JPWO2006030886A1 - 皺伸ばし用マウスピース - Google Patents

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Abstract

本発明の目的は、気軽に安価で、つけ爪やつけまつ毛などと同様に美容感覚で利用でき、しかも、自分で自分の口腔前庭にフィットしたものとできる豊頬ピースを提供することである。本発明によれば、常温で柔軟性・ゴム弾性・保形性を有すると共に人体温度で変形しないで、加熱時に自由成形が可能な合成樹脂を素材とし、人の左大臼歯位置から右大臼歯位置に至る長さと口腔前庭において歯肉の高さよりも低い上下寸法(幅)を備え、かつ、口腔前庭において歯肉と頬粘膜が対向する位置部分及び前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分ではその部分を頬粘膜側及び口唇粘膜側に張出させて前後寸法(厚み)を大きくすると共に犬歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分は前後寸法を小さくし、さらに、全体としての凹凸及び輪郭をなだらかな曲線で連続させて成形してあることを特徴とした豊頬ピースが提供される。

Description

本発明は、皺伸ばし用マウスピースに関する。より詳細には、本発明は、熟年者や病人など頬がこけた人が外見的に頬を豊満したように見せるために口腔内に装着する、皺伸ばし用マウスピースに関する。さらに本発明は、口中に装着して顔面を内側から物理的に押出し、美容・成形する一種のマウスピースに関する。
口元に生じた皺を伸ばすため、従来は、例えば、観血的に、組織内にシリコンを埋め込む技術が行われてきた。しかしながら、手術には時間がかかり、術後疼痛の問題もあり、また手術の傷が残りやすいなど、患者にかかる負担が大きかった。これらの問題を解決するために、ゼラチンや寒天などの食品用ゲル素材、シリコンゴム、合成樹脂等によるマウスピースを用いる方法が提案されているが、いずれも実用性に乏しく、商品化はされていない。
加齢による皮膚のたるみや皺による顔つきの変貌は老齢を思わせる。その典型的なものは図13のイ〜ニに示すように、鼻唇溝や口角溝、頬肉の垂れ下がりあるいや顎のしゃくれである。また、図13ホのように、事故や手術などで容貌が変化してしまうことがある。このような変貌は本人にとり不快であって、いつまでも若く、あるいは元の容貌に戻したいのが人情である。さらに、経済的な余裕の拡大と共に美容意識も高まり,自分の容貌を整えたいとの願望が強くなっている。
鼻唇溝や口角溝、頬肉の垂れ下がりあるいや顎のしゃくれは、頬肉や唇の肉を物理的に吊り上げたり押出したりすることで緩和することができる。このために、種々のマウスピースないしマウスピース様製品が開発されている。
なお、欧米人の場合は上顎部にもたるみや皺が深く現れることが多く、容貌を整えるためのマウスピースを上下の口腔前庭の双方に装着することがおおいが、東洋人の場合は下側の口腔前庭への装着だけで充分なことも多い。
実開平5−51210号公報は、上唇と歯茎の間に差し込み法令線部を盛り上げることにより、一見若く見えるようにする為の顔面整形具を開示している。実開平5−26011号公報は、歯茎の外側に装着し、口元に生じた皺を伸ばせるようにしたゴムなどの可撓性素材からなる皺伸ばし用マウスピースを開示している。実開平4−36918号公報は、維持装置の両側に突起部を設け、突起部を合成樹脂で被覆した顔貌改良装置を開示している。実開平2−112213号公報は、歯に掛けとめる鈎片を取付けた豊頬具を開示している。WO2004/056261号公報は、美容のための人工補装具を開示している。
上記した従来技術の技術的思想はいずれも歯肉と頬粘膜あるいは口唇粘膜との間の離隔部(口腔前庭)にマウスピースあるいはマウスピース様部材を装着することで唇あるいは頬肉を押出し、これにより皺を伸ばして容貌を整えようとするものであるが、いずれも形態が固定されているので、調整が困難である。そのため、利用者は自分の口腔前庭の構造にあった既製品を探すか、注文による特注品を取寄せなければならない。実際には歯科医院を訪問し特注せざるを得ない場合が多い。また、皺や皮膚のたるみなども個人差が大きく、適切なマウスピース(豊頬ピースと呼ぶ)を得るまでには何度も修正を加えなければならない。このために豊頬ピースは高価なものとなる。さらに、実開平4−36918号公報の顔貌改良装置のように硬質の部分があったり、実開平2−112213号公報のように掛けとめ具があると口中に違和感が生じ、慣れるのに時間を要する。
本発明は、上記した従来技術の問題を解決することを解決すべき課題とした。即ち、本発明は、手術を行うことなく患者に負担をかけずに、口元に生じた皺を伸ばすためのマウスピースを提供することを解決すべき課題とした。本発明はまた、気軽に安価で、つけ爪やつけまつ毛などと同様に美容感覚で利用でき、しかも、自分で調整して自分の口腔前庭にフィットしたものとすることができる豊頬ピースを提供することを解決すべき課題とした。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討した結果、歯科技工で用いられている金合金と義歯床用レジンを組み合わせて、実用性、耐久性、及び安全性を有する皺伸ばし用マウスピースを作製することに成功し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の第一の態様によれば、右側頬肉と右側歯列の間に装着される部材4、顎肉と前歯列の間に装着される部材5、及び左側頬肉と左側歯列の間に装着される部材6を有し、上記部材4、5及び6が連結部材2により一体に連結されており、部材4及び部材6には各部材を口腔内に固定するための固定部材1及び3が設けられている、皺伸ばし用マウスピースが提供される。
好ましくは、連結部材2の中央部分は部材5を貫通し、一方の端が部材4に挿入され、他方の端が部材6に挿入されている。
好ましくは、連結部材2はリング状部材であるか、板状部材である。
好ましくは、固定部材1及び3の一方の端はそれぞれ部材4及び6に挿入されており、他方の端はそれぞれ奥歯に固定され得る形状を有している。
好ましくは、部材4、5及び6は歯科用レジンからなるものである。
好ましくは、連結部材2及び固定部材1及び3は、金又は金合金からなるものである。
更に本発明の第二の態様によれば、本発明の豊頬ピースは後述のような矯正用基本形態を備えたものであり、利用者(購入者)が自分の口腔前庭の構造に合わせて形態を変形調整できるものである。すなわち、製品として矯正用基本形態を備えることによって利用者による形態の調整が最も少なくて済むようになっている。
即ち、本発明の第二の態様によれば、常温で柔軟性・ゴム弾性・保形性を有すると共に人体温度で変形しないで、加熱時に自由成形が可能な合成樹脂を素材とし、人の左大臼歯位置から右大臼歯位置に至る長さと口腔前庭において歯肉の高さよりも低い上下寸法(幅)を備え、かつ、口腔前庭において歯肉と頬粘膜が対向する位置部分及び前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分ではその部分を頬粘膜側及び口唇粘膜側に張出させて前後寸法(厚み)を大きくすると共に犬歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分は前後寸法を小さくし、さらに、全体としての凹凸及び輪郭をなだらかな曲線で連続させて成形してあることを特徴とした豊頬ピースが提供される。
本発明の第二の態様において好ましくは、歯肉と頬粘膜が対向する位置部分の前後寸法を最も大きく、これに対して前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分の前後寸法を比較的小さく形成してある。
本発明の第二の態様において好ましくは、臼歯側の歯肉と頬粘膜が対向する位置部分の上下寸法を大きく、前歯側の歯肉と唇粘膜が対向する位置部分の上下寸法を小さく形成してある。
本発明の第二の態様において好ましくは、口唇小帯と歯肉が対向する部分の幅と厚みが犬歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分のそれらと同等以下である。
本発明の第二の態様において好ましくは、豊頬ピースは、歯肉と頬粘膜が対向する位置部分の歯肉に接する面に複数の歯肉吸着用凹部をもつ。
本発明の第二の態様において好ましくは、素材とする合成樹脂は酢酸ビニルの含有量を調整したEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)である。
本発明の第二の態様において好ましくは、全長を90〜110mm、最大の前後方向張出し個所を中央から25〜35mmの左右両側位置としその張出し寸法を7〜13mmとしてある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第一の態様による皺伸ばし用マウスピースの上面図であり、図4は本発明の第一の態様による皺伸ばし用マウスピースの斜視図である。本発明のマウスピースは、右側頬肉と右側歯列の間に装着される部材4、顎肉と前歯列の間に装着される部材5、及び左側頬肉と左側歯列の間に装着される部材6を有し、部材4、5及び6は、下側の歯列に装着されるものでもよいし、上側の歯列に装着されるものでもよい。部材4、5及び6は、歯科用レジンからなるものであることが好ましい。本発明で用いる歯科用レジンは、天然樹脂または合成樹脂の何れでもよいが、一般的にはアクリルレジンが用いられる。アクリルレジンとしては、アクリレート系ポリマー又はメタクリレート系ポリマーなどが挙げられ、メタクリレート系ポリマーが好ましい。アクリルレジンは透明な素材で自由に着色でき、加工が容易で、無味、無臭、無毒で、日常の使用に耐える耐久性を有しているので、好ましい。部材4、5及び6の大きさや形状は、当該マウスピースを装着する個人の歯型や口腔内の形状に適合するように成型されていることが好ましい。即ち、部材4、5及び6の大きさや形状は、使用者個人ごとに、その歯型、頬の形、装着時の顔形などに応じて、歯科医師が型取りした上で最適な寸法、形状に成形することが好ましい。例えば、部材4及び6は、それぞれ上顎又は下顎の、右側又は左側の臼歯(奥歯)部に合致する程度の大きさとすることができる。
また、部材4、5、6の色は特に限定されず、無色透明でもよいし、あるいは着色(ピンク色、青色、緑色、赤色、黄色など任意の色でよいが、口腔内の肉色に類似させるという観点からはピンク色が好ましい)してもよい。
本発明のマウスピースにおいては、上記部材4、5及び6は連結部材2により一体に連結されている。図2は、本発明の皺伸ばし用マウスピースの正面図である。図2に示す通り、連結部材2の中央部分は部材5を貫通し、一方の端が部材4に挿入され、他方の端が部材6に挿入されている。図2は、連結部材2がリング状部材である場合を示しているが、連結部材2は板状部材であってもよい。
また、本発明のマウスピースにおいては、部材4及び部材6には各部材を口腔内に固定するための固定部材1及び3が設けられている。図1及び図4に示す通り、固定部材1及び3の一方の端はそれぞれ部材4及び6に挿入されており、他方の端はそれぞれ奥歯に固定され得る形状を有している。
連結部材2及び固定部材1及び3の材料としては、歯科技工で用いられている金属を使用することができ、好ましくは金又は金合金である。金合金としては、例えば、白金加金を使用することができる。
次に本発明の第二の態様による豊頬ピースについて説明する。
豊頬ピースの素材は、常温で柔軟・ゴム弾性・保形性を有すると共に人体温度で変形しないで、加熱時に自由成形が可能な合成樹脂とする。これにより、前記のように利用者が自分に最適なように形状を調整・変形することが可能となる。
製品の長さは通常人の左第3大臼歯位置から右第3大臼歯位置に至る長さが好ましい。これにより口腔前庭において前歯から左右両側へ、第3臼歯の位置(口腔前庭の終端位置)まで豊頬ピースを配置することができ、必要に応じて口唇から頬までの領域で必要個所を外方へ押出すことができる。しかしながら使用する人の必要に応じてこの豊頬ピースの長さは、左大臼歯から右大臼歯間の長さにおいて任意に増減させることもできる。
豊頬ピースの上下寸法(顔を正面から見る方向での上下幅)は、口腔前庭において歯肉の高さよりも低くする。これにより、口を開けたときとか笑ったときに豊頬ピースが露出することを少なくできる。
豊頬ピースの前後寸法(厚み)は、口腔前庭において歯肉と頬粘膜が対向する位置部分及び前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分では、その部分を頬粘膜側及び口唇粘膜側に張出させて大きくする。一方、犬歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分は前後寸法を小さくする。このように予め基本的な凹凸を設けておくことにより、利用者が自分で形状を調整する量が少なくなり、また、調整すべき個所の目途がつくので調整しやすくなる。
なお、豊頬ピースはこのように全体としての凹凸を有するものとなるが、凹凸や輪郭を含む全体の形状は連続したなだらかな曲線で形成される。また、本発明の豊頬ピースは上下の口腔前庭のいずれにも利用できるものであり、必要に応じて上下の両方へ同時に利用することもできるものである。
また、歯肉と頬粘膜が対向する位置部分の前後寸法(厚み)を最も大きく、これに対して前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分の前後寸法を比較的小さく形成しておくと、最も好都合である。
さらに、臼歯側の歯肉と頬粘膜が対向する位置部分の上下寸法を大きくし、前歯側の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分の上下寸法をこれより小さく形成しておけば、利用者による修正の必要度合いは小さくなり、利便性が高まる。
また,豊頬ピースの中央部、すなわち口唇小帯と歯肉が対向する部分においては、その高さ(上下巾)および前後寸法(厚み)を、犬歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分のそれらと同等以下にすることにより、その部分のフィット感を予め高めることができる。
さらに、豊頬ピースの歯肉と頬粘膜が対向する部分の歯肉に接する面に歯肉を吸着するための吸盤凹部を複数個設けることにより、柔らかな歯肉粘膜と唾液の影響で豊頬ピ−スの密着性が高まり、使用中に豊頬ピースがずれることを防ぐことができる。
本発明の第二の態様による豊頬ピースの材料としては、人体温度で柔軟性・ゴム弾性・保形性を有し、短時間の接触であれば人が手などを火傷しない程度の温度(70〜90℃)で可塑性を有する素材であって安全性に問題が無い素材であれば使用できる。代表的な例はEVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合体)である。この樹脂は酢酸ビニルの含有量を調整することで、常温で柔軟性・ゴム弾性・保形性を有すると共に人体温度で変形せず、加熱時に自由成形が可能となるようにすることができる。酢酸ビニルの添加量が25〜40%のものを使用できる。また、この樹脂は歯科分野でよく使用されていて、安全性が高く、安心して用いることができる。
長さは、一般的には人の左第3大臼歯位置から右第3大臼歯位置に至る長さとするが、個人によっては皺や皮膚のたるみの状況によりそれより短く、あるいは長くしても差し支えない。上下寸法(幅)は、口腔前庭において歯肉の高さよりも低くする。前後寸法(厚み)は、口腔前庭において歯肉と頬粘膜が対向する位置部分及び前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分ではその部分を頬粘膜側及び口唇粘膜側に張出させて前後寸法(厚み)を大きくすると共に犬歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分は前後寸法を小さくする。張出し量は、歯肉と頬粘膜が対向する位置部分で最も大きく、前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分では比較的小さくする。
全体としての凹凸及び輪郭をなだらかな曲線で連続させる。
豊頬ピースにおける長さ方向全体の中央に唇小帯が位置するための凹所を上下方向に形成しておくことは好ましい。
図5,6は、豊頬ピース1であり、EVA樹脂〔東ソウ(株)のウルトラセン#750(商品名)〕を成形してある。この素材は、人体温度で変形せず、70℃程度の加熱時に自由成形が可能であり、常温では柔軟かつゴム弾性を有して保形性がある。
豊頬ピース1は、図5のように、長手方向でまっすぐにした状態で製品とされている。
正面視(図7)において、全長100mmの左右対称形であり、左右に膨大部2と中央部に小隆起部3を有する。膨大部2の上下寸法(幅)は最大8mm、小隆起部3の上下寸法は、最大5mmであり、その他の帯状部4は上下寸法が5mmである。
平面視(図8)において、前記左右の膨大部2は、さらに前方(唇側)に張出して張出し部5となっている。張出し部5は豊頬ピース1の長手方向中央部から両側へ30mmの位置が最も張出しており、この点を中心として端部と中央側へ低くなっている。端部側が緩く、中央側が急傾斜となっている。前記帯状部4の前後寸法(厚み)は約1.2mm、小隆起部3は前後方向に小さく張出した小張出し部6となっており、この部分の前後方向寸法は最大で約3mmである。左右の小張出し部6,6の中間で歯肉側に口唇小帯用の凹部7が上下方向に形成されている。そして、豊頬ピース1全体の輪郭や張出し部5及び小張出し部6は、図に示すように、全体が滑らかな曲線で連続されている。
豊頬ピース1の後面(歯肉側面)は図6(イ)のようにほぼ平らに形成しておくが、同(ロ)、(ハ)のように、複数個の吸盤凹部8を形成しておくこともある。吸盤凹部8は豊頬ピース1を装着したとき柔らかな歯肉粘膜と唾液の影響で豊頬ピースの密着性が高まり、歯肉を吸着して使用中のずれを防止する。
本発明の第二の態様による豊頬ピースの一例を図14に示す。なお、図14に示す豊頬ピースでは、小張出し部6が設けられていない。
この豊頬ピース1は次のように使用する。
製品の豊頬ピース1を湾曲させ、頬粘膜と歯肉の間及び口唇粘膜と歯肉との間にある口腔前庭(図11)に嵌めこんで自分の歯肉の湾曲の程度と外縁の大きさを把握する。このとき豊頬ピース1中央の凹所7が、口唇小帯の位置となるように左右の基準を定める。ついで、豊頬ピース1を70〜90℃の湯にいれて、その湾曲の程度と外縁の大きさに適合するように豊頬ピース1を手ひねりで成形する。長さの調整は、帯状部4などの厚みを増すことで調整が可能であるが、どうしても長い場合には両端をはさみで切取るなどして調整する。
つぎに、歯肉の隆起部と衝突する個所を湾曲の内側から外側へ押出すようにして凹ませ、また、同時に、装着状態で豊頬ピース1の上縁が歯肉の上縁よりも上方とならないように(図12)成形して、調整する。
この作業を何度か繰りかえし、自分の口腔前庭7の構造にフィットした豊頬ピース1を作り上げる。この作業は豊頬ピース1をお湯で軟化させては形態を調整し、あてはめてみるだけの作業であるから、誰でもが簡単にできる。
口腔前庭は歯肉の根本部が凹み、犬歯の個所では歯肉が大きく前方へ張出しており、且つ、この形態は個人差や年齢差があるので必要な作業である。
ついで、張出し部5は小張出し部6の突出量や最大突出位置を調整して、自分の容貌が矯正される位置を見出し、その形態を固定する。張出し部5などの張出し量が大き過ぎるときは、この部分を押し潰したり、切除する。
以上の作業によって、自分用の豊頬ピース1が完成する。後は必要時に口腔前庭に装着するだけでフィットする。そして、張出し部5が頬肉を外側へ押出して垂れた頬肉や顎肉を吊り上げ、また、鼻唇溝や口角溝を緩和する。さらに、小張出し部6が下唇を外側へ押出してしゃくれた顎を引戻すなどするので、気になる容貌を改善することができる。
容貌が左右不均衡な場合には、片側の頬肉を張出し部5で押出すことにより、垂れた片側を吊り上げるなどして容貌を改善することができる。
実施例で示した形態、寸法は一例である。口腔の大きさにも個人差があるから、長さや上下寸法などは大、中、小程度の種類を準備することもある。また、矯正が必要な程度も個人差が大きいから、張出し部の大きさや豊頬ピースとしての全体的な前後方向寸法も大、中、小程度に準備しておくことが好ましい。
素材としてEVA樹脂が好ましいが、同様な性状を備え、人体に無毒な素材(例えば、流動パラフィンとポリプロピレンを配合したSEBS樹脂など)を採用できることは言うまでもない。
実施例1:
本発明の第一の態様による皺伸ばし用マウスピースの製造の一例を示す。
(1)患者の口腔内の印象(型取り)を取る。石膏を用いて口腔内石膏模型を作成する。
(2)クラスプ部分(図面中の符号1及び3)
鋳造又はワイヤーを歯の形に合わせて曲げて作製する。
(3)前の部分(図面中の符号2)
鋳造又はワイヤーを口の丸みに合わせて曲げて作製する。
(4)ワックスにて頬を膨らませるための部材(図面中の符号4、5及び6)を作製し、上記(2)及び(3)で作製したクラスプ部分及び前の部分をつけて、石膏模型に戻す。
(5)上記(4)の石膏模型を埋没して、ワックスを溶かして流してしまい、レジンを注入し、重合する。
(6)上記(5)で作製したマウスピースを、研磨して調製し、患者の口に適合させる。
本発明の第一の態様によれば、実用性、耐久性、及び安全性を有する皺伸ばし用マウスピースが提供される。本発明のマウスピースは人体に安全な材料で比較的簡便に作製することができる。本発明の第一の態様によるマウスピースは壊れにくく、仮に壊れても簡単に修理することができる。また、本発明のマウスピースは、歯科医師などの専門家により使用者の歯形及び顔形に適合した形状に作製することができるため、装着感や使用感に優れている。本発明のマウスピースは、役者や俳優のみならず、熟年者等の頬のこけた人、外見を保つことを望む人など一般人が広く使用することができる。
さらに本発明の第二の態様による豊頬ピースは誰にも一般的に適用できる形態となっているから、個人的な特注の必要がない。このため、大量生産できるから、きわめて安価に提供することができ、手軽な美容感覚で利用することができる。また利用者が納得するまで自分で形状調整をすることができるから、装着の満足度が高い。
図1は、本発明の皺伸ばし用マウスピースの上面図である。 図2は、本発明の皺伸ばし用マウスピースの正面図である。 図3は、本発明の皺伸ばし用マウスピースの側面図である。 図4は、本発明の皺伸ばし用マウスピースの斜視図である。 図5は、斜視図(製品)を示す。 図6イ、ロ、ハは、それぞれ斜視図(使用時)を示す。 図7は、正面図(製品)を示す。 図8は、平面図(製品)を示す。 図9は、使用の状態を説明する平面図1を示す。 図10は、使用の状態を説明する平面図2を示す。 図11は、装着個所の説明図を示す。 図12は、装着状態を説明するための説明図を示す。 図13のイ〜ホは矯正を説明するための模式図を示す。 図14は、本発明の製品の一例を示す。

Claims (14)

  1. 右側頬肉と右側歯列の間に装着される部材4、顎肉と前歯列の間に装着される部材5、及び左側頬肉と左側歯列の間に装着される部材6を有し、上記部材4、5及び6が連結部材2により一体に連結されており、部材4及び部材6には各部材を口腔内に固定するための固定部材1及び3が設けられている、皺伸ばし用マウスピース。
  2. 連結部材2の中央部分は部材5を貫通し、一方の端が部材4に挿入され、他方の端が部材6に挿入されている、請求項1に記載の皺伸ばし用マウスピース。
  3. 連結部材2がリング状部材である、請求項1又は2に記載の皺伸ばし用マウスピース。
  4. 連結部材2が板状部材である、請求項1又は2に記載の皺伸ばし用マウスピース。
  5. 固定部材1及び3の一方の端はそれぞれ部材4及び6に挿入されており、他方の端はそれぞれ奥歯に固定され得る形状を有している、請求項1から4の何れかに記載の皺伸ばし用マウスピース。
  6. 部材4、5及び6が歯科用レジンからなるものである、請求項1から5の何れかに記載の皺伸ばし用マウスピース。
  7. 連結部材2及び固定部材1及び3が、金又は金合金からなるものである、請求項1から6の何れかに記載の皺伸ばし用マウスピース。
  8. 常温で柔軟性・ゴム弾性・保形性を有すると共に人体温度で変形しないで、加熱時に自由成形が可能な合成樹脂を素材とし、人の左大臼歯位置から右大臼歯位置に至る長さと口腔前庭において歯肉の高さよりも低い上下寸法(幅)を備え、かつ、口腔前庭において歯肉と頬粘膜が対向する位置部分及び前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分ではその部分を頬粘膜側及び口唇粘膜側に張出させて前後寸法(厚み)を大きくすると共に犬歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分は前後寸法を小さくし、さらに、全体としての凹凸及び輪郭をなだらかな曲線で連続させて成形してあることを特徴とした豊頬ピース。
  9. 歯肉と頬粘膜が対向する位置部分の前後寸法を最も大きく、これに対して前歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分の前後寸法を比較的小さく形成してあることを特徴とした請求項8に記載の豊頬ピース。
  10. 臼歯側の歯肉と頬粘膜が対向する位置部分の上下寸法を大きく、前歯側の歯肉と唇粘膜が対向する位置部分の上下寸法を小さく形成してあることを特徴とした請求項8または9に記載の豊頬ピース。
  11. 口唇小帯と歯肉が対向する部分の幅と厚みが犬歯個所の歯肉と口唇粘膜が対向する位置部分のそれらと同等以下であることを特徴とした請求項8〜10の何れか一つに記載の豊頬ピース。
  12. 歯肉と頬粘膜が対向する位置部分の歯肉に接する面に複数の歯肉吸着用凹部をもつことを特徴とした請求項8〜11の何れか一つに記載の豊頬ピース。
  13. 素材とする合成樹脂が酢酸ビニルの含有量を調整したEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)であることを特徴とした請求項8〜12の何れか一つに記載の豊頬ピース。
  14. 全長を50〜150mm、最大の前後方向張出し個所を中央から10〜50mmの左右両側位置としその張出し寸法を5〜15mmとしてあることを特徴とした請求項8〜13の何れか一つに記載の豊頬ピース。
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