JPWO2006062023A1 - 通過性の優れた血栓吸引カテーテル - Google Patents
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Abstract
アテローマの吸引が可能であり、屈曲のきつい病変部にも到達することが可能で、血管の狭窄部の通過が可能な、通過性の優れた血栓吸引カテーテルを提供する。本発明の血栓吸引カテーテルは、血栓吸引用ルーメン11とガイドワイヤールーメン13を備えたカテーテル本体1と、このカテーテル本体1の基端に設けられたコネクタ2を含んでなる管状体であって、血栓吸引用ルーメン11は先端部の側壁に吸引口12を有するとともに基端に貫通しており、ガイドワイヤー用ルーメン13は先端部の側壁にガイドワイヤー挿入ポート14を有すると共に長手軸上で先端に貫通しており、吸引口12とガイドワイヤー挿入ポート14が長手軸に関して反対側に設けられている。
Description
本発明は、冠動脈の血栓除去に好適な血栓吸引カテーテルに関するもので、アテローマを吸引除去することが可能であり、通過性(クロス性:crossability)が大幅に改善されている。
急性心筋梗塞は、心臓自身に酸素と栄養分を供給するための血管(冠動脈)が形成された血栓によって閉塞することにより、血液の流れが遮断され心臓の機能が低下する疾患で、国内では年間4万人近くが治療を受けている。心臓疾患は、欧米では死因の第1位、国内でも悪性新生物(癌)に続いて死因の第2位となっており、食文化の欧米化、社会生活におけるストレスの増加などの要因により近年増加傾向にある。最近では、閉塞部を再開通させ血液を再灌流させる処置を施すことにより、院内での死亡率は10%以下になってきた。一般的には、再灌流させる処置として、血栓を溶解する薬剤を注入する方法や、血栓により狭窄した血管をPTCAバルーンカテーテルなどにより拡張する方法がとられる。
冠動脈内部の血栓は、ストレス、食生活の欧米化、タバコ、飲酒などの習慣化により、血管を構成する内膜(血管内皮)の細胞間に隙間が形成され、この隙間から低比重リポ蛋白(LDL)などが浸潤することに端を発すると考えられている。浸潤したLDLは酸化され、酸化LDLとなるが、生体側は、異物であるこの酸化LDLを処理しようとしてマクロファージが集中し、貪食を始める。その結果、血管内皮と血管中膜の間にLIPIDO COREと呼ばれる粥状の物質が溜まり、血管内側にドーム状に膨張し粥腫(アテローマ)を形成する。そして、ある許容範囲を超えてLIPIDO COREが溜まると、粥腫部分の血管内皮が破裂する。この時、血液中の血小板が、破裂した部分を修復しようとして血栓が形成される。血栓が形成されると、これにより冠動脈の血流は遮断され、心臓そのものに酸素や栄養分が供給されなくなり、心臓の機能が喪失される。形成された血栓を早期に除去して再灌流がなされなければ、死に至る。
血栓吸引療法は、脚や腕からカテーテルと呼ばれる直径1.5mm程度の細管を挿入し、冠動脈内の病変部に到達させ、血栓そのものを吸引し除去する治療方法である。血栓吸引療法では、血管を狭窄させる原因である血栓そのものを除去するので、薬剤では溶解しきれない血栓による冠動脈の再狭窄や、血管を過度に拡張させることによるダメージなど、従来の方法に存在したリスクを回避することができる。
上記のような冠動脈内部の血栓を除去する目的のカテーテルは、血栓吸引カテーテルと呼ばれ、吸引具と組み合わせて用いられる。血栓吸引カテーテルにおいては、陰圧によりカテーテル壁面の潰れが生じることの無いよう、ある程度の強度が必要であり、さらに、吸引物を病変部から体外へ排出し易くするために、開口断面における面積(開口面積)をできるだけ大きくする必要があった。従来のカテーテルでは、開口面積が0.65mm2程度に留まっており、強度を維持するため壁厚は0.15mm以上であった。しかしながら、潰れに対して壁厚の増大で対向するのは、カテーテルの柔軟性が損なわれてしまうため、病変部が冠動脈の#3、#4など曲がりがきつい部分であった場合には、追随性(trackability)が悪く、病変部に到達することが出来なかった。
血栓吸引カテーテルにとって、カテーテルの先端部の形状も重要である。
従来の血栓吸引カテーテルでは、先端開口部は長手軸に対して30〜45度程度傾斜されており、ガイドワイヤー用ルーメンは傾斜面と反対側の管壁に設けられているため(例えば、特許文献1参照)、ガイドワイヤー用ルーメンの軸が血栓吸引用ルーメン(カテーテルの軸上に設けられる)の軸と大きくずれている。従って、カテーテルを押し込んで血管の狭窄部を通過させようとした場合、カテーテルは先行するガイドワイヤーに沿って案内されるので、カテーテルの傾斜面が血管の狭窄した部分に衝突してカテーテルがそれ以上進まなくなることがある。
従来の血栓吸引カテーテルでは、先端開口部は長手軸に対して30〜45度程度傾斜されており、ガイドワイヤー用ルーメンは傾斜面と反対側の管壁に設けられているため(例えば、特許文献1参照)、ガイドワイヤー用ルーメンの軸が血栓吸引用ルーメン(カテーテルの軸上に設けられる)の軸と大きくずれている。従って、カテーテルを押し込んで血管の狭窄部を通過させようとした場合、カテーテルは先行するガイドワイヤーに沿って案内されるので、カテーテルの傾斜面が血管の狭窄した部分に衝突してカテーテルがそれ以上進まなくなることがある。
そこで、本発明者らは、アテローマの吸引が可能であり、追随性が改善され屈曲のきつい病変部にも到達することが可能な、吸引性とクロス性の改善された血栓吸引カテーテルを提案している(特願2003−294616)。
しかしながら、上記の血栓吸引カテーテルは、吸引性とクロス性は改善されたものの、吸引性の改善のために開口面積を大きくし、クロス性の改善のためにカテーテルの柔軟性を向上させて追随性を良くしたために、手元の力を先端に伝える性能(プッシャビリティ)が十分でなく、血管の狭窄部の通過など、よりクロス性の要求される病変部への対応が困難であった。
しかしながら、上記の血栓吸引カテーテルは、吸引性とクロス性は改善されたものの、吸引性の改善のために開口面積を大きくし、クロス性の改善のためにカテーテルの柔軟性を向上させて追随性を良くしたために、手元の力を先端に伝える性能(プッシャビリティ)が十分でなく、血管の狭窄部の通過など、よりクロス性の要求される病変部への対応が困難であった。
本発明は、如上の事情に鑑みてなされたもので、アテローマの吸引が可能であり、屈曲のきつい病変部にも到達することが可能で、血管の狭窄部の通過が可能な、通過性(クロス性)の優れた血栓吸引カテーテルを提供することを目的とする。
本発明の血栓吸引カテーテルは、血栓吸引用ルーメンとガイドワイヤールーメンを備えたカテーテル本体と、このカテーテル本体の基端に設けられたコネクタを含んでなる管状体であって、前記血栓吸引用ルーメンは先端部の側壁に吸引口を有するとともに基端に貫通しており、前記ガイドワイヤー用ルーメンは先端部の側壁にガイドワイヤー挿入ポートを有すると共に長手軸上で先端に貫通しており、前記吸引口とガイドワイヤー挿入ポートが長手軸に関して反対側に設けられてなることを特徴とする。
ここで、吸引口形成部分の補強のために、ガイドワイヤー挿入ポートは、吸引口より基端側に設けられるのが好ましい。この場合、カテーテル本体の柔軟性を失わないためにはガイドワイヤー用ルーメンは余り長くしない方が良く、先端からガイドワイヤー挿入ポート迄の長手方向の長さLlと、先端から吸引口の基端までの長手方向の長さL2の差(L1−L2)は、3mm以上15mm以下が好ましい。
吸引口が血管の内壁に吸い付くのを防止して十分な吸引効果を維持できるように、ガイドワイヤー挿入ポート側の側壁に該ガイドワイヤー挿入ポートに近接して、吸引口より十分に小さな径を有し血栓吸引用ルーメンと連通する側孔を設けて、吸引口の吸引力を十分に維持した状態で、側孔からも血栓を吸引できるようにしてもよい。吸引口に近接して先端側には、挿入位置確認のためのマーカーを設けてもよい。
以上、一般的に本発明を記述したが、より一層の理解は、いくつかの特定の実施例を参照することによって得ることが出来る。これらの実施例は本明細書に例示の目的のためにのみ提供されるものであり、他の旨が特定されない限り、限定的なものではない。
吸引口が血管の内壁に吸い付くのを防止して十分な吸引効果を維持できるように、ガイドワイヤー挿入ポート側の側壁に該ガイドワイヤー挿入ポートに近接して、吸引口より十分に小さな径を有し血栓吸引用ルーメンと連通する側孔を設けて、吸引口の吸引力を十分に維持した状態で、側孔からも血栓を吸引できるようにしてもよい。吸引口に近接して先端側には、挿入位置確認のためのマーカーを設けてもよい。
以上、一般的に本発明を記述したが、より一層の理解は、いくつかの特定の実施例を参照することによって得ることが出来る。これらの実施例は本明細書に例示の目的のためにのみ提供されるものであり、他の旨が特定されない限り、限定的なものではない。
本発明によれば、以下のような効果が期待できる。すなわち、1)吸引口が側壁に形成されており、吸引口部分を血管壁に出来たアテローマに被せることができ、従って、吸引したときに大きな吸引力を得ることができるので、アテローマの吸引が可能である。2)ガイドワイヤー用ルーメンが長手軸上で先端に貫通しているので、カテーテルをガイドワイヤーに沿って押し込んだときに、カテーテルの軸上にガイドワイヤーが位置することになり、カテーテルが血管の狭窄した部分をスムーズに通過することが可能である。3)ガイドワイヤー用ルーメンを吸引口に近接する基端側の位置から先端側に設けているので、その分カテーテルの先端側の外径を小さく形成することが可能であり、クロス性を向上させることが可能である。
1 カテーテル本体
11 血栓吸引用ルーメン
12 吸引口
13 ガイドワイヤー用ルーメン
14 ガイドワイヤー挿入ポート
15 側孔
16 (造影)マーカー
2 コネクタ
11 血栓吸引用ルーメン
12 吸引口
13 ガイドワイヤー用ルーメン
14 ガイドワイヤー挿入ポート
15 側孔
16 (造影)マーカー
2 コネクタ
L1−L2=5mmとし、先端部には、吸引口に近接して先端側に挿入位置確認のためのマーカーを設ける。
先ず、実施例1について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は実施例1の平面図であり、図2は図1における吸引口を含む部分の拡大平面図、図3は図2の拡大縦断面図、図4は図1のX−X線における拡大横断面図である。
実施例1の血栓吸引カテーテルは、図1〜図4に示すように、血栓吸引用ルーメン11とガイドワイヤールーメン13を備えたカテーテル本体1と、このカテーテル本体1の基端に設けられたコネクタ2を含んでなる管状体であって、血栓吸引用ルーメン11は先端部の側壁に吸引口12を有するとともに基端に貫通しており、ガイドワイヤー用ルーメン13は先端部の側壁にガイドワイヤー挿入ポート14を有すると共に長手軸上で先端に貫通しており、吸引口12とガイドワイヤー挿入ポート14が長手軸に関して反対側に設けられている。また、ガイドワイヤー挿入ポートは吸引口より長手方向基端側に設けられている。
図1は実施例1の平面図であり、図2は図1における吸引口を含む部分の拡大平面図、図3は図2の拡大縦断面図、図4は図1のX−X線における拡大横断面図である。
実施例1の血栓吸引カテーテルは、図1〜図4に示すように、血栓吸引用ルーメン11とガイドワイヤールーメン13を備えたカテーテル本体1と、このカテーテル本体1の基端に設けられたコネクタ2を含んでなる管状体であって、血栓吸引用ルーメン11は先端部の側壁に吸引口12を有するとともに基端に貫通しており、ガイドワイヤー用ルーメン13は先端部の側壁にガイドワイヤー挿入ポート14を有すると共に長手軸上で先端に貫通しており、吸引口12とガイドワイヤー挿入ポート14が長手軸に関して反対側に設けられている。また、ガイドワイヤー挿入ポートは吸引口より長手方向基端側に設けられている。
カテーテル本体1は、ポリアミドエラストマーやポリウレタン、ポリエステルエラストマー、ポリエチレンなどの可撓性プラスチックで形成された管状体であり、血栓吸引用ルーメン11とガイドワイヤールーメン13を備えている。血栓吸引用ルーメン11は基端から先端部に延びて、先端部の側壁に設けられた吸引口に開口しており、ガイドワイヤー用ルーメン13は先端部の側壁に設けられたガイドワイヤー挿入ポート14から始まり、長手軸上で先端に貫通している。吸引口12とガイドワイヤー挿入ポート14は長手軸に関して反対側に設けられている。本発明の血栓吸引カテーテルでは、吸引口12が側壁に設けられているため、カテーテルを押し進めようとしたときに、弱くなった吸引口12部分がアコーディオン状に変形してしまい、カテーテルが前に進まなくなる虞がある。そのため、本発明では、この吸引口12形成部分をガイドワイヤーで補強する構造を採用している。ガイドワイヤー挿入ポート14は、吸引口12より基端側に設けられるのが好ましい。この場合、カテーテル本体1の柔軟性を失わないためには、ガイドワイヤー用ルーメン13は余り長くしない方が良く、先端からガイドワイヤー挿入ポート14迄の長手方向の長さLlと、先端から吸引口12の基端までの長手方向の長さL2の差(L1−L2)は、式:3mm≦L1−L2≦15mmを満足するものが好ましい。
また、血栓吸引カテーテルには、カテーテルを押し進める力が先端に伝わる能力(pushabilityという)をよくするために、その基端から先端に向けて補強線材用ルーメン(図示していない)を設けてもよい。この場合、補強線材用ルーメンには例えばステンレスで形成された補強線材(図示していない)が埋めこまれる。
また、血栓吸引カテーテルには、カテーテルを押し進める力が先端に伝わる能力(pushabilityという)をよくするために、その基端から先端に向けて補強線材用ルーメン(図示していない)を設けてもよい。この場合、補強線材用ルーメンには例えばステンレスで形成された補強線材(図示していない)が埋めこまれる。
カテーテルの先端部は吸引口12を含んでおり、図2および図3に示すように、その先端が長手軸上にある。ガイドワイヤー用ルーメン13は、吸引口12に近接してこの吸引口12より基端側に設けられたガイドワイヤー挿入ポート14から発して先端方向に延び、長手軸上で先端に開口している。
血栓吸引用ルーメン11は、先端開口部12から吸引された血栓の通路であり、血栓はルーメン11を通って血栓収集ボトル(図示していない)に収集される。吸引口12は側壁に設けられているので、これをアテローマに宛って吸引ポンプ(図示していない)で吸引した時に、吸引圧によりが膨張したアテローマに吸い付くことが可能であり、これにより吸引性が大幅に向上し(完全に吸着した場合は、実際のポンプ圧と略等しい吸引圧になる)、血管内皮内のリピドコアをも吸引することが可能になる。
本発明の血栓吸引カテーテルでは、吸引口12に隣接又は近接して先端側に、カテーテルの挿入位置を確認するためのマーカー(造影マーカー)16を設けることができる。造影マーカー16は、例えば吸引口12より先端側に造影剤を練り込んで成型する方法や、例えば白金イリジウムの円環をかしめて巻きつける等の方法により形成することができる。
血栓吸引用ルーメン11は、先端開口部12から吸引された血栓の通路であり、血栓はルーメン11を通って血栓収集ボトル(図示していない)に収集される。吸引口12は側壁に設けられているので、これをアテローマに宛って吸引ポンプ(図示していない)で吸引した時に、吸引圧によりが膨張したアテローマに吸い付くことが可能であり、これにより吸引性が大幅に向上し(完全に吸着した場合は、実際のポンプ圧と略等しい吸引圧になる)、血管内皮内のリピドコアをも吸引することが可能になる。
本発明の血栓吸引カテーテルでは、吸引口12に隣接又は近接して先端側に、カテーテルの挿入位置を確認するためのマーカー(造影マーカー)16を設けることができる。造影マーカー16は、例えば吸引口12より先端側に造影剤を練り込んで成型する方法や、例えば白金イリジウムの円環をかしめて巻きつける等の方法により形成することができる。
このものは、吸引口が側壁に形成されているので、アテローマの吸引が可能である。また、ガイドワイヤー用ルーメンが長手軸上で先端に貫通しているので、カテーテルが血管の狭窄した部分をスムーズに通過することが可能である。また、ガイドワイヤー用ルーメンを吸引口に近接する基端側の位置から先端側に設けているので、外径を小さくしてクロス性を向上させることが可能である。
本発明の実施例2について図7を用いて説明する。
実施例2の血栓吸引カテーテルは、図5に示すように、実施例1において、ガイドワイヤー挿入ポート14に近接して、このポート14と同じ側の側壁に、吸引口12より十分に小さな径を有し血栓吸引用ルーメン11と連通する側孔15を設けたものである。吸引ポンプなどで吸引したときに、吸引口12の吸引力を十分に維持した状態で、側孔15からも血栓を吸引できるようになっている。
このものは、実施例1に示すものより吸引力は幾分劣るが、側孔15からも吸引できるので、カテーテルの周りの血栓を満遍なく吸引することが出来る。また、例え吸引口12が血管壁に吸い付いたとしても、側孔15から吸引することにより、吸引口12が強く血管壁に吸い付くのを防ぐことが出来る。
実施例2の血栓吸引カテーテルは、図5に示すように、実施例1において、ガイドワイヤー挿入ポート14に近接して、このポート14と同じ側の側壁に、吸引口12より十分に小さな径を有し血栓吸引用ルーメン11と連通する側孔15を設けたものである。吸引ポンプなどで吸引したときに、吸引口12の吸引力を十分に維持した状態で、側孔15からも血栓を吸引できるようになっている。
このものは、実施例1に示すものより吸引力は幾分劣るが、側孔15からも吸引できるので、カテーテルの周りの血栓を満遍なく吸引することが出来る。また、例え吸引口12が血管壁に吸い付いたとしても、側孔15から吸引することにより、吸引口12が強く血管壁に吸い付くのを防ぐことが出来る。
〔性能試験〕 表1に示すような血栓吸引カテーテルについて、そのクロス性と柔軟性を比較したところ、表2のような結果が得られた。
性能試験は、図8に示すような疑似血管モデルにガイディングカテーテル(ボストンサイエンティフィック社製、6Fr JL4:内径0.070”)を軽く挿着したもの用意し、37℃の温水中に疑似血管モデル(長さ350mm、内径4.0mm(半円)、R15mmサイクルの波型)を没し、ガイディングカテーテルにガイドワイヤー(ACS社製、HI-TORQUE BALANCE MIDDLEWEIGHT、0.014”)を挿入後、ガイドワイヤーに沿わせるようにして、血栓吸引カテーテルを進め、疑似血管モデルへのカテーテル挿入長を記録することにより行った。
本発明の血栓吸引カテーテル(N=10)では実施例1、実施例2ともにキンクすることなくBの位置まで到達したが(挿入長35cm)、比較例1(N=10)、比較例2(N=2)では共にカテーテルがキンクしてAの位置までしか到達しなかった(挿入長20cm)。尚、実施例1及び実施例2の血栓吸引カテーテルは、外径3.9Fr(外径1.30mmに相当)、ルーメンの断面積:ガイドワイヤー挿入口より基端側0.95mm2、先端側0.79mm2であり、比較例1の血栓吸引カテーテルは、先端側外径4.5Fr、基端側外径3.9Fr、ルーメンの断面積:ガイドワイヤー挿入口より基端側0.65mm2、先端側0.90mm2であり、比較例2の血栓吸引カテーテルは、外径3.9Fr、ルーメンの断面積:ガイドワイヤー挿入口より基端側0.95mm2、先端側0.79mm2であった。
この結果、市販の血栓吸引カテーテルと比較してクロス性と柔軟性が大幅に改善されていることがわかる。
性能試験は、図8に示すような疑似血管モデルにガイディングカテーテル(ボストンサイエンティフィック社製、6Fr JL4:内径0.070”)を軽く挿着したもの用意し、37℃の温水中に疑似血管モデル(長さ350mm、内径4.0mm(半円)、R15mmサイクルの波型)を没し、ガイディングカテーテルにガイドワイヤー(ACS社製、HI-TORQUE BALANCE MIDDLEWEIGHT、0.014”)を挿入後、ガイドワイヤーに沿わせるようにして、血栓吸引カテーテルを進め、疑似血管モデルへのカテーテル挿入長を記録することにより行った。
本発明の血栓吸引カテーテル(N=10)では実施例1、実施例2ともにキンクすることなくBの位置まで到達したが(挿入長35cm)、比較例1(N=10)、比較例2(N=2)では共にカテーテルがキンクしてAの位置までしか到達しなかった(挿入長20cm)。尚、実施例1及び実施例2の血栓吸引カテーテルは、外径3.9Fr(外径1.30mmに相当)、ルーメンの断面積:ガイドワイヤー挿入口より基端側0.95mm2、先端側0.79mm2であり、比較例1の血栓吸引カテーテルは、先端側外径4.5Fr、基端側外径3.9Fr、ルーメンの断面積:ガイドワイヤー挿入口より基端側0.65mm2、先端側0.90mm2であり、比較例2の血栓吸引カテーテルは、外径3.9Fr、ルーメンの断面積:ガイドワイヤー挿入口より基端側0.95mm2、先端側0.79mm2であった。
この結果、市販の血栓吸引カテーテルと比較してクロス性と柔軟性が大幅に改善されていることがわかる。
Claims (5)
- 血栓吸引用ルーメンとガイドワイヤールーメンを備えたカテーテル本体と、該カテーテル本体の基端に設けられたコネクタを含んでなる管状体であって、前記血栓吸引用ルーメンは先端部の側壁に吸引口を有するとともに基端に貫通しており、前記ガイドワイヤー用ルーメンは先端部の側壁にガイドワイヤー挿入ポートを有すると共に長手軸上で先端に貫通しており、前記吸引口とガイドワイヤー挿入ポートが長手軸に関して反対側に設けられてなる、通過性の優れた血栓吸引カテーテル。
- ガイドワイヤー挿入ポートが吸引口より長手方向基端側に設けられてなる請求項1に記載の血栓吸引カテーテル。
- 先端からガイドワイヤー挿入ポート迄の長手方向の長さLlと、先端から吸引口の基端までの長手方向の長さL2の差(L1−L2)が3mm以上15mm以下である、請求項2に記載の血栓吸引カテーテル。
- ガイドワイヤー挿入ポート側の側壁に該ガイドワイヤー挿入ポートに近接して、吸引口より十分に小さな径を有し血栓吸引用ルーメンと連通する側孔が設けられてなる請求項1〜3のいずれかに記載の血栓吸引カテーテル。
- 吸引口に近接して先端側に挿入位置確認のためのマーカーが設けられてなる請求項1〜4のいずれかに記載の血栓吸引カテーテル。
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