JP2004362238A - 再生装置及び媒体保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鍵記録媒体と再生装置との間を無線を用いて接続する場合に、正当なユーザ以外の者によるコンテンツの再生を阻止する。
【解決手段】暗号化コンテンツを復号するための外部記録媒体MAを保持するワイヤレスカード10に対して無線通信機能を介して無線接続することにより、暗号化コンテンツを復号して再生するための再生装置(20)であって、所定の時間間隔毎にワイヤレスカード10との無線接続を確認し、無線接続がとぎれたとき、再生処理を終了又は一時停止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに無線接続可能な再生装置及び媒体保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報化社会の発展に伴い、本、新聞、音楽又は動画などを電子化したコンテンツ(以下、単にコンテンツという)をユーザ端末に配信し、コンテンツを再生可能とするコンテンツ流通システムが広く用いられてきている。
【0003】
この種のコンテンツ流通システムは、例えばサーバ装置と、クライアント端末とのモデルで表される(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1の基本利用イメージ及びFAQからすれば、サーバ装置は、コンテンツをコンテンツ鍵を用いて暗号化し、暗号化コンテンツを作成する。
【0004】
クライアント端末は、ユーザの操作により、暗号化コンテンツの復号をサーバ装置に要求する。サーバ装置は、暗号化コンテンツの復号を許可したクライアント端末(アクセス権を持つクライアントと呼んでいる)に対し、コンテンツ鍵をクライアント固有情報に関係付け(イントロダクションムービー中で述べている)、暗号化した暗号化コンテンツ鍵を発行する。
【0005】
特許文献1では明示的には述べられてはいないが、クライアント固有に生成された暗号化コンテンツ鍵はクライアント端末側のハードディスクなどの記憶媒体に格納されるものと推察される。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−123328号公報。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のようなシステムは、特に問題はないが、本発明者の考察によれば、色々と検討の余地があると考えられる。例えば前述したシステムは、外部記録媒体をクライアント端末に装着する必要があるが、外部記録媒体とクライアント端末とを無線接続すれば、装着の手間を省略できると考えられる。
【0008】
しかしながら、無線を用いると、正当なユーザ以外の者がコンテンツを再生できる可能性がある。
【0009】
本発明は上記実情を考慮してなされたもので、鍵記録媒体と再生装置との間を無線を用いて接続する場合に、正当なユーザ以外の者によるコンテンツの再生を阻止し得る再生装置及び媒体保持装置に関する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、暗号化コンテンツを復号するための鍵記録媒体を保持する媒体保持装置に対して無線通信機能を介して無線接続することにより、前記暗号化コンテンツを復号して再生するための再生装置であって、所定の時間間隔毎に前記媒体保持装置との無線接続を確認する接続確認手段と、前記無線接続がとぎれたとき、前記再生処理を終了又は一時停止する再生停止手段と、を備えた再生装置である。
【0011】
第1の発明によれば、正当なユーザが媒体保持装置を携帯してコンテンツを再生中に再生装置から離れた場合、接続確認手段により、所定の時間間隔後に無線接続がとぎれた旨が確認され、再生停止手段により、再生処理が終了又は一時停止されるので、鍵記録媒体と再生装置との間を無線を用いて接続する場合に、正当なユーザ以外の者によるコンテンツの再生を阻止することができる。
【0012】
第2の発明は、暗号化コンテンツを復号するための鍵記録媒体を保持し、前記暗号化コンテンツを復号して再生する再生装置に対して無線通信機能を介して無線接続される媒体保持装置であって、前記鍵記録媒体から読み出したコンテンツ使用回数を保持する使用回数保持手段と、各再生装置による使用要求毎に、前記使用回数保持手段内のコンテンツ使用回数を減らすことにより、前記暗号化コンテンツを再生可能な再生装置の個数を前記コンテンツ使用回数以下に管理する使用回数管理手段と、を備えた媒体保持装置である。
【0013】
第2の発明によれば、使用回数管理手段により、各再生装置による使用要求毎に、使用回数保持手段内のコンテンツ使用回数を減らすことにより、暗号化コンテンツを再生可能な再生装置の個数をコンテンツ使用回数以下に管理するので、鍵記録媒体と再生装置との間を無線を用いて接続する場合に、正当なユーザ以外の者によるコンテンツの再生を阻止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る媒体保持装置及び再生装置が適用されたコンテンツ再生システムの構成を示す模式図であり、図2は外部記録媒体及び、媒体保持装置としてのワイヤレスカードの構成を示す模式図であり、図3は再生装置としてのパソコンの構成を示す模式図である。
【0015】
このコンテンツ再生システムは、外部記録媒体MAを着脱自在に保持する媒体保持装置としてのワイヤレスカード10が無線を介して再生装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)20に接続されている。なお、ビューア部40と外部記録媒体MA間の情報は、暗号化によりセキュアなので、この部分を無線化しても安全性が損なわれない。
【0016】
ここで、外部記録媒体MAは、例えばSDメモリカードであり、システム領域1、保護領域2、ユーザデータ領域3及び図示しないコントローラ等を備えている。
【0017】
システム領域1は、媒体製造時に、媒体固有の識別情報である媒体識別子ID及びMKB(Media Key Block)情報が書換不可に記憶された領域である。
【0018】
保護領域2は、一般のユーザがデータに直接アクセスできない領域であり、セキュア記録媒体MAに固有の媒体固有鍵Kmuにより、ユーザ固有のユーザ固有鍵Kuserが暗号化されてなる暗号化ユーザ鍵Enc(Kmu,Kuser)が記憶されている。ここで、媒体固有鍵Kmuは、後述するビューア部40のデバイス鍵や、媒体識別子ID及びMKB情報に基づいて、MKB処理などにより生成される媒体固有の鍵である。
【0019】
ユーザデータ領域3は、一般のユーザがデータに直接アクセス可能な領域であり、ここでは、ユーザ固有鍵Kuserによりコンテンツ鍵Kcが暗号化されてなる暗号化コンテンツ鍵Enc(Kuser,Kc)が記憶されている。
【0020】
ワイヤレスカード10は、図2に示すように、無線送受信部11、データ多重・分離部12及び媒体用アクセス制御部13を備えている。
【0021】
ここで、無線送受信部11は、パソコン20との間で無線を送受信する機能を有し、例えばブルートゥース(Bluetooth)が適用可能となっている。ブルートゥースは、近距離無線リンクの規格であり、到達距離は10m程度のクラス3を適用するのが好適である。なお、ブルートゥースは、リンク確立後にブルートゥース機器内部でリンク監視タイマ等により接続性を確認している。このため、このリンク接続情報をパソコン20側でモニタすることにより、外部記録媒体との無線接続のチェックが実現可能となっている。
【0022】
データ多重・分離部12は、外部記録媒体MA又は媒体用アクセス制御部13と無線送受信部11との間で情報を授受するため、データを多重化する機能や、外部記録媒体MAから送られた情報を分離する機能をもっている。
【0023】
媒体用アクセス制御部13は、パソコン20から無線送受信部11及びデータ多重分離部12を介して受けた要求に応じて外部記録媒体MAにアクセスし、各領域1〜3の情報をデータ多重・分離部12に送出させる機能をもっている。
【0024】
一方、パソコン20は、図3に示すように、メモリ21に接続され、無線部30及びビューア部40を備えている。
ここで、メモリ21は、ビューア部40から読出可能となっており、コンテンツ情報Cがコンテンツ鍵Kcにより暗号化されてなる暗号化コンテンツEnc(Kc,C)が記憶されている。
【0025】
無線部30は、無線送受信部31、データ多重・分離部32、媒体用アクセス制御部33及び閲覧制御部34を備えている。
無線送受信部31は、ワイヤレスカード10との間で無線を送受信する機能を有し、前述同様にブルートゥースが適用可能となっている。なお、無線送受信部31は、所定の時間間隔毎にワイヤレスカード10との無線接続を確認し、無線(リンク)接続情報を閲覧制御部34に送出する機能をもっている。
【0026】
データ多重・分離部32は、ビューア部40又は媒体用アクセス制御部33と無線送受信部31との間で情報を授受するため、データを多重化する機能や、ビューア部40の各部41〜43に送る情報を分離する機能をもっている。
【0027】
媒体用アクセス制御部33は、閲覧制御部34に制御され、外部記録媒体MAとの間のアクセスを制御する機能をもっている。
【0028】
閲覧制御部34は、ビューア部40による閲覧動作の継続、一時停止、終了などを制御する機能を有し、例えば、無線送受信部31から受ける無線接続情報に基づいて、無線接続がとぎれた旨を検知したとき、ビューア部40による再生処理を終了又は一時停止する機能をもっている。
【0029】
また、閲覧制御部34は、外部記録媒体MAとの情報のアクセスをビューア部40からの要求により媒体用アクセス制御部33に取り次ぐ機能をもっている。
【0030】
ビューア部40は、閲覧制御部34により継続、一時停止、終了などが制御される再生機能を有し、MKB処理部41、保護領域復号部42、データ領域復号部43及びコンテンツ復号部44を備えている。
【0031】
MKB処理部41は、データ多重・分離部32から受けた媒体識別子IDmA及びMKB情報とビューア部40のデバイス鍵とに基づいて媒体固有鍵Kmuを生成し、この媒体固有鍵Kmuを保護領域復号部42に送出する機能をもっている。具体的にはMKB処理部41は、SDメモリカードに適用する場合、SDメモリカードの再生装置の一部としての、鍵生成用の暗号化処理(MKB処理、C2_G処理)に対応している。
【0032】
保護領域復号部42は、MKB処理部41から受けた媒体固有鍵Kmuに基づいて、データ多重・分離部32から受けた暗号化ユーザ鍵Enc(Kmu,Kuser)を復号し、得られたユーザ鍵Kuserをデータ領域復号部43に送出する機能をもっている。具体的には保護領域復号部42は、SDメモリカードに適用する場合、SDメモリカードの再生装置の一部としての、保護領域読出用の相互認証・鍵交換処理(AKE処理)、読出データの復号処理(C2_DCBC処理、C2_D処理)及び連接解除処理(‖処理)などに対応している。
【0033】
データ領域復号部43は、保護領域復号部42から受けたユーザ鍵Kuserに基づいて、データ多重・分離部32から受けた暗号化コンテンツ鍵Enc(Kuser,Kc)を復号し、得られたコンテンツ鍵Kcをコンテンツ復号部44に送出する機能をもっている。具体的にはデータ領域復号部43は、SDメモリカードに適用する場合、SDメモリカードの再生装置の一部としての、ユーザデータ領域3からの読出データの復号処理(C2_DCBC処理)に対応している。
【0034】
コンテンツ復号部44は、データ領域復号部43から受けたコンテンツ鍵Kcに基づいて、メモリ21から読み出した暗号化コンテンツEnc(Kc,C)を復号し、得られたコンテンツ情報を再生する機能をもっている。
【0035】
次に、以上のように構成されたコンテンツ再生システムの動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
いま、外部記録媒体MAが装着されたワイヤレスカード10とパソコン20とが無線により接続されており、パソコン20が外部記録媒体MAと接続状態にあるとする(ST10)。また、パソコン20のビューア部40は、外部記録媒体から取得した各情報により、メモリ21内の暗号化コンテンツを復号し、再生する閲覧動作中であるとする。
【0036】
このとき、パソコン20においては、無線送受信部31が所定の時間(一定時間)が経過したか否かを判定し(ST11)、一定時間が経過する毎に接続確認処理を実行して(ST12)、無線接続情報を取得する(ST13)。
この無線接続情報は、無線送受信部31から閲覧制御部34に送出される。
【0037】
閲覧制御部34は、この無線接続情報に基づいて、無線接続がなされているか否かを判定し(ST14)、無線接続がなされている場合には、ビューア部40の閲覧動作を継続させてステップST11に戻る。
【0038】
一方、ステップST14の判定の結果、無線接続がなされておらず、接続が途切れた旨を検知した場合には、ビューア部40による閲覧動作を終了又は一時停止させる(ST16)。なお、無線接続が途切れる場合としては、例えばワイヤレスカード10を保持したユーザが急用などによりパソコン20から離れた場合などがある。、
上述したように本実施形態によれば、正当なユーザがワイヤレスカード10を携帯してコンテンツを再生中にパソコン20から離れた場合、所定の時間経過後に無線接続がとぎれた旨が確認され、閲覧動作が終了又は一時停止されるので、鍵記録媒体MAとパソコン20との間を無線を用いて接続する場合に、正当なユーザ以外の者によるコンテンツの再生を阻止することができる。
【0039】
また、外部記録媒体MAを無線の届く限られた範囲で使用できるので、無関係な機器からワイヤレスカード10がアクセスを受ける可能性が低い。
【0040】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ再生システムについて説明する。本実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、具体的には、図5に示すように、一定時間毎に接続を確認するステップST11に代えて、復号単位が終了したか否かを判定するステップST11aを用いるものである。これに伴い、ステップST15の閲覧動作を継続する際には、暗号化ユーザ鍵を取得するステップST15aが追加される。
【0041】
このような変形例としても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、この変形例は、コンテンツの暗号化の手法として、コンテンツを複数分割した分割単位毎に暗号化し、分割単位で復号する場合に好適である。ここで、分割単位としてはページという概念を使用できる。
【0042】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ再生システムについて説明する。本実施形態は、第1又は第2の実施形態の具体例であり、ステップST16の閲覧動作一時停止処理を具体的に述べるものである。
【0043】
ここで、ビューア部40は、閲覧動作の一時停止中、一定時間間隔毎にワイヤレスカード10との無線の再接続処理を実行し、再接続処理に応答があると、一時停止を解除する機能をもっている。
【0044】
次に、以上のように構成されたコンテンツ再生システムの動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
いま、パソコン20は、外部記録媒体MAと非接続状態であり、閲覧動作が一時停止状態であるとする(ST20)。
【0045】
ここで、ビューア部40は、一定時間が経過したか否かを判定し(ST21)、一定時間が経過する毎に再接続処理を実行し(ST22)。外部記憶媒体からの応答の有無を判定し(ST23)、応答が有るとき、一時停止を解除する。
【0046】
これにより、ビューア部40は、閲覧動作を再開し(ST24)、外部記録媒体MAと接続状態となる。なお、ステップST23にて応答が無ければ閲覧動作の一時停止状態を継続することになる(ST25)。
【0047】
上述したように本実施形態によれば、ビューア部40が閲覧動作の一時停止中、一定時間間隔毎にワイヤレスカード10との無線の再接続処理を実行し、再接続処理に応答があると、一時停止を解除するので、無線接続が途切れた場合に、再接続を実現させることができる。
【0048】
本実施形態は、例えば、コンテンツ閲覧中、ユーザ本人が退席した場合を想定している。この場合、コンテンツ閲覧の更新行為を一時停止(一時中断)するか、終了することが安全である。この一時停止機能又は終了機能を持たないと、異なるクライアントで同時に同一コンテンツ閲覧が可能となり、悪用される可能性が生じるからである。
【0049】
(第4の実施形態)
図7は本発明の第4の実施形態に係る外部記録媒体及びワイヤレスカードの構成を示す模式図であり、図8はこの外部記録媒体の構成を示す模式図である。
【0050】
本実施形態は、同一コンテンツを同時に閲覧できる数を制限するために、外部記録媒体MAの記録内容をユーザが使用開始/終了する毎に、規定の使用回数を1だけ減少/増加させて管理するものである。
【0051】
これに伴い、外部記録媒体MAは、前述した各領域1〜3を有するものであるが、図8に示すように、ユーザデータ領域3の記録内容が、ディレクトリ情報により選択可能なコンテンツID及びメタ情報毎に、暗号化フラグ(暗号化使用回数)と、暗号化コンテンツ鍵とを有するものとなっている。
【0052】
ここで、コンテンツID#n及びメタ情報は、コンテンツを識別するための情報であり、暗号化されずに記録されている。
暗号化フラグEnc(Kuser,権利フラグ#n)は、権利フラグ#nがユーザ固有鍵Kuserにより、暗号化されてなるものである。
権利フラグ#nは、同時アクセスできる最大の回数(使用回数)を示すものであり、改ざんを避けるため、ユーザ固有鍵Kuserで暗号化されている。なお、権利フラグ#nは、外部記録媒体MA内では固定値であるが、ワイヤレスカード50内では増減されて用いられる。
【0053】
暗号化コンテンツ鍵Enc(Kuser,C)は、前述した通りである。
ワイヤレスカード50は、無線送受信部51、データ多重・分離部52、制御部53、管理部54、MKB処理部55、保護領域復号部56、データ領域復号部57、カウンタ58及び制御ゲート59を備えている。
【0054】
無線送受信部51は、前述した無線送受信部11と同様のものである。
データ多重・分離部52は、前述したデータ多重・分離部12と同様のものである。
制御部53は、データ多重・分離部52と外部記録媒体MAとの間に介在し、パソコン20側から外部記録媒体MAへのアクセスを制御するものである。
【0055】
管理部54は、データ多重・分離部52から受けた、アクセス要求及びデバイス鍵(ビューア部40)に基づいて、各部55〜57を制御して復号した権利フラグによりカウンタ58を生成する機能と、アクセス要求毎にカウンタ58のカウンタ値を減少してデバイス鍵を記録する機能と、権利返納要求毎にカウンタ値を増加してデバイス鍵を消去する機能と、アクセスを許可するとき、制御ゲート59及び無線送受信部51を制御して、外部記録媒体MA内の媒体識別子IDm、暗号化ユーザ鍵及び暗号化コンテンツ鍵を送信させる機能と、をもっている。
【0056】
MKB処理部55は、管理部54に制御され、外部記録媒体MAから読出した媒体識別子IDmA及びMKB情報と自己(ワイヤレスカード)のデバイス鍵とに基づいて媒体固有鍵Kmuを生成し、この媒体固有鍵Kmuを保護領域復号部56に送出する機能をもっている。具体的にはMKB処理部55は、SDメモリカードに適用する場合、SDメモリカードの再生装置の一部としての、鍵生成用の暗号化処理(MKB処理、C2_G処理)に対応している。
【0057】
保護領域復号部56は、管理部54に制御され、MKB処理部55から受けた媒体固有鍵Kmuに基づいて、外部記録媒体MAから読出した暗号化ユーザ鍵Enc(Kmu,Kuser)を復号し、得られたユーザ鍵Kuserをデータ領域復号部57に送出する機能をもっている。具体的には保護領域復号部56は、SDメモリカードに適用する場合、SDメモリカードの再生装置の一部としての、保護領域読出用の相互認証・鍵交換処理(AKE処理)、読出データの復号処理(C2_DCBC処理、C2_D処理)及び連接解除処理(‖処理)などに対応している。
【0058】
データ領域復号部57は、管理部54に制御され、保護領域復号部56から受けたユーザ鍵Kuserに基づいて、外部記録媒体MAから読出した暗号化フラグ鍵Enc(Kuser,権利フラグ#n)を復号し、得られた権利フラグ#nを管理部54に送出する機能をもっている。具体的にはデータ領域復号部57は、SDメモリカードに適用する場合、SDメモリカードの再生装置の一部としての、ユーザデータ領域3からの読出データの復号処理(C2_DCBC処理)に対応している。
【0059】
カウンタ58は、管理部54により、使用中のコンテンツのコンテンツID毎に生成され、権利フラグを初期値(上限値)としてコンテンツの再生許可毎に1だけ減少されるカウンタ値が、使用要求したビューア部40のデバイス鍵と共に、記録される。
【0060】
制御ゲート59は、管理部54の制御により、外部記録媒体MAからデータ多重・分離部52へのデータの読出を遮断又は通過させるものである。
【0061】
次に、以上のように構成された外部記録媒体及びワイヤレスカードを用いたコンテンツ再生システムの動作を図9及び図10のフローチャートを用いて説明する。
(接続時)
いま、外部記録媒体MAが装着されたワイヤレスカード50をユーザが保持し、パソコン20の近くに来たとする。
【0062】
図9に示すように、パソコン20及びワイヤレスカード50は、それぞれ無線送受信部31,11のブルートゥースの機能により、互いに無線リンクを確立し(ST1)、ワイヤレスカード50の存在を確認する。なお、予め接続相手は登録されており、ビューア部40側から起動する。
【0063】
このとき、外部記録媒体MAは、ワイヤレスカード50を介して無線によりパソコン20に接続される。
【0064】
ここで、パソコン20は、ユーザの操作により、ワイヤレスカード50を介して外部記録媒体MAにアクセスし、外部記録媒体MAのディレクトリ情報及びコンテンツメタ情報を獲得する(ST2)。
【0065】
続いて、パソコン20は、ユーザの操作により、アクセス要求をしたいコンテンツID及びビューア部40のデバイス鍵をワイヤレスカード50に送信し、特定のコンテンツへのアクセスを開始する(ST3)。
【0066】
ワイヤレスカード50の制御部53は、対象となるコンテンツの権利行使がなされているかをチェックし(ST4)、なされていなければ、新たにカウンタ58を生成する(ST5)。
【0067】
具体的には、制御部53は、自己のデバイス鍵を用いて、対象コンテンツの暗号化された権利フラグ#nを復号し、この権利フラグ#nを新たに生成されたカウンタ58にロードすると共に、カウンタ値がゼロ以下でないことを確認し、ステップST6に進む。
【0068】
一方、ステップ4の結果、カウンタ58があれば、カウンタ値から1を減じ(ST6)、権利行使を許容する(ST7)。
【0069】
権利行使を許容する処理は、カウンタ58の付帯情報として、権利を要求したビューア部40のデバイス鍵を記憶し、権利行使要求に対する応答を行う。ここで、カウンタ値がゼロ以下なら拒否し、それ以外なら、許可を対象ビューア部40に返す。すなわち、カウンタ値により最大使用回数を制限している。
【0070】
例えば、外部記録媒体MAに別のビューア部40’が同一のコンテンツ#nを使用したとすれば、カウンタ値は1だけ少なくなる。カウンタ58の更新は、カウンタ値がゼロになるまで許可される。なお、後述するが、ビューア部40によるコンテンツ#nの閲覧が終了すれば、カウンタ58に書き込まれたカウンタ値は1だけ増加する。
【0071】
次に、権利行使可能となると、保護領域2の暗号化ユーザ鍵、ユーザ領域3の暗号化コンテンツ鍵がビューア部40側からアクセス可能となる。
【0072】
以下、前述した図4又は図5のステップST10〜ST16の処理が実行される。
(正常終了時)
終了処理はビューア部40側から実行される。図10に示すように、正常終了は、ユーザが特定のコンテンツの閲覧を自分の意志で終了した場合である(ST30)。異常終了の場合はビューア部40のソフトウェアが何らかの理由で停止し、システムが強制的に終了したり、電源断などにより、ビューア部40のソフトウェアの動作が継続できない場合などがある。
【0073】
正常終了の場合、ビューア部40は、行使していた権利を返納するため、無線接続されているワイヤレスカード50に権利返納の要求を行う(ST31)。
【0074】
ここで、ビューア部40からは、デバイス鍵と権利返納の対象となるコンテンツIDとを送信する。
【0075】
ワイヤレスカード50においては、管理部54がカウンタ58に付帯して記憶されているデバイス鍵との一致を確認し、カウンタ58の値を1だけ加算すると共に(ST32)、対象となるデバイス鍵を消去する(ST33)。
【0076】
もし、ここで権利行使しているビューア部40が無くなる場合、カウンタ58自体を消去する。この場合は、例えば、カウンタ58に付帯した、ビューア部40のデバイス鍵が全く無い場合か、外部記録媒体MAの権利フラグの値とカウンタ58の値が一致した場合である。このように、カウンタ58自体を消去することは、ワイヤレスメモリカード50内のメモリを節約するときと、現在権利行使をしているコンテンツ数を把握するときに便利である。
【0077】
しかる後、ワイヤレスカード50は、ビューア部40に対し、権利返納が正常に行われたことを通知する(ST34)。この情報を受けると、ビューア部40は、無線リンクを切断する。これにより、ビューア部40は、別のコンテンツを閲覧するか、動作を終了する(ST35)。
【0078】
上述したように本実施形態によれば、管理部54により、パソコン20によるアクセス要求毎に、カウンタ58内のカウンタ値を減らすことにより、暗号化コンテンツを再生可能なビューア部40の個数を権利フラグ(使用回数)以下に管理するので、外部記録媒体MAとパソコン20との間を無線を用いて接続する場合に、正当なユーザ以外の者によるコンテンツの再生を阻止することができる。
【0079】
また、本実施形態によれば、外部記録媒体MAに複数のクライアント(例、パソコン20)が安全にアクセスできる利点がある。例えば、ユーザが複数のパソコン20を用いている場合、外部記録媒体MAをパソコン20に装着するやり方では外部記録媒体MAを複数枚持つ必要がある。この欠点を無線化で解消できるが、代わりに、他人が外部記録媒体MAにアクセスすることで、無限にコンテンツ閲覧ができる可能があるため、これを制限している。
【0080】
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係るコンテンツ再生システムについて説明する。
本実施形態は、第4の実施形態の具体例であり、正常終了の場合に代えて、途中切断・再接続の場合や、異常終了の場合を述べるものである。
【0081】
これに伴い、パソコン20のビューア部40は、前述した機能に加え、一時停止状態で再接続を検出する再接続処理の機能と、再接続のとき、コンテンツID及び媒体識別子IDをワイヤレスカード50に向けて無線部30により送信する機能と、ワイヤレスカード50から受けたデバイス鍵を自己のデバイス鍵と比較し、一致したときに再接続を行なう機能を持っている。
【0082】
ここで、一時停止状態とは外部記録媒体との接続が開始されれば、動作を再開できる状態をいう。一時停止状態ではコンテンツを表示・更新できない。
【0083】
他の簡便方法としては、ワイヤレスカードの固有ID、無線リンクにブルートゥースを採用することが考えられるが、ブルートゥースのデバイスアドレス(BD_ADDR)だけでは特定の媒体識別子IDを持つ外部記録媒体MAが格納されていることを確認する必要がある。この確認を怠ると、特定の媒体識別子IDを持つ外部記録媒体MAが格納されていなくとも再開が可能となるため、セキュリティホールとなる可能性がある。従って、外部記録媒体MAの媒体識別子IDの確認が必須である。
【0084】
一方、ワイヤレスカード50の制御部53は、再接続のとき、ビューア部から既に受けていたビューア部40のデバイス鍵を無線送受信部51等を介して送信する機能と、ビューア部40から受けた媒体識別子IDと外部記録媒体MAの媒体識別子IDとを比較し、一致したとき、権利を許可する機能とをもっている。
【0085】
次に、以上のように構成されたコンテンツ再生システムの動作を述べる。
(途中切断、再接続)
図11に示すように、接続中のビューア部40は、予め定められたルール(イベントもしくは時間間隔)に従い、外部記録媒体MAとの接続をチェックする(ST40)。なお、接続状態のまま、正常に終了する場合は図10と同様の処理が行なわれる(ST42〜ST47)。
【0086】
一方、ステップST40において、非接続状態を検出するとビューア部40は、一時停止処理を行う。この一時停止処理は、表示のオフや、新たな復号の停止などである。更に、ビューア部40は、現在、権利行使をしているコンテンツID、外部記録媒体MAの媒体識別子IDのペアの保持を継続する(ST41)。保持動作は、権利行使しているコンテンツ全てである。
【0087】
再開のための再接続処理は、前述したステップST21等と同様に、定期的にビューア部40から行う。無線リンクレベルでワイヤレスカード50からの応答を調べる。非接続状態を初めて検出したときには、サーチの時間間隔を短くし、次第に長くしてもよい。但し、以下の処理は、前述したステップST24等よりも具体的に示している。
すなわち、ビューア部40は、無線リンクレベルでの接続が可能となったら、対象となる外部記録媒体MAとの接続か否かをチェックする。
【0088】
ビューア部40からは、媒体識別子ID、ワイヤレスカード50からはデバイス鍵を互いに送り、それぞれが保持している情報との一致を確認し、一致すれば、再接続を意味するので、ワイヤレスカード50は権利行使を許可し、ビューア部40は、動作再開の処理に入る。
一方、不一致であれば、再接続処理を継続する。不一致の場合は、異なる外部記録媒体MA’がワイヤレスカード50に装着されているので、排除する。
【0089】
(異常終了1)
異常終了の場合は、権利返納が確実になされない場合がある。
ビューア部40内部では、ワイヤレスカード50からビューア部40に対し、権利返納が正常に行われたことが通知されない限り、権利行使は行われているとして扱う。すなわち、ビューア部40は、権利に関する情報(コンテンツIDと権利行使を許可されている外部記録媒体MAの媒体識別子ID)の保持を続ける。ビューア部40側では、権利行使状態をしている全てのコンテンツに対し把握を常にしておく。ビューア部40は、動作を終了する際に全ての権利を返納する処理を備えるか、メニュー方式で、ユーザ自身が手動で権利を返納する処理を備えることが好ましい。ワイヤレスカード50自体のカウンタ値は、保持されており、権利返納が行われれば、確実に権利数は管理できる。
【0090】
なお、何らかの理由で、権利に関する情報(コンテンツIDと権利行使を許可されている外部記録媒体の媒体識別子IDm)の保持ができなかった場合にはワイヤレスカード50内での権利管理とビューア部40側での権利行使の数が不一致となる。
【0091】
これは、ワイヤレスカード50内で管理する権利数が実際より少なくなる現象であり、異常終了により権利返納がなされないために発生する。
【0092】
また、既に権利行使を許可しているビューア部40から同一コンテンツに対する権利行使の要求が来た場合などがそうした不一致の事態に相当する。こうした場合がワイヤレスカード50で検出された場合、ワイヤレスカード50は、全ての権利が行使されていない状態(初期状態)に戻す。即ち、全てのカウンタ58を消滅させる。
【0093】
(異常終了2)
ワイヤレスカード50が初期状態に戻ったとき。既に権利行使していて正常動作しているビューア部40からコンテンツ閲覧の更新のたびにおこる権利行使確認の処理要求がくると、ワイヤレスカード50は、権利行使の再要求をするようビューア部40に返答する。
【0094】
ビューア部40は、内部に保持した権利行使のための情報(コンテンツIDと権利行使を許可されている外部記録媒体MAの媒体識別子ID)を一旦消去して、新規に権利要求を行う。これは、接続時の図9のステップST4に相当する処理から始めることと同じである。
【0095】
異常終了し、権利行使に関する情報が消滅したビューア部40は、新規接続と同じなので問題ない。
【0096】
上述したように本実施形態によれば、ワイヤレスカード50は、アクセス要求に応じて再生を許可したパソコン20には、外部記録媒体の媒体識別子ID及び暗号化鍵情報を送信しておく一方、当該パソコン20のビューア部40のデバイス鍵を受信しておく。
【0097】
これにより、パソコン20との無線接続がとぎれた後、無線接続が再開すると、このパソコン20から新たに受けるデバイス鍵と既に受けていたデバイス鍵とを比較し、両者が一致したとき、再生を許可することができる。
【0098】
(第6の実施形態)
図12は本発明の第6の実施形態に係るコンテンツ再生システムを説明するための模式図である。すなわち、本実施形態は、第1の実施形態の応用例であり、ワイヤレスカード10と複数のパソコン20,20とがブルートゥースにより、ピコネットを形成している。また、このようなピコネットを多数接続してスキャターネットを形成してもよい。また、これらピコネット又はスキャターネットの場合、何れかのパソコン20がマスターとなり、外部記録媒体10がスレーブとなることにより、省電力化を図ることができる。
【0099】
なお、上記各実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
【0100】
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
【0101】
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
【0102】
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0103】
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。
【0104】
尚、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であっても良い。
【0105】
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0106】
なお、本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、鍵記録媒体と再生装置との間を無線を用いて接続する場合に、正当なユーザ以外の者によるコンテンツの再生を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る媒体保持装置及び再生装置が適用されたコンテンツ再生システムの構成を示す模式図である。
【図2】同実施形態における外部記録媒体及びワイヤレスカードの構成を示す模式図である。
【図3】同実施形態におけるパソコンの構成を示す模式図である。
【図4】同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る外部記録媒体及びワイヤレスカードの構成を示す模式図である。
【図8】同実施形態における外部記録媒体の構成を示す模式図である。
【図9】同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】同実施形態における動作を説明するための動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の第5の実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明の第6の実施形態に係るコンテンツ再生システムを説明するための模式図である。
【符号の説明】
MA…外部記録媒体、1…システム領域、2…保護領域、3…ユーザデータ領域、10,50…ワイヤレスカード、11,31,51…無線送受信部、12,32,52…データ多重・分離部、13,33…媒体用アクセス制御部、20…パソコン、21…メモリ、30…無線部、34…閲覧制御部、40…ビューア部、41,55…MKB処理部、42,56…保護領域復号部、43,57…データ領域復号部、44…コンテンツ復号部、53…制御部、54…管理部、58…カウンタ、59…制御ゲート。

Claims (5)

  1. 暗号化コンテンツを復号するための鍵記録媒体を保持する媒体保持装置に対して無線通信機能を介して無線接続することにより、前記暗号化コンテンツを復号して再生するための再生装置であって、
    所定の時間間隔毎に前記媒体保持装置との無線接続を確認する接続確認手段と、
    前記無線接続がとぎれたとき、前記再生処理を終了又は一時停止する再生停止手段と、
    を備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 請求項1に記載の再生装置において、
    前記接続確認手段は、「前記所定の時間間隔毎」に代えて、「前記暗号化コンテンツの復号単位毎」に前記無線接続を確認することを特徴とする再生装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の再生装置において、
    前記再生処理の一時停止中、一定時間間隔毎に前記媒体保持装置との無線の再接続処理を実行し、前記再接続処理に応答があると、前記一時停止を解除する一時停止解除手段、
    を備えたことを特徴とする再生装置。
  4. 暗号化コンテンツを復号するための鍵記録媒体を保持し、前記暗号化コンテンツを復号して再生する再生装置に対して無線通信機能を介して無線接続される媒体保持装置であって、
    前記鍵記録媒体から読み出したコンテンツ使用回数を保持する使用回数保持手段と、
    各再生装置による使用要求毎に、前記使用回数保持手段内のコンテンツ使用回数を減らすことにより、前記暗号化コンテンツを再生可能な再生装置の個数を前記コンテンツ使用回数以下に管理する使用回数管理手段と、
    を備えたことを特徴とする媒体保持装置。
  5. 請求項4に記載の媒体保持装置において、
    前記使用要求に応じて再生を許可した再生装置には、前記鍵記録媒体の媒体識別子及び暗号化鍵情報を送信し、当該再生装置のデバイス鍵を受信する情報交換手段と、
    再生装置との無線接続がとぎれた後、この再生装置との間で無線接続が再開すると、この再生装置から新たに受けるデバイス鍵と前記情報交換手段により既に受けていたデバイス鍵とを比較し、両者が一致したとき、再生を許可する接続再開手段と、
    を備えたことを特徴とする媒体保持装置。
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