JPWO2006093123A1 - 放送情報受信端末 - Google Patents

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Abstract

放送番組が受信できなければ、受信できない旨をユーザに通知し、放送番組の受信が回復すれば、受信が回復したことをユーザに通知する放送情報受信端末を提供する。 テレビ番号等を再生する放送情報受信端末において、受信回復時処理予約管理部(3)は、受信が不可であると判定された所望の放送番組の受信が回復したときに、放送番組の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定する。受信回復時処理部(7)は、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。

Description

本発明は、放送波に含まれる放送情報(放送番号)を受信して再生する放送情報受信端末に関し、より特定的には、放送情報が受信できなければ、受信できない旨をユーザに通知し、放送情報の受信が回復すれば、受信が回復した旨をユーザに通知する放送情報受信端末に関する。
放送情報受信端末は、放送波に含まれる放送情報を受信して再生することができる移動可能な端末である。放送情報受信端末は、あらゆる場所で放送波を受信して、放送波に含まれる放送情報を再生することが求められる。そのため、放送情報受信端末は、端末の移動などに伴って、放送情報が受信できなかった場合、その旨をユーザに通知する必要がある。
従来、このような放送情報受信端末としては、放送番組が受信できなかった場合に、その旨を画面に表示する車載用放送受信端末があった(例えば、特許文献1参照)。図12は、従来の車載用放送受信端末が、放送番組を受信できなかった場合に表示する画面の一例を示す図である。従来の車載用放送受信端末は、放送番号が受信できなかった場合に、図12に示すような画面を表示して、その番組が受信不可であることをユーザに通知していた。
特開2003−61004号公報
しかしながら、従来の車載用放送受信端末は、放送番組が受信できなかった場合に、その番組が受信不可であることをユーザに通知していたが、その後、放送番組が受信可能になったとしても、何らの処理も行っていなかった。そのため、ユーザは、放送番組の受信が回復したことに気付かず、放送番組を見逃してしまうといった問題があった。
特に、放送情報受信端末が携帯電話である場合、携帯電話のユーザは、放送番組が受信できなかったことを確認すると、携帯電話を、ポケットやカバンの中等に一端保管しておくことが多い。このような場合、ユーザは、放送番組の受信が回復したことに気付かない可能性が高く、上述した問題がより顕著に発生していた。
それ故に、本発明の目的は、放送情報の受信が回復した場合に、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知し、ユーザが放送番組の受信が回復したことに気づかずに、番組の視聴を見逃すことを防ぐことができる放送情報受信端末を提供することである。
本発明は、放送波に含まれる放送情報を受信して再生する放送情報受信端末に向けられている。そして、上記目的を達成するために、本発明の放送情報受信端末は、放送情報受信部と、受信状態判定部と、再生部と、表示部と、受信回復時処理予約管理部と、受信回復時処理部とを備える。放送情報受信部は、放送波に含まれる放送情報を受信する。受信状態判定部は、放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する。再生部は、受信状態判定部によって、受信が可能であると判定された所望の放送情報を再生する。表示部は、再生部によって再生された放送情報を表示する。受信回復時処理予約管理部は、受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定する。受信回復時処理部は、受信回復時処理予約管理部の指示に従って、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。
好ましくは、受信回復時処理予約管理部は、所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する予約が登録され、その予約が登録されている場合にだけ、受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したか否かを受信状態判定部に問い合わせ、受信状態判定部によって、所望の放送情報の受信が回復したと判定された場合に、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。
好ましくは、受信回復時処理予約管理部は、受信状態判定部によって、所望の放送情報の受信が不可であると判定された場合に、所望の放送情報の受信が不可であることを、表示部に表示させる。
好ましくは、受信回復時処理予約管理部は、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するための通知方法が設定され、受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、設定された通知方法を用いて、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。例えば、この通知方法は、バイブレーション機能を用いた通知方法である。
また、放送情報受信端末は、マナーモードが設定されるマナーモード部をさらに備えていてもよい。このような場合、受信回復時処理部は、マナーモード部にマナーモードが設定されているか否かに応じて、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するための通知方法を変更する。
また、放送情報受信端末は、時間情報を出力するタイマ部をさらに備えていていもよい。このような場合、受信回復時処理予約管理部は、放送情報の受信が回復したことを通知すべき時間帯が設定され、タイマ部が出力する時間情報に基づいて、設定された時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。
また、再生部は、放送波から電子番組情報を抽出する電子番組情報抽出部を含んでいてもよい。このような場合、受信回復時処理予約管理部は、放送情報の受信が回復したことを通知すべき番組が設定され、抽出された電子番組情報に基づいて、設定された番組だけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。
また、受信回復時処理部は、再生部によって再生される放送情報を録画する録画部を含んでいてもよい。このような場合、録画部は、放送情報の受信が回復した場合に、回復した放送情報を録画する。
また、上述した放送情報受信端末が備える各構成は、放送情報受信端末に一連の処理手順を与える方法としても捉えることができる。すなわち、放送情報受信端末において、放送波に含まれる放送情報を受信する放送情報受信ステップと、放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する受信状態判定ステップと、受信状態判定ステップによって、受信が可能であると判定された所望の放送情報を再生する再生ステップと、再生ステップによって再生された放送情報を表示する表示ステップと、受信状態判定ステップによって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定するステップと、決定するステップの指示に従って、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するステップとを備える、方法である。
好ましくは、この方法は、一連の処理手順を放送情報受信端末に実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
また、本発明は、放送波に含まれる放送情報を受信して再生する放送情報受信端末の集積回路にも向けられている。そして、上記目的を達成するために、放送情報受信端末は、放送波に含まれる放送情報を受信する放送情報受信部と、受信された放送情報を再生する再生部と、再生部によって再生された放送情報を表示する表示部とを備える。また、集積回路は、放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する受信状態判定部と、受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定する受信回復時処理予約管理部と、受信回復時処理予約管理部の指示に従って、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する受信回復時処理部とを備える。
本発明の放送情報受信端末によれば、ユーザが選択した放送情報の受信が不可である場合に、その旨を知らせる受信不可通知を画面に表示する。これによって、ユーザに放送情報が受信できないことを知るせることができる。また、放送情報の受信が回復したときに、その旨を知らせる受信回復通知を画面に表示する。これによって、ユーザが放送情報の受信が回復したことに気付かずに、放送情報を見逃してしまうという問題を防ぐことができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したことを通知する予約(すなわち、受信回復予約)が登録されている場合にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。このため、視聴が回復した場合であっても、ユーザが望まない場合には通知を行わないようにすることができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したときに、画面表示以外の方法を用いて受信回復通知を行うことができる。例えば、放送情報受信端末が携帯電話である場合、放送情報受信端末は、携帯電話のスピーカを用いて音声によって受信回復通知を行なってもよい。また、自身の携帯電話宛にメールを送信することによって受信回復通知を行なってもよい。また、バイブレーション機能を用いることよって受信回復通知を行なってもよい。さらには、これらに機能をユーザの嗜好に合わせて選択できるようにしてもよい。これによって、放送情報受信端末は、ユーザが希望する方法を用いて受信回復通知を行うことができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、ユーザが指定した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。これによって、例えば就寝時間や、希望する番組が終了した後などのユーザが望まない時間帯には、受信回復時通知を行わないようにすることができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせる通知方法を、状況に応じて変更することができる。これによって、マナーモードが設定されているかどうかに応じて受信回復通知の方法を変更したり、他の機能が使用されている場合に、他の機能の使用を妨げないように受信回復通知の方法を変更することができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、再生部によって再生される放送情報を録画する録画部を含み、録画部は、放送情報の受信が回復した場合に、回復した放送情報を録画する。これによって、受信が回復した所望の放送情報を利用者がすぐに視聴できないような場合であっても、録画された放送情報を用いて視聴できるようになるので、ユーザにとっての利便性が向上する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末の動作の一例を示すフローチャートである。 図3は、表示部6に表示される受信不可通知の一例を示す図である。 図4は、表示部6に表示される受信回復通知の一例を示す図である。 図5は、表示部6に表示される受信回復通知の種類を設定するための画面の一例を示す図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末の動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、ステップS8aの詳細な動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、表示部6に表示される指定時間入力画面の一例を示す図である。 図10は、再生部4の具体的な構成の一例を示すブロック図である。 図11は、本発明の第3の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。 図12は、従来の車載用放送受信端末が、放送番組を受信できなかった場合に表示する画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 放送情報受信部
2 受信状態判定部
3,3a 受信回復時処理予約管理部
4 再生部
5 入力部
6 表示部
60 表示画面
7 受信回復時処理部
8 タイマ部
10 マナーモード部
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。図1において、放送情報受信端末は、放送情報受信部1と、受信状態判定部2と、受信回復時処理予約管理部3と、再生部4と、入力部5と、表示部6と、受信回復時処理部7とを備える。
なお、本発明の放送情報受信端末は、携帯型の端末(例えば、携帯電話など)への適用を想定しているが、カーナビゲーションシステムや、PDA(Perspnal Digital Assistant)などにも適用可能である。
放送情報受信部1は、例えばTVアンテナで構成することができる。放送情報受信部1は、放送局が送出している放送情報(放送番組)を含む放送波を受信し、ユーザが選局可能なチャンネルに関する放送情報を取得する。なお、放送情報とは、動画や音声などの異なるタイプのデータが混在し多重化されたデータである。
受信状態判定部2は、放送情報受信部1が受信した放送情報を解析し、放送情報の取得状況や放送情報の解析結果から、所望の放送情報が受信可能であるかどうかを判定し、当該判定結果を他の構成に通知する機能を有する。受信状態判定部2は、例えば、放送情報受信端末がデジタルTV放送を受信する場合には、PMT(Program Map Table)が取得ができるかどうかで、放送情報が受信可能であるかどうかを判定してもよい。この場合、受信状態判定部2は、PMTが取得できるならば、放送情報が受信可能であると判定し、PMTが取得できなければ、放送情報が受信不可であると判定する。また、受信状態判定部2は、放送情報が視聴可能なレベルにある場合や、放送情報が聞き取り可能なレベルにある場合に、放送情報が受信可能であると判定してもよい。
再生部4は、例えばその内部に、多重化された放送情報を逆多重化し所望の放送情報を抽出する手段(例えば、デマックス)と、抽出した放送情報を復号化する手段(例えば、デコーダ)とを有する。再生部4は、受信状態判定部2から受信した放送情報に対して、デマックスによる逆多重化、およびデコーダによる復号化を行う。
表示部6は、例えばディスプレイであり、利用者が選択したチャンネルに対応した所望の放送情報や画像等の表示を行う。入力部5は、例えば、放送情報受信端末に設けられたボタンが押下されたことによるユーザからの入力を検知し、入力に対応した内容を他の構成に通知する。なお、ボタンは、例えば、放送情報受信端末がカーナビゲーションシステムであれば、遠隔操作するリモコンのボタンであってもよい。
受信回復時処理予約管理部3は、受信状態判定部2から所望の放送情報の受信が不可であるとの判定結果を受けた場合、受信不可通知を表示するための画像またはメッセージを表示部6へ送る。受信不可通知とは、放送情報の受信が不可であることをユーザに知らせるための通知である。また、受信回復時処理予約管理部3は、放送情報の受信が回復した時に、ユーザから受信回復時処理予約を受け付ける。受信回復時処理予約とは、放送情報の受信が回復したときに、所定の処理を行って、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせるべきか否かの予約である。受信回復時処理予約管理部3は、受信回復時処理予約が行われた場合、受信状態判定部2に対して、放送情報の受信が回復したか否かの判定を依頼し、その結果を受信回復時処理部7に渡す。
受信回復時処理部7は、受信回復時処理予約管理部3から所望の放送情報の受信が可能であるとの判定結果を受けた場合、受信回復通知を表示するための画面またはメッセージを表示部6へ送る。受信回復通知とは、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせるための通知である。受信回復時処理部7は、ユーザに対して受信回復通知を行なった結果、放送情報を再生するように指示があれば、その放送情報を再生するように再生部4に指示する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図2を参照して、ユーザは、放送情報受信アプリケーションが搭載された放送情報受信端末において、入力部5を用いて放送情報受信アプリケーションを起動後、視聴したい番組を選択し、視聴を開始する(ステップS1)。
視聴開始後、放送情報受信部1は、放送情報を含む放送波を受信し、受信状態判定部2に送る。受信状態判定部2は、放送情報受信部1が受信した放送情報を解析し、放送情報の取得状況や放送情報の解析結果から、ユーザが選択した放送情報が受信可能であるかどうかを判定する(ステップS2)。
受信状態判定部2は、ユーザが選択した放送情報が受信可能であると判定した場合は、放送情報を再生部4に通知する。再生部4は、受信状態判定部2から受け取った放送情報を再生し、表示部6に対して映像の表示を行う(ステップS3)。
ユーザが入力部5を介して視聴終了を選択した場合は、放送情報受信端末は、放送情報受信アプリケーションの終了処理を行い、放送情報の受信から映像の表示までの一連の処理を終了する(ステップS4,S5)。一方、ユーザが入力部5を介して視聴終了を選択しなかった場合は、放送情報受信端末は、ステップ2の動作に戻り、再びユーザが選択した放送情報が受信可能であるかどうかを判定する。
ステップS2において、受信状態判定部2は、ユーザが選択した放送情報が受信不可であると判定した場合は、その旨を示す受信不可通知を、受信回復時処理予約管理部3に対して送る(ステップS6)。
受信回復時処理予約管理部3は、受信不可通知を受け取ると、受信不可通知を示す画面またはメッセージを表示部6へ送る。この結果、表示部6は、受信不可通知を示す画面またはメッセージを表示する(ステップS7)。図3は、表示部6に表示される受信不可通知の一例を示す図である。図3において、表示部6は、受信不可通知として、表示画面60に、所望の放送情報が受信ができなくなったことを示すメッセージ601や、GUI(Graphical User Interface)を用いて構成した2つの入力ボタン602、603(この例では、終了ボタン、及び受信回復予約ボタン)を表示する。これによって、ユーザは、入力ボタン602の押下で、放送情報の視聴を終了する選択や、入力ボタン603の押下で、受信回復時予約を設定する選択を入力することができる。
すなわち、表示部6に表示される画面またはメッセージは、ユーザからの入力を促すものである。受信回復時処理予約管理部3は、入力部5を介して、ユーザからどのような選択が入力されたのかを判定する。具体的には、受信回復時処理予約管理部3は、入力部5を介して、ユーザから受信回復時予約を設定する選択が入力されたのか、あるいは放送情報の受信を終了する選択が入力されたのかどうかを判定する(ステップS8)。
ユーザから放送情報の受信を終了する選択が入力された場合には、放送情報受信端末は、ステップS5の終了処理を行う。これによって、放送情報受信端末は、ユーザが望まない場合には、受信時回復通知を行なわないようにすることができる。一方、受信回復時予約を設定する選択が入力された場合には、受信回復時処理予約管理部3は、受信状態判定部2に対して、ユーザが選局したチャンネルに対応した放送情報が受信可能であるか否かの判定を依頼する。依頼を受けた受信状態判定部2は、放送情報受信部1が受信した放送情報を解析し、ユーザが選択した放送情報が受信可能であるかどうかを判定する(ステップS9)。
受信状態判定部2は、放送情報の受信が可能であると判定した場合、放送情報の受信が可能であることを受信回復時処理予約管理部3に通知する。この通知を受けた受信回復時処理予約管理部3は、放送情報の受信が可能であることを受信回復時処理部7に通知する。この通知を受けた受信回復時処理部7は、受信回復通知を示す画面またはメッセージを表示部6へ送る。この結果、表示部6は、受信回復通知を示す画面またはメッセージを表示する(ステップS10)。
図4は、表示部6に表示される受信回復通知の一例を示す図である。図4において、表示部6は、受信回復通知として、表示画面60に、回復した放送情報を視聴するかどうかをユーザに問い合わせるメッセージ604や、GUIを用いて構成した2つの入力ボタン605、606(この例では、はいボタン、いいえボタン)を表示する。これによって、ユーザは、入力ボタン605の押下で、回復した放送情報の視聴を再開する選択や、入力ボタン606の押下で、回復した放送情報の視聴を再開せずに、放送情報の視聴を終了する選択を入力することができる。
受信回復時処理部7は、入力部5を介して、ユーザからどのような選択が入力されたのかを判定する。具体的には、受信回復時処理部7は、回復した放送情報の視聴を再開する選択が入力されたのか、あるいは放送情報の視聴を終了する選択が入力されたのかを判定する(ステップS11)。
受信回復時処理部7は、ユーザから回復した放送情報の視聴を再開する選択が入力された(すなわち、入力ボタン605が押下された)場合には、ユーザが選択した放送情報を再生するように再生部4に指示する。再生部4は、指示された放送情報を再生し、表示部6に対して映像の表示を行う(ステップS4)。なお、受信回復時処理部7は、図4に示す画面を表示部6に表示させること無く、視聴再開させてもよい。一方、受信回復時処理部7は、ユーザから放送情報の視聴を終了する選択が入力された(すなわち、入力ボタン606が押下された)場合には、ステップS5の終了処理を行なう。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末によれば、ユーザが選択した放送情報の受信が不可である場合に、その旨を知らせる受信不可通知を画面に表示する。これによって、ユーザに放送情報が受信できないことを知らせることができる。また、放送情報の受信が回復したときに、その旨を知らせる受信回復通知を画面に表示する。これによって、ユーザが放送情報の受信が回復したことに気付かずに、放送情報を見逃してしまうという問題を防ぐことができる。
また、放送情報の受信が回復したことを通知する予約(すなわち、受信回復予約)が登録されている場合にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。このため、視聴が回復した場合であっても、ユーザが望まない場合には通知を行わないようにすることができる。
また、放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したときに、図4に示すような画面を表示して、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせる受信回復通知を行っていたが、画面表示以外の方法を用いて受信回復通知を行ってもよい。例えば、放送情報受信端末が携帯電話である場合、放送情報受信端末は、携帯電話のスピーカを用いて音声によって受信回復通知を行なってもよい。また、自身の携帯電話宛にメールを送信することによって受信回復通知を行なってもよい。また、バイブレーション機能を用いることよって受信回復通知を行なってもよい。さらには、これらに機能をユーザの嗜好に合わせて選択できるようにしてもよい。これによって、放送情報受信端末は、ユーザが希望する方法を用いて受信回復通知を行うことができる。
図5は、表示部6に表示される受信回復通知の種類を設定するための画面の一例を示す図である。放送情報受信端末は、図5に示すような画面を、受信回復予約が選択された後(すなわち、図3に示す画面を介して受信回復予約が選択された後)や、あるいは別のタイミングで表示して、受信回復通知の方法をユーザに選択させることができる。このような場合、放送情報受信端末の表示画面60には、いずれの通知方法を選択するのかを促すメッセージ607や、GUIを用いて構成した選択項目608〜611等が表示される。例えば、各選択項目608〜611の左隣には丸印があり、実際に選択された項目には、黒い丸印が表示される。図5に示す例では、選択項目608(すなわち、表示画面)が選択されている。ユーザは、入力部5を操作することによって、各選択項目を適宜選択できる。
このような画面が表示画面60に表示された場合、ユーザは、入力部5を操作することによって、予め選択項目608〜611のいずれかを選択する。ユーザに選択された項目は、放送情報受信端末内の記憶手段(例えば、メモリやハードディスク等)に保持され、放送情報の受信が回復したときには、選択された項目に対応した受信回復通知が行われる。これによって、放送情報受信端末は、ユーザの希望に沿った受信回復通知を行うことができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。図6において、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末は、第1の実施形態と比較して、時間情報を出力するタイマ部8をさらに備える。第2の実施形態に係る放送情報受信端末は、タイマ部8を備えることで、ユーザが予約した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図7を参照して、第2の実施形態に係る放送情報受信端末は、ステップS8a以外の動作は、図2に示した第1の実施形態と同様である。第2の実施形態に係る放送情報受信端末は、ステップ7で、受信不可通知を示す画面またはメッセージを表示した後、受信回復時の条件設定を行う(ステップS8a)。
図8は、ステップS8aの詳細な動作の一例を示すフローチャートである。図8を参照して、受信回復時処理予約管理部3aは、指定時間入力画面を表示するように表示部6に指示する。指定時間入力画面とは、ユーザに放送情報の受信が回復したこと知らせる時間帯(以下、指定時間と記す)を入力させる画面である。この結果、表示部6は、指定時間入力画面を表示する(ステップS81)。
放送情報受信端末は、指定時間入力画面を介して、ユーザから指定時間が入力されたかどうかを判断する(ステップS82)。ユーザから指定時間の入力がない場合には、放送情報受信端末は、ステップS5の終了処理を行う。一方、ユーザから指定時間が入力された場合には、受信回復時処理予約管理部3aは、入力された指定時間をメモリなどの記憶手段(図示せず)に保存する(ステップS83)。
図9は、表示部6に表示される指定時間入力画面の一例を示す図である。図9において、表示部6は、指定時間入力画面として、表示部60に、指定時間の入力を促すためのメッセージ612や、GUIを用いて構成した入力ボックス613を表示する。これによって、ユーザは、入力部5を操作して入力ボックス613を指定し、希望する指定時間を入力することができる。図9に示す例では、指定時間として、20:00〜21:00の時間帯が入力されているものとする。
次に、受信回復時処理予約管理部3aは、タイマ部8より得られる時間情報(すなわち、現在時間)が、指定時間内にあるかどうかを判断する(ステップS84)。現在時間が指定時間内にある場合は、受信回復時処理予約管理部3aは、ステップ9へ進み、放送情報の受信が可能かどうかの判断を受信状態判定部2に依頼する。一方、現在時間が指定時間内にない場合は、受信回復時処理予約管理部3aは、現在時刻が指定時間を超えているかどうかを判断する(ステップS85)。タイマ部8より得られる現在時間が、指定時間を超えている場合には、受信回復時処理予約管理部3aは、ステップS5の終了処理を行う。一方、タイマ部8より得られる現在時間が、指定時間を超えていない場合(すなわち、現在時刻が指定時間になっていない場合)には、受信回復時処理予約管理部3aは、ステップS84の処理に戻る。これ以降の動作は、第1の実施形態と同様である。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末によれば、ユーザが予約した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するので、就寝時間や、希望する番組が終了した後などのユーザが望まない時間帯には、受信回復時通知を行わないようにすることができる。
なお、本実施形態において、放送情報受信端末は、ユーザが指定した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことを通知するようにしたが、例えば、TV番組のプログラムをデータ化した電子番組情報に対応したEPG(Electric Program Guide)情報を用いて、ユーザが予約した番組単位に、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するようにしてもよい。このような場合、放送情報受信端末は、例えば、放送波からEPG情報を抽出する機能を再生部4に持たせる。
図10は、このような再生部4の具体的な構成の一例を示すブロック図である。図10において、再生部4は、デマックス部41と、デコーダ部42とを含む。デマックス部41は、多重化された放送情報を逆多重化し、所望の放送情報を抽出する。デコーダ部42は、抽出した放送情報からEPG情報を抽出して復号化し、受信回復時処理予約管理部3aへ出力するとともに、抽出した放送情報からユーザが選択したチャンネルに対応する映像/音声を復号化し、表示部6へ出力する。このような場合、受信回復時処理予約管理部3aは、デコーダ部42からEPG情報を受け取るとともに、タイマ部8から現在時刻を受け取り、ユーザが指定した番組が放送されている時間帯にだけ、受信回復時通知を行う。これによって、放送情報受信端末は、番組毎に受信回復通知を行なうかどうかを選択することができる。なお、放送情報受信端末は、EPG情報を抽出するEPG情報抽出部(図示せず)を、デコーダ部42とは独立に備えてもよい。
また、本実施形態において、放送情報受信端末は、ユーザが指定した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことを通知するようにしたが、ユーザが指定した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことを通知しないようにしてもよい。これによって、放送情報受信端末は、ユーザにとってさらに利便性の高いものとなる。
(第3の実施形態)
図11は、本発明の第3の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。図11において、第3の実施形態に係る放送情報受信端末は、第1及び第2の実施形態と比較して、マナーモード部10をさらに備える。
図11において、マナーモード部10には、入力部5を介して、マナーモードが設定される。受信回復時処理部7aは、マナーモード部10にマナーモードが設定されているかどうかに応じて、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせるための通知方法(すなわち、受信回復通知の方法)を変更する。例えば、受信回復時処理部7aは、マナーモード部10にマナーモードが設定されている場合には、受信回復通知の方法として、バイブレーション機能などのマナーモードに対応した方法を用いる。あるいは、受信回復時処理部7aは、マナーモード部10にマナーモードが設定されている場合には、受信回復通知を行ないようにしてもよい。
なお、放送情報受信端末は、マナーモードが設定されている場合だけでなく、その他の場合にも、受信回復通知の方法を変更してもよい。例えば、放送情報受信端末は、受信回復通知を行う際には、他番組を視聴しているかどうかを判断し、視聴していると判断した場合には、その視聴を妨げないような方法を用いて、受信回復通知を行ってもよい。あるいは、他番組を視聴している場合には、受信回復通知を行なわないようにしてもよい。
また、放送情報受信端末が携帯電話である場合、放送情報受信端末は、ユーザが通話中であるか否かを判断して、通話中である場合には、受信回復通知の方法を変更してもよい。例えば、放送情報受信端末は、ユーザが通話中である場合には、受信回復通知を行なわないようにしてもよい。あるいは、放送情報受信端末は、ユーザがテレビ電話によって通話中である場合には、受信回復通知を表示画面に表示することで、ユーザに放送情報の受信が回復したことを知らせてもよい。
以上のように、本発明の第3の実施形態に係る放送情報受信端末によれば、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせるための通知方法(すなわち、受信回復通知の方法)を、状況に応じて変更することができる。これによって、マナーモードが設定されていかどうかに応じて受信回復通知の方法を変更したり、他の機能が使用されている場合に、他の機能の使用を妨げないような方法を用いて、受信回復通知を行なうことができる。
なお、本発明の放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したときに、予めユーザが選択したチャンネルの放送情報を録画するようにしてもよい。このような場合、放送情報受信端末は、自身が備えるメモリの残量を参照して、メモリの残量が一定値以下の場合には、録画をしないようにすることもできる。あるいは、放送情報受信端末は、録画された放送情報を用いて、追っかけ再生するようにしてもよい。これによって、受信が回復した放送情報を利用者がすぐに視聴できないような場合であっても、録画された放送情報を用いて視聴できるようになるので、ユーザにとっての利便性が向上する。
また、本発明の放送情報受信端末は、バッテリの残量に応じて、受信回復通知を行なうか否かを決定してもよいものとする。このような場合、例えば、受信回復時処理予約管理部3は、ステップ9の動作において、受信状態判定部2に対して、ユーザが選局したチャンネルに対応した放送情報が受信可能であるか否かの判定を依頼する前に、バッテリ(図示せず)の残量をチェックする。受信回復時処理予約管理部3は、バッテリの残量が一定量以下であれば、ステップ5の終了処理を行なうようにしてもよい。
なお、第1〜3の実施形態で述べた放送情報受信端末が行うそれぞれの処理手順は、記憶装置(ROM、RAM、ハードディスク等)に格納された上述した処理手順を実行可能な所定のプログラムデータが、CPUによって解釈実行されることで実現されてもよい。この場合、プログラムデータは、記憶媒体を介して記憶装置内に導入されてもよいし、記憶媒体上から直接実行されてもよい。なお、記憶媒体は、ROMやRAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクメモリ、CD−ROMやDVDやBD等の光ディスクメモリ、及びメモリカード等をいう。また、記憶媒体は、電話回線や搬送路等の通信媒体を含む概念である。
また、第1〜3の実施形態で述べた放送情報受信端末において、受信状態判定部2、受信回復時処理予約管理部3、及び受信回復時処理部7は、それぞれ集積回路であるLSIとして実現することができる。これらは、個別に1チップ化されてもよいし、それぞれにおいて全てまたは一部を含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応例が可能性としてありえる。
本発明の放送情報受信端末は、放送情報を受信して再生することができる携帯電話端末、カーナビゲーションシステム、及びPDA等に適用することができる。
本発明は、放送波に含まれる放送情報(放送番)を受信して再生する放送情報受信端末に関し、より特定的には、放送情報が受信できなければ、受信できない旨をユーザに通知し、放送情報の受信が回復すれば、受信が回復した旨をユーザに通知する放送情報受信端末に関する。
放送情報受信端末は、放送波に含まれる放送情報を受信して再生することができる移動可能な端末である。放送情報受信端末は、あらゆる場所で放送波を受信して、放送波に含まれる放送情報を再生することが求められる。そのため、放送情報受信端末は、端末の移動などに伴って、放送情報が受信できなかった場合、その旨をユーザに通知する必要がある。
従来、このような放送情報受信端末としては、放送番組が受信できなかった場合に、その旨を画面に表示する車載用放送受信端末があった(例えば、特許文献1参照)。図12は、従来の車載用放送受信端末が、放送番組を受信できなかった場合に表示する画面の一例を示す図である。従来の車載用放送受信端末は、放送番が受信できなかった場合に、図12に示すような画面を表示して、その番組が受信不可であることをユーザに通知していた。
特開2003−61004号公報
しかしながら、従来の車載用放送受信端末は、放送番組が受信できなかった場合に、その番組が受信不可であることをユーザに通知していたが、その後、放送番組が受信可能になったとしても、何らの処理も行っていなかった。そのため、ユーザは、放送番組の受信が回復したことに気付かず、放送番組を見逃してしまうといった問題があった。
特に、放送情報受信端末が携帯電話である場合、携帯電話のユーザは、放送番組が受信できなかったことを確認すると、携帯電話を、ポケットやカバンの中等に一端保管しておくことが多い。このような場合、ユーザは、放送番組の受信が回復したことに気付かない可能性が高く、上述した問題がより顕著に発生していた。
それ故に、本発明の目的は、放送情報の受信が回復した場合に、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知し、ユーザが放送番組の受信が回復したことに気づかずに、番組の視聴を見逃すことを防ぐことができる放送情報受信端末を提供することである。
本発明は、放送波に含まれる放送情報を受信して再生する放送情報受信端末に向けられている。そして、上記目的を達成するために、本発明の放送情報受信端末は、放送情報受信部と、受信状態判定部と、再生部と、表示部と、受信回復時処理予約管理部と、受信回復時処理部とを備える。放送情報受信部は、放送波に含まれる放送情報を受信する。受信状態判定部は、放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する。再生部は、受信状態判定部によって、受信が可能であると判定された所望の放送情報を再生する。表示部は、再生部によって再生された放送情報を表示する。受信回復時処理予約管理部は、受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定する。受信回復時処理部は、受信回復時処理予約管理部の指示に従って、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。
好ましくは、受信回復時処理予約管理部は、所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する予約が登録され、その予約が登録されている場合にだけ、受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したか否かを受信状態判定部に問い合わせ、受信状態判定部によって、所望の放送情報の受信が回復したと判定された場合に、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。
好ましくは、受信回復時処理予約管理部は、受信状態判定部によって、所望の放送情報の受信が不可であると判定された場合に、所望の放送情報の受信が不可であることを、表示部に表示させる。
好ましくは、受信回復時処理予約管理部は、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するための通知方法が設定され、受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、設定された通知方法を用いて、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。例えば、この通知方法は、バイブレーション機能を用いた通知方法である。
また、放送情報受信端末は、マナーモードが設定されるマナーモード部をさらに備えていてもよい。このような場合、受信回復時処理部は、マナーモード部にマナーモードが設定されているか否かに応じて、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するための通知方法を変更する。
また、放送情報受信端末は、時間情報を出力するタイマ部をさらに備えていていもよい。このような場合、受信回復時処理予約管理部は、放送情報の受信が回復したことを通知すべき時間帯が設定され、タイマ部が出力する時間情報に基づいて、設定された時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。
また、再生部は、放送波から電子番組情報を抽出する電子番組情報抽出部を含んでいてもよい。このような場合、受信回復時処理予約管理部は、放送情報の受信が回復したことを通知すべき番組が設定され、抽出された電子番組情報に基づいて、設定された番組だけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。
また、受信回復時処理部は、再生部によって再生される放送情報を録画する録画部を含んでいてもよい。このような場合、録画部は、放送情報の受信が回復した場合に、回復した放送情報を録画する。
また、上述した放送情報受信端末が備える各構成は、放送情報受信端末に一連の処理手順を与える方法としても捉えることができる。すなわち、放送情報受信端末において、放送波に含まれる放送情報を受信する放送情報受信ステップと、放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する受信状態判定ステップと、受信状態判定ステップによって、受信が可能であると判定された所望の放送情報を再生する再生ステップと、再生ステップによって再生された放送情報を表示する表示ステップと、受信状態判定ステップによって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定するステップと、決定するステップの指示に従って、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するステップとを備える、方法である。
好ましくは、この方法は、一連の処理手順を放送情報受信端末に実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
また、本発明は、放送波に含まれる放送情報を受信して再生する放送情報受信端末の集積回路にも向けられている。そして、上記目的を達成するために、放送情報受信端末は、放送波に含まれる放送情報を受信する放送情報受信部と、受信された放送情報を再生する再生部と、再生部によって再生された放送情報を表示する表示部とを備える。また、集積回路は、放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する受信状態判定部と、受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定する受信回復時処理予約管理部と、受信回復時処理予約管理部の指示に従って、所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する受信回復時処理部とを備える。
本発明の放送情報受信端末によれば、ユーザが選択した放送情報の受信が不可である場合に、その旨を知らせる受信不可通知を画面に表示する。これによって、ユーザに放送情報が受信できないことを知るせることができる。また、放送情報の受信が回復したときに、その旨を知らせる受信回復通知を画面に表示する。これによって、ユーザが放送情報の受信が回復したことに気付かずに、放送情報を見逃してしまうという問題を防ぐことができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したことを通知する予約(すなわち、受信回復予約)が登録されている場合にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。このため、視聴が回復した場合であっても、ユーザが望まない場合には通知を行わないようにすることができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したときに、画面表示以外の方法を用いて受信回復通知を行うことができる。例えば、放送情報受信端末が携帯電話である場合、放送情報受信端末は、携帯電話のスピーカを用いて音声によって受信回復通知を行なってもよい。また、自身の携帯電話宛にメールを送信することによって受信回復通知を行なってもよい。また、バイブレーション機能を用いることよって受信回復通知を行なってもよい。さらには、これら機能をユーザの嗜好に合わせて選択できるようにしてもよい。これによって、放送情報受信端末は、ユーザが希望する方法を用いて受信回復通知を行うことができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、ユーザが指定した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。これによって、例えば就寝時間や、希望する番組が終了した後などのユーザが望まない時間帯には、受信回復時通知を行わないようにすることができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせる通知方法を、状況に応じて変更することができる。これによって、マナーモードが設定されているかどうかに応じて受信回復通知の方法を変更したり、他の機能が使用されている場合に、他の機能の使用を妨げないように受信回復通知の方法を変更することができる。
また、本発明の放送情報受信端末は、再生部によって再生される放送情報を録画する録画部を含み、録画部は、放送情報の受信が回復した場合に、回復した放送情報を録画する。これによって、受信が回復した所望の放送情報を利用者がすぐに視聴できないような場合であっても、録画された放送情報を用いて視聴できるようになるので、ユーザにとっての利便性が向上する。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。図1において、放送情報受信端末は、放送情報受信部1と、受信状態判定部2と、受信回復時処理予約管理部3と、再生部4と、入力部5と、表示部6と、受信回復時処理部7とを備える。
なお、本発明の放送情報受信端末は、携帯型の端末(例えば、携帯電話など)への適用を想定しているが、カーナビゲーションシステムや、PDA(Persnal Digital Assistant)などにも適用可能である。
放送情報受信部1は、例えばTVアンテナで構成することができる。放送情報受信部1は、放送局が送出している放送情報(放送番組)を含む放送波を受信し、ユーザが選局可能なチャンネルに関する放送情報を取得する。なお、放送情報とは、動画や音声などの異なるタイプのデータが混在し多重化されたデータである。
受信状態判定部2は、放送情報受信部1が受信した放送情報を解析し、放送情報の取得状況や放送情報の解析結果から、所望の放送情報が受信可能であるかどうかを判定し、当該判定結果を他の構成に通知する機能を有する。受信状態判定部2は、例えば、放送情報受信端末がデジタルTV放送を受信する場合には、PMT(Program Map Table)が取得ができるかどうかで、放送情報が受信可能であるかどうかを判定してもよい。この場合、受信状態判定部2は、PMTが取得できるならば、放送情報が受信可能であると判定し、PMTが取得できなければ、放送情報が受信不可であると判定する。また、受信状態判定部2は、放送情報が視聴可能なレベルにある場合や、放送情報が聞き取り可能なレベルにある場合に、放送情報が受信可能であると判定してもよい。
再生部4は、例えばその内部に、多重化された放送情報を逆多重化し所望の放送情報を抽出する手段(例えば、デマックス)と、抽出した放送情報を復号化する手段(例えば、デコーダ)とを有する。再生部4は、受信状態判定部2から受信した放送情報に対して、デマックスによる逆多重化、およびデコーダによる復号化を行う。
表示部6は、例えばディスプレイであり、利用者が選択したチャンネルに対応した所望の放送情報や画像等の表示を行う。入力部5は、例えば、放送情報受信端末に設けられたボタンが押下されたことによるユーザからの入力を検知し、入力に対応した内容を他の構成に通知する。なお、ボタンは、例えば、放送情報受信端末がカーナビゲーションシステムであれば、遠隔操作するリモコンのボタンであってもよい。
受信回復時処理予約管理部3は、受信状態判定部2から所望の放送情報の受信が不可であるとの判定結果を受けた場合、受信不可通知を表示するための画像またはメッセージを表示部6へ送る。受信不可通知とは、放送情報の受信が不可であることをユーザに知らせるための通知である。また、受信回復時処理予約管理部3は、放送情報の受信が回復した時に、ユーザから受信回復時処理予約を受け付ける。受信回復時処理予約とは、放送情報の受信が回復したときに、所定の処理を行って、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせるべきか否かの予約である。受信回復時処理予約管理部3は、受信回復時処理予約が行われた場合、受信状態判定部2に対して、放送情報の受信が回復したか否かの判定を依頼し、その結果を受信回復時処理部7に渡す。
受信回復時処理部7は、受信回復時処理予約管理部3から所望の放送情報の受信が可能であるとの判定結果を受けた場合、受信回復通知を表示するための画面またはメッセージを表示部6へ送る。受信回復通知とは、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせるための通知である。受信回復時処理部7は、ユーザに対して受信回復通知を行なった結果、放送情報を再生するように指示があれば、その放送情報を再生するように再生部4に指示する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図2を参照して、ユーザは、放送情報受信アプリケーションが搭載された放送情報受信端末において、入力部5を用いて放送情報受信アプリケーションを起動後、視聴したい番組を選択し、視聴を開始する(ステップS1)。
視聴開始後、放送情報受信部1は、放送情報を含む放送波を受信し、受信状態判定部2に送る。受信状態判定部2は、放送情報受信部1が受信した放送情報を解析し、放送情報の取得状況や放送情報の解析結果から、ユーザが選択した放送情報が受信可能であるかどうかを判定する(ステップS2)。
受信状態判定部2は、ユーザが選択した放送情報が受信可能であると判定した場合は、放送情報を再生部4に通知する。再生部4は、受信状態判定部2から受け取った放送情報を再生し、表示部6に対して映像の表示を行う(ステップS3)。
ユーザが入力部5を介して視聴終了を選択した場合は、放送情報受信端末は、放送情報受信アプリケーションの終了処理を行い、放送情報の受信から映像の表示までの一連の処理を終了する(ステップS4,S5)。一方、ユーザが入力部5を介して視聴終了を選択しなかった場合は、放送情報受信端末は、ステップ2の動作に戻り、再びユーザが選択した放送情報が受信可能であるかどうかを判定する。
ステップS2において、受信状態判定部2は、ユーザが選択した放送情報が受信不可であると判定した場合は、その旨を示す受信不可通知を、受信回復時処理予約管理部3に対して送る(ステップS6)。
受信回復時処理予約管理部3は、受信不可通知を受け取ると、受信不可通知を示す画面またはメッセージを表示部6へ送る。この結果、表示部6は、受信不可通知を示す画面またはメッセージを表示する(ステップS7)。図3は、表示部6に表示される受信不可通知の一例を示す図である。図3において、表示部6は、受信不可通知として、表示画面60に、所望の放送情報が受信ができなくなったことを示すメッセージ601や、GUI(Graphical User Interface)を用いて構成した2つの入力ボタン602、603(この例では、終了ボタン、及び受信回復予約ボタン)を表示する。これによって、ユーザは、入力ボタン602の押下で、放送情報の視聴を終了する選択や、入力ボタン603の押下で、受信回復時予約を設定する選択を入力することができる。
すなわち、表示部6に表示される画面またはメッセージは、ユーザからの入力を促すものである。受信回復時処理予約管理部3は、入力部5を介して、ユーザからどのような選択が入力されたのかを判定する。具体的には、受信回復時処理予約管理部3は、入力部5を介して、ユーザから受信回復時予約を設定する選択が入力されたのか、あるいは放送情報の受信を終了する選択が入力されたのかどうかを判定する(ステップS8)。
ユーザから放送情報の受信を終了する選択が入力された場合には、放送情報受信端末は、ステップS5の終了処理を行う。これによって、放送情報受信端末は、ユーザが望まない場合には、受信時回復通知を行なわないようにすることができる。一方、受信回復時予約を設定する選択が入力された場合には、受信回復時処理予約管理部3は、受信状態判定部2に対して、ユーザが選局したチャンネルに対応した放送情報が受信可能であるか否かの判定を依頼する。依頼を受けた受信状態判定部2は、放送情報受信部1が受信した放送情報を解析し、ユーザが選択した放送情報が受信可能であるかどうかを判定する(ステップS9)。
受信状態判定部2は、放送情報の受信が可能であると判定した場合、放送情報の受信が可能であることを受信回復時処理予約管理部3に通知する。この通知を受けた受信回復時処理予約管理部3は、放送情報の受信が可能であることを受信回復時処理部7に通知する。この通知を受けた受信回復時処理部7は、受信回復通知を示す画面またはメッセージを表示部6へ送る。この結果、表示部6は、受信回復通知を示す画面またはメッセージを表示する(ステップS10)。
図4は、表示部6に表示される受信回復通知の一例を示す図である。図4において、表示部6は、受信回復通知として、表示画面60に、回復した放送情報を視聴するかどうかをユーザに問い合わせるメッセージ604や、GUIを用いて構成した2つの入力ボタン605、606(この例では、はいボタン、いいえボタン)を表示する。これによって、ユーザは、入力ボタン605の押下で、回復した放送情報の視聴を再開する選択や、入力ボタン606の押下で、回復した放送情報の視聴を再開せずに、放送情報の視聴を終了する選択を入力することができる。
受信回復時処理部7は、入力部5を介して、ユーザからどのような選択が入力されたのかを判定する。具体的には、受信回復時処理部7は、回復した放送情報の視聴を再開する選択が入力されたのか、あるいは放送情報の視聴を終了する選択が入力されたのかを判定する(ステップS11)。
受信回復時処理部7は、ユーザから回復した放送情報の視聴を再開する選択が入力された(すなわち、入力ボタン605が押下された)場合には、ユーザが選択した放送情報を再生するように再生部4に指示する。再生部4は、指示された放送情報を再生し、表示部6に対して映像の表示を行う(ステップS4)。なお、受信回復時処理部7は、図4に示す画面を表示部6に表示させること無く、視聴再開させてもよい。一方、受信回復時処理部7は、ユーザから放送情報の視聴を終了する選択が入力された(すなわち、入力ボタン606が押下された)場合には、ステップS5の終了処理を行なう。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末によれば、ユーザが選択した放送情報の受信が不可である場合に、その旨を知らせる受信不可通知を画面に表示する。これによって、ユーザに放送情報が受信できないことを知らせることができる。また、放送情報の受信が回復したときに、その旨を知らせる受信回復通知を画面に表示する。これによって、ユーザが放送情報の受信が回復したことに気付かずに、放送情報を見逃してしまうという問題を防ぐことができる。
また、放送情報の受信が回復したことを通知する予約(すなわち、受信回復予約)が登録されている場合にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する。このため、視聴が回復した場合であっても、ユーザが望まない場合には通知を行わないようにすることができる。
また、放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したときに、図4に示すような画面を表示して、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせる受信回復通知を行っていたが、画面表示以外の方法を用いて受信回復通知を行ってもよい。例えば、放送情報受信端末が携帯電話である場合、放送情報受信端末は、携帯電話のスピーカを用いて音声によって受信回復通知を行なってもよい。また、自身の携帯電話宛にメールを送信することによって受信回復通知を行なってもよい。また、バイブレーション機能を用いることよって受信回復通知を行なってもよい。さらには、これらに機能をユーザの嗜好に合わせて選択できるようにしてもよい。これによって、放送情報受信端末は、ユーザが希望する方法を用いて受信回復通知を行うことができる。
図5は、表示部6に表示される受信回復通知の種類を設定するための画面の一例を示す図である。放送情報受信端末は、図5に示すような画面を、受信回復予約が選択された後(すなわち、図3に示す画面を介して受信回復予約が選択された後)や、あるいは別のタイミングで表示して、受信回復通知の方法をユーザに選択させることができる。このような場合、放送情報受信端末の表示画面60には、いずれの通知方法を選択するのかを促すメッセージ607や、GUIを用いて構成した選択項目608〜611等が表示される。例えば、各選択項目608〜611の左隣には丸印があり、実際に選択された項目には、黒い丸印が表示される。図5に示す例では、選択項目608(すなわち、表示画面)が選択されている。ユーザは、入力部5を操作することによって、各選択項目を適宜選択できる。
このような画面が表示画面60に表示された場合、ユーザは、入力部5を操作することによって、予め選択項目608〜611のいずれかを選択する。ユーザに選択された項目は、放送情報受信端末内の記憶手段(例えば、メモリやハードディスク等)に保持され、放送情報の受信が回復したときには、選択された項目に対応した受信回復通知が行われる。これによって、放送情報受信端末は、ユーザの希望に沿った受信回復通知を行うことができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。図6において、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末は、第1の実施形態と比較して、時間情報を出力するタイマ部8をさらに備える。第2の実施形態に係る放送情報受信端末は、タイマ部8を備えることで、ユーザが予約した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末の動作の一例を示すフローチャートである。図7を参照して、第2の実施形態に係る放送情報受信端末は、ステップS8a以外の動作は、図2に示した第1の実施形態と同様である。第2の実施形態に係る放送情報受信端末は、ステップ7で、受信不可通知を示す画面またはメッセージを表示した後、受信回復時の条件設定を行う(ステップS8a)。
図8は、ステップS8aの詳細な動作の一例を示すフローチャートである。図8を参照して、受信回復時処理予約管理部3aは、指定時間入力画面を表示するように表示部6に指示する。指定時間入力画面とは、ユーザに放送情報の受信が回復したこと知らせる時間帯(以下、指定時間と記す)を入力させる画面である。この結果、表示部6は、指定時間入力画面を表示する(ステップS81)。
放送情報受信端末は、指定時間入力画面を介して、ユーザから指定時間が入力されたかどうかを判断する(ステップS82)。ユーザから指定時間の入力がない場合には、放送情報受信端末は、ステップS5の終了処理を行う。一方、ユーザから指定時間が入力された場合には、受信回復時処理予約管理部3aは、入力された指定時間をメモリなどの記憶手段(図示せず)に保存する(ステップS83)。
図9は、表示部6に表示される指定時間入力画面の一例を示す図である。図9において、表示部6は、指定時間入力画面として、表示画面60に、指定時間の入力を促すためのメッセージ612や、GUIを用いて構成した入力ボックス613を表示する。これによって、ユーザは、入力部5を操作して入力ボックス613を指定し、希望する指定時間を入力することができる。図9に示す例では、指定時間として、20:00〜21:00の時間帯が入力されているものとする。
次に、受信回復時処理予約管理部3aは、タイマ部8より得られる時間情報(すなわち、現在時間)が、指定時間内にあるかどうかを判断する(ステップS84)。現在時間が指定時間内にある場合は、受信回復時処理予約管理部3aは、ステップ9へ進み、放送情報の受信が可能かどうかの判断を受信状態判定部2に依頼する。一方、現在時間が指定時間内にない場合は、受信回復時処理予約管理部3aは、現在時刻が指定時間を超えているかどうかを判断する(ステップS85)。タイマ部8より得られる現在時間が、指定時間を超えている場合には、受信回復時処理予約管理部3aは、ステップS5の終了処理を行う。一方、タイマ部8より得られる現在時間が、指定時間を超えていない場合(すなわち、現在時刻が指定時間になっていない場合)には、受信回復時処理予約管理部3aは、ステップS84の処理に戻る。これ以降の動作は、第1の実施形態と同様である。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末によれば、ユーザが予約した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するので、就寝時間や、希望する番組が終了した後などのユーザが望まない時間帯には、受信回復時通知を行わないようにすることができる。
なお、本実施形態において、放送情報受信端末は、ユーザが指定した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことを通知するようにしたが、例えば、TV番組のプログラムをデータ化した電子番組情報に対応したEPG(Electric Program Guide)情報を用いて、ユーザが予約した番組単位に、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するようにしてもよい。このような場合、放送情報受信端末は、例えば、放送波からEPG情報を抽出する機能を再生部4に持たせる。
図10は、このような再生部4の具体的な構成の一例を示すブロック図である。図10において、再生部4は、デマックス部41と、デコーダ部42とを含む。デマックス部41は、多重化された放送情報を逆多重化し、所望の放送情報を抽出する。デコーダ部42は、抽出した放送情報からEPG情報を抽出して復号化し、受信回復時処理予約管理部3aへ出力するとともに、抽出した放送情報からユーザが選択したチャンネルに対応する映像/音声を復号化し、表示部6へ出力する。このような場合、受信回復時処理予約管理部3aは、デコーダ部42からEPG情報を受け取るとともに、タイマ部8から現在時刻を受け取り、ユーザが指定した番組が放送されている時間帯にだけ、受信回復時通知を行う。これによって、放送情報受信端末は、番組毎に受信回復通知を行なうかどうかを選択することができる。なお、放送情報受信端末は、EPG情報を抽出するEPG情報抽出部(図示せず)を、デコーダ部42とは独立に備えてもよい。
また、本実施形態において、放送情報受信端末は、ユーザが指定した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことを通知するようにしたが、ユーザが指定した時間帯にだけ、放送情報の受信が回復したことを通知しないようにしてもよい。これによって、放送情報受信端末は、ユーザにとってさらに利便性の高いものとなる。
(第3の実施形態)
図11は、本発明の第3の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図である。図11において、第3の実施形態に係る放送情報受信端末は、第1及び第2の実施形態と比較して、マナーモード部10をさらに備える。
図11において、マナーモード部10には、入力部5を介して、マナーモードが設定される。受信回復時処理部7aは、マナーモード部10にマナーモードが設定されているかどうかに応じて、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせるための通知方法(すなわち、受信回復通知の方法)を変更する。例えば、受信回復時処理部7aは、マナーモード部10にマナーモードが設定されている場合には、受信回復通知の方法として、バイブレーション機能などのマナーモードに対応した方法を用いる。あるいは、受信回復時処理部7aは、マナーモード部10にマナーモードが設定されている場合には、受信回復通知を行ないようにしてもよい。
なお、放送情報受信端末は、マナーモードが設定されている場合だけでなく、その他の場合にも、受信回復通知の方法を変更してもよい。例えば、放送情報受信端末は、受信回復通知を行う際には、他番組を視聴しているかどうかを判断し、視聴していると判断した場合には、その視聴を妨げないような方法を用いて、受信回復通知を行ってもよい。あるいは、他番組を視聴している場合には、受信回復通知を行なわないようにしてもよい。
また、放送情報受信端末が携帯電話である場合、放送情報受信端末は、ユーザが通話中であるか否かを判断して、通話中である場合には、受信回復通知の方法を変更してもよい。例えば、放送情報受信端末は、ユーザが通話中である場合には、受信回復通知を行なわないようにしてもよい。あるいは、放送情報受信端末は、ユーザがテレビ電話によって通話中である場合には、受信回復通知を表示画面に表示することで、ユーザに放送情報の受信が回復したことを知らせてもよい。
以上のように、本発明の第3の実施形態に係る放送情報受信端末によれば、放送情報の受信が回復したことをユーザに知らせるための通知方法(すなわち、受信回復通知の方法)を、状況に応じて変更することができる。これによって、マナーモードが設定されていかどうかに応じて受信回復通知の方法を変更したり、他の機能が使用されている場合に、他の機能の使用を妨げないような方法を用いて、受信回復通知を行なうことができる。
なお、本発明の放送情報受信端末は、放送情報の受信が回復したときに、予めユーザが選択したチャンネルの放送情報を録画するようにしてもよい。このような場合、放送情報受信端末は、自身が備えるメモリの残量を参照して、メモリの残量が一定値以下の場合には、録画をしないようにすることもできる。あるいは、放送情報受信端末は、録画された放送情報を用いて、追っかけ再生するようにしてもよい。これによって、受信が回復した放送情報を利用者がすぐに視聴できないような場合であっても、録画された放送情報を用いて視聴できるようになるので、ユーザにとっての利便性が向上する。
また、本発明の放送情報受信端末は、バッテリの残量に応じて、受信回復通知を行なうか否かを決定してもよいものとする。このような場合、例えば、受信回復時処理予約管理部3は、ステップ9の動作において、受信状態判定部2に対して、ユーザが選局したチャンネルに対応した放送情報が受信可能であるか否かの判定を依頼する前に、バッテリ(図示せず)の残量をチェックする。受信回復時処理予約管理部3は、バッテリの残量が一定量以下であれば、ステップ5の終了処理を行なうようにしてもよい。
なお、第1〜3の実施形態で述べた放送情報受信端末が行うそれぞれの処理手順は、記憶装置(ROM、RAM、ハードディスク等)に格納された上述した処理手順を実行可能な所定のプログラムデータが、CPUによって解釈実行されることで実現されてもよい。この場合、プログラムデータは、記憶媒体を介して記憶装置内に導入されてもよいし、記憶媒体上から直接実行されてもよい。なお、記憶媒体は、ROMやRAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクメモリ、CD−ROMやDVDやBD等の光ディスクメモリ、及びメモリカード等をいう。また、記憶媒体は、電話回線や搬送路等の通信媒体を含む概念である。
また、第1〜3の実施形態で述べた放送情報受信端末において、受信状態判定部2、受信回復時処理予約管理部3、及び受信回復時処理部7は、それぞれ集積回路であるLSIとして実現することができる。これらは、個別に1チップ化されてもよいし、それぞれにおいて全てまたは一部を含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応例が可能性としてありえる。
本発明の放送情報受信端末は、放送情報を受信して再生することができる携帯電話端末、カーナビゲーションシステム、及びPDA等に適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る放送情報受信端末の動作の一例を示すフローチャート 表示部6に表示される受信不可通知の一例を示す図 表示部6に表示される受信回復通知の一例を示す図 表示部6に表示される受信回復通知の種類を設定するための画面の一例を示す図 本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図 本発明の第2の実施形態に係る放送情報受信端末の動作の一例を示すフローチャート ステップS8aの詳細な動作の一例を示すフローチャート 表示部6に表示される指定時間入力画面の一例を示す図 再生部4の具体的な構成の一例を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係る放送情報受信端末の構成の一例を示すブロック図 従来の車載用放送受信端末が、放送番組を受信できなかった場合に表示する画面の一例を示す図
符号の説明
1 放送情報受信部
2 受信状態判定部
3,3a 受信回復時処理予約管理部
4 再生部
5 入力部
6 表示部
60 表示画面
7 受信回復時処理部
8 タイマ部
10 マナーモード部

Claims (12)

  1. 放送波に含まれる放送情報を受信して再生する放送情報受信端末であって、
    前記放送波に含まれる放送情報を受信する放送情報受信部と、
    前記放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する受信状態判定部と、
    前記受信状態判定部によって、受信が可能であると判定された所望の放送情報を再生する再生部と、
    前記再生部によって再生された放送情報を表示する表示部と、
    前記受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定する受信回復時処理予約管理部と、
    前記受信回復時処理予約管理部の指示に従って、前記所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する受信回復時処理部とを備える、放送情報受信端末。
  2. 前記受信回復時処理予約管理部は、
    前記所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する予約が登録され、
    前記予約が登録されている場合にだけ、前記受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したか否かを前記受信状態判定部に問い合わせ、
    前記受信状態判定部によって、前記所望の放送情報の受信が回復したと判定された場合に、前記放送情報の受信が回復したことをユーザに通知することを特徴とする、請求項1に記載の放送情報受信端末。
  3. 前記受信回復時処理予約管理部は、前記受信状態判定部によって、前記所望の放送情報の受信が不可であると判定された場合に、前記所望の放送情報の受信が不可であることを、前記表示部に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の放送情報受信端末。
  4. 前記受信回復時処理予約管理部は、
    前記所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するための通知方法が設定され、
    前記受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、前記設定された通知方法を用いて、前記放送情報の受信が回復したことをユーザに通知することを特徴とする、請求項1に記載の放送情報受信端末。
  5. 前記通知方法は、バイブレーション機能を用いた通知方法であることを特徴とする、請求項4に記載の放送情報受信端末。
  6. マナーモードが設定されるマナーモード部をさらに備え、
    前記受信回復時処理部は、前記マナーモード部にマナーモードが設定されているか否かに応じて、前記所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するための通知方法を変更することを特徴とする、請求項1に記載の放送情報受信端末。
  7. 時間情報を出力するタイマ部をさらに備え、
    前記受信回復時処理予約管理部は、
    前記放送情報の受信が回復したことを通知すべき時間帯が設定され、
    前記タイマ部が出力する時間情報に基づいて、前記設定された時間帯にだけ、前記放送情報の受信が回復したことをユーザに通知することを特徴とする、請求項1に記載の放送情報受信端末。
  8. 前記再生部は、前記放送波から電子番組情報を抽出する電子番組情報抽出部を含み、
    前記受信回復時処理予約管理部は、
    前記放送情報の受信が回復したことを通知すべき番組が設定され、
    前記抽出された電子番組情報に基づいて、前記設定された番組だけ、前記放送情報の受信が回復したことをユーザに通知することを特徴とする、請求項1に記載の放送情報受信端末。
  9. 前記受信回復時処理部は、前記再生部によって再生される放送情報を録画する録画部を含み、
    前記録画部は、前記放送情報の受信が回復した場合に、当該回復した放送情報を録画することを特徴とする、請求項1に記載の放送情報受信端末。
  10. 放送波に含まれる放送情報を受信して再生する方法であって、
    前記放送波に含まれる放送情報を受信する放送情報受信ステップと、
    前記放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する受信状態判定ステップと、
    前記受信状態判定ステップによって、受信が可能であると判定された所望の放送情報を再生する再生ステップと、
    前記再生ステップによって再生された放送情報を表示する表示ステップと、
    前記受信状態判定ステップによって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定するステップと、
    前記決定するステップの指示に従って、前記所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するステップとを備える、方法。
  11. 放送波に含まれる放送情報を受信して再生する放送情報受信端末が実行するプログラムであって、
    前記放送波に含まれる放送情報を受信する放送情報受信ステップと、
    前記放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する受信状態判定ステップと、
    前記受信状態判定ステップによって、受信が可能であると判定された所望の放送情報を再生する再生ステップと、
    前記再生ステップによって再生された放送情報を表示する表示ステップと、
    前記受信状態判定ステップによって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定するステップと、
    前記決定するステップの指示に従って、前記所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するステップとを備える、プログラム。
  12. 放送波に含まれる放送情報を受信して再生する放送情報受信端末の集積回路であって、
    前記放送情報受信端末は、
    前記放送波に含まれる放送情報を受信する放送情報受信部と、
    前記受信された放送情報を再生する再生部と、
    前記再生部によって再生された放送情報を表示する表示部とを備えており、
    前記集積回路は、
    前記放送波に含まれる所望の放送情報の受信状態を判定する受信状態判定部と、
    前記受信状態判定部によって受信が不可であると判定された所望の放送情報の受信が回復したときに、放送情報の受信が回復したことをユーザに通知するか否かを決定する受信回復時処理予約管理部と、
    前記受信回復時処理予約管理部の指示に従って、前記所望の放送情報の受信が回復したことをユーザに通知する受信回復時処理部とを備える、集積回路。
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