JPWO2006082882A1 - 電源コンセント用カバープレートとそれを用いた電源コンセントに接続するアダプタ及び電源プラグ - Google Patents

電源コンセント用カバープレートとそれを用いた電源コンセントに接続するアダプタ及び電源プラグ Download PDF

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Abstract

トラッキング防止機能を備え、更に、各種通信信号等の回線の端子を備えることも可能な電源コンセントのカバープレートと、このカバープレートを用いたコンセントに電源プラグを接続するアダプタ及び電源プラグを提供する。本発明に係る電源コンセント用カバープレートは、電源コンセント本体が露出するように設けた開口部の周囲に、開口部を囲む環状で、表面から凹型に凹んだ嵌合溝部を形成し、嵌合溝部の内部溝壁には、通信回線が接続された溝部端子を設ける。アダプタ及び電源プラグは嵌合突堤部を前記嵌合溝部に嵌合することにより、塵埃の浸入を防止してトラッキングを防ぎ、更に、電源プラグは嵌合突堤部に突堤部端子を設け、これを溝部端子に接続することにより、通信回線を電源プラグを介して機器に接続する。

Description

本発明は、電源コンセント用カバープレートとそれを用いた電源コンセントに接続するアダプタ及び電源プラグに関し、より詳細にはトラッキング防止機能を可能にする構造で、更に、各種通信信号、テレビ信号等の回線の端子を備えることも可能な電源コンセント用カバープレート、及び、このカバープレートを用いた電源コンセントに電源プラグを接続するアダプタであって、これを介して電源プラグを差し込むことによりトラッキング防止効果を奏することが可能なアダプタ、並びに、このカバープレートを用いた電源コンセントに直接差し込むことによりトラッキング防止ができ、更に、電源と同時に各種通信信号、テレビ信号等を接続することができる電源プラグに関する。
商用電源のコンセントではプラグ挿入部から侵入した塵埃がカーボン化して電流通路を形成してショート等を起こす、所謂トラッキングが生じ、これにより火災にまで至ることがある。このような状況でトラッキング防止対策が望まれているにもかかわらず、極めて幅広い多岐な電気器具が係わる問題であり、規格、コスト等が障害となって普及は遅れている。
トラッキング防止に関しては、例えば、特許文献1にはコンセントとプラグ双方の一対の端子の中間に、端子間を分断するような形態の導電体を設けて、これをアースに接続し、トラッキングが発生しても、端子間でショートが発生することなく、アースとの間でショートするようにしたものが開示されている。この技術は、トラッキングの発生を検知したり、火災に至るのを防ぐ効果はあるが、根本的にトラッキングを防ぐ構成、即ち塵埃の侵入を防ぐ構成はない。
また、特許文献2にはコンセントにプラグを差し込み、回転することによりロックが働きプラグが抜けなくなり、塵埃の浸入を防止する技術が開示されている。しかし、この技術はプラグの構造が複雑で部品数も多く、製造コストが高くなる問題がある。
また、電気機器類には商用電源コンセントに電源プラグを差し込むことにより電源を供給される他に、更に、別の回線で情報を供給されなければ稼動しないものが有る。例えば、パーソナルコンピュータを用いたインッターネットでは、PLCのように通信情報を商用電源の回線を利用して送受信する技術も開発されているが、現状では、インターネット専用回線が必要である。また、集合住宅においては、テレビジョンは電源の他に、各戸に備えられたアンテナ端子に接続しなければならない。今後、高度情報化社会の進展に伴って、様々な情報を供給するための様々な回線を電気機器類に接続することが必要になる。しかし、そのような各種の回線を個々に電気機器に接続したのでは、美観上、安全上好ましくない。従って、単一のプラグで様々な必要な回線が同時に接続できるコンセント/プラグセットが望ましい。一般の電気機器類にとって、商用電源は必須であるので、様々な回線の端子を集積したコンセントは、商用電源コンセントに集積するのが便利である。
電源コンセントに商用電源以外の通信線を接続する機能を付加する技術に関しては、例えば、特許文献3には電源コンセントに光ファイバ端子を設け、これに対応した電源プラグを差し込むと、電源と同時に光ファイバ回線も接続される技術が開示されている。
図14は特許文献3に記載のコンセント及びプラグを示す斜視図である。コンセント100には、通常の商用電源を供給する雌型電源端子(図示せず)が内部に設けられたのプラブ挿入部101の上部にフェルール(図示せず)を内蔵した光ファイバの接続孔102が設けられている。一方、プラグ110には雄型電源端子111と光ファイバ端子112が設けられ、コンセント100にプラグ110を挿入すると、商用電源と光ファイバが同時に接続される。プラグ110の端部から商用電源の電源ケーブル113と光ファイバ114が一纏めとなって(図10では、電源ケーブル113と光ファイバ114が説明のため分離して示されている)電気機器に接続されるので、配線が錯綜することがない。
しかし、このコンセントはプラグ挿入部101と光ファイバー接続孔102を同じ挿入部形成部材(コンセント本体)103に形成しているので、光ファイバ以外の様々な接続孔を設けようとする場合にはコンセント本体103の設計をやり直さなければならず汎用性に欠ける。また、トラッキング防止機能も有していないし、コンセント取付け施工上もコンセントへの接続が複雑となり好ましくない。
特開2003−921636号公報 特開2000−340286号公報 特開平7−13043号公報
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、トラッキング防止が可能な構造で、更に、各種通信信号、テレビ信号等の回線の端子を備えることも可能な電源コンセント用カバープレートと、このカバープレートを用いたコンセントに電源プラグを接続するアダプタであって、これを介して電源プラグを差し込むことによりトラッキング防止効果を奏することが可能なアダプタ、及び、このカバープレートを用いたコンセントに直接差し込むことによりトラッキング防止ができ、更に、電源と同時に各種通信信号、テレビ信号等が単一のプラグで接続することができる電源プラグを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電源コンセント用カバープレートは、一対のプラグ挿入部を備えた電源コンセント本体が露出するように開口部を設けた電源コンセント用カバープレートであって、
前記開口部の周囲には前記開口部を囲む環状で、表面から凹型に凹んだ嵌合溝部が形成され、
前記嵌合溝部の外側の溝壁にプラグ係止爪を係止できる複数のプラグ係止部が形成された構造であることを特徴とする。
また、前記電源コンセントカバーの裏面には、通信回線の屋内配線を接続する通信端子が設けられ、
前記嵌合溝部の内部溝壁には溝部端子が設けられ、
前記通信端子と前記溝部端子は、それぞれカバー配線で接続されることを特徴とする。
また、本発明に係るアダプタは上記電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントに電源プラグを接続するアダプタであって、
前記電源コンセントに接続するプラグ端子部と前記電源プラグを接続するコンセント端子部を備え、前記プラグ端子部は
一対の雄型電源端子と、
前記一対の雄型電源端子を枠状に囲み、前記嵌合溝部に嵌合するように嵌合溝部と同一の平面形状に形成された嵌合突堤部を備え、
前記嵌合突堤部の外側で前記嵌合溝部のプラグ係止部に対応する位置に、前記プラグ係止部に係止されるプラグ係止爪が形成され、
前記コンセント端子部は一対又は複数対のプラグ挿入部からなる電源コンセントが垂直下方に面して備えられ、
前記電源コンセントの周囲には枠状に囲む防塵壁が設けられ、
前記一対の雄型電源端子を前記電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントのプラグ挿入部に挿入すると、前記嵌合突堤部が前記嵌合溝部に嵌合し、前記係止爪が前記係止部に係止されることを特徴とする。
また、本発明に係る電源プラグは、上記通信線接続機能を有す電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントに接続する電源プラグであって、一対の雄型電源端子が設けられ、前記雄型電源端子には電源を供給すべき所定の機器の電源コードが接続され、
前記一対の雄型電源端子を囲み、前記嵌合溝部に嵌合するように嵌合溝部と同一の平面形状に形成された嵌合突堤部を備え、
前記嵌合突堤部の外側で前記嵌合溝部のプラグ係止部に対応する位置には、前記プラグ係止部に係止されるプラグ係止爪が形成され、
前記嵌合突堤部の表面には前記嵌合溝部の溝部端子に対応する位置には突堤部端子が設けられ、前期突堤部端子には通信信号を送受信すべき所定の機器のケーブルが接続され、
前記一対の雄型電源端子を前記電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントのプラグ挿入部に挿入すると、前記嵌合突堤部が前記嵌合溝部に嵌合し、前記プラグ係止爪が前記プラグ係止部に係止され、前記突堤部端子が前記溝部端子に接続されて、電源と同時に前記通信回線の屋内配線が前記通信端子、カバー配線、溝部端子、突堤部端子、ケーブルを介して所定の機器に接続されることを特徴とする。
本発明によれば、商用電源のコンセントのトラッキング防止ができ、かつ、各種通信信号、テレビ信号等の回線が単一のプラグで接続することができる。しかも、これらの機能を奏する構造を電源コンセントのカバープレートが備えており、既存のコンセントのカバープレートを本発明に係るカバープレートに交換するだけで、容易にこれらの機能が追加できる。
(a)従来のコンセントを屋内の壁に取付けた斜視図である。(b)本発明に係る電源コンセントカバーを用いたコンセントを屋内の壁に取付けた斜視図である。(c)本発明に係るアダプタを介して、(b)のコンセントと従来の電源プラグを接続する形態を示す斜視図である。(d)は本発明に係る電源プラグを、(b)のコンセントに接続する形態を示す斜視図である。 本発明に係るカバーを用いたコンセントの斜視図である。 嵌合溝部をカバーの表面から見た斜視図である。 本発明に係るアダプタの斜視図である。 プラグ係止爪の断面図である。 アダプタのコンセント端子部の斜視図である。 本発明に係るカバーを用いたコンセントの別の例を示す斜視図である。 図7の嵌合溝部をカバーの表面から見た斜視図である。 本発明に係る電源プラグの斜視図である。 (a)本発明に係るカバーの正面図である。(b)本発明に係るカバーの側面図である。(c)本発明に係るカバーの背面図である。(d)(c)のA−A断面図である。 (a)本発明に係るカバーの別の実施例の正面図である。(b)本発明に係るカバーの別の実施例の背面図である。 (a)本発明に係るアダプタの正面図である。(b)本発明に係るアダプタの側面図である。(c)本発明に係るアダプタの底面図である。 (a)本発明に係るプラグの正面図である。(b)本発明に係るプラグの側面図である。 従来技術のコンセント及びプラグの斜視図である。
符号の説明
1 プラグ挿入部
2 コンセント本体
3 カバープレート
4 開口部
5 嵌合溝部
9 係止爪
15 係止孔
16 プラグ係止部
32 通信端子
33 信号回線
34 溝部端子
35 カバー配線
40 アダプタ
43 雄型電源端子
44 嵌合突起部
45 プラグ係止爪
48 プラグ挿入部
49 防塵壁
50 プラグ
51 雄型電源端子
52 嵌合突堤部
53 プラグ係止爪
54 突堤部端子
本発明に係る電源コンセント用カバープレートは、コンセントを保護するという本来の機能の他にトラッキング防止機能、及び、電源以外の通信回線(インターネット回線、光ファイバー、TV、FM放送信号、アース等)の接続機能を設けることに特徴がある。商用電源の供給端子部分を従来と同様の形態に保つ構造であるので、既存のコンセントのカバープレートのみを交換することで、安価に、かつ容易に上記の機能を付加することができる。
図1は本発明の概略を説明するために、従来のコンセントと本発明に係るカバープレートを用いたコンセントを比較して示す斜視図である。
図1(a)は、従来のコンセントである。電源プラグの一対の雄型電源端子を挿入するための一対のプラグ挿入部1が、壁のコンセント取付け部(図示せず)に取付けたコンセント本体2に設けられている。プラグ挿入部1の内部には電源を供給する雌型電源端子(図示せず)が設けてある。電源コンセントカバープレート(以後、カバープレートと略す)3は、コンセント本体2が露出するように開口部4を設け、それ以外の部分を保護する。
図1(b)は本発明に係る電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントで、プラグ挿入部1を設けたコンセント本体2、及びカバープレート3に設けた開口部4は、図1(a)に示した従来のコンセントと同一である。本発明のカバープレート3は開口部4を囲むように嵌合溝部5が形成されており、この嵌合溝部5に後述するようにトラッキング防止機能、通信回線接続機能が形成されている。
図1(c)は本発明に係るアダプタ40を介して、本発明のカバープレート3を用いたコンセントと従来の電源プラグ(以後、プラグと略す)30を接続する形態を示す。後述するように、アダプタ40は嵌合突堤部を備えており、これが図1(b)の嵌合溝部5に嵌合することにより、トラッキング機能が得られるようにコンセントに接続される。そして、アダプタ40にプラグ30を挿入するプラグ挿入部(図示せず)が下方に面し、且つ防塵壁に囲まれる構造になっているので、プラグ挿入部から塵埃が侵入する危険は減少し、トラッキング防止効果を奏する。
図1(d)は本発明に係る電源プラグ50を、本発明のカバープレート3を用いたコンセントに接続した形態を示す。後述するように、電源プラグ50も嵌合突堤部を備えておりトラッキング防止機能を有すると共に、嵌合突堤部に通信回線接続機能が備えられており、電源と共に所要の通信信号が、一纏めのコード57で機器に送られる。
以後、本発明の構造、作用を詳細に説明する。
図2は一例として建物屋内の壁に取付けられた本発明に係るカバープレートを用いたコンセントを示す斜視図で、カバープレートは外した状態を示す。プラグの雄型電源端子を挿入する一対のプラグ挿入部1を備えたコンセント本体2が、建物の壁のコンセント取付け穴6に取付けた取付け枠7に、中間枠8を介して取付けられている。カバープレート3は裏面から見た図で、コンセント本体2に対応する部分に開口部4を有すカバープレート3は係止爪9で取付け枠7に設けられた係止孔15に係止される。建物の壁の内側を経由してコンセント取付け穴6まで配線される商用電源の配線(図示せず)はコンセント本体2の裏面で、プラグ挿入部1内に設けた雌型電源端子(図示せず)に接続されている。
カバープレート3の開口部4の周囲には、開口部4を囲む環状に嵌合溝部5が形成されている。嵌合溝部5はカバープレート3の表面から裏面に向って凹状に凹んだ溝であり、裏面から見た図2では凸型の枠状の形態である。
図3は嵌合溝部をカバープレート3の表面から見た斜視図である。嵌合溝部5はカバープレート3の表面から裏面に向って凹状に凹んだ溝である。嵌合溝部5の外側の溝壁には複数箇所にプラグ係止部16が形成される(図3では、長方形の嵌合溝部5の短辺の中央に2箇所形成する構成としてあるが、1箇所のみが図示されている)。プラグ係止部16には後述する本発明に係るアダプタ或いは電源プラグのプラグ係止爪が係止される。
図2、図3で説明したカバープレートは嵌合溝部5を設けたことに特徴であり、それ以外の構成は従来のカバープレートと同一である。従って、このカバープレートを用いたコンセントに従来の電源プラグを差込んでも、単に電源を供給するためであれば、何ら問題ないことは言うまでもないが、次に説明する本発明に係るアダプタを介して、従来のプラグをこのコンセントに接続することによりトラッキング防止効果を奏すことができる。
図4は本発明に係るアダプタの斜視図である。アダプタ40は略箱型で、その一面の上部にコンセントに接続するためのプラグ端子部41が設けられ、その下面には従来のプラグが接続されるコンセント端子部42が設けられている。
プラグ端子部41には、コンセントの一対のプラグ挿入部1に挿入する一対の雄型電源端子43と、これを囲む枠状の嵌合突堤部44が形成されている。嵌合突堤部44はカバープレート3の嵌合溝部5に嵌合する突起であり、その平面形状は嵌合溝部5と同じで、位置はカバープレート3のプラグ挿入部1と嵌合溝部5の位置関係と同じである。
また、カバープレート3の嵌合溝部5に形成したプラグ係止部16に係止されるプラグ係止爪45が嵌合突堤部44の外側に隣接して設けてある。
図5はプラグ係止爪45がカバープレート3のプラグ係止部16に係止された状態を示す断面図である。アダプタ40の雄型電源端子43をコンセント本体2のプラグ挿入部1に挿入すると、アダプタ40の嵌合突堤部44がカバープレート3の嵌合状溝部31に嵌合する。同時に、プラグ係止爪45がプラグ係止部16に挿入されて係止され、アダプタ40がコンセントのカバーから抜けなくなる。プラグ係止爪45はアダプタ40と一体に成形された板上の形態で、その弾性により、プラグ係止部16への着脱が可能となる。プラグ係止爪45は先端に凹部46が形成されており、この凹部にプラグ係止部16の突起17が噛み合う。プラグをコンセントのカバーから取り外すには、プラグ係止爪45を矢印47の方向に押して、爪46と突起17の噛み合いを外す。このようにプラグ係止爪45に取り外し操作を意図的に加えなければアダプタ40がコンセント本体2から抜けることはない。
以上説明したように、コンセント本体2のプラグ挿入部1はその周囲を嵌合突堤部44と嵌合溝部16が嵌合した構造で囲まれており、塵埃の侵入する余地はない。これにより、完全なトラッキング防止がなされる。
図6はアダプタ40のコンセント端子部42を斜め下方からみた斜視図である。プラグの雄型電源端子を挿入する一対のプラグ挿入部48が設けられ、その周囲には防塵壁49が設けられている。このようにアダプタ40はプラグ挿入部48を下方に向け、しかもプラグ挿入部48を防塵壁49で囲んでいるので、電源プラグが挿入されていない場合でも、塵埃がプラグ挿入部48から侵入しにくくなり、トラッキングが防止できる。
なお、図6ではプラグ挿入部48は一対であるが、複数対のプラグ挿入部を設けてもよい。
プラグ挿入部48の奥に備えられる雌型電源端子(図示せず)はプラグ端子部41の雄型電源端子43に電気的に接続されている。
図7は図2に示したカバープレートに通信回線接続機能を追加したカバープレートを用いたコンセントを示す斜視図で、図2と同様にカバープレートを外した状態で、カバープレートは裏面から見た状態を示す。一対のプラグ挿入部1を備え、取付け枠7に中間枠8を介して取付けられるコンセント本体2、及びコンセント本体2に対応する部分に開口部4を有し、裏面に設けた係止爪9で取付け枠7に設けられた係止孔15に係止されるカバープレート3の設けた開口部4を囲むように設けた嵌合溝部5の構造は図2と同様である。
図7のカバープレートの特徴は、周辺部に、例えばインターネット信号、FM放送電波、テレビジョン放送電波、通信用光ファイバー等の信号回線、アース線を接続する通信端子32が設けてあり、これに壁の内側をプラグ取付け穴6まで配線された各通信回線33が接続されていることである。図7では通信端子32が6個設けてあるが、この個数は接続が必要な回線数に応じて1個または複数個適宜に決めることができる。通信回線は光ファイバーであってもよく、この場合は通信端子は光ファイバーを接続するフェルールとなる。嵌合溝部5の所定の位置には信号回線33の信号をプラグに接続するための溝部端子34が設けてあり、通信端子32と溝部端子34は、それぞれ所定の配線コードを用いたカバー配線35で接続されている。溝部端子34の個数は必ずしも通信端子32の個数と一致する必要はないが、溝部端子34と通信端子32の個数、位置は規格化し同数としておき、不必要なものは使用しないようにするのが好ましい。
図8は嵌合溝部をカバープレート3の表面から見た斜視図である。嵌合溝部5はカバープレート3の表面から裏面に向って凹状に凹んだ溝であり、嵌合溝部5の外側の溝壁には複数箇所にプラグ係止部16が形成されていることは図3と同様である。図8の嵌合溝部5の特徴は、溝壁に溝部端子34が1個又は複数個形成されていることである。溝部端子34は、例えば薄い金属板で形成し、溝部端子34を形成した嵌合溝部5の底部は開口して、カバー配線35と電気的接続する一般的な形態である。
なお、本例においても、このコンセントに従来の電源プラグを差込めば、商用電源を供給することができる。
図9は本発明に係る電源プラグの斜視図である。プラグ50は一対の雄型電源端子51、それを囲む枠状の嵌合突堤部52、その外側に隣接して設けたプラグ係止爪53の構造は図4に示したアダプタのプラグ端子部41の構造と同じである。プラグ50は嵌合突堤部52の表面に突堤部端子54が形成されている。突堤部端子54は、嵌合突堤部52が図8に示した嵌合溝部5に嵌合した場合に溝部端子34と電気的に接続される端子である。従って、突堤部端子54の形成位置は、溝部端子34に対応した位置となる。
突堤部端子54から、そのプラグが接続されている機器に接続する必要がある電極のみにプラグ側信号ケーブル55が接続され、電源ケーブル56と一纏めとなってその機器に接続される。
突堤部端子54の個数、位置はそのプラグが接続されている機器に必要な通信回線に接続するのに必要な1個または複数個形成すればよいが、全溝部端子に対応するように規格化して形成し、必要な端子のみ使用するのが好ましい。
プラグ50の雄型電源端子を図7に示すコンセントのプラグ挿入部1に挿入した場合には、プラグ50の嵌合突堤部52がコンセントの嵌合溝部5に嵌合し、プラグ係止爪53がプラグ係止部16に係止されてトラッキング防止効果が得られる。これと同時に各突堤部端子54がそれぞれ溝部端子34に接続されて、プラグ側信号ケーブル55は突堤部端子54、溝部端子34、カバー配線35、通信端子32を介して信号回線33に接続される。
これまで、本発明の構成、作用を説明してきたが、次に具体的な実施例を示す。
図10は本発明に係るカバーで、図2で説明したカバーと同じ機能を有するものである。図10(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は(c)のA−A断面図である。
カバープレート3は図10(b)及び(d)に示すように略平面で、周囲にはこの平面を囲む極めて浅い枠状の壁があり、この壁が滑らかな曲線で平面に接続された形態である。
コンセント本体を露出させる開口部4の周囲に嵌合溝部5が形成されている。嵌合溝部5はカバープレート3の表面から凹型に凹んだ溝で、溝の幅Wは1〜4mmで、好ましくは1.5〜2mmであり、本実施例では1.5mmである。溝の深さHは0.5〜3mmで本実施例では1.5mmである。開口部4と嵌合溝部5の距離Dは、コンセント本体の寸法、プラグの寸法により、適宜決められるが、本実施例の場合は1mmである。
プラグ係止部16が長方形の嵌合溝部5の短辺の中央に設けられている。また、カバープレート3の裏面周辺部には係止爪9が6箇所設けられている。
本実施例ではプラグが2個差込めるよう開口部4が2個設けられているが、開口部の個数は1個でもよいし、3個以上でもコンセント本体の個数に応じて適宜変更できる。
カバープレート3の材質は特に限定するものではないが、一例としてはプラスチック材を用いられる。
図11は本発明に係るカバープレートの別の実施例で、図11(a)は正面図、(b)は背面図であり、側面図、断面図はそれぞれ図10の側面図、断面図と同一であるので省略する。
図11で開口部4、プラグ係止部16を設けた嵌合溝部5、係止爪9の構成は図10と同じである。
本実施例の特徴は、カバー裏面の周辺に通信端子32が設けてあることである。本実施例では6個の通信端子32の中、1個(32−1)は光ファイバー用のコネクター(フェルール)となっている。
一方、嵌合溝部5の長辺には溝部端子34がそれぞれ3箇所づつ形成されている。通信端子32−1に対応する溝部端子34−1は光ファイバーのコネクターである。そして、通信端子32と溝部端子34はそれぞれの信号に適したケーブルを用いたカバー配線35で結ばれる。
図12は本発明に係るアダプタで、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
本実施例では、アダプタ40はその正面上部に設けられたプラグ端子部41と、その底面に設けられたコンセント端子部42を備える。
プラグ端子部41には、一対の雄型電源端子43と、これを囲む枠状の嵌合突堤部44が形成されている。嵌合突堤部44はカバープレート3の嵌合溝部5に嵌合する突起であり、その平面形状、位置はカバープレート3のプラグ挿入部1と嵌合溝部5の形状、位置関係と同一である。
嵌合突堤部44の幅wと高さhは、嵌合溝部5の幅と深さに対応して決められるが、本実施例の場合、幅、高さ共に場合は1mmとして、図10に示した嵌合溝部に嵌合するようにしてある。
プラグ係止爪45が嵌合突堤部44の外側に隣接して設けてある。
一方、コンセント端子部42には2組の電源プラグの差込端子を挿入できるように二対のプラグ挿入部48が設けられ、その周囲には防塵壁49が設けられている。防塵壁の高さは2〜15mmで、好ましくは5〜10mmであり、本実施例では8mmである。
図13は本発明に係るプラグで、(a)は正面図、(b)は側面図である。
プラグ50は一対の雄型電源端子51、それを囲む枠状の嵌合突堤部52、その外側に隣接して設けたプラグ係止爪53を有しており、その構成、寸法は図12に示したアダプタのプラグ端子部41の同じである。プラグ50は、更に嵌合突堤部52の表面に突堤部端子54が1個または複数個形成されている。図11(b)に示した光ファイバーのコネクターの溝部端子34−1に対応した突堤部端子は光ファイバー端子54−1となっている。
以上、実施例をあげて本発明を説明したが、本発明の技術的思想の範囲で実施例を様々に変更できることは、明らかである。
本発明を屋内の電源コンセントの防塵に関して説明したが、例えば屋外コンセントの防水にも応用できる。

Claims (4)

  1. 一対のプラグ挿入部を備えた電源コンセント本体が露出するように開口部を設けた電源コンセント用カバープレートであって、
    前記開口部の周囲には前記開口部を囲む環状で、表面から凹型に凹んだ嵌合溝部が形成され、
    前記嵌合溝部の外側の溝壁にプラグ係止爪を係止できる複数のプラグ係止部が形成された構造であることを特徴とする電源コンセント用カバープレート。
  2. 前記電源コンセントカバーの裏面には、通信回線の屋内配線を接続する通信端子設けられ、
    前記嵌合溝部の内部溝壁には溝部端子が設けられ、
    前記通信端子と前記溝部端子は、カバー配線で接続されることを特徴とする請求項1に記載の電源コンセント用カバープレート。
  3. 請求項1に記載の電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントに電源プラグを接続するアダプタであって、
    前記電源コンセントに接続するプラグ端子部と前記電源プラグを接続するコンセント端子部を備え、前記プラグ端子部は
    一対の雄型電源端子と、
    前記一対の雄型電源端子を枠状に囲み、前記嵌合溝部に嵌合するように嵌合溝部と同一の平面形状に形成された嵌合突堤部を備え、
    前記嵌合突堤部の外側で前記嵌合溝部のプラグ係止部に対応する位置に、前記プラグ係止部に係止されるプラグ係止爪が形成され、
    前記コンセント端子部は一対又は複数対のプラグ挿入部からなる電源コンセントが垂直下方に面して備えられ、
    前記電源コンセントの周囲にはこれを枠状に囲む防塵壁が設けられ、
    前記一対の雄型電源端子を前記電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントのプラグ挿入部に挿入すると、前記嵌合突堤部が前記嵌合溝部に嵌合し、前記プラグ係止爪が前記プラグ係止部に係止されることを特徴とするアダプタ。
  4. 請求項2に記載の電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントに接続する電源プラグであって、
    一対の雄型電源端子が設けられ、前記雄型電源端子には電源を供給すべき所定の機器の電源コードが接続され、
    前記一対の雄型電源端子を囲み、前記嵌合溝部に嵌合するように嵌合溝部と同一の平面形状に形成された嵌合突堤部を備え、
    前記嵌合突堤部の外側で前記嵌合溝部のプラグ係止部に対応する位置には、前記プラグ係止部に係止されるプラグ係止爪が形成され、
    前記嵌合突堤部の表面には前記嵌合溝部の溝部端子に対応する位置には突堤部端子が設けられ、前期突堤部端子には通信信号を送受信すべき所定の機器のケーブルが接続され、
    前記一対の雄型電源端子を前記電源コンセント用カバープレートを用いた電源コンセントのプラグ挿入部に挿入すると、前記嵌合突堤部が前記嵌合溝部に嵌合し、前記プラグ係止爪が前記プラグ係止部に係止され、前記突堤部端子が前記溝部端子に接続されて、電源と同時に前記通信回線の屋内配線が前記通信端子、カバー配線、溝部端子、突堤部端子、ケーブルを介して所定の機器に接続されることを特徴とする電源プラグ。
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