JPWO2006064877A1 - コンテンツ推薦装置 - Google Patents

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Abstract

ユーザが既に視聴した複数コンテンツのそれぞれに対して、ユーザの嗜好解析を行い、コンテンツが有する属性の実体の組合せである視聴動機情報を生成する。生成した視聴動機情報のうち、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分を決定し、主の視聴動機部分が共通の視聴動機情報をグループ化する。決定した主の視聴動機部分、及び従の視聴動機部分の組合せを属性の実体として有するコンテンツを、ユーザが未だ視聴していないコンテンツの中から選択し、選択したコンテンツのコンテンツ情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けてユーザに提示する。

Description

本発明は、EPG(Electronic Program Guide)等のコンテンツ情報を用いた視聴履歴に基づくコンテンツ選出・提示技術に関する。
コンテンツ選出・提示技術とは、ユーザが過去に視聴したコンテンツの分析を行い、将来放送されるコンテンツのうち、分析結果に基づきユーザの嗜好に沿うであろうコンテンツを選出し、そのコンテンツ情報を提示する技術である。
従来、コンテンツの視聴履歴に基づき、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを選出し、そのコンテンツ情報を提示する技術が開示されている。例えば、特許文献1では、コンテンツ情報を文字情報として扱い、視聴履歴に含まれる一のコンテンツのコンテンツ情報からキーワードを抽出し、視聴履歴に含まれる他のコンテンツのコンテンツ情報における抽出したキーワードの出現頻度を計数する。そして、放送予定コンテンツから出現頻度の高いキーワードを含むコンテンツを選出し、そのコンテンツ情報を提示する。
特開平7−135621号公報 特願2005−515442
しかしながら、従来の方法では、上述したようにユーザの嗜好に沿ったコンテンツ情報の選出処理は、出現頻度の高いキーワードを含むコンテンツ情報をただ選出するという平面的な処理である。したがって、選出されたコンテンツ情報は単にリスト表示されるだけであり、その際例えば、選出されたコンテンツが100件以上に上り、リスト表示が数ページにも及ぶ場合には、ユーザにとって所望のコンテンツを探す操作が煩雑になる。そのため、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツ情報を選出し、提示する機能があまりユーザに利用されていないという実情がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、視聴履歴に基づき選出されたコンテンツが膨大な数になる場合であっても、選出結果から所望のコンテンツを選択する際に、ユーザが利用し易い表示を実現するコンテンツ推薦装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザが既に視聴した複数コンテンツのそれぞれに対して、ユーザの嗜好解析を行い、コンテンツが有する属性の実体の組合せである視聴動機情報を生成する嗜好解析手段と、視聴動機情報のうち、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分を決定し、主の視聴動機部分が共通の視聴動機情報をグループ化する動機分析手段と、主の視聴動機部分、及び従の視聴動機部分の組合せを属性の実体として有するコンテンツを、ユーザが未だ視聴していないコンテンツの中から選択する選択手段と、選択されたコンテンツのコンテンツ情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けてユーザに提示する提示手段とを含むコンテンツ推薦装置である。
本発明は、上記の構成を備えることにより、提示されるコンテンツ情報は、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けられているので、ユーザは視聴動機別に簡単にコンテンツ情報を把握することができる。ユーザは所望のコンテンツを探す時間を格段に短縮できるので、上記機能の利用を促進することができる。
ここで、前記視聴動機情報とは、コンテンツが有する属性の実体の組合せのうち、前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現頻度が、所定の閾値以上となる属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、例えば、前記視聴動機情報を、前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現回数が所定の閾値以上となる属性の実体の組合せとすると、ユーザの視聴動機を捉えることできる。さらに、前記視聴動機情報を、コンテンツが有する属性の実体の組合せのうち、全コンテンツのコンテンツ情報における出現回数に占める前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現回数が、所定の閾値以上となる属性の実体の組合せとすると、視聴動機情報として抽出される属性の実体の組合せは、視聴コンテンツのコンテンツ情報における出現回数だけでは判断されず、全コンテンツのコンテンツ情報に占める割合として判断されるので、より的確にユーザの視聴動機を捉えることができる。
ここで、前記主の視聴動機部分とは、前記視聴動機情報に包含される属性の実体の組合せのうち、前記嗜好解析手段により生成された他の視聴動機情報に最も高頻度で包含される属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、抽出した視聴動機情報のうち、特にユーザがコンテンツを視聴する際の動機となった属性の実体の組合せを特定することができる。
ここで、前記主の視聴動機部分とは、前記視聴動機情報に包含される属性の実体の組合せのうち、前記出現頻度が最も高い属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、抽出した視聴動機情報のうち、特にユーザがコンテンツを視聴する際の動機となった属性の実体の組合せを特定することができる。
ここで、前記コンテンツ推薦装置は、更に、時刻を計時する計時手段を含み、
前記ユーザが既に視聴した複数コンテンツは、視聴した日時と対応付けられており、前記視聴動機情報とは、コンテンツが有する属性の実体の組合せのうち、所定期間内において、全コンテンツのコンテンツ情報における出現回数に占める前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現回数が、所定の閾値以上となる属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、所定期間内における視聴動機情報を抽出するので、局所的な視聴動機を捉えることができる。
ここで、前記主の視聴動機部分とは、前記所定期間内における視聴動機情報のうち、その期間よりも長期の期間に視聴されたコンテンツのコンテンツ情報に最も多く含まれる属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、視聴動機情報を抽出する対象となる所定期間内よりも長期の期間に最頻出する属性の実体の組合せを主の視聴動機部分とするので、長期にわたる嗜好を反映することができる。
ここで、前記主の視聴動機部分とは、前記所定期間内における視聴動機情報のうち、前記視聴した日時が最も古いコンテンツのコンテンツ情報に含まれる属性の実体の組合せであり、かつ、前記視聴した日時が、所定時点よりも過去であるものであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分とされた単一の属性の実体もしくは複数の属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、前記所定期間内における視聴動機情報のうち、視聴した日時が最も古いコンテンツのコンテンツ情報に含まれる属性の実体の組合せであり、かつ、前記視聴した日時が、所定時点よりも過去であるものを主の視聴動機部分とするので、過去の視聴動機情報を反映することができる。
ここで、前記グループ化とは、共通の主の視聴動機部分を有する視聴動機情報は主の視聴動機部分を共有化し、もしくは、一の視聴動機情報の主の視聴動機部分が他の視聴動機情報と共通ならば共通部分を共有化し、従の視聴動機部分を共有化された主の視聴動機部分の下位に配置することにより、主の視聴動機部分と従の視聴動機部分とを階層構造化することであり、前記提示手段は、前記コンテンツ情報を階層構造化された主の視聴動機部分と従の視聴動機部分とに対応付けて提示するとしても良い。
これにより、主の視聴動機部分が共有化されるので、コンテンツを選択する際に、重複してコンテンツを選択することを防止することができる。また、従の視聴動機部分を主の視聴動機部分の下位に配置するので、主の視聴動機部分と従の視聴動機部分を階層構造化することができる。よって、提示されるコンテンツ情報は階層化されるので、ユーザが利用し易い表示を実現することができる。
ここで、前記嗜好解析手段は、生成した視聴動機情報に基づき、コンテンツに重畳された最新情報、もしくは広告情報から特徴キーワードを抽出するキーワード抽出手段を含み、前記選択手段は、抽出されたキーワードにて拡張された視聴動機情報に基づきコンテンツを選出するとしても良い。
これにより、拡張された視聴動機情報に基づきコンテンツを選出し、ユーザに提示することができる。
ここで、前記コンテンツ推薦装置は、更に、前記嗜好解析手段により生成された視聴動機情報に基づき、ネットワークを介して情報を検索する情報検索手段を含み、前記選択されたコンテンツは、前記情報検索手段により検索された情報を含むとしても良い。
これにより、Web情報についても視聴動機情報に基づいて選出することができる。
第一実施形態におけるコンテンツ推薦装置100の内部構成を示す図である。 第一実施形態におけるコンテンツ推薦装置100の構成を示す機能ブロック図である。 EPGの一例を示す図である。 第一実施形態におけるコンテンツ推薦装置100の動作に関するフローチャートを示す図である。 第一実施形態における視聴動機を解析するフローチャートを示す図である。 主の視聴動機部分決定処理に関するフローチャートを示す図である。 階層構造化処理に関するフローチャートを示す図である。 GUI生成部217にて生成されたGUIの例を示す図である。 GUI生成部217にて生成されたGUIの変化例を示す図である。 GUI生成部217にて生成されたGUIの変化例を示す図である。 主の視聴動機部分決定処理に関するフローチャートを示す図である。 第二実施形態におけるコンテンツ推薦装置100aの構成を示す機能ブロック図である。 第二実施形態における主の視聴動機部分決定処理に関するフローチャートを示す図である。 第二実施形態における主の視聴動機部分決定処理に関するフローチャートを示す図である。 第三実施形態におけるコンテンツ推薦装置100bの内部構成を示す図である。 第三実施形態におけるコンテンツ推薦装置100bの構成を示す機能ブロック図である。 第三実施形態におけるGUI生成部217にて生成されたGUIの例を示す図である。
符号の説明
100、100a、100b コンテンツ推薦装置
101 ユーザ入力受付部
102 チューナ
103 CPU
104 ROM
105 RAM
106 デコーダ
201、201a 視聴コンテンツ情報抽出部
202、202a 視聴コンテンツ情報記憶部
203 放送コンテンツ情報取得部
204 放送コンテンツ情報記憶部
204b コンテンツ情報記憶部
205 放送コンテンツ最新情報取得部
206 放送コンテンツ最新情報記憶部
206b コンテンツ最新情報記憶部
207、207b 視聴動機抽出部
208 視聴動機記憶部
209、209a 視聴動機解析部
210 視聴動機解析結果記憶部
211 コンテンツ選出部
212 選出コンテンツ記憶部
213 ラベル情報生成部
214 ラベル情報記憶部
215 GUI管理情報記憶部
216、216b GUI制御部
217 GUI生成部
1201 計時部
1202 視聴動機蓄積部
1501 ネットワーク通信部
1601 配信コンテンツ情報取得部
1602 配信コンテンツ最新情報取得部
1603 Web情報取得部
1604 Web最新情報取得部
1605 Web検索部
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第一実施形態)
図1は、コンテンツ推薦装置100の内部構成を示す図である。図1に示すようにコンテンツ推薦装置100は、ユーザ入力受付部101、チューナ102、CPU103、ROM104、RAM105、及びデコーダ106を含んで構成される。
ユーザ入力受付部101は、ユーザからの入力を受け付ける。例えば、ユーザより視聴するコンテンツの選択を受け付ける。
チューナ102は、放送波を受信し、受信した放送波よりコンテンツ、コンテンツ情報、及びコンテンツに関連する最新情報(以下、「コンテンツ最新情報」という)を取得する。
ROM104は、コンテンツ推薦装置100における様々な処理を実現するための制御プログラムを格納している。
RAM105は、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを選出する処理等に用いられる各種情報を格納するメモリである。
CPU103、ROM104、RAM105はコンピュータシステム107を構成しており、ROM104に格納されたプログラムがCPU103に読み込まれプログラムとハードウェア資源とが協働することにより機能を達成する。
デコーダ106は、コンテンツのAVデコード、コンテンツ選出結果を表示するためのGUIの生成等を行う。
続いて図2は、コンテンツ推薦装置100の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すようにコンテンツ推薦装置100は、ユーザ入力受付部101、視聴コンテンツ情報抽出部201、視聴コンテンツ情報記憶部202、放送コンテンツ情報取得部203、放送コンテンツ情報記憶部204、放送コンテンツ最新情報取得部205、放送コンテンツ最新情報記憶部206、視聴動機抽出部207、視聴動機記憶部208、視聴動機解析部209、視聴動機解析結果記憶部210、コンテンツ選出部211、選出コンテンツ記憶部212、ラベル情報生成部213、ラベル情報記憶部214、GUI管理情報記憶部215、GUI制御部216、及びGUI生成部217を含んで構成される。
視聴コンテンツ情報抽出部201は、ユーザ入力受付部101により受け付けられたユーザ入力に基づいて、放送コンテンツ情報記憶部204からコンテンツのコンテンツ情報を抽出する。
視聴コンテンツ情報記憶部202は、視聴コンテンツ情報抽出部201にて抽出されたコンテンツのコンテンツ情報を記憶する。
放送コンテンツ情報取得部203は、放送局より送信されるコンテンツ情報を取得する。図3は、コンテンツが番組の場合におけるEPGの一例を示す図である。EPGは、本図で示すように識別情報301、放送日時302、放送局303、タイトル304、内容305、ジャンル306、及び出演者307という属性から構成される。各属性に対する実体(以下、「属性値」という)は、図3における対応する属性における枠内の文字列であり、放送日時202、内容205という属性に関しては、図3における対応する属性における枠内の値をカテゴライズないしは要約した結果である。例えば、「放送局」属性に関しては、「XYZテレビ」等が属性値であり、「ジャンル」属性に関しては、「ドラマ」等が属性値である。また、「放送時間」属性に関しては、カテゴライズないしは要約した結果である「夕方」、「月曜ゴールデンタイム」、「夏期朝方」等が属性値であり、「内容」属性に関しては、辞書等を用いてカテゴライズないしは要約した結果である「恋愛」、「古代史」、「ビジネス」等が属性値である。
放送コンテンツ情報記憶部204は、放送コンテンツ情報取得部203にて取得されたコンテンツ情報を記憶する。
放送コンテンツ最新情報取得部205は、放送局より送信されるコンテンツ最新情報を取得する。
放送コンテンツ最新情報記憶部206は、放送コンテンツ最新情報取得部205にて取得されたコンテンツ最新情報を記憶する。
視聴動機抽出部207は、放送コンテンツ情報記憶部204により記憶されたコンテンツ情報と、視聴コンテンツ情報記憶部202により記憶されたコンテンツ情報に基づき、視聴されたコンテンツに対するユーザの視聴動機情報を抽出する。
例えば、視聴動機抽出部207により抽出される視聴動機情報とは、放送コンテンツ情報記憶部204により記憶されたコンテンツ情報と、視聴コンテンツ情報記憶部202により記憶されたコンテンツ情報とに基づいて抽出される、コンテンツを視聴するか否かを判別するのに適した、単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せである。ここで属性−属性値対とは、属性と、その属性に対応する属性値を対として表現するものである。
例えば、
[放送局:XYZテレビ]
[ジャンル:ドラマ]∧[出演者:大竹伸二]
[放送局:XYZテレビ]∧[ジャンル:ニュース]∧[内容:経済]
といったものである。ここで、[内容:経済]は、「内容」属性の属性値に「経済」キーワードが含まれるという意味、もしくは、「内容」属性の属性値に含まれる複数のキーワードから解析した内容が「経済」であるという意味である。
視聴動機情報は、コンテンツを視聴するか否かを判別する判別精度の高いものがピックアップされる。例えば、視聴したコンテンツのコンテンツ情報には出現していて、視聴していないコンテンツのコンテンツ情報には出現していない単一の属性−属性値対、もしくは複数の属性−属性値対の組合せである。また、視聴したコンテンツのコンテンツ情報には高頻度で出現していて、視聴していないコンテンツのコンテンツ情報には低頻度でしか出現していない単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せでも良い。なお、視聴動機情報を抽出するアルゴリズムは後述する。
視聴動機記憶部208は、視聴動機抽出部207にて抽出された視聴動機情報を記憶する。
視聴動機解析部209は、視聴動機情報を主の視聴動機部分と従の視聴動機部分に区分する。また、共通の主の視聴動機部分を有する視聴動機情報は主の視聴動機部分を共有化し、もしくは、ある視聴動機情報の主の視聴動機部分が他の視聴動機情報と共通ならば共通部分を共有化する。そして、主の視聴動機部分の下位に従の視聴動機部分を配置することにより、主の視聴動機部分と従の視聴動機部分を階層構造化する。
例えば、視聴動機抽出部207により抽出された一の視聴動機情報が複数の属性−属性値対の組合せであった場合に、前記一の視聴動機情報に包含される単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せのうち、視聴動機抽出部207により抽出された他の視聴動機情報に最も高頻度に出現するものを主の視聴動機部分とする。主の視聴動機部分とされた単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを除く単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを従の視聴動機部分として、それぞれを区分する。
視聴動機抽出部207による視聴動機情報の抽出、及び視聴動機解析部209による抽出した視聴動機情報の区分処理、階層構造化処理は随時行われるとしても良いし、定期的に行われるとしても良いし、ユーザ入力により指定されたときに行うとしても良い。
視聴動機解析結果記憶部210は、視聴動機解析部209にて解析された視聴動機情報の解析結果を記憶する。
コンテンツ選出部211は、例えば放送予定コンテンツ等、ユーザがまだ視聴していない放送コンテンツの中から、視聴動機解析結果記憶部210により記憶された視聴動機解析結果に基づき、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを選出する。
選出コンテンツ記憶部212は、コンテンツ選出部211にて選出されたコンテンツのコンテンツ情報を選出要因となった主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けて記憶する。
ラベル情報生成部213は、視聴動機解析結果記憶部210に記憶された視聴動機解析結果に基づいて、視聴動機別に選出コンテンツを括るためのラベル情報を生成する。
例えば、視聴動機情報[ジャンル:ドラマ]∧[出演者:大竹伸二]からラベル情報「[大竹伸二]出演のドラマ番組」を生成する等である。
ラベル情報記憶部214は、ラベル情報生成部213にて生成されたラベル情報を生成要因となった主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けて記憶する。
GUI管理情報記憶部215は、GUIを生成するための管理情報を記憶する。
GUI制御部216は、GUI管理情報記憶部215に記憶されている管理情報に基づき、コンテンツ選出部211にて選出されたコンテンツを、ラベル情報生成部213により生成されたラベル情報に対応付けて表示させるためのGUI制御を行う。
GUI生成部217は、GUI制御部216より制御され、GUI表示を行う。
<動作>
続いて、コンテンツ推薦装置100の動作について図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4は、視聴動機情報を抽出し、抽出した視聴動機情報を解析して、解析結果に基づきコンテンツを選出し、選出したコンテンツを表示するまでの全体フローを示す図である。
まず、視聴動機抽出部207は、放送コンテンツ情報記憶部204により記憶されたコンテンツ情報と、視聴コンテンツ情報記憶部202により記憶された視聴コンテンツ情報とに基づき、視聴コンテンツの視聴動機情報を抽出する(ステップS401)。具体的な処理内容については、図5にて後述する。視聴動機情報を抽出した後、視聴動機解析部209は、抽出された視聴動機情報を主の視聴動機部分と従の視聴動機部分に区分する(ステップS402)。具体的な処理内容については、図6にて後述する。視聴動機情報を主の視聴動機部分と従の視聴動機部分に区分した後、それらを階層構造化する。(ステップS403)。具体的な処理内容については、図7にて後述する。続いて、ラベル情報生成部213は、ステップS401〜ステップS403までの処理に基づいて、視聴動機別に選出コンテンツを括るためのラベル情報を生成する(ステップS404)。コンテンツ選出部211は、ステップS401〜ステップS403までの処理に基づいて、例えば放送予定コンテンツ等、ユーザがまだ視聴していない放送コンテンツの中から、コンテンツを選出する(ステップS405)。GUI制御部216は、GUI生成部217に視聴動機別に生成されたラベル情報を表示させる(ステップS406)。GUI制御部216は、GUI管理情報記憶部215に基づき、コンテンツ選出部211にて選出されたコンテンツを、選出要因となった主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けて表示するためのGUI制御を行い、GUI生成部217によりGUI表示情報が表示される(ステップS407)。
続いて、ステップS401における視聴動機情報を抽出する処理について図5に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは一つの視聴済みコンテンツのコンテンツ情報を特定する変数である。mは特定された前記コンテンツ情報において、一つの属性−属性値対の組合せを特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS501、S502)。続いて、全視聴コンテンツのコンテンツ情報におけるmの出現回数Aを算出し(ステップS503)、全コンテンツのコンテンツ情報におけるmの出願回数Bを算出する(ステップS504)。そして、A/Bが所定の閾値以上か否かを判断し(ステップS505)、閾値以上の場合は、mを視聴動機情報として抽出する(ステップS506)。閾値未満の場合は、ステップS507に移行する。mが最後か否かを判断し(ステップS507)、最後でなければmを一つ計数し(ステップS508)、ステップS503に移行する。最後であれば、nが最後か否かを判断し(ステップS509)、最後でなければnを一つ計数し(ステップS510)、ステップS502に移行する。最後であれば、処理を終了する。
続いて、ステップS402における視聴動機情報から主の視聴動機部分を決定する処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mは抽出した視聴動機情報のうち、nにより特定される視聴動機情報以外の一つの視聴動機情報を特定する変数である。iは一つの主の視聴動機部分における他の視聴動機情報に対する被包含率を特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS601、S602)。nとmを比較し、共通する属性−属性値対が存在するか否かを判断する(ステップS603)。共通する属性−属性値対が存在しない場合は、mを一つ計数し(ステップS604)、ステップS603に移行する。共通する属性−属性値対が存在する場合は、共通する属性−属性値対をnの主の視聴動機部分の候補として抽出する(ステップS605)。続いて、抽出したnの主の視聴動機部分が候補リストに既に存在しているか否かを判断し(ステップS606)、存在している場合は、iを1だけ計数する(ステップS607)。存在していない場合は、新たに候補リストに追加し、iを1とする(ステップS608)。mが最後か否かを判断し(ステップS609)、最後でなければステップS604に移行する。最後であれば、候補リストに存在する主の視聴動機部分の候補のうち、iが最大の候補をnの主の視聴動機部分とする(ステップS610)。nが最後か否かを判断し(ステップS611)、最後でなければnを一つ計数し(ステップS612)、ステップS602に移行する。最後であれば、処理を終了する。
続いて、ステップS403における階層構造化する処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mは抽出した視聴動機情報のうち、nにより特定される視聴動機情報以外の一つの視聴動機情報を特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS701、S702)。nとmを比較し、mがnの主の視聴動機部分と同一であるか否かを判断する(ステップS703)。同一である場合は、mを主の視聴動機部分とし、従の視聴動機部分をその下に配置して、階層構造化する(ステップS704)。同一でない場合は、nの主の視聴動機部分とmの主の視聴動機部分とが同一であるか否かを判断する(ステップS705)。同一でない場合は、mを1計数し(ステップS706)、ステップS703に移行する。同一である場合には、同一部分を主の視聴動機部分とし、従の視聴動機部分をその下に配置して、階層構造化する(ステップS707)。mが最後か否かを判断し(ステップS708)、最後でなければステップS706に移行する。最後であれば、nが最後か否かを判断し(ステップS709)、最後でなければnを一つ計数し(ステップS710)、ステップS702に移行する。最後であれば、処理を終了する。
上述した図5から図7の処理を経ることにより、階層構造化されたユーザの視聴動機を得ることができる。続いて、階層構造化されたユーザの視聴動機に基づき選出されたコンテンツ情報の提示に関し、具体的に説明する。
図8は、GUI制御部216による制御により、GUI生成部217にて表示されるGUIの例を示す図であり、「太郎さん」と「花子さん」の二人のユーザに対するGUI例である。本図で示されるように、ラベル情報記憶部214に記憶されたラベル情報が表示され、選出コンテンツ記憶部212に記憶された選出コンテンツは対応するラベル情報に括られて表示される。これにより、ユーザは、視聴動機別に選出コンテンツを把握することができる。
続いて、図8のようにコンテンツ紹介メニューが表示された後のユーザ操作について説明する。ユーザ「太郎さん」は、まず図8にて図示された、ラベル情報801上のカーソルを上下に移動させることでラベル情報801、802、803の中から所望のラベル情報の括りを選択する。次に、例えば、ラベル情報801を選択したとすれば、図8にて図示されたコンテンツ情報804上のカーソルを上下に移動させることでコンテンツ情報804、805、806の中から視聴したいコンテンツを選択して、決定することでそのコンテンツを視聴する。これにより、選出コンテンツをただ単にリスト表示した場合と比較すると、コンテンツを漠然と探すのではなく、まずラベル情報の括りを選択し、その中から所望のコンテンツを選択するので、ユーザにとっては格段に手間が省ける。
また、図8において、コンテンツ情報804とコンテンツ情報808、コンテンツ情報807とコンテンツ情報809にそれぞれ示されるように、同一コンテンツであってもユーザ「太郎さん」に対するGUIと、ユーザ「花子さん」に対するGUIとでは、異なるラベルの括りの中に表示される。これにより、それぞれのユーザは、自身に対する視聴動機別に選出コンテンツを把握することができる。
続いて図9、図10に、視聴動機抽出部207及び視聴動機解析部209により、随時、視聴動機が再構築される場合におけるGUI表示の変化の例を示す。
図9の上図では、例えば、
[ジャンル:ドラマ]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
[ジャンル:音楽]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報を抽出している場合の表示を示す。その後、ユーザに視聴されたコンテンツが増加するのに伴い、視聴動機が再構築され、他ジャンルにおいても、例えば、
[ジャンル:バラエティ]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
[ジャンル:料理]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報が抽出されたとする。図9の下図は、特定の閾値以上のジャンルにて共通の属性−属性値対が抽出された場合等に、上記視聴動機情報が、
[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報に集約されて再構築された時のGUI変化の例を示す。つまり、視聴されたコンテンツの増加に伴い、視聴動機が再構築された際には、[出演者:鈴木順平]が主の視聴動機部分となり、共有化され、[ジャンル:ドラマ]、[ジャンル:音楽]、[ジャンル:バラエティ]、及び[ジャンル:料理]が従の視聴動機部分となる。
図9にて図示されるように、ラベル情報901、902が更新されて、ラベル情報903となり、ラベル情報903に集約されて表示される。また、ラベル情報903にて示されるように、例えば、同じ視聴動機の括りの中もジャンル別で表示される。
図10の上図では、例えば、
[ジャンル:ドラマ]→[視聴する]
[ジャンル:音楽]→[視聴する]
という視聴動機情報を抽出している場合の表示を示す。その後、ユーザに視聴されたコンテンツが増加するのに伴い、視聴動機が再構築され、上記視聴動機情報にて包含されていた、
[ジャンル:ドラマ]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
[ジャンル:音楽]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報が抽出され、他ジャンルにおいても、例えば、
[ジャンル:バラエティ]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
[ジャンル:料理]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報が抽出されたとする。図10の下図は、特定の閾値以上のジャンルにて共通の属性−属性値対が抽出された場合等に、上記視聴動機情報が、
[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報に集約されて再構築された時のGUI変化の例を示す。
図10にて図示されるように、ラベル情報1001、1002が更新されて、ラベル情報1003、1004、1005となり、新たにラベル情報1005が括り出されて表示される。
以上のように本実施形態によれば、抽出した視聴動機情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に区分し、階層構造化する。よって、表示されたコンテンツ情報は階層化されており、ユーザは所望のコンテンツを簡単に探すことができる。
なお、視聴動機抽出部207により抽出された一の視聴動機情報が複数の属性−属性値対の組合せであった場合に、前記一の視聴動機情報に包含される単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せのうち、視聴動機抽出部207により算出された出現頻度が最も高いものを主の視聴動機部分とし、主の視聴動機部分とされた単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを除く単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを従の視聴動機部分として、それぞれを区分するとしてもよい。
上述した場合における主の視聴動機部分を決定する処理について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mは抽出した視聴動機情報のうち、nにより特定される視聴動機情報以外の一つの視聴動機情報を特定する変数である。Aは全視聴コンテンツのコンテンツ情報におけるmの出現回数であり、Bは全コンテンツのコンテンツ情報におけるmの出願回数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS1101、S1102)。nとmを比較し、nがmを包含しているか否かを判断する(ステップS1103)。包含してない場合は、mを1計数し(ステップS1104)、ステップS1103に移行する。包含している場合は、mをnの主の視聴動機部分の候補として抽出し、主の視聴動機候補リストに追加する(ステップS1105)。抽出したnの主の視聴動機部分が候補リストに既に存在しているか否かを判断する(ステップS1106)。存在していない場合は、新たに候補リストに追加する(ステップS1107)。mが最後か否かを判断し(ステップS1108)、最後でなければステップS1104に移行する。最後であれば、候補リストに存在する主の視聴動機部分の候補のうち、A/Bが最大の候補をnの主の視聴動機部分とする(ステップS1109)。nが最後か否かを判断し(ステップS1110)、最後でなければnを一つ計数し(ステップS1111)、ステップS1102に移行する。最後であれば、処理を終了する。
(第二実施形態)
本実施形態は、長期的な嗜好の抽出に関する実施の形態である。過去の視聴動機情報を蓄積しておき、それを反映することで長期的な嗜好を抽出する。そこで図12に示すように本実施形態のコンテンツ推薦装置100aは、第一実施形態の構成に加え、計時部1201、視聴動機蓄積部1202を含んで構成される。
計時部1201は、日時を計る。
視聴動機蓄積部1202は、過去の視聴動機情報を累積しておき、その情報を視聴動機解析部209に送出する。
また、本実施形態の視聴コンテンツ情報抽出部201aは、ユーザ入力受付部101により受け付けられたユーザ入力に基づいて、放送コンテンツ情報記憶部204からコンテンツのコンテンツ情報を抽出する。また、計時部1201からコンテンツのコンテンツ情報を抽出した日時を受け取り、それらを対応付ける。
本実施形態の視聴コンテンツ情報記憶部202aは、対応付けられた視聴コンテンツ情報抽出部201aにて抽出されたコンテンツのコンテンツ情報と、計時部1201にて計時された日時とを記憶する。
本実施形態の視聴動機解析部209aは、例えば、視聴動機抽出部207により抽出された一の視聴動機情報が複数の属性−属性値対の組合せであった場合に、前記一の視聴動機情報に包含される単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せのうち、視聴コンテンツ情報記憶部202aにより記憶された日時が一定期間内にある視聴コンテンツ情報に最頻出するものを主の視聴動機部分とする。主の視聴動機部分とされた単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを除く単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを従の視聴動機部分として、それぞれを区分する。
<動作>
続いて、視聴動機情報から主の視聴動機部分を決定する処理について、図13に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは期間aにおいて抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mはnにより特定された視聴動機情報を構成する属性−属性値の組合せにおいて、一つの組合せを特定する変数である。lは一つの主の視聴動機部分の候補を特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS1301、S1302)。mを主の視聴動機部分の候補リストに追加し(ステップS1303)、mが最後か否かを判断する(ステップS1304)。最後でなければ、mを1計数し(ステップS1305)、ステップS1303に移行する。最後であれば、lを初期化する(ステップS1306)。視聴コンテンツ情報記憶部202を参照し、期間aよりも長期の期間bにおいて、lの出現頻度を算出する(ステップS1307)。lが最後か否かを判断する(ステップS1308)。最後でなければ、lを1計数し(ステップS1309)、ステップS1307に移行する。最後であれば、候補リストに存在する主の視聴動機部分の候補のうち、期間bにおける出現頻度が最大のものをnの主の視聴動機部分とする(ステップS1310)。nが最後か否かを判断する(ステップS1311)。最後でなければ、nを1計数し(ステップS1312)、ステップS1302に移行する。最後であれば、処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、ユーザの長期にわたる視聴動機情報を反映して、コンテンツを選出することができる。上述したように、視聴動機情報を抽出した期間よりも長期の期間を対象期間として、視聴コンテンツ情報記憶部を参照し、前記視聴動機情報を構成する組合せのうち、最頻出の属性−属性値対の組合せを主の視聴動機部分とする。その結果、表示の際に過去の視聴動機情報に含まれる属性−属性値対の組合せを主の視聴動機部分として固定することができるので、ユーザにとって利用し易い表示を実現することができる。
なお、視聴動機抽出部207により抽出された一の視聴動機情報が複数の属性−属性値対の組合せであった場合に、前記一の視聴動機情報に包含される単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せのうち、その組合せを含む視聴コンテンツ情報における視聴日時が最も古く、かつ、その視聴日時が所定時点より過去を示すものであるとき、その組合せを主の視聴動機部分としても良い。
また、主の視聴動機部分とされた単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを除く単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを従の視聴動機部分としても良い。
上述した場合における主の視聴動機部分を決定する処理について、図14に示すフローチャートを用いて説明する。nは期間aにおいて抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mはnにより特定された視聴動機情報を構成する属性−属性値の組合せにおいて、一の組合せを特定する変数である。lは一つの主の視聴動機部分の候補を特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS1401、S1402)。mを主の視聴動機部分の候補リストに追加し(ステップS1403)、mが最後か否かを判断する(ステップS1404)。最後でなければ、mを1計数し(ステップS1405)、ステップS1403に移行する。最後であれば、lを初期化する(ステップS1406)。視聴コンテンツ情報記憶部202を参照し、lを含む視聴コンテンツのうち、最も古い視聴日時を抽出する(ステップS1407)。lが最後か否かを判断する(ステップS1408)。最後でなければ、lを1計数し(ステップS1409)、ステップS1407に移行する。最後であれば、候補のうち、視聴日時が最古のlが時点bよりも過去か否かを判断する(ステップS1410)。時点bよりも過去であれば、lをnの主の視聴動機部分に決定する(ステップS1411)。時点bよりも過去でない場合は、ステップS1412に移行する。nが最後か否かを判断する(ステップS1412)。最後でなければ、nを1計数し(ステップS1413)、ステップS1402に移行する。最後であれば、処理を終了する。
(第三実施形態)
本実施形態は、放送局から送信されるコンテンツのみならず、ネットワークを介して配信されるコンテンツ等についても、視聴動機情報に基づき選出すべきコンテンツの対象とする実施の形態である。図15は、本実施形態におけるコンテンツ推薦装置100bの内部構成を示す図である。コンテンツ推薦装置100bは、第一実施形態の構成に加え、ネットワーク通信部1501を含んで構成される。
ネットワーク通信部1501は、ネットワークを介して配信されるコンテンツ、コンテンツ情報、コンテンツ最新情報、及びネットワークを介して検索されるWeb情報やWeb最新情報を取得する。
続いて、図16は本実施形態のコンテンツ推薦装置100bの構成を示す機能ブロック図である。コンテンツ推薦装置100bは、第一実施形態の構成に加え、配信コンテンツ情報取得部1601、配信コンテンツ最新情報取得部1602、web情報取得部1603、web最新情報取得部1604、及びweb検索部1605を含んで構成される。また、放送コンテンツ情報記憶部204、放送コンテンツ最新情報記憶部206の代わりに、コンテンツ情報記憶部204b、コンテンツ最新情報記憶部206bを備える。
配信コンテンツ情報取得部1601は、ネットワークを通じて配信されるコンテンツ情報を取得する。
配信コンテンツ最新情報取得部1602は、ネットワークを通じて配信されるコンテンツ最新情報を取得する。
web情報取得部1603は、web情報を取得する。
web最新情報取得部1604は、web最新情報を取得する。
Web検索部1605は、視聴動機情報の解析結果に基づき、Web情報を検索する。
コンテンツ情報記憶部204bは、放送コンテンツ情報取得部203にて取得されたコンテンツ情報と、配信コンテンツ情報取得部1601にて取得されたコンテンツ情報を記憶する。
コンテンツ最新情報記憶部206bは、放送コンテンツ最新情報記憶部205にて取得されたコンテンツ最新情報、配信コンテンツ最新情報取得部1602にて取得されたコンテンツ最新情報、及びweb最新情報取得部1604にて取得されたweb最新情報を記憶する。
本実施形態の視聴動機抽出部207bは、コンテンツ情報記憶部204bにより記憶されたコンテンツ情報と、視聴コンテンツ情報記憶部202により記憶されたコンテンツ情報に基づき、視聴されたコンテンツに対するユーザの視聴動機情報を抽出する。
本実施形態のGUI制御部216bは、GUI管理情報記憶部215に基づき、コンテンツ選出部211にて選出されたコンテンツ、及びWeb検索部1705にて検索されたWeb情報を選出要因となったラベル情報に対応付けて表示するためのGUI制御を行う。
図17は、GUI制御部216bにより制御され、GUI生成部217にて生成されるGUI表示の一例である。ラベル情報1701、1702で示されるように、ラベル情報記憶部214で記憶されたラベル情報が表示され、選出コンテンツ記憶部212により記憶された選出コンテンツ、及びWeb検索部1605により検索されたWeb情報が対応する視聴動機別に括られて表示される。これにより、ユーザは、視聴動機別に選出コンテンツ及びWeb情報を把握することができる。
続いて、図17のように情報紹介メニューが表示された後のユーザ操作について説明する。ユーザは、まず図17にて示されたラベル情報1701上のカーソルを上下に移動させることでラベル情報1701、1702の中から所望のラベル情報の括りを選択する。次に、例えばラベル情報1701を選択したとすれば、図17にて図示されたコンテンツ情報1703上のカーソルを上下に移動させることでコンテンツ情報1703、1704、1705、1706の中から視聴したいコンテンツもしくはWeb情報を選択して、決定することでそのコンテンツもしくはWeb情報を視聴する。
(補足)
以上、本発明に係るコンテンツ推薦装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限られないことは勿論である。
上述において視聴動機情報を解析するアルゴリズムの一例を示したが、コンテンツを視聴するか視聴しないかを判別するのに適した、属性と属性値からなるルールを抽出するものであれば、これ以外のアルゴリズムであってもよい。
上述においてはコンテンツを番組として説明したが、コンテンツを音楽としても適用することが可能である。例えば、属性を書誌情報および音楽特徴量の種類とし、属性値をその名称および値として、音楽の視聴履歴からユーザ毎の視聴動機を抽出し、その視聴動機別に音楽を分類して表示することができる。また、視聴動機情報に基づくラベリング表示や視聴動機情報の再構築も可能である。なお、書誌情報とは、例えば、ジャンルやアーティスト名等であり、音楽特徴量とは、周波数変化度やパワースペクトル、テンポ、ビートおよび音質等があり、これ以外の種類であってもよい。更に、音楽以外のコンテンツにも適用可能である。
第一実施形態において上述した視聴動機抽出部207は、抽出した視聴動機情報に基づき、放送コンテンツ最新情報記憶部206により記憶されたコンテンツ最新情報から特徴キーワードを抽出し、対応する視聴動機を拡張させるとしてもよい。例えば、上記視聴動機情報の例で説明すれば、出演者:大竹伸二とキャッチアップされて売り出されている他俳優や出演者:大竹伸二に関する最新情報等を表すキーワードにより、[出演者:大竹伸二]を[出演者:大竹伸二or上田昇or石井洋平]と拡張する等である。
また、第三実施形態において上述した視聴動機抽出部207bは、抽出した視聴動機情報に基づき、放送コンテンツ最新情報取得部205と配信コンテンツ最新情報取得部1602で取得されたコンテンツ最新情報、及びWeb最新情報取得部1604で取得されたWeb最新情報から特徴キーワードを抽出し、視聴動機情報を拡張するとしてもよい。
また、コンテンツは、複数のコーナに区分されており、送信されるコンテンツ情報は、コーナ情報を含んでいる場合が考えられる。その場合には、視聴コンテンツ情報取得手段は、ユーザが視聴したコーナの識別情報を取得する。視聴コンテンツ情報記憶手段は、取得された視聴コーナ情報を記憶する。視聴動機抽出手段は、コーナ情報と視聴コーナ情報とに基づき、ユーザがコーナを視聴する動機を解析し、コンテンツ選出手段は、解析結果に基づき、放送コンテンツもしくは配信コンテンツの中からコンテンツのコーナを選出するとしても良い。
上記の実施形態では、コンテンツ推薦装置を用いたが、本発明は上記フローチャートで示したステップを含む方法、及び上記フローチャートで示したステップをコンピュータに実行させるプログラムコードを含むプログラム、及びシステムLSI等の集積回路であっても良い。システムLSIは、集積度の違いにより、IC、LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセスで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
更には、半導体技術の進歩又は派生する技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積回路化を行っても良い。例えば、バイオ技術の適応などが可能性としてありうる。
本発明を構成するコンテンツ推薦装置は、製造産業において経営的に、また継続的及び反復的に製造し、販売することができる。特に、視聴コンテンツに対するユーザの視聴動機を捉えることで、視聴可能性の高いコンテンツを選出し、Web情報を検索するための技術として有用である。また、コンテンツに関する最新情報やWeb最新情報を利用することで、話題性の高いコンテンツを選出し、話題性の高いWeb情報を検索するための技術として有用である。
本発明は、EPG(Electronic Program Guide)等のコンテンツ情報を用いた視聴履歴に基づくコンテンツ選出・提示技術に関する。
コンテンツ選出・提示技術とは、ユーザが過去に視聴したコンテンツの分析を行い、将来放送されるコンテンツのうち、分析結果に基づきユーザの嗜好に沿うであろうコンテンツを選出し、そのコンテンツ情報を提示する技術である。
従来、コンテンツの視聴履歴に基づき、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを選出し、そのコンテンツ情報を提示する技術が開示されている。例えば、特許文献1では、コンテンツ情報を文字情報として扱い、視聴履歴に含まれる一のコンテンツのコンテンツ情報からキーワードを抽出し、視聴履歴に含まれる他のコンテンツのコンテンツ情報における抽出したキーワードの出現頻度を計数する。そして、放送予定コンテンツから出現頻度の高いキーワードを含むコンテンツを選出し、そのコンテンツ情報を提示する。
特開平7−135621号公報 国際公開公報WO2005/048587
しかしながら、従来の方法では、上述したようにユーザの嗜好に沿ったコンテンツ情報の選出処理は、出現頻度の高いキーワードを含むコンテンツ情報をただ選出するという平面的な処理である。したがって、選出されたコンテンツ情報は単にリスト表示されるだけであり、その際例えば、選出されたコンテンツが100件以上に上り、リスト表示が数ページにも及ぶ場合には、ユーザにとって所望のコンテンツを探す操作が煩雑になる。そのため、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツ情報を選出し、提示する機能があまりユーザに利用されていないという実情がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、視聴履歴に基づき選出されたコンテンツが膨大な数になる場合であっても、選出結果から所望のコンテンツを選択する際に、ユーザが利用し易い表示を実現するコンテンツ推薦装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザが既に視聴した複数コンテンツのそれぞれに対して、ユーザの嗜好解析を行い、コンテンツが有する属性の実体の組合せである視聴動機情報を生成する嗜好解析手段と、視聴動機情報のうち、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分を決定し、主の視聴動機部分が共通の視聴動機情報をグループ化する動機分析手段と、主の視聴動機部分、及び従の視聴動機部分の組合せを属性の実体として有するコンテンツを、ユーザが未だ視聴していないコンテンツの中から選択する選択手段と、選択されたコンテンツのコンテンツ情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けてユーザに提示する提示手段とを含むコンテンツ推薦装置である。
本発明は、上記の構成を備えることにより、提示されるコンテンツ情報は、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けられているので、ユーザは視聴動機別に簡単にコンテンツ情報を把握することができる。ユーザは所望のコンテンツを探す時間を格段に短縮できるので、上記機能の利用を促進することができる。
ここで、前記視聴動機情報とは、コンテンツが有する属性の実体の組合せのうち、前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現頻度が、所定の閾値以上となる属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、例えば、前記視聴動機情報を、前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現回数が所定の閾値以上となる属性の実体の組合せとすると、ユーザの視聴動機を捉えることできる。さらに、前記視聴動機情報を、コンテンツが有する属性の実体の組合せのうち、全コンテンツのコンテンツ情報における出現回数に占める前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現回数が、所定の閾値以上となる属性の実体の組合せとすると、視聴動機情報として抽出される属性の実体の組合せは、視聴コンテンツのコンテンツ情報における出現回数だけでは判断されず、全コンテンツのコンテンツ情報に占める割合として判断されるので、より的確にユーザの視聴動機を捉えることができる。
ここで、前記主の視聴動機部分とは、前記視聴動機情報に包含される属性の実体の組合せのうち、前記嗜好解析手段により生成された他の視聴動機情報に最も高頻度で包含される属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、抽出した視聴動機情報のうち、特にユーザがコンテンツを視聴する際の動機となった属性の実体の組合せを特定することができる。
ここで、前記主の視聴動機部分とは、前記視聴動機情報に包含される属性の実体の組合せのうち、前記出現頻度が最も高い属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、抽出した視聴動機情報のうち、特にユーザがコンテンツを視聴する際の動機となった属性の実体の組合せを特定することができる。
ここで、前記コンテンツ推薦装置は、更に、時刻を計時する計時手段を含み、
前記ユーザが既に視聴した複数コンテンツは、視聴した日時と対応付けられており、前記視聴動機情報とは、コンテンツが有する属性の実体の組合せのうち、所定期間内において、全コンテンツのコンテンツ情報における出現回数に占める前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現回数が、所定の閾値以上となる属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、所定期間内における視聴動機情報を抽出するので、局所的な視聴動機を捉えることができる。
ここで、前記主の視聴動機部分とは、前記所定期間内における視聴動機情報のうち、その期間よりも長期の期間に視聴されたコンテンツのコンテンツ情報に最も多く含まれる属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、視聴動機情報を抽出する対象となる所定期間内よりも長期の期間に最頻出する属性の実体の組合せを主の視聴動機部分とするので、長期にわたる嗜好を反映することができる。
ここで、前記主の視聴動機部分とは、前記所定期間内における視聴動機情報のうち、前記視聴した日時が最も古いコンテンツのコンテンツ情報に含まれる属性の実体の組合せであり、かつ、前記視聴した日時が、所定時点よりも過去であるものであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分とされた単一の属性の実体もしくは複数の属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せであるとしても良い。
これにより、前記所定期間内における視聴動機情報のうち、視聴した日時が最も古いコンテンツのコンテンツ情報に含まれる属性の実体の組合せであり、かつ、前記視聴した日時が、所定時点よりも過去であるものを主の視聴動機部分とするので、過去の視聴動機情報を反映することができる。
ここで、前記グループ化とは、共通の主の視聴動機部分を有する視聴動機情報は主の視聴動機部分を共有化し、もしくは、一の視聴動機情報の主の視聴動機部分が他の視聴動機情報と共通ならば共通部分を共有化し、従の視聴動機部分を共有化された主の視聴動機部分の下位に配置することにより、主の視聴動機部分と従の視聴動機部分とを階層構造化することであり、前記提示手段は、前記コンテンツ情報を階層構造化された主の視聴動機部分と従の視聴動機部分とに対応付けて提示するとしても良い。
これにより、主の視聴動機部分が共有化されるので、コンテンツを選択する際に、重複してコンテンツを選択することを防止することができる。また、従の視聴動機部分を主の視聴動機部分の下位に配置するので、主の視聴動機部分と従の視聴動機部分を階層構造化することができる。よって、提示されるコンテンツ情報は階層化されるので、ユーザが利用し易い表示を実現することができる。
ここで、前記嗜好解析手段は、生成した視聴動機情報に基づき、コンテンツに重畳された最新情報、もしくは広告情報から特徴キーワードを抽出するキーワード抽出手段を含み、前記選択手段は、抽出されたキーワードにて拡張された視聴動機情報に基づきコンテンツを選出するとしても良い。
これにより、拡張された視聴動機情報に基づきコンテンツを選出し、ユーザに提示することができる。
ここで、前記コンテンツ推薦装置は、更に、前記嗜好解析手段により生成された視聴動機情報に基づき、ネットワークを介して情報を検索する情報検索手段を含み、前記選択されたコンテンツは、前記情報検索手段により検索された情報を含むとしても良い。
これにより、Web情報についても視聴動機情報に基づいて選出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第一実施形態)
図1は、コンテンツ推薦装置100の内部構成を示す図である。図1に示すようにコンテンツ推薦装置100は、ユーザ入力受付部101、チューナ102、CPU103、ROM104、RAM105、及びデコーダ106を含んで構成される。
ユーザ入力受付部101は、ユーザからの入力を受け付ける。例えば、ユーザより視聴するコンテンツの選択を受け付ける。
チューナ102は、放送波を受信し、受信した放送波よりコンテンツ、コンテンツ情報、及びコンテンツに関連する最新情報(以下、「コンテンツ最新情報」という)を取得する。
ROM104は、コンテンツ推薦装置100における様々な処理を実現するための制御プログラムを格納している。
RAM105は、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを選出する処理等に用いられる各種情報を格納するメモリである。
CPU103、ROM104、RAM105はコンピュータシステム107を構成しており、ROM104に格納されたプログラムがCPU103に読み込まれプログラムとハードウェア資源とが協働することにより機能を達成する。
デコーダ106は、コンテンツのAVデコード、コンテンツ選出結果を表示するためのGUIの生成等を行う。
続いて図2は、コンテンツ推薦装置100の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すようにコンテンツ推薦装置100は、ユーザ入力受付部101、視聴コンテンツ情報抽出部201、視聴コンテンツ情報記憶部202、放送コンテンツ情報取得部203、放送コンテンツ情報記憶部204、放送コンテンツ最新情報取得部205、放送コンテンツ最新情報記憶部206、視聴動機抽出部207、視聴動機記憶部208、視聴動機解析部209、視聴動機解析結果記憶部210、コンテンツ選出部211、選出コンテンツ記憶部212、ラベル情報生成部213、ラベル情報記憶部214、GUI管理情報記憶部215、GUI制御部216、及びGUI生成部217を含んで構成される。
視聴コンテンツ情報抽出部201は、ユーザ入力受付部101により受け付けられたユーザ入力に基づいて、放送コンテンツ情報記憶部204からコンテンツのコンテンツ情報を抽出する。
視聴コンテンツ情報記憶部202は、視聴コンテンツ情報抽出部201にて抽出されたコンテンツのコンテンツ情報を記憶する。
放送コンテンツ情報取得部203は、放送局より送信されるコンテンツ情報を取得する。図3は、コンテンツが番組の場合におけるEPGの一例を示す図である。EPGは、本図で示すように識別情報301、放送日時302、放送局303、タイトル304、内容305、ジャンル306、及び出演者307という属性から構成される。各属性に対する実体(以下、「属性値」という)は、図3における対応する属性における枠内の文字列であり、放送日時202、内容205という属性に関しては、図3における対応する属性における枠内の値をカテゴライズないしは要約した結果である。例えば、「放送局」属性に関しては、「XYZテレビ」等が属性値であり、「ジャンル」属性に関しては、「ドラマ」等が属性値である。また、「放送時間」属性に関しては、カテゴライズないしは要約した結果である「夕方」、「月曜ゴールデンタイム」、「夏期朝方」等が属性値であり、「内容」属性に関しては、辞書等を用いてカテゴライズないしは要約した結果である「恋愛」、「古代史」、「ビジネス」等が属性値である。
放送コンテンツ情報記憶部204は、放送コンテンツ情報取得部203にて取得されたコンテンツ情報を記憶する。
放送コンテンツ最新情報取得部205は、放送局より送信されるコンテンツ最新情報を取得する。
放送コンテンツ最新情報記憶部206は、放送コンテンツ最新情報取得部205にて取得されたコンテンツ最新情報を記憶する。
視聴動機抽出部207は、放送コンテンツ情報記憶部204により記憶されたコンテンツ情報と、視聴コンテンツ情報記憶部202により記憶されたコンテンツ情報に基づき、視聴されたコンテンツに対するユーザの視聴動機情報を抽出する。
例えば、視聴動機抽出部207により抽出される視聴動機情報とは、放送コンテンツ情報記憶部204により記憶されたコンテンツ情報と、視聴コンテンツ情報記憶部202により記憶されたコンテンツ情報とに基づいて抽出される、コンテンツを視聴するか否かを判別するのに適した、単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せである。ここで属性−属性値対とは、属性と、その属性に対応する属性値を対として表現するものである。
例えば、
[放送局:XYZテレビ]
[ジャンル:ドラマ]∧[出演者:大竹伸二]
[放送局:XYZテレビ]∧[ジャンル:ニュース]∧[内容:経済]
といったものである。ここで、[内容:経済]は、「内容」属性の属性値に「経済」キーワードが含まれるという意味、もしくは、「内容」属性の属性値に含まれる複数のキーワードから解析した内容が「経済」であるという意味である。
視聴動機情報は、コンテンツを視聴するか否かを判別する判別精度の高いものがピックアップされる。例えば、視聴したコンテンツのコンテンツ情報には出現していて、視聴していないコンテンツのコンテンツ情報には出現していない単一の属性−属性値対、もしくは複数の属性−属性値対の組合せである。また、視聴したコンテンツのコンテンツ情報には高頻度で出現していて、視聴していないコンテンツのコンテンツ情報には低頻度でしか出現していない単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せでも良い。なお、視聴動機情報を抽出するアルゴリズムは後述する。
視聴動機記憶部208は、視聴動機抽出部207にて抽出された視聴動機情報を記憶する。
視聴動機解析部209は、視聴動機情報を主の視聴動機部分と従の視聴動機部分に区分する。また、共通の主の視聴動機部分を有する視聴動機情報は主の視聴動機部分を共有化し、もしくは、ある視聴動機情報の主の視聴動機部分が他の視聴動機情報と共通ならば共通部分を共有化する。そして、主の視聴動機部分の下位に従の視聴動機部分を配置することにより、主の視聴動機部分と従の視聴動機部分を階層構造化する。
例えば、視聴動機抽出部207により抽出された一の視聴動機情報が複数の属性−属性値対の組合せであった場合に、前記一の視聴動機情報に包含される単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せのうち、視聴動機抽出部207により抽出された他の視聴動機情報に最も高頻度に出現するものを主の視聴動機部分とする。主の視聴動機部分とされた単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを除く単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを従の視聴動機部分として、それぞれを区分する。
視聴動機抽出部207による視聴動機情報の抽出、及び視聴動機解析部209による抽出した視聴動機情報の区分処理、階層構造化処理は随時行われるとしても良いし、定期的に行われるとしても良いし、ユーザ入力により指定されたときに行うとしても良い。
視聴動機解析結果記憶部210は、視聴動機解析部209にて解析された視聴動機情報の解析結果を記憶する。
コンテンツ選出部211は、例えば放送予定コンテンツ等、ユーザがまだ視聴していない放送コンテンツの中から、視聴動機解析結果記憶部210により記憶された視聴動機解析結果に基づき、ユーザの嗜好に沿ったコンテンツを選出する。
選出コンテンツ記憶部212は、コンテンツ選出部211にて選出されたコンテンツのコンテンツ情報を選出要因となった主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けて記憶する。
ラベル情報生成部213は、視聴動機解析結果記憶部210に記憶された視聴動機解析結果に基づいて、視聴動機別に選出コンテンツを括るためのラベル情報を生成する。
例えば、視聴動機情報[ジャンル:ドラマ]∧[出演者:大竹伸二]からラベル情報「[大竹伸二]出演のドラマ番組」を生成する等である。
ラベル情報記憶部214は、ラベル情報生成部213にて生成されたラベル情報を生成要因となった主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けて記憶する。
GUI管理情報記憶部215は、GUIを生成するための管理情報を記憶する。
GUI制御部216は、GUI管理情報記憶部215に記憶されている管理情報に基づき、コンテンツ選出部211にて選出されたコンテンツを、ラベル情報生成部213により生成されたラベル情報に対応付けて表示させるためのGUI制御を行う。
GUI生成部217は、GUI制御部216より制御され、GUI表示を行う。
<動作>
続いて、コンテンツ推薦装置100の動作について図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4は、視聴動機情報を抽出し、抽出した視聴動機情報を解析して、解析結果に基づきコンテンツを選出し、選出したコンテンツを表示するまでの全体フローを示す図である。
まず、視聴動機抽出部207は、放送コンテンツ情報記憶部204により記憶されたコンテンツ情報と、視聴コンテンツ情報記憶部202により記憶された視聴コンテンツ情報とに基づき、視聴コンテンツの視聴動機情報を抽出する(ステップS401)。具体的な処理内容については、図5にて後述する。視聴動機情報を抽出した後、視聴動機解析部209は、抽出された視聴動機情報を主の視聴動機部分と従の視聴動機部分に区分する(ステップS402)。具体的な処理内容については、図6にて後述する。視聴動機情報を主の視聴動機部分と従の視聴動機部分に区分した後、それらを階層構造化する。(ステップS403)。具体的な処理内容については、図7にて後述する。続いて、ラベル情報生成部213は、ステップS401〜ステップS403までの処理に基づいて、視聴動機別に選出コンテンツを括るためのラベル情報を生成する(ステップS404)。コンテンツ選出部211は、ステップS401〜ステップS403までの処理に基づいて、例えば放送予定コンテンツ等、ユーザがまだ視聴していない放送コンテンツの中から、コンテンツを選出する(ステップS405)。GUI制御部216は、GUI生成部217に視聴動機別に生成されたラベル情報を表示させる(ステップS406)。GUI制御部216は、GUI管理情報記憶部215に基づき、コンテンツ選出部211にて選出されたコンテンツを、選出要因となった主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けて表示するためのGUI制御を行い、GUI生成部217によりGUI表示情報が表示される(ステップS407)。
続いて、ステップS401における視聴動機情報を抽出する処理について図5に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは一つの視聴済みコンテンツのコンテンツ情報を特定する変数である。mは特定された前記コンテンツ情報において、一つの属性−属性値対の組合せを特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS501、S502)。続いて、全視聴コンテンツのコンテンツ情報におけるmの出現回数Aを算出し(ステップS503)、全コンテンツのコンテンツ情報におけるmの出願回数Bを算出する(ステップS504)。そして、A/Bが所定の閾値以上か否かを判断し(ステップS505)、閾値以上の場合は、mを視聴動機情報として抽出する(ステップS506)。閾値未満の場合は、ステップS507に移行する。mが最後か否かを判断し(ステップS507)、最後でなければmを一つ計数し(ステップS508)、ステップS503に移行する。最後であれば、nが最後か否かを判断し(ステップS509)、最後でなければnを一つ計数し(ステップS510)、ステップS502に移行する。最後であれば、処理を終了する。
続いて、ステップS402における視聴動機情報から主の視聴動機部分を決定する処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mは抽出した視聴動機情報のうち、nにより特定される視聴動機情報以外の一つの視聴動機情報を特定する変数である。iは一つの主の視聴動機部分における他の視聴動機情報に対する被包含率を特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS601、S602)。nとmを比較し、共通する属性−属性値対が存在するか否かを判断する(ステップS603)。共通する属性−属性値対が存在しない場合は、mを一つ計数し(ステップS604)、ステップS603に移行する。共通する属性−属性値対が存在する場合は、共通する属性−属性値対をnの主の視聴動機部分の候補として抽出する(ステップS605)。続いて、抽出したnの主の視聴動機部分が候補リストに既に存在しているか否かを判断し(ステップS606)、存在している場合は、iを1だけ計数する(ステップS607)。存在していない場合は、新たに候補リストに追加し、iを1とする(ステップS608)。mが最後か否かを判断し(ステップS609)、最後でなければステップS604に移行する。最後であれば、候補リストに存在する主の視聴動機部分の候補のうち、iが最大の候補をnの主の視聴動機部分とする(ステップS610)。nが最後か否かを判断し(ステップS611)、最後でなければnを一つ計数し(ステップS612)、ステップS602に移行する。最後であれば、処理を終了する。
続いて、ステップS403における階層構造化する処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mは抽出した視聴動機情報のうち、nにより特定される視聴動機情報以外の一つの視聴動機情報を特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS701、S702)。nとmを比較し、mがnの主の視聴動機部分と同一であるか否かを判断する(ステップS703)。同一である場合は、mを主の視聴動機部分とし、従の視聴動機部分をその下に配置して、階層構造化する(ステップS704)。同一でない場合は、nの主の視聴動機部分とmの主の視聴動機部分とが同一であるか否かを判断する(ステップS705)。同一でない場合は、mを1計数し(ステップS706)、ステップS703に移行する。同一である場合には、同一部分を主の視聴動機部分とし、従の視聴動機部分をその下に配置して、階層構造化する(ステップS707)。mが最後か否かを判断し(ステップS708)、最後でなければステップS706に移行する。最後であれば、nが最後か否かを判断し(ステップS709)、最後でなければnを一つ計数し(ステップS710)、ステップS702に移行する。最後であれば、処理を終了する。
上述した図5から図7の処理を経ることにより、階層構造化されたユーザの視聴動機を得ることができる。続いて、階層構造化されたユーザの視聴動機に基づき選出されたコンテンツ情報の提示に関し、具体的に説明する。
図8は、GUI制御部216による制御により、GUI生成部217にて表示されるGUIの例を示す図であり、「太郎さん」と「花子さん」の二人のユーザに対するGUI例である。本図で示されるように、ラベル情報記憶部214に記憶されたラベル情報が表示され、選出コンテンツ記憶部212に記憶された選出コンテンツは対応するラベル情報に括られて表示される。これにより、ユーザは、視聴動機別に選出コンテンツを把握することができる。
続いて、図8のようにコンテンツ紹介メニューが表示された後のユーザ操作について説明する。ユーザ「太郎さん」は、まず図8にて図示された、ラベル情報801上のカーソルを上下に移動させることでラベル情報801、802、803の中から所望のラベル情報の括りを選択する。次に、例えば、ラベル情報801を選択したとすれば、図8にて図示されたコンテンツ情報804上のカーソルを上下に移動させることでコンテンツ情報804、805、806の中から視聴したいコンテンツを選択して、決定することでそのコンテンツを視聴する。これにより、選出コンテンツをただ単にリスト表示した場合と比較すると、コンテンツを漠然と探すのではなく、まずラベル情報の括りを選択し、その中から所望のコンテンツを選択するので、ユーザにとっては格段に手間が省ける。
また、図8において、コンテンツ情報804とコンテンツ情報808、コンテンツ情報807とコンテンツ情報809にそれぞれ示されるように、同一コンテンツであってもユーザ「太郎さん」に対するGUIと、ユーザ「花子さん」に対するGUIとでは、異なるラベルの括りの中に表示される。これにより、それぞれのユーザは、自身に対する視聴動機別に選出コンテンツを把握することができる。
続いて図9、図10に、視聴動機抽出部207及び視聴動機解析部209により、随時、視聴動機が再構築される場合におけるGUI表示の変化の例を示す。
図9の上図では、例えば、
[ジャンル:ドラマ]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
[ジャンル:音楽]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報を抽出している場合の表示を示す。その後、ユーザに視聴されたコンテンツが増加するのに伴い、視聴動機が再構築され、他ジャンルにおいても、例えば、
[ジャンル:バラエティ]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
[ジャンル:料理]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報が抽出されたとする。図9の下図は、特定の閾値以上のジャンルにて共通の属性−属性値対が抽出された場合等に、上記視聴動機情報が、
[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報に集約されて再構築された時のGUI変化の例を示す。つまり、視聴されたコンテンツの増加に伴い、視聴動機が再構築された際には、[出演者:鈴木順平]が主の視聴動機部分となり、共有化され、[ジャンル:ドラマ]、[ジャンル:音楽]、[ジャンル:バラエティ]、及び[ジャンル:料理]が従の視聴動機部分となる。
図9にて図示されるように、ラベル情報901、902が更新されて、ラベル情報903となり、ラベル情報903に集約されて表示される。また、ラベル情報903にて示されるように、例えば、同じ視聴動機の括りの中もジャンル別で表示される。
図10の上図では、例えば、
[ジャンル:ドラマ]→[視聴する]
[ジャンル:音楽]→[視聴する]
という視聴動機情報を抽出している場合の表示を示す。その後、ユーザに視聴されたコンテンツが増加するのに伴い、視聴動機が再構築され、上記視聴動機情報にて包含されていた、
[ジャンル:ドラマ]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
[ジャンル:音楽]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報が抽出され、他ジャンルにおいても、例えば、
[ジャンル:バラエティ]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
[ジャンル:料理]∧[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報が抽出されたとする。図10の下図は、特定の閾値以上のジャンルにて共通の属性−属性値対が抽出された場合等に、上記視聴動機情報が、
[出演者:鈴木順平]→[視聴する]
という視聴動機情報に集約されて再構築された時のGUI変化の例を示す。
図10にて図示されるように、ラベル情報1001、1002が更新されて、ラベル情報1003、1004、1005となり、新たにラベル情報1005が括り出されて表示される。
以上のように本実施形態によれば、抽出した視聴動機情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に区分し、階層構造化する。よって、表示されたコンテンツ情報は階層化されており、ユーザは所望のコンテンツを簡単に探すことができる。
なお、視聴動機抽出部207により抽出された一の視聴動機情報が複数の属性−属性値対の組合せであった場合に、前記一の視聴動機情報に包含される単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せのうち、視聴動機抽出部207により算出された出現頻度が最も高いものを主の視聴動機部分とし、主の視聴動機部分とされた単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを除く単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを従の視聴動機部分として、それぞれを区分するとしてもよい。
上述した場合における主の視聴動機部分を決定する処理について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mは抽出した視聴動機情報のうち、nにより特定される視聴動機情報以外の一つの視聴動機情報を特定する変数である。Aは全視聴コンテンツのコンテンツ情報におけるmの出現回数であり、Bは全コンテンツのコンテンツ情報におけるmの出願回数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS1101、S1102)。nとmを比較し、nがmを包含しているか否かを判断する(ステップS1103)。包含してない場合は、mを1計数し(ステップS1104)、ステップS1103に移行する。包含している場合は、mをnの主の視聴動機部分の候補として抽出し、主の視聴動機候補リストに追加する(ステップS1105)。抽出したnの主の視聴動機部分が候補リストに既に存在しているか否かを判断する(ステップS1106)。存在していない場合は、新たに候補リストに追加する(ステップS1107)。mが最後か否かを判断し(ステップS1108)、最後でなければステップS1104に移行する。最後であれば、候補リストに存在する主の視聴動機部分の候補のうち、A/Bが最大の候補をnの主の視聴動機部分とする(ステップS1109)。nが最後か否かを判断し(ステップS1110)、最後でなければnを一つ計数し(ステップS1111)、ステップS1102に移行する。最後であれば、処理を終了する。
(第二実施形態)
本実施形態は、長期的な嗜好の抽出に関する実施の形態である。過去の視聴動機情報を蓄積しておき、それを反映することで長期的な嗜好を抽出する。そこで図12に示すように本実施形態のコンテンツ推薦装置100aは、第一実施形態の構成に加え、計時部1201、視聴動機蓄積部1202を含んで構成される。
計時部1201は、日時を計る。
視聴動機蓄積部1202は、過去の視聴動機情報を累積しておき、その情報を視聴動機解析部209に送出する。
また、本実施形態の視聴コンテンツ情報抽出部201aは、ユーザ入力受付部101により受け付けられたユーザ入力に基づいて、放送コンテンツ情報記憶部204からコンテンツのコンテンツ情報を抽出する。また、計時部1201からコンテンツのコンテンツ情報を抽出した日時を受け取り、それらを対応付ける。
本実施形態の視聴コンテンツ情報記憶部202aは、対応付けられた視聴コンテンツ情報抽出部201aにて抽出されたコンテンツのコンテンツ情報と、計時部1201にて計時された日時とを記憶する。
本実施形態の視聴動機解析部209aは、例えば、視聴動機抽出部207により抽出された一の視聴動機情報が複数の属性−属性値対の組合せであった場合に、前記一の視聴動機情報に包含される単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せのうち、視聴コンテンツ情報記憶部202aにより記憶された日時が一定期間内にある視聴コンテンツ情報に最頻出するものを主の視聴動機部分とする。主の視聴動機部分とされた単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを除く単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを従の視聴動機部分として、それぞれを区分する。
<動作>
続いて、視聴動機情報から主の視聴動機部分を決定する処理について、図13に示すフローチャートを用いて説明する。本フローチャートにおいて、nは期間aにおいて抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mはnにより特定された視聴動機情報を構成する属性−属性値の組合せにおいて、一つの組合せを特定する変数である。lは一つの主の視聴動機部分の候補を特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS1301、S1302)。mを主の視聴動機部分の候補リストに追加し(ステップS1303)、mが最後か否かを判断する(ステップS1304)。最後でなければ、mを1計数し(ステップS1305)、ステップS1303に移行する。最後であれば、lを初期化する(ステップS1306)。視聴コンテンツ情報記憶部202を参照し、期間aよりも長期の期間bにおいて、lの出現頻度を算出する(ステップS1307)。lが最後か否かを判断する(ステップS1308)。最後でなければ、lを1計数し(ステップS1309)、ステップS1307に移行する。最後であれば、候補リストに存在する主の視聴動機部分の候補のうち、期間bにおける出現頻度が最大のものをnの主の視聴動機部分とする(ステップS1310)。nが最後か否かを判断する(ステップS1311)。最後でなければ、nを1計数し(ステップS1312)、ステップS1302に移行する。最後であれば、処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、ユーザの長期にわたる視聴動機情報を反映して、コンテンツを選出することができる。上述したように、視聴動機情報を抽出した期間よりも長期の期間を対象期間として、視聴コンテンツ情報記憶部を参照し、前記視聴動機情報を構成する組合せのうち、最頻出の属性−属性値対の組合せを主の視聴動機部分とする。その結果、表示の際に過去の視聴動機情報に含まれる属性−属性値対の組合せを主の視聴動機部分として固定することができるので、ユーザにとって利用し易い表示を実現することができる。
なお、視聴動機抽出部207により抽出された一の視聴動機情報が複数の属性−属性値対の組合せであった場合に、前記一の視聴動機情報に包含される単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せのうち、その組合せを含む視聴コンテンツ情報における視聴日時が最も古く、かつ、その視聴日時が所定時点より過去を示すものであるとき、その組合せを主の視聴動機部分としても良い。
また、主の視聴動機部分とされた単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを除く単一の属性−属性値対もしくは複数の属性−属性値対の組合せを従の視聴動機部分としても良い。
上述した場合における主の視聴動機部分を決定する処理について、図14に示すフローチャートを用いて説明する。nは期間aにおいて抽出した視聴動機情報のうち、一つの視聴動機情報を特定する変数である。mはnにより特定された視聴動機情報を構成する属性−属性値の組合せにおいて、一の組合せを特定する変数である。lは一つの主の視聴動機部分の候補を特定する変数である。まず、n及びmを初期化する(ステップS1401、S1402)。mを主の視聴動機部分の候補リストに追加し(ステップS1403)、mが最後か否かを判断する(ステップS1404)。最後でなければ、mを1計数し(ステップS1405)、ステップS1403に移行する。最後であれば、lを初期化する(ステップS1406)。視聴コンテンツ情報記憶部202を参照し、lを含む視聴コンテンツのうち、最も古い視聴日時を抽出する(ステップS1407)。lが最後か否かを判断する(ステップS1408)。最後でなければ、lを1計数し(ステップS1409)、ステップS1407に移行する。最後であれば、候補のうち、視聴日時が最古のlが時点bよりも過去か否かを判断する(ステップS1410)。時点bよりも過去であれば、lをnの主の視聴動機部分に決定する(ステップS1411)。時点bよりも過去でない場合は、ステップS1412に移行する。nが最後か否かを判断する(ステップS1412)。最後でなければ、nを1計数し(ステップS1413)、ステップS1402に移行する。最後であれば、処理を終了する。
(第三実施形態)
本実施形態は、放送局から送信されるコンテンツのみならず、ネットワークを介して配信されるコンテンツ等についても、視聴動機情報に基づき選出すべきコンテンツの対象とする実施の形態である。図15は、本実施形態におけるコンテンツ推薦装置100bの内部構成を示す図である。コンテンツ推薦装置100bは、第一実施形態の構成に加え、ネットワーク通信部1501を含んで構成される。
ネットワーク通信部1501は、ネットワークを介して配信されるコンテンツ、コンテンツ情報、コンテンツ最新情報、及びネットワークを介して検索されるWeb情報やWeb最新情報を取得する。
続いて、図16は本実施形態のコンテンツ推薦装置100bの構成を示す機能ブロック図である。コンテンツ推薦装置100bは、第一実施形態の構成に加え、配信コンテンツ情報取得部1601、配信コンテンツ最新情報取得部1602、web情報取得部1603、web最新情報取得部1604、及びweb検索部1605を含んで構成される。また、放送コンテンツ情報記憶部204、放送コンテンツ最新情報記憶部206の代わりに、コンテンツ情報記憶部204b、コンテンツ最新情報記憶部206bを備える。
配信コンテンツ情報取得部1601は、ネットワークを通じて配信されるコンテンツ情報を取得する。
配信コンテンツ最新情報取得部1602は、ネットワークを通じて配信されるコンテンツ最新情報を取得する。
web情報取得部1603は、web情報を取得する。
web最新情報取得部1604は、web最新情報を取得する。
Web検索部1605は、視聴動機情報の解析結果に基づき、Web情報を検索する。
コンテンツ情報記憶部204bは、放送コンテンツ情報取得部203にて取得されたコンテンツ情報と、配信コンテンツ情報取得部1601にて取得されたコンテンツ情報を記憶する。
コンテンツ最新情報記憶部206bは、放送コンテンツ最新情報記憶部205にて取得されたコンテンツ最新情報、配信コンテンツ最新情報取得部1602にて取得されたコンテンツ最新情報、及びweb最新情報取得部1604にて取得されたweb最新情報を記憶する。
本実施形態の視聴動機抽出部207bは、コンテンツ情報記憶部204bにより記憶されたコンテンツ情報と、視聴コンテンツ情報記憶部202により記憶されたコンテンツ情報に基づき、視聴されたコンテンツに対するユーザの視聴動機情報を抽出する。
本実施形態のGUI制御部216bは、GUI管理情報記憶部215に基づき、コンテンツ選出部211にて選出されたコンテンツ、及びWeb検索部1705にて検索されたWeb情報を選出要因となったラベル情報に対応付けて表示するためのGUI制御を行う。
図17は、GUI制御部216bにより制御され、GUI生成部217にて生成されるGUI表示の一例である。ラベル情報1701、1702で示されるように、ラベル情報記憶部214で記憶されたラベル情報が表示され、選出コンテンツ記憶部212により記憶された選出コンテンツ、及びWeb検索部1605により検索されたWeb情報が対応する視聴動機別に括られて表示される。これにより、ユーザは、視聴動機別に選出コンテンツ及びWeb情報を把握することができる。
続いて、図17のように情報紹介メニューが表示された後のユーザ操作について説明する。ユーザは、まず図17にて示されたラベル情報1701上のカーソルを上下に移動させることでラベル情報1701、1702の中から所望のラベル情報の括りを選択する。次に、例えばラベル情報1701を選択したとすれば、図17にて図示されたコンテンツ情報1703上のカーソルを上下に移動させることでコンテンツ情報1703、1704、1705、1706の中から視聴したいコンテンツもしくはWeb情報を選択して、決定することでそのコンテンツもしくはWeb情報を視聴する。
(補足)
以上、本発明に係るコンテンツ推薦装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限られないことは勿論である。
上述において視聴動機情報を解析するアルゴリズムの一例を示したが、コンテンツを視聴するか視聴しないかを判別するのに適した、属性と属性値からなるルールを抽出するものであれば、これ以外のアルゴリズムであってもよい。
上述においてはコンテンツを番組として説明したが、コンテンツを音楽としても適用することが可能である。例えば、属性を書誌情報および音楽特徴量の種類とし、属性値をその名称および値として、音楽の視聴履歴からユーザ毎の視聴動機を抽出し、その視聴動機別に音楽を分類して表示することができる。また、視聴動機情報に基づくラベリング表示や視聴動機情報の再構築も可能である。なお、書誌情報とは、例えば、ジャンルやアーティスト名等であり、音楽特徴量とは、周波数変化度やパワースペクトル、テンポ、ビートおよび音質等があり、これ以外の種類であってもよい。更に、音楽以外のコンテンツにも適用可能である。
第一実施形態において上述した視聴動機抽出部207は、抽出した視聴動機情報に基づき、放送コンテンツ最新情報記憶部206により記憶されたコンテンツ最新情報から特徴キーワードを抽出し、対応する視聴動機を拡張させるとしてもよい。例えば、上記視聴動機情報の例で説明すれば、出演者:大竹伸二とキャッチアップされて売り出されている他俳優や出演者:大竹伸二に関する最新情報等を表すキーワードにより、[出演者:大竹伸二]を[出演者:大竹伸二or上田昇or石井洋平]と拡張する等である。
また、第三実施形態において上述した視聴動機抽出部207bは、抽出した視聴動機情報に基づき、放送コンテンツ最新情報取得部205と配信コンテンツ最新情報取得部1602で取得されたコンテンツ最新情報、及びWeb最新情報取得部1604で取得されたWeb最新情報から特徴キーワードを抽出し、視聴動機情報を拡張するとしてもよい。
また、コンテンツは、複数のコーナに区分されており、送信されるコンテンツ情報は、コーナ情報を含んでいる場合が考えられる。その場合には、視聴コンテンツ情報取得手段は、ユーザが視聴したコーナの識別情報を取得する。視聴コンテンツ情報記憶手段は、取得された視聴コーナ情報を記憶する。視聴動機抽出手段は、コーナ情報と視聴コーナ情報とに基づき、ユーザがコーナを視聴する動機を解析し、コンテンツ選出手段は、解析結果に基づき、放送コンテンツもしくは配信コンテンツの中からコンテンツのコーナを選出するとしても良い。
上記の実施形態では、コンテンツ推薦装置を用いたが、本発明は上記フローチャートで示したステップを含む方法、及び上記フローチャートで示したステップをコンピュータに実行させるプログラムコードを含むプログラム、及びシステムLSI等の集積回路であっても良い。システムLSIは、集積度の違いにより、IC、LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
更には、半導体技術の進歩又は派生する技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積回路化を行っても良い。例えば、バイオ技術の適用などが可能性としてありうる。
本発明を構成するコンテンツ推薦装置は、製造産業において経営的に、また継続的及び反復的に製造し、販売することができる。特に、視聴コンテンツに対するユーザの視聴動機を捉えることで、視聴可能性の高いコンテンツを選出し、Web情報を検索するための技術として有用である。また、コンテンツに関する最新情報やWeb最新情報を利用することで、話題性の高いコンテンツを選出し、話題性の高いWeb情報を検索するための技術として有用である。
第一実施形態におけるコンテンツ推薦装置100の内部構成を示す図である。 第一実施形態におけるコンテンツ推薦装置100の構成を示す機能ブロック図である。 EPGの一例を示す図である。 第一実施形態におけるコンテンツ推薦装置100の動作に関するフローチャートを示す図である。 第一実施形態における視聴動機を解析するフローチャートを示す図である。 主の視聴動機部分決定処理に関するフローチャートを示す図である。 階層構造化処理に関するフローチャートを示す図である。 GUI生成部217にて生成されたGUIの例を示す図である。 GUI生成部217にて生成されたGUIの変化例を示す図である。 GUI生成部217にて生成されたGUIの変化例を示す図である。 主の視聴動機部分決定処理に関するフローチャートを示す図である。 第二実施形態におけるコンテンツ推薦装置100aの構成を示す機能ブロック図である。 第二実施形態における主の視聴動機部分決定処理に関するフローチャートを示す図である。 第二実施形態における主の視聴動機部分決定処理に関するフローチャートを示す図である。 第三実施形態におけるコンテンツ推薦装置100bの内部構成を示す図である。 第三実施形態におけるコンテンツ推薦装置100bの構成を示す機能ブロック図である。 第三実施形態におけるGUI生成部217にて生成されたGUIの例を示す図である。
符号の説明
100、100a、100b コンテンツ推薦装置
101 ユーザ入力受付部
102 チューナ
103 CPU
104 ROM
105 RAM
106 デコーダ
201、201a 視聴コンテンツ情報抽出部
202、202a 視聴コンテンツ情報記憶部
203 放送コンテンツ情報取得部
204 放送コンテンツ情報記憶部
204b コンテンツ情報記憶部
205 放送コンテンツ最新情報取得部
206 放送コンテンツ最新情報記憶部
206b コンテンツ最新情報記憶部
207、207b 視聴動機抽出部
208 視聴動機記憶部
209、209a 視聴動機解析部
210 視聴動機解析結果記憶部
211 コンテンツ選出部
212 選出コンテンツ記憶部
213 ラベル情報生成部
214 ラベル情報記憶部
215 GUI管理情報記憶部
216、216b GUI制御部
217 GUI生成部
1201 計時部
1202 視聴動機蓄積部
1501 ネットワーク通信部
1601 配信コンテンツ情報取得部
1602 配信コンテンツ最新情報取得部
1603 Web情報取得部
1604 Web最新情報取得部
1605 Web検索部

Claims (13)

  1. ユーザが既に視聴した複数コンテンツのそれぞれに対して、ユーザの嗜好解析を行い、コンテンツが有する属性の実体の組合せである視聴動機情報を生成する嗜好解析手段と、
    視聴動機情報のうち、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分を決定し、主の視聴動機部分が共通の視聴動機情報をグループ化する動機分析手段と、
    主の視聴動機部分、及び従の視聴動機部分の組合せを属性の実体として有するコンテンツを、ユーザが未だ視聴していないコンテンツの中から選択する選択手段と、
    選択されたコンテンツのコンテンツ情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けてユーザに提示する提示手段と
    を含むコンテンツ推薦装置。
  2. 前記視聴動機情報とは、コンテンツが有する属性の実体の組合せのうち、前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現頻度が、所定の閾値以上となる属性の実体の組合せである
    請求項1記載のコンテンツ推薦装置。
  3. 前記主の視聴動機部分とは、前記視聴動機情報に包含される属性の実体の組合せのうち、前記嗜好解析手段により生成された他の視聴動機情報に最も高頻度で包含される属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せである
    請求項2記載のコンテンツ推薦装置。
  4. 前記主の視聴動機部分とは、前記視聴動機情報に包含される属性の実体の組合せのうち、前記出現頻度が最も高い属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せである
    請求項2記載のコンテンツ推薦装置。
  5. 前記コンテンツ推薦装置は、更に、
    時刻を計時する計時手段を含み、
    前記ユーザが既に視聴した複数コンテンツは、視聴した日時と対応付けられており、
    前記視聴動機情報とは、コンテンツが有する属性の実体の組合せのうち、所定期間内において、全コンテンツのコンテンツ情報における出現回数に占める前記視聴した複数コンテンツのコンテンツ情報における出現回数が、所定の閾値以上となる属性の実体の組合せである
    請求項1記載のコンテンツ推薦装置。
  6. 前記主の視聴動機部分とは、前記所定期間内における視聴動機情報のうち、その期間よりも長期の期間に視聴されたコンテンツのコンテンツ情報に最も多く含まれる属性の実体の組合せであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分と決定された属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せである
    請求項5記載のコンテンツ推薦装置。
  7. 前記主の視聴動機部分とは、前記所定期間内における視聴動機情報のうち、前記視聴した日時が最も古いコンテンツのコンテンツ情報に含まれる属性の実体の組合せであり、かつ、前記視聴した日時が、所定時点よりも過去であるものであり、従の視聴動機部分とは、主の視聴動機部分とされた単一の属性の実体もしくは複数の属性の実体の組合せを除く属性の実体の組合せである
    請求項5記載のコンテンツ推薦装置。
  8. 前記グループ化とは、共通の主の視聴動機部分を有する視聴動機情報は主の視聴動機部分を共有化し、もしくは、一の視聴動機情報の主の視聴動機部分が他の視聴動機情報と共通ならば共通部分を共有化し、従の視聴動機部分を共有化された主の視聴動機部分の下位に配置することにより、主の視聴動機部分と従の視聴動機部分とを階層構造化することであり、
    前記提示手段は、前記コンテンツ情報を階層構造化された主の視聴動機部分と従の視聴動機部分とに対応付けて提示する
    請求項1記載のコンテンツ推薦装置。
  9. 前記嗜好解析手段は、
    生成した視聴動機情報に基づき、コンテンツに重畳された最新情報、もしくは広告情報から特徴キーワードを抽出するキーワード抽出手段を含み、
    前記選択手段は、抽出されたキーワードにて拡張された視聴動機情報に基づきコンテンツを選出する
    請求項1記載のコンテンツ推薦装置。
  10. 前記コンテンツ推薦装置は、更に、
    前記嗜好解析手段により生成された視聴動機情報に基づき、ネットワークを介して情報を検索する情報検索手段を含み、
    前記選択されたコンテンツは、前記情報検索手段により検索された情報を含む
    請求項1記載のコンテンツ推薦装置。
  11. ユーザが既に視聴した複数コンテンツのそれぞれに対するユーザの嗜好解析と、
    嗜好解析の結果たるコンテンツが有する属性の実体の組合せである視聴動機情報の生成と、
    視聴動機情報のうち、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分の決定と、
    主の視聴動機部分が共通の視聴動機情報のグループ化と、
    主の視聴動機部分、及び従の視聴動機部分の組合せを属性の実体として有するコンテンツのユーザが未だ視聴していないコンテンツの中からの選択と、
    選択されたコンテンツのコンテンツ情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けてのユーザへの提示と
    を含むコンテンツ推薦方法。
  12. ユーザが既に視聴した複数コンテンツのそれぞれに対して、ユーザの嗜好解析を行い、コンテンツが有する属性の実体の組合せである視聴動機情報を生成する嗜好解析コードと、
    視聴動機情報のうち、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分を決定し、主の視聴動機部分が共通の視聴動機情報をグループ化する動機分析コードと、
    主の視聴動機部分、及び従の視聴動機部分の組合せを属性の実体として有するコンテンツを、ユーザが未だ視聴していないコンテンツの中から選択する選択コードと、
    選択されたコンテンツのコンテンツ情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けてユーザに提示する提示コードと
    を含む手順をコンピュータに行わせるコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  13. ユーザが既に視聴した複数コンテンツのそれぞれに対して、ユーザの嗜好解析を行い、コンテンツが有する属性の実体の組合せである視聴動機情報を生成する嗜好解析手段と、
    視聴動機情報のうち、主の視聴動機部分、従の視聴動機部分を決定し、主の視聴動機部分が共通の視聴動機情報をグループ化する動機分析手段と、
    主の視聴動機部分、及び従の視聴動機部分の組合せを属性の実体として有するコンテンツを、ユーザが未だ視聴していないコンテンツの中から選択する選択手段と、
    選択されたコンテンツのコンテンツ情報を主の視聴動機部分、従の視聴動機部分に対応付けてユーザに提示する提示手段と
    を含むコンテンツ推薦装置に設けられるシステム集積回路。
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