JP2000070404A - 頬内ストレッチ具 - Google Patents

頬内ストレッチ具

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JP2000070404A
JP2000070404A JP10260949A JP26094998A JP2000070404A JP 2000070404 A JP2000070404 A JP 2000070404A JP 10260949 A JP10260949 A JP 10260949A JP 26094998 A JP26094998 A JP 26094998A JP 2000070404 A JP2000070404 A JP 2000070404A
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cheek
support bar
oral cavity
pressing portion
pressing
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JP10260949A
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Hiroyuki Funatogawa
宏行 船戸川
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DOCTOR L KK
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    • A63B23/025Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body for the head or the neck
    • A63B23/03Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body for the head or the neck for face muscles
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、頬の内側をストレッチすることによ
り、頬の筋肉、顎の筋肉又それらに関連する筋肉の弱体
化を予防し、向上させることを目的とする。 【解決手段】本発明は、頬内ストレッチ具に次の手段を
採用する。第一に、支持バーの両端に、口腔内で頬内側
を押圧するに適した肉厚で丸みを帯びた押圧部を形成す
る。第二に、支持バーをほぼ左右対称に曲折すると共
に、押圧部を外側に向けて設ける。第三に、支持バーの
一部を口腔外に残し、押圧部を口腔内にいれて頬内側を
押圧刺激する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頬に関連する筋肉
や筋をストレッチする器具に関するものであり、詳しく
は口腔内に特殊形状の器具を挿入して頬内側をストレッ
チする事により、頬に関連する筋肉や筋の活性化を図
り、ひいては、顎の骨の強化、歯茎の強化、唾液腺の活
性化をも図ることができる頬内ストレッチ具である。
【0002】
【従来の技術】頬は日常の生活の中で口との連携を保ち
ながら呼吸、飲食、発声などを助け、そして顔の微妙な
表情を作り出すなど、いろいろ複雑な働きをしている。
しかし、食べ物をうまく噛めない、飲み込めない、と悩
んでいる高齢者の少なくないことや、昨今若い年代層に
数多く見られる頬の筋肉、顎の筋肉の弱体化は顎の骨の
退化にも繋がりつつあり、深刻な社会問題となってきて
いる。
【0003】そこで最近、舌を動かして唾液腺を刺激し
分泌を促す体操や外側から指を使って行う頬のマッサー
ジが、手軽な口の健康法として広がっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、頬の筋肉、
顎の筋肉又それらに関連する筋肉の弱体化を予防し、向
上させることを目的として開発されたストレッチ具であ
り、強化器具である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、支持バーの両端に、口腔内で頬内側を押
圧するに適した肉厚で丸みを帯びた押圧部を形成し、該
支持バーをほぼ左右対称に曲折すると共に、押圧部を外
側に向けて設け、支持バーの一部を口腔外に残し、押圧
部を口腔内にいれて頬内側を押圧刺激することを特徴と
する頬内ストレッチ具を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例とともに発明
の実施の形態につき説明する。図1は、頬内ストレッチ
具の第一実施例を示す正面図であり、図2が、同平面図
である。図1に示す頬内ストレッチ具1は押圧部2と支
持バー3により構成されている。
【0007】押圧部2は、支持バー3の両端に形成され
ており、口腔内で頬内側を押圧するに適した肉厚で丸み
を帯びた形状とされている。押圧部2と支持バー3は図
示の実施例では一体に形成したものであるが、別部材を
取り付けたものであってもよい。図3は、その例を示す
もので、押圧部2にローラ4を使用した例である。
【0008】図1に示す押圧部2の先端下面側、即ち、
直接頬内側に当接する部分の形状は、大きな(ゆるやか
な)アールの曲面とされている。これにより押圧部2を
外側に押し広げた場合の押圧部2の頬の内側への当たり
を柔らかくすることができ、口腔内に痛みを感じること
なく使用することができる。
【0009】支持バー3は、図1に示すように、略U字
形で、ほぼ左右対称に曲折すると共に、押圧部2を外側
に向けて更に曲折形成している。尚、支持バー3は、押
圧部2を口腔内に挿入し易くするため、押圧部2直前で
内側に絞り込んだ曲折形状として、押圧部2間の幅を調
整している。
【0010】押圧部2間の幅調整手段は幾つか考えられ
るが、その一つが、図4に示す正面図、図5に示す平面
図に示される第二実施例に係る頬内ストレッチ具1であ
る。支持バー3は、下部中央にて分離され、左右別体と
して構成される。左右別体とされた支持バー3の先端部
はピン6にて回動固定自在に連結されている。図4、図
5に示す例はその最小幅での固定状態を示す。
【0011】幅調整の第二の方法として、図8に示す幅
調整リング7を利用した場合がある。図8に示す支持バ
ー3は、下部中央にて分離され、左右別体として構成さ
れる。左右別体とされた支持バー3の先端部は、幅調整
リング7にて締結開放自在に連結されている。図8中央
が基本形であり、基本形の状態から幅調整リング7を緩
め、支持バー3を両側へ広げ、所望の位置で幅調整リン
グ7を固定することにより、幅広の頬内ストレッチ具1
を得ることができる。
【0012】又、図8中左方のように、幅調整リング7
を開放させた後、一方側の支持バー3を下方へと回転さ
せ締結固定することにより、片方のみの頬内ストレッチ
具1を得ることができる。
【0013】支持バー3の形状は、図1に示すような形
状のみでなく、図6に示す、V字形状や、図7に示す、
支持バー3の先端部付近をクロスされた形状や、図示さ
れていないが、縦長長方形状や上部を絞った長方形状と
する等の種々の形状が考えられる。
【0014】支持バー3は、弾力性ある素材で形成する
ことが好ましい。その素材は弾力性を有するものであれ
ば、バネ系、樹脂系を問わない。
【0015】図10乃至図12は、図1に示す頬内スト
レッチ具1を口腔内に挿入する際の説明図である。図1
2に示すように、頬内ストレッチ具1の両押圧部2を口
腔内に挿入するには、図10に示すように、頬内ストレ
ッチ具1の支持バー3を内側方向へ押し曲げて挿入する
か、又は、図11に示すように片方ずつ挿入する。
【0016】図13乃至図15は、頬内ストレッチ具の
ストレッチ状態を示す説明図である。頬内ストレッチ具
1の使用方法の基本は、前記のように、頬内ストレッチ
具1を口腔内に挿入した後、手を使い前方に引いたり、
横にずらしたり、広げたりして、頬内側をストレッチす
ることである。
【0017】図13は、支持バー3を図中の矢印の様に
手前に引くことによって頬内を前後にストレッチする例
である。図14と図15は、頬内を左右にストレッチす
る例であるが、図14が意識的な口の動作によって、頬
内を押圧部2に当接させ、頬を締めて支持バー3の弾力
性を利用してストレッチするのに対して、図15は、支
持バー3を手で押し広げることにより、押圧部2を広
げ、頬内をストレッチするものである。
【0018】この利用方法は、両頬内側を同時にストレ
ッチするのもであるが、片方ずつストレッチすること
や、その他、頬内ストレッチ具1を捻ることにより、一
方の押圧部2を頬上部、他方の押圧部2を頬下部に当接
させてストレッチする等、種々の利用方法が考えられ
る。
【0019】尚、図示されていないが、頬内ストレッチ
具1は、押圧部2の片側だけを口腔内に挿入して使用す
ることも可能である。この場合、片方だけの頬内側を集
中的に押し伸ばすことができる。
【0020】通常、支持バー3は両手でこれを押し広げ
るのであるが、図10に示すように、支持バー3の下部
に下方に向かって伸びる補助レバー5を設け、該補助レ
バー5を挟持することにより、テコの原理を応用して押
し広げを容易にすることが可能である。尚、押し広げ動
作や、前期した幅調節動作をモータ等により自動化する
こともできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため以
下のような効果を発揮する。第1に、押圧部と支持バー
にて構成するという、簡単な構造にて、口腔内の筋肉や
筋をマッサージすることが可能となった。
【0022】第2に、押圧部の形状が、口腔内で頬内側
を押圧するに適した肉厚で丸みを帯びたものとしたた
め、頬内側を痛めることなくストレッチすることができ
る。
【0023】第3に、支持バーの一部を口腔外に残して
使用するものであるため、支持バーを手で操作してスト
レッチすることができ、使用方法が簡単なものとなっ
た。
【0024】第4に、支持バーをほぼ左右対称に曲折す
ると共にその両端に押圧部を設けているため、両頬内側
を同時にストレッチすることができ、効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】頬内ストレッチ具の第一実施例を示す正面図。
【図2】同平面図。
【図3】押圧部をローラーとした場合の説明図。
【図4】第二実施例を示す正面図。
【図5】同平面図。
【図6】支持バーをV字形に曲折した頬内ストレッチ具
の正面図。
【図7】支持バーをクロスさせた場合の頬内ストレッチ
具の正面図。
【図8】幅調整リングを有する頬内ストレッチ具の動作
説明図。
【図9】補助レバーを有する頬内ストレッチ具の正面
図。
【図10】頬内ストレッチ具を押し曲げて口腔内に挿入
する際の説明図。
【図11】頬内ストレッチ具を口腔内に片方ずつ挿入す
る際の説明図。
【図12】頬内ストレッチ具を口腔内に挿入時の説明
図。
【図13】頬内ストレッチ具を手前に引いた状態を示す
説明図。
【図14】口の動作によるストレッチ状態を示す説明
図。
【図15】頬内ストレッチ具を押し広げてのストレッチ
状態を示す説明図。
【符号の説明】
1..........頬内ストレッチ具 2..........押圧部 3..........支持バー 4..........ローラ 5..........補助レバー 6..........ピン 7..........幅調整リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持バーの両端に、口腔内で頬内側を押圧
    するに適した肉厚で丸みを帯びた押圧部を形成し、該支
    持バーをほぼ左右対称に曲折すると共に、押圧部を外側
    に向けて設け、支持バーの一部を口腔外に残し、押圧部
    を口腔内にいれて頬内側を押圧刺激することを特徴とす
    る頬内ストレッチ具。
JP10260949A 1998-08-31 1998-08-31 頬内ストレッチ具 Pending JP2000070404A (ja)

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