生装置用コンテンツに対応する権利データがあると判断した場合には再生手段に再生許可信号を与えることによって再生を許可し、前記権利データがないと判断した場合には再生不許可信号を与えるか、再生許可信号を与えないことによって再生を許可しない。B)再生指示の対象である再生装置用コンテンツに対応する権利データがあると判断した場合には再生手段に再生許可信号を与えるか、再生不許可信号を与えないことによって再生を許可し、前記権利データがないと判断した場合には再生不許可信号を与えることによって再生を許可しない。
(22)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利データは、暗号化された再生装置用コンテンツを復号化するためのキーであり、権利認証手段は、再生指示の対象である再生装置用コンテンツのキーが存在すれば、当該キーを再生手段に与えることによって復号化された再生装置用コンテンツの再生を許可し、再生指示の対象である再生装置用コンテンツのキーが存在しなければ、当該キーを再生手段に与えないことによって復号化された再生装置用コンテンツの再生を許可しないことを特徴としている。
したがって、再生する権利がない場合には復号化キーを与えないことにより、実質的にコンテンツの再生を許可しないようにすることができる。
(23)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利証明装置は、非接触式ICカード、携帯電話、PDAのいずれかであることを特徴としている。
(24)この発明に係るコンテンツ提供システムは、再生装置は、ビデオ再生装置、ハードディスクレコーダ、DVD再生装置、テレビ受信装置、ステレオ装置、携帯型音楽再生装置、パソコン、カーナビ、家庭用ゲーム機のいずれかであることを特徴としている。
(25)この発明に係るコンテンツ提供システムは、再生装置は、再生装置本体と近距離通信装置とを備えており、前記再生装置本体は、再生装置用コンテンツを記録するためのコンテンツ記録部にアクセスする手段と、権利認証手段によって権利データの存在が確認された再生装置用コンテンツを再生する再生手段とを備え、前記近距離通信装置は、権利証明装置と近距離通信を行うための近距離通信部を備えたことを特徴としている。
したがって、再生装置本体が通信機能を有さない場合であっても、本発明を適用することができる。
(26)この発明に係るコンテンツ提供システムは、再生装置本体は、近距離通信部によって権利証明装置と通信し、広域通信可能な権利証明装置を介して、サーバ装置から再生装置用コンテンツを取得することを特徴としている。
(27)この発明に係るコンテンツ提供システムは、再生装置は、近距離通信装置と、各々が当該近距離通信装置に通信可能に接続された複数の再生機器とを備えて構成され、前記近距離通信装置に近距離通信部および権利認証手段が設けられていることを特徴としている。
したがって、近距離通信装置によって、複数の再生機器の権利認証を行うことができる。
(28)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利証明装置および再生装置の前記近距離通信部は、無線または有線通信を行うことを特徴としている。
(29)この発明にかかるコンテンツ提供システムは、再生装置は、再生装置用コンテンツ再生の中断指令を受けるとコンテンツの中断位置を権利証明装置に送信する手段を備え、権利証明装置は、受信した中断位置を記録部に記録する手段を備えており、権利証明装置は、再生装置用コンテンツの再生指令を再生装置に送信する際に、当該再生装置用コンテンツに対応して記録されている中断位置を併せて送信し、再生装置は、再生指令と共に送られてくる中断位置から当該再生装置用コンテンツの再生を開始する手段を備えていることを特徴としている。
したがって、途中で再生を中断したコンテンツを、他の再生装置においても、その続きから再生することができる。
この発明において「携帯再生装置」とは、可搬性のあるコンテンツ再生可能な装置をいい、携帯電話装置、携帯テレビ、携帯音楽プレイヤー、PDAなどを含む概念である。
「再生装置」とは、コンテンツ再生可能な装置をいい、ビデオ再生装置、ハードディスクレコーダ、DVD再生装置、テレビ受信装置、ステレオ装置、携帯型音楽再生装置、パソコン、カーナビ、家庭用ゲーム機を含む概念である。また、近距離通信装置と再生機器との組み合わせも、再生装置に含まれる概念である。
「コンテンツ」とは、画像、音楽、音声、電子ブックなどの電子データをいう。
「広域通信」とは、インターネット、公衆回線網、広域無線通信などをいう。
「近距離通信」とは、赤外線通信、電磁結合通信、ブルーツース(商標)など、同一建物内程度の近距離で通信可能な無線通信や有線通信などをいう。図25のインターフェイス502によって、可搬性記録媒体500と権利認証手段68が行う通信も、近距離通信の概念に含む。
「通信部」とは、上記の広域通信や近距離通信などの通信を行うものをいう。
「権利状況を示すデータ」とは、権利データそのものだけでなく、権利データに基づいて生成されたデータも含む概念である。
「権利証明装置」とは、権利データもしくは権利の有無を示すデータを記録する装置をいう。第2の実施形態における権利証明装置7やアクセスポイント200だけでなく、第1の実施形態における携帯再生装置6も含む概念である。
「要求手段」は、実施形態ではステップS12に対応する。
「取得手段」は、実施形態ではステップS13が対応する。
「権利状況送信手段」は、実施形態ではステップS18が対応する。
「再生手段」は、実施形態ではステップS37が対応する。
「再生指示取得手段」は、再生装置に設けられた再生ボタンなどからの再生指示を受け取るものだけでなく、権利証明装置から送信されてきた再生指示を受け取るものも含む概念である。
「権利認証手段」は、実施形態ではステップS32が対応する。なお、権利認証手段による再生の許可は、再生手段に対して許可信号を伝えこれに応じて再生手段が再生を開始する場合だけでなく、再生手段に対して暗号化された再生装置用コンテンツの復号化キーを与えることにより再生を許可するような場合も含む。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
40・・・広域通信部
42・・・要求手段
44・・・取得手段
48・・・権利状況送信手段
50・・・権利記録部
52・・・コンテンツ記録部
54・・・再生手段
56・・・近距離通信部
42・・・要求手段
44・・・取得手段
48・・・権利状況送信手段
50・・・権利記録部
52・・・コンテンツ記録部
54・・・再生手段
56・・・近距離通信部
一.第1の実施形態
1.システムの全体構成
図1に、この発明の一実施形態によるコンテンツ提供システムの構成を示す。このシステムは、サーバ装置2、携帯再生装置4、再生装置6を備えている。サーバ装置2と携帯再生装置4は、広域通信部24、40を備えており、インターネットなどの広域通信網を介して通信を行う。再生装置6にも、広域通信部60が設けられており、サーバ装置2との間で、インターネットなどの広域通信網を介して通信を行う。
1.システムの全体構成
図1に、この発明の一実施形態によるコンテンツ提供システムの構成を示す。このシステムは、サーバ装置2、携帯再生装置4、再生装置6を備えている。サーバ装置2と携帯再生装置4は、広域通信部24、40を備えており、インターネットなどの広域通信網を介して通信を行う。再生装置6にも、広域通信部60が設けられており、サーバ装置2との間で、インターネットなどの広域通信網を介して通信を行う。
携帯再生装置4の要求手段42は、コンテンツの購入要求を広域通信部40を介して権利発行装置であるサーバ装置2に送信する。これを受けたサーバ装置2の対携帯送出手段20は、携帯用コンテンツおよび権利データを携帯再生装置4に送信する。携帯再生装置4の取得手段44は、広域通信部40を介してこの携帯用コンテンツ・権利データを受信し、それぞれ、コンテンツ記録部52、権利記録部50に記録する。
携帯再生装置4は、再生手段54によって、コンテンツ記録部52に記録されている携帯用コンテンツを再生する。これにより、ユーザは、購入したコンテンツを携帯再生装置で閲覧することができる。
一方、再生装置6に対し、サーバ装置2の対再生装置送出手段22は、再生装置用コンテンツを送信する。再生装置6の取得手段62は、広域通信部60を介してこれを受信し、コンテンツ記録部64に記録する。
携帯再生装置4と再生装置6とが近距離通信部56、72によって通信を確立すると、携帯再生装置4の権利状況送信手段48は、権利記録部50に記録されている権利データに基づく権利状況データを再生装置6に送信する。
再生装置6の再生指示取得手段66は、再生装置用コンテンツについてのユーザからの再生指示を受け取る。権利認証手段68は、携帯再生装置4から送信されてきた権利状況データに基づいて、再生指示がなされたコンテンツの権利があるかどうかを判断する。権利があると判断すれば、再生手段70によって、コンテンツ記録部64に記録されている再生装置用コンテンツを再生する。権利がないと判断すれば、再生を許可しない。
上記のようにして、携帯再生装置4においては購入したコンテンツの携帯版を再生することができ、再生装置6においては権利を有する携帯再生装置4が近距離通信の可能な範囲内にあることを条件に再生装置用コンテンツを再生することができる。
上記実施形態では、有償で権利データを購入するようにしているが、有償・無償にかかわらず、権利データを取得するようにできる。以下、権利データを購入する場合について説明するが、有償・無償にかかわらず、権利データを取得する場合一般に適用することができる。
2.ハードウエア構成
2.1携帯再生装置のハードウエア構成
図2に、携帯再生装置である携帯電話4のハードウエア構成を示す。CPU41には、ディスプレイ47、スピーカ49、広域通信回路40、近距離通信回路56、メモリ43、操作部45が接続されている。なお、通話のための回路などは省略している。
2.1携帯再生装置のハードウエア構成
図2に、携帯再生装置である携帯電話4のハードウエア構成を示す。CPU41には、ディスプレイ47、スピーカ49、広域通信回路40、近距離通信回路56、メモリ43、操作部45が接続されている。なお、通話のための回路などは省略している。
ディスプレイ47は、携帯用コンテンツを表示したり、操作画面を表示したりするものである。スピーカ49は、携帯用コンテンツを音として出力したり、操作音を出力したりするものである。
メモリ43は、たとえば、不揮発性の書換可能な記憶回路(P−ROMなど)によって構成されている。メモリ43には、オペレーティングシステム(TRON(商標)など)51、制御プログラム53が記録されている。制御プログラム53は、OS51と協働してその機能を発揮する。OS51を用意せず、制御プログラム53単独で、その機能を実現するようにしてもよい。
操作部45は、コンテンツの権利購入(権利取得)、コンテンツの選択、再生指示などの操作を行うためのカーソルキー、数字・文字キーなどである。
2.2再生装置のハードウエア構成
図3に、再生装置6のハードウエア構成を示す。CPU61には、ディスプレイ69、スピーカ71、広域通信回路60、近距離通信回路72、ハードディスク63、操作部65、メモリ67が接続されている。
図3に、再生装置6のハードウエア構成を示す。CPU61には、ディスプレイ69、スピーカ71、広域通信回路60、近距離通信回路72、ハードディスク63、操作部65、メモリ67が接続されている。
ディスプレイ69は、再生装置用コンテンツを表示したり、操作画面を表示したりするものである。スピーカ71は、再生装置用コンテンツを音として出力したり、操作音を出力したりするものである。
ハードディスク63には、オペレーティングシステム(WINDOWS(商標)など)73、制御プログラム75が記録されている。制御プログラム75は、OS73と協働してその機能を発揮する。OS73を用意せず、制御プログラム75単独で、その機能を実現するようにしてもよい。
操作部65は、コンテンツの選択、再生指示などの操作を行うためのカーソルキー、数字・文字キーなどである。
メモリ67は、揮発性メモリなどで構成され、CPU61のワークエリア、権利状況データの一時的な記憶などに用いられる。
2.3サーバ装置のハードウエア構成
図4に、サーバ装置2のハードウエア構成を示す。CPU21には、ハードディスク23、広域通信回路24が接続されている。
図4に、サーバ装置2のハードウエア構成を示す。CPU21には、ハードディスク23、広域通信回路24が接続されている。
ハードディスク23には、オペレーティングシステム(WINDOWS(商標)など)25、制御プログラム27が記録されている。制御プログラム27は、OS25と協働してその機能を発揮する。OS25を用意せず、制御プログラム27単独で、その機能を実現するようにしてもよい。
さらに、ハードディスク23には、携帯用コンテンツ29、再生装置用コンテンツ31、権利管理データ33が記録される。権利管理データ33は、各ユーザ毎に、購入したコンテンツの権利状況を示すデータである。
3.コンテンツ提供処理
図5a〜図5dに、サーバ装置2のハードディスク23に記録された制御プログラム27、携帯再生装置4のメモリ43に記録された制御プログラム53、再生装置6のハードディスク63に記録された制御プログラム75のフローチャートを示す。
図5a〜図5dに、サーバ装置2のハードディスク23に記録された制御プログラム27、携帯再生装置4のメモリ43に記録された制御プログラム53、再生装置6のハードディスク63に記録された制御プログラム75のフローチャートを示す。
サーバ装置2のハードディスク23には、複数のコンテンツが記録されている。各コンテンツは、携帯用コンテンツ29と再生装置用コンテンツ31の組によって構成されている。組になっている携帯用コンテンツ29と再生装置用コンテンツは同じ内容のコンテンツであるが、前者が携帯再生装置用の低精度(画面サイズが小さい、画素が粗いなど)のコンテンツであるのに対し、後者が再生装置用の高精度(画面サイズが大きい、画素が細かいなど)のコンテンツである点において異なる。ハードディスク23には、図6に示すように、コンテンツ識別子、携帯用コンテンツのファイル名、再生装置用コンテンツのファイル名を記述したコンテンツテーブルが記録されている。なお、図においては省略しているが、コンテンツテーブルには、コンテンツのタイトル、購入価格などが記述されている。
なお、以下の処理において、サーバ装置2、携帯再生装置4、再生装置6の間の通信は暗号化して行われる。また、以下の処理説明において、ユーザの操作である旨を明示したもの以外については、サーバ装置4のCPU21、携帯再生装置4のCPU41、再生装置6のCPU61が制御プログラムにしたがって行う処理である。
ユーザがコンテンツの購入を行う際には、携帯再生装置4の操作部45を操作し、ユーザID、パスワードなどを入力してサーバ装置2にアクセスする(ステップS11)。携帯再生装置4は、自らのアドレスを付して、アクセス要求をサーバ装置2に送信する。これを受けて、サーバ装置2は、図6のコンテンツテーブルを参照して、図7に示すような購入画面を生成して携帯再生装置4に送信する(ステップS1)。この際、サーバ装置2は、各コンテンツのコンテンツ識別子も送信する。
携帯再生装置4は、これをディスプレイ47に表示する。ユーザは、操作部45を操作して、購入を希望するコンテンツを選択し、購入ボタンをクリックする。これにより、サーバ装置2に対して、選択されたコンテンツの購入要求が送信される(ステップS12)。この購入要求には、選択されたコンテンツのコンテンツ識別子も含めて送信される。
サーバ装置2では、コンテンツ識別子を含む購入要求を受けて、決済処理を行う。たとえば、ユーザIDに対応して予め登録されている銀行やクレジットの管理サーバと通信して、コンテンツ識別子に対応する購入価格を決済する。
サーバ装置2のハードディスク23には、各ユーザごとに権利フォルダが設けられ、当該フォルダの中に、全てのコンテンツの権利データが記録されている。サーバ装置2は、当該ユーザの権利フォルダに記録されている購入されたコンテンツの権利データにつき、そのフラグを「未購入状態」から「購入状態」にする(ステップS2)。
権利データのデータ構造を図8に示す。権利ステータスの購入/未購入フラグを「購入」にすることによって、権利がある状態となる。権利ステータスにおいては、権利入手日、有効期限などが記述される。
サーバ装置2は、当該ユーザの権利フォルダ中の全ての権利データを携帯再生装置4に送信する(ステップS2)。携帯再生装置4は、メモリ43に受信した権利データを記録する(ステップS13)。この権利データは、携帯再生装置4の電源をオフにしても保存される。なお、サーバ装置2は、全ての権利データを送信せず、購入されたコンテンツの権利データだけを送信するようにしてもよい。
続いて、携帯再生装置4は、購入したコンテンツのコンテンツ識別子をサーバ装置2に送信し、携帯用コンテンツのダウンロードを要求する(ステップS14)。これを受けて、サーバ装置2は、携帯用コンテンツを携帯再生装置4に送信する(ステップS3)。なお、携帯再生装置4において既に、携帯用コンテンツが記録されている場合には、携帯再生装置4はこのダウンロード要求を行わないようにしてもよい。
携帯再生装置4は、受信した携帯用コンテンツをメモリ43に記録する(ステップS15)。ユーザは、操作部45を操作することにより、携帯用コンテンツを再生することができる(ステップS16)。この際、携帯再生装置4は、ユーザからのコンテンツの再生指示を受けて、当該コンテンツの権利がある場合にのみ再生を許可する。
次に、購入したコンテンツを再生装置6にて再生する場合の処理について説明する。まず、ユーザは、携帯再生装置4を持って再生装置6の近傍(近距離通信が可能な程度)に近づき、操作部45を操作して再生装置6との通信を開始する(ステップS17)。この通信開始は、具体的には、図9の画面に示すように、リモコンモードを選択することによって行われる。
なお、携帯再生装置4の近くに再生装置6がない場合には、近距離通信ができず通信は確立されない。
通信が確立すると、携帯再生装置4は、メモリ43に記録されている全ての権利データを再生装置6に送信する(ステップS18)。再生装置6は、これを受信してメモリ67に記憶する(ステップS31)。
携帯再生装置4は、記録している権利データに基づいて、コンテンツの一覧をディスプレイ47に表示する(ステップS19)。この際、携帯再生装置4は、権利があるコンテンツ(フラグが「購入」になっているもの)と、権利がないコンテンツ(フラグが「未購入」になっているもの)を区別して表示する。たとえば、図10に示すように、権利があるコンテンツについては、これを区別する表示90を付して表示する。
ユーザは、操作部45を操作して画面に表示されたコンテンツを選択する。これにより、携帯再生装置4は、選択されたコンテンツのコンテンツ識別子を明示した再生指示を、再生装置6に送信する(ステップS20)。
再生装置6は、メモリ43に記録されている権利データを参照し、再生指示がなされたコンテンツの権利があるかどうか、つまり、当該コンテンツの権利データのフラグが「購入」になっているかどうかを判断する(ステップS32)。権利がないと判断した場合には、権利購入(取得)提案処理(ステップS33)を実行する。
再生装置6は、権利があると判断した場合には、再生指示がなされたコンテンツの再生装置用コンテンツが、ハードディスク63に記録されているか否かを判断する(ステップS34)。既に、再生装置用コンテンツが再生装置6に記録されていれば、再生装置用コンテンツの再生を行う(ステップS37)。なお、再生装置用コンテンツの再生は、再生のためのプログラムや回路によって実行される。
また、再生装置用コンテンツが記録されていない場合には、サーバ装置4に対して当該コンテンツのダウンロード要求を行い(ステップS35)、ダウンロードしてハードディスク63に記録する(ステップS4、S36)。その後、再生装置用コンテンツの再生を行う(ステップS37)。
再生が終了すると、再生装置6は、携帯再生装置4との通信が終了したかどうかを判断する(ステップS38)。通信の終了は、たとえば、携帯再生装置4から通信終了の旨を受信したこと、再生装置6から近距離通信によって携帯再生装置4を呼び出しても返答がない場合(携帯再生装置4が再生装置6から離れた、リモコンモードを解除したなどの場合)などによって判断することができる。
通信終了を判断すると、再生装置6は、メモリ67に一時的に記憶していた権利データを消去する(ステップS39)。
このように、再生装置6の近傍に権利を有する携帯再生装置4がないと、コンテンツが再生できないようになっている。したがって、不正にコンテンツが複製されたとしても、権利を有する者でないと再生ができない。
また、コンテンツについて権利を記録した携帯再生装置4を有していれば、他人が当該コンテンツをダウンロードした再生装置6においても、近距離通信によって権利を認証して再生を行うことができる。つまり、権利を記録した携帯再生装置4を有する者であれば、他人がダウンロードした他人の再生装置6においても、再生装置用コンテンツを再生することができる。
次に、ステップS32において、再生指示がなされたコンテンツの権利を有していない場合に行われる「権利購入提案処理」について説明する。図5dに、権利購入提案処理のフローチャートを示す。
再生装置6は、権利データを参照し、再生指示がなされたコンテンツの権利が無いと判断すると、当該コンテンツのコンテンツ識別子を含む購入案内要求を携帯再生装置4に送信する(ステップS71)。これを受けた携帯再生装置4は、サーバ装置2に転送する(ステップS61)。サーバ装置2は、購入案内要求を受けて、コンテンツ識別子によってコンテンツを特定し、当該コンテンツの購入案内画面を生成して送信する(ステップS51)。
携帯再生装置4は、受信した購入案内画面をディスプレイ47に表示する(ステップS62)。画面例を、図11に示す。携帯再生装置4は、購入案内画面を再生装置6に転送する。したがって、再生装置6においても、購入案内画面が表示される(ステップS72)。
ユーザが、操作部45を操作して購入ボタンをクリックすると、携帯再生装置4は、コンテンツ識別子を含む購入要求をサーバ装置2に送信する(ステップS63)。これにより、ステップS2、S13、S14、S3、S15において説明した処理と同様の権利の購入処理が行われる(ステップS52、S64、S65、S53、S66)。
このように、権利の購入が行われ、再生指示がなされたコンテンツの再生が行われる(ステップS34以下)。
4.その他の実施形態
4.1コンテンツのダウンロードについて
上記実施形態では、権利購入時に自動的に携帯用コンテンツをサーバ装置2からダウンロードするようにしているが、ユーザの操作によって携帯用コンテンツをダウンロードするようにしてもよい。
4.1コンテンツのダウンロードについて
上記実施形態では、権利購入時に自動的に携帯用コンテンツをサーバ装置2からダウンロードするようにしているが、ユーザの操作によって携帯用コンテンツをダウンロードするようにしてもよい。
また、権利購入時に、自動的に再生装置6に対して再生装置用コンテンツをダウンロードするようにしてもよい。この場合、図12Aに示すように処理をすることができる。なお、携帯再生装置4と再生装置6との間は近距離通信、携帯再生装置4とサーバ装置2との間、再生装置6とサーバ装置2との間は広域通信で行う。
携帯再生装置4がサーバ装置2に購入要求を送信する。これとともに、携帯再生装置4は当該購入要求(少なくとも、購入要求を行ったコンテンツ識別子が含まれていればよい)を再生装置6にも送信する。再生装置6は、自らのアドレスを付して、この購入要求をサーバ装置2に転送する。サーバ装置2は、携帯再生装置4および再生装置6からの購入要求(あるいはいずれか一方からの購入要求)を受けて、決済処理を行う。続いて、サーバ装置2は、携帯再生装置4に携帯用コンテンツをダウンロードし、再生装置6に再生装置用コンテンツをダウンロードする。
また、図12Bに示すような処理を行ってもよい。ユーザは、携帯再生装置4を操作して購入要求をサーバ装置2に送信する際に、再生装置用コンテンツをダウンロードすべき再生装置6のアドレスを指定する。なお、再生装置6のアドレスは予め携帯再生装置4に記憶しておいてもよいが、携帯再生装置4が近距離通信によって探し出すようにしてもよい。
つまり、携帯再生装置4は、購入要求を送信する際に近距離通信によって再生装置が存在しないかどうかを問い合わせる質問を送信する。近距離通信の可能な範囲内に再生装置6が存在しなければ、再生装置6からの返答を受けることはできない。再生装置6からの返答がなければ、携帯再生装置4は、購入要求のみをサーバ装置2に送信する。
一方、近距離通信の可能な範囲内に再生装置6が存在すれば、再生装置6からの返答を受けることができる。再生装置6からの返答があれば、携帯再生装置4は、再生装置6からそのアドレスを取得し、当該アドレスを付して購入要求をサーバ装置2に送信する。
これを受けたサーバ装置2は、携帯再生装置4に携帯用コンテンツをダウンロードし、再生装置6に再生装置用コンテンツをダウンロードする。
なお、上記実施形態では、再生装置6への再生装置用コンテンツのダウンロードや携帯再生装置4への携帯用コンテンツのダウンロードを、購入要求に関連づけて自動的に行う場合について説明した。しかし、コンテンツ購入の前後を問わず、ユーザによって携帯再生装置4や再生装置6を操作することにより、
任意にダウンロードを行うようにしてもよい。この実施形態では、携帯再生装置4に権利を記録しなければコンテンツの再生ができないので、権利購入前にコンテンツだけをダウンロードしても問題は生じない。また、権利がない状態(携帯再生装置に権利を購入していない、あるいは、再生装置の近傍に権利を記録した携帯再生装置がない状態)でコンテンツを再生しようとした場合には、完全に再生を禁止するか、あるいは、一部だけの再生(プレビュー)を許可するようにする。
任意にダウンロードを行うようにしてもよい。この実施形態では、携帯再生装置4に権利を記録しなければコンテンツの再生ができないので、権利購入前にコンテンツだけをダウンロードしても問題は生じない。また、権利がない状態(携帯再生装置に権利を購入していない、あるいは、再生装置の近傍に権利を記録した携帯再生装置がない状態)でコンテンツを再生しようとした場合には、完全に再生を禁止するか、あるいは、一部だけの再生(プレビュー)を許可するようにする。
上記実施形態では、再生装置6は再生装置用コンテンツをサーバ装置2からダウンロードすることによって得ている。しかし、再生装置6は、CD−ROMなどの可搬性記録媒体によって再生装置用コンテンツを取得するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、再生装置6に記録した再生装置用コンテンツを再生するようにしている。しかし、ストリーミングによってサーバ装置2から送信した再生装置用コンテンツを再生するようにしてもよい。
上記実施形態では、コンテンツが画像データである場合について説明したが、音声データや文字データ等であってもよい。
4.2権利データの送信について
上記実施形態では、全てのコンテンツの権利データをサーバ装置2から携帯再生装置4に送信している。しかしながら、購入済みのコンテンツの権利データのみを送信するようにしてもよい。また、携帯再生装置4から再生装置6に送信する権利データも、購入済みのコンテンツの権利データのみとしてもよい。この場合には、図10のディスプレイ画面には、購入済みのコンテンツだけが表示されることになる。
上記実施形態では、全てのコンテンツの権利データをサーバ装置2から携帯再生装置4に送信している。しかしながら、購入済みのコンテンツの権利データのみを送信するようにしてもよい。また、携帯再生装置4から再生装置6に送信する権利データも、購入済みのコンテンツの権利データのみとしてもよい。この場合には、図10のディスプレイ画面には、購入済みのコンテンツだけが表示されることになる。
また、携帯再生装置4において誤って権利データを消去した場合や、携帯再生装置4を紛失した場合には、サーバ装置2にアクセスしてユーザ認証を行うことにより、再度、権利データをダウンロードできるようにしてもよい。
4.3再生装置用コンテンツの再生指示について
上記実施形態では、携帯再生装置4から再生装置6に対して再生装置用コンテンツの再生指示を送信している。しかし、再生装置6の操作部から再生指示を与えるようにしてもよい。また、再生装置6のためのリモコン装置から再生指示を与えるようにしてもよい。
上記実施形態では、携帯再生装置4から再生装置6に対して再生装置用コンテンツの再生指示を送信している。しかし、再生装置6の操作部から再生指示を与えるようにしてもよい。また、再生装置6のためのリモコン装置から再生指示を与えるようにしてもよい。
上記実施形態では権利データそのものを携帯再生装置4から再生装置6に送信している。しかし、権利データそのものでなく権利データに基づいて生成した権利の有無を表すデータを送信するようにしてもよい。
上記実施形態では、権利データに基づいて当該コンテンツについての権利があることを確認すると再生を許可するようにしている。しかし、再生装置用コンテンツを暗号化しておき、権利があることが確認できた場合にのみ再生プログラム(再生回路)に復号化キーを与えるようにして、再生を許可するようにしてもよい。
4.4携帯再生装置
上記実施形態では、携帯再生装置4を用いて携帯用コンテンツを携帯再生装置4によって再生可能としている。しかし、サーバ装置2からは携帯用コンテンツを携帯再生装置にダウンロードしないようにしてもよい。この場合には、携帯再生装置4は、権利証明装置としての意味を持つことになる。
上記実施形態では、携帯再生装置4を用いて携帯用コンテンツを携帯再生装置4によって再生可能としている。しかし、サーバ装置2からは携帯用コンテンツを携帯再生装置にダウンロードしないようにしてもよい。この場合には、携帯再生装置4は、権利証明装置としての意味を持つことになる。
4.5再生許可判断について
上記実施形態では、再生装置あるいは携帯再生装置は、再生指令の出されたコンテンツについて権利を有しているかどうかを判断し、権利を有していれば再生を許可するようにしている。つまり、権利データには当該コンテンツについての権利を有しているか否かを記録するようにしている。
上記実施形態では、再生装置あるいは携帯再生装置は、再生指令の出されたコンテンツについて権利を有しているかどうかを判断し、権利を有していれば再生を許可するようにしている。つまり、権利データには当該コンテンツについての権利を有しているか否かを記録するようにしている。
しかし、権利データ中に、再生が可能な再生装置(テレビ、カーナビゲーション装置、携帯装置など)、再生が可能な期間などを条件として記述しておき、当該条件に従って再生可能かどうかを判断するようにしてもよい。
さらに、コンテンツの精度(ビットレートなど)、暗号化されているか否か、ユーザが特定の会の会員であるかどうかに応じて、無条件で再生を許可するか、権利を購入していなければ再生を許可しないか、その判断処理を変えるようにしてもよい。
4.5権利データの可搬性
上記実施形態では、権利証明装置である携帯再生装置4の内部に権利記録部を設けている。このようにすることによって、当該携帯再生装置4を有している本人のみがコンテンツを再生できるようにしている。携帯再生装置4を他人に貸すことは日常的ではないので、これにより、コンテンツの不正な再生を防止することができる。しかし、その反面、携帯電話4の記録容量を超えた権利を購入できないという問題がある。
上記実施形態では、権利証明装置である携帯再生装置4の内部に権利記録部を設けている。このようにすることによって、当該携帯再生装置4を有している本人のみがコンテンツを再生できるようにしている。携帯再生装置4を他人に貸すことは日常的ではないので、これにより、コンテンツの不正な再生を防止することができる。しかし、その反面、携帯電話4の記録容量を超えた権利を購入できないという問題がある。
図13に示す実施形態では、上記の問題点を解決するため、SDカード(商標)などの可搬性記録媒体550に、権利データを記録するようにしている。これにより、可搬性記録媒体550を差し替えることによって、より多くの権利データを蓄積することができるようになる。
図13において、インターフェイス55は、可搬性記録媒体550をCPU41に接続するためのものである。なお、可搬性記録媒体550に権利データをそのまま書き込むようにしても良いが、その場合には、可搬性記録媒体550さえ有していれば異なる携帯電話でも使用でき、不正な使用がなされる可能性がある。そこで、権利データを携帯再生装置4の個体識別番号によって暗号化して記録するようにしている。
このような実施形態におけるコンテンツ購入の処理は、図5aに示すフローチャートと基本的に同様である。ただし、図5aのステップS13(権利データ記録)の処理を、図14に示すように変更している。まず、サーバ装置2から権利データが送られてくると、CPU41は、携帯再生装置4に与えられた(もしくはユーザに与えられた)個体識別番号を読み出す(ステップS13a)。この個体識別番号は、ハードウエア的に記録されているか、あるいはメモリカードなどで携帯再生装置4に装着されたものに記録されているのが一般的である。
次に、CPU41は、受信した権利データを、取得した個体識別番号に基づいて暗号化する。たとえば、図16Aに示すような権利データがサーバから送信れてきたとする。なお、ここでは、購入したコンテンツの権利データのみが送信されてくる場合を前提として例を示す。
CPU41はこの権利データに対して、図16Bに示す個体識別番号に基づいて可逆的な信号化を施し、図16Cのような暗号化権利データを得る(ステップS13b)。暗号化のアルゴリズムは、周知の手法を用いることができる。なお、図16Cの例では、権利データ中のタイトル部分(「エブリシング」の部分)については暗号化せず、コンテンツ符号の部分(「315241」の部分)についてのみ暗号化を行うようにしている。しかし、タイトル部分も含めて暗号化を行うようにしてもよい。
CPU41は、暗号化した権利データを可搬性記録媒体550に記録する(ステップS13c)。
このようにして可搬性記録媒体550に記録した権利データに基づいて、コンテンツを再生する場合の処理は、図5bに示すフローチャートと基本的に同様である。ただし、ステップS18(権利データの送信)の処理内容が、図15に示すように異なっている。
CPU41は、再生装置6との通信が確立すると、可搬性記録媒体550から暗号化された権利データを読み出す(ステップS18a)。なお、複数の権利データが記録されている場合には、全ての権利データを読み出す。次に、CPU41は、携帯再生装置4の個体識別番号を読み出す(ステップS18b)。続いて、暗号化された権利データを、個体識別番号によって復号化する(ステップS18c)。さらに、CPU41は、復号化した権利データを、再生装置6に送信する(ステップS18d)。
この実施形態によれば、権利を購入した際に用いた携帯再生装置4と異なる携帯再生装置を用いて再生装置6におけるコンテンツ再生を行おうとすると、個体識別番号が異なるため正しい権利データが復元できない。したがって、不正なコンテンツ再生を防止することができる。
なお、上記実施形態では、権利データを個体識別番号にて暗号化して、可搬性記録媒体50に記録するようにしている。しかし、権利データと個体識別番号を組み合わせたデータを可搬性記録媒体50に記録するようにしてもよい。この場合も、個体識別番号が合致しなければ、正しい権利データではないと判定することにより不正な再生を防止することができる。
4.6途中再生
図17、図18に、再生装置6によるコンテンツの再生位置を記録しておき、同一または異なる再生装置において、当該コンテンツの続きから再生することのできるシステムのフローチャートを示す。本実施形態によれば、権利データを有する者だけがコンテンツを再生できるようにして不正を防止できるとともに、権利データさえ有していれば、異なる再生装置においてもコンテンツの続きを再生できるシステムを構築できる。
図17、図18に、再生装置6によるコンテンツの再生位置を記録しておき、同一または異なる再生装置において、当該コンテンツの続きから再生することのできるシステムのフローチャートを示す。本実施形態によれば、権利データを有する者だけがコンテンツを再生できるようにして不正を防止できるとともに、権利データさえ有していれば、異なる再生装置においてもコンテンツの続きを再生できるシステムを構築できる。
まず、ユーザは、携帯再生装置4を持って再生装置6の近傍(近距離通信が可能な程度)に近づき、操作部45を操作して再生装置6との通信を開始する(ステップS81)。この通信開始は、具体的には、図9の画面に示すように、リモコンモードを選択することによって行われる。あるいは、携帯再生装置4を再生装置6に近づけることによって自動的に近距離通信が開始されるようにしてもよい。
次に、携帯再生装置4のCPU41は、記録している権利データを読み出して、コンテンツ一覧をディスプレイ47に表示する(ステップS82)。ユーザが操作部45を操作してコンテンツを選択すると(ステップS83)、CPU41は、当該コンテンツについてメモリ43に中断位置が記録されているか否かを判断する(ステップS84)。ここでは、中断位置が記録されていないものとして説明を進める。
CPU41は、選択されたコンテンツの再生指令を、近距離通信回路56を介して再生装置6に送信する(ステップS87)。これを受けた再生装置6のCPU61は、当該コンテンツの権利存在確認を携帯再生装置4に送信する(ステップS95)。なお、図17においては明示されていないが、再生装置6による権利存在確認の要求は、当該コンテンツが再生されている間は、所定時間ごとに(たとえば5分おき、あるいはランダムな時間間隔で)なされる。したがって、携帯再生装置4が離れると、コンテンツの再生が停止されることになる。
権利存在確認の要求を受けた携帯再生装置4のCPU41は、当該コンテンツの権利データが、メモリ43に記録されているか否かを判断する(ステップS88)。権利データが存在すれば、再生許可信号を再生装置6に送信する(ステップS89)。
再生装置6は、再生許可信号を受けて、当該コンテンツの再生を行う(ステップS96、S97)。
コンテンツ再生中に、ユーザが携帯再生装置4の操作部45を操作してコンテンツ再生の中断を行ったとする。この再生中断指令は、再生装置6に送信される(ステップS90)。これを受けた再生装置6は、コンテンツの再生を中断する(ステップS98)。続いて、当該中断位置(たとえばコンテンツデータに含まれているコンテンツ開始からの経過時間など)を取得して、携帯再生装置4に送信する(ステップS99)。携帯再生装置4のCPU41は、中断位置を受信し、コンテンツIDなど対応付けて、これをメモリ43に記録する。
なお、ユーザが携帯再生装置4の操作部45から再生中断を入力した場合だけでなく、携帯再生装置4が再生装置6から離れて近距離通信ができなくなった場合にも、上記の中断位置の記録を行うようにしてもよい。ただし、この場合には、コンテンツ再生中は、比較的短い時間間隔で(10秒ごとなど)常に現在再生位置を再生装置6から携帯再生装置4に送っておく。そして、通信が途絶えた時点における最新の再生位置を中断位置として、携帯再生装置4に記録するようにすればよい。
次に、再び、同じコンテンツを再生しようとする場合の処理を説明する。図17のステップS81からS83までは、上述と同じ処理である。ステップS84において、携帯再生装置4のCPU41は、選択されたコンテンツについて、メモリ43に中断位置が記録されているかどうかを判断する。
中断位置が記録されていれば、これを読み出し、当該中断位置を再生開始位置として指定し、コンテンツ再生指令を送信する(ステップS86、S87)。これを受けた再生装置6は、当該再生開始位置からコンテンツの再生を開始する。なお、コンテンツの再生が最後まで行われた場合には、再生装置6は携帯再生装置4に対して、その旨を送信する。携帯再生装置4は、これを受けて、中断位置を消去する。
上記のように、この実施形態によれば、途中まで視ていたコンテンツを中断部分から再生することができる。また、再生する再生装置6が変わっても、この機能をシームレスに実現することができる。
4.7通信機能を持たない機器への対応
上記各実施形態では、近距離通信ないし広域通信を行うことのできる再生装置6を用いている。再生装置6自体に通信機能がない場合には、通信機能を外付けすれば上記各実施形態と同様の機能を実現することができる。
上記各実施形態では、近距離通信ないし広域通信を行うことのできる再生装置6を用いている。再生装置6自体に通信機能がない場合には、通信機能を外付けすれば上記各実施形態と同様の機能を実現することができる。
図19aに、インターネットとの通信機能を持たないカーナビゲーション装置において、本発明を適用した場合のシステム構成を示す。カーナビゲーション装置210には、携帯電話接続用のアダプタ220を介して、携帯電話4(権利証明装置としての携帯再生装置)が接続されている。
図19aのシステムの機能ブロック図を、図19bに示す。図に示すように、カーナビゲーション装置210は、アダプタ220、携帯電話4を介して、サーバ装置2から再生装置用コンテンツを取得する。つまり、携帯電話4の取得手段44がサーバ装置2から取得した再生装置用コンテンツを、カーナビゲーション装置210の取得手段62が、アダプタ220を介して取得している。再生の際には、アダプタ220によって有線の近距離通信を行って、権利認証をする。
図19cに、赤外線通信機能(近距離通信)しか持たないオーディオ機器230(ステレオ装置など)に、本発明を適用した場合のシステム構成を示す。携帯電話4とオーディオ機器230は、赤外線通信によって通信可能である。
図19cのシステムの機能ブロック図を、図19dに示す。図に示すように、オーディオ機器230は、携帯電話4を介してサーバ装置2から再生装置用コンテンツを取得する。つまり、携帯電話4の取得手段44がサーバ装置2から取得した再生装置用コンテンツを、オーディオ機器230の取得手段62が、近距離通信によって取得している。再生の際には、近距離通信によって権利認証を行う。
4.8その他
上記実施形態では、携帯再生装置から再生装置に対して再生指示を与えるようにしている。しかし、再生装置に設けられた再生ボタンや再生装置に付属するリモコン装置などによって再生指示を与えるようにしてもよい。
上記実施形態では、携帯再生装置から再生装置に対して再生指示を与えるようにしている。しかし、再生装置に設けられた再生ボタンや再生装置に付属するリモコン装置などによって再生指示を与えるようにしてもよい。
上記実施形態では、権利証明装置である携帯再生装置は、インターネットによってサーバ装置2と通信を行って権利データを取得するようにしている。しかし、ワンセグメント放送のようなデータ放送、メールなどによってサーバ装置から権利データを取得するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、権利発行装置としてのサーバ装置2から権利データを取得するようにしている。しかし、権利データを記録したPCを権利発行装置とし、近距離通信(トルカ(商標)など)によって権利データを取得するようにしてもよい。さらに、権利データを記録している他の権利証明装置を権利発行装置とし、広域通信経由(いわゆるP2P通信)にて、あるいは近距離通信にて権利データを取得するようにしてもよい。さらにまた、権利証明装置は、可搬性記録媒体を介して、権利データを取得するようにしてもよい。
上記実施形態では、有料にて権利データを購入する場合について説明したが、無償で権利データを取得するようにしてもよい。
二.第2の実施形態
1.システムの全体構成
図20に、他の実施形態によるコンテンツ提供システムの全体構成を示す。このシステムは、サーバ装置2、書き換え装置5、権利証明装置7、再生装置6を備えている。権利証明装置7は、たとえば、非接触型ICカード、非接触型IC(フェリカ(商標)など)を内蔵した携帯電話装置である。書き換え装置5は、権利証明装置7の権利記録部50の内容を書き換えるものである。
1.システムの全体構成
図20に、他の実施形態によるコンテンツ提供システムの全体構成を示す。このシステムは、サーバ装置2、書き換え装置5、権利証明装置7、再生装置6を備えている。権利証明装置7は、たとえば、非接触型ICカード、非接触型IC(フェリカ(商標)など)を内蔵した携帯電話装置である。書き換え装置5は、権利証明装置7の権利記録部50の内容を書き換えるものである。
サーバ装置2は、広域通信部24を備えており、インターネットなどの広域通信網を介して通信を行う。再生装置6にも、広域通信部60が設けられており、サーバ装置2との間で、インターネットなどの広域通信網を介して通信を行う。
権利証明装置7の取得手段44は、書き換え装置5を介して、サーバ装置2の対証明装置送出手段20からの権利データを受信する。権利証明装置7の取得手段44は、受信した権利データを権利記録部50に記録する。
サーバ装置2の対再生装置送出手段22は、再生装置6に対し、再生装置用コンテンツを送信する。再生装置6の取得手段62は、広域通信部60を介してこれを受信し、コンテンツ記録部64に記録する。
権利証明装置7と再生装置6とが近距離通信部56、72によって通信を確立すると、権利証明装置7の権利状況送信手段48は、権利記録部50に記録されている権利データに基づく権利状況データを再生装置6に送信する。
再生装置6の再生指示取得手段66は、再生装置用コンテンツについてのユーザからの再生指示を受け取る。権利認証手段68は、権利証明装置7から送信されてきた権利状況データに基づいて、再生指示がなされたコンテンツの権利があるかどうかを判断する。権利があると判断すれば、再生手段70によって、コンテンツ記録部64に記録されている再生装置用コンテンツを再生する。権利がないと判断すれば、再生を許可しない。
上記のようにして、権利を有する権利証明装置7が近距離通信の可能な範囲内にあることを条件に再生装置用コンテンツを再生することができる。
2.ハードウエア構成
2.1権利証明装置7のハードウエア構成
図21aに、権利証明装置7のハードウエア構成を示す。CPU41には、メモリ43、近距離通信回路56が接続されている。アンテナ57が設けられていて、書き換え装置5や再生装置6に近づくことによって、電磁結合によりこれら装置から電源の供給を受ける。また、このアンテナ57は、近距離通信回路56のアンテナとしても使用される。なお、このようなパッシブな回路ではなく、自ら電源を有するアクティブな回路構成としてもよい。
2.1権利証明装置7のハードウエア構成
図21aに、権利証明装置7のハードウエア構成を示す。CPU41には、メモリ43、近距離通信回路56が接続されている。アンテナ57が設けられていて、書き換え装置5や再生装置6に近づくことによって、電磁結合によりこれら装置から電源の供給を受ける。また、このアンテナ57は、近距離通信回路56のアンテナとしても使用される。なお、このようなパッシブな回路ではなく、自ら電源を有するアクティブな回路構成としてもよい。
メモリ43には、制御プログラム(図示せず)が記録されている。また、メモリ43には、権利データが記録される。
2.2再生装置6、サーバ装置2、書き換え装置5のハードウエア構成
再生装置6、サーバ装置2のハードウエア構成は、第1の実施形態と同様である。ただし、再生装置6の近距離通信部72は、権利証明装置56のアンテナ57と電磁結合して電力を供給する機能を有している。
再生装置6、サーバ装置2のハードウエア構成は、第1の実施形態と同様である。ただし、再生装置6の近距離通信部72は、権利証明装置56のアンテナ57と電磁結合して電力を供給する機能を有している。
書き換え装置5のハードウエア構成を図21bに示す。CPU80には、ハードディスク82、広域通信回路84、ディスプレイ86、リーダ/ライタ88、操作部90が接続されている。ハードディスク82には、制御のためのプログラムが記録されている。リーダ/ライタ88は、パッシブなICカードの書き換えを行うための一般的な回路(フェリカ(商標)のリーダライタなど)である。広域通信回路84は、サーバ装置2と通信をするための回路である。
3.コンテンツ提供処理
図22aに、コンテンツの権利を購入する処理のフローチャートを示す。権利証明装置7を書き換え装置5のリーダ/ライタ88に近づけると、権利証明装置7に電力が供給され、通信が確立される(ステップS121、S141)。通信が確立されると、書き換え装置5は、サーバ装置2に対して購入画面の要求を行う(ステップS122)。この際、書き換え装置5は、権利証明装置7に記録されているユーザIDを読み出してサーバ装置2に送信する。これを受けて、サーバ装置2は購入画面を送信する(ステップS101)。この際、サーバ装置2は、各コンテンツのコンテンツ識別子も送信する。書き換え装置5は、ディスプレイ86に購入画面(図7参照)を表示する。
図22aに、コンテンツの権利を購入する処理のフローチャートを示す。権利証明装置7を書き換え装置5のリーダ/ライタ88に近づけると、権利証明装置7に電力が供給され、通信が確立される(ステップS121、S141)。通信が確立されると、書き換え装置5は、サーバ装置2に対して購入画面の要求を行う(ステップS122)。この際、書き換え装置5は、権利証明装置7に記録されているユーザIDを読み出してサーバ装置2に送信する。これを受けて、サーバ装置2は購入画面を送信する(ステップS101)。この際、サーバ装置2は、各コンテンツのコンテンツ識別子も送信する。書き換え装置5は、ディスプレイ86に購入画面(図7参照)を表示する。
オペレータまたはユーザが、操作部90を操作し、希望するコンテンツを選択する。これにより、書き換え装置5は、当該コンテンツの購入要求をサーバ装置2に送信する(ステップS123)。この購入要求には、選択されたコンテンツのコンテンツ識別子も含めて送信される。
サーバ装置2では、コンテンツ識別子を含む購入要求を受けて、決済処理を行う。サーバ装置2のハードディスク23には、各ユーザごとに権利フォルダが設けられ、当該フォルダの中に、全てのコンテンツの権利データが記録されている。サーバ装置2は、当該ユーザの権利フォルダに記録されている購入されたコンテンツの権利データにつき、そのフラグを「未購入状態」から「購入状態」にする(ステップS102)。権利データのデータ構造は図8と同様である。
サーバ装置2は、当該ユーザの権利フォルダ中の全ての権利データを携帯再生装置4に送信する(ステップS102)。書き換え装置5は、受信した権利データを権利証明装置7に転送する(ステップS124)。権利証明装置7は、受信した権利データをメモリ43に記録する(ステップS142)。なお、サーバ装置2は、全ての権利データを送信せず、購入されたコンテンツの権利データだけを送信するようにしてもよい。
上記のようにして権利証明装置7に権利が記録される。購入したコンテンツを再生する場合には、再生装置6に権利証明装置7を近づけ、再生指令を与えればよい。
図22bに、コンテンツを再生する場合の処理フローチャートを示す。権利証明装置7を再生装置6に近づけると、通信が確立される(ステップS125、ステップS143)。通信が確立されると、権利証明装置7は、メモリ43から権利データを読み出して再生装置6に送信する(ステップS126)。再生装置6は、これを受信してメモリ67に記憶する(ステップS144)。続いて、再生装置6は、権利データに基づいてコンテンツの一覧をディスプレイ69に表示する(ステップS145)。この表示画面は、図10のようになる。
ユーザは、再生装置6の操作部65を操作してコンテンツを選択し、再生指令を入力する(ステップS146)。以後の処理は、図5bのステップS32以下と同様にして行われ、コンテンツの再生がなされる。
4.その他の実施形態
4.1無線ターミナルへの応用
図23に、無線LANのアクセスポイント200(近距離通信装置)に権利認証手段を設けた例を示す。アクセスポイント200は、PC202、テレビ204、オーディオ機器206などと無線LANを構築するための親機である。この実施形態では、アクセスポイント200に携帯電話(権利証明装置である携帯再生装置4)と通信するための近距離通信部72(たとえばフェリカ(商標))を有しており、さらに、権利認証手段68を有している。
4.1無線ターミナルへの応用
図23に、無線LANのアクセスポイント200(近距離通信装置)に権利認証手段を設けた例を示す。アクセスポイント200は、PC202、テレビ204、オーディオ機器206などと無線LANを構築するための親機である。この実施形態では、アクセスポイント200に携帯電話(権利証明装置である携帯再生装置4)と通信するための近距離通信部72(たとえばフェリカ(商標))を有しており、さらに、権利認証手段68を有している。
無線LANによって接続されたPC202、テレビ204、オーディオ機器206(これらを再生機器とする)のいずれかにおいてユーザがコンテンツの再生指令を与えると、このコンテンツに対する再生指令はアクセスポイント200に送信される。そして、アクセスポイント200の近距離通信部72が携帯電話と通信し、権利データを取得する。権利認証手段68は、再生指令がなされたコンテンツの権利データが、あるかどうかを判断して、再生の許可、不許可をPC202、テレビ204またはオーディオ機器206に送信する。
したがって、この実施形態によれば、各機器に近距離通信部72や権利認証手段68を設けなくとも、アクセスポイント200において一括してこの処理を行うことができる。なお、この実施形態では、再生機器と近距離通信装置によって、再生装置が構成されていることとなる。
4.2その他
第1の実施形態において説明した「その他の実施形態」は、第2の実施形態にも適用することができる。
第1の実施形態において説明した「その他の実施形態」は、第2の実施形態にも適用することができる。
三.第3の実施形態
上記各実施形態では、再生装置用コンテンツを、インターネットなどを介して再生装置に記録するようにしている。しかし、CD−ROMなどの記録媒体に、コンテンツを暗号化して記録してこれを配布するようにしてもよい。この場合には、権利データは、当該コンテンツの暗号を解くためのキーを含むものとすればよい。
上記各実施形態では、再生装置用コンテンツを、インターネットなどを介して再生装置に記録するようにしている。しかし、CD−ROMなどの記録媒体に、コンテンツを暗号化して記録してこれを配布するようにしてもよい。この場合には、権利データは、当該コンテンツの暗号を解くためのキーを含むものとすればよい。
具体的には、暗号化コンテンツの記録されたCD−ROMなどを再生装置6にセットし、権利データの記録された権利証明装置(携帯電話など)4を近づけることで、認証を行いコンテンツを再生することができる。図24に、このシステムの全体構成を示す。
権利状況送信手段48は、権利記録部に記録されている暗号キーを読み出して、オーディオ機器230に送信する。権利認証手段68は、受け取った暗号キーを再生手段70に渡す。再生手段70は、CD−ROM71に記録された暗号化コンテンツを暗号キーによって復号して再生を行う。
また、図25に示すように、オーディオ機器230(その他の再生装置であってもよい)に、可搬性記録媒体の読み取りインターフェイス502を設けてもよい。ユーザは、携帯電話4などを用いてサーバ装置2から権利データを取得し、可搬性記録媒体500に記録する。コンテンツ(暗号化されたコンテンツ)は、上記と同じようにして、CD−ROM71などの媒体にて購入する。
再生時には、CD−ROM71をオーディオ機器230にセットし、インターフェイス502に、当該コンテンツに対応する権利データの記録された可搬性記録媒体500を接続する。権利認証手段68は、再生しようとしているコンテンツに対応する権利データ(暗号キー)を可搬性記録媒体から読み出す。そして、読み出した暗号キーを再生手段70に渡す。再生手段70は、CD−ROM71に記録された暗号化コンテンツを暗号キーによって復号して再生を行う。
上記のようにして、コンテンツだけでは再生ができないようにしておき、権利データとセットになって初めて再生ができるようにすることにより、流通性と不正防止を両立させることができる。
三.その他の実施形態
この発明によるコンテンツ提供装置の他の実施形態を図26に示す。この例では、レストランなどの店舗Aと店舗Bの各テーブルに再生装置であるPCが設置されている。各PCは、それぞれの店舗のサーバ装置に接続されている。
この発明によるコンテンツ提供装置の他の実施形態を図26に示す。この例では、レストランなどの店舗Aと店舗Bの各テーブルに再生装置であるPCが設置されている。各PCは、それぞれの店舗のサーバ装置に接続されている。
ユーザは携帯再生装置または権利証明装置を持ってレストラン店舗Aに行き、PCを介してサーバ装置との通信を行い、携帯再生装置または権利証明装置に第1の権利データを取得する。この実施形態では、無料で購入を行えるものとする。この第1の権利データにより、ユーザはPCあるいはサーバ装置に記録されている第1のコンテンツを、PCの画面上で閲覧できる。
次回、ユーザが携帯再生装置または権利証明装置を持ってレストラン店舗Aに行くと、第2の権利データを取得する。この第2の権利データにより、ユーザはPCあるいはサーバ装置に記録されている第2のコンテンツを、PCの画面上で閲覧できる。このように、店舗へ訪れた回数によって閲覧可能なコンテンツが変わっていく。
次に、チェーン店である店舗Bを訪れると、第3の権利データを取得できる。これは、店舗Aと店舗Bが同じシステムを採用しており、サーバ装置が携帯再生装置または権利証明装置に記録されている権利データを読み出して、第n番目の権利データであるかを判断し、第n+1番目の権利データを与えるからである。このように、各店舗のサーバ装置をLANなどによって接続しなくとも、上記のような運用を行うことができる。
(9)この発明に係るコンテンツ提供システムは、権利記録部としての可搬性記録媒体には、再生装置用コンテンツを特定するための符号を含む権利データを、権利証明装置または権利証明装置を使用するユーザを特定するための符号によって暗号化した暗号化権利データが記録されることを特徴としている。
なお、以下の処理において、サーバ装置2、携帯再生装置4、再生装置6の間の通信は暗号化して行われる。また、以下の処理説明において、ユーザの操作である旨を明示したもの以外については、サーバ装置2のCPU21、携帯再生装置4のCPU41、再生装置6のCPU61が制御プログラムにしたがって行う処理である。
また、再生装置用コンテンツが記録されていない場合には、サーバ装置2に対して当該コンテンツのダウンロード要求を行い(ステップS35)、ダウンロードしてハードディスク63に記録する(ステップS4、S36)。その後、再生装置用コンテンツの再生を行う(ステップS37)。
次に、CPU41は、受信した権利データを、取得した個体識別番号に基づいて暗号化する。たとえば、図16Aに示すような権利データがサーバから送信されてきたとする。なお、ここでは、購入したコンテンツの権利データのみが送信されてくる場合を前提として例を示す。
なお、上記実施形態では、権利データを個体識別番号にて暗号化して、可搬性記録媒体550に記録するようにしている。しかし、権利データと個体識別番号を組み合わせたデータを可搬性記録媒体50に記録するようにしてもよい。この場合も、個体識別番号が合致しなければ、正しい権利データではないと判定することにより不正な再生を防止することができる。
権利状況送信手段48は、権利記録部に記録されている暗号キーを読み出して、オーディオ機器230に送信する。権利認証手段68は、受け取った暗号キーを再生手段70に渡す。再生手段70は、CD−ROM77に記録された暗号化コンテンツを暗号キーによって復号して再生を行う。
Claims (29)
- 権利証明装置と再生装置とを備えたコンテンツ提供システムにおいて、
前記権利証明装置は、
権利データを記録するための権利記録部にアクセスする手段と、
再生装置と近距離通信を行うための近距離通信部と、
を備え、
前記再生装置は、
再生装置用コンテンツを記録するためのコンテンツ記録部にアクセスする手段と、
権利証明装置と近距離通信を行うための近距離通信部と、
権利認証手段によって権利データの存在が確認された再生装置用コンテンツを再生する再生手段と、
を備え、
前記権利証明装置または前記再生装置のいずれかに、
前記近距離通信部によって前記権利証明装置と前記再生装置の間にて通信を行い、再生しようとする再生装置用コンテンツに対応する権利データが、前記権利証明装置に接続された権利記録部に記録されているか否かの権利判断をする権利認証手段を備えたこと
を特徴とするコンテンツ提供システム。 - 再生装置とともにコンテンツ提供システムを構成する権利証明装置であって、
再生装置と近距離通信を行うための近距離通信部と、
権利データを記録するための権利記録部にアクセスする手段と、
前記近距離通信部によって前記再生装置との間で通信を行い、前記再生装置において再生しようとする再生装置用コンテンツに対応する権利データが、前記権利証明装置に接続された権利記録部に記録されているか否かの権利判断をする権利認証手段と、
を備えたことを特徴とする権利証明装置。 - 再生装置とともにコンテンツ提供システムを構成する権利証明装置をコンピュータによって実現するための権利証明プログラムであって、
権利データを記録するための権利記録部にアクセスする手段と、
前記近距離通信部によって前記再生装置との間で通信を行い、前記再生装置において再生しようとする再生装置用コンテンツに対応する権利データが、前記権利証明装置に接続された権利記録部に記録されているか否かの権利判断をする権利認証手段と、
をコンピュータによって実現するための権利証明プログラム。 - 権利証明装置とともにコンテンツ提供システムを構成する再生装置であって、
権利証明装置と近距離通信を行うための近距離通信部と、
再生装置用コンテンツを記録するためのコンテンツ記録部にアクセスする手段と、
前記近距離通信部によって前記権利証明装置との間で通信を行い、再生しようとする再生装置用のコンテンツに対応する権利データが、前記権利証明装置に接続された権利記録部に記録されているか否かの権利判断をする権利認証手段と、
権利認証手段によって権利データの存在が確認された再生装置用コンテンツを再生する再生手段と、
を備えたことを特徴とする再生装置。 - 権利証明装置とともにコンテンツ提供システムを構成する再生装置をコンピュータによって実現するための再生プログラムであって、
再生装置用コンテンツを記録するためのコンテンツ記録部にアクセスする手段と、
前記近距離通信部によって前記権利証明装置との間で通信を行い、再生しようとする再生装置用のコンテンツに対応する権利データが、前記権利証明装置に接続された権利記録部に記録されているか否かの権利判断をする権利認証手段と、
権利認証手段によって権利データの存在が確認された再生装置用コンテンツを再生する再生手段と、
をコンピュータによって実現するための再生プログラム。 - 請求項4または5の装置またはプログラムにおいて、
前記権利証明装置は、近距離通信部によって、前記権利データに基づく権利状況を示すデータを再生装置に送信する権利状況送信手段をさらに備え、
前記再生装置の権利認証手段は、権利証明装置から受信した権利状況を示すデータに基づいて、前記権利判断を行うことを特徴とする装置またはプログラム。 - 請求項1〜6のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記権利記録部は、権利証明装置に接続可能な可搬性記録媒体であることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項7のシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記権利記録部としての可搬性記録媒体には、再生装置用コンテンツを特定するための符号、および権利証明装置または権利証明装置を使用するユーザを特定するための符号を含む権利データが記録されることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項7のシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記権利データは、再生装置用コンテンツを特定するための符号を含む権利データを、権利証明装置または権利証明装置を使用するユーザを特定するための符号によって暗号化した権利データが記録されることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項9のシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記権利認証手段は、前記再生装置と通信が確立している権利証明装置または当該権利証明装置を使用するユーザを特定するための符号を取得し、当該符号に基づいて、前記可搬性記録媒体から読み出した権利データを復号化し、再生しようとしているコンテンツに対応する正しい権利データが復元されるか否かを判断することを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜6のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記権利証明装置は、前記権利記録部を備えて構成されること特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜11のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記コンテンツ記録部は再生装置に接続可能な可搬性記録媒体であることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜11のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
再生装置は、コンテンツ記録部を備えて構成されることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜13のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
再生装置用コンテンツは、再生装置または再生装置に接続された機器と広域通信可能なサーバ装置から送信されたものであることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜14のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利証明装置は、近距離通信部によって、再生装置に対してコンテンツ再生指示を送信する再生指示手段をさらに備え、
再生装置は、近距離通信部によって、権利証明装置からの再生指示を受ける再生指示取得手段をさらに備え、
権利認証手段は、権利証明装置から再生指示がなされた再生装置用コンテンツについて権利証明装置が権利を有しているかを判断することを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項6〜15のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利証明装置は、近距離通信部によって、再生装置との間で通信開始処理を行う通信開始処理手段を有し、
権利状況送信手段は、通信開始処理手段による通信開始時に、権利データに基づく権利状況を示すデータを再生装置に送信し、
再生装置は、近距離通信部によって、権利状況を示すデータを受信し、一時記憶部に記憶するとともに、権利証明装置との間の通信終了によって当該権利状況データを消去する記憶制御手段を有することを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項6〜16のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利状況送信手段は、再生装置からの要求に応じて権利データに基づく権利状況を示すデータを、再生装置に送信することを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜17のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利証明装置は、
権利発行装置と広域通信または近距離通信を行うための通信部と、
通信部によって、権利取得要求を権利発行装置に送信する要求手段と、
通信部によって、権利発行装置から権利データを受信する取得手段と、
をさらに備えていることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜17のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利証明装置は携帯再生装置であり、
前記携帯再生装置は、
サーバ装置と広域通信を行うための広域通信部と、
広域通信部によって、権利取得要求をサーバ装置に送信する要求手段と、
広域通信部によって、サーバ装置から権利データおよび携帯用コンテンツを受信する取得手段と、
取得手段によって取得した携帯用コンテンツを記録するコンテンツ記録部と、
コンテンツ記録部に記録されている携帯用コンテンツを再生する再生手段と、
近距離通信部によって、再生装置に対してコンテンツ再生指示を送信する再生指示手段と、
をさらに備えていることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項19のシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利認証手段は、再生指示がなされた再生装置用コンテンツに対応する権利データがないと判断した場合には、近距離通信部によって携帯再生装置に権利不存在の旨を送信し、
携帯再生装置は、近距離通信部によって権利不存在の旨を権利認証手段から受けて、権利取得提案処理を開始する取得処理開始手段をさらに備えていることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜20のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利認証手段は、以下のA)またはB)によって再生の許可・不許可を行うことを特徴とするシステム、装置またはプログラム。
A)再生指示の対象である再生装置用コンテンツに対応する権利データがあると判断した場合には再生手段に再生許可信号を与えることによって再生を許可し、前記権利データがないと判断した場合には再生不許可信号を与えるか、再生許可信号を与えないことによって再生を許可しない。
B)再生指示の対象である再生装置用コンテンツに対応する権利データがあると判断した場合には再生手段に再生許可信号を与えるか、再生不許可信号を与えないことによって再生を許可し、前記権利データがないと判断した場合には再生不許可信号を与えることによって再生を許可しない。 - 請求項1〜21のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記権利データは、暗号化された再生装置用コンテンツを復号化するためのキーであり、
権利認証手段は、再生指示の対象である再生装置用コンテンツのキーが存在すれば、当該キーを再生手段に与えることによって復号化された再生装置用コンテンツの再生を許可し、再生指示の対象である再生装置用コンテンツのキーが存在しなければ、当該キーを再生手段に与えないことによって復号化された再生装置用コンテンツの再生を許可しないことを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜22のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利証明装置は、非接触式ICカード、携帯電話、PDAのいずれかであることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜23のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
再生装置は、ビデオ再生装置、ハードディスクレコーダ、DVD再生装置、テレビ受信装置、ステレオ装置、携帯型音楽再生装置、パソコン、カーナビ、家庭用ゲーム機のいずれかであることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜24のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記再生装置は、再生装置本体と近距離通信装置とを備えており、
前記再生装置本体は、再生装置用コンテンツを記録するためのコンテンツ記録部にアクセスする手段と、権利認証手段によって権利データの存在が確認された再生装置用コンテンツを再生する再生手段とを備え、
前記近距離通信装置は、権利証明装置と近距離通信を行うための近距離通信部を備えたことを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項25のシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記再生装置本体は、近距離通信部によって権利証明装置と通信し、広域通信可能な権利証明装置を介して、サーバ装置から再生装置用コンテンツを取得することを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜26のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記再生装置は、
近距離通信装置と、
各々が当該近距離通信装置に通信可能に接続された複数の再生機器とを備えて構成され、
前記近距離通信装置に近距離通信部および権利認証手段が設けられていることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜27のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
権利証明装置および再生装置の前記近距離通信部は、無線または有線通信を行うことを特徴とするシステム、装置またはプログラム。 - 請求項1〜28のいずれかのシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記再生装置は、再生装置用コンテンツ再生の中断指令を受けるとコンテンツの中断位置を権利証明装置に送信する手段を備え、
権利証明装置は、受信した中断位置を記録部に記録する手段を備えており、
権利証明装置は、再生装置用コンテンツの再生指令を再生装置に送信する際に、当該再生装置用コンテンツに対応して記録されている中断位置を併せて送信し、
再生装置は、再生指令と共に送られてくる中断位置から当該再生装置用コンテンツの再生を開始する手段を備えていること
を特徴とするシステム、装置またはプログラム。
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