JPWO2006126259A1 - 履物用ホルダ - Google Patents

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】 履物ホルダ(A1)は、使用者の足首Akに対して固定される第1固定手段としての環状ベルト(1A)と、環状ベルト(1A)に連結されるとともに、サンダル(S)に対して固定される第2固定手段としての係合リング(2A)と、を備えており、係合リング(2A)は、ヒール部Hを包囲するとともに、ヒール部Hに着脱可能に固定されるように構成されている。このことにより、歩行の際に踵FbとサンダルSとが衝突することを回避し、不快な音が生じることを防止することができる。

Description

本発明は、サンダルなどの履物を使用者の足に装着することを補助するために用いられる履物用ホルダに関する。
おもに女性向けの履物として、いわゆるハイヒールと呼ばれる靴や、ミュールと呼ばれるタイプのサンダルなど、ヒール部が高い履物が広く普及している。これらのハイヒールやミュールは、使用者の足元をすらりと見せる効果があり、華やかな装いを引き立てる履物として好まれている。
図6は、従来のサンダルの一例を示している。本図に示すサンダルXは、底板91と甲ベルト92と足首ベルト93とを備えている。サンダルXを履くには、甲ベルト92に使用者のつま先をくぐらせ、足首ベルト93に使用者の足首を通す。足首ベルト93は着脱可能とされている。足首ベルト93を取り去ると、サンダルXは甲ベルト92のみにより使用者の足に装着される。このように、サンダルXは、足首ベルト93を取り外すことにより、いわゆるミュールとして使用することが可能となっている。
しかしながら、サンダルXをミュールとして使用する場合、使用者が歩行すると、足を蹴り出す際に、底板91が踵からいったん離れたのちに、再び踵に接する。この動きにより、踵と底板91とが衝突する音が生じる。この音は、歩行動作の一歩ごとに生じる。華やかに装って歩行する場においては、このような音は周囲の人々に不快な印象を与えることがある。
サンダルXによれば、足首ベルト93を取り付けることにより、上述した音の発生を防止することが可能である。しかしながら、周囲の雰囲気に応じて足首ベルト93を装着することは、面倒である。また、底板91には、足首ベルト93を固定するための止め具94が必要となる。この留め具94は、サンダルXをミュールとして使用する場合にも外観に表れるため、美観を損ねるという不具合がある。
実用新案登録第3106870号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、いわゆるハイヒールやミュールの装着を補助するものとして、美観を損なうことなく不快な音の発生を防止することが可能な履物ホルダを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される履物ホルダは、踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状のヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、使用者の足首に対して固定される第1固定手段と、上記第1固定手段に連結されるとともに、上記履物に対して固定される第2固定手段と、を備えており、上記第2固定手段は、上記ヒール部を包囲するとともに、上記ヒール部に着脱可能に固定されるように構成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2固定手段は、上記ヒール部を貫通させる係合リングを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第1固定手段は、使用者の足首を包囲するベルトである。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ベルトは、環状とされるための留め具を備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2固定手段は、上記ベルトから延びる連結ストリップと、この連結ストリップに取り付けられた係合リングとを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2固定手段として、上記ベルトの両端に上記ヒール部を貫通させる1対の係合リングが設けられている。
本発明の第2の側面によって提供される履物ホルダは、踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状ヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、使用者の足首に固定される装飾用ベルトと、上記装飾用ベルトに連結され、かつ上記ヒール部を包囲するとともに、上記ヒール部に着脱可能に固定される係合部材とを備えている。
本発明の第3の側面によって提供される履物ホルダは、履物とは別に供給されるとともに、踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状のヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、使用者の足首に対して固定される第1固定手段と、上記第1固定手段に連結されるとともに、上記履物に対して固定される第2固定手段と、を備えており、上記第2固定手段は、上記ヒール部に着脱可能に固定されるように構成されている
本発明に係る履物用ホルダの第1実施形態を示す全体斜視図である。 本発明に係る履物用ホルダの第1実施形態を示す全体展開平面図である。 本発明に係る履物用ホルダの第2実施形態を示す全体斜視図である。 本発明に係る履物用ホルダの第2実施形態を示す全体展開平面図である。 本発明に係る履物用ホルダの第3実施形態を示す全体斜視図である。 従来の履物の一例を示す全体斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、本発明に係る履物ホルダの第1実施形態を示している。本実施形態の履物ホルダA1は、ベルト1Aと、係合リング2Aと、連結ストリップ3とを備えている。図1は、サンダルSを履いた使用者の足Lに履物ホルダA1を装着した状態を示している。サンダルSは、比較的高い起伏状のヒール部Hを有しており、使用者のつま先Faに対して固定される、いわゆるミュールと呼ばれるものである。使用者は、サンダルSを履くと、踵Fbがつま先Faよりも地面から高い姿勢をとることとなる。
ベルト1Aは、足首Akを包囲することにより、足首Akに対して固定されるものであり、本発明でいう第1固定手段の一例である。図1に示すように、ベルト1Aは、足首Akに対して固定されるときには、環状とされる。図2は、ベルト1Aを非環状の状態として展開した状態を示している。本図に示すように、ベルト1Aは、芯材10aと、この芯材10aの表側に取り付けられた複数のスパンコール10bと、留め具11a,11bとを有している。
芯材10aは、ゴム糸と毛糸とが編みこまれた布地からなり、伸縮可能である。複数のスパンコール10bは、光を乱反射させることにより履物用ホルダA1に華やかな光沢感を与えるためのものであり、芯材10aに縫い付けられている。留め具11a,11bは、留め具11aの爪が留め具11bの切り込みに係止可能となっている。留め具11a,11bを係止すると、ベルト1Aは、その両端が締結され、図1に示す環状の状態となる。本実施形態においては、芯材10aは、その長さが200mm程度、その幅が40mm程度とされている。
連結ストリップ3は、ベルト1Aからほぼ直角に延びており、ベルト1Aと係合リング2Aとを連結するためのものである。連結ストリップ3は、ベルト1Aと同様に、ゴム糸と毛糸とが編みこまれた布地からなる芯材10aと複数のスパンコール10aとからなる。本実施形態においては、連結ストリップ3は、その長さが70mm程度、その幅が40mm程度とされている。
係合リング2Aは、図1に示すように、履物用ホルダA1をサンダルSのヒール部Hに対して固定するためのものであり、本発明でいう第2固定手段の一例である。係合リング2Aは、金属製であり、断面円形状である。係合リング2Aは、その内径が25mm程度とされている。
次に、履物ホルダA1の作用について説明する。
本実施形態によれば、履物ホルダA1により、サンダルSのヒール部Hが使用者の足首Akに対して固定される。このため、使用者がサンダルSを履いて歩行しても、踵FbからサンダルSの後部が大きく離れることが無い。これにより、踵FbとサンダルSとが衝突しあうことを回避可能であり、歩行の際に不当に大きな音が生じることを防止できる。したがって、周囲の人々に不快な印象を与えるおそれが無く、穏やかに歩行することができる。
芯材10aが伸縮可能であることにより、ベルト1Aが足首Akを適度に締め付ける状態とすることが可能である。これにより、履物ホルダA1が足首Akから不当にずれてしまうことを防止できる。また、連結ストリップ3が伸縮可能であれば、たとえば、ベルト1Aに足首Akを固定した後に、係合リング2Aを引っ張って連結ストリップ3を伸張させ、係合リング2Aにヒール部Hを貫通させることが可能である。したがって、履物ホルダA1を容易に装着できる。
履物用ホルダA1は、複数のスパンコール10bが付されているため、キラキラとした外観を呈する。これにより、サンダルSを足首Akに対して適切に固定する機能に加えて、見る者に華やかな印象を与えるという効果が期待できる。
図3〜図5は、本発明に係る履物ホルダの他の実施形態を示している。なお、これらの図においては、上記第1実施形態について既述した要素と同一または類似の要素を同一符号で示し、その説明を適宜省略する。
図3および図4は、本発明に係る履物用ホルダの第2実施形態を示している。図3は、本実施形態に係る履物用ホルダA2の使用状態を示している。図4は、履物用ホルダA2が展開された状態を示している。図4に示すように、履物用ホルダA2は、ベルト1Bと1対の係合リング2Aとを備えている。
ベルト1Bは、芯材10aとゴム紐10cとからなる。芯材10aは、たとえば花柄模様などが織り込まれたレース布である。ゴム紐10cは、芯材10aの幅方向中央に位置する。ゴム紐10cは、その長さが700mm程度とされている。芯材10aは、その長さが1400mm程度とされており、ゴム紐10cの伸長状態における長さと同程度の長さである。芯材10aは、ゴム紐10cの自然長に併せて、弛ませた状態でゴム紐10cと縫い付けられている。ベルト1Bの中央区間1Baは、図3に示すように、足首Akに巻きつけられることにより、履物用ホルダA2を足首Akに対して固定するために用いられる部位である。
ベルト1Bの両端には、1対の係合リング2Aが取り付けられている。履物ホルダA2が使用される際には、まず、片方の係合リング2Aにヒール部Hを通した後に、中央区間1Baを足首Akに巻きつける。そして、他方の係合リング2Aにヒール部を通す。こうすることにより、図3に示す装着状態が実現される。
本実施形態によれば、使用者の足首Akの大きさに合わせて中央区間1Baの巻き付け具合を調節することが可能である。したがって、さまざまなサイズの足首Akに対してサンダルSを適切に固定することができる。
図5は、本発明に係る履物用ホルダの第3実施形態を示している。本実施形態に係る履物ホルダA3は、第1固定手段としてC型リング1Cを、第2固定手段としてC型リング2Bを備えている点が、上述した実施形態と異なっている。
C型リング1Cは、C字形状であり、たとえば弾性を有する透明樹脂製である。C型リング1Cは、その内径が80mm程度、断面直径が5mm程度とされている。C型リング1Cを足首Akに装着するには、C型リング1Cの両端1Ca間の隙間を広げておき、足首Akをこの隙間に通す。
C型リング2Bは、たとえば断面円形状の金属製であり、連結ストリップ3を介してC型リング1Cと連結されている。C型リング2Bは、その内径が25mm程度とされている。C型リング2Bをヒール部Hに装着するには、上述した実施形態と同様に、ヒール部HをC型リング2Bに貫通させる。連結ストリップ3は、たとえば透明樹脂製であり、断面直径が5mm程度とされている。
このような実施形態によっても、踵FbとサンダルSとにより不快な音が生じることを防止することができる。また、C型リング1Cおよび連結ストリップ3がいずれも透明樹脂製であることにより、履物用ホルダA3は、目立ちにくいものとなっている。このため、あたかもサンダルSだけを履いているような外観を呈し、見る者に涼しげな印象を与えることができる。
本発明に係る履物用ホルダは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る履物用ホルダの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
第1固定手段としては、環状ベルト、C型リングなどに限定されず、足首を挟持可能な手段や、粘着力を利用した手段など、使用者の足首に対して適切に固定可能な手段であればよい。第2固定手段としては、リング、C型リングに限定されず、ヒール部を包囲することによりヒール部に対して適切に固定される構成であればよい。
履物用ホルダの材質としては、布、ゴム、樹脂、金属など、あらゆる材質を用いることができる。

本発明は、サンダルなどの履物を使用者の足に装着することを補助するために用いられる履物用ホルダに関する。
おもに女性向けの履物として、いわゆるハイヒールと呼ばれる靴や、ミュールと呼ばれるタイプのサンダルなど、ヒール部が高い履物が広く普及している。これらのハイヒールやミュールは、使用者の足元をすらりと見せる効果があり、華やかな装いを引き立てる履物として好まれている。
図6は、従来のサンダルの一例を示している。本図に示すサンダルXは、底板91と甲ベルト92と足首ベルト93とを備えている。サンダルXを履くには、甲ベルト92に使用者のつま先をくぐらせ、足首ベルト93に使用者の足首を通す。足首ベルト93は着脱可能とされている。足首ベルト93を取り去ると、サンダルXは甲ベルト92のみにより使用者の足に装着される。このように、サンダルXは、足首ベルト93を取り外すことにより、いわゆるミュールとして使用することが可能となっている。
しかしながら、サンダルXをミュールとして使用する場合、使用者が歩行すると、足を蹴り出す際に、底板91が踵からいったん離れたのちに、再び踵に接する。この動きにより、踵と底板91とが衝突する音が生じる。この音は、歩行動作の一歩ごとに生じる。華やかに装って歩行する場においては、このような音は周囲の人々に不快な印象を与えることがある。
サンダルXによれば、足首ベルト93を取り付けることにより、上述した音の発生を防止することが可能である。しかしながら、周囲の雰囲気に応じて足首ベルト93を装着することは、面倒である。また、底板91には、足首ベルト93を固定するための止め具94が必要となる。この留め具94は、サンダルXをミュールとして使用する場合にも外観に表れるため、美観を損ねるという不具合がある。
実用新案登録第3106870号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、いわゆるハイヒールやミュールの装着を補助するものとして、美観を損なうことなく不快な音の発生を防止することが可能な履物ホルダを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される履物ホルダは、踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状のヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、使用者の足首に対して固定される第1固定手段と、上記第1固定手段に連結されるとともに、上記履物に対して固定される第2固定手段と、を備えており、上記第2固定手段は、上記ヒール部を包囲するとともに、上記ヒール部に着脱可能に固定されるように構成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2固定手段は、上記ヒール部を貫通させる係合リングを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第1固定手段は、使用者の足首を包囲するベルトである。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ベルトは、環状とされるための留め具を備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2固定手段は、上記ベルトから延びる連結ストリップと、この連結ストリップに取り付けられた係合リングとを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第2固定手段として、上記ベルトの両端に上記ヒール部を貫通させる1対の係合リングが設けられている。
本発明の第2の側面によって提供される履物ホルダは、踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状ヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、使用者の足首に固定される装飾用ベルトと、上記装飾用ベルトに連結され、かつ上記ヒール部を包囲するとともに、上記ヒール部に着脱可能に固定される係合部材とを備えている。
本発明の第3の側面によって提供される履物ホルダは、履物とは別に供給されるとともに、踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状のヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、使用者の足首に対して固定される第1固定手段と、上記第1固定手段に連結されるとともに、上記履物に対して固定される第2固定手段と、を備えており、上記第2固定手段は、上記ヒール部に着脱可能に固定されるように構成されている
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、本発明に係る履物ホルダの第1実施形態を示している。本実施形態の履物ホルダA1は、ベルト1Aと、係合リング2Aと、連結ストリップ3とを備えている。図1は、サンダルSを履いた使用者の足Lに履物ホルダA1を装着した状態を示している。サンダルSは、比較的高い起伏状のヒール部Hを有しており、使用者のつま先Faに対して固定される、いわゆるミュールと呼ばれるものである。使用者は、サンダルSを履くと、踵Fbがつま先Faよりも地面から高い姿勢をとることとなる。
ベルト1Aは、足首Akを包囲することにより、足首Akに対して固定されるものであり、本発明でいう第1固定手段の一例である。図1に示すように、ベルト1Aは、足首Akに対して固定されるときには、環状とされる。図2は、ベルト1Aを非環状の状態として展開した状態を示している。本図に示すように、ベルト1Aは、芯材10aと、この芯材10aの表側に取り付けられた複数のスパンコール10bと、留め具11a,11bとを有している。
芯材10aは、ゴム糸と毛糸とが編みこまれた布地からなり、伸縮可能である。複数のスパンコール10bは、光を乱反射させることにより履物用ホルダA1に華やかな光沢感を与えるためのものであり、芯材10aに縫い付けられている。留め具11a,11bは、留め具11aの爪が留め具11bの切り込みに係止可能となっている。留め具11a,11bを係止すると、ベルト1Aは、その両端が締結され、図1に示す環状の状態となる。本実施形態においては、芯材10aは、その長さが200mm程度、その幅が40mm程度とされている。
連結ストリップ3は、ベルト1Aからほぼ直角に延びており、ベルト1Aと係合リング2Aとを連結するためのものである。連結ストリップ3は、ベルト1Aと同様に、ゴム糸と毛糸とが編みこまれた布地からなる芯材10aと複数のスパンコール10とからなる。本実施形態においては、連結ストリップ3は、その長さが70mm程度、その幅が40mm程度とされている。
係合リング2Aは、図1に示すように、履物用ホルダA1をサンダルSのヒール部Hに対して固定するためのものであり、本発明でいう第2固定手段の一例である。係合リング2Aは、金属製であり、断面円形状である。係合リング2Aは、その内径が25mm程度とされている。
次に、履物ホルダA1の作用について説明する。
本実施形態によれば、履物ホルダA1により、サンダルSのヒール部Hが使用者の足首Akに対して固定される。このため、使用者がサンダルSを履いて歩行しても、踵FbからサンダルSの後部が大きく離れることが無い。これにより、踵FbとサンダルSとが衝突しあうことを回避可能であり、歩行の際に不当に大きな音が生じることを防止できる。したがって、周囲の人々に不快な印象を与えるおそれが無く、穏やかに歩行することができる。
芯材10aが伸縮可能であることにより、ベルト1Aが足首Akを適度に締め付ける状態とすることが可能である。これにより、履物ホルダA1が足首Akから不当にずれてしまうことを防止できる。また、連結ストリップ3が伸縮可能であれば、たとえば、ベルト1Aに足首Akを固定した後に、係合リング2Aを引っ張って連結ストリップ3を伸張させ、係合リング2Aにヒール部Hを貫通させることが可能である。したがって、履物ホルダA1を容易に装着できる。
履物用ホルダA1は、複数のスパンコール10bが付されているため、キラキラとした外観を呈する。これにより、サンダルSを足首Akに対して適切に固定する機能に加えて、見る者に華やかな印象を与えるという効果が期待できる。
図3〜図5は、本発明に係る履物ホルダの他の実施形態を示している。なお、これらの図においては、上記第1実施形態について既述した要素と同一または類似の要素を同一符号で示し、その説明を適宜省略する。
図3および図4は、本発明に係る履物用ホルダの第2実施形態を示している。図3は、本実施形態に係る履物用ホルダA2の使用状態を示している。図4は、履物用ホルダA2が展開された状態を示している。図4に示すように、履物用ホルダA2は、ベルト1Bと1対の係合リング2Aとを備えている。
ベルト1Bは、芯材10aとゴム紐10cとからなる。芯材10aは、たとえば花柄模様などが織り込まれたレース布である。ゴム紐10cは、芯材10aの幅方向中央に位置する。ゴム紐10cは、その長さが700mm程度とされている。芯材10aは、その長さが1400mm程度とされており、ゴム紐10cの伸長状態における長さと同程度の長さである。芯材10aは、ゴム紐10cの自然長に併せて、弛ませた状態でゴム紐10cと縫い付けられている。ベルト1Bの中央区間1Baは、図3に示すように、足首Akに巻きつけられることにより、履物用ホルダA2を足首Akに対して固定するために用いられる部位である。
ベルト1Bの両端には、1対の係合リング2Aが取り付けられている。履物ホルダA2が使用される際には、まず、片方の係合リング2Aにヒール部Hを通した後に、中央区間1Baを足首Akに巻きつける。そして、他方の係合リング2Aにヒール部を通す。こうすることにより、図3に示す装着状態が実現される。
本実施形態によれば、使用者の足首Akの大きさに合わせて中央区間1Baの巻き付け具合を調節することが可能である。したがって、さまざまなサイズの足首Akに対してサンダルSを適切に固定することができる。
図5は、本発明に係る履物用ホルダの第3実施形態を示している。本実施形態に係る履物ホルダA3は、第1固定手段としてC型リング1Cを、第2固定手段としてC型リング2Bを備えている点が、上述した実施形態と異なっている。
C型リング1Cは、C字形状であり、たとえば弾性を有する透明樹脂製である。C型リング1Cは、その内径が80mm程度、断面直径が5mm程度とされている。C型リング1Cを足首Akに装着するには、C型リング1Cの両端1Ca間の隙間を広げておき、足首Akをこの隙間に通す。
C型リング2Bは、たとえば断面円形状の金属製であり、連結ストリップ3を介してC型リング1Cと連結されている。C型リング2Bは、その内径が25mm程度とされている。C型リング2Bをヒール部Hに装着するには、上述した実施形態と同様に、ヒール部HをC型リング2Bに貫通させる。連結ストリップ3は、たとえば透明樹脂製であり、断面直径が5mm程度とされている。
このような実施形態によっても、踵FbとサンダルSとにより不快な音が生じることを防止することができる。また、C型リング1Cおよび連結ストリップ3がいずれも透明樹脂製であることにより、履物用ホルダA3は、目立ちにくいものとなっている。このため、あたかもサンダルSだけを履いているような外観を呈し、見る者に涼しげな印象を与えることができる。
本発明に係る履物用ホルダは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る履物用ホルダの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
第1固定手段としては、環状ベルト、C型リングなどに限定されず、足首を挟持可能な手段や、粘着力を利用した手段など、使用者の足首に対して適切に固定可能な手段であればよい。第2固定手段としては、リング、C型リングに限定されず、ヒール部を包囲することによりヒール部に対して適切に固定される構成であればよい。
履物用ホルダの材質としては、布、ゴム、樹脂、金属など、あらゆる材質を用いることができる。
本発明に係る履物用ホルダの第1実施形態を示す全体斜視図である。 本発明に係る履物用ホルダの第1実施形態を示す全体展開平面図である。 本発明に係る履物用ホルダの第2実施形態を示す全体斜視図である。 本発明に係る履物用ホルダの第2実施形態を示す全体展開平面図である。 本発明に係る履物用ホルダの第3実施形態を示す全体斜視図である。 従来の履物の一例を示す全体斜視図である。

Claims (8)

  1. 踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状のヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、
    使用者の足首に対して固定される第1固定手段と、
    上記第1固定手段に連結されるとともに、上記履物に対して固定される第2固定手段と、を備えており、
    上記第2固定手段は、上記ヒール部を包囲するとともに、上記ヒール部に着脱可能に固定されるように構成されている、履物用ホルダ。
  2. 上記第2固定手段は、上記ヒール部を貫通させる係合リングを含む、請求項1に記載の履物用ホルダ。
  3. 上記第1固定手段は、使用者の足首を包囲するベルトである、請求項1に記載の履物用ホルダ。
  4. 上記ベルトは、環状とされるための留め具を備えている、請求項3に記載の履物用ホルダ。
  5. 上記第2固定手段は、上記ベルトから延びる連結ストリップと、この連結ストリップに取り付けられた係合リングとを含む、請求項3に記載の履物用ホルダ。
  6. 上記第2固定手段として、上記ベルトの両端に上記ヒール部を貫通させる1対の係合リングが設けられている、請求項3に記載の履物用ホルダ。
  7. 踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状ヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、
    使用者の足首に固定される装飾用ベルトと、
    上記装飾用ベルトに連結され、かつ上記ヒール部を包囲するとともに、上記ヒール部に着脱可能に固定される係合部材とを備えている、履物用ホルダ。
  8. 履物とは別に供給されるとともに、踵がつま先よりも地面から離間した装着姿勢とするための起立状のヒール部を有する履物を使用者の足に装着することを補助するための履物用ホルダであって、
    使用者の足首に対して固定される第1固定手段と、
    上記第1固定手段に連結されるとともに、上記履物に対して固定される第2固定手段と、を備えており、
    上記第2固定手段は、上記ヒール部に着脱可能に固定されるように構成されている、履物用ホルダ。

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